2008年12月07日 (日)
会社では年末調整の季節なもんで、12月に入ってから残業三昧でヘトヘトだよ。今年は8月に新刊出したし、まあ今度の年末の舞踏会には新刊なくてもいいよね? できたら作りたいけどさ、とか暢気に考えていたけど、完全に、物理的に絶対ムリ!
ところで年末調整とは何かというと、サラリーマン(給与所得者)のための税金精算システムだ。税金っつーのは1年間の総所得(収入から必要経費他を引いた金額)が確定した時点(つまり年末の給与支給日)で年税額も決定するので、生命保険料やら損害保険料やら個人年金やらの控除や、扶養親族分の控除等を現状と照らし合わせて12月までに支払った税金との差額を精算するのである。あーー、漢字多いなあ。そんなわけで社員には11月中に保険料控除や扶養控除の異動申告書を提出してもらい、それに合わせて12月次に給与データを色々修正するのだが。いやー、年末調整の書類(特に扶養控除異動申告書)って、社員の皆様の家庭状況が色々見えてきちゃうのね。
ある社員は身上異動届(社員の戸籍簿のようなもの。結婚や出産、離婚、扶養家族の異動などをその都度記入して提出してもらう)が出てなくて、転勤でもなくて、出産のための里帰りでもないようなのに、奥さんと子どもが全然別の場所に新規に別居。これはもしかして離婚の予感? またある社員はひっそり「配偶者の有無」の欄の「有」が「無」になっていて、え? この人離婚してたの!?と驚く。
またある社員の扶養家族欄を見て、あーー、新人研修の時に新人同士で出来ちゃった結婚をして研修スタッフの間で大騒ぎになったあの時の子がもう4歳かあ、とか。さらに社内結婚したN子、技術者なのにあーーーーんまりにも仕事が出来ないもんだから「じゃあ、庶務でもやります」と宣言して事務職の女子から総スカンをくらって、事務職になってもやっぱり仕事できなくてプッツンとか言われた挙句、妊娠して会社を辞めていったけど、ダンナさんの扶養控除申告書を見たらもう3人の子の母親かあ、とか。妊娠6ヶ月目まで妊娠に気が付かずに、つわりの時は飲みすぎ、胎動の時は胃の調子が悪いとずっとおもいこんでいたあのKさんが、第4子妊娠で休職かあ、とか色々しみじみ。
さて、社員から届いた年末調整の書類はちゃんと必要事項が記入されているかどうか、必要な証明書類が添付されているかどうか、計算式と金額は合っているかどうかチェックして、不備があれば該当社員に電話やメール等で連絡して確認することになっている。しかし私が練馬のS嬢が所属する部署の社員に電話をすると最初のうちはなんとかつかまったのだが、そのうち皆だんだんと電話にでなくなるのである。困って担当庶務のS嬢に電話したら私が名乗る前に大笑いである。内線電話のディスプレイに誰からかかってきた電話なのか番号が表示されるために、皆怯えて私からの電話に出なくなっているのだと言う。な、なんでだ、決して詰問調ではなく、やさしく不明な点を問い合わせているだけだというのに!
しかもS嬢の部署の部長のIさんは「Kさん(←私の事だ)から電話がかかってきても、僕、絶対取らないから! Sさんが電話を取ってもいないって言ってね!」と言ったと言う。おまけに問合せの電話が結局私ではなく大お局様のK池さんがしたので、それはそれは本当にほっとした顔をして、「もしかしてSさんが僕への電話はKさんではなく他の人に電話してくれるように言ってくれたの?」とまで真面目な顔で言ったそうだ。ひ、ひどい!
しかし怯えるI部長なんざまだかわいい方である。ちゃんと記入方法を説明した文書と記入見本を一人一人に配布し、今年は社内のウェブページにも懇切丁寧な説明ページを載せてアナウンスしたのに、必要最低限のことすら記入してない社員が非常に多く、連絡がつかない社員もこれまた多く、しかも書類の記入不備を指摘すると逆ギレするヤツまでいるのである。
記入不備社員へ連絡し終わってからひっそりと「ムカツク!」と吐き捨てるY岡さん。大お局のK池さんも「そっちが間違っているくせにへりくだって、去年はこちらが見落としていたところもあったかもしれませんがって言うと、そうですねって言うのよ!何よ、間違っているのはそっちの癖に!」と吐き捨てる。私は内線番号表を片手に「全くどいつもこいつも!!」と叫ぶ。普段はそれはどれはおだやかなY岡さんなのにしまいには「あいつーーーーー!」と天に向かって絶叫する。
すっかり荒れる人事グループ、12月の給与処理が終わっても気が休まることはない。年が明けたら年末調整に間に合わなかった社員や、年末調整書類記入後に異動が生じた社員の分の再年末調整があるからだーーー。しくしく。
ところで年末調整とは何かというと、サラリーマン(給与所得者)のための税金精算システムだ。税金っつーのは1年間の総所得(収入から必要経費他を引いた金額)が確定した時点(つまり年末の給与支給日)で年税額も決定するので、生命保険料やら損害保険料やら個人年金やらの控除や、扶養親族分の控除等を現状と照らし合わせて12月までに支払った税金との差額を精算するのである。あーー、漢字多いなあ。そんなわけで社員には11月中に保険料控除や扶養控除の異動申告書を提出してもらい、それに合わせて12月次に給与データを色々修正するのだが。いやー、年末調整の書類(特に扶養控除異動申告書)って、社員の皆様の家庭状況が色々見えてきちゃうのね。
ある社員は身上異動届(社員の戸籍簿のようなもの。結婚や出産、離婚、扶養家族の異動などをその都度記入して提出してもらう)が出てなくて、転勤でもなくて、出産のための里帰りでもないようなのに、奥さんと子どもが全然別の場所に新規に別居。これはもしかして離婚の予感? またある社員はひっそり「配偶者の有無」の欄の「有」が「無」になっていて、え? この人離婚してたの!?と驚く。
またある社員の扶養家族欄を見て、あーー、新人研修の時に新人同士で出来ちゃった結婚をして研修スタッフの間で大騒ぎになったあの時の子がもう4歳かあ、とか。さらに社内結婚したN子、技術者なのにあーーーーんまりにも仕事が出来ないもんだから「じゃあ、庶務でもやります」と宣言して事務職の女子から総スカンをくらって、事務職になってもやっぱり仕事できなくてプッツンとか言われた挙句、妊娠して会社を辞めていったけど、ダンナさんの扶養控除申告書を見たらもう3人の子の母親かあ、とか。妊娠6ヶ月目まで妊娠に気が付かずに、つわりの時は飲みすぎ、胎動の時は胃の調子が悪いとずっとおもいこんでいたあのKさんが、第4子妊娠で休職かあ、とか色々しみじみ。
さて、社員から届いた年末調整の書類はちゃんと必要事項が記入されているかどうか、必要な証明書類が添付されているかどうか、計算式と金額は合っているかどうかチェックして、不備があれば該当社員に電話やメール等で連絡して確認することになっている。しかし私が練馬のS嬢が所属する部署の社員に電話をすると最初のうちはなんとかつかまったのだが、そのうち皆だんだんと電話にでなくなるのである。困って担当庶務のS嬢に電話したら私が名乗る前に大笑いである。内線電話のディスプレイに誰からかかってきた電話なのか番号が表示されるために、皆怯えて私からの電話に出なくなっているのだと言う。な、なんでだ、決して詰問調ではなく、やさしく不明な点を問い合わせているだけだというのに!
しかもS嬢の部署の部長のIさんは「Kさん(←私の事だ)から電話がかかってきても、僕、絶対取らないから! Sさんが電話を取ってもいないって言ってね!」と言ったと言う。おまけに問合せの電話が結局私ではなく大お局様のK池さんがしたので、それはそれは本当にほっとした顔をして、「もしかしてSさんが僕への電話はKさんではなく他の人に電話してくれるように言ってくれたの?」とまで真面目な顔で言ったそうだ。ひ、ひどい!
しかし怯えるI部長なんざまだかわいい方である。ちゃんと記入方法を説明した文書と記入見本を一人一人に配布し、今年は社内のウェブページにも懇切丁寧な説明ページを載せてアナウンスしたのに、必要最低限のことすら記入してない社員が非常に多く、連絡がつかない社員もこれまた多く、しかも書類の記入不備を指摘すると逆ギレするヤツまでいるのである。
記入不備社員へ連絡し終わってからひっそりと「ムカツク!」と吐き捨てるY岡さん。大お局のK池さんも「そっちが間違っているくせにへりくだって、去年はこちらが見落としていたところもあったかもしれませんがって言うと、そうですねって言うのよ!何よ、間違っているのはそっちの癖に!」と吐き捨てる。私は内線番号表を片手に「全くどいつもこいつも!!」と叫ぶ。普段はそれはどれはおだやかなY岡さんなのにしまいには「あいつーーーーー!」と天に向かって絶叫する。
すっかり荒れる人事グループ、12月の給与処理が終わっても気が休まることはない。年が明けたら年末調整に間に合わなかった社員や、年末調整書類記入後に異動が生じた社員の分の再年末調整があるからだーーー。しくしく。
2008年09月03日 (水)
えーと、私が20年以上勤続している現在の会社は結構ぬるいのできちんと有給休暇を取れる会社なので、私を始めとして皆さん、結構堂々と休みを宣言するんですが、世の中はなかなかそうはいかないんですよ。
ズル休みをするときの注意点6つ(GIGAZINE)
1.メールではなく、必ず電話で欠勤する理由を伝えること。
2.あまり詳細な内容は話さない
3.食あたりはいいわけとして使いやすい
4.ズル休みした日の出来事をSNSに書き込まない
5.翌日、新しい服を着ていったり、派手な格好をしてはいけない
6.ズル休みをするのであれば、火曜日か水曜日にするのが良い
元記事では1番の理由を「メールでは信憑性が薄いため」とあるが、アメリカあたりではともかく、日本ではメールで休みを伝えるって社会人として失礼なんじゃないのか? ……とか思うのは私が古い人間だからか? まあ、私の元上司はたまに今日は休むからってメールを送ってきたことがあったけど、その人の場合はしょっちゅう休むのでまわりももう仕方ないとか思っていたもんだしなあ。あと現在時々上司になるマネージャーは、よく奥さんが「体調が悪いのでお休みさせていただきます」って連絡して来る。家族からの電話も(信憑性があって)ポイント高いかも。
言い訳の理由としては食あたりは急になるもんだから仕方が無いと納得はしてもらえるけど、次の日からしばらくは「拾い食いしたんじゃないの?」みたいなことを言われ続ける事も確実。風邪だと無難だけど無難すぎてこれまた信憑性が薄くなるのが難点。そういえばズル休みじゃないんだが、同僚の百貫デブのH岡君は自席の内線電話が鳴ると、特になにもしていなくても急に息を荒くして電話に出るのだ。「はいっ! ハァハァ、H岡です、ハァハァ」。この電話を取るために走ってきて急いで電話に出たんですよというポーズらしいのだが、みんなそんなのお見通し。だもんだから病気で休みますって電話をかけてきても「H岡君、やっぱり息をハァハァさせてたよー」とか言われている。普段の態度がやっぱり肝心だよね。
だから私は7月8月と同人誌の原稿を描くためにトータルで4日ほど会社を休んだが、回りの皆に迷惑をかけないように、業務上都合が悪くない日をきちんと選んで、ちゃんと前の日にマネージャに「明日は夏バテで休みますから!」と宣言してお休みいたしましたよ。もっとも、マネージャーには「別にわざわざ病欠にしなくても、普通に私用で休暇でいいじゃないんですか?」って言われたけど。
そういえば先々週の月曜日、大お局様のK池さんが会社を休んだのだが、その理由は骨盤の骨折だった(掃除をしていて脚立から落ちたそうだ)。だから皆して「安静にしていた方がいいからきちんと休め」と言っていたのに、次の日には会社に来ちゃってましたよ。K池さんは体調が悪くても、どういう訳だか会社に来た方が体調が良くなる事が多いせいか、「だって普通に歩けしそんなに痛くないから」と言いながら出社してたそうだ。ちなみに、そんな状態でK池さんが自転車に乗って近所の病院に行ったら、医者も骨盤を骨折している患者がまさか自転車に乗って来るとは思ってもみなかったので「打ち身ですね~、念のためにレントゲンを取ってみましょうか」と試しにとってみたら骨折だというのが判明してびっくりしていたそうだ。「こんな状態の人は、普通救急車に運ばれて総合病院に行ってしまいますから、こんな(骨盤の骨折みたいな大事の)ケガ人は、この病院に勤務してから初めて見た」と言われたそうだ。……きちんとした理由があるんだから、休みはちゃんと取ろうよ!K池さん……。
ズル休みをするときの注意点6つ(GIGAZINE)
1.メールではなく、必ず電話で欠勤する理由を伝えること。
2.あまり詳細な内容は話さない
3.食あたりはいいわけとして使いやすい
4.ズル休みした日の出来事をSNSに書き込まない
5.翌日、新しい服を着ていったり、派手な格好をしてはいけない
6.ズル休みをするのであれば、火曜日か水曜日にするのが良い
元記事では1番の理由を「メールでは信憑性が薄いため」とあるが、アメリカあたりではともかく、日本ではメールで休みを伝えるって社会人として失礼なんじゃないのか? ……とか思うのは私が古い人間だからか? まあ、私の元上司はたまに今日は休むからってメールを送ってきたことがあったけど、その人の場合はしょっちゅう休むのでまわりももう仕方ないとか思っていたもんだしなあ。あと現在時々上司になるマネージャーは、よく奥さんが「体調が悪いのでお休みさせていただきます」って連絡して来る。家族からの電話も(信憑性があって)ポイント高いかも。
言い訳の理由としては食あたりは急になるもんだから仕方が無いと納得はしてもらえるけど、次の日からしばらくは「拾い食いしたんじゃないの?」みたいなことを言われ続ける事も確実。風邪だと無難だけど無難すぎてこれまた信憑性が薄くなるのが難点。そういえばズル休みじゃないんだが、同僚の百貫デブのH岡君は自席の内線電話が鳴ると、特になにもしていなくても急に息を荒くして電話に出るのだ。「はいっ! ハァハァ、H岡です、ハァハァ」。この電話を取るために走ってきて急いで電話に出たんですよというポーズらしいのだが、みんなそんなのお見通し。だもんだから病気で休みますって電話をかけてきても「H岡君、やっぱり息をハァハァさせてたよー」とか言われている。普段の態度がやっぱり肝心だよね。
だから私は7月8月と同人誌の原稿を描くためにトータルで4日ほど会社を休んだが、回りの皆に迷惑をかけないように、業務上都合が悪くない日をきちんと選んで、ちゃんと前の日にマネージャに「明日は夏バテで休みますから!」と宣言してお休みいたしましたよ。もっとも、マネージャーには「別にわざわざ病欠にしなくても、普通に私用で休暇でいいじゃないんですか?」って言われたけど。
そういえば先々週の月曜日、大お局様のK池さんが会社を休んだのだが、その理由は骨盤の骨折だった(掃除をしていて脚立から落ちたそうだ)。だから皆して「安静にしていた方がいいからきちんと休め」と言っていたのに、次の日には会社に来ちゃってましたよ。K池さんは体調が悪くても、どういう訳だか会社に来た方が体調が良くなる事が多いせいか、「だって普通に歩けしそんなに痛くないから」と言いながら出社してたそうだ。ちなみに、そんな状態でK池さんが自転車に乗って近所の病院に行ったら、医者も骨盤を骨折している患者がまさか自転車に乗って来るとは思ってもみなかったので「打ち身ですね~、念のためにレントゲンを取ってみましょうか」と試しにとってみたら骨折だというのが判明してびっくりしていたそうだ。「こんな状態の人は、普通救急車に運ばれて総合病院に行ってしまいますから、こんな(骨盤の骨折みたいな大事の)ケガ人は、この病院に勤務してから初めて見た」と言われたそうだ。……きちんとした理由があるんだから、休みはちゃんと取ろうよ!K池さん……。
2008年08月10日 (日)
先日、同僚の大お局様のK池さんがいきなり、「ねぇ、Kさん(←私の事だ)なら知っているよね?」と話しかけてきた。何かと思ったら、2mほど離れたところにいるHくん(2006年2月17日「社内のアイドル」)とグループ長のMさん(4月1日「「え? おばあちゃんだったの?」」)が、誰だかわからない人と話しているのだが、「あの人の名前は何て言うんだったけ?」というのだ。
K池さん「(隣の隣の)N部にいる人だと思うんだけど」
Y岡さん「K川さんじゃないんですか?」
私「N部にあんな人、いたっけ?」
Y岡さん「社員情報システムに載っている写真とも違うような気がするんですよね」
K池さん「それに以前東北の会社に出向していた時とも顔が違うような気がするんだよね」
私「(社員情報システムの写真よりも)顔が黒くなっているから判別しにくくなっているだけじゃないの?」
K池さん「そんなアウトドア系の人だったかなあ」
Y岡さん「もしかしてプチ整形とかしているんですかねぇ」
私「えー」
K池さん「あら、でも前の顔の方がイケてない?」
私「えー? そうかなあ」
Y岡さん「東北に出向していた間に面変わりするくらいの何か苦労されたんですかねぇ」
と、こんなことを本人の2mくらい離れたところで勝手に言っている私達。私もK池さんもY岡さんもかなり長い間人事や総務関係の部署で仕事をしているので、ほとんど大抵の社員の事を覚えていたりするのだが、該当すると思われる人物と2m先の人物がどうにも一致しないのだ。
私「じゃあ、話し終わったらHくんかMさんに聞けばいいじゃん」
と言う訳で聞いてみたところ、
Hくん「あ、知らないです」
私「えー、名前も知らない人と話していたの?」
Hくん「よくあることですよ」
Mさん「そうそう、話さえつながっていればいいんだからさ」
私「Mさんも誰だか知らないで話していたの?」
Mさん「うん。でも後で申請書が出て来るはずだから、それをみればいいよ」
Hくん「でもあの人の名前で申請書が来るかどうかはわかりませんよ」
Mさん「あ、そっか」
私「だめじゃん」
その後その謎の男性は隣の隣の部署に姿を消したので、Y岡さんがファイルをキャビネにしまう振りをして、どこの席に座ったか確認していた。
Y岡さん「N部のM田さんの隣の席でした!」
K池さん「つまりN部のメンバーなのは確かってことね。M田さんの隣って、やっぱりK川さんじゃなかったっけ?」
私「でも派遣社員や客先の人だったりするとアウトだよね」
K池さん「あ、そっか。でも社員だとは思うんだけどなあ」
私「じゃ、(N部の庶務の)H杉に聞いてみればいいんだよ、M田さんの隣って誰?ってさ」
しかしH杉のやつは今日に限って早退していたのだった。
私「もしあの人がK川さんだとすると、同じ部のK辺くんとは同期のはずだよ。K辺くんに確認してみるよ」
だがここでも謎の解明を阻む魔の手が。K辺君も早退していたのだった。仕方がないので翌日再びH杉に電話して聞いてみたところ、「M田さんの隣ならK川さんですよ」と明確な答えが返って来た。やっとすっきりしたわしら3人だが、「あんなに顔が変わるもんですかねぇ」と言うY岡さんに、「じゃ、K川さんの昔の顔について、K辺くんに聞いておくよ」と約束した私だった。
こんなどうでもいいことについつい熱心になってしまうわしら。いや、決して暇な訳じゃないのよ、本当だって。
K池さん「(隣の隣の)N部にいる人だと思うんだけど」
Y岡さん「K川さんじゃないんですか?」
私「N部にあんな人、いたっけ?」
Y岡さん「社員情報システムに載っている写真とも違うような気がするんですよね」
K池さん「それに以前東北の会社に出向していた時とも顔が違うような気がするんだよね」
私「(社員情報システムの写真よりも)顔が黒くなっているから判別しにくくなっているだけじゃないの?」
K池さん「そんなアウトドア系の人だったかなあ」
Y岡さん「もしかしてプチ整形とかしているんですかねぇ」
私「えー」
K池さん「あら、でも前の顔の方がイケてない?」
私「えー? そうかなあ」
Y岡さん「東北に出向していた間に面変わりするくらいの何か苦労されたんですかねぇ」
と、こんなことを本人の2mくらい離れたところで勝手に言っている私達。私もK池さんもY岡さんもかなり長い間人事や総務関係の部署で仕事をしているので、ほとんど大抵の社員の事を覚えていたりするのだが、該当すると思われる人物と2m先の人物がどうにも一致しないのだ。
私「じゃあ、話し終わったらHくんかMさんに聞けばいいじゃん」
と言う訳で聞いてみたところ、
Hくん「あ、知らないです」
私「えー、名前も知らない人と話していたの?」
Hくん「よくあることですよ」
Mさん「そうそう、話さえつながっていればいいんだからさ」
私「Mさんも誰だか知らないで話していたの?」
Mさん「うん。でも後で申請書が出て来るはずだから、それをみればいいよ」
Hくん「でもあの人の名前で申請書が来るかどうかはわかりませんよ」
Mさん「あ、そっか」
私「だめじゃん」
その後その謎の男性は隣の隣の部署に姿を消したので、Y岡さんがファイルをキャビネにしまう振りをして、どこの席に座ったか確認していた。
Y岡さん「N部のM田さんの隣の席でした!」
K池さん「つまりN部のメンバーなのは確かってことね。M田さんの隣って、やっぱりK川さんじゃなかったっけ?」
私「でも派遣社員や客先の人だったりするとアウトだよね」
K池さん「あ、そっか。でも社員だとは思うんだけどなあ」
私「じゃ、(N部の庶務の)H杉に聞いてみればいいんだよ、M田さんの隣って誰?ってさ」
しかしH杉のやつは今日に限って早退していたのだった。
私「もしあの人がK川さんだとすると、同じ部のK辺くんとは同期のはずだよ。K辺くんに確認してみるよ」
だがここでも謎の解明を阻む魔の手が。K辺君も早退していたのだった。仕方がないので翌日再びH杉に電話して聞いてみたところ、「M田さんの隣ならK川さんですよ」と明確な答えが返って来た。やっとすっきりしたわしら3人だが、「あんなに顔が変わるもんですかねぇ」と言うY岡さんに、「じゃ、K川さんの昔の顔について、K辺くんに聞いておくよ」と約束した私だった。
こんなどうでもいいことについつい熱心になってしまうわしら。いや、決して暇な訳じゃないのよ、本当だって。
2008年06月10日 (火)
会社の業務で社会保険料の給与処理をやっているのだが、年間の社会保険料処理の一つに算定届というのがある。まあ色々小難しい処理があるもんだから毎年健保組合が説明会を開催しているのだが、給与処理業務ビギナーな私は、今年初めて算定説明会デビューですよ。ふっ、まだ社会保険料のことなんか全然わかってないのに!(泣)。
そんな訳で今日の午後は初めての算定説明会に行ってきたのだが、説明会場はコンサートホールみたいな会場で、商工会議所の会議室みたいなところ(ええ、小さな同人誌即売会会場みたいな感じですよ)を想像していた私はちょっとビックリしましたよ。で、客席に着いて遥か彼方にあるステージを見ていると登場してきたのは、もちろん健保組合の担当者のオヤジだ。そして淡々と今年度の算定届の説明をしはじめる。
えっとー、簡単にいうと、全社員の社員ごとの4月~6月までの給料の平均金額を割り出して、それを元にあんたはこの1年は毎月この等級の社会保険料の金額を払うべしと決めて、その結果を健保組合に提出しろっつーことなのだが、担当者の口から「4月5月6月の3ヶ月間に支払った賃金」とか「変動があった月から継続して3ヶ月の報酬の平均額を」とか「原則として、4月、5月、6月の3ケ月間に支払われた給与の総額を3で割った額が」と、「3」という数字が何度も何度も出てくるもんだから、ついつい私の頭の中では、その度にステージ上で世界のナベアツが「サンッ!ヶ月間に支払った賃金!」とか「給与の総額をサンッ!で割った額が!」と叫んでいたよ……。ごめんよ、おじさん。
健保組合に提出する算定届の〆切は7月10日必着、5月に給与改定があった場合は8月中旬に提出と聞いて、なんだよ、ここでもやっぱり会社を休めないのか(6月8日「召集令状が来た夜は。」)、と思ったとことん不真面目な私である。
そんな訳で今日の午後は初めての算定説明会に行ってきたのだが、説明会場はコンサートホールみたいな会場で、商工会議所の会議室みたいなところ(ええ、小さな同人誌即売会会場みたいな感じですよ)を想像していた私はちょっとビックリしましたよ。で、客席に着いて遥か彼方にあるステージを見ていると登場してきたのは、もちろん健保組合の担当者のオヤジだ。そして淡々と今年度の算定届の説明をしはじめる。
えっとー、簡単にいうと、全社員の社員ごとの4月~6月までの給料の平均金額を割り出して、それを元にあんたはこの1年は毎月この等級の社会保険料の金額を払うべしと決めて、その結果を健保組合に提出しろっつーことなのだが、担当者の口から「4月5月6月の3ヶ月間に支払った賃金」とか「変動があった月から継続して3ヶ月の報酬の平均額を」とか「原則として、4月、5月、6月の3ケ月間に支払われた給与の総額を3で割った額が」と、「3」という数字が何度も何度も出てくるもんだから、ついつい私の頭の中では、その度にステージ上で世界のナベアツが「サンッ!ヶ月間に支払った賃金!」とか「給与の総額をサンッ!で割った額が!」と叫んでいたよ……。ごめんよ、おじさん。
健保組合に提出する算定届の〆切は7月10日必着、5月に給与改定があった場合は8月中旬に提出と聞いて、なんだよ、ここでもやっぱり会社を休めないのか(6月8日「召集令状が来た夜は。」)、と思ったとことん不真面目な私である。
2008年05月21日 (水)
相変わらず会社では無茶苦茶忙しい毎日で、実は今すごく焦っている。この間自宅のDVDデッキがぶっ壊れたので電気屋に電話したら「最短で月曜日にお伺いできますが、月曜日でよろしいでしょうか?」と聞かれたので、「よろしくお願いします」と言って、月曜日は会社を休んだのだ。電気屋が来るのは午前中だったので本当は午後から会社に行こうかと思ったのだが、もう、3月、4月とまる1日の休みを全然取っていなかったので(小学校の保護者会に出るためや子どもの急病で午後休をとったことは何度かある)久しぶりに休んでやる~~っ!と1日休みにしてしまったのだ。
そしたら翌日、リーダのK君から恐る恐る「休む時は他の人との調整をとって、みんなで一斉に休むことがないようにしていただけますか」と言われたのだ。一体何事かと思ったら、私が休んだ月曜日には、私(給与・社会保険料・福利厚生担当)の隣の席のY岡さん(給与・人事労務、採用担当)が子どもの急病のため早退し、そのまた隣の派遣のFさん(採用担当)がおなかを壊してお休みし、後ろの席の派遣のOさん(福利厚生、総務担当)が前々から予定していた有給休暇で休みを取ったために、人事担当者がごっそりいなかったらしい。そんでもってリーダのKくんが関連会社の方に行っていて不在だったためにわしらが休んだ事情がうまくそのまた上の上司のKさんに伝わってなくって、「人事担当者がごっそりいないとはなにごとか!!」とご立腹だったんだという。
えーーーーーー、わしらここんとこ年度末処理やら年度更新やらベースアップやら色々あってすっごく忙しくて残業三昧な上に、みんな休みをほとんど取ってなかったんですぜ。なのにたまたま偶然が重なってちょっといなかっただけじゃーん。これじゃあ1日休みをとるのも楽じゃない……つまり夏コミ用原稿を描くために、毎年7月下旬から8月初旬はじゃんじゃん休んでいたのに、それが今年からまったくできなくなるということですよ。オーマイガー!(←そこかいっ!)。おまけに盆休みも毎年1週間まるまる会社を休んで北海道に帰省していたのに、給与担当者は毎週1週間に1回は絶対休めない日があるため、1週間丸ごと休むのも不可能になってしまったのだった。とほほ。いいことねぇなあ。
もうそろそろ本気で原稿に取りかかってないと、今年の夏の舞踏会にはまたもや新しいドレスが用意できない!っつー事態になりそうだよ、ママン……。でも色々忙しくて原稿に取りかかれないんだよう。そんな訳でじりじりと焦るばかりの毎日だ。なお、ギリギリになってからあわてて原稿を描くんじゃなくって、毎日コツコツと少しずつ描いて行けばいいじゃないのかというツッコミはナシで。それが出来るくらいの根性と気力があったらダイエットだってとっくのまに成功させているはずだ(え!?)。
そしたら翌日、リーダのK君から恐る恐る「休む時は他の人との調整をとって、みんなで一斉に休むことがないようにしていただけますか」と言われたのだ。一体何事かと思ったら、私が休んだ月曜日には、私(給与・社会保険料・福利厚生担当)の隣の席のY岡さん(給与・人事労務、採用担当)が子どもの急病のため早退し、そのまた隣の派遣のFさん(採用担当)がおなかを壊してお休みし、後ろの席の派遣のOさん(福利厚生、総務担当)が前々から予定していた有給休暇で休みを取ったために、人事担当者がごっそりいなかったらしい。そんでもってリーダのKくんが関連会社の方に行っていて不在だったためにわしらが休んだ事情がうまくそのまた上の上司のKさんに伝わってなくって、「人事担当者がごっそりいないとはなにごとか!!」とご立腹だったんだという。
えーーーーーー、わしらここんとこ年度末処理やら年度更新やらベースアップやら色々あってすっごく忙しくて残業三昧な上に、みんな休みをほとんど取ってなかったんですぜ。なのにたまたま偶然が重なってちょっといなかっただけじゃーん。これじゃあ1日休みをとるのも楽じゃない……つまり夏コミ用原稿を描くために、毎年7月下旬から8月初旬はじゃんじゃん休んでいたのに、それが今年からまったくできなくなるということですよ。オーマイガー!(←そこかいっ!)。おまけに盆休みも毎年1週間まるまる会社を休んで北海道に帰省していたのに、給与担当者は毎週1週間に1回は絶対休めない日があるため、1週間丸ごと休むのも不可能になってしまったのだった。とほほ。いいことねぇなあ。
もうそろそろ本気で原稿に取りかかってないと、今年の夏の舞踏会にはまたもや新しいドレスが用意できない!っつー事態になりそうだよ、ママン……。でも色々忙しくて原稿に取りかかれないんだよう。そんな訳でじりじりと焦るばかりの毎日だ。なお、ギリギリになってからあわてて原稿を描くんじゃなくって、毎日コツコツと少しずつ描いて行けばいいじゃないのかというツッコミはナシで。それが出来るくらいの根性と気力があったらダイエットだってとっくのまに成功させているはずだ(え!?)。
2008年04月29日 (火)
4月になって就職する人もいれば入学進学する子もいる。また、4月を機に何か新しいことを始めて見ようと思う人も多いことだろう。私も100万年ほど昔、ほぼ毎日満員電車の中で痴漢に遭っていた頃、4月になるとビギナーの痴漢に遭っていたものだった。痴漢も4月を機にやってみようと思う代物なのか? あるいは地方から出てきた青年達のチャレンジだったのか? とか思ったものでしたよ。そういや電車の中で痴漢に遭った時に反撃したら指を骨折してしまい、恥ずかしそうに労災申請をしていたTちゃん、どうしているかなあ。
さて昨日の昼飯は同僚Y男のおごりでスキヤキランチを食べに行ったのだが。
大お局様のK池さん「一昨日の土曜日にPTAの集まりがあって行ってきたんだけど」
K池さんには今中2の娘と専門学校2年の息子がいるのだ(K池さんの息子については2007年4月25日「班のめあて:はぐれない。」参照)。
K池さん「その集まりの中に上の子が高校に行っている人がいたんだけど、その子が電車の中で痴漢にあったんだって」
私「満員の通学電車に乗れば痴漢にだってあうでしょ」
Y岡さん「気の毒ですね」
K池さん「それが男の子なのよ、その子」
私「へぇー。まあ、男の子が痴漢に遭うっているのも結構聞く話だよね」
K池さん「それが相手は高校生の男の子だったんだって」
私、Y岡さん、派遣のKさん「へぇー!」
K池さん「まあ、その子がまた可愛い子だからさ、痴漢に遭うのもわからないではないよねって言っていたんだけどね」
Y岡さん「男の子だったら反撃したりできるんじゃないですか?」
K池さん「それがすっごい満員電車で身動きが全然できなくて黙っているだけだったんだって。今女性専用車両があるじゃない? だから痴漢に遭わないように男子高生専用車があればいいのにって言ってたわ」
私、Y岡さん、派遣のKさん「えーー」
私「だって犯人も高校生だったらダメじゃん」
Y岡さん「男子高校生ばかりの車両って、なんかすごそうですね」
Kさん「間違って乗っちゃったらこわそうですよね」
私「犯人の高校生は同じ高校の子だったの?」
K池さん「あ、そこまでは聞いていない」
いつも詰めが甘いK池さんなのだった。私としてはその手の話なんぞはBLの浸透具合から言って別に珍しいことでもなかろう、本屋に行けば結構いい場所にその手の話の本が山積みだよといいそうになってしまったが、大人なので(え?)思いとどまった次第だ。ジャニヲタのK池さんが可愛いというからにはそこそこ本当に可愛いのだろうが、まあ、続報を期待したいところだ。
ところでこんな記事も。
痴漢冤罪を防ぐために「男性専用車両」が導入される予定はあるのかを鉄道会社に聞いてみた【首都圏編】(GIGAZINE)
さて昨日の昼飯は同僚Y男のおごりでスキヤキランチを食べに行ったのだが。
大お局様のK池さん「一昨日の土曜日にPTAの集まりがあって行ってきたんだけど」
K池さんには今中2の娘と専門学校2年の息子がいるのだ(K池さんの息子については2007年4月25日「班のめあて:はぐれない。」参照)。
K池さん「その集まりの中に上の子が高校に行っている人がいたんだけど、その子が電車の中で痴漢にあったんだって」
私「満員の通学電車に乗れば痴漢にだってあうでしょ」
Y岡さん「気の毒ですね」
K池さん「それが男の子なのよ、その子」
私「へぇー。まあ、男の子が痴漢に遭うっているのも結構聞く話だよね」
K池さん「それが相手は高校生の男の子だったんだって」
私、Y岡さん、派遣のKさん「へぇー!」
K池さん「まあ、その子がまた可愛い子だからさ、痴漢に遭うのもわからないではないよねって言っていたんだけどね」
Y岡さん「男の子だったら反撃したりできるんじゃないですか?」
K池さん「それがすっごい満員電車で身動きが全然できなくて黙っているだけだったんだって。今女性専用車両があるじゃない? だから痴漢に遭わないように男子高生専用車があればいいのにって言ってたわ」
私、Y岡さん、派遣のKさん「えーー」
私「だって犯人も高校生だったらダメじゃん」
Y岡さん「男子高校生ばかりの車両って、なんかすごそうですね」
Kさん「間違って乗っちゃったらこわそうですよね」
私「犯人の高校生は同じ高校の子だったの?」
K池さん「あ、そこまでは聞いていない」
いつも詰めが甘いK池さんなのだった。私としてはその手の話なんぞはBLの浸透具合から言って別に珍しいことでもなかろう、本屋に行けば結構いい場所にその手の話の本が山積みだよといいそうになってしまったが、大人なので(え?)思いとどまった次第だ。ジャニヲタのK池さんが可愛いというからにはそこそこ本当に可愛いのだろうが、まあ、続報を期待したいところだ。
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2008年04月25日 (金)
会社では4月1日にあった人事異動に伴ってあちこちの部署で引越があり、私の周辺でも微妙な移動があった。先月までは隣の席だったH君(2006年2月17日「社内のアイドル」)が斜め向かい側の席に移ってしまい、よりによってK君(関連会社で経理・総務・人事を担当している40過ぎのザビエルハゲ、彼女いない歴15 年、北海道出身、4月10日「今日は4月10日、新社会人もまだ10日目。」)が隣になってがっくしだ。まあ、K君も私には言われたくないだろうが。
しかしそんな私にも密かな楽しみがある。先月末に中途入社したYさんが技術的なことで色々質問をしにH君のところにやってくるのだ。Yさんは法務担当の51歳のオヤジなのだが若々しい訳でもないのにオヤジにも見えないちょっと不思議な人で、つるっ禿な頭にまず目が行ってしまう。そういうとまわりの皆から「Kさん(私のことだ)は本当にハゲ好きなんだから」と言われてしまうのだが、Yさんは声がすごくいいのだ。そんなに深刻なハゲでもないのにいさぎよくつるっ禿にしているところも好感度アップだが(え?)、よく通る低い声が実にナイス。そのYさんと社内のアイドルのH君の二人を正面から見られるのである。うーむ、眼福なひととき(と、思っているのは私だけか)。
そんな訳で練馬のS嬢とNさんが何やら話をしていて、「今日はダーリン、来てないねって言ってたのよ」というから何かと思ったら、「Kさんのダーリンのことに決まっているでしょ」といいやがるのである。「ダーリンって……」と唖然としていると、S嬢は「だってKさん、興味がない人はどんなに近くにいてもうるさくても全く目に入らないのに(確かにな)、こんなにYさんの話題がよく出てくるなんて、やっぱりラブラブねぇ~って言ってたのよ」「……」「何よりもまずハゲだしね」。開いた口がふさがらねぇ。でも超メタボなA部長とラブラブ扱いのNさんよりはまだましか(2007年2月6日「お局様の失楽園の旅」)。わしらも会社で盛り上がるネタが本当にないんだな。
しかしそんなNさんも今日二人でエレベータに乗っていたところ、2階で男性社員が乗ってきて6階で降りて出て行ったとたんに言ったのだった。
「あのハゲ方は許せないね」。
確かにゴルバチョフ型のハゲとうっすらとしたザビエルハゲがつながっていて、気の毒な頭の人だったが(しかも結構若そうな感じ)、デブ専のNさんからそんな台詞を聞こうとわ。どうやらNさんもハゲ専業界(え??)に片足突っ込み始めているようだった。
しかしそんな私にも密かな楽しみがある。先月末に中途入社したYさんが技術的なことで色々質問をしにH君のところにやってくるのだ。Yさんは法務担当の51歳のオヤジなのだが若々しい訳でもないのにオヤジにも見えないちょっと不思議な人で、つるっ禿な頭にまず目が行ってしまう。そういうとまわりの皆から「Kさん(私のことだ)は本当にハゲ好きなんだから」と言われてしまうのだが、Yさんは声がすごくいいのだ。そんなに深刻なハゲでもないのにいさぎよくつるっ禿にしているところも好感度アップだが(え?)、よく通る低い声が実にナイス。そのYさんと社内のアイドルのH君の二人を正面から見られるのである。うーむ、眼福なひととき(と、思っているのは私だけか)。
そんな訳で練馬のS嬢とNさんが何やら話をしていて、「今日はダーリン、来てないねって言ってたのよ」というから何かと思ったら、「Kさんのダーリンのことに決まっているでしょ」といいやがるのである。「ダーリンって……」と唖然としていると、S嬢は「だってKさん、興味がない人はどんなに近くにいてもうるさくても全く目に入らないのに(確かにな)、こんなにYさんの話題がよく出てくるなんて、やっぱりラブラブねぇ~って言ってたのよ」「……」「何よりもまずハゲだしね」。開いた口がふさがらねぇ。でも超メタボなA部長とラブラブ扱いのNさんよりはまだましか(2007年2月6日「お局様の失楽園の旅」)。わしらも会社で盛り上がるネタが本当にないんだな。
しかしそんなNさんも今日二人でエレベータに乗っていたところ、2階で男性社員が乗ってきて6階で降りて出て行ったとたんに言ったのだった。
「あのハゲ方は許せないね」。
確かにゴルバチョフ型のハゲとうっすらとしたザビエルハゲがつながっていて、気の毒な頭の人だったが(しかも結構若そうな感じ)、デブ専のNさんからそんな台詞を聞こうとわ。どうやらNさんもハゲ専業界(え??)に片足突っ込み始めているようだった。
2008年04月10日 (木)
4月になったなあとしみじみ思うのは桜の開花ではなく、会社への道を急いでいる時にモタクサしている新しいスーツの若いもんに邪魔される時だ。忙しい大人がセカセカ歩いているリズムにまだまだ乗れないのね。
さて4月1日はうちの会社でも入社式があったのだが、新卒採用担当のFさん(35歳の美人妻派遣社員)が朝から電話をかけていたので何かと思ったら、入社式までもう時間がないというのにまだ来てない新人がいるのだという。「ちょっと、新人の方から遅れてすみませんの電話はなかったの!?」と聞くと「自宅に電話しても出ないので家を出てはいるみたいなんですよねえ」という。今どき携帯電話を持ってない新人はいないだろうに、何故電話を入れるということもしないのだ。おまけにその後、別の新人から「JRの駅で降りたんですけど迷子になってしまいました!」という電話も入ってびっくりだ。
そうかと思うと受付の1時間前に来た新人もいたそうで、まだ受付前だからと追い返したのだが、それを見ていたY男が「あの新人、もう絶対来ないね」と言ったもんだからY男とFさんで来るか来ないか賭けをしたんだという。結局「ちゃんと来ますから」と言ったFさんが勝って(そりゃそうだよ)、そのおこぼれに預かって関係のない私達(私、大お局様のK池さん、派遣のKさん、オヤジあしらいのうまい派遣のOさん、Y岡さん)までY男におやつを買ってもらったのだった。
その新人達も研修が始まって9日目になったわけだが、研修担当者のO村さんが私の左隣の席にいるKくん(関連会社で経理・総務・人事を担当している40過ぎのハゲ、彼女いない歴15 年、北海道出身)と今年の新人研修について何やら話していた。
O村さん「あのさー、Aくんなんだけどさ」
Kくん「あ、何かやっちゃった?」
O村さん「研修態度が本当にダメダメだから注意したんだけど全然聞いてないし、一つ一つ丁寧に説明しているのにメモもとらないの。それでメモとらなくてちゃんとわかったの?って聞いても、ちゃんと聞いてましたから、大丈夫ですからって言うんだよね。じゃあ、私が今説明したのは5つあるけど何て言った?って聞くと言えない上に、私の説明が悪いって言うのよ!」
Kくん「あーーー……」
新人研修はうちの会社の新人と関連会社の新人が一緒に受けているのだが、問題のAくんはKくんの会社の新人なのだ。
O村さん「それが3度も続いて、さすがの私もなぐってやろうかと思ったわよ!」
Kくん「本当に、すみません」
O村さん「あと、Bくんなんだけど」
Kくん「あ、チャラ男ね」
O村さん「半ケツ出すのはやめろって言ったんだけど」
Kくん「僕も注意したんですよ、あれでも」
私「半ケツって、何?」
Kくん「スーツのズボンをベルト緩めてずりさげてはいているんですよ」
私「えー? ジーパンならまだしもスーツで半ケツ!?」
O村さん「社会人としてどうかと思うでしょ」
社会人としてどうかと思う以前に、スーツで半ケツはいくらなんでもバカ丸だしじゃないのか? 第一似合わないだろ?(←そういう問題か?)
O村さん「それからCくんはさ」
O村さんの告発が続き、Kくんはあやまってばかりだ。
Kくん「Cは入社説明会の時に、母親と一緒に来たんですよね。それで僕、お母さんにも色々説明したんですよ」
うわー、母親同伴で入社説明会に来るか。
Kくん「でも今年はまだ辞めると言ってきた社員はいないでしょ」
O村さん「そりゃまだいないけどねー」
Kくん「だったらだいぶマシですよ」
私「何? 去年とか一昨年は入社10日目で辞めたヤツがいたの?」
Kくん「いましたよ。4年前ですけど、入社3日目でやめたやつが。導入研修がはじまってすぐに辞めるって言ってきたんです」
私「なんでまた。理由は?」
Kくん「やっていけそうにないから、って」
私「技術研修中ならまだしも、それ以前の導入研修の始めで辞めるってなんだよ」
Kくん「さあ。でも今年はまだ一人もいませんから!」
当たり前だ。そこで「そういえばKくんの会社の新人とうちの会社の新人が研修期間中にできちゃった結婚をしたのは2年前だったっけ? 3年前だったっけ?」と聞こうとして、はっと我に返ってやめましたよ。すぐ右隣に研修期間中につきあい始めてその後出来ちゃった結婚をしたY岡さんがいたからな。いやあ、研修スタッフって、色々大変だな。
さて4月1日はうちの会社でも入社式があったのだが、新卒採用担当のFさん(35歳の美人妻派遣社員)が朝から電話をかけていたので何かと思ったら、入社式までもう時間がないというのにまだ来てない新人がいるのだという。「ちょっと、新人の方から遅れてすみませんの電話はなかったの!?」と聞くと「自宅に電話しても出ないので家を出てはいるみたいなんですよねえ」という。今どき携帯電話を持ってない新人はいないだろうに、何故電話を入れるということもしないのだ。おまけにその後、別の新人から「JRの駅で降りたんですけど迷子になってしまいました!」という電話も入ってびっくりだ。
そうかと思うと受付の1時間前に来た新人もいたそうで、まだ受付前だからと追い返したのだが、それを見ていたY男が「あの新人、もう絶対来ないね」と言ったもんだからY男とFさんで来るか来ないか賭けをしたんだという。結局「ちゃんと来ますから」と言ったFさんが勝って(そりゃそうだよ)、そのおこぼれに預かって関係のない私達(私、大お局様のK池さん、派遣のKさん、オヤジあしらいのうまい派遣のOさん、Y岡さん)までY男におやつを買ってもらったのだった。
その新人達も研修が始まって9日目になったわけだが、研修担当者のO村さんが私の左隣の席にいるKくん(関連会社で経理・総務・人事を担当している40過ぎのハゲ、彼女いない歴15 年、北海道出身)と今年の新人研修について何やら話していた。
O村さん「あのさー、Aくんなんだけどさ」
Kくん「あ、何かやっちゃった?」
O村さん「研修態度が本当にダメダメだから注意したんだけど全然聞いてないし、一つ一つ丁寧に説明しているのにメモもとらないの。それでメモとらなくてちゃんとわかったの?って聞いても、ちゃんと聞いてましたから、大丈夫ですからって言うんだよね。じゃあ、私が今説明したのは5つあるけど何て言った?って聞くと言えない上に、私の説明が悪いって言うのよ!」
Kくん「あーーー……」
新人研修はうちの会社の新人と関連会社の新人が一緒に受けているのだが、問題のAくんはKくんの会社の新人なのだ。
O村さん「それが3度も続いて、さすがの私もなぐってやろうかと思ったわよ!」
Kくん「本当に、すみません」
O村さん「あと、Bくんなんだけど」
Kくん「あ、チャラ男ね」
O村さん「半ケツ出すのはやめろって言ったんだけど」
Kくん「僕も注意したんですよ、あれでも」
私「半ケツって、何?」
Kくん「スーツのズボンをベルト緩めてずりさげてはいているんですよ」
私「えー? ジーパンならまだしもスーツで半ケツ!?」
O村さん「社会人としてどうかと思うでしょ」
社会人としてどうかと思う以前に、スーツで半ケツはいくらなんでもバカ丸だしじゃないのか? 第一似合わないだろ?(←そういう問題か?)
O村さん「それからCくんはさ」
O村さんの告発が続き、Kくんはあやまってばかりだ。
Kくん「Cは入社説明会の時に、母親と一緒に来たんですよね。それで僕、お母さんにも色々説明したんですよ」
うわー、母親同伴で入社説明会に来るか。
Kくん「でも今年はまだ辞めると言ってきた社員はいないでしょ」
O村さん「そりゃまだいないけどねー」
Kくん「だったらだいぶマシですよ」
私「何? 去年とか一昨年は入社10日目で辞めたヤツがいたの?」
Kくん「いましたよ。4年前ですけど、入社3日目でやめたやつが。導入研修がはじまってすぐに辞めるって言ってきたんです」
私「なんでまた。理由は?」
Kくん「やっていけそうにないから、って」
私「技術研修中ならまだしも、それ以前の導入研修の始めで辞めるってなんだよ」
Kくん「さあ。でも今年はまだ一人もいませんから!」
当たり前だ。そこで「そういえばKくんの会社の新人とうちの会社の新人が研修期間中にできちゃった結婚をしたのは2年前だったっけ? 3年前だったっけ?」と聞こうとして、はっと我に返ってやめましたよ。すぐ右隣に研修期間中につきあい始めてその後出来ちゃった結婚をしたY岡さんがいたからな。いやあ、研修スタッフって、色々大変だな。
2008年04月01日 (火)
このところ会社のPCを使うとたまに不穏な動きをする上に、ちょくちょくメモリが足りないというメッセージが出てきやがる。そんなところに同僚のY男が「年度末で予算余っているからオレがメモリとか買ったげるよ」とやってきた。買ってくれると言っても会社の金の癖して相変わらず恩着せがましいのだが、もらえるもんはとにかくもらっておく。
しかしY男が手下を指図して私のPCのメモリを増設した直後からPCから不穏な、いやちがった、ファンが回りっぱなしでうるさくて仕方が無くなる。そこに通りかかった経理のY田(男なのだが、20年ほど前に整形手術を受けた過去あり)が「一体、どうしたんですかコレ」と声をかけて来る。それを見てグループ長のMさんもやってくる。
私「Y男にメモリを増設してもらってからずっとこんな感じだよ」
Y田「これはいくらなんでもおかしいですよ。ファンが暴走しているんじゃないですか?」
Mさん「確かにこれは変だね」
Y田「去年経理で修理したのと同じ状況ですよ。マシンもこれとまったく同じやつだったんですが、ファンが暴走してたんですよ。2台も」
Mさん「そういう種類のマシンなんだ」
Y田「ちょっと中見て見てもいいですか?」
私「……いいけど」
二人はさっさとPCの側板をはずす。
Y田「あー? なんかこれ、ファンのところ浮いちゃってませんか?」
Mさん「メモリを入れる時に動かしたのかな」
Y田「シャットダウンしてもらっていいですか?」
私「(この糞忙しい時に~)……いいけど」
PCの電源を切って二人が何やらいじっていると、その時にあきらかに、はっきりと、バキッ、という音が。
私、Y田、Mさん「あ……?」
Y田「今、バキッといいましたね」
私「うん、かなり不吉な音だったね」
Y田「あー、ファンのところが折れちゃってますねぇ。これ、寝かせておいた方がいいですね」
と、縦置きしていたPCを横にして電源を入れてみる。
Y田「横にしておくと音も出ないですね」
Mさん「重みでなんとかちゃんと動いているみたいだね。元々リコールが出てもおかしくないようなイカれた機種だったところにメモリ増設でどこか曲げちゃったみたいなんだね」
私「あー、元々体が弱ってたところに季節の変わり目でさらにガツンと来た上に誰かにケリを入れられておばあちゃん、すっかり寝込んじゃった、と」
Mさん「そうそう」
私「おばちゃん、起き上がれるようになるかなあ」
Y田「え? これおばあちゃんだったんですか? おじいちゃんじゃなくて?」
私「なんで私がおじいちゃんを横に寝かせておくのよ」
Mさん「そういう問題では……」
という訳でMさんがサポートと値段交渉して、修理担当者が明日来ることになった。がんばれ、おばあちゃん。
しかしY男が手下を指図して私のPCのメモリを増設した直後からPCから不穏な、いやちがった、ファンが回りっぱなしでうるさくて仕方が無くなる。そこに通りかかった経理のY田(男なのだが、20年ほど前に整形手術を受けた過去あり)が「一体、どうしたんですかコレ」と声をかけて来る。それを見てグループ長のMさんもやってくる。
私「Y男にメモリを増設してもらってからずっとこんな感じだよ」
Y田「これはいくらなんでもおかしいですよ。ファンが暴走しているんじゃないですか?」
Mさん「確かにこれは変だね」
Y田「去年経理で修理したのと同じ状況ですよ。マシンもこれとまったく同じやつだったんですが、ファンが暴走してたんですよ。2台も」
Mさん「そういう種類のマシンなんだ」
Y田「ちょっと中見て見てもいいですか?」
私「……いいけど」
二人はさっさとPCの側板をはずす。
Y田「あー? なんかこれ、ファンのところ浮いちゃってませんか?」
Mさん「メモリを入れる時に動かしたのかな」
Y田「シャットダウンしてもらっていいですか?」
私「(この糞忙しい時に~)……いいけど」
PCの電源を切って二人が何やらいじっていると、その時にあきらかに、はっきりと、バキッ、という音が。
私、Y田、Mさん「あ……?」
Y田「今、バキッといいましたね」
私「うん、かなり不吉な音だったね」
Y田「あー、ファンのところが折れちゃってますねぇ。これ、寝かせておいた方がいいですね」
と、縦置きしていたPCを横にして電源を入れてみる。
Y田「横にしておくと音も出ないですね」
Mさん「重みでなんとかちゃんと動いているみたいだね。元々リコールが出てもおかしくないようなイカれた機種だったところにメモリ増設でどこか曲げちゃったみたいなんだね」
私「あー、元々体が弱ってたところに季節の変わり目でさらにガツンと来た上に誰かにケリを入れられておばあちゃん、すっかり寝込んじゃった、と」
Mさん「そうそう」
私「おばちゃん、起き上がれるようになるかなあ」
Y田「え? これおばあちゃんだったんですか? おじいちゃんじゃなくて?」
私「なんで私がおじいちゃんを横に寝かせておくのよ」
Mさん「そういう問題では……」
という訳でMさんがサポートと値段交渉して、修理担当者が明日来ることになった。がんばれ、おばあちゃん。
2008年03月07日 (金)
先月から担当する業務の一部が変更になってきゅうきゅうとしている毎日なのだが(1月17日「無理矢理押し込めば結構なんとかなるもんですよ」)、年度末を控えてイレギュラーな業務や年度切替に備えてやらなきゃならない仕事も増えてきて四苦八苦である。しかも今まで業務のチェック体制が十分じゃなかったということで、自分の担当ではない仕事のチェックもしなければならなくたったためにその仕事の内容と流れをちゃんとつかんでおかなければならなくなり、さらに内部統制がどうたらこうたらっつーことで(←全然わかっていない)色々横やりが入って、やっている業務の一つ一つに物言いが入る毎日なのだ(外部の監査法人のお兄さんが一人、イケメンなのが唯一の救いだ)。
Y岡さん「休職していて先月復職したKさん、やっぱり復職取り消しだそうです」
私「一ヶ月以上遅れて連絡して来るなーーーー!」
K池さん「開発のMさん、4月から海外支社に出向になるけど、住民票と社会保険の手続きだけど……」
私「もう、海外になんか行かないでーーー!」
派遣のMさん「休職から復職してきたとたんやっぱり退職になったAさんですけど、結局先月の出勤日数がゼロだったので、支給した通勤手当を戻してもらう処理が必要になります」
私「会社にくるんだか来ないんだかはっきりさせておけ!」
Y岡さん「4月の昇級のための資料がこれなんですけど、データをここからひっぱてきているんですけど、あっているかどうかチェックして下さい」
私「今日、はじめて見る資料なんですけど、どこをどう見ればいいと!?」
Fさん「採用業務の件で聞きたいことがあるんですけど」
私「部長に聞いてーーー!」
M山くん「社会保険料の月額変更の金額が変だと思いませんか?」
私「調べてみます(それ、私が担当する前の話だからっっっ!!)」
……とか、色々。まだ給与処理の自分の担当業務だって全然把握してないのに。それなのに他の業務B、業務Cが無茶苦茶忙しくなってきていて息切れ状態だ。特に業務Bはここに来て上の方が大々的なアナウンスをやらかしてくれたおかげで、その処理業務を担当しているのは私一人なのに、問合せや資料請求の電話とメイルが数分置きに入ってきてその対応に追われてとんでもないことになっているのだ。
私「今朝なんか(業務Bの監督部長の)Aさんと二人きりで打ち合わせしちゃったぁ。AさんはNさんのものなのに、ごめんねぇ」(2007年2月26日「お局様の失楽園の旅」参照)
練馬のS嬢「あらっ(はあと)」
Nさん「私に遠慮しなくて全然結構だよ……」
私「おまけにAさんの携帯の番号もきいちゃったぁ」
S嬢「もう、ラブラブね!」
Nさん「携帯の番号を教えちゃうとAさんから四六時中かかってくるよ」
S嬢「やだ、自分の番号なんか教えないでしょ」
私「当たり前だ(断言)」
Nさん「帰りの電車の中とかでも電話とったことがあるがあって、すんげー迷惑なんだけど」
S嬢「やだ、それはAさんがNさんと話したくて話したくてしかたがないからよぉ~」
私「NさんのAさんなのに、ここんとこ独占しちゃっててごめんねぇ~」
言わずもがなだが、もちろん、冗談だ。
私「でも今回の件で、(社員からの)問合せのメールや電話がひっきりなしで無茶苦茶忙しい上に、社内メール便のフロアによっても誰かに呼び止められるし、休憩室のフロアでコーヒーを買っても呼び止められるし、トイレから出てきた所でも呼び止められるんだよ……」
S嬢「あら、Kさんたら今一番、旬な女なのね~」
Nさん「Kさんたら、人気者!」
私「……全然嬉しくない」
旬な女って、色々つらい。
Y岡さん「休職していて先月復職したKさん、やっぱり復職取り消しだそうです」
私「一ヶ月以上遅れて連絡して来るなーーーー!」
K池さん「開発のMさん、4月から海外支社に出向になるけど、住民票と社会保険の手続きだけど……」
私「もう、海外になんか行かないでーーー!」
派遣のMさん「休職から復職してきたとたんやっぱり退職になったAさんですけど、結局先月の出勤日数がゼロだったので、支給した通勤手当を戻してもらう処理が必要になります」
私「会社にくるんだか来ないんだかはっきりさせておけ!」
Y岡さん「4月の昇級のための資料がこれなんですけど、データをここからひっぱてきているんですけど、あっているかどうかチェックして下さい」
私「今日、はじめて見る資料なんですけど、どこをどう見ればいいと!?」
Fさん「採用業務の件で聞きたいことがあるんですけど」
私「部長に聞いてーーー!」
M山くん「社会保険料の月額変更の金額が変だと思いませんか?」
私「調べてみます(それ、私が担当する前の話だからっっっ!!)」
……とか、色々。まだ給与処理の自分の担当業務だって全然把握してないのに。それなのに他の業務B、業務Cが無茶苦茶忙しくなってきていて息切れ状態だ。特に業務Bはここに来て上の方が大々的なアナウンスをやらかしてくれたおかげで、その処理業務を担当しているのは私一人なのに、問合せや資料請求の電話とメイルが数分置きに入ってきてその対応に追われてとんでもないことになっているのだ。
私「今朝なんか(業務Bの監督部長の)Aさんと二人きりで打ち合わせしちゃったぁ。AさんはNさんのものなのに、ごめんねぇ」(2007年2月26日「お局様の失楽園の旅」参照)
練馬のS嬢「あらっ(はあと)」
Nさん「私に遠慮しなくて全然結構だよ……」
私「おまけにAさんの携帯の番号もきいちゃったぁ」
S嬢「もう、ラブラブね!」
Nさん「携帯の番号を教えちゃうとAさんから四六時中かかってくるよ」
S嬢「やだ、自分の番号なんか教えないでしょ」
私「当たり前だ(断言)」
Nさん「帰りの電車の中とかでも電話とったことがあるがあって、すんげー迷惑なんだけど」
S嬢「やだ、それはAさんがNさんと話したくて話したくてしかたがないからよぉ~」
私「NさんのAさんなのに、ここんとこ独占しちゃっててごめんねぇ~」
言わずもがなだが、もちろん、冗談だ。
私「でも今回の件で、(社員からの)問合せのメールや電話がひっきりなしで無茶苦茶忙しい上に、社内メール便のフロアによっても誰かに呼び止められるし、休憩室のフロアでコーヒーを買っても呼び止められるし、トイレから出てきた所でも呼び止められるんだよ……」
S嬢「あら、Kさんたら今一番、旬な女なのね~」
Nさん「Kさんたら、人気者!」
私「……全然嬉しくない」
旬な女って、色々つらい。
2008年02月12日 (火)
去年の10月に関連会社から私が今いる部署に戻ってきたM君には、ちょっとやそっとの変人ぶりには驚かない私でも色々驚きの連続だ(2007年10月1日「だったら顔がいいほうがいいに決まっているでしょ」)。体が弱そうにはまったく見えないのにしょっちゅう会社を休むとか、来たら来たで他の人の仕事の邪魔になるレベルの独り言がとにかくうるさいとか、机の上にどでかいリアルなヒトデの置物が置いてあるとかなんて、もちろん全然「変」のうちには入らないし、紫色とオレンジ色のコートを着ていることにも私は驚かないよ。まあ、派遣のOさん(オヤジあしらいのうまい25歳)なんかはそのコートを着たM君とすれ違った時に「あんな色の服を着ているなんて、もしかして風水にでも凝っているんですかねぇ?」と言っていたが。
でも先日、会社の真ん前まで来ておいて「社員証を忘れたから取りに戻ります」と言って帰ってしまった時は、わしら一同「?????」だった。社員証なんかビルの1Fの窓口で申請すれば代わりの入館証をすぐに出してくれるのである。
大お局様のK池さん「まさか、入館証がすぐにもらえることを知らないってことないよね?」
Y岡さん「あー、ずっと関連会社にいたから知らないってことですか?」
私「んな訳ないじゃん! M君がその社員証入館証の管理担当者なのに」
派遣のOさん「じゃ、何か他の理由でもあるんですかね?」
K池さん「会社に来たくないんじゃないの?」
私「だったら来なきゃいいのに」
Y岡さん「Mさん、本当に変わっていますよね……」
その後Mくんは帰宅して自分の社員証を持って再び出社したのだが、みんなに「なんで入館証を1Fで出してもらわなかったの?」と聞かれて、「だって1F(の人たち)嫌いなんだもーん」と答えて、わしら一同またもやビックラこいただよ。別に社員証を忘れたからと言って説教されるわけでもなし(もちろん何か重要な書類を忘れたとか、M君が極端な完璧主義というわけでもなく)、本当に単純な事務手続きだけなのにその3分の手間(我慢?)を惜しんで2時間かけて帰宅・再出社するヤツの気持ちはわからん。宿題忘れた小学生か?
Nさん「Mくんさ、いつも半袖着ているよね?」
私「え? そうだっけ?」
練馬のS嬢「え? 気がついてないの?」
私「そういえば半袖だったような気もするけど、私、基本的に興味ない人って(本当に、物理的に)視界に入ってこないからさあ、あんまり覚えてないわ」
S嬢「あんなにすぐ近くにいるのに!」
Nさん「でもいくら会社の空調が利いてるっていっても、今の季節に半袖ってちょっといないよね」
私「もしかするとアメリカ人なのかもよ」
S嬢「もしかして長袖を持ってないんじゃないの?」
私「えー、それってアリかなあ? 一応社会人なのに?」
Nさん「M君がスーツ着てるところって見たことある?」
私「……ないかも」
S嬢「じゃあ長袖のシャツもスーツも持ってないんじゃないの?」
私「……長袖はともかく、スーツは去年の10月にここに来た時には着ていたと思う」
Nさん「だいたいM君ってどこの出身なのかね?」
私「なんで?」
S嬢「あー、北海道出身の人は冬場は暖房をガンガンたいて室内では半袖でいるから?」
私「ぎゃーーー、ヤメテ! あんなのが北海道出身だなんて。……あ、でも年末年始休暇明けに「白い恋人」をお土産に持ってきていた……」
S嬢「じゃあ、やっぱり道産子かもよ」
まったくもう、不吉なことを。しかし半袖の謎はすぐに解けたのである。
派遣のOさん「この間聞いたら長袖を持ってないって言ってました」
私「えーー、本当に持ってないの?」
派遣のOさん「自宅にいるよりも会社の方が暖かいから半袖でかまわないそうです」
私「えー、そりゃ東京の普通の家って暖房が貧弱だから確かに会社の方が暖かいだろうけど、会社に来るまでが寒いじゃん。しかもM君の席って、昨日まで空調が壊れていて暖房が全くきいてなかった場所でしょ? なんだ、それ?」
派遣のOさん「わかりませんよねぇ。この間風邪ひいて体調悪いって言っていた時も半袖だったんですけど、さすがに寒かったらしく半袖のシャツの上にホカロンを貼っているのを見たって、K池さんが言ってました」
私「長袖、買え!」
さらに謎だった出身地をこっそりと調べてみたら、なんと熊本出身だったのでわしらは「南の出身だからもしかしたら生まれた時から長袖を着たことがないのかもしれない」「面の皮と一緒に腕の皮も厚くなっているからじゃないのか」とか言っている。そして、先週の雪の日にももちろん半袖を着ていましたよ。もしかして長袖アレルギーか?
でも先日、会社の真ん前まで来ておいて「社員証を忘れたから取りに戻ります」と言って帰ってしまった時は、わしら一同「?????」だった。社員証なんかビルの1Fの窓口で申請すれば代わりの入館証をすぐに出してくれるのである。
大お局様のK池さん「まさか、入館証がすぐにもらえることを知らないってことないよね?」
Y岡さん「あー、ずっと関連会社にいたから知らないってことですか?」
私「んな訳ないじゃん! M君がその社員証入館証の管理担当者なのに」
派遣のOさん「じゃ、何か他の理由でもあるんですかね?」
K池さん「会社に来たくないんじゃないの?」
私「だったら来なきゃいいのに」
Y岡さん「Mさん、本当に変わっていますよね……」
その後Mくんは帰宅して自分の社員証を持って再び出社したのだが、みんなに「なんで入館証を1Fで出してもらわなかったの?」と聞かれて、「だって1F(の人たち)嫌いなんだもーん」と答えて、わしら一同またもやビックラこいただよ。別に社員証を忘れたからと言って説教されるわけでもなし(もちろん何か重要な書類を忘れたとか、M君が極端な完璧主義というわけでもなく)、本当に単純な事務手続きだけなのにその3分の手間(我慢?)を惜しんで2時間かけて帰宅・再出社するヤツの気持ちはわからん。宿題忘れた小学生か?
Nさん「Mくんさ、いつも半袖着ているよね?」
私「え? そうだっけ?」
練馬のS嬢「え? 気がついてないの?」
私「そういえば半袖だったような気もするけど、私、基本的に興味ない人って(本当に、物理的に)視界に入ってこないからさあ、あんまり覚えてないわ」
S嬢「あんなにすぐ近くにいるのに!」
Nさん「でもいくら会社の空調が利いてるっていっても、今の季節に半袖ってちょっといないよね」
私「もしかするとアメリカ人なのかもよ」
S嬢「もしかして長袖を持ってないんじゃないの?」
私「えー、それってアリかなあ? 一応社会人なのに?」
Nさん「M君がスーツ着てるところって見たことある?」
私「……ないかも」
S嬢「じゃあ長袖のシャツもスーツも持ってないんじゃないの?」
私「……長袖はともかく、スーツは去年の10月にここに来た時には着ていたと思う」
Nさん「だいたいM君ってどこの出身なのかね?」
私「なんで?」
S嬢「あー、北海道出身の人は冬場は暖房をガンガンたいて室内では半袖でいるから?」
私「ぎゃーーー、ヤメテ! あんなのが北海道出身だなんて。……あ、でも年末年始休暇明けに「白い恋人」をお土産に持ってきていた……」
S嬢「じゃあ、やっぱり道産子かもよ」
まったくもう、不吉なことを。しかし半袖の謎はすぐに解けたのである。
派遣のOさん「この間聞いたら長袖を持ってないって言ってました」
私「えーー、本当に持ってないの?」
派遣のOさん「自宅にいるよりも会社の方が暖かいから半袖でかまわないそうです」
私「えー、そりゃ東京の普通の家って暖房が貧弱だから確かに会社の方が暖かいだろうけど、会社に来るまでが寒いじゃん。しかもM君の席って、昨日まで空調が壊れていて暖房が全くきいてなかった場所でしょ? なんだ、それ?」
派遣のOさん「わかりませんよねぇ。この間風邪ひいて体調悪いって言っていた時も半袖だったんですけど、さすがに寒かったらしく半袖のシャツの上にホカロンを貼っているのを見たって、K池さんが言ってました」
私「長袖、買え!」
さらに謎だった出身地をこっそりと調べてみたら、なんと熊本出身だったのでわしらは「南の出身だからもしかしたら生まれた時から長袖を着たことがないのかもしれない」「面の皮と一緒に腕の皮も厚くなっているからじゃないのか」とか言っている。そして、先週の雪の日にももちろん半袖を着ていましたよ。もしかして長袖アレルギーか?
2008年01月31日 (木)
今日の午前中、退職手続き担当の大お局様のK池さんのところに本日付退職者のAさんがやってきて色々お話をしていた。退職手続きが終わってAさんが部屋から出て行った後、連絡漏れがあったのでK池さんがAさんの所属部所の庶務担当である練馬のS嬢に内線電話で連絡したところ、S嬢はAさんの顔をすぐに思い出せないでいた。Aさんはずっと客先に行っていてごくごくたまにしか本社に戻ってこないため、担当庶務にとっても印象が薄いのだ。そこでK池さんが「えっとね、昔の好青年って感じなのよ」と説明したのだが。
Y村さん「昔の好青年ですか?」
K池さん「ほら、なんか昔っぽい顔立ちしてなかった?」
M田さん「今風な感じじゃないですよね」
K池さん「なんか昭和っぽいっていうか。イケメンってわけじゃないけど感じはいいでしょ? でも主役にはもちろんなるタイプじゃなくて。2時間ドラマでも主役にまではいかない感じかな」
Y岡さん「んー、じゃ昼メロドラマの不倫相手みたいな感じ?」
K池さん「あー、そうかもねぇ」
私はこのAさんを見てなかったので社員情報システムでAさんの写真を確認してみたのだが、ここに載っている写真は非常に古い写真だった。
私「(ウェブに載っている)この写真はなんかオヤジっぽいよ?」
K池さん「この写真とは随分と変わっているわよ。痩せちゃったしね」
M田さん「この人、この写真を撮ってからその後一体何があったんだろうって感じですよね」
私「この写真だと何だか駅のホームから転落して死んじゃいそうな感じだよなあ」
Y岡さん「……」
と、そこに噂の彼が再びK池さんのところにやってきたので、K池さん周辺の女子はみんな密かにガン見ですよ。見た目は確かに社員情報の写真とはまったく別で、ひょろりとして柳のような感じの人だった。
K池さん「ね、なんか昔っぽい感じの好青年でしょ?」
Y岡さん「そうですねぇ……でもなんか薄い感じですよね」
私「うらなりって感じだよ」
K池さん「えーーー」
K池さんは細長い男が好きなので私の評価には不満なようだった。
さて一方S嬢はAさんのプロジェクトリーダであるY田さんに「Aさんってどんな人ですか?」と聞いたところ、Y田さんは「田舎のフランス人って感じ」と答えたそうだ。ううむ、言いえて妙。なお、S嬢のところにはお客さんから社員宛の電話がちょくちょくかかってくるのだが、同じ苗字の人が多いために「○○は3人おりますがどの○○になりますでしょうか?」と聞くと、「背が低くてパンチパーマの人」「太ってて少し頭が寂しい方の○○さん」などというように形容してくれるそうだ。みんなこうして色々言われちゃっているわけね(私もな、、)。
Y村さん「昔の好青年ですか?」
K池さん「ほら、なんか昔っぽい顔立ちしてなかった?」
M田さん「今風な感じじゃないですよね」
K池さん「なんか昭和っぽいっていうか。イケメンってわけじゃないけど感じはいいでしょ? でも主役にはもちろんなるタイプじゃなくて。2時間ドラマでも主役にまではいかない感じかな」
Y岡さん「んー、じゃ昼メロドラマの不倫相手みたいな感じ?」
K池さん「あー、そうかもねぇ」
私はこのAさんを見てなかったので社員情報システムでAさんの写真を確認してみたのだが、ここに載っている写真は非常に古い写真だった。
私「(ウェブに載っている)この写真はなんかオヤジっぽいよ?」
K池さん「この写真とは随分と変わっているわよ。痩せちゃったしね」
M田さん「この人、この写真を撮ってからその後一体何があったんだろうって感じですよね」
私「この写真だと何だか駅のホームから転落して死んじゃいそうな感じだよなあ」
Y岡さん「……」
と、そこに噂の彼が再びK池さんのところにやってきたので、K池さん周辺の女子はみんな密かにガン見ですよ。見た目は確かに社員情報の写真とはまったく別で、ひょろりとして柳のような感じの人だった。
K池さん「ね、なんか昔っぽい感じの好青年でしょ?」
Y岡さん「そうですねぇ……でもなんか薄い感じですよね」
私「うらなりって感じだよ」
K池さん「えーーー」
K池さんは細長い男が好きなので私の評価には不満なようだった。
さて一方S嬢はAさんのプロジェクトリーダであるY田さんに「Aさんってどんな人ですか?」と聞いたところ、Y田さんは「田舎のフランス人って感じ」と答えたそうだ。ううむ、言いえて妙。なお、S嬢のところにはお客さんから社員宛の電話がちょくちょくかかってくるのだが、同じ苗字の人が多いために「○○は3人おりますがどの○○になりますでしょうか?」と聞くと、「背が低くてパンチパーマの人」「太ってて少し頭が寂しい方の○○さん」などというように形容してくれるそうだ。みんなこうして色々言われちゃっているわけね(私もな、、)。
2008年01月28日 (月)
先週の金曜日の夜は久しぶりに同僚のNさんと練馬のS嬢と3人で新年会と言うことで飲んだくれたのだが、飲みすぎたせいかそれともトシのせいか店を出るときにとにかく異常に眠かったのである。
私「金曜日、家に着いたら12時過ぎていたんだけど店を出たのって何時くらいだった?」
S嬢「うーん、私もはっきり覚えてないけど確か11時ちょい前だったと思うよ。私が家に着いたのが11時45分くらいだったと思うんだよね」
私「そっかー。元々飲むと眠くなる方なんだけど金曜日は本当にひどくてさー」
Nさん「店を出るときはもう朦朧としていたもんね」
私「あんまり眠くて眠くて、帰りの電車の中で催してきたんで途中下車して駅のトイレで用を足したんだけど、そのままトイレで眠っちゃったのよ」
S嬢「えーー!」
私「で、ハッと我に返って時計を見たら、時刻は覚えてないんだけど寝てたのは5分くらいだったのね。でも店を出たのが早かったらもしかしてトイレでケツ出したまま眠ってたのが1時間くらいだったんじゃないかという疑惑がよぎったもんでさ」
S嬢「あらー、そこで気がついてよかったじゃん。そのまま朝、冷たくなって発見されてたらとんでもないことになってたじゃない」
私「ぎゃーーーーーっ!! ケツ丸出しのままの死体!?」
Nさん「そうなると会社で噂になるよね、Kさんの死にっぷりが」
私「不審死体って、まず会社に連絡が行く?」
S嬢「社員証が(バッグの中に)あるからまず会社に来るだろうね。もしかすると自宅に連絡が行くのと同時かもしれないけど、そういう死に方だと確実に会社にも連絡はくるよ」
私「あ、あぶねぇー……」
S嬢「そしたら私達、金曜の夜はどうでしたか?って事情聴取されるよね」
私「……」
もうそろそろそんな飲み方はやめろ、ということか?
私「金曜日、家に着いたら12時過ぎていたんだけど店を出たのって何時くらいだった?」
S嬢「うーん、私もはっきり覚えてないけど確か11時ちょい前だったと思うよ。私が家に着いたのが11時45分くらいだったと思うんだよね」
私「そっかー。元々飲むと眠くなる方なんだけど金曜日は本当にひどくてさー」
Nさん「店を出るときはもう朦朧としていたもんね」
私「あんまり眠くて眠くて、帰りの電車の中で催してきたんで途中下車して駅のトイレで用を足したんだけど、そのままトイレで眠っちゃったのよ」
S嬢「えーー!」
私「で、ハッと我に返って時計を見たら、時刻は覚えてないんだけど寝てたのは5分くらいだったのね。でも店を出たのが早かったらもしかしてトイレでケツ出したまま眠ってたのが1時間くらいだったんじゃないかという疑惑がよぎったもんでさ」
S嬢「あらー、そこで気がついてよかったじゃん。そのまま朝、冷たくなって発見されてたらとんでもないことになってたじゃない」
私「ぎゃーーーーーっ!! ケツ丸出しのままの死体!?」
Nさん「そうなると会社で噂になるよね、Kさんの死にっぷりが」
私「不審死体って、まず会社に連絡が行く?」
S嬢「社員証が(バッグの中に)あるからまず会社に来るだろうね。もしかすると自宅に連絡が行くのと同時かもしれないけど、そういう死に方だと確実に会社にも連絡はくるよ」
私「あ、あぶねぇー……」
S嬢「そしたら私達、金曜の夜はどうでしたか?って事情聴取されるよね」
私「……」
もうそろそろそんな飲み方はやめろ、ということか?
2008年01月22日 (火)
まあ、そんな訳で(1月17日「無理矢理押し込めば結構なんとかなるもんですよ」)毎日泣きながら会社に出社している私だ。業務の引き継ぎをしてくれているY村さんもリーダーのY岡さんも大お局様のK池さんも、みんなみんな優しく教えてくれるのだが、私の頭がどうにもこうにもついてかねぇーー! 頭の中にスが入っているんじゃないのか??というくらい何もかもがスカスカ。新しい事なんか何一つ吸収しやしねぇ。今日なんか社会保険料の納入告知書が来ただけなのに解読方法すらわからず午前中いっぱいかかっているのな(慣れた人なら30分もかからないであろう作業だ)。ようやく数字だけはすでに作ってあったデータと合ったものの、なんで合うのか理解できてないないし。まったくもう、俺様ときたら使えねー!
なのに次から次へとイレギュラーな事態が発生する。ちょっと特殊な退職ケースが発生したために、人事部課長のM山君と相談しながら進める事にしたらしいのだが。
私「でも、M山くん、今日は休んでいるんでしょ?」
K池さん「明日は来るでしょ」
M山くんは上司の○部長の下で毎日苦労が絶えなくて本当に大変なのだ。
私「大丈夫なの?」
K池さん「今は結構1日で復活するようになったから大丈夫じゃないかなあ」
Y岡さん「そういえば昔ちょくちょく休んでいた時期がありましたよね」
K池さん「あー、1週間くらい入院していたときもあったわ、確か」
私「えーーー」
K池さん「あの時は入院先から仕事の電話してきて本当に気の毒だったわ」
Y岡さん「確かあれはM山さんが給与担当になったばかりの頃でしたよ」
私「えーーーー! じゃ私だってやっぱり鬱病くらいなっちゃうよ!」
K池さん「Kさん(←私の事だ)は大丈夫よ」
Y岡さん「そういえば私も給与担当になったばかりのころは自律神経失調になりましたよ」
私「えーーー!?」
Y岡さん「仕事中に手が震えて仕方が無くなるんですよ。それに夜中に眠れなくなったりして。病院に行ったら自律神経失調だって言われたんですよね」
私「やっぱり、私には向いてないよこの仕事……」
Y岡さん「Kさんなら大丈夫ですよ」
君たち、何の根拠があってそんな言っているんだ。
K池さん「そういえば私が入院したのは去年の夏……あら、もう一昨年のことになるのね」
K池さんは一昨年の夏、謎の奇病でいきなり入院してしまったのだ。
私「去年の夏に入院していたのは私だよ」
私は担当の医者のスケジュールの都合で1年先の入院がいきなり4日後になってしまったのだ(2007年7月26日「しばらくシャバをはなれていました。」)。
K池「あらー、なーんだ、みんな、病人ばっかりじゃない」
確かにな。もう十分に病気なんだから大丈夫ってか?
なのに次から次へとイレギュラーな事態が発生する。ちょっと特殊な退職ケースが発生したために、人事部課長のM山君と相談しながら進める事にしたらしいのだが。
私「でも、M山くん、今日は休んでいるんでしょ?」
K池さん「明日は来るでしょ」
M山くんは上司の○部長の下で毎日苦労が絶えなくて本当に大変なのだ。
私「大丈夫なの?」
K池さん「今は結構1日で復活するようになったから大丈夫じゃないかなあ」
Y岡さん「そういえば昔ちょくちょく休んでいた時期がありましたよね」
K池さん「あー、1週間くらい入院していたときもあったわ、確か」
私「えーーー」
K池さん「あの時は入院先から仕事の電話してきて本当に気の毒だったわ」
Y岡さん「確かあれはM山さんが給与担当になったばかりの頃でしたよ」
私「えーーーー! じゃ私だってやっぱり鬱病くらいなっちゃうよ!」
K池さん「Kさん(←私の事だ)は大丈夫よ」
Y岡さん「そういえば私も給与担当になったばかりのころは自律神経失調になりましたよ」
私「えーーー!?」
Y岡さん「仕事中に手が震えて仕方が無くなるんですよ。それに夜中に眠れなくなったりして。病院に行ったら自律神経失調だって言われたんですよね」
私「やっぱり、私には向いてないよこの仕事……」
Y岡さん「Kさんなら大丈夫ですよ」
君たち、何の根拠があってそんな言っているんだ。
K池さん「そういえば私が入院したのは去年の夏……あら、もう一昨年のことになるのね」
K池さんは一昨年の夏、謎の奇病でいきなり入院してしまったのだ。
私「去年の夏に入院していたのは私だよ」
私は担当の医者のスケジュールの都合で1年先の入院がいきなり4日後になってしまったのだ(2007年7月26日「しばらくシャバをはなれていました。」)。
K池「あらー、なーんだ、みんな、病人ばっかりじゃない」
確かにな。もう十分に病気なんだから大丈夫ってか?
2008年01月17日 (木)
今、会社員生活26年の中で最大の危機的状況にあるかもしれん……ま、私にとってはなのだが。
今月末で同じ部署で働いている派遣のY村さんが仕事を辞めることになり、またやはり同じ部署の派遣のM田さんが今やっている業務をどうしても変えて欲しいと部長に希望していたこともあって、大幅な担当業務替えが行われたのだ。その結果、今まで私が担当していた中途採用業務を新しく来た契約社員のFさんに引き継ぎ、同じく私が担当していた健康確保措置関連の業務をM田さんに、そしてY村さんが担当していた給与処理業務の一部を私が引き継ぐことになった。他のメンバーも多少なりとも引き継ぎ業務が発生したのだが、二人の人間に引き継ぎを行いながら、今まで全くやったことがない、業務知識真っ白け状態の私が給与処理業務をY村さんから引き継いでいる状態で、もう毎日がいっぱいいっぱいだ。
あー、勉強ってやっぱり若いうちにやっとくもんなのねぇ。もう腐れかけのこの脳みそには新しいことなんか全然入りやしないよ。一応年末年始休暇の間も給与処理事務関連の参考図書をずっと読んでいたのだが、本当に全然覚えられねぇーーー。もう、無理! だいたい今まで26年間やってきた仕事って広報とか図書室とかレクリエーション関連の福利厚生とかばかりで、こういう緻密で厳密な業務ってやったことがなく、いいかげんでちゃらんぽらんな私には向いていないんだよう(←いいかげんにやっていい仕事なんてありません!)。
一方採用関連業務の引き継ぎのFさんの方は、さすが以前担当していただけあって飲み込みも早く、さっさと終わってしまったのだが、私から健康確保措置関連業務を引き継ぐM田さんは、どうやら若いのに私同様の脳みそらしく(しかも毎日夜更かししているのか仕事の引き継ぎ最中に5分おきにあくびしたり、説明したことも全然聞いてなかったりするのな)なかなか進まない。さすがに同じ部署のメンバーたちも「今回はKさん(私のことだ)が一番大変だよね」と同情してくれているので、「私、月末にはもう鬱病になっているから」と宣言しているところだ。
そんな私に派遣のOさん(すごく性格がいいが、オヤジあしらいもうまい25歳)が「引き継ぎ、本当に大変そうですねぇ」と声をかけてくれた。
「もう、いっぱいいっぱいだよ。家の収納と同じだよね。もう、新しいものが入る余地なんかどこにもないの」
「あー、それなのに新しいものをまたどんどんと買っちゃうんですよね」
「そうなんだよねー」
「でも、大丈夫ですよ。無理矢理押し込めば結構なんとかなるもんですよ」
「……」
うーむ、私の脳みそってうちの押し入れほどの余裕もなかったみたいだよ、Oさん。
さて給与関連業務は毎月決まった日にどうしてもやらなきゃならない業務が必ずあり、給与支給日(うちの会社の場合25日)の5営業日前は給与本番(処理業務の最終〆切)で、何があっても絶対会社を休めない。そこで8月の給与本番日をチェックした私。8月の本番は8月18日(月)、なにーーー、8月17日(日)に夏コミに参加したらそのまままっすぐ北海道に帰省しようと思っていたのに、今年からそれが出来なくなるんかいっ! ……と、そこらへんにがっくりきている私にはやっぱりこの仕事、向いてないんじゃないのか?
今月末で同じ部署で働いている派遣のY村さんが仕事を辞めることになり、またやはり同じ部署の派遣のM田さんが今やっている業務をどうしても変えて欲しいと部長に希望していたこともあって、大幅な担当業務替えが行われたのだ。その結果、今まで私が担当していた中途採用業務を新しく来た契約社員のFさんに引き継ぎ、同じく私が担当していた健康確保措置関連の業務をM田さんに、そしてY村さんが担当していた給与処理業務の一部を私が引き継ぐことになった。他のメンバーも多少なりとも引き継ぎ業務が発生したのだが、二人の人間に引き継ぎを行いながら、今まで全くやったことがない、業務知識真っ白け状態の私が給与処理業務をY村さんから引き継いでいる状態で、もう毎日がいっぱいいっぱいだ。
あー、勉強ってやっぱり若いうちにやっとくもんなのねぇ。もう腐れかけのこの脳みそには新しいことなんか全然入りやしないよ。一応年末年始休暇の間も給与処理事務関連の参考図書をずっと読んでいたのだが、本当に全然覚えられねぇーーー。もう、無理! だいたい今まで26年間やってきた仕事って広報とか図書室とかレクリエーション関連の福利厚生とかばかりで、こういう緻密で厳密な業務ってやったことがなく、いいかげんでちゃらんぽらんな私には向いていないんだよう(←いいかげんにやっていい仕事なんてありません!)。
一方採用関連業務の引き継ぎのFさんの方は、さすが以前担当していただけあって飲み込みも早く、さっさと終わってしまったのだが、私から健康確保措置関連業務を引き継ぐM田さんは、どうやら若いのに私同様の脳みそらしく(しかも毎日夜更かししているのか仕事の引き継ぎ最中に5分おきにあくびしたり、説明したことも全然聞いてなかったりするのな)なかなか進まない。さすがに同じ部署のメンバーたちも「今回はKさん(私のことだ)が一番大変だよね」と同情してくれているので、「私、月末にはもう鬱病になっているから」と宣言しているところだ。
そんな私に派遣のOさん(すごく性格がいいが、オヤジあしらいもうまい25歳)が「引き継ぎ、本当に大変そうですねぇ」と声をかけてくれた。
「もう、いっぱいいっぱいだよ。家の収納と同じだよね。もう、新しいものが入る余地なんかどこにもないの」
「あー、それなのに新しいものをまたどんどんと買っちゃうんですよね」
「そうなんだよねー」
「でも、大丈夫ですよ。無理矢理押し込めば結構なんとかなるもんですよ」
「……」
うーむ、私の脳みそってうちの押し入れほどの余裕もなかったみたいだよ、Oさん。
さて給与関連業務は毎月決まった日にどうしてもやらなきゃならない業務が必ずあり、給与支給日(うちの会社の場合25日)の5営業日前は給与本番(処理業務の最終〆切)で、何があっても絶対会社を休めない。そこで8月の給与本番日をチェックした私。8月の本番は8月18日(月)、なにーーー、8月17日(日)に夏コミに参加したらそのまままっすぐ北海道に帰省しようと思っていたのに、今年からそれが出来なくなるんかいっ! ……と、そこらへんにがっくりきている私にはやっぱりこの仕事、向いてないんじゃないのか?