沈黙-サイレンス- 沈黙-サイレンス-
「遠藤周作の小説「沈黙」を、「ディパーテッド」「タクシードライバー」の巨匠マーティン・スコセッシが映画化したヒューマンドラマ。キリシタンの弾圧が行われていた江戸初期の日本に渡ってきたポルトガル人宣教師の目を通し、人間にとって大切なものか、人間の弱さとは何かを描き出した。17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師の真相を確かめるため、日本を目指す若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジローという日本人を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく。」(映画.comより)

ヒューマンドラマ?? なお、上の写真は日本版の映画ポスター(左)とアメリカの映画ポスター(右)。海外版の方がかっこいいなあぁと薄らぼんやりと思っていましたが、海外版は棄教したと言われている宣教師の(多分)フェレイラ?(リーアム・ニーソン)を中心に据えたレイアウトで、日本版は暗い海にわずかに光がさす砂浜がメインとなっているレイアウト。日本版のこれじゃあ地味すぎて客は入らないんじゃね?と余計なお世話ながら思いましたが、でもこれ、この作品内で語られる「神」の姿かたちを表しているようで結構面白いかも。

キリスト教が禁じられている日本に来て、激しい弾圧に遭いながらも信じ続ける人々に手を差し伸べるロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)の苦悩の物語であり、「神」とは何なのかを問う物語であることをそのまま表現した海外版のポスター。そしてあまりにも無残な迫害に遭う信徒たちになす術もなく何故神はこの苦難に対して沈黙するのかと問う主人公ロドリゴと、その問いに対して答えはなくただ沈黙があるのみ、そして響き渡る波の音や虫の声などの大自然の音。長崎奉行・井上筑後守(イッセー尾形)は言い放つ、「日本に来たらどんな教えも変質してしてしまい、元の教えとは違ったものになる」と。神は唯一絶対ではなく、あまねく存在する国が日本であると。その曖昧さと大自然をメインにしたのが日本版のポスターと言えなくもないような気がします。そうはいっても日本版はやっぱりあんまり魅力的なポスターじゃないけど。

それは置いておいて。先々週の水曜日、映画「沈黙-サイレンス-」を見てきました。映画といえばだいたい娯楽大作か、ナイスなジジババがたくさん出てくる映画か、癖のある佳作を見ることが多い私ですが、今回は戦後日本文学の最高峰、遠藤周作原作作品をマーティン・スコセッシが映画化したもの。いやー、私の日常からは一番遠い作品といえよう。でも40年前、高校生時代に読んだ原作がそりゃあもう面白かったので、これは見るしかなかったですよ。

でもその前に。現在、会社ではインフルエンザがとんでもなく蔓延している。私の右隣の同僚が12月末、私の向かい側の席の同僚Oちゃんと、いつも一緒に昼飯を食っていたSさんが1月はじめに、そして先々週は同じく昼飯仲間のRちゃんと、処理業務を依頼される他のフロアの営業さんが、先週は私が仕事の引き継ぎをした前の業務の担当者とそのサポート役の派遣社員の方がインフルでお休みという、満貫? オセロだったら完敗な状態。それで現在一緒に仕事をしているOちゃんに「お願いですから、インフルにならないで〜」と言われているところです。インフルにならないでと言われても自分の意思で止められるもんでもないしな。そんで会社を一日休んで映画「沈黙」を見に行こうと思っていると言ったところ、「そんな重苦しくて暗そうな映画見たら免疫力が下がるじゃないですか!見るんだったら来月にしてください!」と言われましたよ(笑)。確かに暗くて重そうでずどーんと来そうな映画だもんね。

そんな訳で見に行きましたが……面白かったです。結構長時間の作品だけど全然退屈しません。最初に凄惨な拷問にあっているキリシタン描写があり、そこでの会話が日本語だった事に驚きました。日本を舞台にした外国映画って日本人が当たり前のように英語をペラペラしゃべっているイメージがあったので、全編こんな感じだったらアメリカ人は見ないだろと思いました(←偏見)。でもその後にロドリゴが出会った地元の貧しい信者達は宣教師から教わったというたどたどしい英語を使い、そして奉行や役人達は結構流暢な英語を使う(←ポルトガルの宣教師なんだから英語じゃないだろというのは置いておいて(笑))。地元民の英語は万年英語難民でここんとこ仕事でGoogle翻訳様にすっかりお世話になっている私でもわかるような初歩的な英語でした。凄まじい迫害をうけているのに、それを「トラブル」と言っていたりしてびっくり。英語じゃあちょっと困った事からすごい災難に遭う事まで全般をトラブルというのかもしれないけど、トラブルという単語で私がすぐに思い浮かぶのは「ご近所トラブル」あたりの非常にライトなトラブルですよ。でもさ、地元民たちは久しぶりにやってきた宣教師の姿に感激しなんとか自分たちの窮状を訴えるのに必死なんですね。自分たちがわかる範囲の言葉の中でなんとか訴えている、その必死さがわかる言葉です。

反対に長崎奉行や役人達が使う英語は長崎という場所柄、必須教養なのかもしれないけどかなり流暢です。特に奉行の井上は英語と日本語の使い分け自体に非常な知性を感じます(英語難民のお前が言うな、ですが)。というか、この井上のキャラが非常に面白い。この映画のキモはこの井上と、何度もロドリゴを裏切り平然と踏み絵をしながらも神を信じ続けるキチジロー(窪塚洋介)です。原作を読んだのは何せ40年前なので内容は全く覚えていないのですが、映画を見る限りこの井上というのは非常に知性的で現実的な人なんですね。散々キリシタンを迫害した後で拷問や処刑では何も変わらないし納税者を失うばかりであるということを悟ったせいか、人々に棄教を迫る時も別に信じる心を捨てなくても構わないのだと、ほんのちょっと踏み絵用のプレートに足をかけるだけでいいのだと、これは形だけなんだからと棄教を迫る。本当に信じているならそれを捨てさせることなんかできないのはわかっているのか、あるいは日本に根付いたキリスト教は元のキリスト教からは変質してしまっているのだから別にいいじゃん、みたいな思いもあるのか。このキャラを稀代の曲者役者のイッセー尾形が演じているというのがまたなんとも。

そしてキチジロー。別に窪塚洋介の演技がいいとかじゃなくて(え?ヒドイ?(笑))、むしろ窪塚洋介のビジュアルがこの物語にフィットしていると思います。赤ん坊のような、動物のような、大きなピュアっぽい瞳の、見た目はむしろイエスっぽい、裏切り者ユダ。裏切り者なのに彼の信じる心は実は全く揺らいでいない。

私は宗教心は全くなく、それどころか神様って宝くじみたいなもんじゃね?みたいに思ってたりして、真剣に神を信じる皆様からすれば大顰蹙な訳ですが、そんな私でも非常に面白かったです。でもさ、音楽が全くないこの映画で、神の沈黙に対して自然の音が響き渡るこの映画で、……何度も場内に携帯電話の振動音が響く訳だよ。音切ってりゃいいってもんじゃねーよ、電源切れよ!!
テーマ:映画感想
ジャンル:映画
この世界の片隅に アイ・イン・ザ・スカイ
先週の水曜日に映画「この世界の片隅に」を、今日は映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」を観てきました。

「この世界の片隅に」はあまりにも評判なので気にはなっていたものの今ひとつ気が進まなくてどうしようかと思っていました。号泣ポイント多すぎとか感動しましたという声をよく聞いたので、なんだかなーと思わないでもなかったし、戦争映画というのにも全く興味が湧かなかったし、だいたいアニメ映画自体あまり心惹かれなかったし。私の周囲の映画好きも「気になるけど気が進まない」「なんか、こう……、どうなの?」とか言い合う屈折者揃い(笑)。でも思い切ってえいやっと見に行ってきました。観た結果ですが、よかったです。1mlも涙は出ませんでしたが、面白かったです。というか、この映画での泣きポイントがわからない。ま、私が人の心を理解できない冷血人間だからなんでしょうけど、悲しい場面や感動できる場面は理解できるんだけど、それよりもこれは怖い映画なのでは?と思いました。

日々のささやかな幸せや笑いのある毎日を非常に丁寧に描いていて、言葉やセリフでいちいち説明しないんだけどちゃんと絵で見せてくれているので、見れば主人公たちの行動や気持ちや背景がちゃんと読み取れるし、主人公すずが絵を描くのが好きで得意であるというのを生かして、気持ちや情景、あっては欲しくない場面をかなり思い切った方法で描写していて、アニメでなくては描けない世界をしっかり作り上げていました。そして何よりも、日常生活をとても丹念に描いているのでその背景にある戦争状況が却って際立っていました。これは今現在、シリアやイラクで起こっていることと何ひとつ変わらないのでは? 今、戦争で辛い日々を送っている人たちも24時間戦っていたり怯えていたりするわけではなく、生きている以上お腹は空くし排泄もするし、ささやかな笑いの場面だってある、でもいつ死ぬかわからない日常がある。それはすずの時代も、現在の戦争がある地域の人たちも変わらないのでは、と思わせられました。

そりゃね、大事な人を亡くしたり、自分の大切なものが失われる悲しみや辛さ、それを超えたところにあるささやかな幸せとかわかるんだけど、それ以上に戦争がある日常について考えてしまいました。

まあそんなこともすっかり忘れて、ナイスなババァ好きな私は完全に主演のヘレン・ミレン目当てに本日「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」を観に行きました。これは現代の戦争の中の、ある一場面で究極の選択をする人々の非常に緊迫感あるドラマだったんですが、観ている時に、これは「この世界の片隅に」と背中合わせのドラマなのでは?と思いました。「この世界の片隅に」は第二次世界大戦時代のごく普通の日常を描いてその背景の戦争を際立たせていたけど、「アイ・イン・ザ・スカイ」は戦場場面を見せることなくモニタ越しの99%緊迫した状況の中に1%の日常描写があることで、それがさらに際立って現代の戦争の残酷さを見せている作品でした。

自爆テロを企てるテロリスト達の活動を鳥タイプや昆虫タイプのドローンカメラで克明に把握し、現場責任者の大佐(ヘレン・ミレン)がこれ以上市民の犠牲を出さないためにもテロリストの本拠地を高度6000km上空の無人攻撃機からミサイル攻撃するべく指揮しているのですが、戦場から遠く離れた会議室で将軍や大臣達が現場の状況をモニタで見ながら攻撃命令に待ったをかける。なぜなら本拠地のすぐそばにいる民間人の少女が確実に犠牲になることがわかっていて、それが発覚した時に誰の責任になるのか問題になるから。一人の少女か、一般市民80名の犠牲か。観ていて一人よりも80名の命だろとかつい思ってしまうのがまたなんとも。毎日をいつものように過ごす少女や、子供(孫だったっけな?)におもちゃを買って帰る中将(アラン・リックマン)の姿が描かれることで、張り詰めた戦いの状況が際立ってしまっていると思いました。これは見応えがある作品でした。

ほとんどたいていの皆さんが大泣きする作品と現代の戦争を(多分)リアルに描いた作品を一緒くたにしてしまって、ファンの皆さんにはすまんですけど。でもってそれは置いておいて、本作が遺作となったアラン・リックマン、やっぱり声とイギリス風の発音がいいわ〜とか思っておりました(笑)。
テーマ:映画感想
ジャンル:映画
ルパン三世 カリオストロの城
1月20日から公開の映画「ルパン三世 カリオストロの城 MX4D」を見てきました。別にMX4Dだから見たのではなく、映画館でカリ城が見られるならなんでもよかったの。そして予約開始となった1月18日、0時過ぎにTOHOシネマズのサイトで公開初日1月20日の上映スケジュールをチェック、この日は会社は休めないので夜の上映を選んで座席指定へ。しかし。MX4D映画って見たことがないのでどういう代物なのかも全くわからないし、どの席を選んでいいのか全くわからない。いつもだったらスクリーンに向かって真ん中の列で、真ん前と真ん中の間ぐらいのやや前寄りの席を取るところだが、TOHOシネマズのMX4D専用スクリーンは小さいところなのでかなり前の方でも大丈夫か?他の劇場とかどうなっているんだ?とモタモタしてたらちょこちょこ席が埋まっていく。まだ予約開始して10分しか経ってないのに!なのでえいやっっととにかく真ん中の席を選んで予約しました。

映画好きの同僚のSさんは去年「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」をMX4Dで見たそうで、「あれはアトラクションとして楽しむ映画です」と言っていたので、「初めてMX4Dで見るんだけど、普通のアニメ映画に必要かなあ?」と言ったら「もしかするとルパンが薔薇を差し出す場面に花の香りがするかもしれませんよ。ぜひ報告してくださいね」と言われたり。うーむ、別にそういうのはいらないんだけど。

そんなわけで当日、TOHOシネマズで目指す席に着席。席と席の間隔が広めで、ちょっとお高めのビジネスチェアみたいな感じで座り心地は非常にいい。4席でワンセットになっていて非常に揺れやすく後から来る人が席に着くたびに揺れる。前から2段目、B列の席を選んだけどスクリーンからやや距離があるので近過ぎではなさそう。でも少しだけ見上げる感じもあるので次回はもう少し後ろの方がベストかも(当社比)。

そしていよいよ本編が始まると、いやあ、揺れる揺れる。揺れるだけじゃなくて背中や座っている部分がボコボコするし、風は吹くし顔に水しぶきがかかるし、足元までサワサワするし、場内バシバシ光るし、煙まで出てきて色々忙しい。なるほど確かにアトラクションとしての映画かも。場面場面にあった刺激が色々あって面白いっちゃあ面白いけど、まあ、私には不要のものでした。というか私の場合は純粋にカリ城を楽しみたいのでむしろ邪魔でした。臨場感が増すんだろうけど、そんな外部刺激がなくたって十分に面白いので後半はMX4Dはないほうがいいんだけどなあとか思ってました。

映画本編の方は今更いうまでもないんだけど、今回椅子が前の方に倒れかけたりぐらんぐらん揺れたことでこの作品のそれぞれの場面がいかに立体的に構成されているかというのはすごく感じられました。MX4D化じゃなくて3D化の方がよかったんじゃないの? でも次は普通のカリオストロの城をお願いします。あ、そうそう、MX4Dでは匂いもあるそうですが、今回のカリ城で何か匂いがあったのかどうかは全くわかりませんでした。何せ風邪気味で鼻がズビズビだったので。匂いがあったとしたらクラリスに薔薇を差し出した場面とか、スパゲティの場面だったのかなー。ま、不要ですが。

それから。上映中近くの席から何やら怒っているような声が聞こえて何だろと思ったけど、どうやらその人の隣の人がガーガーいびきをかいていた模様。おじさん、終了後に席を立ってからそのいびきの人にずっと苦情を言っていたけど、そりゃ怒るよな。今時カリ城を、しかも公開初日に見に来るのはやっぱり熱烈なファンだろうし。でもすごく寝心地も良さそうな席だったからなあ、寝ちゃう人の気持ちもわかる(笑)。
テーマ:日本映画
ジャンル:映画
2016年はあまり映画を見なかった年でした。なんたって前半は朝8時までに会社に行って夜は9時とか10時に会社を出る生活だったので、土日祝日か、ポカッと仕事が空いた日ぐらいでもないと映画なんて見に行けなかったです。でも土日はほとんど生ける屍だったからなあ……。2016年に映画館で見た映画は以下の作品。

2016/01/28「ブリッジ・オブ・スパイ」
2016/02/08「オデッセイ」
2016/03/14「マネー・ショート華麗なる大逆転」
2016/03/23「リリーのすべて」
2016/04/20「スポットライト」
2016/05/18「殿、利息でござる!」
2016/05/25「ズートピア」
2016/05/30「64 前編」
2016/06/08「素敵なサプライズ」
2016/06/15「64 後編」
2016/08/15「シン・ゴジラ」
2016/08/17「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」
2016/08/19「秘密 THE TOP SECRET」
2016/09/07「シン・ゴジラ」(2回目)
2016/09/07「君の名は。」
2016/10/19「お父さんと伊藤さん」
2016/10/19「ハドソン川の奇跡」
2016/10/26「スター・トレック BEYOND」
2016/11/09「湯を沸かすほどの熱い愛」
2016/11/11「何者」
2016/11/18「ミュージアム」
2016/11/25「92歳のパリジェンヌ」
2016/11/25「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
2016/12/17「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」

この中でベスト1を選ぶとしたら「シン・ゴジラ」かなあ。「ルーム」とか「キャロル」とか「帰ってきたヒトラー」とか「怒り」とか「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」とか、見たいものは結構あったのになかなか行けなかったのが残念。映画を見たら忘れないうちにメモを取っておいたりtwitterでつぶやくようにしているんだけど、去年前半はこのメモがほとんどなくて、「ブリッジ・オブ・スパイ」なんか"トム・ハンクスが登場するまで眠い"としか書いてない(笑)。「マネー・ショート華麗なる大逆転」も"MTVみたいな映画""(登場人物が)誰が誰だかわからない"としか書いてないし。まあ「ブリッジ・オブ・スパイ」はロシア人のスパイのおじいさんが良かったですね。

なお私は映画は基本一人で見に行きますが、映画を映画館に見にいく同僚と映画の話は結構します。話題の映画は押さえておくRちゃん(最新ヒット映画を誰かが見てくると最後がどうなったか聞いてくるので「いや、まだ見てない人にネタバレな話はできないよ」と言うと「私気にしませんから」と言うけど)、ヒット映画も押さえているけどたまに興味本位で変な映画も見るクールビューティなSさん(去年は「インデペンデンスデイ・リサージェンス」について色々語ってくれましたw)、手堅いミニシアター系映画をたまに見ているY岡さん(ドラマ「ハゲタカ」では加藤さん萌え←別に知らなくても困らない情報)、そして割とディープなセンも押さえているM田さんとか(M田さんは「パシフィック・リム」を10回見たそうだ。あれ?15回だったかな?とにかく聞いた時にびっくりしたくらい多かった)。

さて。「オデッセイ」はまたリドリー・スコットに騙されるんじゃないか?(「映画「プロメテウス」」)と思って用心していたけど、非常に真正面から地球以外の空間でのサバイバルを描いていて面白かった。科学的にこれはアリなのか?とか、色々すっ飛ばしているなーとか、やっぱりこれくらいポジティブじゃないと宇宙空間では生きて行けないだろうなとか思いましたが。

ドラマ「64」が素晴らしかったので(2016年1月3日「2015年のテレビドラマ」)興味本位で映画「64」を見てみたら前編は良かったです。それで後編も見に行ったら、そりゃもうバカかと。これについては記事を何度も書きかけては消して結局アップしていませんが、結構長々と書いたし勿体無いので超遅ればせながら近日中に記事をアップする鴨。需要は全くないけどな。

「シン・ゴジラ」は2回見ました。同じ映画を2回見たのは「007スカイフォール」以来。つか、もう映画「ハゲタカ」の32回(「ハゲタカ映画祭を含むと33回)を超える映画は出ないの鴨(←当たり前)。最初、あの「エヴァンゲリオン」の庵野秀明とあの新しい方の「日本沈没」の樋口真嗣かよとちょっと舐めてました。しかも最初はなんなの、この「シン・ゴジラ」ってタイトル!?とか思っていたし。……すみません、面白かったです。徹底した災害シミュレーションドキュメンタリ風の本編はもちろんのこと、出だしの現代的なアイテムを使ったその他大勢の人々の描写のテンポもいいし、安保とかアメリカ対応とかの描き方が多分今までのドラマや映画では見られなかったような感じも面白かった。後半、今までの政治家がかなり一掃されたせいで新しい世代が頑張って大災厄に立ち向かうというのも良かった。でも皇居とか天皇の扱いをどうするかまではさすがに描けなかったのか、それともこれ以上余計な尺は取りたくなかったのかはちょと気になりました。音楽もオリジナルゴジラの曲が使われていて、自衛隊出動の場面とかにいつものゴジラの曲(曲名知らないけどゴジラが出現する場面の曲じゃなくて人類が反撃に出る場面の曲)が流れるとワクワクしちゃうし。映画が始まる前の昔の東宝のロゴマークも昔の怪獣映画みたいで良かったけど、映画本編が終わった後の画面の「終」の文字も良かった。センス・オブ・ワンダーってこういうことを言うんだなと実感しました。

映画「インデペンデンスデイ」を見たときは有名な場所や建物がズドーーーンと一気に破壊されるのが爽快でもあったけど、いやあ破壊されっぷりが「インデパンデンスデイ」の比じゃない。しかも東京で原発がメルトダウンしたらどうなるかみたいな話でもあるし、311後だからこそのゴジラ、日本製だからこそのゴジラですよ。うーむ、なんか「日本沈没」を思い出したですよ。作者の小松左京は日本の沈没よりも沈没した後、帰るべき場所を失った日本人の放浪の物語を描きたかったと聞いたことがあるので。

でもゴジラがやってくる目的は何?とか思うんだけど。本人にしてみればちょっと海辺に来て上陸したら何よりもガタイがでかいので色々皆に迷惑かけちゃったけど別に先制攻撃はしていないし、攻撃されたから反撃しているけど本人が積極的に攻撃しているわけじゃないし。ま、歩くだけであんだけ街を破壊し放射能撒き散らされちゃそりゃ人類がたまらんからもう帰ってよおお!つうもんだけど。人間が森を侵食していったせいで人里に熊が下りてきて、人気がない民家で食い物漁っていたら撃ち殺されちゃいました、みたいな? 違うか。そして遺伝的に超進化した生命体ならもう少し意思疎通が何かあってもいいと思います(←ゴジラが突然やってくる大災害のメタファであるのは承知しています)。なお、会社で既に見たSさんとシン・ゴジラの話をしていたら、それを聞いたRちゃんは「見ようかと思っていたけど、そんな動物虐待映画、苦手だからダメ鴨」って言ってました。

「君の名は。」は、周囲の評判がよかったので見に行き、まあ割と面白かったですが(←エラソー?)、盛り上がる場面で必ず歌詞入りの曲ががんがんかかるのが本当に邪魔でした。あの一連の曲は別に嫌いじゃないけど、映画の中の曲は照明やセットと同じでその場面の中に溶け込んでいるべきのものじゃないのかなあ。

「秘密 THE TOP SECRET」と「ミュージアム」は我らが大友Dの監督作品。「秘密」は原作のファンなのでキャストに不満はあったものの、思っていたよりも漫画と映画は別物、として鑑賞できました。そういえばこのときは珍しく舞台挨拶付きの上映を見ました。上映後の舞台挨拶に大友Dと鷲津、じゃない、大森南朋が登場して司会の方の「大友さんと大森さんは「ハゲタカ」以来の盟友ですよね」のセリフにウハウハしたんだった(笑)。この時の挨拶で大友さんは映画オリジンルキャラ・眞鍋(大森南朋)は、物語を引っ掻き回すトリックスターで、原作が強烈な話なので原作から自由になりたいという気持ちの表れでもあると言ってました。ううううむ、引っ掻き回すキャラであり、クールで合理的思考(のはずの)蒔(生田斗真)との対比となる人物として設定されているんだろうけど、現代でもあんな刑事そんなにいないんじゃね?というくらいの昔ながらの刑事で、なーんかそんなにうまく使い切れてないなーという印象も。肝心の蒔のキャラは生田斗真じゃないだろっというのは置いておいて、映画の蒔はあれでいいんだろうけど、なんかわかりやすすぎじゃないのか?と思いました。

原作は死体から脳だけ取り出してそこから情報を引き出し、そこで死者が抱えていた「秘密」が色々明らかになるという話です。映画では脳だけじゃなく死者本体まるまる写っていたし、脳から情報を取り出す方法も媒介者の頭にどこぞの怪しい宗教みたいなケーブルもじゃもじゃのヘッドセットをつけるというビジュアルで、いくら原作と映画は別物だといってもなんじゃそりゃーーーと思いましたよ。でも漫画と違って脳だけ取り出して映像にしたらグロっぽいし、ビジュアル的に本体があったほうが見栄えがするからでは?と思ってましたが、それはどうやら違ったみたいでした。大友さんのトークイベントに参加してそこらへんの説明を聞き、現代の科学技術から発展的に想定できる、可能な限り未来のリアルに近い表現としてああなったというのには納得いたしました。でも私はSFなんだから、というか現代から50年も未来の話なんだし何でもアリだと思うですよ。

勿論SFだから何やってもOKというわけではなく、読者や観客を納得させてくれたら、あるいはうまく丸め込まれてしまえれば全然OKという話です。本物の「嘘」を見せてくれよ。……大友さん、SFが超苦手なんじゃないの? つか、大友さんは「秘密」の設定を借りているだけで現代の物語として見せているのかなあ?? だとしたら真鍋のキャラも絹子(織田梨沙)のキャラと展開も、まあそういうもんかもと納得できるけど。携帯電話も確かスマホじゃなかったしそういうことかしら。そして好きか嫌いかと言われたら、好きじゃない。

そして「ミュージアム」。これは雨の日だけに起きる猟奇殺人事件の謎を追う刑事と八面六臂なカエルのマスクをつけた犯人との闘いというお話に全く興味が持てなかったので見る予定じゃなかったのですが、番宣でカエル男役の妻夫木聡を見て、カエル萌え者として見ました(←非常にいかがなものかな鑑賞態度)。これ、よくR指定にならなかったなあ。よくよく見ると直接的なグロ描写は結構避けられているから? 番宣以外の予備知識なしに見たのでびっくりだよ。

うーむ、なんというか……。カエルマスクであんな不審な行動をしていたら目立つだろというのは置いておく。東京では突飛な行動や変な扮装をしていてもみんな見ても見ない振りするしね。犯人が被害者の遺体を自分の作品として完成させるためにアレンジするというのも置いておく。「犬神家の一族」とか「獄門島」とかでもあるしね。でもさー、あそこまで手の込んだアレンジをしたら加工工程での発覚率がとてつもなく上がると思うですよ。そりゃそういう話だからと言われたらそれまでだけど。他にも色々突っ込みどころが満載だし、第一、前半はいいけど後半は登場人物たちがベラベラ喋りすぎたりなんだりで何だか長いなあと思いました。それにあんな種類の犯行をやらかす犯人には、とってつけたような犯行動機というか過去って本当に必要かなあ? むしろ徹底的にサイコパスであることを描写したほうがもっと怖いんじゃなかろうか。原作読んでないからわかってないけど。

「何者」、原作は未読。「桐島、部活やめるってよ」も映画は見たけど原作は未読。面白かった。就職活動に苦戦する大学生たちの物語だけど、タイトルからもわかるように老若男女問わず見る人を選ばない話だった。就活中の学生たちという設定だけでスルーしている人もいるかもしれないが、それは登場人物たちの立ち位置にすぎない。なぜ自分は肯定されないのか、なぜ自分は選ばれないのか。ある意味、昨年のヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」と出発点は同じだとも言える。自分を追求し、自分が何者なのかを考えて、曝け出し、開き直らなきゃなくてはならないのは結構辛い。

「スターウォーズ Episode 4」の前日譚である「ローグ・ワン」。前にも書いたけど、私は「スターウォーズ」にはトラウマがあります。1977年、一番最初にアメリカで公開された後、日本での公開が1年後だったために日本公開時にはあらかた情報が露出され尽くして、待っていた1年間の間に勝手に期待しすぎて実物を見終わった後にガッカリしたという記憶があります。なので私は「スターウォーズ」はそんなに大好きというわけじゃないけど公開されたらすぐに見にいく!という癖がついてしまいました。「ローグ・ワン」も特に期待はしていなかったですが、ネタバレされるのが嫌で公開翌日に見に行きました。番外編?スピンオフ?のせいか通常のスターウォーズのようなファンタジーではなく、どちらかというと戦場映画で、そしてこう言う種類のゲームみたいだった。なんかこう、初心者には優しくないし、ここをこうしたらフラグが立って先に進めて、大事なものがなんでそんな変なところに設置してあるんだ??みたいな。でも「スターウォーズ」本編よりはもしかすると好きかも。……もう、どんだけ「スターウォーズ」にこだわっているだか(笑)。

今週こそはあの「この世界の片隅に」を見に行こうかと思いつつ、全然気が進まない。それよりも1月20日から公開予定の「ルパン三世 カリオストロの城 MX4D版」の方が格段に気になっているのだが。
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ジャンル:映画
毎度言っているが月日が経つのは早いものでもう11月だったのね。つか、弊ブログ記事、10月は全く書いてなかったのな。orz いや、もう、あれやこれやと忙しかった上に疲れが溜まっていたのか土日祝日はずっと寝たきりたったという非常に不毛な日々だっただけなんだけど。書きたい記事やネタも相変わらず書き溜めているので少しずつ書いて行きます。冬コミも落選しちゃったしさ。

とりあえず夏から秋にかけてみた映画の感想をちょいと。

11月21日、「コードネーム U.N.C.L.E.
コードネーム U.N.C.L.E.
[あらすじ・解説]
『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が、1960年代に人気を博したテレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を映画化したスパイ・サスペンス。CIAとKGBの敏腕エージェントが手を組み、世界の破滅を企む謎の国際犯罪組織に戦いを挑む姿を描く(Movie Walkerより)。

今年は「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」「キングスマン」そして12月には「007スペクター」と大物スパイ映画の花盛りだけど、これは日本で1966年〜1970年まで放映された「0011ナポレオン・ソロ」のリメイク、他の作品が昔ながらのテイストを残しながらも舞台を現代に映しているのに対して、東西冷戦時代の1960年代の話。当時の風景や衣装、小物とか(多分)かなり忠実に再現しているんだと思うけど、中でも再現率高いと思ったのは女性のメイク。まつげバッサバサ、アイラインも太くて無茶苦茶濃い化粧に盛り盛りヘアで昔のVOGUEの表紙みたいでした。話はつっこみどころもかなりあるし展開が予想できちゃうんだけど面白く見られました。なんかねー、昨今の政治状況というか見境のないテロ事件の勃発ぶりをみていると、東西冷戦時代って裏での動きはともかく表向きはそれなりのルールで動いていたからある意味、平和だったんだなーとか思いました。昔読んだ小説で東西ドイツを舞台にしたサスペンスアクションの「元首の謀叛」(中村正軌、文藝春秋)とか思い出したですよ。

そして主役の片方、ソロ役のヘンリー・カヴィルって正統的過ぎてなんかスーパーマン顔だよなあと思っていたら、本当にスーパーマン役をやっていたのね(2013年「マン・オブ・スティール」)。あとイリヤ・クリヤキン役のアーミー・ハマー、キャラ付けはされているんだけどなんか薄いわー。二人がかなり違うキャラであると言うの描写はそれなりにされているんだけどもっとはっきりわかるようになっていた方がよかった鴨。そんで帰宅してから昔イリヤをやっていたデビッド・マッカラムってよかったよなあと思って検索してみたら……バッチリ、ハゲでした。↓
0011ナポレオン・ソロ

11月11日「マイ・インターン
マイ・インターン
[あらすじ・解説]
ニューヨークのファッション業界を舞台に、オンラインサイトのCEOとして働くキャリアウーマンが、40歳年上のアシスタントとの出会いを機に成長していく姿を描くヒューマンドラマ(Movie Walkerより)。

若手女性社長(アン・ハサウェイ)と彼女の付き人に配置されたシニアインターンのリタイア男性(ロバート・デ・ニーロ)のお話。この二人が恋愛に発展したらなんとなくいやだなと思ったけどそんなことはなく、数々のエピソードを積み重ねて非常にいい関係を築いて行く。ロバート・デ・ニーロが実にいいジジィっぷりで、老け専の私としては嬉しい限りです(そこか!?)。

でもって「インターン」の単語に微妙に反応した私です。なんたってね、映画「ハゲタカ」に登場する劉一華は過去にアメリカのファンド、ホライズン・インベストメントワークスにインターンとして登場しているからさー。こんな小さな会社でも社会貢献の一環でシニアインターンの雇用があるのね、じゃ大手企業で若手だったらもっと入り込む余地がある訳か、とかさ。

11月1日、「バクマン。
バクマン。
[あらすじ・解説]
漫画家としての成功を夢見て奮闘する2人の高校生の姿を描き、テレビアニメにもなった、「DEATH NOTE」のコンビによる人気漫画を佐藤健&神木隆之介の主演で実写映画化した青春ストーリー(Movie Walkerより)。

子ども(高2)がお母さんと一緒に映画を見たいというので、主人公が高校生でライトなアニヲタの子どもにも興味が持てそうな作品をチョイス。見ている時も見終わったもちょっと反応薄いかな?と思ったら、「今まで神木くんに何の興味もなかったけど眼鏡の神木くんが素敵過ぎて死ぬかと思った」「神木くん、素敵すぎ!お母さん、どうしよう」と。知らねーよ(笑)。キミはまだ理解していないだろうけど、それは眼鏡の神木くんが素敵なんじゃなくてこの映画の高木(神木隆之介)というキャラにやられちゃってるんだよ。ま、私も最初に「ハゲタカ」を見た時は鷲津政彦の中の人の大森南朋が好きなんじゃないかと思ったけど、何度も見るうちにそうじゃなくてやっぱり鷲津が好きだとわかったしな。

さて映画の方は、部屋でひたすら漫画を描くと言う地味な作業をあの手この手で、そして実に漫画的な見せ方で見せていて面白かったです。なんというか、映画なんだけど「漫画」作品を作り上げているような、そんな感じ。そりゃ週刊連載をしていて(しかも週刊少年ジャンプで)アシスタントがいないって変じゃね?とかこいつらの親はどうしているのよ?とか細かい所が気にならないでもないけど、でもそれは漫画が好きで漫画を描きたい人達を徹底的に描きたいがために、あえて骨格をシンプルにしちゃっているんじゃなかろうかと思いましたです。

9月23日、「キングスマン
キングスマン
[あらすじ・解説]
『キック・アス』のマシュー・ボーン監督が、コリン・ファースを主演に迎えて描くスパイ・アクション。どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関“キングスマン”のスパイたちが、前代未聞の人類抹殺計画を進める凶悪な敵に立ち向かう姿を描く(Movie Walkerより)。

面白かった。階級意識が強烈なイギリスを舞台にしてオープニングからダイアー・ストレーツの「Money for Nothing」が流れるのもナイス。昔ながらのスパイ小物を紹介しながら実は最新兵器というのも楽しいが(陳列棚の)iPhoneには「スパイの世界ではもう使われてない」とかそっけなく言うのもええ。しかしまあ遠慮なく人が死ぬので主人公たちが最後まで生き残る気がしないのもすごい。でも眼鏡スーツの英国紳士のキレッキレのアクション場面が実にカッコええ。予告編を見た時は現役スパイにしてはオッサン過ぎじゃね?(老け専の私的には全然OKだが)とか思ったけどコリン・ファースのカッコいい事カッコいい事!

でもサクッと残虐描写やジェノサイドがあるので(直接惨殺死体を見せるわけでも血しぶき飛びまくりでもないんだけど)素直に人にオススメできない。もうね、ラスト近くの「威風堂々」が流れるあの場面の描写といったら、こう言っては何だけど開いた口が塞がらない(笑)。さすがR15+だけあるわ。

9月19日、映画「ピクセル
ピクセル
[あらすじ・解説]
パックマンにドンキーコング、スペースインベーダーなど、ゲームの人気キャラクターに変身した宇宙人が地球に襲来し、人類を恐怖に陥れるSFアクション。触れたものをブロック状にしてしまう恐るべき力を持った敵に元ゲームオタクたちが戦いを挑むユニークな物語を手がけたのは、『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス(Movie Walkerより)。

ゲーム好きの子どもに見に行こうと誘われて鑑賞。しかしインベーダーゲーム花盛り時代にゲームを全くやったことがなかったため、予習のため「パックマン」を初めてプレイしてみました。うーん、スマホのゲームは超苦手だった也。さて「ピクセル」、テレビゲームネタの映画はむしろテレビ画面で見た方がいいんじゃね?という気もしたけど、このバカバカしさを満喫できるのも大画面でこそかもしれない。でもマリオとかドンキーコングあたりはわかっても他のゲームのキャラが全くわからなかった……。orz エンディングのクレジット画面が秀逸。

8月26日、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
マッドマックス怒りのデスロード
[あらすじ・解説]
終末的な世界で繰り広げられる壮絶なサバイバル・バトルを描いたメル・ギブソン主演のアクション『マッドマックス』シリーズ。同シリーズで監督・脚本を務めたジョージ・ミラーが再びメガホンを握り、放つバイオレンス作。砂漠ばかりの荒涼とした世界に生きるマックスとフュリオサという2人の反逆者の物語がつづられる(Movie Walkerより)。

この日の午前中に「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」を見て、夕方に「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見てきました。いやあ、すごい映画だった。でもこの「怒りのデス・ロード」というタイトルはどうなの?すっごくお安い、ただの続編感ただようタイトルだけどそれもわざわざ狙ってなのかしら? でもワーナーブラザースのオープニングロゴっていつも映画の内容に合わせた物になってていいよな。今回は錆び付いたイメージの「WB」マークでした。

さて、私はアクション物は好きだけどが暴力物は嫌いなので、30年前に映画館で最初の「マッドマックス」の予告を見た時に「こりゃだめだ」と思ってこのシリーズは全く見ていません。今回も見るつもりはなかったのだが、非常に評判がいいらしいというのと、ほとんど女性が主人公でそれがすごくかっこいい、らしい、というのを聞いてちと心が動きました。

最初の30分くらいは荒れ果てた世界を支配するイモータンジョー(ヒュー・キース・バーン)の手下に捕まって振り回される主人公マックス(トム・ハーディ)が描かれるんだけど、もう一方的にやられるばかりだしやられっぷりも単調で、恐ろしく不毛で圧倒的に絶望的な世界が描かれるだけなので、一体誰が主人公なんだよーとか思ったけど、でもこれはこの作品世界に観客を引込む為の仕掛けなのね。見ているうちに段々と感覚が麻痺してきて、無理矢理この「マッドマックス」の世界の中に丸ごと放り込まれるような感じがしくる訳ですよ。これぞ映画というか、これは映画館で見なくちゃだめな作品でしたよ。いやあ、すごい作品だった。でも好きじゃないので1回見れば十分だけど(笑)。

8月26日、映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
ミッションインポッシブル ローグネイション
[あらすじ・解説]
スパイ組織“IMF”のスゴ腕エージェント、イーサン・ハントの活躍を描くトム・クルーズ主演のスパイ・アクションのシリーズ第5弾。IMF壊滅を目論む組織、シンジケートとの戦いが繰り広げられ、今回もクルーズが体を張った命がけのアクションを披露。監督は『アウトロー』でもクルーズとコンビを組んだクリストファー・マッカリー(Movie Walkerより)。

6月7月と仕事が忙しいのと夏バテでほとんど映画を見ない生活が続いていたのだが、この日この「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」を見に行ったのは、やはり前作「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」が面白かったからです。とはいえ今回は予告編すら見ていなかったので予備知識ナッシング、でも無問題。何故なら物語は超シンプルなスパイ大作戦だったから。

しかしまあ、劇中にMI6が登場するせいか、あるいはイーサン・ハントの単独行動が目立つからか、「M:I(ミッション・インポッシブル)」と「007」の違いはなんだろう?とか考えてしまいましたよ。やっぱり大きな違いは国の為に(ほとんど大抵)一人で仕事をしているジェームズ・ボンドと、CIA内の組織とはいえ(って、知らなかったよ!)国のためにミッションをこなしている感があまりなくチームプレイの「M:I」の差?とか思ったけど、今回のイーサン・ハントはお一人様が多めな感じなのね。そして007もそうだけどこの「M:I」も昔の作品の音楽を本当にうまく使っているんですよ。音楽だけでなく、「古典」と現代の織り交ぜ具合のバランスがすごくいい映画だと思います(エラソー?)。

とにかく息をつかせぬアクションの連続、っつーとただの映画のPR台詞みたいだけど実際にスピード感はすごいし、ストーリーがそんなに小難しくない分、緩急のリズムとか動と静の見せ方とか登場人物のキャラの対比とかがすごくいい感じでした。しかし映画を楽しんでたのにエンドクレジット画面で大きな落とし穴が。……字幕が戸田奈津子でした……。orz

さて来月は「007スペクター」と「スターウォーズ」が待っている。「スターウォーズ」はなあ……いちばん最初のエピソード4がアメリカで公開(1977年5月)されてから日本で公開されるまで(1978年7月)1年かかり(←当時はそんなもんだった)その間に情報があらかた出尽くした上に、日本でも本編公開前にバッタもんの映画が次から次へと作られていたもんだから、本編に対して期待しすぎちゃったのね。本物の「スターウォーズ」を見た時はストーリーのあまりのスカスカぶりに顎がはずれるくらいガックリ来たもんだよ。だから今回も出来るだけ早く見ておきたいんだけど、でも「スターウォーズ」がそんなに好きなのか?と言われると微妙(←色々こじらせている(笑))。
テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画
博士と彼女のセオリー
映画「博士と彼女のセオリー」鑑賞終了。「バードマン」と比べるとなんて素直でストレートなんだ(←比べる方が間違っているw)。セオリーつか博士と彼女の闘いの歴史。そしてなんだかんだ言っても博士が病気に敗北したわけではないという現実を知っているから安心して見ることができるというか。
04-22 18:53

テーマ:洋画
ジャンル:映画
バードマン
映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」鑑賞終了。予備知識なしで見たのでもっと単純明解なエンタテインメントかと思ってたら全く違った。演劇的というか観念的というか。カメラアングルと演出で主人公の現実と妄想(心象風景?)が入り混じった画面に否応なしに引きずり込まれるが、個人的には超苦手なタイプの作品鴨。
04-22 14:01
テーマ:洋画
ジャンル:映画
イミテーションゲーム
映画「イミテーション・ゲーム」鑑賞終了。面白かった。第二次世界大戦中に無敵の暗号と言われた「エニグマ」を解読する物語と"複雑で普通ではない"主人公アランの少年時代、戦争中、国家の監視下にあった晩年がパズルのピースをあちこちから少しずつはめ込んで行くように描かれていく。あっちの時代に行ったりこちらの時代に行ったりするが混乱することはない。当初それぞれの時代にしか登場しない登場人物達で話が進むし、それぞれの時代の色調があるので場面が変わってもその時代の話であるというのもすぐにわかる。また次の時代から前の時代に、最後の時代から最初に時代へと移る場面転換がまるで「アラビアのロレンス」みたいだった。それぞれの時代にそれぞれの思い出と物語があるのだが、最後にそれが収束して行く物語の構成自体が暗号解読の過程のよう。マンでありマシンでもあったアランが切ない。
03-19 00:14
テーマ:洋画
ジャンル:映画
アメリカン・スナイパー
映画「アメリカン・スナイパー」鑑賞終了。隅々まで無駄が無い映画。予備知識なしで見たのでアメリカ人の狙撃手の話かと思ったけど"アメリカが作り出した"狙撃者の話なのね。後半イーストウッドが何故この作品を撮ったんだろ?と思ったけどあの無音のクレジットとモノクロのワーナーのロゴが全てか?
02-25 19:11
テーマ:邦画
ジャンル:映画
深夜食堂
映画「深夜食堂」鑑賞終了。まあまあ。ナポリタン、とろろご飯、カレーライスの3篇連作だけど、カレーライス編はもっとあっさりしてた方が良かったんじゃなかろうか。テレビ版は深夜ドラマの佳作だったけど映画版も深みがあって思っていたよりもよかった。でもテレビ版を全く見てない人にはどうだろ?
02-11 16:06
テーマ:邦画
ジャンル:映画
6才のボクが、大人になるまで。
映画「6才のボクが、大人になるまで。」鑑賞終了。男の子の成長をリアルに12年間追い続けた作品だとだけ知っていたけどこれはアメリカンファミリーヒストリーなのね。子供が成長するのは当たり前なので変わるタイミングでへーと思ったけどむしろ大人達の変化とその時の時代描写の方に目が行ったな。
01-28 18:14
テーマ:邦画
ジャンル:映画
TRASH!この街が輝く日まで
映画「TRASH!この街が輝く日まで」鑑賞終了。面白かった。次の映画まで時間があるので全く予備知識なしでポスターだけ見て、ごみ溜めの中でたくましく生きる少年達のハートウォーミング物かと思って見たら全然違ってサスペンスだった。映画「Z」(1969年、仏)を思い出した。
01-28 13:12
テーマ:邦画
ジャンル:映画
アラビアのロレンス
超出遅れですが、映画「アラビアのロレンス」でロレンスを演じたピーター・オトゥールが死去。

 ピーター・オトゥールさん死去 アラビアのロレンス主演(朝日新聞)

ピーター・オトゥールが1962年の「アラビアのロレンス」に主演したのは30歳、そして亡くなったのが12月14日で81歳。ピーター・オトゥールの出演作では「おしゃれ泥棒」(1966年)とか「冬のライオン」(1968年)、「ラ・マンチャの男」(1972年)も面白かったし好きなんだけど、やっぱり「アラビアのロレンス」は偉大です。「アラビアのロレンス」みたいな作品でこれだけの人物を演じきって、まだ若いといえる年代に高評価を得たというのはその俳優さんにとって幸せな事なのか?などと思ったり(←余計なお世話)。

だいたいなんでピーター・オトゥールは「アラビアのロレンス」でアカデミー賞を受賞してないの?と思って見てみたら、この時主演男優賞にノミネートされていたのは、「アラバマ物語」のグレゴリー・ペック、「アラビアのロレンス」のピーター・オトゥール、「イタリア式離婚狂想曲」のマルチェロ・マストロヤンニ、「酒とバラの日々」のジャック・レモン、「終身犯」のバート・ランカスターの5人。映画デビュー2作目のピーター・オトゥール以外は大物揃いな上に、主演男優賞受賞の「グレゴリー・ペック演じる弁護士アティカス・フィンチは、アメリカの良心を体現したキャラクターとして非常に人気がある」(Wikipediaより)あたりが受賞できなかったポイント? それとも当時の政治的事情??

そういえば大昔、ピーター・オトゥールが出ているからという理由で名画座に「パワープレイ」(1978年)を見に行ったらまあ面白かったんだけど、2本立てだったので次におフランスの「Z」という映画が始まり、知らない俳優ばかりだしフランス語好きじゃないし非常に地味な裁判劇なので10分くらいで席を立とうと思ってたらこれが「パワープレイ」よりも格段に面白くて、見終わったら「パワープレイ」の事なんかすっかり忘れてちゃってた事があったな(ちなみに「Z」の主演俳優はジャン=ルイ・トランティニャン、映画は1969年製作)。

アラビアのロレンス
さてそんなこんなで「アラビアのロレンス」、大学生の時にリバイバル上映のものを初めて見て以来何度か見てはいるのですが、2年前に「午前十時の映画祭」でやっていたので久しぶりに見てきました。いやあ、なんて美しい映画なんでしょう。砂漠の残酷な美しさをこれでもかというくらい見せてくれるだけでなく、白い衣装に金髪碧眼のロレンスと黒づくめのアリ(オマー・シャリフ)の対比の見事さとかほれぼれ。後半のロレンスの狂気にすらため息が出てしまうくらいです。また他にもファイサル王子役のアレック・ギネスとかドライデン顧問役のクロード・レインズとかオヤジ好きにもたまらんです。これはスクリーンで見なきゃダメですよ。スペクタクルを実感できるだけでなく、大画面で映し出されるからこそ、だだっ広い地平線に小さく見える影が少しずつ少しずつ大きくなって姿を現した時の期待感とかうれしくなってしまうぐらいだし、最後に切り捨てられるロレンスの無情っぷりも画面から染み出すように伝わってくるし。でも前に見たのが20年以上も前だったせいか、あるいは「ハゲタカ」以降素直に映画を観る事ができなくなったせいか、ついつい余計な事も考えてしまうのね。壮大なロケ場面なんか今だったら絶対CGだよなとか、こりゃ監督とプロデューサーの大変さはとんでもないよなとか(笑)。

大画面で見られるというだけでなく、邪魔される事なく作品にただひたすら集中することができるのも映画館ならでは(とはいえ、映画館のコンディションや自分以外の観客の雑音や行動で気が散らされる事もあるけどそれは置いておいて)。「アラビアのロレンス」は是非とも映画館で見てくださいませ。

・新・午前十時の映画祭「アラビアのロレンス」(2014/2/8~2014/2/21)

2014年の「第二回 午前十時の映画祭」には「アラビアのロレンス」はなし。残念。

そしてすっかり忘れてたけど、ローランド・エメリッヒが「アラビアのロレンス」(テレビ版)を製作するって話があったんだったーー。orz

テレビ版「アラビアのロレンス」を『インデペンデンス・デイ』ローランド・エメリッヒが製作!(シネマトゥデイ)

ううううむ、壮大なズッコケ野郎(←非常に失礼)のエメリッヒかあ。まあ、見ないと思うけど。

でもって今Amazonをチェックしたらブルーレイ版(アラビアのロレンス 製作50周年記念 HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・コレクターズ・エディション (初回生産限定) [Blu-ray])には「『アラビアのロレンス』の軌跡:ピクチャー・イン・グラフィック ※BDのみの特典」とか「ピーター・オトゥール:『アラビアのロレンス』の思い出 ※BDのみの特典」「メイキング・ドキュメンタリー:「名作誕生秘話」」「スティーブン・スピルバーグ 『アラビアのロレンス』を語る」とかあるのでついポチっちゃった……。拙宅じゃあテレビ画面も小さいし、第一、落ち着いて5時間もぶっ続けて見るのなんか絶対無理なのにー(泣)。
テーマ:日記
ジャンル:日記
タイトルは映画「ハゲタカ」の鷲津政彦(大森南朋)の台詞をもじっただけなので気にしないで下さい(笑)。

弊ブログを見ていただいている方ならご存知だと思うが、私は「科学忍者隊ガッチャマン」(フジテレビ、1972年~1974年、タツノコプロ製作)リアルタイム放映時からのファンである。今回実写版で「ガッチャマン」が映画化されると聞いて、まず頭に思い浮かんだのは2000年に放映されたNTT東日本のTVCM(参照:2006年2月23日「SMAPガッチャマン22日夜だけ復活」)。YouTubeのSMAPガッチャマンを貼っておきます。


このCMが2006年に復活放映された時のスポーツ新聞の記事によれば「放送当時は、SMAPが実写で人気キャラクターを演じる話題性に加え、最新CG技術を使った完成度の高い映像も注目された。近未来の東京・渋谷を舞台に、ガッチャマンが戦う。燃えさかる炎、飛び交うミサイル、ビルの間で展開する空中戦が印象的な映像は、映画「下妻物語」の中島哲也監督が演出した。「ハリウッド映画の予告編のよう」と高評価を受け、映画化が企画された秘話もある。独立国家となった東京を舞台に、権力を狙う組織とガッチャマンが戦うオリジナルストーリーだったが、製作費50億円という厚い壁に阻まれ断念した」(日刊スポーツ、2006年2月22日)と。この時に映画化してくれていれば……!

今回この実写版「ガッチャマン」は、別に見たい訳じゃないが長年のガッチャマン者として見なきゃだめだろうなあ、見なきゃ文句だって言えない訳だし(←すでに文句を言う前提)と、非常に消極的な鑑賞態度だった上に、私がこよなく愛するガッチャマンの主要キャラ(←主要ですから)南部博士の配役が岸谷五朗と聞いてもうテンションだだ下がり。岸谷五朗氏には何の恨みもないが、最近演じた役で一番記憶に残っているのがあのNHK大河ドラマ「江」の時の秀吉役だしさー、岸谷五朗氏が知性的に見えないと言う訳じゃないけど博士役はどうなの?とか、当時ヒーロー物のブレーン役や博士といえば白衣を着たオッサンやおじいちゃん、マッドサイエンティストが多かった中、「ガッチャマン」の南部博士はスーツが似合う知性派中年だったのにさー岸谷五朗って、、、、とか思いましたの。ま、失礼にも程があるが、どうか許してつかあさい。ちなみに南部博士のキャスティングについてはこんな事を書いてたり→2012年12月16日「南部博士は銀縁眼鏡のあのヒトで?」。

そして先月見た映画「真夏の方程式」(映画版「ガリレオ」)で初めて予告編を見たのですが……「21世紀はじめ、世界は未知の侵略者に支配された。その侵略者から世界を取り戻すため、彼らは選ばれた」っつーナレーションから最初「ガッチャマン」とは思わなくて、ん? 「エンダーのゲーム」? 映画化されたんだっけ? もうすぐ公開か? とか一瞬思ってしまいました。「エンダーのゲーム」というのは、異星人からの侵略に対抗するため特別な才能を持つ子供たちがバトルスクールに集められ、ひたすら敵を倒すことだけを学んでいくが、、、というお話。今、調べてみたら日本公開は2014年1月でした。

この予告編が、まだ予告編の段階なのにまったく作品に期待させてくれない代物だったのでさらに期待値ダウン、そして公開されたら評判悪いの何の。子ども(14歳)にまで「今やっているガッチャマンってひどいんだって?」と言われる始末。同僚のNさんには「駄作映画マニアとしては楽しみでしょ?」と言われたり。駄作映画マニアなんかじゃねえよ。そりゃ「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は見たけどさ(2011年1月13日「映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」」)。クールビューティな派遣のSさんには「私が今までみた中で一番の最低映画「DOG×POLICE」よりひどいのか知りたいです」と言われたり。だから最低映画マニアでもねえ。でも私的最低映画「笑う警官」よりもひどいのかどうかは確認してみたくなったというのは否定出来ない鴨(参照:2009年11月14日「映画「笑う警官」」)。

そんな訳で水曜日の夜、「パシフィック・リム」を見るか「スター・トレック イントゥ・ダークネス」を見るか迷って、夏休みの宿題はさっさと片付けておくかと「ガッチャマン」を見てきました。

感想。「すべての幸福な家庭は互いに似ている。不幸な家庭はそれぞれの仕方で不幸である」という言葉を思い出しておりました。名作や傑作の感想は「素晴らしい」の一言につきるが、ダメな映画を語る言葉は数限りなくある(遠い目)。でもオープニングの本編前に上映された「劇場版おはようガッチャマン」は声がオリジナルと全く違うのが気になったけど(オリジナルのベルクカッツェ役の寺島幹夫はもう亡くなっているから無理だけど)本編よりも面白かった鴨。あと、見終わった時のとほほ感に、一番最初の「スターウォーズ」がアメリカで公開された時に便乗して日本で作られたSF映画「宇宙からのメッセージ」(1978年、東映、監督はなんと深作欣二)をしみじみと思い出しました……。あんときは日本での「スターウォーズ」が公開される前だったので、結構期待して見ちゃったせいか見終わったら映画館から脱力して出て来たもんでしたわ。

そんな訳でネタバレを含むので折り畳みます。あと非常に勝手でいい加減な感想を書いているのでファンの方はどうかスルーして下さい。

あ、これから見に行かれる方はエンドロールが終わる前に席を立っちゃだめですよ。意外性は別に無いけど最後の最後でもう1シーンありますから。
テーマ:映画感想
ジャンル:映画
私は血も涙もない女なので映画やテレビドラマを見ても泣くと言うことがまずないのだが、大昔「合衆国最後の日」という映画を見た時に大泣きしたことがあった。今思い返してみても何故泣いたのかよくわからないのだが(多分ラストの大統領の姿に入れ込んでいたんだと思うが)ふと映画情報を見たらリバイバルで吉祥寺バウスシアターでの上映が! これはもう一度見てみなくてわ、でも平日は無理だから年末休みに入ったら見に行くぜ、とか思ってたらうかうかしてて見逃しちゃったよ……。orz まー、DVDで見ればいいんだろうけど私は映画は映画館で見たいんじゃーー(←非常に無駄なこだわり)。

さてあんまり本数は見られなかったんですが2012年はこんなのを見ました。

1月5日「ミッション・インポッシブル」
1月9日「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
1月25日「ロボジー」
2月1日「宇宙人ポール」
2月1日「麒麟の翼」
2月9日「僕たちは世界を変えることができない」 *2012年2月12日
3月1日「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
3月7日「ドラゴン・タトゥーの女」
5月9日「捜査官X」
5月11日「午前十時の映画祭「M★A★S★H」」
5月15日「外事警察 その男に騙されるな」試写会 *2012年6月25日
5月23日「ドライヴ」
6月1日「テルマエ・ロマエ」
6月1日「MIB3」
6月9日「外事警察 その男に騙されるな」 *2012年6月10日
7月11日「るろうに剣心」試写会
8月9日「ダークナイトライジング」
8月29日「るろうに剣心」
9月5日「最強のふたり」 *2012年9月17日
9月5日「プロメテウス」 *2012年9月8日
9月9日「るろうに剣心 日本語字幕版」 *2012年9月12日
9月19日「夢売るふたり」
9月19日「天地明察」
9月19日「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
10月3日「アイアン・スカイ」
10月5日「鍵泥棒のメソッド」
10月17日「へルタースケルター」
10月19日「声をかくす人」
11月7日「のぼうの城」
12月19日「007スカイフォール」 *2012年12月23日
12月19日「アルゴ」

*印は感想を書いた映画ですが、特に書きたかった映画だから書いたのではなく、たまたまその時に書ける時間があったので書いただけで、感想自体はどれも書きたい作品ばかりです。「るろうに剣心」は3回も見ているのに結局日本語字幕版の感想しか書いてなかったな。2度目に見た時に感想は書いてはいたものの公開してなかったので、今回こっそり公開設定にしてみました。↓るろ剣参照。

相変わらず大したことは書いてませんが備忘録として超簡単に折りたたみ先に感想を書きます。そしてあんまり気にする人はいないと思いますが「踊る大捜査線ファイナル」は少しネタバレしています。
テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画