先週自宅マンションのポストに「エアコンクリーニング」のチラシが入っていた。いつも年末に換気扇クリーニングでやってくるマンションの出入り業者で、これが思ったよりも安かったので頼んでみたのだが、しかしうちのブツは19年前に買ったもので、しかもエアコンじゃなくてクーラーである。うちは冬場はガスファンヒーターでがーーーーっと部屋を暖めるので中途半端な暖房は不要なのだ。しかしこのクーラー、フィルタは毎年洗ってはいたものの、本体は19年間放置状態。一応ちゃんと動いてはいるもののたまにぶぉぉぉんという不吉な音を立てたりすることもあって、もう掃除なんかしちゃって本当に大丈夫なのか!?というレベルだ。なんかすっかりよぼよぼになっちゃったおばあちゃんにリポビタンDを飲ませるような事しているような気もするが。

さて、その業者の人が昨日やってきて、ちゃちゃっと居間の床に防水シートを敷き、脚立やらクリーニングキットを次から次と持ってきた巨大な工具箱の中から出し始める。そして業者の人が「コンセントはどこでしょう?」という。

し、しまった……。業者の人が見るであろうエアコン回りは一応ちゃんと拭き掃除しておいたのだが、奥のほうにあるコンセントは手をつけてなかったよ……。「(ラックに積んである)本の奥のほうにあるんですけど、出したほうがいいですか?(←当たり前だ)」と聞くと、「プラグを抜いておかなきゃならないので」と言う。そうだよね、水や洗剤かけて掃除するんだもの、抜くよね……。本をどけてコンセントを指差すともちろんほこりだらけでしたよ。ふっ。この話を同僚の練馬のS嬢にしたら「そういう業者の人はそういうところのほこりなんか見慣れているから大丈夫だよ」と慰められてしまったが。

業者の人はエアコンカバーとフィルターをはずし、ほこりなどを吸い取った後に本体の一部に何やらマスキングをして上から大きなビニールカバーをかけている。カバーやフィルター類をベランダで水洗いした後、いよいよ本体を洗い始めたのだが、エアコンにかかっているビニールカバーから出ているホースからはどす黒い液体がでろんでろん流れていますよ。うわーーー、これが19年分の汚れかーーー……。ほこりが飛び散るので子どもには自分の部屋に行っていろって言っていたのに、面白そうと思ったのかじっと見ていた子どもも、この黒い泥水には驚いたようだ。

洗い終わったらきれいに拭き掃除してカビ防止の薬剤をかけていたようだった(なんかカビキラーみたいなにおいがしていた)。そしてクーラーのスイッチを入れて20分くらいこのままにして置いてくださいと指示し、私はお会計9,400円ちょっとお支払いして終了、「あと2、3年は大丈夫ですけどたまに掃除はしてくださいね」といわれてしまったのだった。いやー、このクーラー、あと2、3年も持つかなあ……。なお最後に子どもが「自分で掃除してくれるエアコンなら10年は掃除しなくていいんだよ」とTVCMから受け売りの余計な一言を業者の人に言っていたが、業者さんは笑いながら去っていったのだった。

しかし、今回のこのエアコン掃除、すっかりよぼよぼになっちゃったおばあちゃんにリポビタンDじゃなくて、よぼよぼのおばあちゃんに100m全力疾走させたのでなければいいのだが。
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先日冬物の衣類を押入れから引っ張り出してみたのだが。愛着はあるものの、これ、絶対もう着ないよね……というのがごっそり出てきたのである。整理整頓の特集本なんか読むと、「2年(あるいは3年)着なかった服はもう一生着ないはずだから捨てろ!」みたいなことが書いてある。

好きでよく着ていた服だからできれば今も着たいのだが、なんかこう、ビミョーに好きさ加減も違ってきているし、第一こんなの着てる人、あんまりいないんじゃない?って雰囲気も漂わせている(基本的に流行を追った服は着てないんけど)。でもシミも汚れも付いてないしそんなにいたんでもいないしまだまだ着れるんだけど……という服。

ちょっと欲を出してオークションに出したら売れるんじゃないか?という気もするが、出品する手間隙が本当に面倒くさい。といって子供服と違って大人服って、好き嫌いが激しく出るから友達でも簡単にもらってはくれないし、あげるのもためらわれるしな。ましてや恵まれない人に寄付とかっていうのは一番迷惑だから出来ないし。

というわけで私としてはかなり思い切り捨てた。捨てて捨てて捨てまくった! その結果、45リットルのゴミ袋2つと70リットルのゴミ袋1つで合計3袋分のゴミの山が出来て、ちょっとした満足感があった。これに日頃の溜まっていた紙ごみや生ゴミなどのゴミ袋1つと不燃ごみのゴミ袋1つ、合計5個のゴミ袋を抱えて7Fの自宅からマンションの1Fにあるゴミ集積所に向かったのだった。

エレベータに乗ると途中の階から乗ってきた人がいたので軽く挨拶をする。するとその人は私が抱えているゴミの山をチラッと見て……

「昼間はお仕事をしてらっしゃるんですか?」

と聞いてきたのだった。たぶん、平日は仕事をしていてゴミ出しが出来ずに1週間分のゴミを今捨てに行くところに見えたのであろう。

ち、ち、ちがう! 
これは1週間分のゴミじゃありませんからっ! 
捨てる衣類がほとんでなんですからっ! 
いくら不精でもここまで通常ゴミを溜め込んだりはしてません! 
本当です!!

しかし、平日の昼間働いているのは事実なので

「はい……」

とだけ答えたのだった。そしてエレベータは1Fに着き、その人は私に対して誤解したまま去っていった。私は集積所にゴミ袋を置いて、……「ち、違うんだよう~」と力なくつぶやいたのだった。
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さて、学習机到着予定時刻1時間前に家具屋さんが来てしまって「あと1時間後に来 てくださいっっ!」と頼んだ私だが。一緒にいた子どもは午前中に父親と一緒に区営 プールに行ってひと泳ぎしてきたせいで、昼飯を食べ終えると都合よくすっかり眠た がり始めた。ラッキー! これで邪魔されずに片づけが進む(はず)。居間に山積み のダンボール箱の谷間に布団を敷いて子どもを寝かせておく。よしっ、あと1時間、 ラストスパートだ。

まず、幅90cm高さ180cmの本棚を部屋から運び出して外に出すことにする。本棚には可変棚がついているので横にして動かすとバタバタ棚板が落ちる。しかもただでさえ狭い部屋なのにそこかしこにダンボール箱が山積みになっており、その隙間には子どもが眠っていて、さらに現在マンションの外壁塗装工事をやっているので洗濯物が外に干せずに居間の物干し竿にまとめてかけてある。ちょっと無茶苦茶な障害物レースだが、なんとか本棚を玄関の外に運び出し、粗大ごみ処理センターに電話する。「そちらの地区は現在処理数が多いので引き取りは5月11日になりますがよろしいですか?」。よろ しくなくたってとにかく処分しなくちゃならないのだ。幅90cm×奥行き30cm×高さ180cmの本棚の処理代は800円だった。

次にスチールラックだがこれを1時間で始末すのは不可能。現在60cm×45cmのラックを横長に置いてあるのでこれを縦長に置くとすると、本棚分とあわせて確実に1m以上の空間が空く。もう時間がないのでラックに入っているものを片っ端からダンボール箱に詰める。変だなー、棚に入っている時はそれなりに収まっているのに、ダンボール箱に詰めるとなんでこんなに数が多くなるのか。ともかく棚を空っぽにし、向きを変えて空きスペースの幅を計ってみる。ほぼ110cmちょっと。やった、なんとか幅1mの机 を置ける!

時間はちょうど3時、部屋の中はダンボール箱と散乱した子どものおもちゃと洗濯物 (と、布団を敷いて寝ている子ども)ですごいことになっている。家具屋さんもびっ くりだ(家具屋さんじゃなくてもびっくりだが)。山積みダンボール箱を少しずつ片 付けていると、3時20分、家具屋さんがやってきた。ああああ、人様に見せられる部屋 じゃないのに~~。しかしきっと世の中にはもっとすごい部屋もあることだろう。そ う自分を慰めて「すみません、今すっごく、散らかっているんですが」といいながら 机設置スペースに案内する。

「えっと、組み立てスペース足りますか?」と今更ながらの質問をしてみる。「な い」と言われても「すみません」としか言えないのだが。家具屋さんもギリギリの作 業スペースに一瞬ひるんだようにも見えたが「大丈夫ですよ」と言いながらさっさと 薄手の作業マットを床に敷き、机を組み立て始めた。後から他の部品を持って現れた もう一人の作業員も、とんでもないことになっている部屋の中にちょっとびっくりし ているようにも見えたが、それは勿論気のせいだ。またたく間に机が組み立て上が り、子どもも起きてきて目を輝かせていた。

2005042502s.jpgじゃーーーーん。これがお机様だ。逃げ るように去っていく家具屋さん(←勿論これも気のせい)に私がお礼を言っている間に、子どもは一国一城の主としてお机様の前の椅子に座ってふんぞり返り、しかもやれと言った訳でもないのに意味もなく算数ドリルまでやりはじめている。これがいったい いつまで続くことやら。そして、光り輝くお机様の周囲にはまだまだダンボール箱が散乱しているのだった。はぁ~~。まだまだ道のりは遠いよ……。

なお、後日同僚にこの話をすると練馬のS嬢にはこう言われた。
「つまり3週間でできなかったことを結局半日でやったってこと? 人間が何かやろうと思った時に必要なのは時間じゃなくて、いかにせっぱつまっているか、いかに気力が重要かってことだね」
「……まあね」
3月中旬に「学習机到着まであと21日、がんばれ私!」と言っていたのにも関わらず、その後一向に片付かないままの日々を過ごし、はや4月も下旬……。子どもの机はどうなったのか、部屋の片付けはいったいどうなったのか、何もかもうやむやになってしまったのか、自分!?

実は学習机の配達予定日を4月2日から4月23日に変更してもらってました。とほほ。何せ仕事が忙しくて忙しくて土日もお持ち帰りでずっと仕事をしていたのにも関わらず、卒園式だの入学式だの保護者会だのなんだので会社を休む日々が続いた上に、先週の21日まで給食が出なかったので毎日子どもの弁当を作るために早起きし、さらに午後6時に子どもを学童クラブに迎えにいかなくてはならなかったので(←毎朝学童クラブに行くのをいやがって大泣きしていたため、精一杯の妥協策)、毎日会社を20分ほど早引けするということを続けていたので、もう、片付けどころではなかったのだ。

そんなこんなで気がつけばはや4月18日、3週間も先延ばししたのに、結局まったく前にすすんでいない。いくらなんでもやばすぎ。とりあえずまずは日通に電話して、Sサイズのダンボール箱を10個配達してもらう。2,000円也。前々回解体したスチール棚を粗大ゴミセンターに連絡して指定の日に引き取りに来てもらう。800円也。ちなみにカルトンの処理代は300円でした。

19日、会社を午後半休し部屋の片付け。相変わらずほとんど進まないが、でも、もう、机の到着を延ばせません! とりあえず、机設置場所にある幅90cmの本棚と幅60cmのスチールラックをなんとかしなくては幅100cmの学習机を置けない。と言う訳で、まず本棚に置いてある本を「移動するだけ」「売り飛ばす」「帯広の実家に送っておく」箱3つに分けて入れるが、……これがなかなか進まない。本の内容を吟味して分けようなんてことをするから、ついついコミックスなんかは読みいってしまうのだ。しかも巻数の多いコミックスなんかはついつい続きをどんどん読んでしまう。い、いかーーーーん。

21日、家具屋から電話が来る。机は23日の午後3時から5時の間に配達にきてくれるという。よかった、午後で。って、だめじゃん、自分。

22日、また会社を午後半休し片付け。本棚、まだ片付きません。

そしてついに23日。午前中になんとか本棚は空っぽにできたが、まだスチールラックが残っている。しかしお昼になったので昼飯を食いに外に行き、帰宅すると玄関前に作業服を来た男性二人が何やら話している。私の姿を見ると名乗ったのだが、……家具屋さんだった。でも午後2時ですよ! まだ1時間あるはずじゃん! 早すぎ。

「す、すみません、3時だったら大丈夫なんですが……まだ机を置く場所が空いてません」
「そうですか、じゃあもう1軒先に行って来ます。またくる時にお電話しますね」
「よろしくお願いします」

あと、1時間ですよ、どうする? どうすんのよ、俺! つづく!(by LIFE CARD)
2005031201s.jpgデスラー総統についに子どもの学習机を買っていただいた。サイズは現在私が自宅で使っている机とほぼ同じだが、お値段は私の机の2倍以上だ。家具屋の机売り場でも大人用の机は学習机に比べたらどれも2分の1から5分の1のお値段だ。机の材質も作りも学習机のほうがいいものを使っていて丁寧(らしい)。「子供用の机のほうがこんなに高いなんて……(まあ、スポンサーがジジババだからボリ放題)」とつぶやくと、店員は「でもお子様のほうが実際に使う期間は長いですからやはり最初にいいものをお買い求めになられたほうが」と営業トークも巧み。私は机自体はまあ気に入っていたのだが、お値段がお値段なのでいくらなんでもと躊躇っていた。しかしたとえ多少高くてもいい物主義のデスラー総統は、私の妹宅新築時にも同じくらいのお値段の本棚を買ってあげたんだから構わないんだよと言う。え? あの本棚、そんなにしたのか? 10万円以上もする本棚には見えませんでしたよ。

何はともあれ選んだ机と椅子とデスクマットを買ってもらい帰宅する。しかし。机の幅が1mなのはこの間のチェックで覚悟していたが、すっかり忘れていたのが奥行きだ。当たり前といえばあたりまえだが、70cmもあるよ。これではこの狭い部屋に子供用のチェストを置くなど夢のまた夢ではないか。うっかりすぎ。学習机襲来予定地に置いてある本棚の大きさは90cm×30cm、それに対して学習机の大きさは100cm×70cmだ。椅子に座るとさらに必要な奥行きの長さは増える。本棚を処分するだけでなく、その横においてあるもう1本のスチール棚もなんとかしなくてはならない。ああ、一昨日なんとかスチール棚を1本始末したばかりなのにまだまだ甘かったよ、ママン……。

机は片付けの時間稼ぎのため、入学式の前までの土日で一番遅い日程で配達してもらうことにした。机到着まであと21日、がんばれ私!(ちょっと遠い目)。

いよいよ今日はデスラー総統が、いやうちの母が北海道からやってくる。孫の学習机購入のために。そしてギリギリまで配達を伸ばしてもらうとしても3月下旬には学習机が来てしまう。学習机、本当に必要なのか?(ちょっと涙目)。

しかたないので昨日は会社を午後半休して片付けのために帰宅した。途中で西友に寄り、学習机をチェックして見る。おいおいおい、学習机、でかいよ! どれもほとんど幅が1m以上ですよ。高さだって本棚が2段3段あるものは高さも結構ある。私が会社で使っている机なんか幅80cmなのに(脇机を2個置いているから実際には1m20cmだが)、お子様は1mかよ。うーむ。まいったな。机が入る予定のスペースをもっと広めにとらなくてはいけないではないか。

順調に片付いてきているとはいえ学習机予定地あたりはまったく片付いていない。ここには本棚が置いてあるのだが、これを動かすためにはその横に置いてあるスライド本棚2本の整理もしなくてはならないのだ。ちょっとやそっとでは片付きそうもないので、子どもの領土内にあるスチール棚の方をとにかく片付けることにする。この場所さえ空けば、いざとなったら机をここに仮置きすることもできる。上段はほとんどガラクタしか入っていないのでとにかく廃棄。しかしその上には物干し竿を渡してあり、臨時の洋服ハンガーにしてある。この洋服類を片付け・廃棄し、物干し竿を取り外す。棚の下段には子どもの電子ピアノとおもちゃが置いてある。スチール棚の横に置いてあるカラーボックス2本のうち1本の中身を片付けて、棚を片付けた後に横置きして、その上下に電子ピアノやらおもちゃを置くことにする。

この間の土日に私の机の下に置いてあったガラクタ(電気コードだの昔のMacintoshのマウスやキーボードだのケーブルだの)を片付けたので、机の下に少しスペースができた。カラーボックス1本の中身はほとんど布地だが、使わない布地の一部も日曜日に売却・処分したので、箱に入れて机の下に仮置きする事にする。もう1本のカラーボックスには子どものおもちゃが入っているがそれはそのままにしておく。電子ピアノを移動してスチール棚解体作業に入る。

これが頑丈にネジを締めてあったせいで、結構時間がかかってしまった。夕食・入浴の後に「トリビアの泉」を見ながら解体し始めたが、トリビアが終わっても解体が終わらない。ううう、もう、組み立てスチール棚なんか買わないよう(買ったって置けねーよ)。なんとか「ワンナイRR」が終わった時に解体終了(午後10時30分)。掃除機をかけてカラーボックスを横置きにして2個重ね、おもちゃと電子ピアノを置く。本日の作業おしまい。ふぅ。今日はなんだか体のあちこちが痛い。明日はもっと痛くなるのだろうか。道のりは険しく、果てしなく遠い……。
さてこの間の土日は、その前に見つけた半間の押入れの中の「和装用品セット」の大きなダンボール箱を開けて見ることにした。なんだか開けてみる前から、中身に極彩色のカビが生えているんじゃないのか、開けてみたらツーーンとした刺激臭がするのではないかとビクビクもんだったが、いざ開けてみたらそんなことはなかった。中にはごっそり防虫剤と乾燥剤が入っていたせいか全く無傷だ。よかった……カビ生えてなくて(そういう問題か?)。とりあえずもう使うこともないが、着物や帯、帯締めや帯止めはもったいないので帯広の実家に送ることにする。その他の小物(紐や足袋、伊達締めなど)は廃棄。ちょっと肩の荷が下りる。

らさに押入れの奥には全く使わない大量のぬいぐるみや、赤ちゃんの頃に使っていたおもちゃなどがごっそり入っていたがこれも廃棄。私が昔使っていたイーゼル(画架)やカルトン(デッサン用の下敷き)やスケッチブックや学生時代に描いた油絵のキャンバスを発掘。イーゼルは燃えないゴミでいいのか? それとも粗大ゴミか?(粗大ゴミだと有料)。スケッチブックやカルトンも結構でかいので、もしかすると粗大ゴミなのか? まして油絵(30号程度だからまだそんなにおおきくはない)なんかやっぱり粗大ゴミ? これは確認してから処分することにして、押入れ戻し。一歩後退だ。

この半間の押入れには奥と手前に突っ張りラックが5本渡してあったのだが、"The部屋"に置いてある掃除機と脚立をここに入れるためには1本はずさなくてはならない。その上に置いてあった季節物用品(クリスマスツリー、風鈴、子供用プールなど)があちこちにバラバラに入っていたので一つの箱にまとめて入れて置く。掃除用品・衣類整理用品(乾燥剤や防虫剤、衣装カバーなど)・洗濯アイロンがけ用品(洗濯バサミ、アイロン用掛け布、スムーザーなど)がそれぞれ入った小物ケースの中身をチェックして要らないものを廃棄。非常持ち出し袋を取り合えず出して中身をチェックして見る。カロリーメイトの賞味期限が2003年9月だよ、だめじゃん。できれば中身の総入れ替えをしたいところだが今はそんな時間はないので後回し。整理するとなんとかラックを1本減らせたので、やっと掃除機と脚立を収納。脚立のすきまに非常持ち出し袋も収納。

ああ、私的にはかなり頑張った感があるのだが、見た目がほとんど変わったように見えないのは何故だ。
切羽詰ってとにかく暇があればあれこれ捨てている私だが、何でもかんでも捨てればいいというものではない(まあ、現在の魔窟状態では「四の五の言わずにとにかく捨てろ状態だ」という、脳内ツッコミは無視しておく)。一応、学習机襲来時のレイアウトを考えての片付け計画を立てる。

目標:
"The部屋"(つまり私と子どもで領土を争っている部屋)に学習机を置くスペースを確保し、合わせて子ども用小物引き出し類を一掃してちゃんとした箪笥を置く。

現状:
現在団地サイズの6畳間の部屋の中には、スライド本棚2本と普通の本棚1本(上段には私の本、下段には子供の本が入っている)、スチールラック2本と私の机と子供用の小引き出しやカラーボックスなどが3組、私用の書類ケースと棚があり、部屋のほぼ3分の1を子どもが、3分の2を私が使用している。さらに私の領土内に折りたたみの脚立やら掃除機やら小物を入れたダンボール箱などが散乱している。

廃棄計画:
学習机を入れるためには最低でも本棚一本とスチールラック1本に夢の島に行っていただかなくてはならない。そして現在本棚が収まっている部屋の隅に学習机を置く。できれば本棚2本は片付けたいところだが時間的に無理かもしれない。子供用の衣類やおもちゃを入れている引き出し類は全て廃棄し、ちゃんとした箪笥を買って置きそこに自分で整理整頓するようにさせる。スチールラック2本に置いてあるものは整理し、ラック1本は廃棄。小物を入れたダンボール箱は中身をチェックしてほぼ廃棄。

買い換え計画:
パソコンも馬鹿でかいPowerMacG4からPowerBookかiBookに買い替え、それができないならせめてCRTモニタを液晶ディスプレイに買い替えて、あちこちの箱や引き出しに散乱している書類を机上に整理して置くようにする。

レイアウト変更:
本棚とスチール棚の位置を学習机や箪笥が入るように調整する。また、現在私の領土内にある掃除機様と脚立様は居間のほうの押入れに納まっていただく(そのために先日居間の押入れの発掘をしたら見たくないものを見つけてしまったのだが)。

……目標を書き出してみると、割と簡単にできそうな気もするのに、何故進まないのだ。絵に描いた餅のような気もしないでもない。でも、目標は高く掲げないとね(高いのか? この目標……)。
さて、今日は押し入れの中にずっとしまってあった照明器具3点を捨てようと、押し入れの奥を発掘してみる。なんで使いもしない照明器具がしまってあるかというと、これは現在の家に引っ越してきた時に元々ついていた物だったのだが、ちょっと古ぼけている感じだったので、照明器具は自分たちがそれまで使っていた物を使うことにし、元々の原住民の照明器具様は押し入れに隠居してもらうことにしたのだ。再度引っ越しする時には部屋を必ず現状復帰しなくてはならないので、捨てる訳にはいかない。しかし。現在の家に引っ越してきて既に10年以上たっているので、これはもう、捨てちゃってもいいんじゃないか、引っ越す時には今の照明器具を置いて行けばいいであろう、と決意。

で、押し入れの奥を発掘。あれれ??? 保管してあったはずの照明器具が影もかたちもない。そのかわり、すっかり忘れていたブツを発見。着物の着付け関連グッズがごっそり入った段ボール箱だ。わざわざ「確認日付:1998年8月」とか書いてある。……そういえば出産直前に、人生の中でこれ以上ないっ!というくらいの大掃除をして捨てられる物はとにかくどんどん捨てたんだった。照明器具は多分その時に既に捨ててしまっていたのであろう(もはやそんなこともすっかり忘れていたとわ)。でも着付け教室に通っていた時に使っていた物や購入した物はまだ捨てられなくて、とりあえず取っておいたんだな、きっと。

うーーーん。これはきっと多分もう使わない。しかも開けてみたらなんかとんでもない色とか匂いがしていそう……。想像するだけでも廃棄決定だが、とにかく一度は見て確認してみなくてはならない。燃えるゴミと燃えないゴミに分別しなくちゃならないし。……でも、なんか、見たくもない感じもするし。

と言う訳で今週は保留にしてしまった。多分、来週は捨てるはず。いや、ほんと。
とうとう、この4月から小学生になる子供用の学習机の置き場所を作らなくてはならなくなった。漫画本や布地やパソコン、その他のガラクタで魔窟と化している私の(部屋の)領土は、すでに、子供に少しずつ奪われつつあり、それに合わせて私も随時本やガラクタの整理もしてきた。しかし、学習机設置は彼女の領土内では王城築城ということである。王城を築くとなると、領土と国境の根本的見直しを図らないことにはもはや無理である。とにかく狭いのだ。

というわけで、徹底的な掃除と整理整頓だ。いっぺんにはできないので少しずつ徹底的にやっていく予定(……だが、本当に大丈夫か??)。

で、昨日は袋物とフロッピーディスクを廃棄した。袋物というのはそのうち使うだろうと思って溜め込んでいたデパートの紙袋やら本屋や画材屋でもらったB5~A2サイズくらいの各種ポリ袋などである。これがまた結構な量があり、それなりに使うときは使うのだが、使わないときは使わない(当たり前)。絶対必要だとわかっていて時間があるときにはユザワヤで買うことにし、3分の2ほど捨てる(←まだまだ捨て方が甘い)。スーパーの袋もこまめに使っているのだが、とにかく溜まる一方なのでこれもまとめてどどんと捨てた。マイバッグを持参しスーパーではレジ袋をもらわないようにしてエコスタンプをためるのが一番いいのだろうが、そんな面倒くさいことはやってられないのだ。地球にやさしくない私。

フロッピーディスクには各種のデータが入っていたが……だいたい今うちにあるパソコンにはフロッピーディスクドライブが付いてないから使いようがない代物だったのだ。でも、昔作った同人誌のデータや漫画関係のデータが入っていたのでなかなか捨てられなかった。それをついに捨てた(←もっと早くに捨てろ!)。

あと、布のハギレの小さいのも捨てた。小物とか雑貨とか微妙に何かに使えそうなくらいの大きさなので、雑巾でも作ればよかったのかもしれないが、面倒くさいからこの際捨てる。「いつかそのうち使えそうだから」という言葉は禁句にする、、、予定だ(←まだ、きっぱりと断言できていない)。

今、少しだけ達成感があるが(雀の涙以下、ミジンコ以下のだ)、道のりは果てしなく遠い。「地球滅亡まであと何日、ヤマトよ、イスカンダルへ急げ」な気分。じゃあ、学習机はガミラス? 孫に学習机を買うために上京する予定のうちの母親はデスラー総統か??