一つ前の記事「桜があってもなくても、酒があってもなくても、花見は花見。」でも書いたように連日、花見会に参加していた私だが、4月初めの土曜日にはいつもの「ハゲタカ」な皆さんたちと、それはそれは楽しい花見をしたのだった。

事の発端は、私が「今日、ふと自分の遺影は桜の木のそばで立つ姿がいいなと思ったのだけど…私の強行遠足みたいな花見に普通の人を付き合わせる訳にいかないしなー」と呟いたことによる。


これに長年の(映画「ハゲタカ」の公開からもう10年ですよ!)「ハゲタカ」仲間のnanakoさんから「私もぜひ」とお声がかかったのである。まあ、今年1月末に開催した鷲津政彦50歳のお誕生会のお会計時にもらったクーポン券が4月中旬までに期限切れになるから有効活用しましょうよ、というのもあったのだが。そこでいつもの「ハゲタカ」な皆さんに声をかけて4月6日(土)のお昼に花見、夜は飲み会というスケジュールに決定。

前の記事に書いたように、4月5日は北海道から82歳の母が来て一緒に東京のホテルにお泊りして翌日は羽田までお見送り、その足でハゲタカなお花見に参加というスケジュール。だからそれまでにうちの母に何かあったら参加できなくなるという懸念があったのだが(おい、、)、母とのお花見も「ハゲタカ」なお花見も無事終了して本当によかった。

新宿御苑地図
花見場所の選定には迷った。3月中旬にみんなのスケジュールを聞いて4月6日に開催決定はしたものの、今年のソメイヨシノの開花予想は3月21日、満開予想が3月31日だったため、4月6日の花見を楽しむためにはソメイヨシノよりも1週間~2週間くらい開花が遅い八重桜が多いところにする必要がある。そこで今回は、桜の品種が豊富で本数も多くて多少開花・満開日がずれても何か咲いているであろう場所、広々として開放感があり交通の便もいい新宿御苑に決定。新宿御苑は正面の新宿門、四ツ谷方向寄りの大木戸門、反対側の千駄ヶ谷門の三か所から入ることができるが、待ち合わせ場所は新宿門横にあるインフォメーションセンターにした。

天気の方は当初の予報通りの気温の日が続き、開花予想通りに開花し、満開予想通りの日に満開を迎えたというのに、何という事でしょう。ソメイヨシノの満開後に真冬のような気温が続き、満開状態がかなりキープされて4月5日、4月6日を迎えたのである。ソメイヨシノが散り始めの頃で八重桜はまだほとんど咲いていないという当てが外れた状況はよかったのかよくなかったのか。ともあれ4月6日の12時過ぎ、母と別れて新宿に向う。前日からの荷物があったので新宿駅付近でコインロッカーを探す。が、当たり前だが、よく晴れた土曜日の新宿駅周辺で空いているコインロッカーなどある訳なかったのだ。昔は駅に手荷物預かりの窓口とかがあったよなあと思いつつ、最終的にはいつも信じられないくらい空いている新宿御苑内のコインロッカーに荷物を預けることができた。

今回の花見のメンバーは鷲津ファンド秘書室・宴会「大」部長のnanakoさん、不憫萌えで顔デカ萌え(佐藤二朗、ピエール瀧など)のoha~さん、SMAPファン歴3年のMackyさん、そして廃人某嬢と私の5名。皆さんいいオトナなので花見は普通にしたことはあると思う。でも考えてみればよく晴れた満開の桜の新宿御苑、1年で一番混雑しているこの場所で、新宿御苑ビギナーな皆さんと待ち合わせをするなんて、どうかしていたのかもしれない。

新宿御苑 新宿御苑
新宿御苑 新宿御苑
この日の天気は晴れ、最高気温22.5度、春を飛び越して一気に夏。私がロッカー探しと暑さにヘロヘロになって集合時刻の14時から数秒遅れで新宿門にたどり着いた時、そこにいたのはMackyさんだけだった。遅刻な皆様から先に入っていて~と連絡が入るので入園ゲートをくぐる。oha~さんもいちはやく新宿御苑にたどりついていたのに、インフォメーションセンターには誰もいなくて(すまん、、)超行列の新宿門から登場。そして新宿門と大木戸門の真ん中あたりに設置されていたらしい臨時門から来た廃人某嬢によれば、臨時門は地下鉄・新宿御苑前駅から一番近く、しかも大行列の新宿門や大木戸門に比べて行列もほとんどなくすんなりと入場できたとの事。ラストのnanakoさんはこれまた大行列の大木戸門から花見団子を持って登場した。

新宿御苑 新宿御苑
せっかくなので花見団子をいただくために、持参したシートを敷いてまずは一休み。実は花見用のシートを持ってはきたものの、普段は一人で走りながら花見をしているし、今回は遺影撮影会なので座って腰を落ち着けて桜を見るという事を想定していなかった。シートだけ敷いて座ると固い地面が痛いわ、やっぱり。それでも大きく枝を伸ばした桜の巨木の下、天気はいいし、花見団子はおいしいし、満開のソメイヨシノの花びらがはらほろひれはれと散るし、相変わらずドラマの話で盛り上がるし、しみじみ楽しい。もちろんみんなお年頃なので病気系の話も鉄板だ。


そういえばこの日、私は自分が菱沼聖子@「動物のお医者さん」(佐々木倫子)であるとしみじみ実感したのだった。かねてより痛みには人並外れて鈍感で、出産した時に産科の先生が驚いていたぐらいだったのだが、この日、気が付いたら私の周りのあちこちに血痕が!よくみたら左手の親指から出血している。原因は深爪みたいな感じなのだが、私は前日ホテルに泊まって爪なんか切ってないし、前々日も切ってない。多分3日くらい前の深爪でなぜ今出血? あちこちふき取って面倒くせえなと思っていたらまた新しい血痕。なんだよと思ったらまた左の親指から血が出てる。知らないうちに何か鋭いもので切ってしまったようだが全く記憶にない。この調子で、気が付いたら死んでいるかもしれない。

新宿御苑 新宿御苑
さて、準備のいい廃人某嬢がレフ板代わりの大判の白い紙を取り出したので、いよいよ写真撮影を始める。某嬢は遺影ではなく他に色々使う当てがあるので全身写真をみんなで写したのだが、撮影慣れているのでポーズもビシッと決まる。それに引き換えわしらときたら。nanakoコーチやoha~監督から「背筋を伸ばして、顎を引く!」「少し胸を張って」「目線は少し上目遣いで」「歯は見せない方がいいんじゃない?」「眼鏡ははずして」などと厳しい指導が入る。遺影撮影も楽じゃないよ(笑)。そして傍から見たら妙齢の女性が5人、桜だけでなく花を愛でながら庭園を散策している様は「細雪」風にも見えなくもないというのに、実際に話していたことといえば。

「結構散っているけどまだ椿の花は満開だから、遺影の背景に椿もよくない?」
「でも、この花の背景だとちょっと縁起悪くない?」
「どうせ葬式の時の写真だから、もう十分に縁起悪いんじゃないの?」
「(松を背景にして)この背景だと正月の葬式限定になっちゃう」
「葬式がいつになるかは、わからないもんねぇ」
また、桜を背景にしようとすると他にも人が沢山いて映り込んでしまうのだが、すぐ近くで腰を落としてじっとカメラを構えている人がいてちと邪魔だと
「さっさと撮っちゃって、後から写真を加工すればいいよ」とか。
(↑この発言は証明用写真の自分の人相が気に入らないので、PhotoShopなどで加工修正してから使用した過去があるoha~さんである)
「こんだけ写真を撮っている人がたくさんいる中、遺影写真を撮っているのは私たちだけだな」
などと言ったり。

最後に、oha〜さんはPTAのおばさんか評論家っぽくならないよう、私は態度がふてぶてしいせいか七三分けの髪型のせいか国会議員っぽくなってしまうので気をつけるように、nanakoさんは集合写真の時が一番自然でナイスだったので遺影写真は集合写真から切り取るのがベスト鴨という結論に至った。ちなみにMackyさんは写真を撮ると魂を抜かれるため、撮影はなし。

夜は新宿でまたしゃべくり倒し飲み。もう1か月前の話なのであらかた忘れてしまったけど(おい、、)、とにかく楽しかった。映画「ボヘミアンラプソディー」にハマったnanakoさんは映画館で11回見て、映画「ハゲタカ」を映画館で見た回数を超えたとか越えなかったとか。ま、私は映画「ハゲタカ」は映画館で32回見たので(「ハゲタカ映画祭」を入れると33回)今後これを超える記録は私的には出ないものと思われる。それから佐藤二朗推しのoha~さんに皆が「えーー……」と残念な反応をすると、「じゃあ佐藤二朗と出川哲郎、どうしても選ばなきゃならないとしたらどっち?」と聞かれて「この二人を比べたらそりゃ佐藤二朗だけど」というという反応に「やっぱり、佐藤二朗でしょ?」と言っていたり。あ、そうそう、oha~さんはこの数年でちょいとした(ちょいとどころじゃないが)大病をしたのだが、その病気が発覚したエピソードがすごかった。普通は事故らないはずの所で事故らないはずのタイミングで交通事故に遭い、乗っていた車が非常に頑丈な車種だったので軽傷で済んだものの、その時にレントゲンだけでなく一応念のためという事で撮ったCT検査でたまたま初期段階の病気が発覚したというのである。聞けば聞くほど何もかもが偶然に次ぐ偶然で、思わず「事故に遭ってよかったじゃん」と言ってしまったよ。

やっぱりこのトシになると病気の話題は盛り上がるね。皆、一つや二つは必ずエピソードがあるし、自分が持ってなくても友人知人、同僚や家族に何かはあるもんね。でもこのトシ(50代3名とと60歳2名)同士だからいいけど、nanakoさんが言うにはサラッと病気の話をしても後で若い同僚に心配されてしまうとか。私のところなんか若い同僚がいなくてジジババばかりだから病気ネタなんか挨拶代わりだよ。

そんなこんなで「ハゲタカ」なお花見の夜も更けて、じゃ次は映画「ハゲタカ」公開10周年記念で集まりましょうといいつつ別れたのだが。しかしなんということでしょう。楽しすぎて久しぶりに飲み過ぎてしまった私は自宅最寄駅から自宅までの道々、何度も街路樹や電柱にもたれかかって休み休み帰路に着いたのだった。おっさんか!? 
テーマ:日記
ジャンル:日記
私は非常に面倒くさがりである。だから休みの日はボーっとしてテレビドラマを見たり、ダラダラしながら漫画を読んでいるのが一番。人見知りも激しいから知らない人ばかりの場所に行くこともない。なのにこの私のこの2、3週間の行動力と言ったら、もしかしてもうすぐ死んじゃうんじゃね?っつうくらいだ。毎日どこかで一人で花見をするのは当然として、私としては珍しく普通の人と普通の花見もしていたのである。

雑司が谷の桜 雑司が谷の桜
最初は昼飯時に会社のランチ仲間と、桜並木が美しいお寺の近くで食事をした後に桜を堪能。時間もあまりなかったのでほんのちょっぴりだったけど、静かな薄曇りのお日和で古い建物と桜が美しかった(出店が結構あったのに静かだったというのもそれはそれでどうなのか?)。ランチ仲間とはだいたいこの時期にいつも花見をしているのだが、毎年メンバーが微妙に少しずつ入れ替わっている。派遣さんが入れ替わったり、退職したり、病気で休職に入ったり。人事時代に一緒に大変な時を乗り切ったものの去年の3月に退職したY岡さんは今頃どうしているだろうか。同じく人事時代の派遣のSさん、今は上野の某デパートで仕事しているそうで去年の夏に久しぶりに飲んだけど、やっぱりどうしているだろうか。

そういえばこのメンバーのもっぱらのアイドルは3月に定年退職を迎え、3月末まで仕事をしていた某部門の部長、政彦だ。わしらはマーくんとかマサヒコとか呼んでいたけど、小さくて超真面目でキュートなマサヒコ(60歳、独身)がついに会社を去っていくのだ。弊社では定年退職後に会社を去る社員には退職のセレモニーがある。社長が定年後退職者に長年ご苦労様でしたと挨拶をして記念の品を渡すのだが、みんなでセレモニーを覗き見しに行こうとか、マサヒコがいつも持っている小さい手提げバッグ(イベント時のノベルティ物)を記念に譲り受けられないか聞いてみようとか、会社を卒業するんだからスーツの第2ボタン、もらっちゃう?などと盛り上がっていたのだ。まあ、私がこよなく愛する鷲津の政彦とは何もかもがまるで違うが、アイドルが去るのはやっぱり寂しいものだ。

井の頭公園 井の頭公園
井の頭公園 井の頭公園
次は子どもの高校の時の部活(吹奏楽部)のママ友と井の頭公園で。花曇りの日曜日で3月末にしては異様に寒い日だったが、空いている場所になんとかシートを敷いて、自分の酒は自分で持ち寄り、おつまみは買い出し担当が買ってきたものをバクバク食べつつ飲みつつ近況を語る。いつもながらみんな準備がいい。レジャーシートを持ち寄るもの、場所取りに早くから駆け付けるもの、トイレットペーパーやごみ袋、シートだけだと痛くなるので座布団代わりになる物を出してくれたりと、臨戦態勢OKである。子どもの彼氏の話題になったり、早く孫の顔が見たいと言う人やら(その気持ちは私にはわからんが)、実父母義父母の介護や葬儀の話題になったり、自分たちの病気の話題になったり、まだ下の子がいるお母さんは受験の話をしていたり。花見の後に予約していたお店で改めて乾杯してまたよもやま話。そういえばこのグループで一番の酒飲みのYさんはこの間転職したばかりなのだが、知人との酒の席で転職の話になり、今度の転職先の社長に「じゃ、うちに来なよ」と言われて転職しちゃったとか、料理を全くしないで毎日カップ麺ばかり食べているのに全く健康な92歳の姑とこの後また飲みに行くって言ってたなあ。

楽しかったけど、普通の人は花見の時に桜なんかまったく見ねえな。ママ友だけでなく周囲の花見客もみんな花なんか見てねえ。井の頭公園、桜満開だよ? まあ「動物のお医者さん」に出てきた桜の下でジンギスカンパーティをやる花見と同じで、桜は単なる飲み会のお題でしかない。

新宿御苑 新宿御苑
3回目にカウントするのもどうかと思うが、先週の金曜日、4月5日に母が北海道から上京してきたので、一緒に新宿御苑へ。昨年夏に父が亡くなって一人で暮らしているので何かと心配ではあるものの、何せ私の百万倍の行動力の持ち主なので結構甘く見ていた。連絡が来たと思ったら富士山の頂上からだったりブラジルからだったり、昔から一人でも鉄道を乗り継いであちこち旅行し、見るも楽しい旅行アルバムを作り上げ(一種の同人誌と言えなくもない)、パソコンでWORDを使いこなしてエッセイを書き何か月か一回は地元の新聞に掲載され、映画も「マスカレード・ホテル」を見たばかりでもちろん東野圭吾の原作も読んだそうだ。私よりも流行りに乗ってないか? 

しかしやっぱり82歳である。歩くスピードが格段に落ちていたし、階段も手すりにつかまらないとシンドイようだった。今回、近場で手っ取り早く花見が出来て足場も悪くなく満遍なく桜を楽しめるのは新宿御苑だろうと思い、千駄ヶ谷門から入りあちらこちらの桜林を通り抜けて新宿門から出るという花見コースにしたのだが、ここではちょっと桜を見ると椅子に腰かけて一休み、また少し歩いて桜を見ると売店のベンチで一休み、とこれまた思っていたよりもなかなか大変そうなのだった。桜と一緒の姿を写真に撮ってあげるよと言うと、いちいち枝につかまって立っているし。翌日一緒にいた姪っ子(妹の娘)が「杖は使わないの?」と聞いたところ、「杖に頼るともっと歩けなくなるから」と言っていたけど、やっぱりあると便利だと思うなあ。折り畳みの杖があるよと言ったら簡単に持ち運びできて仕舞えるならいいかもと言っていたので、もしかすると来年の花見の時には使っているかもしれない。

そして夜、寝入った時はいびきがしていたのに、夜中に目を覚ますといびきが聞こえないので、もしかして息をしていないんじゃないかと心配だったが、明け方にはいつものように動き出してガサゴソ音がしていたのでほっといたしました。

そして4回目は先週の土曜日の4月6日、羽田で母を見送り直行で新宿御苑へ。今度はハゲタカ廃人な皆様とのお花見、本当に楽しかったのでこれはまた別記事で。再来週は子どもの保育園の時のママ友との飲み会。……なんだ、私もあまり花は関係ないか!
テーマ:日々のつれづれ
ジャンル:日記
東京ではもうすっかり夏な訳で、毎朝出社して席に着くと息も絶え絶えで汗びっしょりかいているので、「走ってきたんですか?」と言われる今日この頃、でも花見の話。

毎年、1月になると冬眠から覚めた熊のように少しずつ動き出す私。しかし今年の私はいつもとは違う。見た目はまさに冬眠から覚めた熊だが、全然動き出さない。神代植物公園でマンサクが咲いたと聞いても、新宿御苑で蝋梅(ロウバイ)が見ごろと聞いても、浜離宮恩賜庭園で梅が満開間近と聞いても動かない。いつもだったら土日で晴れていたら家を飛び出すのに!

だって寒いんだもーん。だいたい今年の寒さがどれくらいだったかというと、1月にマイフェイバリット映画ベスト5に入る「ルパン三世 カリオストロの城」の映画館での上映があるとわかってチケットを予約したのに、当日あまりにも寒くて外に出られずチケットをふいにしてしまったくらいだ。……わかりにくいか。せっかく大谷翔平が出場する試合のチケットが取れたのにあまりにも寒くて行かなかった、みたいな? ……すみません、スポーツに疎いので適当なことを書いてしまいました。

神代植物公園の蝋梅 border= 神代植物公園
神代植物公園の睡蓮 border= 神代植物公園の睡蓮
1月18日。
まだまだ寒い中、今年初花見。神代植物公園の蝋梅(左上)と暖かい温室の中の睡蓮(下)。梅林はまだ全然咲く気配ナッシング。

雪の新宿御苑 border= 新宿御苑の十月桜 border=
1月24日。
雪の日の翌日、晴れていたので新宿御苑へ。当然、池も凍っています(左)。10月くらいからずっと咲き続けている十月桜はいつものように咲いているけど(右)、まだ午後3時半なのにもう薄暗くなっている。

雪の日 border=
2月1日。
外と同じようにポケモンGO世界も雪景色。いつもだったらこの時期は梅を見に神代植物公園か浜離宮恩賜公園の梅林に行くところですが、今年はもう寒くて寒くて休みの日はすっかり引きこもり。

新宿御苑の寒桜、満開間近 border= 新宿御苑の寒桜
2月18日。
そうはいっても花見情報をチェックしている新宿御苑ブログ神代植物公園twitterアカウントで開花情報が流れると、いづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、春立る霞の空に新宿御苑の関越えん。寒桜は満開間近。

新宿御苑の修善寺寒桜、五分咲き border= 新宿御苑の河津桜、満開 border=
3月2日。
でも今年は寒いのでどの花も咲くのが遅い。いつも2月にはとっくに咲いている新宿御苑の河津桜(右)も3月にはいってからやっと満開、修善寺寒桜(左)はいつもは2月下旬には咲いているのに今年は3月やっと咲き始め。

神代植物公園の梅、一の谷、三分〜五分咲き border= 神代植物公園の梅、薄色縮緬 border=
3月4日。
神代植物公園の梅も遅め。右は一の谷、左は薄色縮緬。

新宿御苑の修善寺寒桜 border= 新宿御苑の寒桜 border=
3月11日。
しかし2月まで寒い寒いと言っていたのに、3月に入った途端どんどん暖かくなってあっという間に新宿御苑の修善寺寒桜(左)はもう五分散り、寒桜(右)もかなり散りが進み、河津桜などはほとんど葉桜状態に。

神代植物公園の大寒桜 border= 神代植物公園の東海桜、満開 border=
神代植物公園のハナモモ、寒白、満開 border= 神代植物公園の梅、緋の袴、満開 border=
3月17日。
神代植物公園、大寒桜(左上)と東海桜(右上)は満開。ハナモモの”寒白”(下左)と梅の"緋の袴"(下右)も満開。うううむ。だいたい毎年2月から3月末までに河津桜、寒桜、梅、ハナモモ、枝垂れ桜、ソメイヨシノと順々に咲いていくのでゆっくりあちこちで花見ができたのに、今年は寒くて寒くて縮こまっていたら一気に暖かくなって花も一気咲き。開花期間が集中したために年間パスポートを持っているいつもの花見スポットに行くのが関の山。いやいや、ちょっとこちらの都合も考えてくださいよ。

新宿御苑の高遠小彼岸 border= 新宿御苑の高遠小彼岸 border=
新宿御苑のハクモクレン 新宿御苑のハクモクレン border=
新宿御苑の十月桜 border= 新宿御苑の枝垂れ桜、五分咲き
新宿御苑の高遠小彼岸(上左右)、満開間近。新宿御苑のハクモクレン(中左右)、満開。十月桜(下左)はいつも通り、枝垂れ桜(下右)は五分咲きくらい。そしてむやみやたらと暖かい日が続いたために3月17日に東京では桜(ソメイヨシノ)の開花宣言。今年は桜のジェットコースターだよ。

新宿御苑の陽光 border= 新宿御苑の陽光
3月24日。
新宿御苑の桜。千駄ヶ谷門近くにあるこの木に名札が見当たらなくて、確か「陽光」だよなあ?でも冬のお手入れの時に名札をつけ忘れちゃったのか?と思っていたら。新宿門近くのこの木のそばに立て札があり、「品種名:ヨウコウ(陽光)とされていましたが、近年の調査でヨウコウとしての形質が出ていないことが分かりました。そのため品種名はありません。」と。えーーーっ!

新宿御苑のソメイヨシノ border= 新宿御苑のソメイヨシノ
新宿御苑のソメイヨシノは八分咲きくらいな感じ。

新宿御苑
そしてこの日、帯広から上京していた母とお昼頃に銀座の伊東屋で会う約束をしていたのだが、その前にちょいと花見と思っていたら母からまだかまだかという電話、もう、新宿御苑を千駄ヶ谷門から新宿門まで突っ走りながら花見ですよ。↑地図の真ん中の薄い緑色のラインが走った形跡(笑)。

浜離宮恩賜庭園のソメイヨシノ border= 浜離宮恩賜庭園のソメイヨシノ
3月25日。
前日に母と東京ステーションホテルに宿泊、母は13時過ぎの飛行機で帰るというのでその前に浜離宮恩賜庭園で花見。東京ステーションホテルからだとちょっとだけ歩けばすぐ皇居東御苑があり今が満開の色々な桜を見られるからと誘ってみたんだけど、「飛行機の時間に間に合わなくなるから」と拒否、朝7時の時点で。いやいや、電車は次から次とくるから絶対間に合うからと言っても拒否するので、じゃあ浜離宮恩賜庭園なら羽田までの途中にあるからとやっと了承。母も桜好きなのに間に合わないかもしれない可能性があるときっぱり諦めちゃうんだよなあ。

まあそんなわけで浜離宮恩師庭園に着いたのに入り口近くの桜だけ見てすぐ羽田ですよ。いやいや、まだ時間あるから!羽田、すぐ近くだから!つうても「No Thank you」でした……。

神代植物公園の神代曙 神代植物公園の神代曙
神代植物公園の神代曙 神代植物公園の神代曙、満開
羽田空港で母を見送ったあとはその足で神代植物公園へGO! せっかくの桜の季節なのに見たりないよ!私は桜の中でも神代曙が特に好きなので、満開に間に合ってよかったー。

神代植物公園の枝垂れ桜 border= 神代植物公園の枝垂れ桜 border=
神代植物公園のソメイヨシノ 神代植物公園のソメイヨシノ
神代植物公園のハクモクレン border= 神代植物公園のハクモクレン
神代植物公園の枝垂れ桜(上)、ソメイヨシノ(中)、ハクモクレン(下)。

雑司が谷の大島桜 border= 会社の近所の大島桜
3月26日、会社の近所のお寺の大島桜、満開。参道に並ぶ各種出店の匂いが刺激的。でも仕事に戻らなくちゃならない(泣)。

夜の千鳥ヶ淵 夜の千鳥ヶ淵
夜の千鳥ヶ淵 夜の千鳥ヶ淵 border=
なんせ年度末の最終週なので残業続きでなかなか桜も見られないけど、一目だけでもと夜は千鳥ヶ淵へ。日本武道館前、靖国神社、千鳥ヶ淵、満開。しかし千鳥ヶ淵緑道手前のいい感じのフォトスポット(左上)を警備員の人が仕切っていて、30分待ちくらいの行列、そして千鳥ヶ淵のライトアップは22時まで。うすらぼんやりと花見客に揉まれながら緑道を歩いてたら、いきなりボワッとライトアップの明かりが消えて真っ暗に。暗くなった瞬間は周りからおおっという声が上がったけど、暗くなると話し声も少なくなってひっそり……。

新宿御苑の大島桜 border= 新宿御苑の大島桜 border=
新宿御苑の十月桜 border= 新宿御苑の高遠小彼岸 border=
新宿御苑の横浜緋桜 border= 新宿御苑のソメイヨシノ
3月27日、忙しくて花見に行けないといっても桜は待ってくれない。そんなわけで無理やり午前休をとって新宿御苑へ。大島桜(上)、いつもの十月桜(中左)、高遠小彼岸(中右)、横浜緋桜(下左)、ソメイヨシノ(下右)。

新宿御苑のソメイヨシノ、満開&花吹雪 border= 新宿御苑のソメイヨシノ
新宿御苑の八重桜、白妙、五分咲き border= 新宿御苑の桜、小汐山、七分咲き border=
新宿御苑の大島桜 新宿御苑の大島桜
3月28日、仕事は忙しいけど人間ドックの再々検査のため「検査なんですみませーーーん」といいつつ午後会社を抜け出してまた新宿御苑へ。ソメイヨシノ(上)、八重桜の"白妙"(中左)と"小汐山"(中右)、そして大島桜(下)。いつもだったら八重桜は4月中旬くらいなんだけどさー。そして仕事が忙しいので病院で検査が終わったらまた会社に戻ってお仕事(泣)。

雑司が谷のソメイヨシノ border= 雑司が谷の八重紅枝垂れ
3月29日、昼飯時に同僚たちと近所のお寺の桜を見に。左はソメイヨシノ、右は八重紅枝垂れ。他のみんなは出店でりんご飴やら人形焼っぽいのやら買っていました。

新宿御苑のソメイヨシノ、五分散り。桜吹雪に間に合ったー border= 新宿御苑の八重紅枝垂桜、かなり満開 border=
新宿御苑の長州緋桜、かなり満開 border= 新宿御苑の長州緋桜2 border=
3月31日、今年はソメイヨシノの花吹雪には間に合わなかったかなと思ったけど、なんとかギリギリで間に合って花吹雪三昧を満喫。ソメイヨシノ(上左)、八重紅枝垂桜(上右)、長州緋桜(下)。

浜離宮恩賜庭園のソメイヨシノ、五分散り border= 浜離宮恩賜庭園の長州緋桜、満開 border=
4月1日、日曜日は浜離宮恩師庭園へ。ソメイヨシノはもう五分散り(左)、長州緋桜は満開(右)。

新宿御苑の八重桜、市原虎の尾、七分咲き border= 新宿御苑の八重桜、関山、七分咲き border=
新宿御苑の大島桜という名札が付いている桜、満開 border= 新宿御苑の緑色の八重桜、鬱金、満開 border=
新宿御苑の八重紅枝垂と八重桜(一葉)、満開 border= 新宿御苑の緑色の八重桜、御衣黄、満開 border=
4月に入ると仕事もひと段落ついたので4日に休みを取って新宿御苑へ。八重桜の"市原虎の尾"、七分咲き(上左)、八重桜の"関山"、七分咲き(上右)、大島桜(中左)、緑色の八重桜"鬱金"、満開(中右)、八重紅枝垂と八重桜"一葉"、満開(下左)、緑色の八重桜"御衣黄"、満開(下右)。

皇居東御苑の八重桜、千里香、満開 border= 皇居東御苑の緑色の八重桜、鬱金、満開 border=
皇居東御苑の緑色の八重桜、御衣黄、かなり満開 border= 皇居東御苑の御衣黄
皇居東御苑の薄毛山桜、たぶん満開 border= 皇居東御苑の八重枝垂れ桜 border=
新宿御苑の次に、浜離宮恩賜庭園にいくか小石川植物園に行くかまた神代植物公園に行くかはたあた新しい公園を開拓するか迷って、結局皇居東御苑へ。八重桜の"千里香"、満開(上左)、緑色の八重桜、"鬱金"、満開(上右)、緑色の八重桜、"御衣黄"、かなり満開(中)、"薄毛山桜"、たぶん満開(下左)、そして八重枝垂れ桜(下右)。

神代植物公園の八重桜、松月、満開 border= 神代植物公園の八重桜、福禄寿、満開 border=
神代植物公園の八重桜、江戸、満開 border= 神代植物公園の八重桜、一葉、満開 border=
神代植物公園のハナモモ、菊桃、満開 border= 神代植物公園の花蘇芳
4月8日、桜の見納めかなと思いつつ神代植物公園へ。いつもだったら4月下旬なんだけどなー。八重桜の"松月"、満開(上左)、八重桜の"福禄寿"、満開(上右)、八重桜の"江戸"、満開(中左)、八重桜の"一葉"、満開(中右)。普通の桜だとあまり気がつかないんだけど八重桜は花びらが多いせいか満開を過ぎるとちょっと疲れた感じになります。下の写真はハナモモの"菊桃"(下左)と花蘇芳(下右)。

これで今年の春の桜の花見はおしまい。5月の連休の時に薔薇を見に神代植物公園の薔薇園にも行きましたが、まあ薔薇の開花もやっぱり早くて、5月初めなのにあらかた満開になっていました。こんなことだと今年の夏の暑さは一体どうなるんじゃー。

[おまけ]
20180101-20180331_東京の気温
これは今年1月から3月までのの東京の日中平均気温と日中平均気温の平年値のグラフ。1日のうちでも寒い時(最低気温)もあれば暖かい時(最高気温)もあるけど全部のせグラフで見てみたらゴチャゴチャしていたので、もう単純に1日の平均気温と今までの平均気温(1981年〜2110年)のグラフにしてみました。赤い線が平年値ね。そんで私が花見に飛び回り始める1月下旬の気温が低い。トシのせいで外出が億劫になっているのかしら??とか思ったけど、やっぱり寒かったんだよ! そして2月下旬から3月にかけて「まだ2月だよね??」というくらい暖かい日が続いて桜がどんどん開花してっちゃって。

東京の桜(ソメイヨシノ)の開花日が「平年より9日早く、昨年より4日早く、1953年以来3番目に早い開花」(tenki.jp)って言ってるし、満開日も「1953年の統計開始以来、3位の早さ」(tenki.jp)って言っているから、地球温暖化も着々と進んでんだなと思ってここ30年の開花日と満開日を表にしてみたら。んー、確かに30年前よりは微かに桜の開花期間が早くなっていなくもないけど、大騒ぎするほどでもなかった?まあ多分100年単位では確実に暑くなっているんだろうけど(は開花宣言の日、は満開宣言の日)。
東京ソメイヨシノ開花日・満開日データ1989-2018

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新宿御苑の八重桜、関山、7分散り。今日はかぜもなく花絨毯がふっかふか。 http://t.co/vj5AJm791T
04-22 09:15

新宿御苑のハナミズキ、満開。 http://t.co/YQLfhO7Em2
04-22 09:34
六義園の枝垂れ桜 六義園の枝垂れ桜
六義園の枝垂れ桜、満開。ここは1番人気の踊り子さん(枝垂れ桜)の見せ方がいいけど、他の踊り子さんもみたいわー。 http://t.co/a6PVakyZ1B
03-29 11:56

六義園の辛夷
六義園のコブシ、満開、そしてデカイ。 http://t.co/jfLjQzpLQb
03-29 12:01

六義園のソメイヨシノ 六義園のソメイヨシノ
六義園のソメイヨシノ、五分咲き。古い木なので雰囲気がすごくいい。 http://t.co/IAlHytluBw
03-29 12:23
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新宿御苑の源平桃 新宿御苑の源平桃
本日のトップ画像は在りし日の新宿御苑の源平桃です。毎年ソメイヨシノの開花よりもちょっと前にきれいな花を見せてくれた木ですけど、去年の2月の大雪の時にガッツリと被害に遭って半分以上斬られてしまっていたんですが、今年になってから新宿御苑に行ってみたら、なんと根本からばっさりと斬られてなくなっていたのね。

新宿御苑の源平桃 新宿御苑の源平桃
去年見たときはわずかながらにまだ木が残っていたのに、今年はもうまったく影も形もナッシング(泣)。まーねー、こういう儚いところも花をみる楽しみでもあるのかもしれんけど、いやあ、もう、ガッカリでしたわ。

新宿御苑の寒桜 新宿御苑の寒桜
こちらは新宿御苑の楽羽亭の近くにある寒桜。こちらも去年の雪害の被害に遭って悲惨な状態でしたがまだ幹が残っていたので今年も花を咲かせています。思わず「国破れて山河あり……」とかつぶやいちゃったよ。こんな風に少しでも残っていればまた花が咲く日を楽しみにできたのに、源平桃は本当に残念でした。

ここんとこ東京は本当にいい天気なので会社サボって花見に行きたい所ですが、年度末なせいもあって相変わらず22時、23時帰宅の毎日で色々とほほざます。あーーー、早く楽になりたい……(遠い目)。まあ、ともかく。2月3月の花見についてはまた別記事で、そして恒例翌クールの新ドラマについては今週末になんとかアップしたい所だ。でも土日が晴れていたら花見優先だけどな(てへっ)。
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浜離宮恩賜庭園の梅
浜離宮恩賜庭園の梅。なんか八方美人(笑)。入り口近くの梅並木は一分〜三分咲きという感じなのに奥の梅林はほとんど開花していない。もう少し開花しているかと思ったんだけど。
02-21 11:50

浜離宮恩賜庭園の梅
浜離宮恩賜庭園の梅。天気が良くて静かで平和〜。
02-21 11:52

浜離宮恩賜庭園のキオスク
浜離宮の中の売店。kioskだったのか。
02-21 12:09

新宿御苑のマンサク
新宿御苑のマンサク。浜離宮から皇居東御苑にするか梅まつり中の小石川後楽園にするか迷っていつもの新宿御苑へ。
02-21 13:06

新宿御苑の河津桜
新宿御苑の川津桜、一分咲き。うーむ、やっぱり皇居東御苑の川津桜も見に行こうかなー。
02-21 13:54

皇居東御苑の梅 皇居東御苑の梅
皇居東御苑の梅、満開!\(^_^)/
02-21 14:48

皇居東御苑の河津桜
皇居東御苑の川津桜、全く咲いてねー。
02-21 14:54

皇居東御苑の寒桜
皇居東御苑の寒桜、満開。ここでも寒桜は満開の木あり、全く咲いてない木ありとバラバラ。
02-21 15:14

20150221
今日は浜離宮恩賜庭園に行って梅を見て、新宿御苑で寒桜と川津桜をチェック、皇居東御苑で梅林と川津桜と寒桜を確認後、自宅最寄駅の隣町でウインドウショッピングして帰宅したらもうヘトヘト也。疲れやすいのはトシのせい?日頃の仕事疲れのせい??
02-21 22:10
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kiritani_s

新宿御苑のの寒桜、0.5分咲き。今週の天気からいってもう少し開花しているかと思ったけど、まだまだだったなり。 http://t.co/5vaL3GprXT
02-14 11:54

去年の大雪でガッツリ幹から折れてしまった寒桜も、少しだけ咲き始めている。 http://t.co/24aYG4IZyA
02-14 11:59

新宿御苑の白木蓮。2週間前からほとんど変わってない。やっぱり寒かったのね。 http://t.co/lRdW8OKwRp
02-14 12:04

新宿御苑の梅。こっちもまだまだほとんど咲いていない。そして今日は日差しが暖かいけど風が冷てー。この梅の咲きっぷりからいってこの後皇居東御苑に行くか小石川後楽園に行くか迷うところだなー。 http://t.co/X3bR3fZtzd
02-14 12:20

浜離宮恩賜庭園の梅
浜離宮恩賜庭園の梅。木によっては三分咲き、梅林全体ではまだほとんど開花していない。でも今日の午後には結構開花する鴨。
02-11 11:17

浜離宮恩賜庭園
浜離宮恩賜庭園の有料集会施設・芳梅亭。六畳二間+八畳で全日7,200円也。火気厳禁禁酒禁煙、展示会、商取引、営業行為禁止、撮影会、踊り、ヨガ、楽器、カラオケ禁止。双六大会とか百人一首大会とか人生ゲーム大会なら開催してもOKなのか??
02-11 11:42
テーマ:日記
ジャンル:日記
今日は休みを取っているのに朝イチで私が関わった業務で問題が発生している事がわかり取り急ぎ会社にメールで連絡、全身の毛穴が開いたというか体重が一気に5kgくらい減った気が。早めに出社していた同僚が調べて、他の部署でのミスとわかったけど、もう今日は全ての気力を奪われて立ち上がれない。
01-23 09:19

新宿御苑のソシンロウバイ
やっはる〜〜っ! 新宿御苑のソシン蝋梅。朝から無駄に燃え尽きていたけど、花を見るとほっとする。
01-23 11:53

新宿御苑の水仙
新宿御苑の日本水仙(ヒガンバナ科)。水仙って、姿勢が悪いよな(違)。
01-23 12:04

新宿御苑のパーパーホワイト
新宿御苑の水仙、ペーパーホワイト。
01-23 12:05

新宿御苑の十月桜
新宿御苑の十月桜。いつ見ても淋しい桜。
01-23 12:10

新宿御苑の寒桜
新宿御苑の寒桜。これは、開花が近いっ。^_^ そういや去年は二度の大雪のせいで寒桜の満開があまり見られなかった上に、あちこちの公園で樹木が雪害被害で切り倒されていたよなあ。
01-23 12:15

新宿御苑の源平桃 新宿御苑の源平桃
えええええーーーーっ! 新宿御苑の源平桃の切り株。去年の雪害でかなり斬られていたけど、まだ本体は残っていると思っていたのに(泣)。
01-23 12:30

新宿御苑の白木蓮
新宿御苑の白モクレン。もうそろそろ開花しそう。今年はかなり早い?
01-23 12:58

新宿御苑の福寿草
新宿御苑の福寿草。
01-23 13:01

テーマ:雑記
ジャンル:日記
近所のコスモス
朝晩めっきり涼しくなってほっとしている今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。夏には弱い私は本当にほっとしております。年取るとやっぱり夏はきついわ〜。で、涼しくなると秋の花を求めてまた徘徊する訳ですが、残念な事にマイホーム花見スポット新宿御苑はデング熱対策のためにいまだ閉園中(泣)。

 新宿御苑におけるデング熱への対応について

新宿御苑ってさー、すごくバランスのいい庭園なんですよね。季節の花がほどよく配置されていて、目玉商品(桜とか梅とか薔薇とか色々)もいい感じにガッツリあって、芝生が広々としていて開放的だし、そしてロケーションがいい。私は新宿ピカデリーや新宿武蔵野館、新宿シネマカリテで映画を見た後に新宿ピカデリーの地下のMUJI Cafeで昼飯を食って新宿御苑に行ったり、新宿御苑に行った後に新宿の世界堂で文房具や画材を買って新宿のコムサで服を買ったり、と非常に便利に使っていました。それがさー、閉園なんだもの。今の季節はいい感じに金木犀や銀木犀、ウメモドキや彼岸花が咲いていて楽しめるんだけどなー。今年は2月の大雪でしばらく新宿御苑の2月3月の花を見ることが出来なかったり(「2014年春の花見、その前に。」)、今回のデング熱閉園といい、色々御難続きの新宿御苑でございます。しかも私の新宿御苑の年間パスポートが9月末までなのに9月は全然入園できないとは何事か。

神代植物公園のパンパスグラス 神代植物公園のパンパスグラス
そんな訳で仕方が無いので神代植物公園へ。ここも広い芝生の真ん中にパンパスグラス(シロガネヨシ)がぽっかりと植えてあって、秋の感じを醸し出しています。パンパスグラスって4m〜5mくらいの高さがあってススキとちがってでけえですよ。

皇居東御苑の彼岸花 皇居東御苑の彼岸花
皇居東御苑の彼岸花 皇居東御苑の彼岸花
ショバを変えて皇居東御苑へ。秋の皇居東御苑といいうとハゲタカな皆さんと一緒に秋の花見をしたのを思い出します(2010年10月12日「秋晴れの日のプチ遠足」)。この時は「龍馬伝」の文句を言いつつ皇居東御苑の花見を楽しんだものでした。またハゲタカな皆さんと遠足、したいなあ……。私は普通の人と違って好きなものがあると10年20年単位でずっと追いかけるので、ほぼ大抵色々出遅れているんだよなあ(遠い目)。

向島百花園の萩 向島百花園の萩
先週の金曜日はなんとかもぎ取った最後の夏休み、向島百花園に初めて行ってみました。ぼーっとして電車に乗ったら急行だったので向島百花園がある東向島で電車が止まらず北千住まで行ってしまったり、そこでしかたなく各駅停車を待ってまたもやぼーっとしたり。今の季節はどうやら萩のトンネルが売りみたいですが、この公園、……今まで行った都立公園の中でも一番無造作というか、もちろんちゃんと管理されているんだけど、とっ散らかった感じの庭園でした。「百花繚乱」の百花園だからいいんだろうけど。

向島百花園の桔梗 向島百花園のシロミノコムラサキ
向島百花園の桔梗とシロミノコムラサキ。

向島百花園のススキ 向島百花園のサクラタデ
向島百花園のススキとサクラタデ。

向島百花園の彼岸花 向島百花園の彼岸花
向島百花園では彼岸花はもう終わりかけ。

神代植物公園の金木犀 神代植物公園の銀木犀
そして今日、天気がいいのでまた神代植物公園に行ってきました。入口から少し離れた場所にあるバス停で降りるともう金木犀の香りが。

神代植物公園のグリーンローズ
ここは広大なバラ園が有名ですが、バラ園の薔薇はまだほとんど咲いていなくて、野生の(原生種の)薔薇が咲いているエリアでグリーンローズが咲いていました。

神代植物公園の彼岸花 神代植物公園の彼岸花
そして神代植物公園の彼岸花。ちょうど今どきはなんでこんなネーミングを?といつも疑問に思うダリア園も満開でしたがそれは置いておいて。金木犀も彼岸花も満開はほんの一瞬。花の命は短くて、などとつぶやきつつ帰路につきました。

さて、明日はまた会社だああああぁぁあ……(ふっ)。
テーマ:日記
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やっと朝晩涼しくなってきて晴れた日の土日にはそろそろ秋の花見にでも行こうかしらね、とか思っていたら!

新たなデング熱、神宮外苑か外濠公園 新宿御苑は閉鎖へ(朝日新聞)
新宿御苑を閉鎖 デング熱で環境省(日本経済新聞)
新宿御苑におけるデング熱への対応について(新宿御苑最新情報)

オーマイガーッ! 私の憩いの場、ヘビーローテーション花見スポットが。……まあ、代々木公園、明治神宮とくれば当然すぐお隣の新宿御苑もデンジャラスゾーンですよ。でも蚊は風に乗って結構遠くまで移動するらしいので、都内の緑地公園はどこもちょっと油断できない鴨。新宿御苑の方は「園内の蚊の捕獲調査等を行い状況確認ができるまでの間、閉園」とのことなので、そんなに長くは閉園してないと思うけどちょっと残念。

そんな訳で秋のエア花見に去年までの新宿御苑の秋の花を置いておきます(記事と写真の使い回しとも言えるが(てへっ))。

新宿御苑の百日紅(白) 新宿御苑の百日紅(桃)
去年の9月18日の百日紅。百日紅は7月から9月ころにかけて咲く花なのでもうそろそろ終わりだと思うけど。

新宿御苑の彼岸花(赤) 新宿御苑の彼岸花(黄)
去年の9月21日の彼岸花。黄色い彼岸花(写真右)は千駄ヶ谷門の入口の左側にあります。

新宿御苑の十月桜 新宿御苑の十月桜
去年の9月21日の十月桜(写真左)と今年の3月12日の十月桜(写真右)。右は千駄ヶ谷門から入ってすぐ右側にある桜林の中にある木で、左は新宿門と大木戸門の真ん中ぐらい場所にあるサービスセンター近くの木。違う場所に咲いていても9月くらいから春先までずっと咲いている。

新宿御苑のコムラサキ 新宿御苑の白式部
2010年10月7日のコムラサキと白式部。

新宿御苑の金木犀 新宿御苑のギンモクセイ
2010年10月7日の金木犀と銀木犀。どうか金木犀の季節までにはデング熱も収束していますように。
テーマ:日記
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皇居乾門通り抜け(moves)
もう2ヶ月以上前の事だが、今まで一般公開されていなかった皇居の坂下門から乾門までの桜並木の道が公開されるというニュースがあった。

 皇居・乾通り、4月4―8日に公開 桜開花に合わせ設定(3月13日、朝日新聞)

皇居周辺は一般公開されている東御苑、北の丸公園、千鳥ヶ淵公園、靖国神社、とどこも桜の木が豊富で花見の時期は非常に楽しみなところだ。そしてその中にあって今まで開花の時期には公開された事がなかった場所が天皇陛下の傘寿を記念してこの時期だけ公開されるというニュースには心動いたものの、何となく面倒くさいなあとか、混雑しそうとか、80本程度の桜なら別にわざわざ見なくてもいいんじゃね?とか、今一つ乗り気じゃなかったのだが。

しかし乾門通り抜け2日目の4月5日(土曜日)の朝、いきなり「この時期だけで、もしかするともう見られないかもしれない場所なら、桜好きとしては押さえておかなきゃならないんじゃないのか?」などと血迷って、なんとこの日、何も考えずにふらっと皇居を目指してしまいましたのさ。

皇居乾門通り抜け(DJポリス)
地下鉄大手町駅を出るともう11時過ぎ、皇居前のだだっ広い内堀通りの歩道は人で一杯。花見の時期とゴールデンウィークの時期の人の多さにはいつも「いったいこんなにも大勢の人間がいつもどうやって折り畳まれていたんだ!?」と驚くのだが、今回も人の多さに驚く。しかも十数メートル置きにお立ち台付きの警察車両が止まっていて、マイクを持った警察官が注意したり色々指導したりしている。ここはワールドカップの時の渋谷かよ!?と思いつつ朝の激混み山手線車両の中のような込み具合でじりじり移動する行列の中にもぐりこむ。「(入口の)坂下門まで3時間待ちだって」とつぶやくおばちゃん達。えーーーーーーっ、いくら桜が好きでもそこまでして見なくてもいいやという気になって来る。すぐ後ろのおじいさん達はお立ち台の警察官を見て「えーと、なんだっけ?CDポリス?」とか言っている。惜しい(笑)。

行列が前に進むにつれ、他の方向からの人波も合流しワールドカップの時の渋谷じゃなくて、もう夏コミかよっ!な状況に。しかしお年寄りがこんなに多くて待ち時間も長いのにトイレの数とか圧倒的に少なくて大丈夫だったんだろうか。

皇居乾門通り抜け(ボディチェック) 皇居乾門通り抜け(ボディチェック)
坂下門前のボディチェック箇所にたどり着いたのは13時30分、こんだけすごい人がいるのにちゃんと持ち物検査とボディチェックをするのね(←当たり前)。

皇居乾門通り抜け(坂下門前) 皇居乾門通り抜け
坂下門前の道の両脇はさすが皇宮警察?がずらりと塀のように並んでいる。

皇居乾門通り抜け 皇居乾門通り抜け(宮内庁庁舎)
坂下門を通過すると左手に宮内庁庁舎が見える。

皇居乾門通り抜け 皇居乾門通り抜け
その先の道の両脇に各種の桜の木があるのだが、立ち止まっちゃいけないのである。ただひたするゆっくりと移動してみるだけ。1970年代に来日したモナリザかよっ! 立ち止まらないで下さいと注意されるので写真がほとんど撮れない。しかしまあ、桜はごく普通だけど、さすが皇居の中は趣がございます。

皇居乾門通り抜け(乾門前) 皇居乾門通り抜け(乾門通過)
途中、東御苑への抜け道がありついでに見ていこうかと思ったのだが、いやいや、東御苑はいつでも行けるんだから、とりあえず夏休みの宿題(はい?)は最後までやらねば、とゴールを目指す。14時20分、終点の坂下門をやっと通過。ただ歩いただけなのにもうヘトヘト。

武道館通り抜け 千鳥ヶ淵
坂下門からはそのまま桜が満開の北の丸公園に抜け、その先の武道館前の桜のトンネルを抜けると千鳥ヶ淵。このまま千鳥ヶ淵を歩いて帰ろうと思ったけど、おなかがすいてもう動けません(泣)。

インド大使館で昼食
すると千鳥ヶ淵前のインド大使館で何やらイベントを開催しているらしく、出店でカレーとナンをいただいて一休み。

靖国神社標準木 靖国神社
その後はせっかくここまで来たんだからと靖国神社へと足を伸ばし桜の開花の標準木を眺めて、本日の花見、終了。はあ、やれやれ。来年また公開されてももう絶対行かん。

なお、月曜日に会社に行ったら、昼飯仲間の同僚達全員に「テレビで皇居の行列を見て、絶対あの中にいると思いました」と言われちまっただよ。
2014年の春の花見って、もう5月も後半だけどな! 色々記事がたまっております(とほほ)。

さて今年の2月、関東地方で大雪の日が続けて2回もあり、東京地方では45年ぶり、仙台では78年ぶりだとかで、なんと大雪だった二・二六事件の日以来というツイートを見て、なるほどねとかどちらも休みの日だったのでのほほんと思っていんですが、その時はまさかそれが今年の花見に影響が出るとは思ってなかった訳ですよ。

大雪の翌週の土曜日、そろそろ今年の桜の様子見にと新宿御苑に。千駄ヶ谷門から入るとすぐ右側に桜の林があるのだが、なんとそこは立ち入り禁止、じゃあ左側の早咲きの小彼岸桜がある芝生の方からと思ったらそちらも立ち入り禁止、なんだよーとか思いつつ歩ける所をさがして前に進む。この時期はそろそろマンサクやサンシュユの花が咲いているのでどうかしら?とか思って見てみると池の脇のサンシュユの木が倒かかって思い切り通り道にはみ出している。入口の立ち入り禁止もこれも先週の大雪のせいか!?(←気づくのが遅い)。

新宿御苑 新宿御苑
新宿御苑 新宿御苑
新宿御苑 新宿御苑
あらためて見てみるとあちこちが大変な事になっとる(泣)。この時期、そろそろ寒桜が咲いてたりするのに、そして実際立ち入り禁止の向こう側で咲いているのが微かに見えるのに見に行けないーーー! この日はあらかた立ち入り禁止エリアばかりで、私は年間パスポートを持っているからいいけど入園料(200円だけど)を払ってほとんど見られないならいっそのこと閉園にした方がよかったのでは?とか思ったり。

新宿御苑 新宿御苑
新宿御苑 新宿御苑
その後、晴れた土日にまた新宿御苑に行ってみたら、前回立ち入り禁止で入れなかったところも入れるようになったのはいいものの雪害の被害がハンパなく、上段右の写真はいつもこの時期に花を咲かせている寒桜の木だけど、もうガッツリと(泣)。

四ッ谷 小石川庭園
浜離宮恩賜庭園 神代植物庭園
上段左は四ッ谷駅土手の桜並木、上段右は小石川後楽園、下段左は浜離宮恩賜庭園の桜、下段右は神代植物公園の桜。

神代植物園の神代曙 神代植物園の神代曙
神代植物公園にはソメイヨシノ系の「神代曙」という桜の原木があり、ソメイヨシノよりも可憐な花なのだが(↑上の写真)、なんとこの木も半分程ガッツリやられてましたよ。今年は開花の時期に見に行けなかったのでどこまで花が咲いたのか確認できなかったけど。

新宿御苑の源平桃 新宿御苑の源平桃
新宿御苑の源平桃 新宿御苑の源平桃
そして今回の大雪の被害で一番ビックリしたのが新宿御苑の源平桃の木。2月末に見た時は無事に見えたのに、その翌週にはあらかた伐採されとる(泣)。写真下段は去年までの在りし日の姿、上段左は3月初め、そして上段右はかろうじて上の方に花が咲いているところ。毎年、桜の前にこの花を見るのが楽しみだったのにーー。

四ッ谷の桜
こちらは随分前の伐採後にも花を咲かせていた四ッ谷駅土手の今年の桜並木の木。今年被害に遭った木も、来年は少しでも花を咲かせてほしいですわ。
「秋の気配」って、もうすっかり秋じゃねえか。昨日は朝ゴミ出しに外に出たら風が冷たくてしかも金木犀の香りがしてきたので「いきなり秋だな」とか思ったんだけど、でもこの記事を書いていたのは9月なのね。orz

NHK熱中症予報20130814 NHK熱中症予報20130908
夏の間にたまにチェックするのがNHK総合の首都圏ニュース845の熱中症予報。左が8月14日で右が9月8日。男の子の表情が気に入っています。でももう1週間ぐらいチェックして「ほぼ安全」版もゲットしておけばよかったか(コンプリート欲?)。

新宿御苑の百日紅(白) 新宿御苑の百日紅(桃)
9月に入るとさすがに大分涼しくなってきたので9月18日に新宿御苑に行ってきました。百日紅はもう終わりかけ。

新宿御苑のコムラサキ 新宿御苑のウメモドキ
コムラサキ(左)はまだまだこれから、写真右はウメモドキ。

新宿御苑の彼岸花(赤) 新宿御苑の彼岸花(黄)
10月5日なのでさすがにもう彼岸花は終わっていると思うけど、9月18日の新宿御苑ではまだ咲き始め。

新宿御苑の十月桜
新宿御苑の十月桜。秋冬に咲く桜ってひっそりしてて寂しげ。

牧野記念庭園の彼岸花 牧野記念庭園の彼岸花
牧野記念庭園の彼岸花 牧野記念庭園の彼岸花
弊ブログにコメントを下さるむぎこがしさんからのタレコミで牧野記念庭園には彼岸花が1,200本以上あると聞いて、9月22日に行ってみました。ここの近所に住んでいる元同僚から珍しい冬に咲く桜が何本もあると聞いていたので一度は行ってみたいと思ってたんだけど。そして彼岸花、確かにすっげー沢山あるんだけど……庭園が非常に狭いので辺り一面の彼岸花が鬱蒼としていてちょっとホラーっぽい風景。

牧野記念庭園の書斎 牧野記念庭園の書斎
牧野記念庭園の書斎 牧野記念庭園の書斎
庭園内には牧野博士の書斎が丸ごと保存してあるのだが、昭和14年にその書斎風景を取材した書斎研究家(面白そうな研究!)の雑誌記事写真が展示してあり、どうやらこの研究家・楠瀬日年氏は記事だけでなく組み立てると書斎になる書斎の展開図面も載せているのも面白い。このヒトの一連の書斎取材記事をまとめたらしい「書斎管見」という本(巻末に書斎展開図面有)はネット古本屋で一萬圓也。

「繇條書屋ルポ/昭和14(1939)年、書斎研究家として知られる楠瀬日年氏が、富太郎の書斎を訪ねた際のルポを抜粋したものです。鞘堂に残されている現在の書斎とは違い、富太郎の書斎がまだ2階にあったころの話です。77歳の富太郎の日常とともに、草木が生い茂ったかのような書斎に触れることができます。」(書斎紹介文より)

「繇條書屋(ようじょうしょおく)/富太郎の書斎には「繇條書屋」と書かれ多額が鴨居に掛けられていました。これは日本で最初の理学博士となった伊藤圭介に書いてもらったものです。繇條とは草木が生い茂るという意味で、まさに草木が生い茂るように、富太郎の書斎は書籍や標本や古新聞で溢れていました。いつしかその重みに耐えかねて床に穴があいたため、2階にあった書斎は1階へと移ることとなります。書斎の場所が変わっても、富太郎の朝から晩まで書斎で研究する生活は変わることなく続きました。」(同上)

神代植物公園の彼岸花 神代植物公園のグリーンローズ
神代植物公園の白萩 神代植物公園の萩
この日の牧野記念庭園は他にめぼしい花も無かったので午後は神代植物公園に移動。神代植物公園も秋の花はまだ咲き始め。薔薇園もまだグリーンローズぐらいしか咲いてなくて秋の薔薇が楽しめるのは10月中旬くらい。でもそろそろ金木犀の香りもするので晴れたら明日は金木犀狩りに行ってこようかなあ。
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