今日はポケモンスタンプラリーに行って来た。本当は明日行く予定だったのだが、スタンプラリーのパンフレットを見ていたら子どもの気が変わったらしく、朝の9時半にいきなり「今日ポケモンスタンプラリーに行くから」と宣言されてしまったのだ。「じゃ、明日はどうするのよ」というと「明日は自転車教室に行くから」とのこと。どのみち2日間、びっちり疲れるのか。とほほ。スタンプは今日から各駅に9時から午後4時まで置いてあると言う。子どもにせかされ仕方なく自宅出発。

10時、西荻窪駅に着くとスタンプ台の前から50mくらいのすさまじい行列が出来ていた。「初日の朝一からこんなに行列が? 西荻って人気のポケモン駅なのか?」しかしポケモンの区別がほとんどつかない私にわかるわけもない(ちなみに西荻窪駅のポケモンはプラスル)。とりあえず自販機で都区内フリー切符を購入し、長い長いスタンプの列に並ぶ。ふと見ると保育園で一番の仲良しだった観月ちゃん(仮名)親子が前の方に並んでいる。久しぶりに出会った子どもは喜び勇んで駆け寄り「一緒に駅回ろうね!」と勝手に宣言している。観月ちゃんのうちはママとパパと3歳の弟の4人一家総出である。「いや、観月ちゃんちはTくん(弟)がまだちいさくてお母さんが大変だから、一緒について行ったら邪魔になるだけだから」と言っても「いや、観月ちゃんと一緒に行くの!」「みーも一緒に行く!!」と二人で声を合わせて宣言。「あんた、パンフレットの裏に乗っているポケモンの駅に行くって言ってたじゃん」「いいの! 観月ちゃんと行くの」と予定変更。観月ちゃんちの予定コースを聞くと、とりあえず第1弾は西荻窪駅から総武線を各駅下車して一旦新宿駅でゴールし、賞品の全駅制覇用スタンプ帳をもらってから次のコースを決めるという。だったら結構早く終わりそうだし、2時30分の習い事教室までに戻って来れそうなので、新宿までご一緒させていただく事にした。

駅で飲み物を買い持って来たペットボトルホルダーに入れて(中に保冷剤を入れてある)、電車に乗って荻窪駅(バリヤード)下車。おや、ここはスタンプ行列が5mくらいしかないよ。不人気なのか? スタンプを押したらすぐにまた電車に乗り阿佐ヶ谷駅(ウソッキー)下車。ここは行列が20mくらい。観月ちゃんの弟がむずがりだしたらしくパパはTくんを連れて戦線離脱。新宿駅で落ち合う事にしたらしい。次の高円寺駅(ゴース)は同じような感じ。中野駅(マニューラ)では行列が外にまで伸びていた。今日は曇りなのでまだいいが、これがかんかん照りだともう溶けてしまうところだ。東中野駅(ジグザグマ)ほとんど行列なし。大久保駅(ナゾノクサ)10mほどの行列。この違いはやはりポケモンの人気の差か? 

11時30分、いよいよゴールの新宿駅到着、やっぱりゴール駅の行列は長かった……。ここでゴールスタンプを押してもらって賞品(レジャーシートとスタンプ帳)をもらい、観月ちゃん達と別れる。昼食を食べた後、「時間がちょっとだけあるからもう少し他の駅を回る?」と聞くと「スタンプ帳に押したいから行く!」との返事が。言わなきゃよかった……。

新宿から高田馬場駅(ユキワラシ)、目白駅(ピチュウ)ときて、最後に日暮里に行くと言う。日暮里のスタンプはピカチュウですよ。行列の長さを想像すると気が遠くなる。1時25分、日暮里駅に着くと駅員さんが「今、スタンプは30分待ちです」と叫んでいる。どひゃー。行列は駅の外から遥かに長く長く伸びている。2時すぎに自宅に戻るのはちょっと無理かもと思いつつ行列に並んで待っていると15分ほどでスタンプにたどり着いた。すぐに電車に飛び乗り、2時20分帰宅、テキストをつかんで習い事教室まで走る。2時30分、教室到着。間に合った。

あ~~~~、今日は疲れて何もしたくない~~~。でも、子どもは教室から帰ってくると「スタンプ帳の駅、全部回りたい」と爆弾発言。全部って……、あなた、スタンプ駅は土浦(茨城県)とか熊谷(埼玉県)とか千葉(千葉県)とか大船(神奈川県)とかとてつもなく広いのに。そんな野望は大人になってから一人でやってくれ。わしはもうつきあえん。

追記:(2005.8.1)
ポケモンスタンプラリーの季節がやってきました
スタンプラリー参戦記 第2日目
海猿 第4回目(7月26日放映)。今回は大事故救難現場のような緊迫感あふれる場面がなかったせいか、あるいは見ている自分の気分の問題なのか、見ていてなんとなく「ぼ くの夏休み」感(って、一体何よ)が漂っていた。海辺の会話が多かったせいか? 

沈没漁船の船長、徳永(本多晋)の捜索が打ち切られて、環菜(加藤あい)とデートでは しゃぐ仙崎(伊藤英明)。はしゃぐ仙崎のキャラは私は好きではないが、でも生死をか けた真剣な現場なだけにそこから開放されるとテンションあがりっぱなしになってしまうのも仕方がないのかもしれない。しかし仙崎はそのはしゃぎっぷりを船長の息子・雅也(波岡一喜)に見られて気まずくなってしまう。父の遺品の時計探しのために 一人で海に潜る雅也に、仙崎は下川(時任三郎)が止めるのも聞かずに一緒に探し出すが、やはり見つからない。

かつての自分を見る思いの下川は訓練計画として、船長が発見された海域で時計を捜索するという計画を提出する。ありえねーーーーーーー。しかし、訓練は実行され、 仙崎達は区画分けされた海域を少しずつ少しずつ塗りつぶすように丹念に探してゆ く。まあ、普通のドラマだったらここで時計が見つかっちゃりするんだろーなー、ここまでの話の流れから行って見つかってもおかしくないけど、でもだったらガッカリですよとか思いながら見ていたら、見つかりませんでしたよ。いや、そりゃ当たり前だけど。そのかわり仙崎の行動を見つめ続けていた雅也が「仙崎さんの物を何か、僕にいただけませんか?」と言い出す。んーーーーーー、なんであんたがそんなこと要求できるのよ。しかし仙崎は自分のダイバーズウォッチを差し出す。いくらラストで環菜が時計をプレゼントするという流れになっているからとしても、ここのエピソードの作り方はちょっと疑問。

今回はこういう話の回もありだよなとか思いつつも、今ひとつちょっと乗れなかったような気がする。まあ次回お楽しみ、ということで。
幸せになりたい! 第3話(7月28日放映)。なんだか「こりん星からやってきたプリンセス」って、深キョンが言った方が似合っているんじゃないのかという気もする今日この頃。いつも前髪の長さがすごく気になるが(子どもも「前髪が目に入ると目が悪くなっちゃうよ」と言っているぞ)。

しかし今時の貧乏を描くってきっと大変なんだろうなと思わせるドラマだ。第1話のランニングシャツをきたひかり(深田恭子)の弟二人なんか、「たけしくんハイ!」の世界(昭和30年代?)だし、丸いちゃぶ台かこんで味噌汁すするのも昭和30年~40年代っぽい(「巨人の星」の世界?)。なんか貧乏観が古すぎのような気もするけど、でもテレビ局に出社することになったひかりが着るワンピースなんか結構、今風の貧乏人テイストが漂うものだったかも。また、弟二人がかぶっている小学校からもらう黄色い帽子、あれなんか2年生になったらもう誰もかぶらない帽子だけど、彼ら貧乏だから端がボロボロになってもまだかぶっているんだね。ちょっと芸が細かい。

さてドラマの方は、永井(松下由樹)の下で働くことになったひかりの悪戦苦闘ぶりが描かれるが、それよりも借金取り(鶴見辰吾)と手下のコンビが(借金取立てのためとはいえ?)いつの間にやらひかりの手伝いをしていたのが面白く、なかなかいい凸凹コンビぶりだった。永井の部下役の長谷川(谷原章介)もいちいち大げさな表情でまるで漫画みたいなキャラを演じている。鶴見辰吾と谷原章介といえば前クールでは冷酷な投資会社のトップと、対するIT企業の切れ者取締役のコンビだったのに、ここでは限りなくヤクザに近い(100%ヤクザ?)借金取立て屋とTV局のちょっと無能な社員という対照的なキャラクタでそれもまた面白い。それからチーフ助監督(田中要次、「HERO」では「あるよ」の台詞しか言わなかったバーテンダー)とか、一癖もふた癖もありそうなひかりの母親(銀粉蝶。酒飲んでないで働けよ)とか、主役二人よりも回りを見ているほうが面白かった。ドラマの本筋の方はどーかなー。深キョンが主役と思えばもう仕方ないのかもしれないけど、色々説得力ないんじゃないのかと思う場面も多し。
映画館で子どもと一緒に見て面白かったので、先月「Mr.インクレディブル」のDVDを購入したのだが、休日はなかなか見る暇がなくて放置していた。そして先週、初めて封を切ってDVDのディスクをプレイヤーにかけてみたら、なんと、「ディスクの読み込みに失敗しました」とのメッセージが。2枚あるうちの1枚だけで、他のディスクは読み取りできるので、あきらかにこの1枚だけ初期不良品みたいなのだ。

そこで今日、ソフトを交換してもらおうと思って購入元に電話してみたら、非常に明快な回答をもらってしまった。

「DVDのディスクをPS2でご覧になっている場合、読み取りできない場合があるそうです。ですからソフトの交換は出来ますが、交換してもPS2で見る限り同様に読み取りできないのではないかと思います」

ガチョーーーーーン……。

PS2で読み取りできないって……。うちのDVDプレイヤーはPS2だけなのに、そんなー。しばし呆然としたあげく、DVDデッキの検索をしてみた私だ。だけど何買っていいんだかわかんないや。

ちなみにソニーの説明のページ。
DVDビデオ「Mr.インクレディブル」の特典DISCを“PlayStation 2”のDVDプレーヤーVer.2.01以下で再生する場合のお知らせ

2005年6月15日にブエナ ビスタ ホーム エンターテイメントより発売のDVDビデオ「Mr.インクレディブル」(2枚組、品番:VWDS5026、コレクターズ・ボックス、品番:VWDS5066)の特典DISCにおいて、“PlayStation 2”のDVDプレーヤーVer.2.01以下で再生する場合に「ディスクが読み取れません」と表示され再生できないことが確認されました。本現象は“PlayStation 2”のDVDプレーヤーをVersionUPすることで再生可能になります。

まあ、どのDVDデッキを買うか悩むより、350円切手をソニーに送ってバージョンアップ用ディスクを送ってもらうのが一番簡単な手みたいだ。でも、もうこのPS2も買って5年以上経つし、そろそろ新しいのを買えっていう神のお告げか?


追記:(2005.7.31)
今日、ソニーからバージョンアップディスク3.04が届いたので早速インストールしたところ、無事再生できるようになった。また、DVDデッキの購入を先延ばししてしまいそうだ。
いまさらだが、実は自転車を買った。お出かけに特に不自由しているわけでもなく、足腰が弱っているわけでもなく、ましてや第2子ご出産の予定もさらさらないのだが、子どもが欲しがるので、自分用の自転車を買ったのである。まあ、学童クラブまでは歩いて15分以上かかるので、あれば便利かなあとは何度か思ったが、小学校までは歩いて5分だし、駅まで歩いて7分程度だから平日利用するわけでなし、必要性ゼロ。

子どもはもちろんまず自分の自転車を欲しがっているのだが「(この近所では)自転車を買っても練習できるようなところがないから、神宮外苑で毎週日曜日にやっている乗り方教室で練習して乗れるようになってから」というと、「じゃあ、おかあさんの自転車を買ってよ。後ろに乗るから」となったのだ。別に自転車に乗れなくても今のところ困りはしないだろうし、自転車に未だ乗れない私の高校時代の友人も「乗れなくても人生、全然困らない」と公言しているが、乗れるに越したことはないし、後ろに乗って楽しければ自分で練習したくもなろうと思って買ったのだった。

当初はどうせ買うならちょっといいものをとか、あるいは電動式もいいかもとか思ってみたものの、1週間に1回も乗らないのに高いもの買ってもしょうがないし、店員に聞いても大した差はないとか言うし、電動式も出先で動かなくなると悲惨らしいとか駐輪場で簡単に充電できないと結構面倒くさいらしいと聞いたので、結局西友でセールの9,999円の物を買った。もちろん子どもを後ろに乗せるのが前提なので、子ども用のヘルメットも購入。

子どもが「Mちゃんはお母さんと一緒に自転車に乗ってもヘルメットかぶってないのに、私はどうしてかぶらなくちゃいけないのーー?」と文句を言うので、「それはな、Mちゃんのお母さんは自転車の運転がすっごーーーく上手だから、転んだり車にぶつかったり絶対、しないだろうからいいのかもしんないのよ。でもね、お母さんは自転車を運転するのは20年ぶりだしねーーー、子どもを後ろに乗せたこともないしねーー、運転が下手だから、もしも何かあったときに、怪我が軽くても済むように、ヘルメットは絶対、必要なの。わかった?」と言うと、とりあえず私が他のお母さんよりも危険というのは理解したらしく、おとなしくヘルメットをかぶっていた。

さて、いよいよ自転車搭乗である。まず子どもを後ろに乗せて、ペダルを漕いで走り出す。目的地はとりあえず徒歩5分でいける区立図書館に設定。徒歩5分コースは坂道なので、平らな道の方を遠回りして向かうことにする。

うぉーーーーーっ、こ、こ、これは重い! 子ども、重たいですよ!

赤ちゃんの頃から子どもを乗せて運転していた人だったら、少しずつ慣れていくから平気なのだろうが、自転車に乗るのが20年ぶりな人間がいきなり荷台に20kgの荷物を載せて走るのは、思っていたよりも格段にきつい! 広い歩道なら何とか普通に走れるが、道が細くなるとかなり危なっかしい。向こうから車が来ると危ないのでその度に自転車を止めながら目的地に向かう。しかし子どもは楽しそう。私は……思ったよりも運動になってしまっているような気がする。

図書館について本を借りると次はすぐそばの公園へ向かい、公園の周辺をぐるーっとまわって自宅の方に戻り、近くのコンビニで買い物をしてから帰宅。試し乗り終了。子どもは結構味をしめたらしく、その後「西友に買い物に行くから」というと「自転車で?」と聞いてくるし(あんな徒歩7分でいける所で、しかも駐輪場がないところに自転車でいくかよ)、小学校に地区班子ども会のプチ祭りに行くときも「自転車で?」と聞いてくる(いや、だから徒歩5分のところに行くのに自転車乗らないから。駐輪場ないし)。

この分だと子どもが自転車教室に行きたがる日も近いかもしれない。だが、私は翌日、足がだるくて重く、通勤時の階段のぼりに気が遠くなりそうだった。30分もペダルを漕いでいなかったというのに……。なんとかしなければいけないのは私のほうかも。
文筆家の杉浦日向子さん死去、江戸風俗研究・漫画で活躍(朝日新聞より)。

漫画家を廃業(じゃなくて引退か)したときも驚いたけど(いや、一番驚いたのは荒俣宏氏との結婚とスピード離婚の時だったが)、今回はもっとびっくり。美人薄命ってこのことか~と思いつつ記事を見てみたら、なんだ私と同い年でしたよ。薄くはないか……。でもこの人といい、ナンシー関といい、本当にまだまだこれからっっっと言うときに亡くなられたのが本当に残念だ。ちなみに2ch漫画板に立ったスレッドタイトルもナイス。

 【江戸へ】杉浦日向子死す【帰ります】

ご冥福をお祈りいたします。
写真は今朝の朝顔。今日咲いている花はもちろん昨日咲いていた花(咲いている花の下のしぼんでいるやつ)とは別。

さて、今日帰宅すると朝顔は花だけでなく葉っぱも全部しおれてだりだりだらーんとなっていた。子どもが気がついて「あーーーっ、ひっどーーい!」と叫ぶ。ひっどーーいと言われてもこの気温じゃあ花だって葉っぱだってしおれちゃうだろ。しかし子どもは朝もたっぷり水やりをしたのに、またもやたっぷり水やりをしていた。そんなに水ばっかりやると腐れるんじゃないのかーー? とか思っていたら、それから2時間後。なんとさっきまですっかりしおれきっていた朝顔の葉っぱがピンピンしているのだ。さっきとは全く別物みたい。すると何か? 朝顔って異常に水分の補給が必要な花なのか?? もちろん朝顔を育てた事がない私にはわからないのだった。

ところで今の小学校では夏休みのラジオ体操がないがないと以前書いたが、今日、神奈川県に住んでいる同僚のNさんに聞いたら、Nさんの地区の子供会では1週間だけ夏休み中の朝のラジオ体操をやっているんだという。

Nさん「それがね、マクドナルドと提携しているのか、1週間全部参加するとハンバーガーの券がもらえるのよ。うちの子(←小学1年生)、毎朝早起きして行っているよ」
私「へぇー、そりゃすごい」
練馬のS嬢「それ、いいね。私達の時は夏休み中ずっと通って最後に鉛筆もらえただけだったけど、今時の子どもは鉛筆なんかじゃ釣られないよね」

ちなみにうちの地区の子供会では昨日、プチ祭りみたいな感じでスイカ割りと花火をやった。ここいらは特に少子化が著しいらしく、子ども達が全員集まっても12人にしからないが、昨日集まったのは11人(+親が6、7人)。来なかった残りの一人は昼寝で寝入ってしまって全然起きなかったそうだ。子どもが少なくて山の分校みたいな感じだったが子ども達は結構楽しそうだった。
今年もポケモンスタンプラリーの季節がやってきました。何もこんな真夏にわざわざやらなくてもいいよ。しかし、去年、一昨年同様今年も楽しみにしている子ども。今年なんか駅にポスターが張り出させる前から「今年はいつからなのかな」と楽しみにしていて、ポスターが張り出されるとみどりの窓口(とは、今言わないのか?)に行ってパンフレットが出てないか自分でチェックしているし。パンフレットが出ているともらってきて真剣にチェック! そして、今年スタンプを押しに行く駅決定。

子ども「このパンフレットの裏に載っているポケモンの駅に行くの」
「はぁぁ? えっとー、好きなポケモンとか行ってみたい駅とかじゃなくて?」
子ども「うん。○○○(←私には覚えられませんでした)と○○○と○○○と○○○と○○○と○○○のスタンプ駅」
「それって、どこよ」
子ども「信濃町と渋谷と有楽町と赤羽と中野と大崎」
「んー、スタンプは7つ必要みたいだよ、あと1個は?」
子ども「じゃあ、西荻窪で」
「本当に、その選び方でいいの? 去年はなんか適当に気に入ったポケモンの駅に行ってたじゃん」
子ども「いいの!」
「じゃあ、効率よく順番にね。ルートは総武線の西荻、中野、信濃町でスタンプ押して、秋葉原で山手線に乗り換え、有楽町、大崎、渋谷でスタンプ、渋谷で埼京線に乗り換えて赤羽でおしまいにするよ。ゴール駅はどこにする?」
子ども「じゃ、池袋で」
「これで決定、と」

でもほとんど総武線と山の手線内の駅ばかりなので、実はほっとしている私。駅でスタンプ押すだけなのに暑い中階段を上ったり降りたり、ホームでじっと電車を待ったりスタンプ押しの行列に並んだりの繰り返しのせいか、結構疲れるイベントなのだ。でも今年の賞品はレジャーシート、去年一昨年よりはずっと実用的な賞品なのでちょっと嬉しい。

追記:(2005.8.1)
・ポケモンスタンプラリー参戦記 第1日目(2005.07.30)
・ポケモンスタンプラリー参戦記 第2日目(2005.07.31)
追記:(2005.8.2)
・ポケモンスタンプラリー覚え書き(2005.08.02)
ベランダの朝顔は毎朝濃いピンク色のきれいな花を咲かせているが、今朝見たら紫色の花が咲いていた。え? 私の目の錯覚? とか思っていると、子どもが水やりをはじめて「今日は違う色の花が咲いているよ!」と報告。自分の夏休み時代には朝顔の観察なんてなかったので、よくわからないのだが、一つの種から違う色の花って咲くもんなのか?(←大馬鹿)と思って根元をよく見てみたら、やっぱりピンクの花とは別株になっていた。子ども達が植えた種は1種類だけではなかったようだ。

昨日の16時35分頃東京地方で震度5の地震があった時、私と子どもは吉祥寺のMr.ドーナッツでおやつを丁度食べ終えたばかりだった。振幅の小さい横揺れがちょっと激しかったが、地震慣れしていたせいか「今のは震度3強くらいかねぇ」とか呑気に子どもと話していた。店内の他の客も同様で、座席で母親を待っていた子どもが「地震だよ」と言うと、丁度階段を上って食べ物を運んで来た母親が「あら、そうなの?」とこれまた呑気に答えている。別の席でおしゃべりしていた客も「あら、地震みたいね」と一瞬周囲を見回していたが、また相席の客と話しはじめた。店の店員も特に何もコメントする事なく、普通に対応していた。

16時40分頃に店を出て、「今の地震で電車止まっちゃっているかもねー」と軽く言いながら駅に着くと(←とにかく大きな地震だという意識がなかったのだ)、本当に止まっていた。運行停止をしたばかりらしくて駅に着いた時は何もアナウンスがなかったので、子どもの切符を買って改札口を通り、階段を上って電車に乗り込もうとしたらどうやら動いていない。やっと駅の放送で「ただいま安全確認のため点検をしていますが、運転再開までに時間がかかると思われます」とのアナウンスが。もっと早くに言えー。

17時15分には子どもの習い事があるので、それまでに自宅に戻らなくてはならない。しかたないので電車をあきらめてバスにしようと、改札を出ようとしたら自動改札が子どもの切符を受け付けない。しかたなく既に何10mもの行列になっていた駅員改札の行列に並ぶ。JR吉祥寺駅(中央口)は3方に改札出口があるのだが、どこの駅員改札も長い長い行列になっていてしかも一向に前に進まない。とにかく習い事の教室に遅れるかもしれない旨連絡しようとしたら、携帯電話も通じない。

17時、なんとか駅から脱出してバス停に向かう。やっと携帯電話が通じたので「電車が動かないのでお稽古の時間に遅刻するかもしれない」と伝える。ここも長い行列が出来ていたが、運良く乗り込めた。中はもちろんすし詰め状態で、私達の5、6人後の人は、もう乗れませんからと断られていた。バスが進み始めるとそういう時間帯のせいなのか、それとも地震のせいで渋滞になっているのかこれまた前に進まない。17時30分、やっと自宅そばにたどり着き、急いで習い事の教室に駆け込む。事務の女性が「さっきの地震、震度5みたいですよ」と教えてくれた。「あ、そうなんですか。そんなに大きかったですか?」と聞くと(←まだ、危機感なし)「ええ、結構大きかったですよ」とのこと。

しかしその後、自宅のあるマンションにつくとなんとエレベータが止まっているではないか。うちがあるのは7階である(マンションは12階建て)。住人達も何人か集まってて管理人さんと「地震で止まってからすぐに連絡したんですが、エレベータの管理会社の人が来ない事にはどうにも」と言っている。なんだってーーー、この怠けきった体で7階まで自力で上がれと!? 今回地震の大きさを一番実感したのは、ここでだった。4階くらいまではまだよかったが、5階でもう息切れ動悸が激しく、6階ではもう1段ずつしか上れない。子どもはさっさと上って行くが、私はまるで階段に張付いて生きているなめくじ系の妖怪のように、どろどろしながら上ったのだった。

自宅に着くと札幌の父方のおばあちゃんから「そっちの地震、大きかったでしょ、大丈夫かい?」との電話が。「テレビでみたらすごいことになっているんでしょ」「え? そうなの?」とこれまた間抜けな返答をしてしまった。そのすぐ後に今度は帯広のばあちゃん(私の母)からも電話がきたが、携帯が通じなかったので心配してたとの事。そこで帰宅後初めてテレビを入れてみたら、主要な電車・地下鉄がほとんど全面的に止まっていた。

この後、夕食の準備のため階段を下りて買い物に出たが、戻った時はまだエレベータが止まっていたので、ついつい、「まだ止まっているのかよ~~」とつぶやいてしまった。この怠けきった体には、1回だけなら健康のためにもなるかもしれないが、2回以上も7階まで階段を上るのは体に悪すぎだ。

なお、家人は19時30分頃、仕事場を出て自宅に向かったが、とにかく電車が止まっているのでなかなか前に進まず、いつもは30分で帰宅するところを2時間かけて帰って来た。しかもマンションにヘトヘトになってたどり着いたときにはまだエレベータが止まっていたのだった。

今回この程度の揺れでこんななことになるんだったら、阪神大震災並みの地震が来た時には一体どうなるんだか。その時にはもちろん1日2回以上は自宅までの階段上りの苦行が待っているいるだろうし、何よりも平日だったら会社から脱出できなくなるかもしれない。帰宅難民か、うーん。9月4日にある、小学校の緊急時避難訓練の引き取り(緊急事態を想定して、保護者も子どもを学校に引き取りにくる練習をするのだ)の時にはもう少し真剣にやらなければ、と少しばかり気を引き締めたのだった。まあ、明日には忘れているだろうが。
裸足宣言(←大げさ)をした私だが、今まで近所に行く時しかサンダルを履いていなかったので、ほんとにつっかけ程度のものしか持っていなかった。そこで思い切ってビルケンのサンダルを買ってみた(写真右)。前々から気になっていたものの、たかがサンダルごときに1万円以上も出せるか!と思っていたのだ。が、しかし。これが履いてみるとサンダルのくせしてびっくりするほど足にピッタリフィットするのだ。はきごこち、非常に快適。ちなみに左側のサンダルは近所の靴屋でセールで3,980円だったもの。こっちも普段着用にまあまあの履き心地。

ところで会社にサンダルで行くとやはり、「え、Kさんがサンダルを履いている!」とちょっとばかり驚かれたのだが、しかし同僚Nさんの情報にはもっとビックリ。
「カジュアルっていってもさー、最近会社の中でもすごい事になっているよ。7Fの経理のMさんなんかさー、もう、ビーチサンダル履いているもん」

会社にビーチサンダルかぁ。私はあと20年かかるな(←もう定年退職しています)。
子どもが学童クラブに持っていく弁当は、案の定、昨日は一昨日とほとんど変わらないメニューだったが、今日は少し目先を変えておにぎりにしてみた(おかずは相変わらずだが)。朝冷蔵庫を開けてみたら昨日まで2個会ったはずの卵が1個しかなかったのでゆで卵にした。

・おにぎり2個(鮭わかめと青海苔)
・ハンバーグと唐揚げ(もちろん冷凍物)
・ゆでたまご
・ヤングコーンとブロッコリーのバターソテー

するとおかずのメニューには文句を言わない子どもから激しい抗議が!

  「(いつもの)ウサハナのお弁当箱にしてよ!!」

中身より外身にこだわりがあったようだ。いったん詰めたものを入れ替えるのは面倒くさいので「まあまあ、たまには気分を変えてみようよ~~」となんとかなだめたのだった。そろそろもう少し工夫しないと、自分でも作っててすっごく飽きる。
電車男 第3話(7月21日放映)。いやー、キャストと言いストーリーと言い電車男には何一つ期待していなかったのだが、先週(第2回目)たまたま後半部分だけを初めて見てしまったら、これが思いのほか面白かった。今回も後半部分だけみたが、表向きはエルメス(伊東美咲)を主人公にエルメス視点で描くとなっていたが、先週・今週を見る限りではそれは世を忍ぶ仮の姿(←世を忍んでいません)、明らかにはっきりきっぱり電車男・山田剛司(伊藤淳史)が主人公。いくらなんでも大げさすぎだよと思う場面もまああるけど、なんというか、すごく真っ当な青春物でビックリだ。

このドラマで描かれるエルメスはすごくきれいなのだが(ソフトフォーカスだし)なんだか天女のようで現実感があまりない。もちろん元の話がオタクで3次元の女を知らない"電車男"の視点から描かれるものなんだから当たり前だが、このエルメスが今時の若者にしては(!!)妙に素直っぽいというか、「天然さん?」というか、彼女に対して緊張のあまりもはや挙動不審にしか見えない電車男に対しても、すっごく普通の対応をしているのが普通じゃない感じ。まあ、「いいところのお嬢様」だったらそういうもんなのかもしれないけれど。

電車男を応援する掲示板の住人たちが書き込みに対して反応するのも、それぞれ口に出して言っていたり心の中の声としての台詞でしゃべっていると同時に、画面下段部に掲示板での書き込みも出てくる(もちろん掲示板用語使用)。住人たちの数が多く色んな連中がいるのもそれっぽいし、毎回少しずつ住民の入れ替えがあるのもそれっぽいし、しかも場面場面のテンポがいい。しかしさ、TVの画面見ているんじゃないんだから、住人たちが他の事やってて画面のリロードもしてなかったのに電車男の書き込みにすぐ気がつくって、ちょっと変よ。それからシステム終了するならいきなりPCの電源は切らない方がいいんじゃないのか?

んーーー、結構次も見てみたいかも(ま、私にチャンネル権はほとんどないが)。
海猿 第3回目(7月19日放映)。札幌から帰ってきて東京の暑さのためヘロヘロになってしまい、洗濯やら子どもの相手やら色々やっていたのでほとんど流し見状態。やはり録画機器が欲しい今日この頃。前回は2種類もの予告編はいらないと書いたが、今回のオープニングの今までのあらすじ的なダイジェスト場面も不要だと思った。

今回は危険な職業(船長(夏八木勲)の「海上保安官は生きて帰るのが鉄則だ」という言葉が重い)につく者の家族の姿を色々描いていた。妊娠中の池澤(仲村トオル)の妻・尚子(芳本美代子)は夫の姿が見えないところで心配でいつも泣いている。夫が生きて戻れるかも分からない仕事にいつも急に呼び出される生活に疲れたのか離婚した下川(時任三郎)の妻・里江子(奥貫薫)、そして娘(一木有海)もまたそんな父の姿を見るのがつらいのか、一月に1回の面会日に父がダイバーズウォッチをするのを嫌がる。そして仙崎(伊藤英明)は環菜(加藤あい)に「一からやりなおし、友達からはじめよう」と言われ、喜び半分落胆半分になりつつもデートの約束を取り付ける。

それぞれの再会を果たす彼らに、緊急出航命令が下る。娘との大事な大事な面会を途中でキャンセルする下川、身重の妻を置いて船に戻る池澤、そしてせっかくのデートの最中に呼び出しがかかったために環菜を置き去りにする仙崎。いや、しかしね、結婚したり離婚したりした人達はともかく、デート中だったなら、ちゃんと理由を説明しなくちゃダメだろ。いきなり「ちょっと急用」ってたって納得できるわけねー。仙崎も最終的には緊急出航命令が出たって環菜に説明するわけだけど、なんで「理由は、言えない」なんて言うかなー。まだ普通に理由を言っても全然かまわない状況だと思うのだが。心配させたくないと思って黙っているならいっそ最後まで黙っていればいいのに(←それじゃ話が進みません)。置き去りにされた下川の娘のほうはけなげに父親を見送り、一人で帰路につき電車の中で父を思って俯く……。

なんか20年位前に消防士さんと結婚した大学時代の友人を思い出したり、3月まで放映していた「救命病棟24時」を思い出したりしましたよ。でもさー、ひねくれ者でフェミ者の私としては、なんだよ女は待つばっかかよーとか思うのだが、実際もそうなんだろうなー。
百鬼夜行抄13百鬼夜行抄13巻」(今市子、眠れぬ夜の奇妙な話コミックス、朝日ソノラマ発行、2005年)。「妖魔と共存する飯嶋家の愉快で、怖い日々を恐怖とユーモアを絶妙にブレンドして描く人気シリーズ。第13巻には「夜半の客」「晴れ着」「月影の庭」「餓鬼田の守り神」の4編を収録。 」(Amazon:出版社からの内容紹介より)

歴史の浅い北海道の出身者にとっては、古い家やら物に取り付く妖怪やら化け物やらの話は、実のところ本当に「ファンタジー」で別に怖くはないし、この物語自体も「ホラー感」はほとんどない。主人公の飯嶋律は、他のホラーファンタジー物のように妖怪や化け物たちと対決してやっつけたりはせずに、仕方ないなと自分の周りからとりあえず追い払うか、あきらめて共存するかという適当ぶりだ。この適当加減と、他の常連キャラクタのはずしっぷりや、勘違い、とぼけっぷりが実にいい、のだが。しかし……。

今市子の作品は同人誌「SODA 0号」(SODA創刊準備号)の頃からずっと、リアルタイムで追いかけているのだが……、最近それがちょっとつらくなってきた。相変わらず好きな作家で好きな作品も多いのだが、このところどの作品を見てもとにかく絵が荒れているのように見える。元々非常にシンプルな絵柄なのでごまかしようがないのかもしれないが。まあ、絵が多少荒れていても話が面白ければ問題はないのだが、その話もこの所、読み始めても人間関係やら位置関係やらなんだかすごく把握しづらくて訳が分からなくて何度も読み返すことが多い。私のトシのせいももちろんあるのだが、絵が荒れているせいか人物の描き分けが今ひとつで(今市子という人はどうということのない普通の人を描いてもきちんと描き分けが出来る人なのだが)誰が誰だかわかりづらくなっているせいもあるんじゃないかと思う。

その点、決まったキャラクタが必ず出てくるこのシリーズは他の作品よりもわかりやすいはずなのだが、いつものキャラ以外の人物が出てくるとやっぱり話がすごくわかりづらい。物語、設定、そして特にキャラクタが非常に魅力的なだけに、もう少し丁寧に描くか、あるいはもう少しだけ1話分のページ数を多めに取るか、もしくは今と同じページ数にするならゲストキャラの数を削って話を作るとかしてくれないかなとか思うのだが。
あさがおのかんさつ4土・日・月・火と留守にしていて放置状態だったベランダの朝顔だが、このぐらいならほったらかしでも大丈夫みたいだ。しかし8月の盆時の帰省では1週間以上留守にするのだが……その頃にはもう全部種になっているからいっかぁ。
夏休み1日目のお弁当夏休み初日から昨日まで札幌に行っていたので、子どもが学童クラブに持っていくお弁当は今日が初日。なんだか東京に戻ってきたらやっぱり暑くて(札幌が暑かったのが気のせいだったんじゃないかと思うくらい、東京はやっぱり暑かった……)やる気ナッシング。したがって、4月に作ったお弁当とほとんど同じメニュー。

・玉子焼き(一応中に韓国ノリを入れてみた)
・冷凍の唐揚げ(←子どもはおやつに食べるくらい大好物)
・ブロッコリーのソテー
・赤いウィンナー(←商品名「お弁当の赤」、タコを作る気力もなし)。

この調子で行くと明日もほとんど同じおかずになる可能性大。子どもがあんまり気にしないみたいなのが唯一の救いだ。いざとなったらパスタ弁当、焼きそば弁当、変わりおにぎりやサンドイッチ、さらには弁当箱を変えてみるとかの反則技(反則ってなんだよ)を使うと言う手もあるが。

しかし「手抜き弁当」というキーワードで検索してみても、ウェブに載っかっているような弁当って、やっぱり手抜いてなくてガッカリ。本物の手抜き弁当のページだと、写真も手抜きになっているのか(ピンボケだったり色味が悪かったり)おいしそうに見えなくて(←非常に失礼です)見習いたいと言う気にならない。どこかにやる気のある手抜き弁当のページ(←矛盾しています。まあ、ものすごーーーーく簡単に作れるのに手抜きに見えなくて、見た目も麗しいページですね)がないものか。

今回とりあえず一部参考にさせていただこうかと思ったページ。
Four Seasons/幼稚園のお弁当のページ(キャラクタおかずの部分もすごく上手いけど、その周辺のおかずが結構参考になりそう)
AJINOMOTO/お弁当応援コーナー(さすが味の素、冷凍食品をうまく使った弁当とかもあるし)
ナイスな商品陳列誰だ、マドモアゼルって。

さてここ数年、世間では顔は厚化粧でも足元は裸足にサンダルかミュールというのが当たり前になってきていて、私も自宅から近所に出かけるときはもちろん裸足にサンダルだったが、さすがに会社には裸足で出社というのは出来ないでいた。だって、裸足で会社にって、やっぱり社会人としてどうか、と思っていたわけですよ。しかしね、もうこんだけ暑いとそんなこと言ってられなくなり、今日は初めて、もう社会人になって20年以上経つけど、初めて裸足にサンダルで会社に来ましたよ。世の中クールビズだし会社もカジュアルエブリデーだし、もう、いいよな。やっぱり裸足、爽快。でも全然手入れしてないし(というか完全放置状態。こんなヤマンバみたいな足元をさらけ出すのもどうかと思うのだが)、来客があったらちょっとヤバイけど。

写真は毎朝出社前に立ち寄って飲み物を買うコンビニの陳列棚。飲み物と一緒にチョコも冷やしておいてくれると言うのがナイス。まあ、私は甘いものはあまり食べないので買わないが。しかしこの陳列棚の右側の棚にはビールとかも並んでいて、汗をかきかき地下鉄出口の階段を上ってこの店の中に入ると、つい心惹かれてビールを手に取りそうになってしまうのである。危ない危ない。
子どもの父方のおばあちゃんの古希祝いでさっきまで札幌に居たのだが、今年は無茶苦茶暑いーーーーー。毎年盆と正月の時期に行っているが、こんなに暑くて寝苦しかったのは初めてだ。しかも暑いだけならまだしも、湿気が思っていたよりも高くてムシムシするのである。義妹のK子さんに「毎年8月に来ていたから気がつかなかっただけで、もしかして7月だといつもこんなに暑いの?」と聞いたら、「いやここ数年だよ。去年なんか10日ほど気温が30度超した日があっただけで大騒ぎさ。やっぱり地球温暖化が進んでいるんだねぇ」とのことだ。でも毎年私が北海道に行くと急に暑くなるので「(私が)東京から暑さを持って来ている」とか言われ、東京に戻ると北海道も涼しくなりそれまで涼しかった東京は暑くなるので、会社でも「Kさん(←私の事だ)が暑さを持って戻って来た」と言われる始末。は!? もしかして地球温暖化は私のせいか?

さて、今回狙っていた訳ではないのに行きも帰りもたまたまANAのポケモンジェットだった。外側だけポケモンでも中が変わらないんじゃ特に嬉しいこともなかろうと思ったが、とりあえず機内の座席のヘッドカバーがポケモン柄で、客室乗務員用の場所にかかってるカーテンもポケモン柄で、機内サービスの飲み物の入れ物がポケモン柄で、そしていつも子供用にもらえているおもちゃがポケモン物だった。うちの子どもは行きはポケモンの仕掛け絵本を、帰りはハンカチをもらっていた。ポケモン好きならちょっとうれしいかも。


追記(205.7.20):
今日会社に出社して「札幌は異常に暑かった」と言うと、同僚に「急な温度変化で体を壊さないようにって、お天気が気を使ってくれているんだよ」と言われたのだった。うぉーーーー、そんな気遣いいりませんから!
昨日は子どもの小学校の終業式だったが、夜には小学校とPTAと地域の商店街合同主催の夏祭りがあった。あった、といっても夜には札幌行きの飛行機に乗っていたので夏祭りじたいには参加しなかったのだが、準備作業は保護者絶対参加だったので、昨日の午後は準備スタッフとしてヨーヨー作りをやった。

学校に行くと、櫓作りのスタッフやら、テント張りやら踊りの準備スタッフやら色々それぞれの準備作業に忙しそうだった。校庭の隅に待機していたヨーヨー班のところに行くと、初めて見るヨーヨー作りのアイテムが色々出してある。ヨーヨー班はリーダー以外は全員1年生の子どもの親ばかりなのでほとんどが初めてという人たちばかり、もちろん私も始めてである。素人ばかりなのに大丈夫なのかと思ったが、思いの外簡単に作る事が出来るのだった。
1.ヨーヨー用の注射器みたいなので水を吸い込む
2.ヨーヨー用の風船を注射器に取り付ける
3.注射器で風船に水を入れ、空気を入れてほどよく膨らんだら注射器から風船を外す(写真1)
4.専用の取りつけ器(写真2)に専用の留め具(ピンク色の留め具)みたいなものをセットし、持ち手用のゴムと一緒に風船をセットして下まで押しさげる
5.風船とゴムが専用の留め具で締められて出来上がりである

みんな慣れないうちは風船から水を飛ばしてびしょ濡れになったり風船を爆発させたりしていたが、慣れるに従って結構手際よく次々と新しいヨーヨーができ上がっていく。東京の昨日の気温は32度(実際の体感気温は40度くらい?)、目標は900個と聞いて気が遠くなりそうだったが、20人近くいたせいかこれが1時間ほどで出来上がった。ヨーヨーにする前の風船がもう無くなったと言う事が分かると「やったー」という声が上がったものの、「じゃ、つぎはこより付けがありますから」と言われて、一同一瞬手が止まってしまったのだった。しかしこれも30分もしないででき上がり、皆汗みどろで「これでやっと帰れるのね、本当に」ともはや放心状態だった。

夏祭りは2日間開催なので翌日も準備作業をする人もいたのだが「明日はもう、プロの技を披露できるね」などと言いながら皆去っていったのだった。私もすっかりテキ屋気分を満喫した。でも、ヨーヨー作りは楽しくても、すっげー暑くて学校の行事の一環じゃなければ絶対参加してなかっただろうけど。
3月まで子どもが通っていた保育園へ行く通り道の駐車場に、壁一面に朝顔の花が咲くところがあった。季節になるといつも朝顔の花で一杯になるので、朝顔っていうのは一つの花が何回か朝に花開いて夕方にしぼむということを繰り返して枯れる花なんだと勝手に思っていた。

しかし、この子どもの夏休みの宿題の朝顔を見ると、1回咲いた花はしぼむと2度と咲かず、そのうち枯れて下に落ちてしまうみたいだ。日曜日に一番最初に咲いていた花が夕方にはしぼんでしまい、翌日の朝になったらまた開くのかと思ってずっと見守っていたのだが、もう花開くことはなく、今朝ベランダの床に枯れて落ちていた。今朝咲いていたのは三つ目の花。あとどのくらい花が咲くのだろう。

明日はいよいよ小学校の終業式。夏休みの宿題は「朝顔の観察絵日記」2枚、絵日記2枚、読書感想リスト(書名と、1行程度の簡単な感想を20冊分程度書き込む)、それから読み聞かせ感想文3枚(読み聞かせなんて別にしなくてもいいじゃーーーーん。「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の川島教授に「音読は脳の活性化になりますよ」と言われると納得するのに、学校から親御さんが読んであげてくださいね、と言われると文句タラタラな私)。そして私の子ども時代のような学校からもらえる夏休みのドリル(私の時は「夏やすみのとも」という名前だった)がないというのにビックリ。学童クラブでも夏休み中は午前中にお勉強タイムがあるので、それ用のドリルを買いに行かなくてはならない。

更に、朝のラジオ体操もないのだった。あれは行くのが面倒くさかったけど、出席カードにハンコを押してもらうと達成感があって嬉しかったもんだった。でも、じゃあ、今夏休み中毎朝スタッフの立場でおまえがやれ、と言われたら絶対無理だが。
バカ日本地図で有名な借力のページを久しぶりに見てみたら「北海道大戦」というのをやっていた(ちなみに「バカ日本地図」は投稿者のイメージと思い込みでどんどん新しい日本地図を作ろうと言う企画。このバカ日本地図では北海道の下半分はムツゴロウ王国になってますよ。なお、一番新しいプロジェクトは「バカ宇宙地図」)。

まず、苫小牧市と室蘭市は区別がつかないので合併して「苫蘭(とまらん)市」に!(いや、確かに区別が付かないよ……)

「足寄町は日本一広い町だからもっと大きいはず」とのことで、本別町、上士幌町、置戸町、陸別町、津別町どんどんみんな足寄町に!(でもこんだけでかくてもまだ町なんだね)

根室市の右側は、ムネオにって、それ何!? 知床の右側がロシア領(納得かも)。日高の右下は、競走馬ばかりなのでJRA市に、「函館市はなにかにつけて言葉に「イカ」を盛り込む」から函館市は「イカす函館市」に、 松前町は南セントレア市に、「稚内は、ワッカの方がかっこいい」から「ワッカ」に、そして知内町は北島三郎の出身地で「おっぱい祭り」で有名だから「おっぱい」になっていますよ。

この調子でいくと私の出身地・帯広が足寄に吸収される日は近いかも。でもって足寄・松山千春市とかになる可能性高し。あと私のイメージでは風連町の方が有名だから名寄・下川・士別は全部風連に合併。それから小樽には石原裕次郎のすっごくでっかい像が立っていて、銭函や余市からも見える。夜は裕次郎の目から光が出て灯台代わりになっている(←バカすぎ)。
ひも ほうちょうも つかわない (かがくのとも傑作集) 」(平野レミ・文、和田唱、和田率・絵、福音館書店発行、1992年)。子ども用の絵本をネット書店で漁っていて見つけた本。子供向けの料理本かと思って注文し昨日届いたのだが、中を開いてみてびっくり。

いや、確かに火も包丁も使っていませんでした。だ、だ、だって、まず最初に「たまごごはん」、次が「たまごのりごはん」、そして「バターごはん」という感じの「料理(!?)」が続くのだ。もっと料理っぽい料理が載っているかと思っていたのでその点では少し期待はずれだったが、子どもが結構面白がって読んでいたので、ま、いっか。子どもには子ども用の包丁を買って台所に置いてあるのだがたまにしか使わない(邪魔なので使わせない……)。卵を割ったり鍋に材料をいれるぐらいのお手伝いはしてくれるようになったが(それでも子どもがゲームしてたりTVを見ているときは「勝手にやって」などと言われてしまうのだが)、そういう料理っぽい料理をする前に、自分が食べるものをこういう風に自分で作って食べる練習にはいいかしれない。絵本としても楽しいし。

さて、以前私が子ども時代に読んだ「理科図鑑」の話を書いたが、妹が実家にあった現物を送ってきてくれたので、子どもと一緒に見ている。食事のときなど図鑑を見ながら「さっき食べたやつは今どこら辺にいるの?」とか聞くので図鑑の絵を指差して「食道をゆっくり運んでいる最中かなー」とか言っている。最近は飲み物を飲んだ後におなかが「ぼこぼこ」「ごぼごぼ」言うのが面白いらしく、食事の後は冷蔵庫にすっ飛んで行き、私用のビールを冷蔵庫から出して「はい、お母さん、ビール飲んで! おなかの音聞くから」と命令されてしまうのだった。いや、ビールは命令されなくても飲むから。

ところでこの図鑑の消化の仕組みのページの右上には、舌は甘味や塩味などが場所によって感じるところが違うという説明が載っているのだが。確か1ヶ月くらい前の「トリビアの泉」で「それはガセ」と断言されていたんだよなー。こんな感じでこの本には今では「ガセビア」になったネタが他にも載っているのかもしれない。
先日会社のOB・OGの人たちと飲んだ話を書いたが、それでふと思い出した事があった。

壮行会の主賓のS田部長といいコンビだった担当庶務のM子ちゃんは、結婚前の名前が「山下」という苗字で、そしてM子ちゃんの実家では昔九官鳥を飼っていた。M子ちゃんはこの九官鳥になんとか話を覚えさせようと毎日昔話を聞かせていたそうだ。

M子ちゃん「昔々あるところに」
九官鳥「ムカシムカシ、アルトコロニ」
M子ちゃん「おじいさんとおばあさんがいました」
九官鳥「オジイサントオバアサンガー」
M子ちゃん「おじいさんとおばあさんが、いました」
九官鳥「オジイサントオバアサンガ……」
M子ちゃん「いました!」
九官鳥「オジイサントオバアサンガ、ヤマシタ!」
M子ちゃん「……」

家族の中の誰かが先に苗字の方を覚えさせてしまっていたらしい。
海猿 第2回目(7月12日放映)。予告編を見ると、もしかして最終話まで撮影済みなのかとも思ってしまうのだがどうなんだろう? また、この予告編もなぜ2種類もやる必要があるのだろう? 1回目は一番最初だから全編通しての映画風な予告編と普通のドラマ版の予告編の2種類を特別にやっているのだろうと思ったのだが、2回目以降は別に必要ないんじゃないだろうか。あの映画の予告編風のは他の時間帯に番宣でやればいいのに。

今回の仙崎(伊藤英明)は先週の「勘違い野郎」ぶりとは違って、ごく普通の気配りが出来てちゃんと人の気持ちを察することが出来る男として描かれていて好感が持てた。そうなると先週のはしゃぎぶりも本当にひさしぶりに環菜(加藤あい)と会えて嬉しくて舞い上がっていたのだろうなと思えてくる。それにひきかえ環菜の方は、なんか仙崎に対ししてすっきりしなくてヤな感じ。もう仙崎に対しては友達程度の気持ちしか持ってなくて、しかも気になる男性(鈴木一真)もいるならもっとすっきりはっきりきっぱりさせろ! 滑り止めにすんじゃねぇ。

ドラマ本編のほうは、先週のタンカー事故の遭難者2名のうち最後の1名の船長はやはり遺体となって発見された。そしてそれは船長を残してもう1名を先に救助したときに、仙崎が船長に「必ず助けに戻りますから」と声をかけたことで気を抜いてしまったために結局助からなかったらしいというのが分かる。仙崎に対して怒る池澤(仲村トオル)と自分を責めて落ち込む仙崎。しかし下川(時任三郎)はやり方は人それぞれなのだ、おまえは池澤のサポートではなくバディ(相棒)なのだという。え? こういうプロフェッショナルな職場ではそれぞれの職人技やこだわりがあるのだろうけど、でも救命現場では統一されたマニュアルみたいなものもあるんじゃないのか?? それともやはり現場現場で、その場の状況によってそれぞれが身に着けていくしかないものなのか?

そして下川がキャリア組なのに潜水士としていつまでも現場に居続けるのに対して、同期?の海上保安部上層部の津田(益岡徹)がそろそろ現場を降りたらどうかと言う。なんだか「踊る大捜査線」を思い出すキャリアと現場の構図。まあ、現実も多分こんな風にやっぱり上層部のキャリアと下層部の現場人たちでのピラミッド構造になっているのだろうけど。

相変わらず合わない仙崎と池澤だが、今度は中国船籍の船が座礁し「ながれ」(仙崎たちが乗っている船)が現場にかけつけて船員たちを助け出す。しかし仙崎は船員たちのおかしな様子に気づき池澤とともに遭難船に戻ると、そこには船内の一室に鍵をかけて閉じ込められていた密航者たちがいた。閉じ込められた扉から指だけ見えていてもがいているのがなんとも怖い。水位はどんどん上がってゆく。池澤は意識があると(パニックを起こして)助けづらいから水位がすっかり上がって密航者たちが意識を失うまで待って(その間1分、彼ら全員酸素ボンベありませんよ! 3分で船に戻ると約束したから? それとも重くて救出の際に邪魔になるから?)そして2分で助け出すと言う。しかし池澤が助け出した密航者は途中で意識が戻ってパニックを起こし暴れだし水中で格闘になってしまう。そこにかけつける仙崎、しかし密航者の暴れっぷりに手がつけられない。

この水中での救出場面に緊迫感があり、そして仙崎と池澤がこれから先少しずつ信頼を深めていくような土台が出来上がりつつあるのも感じられて目が離せなかった。結局密航者2名を助け出すことが出来て最初に池澤が浮上してくるが、仙崎がなかなかあがってこない。主人公だからここで死ぬわけはないのだが、救出シーンからここまでずっと息を呑む展開で見ごたえがあり楽しめた。予告編では今後他のメンバーの家族の様子が描かれたり、あるいは池澤がなにやら失明の危機? シージャックに銃撃戦あり? 色々ありそうで楽しみだ。でも予告編は2種類入れなくていいですから。
子どもが夏休みに入るので来週から毎日お弁当を作らなくてはならないのが、なんとも気が重い(っつーか、本当は面倒くさい)。東京のこの暑さに弱い私には、地獄の1ヵ月半である。早く夏休み終わってくれー(←始まる前からもう弱音全開)。

しかし世の中にはすごい弁当を作る人がいるもんだ。すごすぎ。食べるときにちょっと怖くなるようなキャラクター弁当もあるけど、アンパンマン弁当とかディズニー弁当なんかは子どもも大喜びしそう。しかし私も作ってとか言われかねないから子どもにはこのサイトは見せられない……。

  Rico & Coco

こんなんとか(お弁当の絵で4コマ漫画まで作ってますよ)。

  お弁当作っちゃいました

投稿弁当のページもあったり。

  楽しいお弁当

あと、たまに遊びに行くと毎回おいしいご飯を作ってくれるおばあちゃん(子どもの父方の祖母)のお弁当。私も食べたい……。

  母の手作り弁当

このパワーの100万分の一でも分けていただきたい今日この頃。
土曜日に持ち帰った子どもの朝顔の鉢だが、昨日見たらもう花が一つだけ咲いていた。種を植えたのが5月11日と書いてあるので、花が咲くまでちょうど2ヶ月。朝顔というだけあって夕方には花がしぼんでいたが、この分じゃ夏休み前に花が終わっちゃうんじゃないのか?(←あんたが観察してどうする)。しかし蔓の方もずんずん伸びていて、油断するとベランダの柵とかにも巻きついて移動させられなくなってしまいそうな感じ。

ところで同僚の練馬のS嬢とH杉に聞いてみたら、やっぱり昔は鉢がもっと小さくて自分たちで持ち帰れたそうだ。確かちびまる子ちゃんだって終業式の日に朝顔(だかへちまだか?)の鉢の他に習字セットとか上履きとか色々、顔に青筋立てて持ち帰っていたよなぁ。でも「この分じゃ夏休み前に終わっちゃうかも」と言うと、「あれは種をとるまでが観察のコースだからいいのよ」とのことだ。鉢物はすべて枯らすくせに心なしか楽しみにしているような気もする自分。
子どもの頃は夏休みと冬休みと、そして特に春休みが楽しみだったなあとしみじみ思う今日この頃。社会人になってからも「こんなに暑くちゃ仕事になんないよーーー、1ヶ月くらい夏休みにしてーーー」といっていたものだが、自分の子どもの夏休みがもうすぐ始まる事を思うと、きっぱり「夏休み、冬休み、春休み、なくて全然結構」である。

このところ初めての夏休みを控えて、学校の保護者会やら学童クラブの保護者会やらに出席し夏休みの注意事項なんぞを聞いているが、しみじみ「保育園の時は本当に楽だった」と思う。大体、夏休みと冬休みと春休みがなく、年末年始と祝日・日曜日以外はやっていて、毎日朝7時30分から午後6時30分まで預かってくれて、もちろん毎日給食で、何もかも至れり尽くせりだった……(遠い目)。

でも、さ来週からは朝8時30分から午後6時まで学童クラブで、毎日お弁当を持たせなくてはならない。東京のこの灼熱地獄の夏期に朝から弁当を作り(もう、汗みどろですよ)、そして昼食時間まで弁当を保管しておく場所には冷房が入っているとはいえ、この時期に作ってから5時間以上たっている弁当を食べさせるというのも大丈夫なのかと思うし。今日あった学童クラブの保護者会でつい、学童クラブでは給食とかにならないんでしょうかって聞いてしまいましたよ。もちろん答えは「本当にすみません、人手が足りなくてそこまで出来なくて」とのことだった。残念。

さて、1年生の夏休みと言えば朝顔の観察日記である。私はそんなものやった記憶が全くないのだが、忘れているだけなんだろうか。それとも私の時代にはなかったという話だろうか(あるいは北海道という地域性の問題かな?)。でもサザエさんとかドラえもんなんかを見ていると随分前から1学期の終業式には子ども達が朝顔の鉢を持ち帰っているような気がするが。7日にあった学校の保護者会で、子ども達が学校で育てていた朝顔の鉢を持ち帰るように指示があったので、今日学校に行って取って来たのだが、大きくて重いよ、この朝顔。サザエさんやドラえもんに出て来た朝顔の鉢はもっと小さかったのに。

持ち帰ると子どもは早速水をやっていたのだが、この夏休み、無事花を咲かせて種をとるまでいくだろうか。子どもが水やりを忘れなければいいが、昔から鉢物は必ず枯らせてしまっていた私には、多分たまごっちより格段に難しいかも。
毛髪川柳」(日本自毛植毛センター編、五月女ケイ子絵、日本文芸社発行、2005年)。日本自毛植毛センター開催の第1回「毛髪川柳コンテスト」応募の13,000句余りの作品の中から選ばれたものが掲載されていて、1ページに1句ハゲ川柳と五月女ケイ子のハゲイラストが載っているだけの本なのだが。いやーー、いですよ、このハゲ川柳本。「トリビアの泉」とかで脱力系の写実イラストを見せてくれる五月女ケイ子のイラストもナイス。

<最優秀賞>
頭見て 敬語使うな 年下だ

<優秀賞>
風向きで 立ち位置かえる 薄毛かな
パソコンで 少し髪の毛 足してみる 

他、笑ったものでは
大ショック 新郎席が オールハゲ
子を叱り ハゲぞこないと かえされる
悔しけりゃ 自分も染めなと 生徒言い
「俺のうしろ 絶対立つな」と ゴルゴばり

とか。なんかとても前向きでポジティブ、ハゲである自分(や身内)を客観的に見て笑いに変えるセンスっていいな、と私は思うのだが。このあいだ昼食時にハゲの話になったのだが、練馬のS嬢は昔したお見合い相手で、すっごく条件(学歴、仕事、趣味、婿取りOKほか)がよくてしかも本人もすごく感じがいい人だったが「ハゲだったの断った」と言っていた。「やっぱりどんなに条件がよくても、ハゲだとねぇ……」ということなのだが、なぜそんなにハゲというだけで毛嫌いするのかね。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
会社で長年お世話になったS田部長が退職することになり、昨日はそのS田部長の壮行会を行なった。S田さんは退職後は上海で会社を作るそうなので送別会ではなく壮行会なのだ。集まったメンバーはS田部長と私以外はみんな会社を辞めたOB・OGばかりで、壮行会の会場もOGのMさんがやっているジャズバーでだった。

S田さんはいつもにこにこしていて、ほとんど大抵「面白そうだね、いいよ、OK」というのでOK・S田と呼ばれていて、しかも変な人を集めるのが趣味みたいでS田さんの下にはいろんな面白い人たちが集まっていた。S田さんの担当庶務のM子ちゃんは「S田さんが、また変な人、拾ってきたみたい~」とよく言っていたものだ。今回はそのS田さんの部署にいた人や周辺にいた人ばかりが集まった壮行会だった。S田部長とすごくいい凸凹コンビだったM子ちゃんは会社を辞めて今は名古屋にいるのだが、いつもの年だったら名古屋から駆けつけて参加できるのに、今年に限って大相撲名古屋場所関係の事務の仕事をしているために東京に来られないらしい。残念。

S雄部長は定年退職した人だが、西郷隆盛のような男らしい風貌に似合わずものすごーーーーーく内気でシャイな人だった。飲み会やイベントなどにお誘いしてもいつも「えぇ~、ぼくはいいよぉ~」とかわいらしく断るのだ。噂では長年母一人子(S雄部長)一人で暮らしているのだと言う。退職するときはそれはそれはうれしそうな顔をしていたそうで、担当庶務のT田は「退職するときにあんなに嬉しそうな顔をしている人って見たことがない」と言ってたくらいだ。今回も「退職日にすっごく嬉しそうな顔をしていたってT田が言ってましたけど、今いったい何やっているんですか?」と聞くと「えぇ~、別に何もやってないよぉ~」とこれまたかわいらしく答えるのだった。

I川部長は役員退職した人だが、同じ北海道出身のせいか私もずいぶんと目をかけてもらった。人相はものすごく悪いがいつも飄々としていて、素っ頓狂なことをよく言っていた。「こんど帯広(←私の出身地)に行こうと思うんだけどさ、今直行便飛んでいるんだね」「いつの時代の話をしているんですか。帯広-東京直行便なんかはるか大昔から飛んでますよ。I川さんの出身地の白老(しらおい、登別の近くの小さな町)とは違うんですから」「あー、白老もなー、鈍行(普通列車)がなくなって汽車(←北海道の人は「電車」ではなく「汽車」という)で行けなくなっちゃったんだよー」とぼやいていた。

今回の会場のジャズバーの主のMさんは、バンドの追っかけをするためのよく会社を休んでいた人だった。「今でもまだ追っかけやっているの?」と聞くと「やってないのよ。だって追っかけてたバンドが解散しちゃったんだもん」とのことだ。根からの音楽好きが嵩じてこんな店を開くことに? 「あら、でも私、昼間は普通のOLやっているのよ。夜は他の友達2人と共同で店をやっているの」とのことだ。名刺をもらって見てみたら本当に昼間は普通のOLをやっているようだった。ちなみに今では自分でもバンドを組んで活動しているそうだが、「これがね、私が一番若いのよ、みんな40、50ばかりだからさ」。昼間はOL、夜はジャズバーの主、そして休日はバンド活動に燃える女M、44才。

Kは結婚し子どもが出来て退職ししばらくは専業主婦をやっていたのだが、今は体操やエアロビクスのインストラクタのような仕事をやっているのだという。教える相手も色々で最近は高齢者相手のことも多いらしい。「お年寄り相手だとどういう曲をかけて踊っているの?」「きよしのズンドコ節とかだね。きよし系が多いよ」「へぇーー」「あとマツケンサンバとかね」。この後自宅に電話していて遅くなるからと連絡していたが、11歳の息子に「そうやって終電まで飲むわけだ」と言われたそうだ。11歳の息子が母親にそういう台詞を言うというのも驚きだが、Kもそんだけ言われるくらいよく飲んでいるということなんだろーな。Kの下の子は幼稚園児だが「幼稚園ママの中では長老なのよ、私。この間も「アタックNo.1」はアニメの方で見ていたんですよね? って他のママから聞かれたから力いっぱい、勿論見てたわよ! って答えたのよ。そりゃ、このトシなら当然見ているでしょ!」と言っていた。K、41歳なのに長老って……。

他にも懐かしいメンバーが色々いて積もる話はいっぱいあったのだが、いかんせん、私は子連れ参加だったので、昨日は21時には早々に引き上げた。帰るときに子どもに「みんな何時まであそこにいるの?」と聞かれたので「早ければ電車が終わる時間までかもな」と答えたのだった。