デジカメのデータが消えていた。一昨日の保育園の卒園式と、担任の先生と園長先生を囲んで行った謝恩会でみんなを写した100枚近い写真のデータがきれいさっぱり消えているのだ。

写している時にちょくちょく確認していたので、データは入っているはずなのにパソコンに繋いでみるとない。驚いてもう一度デジカメのディスプレイで確認してみるが、卒園式の前日までの写真は残っているのに、卒園式の日の写真だけやっぱりない。デジカメが壊れているのかともう一度撮影・確認してみるが、ちゃんと写すことができるしちゃんと写真も残る。メモリーカードを入れ替えて写し直しても同じ。やっぱりちゃんと写せる。もしかして前日までに写した写真に何か問題があるのか?とも思い古いデータを消してみるが、何度見ても卒園式の写真はなかった。

卒園式が終わった直後までの写真は別のメモリーカードで保存してあったので5分の1程度はセーフだったが、それ以降の子ども達が晴れ衣装で大騒ぎしている時の写真や謝恩会の写真は消えてしまっていた。

がーーーーーーーん。

犯人はメモリーカードだろうか。そういえば先々週一度だけ、「カードが異常です」というメッセージが表示されたのだが、デジカメのスイッチを入れ直すと元に戻ったのだ。デジカメには表示されなくてもメモリーカード自体にはデータが残っていて物理的になんとか復元できるんじゃなかっただろうか。少なくともメーカーの人だったらもしかしたらなんとかしてくれるかもしれない。なんたって買って半年も経ってない、しかもそんなに使ってもいないメモリーカードなのだ。

翌日、メモリーカードと購入時のレシートを持って電器屋に行く。店員さんは他のカメラでチェックしてみて「これはデータがやっぱりないんでしょうね」と言う。どひゃーーーー。や、や、やっぱり? 「でも一応パソコンにつないでみてチェックしてみますね」と彼はメモリーカードを持って上の階に行ったきり戻ってこない。手持ち無沙汰で新しいデジカメなんかを何気なくチェックしたりしていると、店員さんが戻って来て「なんとか無理矢理一部復元できたので確認していただけますか?」。なんですと! ブラボー、店員さん後光が射してるよ!

上の階に行ってみるとパソコンのディスプレイ内のフォルダにところどころ以前写して消去した写真が表示されていた。
「これですか?」
「あ、はい、えっと、昨日写した分だけでいいんですが」。
フォルダ画面をスクロールさせるとありましたよ、卒園式の写真が。ああああ、店員さん、ありがとう! それですよ、これですよ。一部は破損ファイルになっていたが、卒園式の写真はほとんど無事だった。しかしなんだ、こう簡単に(か、どうかはわからんが)削除した写真を復元できるとなると、メモリーカードを捨てる時もシュレッダーが必要じゃないか。それにこういう事態になるとやばい写真を撮影したことがある人なんか気まずいよなぁ。……と後で昼飯時に同僚に言ったら、練馬のS嬢に「そういう人は写真屋に来ないから」と言われた。ごもっとも。

写真は何らかのレスキュープログラムで仮に復元されているらしい。店員さんの手元の動きから、本復元したら後は何かのメディアにコピーすればいいんじゃないのか? と思ったら、店員さん、どうやらパソコンの扱いに非常に不慣れなようで、ほとんど素人の私が見ていても「ああああ、それはそうじゃなくて、こうじゃないの? お願いだからせっかく復元した写真を消したりしないでねーーー」と心の中で叫び続けたくらい慣れていなかった。作業はやっぱりデータを本復元してCD-ROMに焼くということになったようだが、店員さんたらいったん別のフォルダにデータを保存したものの、それがどこだったかもわからなくなったようで、探し出してProgram File なんかを見てたりしますよ。違うでしょ、あなたが保存したのはMy Pictureの新規フォルダですよ。そうこうしているうちに他の店員さんもやってくるが、これまたあまり慣れてない様子。大丈夫か?

何はともあれ、卒園式の写真は無事、復元された。某カメラの店員さん、とりあえずありがとう!