毎週視聴しているTBSの「サンデーモーニング」という番組では、毎年最終週にその年に亡くなった方々を取り上げる「墓碑銘」というコーナーがあり、これがはじまると今年もいよいよあと僅かとしみじみ実感します。それでその年の訃報を色々確認してしまうわけです。で、毎年これを書いてます、と書きかけてよく見てみたら2021年と2022年は書いてなかった。うーむ、途中までは書いていたんだけどなあ。書くほどでもないか、と思ったのかな?

墓碑銘2020」(2020年12月31日)
墓碑銘2019」(2019年12月31日)
墓碑銘2018」(2018年12月31日)
墓碑銘2017」(2017年12月31日)
墓碑銘2016」(2016年12月31日)
墓碑銘2015」(2015年12月31日)

12月24日の放送で取り上げられたのは以下の方々(肩書き、年齢は番組で表示されたもの、敬称略)。

プロ野球選手 門田博光 74歳 1月24日没
元衆院議長 横路孝弘 82歳 2月2日没
作曲家 バート・バカラック 94歳 2月8日没
漫画家 松本零士 85歳 2月13日没
元毎日新聞記者 西山太吉 91歳 2月24日没
作家 大江健三郎 88歳 3月3日没
元参院議長 扇千景 89歳 3月9日没
俳優 奈良岡朋子 93歳 3月23日没
音楽家 坂本龍一 71歳 3月28日没
作家・動物学者 畑正憲 87歳 4月5日没
プロ野球選手 中西太 90歳 5月11日没
タレント 上岡龍太郎 81歳 5月19日没
歌手 ティナ・ターナー 83歳 5月24日没
元官房長官 青木幹雄 89歳 6月11日没
プロ野球選手 杉下茂 97歳 6月12日没
プロ野球選手 北別府学 65歳 6月16日没
タレント ryuchell 27歳 7月12日没
プロ野球選手 横田慎太郎 28歳 7月18日没
歌手 トニー・ベネット 96歳 7月21日没
作家 森村誠一 90歳 7月24日没
「ダークダックス」遠山一 93歳 9月22日没
歌手 谷村新司 74歳 10月8日没
俳優 財津一郎 89歳 10月14日没
シンガー・ソングライター もんたよしのり 72歳 10月18日没
「クレイジーキャッツ」犬塚弘 94歳 10月27日没
中国 李克強前首相 68歳 10月27日没
大相撲 元大関 朝潮(長岡末弘) 67歳 11月2日没
前衆院議長 細田博之 79歳 11月10日没
シンガー・ソングライター KAN 61歳 11月12日没
創価学会 池田大作名誉会長 95歳 11月15日没
作家 伊集院静 73歳 11月24日没
脚本家 山田太一 89歳 11月29日没
アメリカ キッシンジャー元国務長官 100歳 11月29日没

野球選手多くない?スポーツに興味がないからふーんとしか思わないが。坂本龍一が入っているのに高橋幸宏は入ってないのか?と思ったけど坂本龍一はアカデミー賞を受賞しているし、最後の最後まで平和運動をしていたからか? あと放送日の後に亡くなられた坂田利夫(12月29日、お笑いタレント)とかキラー・カーン(12月29日、元大相撲力士、元プロレスラー)は間に合えば入っていたかも。

私的にはSF関連の方々やイラストレーター、書評家の方の訃報に今更ですが驚きました。

本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎 (別冊本の雑誌 21)
・目黒考二(1月19日、日本の実業家、文芸評論家、競馬エッセイスト、「本の雑誌社」設立者・元社長、76歳没)
本の雑誌は不定期刊〜季刊の頃からよく読んでいたものの、最近では本を読むことも少なくなったせいで本誌もめっきり読まなくなっていました。本の雑誌的にwあんな楽しいおバカな企画を色々やってらした方も、病没とはいえ鬼籍に入られるお年頃なのね。

辻村ジュサブロー「真田十勇士」 辻村ジュサブロー「真田十勇士」
・辻村ジュサブロー/辻村寿三郎(2月5日、日本の人形作家、89歳没)
私が日本史好きになったのも、ジュサブローのNHK人形劇「真田十勇士」を見てから。真田幸村、カッコよかったわー。

・水野流転(3月22日、日本の同人誌漫画家)
この方は同人作家(プロとしての単行本も出ていたと思うけど)ですが、とても繊細な絵と作品世界の方で、本を何冊か持っています。

金森達SFアート原画集 金森達表紙作品「スタートレック」
・金森達(4月1日、イラストレーター)
SF本の表紙といえばこの方。SFジュブナイルやスタートレックのノベライズの表紙などが懐かしい。

カオスだもんね! 4 カオスだもんね! 7
・水口幸広(5月12日、漫画家、イラストレーター、56歳没)
「カオスだもんね」エッセイコミックとして面白かったけど、あの絵が特に好きだったかも。

家族の肖像
・ヘルムート・バーガー(5月18日 、オーストリアの俳優、78歳没)
そんなにイケメンとは思わないんだけど「家族の肖像」は好きでした。

科学忍者隊ガッチャマン
・九里一平(7月1日、漫画家、元タツノコプロ社長、83歳没)
言わずと知れた、我が最愛のアニメ作品「科学忍者隊ガッチャマン」(1972年、フジテレビ)のプロデューサーです。そういえば黒い服を着て南部博士のお葬式に行ったわー。なお実写版「ガッチャマン」の感想はこちら→「見に行きますよ、焼け野原を……「ガッチャマン」のね…」(2013年8月31日)

土田よしこ
・土田よしこ(9月15日、漫画家、75歳没)
面白いしおかしいんだけど徹底した自虐ネタなので、読んでいて哀しい印象が残る作品もあったんですよ。どの作品だったか全く思い出せないんだけど。

・谷村新司(10月8日 、シンガーソングライター、フォークグループ「アリス」メンバー、74歳没)
上でも名前が挙がっている方ですが、歌詞に驚いたのはこの方の歌が初めてです。私はもともと歌を聴いても歌詞が全く頭に入らなくて、歌声は楽器の一つくらいにしか思ってなかったので歌の歌詞をちゃんと聴いたことがありませんでした。でもぼーっとしている時にふとアリスの曲が耳に入ってきてびっくり。「帰らざる日々」がまさかそういう内容の実況中継みたいな歌とは思わないからさー。「昴」のスケールのデカさとか、「チャンピオン」の物語性。「冬の稲妻」なんかいきなり別れを告げられて無茶苦茶傷ついたわーって曲なのに演歌みたいな恨みがましさがないし。ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞するなら谷村新司だって何か文学賞を貰ってもいいくらいでは?

「放蕩かっぽれ節」1978年5月14日
・犬塚弘(10月26日、俳優、ベーシスト、「ハナ肇とクレージーキャッツ」メンバー、94歳没)
クレイジーキャッツの歌も好きですが、それよりも1978年5月14日放送のTBS日曜劇場「放蕩かっぽれ節」で死体の役を演じた犬塚弘が面白くておかしくて、いまだに犬塚弘といえばこのドラマが一番に思い浮かびます。

・豊田有恒(11月28日、SF作家、85歳没)
子供の頃に最初に触れた豊田有恒作品は多分「エイトマン」(脚本担当)や「スーパージェッター」「宇宙少年ソラン」(シナリオ担当)と思うけど、ジュブナイルSF「時間砲計画」とか読みましたわ。

・ヘンリー・キッシンジャー(11月29日、アメリカ合衆国の国際政治学者、第56代国務長官、100歳没)
今更な有名人ですが、1970年代の米中友好交渉時のキッシンジャーの暗躍ぶりは、子供だったせいもあってかっこいいとか思ってました。その後のことは全く知りませんでしたが、2022年のウクライナ戦争勃発の時に再びキッシンジャーの名前を見て「存命だったのか!」と驚きました。

思い出づくり 日本の面影
・山田太一(11月29日、脚本家、小説家、89歳没)
山田太一といえば「岸辺のアルバム」(1977年、TBS)や「ふぞろいの林檎たち」(1983年、TBS)ですが、私的には登場人物たちが本当に身近に感じられたドラマ「思い出づくり」(1981年、TBS)や、美しい物語だった「日本の面影」(1984年、NHK)、やさぐれた山崎努がよかった「早春スケッチブック」(1983年、TBS)、そして大河ドラマの「獅子の時代」(1980年、NHK)です。

皆様のご冥福をお祈りいたします。
テーマ:日々のつれづれ
ジャンル:日記
毎週視聴しているTBSの「サンデーモーニング」という番組では、毎年最終週にその年に亡くなった方々を取り上げる「墓碑銘」というコーナーがあり、これがはじまると今年もいよいよあと僅かとしみじみ実感します。それでその年の訃報を色々確認してしまうわけです(←毎年同じ文章を流用w)。

墓碑銘2019」(2019年12月31日)
墓碑銘2018」(2018年12月31日)
墓碑銘2017」(2017年12月31日)
墓碑銘2016」(2016年12月31日)
墓碑銘2015」(2015年12月31日)

12月27日の放送で取り上げられたのは以下の方々(肩書き、年齢は番組で表示されたもの、敬称略)。

元プロ野球選手 高木守道 78歳 1月17日没
俳優 宍戸錠 86歳 1月18日没
歌手 梓みちよ 76歳 1月29日没
元プロ野球選手 野村克也 84歳 2月11日没
歌手 宮城まり子 93歳 3月21日没
タレント 志村けん 70歳 3月29日没
作家 C.W.ニコル 79歳 4月3日没
映画監督 大林宣彦 82歳 4月10日没
ドラマー ジャッキー吉川 81歳 4月20日没
女優 岡江久美子 63歳 4月23日没
外交評論家 岡本行夫 74歳 4月24日没
横田滋 87歳
俳優 三浦春馬 30歳 7月18日没
ファッションデザイナー 山本寛斎 76歳 7月21日没
歌手 弘田三枝子 73歳 7月21日没
台湾 李登輝元総統 97歳 7月30日没
俳優 渡哲也 78歳 8月10日没
渡部恒三元衆議院副議長 88歳 8月23日没
米連邦最高裁判所判事 ルース・ギンズバーグ 87歳 9月18日没
歌手 ジュリエット・グレコ 93歳 9月23日没
女優 竹内結子 40歳 9月27日没
作曲家 筒美京平 80歳 10月7日没
俳優 ショーン・コネリー 90歳 10月31日没
東京大学特別栄誉教授 小柴昌俊 94歳 11月12日没
サッカー元アルゼンチン代表 ディエゴ・マラドーナ 60歳 11月25日没
作詞家 なかにし礼 82歳 12月23日没

2020年の訃報で一番驚いたのはやはり志村けんさんですよね。これが病死とか事故死でも衝撃だったとは思いますが、どんどんCovid-19がとんでもない感染症だとわかってきて、世界中で感染者や感染死亡者が増加し、日本でもいきなり学校も休校となっていった中での、その感染症による超絶人気タレントの死の衝撃はとんでもなく大きかったです。今まで遠いところで起きている他人事が一気に身近にせまって感触がありました。

ショーン・コネリー
ショーン・コネリーの訃報に以下のようにtweetしました。

twitterアイコンYou Only Live Twice、ショーン・コネリー死す。もう結構なお年だとはいえナイスなジジイがまた一人……。まだ若い007の時よりもお年を召してからの方がずっと素敵でした。(午後11:07 · 2020年10月31日)


ジジィ萌え者には悲しいニュースでした。

そしてやはりドラマ者としては、三浦春馬さん、竹内結子さんの訃報には、いったい何故?という思いしかありません。ま、理由なんか未来永劫わかるわけもないし、知ったところで何が変わるというものでもないですが。

ルース・ベイダー・ギンズバーグ
私が愛するババァもまた1人、旅立ちました。

twitterアイコンああ、RBGがとうとう……(;_;) (ギンズバーグ判事は仏教徒ではないだろうけどでも)ご冥福をお祈りいたします。なお、映画「RBG 最強の85才」はオススメです。(午後0:17 · 2020年9月19日)


上記の墓碑銘では紹介されていなかったけど、他には以下のような皆様も(訃報データはWikipediaからいただいています)。

小説家 クライブ・カッスラー 88歳 2月24日没
小説家 中村正䡄 92歳 3月1日没
俳優 マックス・フォン・シドー 90歳 3月8日没
俳優 志賀廣太郎 71歳 4月20日没
俳優 久米明 96歳 4月23日没
フリーアナウンサー 小島一慶 75歳 4月23日没
漫画家 野間美由紀 59歳 5月2日没
漫画家 ジョージ秋山 77歳 5月12日没
作曲家 服部克久 83歳 6月11日没
作家 五島勉 90歳 6月16日没
漫画家 桑田二郎 85歳 7月2日没
漫画家 明智抄 60歳 8月4日没
タレント 岸部四郎 71歳 8月28日没
女優 芦名星 36歳 9月14日没
声優 富田耕生 84歳 9月27日没
ファッションデザイナー 高田賢三 81歳 10月4日没
ギタリスト エドワード・ヴァン・ヘイレン 65歳 10月6日没
映画プロデューサー 岡田裕介 71歳 11月18日没
漫画家 花村えい子 91歳 12月3日没
コメディアン 小松政夫 78歳 12月7日没
作詞・作曲家 中村泰士 81歳 12月20日没

クライブ・カッスラーの痛快な海洋サスペンスアクション、ダーク・ピットシリーズは結構読みました。中村正䡄の直木賞受賞作「元首の謀叛」は面白くて、今も自宅の本棚に文庫本があります。

twitterアイコン「元首の謀叛」はドイツ統一前の1980年の作品で東西ドイツの元首達のドイツ統一に向けた動きを描くサスペンスミステリー、非常に面白かったしこれを日本人が書いたのかと驚きだった。ご冥福をお祈りします。(午前6:24 · 2020年4月30日)
作家の中村正軌さん死去「元首の謀叛」で直木賞:朝日新聞デジタル


そして6月の記事でも書きましたが。
ドラマ「ハゲタカ」 ドラマ「ハゲタカ」
ドラマ「ハゲタカ」 ドラマ「ハゲタカ」
映画「ハゲタカ」 中延五郎
映画「ハゲタカ」公開から11年、今年の6月6日は中延じいやを偲んで。」(2020年6月6日)

我らの中延じいやがーーーーー(泣)。

twitterアイコン体調を崩されて舞台やドラマの撮影を降りられたときいてからずっと心配してましたが、政彦ぼっちゃまをずっとそばで見守り続けた中延じいやがとうとう……(泣)。ご冥福をお祈りいたします。(午後0:44 · 2020年4月30日)
#志賀廣太郎
#ハゲタカ
【訃報】志賀廣太郎さん死去 71歳 誤えん性肺炎のため


皆様のご冥福をお祈りいたします。
毎週視聴しているTBSの「サンデーモーニング」という番組では、毎年最終週にその年に亡くなった方々を取り上げる「墓碑銘」というコーナーがあり、これがはじまると今年もいよいよあと僅かとしみじみ実感します。それでその年の訃報を色々確認してしまうわけです(←毎年同じ文章を流用w)。

墓碑銘2018」(2018年12月31日)
墓碑銘2017」(2017年12月31日)
墓碑銘2016」(2016年12月31日)
墓碑銘2015」(2015年12月31日)

今年末、12月29日の放送で取り上げられたのは以下の方々(肩書き、年齢は番組で表示されたもの、敬称略)。

旅行ジャーナリスト 兼高かおる 90歳 1月5日没
女優 市原悦子 82歳 1月12日没
哲学者 梅原猛 93歳 1月12日没
作家 堺屋太一 83歳 2月8日没
日本文学研究者 ドナルド・キーン 96歳 2月24日没
歌手 森山加代子 78歳 3月6日没
ザ・デストロイヤー 88歳 3月7日没
ロック歌手 内田裕也 79歳 3月17日没
俳優 萩原健一 68歳 3月26日没
タレント ケーシー高峰 85歳 4月8日没
漫画家 モンキー・パンチ 81歳 4月11日没
陸上長距離指導者 小出義雄 80歳 4月24日没
女優 京マチ子 95歳 5月12日没
歌手 ドリス・デイ 97歳 5月13日没
女優 杉葉子 90歳 5月15日没
作家 田辺聖子 91歳 6月6日没
俳優 高島忠夫 88歳 6月26日没
評論家 竹村健一 89歳 7月8日没
ジャニーズ事務所社長 ジャニー喜多川 87歳 7月9日没
IAEA事務局長 天野之弥 72歳 7月18日没
中国 李鵬元首相 90歳 7月22日没
俳優 ピーター・フォンダ 79歳 8月16日没
元プロ野球選手 金田正一 86歳 10月6日没
元国連難民高等弁務官 緒方貞子 92歳 10月22日没
女優 八千草薫 88歳 10月24日没
中曽根康弘元首相 101歳 11月29日没
俳優 梅宮辰夫 81歳 12月12日没
医師 中村哲 73歳 12月4日没

ざっと見た感じ、ここでは今年は若くして急逝した方はいない感じなのがちょっとホッとするというか。一番若いのがショーケン(萩原健一)だもんね。でもこの中ではやはり中村哲氏の訃報には驚いたし、本当に、本当に残念に思います。ドナルド・キーン氏は学生時代に「百代の過客」を読んで以来のファンですが、もうそろそろお年なので覚悟をしていたけど、やはりついに、という思いです。

上記の墓碑銘では紹介されていなかったけど、他には以下のような皆様も(訃報データはWikipediaからいただいています)。

小説家 横田順彌 73歳 1月4日没
小説家・評論家 橋本治 70歳 1月29日没
女優 佐々木すみ江 90歳 2月17日没
声優・ラジオパーソナリティ 白石冬美 82歳 3月26日没
漫画原作者 小池一夫 82歳 4月17日没
俳優 ピーター・メイヒュー 74歳 4月30日没
俳優 ルトガー・ハウアー 75歳 7月19日没
漫画家 吾妻ひでお 69歳 10月13日没
小説家 眉村卓 85歳 11月3日没
声優 井上真樹夫 80歳 11月29日没
イラストレーター シド・ミード 86歳 12月30日没

横田順彌氏と眉村卓氏はSF作家、井上真樹夫氏は言わずと知れた「ルパン三世」の五右衛門の声、小池一夫氏は漫画作品「子連れ狼」「クライングフリーマン」の原作者、ピーター・メイヒューは「スターウォーズ」のチューバッカの中の人として有名です。シド・ミード は画集を何冊かもっていますが、映画「スター・トレック」「トロン」「ブレードランナー」の美術が有名です。吾妻ひでお氏は「不条理日記」「失踪日記」のヒトですが、同じ北海道十勝地方の出身なんですよね。

脇役俳優として活躍された佐々木すみ江さん、大河ドラマ「篤姫」で篤姫の乳母・菊本の「女の道は一本道。引き返すは恥にございます」というセリフが印象的でした。

ブレードランナー 雨の中の涙
ルトガー・ハウアー出演の作品で知っているのは「ブレードランナー」のレプリカント、ロイ・バッティ役だけですが、ラストの「雨の中の涙」の場面が強烈でした。「おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た」。人間を人間たらしめているものは一体何なのか。最後に自分を殺しにきたデッガード(ハリソン・フォード)の命を救った挙句にこのような言葉を呟いて絶命するレプリカントは、命あるものではないのか?「ブレードランナー」を名作たらしめているのはこの場面によるものも大きいような気がします。このセリフは脚本を元にはしていますがルドガー・ハウアーのアドリブでこのような詩的な表現になったとのことです。

皆様のご冥福をお祈りいたします。
テーマ:日々のつれづれ
ジャンル:日記
墓碑銘2018
毎週視聴しているTBSの「サンデーモーニング」という番組では、毎年最終週にその年に亡くなった方々を取り上げる「墓碑銘」というコーナーがあり、これがはじまると今年もいよいよあと僅かとしみじみ実感します。それでその年の訃報を色々確認してしまうわけです(←毎年同じ文章を流用w)。

墓碑銘2017」(2017年12月31日)
墓碑銘2016」(2016年12月31日)
墓碑銘2015」(2015年12月31日)

今年末、12月30日の放送で取り上げられたのは以下の方々(肩書き、年齢は番組で表示されたもの、敬称略)。

元プロ野球監督 星野仙一 70歳 1月4日没
評論家 西部邁 78歳 1月21日没
元官房長官 野中広務 92歳 1月26日没
俳人 金子兜太 98歳 2月20日没
俳優 大杉漣 66歳 2月21日没
俳優 左とん平 80歳 2月24日没
デザイナー ユベール・ド・ジバンシー 91歳 3月10日没
物理学者 スティーヴン・ホーキング 76歳 3月14日没
元ニュースキャスター 新堀俊明 84歳 3月18日没
映画監督 高畑勲 82歳 4月5日没
野球解説者 衣笠祥雄 71歳 4月23日没
ジャーナリスト 岸井成格 73歳 5月15日没
歌手 西城秀樹 63歳 5月16日没
俳優 加藤剛 80歳 6月18日没
落語家 桂歌丸 81歳 7月2日没
俳優 津川雅彦 78歳 8月4日没
前沖縄県知事 翁長雄志 67歳 8月8日没
漫画家 さくらももこ 53歳 8月15日没
歌手 アレサ・フランクリン 76歳 8月16日没
元国連事務総長 コフィー・アナン 80歳 8月18日没
女優 樹木希林 75歳 9月15日没
元横綱 輪島大士 70歳 10月8日没
元官房長官 仙谷由人 72歳 10月11日没
ボストン大名誉教授 下村脩 90歳 10月19日没
映画監督 ベルナルド・ベルトルッチ 77歳 11月26日没
女優 赤木春恵 94歳 11月29日没
元米大統領 ジョージ・H・W・ブッシュ 94歳 11月30日没

この中ではやはり大杉漣さんですよ。訃報を聞いた時もびっくりしたしショックだったけど、もう10ヶ月以上経つのに今でもうっすらとそのショックが尾を引いている自分にもびっくりです。その点、桂歌丸師匠とか樹木希林さんはもうすぐ亡くなるというのを事あるごとにおっしゃっていたので、ついに来たかという感じはあるかも。

上記の墓碑銘では紹介されていなかったけど、他には以下のような皆様も(訃報データはWikipediaからいただいています)。

漫画原作者 狩撫麻礼 70歳 1月7日没
俳優 夏木陽介 81歳 1月14日没
フランスの3つ星シェフ ポール・ボキューズ 91歳 1月20日没
アナウンサー 有賀さつき 52歳 1月30日没
作家 石牟礼道子 90歳没 2月10日没
作家 内田康夫 83歳 3月13日没
漫談家 月亭可朝 80歳 3月28日没
女優 朝丘雪路 82歳 4月27日没
社会学者・評論家 日高六郎 101歳 6月7日没
舞台演出家 浅利慶太 85歳 7月13日没
声優 麻生美代子 92歳 8月25日没
漫画原作者 スタン・リー 95歳 11月12日没
コラムニスト 勝谷誠彦 57歳 11月28日没
声優 藤田淑子 68歳 12月28日没

私的にはこちらの方々も。

SF作家 アーシュラ・K・ル=グウィン 88歳 1月22日没
作家 伊佐千尋 88歳 2月3日没
漫画家 古賀新一 81歳 3月1日没
ギタリスト 井上堯之 77歳 5月2日没
俳優・ナレーター 常田富士男 81歳 7月18日没
脚本家 橋本忍 100歳 7月19日没
女優 菅井きん 92歳 8月10日没
声優 田中信夫 83歳 10月17日没
女優 江波杏子 76歳 10月27日没
女優 角替和枝 64歳 10月27日没

伊佐千尋氏は1978年にNHKでドラマ化された「逆転」の印象が強烈でした。古賀新一氏は「エコエコアザラク」が有名ですが、子供の頃に読んだホラー漫画「のろいの顔がチチチとまた呼ぶ」とか「ヒルが吸い付く」とか「白ヘビ館」とか、そりゃあもう怖かったもんです。同級生なんか怖すぎて見たくないからと雑誌のページを糊で貼り付けたりしてたくらい。井上堯之氏はギタリストとして有名ですが私的には「傷だらけの天使」(1974年)、「悪魔のようなあいつ」(1975年)のようなドラマ音楽のヒトです。

常田富士男さんといえば「日本昔ばなし」でしょうけど私にはNHK大河ドラマ「黄金の日日」で唐十郎演じる商人の手下役が一番印象的でした。橋本忍氏は黒澤映画の脚本が有名ですが、私的にはフランキー堺版の「私は貝になりたい」(1958年)とか渥美清版「八つ墓村」。菅井きんさんは数々の映画・ドラマ作品で活躍されてきた脇役俳優、田中信夫氏はやっぱりねぇ、「科学忍者隊ガッチャマン」のミスターXの声役が一番でした。江波杏子さんは朝ドラ「カーネーション」で本当にいいババァっぷりでした。そして角替和枝さん、去年10月期ドラマの「透明なゆりかご」第6話でゲスト出演でしたが、イッセー尾形と実にナイスな堕胎医夫婦役が印象的でした。

と、ここまでは普通に有名な皆様の名前を挙げてきましたけど、大杉漣さんと並んで私にとって今年一番の衝撃だったのは、Hagex氏の突然の死でした。

ブロガー Hagex 41歳 6月24日没

10年以上も毎朝、Hagex-day.infoを読むのが日課になっていたのに、あんな風にブツッといきなり断ち切られて、もう彼のブログを読むことができない。Hagex-day.infoはまとめサイトとして扱われているのかもしれないけれど、記事のセレクトとピックアップぶりが実に秀逸で面白かったです。そして昨年私が初めてエキストラとして参加したNHK土曜ドラマ「フェイクニュース」のネット考証をされていたというのにも本当に驚きました(2018年10月24日「Hagex-day.infoを読んでくださっている皆様へ」、2018年10月27日「「ブラッディ・マンデイを考察する」から 10 年が経ち、NHK ドラマ「フェイクニュース」を監修した話」)。

もう自分の年上の方ばかりでなく、自分よりも年下の方の訃報を聞く事もある今日この頃。よくお名前やお顔を見て身近に感じてきたような方々が次々と亡くなられているような感じで、そろそろ私も生前整理に取り掛からないと、とも思っております(とか言いつつ、毎日ダラダラしてて何一つやっとらんが)。皆様のご冥福をお祈りいたします。
テーマ:日々のつれづれ
ジャンル:日記
毎週視聴しているTBSの「サンデーモーニング」という番組では、毎年最終週にその年に亡くなった方々を取り上げる「墓碑銘」というコーナーがあり、これがはじまると今年もいよいよあと僅かとしみじみ実感します。それでその年の訃報を色々確認してしまうわけです。

 「墓碑銘2016」(2016年12月31日)
 「墓碑銘2015」(2015年12月31日)

今年取り上げられたのは以下の方々(肩書き、年齢は番組で表示されたもの)。

俳優 神山繁(87歳)
元イラン大統領 ラフサンジャニ師(82歳)
俳優 松方弘樹(74歳)
タレント 藤村俊二(82歳)
映画監督 鈴木清順(93歳)
作曲家 船村徹(84歳)
歌手 かまやつひろし(78歳)
俳優 渡瀬恒彦(72歳)
歌手 チャック・ベリー(90歳)
詩人 大岡信(86歳)
漫才師 京唄子(89歳)
歌手 ペギー葉山(83歳)
落語家 三遊亭円歌(85歳)
元横綱 佐田の山(79歳)
女優 月丘夢路(95歳)
元財務相 与謝野馨(78歳)
俳優 ロジャー・ムーア(89歳)
元沖縄県知事 大田昌秀(92歳)
女優 野際陽子(81歳)
元ドイツ首相 ヘルームート・コール(87歳)
フリーアナウンサー 小林麻央(34歳)
元プロ野球監督 上田利治(80歳)
中国民主活動家 劉暁波(61歳)
医師 日野原重明(105歳)
作曲家 平尾昌晃(78歳)
女優 ジャンヌ・モロー(89歳)
元首相 羽田孜(82歳)
日本原水爆被害者団体協議会 谷口稜曄(88歳)
歌手 三條正人(74歳)
フランス文学研究者 篠沢秀夫(84歳)
歌手 はしだのりひこ(72歳)
曽我ひとみさんの夫 チャールズ・ジェンキンス(74歳)

これらの訃報は亡くなった日順に並んでいるので並び順自体に他意はないだろうけど、セレクトにはいつも多少政治的なニュアンスが漂うので、まあ最後に挙げるのはジェンキンスさんじゃなくて別の人でもよかったのではという気もします。

ここで取り上げられなかった方では、海老一染之助(日本の太神楽曲芸師、兄弟コンビ海老一染之助・染太郎の弟)、渡部昇一(日本の英語学者、評論家)、野村沙知代(日本のタレント、元プロ野球監督野村克也の妻)、キム・ジョンヒョン(韓国のシンガーソングライター、アイドル、SHINeeメンバー)なども今年亡くなっています。

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今年は一昨年みたいな「あの人の名前が何故ない!」ということはなかったけど、私的には以下の皆様の訃報が多少なりとも印象的でした。データはWikipediaからいただいています。敬称略。

・1月3日 - 神山繁、日本の俳優

超古い作品になってしまうけど神山繁と言えばやっぱり「ザ・ガードマン」です。子どもの頃、金曜日の夜は「ザ・ガードマン」、土曜日の夜は「キイハンター」だったものです。ま、私的にはドラマ「ハゲタカ」(2007年、NHK)の三葉銀行の頭取役ですが(笑)。

藤村俊二
・1月25日 - 藤村俊二、日本の俳優、声優、タレント

いい感じのゆるい、というか力の抜けた感じのキャラがよかったですね。

名作の舞台裏「黄金の日日」
・2月2日 - 近藤晋、日本のテレビ・映画プロデューサー

近藤さんはNHK大河ドラマ「黄金の日日」のプロデューサーで、情文ホールで開催された「公開セミナー 第31回 名作の舞台裏「黄金の日日」」(2012年2月23日)の時にもお姿があって、まだまだ現役なんだなと思ったものです。

・2月5日 - 吉村芳之、日本の映画監督、テレビディレクター

吉村さんはNHKの大河ドラマ、時代劇で演出を数多く担当されていました。有名どころだと「独眼竜政宗」(1987年、NHK)や「北条時宗」(2001年、NHK)、「風神の門」(1980年、NHK)、「テンペスト」(2011年、NHK)ですが、私的には「土曜ドラマ 外事警察」(2009年、NHK)です。


・2月11日 - 谷口ジロー、日本の漫画家

言わずと知れた「孤独のグルメ」の作者ですが、私が好きなのは「坊ちゃんの時代」5部作。最初は生真面目すぎる描線やキャラクタが好きじゃなかったんですが、この「坊ちゃんの時代」はその硬さが作品にとてもマッチしていました。

・2月13日 - 金正男、北朝鮮の第2代最高指導者金正日の長男、第3代最高指導者金正恩の異母兄

別にファンでもなんでもないですが、ディズニーランドに行きたいとか言って日本で密入国容疑?で拘束された時(2001年)のビジュアルは、本当にインパクトがありましたよねぇ……。

ディック・ブルーナ
・2月16日 - ディック・ブルーナ、オランダのグラフィックデザイナー、絵本作家

あのミッフィーちゃんの作者。もう15年くらい前にオランダのユトレヒトに行ったら町中がディック・ブルーナ仕様になっていたんですよ。出身地なせいかありとあらゆるところにブルーナの絵があって、駅前の公衆トイレも丸ごとブルーナ仕様。オムツ替えスペースも広めで高さもいい感じで、さすがこっちの公共施設は違うなと思ったけど、トイレの便座の位置がすっげー高かった。私だって一応身長164cm(当時)なので低い方じゃないのに、便座に座ると足が床につかねぇー。このあいだ安住アナも日曜天国で言っていたけど(2017年7月9日「安住紳一郎 一泊四日のオランダ弾丸出張を語る 」miyearnZZ Labo)オランダは高身長がデフォルトなので、男性の方がトイレでは大変そう(笑)。

・3月4日 - 津雲むつみ、日本の漫画家

代表作はやはり「俺は男だ!」でしょうか。あの「風と共に去りぬ」が週刊セブンティーンで連載された時は映画と結構話が違うじゃーーーんと驚いたもんでした。65歳、まだまだ若いですよね。

三遊亭圓歌
・4月23日 - 3代目三遊亭圓歌、日本の落語家

三遊亭圓歌は歌奴時代に「山のアナ、アナ、アナ」で一躍有名になりましたが、何分にも田舎に住んでいたので生で聞くまで落語って昔の面白おかしい話や人情話ばかりかと思っていました。生で落語を聞いたのは圓歌が初めてでネタは「中沢家の人々」でしたが、落語があんなにもおかしくて面白いものだとは知りませんでした。寄席で腹がよじれるほど爆笑したのも初めてでした。

日下武史「生命果てる日まで」
・5月15日 - 日下武史、日本の俳優、声優

劇団四季の創立メンバーとして、名バイプレイヤーとして有名でした。代表的な作品に何があったっけ?とチェックしたら「獅子の時代」(1980年、NHK)とか「ポーツマスの旗」(1981年、NHK)とか「山河燃ゆ」(1984年、NHK)とかドラマは全部覚えているのに、日下さんがどの役だったか全く覚えていない……。orz でも劇団四季の舞台装置家・金森馨の物語「生命果てる日まで」(1981年、テレビ朝日)の金森馨役は記憶にあります。

・5月23日 - ロジャー・ムーア、イギリスの俳優

007シリーズの中ではロジャー・ムーアとピアース・ブロスナンのボンドがイギリスっぽくて好きです。特にロジャー・ムーアの「007 私を愛したスパイ」は本当に面白かった。007シリーズの中でも映画として一番好きなのは「スカイフォール」なんだけど、ダニエル・クレイグのボンドはいつ見てもロシアのスパイっぽく見えるんだよなー。

・6月13日 - 野際陽子、日本の女優、元NHKアナウンサー

野際陽子については「野際陽子さん死去」(2017年6月18日)で書きました。その時も書いたけど、次に「ガラスの仮面」をドラマ化された時でも野際陽子にまた月影先生を演ってほしかったデス。

・6月16日 - ヘルムート・コール、ドイツの政治家、第6代首相

東西ドイツ統一時の首相ですが、なんとなく好きでした。

・7月15日 - マーティン・ランドー、アメリカ合衆国の俳優

マーティン・ランドーといえば「スパイ大作戦」(1966-1969年)、「スペース1999」(1975-1977年)です。でも「エド・ウッド」のベラ・ルゴシ役の怪演も印象的でした(この役でアカデミー賞助演男優賞を受賞)。

犬養道子「花々と星々と」
・7月24日 - 犬養道子、日本の評論家、犬養毅の孫

犬養道子の名前を初めて見たのは子どもの頃に見たドラマ「花々と星々と」(1978年、NHK)でした。でも異母妹が安藤和津、従姉の娘が緒方貞子とは知りませんでした。すごいご一族で……。

・7月27日 - サム・シェパード、アメリカ合衆国の俳優、劇作家

サム・シェーパードは私が愛する映画「ライト・スタッフ」でナイスな一匹狼、チャック・イェーガーを演じた俳優(本当は劇作家)ですよ!

・8月3日 - 倉嶋厚、日本の気象学者、気象庁鹿児島地方気象台元台長、元日本放送協会解説委員

昔、NHKのお天気おじさんといえば倉嶋さんでした。

・8月10日 - 阿部進、日本の教育評論家

阿部進には何の思い入れもないですが、私が子どもの頃に「カバゴン」として有名でした。

・8月19日 - ブライアン・オールディス、イギリスの小説家
・9月8日 - ジェリー・パーネル、アメリカ合衆国のSF作家

ブライアン・オールディスは「地球の長い午後」、ジェリー・パーネルは「神の目の小さな塵」の単行本をそれぞれ買いましたが、どちらも途中でリタイアした過去あり(←ダメダメ)。

・11月21日 - デヴィッド・キャシディ、アメリカ合衆国の俳優、歌手、ミュージシャン

デヴィッド・キャシディは中学時代に一番仲が良かったMちゃんがすごいファンで、つきあってテレビドラマ「パートリッジ・ファミリー」とか見た記憶があります。当時クラスの女子はみんな新御三家(野口五郎、西城秀樹、郷ひろみ)に夢中だったのに目もくれず、海外ドラマや外国映画の俳優さんが好きだったMちゃんはすごく大人びた子だったなあ。ちなみに今年はMちゃんから喪中欠礼はがきが来てたんだった。わしらももうそういうお年頃……。

・12月2日 - はしだのりひこ、日本のフォークソング歌手・作曲家、元ザ・フォーク・クルセダーズメンバー

はしだのりひこには特に思い入れはないですが(さっきから何気に失礼?)、何年か前にNHKで「フォーククルセダーズ新結成記念解散音楽會」の再放送をやっていて非常に面白かったです。もうフォーククルセダーズも加藤和彦が既に亡くなっているので北山修だけになったのね。なお北山修は自切俳人(ジキルハイド)名でやっていたオールナイトニッポンを10代の頃に聞いていて、番組内でよくかかっていた超ヘンテコな曲「世界は君のもの」が好きでした。最近の北山修のビジュアルってストレンジラブ博士(映画「博士の異常な愛情」に出てくるマッドサイエンティスト)に似ているなあとか思ったり。

・12月16日 - 早坂暁、日本の小説家、脚本家

早坂暁については先日「作家・脚本家の早坂暁さん死去」(2017年12月24日)であれやこれや書きました。

自分も年寄りになっているんだから当たり前なんだけど、よくお名前やお顔を見て身近に感じてきたような方々がゴッソリ亡くなられている感があります(しんみり)。皆様のご冥福をお祈りいたします。
テーマ:ひとりごとのようなもの
ジャンル:日記
うちのホンカン
気になるおじいちゃん、俳優の大滝秀治さんが亡くなられましたが。

 ・俳優の大滝秀治さん死去 87歳、名脇役として活躍(朝日新聞)
 ・大滝秀治さん、最後まで「舞台に立ちたい」(朝日新聞)
 ・高倉健:大滝秀治さん死去にコメント 「静かなお別れができました」(毎日新聞)

私が子どもの頃からおじいちゃんで、私がおばちゃんになった今もおじいちゃんなので、未来永劫「おじいちゃん」なのかと思っていたよ……。新聞記事によると20代の頃から老人役をやっていたのね。

さて大滝秀治と言えば高年齢道産子(笑)にとっては「うちのホンカン」(1975年〜1981年、HBC)ですよ。TBS東芝日曜劇場で放映されましたが制作は北海道放送(HBC)で舞台も北海道。訥々とした頑固な駐在さんの大滝秀治のキャラが立っていたドラマでした。
花神
↑出演作NHK大河ドラマ「花神」(NHK、1977年)

北の国から
↑「北の国から」(フジテレビ、1981年)。上の切り抜きの写真にはどちらにも写ってないけど。

そして昨日の午後、会社のPCのモニタの右端に表示させている最新ニュースで訃報を見てあら〜と思っていたら、近くの席でやはり大滝秀治ネタでの会話が盛り上がっている様子なのでちょっと聞き耳を立てていたら……なんか違う。……ちょっとちょっと君たち、それは大滝秀治ではなく笠智衆ですから!! なお、この訃報を聞いて隣の席のY岡さん(老け専)は「大滝秀治って、おまえの話はつまらん、の人ですよね!」と言ってました。「おまえの話はつまらん」はこれ↓。


キンチョーCM「つまらん」編。大滝秀治と一徳のコンビが実にナイス。

ご冥福をお祈り致します。
テーマ:TV番組
ジャンル:テレビ・ラジオ
大野靖子関連新聞記事(1983年)
ここんとこNHK大河ドラマの脚本家の方には文句しか言ってないような気がしますが、この方のドラマは本当に骨太でございました(上の写真は1984年の正月ドラマについての1983年の新聞記事)。

 脚本家の大野靖子さん死去(朝日新聞)

「73年の「国盗り物語」で女性で初めて大河ドラマを執筆。芸術祭大賞の「天城越え」や、大河ドラマ「花神」、連続ドラマ「ザ・商社」など大作を数多く手がけた」(朝日新聞より)ですよ。「国盗り物語」(NHK、1973年)は、今まで親が見ていたからただ見ていただけの大河ドラマから、意識して大河ドラマをみるようになった最初の作品のような気がする。そして「花神」(NHK、1977年)は「黄金の日日」(NHK、1978年)の次に好きな作品でした。私はドラマや映画を見てもほとんど泣いたことがないのだが(血も涙もない人間なので(笑))、「花神」の最終回は涙が止まらず、しかし親の前でドラマを見て泣いているなど見られたくなくて我慢してたのに結局泣きながら見て、母親に「あんた、何泣いているのさ」といわれて泣きながらも非常にムッとしたのも遠い思い出……(笑)。

そしてこの間ワダベンの訃報記事を書いたばかりですが(1月27日「お蔵出し・和田勉特集」)、そのワダベンと組んだ作品が「ザ・商社」と「天城越え」ですよーー。近日中にワダベンを偲んでNHK放送博物館のライブラリで「ザ・商社」とか見てみる予定でしたが、偲ぶ人が増えちゃった……(ん??)。

国取り物語(1973年)
「国取り物語」(NHK、1973/01/07~1973/12/23、演出:斎藤暁、村上佑二、伊豫田静弘、原作:司馬遼太郎「国盗り物語」「尻啖え孫市」「新史太閤記」「梟の城」「功名が辻」、脚本:大野靖子、出演:平幹二朗、池内淳子、中野良子、高橋英樹、江守徹、近藤正臣他)

花神(1977年)
「花神」(NHK、1977/01/02~1977/12/25、演出:斎藤暁、村上佑二、江口浩之、原作:司馬遼太郎、脚本:大野靖子、出演:中村梅之助、中村雅俊、田村高廣、浅丘ルリ子、宇野重吉、米倉斉加年、高橋悦史、秋吉久美子、尾藤イサオ、西田敏行、高橋英樹、松平健、森田順平、E・H・エリック、石橋蓮司、入川保則、田中健、加賀まりこ、志垣太郎、森次晃嗣、中丸忠雄、大滝秀治、金田龍之介、范文雀他)

ザ・商社
「ザ・商社」(NHK、1980/12/05~1980/12/13、原作:松本清張「空の城」、脚本:大野靖子、演出:和田勉、出演:山崎努、片岡仁左衛門、夏目雅子他)

戻り川心中(1982年)
「戻り川心中」(テレビ朝日、1982/07/03、演出:渡邉祐介、原作:連城三紀彦、脚本:大野靖子、出演:田村正和、紺野美沙子、大谷直子、宮下順子、叶和貴子、地井武男他)

炎熱商人(1984年)
「炎熱商人」(NHK、1984/05/03、演出:樋口昌弘、平山武之、原作:深田祐介、脚本:大野靖子、出演:緒形拳、松健、中条きよし、トニー・マベッサ、市原悦子、高峰三枝子、勝野洋他)

樋口一葉(1985年)
「樋口一葉 われは女成りけるものを…」(NHK、ドラマ人間模様、1985/11/23~1985/12/21、脚本:大野靖子、演出:村上佑二、出演:大原麗子、石坂浩二、高峰三枝子、蟹江敬三他)

ご冥福をお祈りいたします。
テーマ:テレビドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
細川俊之
どうも今年の大河にも今三つハマれそうにないし、今期のドラマもパッとしないし、いっそ2004年の大河「新撰組!」のDVD借りて来て1話から見てみようかなーとか思って(ちなみに何故今「新撰組!」かっつーと、放映時は第1話の慎吾ちゃんのテンションの高さについて行けず1話で挫折したものの、年末の総集編をちょっとだけ見て「これは全部見なくちゃな作品だ」と思って総集編を見るのを止めて、そのうちDVDを第1話から借りてちゃんと見ようと思ってそのままになっていたのだ)、先日買った「NHK大河ドラマ50作パーフェクトガイド―〈花の生涯〉から〈江~姫たちの戦国~〉まで (ステラMOOK)」をパラパラとめくってボケっとしていたところに。

 俳優の細川俊之さん死去 「ショーガール」出演(朝日新聞)

トシとると本当に名前をよく知っている俳優さんの訃報を聞く事が多くなるわね……。しかも去年の谷啓に続いての事故死(のような?)とは。

細川俊之と言えばあのルックスもさることながらあの独特の美声ですよね。そういえば映画版のアニメ「あしたのジョー」の力石徹の声はこの人だったそうですね(映画版は見てないけど)。私的には「日本沈没」(1974年、東宝)の助教授役や「悪魔のようなあいつ」(1975年、TBS)の後半に出て来る中国人役、「真田太平記」(1985年、NHK、何せ真田幸村ファンなので(笑))、「存在の深き眠り」(1996年、NHK、大竹しのぶが二重人格の主婦、細川俊之は精神科医、大竹しのぶの夫が中村梅雀で、すっげーガッツリドラマだった)あたりがよく覚えているけど、いまだに忘れられない作品は「火曜日の女シリーズ/ある朝突然に…」(1972年、日本テレビ)である。忘れられないといいつつ、殺人犯に仕立て上げられて逃亡する浜美枝とその親友役の佐藤友美は強烈に覚えているのに細川俊之が今ひとつうっすらとしか覚えてないけど(笑)。大河ドラマでも所々で登場していて、独特の存在感で光ってました。非常に残念です。ご冥福をお祈り致します。
テーマ:ドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
日本沈没1973
映画「日本沈没」は草なぎ剛版の「日本沈没」じゃなくて、小林桂樹版「日本沈没」が鉄板ですからっ! じゃなくて。

 ・俳優の小林桂樹さん死去 86歳、「社長シリーズ」(朝日新聞)
 ・俳優の小林桂樹さん死去 代表作に「裸の大将」など(北海道新聞)

まあ、もうおトシでしたけんど。

で、「日本沈没」ですよ。お若い方はご存じないでしょうけど、小松左京の原作が1973年に発表された時は空前の大ベストセラーだったんですよ。そんで1973年の12月にお正月映画として公開されたんですが、うちの父親がパニック映画とか怪獣映画とかが好きだったので父親に連れられて見に行った記憶があります。私は「地球最後の日」というジュブナイルSFが大好きで出版社と翻訳者が違う本を、大人向け原作文庫本と洋書版含めて5冊持っているくらいディザスター物が好きなので、多分この時もそういう「地球最後の日」的展開の映画を見るつもりでいたんだと思います。

しかしこの映画のポイントは、沈んでゆく日本のスペクタクル映像ではなく、ましてや主人公・小野寺(藤岡弘)と玲子(いしだあゆみ)のラブストーリーでもなく、日本と言う国が消滅しようとしている空前絶後の危機に対して、日本人を生き残らせようとギりギリまで手を尽くして戦い続けるオッサン達の、実に見応えがあるドラマだったんですよ。私のジジィ萌えはここから始まったといっても過言ではない(←非常にどうでもいい情報)。

日本が沈没するであろうことを発見した田所博士(小林桂樹、当時50歳)の偏屈ジジィっぷりが実にナイスでしたが、このいまだかつてない、最初で最後のトンデモ事態に冷静に対応する山本総理(丹波哲郎、当時51歳)、総理付きの秘書官?中丸忠雄(当時40歳)、学者陣の夏八木勲(当時34歳)、滝田裕介(当時43歳)、中条静夫、二谷英明(竹内均先生もご出演されてましたが、もちろん全く萌えませんでした)、海外との交渉に当たる外交特使に中村伸郎(当時65歳)、日本を陰で動かしている渡老人に島田正吾(当時68歳)、他にもがんばるオヤジ満載な映画で、しかも日本が沈没した後、遠い目をしながら世界各地をさすらう日本人達の映像で終るので、またその世界を放浪する日本人がどうなるのかも気になる映画でした(原作者の構想ではまず沈没した後の世界を漂流する日本人というのがあったらしい)。

そういえば当時、最後の最後、もうこれ以上ここに留まっていては助からないというところで、引きこもっていた田所博士を総理とか主人公とかが助けに来るんですけど(←あんまり覚えてない)、田所博士は日本に残る事を選択するんですよ。たしかここで、田所博士と一緒なら沈んでもいいかも、と思ったんだった(笑)。「JOKER」の伊達さん(堺雅人)に撃たれたいと言っていたNさんを笑える立場じゃなかったよ……(参照:9月16日「ジョーカー 許されざる捜査官 最終回」)。

おっと、「日本沈没」語りが長くなってしまった。真実味がないかもしれないけど、本当に、ご冥福をお祈り致します。
テーマ:日記
ジャンル:日記
クレイジーキャッツ
私の好きな、クレイジーキャッツのメンバーがまた一人。

 クレージーキャッツ・俳優の谷啓さん死去 78歳(朝日新聞)

植木等とハナ肇以外にあとどなたが亡くなっていたんだっけ? などと不謹慎な検索をしてみたり。

1993年9月10日 ハナ肇死去
1994年6月22日 石橋エータロー死去
1996年11月5日 安田伸死去
2007年3月27日 植木等死去
2010年9月11日 谷啓死去

犬塚弘さんと桜井センリさんがご健在で何より。そりゃ皆さん、おトシですけど(そしていくら私でもクレイジー全盛時代(昭和30年代)の記憶はないですけど)、寂しい限りです。ご冥福をお祈り致します。
テーマ:日記
ジャンル:日記
川本喜八郎
暑さでボケっとしてて読んでない新聞が溜まってて今日まとめてチェックしてたら。

 人形美術家・アニメ作家、川本喜八郎さん死去 85歳(朝日新聞)

まあ、もうおトシだった訳ですけど。NHKの「人形劇 三国志」(1982年10月2日~1984年3月24日)は毎回非常に楽しみにしてみてました。最初は進行役が紳助・竜介だったもんで全く興味がなかったんですが、たまたま総集編みたいなのを見たらこれが結構面白かったんですよ。私は「三国志」をちゃんと読んだ事がないので、「三顧の礼」とか「泣いて馬謖を斬る」みたいな中国古典由来のことわざは全部この人形劇で色々知りました(色々間違っちゅう?)。でもなんといってもこの「人形劇 三国志」は、諸葛孔明がかっこよかった、に尽きます(笑)。

この「人形劇 三国志」は子ども向けのせいか、はたまた原作の「三国志演義」がそうだからなのかわからんですが、主役の劉備と諸葛孔明のライバルの曹操は悪役として描かれていましたけど、今なら曹操の方が格段に面白そうなキャラクタですねえ。

ご冥福をお祈り致します。
テーマ:日記
ジャンル:日記
映画「ハゲタカ」DVDがキターーーーーーッ!と大騒ぎしていて、色々ニュースを見逃してましたよ。

 ・鬼太郎の「目玉おやじ」声優の田の中勇さん死去(朝日新聞)
 ・鬼太郎役・戸田恵子が目玉おやじ役・田の中勇さん死去を追悼「大好きでした…」(ORICON STYLE)

つい先日も何かでチェックして、声優さんの現役期間は長いとはいえやっぱりこのトシで現役ってすごいよなあ、でも鬼太郎の目玉オヤジはこの人しかいないし、とか思ったばかりだったのだが。長い間に何度かリメイクされるアニメの「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎役の声優が次々とそれなりに交代しても(野沢雅子→戸田恵子→松岡洋子→高山みなみ→野沢雅子?)、目玉オヤジだけはずっとそのままで田の中勇だった。だからこそ最近のやたらとポップな画面のアニメになっても「ゲゲゲの鬼太郎」は「ゲゲゲの鬼太郎」でありえた、とも思えたのだが(見てないが、最近製作された「墓場鬼太郎」はかなり原作漫画をそのままアニメ化したような作品らしい)。

「ルパン三世」の山田康雄とか、目玉オヤジの田の中勇とか、ロジャー・ムーアの広川太一郎とか、切っても切り離せない役柄の声を演じた方の訃報を聞くと、なんだかそのキャラクター自体がいなくなってしまったかのような喪失感が大きいよなあ……しみじみ。

ご冥福をお祈り致します。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
まあね、今日はどこを見てもこのニュースだらけなのは仕方ないと思う。

 ・マイケル・ジャクソンさん死去(スポニチ)
 ・マイケル・ジャクソンさん急死(朝日新聞)

別にファンだった訳ではないが、やっぱり『ビートイット』とか『スリラー』は今見ても(聞いても)いいもんね。会社でも「せめて『BAD』あたりで(整形を)やめときゃよかったのにね」というのが大方の意見だ。なお、昼飯を買いにフロアからエレベータに乗って大局様のK池さんとマイケル・ジャクソンの噂話をしていたところ、エレベータを降りる直前に、ドア前にいた定年間近でメタボオヤジのYさん(ビジュアルは太めの波平さん)がくるりと振り向いて「え?マイケル、死んだの?」と言ったのにはびっくりだ。「マイケル・ジャクソンが死んだの?」じゃなくて、「マイケル、死んだの?」。しつこいようだが、波平が振り返って、「マイケル、死んだの?」ですよ。マイケルは君の心のアイドルだったのか?

ところで同僚のH田は今年の4月、育児休職から復帰して会社に出て来たのだが、何かの用事のついでのメールに「私と大お局様のK池さんと、(総務の「上から目線女王」の)T藤さんと(超メタボオヤジの総務部長の)Aさんはマイケルと同じトシだよ」と書いたところ、「それは今年一番ビックリのニュースです!」と書いて来たのだった。そのビックリポイントは何だ?
テーマ:日記
ジャンル:日記
オーマイガーッ! 年末調整でヘロヘロになっている間にベルクカッツェ様がお亡くなりになっていたなんて!

 「ガッチャマン」のベルクカッツェ役・寺島幹夫さんが死去(毎日新聞)

あのラブリーなカッツェの声がもう聞けないなんて。私はアニメの声優には全く興味がないのだが大平透(もちろん南部博士役ね。ホーマーや喪黒福造でもいいけど)と寺島幹夫は別ですよ。シリアスな「ガッチャマン」の世界の中で非常に重要な悪役を演じながらも、たまに部下にも侮られるような軽さやボケ(ガッチャマンに秘密基地を攻撃された手下どもが「逃げた方がいいのか?」「でもカッツェが逃げてないんだ、大丈夫だろう?」なんて会話をしている)が実にようございました。

ご冥福をお祈りいたします。
テーマ:今日のつぶやき。
ジャンル:日記
緒形拳もうおトシだとはいえ、なんだかいきなり感もないわけではないような。

 緒形拳さん死去 71歳 銀幕・TV・舞台…幅広く活躍(朝日新聞)

先日会社で、(少年隊の)東と(TOKIOの)松岡で「必殺仕事人」が復活するらしいという話を昼飯時に話していて、練馬のS嬢が「中村主水の仕事人が好きだったのでこれはちょっと楽しみかも」と言うので、「何言っているのよ、必殺と言えば一番最初の「必殺仕掛人」でしょ!! 仕事人なんか仕掛人のpart2だよ」と言って、S嬢とNさんにポカーンとされたばかりだ。「必殺と言えば、あの曲、そして緒形拳の藤枝梅安だよ」と力説したばかりだったんだが。そんな訳で練馬のS嬢は今朝のニュースでこの訃報を聞いた時に、真っ先に「Kさん(←私の事だ)が泣いているかも」と思ったそうだ。いや、ま、泣いてはいないけどさ。

「黄金の日日」(1978年、NHK大河ドラマ)の時の秀吉は本当によかったわ~。この時は高橋幸治の織田信長もこれまたすっごくよかったんだけど、それは置いておいて。助左(6代目市川染五郎、現松本幸四郎)がなんかの戦いで藤吉郎(後の秀吉・緒形拳)とともに命からがら逃げ出して、友好を深めるものの、出世するに従って他の者の言う事等聞かぬ独裁者となっていく秀吉の様がそれはそれはよかったですよ。あの時(命からがら逃げ出した時)の事を思い出してくれと助左が秀吉からもらって大切にしていた誓いの六文銭(だったっけな?)を秀吉に差し出すが、なんだこんなものと六文銭を投げつける、そしてそれを拾う石田三成(近藤正臣)、熱い思いは秀吉から助左へ、そして三成へと渡され、やがて三成は関ヶ原の戦いで散ることになり、助左は日本を脱出する……ボケの進捗著しい私だが、このドラマの場面はどれもこれも忘れられない。

最近の作品ではもちろん去年のNHK大河ドラマ「風林火山」ですよ。この際Gacktの上杉謙信は置いておいて(っつーか、置いておくしかないが)、その参謀役の宇佐美定満(緒形拳)と出て来ると場面がぐっと引き締まって重みがでてきたもんね。「風林火山」はごっつい野郎満載のドラマで実に見応えがあったけど、それもやっぱり緒形拳のような優れたサブがいてこそだよね。

さてその緒形拳は今週から始まるドラマにも出ていたのだが。
練馬のS嬢「緒形拳も「ゲゲゲの鬼太郎」が遺作だと思ってたら、「風のガーデン」が遺作になるんだね。鬼太郎じゃなくてよかったよね。しかもクランクアップしていたっていうのは自分の死期を判っていたんじゃないかって感じだよね」
私「何日か前にテレビに出ていた場面を見たけど、重病そうには見えなかったけどね」
Nさん「でもドラマの挨拶でなんだか悟っていたようなことを言ってたみたいよ」
S嬢「そうそう、なんか自分の死を予測していたようなコメントだった」
私「へぇー」
S嬢「それにしてもすごいタイミングで亡くなったよね。これじゃあどうしたって「風のガーデン」、見て見たくなるじゃない?」
Nさん「そうだよね、私も見て見たくなっちゃったもん」
私「私も第1回目はとりあえず予約録画だな。でもさー、このドラマ、中井貴一の他に誰が出ているの?」
S嬢「誰だっけ」
私「中井貴一が主役じゃ、今ひとつぱっとしないよね」
S嬢「でも中井貴一はいい役者さんだよ」
私「私もそうは思うけどさ、ジャニタレとか今風の若手イケメンとか出てないじゃない?」
S嬢「うちの母親に言わせると、お父さん(佐田啓二)の方がずっといい男だったって言っているけどね」
私「黒木メイサと……他に誰だったっけ……」
S嬢「えっとね…………、そうだ、大滝秀治!」
私、Nさん「…………」
私「なるほど、今度のドラマはフケ専には堪えられないドラマだっていうことなんだね」

ご冥福をお祈りいたします。
2008年10月8日:
フジテレビでは追悼番組として「古畑任三郎スペシャル 黒岩博士の恐怖」を再放送の予定。

 フジ緒形さん追悼番組に「古畑任三郎SP」(サンケイスポーツ)
テーマ:ドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ