20050430s.jpg写真は自宅のベランダの床である。現在マンションの外壁塗装工事をやっていて、この2、3日はベランダの床に防水ペンキを塗っていたのでベランダへの出入りが禁止になっていた。

先日私が買い物から帰宅すると、どこからか留守番をしていたはずの子どもの泣き声がしたので驚いて見てみると、子どもが風呂場で服を着ながら足元に水をかけて泣いていた。
「どうしたのよ」
「おかぁさん、これどうにかして~」
なんと足の裏にべっとりとペンキがついている。絵の具のようにシャワーの水でなんとか洗い落とそうとしていたらしい。
「あーーーーー、ペンキ塗り立てのベランダに出ちゃったんだーー」
なんだかペンキ塗り立てのところで思い切りペンキをべっとりつけてしまった人を久しぶりに見たような気がする。防水ペンキだから水では落ちないだろうが、残念ながら私はマニキュアをしないので除光液類は持っていない。仕方ないので消毒用アルコールでこすってみたら90%方、子どもの足のペンキは落ちた。

で、事件の現場を見てみると、まずベランダには子どもの足跡がばっちり残っていた。そして足にペンキがついたのに驚いた子どもがあわててティッシュペーパーで足をふいたらしく、絨毯の上に点々と、そしてその上に転がっていたティッシュペーパーケースにペンキの跡が残っていた。子どもは足にティッシュをつけたまま台所を通過したらしく、台所にはペンキ跡が残っていない。

そして第2現場の風呂場の床にはやっぱりペンキ跡があちこちにあり、排水溝口にはティッシュペーパーの残骸が残っていた。ベランダにこんなにはっきりと足跡が残っていると、翌日にでも塗装工事の人か管理会社の人に何か言われるかと思ったが、特に何も言われなかった。だが、翌々日には足跡の上にペンキが上塗りされて少し盛り上がっていた。ベランダの床の他の部分は鏡のように平でつやつやしているのに、ここだけ「事件」の面影が残っているのだった。

後日同僚H田にこの一件を話したら……
「あっら~、お子さんの成長の記録が残って記念になってよかったじゃないですか~~。……でももう絶対に引っ越せないですね……」と言われてしまった。

恋におちたら~僕の成功の秘密~第3回目(4月28日放映)

今回は技術的な突っ込みどころが少なかったのがやや残念だったかも。しかし制作側が彼らなりに考えているリアリティを出そうとして細かいところまで表現しようとすると、次から次とボロを出しまくりでよりリアルから遠ざかるようだが、そういう場面がないと今度はやっぱりこのドラマってファンタジーなんだなーという感がひときわ大きくなる。どっちにしても「現実」なんかこの際関係ないドラマ、「夢物語」を楽しみつつ所々細かいとろに突っ込みを入れて楽しむのが一番いいのかも。

だいたい1日に500個しか作れない饅頭を結局250個限定でネット販売するとうのがどうかと思う。少ない個数を口コミで聞きつけた客や常連さんが毎日買って行くのだろうけど、だったらネットに廻せるのってせいぜい100個か150個くらいにしておいたほうがいいんじゃないのか? でないとわざわざ店にまできてくれた客を結果的にないがしろにしてしまうことにはならないのだろうか。作った商品・売っている商品を大事にしている店主ならもちろんそういう客だって大事に大事にしているんじゃないかと思うんだがなー(余計なお世話か)。それから島男がほんの数日大豆餡修行をしただけで、TVチャンピオンの最終バトルみたいなすごい味覚を身につけるというのもどうか。結局島男はオールマイティに色んな才能を持っているっつーことか?(だから技術職ではなく、営業をやらされてもOKとか?)

あと、金で解決する高柳(堤真一)に対してひたすら誠意を尽くす島男(草なぎ剛)という図式を強調しすぎていて、なんかものすごーーく平面的というかつまらないことになっているような気がする。多分ここら辺を作っていた時はフジテレビはホリエモンの一件で色々すったもんだしている時だったかもしれないけど、こんなところで余計な「リアリティ」を盛り込まなくてもいいですよ。

ところで和菓子職人の人、見ている間ずーーーーーーっと、見たことあるけどこの人誰だっけーーーーー!?と思っていたら、エンドクレジットを見てやっと納得、「救命病棟24時part3」に出ていた日比谷先生でした。随分と違う人に見えちゃったな。ちょっと気になる役者さんだ。
これまた1回目を見てないドラマだが、「離婚弁護士II」を見終わった後、チャンネルをそのままにしていたら始まったので、なんとなく流し見していたドラマ。曲がり角の彼女(フジ、火曜22時)第2回目(4月26日放映)。

妹のブログに書いてあったのでとりあえず今期流行の負け犬系ドラマだというのは知っていたけど、他の知識はまったくなし。だから登場人物たちがどういう仕事をしているのかもまったくわからず、しかもちゃんと仕事をしているように見えない。「負け犬」をちゃんと描くなら、仕事っぷりもちゃんと描かなきゃだめじゃないのか(1回目でちゃんと描写していたのか?)。仕事してないならそりゃ引きこもりか「お嬢様」(←カッコつき)だよ。

ドラマの前半は、わざわざ見なくてもいいやっつー感じ、つまらない。しかし後半、結構面白くなってきたように思う。釈由美子は「黒革の手帖」(テレビ朝日、2004年)の時にみたいな主人公と対立するキャラをどろどろタッチで演じるのかと思いきや、ドライで計算づくなキャラだけどそれだけではない面白さも感じられ好感が持てる。青木さやかも思ったよりもちゃんとそれなりに演じているし。要潤と稲森いずみの間柄はそのまんま少女漫画タッチの展開だが、まあ、いいんじゃないかなー。あと稲森いずみの啖呵「ただ結婚したいわけじゃない、そう思えるぐらいの相手が欲しいだけ」とかの台詞がナイス。リアルな30代独身女の気持ちが出ていると思う。ところで川島なお美はいったい何者? 100万年ほど昔にやっていたドラマ「奥様は18歳」(TBS、1970年)に出ていた覗き屋でおしゃべりの隣の奥さん(冨士真奈美)みたいな位置のキャラ? 出てきただけでもうおなかいっぱいなんですけど。

あと、なんで書いているのかよくわからない稲森いずみの日記、字がヘタクソ過ぎ。ちゃんとした会社で10年以上ちゃんとしたOLやっててあの字はないでしょ。昔流行った丸文字を描くOLがそのまま年とったという設定なのかもしれないけど、あの字を見ただけでは「この主人公、頭悪そう」である。それともあのつたない字は主人公の心の動きなのか? ちょっと謎。
今まで「離婚弁護士」はまったく見たことがなく、しかも今期第1回目を見ずして、天海祐希が弁護士という設定しか知らないのにいきなり2回目(フジ、火曜21時、4月26日放映)から見てみる(しかも途中から←チャンネル権を握っている子どもが寝入ってしまったので)。

天海祐希、かっこえぇ~~。実は宝塚時代「ベルバラ」の天海祐希を見たことがあるが、ひときわ濃い他の役者さん達の中にあって、抜きん出て垢抜けた印象がありしかも清涼感があった人だった。今回、ドラマ自体も問題解決後に爽快感があるが、これはドラマの脚本自体がそういう作りになっているせいもあるのだろうけど、主役が天海祐希だからそういう風に感じるのかもしれない。また、「タイガー&ドラゴン」とは別の意味で脇のキャラが面白い。小料理屋?のオヤジ役の松重豊は「ビッグマネー」(フジ、2002年)のやくざ一家の子分の時と同じような役どころ。あまり普通の感情表現をしない人を演じると面白い人だ。他もそれなりの人達が揃っているようだが、ちとうるさすぎのような気もする。でもこれはドラマ自体に慣れてしまえば気にならないのか?

結構面白いかも。
さて、学習机到着予定時刻1時間前に家具屋さんが来てしまって「あと1時間後に来 てくださいっっ!」と頼んだ私だが。一緒にいた子どもは午前中に父親と一緒に区営 プールに行ってひと泳ぎしてきたせいで、昼飯を食べ終えると都合よくすっかり眠た がり始めた。ラッキー! これで邪魔されずに片づけが進む(はず)。居間に山積み のダンボール箱の谷間に布団を敷いて子どもを寝かせておく。よしっ、あと1時間、 ラストスパートだ。

まず、幅90cm高さ180cmの本棚を部屋から運び出して外に出すことにする。本棚には可変棚がついているので横にして動かすとバタバタ棚板が落ちる。しかもただでさえ狭い部屋なのにそこかしこにダンボール箱が山積みになっており、その隙間には子どもが眠っていて、さらに現在マンションの外壁塗装工事をやっているので洗濯物が外に干せずに居間の物干し竿にまとめてかけてある。ちょっと無茶苦茶な障害物レースだが、なんとか本棚を玄関の外に運び出し、粗大ごみ処理センターに電話する。「そちらの地区は現在処理数が多いので引き取りは5月11日になりますがよろしいですか?」。よろ しくなくたってとにかく処分しなくちゃならないのだ。幅90cm×奥行き30cm×高さ180cmの本棚の処理代は800円だった。

次にスチールラックだがこれを1時間で始末すのは不可能。現在60cm×45cmのラックを横長に置いてあるのでこれを縦長に置くとすると、本棚分とあわせて確実に1m以上の空間が空く。もう時間がないのでラックに入っているものを片っ端からダンボール箱に詰める。変だなー、棚に入っている時はそれなりに収まっているのに、ダンボール箱に詰めるとなんでこんなに数が多くなるのか。ともかく棚を空っぽにし、向きを変えて空きスペースの幅を計ってみる。ほぼ110cmちょっと。やった、なんとか幅1mの机 を置ける!

時間はちょうど3時、部屋の中はダンボール箱と散乱した子どものおもちゃと洗濯物 (と、布団を敷いて寝ている子ども)ですごいことになっている。家具屋さんもびっ くりだ(家具屋さんじゃなくてもびっくりだが)。山積みダンボール箱を少しずつ片 付けていると、3時20分、家具屋さんがやってきた。ああああ、人様に見せられる部屋 じゃないのに~~。しかしきっと世の中にはもっとすごい部屋もあることだろう。そ う自分を慰めて「すみません、今すっごく、散らかっているんですが」といいながら 机設置スペースに案内する。

「えっと、組み立てスペース足りますか?」と今更ながらの質問をしてみる。「な い」と言われても「すみません」としか言えないのだが。家具屋さんもギリギリの作 業スペースに一瞬ひるんだようにも見えたが「大丈夫ですよ」と言いながらさっさと 薄手の作業マットを床に敷き、机を組み立て始めた。後から他の部品を持って現れた もう一人の作業員も、とんでもないことになっている部屋の中にちょっとびっくりし ているようにも見えたが、それは勿論気のせいだ。またたく間に机が組み立て上が り、子どもも起きてきて目を輝かせていた。

2005042502s.jpgじゃーーーーん。これがお机様だ。逃げ るように去っていく家具屋さん(←勿論これも気のせい)に私がお礼を言っている間に、子どもは一国一城の主としてお机様の前の椅子に座ってふんぞり返り、しかもやれと言った訳でもないのに意味もなく算数ドリルまでやりはじめている。これがいったい いつまで続くことやら。そして、光り輝くお机様の周囲にはまだまだダンボール箱が散乱しているのだった。はぁ~~。まだまだ道のりは遠いよ……。

なお、後日同僚にこの話をすると練馬のS嬢にはこう言われた。
「つまり3週間でできなかったことを結局半日でやったってこと? 人間が何かやろうと思った時に必要なのは時間じゃなくて、いかにせっぱつまっているか、いかに気力が重要かってことだね」
「……まあね」
3月中旬に「学習机到着まであと21日、がんばれ私!」と言っていたのにも関わらず、その後一向に片付かないままの日々を過ごし、はや4月も下旬……。子どもの机はどうなったのか、部屋の片付けはいったいどうなったのか、何もかもうやむやになってしまったのか、自分!?

実は学習机の配達予定日を4月2日から4月23日に変更してもらってました。とほほ。何せ仕事が忙しくて忙しくて土日もお持ち帰りでずっと仕事をしていたのにも関わらず、卒園式だの入学式だの保護者会だのなんだので会社を休む日々が続いた上に、先週の21日まで給食が出なかったので毎日子どもの弁当を作るために早起きし、さらに午後6時に子どもを学童クラブに迎えにいかなくてはならなかったので(←毎朝学童クラブに行くのをいやがって大泣きしていたため、精一杯の妥協策)、毎日会社を20分ほど早引けするということを続けていたので、もう、片付けどころではなかったのだ。

そんなこんなで気がつけばはや4月18日、3週間も先延ばししたのに、結局まったく前にすすんでいない。いくらなんでもやばすぎ。とりあえずまずは日通に電話して、Sサイズのダンボール箱を10個配達してもらう。2,000円也。前々回解体したスチール棚を粗大ゴミセンターに連絡して指定の日に引き取りに来てもらう。800円也。ちなみにカルトンの処理代は300円でした。

19日、会社を午後半休し部屋の片付け。相変わらずほとんど進まないが、でも、もう、机の到着を延ばせません! とりあえず、机設置場所にある幅90cmの本棚と幅60cmのスチールラックをなんとかしなくては幅100cmの学習机を置けない。と言う訳で、まず本棚に置いてある本を「移動するだけ」「売り飛ばす」「帯広の実家に送っておく」箱3つに分けて入れるが、……これがなかなか進まない。本の内容を吟味して分けようなんてことをするから、ついついコミックスなんかは読みいってしまうのだ。しかも巻数の多いコミックスなんかはついつい続きをどんどん読んでしまう。い、いかーーーーん。

21日、家具屋から電話が来る。机は23日の午後3時から5時の間に配達にきてくれるという。よかった、午後で。って、だめじゃん、自分。

22日、また会社を午後半休し片付け。本棚、まだ片付きません。

そしてついに23日。午前中になんとか本棚は空っぽにできたが、まだスチールラックが残っている。しかしお昼になったので昼飯を食いに外に行き、帰宅すると玄関前に作業服を来た男性二人が何やら話している。私の姿を見ると名乗ったのだが、……家具屋さんだった。でも午後2時ですよ! まだ1時間あるはずじゃん! 早すぎ。

「す、すみません、3時だったら大丈夫なんですが……まだ机を置く場所が空いてません」
「そうですか、じゃあもう1軒先に行って来ます。またくる時にお電話しますね」
「よろしくお願いします」

あと、1時間ですよ、どうする? どうすんのよ、俺! つづく!(by LIFE CARD)
2005042501s.jpg写真は地下鉄構内に貼ってあるサントリーのポスター。いやー、岡田準一かっこええ~(もう1枚の方のポスターはちょっとマイケル・ジャクソン入っているけどな)。ほれぼれ。でも残念ながらちびっこ。ハゲ・デブOKな私も、背が低い男性はちょっと駄目だ。正月にやっていた「大化の改新」(1月3日、NHK)の時はバカでかい渡部篤郎が相手役だったから余計に小さい感じが目立っていたが、今回も伊東美咲と並ぶとやっぱり小さい。お、惜しい……(このドラマ的には全然惜しくないのだが)。で、タイガー&ドラゴン第2話(4月22日放映)。今回のお題は「饅頭怖い」。

前回の「芝浜」の時はオチを聞いて、な~るほど、ポンッって感じだったが、今回の「饅頭怖い」はオチでうまいな、こりゃという感じ。今回は「親子」「親分・子分」「師匠・弟子」に関わるキーワードをあちこちにちりばめ、落語の世界と現実を劇中劇を織り交ぜながら行ったり来たりしながら、実にうまく「饅頭怖い」オチになだれ込む。高座でどん兵衛(西田敏行)が話す「饅頭怖い」の世界に切り替わる瞬間がまたいい。前回はどん兵衛と竜二(岡田準一)と虎児(長瀬智也)のそれぞれの話しかけ・会話からするっと落語世界に切り替わるのが面白かったが、今回は寄席の客席から「饅頭怖い」の登場人物たちが飛び出してきて落語世界へと入っていく、これも面白かった。前回はTV的だったけど今回はお芝居的な切り替わりだ。でも落語世界の中でどん太(阿部サダヲ)演じる男が饅頭怖いと言って逃げるシーンからTVのバラエティ番組の中でわさび饅頭をむりやり食べるどん太のシーンに切り替わり、さらに「饅頭怖い」と言いながら次々を饅頭を平らげてゆく様をどん兵衛が噺すシーンに切り替わっていくのはTV的かもしれない。

名人の父・天才の弟・元人気歌手の妻を持ち、なおかつ抱かれたくない男No.1に選ばれてしまったどん太の悲哀と、ハイテンションで演じ続けるTVの顔とのコントラスト、どん太がここ一番の舞台を直前逃亡してしまったときに、昔の晴れ衣装で歌を披露するどん太の妻(猫背椿、LIFE CRADのCMではオダジョーの会社のビミョーな「専務の一人娘」)の度胸のすわっりっぷりもよかったけど、今回公式ホームページを見て初めて知ったのだが、蕎麦屋の店主が尾美としのりだったとは! みごとなオヤジっぷりで気がつきませんでしたよ。「鬼平犯科帳」(フジテレビ、1989年~)では気のいい若者だったのにとか、「火の鳥」(映画、1978年)の時は本当にかわいい男の子だったのにとか、ちょっと気分は走馬灯。

来週のお題「茶の湯」、少し予習しておいたほうがいいかなー。

恋におちたら~僕の成功の秘密~第2回目(4月21日放映)。

このドラマって、皆様に色々と突っ込んでいただいて楽しむという種類のドラマなのか? いくら何でも突っ込みどころ満載過ぎですよ。ど素人の私ですら「オークションのシステム作るだけじゃなくてウェブデザインも鈴木島男様(草なぎ剛)がやるんですか!?」「"48時間でゼロからオークションシステム作る"の中に出品作業も入ってんのかよ! 私なんか10個程度のブツをYahooに出品するだけで半日かかってますよ!(←もちろん島男様のような天才じゃないからな)」「電源スィッチ入れて即リアルタイムでオークション画面!? スリープしていたんだとしても立ち上がり早すぎですよ」「Yahooでもebayでも楽天でもリアルタイムで入札金額がカチャカチャはね上がったりしてませんけど、どうなの? もしかして一般人の目には見えないスピードで島男様がF5キーを連打しているのか?」とか。

でも、こういう突っ込みどころは置いといて(←じゃあ、突っ込むな)、やっぱりスーパーヒーロー(島男だ、島男)が難題をクリアするという場面は見ていてそれなりに痛快でもある。こんな感じで、次から次へと難題を解決しステージボスを倒してステップアップし、最後にラスボス(堤真一?)倒してお姫様(松下奈緒?)を助け出すのか? それは結構面白いかも。

しかし島男は草柳(堤真一)と社長秘書(松下奈緒)が恋人同士であると思ったみたいだけど、なんかこの2人って恋人同士というよりは家族のような雰囲気をかもし出しているような気がするんだけどどうなんだろう。最後に実は兄妹でしたとか、裏に色々事情のある親子でしたっていうことになったりしないですよね?(←そりゃ、別のドラマだよ)。あとー、木村佳乃(島男の妹)と山本耕史(島男の幼なじみ)っていなくてもいいような気もする(暴言? いや、山本耕史は結構かわいいけど)。予告を見ると、この妹と社長秘書が何かつながりがあったみたいなので、いなきゃ困るキャラクタなのかもしれないが。

で、サトエリ(佐藤江梨子、おしゃれなバーのマスター)を見ていて思ったんだけど、これって4年前にフジで放映していた月9ドラマ「HERO」と構造がまったく同じじゃないのか。「HERO」はキムタク演じる中卒(だか高卒だか)の昼行灯みたいな検事が、毎回起こる小さな事件の真犯人を最後には突き止め、そしてドラマの一番最後には大きな事件の裏まで暴いちゃって左遷されちゃうというストーリーだったが(←こんなまとめでいいのか!?)、このドラマも鈴木島男が毎回起こる難題を最後には解決して、そして最終回では高柳との何らかの対決が待っているんじゃないのか。で「HERO」では何をリクエストしても必ず「あるよ」としか言わないバーのマスターが今回はサトエリ。前回も下っ端の事務員か何かで出ていた金田明夫が、今回はガードマンのオヤジで、島男が警備会社辞めてもやっぱり島男と一緒に酒飲んでるし。

ドラマとしての完成度はともかく色々楽しめるドラマ、次回も別の意味で期待しています(←だめじゃん)。
午後5時15分、女は道を急いでいた。会社から最寄のJRの駅までは歩いて8~10分かかる。しかし駅に一番近い五叉路交差点で赤信号にひっかかると、ここで2分近く待たされ時間をロスしてしまう。歩行者用信号を見ると青信号が点滅し始めている。距離は30m弱、思い切って走り出すが間に合わず、やはり信号は赤になってしまった。

午後5時18分、やっとJR駅構内入口にたどり着くが、改札口まではさらに長い道のりが待っている。帰宅の通勤客でごった返す駅構内の人の波をかきわけて、改札を通り過ぎる。新宿方面行きの山手線ホームへの階段に足をかけると、電車の発車ベルが聞こえる。走れば間に合うのだが、今電車を降りたばかりの客の波に押されて前に進めず、ちょうどホームに出たときに電車のドアが閉まってしまった。激しく息切れをしながら女はガックリと肩を落とした。

午後5時25分、次の電車に乗り込み、すかさず携帯電話の「駅すぱぁと」をチェックする。高田馬場駅で東西線に乗り換えた方が早いのか、それとも新宿で中央線に乗り換えた方が早いのか。東京メトロ高田馬場駅午後5時31分発の東西線の方がわずかに早いと判断し高田馬場駅で電車を降りるが、ここでも人の波に揉まれて前に進まない。JRの改札口を出て地下鉄の改札口への長い階段を急いで降りる。改札口の時計を見る。午後5時30分。改札を通ると地下鉄から降りてきた乗客が押し寄せてきてこれまた前に進まない。電車の発車ベルが聞こえる。もはや泳ぐように向かってくる乗客の間をすり抜けてホームにたどり着く、その瞬間、電車のドアが閉まってしまった。女は肩で激しく呼吸しながら、脱力感で倒れそうになった。

午後5時37分、気を取り直して次の電車に乗り込む。自宅最寄駅のN駅着は午後5時51分だ。6時までに目的地に着かなくてはならないのだが、駅からその場所までは歩いて15分ほどかかる。駅から走ることを考えて、女は一瞬空ろな目をした。

午後5時51分、N駅の改札を出て商店街の真ん中を突っ走り、目的地への道を急ぐ。ただでさえ寄る年波と貧血で息切れが激しいのに、今日はさらに3倍増しで息が苦しい。女は必死の形相で走り続けるものの、傍から見ていると泳いでいるようにしか見えなかったかもしれない。目的の場所まで信号があと1個、あと100mくらいでたどり着く。再び時計を見る。午後6時ちょうど。ま、間に合わない……! 

その時向こう側から、見覚えのある子どもの姿が見えた。ランドセルに真新しい交通安全の黄色いカバーをつけた子どもは、同じクラスの女の子2人と楽しげに会話しながら帰り路についていたが、女の姿を認めるとこともなげに言い放った。

「おっそいじゃん。私の後ろについてきて」
「…………もうさー、学童クラブにお迎えに行かなくてもいいんじゃないのーーーー? お母さん、会社が5時半に終わるのに毎日20分早引けして迎えに来てんだよーー。もう、一人で帰ってこれるじゃん」
「まあね。明日はお迎えに来なくていいよ」
「……あっ、そう。そりゃよかった」

小学1年生になってから、すっかり口のきき方も生意気になってきた今日この頃、わたしゃ色々本当に疲れたよ。
恋におちたら~僕の成功の秘密~(フジ、木曜、22時)第1回目(4月14日放映)。

なんだか展開がマンガチックで、それはそれで面白かったが、それ、どうなってんのよと思ったことが1点あった(まあ、このドラマは突っ込み始めたらキリがないのだが)。鈴木島男(草剛)が大学生のときに天才プログラマだったというのはわかるけど、でもああいう緊急事態でああいう風に対応できるのだとしたら、6年前に父親のネジ工場継いでからもコンピュータの勉強をコツコツを続けていたのではないかと思うのだがどうだろう? だって工場継いでからパソコンにも触ってないんだとしたら、いくら天才っていったって今流行のウィルスどころか最新のPC端末だって、結構あれれ??だったりするんじゃないのかな。

だとしたら超有名(らしい)IT企業の社長の高柳(堤真一)を知らないなんて、ちょっと変じゃないのかな? そんなことはないのか? 今、現実にいる濃いプログラマやIT技術者の皆さん100人にホリエモンの写真を見せて誰でしょう?と聞いたら、80人くらいが答えられなかったり「小川直也」とか「太った出川哲朗」とか答えたりするのか?

……とうっすらと疑問に感じていたら、面白いツッコミページがありました。

 ドラマに見る「緊急対応」に対する一般的イメージにぽたん研究所

こちらを見ると、次回からもっとこのドラマが楽しめるかも。
A(日本テレビ、日曜、20時)第1回目(4月17日放映)。これはドラマじゃなくて、ニュースバラエティ番組? 久しぶりの久米宏。視聴率は9.3%だったそうですよ。結構納得の数字。

久米宏で日テレで日曜夜8時といえばやっぱり「テレビ・スクランブル」だが、今回久米宏の横にいたのは横山やすしではなくあやや(松浦亜弥)。あややも結構機転が利いて気が利く子なんだと思うが、一昨日の番組を見る限りではそんなのはみじんも感じさせない影の薄さ! 他のメンバーも夏木マリ、山口智充、オセロ、土田晃之、若槻千夏と、使いようによっては結構いいメンツを集めているのにもかかわらず(←失礼?)、全然生かしきっていなかった。というか久米宏の番組の場合、コメンテータとかにぎやかしタレントってそんなに必要ないんじゃないのかなあ。でもって久米宏もどうも今ひとつなぱっとしない感じ。久しぶりに見た感想は「なんかおじいちゃんになっちゃったなーー」。

内容的にはもしかすると「TVスクランブル」や昔の「ニュースステーション金曜版」みたいな感じかと期待していたのだが、違ったみたい。とりあえずテーマをアジアにしぼったニュースバラエティというのも、最近の韓流・台流ブーム便乗のような気もするし、だいたいあまり「アジアの今」を切り取っている感じがしない。インターネットで現地とチャットというのも別に新しいとも面白そうとも思えなかった。多言語翻訳画面は面白そうだったけど、必要かといえば別に必要じゃないし。

今回の番組を見て、「TVスクランブル」や初期のニュースステーション金曜版」はやっぱり面白かったなぁとしみじみしてしまいました。来週、もう1回だけ見てみるけど、それでやっぱり面白くなければ次は「どうぶつ奇想天外」を見ているかもね。
タイガー&ドラゴン(TBS、金曜、22時)第1話(4月15日放映)。

いやぁ、面白かった(←いつも著しく単純な私の感想)。とにかく脚本と構成がすごくうまい。前回のスペシャル同様落語の話を再現ドラマ風に挟み,最後には現実のドラマを落語のオチに持って行く構成なのだが、まるでジグソーパズルを端やわかるところから少しずつ組み合わせて行って、あらここはこんな絵だったのね、ここはこんな柄だったのねと納得しながら、一番最後のオチのところで見事にパズルの最後の1ピースがぴたっと収まったようなすっきり感と、全体が初めて見渡せたようなランドスケープ感(そんな単語、あるか?)があり、そしてどこもかしこもそれぞれに面白いのだ。

劇中劇の「芝浜」も、話がヘタクソな虎児(長瀬智也)がやると女房役は女装をしたどん兵衛(西田敏行)なのに、落語の天才(ということになっている)竜二(岡田准一)がやると女房役はメグミ(伊東美咲)。高座の舞台に立ったどん兵衛のハナシの合間合間、虎児が竜二や借金夫婦に聞かせるハナシの合間合間、そして竜二が虎児に聞かせるハナシの合間合間に、絶妙のタイミングで劇中劇にシフトするのもリズミカルで実にいい。

脇の役者さんたちもみんな個性的でうまいが、今回の「芝浜」ネタになった蒼井優(ドラゴンソーダの店員リサ役)なんか、私はこのドラマで初めてみたような気がする人なんだけど、結構よかったなぁ。笑顔もかわいいし。長瀬は演技が一本調子のような気もするけど、でもこれは落語を知るまでは笑いも知らなかった天涯孤独な男が、これからどんどん笑いを極め、どん兵衛一家に関わるにつれてどんどん感情表現を豊かにさせていく、という前振りなのか?

次回も楽しみなドラマ、金曜日には絶対会議のスケジュールを入れないようにしておこう(←そろそろDVDデッキ、買えよ!)。ところでオープニングの歌はクレイジーケンバンドだったのね。私はずっと西田敏行が歌っているのかと思っていました。
アタックNo.1(テレビ朝日、木曜日、21時)第1話(4月14日放映)。

話自体は別になんの魅力もなかったなぁ。バレーボール興味ないし(別にテニスに興味があって「エースをねらえ!」を見ていたわけではないが)、上戸彩興味ないし(早川みどり役の酒井彩名は結構よかったけど)、「エースをねらえ!」のようなバカドラマテイストもあんまりないし。もう今回の見所は船越英一郎のコスプレだけ! そして船越さんが登場するときだけ妙にサスペンスドラマチックで大げさになる演出ですよ。どうせやるなら原作同様サングラスをかけていたらもっとうさんくさくてよかったのに~。

上戸彩の母親役に岡江久美子(花マル~)、父親に清水章吾(どうするアイフル)、ラーメン屋だったか居酒屋だったか(←あんまし真剣に見てなかった)の店員に竜雷太とふかわりょうってキャストが、なんだか再現ドラマチックというか、かくし芸大会的だったというか、真剣にやってんの?あんたたちっつー感じ(←著しく失礼)。

なんとはなにしに見ていると、それとなく原作のストーリーも思い出してくる。そういえばこの三条みちるっていうのと○○が実のきょうだいって設定だったなとか、○○くんが確かトラックの事故で死ぬんじゃなかったっけ?とか。そこいらへんの盛り上がりも船越モードで描写してくれるとこれから楽しめるかも(←ドラマの楽しみ方として間違ってます)。そういえば原作では最後の方で、猪熊(船越)がヒゲを剃ると実はハンサムっていう設定でもあったのだが……ヒゲそっても船越は船越ですから。

次回も見るとしたら、多分船越応援のスタンスで見るかもしれん。
私は何個か持っているメイルアドレスをそれぞれ用途別に使い分けているのだが、保育園・小学校関連で使っているYahooのメイルアドレスに、今朝2通のメイルが着ていた。1通目は「Yahoo!メール - 迷惑メールフォルダのお知らせ」というもので、迷惑メイルを自動的に迷惑メールフォルダに突っ込んでおいてくれるというもの、そして2通目はそのできたばかりの迷惑メールフォルダ直行になっていたYahoo!セキュリティ(customerservice@yahoo-inc.com)からの「Yahoo! Auctions ユーザアカウント継続手続き申請書」というもの。

Yahooからのメイルが何でYahooのメイルボックスで迷惑メール扱いになっているの?? それよりもこういう継続手続きなんて一度も着たことないのに、なんですでに登録済みの内容を再入力しなくちゃならないようなメイルが来るわけ? 大体このyahoo-inc.comって何よ? というわけで調べてみたら、やっぱり詐欺。

 Yahoo! JAPANをかたる不審なメールにご注意ください

いやー、こういう種類の詐欺メイルがあるとかウェブページがあるというニュースや見本は見たことがあったものの、まだ一度も自分のところには直接来たことがなかったので、一瞬ほんとにYahooからのメイルかと思ってしまいましたよ。
同僚のNさんは10ヶ月間の出産休暇・育児休暇が終わって今週から会社に復帰しているが、会社は退職者が出ても補充をしてくれないので、1年間のブランクがあっても仕事はてんこもりだったそうだ。そんな中、今朝は来春大学卒業予定の入社希望者の面接の受付をやっていた。

Nさん「なんかさー、面接にきた連中、挨拶もしなきゃ名乗りもしないし、用件も言わないんだよね」
練馬のS嬢「へぇー、最近の大学生は面接のマニュアル本とか徹底的に研究しているから、最初の挨拶ぐらいはちゃんとするかと思ったらそうでもないのね」
Nさん「もう黙って立ってて、こちらから話しかけるまでぼんやりと立ってたりするのよ。せめて用件くらい言えっつーの。でもさ、そういう挨拶がなってない連中の評価をみるとやっぱりダメダメだったね」
私「ふーん。じゃあ今年入って来た新人とか2、3年生って、『ちゃんと挨拶』という関門は通り抜けて入って来た訳? それにしちゃ全然なってないけど」
S嬢「面接のマニュアル本は読んでいても、入社してからの社会人生活のマニュアル本は全然読んでないからなんじゃないのー?」
Nさん、私「な~~るほど!」(ポンッ)

小学校の入学式でも校長先生が言ってましたよ。「きちんと挨拶しましょう」「人の話はちゃんと聞きましょう」ってね。
tetsukos.jpg「鉄子の旅第1巻」(菊池直恵、横見浩彦、イッキコミックス、小学館)。てっちゃん(鉄道マニア)vs売れない女性漫画家による、鉄道めぐりの旅エッセイ漫画?

会社の同じフロアにも"テツ"がいる。彼は休みのたびにローカル列車でどこかに行き、そしてお土産にどこかの地域名産の饅頭などを買ってきてくれる。連休などで彼がいないときには皆に「今頃どこかで電車乗ってんじゃないのー」と言われている。私も会社で外出する用事があるときなど電車の乗り換えとか「駅すぱあと」で調べるよりも彼に聞いた方が早いのでつい聞いてしまったりする。斎藤美奈子の「男性誌探訪」(朝日新聞社、2003年)によれば、」鉄道マニアにも、写真派とかゲージ派とかいろんな派閥(??)があるそうで、奥はきっときっと深いのだろう。

この本はそんなことはまったく関係なく、結構面白かった。ただひたすら電車に乗るだけなので、描き方によってはものすごく退屈になるところだが、作者(売れない女性漫画家)とアドバイザー(鉄道マニア横見さん)のキャラクタと会話のやりとり、数々のリアクションの面白さでかなり救われている。多分てっちゃんにはものたりないどころじゃない描き方だろうが、関係ない素人には十分な濃さだ。しかももしかすると鉄道って面白いのかもと思わせるあたり、鉄啓蒙の書としても成功しているのかもしれない。現在3巻まで出ているようなので、とりあえず次の巻も買ってみようかな。

kodomo2s.jpgチャレンジ本2冊目、「コドモのコドモ第1巻」(さそうあきら、アクションコミックス、双葉社)。帯にはタイトルよりも大きな字で「小学生出産」と書いてある。小学生の子供を持つ親には特に重い話になりそうで、昨日も読むのを後回しにしようかと思ってしまったくらいだ。

物語は小学5年生の春菜の出産まで、ゆっくりゆっくりと進む。毎回各話の最後に「春菜出産まであと255日」と「宇宙戦艦ヤマト」みたいなカウントダウンが入るので、春菜が出産するのはたぶん確実なのだろうが、とにかくゆったりとストーリーが進むので1巻目の最後でも春菜が自分の妊娠にやっと気づいたけれど、周りの大人は誰一人本気にしないというところで終わっている。

このゆったり加減はどうなのか、あたしゃついてけねーよと思ったが、しかしこれは春菜の中で赤ちゃんが少しずつ育っていくのと同じように、春菜が子供を生んでみようという気持ちを育てていくスピードでもあるのだ。あこがれのお姉さん(姉の友達の朋子さん)の妊娠中絶の話や、同級生の父親で春菜を取り上げてくれた産婦人科の先生の話など、それぞれにたいして春菜は常に感じたこと思ったことをそのまま口に出して言うのではなく、何か思うことはたくさんあるのだろうが、それはすんなりとは口に出さずに自分の中で少しずつ熟成させていっているような感じだ。そしてそれは春菜にとってはとっても大切で必要な時間でもある。

でもなー。ほんとに話がゆったりまったりなので、この調子じゃ2巻でもきっとそんなに話は進まないんだろうな(第2巻は今月下旬発売)。次は物語が完結してから読みたいと思ってしまいましたよ。
hatarakis.jpgさて昨日買ったチャレンジ本の1冊目、「働きマン第1巻」(安野モヨコ、モーニングKC、講談社)。

いやー、面白かった。一応主人公は雑誌編集部でバリバリ働くオヤジ女の松方弘子だが、一話読みきり形式でそれぞれの話にそれぞれの主役がいる。弘子の彼氏が主人公の「あやまりマン」の回や、弘子の同僚で女であることで仕事を勝ち取って何が悪いという「お姫さマン」の回など、主役を弘子だけに限定してしまったらあんな風には描けないであろう(かといって単なる群像劇でもない)物語の数々が実に新鮮で、そして面白い。

また、働いている人なら誰でも「あるあるある、、」とうなづいてしまうようなサラリーマンの日常(特に女会社員の日常)の中で描かれる主人公弘子の「ちゃんと責任をもって働く」その仕事っぷりや、言動の数々が実に痛快で爽快。

私は働く女性がちょっとくじけそうになった時、少しだけ明日の働く元気が欲しいと思った時は、逢坂みえこの「ベル・エポック」(YOUNG YOUコミックス)をお勧めしているが、今度からはこの1冊も付け加えておこう。これは読んで元気になれる本だ。

2005041201s.jpg「4月なのでチャレンジ」って言ったって、英会話を始めるとかフラメンコをはじめるとかダイエットにチャレンジとかではない。

今日は本屋に行って色々新しい本を見かけたので、今まで読んでみたことがない本にチャレンジしてみることにした。購入したのは

・「鉄子の旅1」(菊池直恵、てっちゃんネタらしい)
・「コドモのコドモ1」(さそうあきら、なんと小学生が子供を生むという話らしい)
・「働きマン1」(安野モヨコ、安野モヨコのシリアス物?はこれが始めてだ)
・「ライドバック1」(カサハラテツロー、チラッとみたところでは近未来バイクアクションのようだった)

他にも「リアル1」(井上雄彦)や「NANA1」(矢沢あい)にもチャレンジしようかと思ったけれど、さすがに読みきれる自信がないので4冊にしてみた。最近新しいことへの拒絶反応が大きくて(なんか、新しいこと、新しいものが面倒くさい)、こんなことではいかんと思う毎日、とりあえず漫画本から新しいことにチャレンジって……前向きなのか後ろ向きなのか。

2005041101s.jpgいやー、怒涛の4月だった。……って、まだ11日ですよ、4月終わってません!

昨日は保育園の卒園生と父兄らで花見をした。満開の桜が強い風で散りつづけていて、本当に吹雪のようだった。このところずっと「学校に行きたくない、学童やめたい、保育園に行きたい、(保育園の)皆に会いたい」と言って泣いていた子供も一日本当に楽しそうに遊んでいた。私もママ友から色んな情報を仕入れて小学校生活の参考になった。保育園時代には聞けなかったような個人的事情も、桜の下、酒の勢いもあって皆いろいろ聞きまくって、それはそれで面白かった。

茶髪の20代ママは高校3年生のときに妊娠し卒業式のときにはおなかが大きくて、リアル金八先生第1シリーズだったとか。男性保育師のHちゃんは20年前に保育師になった当初は、偏見がひどくて友達からも変態扱いされたとか。去年離婚するとかしないとかもめていた3児の母のGくんママはきっぱりと「私、今はお金のためだけに離婚しないでいるのよ」と断言したり。Kくんのママとパパは新婚旅行に京都に行き、そこの陶芸教室で作ったお揃いのお茶碗にお互いの名前と誓いの言葉と書いてしまい、今でもその茶碗で毎日食事をするのが最近ちょっとつらいとか。

桜はきれいだし花見は楽しかったし酒はうまくて昨日は幸せだった。が。今朝の子どもはカツオくん状態で、泣きながら床でバタバタして「(学校と学童に)行くのヤダヤダヤダ」攻撃でしたよ。昨日がよかっただけになおさら今日はつらかったかもしんない。でもこればっかりは慣れてもらわないことには仕方がないのよ。がんばってーー。
漫画家の岡田史子さん死去(朝日新聞)。55歳。

岡田史子といえば萩尾望都である。私同様に萩尾望都の「まんがABC」(別冊少女コミック、1974年6月号掲載)という作品の中で彼女の名前を初めて知ったという人も多いだろう。この作品の中で萩尾望都が岡田史子に心酔していたので、試しに私も彼女の作品を読んでみたのであるが……残念ながらどこが面白いんだが、どこがいいんだかまったくわからなかった。まあ何分にも30年以上も前の話で、しかも岡田史子の作品は以来全く読んでないので、今読めば多分違う感想もあると思う。濃いマニアな皆様の間では評価が高い方なので、多分私が漫画読みとしてはまだまだ浅いんだろうな。

ご冥福をお祈りいたします。
2005040801s.jpg2005040802s.jpg今日の東京は花見日和だった。会社の向かい側にはお寺があり、そこの桜はなかなか風情のある光景を醸し出しているのだが(写真1枚目)、その隣にある公園は今朝見た時には桜が満開だったので、朝9時から場所取り連中がこんなにも(写真2枚目)。しかしここはぽかぽか陽気になってからというものの、実は近隣のホームレスの皆様の憩いの場であり、一番の花見ポイントの下のベンチにはホームレスの皆さんがたむろって談笑している。彼らも結構交流があるんだね。

さて、今日は会社を早退して午後3時頃に再びこの公園を通ったのだが、場所取りのブルーシートでもはや地面がまったく見えない状態になっていた。おいおいおいっ! 花見の場所取りをする時はせめて人が一人通れるくらいの隙間を空けておくっていうのが礼儀でしょ! なんだよ、この密集具合は。通れないじゃないか。……という訳でもちろん場所取りをしている人たちの目の前で、彼らのブルーシートの上を土足でズカズカと踏みしめて通り過ぎる私だ。
2005040601s.jpg昨日の小学校の入学式で、教科書やらノートやら交通安全ワッペンなどいろいろもらったが、その中に入っていたのがこの、小学校安全マップ。これがあちこちに「信号なし、車に注意」とか「狭い路地」「カーブ見通し悪い」とか書いてあるが、とてもとても親切なのか、学校のそばの2箇所には「酔っ払い」と書いてあるのだ。酔っ払い多発地帯?? 指定ポイントには別に居酒屋があるわけでもなく住宅街だから、特定の酔っ払いのことなんだろうが、誰なのよ、その酔っ払いは。他には「ハチに注意」とか「乱暴者」と書いてあるポイントも。誰だよ、その乱暴者は。

この1、2日でドバッと、「光る海、光る大空(略)」の検索ワードが増えている。試しに私も検索してみたらかなり上位だったりするもんなぁ。すまん、何の収穫もないページで。さて、3月に検索エンジンからここにたどり着いた皆様(180名弱)の検索ワードベストテンは以下の通りだった。

1位 10.53% JR 落し物 (遺失物) (iPod) (携帯)
2位 6.43% 救命病棟24時 (Part1) (最終回) (江口洋介) (松嶋菜々子)
3位 5.26% 同人 (ドラマ ナマ) (マジレンジャー) (救命病棟24時) (大泉洋)
3位 5.26% 布団カバー 作り方 (保育園)
5位 3.51% 失踪日記 (吾妻ひでお)
6位 2.92% スーツ (服) (40代) (入学式・入園式・卒園) (コサージュ)
7位 2.34% パワーパフガールズグッズ
7位 2.34% 快刀乱麻 ドラマ (少女ひとり)
7位 2.34% 江口洋介 (目撃) (写真) (コンタクト)
7位 2.34% 森昌子
7位 2.34% 仲村トオル (妻) (卒園式)
7位 2.34% マジレンジャー (生地 布地) (弁当用品)

1位、JRで落し物。みんなJRで落としている。っつーか、日記に私鉄の名前が全然入っていないから引っかからないだけか。じゃあ、試しに私鉄の名前をちょっと入れてみよう。東武東上線、西武池袋線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ丸の内線。なんか皆様遺失物管理センターみたいな場所を検索しようとしていたのかな。それとも遺失物の届出に何が必要なのかとか調べていたのか? もしかして落し物がネットですぐに検索できるのか?と思って自分で検索してみたら、なんと落とした場所がどこであろうとも電話で問い合わせできる「遺失物管理システム」というのがJR(東日本)にはあるそうですよ。私が落し物の届出をした時に、そういうシステムになっているというのは聞いたけど、普通の人が電話を掛けて問い合わせられるシステムだったとは。さすがにまだネット対応ではないようだが。

2位、救命病棟。特にコメントなし。でも4月2日に2件あった検索ワード「救命病棟24時 北海道 視聴率 アナザーストーリー」で私も検索して見たら、あちこちで今回の救命病棟は北海道での視聴率がよかったから全体の視聴率も高くなっていたと書いてある所が結構あってびっくりだ。確かにヨウちゃんのその後のバラエティでの使われ方を見ているとうなづけないでもないが。ヨウちゃん、(あなたは)都会の絵の具に染まらないで帰って、染まらないで帰って~(←ものすごくわがままなお願い)。

3位、同人関係。「ドラマ ナマ」ってのはなんだろうな。同人界で「ナマ物」といえば実在の人間や実在のキャラクタ関連をネタにすることだが、検索するときに「同人 ドラマ ナマ」で検索して本当にも探したいことが検索できましたか?お客さん。でも救命病棟やヨウちゃんの同人誌なら私も見てみたいかも。8月の有明は2日目の「TV・映画・芸能」ジャンル、もしくは3日目の「評論・情報」ジャンルへGO!

同率3位、布団カバー 作り方。3月下旬に目立った検索ワードだ。皆さんあせってらっしゃる。しかし四角く縫って、ホックか紐かあるいはファスナーつけるだけの布団カバーの何を知りたいのか? サイズはそれぞれの幼稚園・保育園で指定があるし、入園手続きなどで作り方のパンフレットとか渡してくれるところも多いはず(うちの場合はそうだったよ)。今、この検索ワードで検索してみたら「布団の作り方」がトップに(違うだろ)。作り方は具体的な作り方が載っている訳じゃないけど、作る時の参考になるページがありました、ここ。あと、こんなところも。布団カバーの既製品探しなら、保育園や幼稚園に聞けば結構売っているところを教えてくれるところもあるらしいですよ。あとね、近所の手芸屋さんに頼むと縫ってくれるところもあるらしい。ただ幼稚園は「絶対(母親の)手づくり」を強制するところもあると聞いて驚きましたよ。なんか、「手づくりすれば親の愛がある」って、もう、宗教じゃないか? どうしたってものすごく不器用な人はいるし、家庭の事情で作る時間のない人だっているのにどうして一律の押し付けをするのか。まあ、幼稚園は選択の余地があるからそこに行かなきゃいいだけの話かもしれないけど。

5位、失踪日記。たけくまメモで版元に在庫がないらしいという記事を読んで、すぐアマゾンに注文して翌日届いたと書いたが、その後はどこも品切れ状態だったようだ。タッチの差でセーフ。今はあちこちの書店の店頭で見かけるようになり、昨日は近所の書店でも平積みになっていた。でも版元の人は「刷りすぎても刷らなすぎても大きな支障が出る」だって。色々ビミョーで大変。

6位、卒園式や入学式の服装。こういうのって、普段の服装がどうなのかっていうのも関係しているよな。同僚のKさんが育休中に子どもを連れて近所の公園に行ったら、Kさん以外のママ連中は皆お化粧して洋服も結構ドレスアップしていたそうで、「私なんかすっぴんにジャージだったのにさ、たかが公園にいくのに(しかも練馬区の普通の小さな公園)皆なんであんなに着飾っている訳?」と言っていた。ごもっとも。こういう人たちが沢山いる園だと、イベントやセレモニーの時はさぞかしすごいことになっているんだろう。

7位、パワーパフガールズグッズ。PPGのキャラクタグッズはm.i.x.実店舗やネットショップでも買えるが、布地を扱っているところをみかけないのが残念。オークションなどでは海外で仕入れたらしいものがたまに出品されている。

7位、快刀乱麻、省略。前月の検索ワードベストテン参照。

7位、江口洋介、省略。

7位、森昌子。ついに家出報道。一昨日「アッコにおまかせ」(TBS)をチラッと見たらこの件について、森昌子へのバッシング記事が26件あったのに対し森進一へのバッシング記事は1件だったと言っていた。この数字の大きすぎる差はいったい何? 他人事だが、森進一の方に対してなんだか非常にやーーーーな感じがただようなぁ。

7位、仲村トオル。省略。

7位、マジレンジャー、パス。今週も見ずにすんだ。しかしあれは稀にみる駄作ではないでしょうか。

あとは「捨て方」とか「廃棄」とか「解体」関係の検索ワードがバラバラと入ってました。でも「学習机 廃棄」はわかるけど、「下敷き 捨て方」っていうのは何かなあ。下敷きなんか迷う余地なく不燃ごみなんじゃないの? それともやばい絵が描いてある下敷きで、下敷き対応のシュレッダーとか探していたのか?(CD-ROM対応のシュレッダーがあるから、普通の下敷きならそれで十分だと思うけど)。

最後に「モナリザの微笑 テーマ曲 江口」はオープニングが「MONA LISA-MAIN THEME(「モナリザの微笑」テーマ)](日向敏文)、エンディングは「Stay」(Dutch Training)のようですよ。私は岡田準一を始めて見たのがこのドラマだったな。なんだ?この若造は? なんでこんなのが画廊の支配人役??と思ったものだ。それがまあ、立派になって……。今年はドラマ、出ずっぱりだね。来週の「タイガー&ドラゴン」が楽しみだ。
da-rins.jpg「ダーリンの頭ン中 英語と語学」(小栗左多里、トニー・ラズロ著、メディアファクトリー)。「ダーリンは外国人」が結構面白かったので出たときから目をつけていたものの、昨日の新聞に「100万部突破」と書いてあってびっくり。じゃあ見てみっかと本屋に行ったら袋とじになっていて中が見えない。しかたなく中身も見ずに買ってしまった。

結論から言うと、エッセイ漫画としては今一つだ。語学漫画、語学エッセイとしては気軽に読めて「へぇ~~」「なるほど~」と思う点が沢山あるので勉強になるが、残念ながら今の私は語学トリビアは必要としていないのだった。

今日は来週15日から連続ドラマで始まる「タイガー&ドラゴン」(本放送は1月9日、TBS)の再放送を見てしまった。本放送の時は、何せ夜10時30分には寝入る体質で、しかもうちにはビデオデッキがないので、途中から見始めたもののやっぱり途中で寝入ってしまってほとんど見てないも同然の状態だったのだ。今日は自宅作業で仕事をしている時につけっぱなしだったTVからいきなり流れてきたので、まいっかとそのままダラダラ見始めてしまった。

いやー、思っていたよりもずっと面白かった。クドカン脚本のドラマは今ひとつ乗れないことが多いので期待していなかったのだが、結局チャンネルを変えようと虎視眈々と狙っている子どもを強力に阻止しながら最後まで見てしまった。これは長瀬と岡田準一のキャラクタややりとりの面白さもさることながら(まあ、他のキャラも結構すごかったけど)、落語の話を再現フィルムみたいに織り交ぜながら、最後には現実の話を落語に織り交ぜてオチをつけた脚本や構成がまたよかったんだろうなぁ。

実はあまり期待していなかったんだけど、今期のドラマはもしかすると結構いけるかも。
2005040301s.jpg昨日駅前の西友に行ったらラム肉やジンギスカンのタレのコーナーができていた。西友は結構前からラム肉やマトンを扱っているので、北海道出身者が二人いる我が家では、ここで肉を調達してベランダでジンギスカン鍋をやることも多い(羊肉が大嫌いな練馬のS嬢には「なんて近所迷惑なことをするんだ!」と言われてしまった)。ちなみにジンギスカン鍋は渋谷の東急ハンズで買った。

今朝は、2、3日前に家人が北海道の名寄の肉屋さんに注文したジンギスカンセットが届いた。今、東京ではジンギスカンがブームらしい。そのセットをあけてみると「昔ながらのジンギスカン」という名前のついたタレつきのマトン肉のパックが出てきた。入っていたパンフレットによればジンギスカンは「北海道遺産」だそうだ。北海道遺産って……、なに?

調べてみると、北海道遺産のウェブページに掲載されている52点の中にアイヌ関係の文化とか北海道の名勝などが入っているのはわかるが、「北海道のラーメン」と「ジンギスカン」が入っているのが、なんともビミョー。でも、まあ、最近は北海道でも食べる人が少なくなっていて(帯広に住んでいる妹なんか大人になってから自分がジンギスカンが嫌いだということに気づいたそうだ)、しかも牛丼や豚丼に押されてたりして、ジンギスカン関係の人はかなり危機感を持っているかもね。

別にどうという話ではないのだが、今スマップが出ているフレッツ光のTVCMの曲が「エイトマン」の主題曲だ。「光る海、光る大空、光る大地~」と始まると、つい顔を上げて聞き入ってしまう。CMではスマップがバラード調で歌っているが、元の曲はなかなか元気が出るいい曲なのだ。

昔のアニメって、こういう元気な曲や希望にやたらとあふれている曲が多かったように思う。今のアニメの曲は普通のJポップなので、曲そのものがよかったり気に入ったとしてもアニメと全然リンクしない。この曲は大昔歌っていた人が殺人事件を起こしてしまったため(しかも原作者の方も銃刀不法所持で逮捕)、しばらく表舞台には出てこなかった曲だが、何年か前からTVの懐マン特集でもちゃんとかかるようになった。

光る海 光る大空 光る大地
行こう無限の地平線
走れエイトマン 弾丸よりも速く
叫べ胸を張れ 鋼鉄の胸を
(作詞・前田武彦、作曲・萩原哲晶、歌・克美しげる)

なつかしくてついリピートしてしまった。
20050401170936s.jpg今日から子どもは学童。あと3週間くらいは毎日弁当持参だ。なんか、朝起きて弁当作ったらもう燃え尽きちゃって、いつもだったら朝食に野菜のおかずとか味噌汁とか作るのに、今日は朝からお茶漬けにしてしまいました。とほほ。しかも弁当のおかずは前回の遠足の時の弁当とほとんど変わってないし。今日は「赤いウィンナー」や「プチトマト」の重要性を実感いたしました(赤い色が弁当の中にないよ……)。おまけに子どもの弁当を作るついでと思って自分の弁当も一緒に作ったら、それだけでもうお腹一杯になってしまい、昼飯時に弁当あけてみても今ひとつ食欲がわかないし。

なお、子どものほうは朝から張り切っているようで、いつもなら7時30分に眠い~といいながらいやいや起きるのに、今日はなんと6時起きだ。しかも今日は学童の初日だから私が一緒についていって先生に挨拶しておくと言うと、「一人で行けるのに」とぶつぶつ文句まで言われてしまいました。なんだよ、この間は一人で近所のコンビにに行くのも挫折してたくせに。学童に着いたら着いたで、もうこっちの方を全く見もせずに施設内で走り回っている様子。ちょっと心配していたんだけど、この調子なら大丈夫?