先日、今日で退社する同僚N中さんの送別会があった。私は違う部署なので参加しなかったが、同じ部のNさんが参加して、翌日二日酔いのゾンビ状態で出社していた。

私「N中さん、やっぱり(同じ部署の女王様の)Tさんのイジメが原因でやめるの?」
Nさん「うん、昨日ぐいぐい飲ませて聞き出したんだけどやっぱりそうみたい。知ってた? Tさんと一緒に仕事をするようになってから10円ハゲができちゃって、子どもに『お父さん、頭に穴がある』って言われたんだって」
私「ひゃー、ストレス性難聴だけでなく、ハゲも作ってたのか~」
N中さんはこのところストレス性らしい難聴で病院通いをしていたのだ。それというのも同僚のTさんがとにかくN中さんを奴隷扱いして大声で命令し散々こきつかっていたので、みんなで「やっぱりねー。Tさんの指示なんか聞きたくないから……」と言っていたのだが。

そのN中さんは退職日まで2週間ほど有給休暇消化で休んでいたのだが、今日、最後の挨拶にやって来た。
N中さん「今まで色々お世話になりまして……」
私「いいえ、こちらこそ。で、難聴やハゲのほうは治ったの?」(←いきなり直球)
N中さん「はい、もう、すっかり!」
私「顔が生き生きとしているよ。他にも何か病があったの?」
N中さん「めまいがひどかったですね」
私「でも治ったんでしょ?」
N中さん「ええ!」
私「笑顔がこぼれすぎだよ。で、しばらく専業主夫するんだって?」
N中さん「もう、奥さんから指令が出ているんですよ。月曜日に卵のパックが58円になるから自転車で行って買ってこいって。奥さんの方が稼ぎがいいし、逆らえないですよ」
私「ふぅん。でもしばらくゆっくり専業主夫生活を満喫してみてもいいじゃん。今まで大変だったんだから」
N中さん「そうなんですけどねぇ、ちょっとこのところ無職の厳しさを実感してますよ。来年子どもが小学校に上がるんですけど10月になると小学校の書類が来るじゃないですか。記入しなくちゃならない書類の父親の職業欄が、無職になっちゃうんですよねぇ」
私「あーー、なるほど。でも私立に行くわけじゃないでしょ?」
N中さん「もちろん、公立ですけど。あと今国勢調査やっているじゃないですか。あれって9月30日付けの職業を書くんですよね。今日付け退社だから、ま、会社の名前書いちゃいましたけどね」
私「へぇー」

こうしてN中さんはこれからしばらくプータローですよと言いながらも、足取り軽くはずむ笑顔で去っていったのだった。
テーマ:日記
ジャンル:日記
大奥」(よしながふみ、白泉社、ジェッツコミックス、2005年、600円)。「男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。男女の立場が逆転した世界に生まれた貧乏旗本の水野は、大奥へ奉公することを決意する。女性の将軍に仕える美男三千人が集められた女人禁制の場所・大奥で巻き起こる事件とは…!? 」(白泉社作品紹介ページより)。

たまたま連載雑誌「メロディ」を立ち読みしたら第2回目か第3回目ぐらいだったので、どういういきさつで男女逆転した世界になったのか分からず、ただ単にそういう設定のパラレルワールド物かと思っていたのだが、違っていましたよ(いや、多分パラレルワールド物には違いないのだが)。大奥という「男だけの」閉鎖された世界に君臨するただ一人の女、将軍、その将軍を取り巻く逆転世界の妙ちきりんさは、実に面白く痛快であり爽快でもある。

例えば、第1巻前半の主役である水野が、子種を望む貧しい女達の願いを聞き届けるのも、大奥に入ってすぐに古参連中に手込めにされそうになり反撃するのも、幼なじみに対する思いとともにこの物語ならではの設定からくる納得できる(??)理由がある。あるいは後半の主役である将軍吉宗(もちろん女性だ)がちょっと見かけた男どもにお手つきするシーンなどもこの作品世界ならではの面白さだ。

しかしそれだけではない。この作品は国の建て直しをはかり、大奥の改革を行なう将軍吉宗の政治漫画としても実に面白く、さらに後半吉宗がどうしてこのような形の男女役割の世の中になっているのか疑問に思って調べあげて行くあたりなど、悪人として知られるリチャード3世の実像にせまろうとした歴史ミステリー「時の娘」(ジョセフィン・テイ、ハヤカワ・ミステリ文庫)や、「あほ」と「ばか」の境界線はどこになるのかという謎から、「アホ・バカ」という言葉がどのような変遷を経て現在の言葉になったのか緻密に調べ上げて面白おかしく追求したルポルタージュ「全国アホバカ分布考」(松本修、新潮文庫)と同じような、歴史ミステリーとしても楽しめるのだ。

不定期連載らしいが、これは次の巻も楽しみな1冊だ。
テーマ:漫画・コミック・アニメ
ジャンル:日記
子どもの小学校では毎日音読の宿題が出る。教科書でも絵本でもなんでもいいからとにかく音読し、保護者がそれを聞いて採点し、音読記録表にチェックして学校に提出するのだ。

一昨日「今日の分の音読はしないの?」と聞くと「私が作ったお話をお父さんに音読してもらうの」とチラシの裏になにやら書いて、音読ごっこをはじめたのだった。それがこれ、「きずなをわすれたりんのすけ」ですよ。

きずなをわすれたりんのすけ

あるひ だいすきなともだちを よんできました。
よるになったとたん ふたりはかえりました。
よくあさ りんのすけが ともだちのことをわすれちゃって
ともだちが「おはよう」といっても
きづきませんでした。

主語がないじゃん! しかも「絆を忘れた」って大げさなタイトルのその内容は、挨拶しても気づかなかった、と。いやはやそれじゃ私なんか絆を忘れたどころじゃないな、ありとあらゆるものを忘れっぱなしだからな。さらにその次に作った話は「ふゆのみち」。なんか詩的なタイトルだが。

ふゆのみち

あるひのこと。みちのすけが
カレンダーが 12がつになっていた
みちのすけがこういいました。
「わあ!!きょうは12がつ1にち
ぼくのともだちのしんのすけのたんじょうび!」
おいわいにいって しんのすけは
みちのすけの ほーんとだいすきで
まっていたのでした。
しんのすけのおいわいをしました。

「てにをは」が変なのは置いておいて、この話のココロは、あと数日でやってくる自分の誕生日が待ち遠しくてたまらないってことだな。

ここのところ毎朝、「お母さん、私の誕生日まであと何日?」とわかっているのに聞いてくるのだ。もちろん誕生日には先々週、今年の夏の行列納めで並んで買ったたまごっちを渡すことにしている(9月17日)。予め子どもに「誕生日までは渡さないからね」と言っておいたものの、絶対途中で駄々をこねて欲しがるんじゃないかと思っていたのだが、子どもは意外にも素直に誕生日を待っている。でもときどきこちらの顔色を伺いながら「あのさー、たまごっち……」と言いかけるのだが、私が「え? 何?」(←ちょっと威圧的)と言うと「いや、なんでもない」と引っ込むのだった。

誕生日が楽しみなのって、まあ、うらやましいかもね。
テーマ:育児日記
ジャンル:日記
季節の変わり目になるとTVブロス(東京ニュース通信社、隔週刊)を買って見る。なぜかというと次クール新ドラマへの突っ込みと今期連ドラ最終回への突っ込み特集が載っているからだ。TV関係の雑誌はTheテレビジョンを20年以上ずっと定期購読しているのだが(←大馬鹿)、大抵の雑誌は最終回の話が結局どうなったのか載ってないし、新番組紹介も毒にも薬にもならないものなので、TVブロスの方が短いながらも参考になるのだ。

という訳でTheテレビジョンとブロスを見ながら次期の連ドラチェックをしてみるものの……見るものないよ、ママン……。

フジ月9「危険なアネキ」(伊東美咲、森山未來、高嶋政伸、釈由美子他)、伊東美咲と釈由美子のキャバクラ嬢は見てみたいものの、それ以外に特になし。

フジ火9「1リットルの涙」(沢尻エリカ、錦戸亮、薬師丸ひろ子、陣内孝則)、「海猿」の最終回の時に予告を見てしまったが、難病物はパス。もうタイトルからして「しっかり泣いて下さいよ、よろしく~」というのが嫌。

フジ火10「鬼嫁日記」(観月ありさ、ゴリ、永井大、滝沢沙織、東幹久他)、フジで観月ありさでコメディとなると「ナースのお仕事」の印象が強すぎてどうにも。

日テレ水10「あいのうた」(菅野美穂、玉置浩二、成宮寛貴他)、「性格ブスの女性(菅野美穂?)とお人よしな警察官(玉置浩二?)のラブストーリー」。なんかぬるそうな感じ……。

TBS木9「ブラザー・ビート」(田中美佐子、玉山鉄二、速水もこみち、中尾明慶、国仲涼子)、玉山ともこみち兄弟は見てみたい気がするが田中美佐子に心惹かれない……。

テレ朝木9「熟年離婚」(渡哲也、松坂慶子、高島礼子他)、これは私よりもっと上の層を狙ったドラマか? もしかして藤田まことや柴田恭兵の刑事ドラマの視聴者層狙い? 渡哲也様マンセーな同僚の練馬のS嬢もさすがにこれはパスと言っていたな。

フジ木10「大奥~華の乱」(内山理名、藤原紀香、小池栄子、谷原章介、高岡早紀、江波杏子他)、うわーーー、こ、このキャスティングだけでもう目がつぶれてしまいそう……。小池栄子怖すぎ。将軍様(谷原章介)お気の毒。でも一番安心して見られるドラマかも。時代劇好きなので10月からの時代劇はどれどれと探してみたら他は「慶次郎縁側日記2」(NHK、高橋英樹)と「水戸黄門」(TBS)と「世直し順庵!人情剣」(テレ朝、藤田まこと)でしたよ。

TBS木10「今夜ひとりのベッドで」(奥菜恵、本木雅弘、瀬戸朝香、要潤、佐々木蔵之介他)、要潤と佐々木蔵之介は見てみたいがそれ以上にモックンのドラマは見たくない(本木雅弘は別に嫌いじゃないんだけどドラマはダメだなぁ)。

TBS金10「花より男子」(井上真央、松本潤、小栗旬他)、「タイガー&ドラゴン」「ドラゴン桜」の次がこれかぁ。原作の漫画を読んだことがないけど「超金持ち名門高校に通う主人公の貧乏少女が、学園を牛耳る御曹司4人組とぶつかり合い、様々なトラブルに巻き込まれながらも、持ち前の明るさと雑草魂でたくましく生きていく姿を描いた、痛快青春ラブストーリー」というのはちょっと見てみたいような気も。多分見ないだろうけど。

日テレ土9「野ブタ。をプロデュース」(亀梨和也、山下智久、忌野清志郎他)、今をときめくKAT-TUNの亀梨にもNEWSの山下智久にも全くなんの興味もないが、プロデューサーと脚本が「すいか」(日テレ、2003年)のスタッフですよ。これはもしかしたら見るかも。体育教師役に木村祐一(しかもあだ名がセバスチャン)、教頭先生が夏木マリ、本屋のオヤジが忌野清志郎と脇のメンバーもなかなかいいかも。

TBS日9「恋の時間」(黒木瞳、宮迫博之、大塚寧々、伊原剛志他)、黒木瞳と大塚寧々の姉妹が恋におちる相手が宮迫と伊原剛志なの? 別にどうでもいいや。

おっと、BSで評判だった「宮廷女官 チャングムの誓い」が地上波でも10月8日(土)から登場、これは見たいかも……って、夜11時からじゃん、だめだよ、もう寝ちゃってるよ……。とほほ。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
いくらボケがひどいといっても、今日がまだ9月27日というのはちゃんと理解しているのだが。でもLOFTとか東急ハンズなんかに行くと8月下旬からもう来年のカレンダーやスケジュール帳が出ていてびっくりだ。まだ残暑見舞いの季節ですよ、気が早すぎ。多分来月になったらあちこちで年賀状の受付が始まり、11月にはおせち料理のチラシとか色々入ってきて、なんとなーーく歳末感を煽られて、意味もなく急いでみたりするような気がする。急いだからといってサクサク片付くとは限らないのだが。

それはともかく。私はスケジュール帳は毎年味の素の赤い手帳を使っている。これは味の素で発行し始めた第1回目からずっと購入していて、そして使った手帳は捨てずにずっと取っておいてある。この間見たら引き出し一杯になっていてもうこれ以上は入りそうにもない感じだった。一体どれくらいあるのかと思ったら、今年の分も含めて27冊ですよ(左の写真、26年分の26冊)。手帳にはスケジュールだけでなく当時読んだ本や見た映画、飲み会のメンバーとか食べに行ったレストランとか事細かに書いてあるので、これがなかなか捨てられないのだ。

一番上の写真は今年の「赤い手帳」だが、何年か前から赤と他の色(ネイビーだったり黒だったり焦げ茶だったり)の2種類から選べるようになったので、このところ赤以外の色にしている。この手帳のいいところは、20年以上も前からずっと1週間の始まりが月曜日になっていることだ。最近でこそそういう手帳やカレンダーも増えてきたが、昔は本当になかったよ。あと、この手帳を使い始めたばかりの頃は東京暮らしも浅かった頃なので、手帳についていた都内JR・地下鉄路線図を随分と活用したものだった。また、女性用の28日周期の1年分の1ページカレンダーがついていたのも画期的だった(何せすぐに忘れちゃうからな)。

でも後ろのほうに載っているお役立ち情報の3分の2は要らないな(生活情報とかエコ関係の情報とか)。あと、できれば前年分の12月と翌年1月分のスケジュールスペースも、現在のように2、3日ではなくせめて2週間分くらい付けてくれると、毎年12月と1月にこの手帳を2冊(前年分と新年分)持ち歩かずに済むのでなおGOODなのだが(味の素さん、お願いしますよ)。

今は同様の便利で使い勝手がいい手帳も随分と出てきたが、こんだけ使い続けていると、もう、死ぬまでおつきあいさせていただきますよという感じ。毎年10月下旬くらいに案内のDMが来るので、これが来るといよいよ本当に「今年もあと残すところ……」とちょっとしみじみするのだ。いや、だから今日が9月27日だというのはわかっているが。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
同僚Y男は、同じ部署のSくんの結婚式に招待されてしかも主賓としてスピーチすることになりすっかり舞い上がっていた。「やっぱり礼服新調しちゃおうかな」「名刺の肩書きが課長だとカッコ付かないから、肩書き偽造した名刺を作っておこうかな」とか「おいS、新婦の友人のきれいどころを紹介しろよ」とか大口を叩いていたのだが。

しかしその結婚式の招待者リストを挙式直前に見てびっくり、新婦は某大企業の会長のお孫様で、新婦側の出席者の顔ぶれがすごかったらしい。びびるY男にさらに追い討ちをかけるかのように、一緒に参列するはずの同じ部署の仲良しのUさんが挙式当日遅刻! いざという時の頼みの綱だったのに、披露宴始まっているのに、Uさんが来ない。

実はUさんは同じ日に客先の急な葬式に行かなくてはならなくなっちゃったのだ。しかしUさんは慌てず「ネクタイ取り替えれば同じ礼服でも大丈夫だろ」と葬式と結婚式のはしごを強行。

新婦側からも新郎側からも「Uさん、どうしたの?」と聞かれたY男は、おめでたい席でまさか今葬式に行ってまーすとは言えなくて、「いや、ちょっと客先から急にクレームが来て、対応してて遅くなっているようですが、今こちらに向かっているようなので……」と嘘八百を並べて言い訳しながら、Uさんが線香臭かったらどうしようと思っていたそうだ。

その後Uさんは遅刻ながらも無事披露宴会場に到着、ネクタイも結婚式用に取り替えて何食わぬ顔で参列したのだという。

「まったくひやひやさせやがって! Uときたら」と今朝叫んでいたY男、でも一番ひやひやしていたのは、社内で一番の軽薄なY男に一応上司だからという理由でスピーチを頼んだS君だったと思うが。
テーマ:日々のつれづれ
ジャンル:日記
24日(土)は子どもの小学校の運動会の予定だったが、台風17号接近中の大雨で運動会は翌日日曜日に延期決定。でも台風はどんどん関東地方に近づいてきているし、雨もなかなかやみそうにないし、土曜日の夜、保護者達は「こりゃ日曜日も運動会はなしだな」と思ったはずだ、絶対。まあ、26日月曜日の振替休日はもう決まっているので、日曜日は運動会が中止でも授業があり、そして給食もないのでお弁当は作らなくてはいけなかったが、夏休み中ずっと弁当を作り続けた私には屁でもないのだ(←「俄然、強気な俺」)。

さて日曜日の朝6時30分、雨は直前にやんでいたものの台風が近づいてきているので空はどんよりと曇っていて、風も強くてとてもじゃないけど運動会向きの天気とは思えなかった。現に6時30分に小学校の屋上を見ても運動会開催の合図の旗が立っていなかった。こんな天気じゃ当然だよなと思いつつ、弁当を作りはじめる。子どもも起きて学校に行く支度を始めていた。

7時15分頃、ベランダに出て洗濯物は今日は無理だろうなと思いつつ、なんとはなしに小学校の方を見てみると目を疑う光景が。

なんと屋上に運動会開催の合図の日の丸と小学校の校旗が上がっていますよ! こ、こ、この天気で運動会を開催するんですかい? マジですか? 台風なんか運動会で吹っ飛ばせってかい? なんだかにわかには信じがたい学校側の決断だ。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
今朝、洗面所に行くと子どもが散らかしたヘアブラシやら歯ブラシやらが転がっていた。早速子どもを呼んで注意すると、一瞬反省したらしく「ごめんなさい」と言いながらかたづけていたが、いきなりこんな台詞を。

「髪型、変えた?」

私の髪型はセミロングの髪を、夏は頭の上の方で一つに縛ってまとめ、冬は下の方で一つに縛って髪留めでとめるという至ってシンプルなもので、一目瞭然、10年1日のごとく全然変わらないのだ。そんなことは子どもも百も承知のはずである。

その後今度は父親に注意されている時にも

「髪型、変えた?」

と聞いている。子どもの思惑通り「え? 髪型? ちょっとね」と答えて注意を逸らせる事に成功。きっとドラマか漫画をみて、怒っている人(多分女性)に(多分男性が)「髪型、変えた?」と聞くと、うまく注意を逸らせられる事を学習したんだろうな。
テーマ:育児日記
ジャンル:日記
電車男 第11話(最終回、9月22日放映)。いつもよりも30分延長拡大枠。

電車男(伊藤淳史)の掲示板への書き込みを読み始めるエルメス(伊東美咲)。今までの話の流れと電車男の気持ちの動きなどがエルメスにストレートに伝わり、なおかつ最終回にお約束の名場面集にもなっていて、電車男が掲示板の事を告白する前にエルメスにばれてしまうという構成もこのためだったのかと感心した次第だ。しかし1スレッドが1000レスで終わるなら、しかも今回のペースで1スレ終了するのだとすると、3ヶ月分のスレは2つや3つじゃないはずでしょう。サトエリだって先週は徹夜で読んでいたくらいなんだから。エルメスたん、どこらへんまで過去ログを追いかけて読んだのか。もしかしてまとめサイトなんかがあったりして?

そしてエルメスは電車男の真意を知って二人の秘密の場所に駆けつけるが、それを密かにチェックしている桜井(豊原功補)、「桜井、行きます!」。ダークアムロ桜井は「山ごもり」していた電車男に「沙織が入院した」と嘘の電話をする。電車男が病院を探している間にエルメスとはすれ違いになってしまい、エルメスは誰もいない秘密の場所にたどり着く。もっと、ちゃんと電話を確認しろ。どうして携帯電話を持っていて使い慣れているくせにお互いかけあってちゃんと確認しないのか(電車男は病院に電話しちゃいけないと気を使っていたのかもしれないが)。電車男よ、君はそんなことじゃあっという間にオレオレ詐欺に騙されちゃいますよ。

しかし桜井の計略は却って墓穴を掘ってしまい、エルメスと電車男は無事再会する。帰宅した電車男は掲示板に事の次第を報告する。あーーーーーー、こっからデレデレデレデレ、単なるのろけの連発で、掲示板の住人じゃなくてもうんざりですよ。もっとスパッと描いてくれた方がよかったのに。それとも掲示板住人の気持ちにさせるためにわざとだらだらやっていたとか? ここの場面はもしかしたら恋愛ドラマとしては一番盛り上がらなきゃならないところだったのかもしれないが、私としてはエルメスと電車男の背後の看板に目がいって「石丸電気、いい宣伝になってるなー」との印象しかありませんでしたよ。

なんというかエルメスって、天女みたいなキャラだと思っていたけど、それだけじゃなくて恋愛に奥手な男性の理想の女性すぎなんじゃないのかなぁ。何から何まで優しくリードしてくれて、なおかつリードするだけでなくちゃんと待っていてくれるという。なんだか前にも増して現実味がない感じ。

さて次回主役のギター男(劇団ひとり)と三十路の裕子(須藤理彩)はうまくいくのかと思いきやそうはいかずに、劇団ひとりに「足首に萌えない」と言われて切れた裕子は「ここまで妥協した自分が憎い」とまで言って劇団ひとりの前から去ってゆく。

さて、私同様電車男ののろけ話にうんざりしてきた住人は(いや、まあ、引きこもって掲示板に書き込みばかりしていちゃ現実の愛を失いかねないという警告と励ましを込めてではあるが)、このスレッドは1000レスで終了、そして次のスレはもう立たないと宣言し電車男に別れを告げ始める。電車男へ次々と送られる励ましの言葉や自分なりの反省の言葉でスレがどんどん埋まって行く。スレッド終了の1000レス目が迫り、掲示板住民と電車男の別れの時が近づく。

そしてついに1000レス目、電車男の言葉でスレッドが終了する。

しかし。なんだよ、途中で誰か割り込みしてレス番号が狂ったり、結局1000レス目を誰か他の人に取られたりはしないもんなのかい? 私はそっちの方が気になりましたよ。

さてその後、掲示板住民に見守られながら秋葉原を旅立つ電車男とエルメスの二人(という幻想)。でも、秋葉原(自分の趣味の世界、もしくは自分だけのテリトリー)を去った二人が東京駅(一般人の世界)で手を取り合うというラストには納得できない。なんか私としてはすっきりしない。まずラブシーンを半分以下にして、ラストもせめてスレッド終了のところで締めていただいた方が、それこそ「電車男」にふさわしかったような気もするのだが、どうだろう?

最終回は30分延ばした分、ちょっと中だるみしてしまったのが残念だが、今期、一番楽しめたドラマだった。いや、(録画機器がないから)とびとびにしか見てなかったけどね。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
決定!史上最強アニメランキングベスト100(9月22日放映、テレビ朝日)。

なんだかこの手の番組を久しぶりに見た。今回は子どもが強硬に「これが見たい!」と主張したためだ。ナツ漫ばかりだったら面白くもなんともなかろうにと思っていたが、ベスト100には最近のアニメも入っていたし、昔のアニメもケーブルテレビのアニメ専門チャンネルなどで見ているせいか、6歳のくせして「これ知ってる」を連発していた。ほんとかよー。

さて、昨日見ていた時は「いやいや、ちょっとちょっと、1回目の放送とリメイク版のアニメも一緒にカウントしちゃうのかよ」と思ったのだが。しかし実際に調査するとなると、いちいち分けてカウントするとすごく複雑になってしまって無茶苦茶時間がかかってしまって無理なんだろうなぁ。例えば「鉄腕アトム」みたいに初代と最新作の間が40年も離れていれば一目瞭然だが、普通の人は「ルパン3世」を第1シリーズ、第2シリーズ、第3シリーズで区別なんかしないだろうし、「天才バカボン」と「元祖天才バカボン」や「ドラゴンボール」と「ドラゴンボールZ」は分ける必要があるのかとか、ヘタに正確に調べるとなると調査する方も調査される方も訳分かんなくなってきたりしそうだ。ま、それはいいのだが。

また、ランキングに入っているのに、「大人の事情」でアニメそのものどころかスチールすら映していないのも、不満はあるが仕方ないと納得はする。大人の世界は複雑なのだ、きっと。さらに、もっとアニメに詳しいゲストを呼んでくれたらもっとよかったのに、とも思うがそれはまあいい。

でもあのぬるいアニメクイズをタラタラやるくらいだったら、少しでも多くのアニメの場面を映して欲しかったし、声優さん達を出してアニメキャラしゃべりをするのもやめていただきたかった。それにしてもこのランキングはどうやって出した物なのか、今までに何度かやったこの手の特集の中でも一番「え~~っ、これがこの位置?」感が大きかったのような気がするが。個人的には「科学忍者隊ガッチャマン」が86位で「赤毛のアン」が67位だったのがヒジョーに寂しい。

ちなみに以下のベスト100リスト(9月22日放映時)の初回放映年は、テレビに出ていた物ではなく手持ちの資料とWikipediaで調べたものなので、もしかすると多少違っているかもしれない。また順位順に普通に並べても面白くないので初回放映年順にしてみた(もちろんリメイク、partN、シリーズ作の年代はこの際無視)。
テーマ:音楽・映画・アニメ
ジャンル:日記
爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル(9月20日放映、フジテレビ)。別にずっと見ていたわけではなく、家人が落ち着きなくザッピングする合間合間に目にしただけなのだが。

これは……物まね番組と思って見ちゃいけない番組なんだね。なんというか、もう、あきらかに似ていないのに他の人が作り上げたモノマネフォーマットをちょっと借りてきているだけだったり、自分の持ちネタを振るためだけのための物まねだったり、あるいはなんというか、えー、サラリーマンの忘年会の一発芸みたいな感じで、あちこちにかなりとほほ感が漂っていた。

もちろん中には面白いものやすごいネタもあったけど、でも3時間かけて見るほどじゃあないという気がする。水増し感3倍。カール北川の「ちびまる子ちゃんスペシャルバージョン」は結構感心したし、土田晃之の「ショフクテーショウヘイ」やホリの「アンガールズ田中」なんかは好きだけど、色物だからしょうがないのか、安田大サーカスの「アタックNo.1」とかダチョウ倶楽部とか清水アキラの「井上陽水」はもうその場でやめていただきたいくらいだった。

面白いモノマネ芸なら結構好きなのだが(コロッケとか松村邦洋とか清水ミチコとか)、……この番組はちょっと哀しい。プロのモノマネ芸人特集番組なのではなく、モノマネもちょっと入っているバラエティ番組と思えばいいのかもしれないが。
後藤田正晴氏が死去 副総理や官房長官を歴任(朝日新聞9月21日)。91歳。

「カミソリ後藤田」と呼ばれているぐらいの切れ者で断固たる信念の人だけどハト派で、昨日の「ニュースステーション」でも87年9月に中曽根首相が、ペルシャ湾の安全航行の寄与策として掃海艇派遣を言い出した際には、官房長官として断固反対し結局経済支援策をとる事になったと言っていた。もちろんリクルート事件のときにも自民党政治改革委員長として大活躍。

結構気に入っていたジジィだったのに。もうおトシだとはいえ、つい最近までバリバリ発言してらしたようだし、今の時代、まだまだ小泉にガツンと言ってやって欲しかった。ま、純ちゃんは誰が何を言ってもこたえないだろうけど。

ご冥福をお祈りいたします。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
同僚の練馬のS嬢は毎日地下鉄で通勤しているのだが、毎朝乗る車両につい目が行ってしまう気になる親子連れがいたのだという。

S嬢「電車がすいているもんだからつい見ちゃうんだけど、制服を着た小学校低学年くらいの子を連れた母親か父親なの。どっちかが代わりばんこに子どもを学校に連れて行っているんだろうね、父親が一緒の場合がほとんどだったけど。母親は年相応な感じなんだけど、この父親が結構若くみえる感じの人だったのよ。ところがある日、母親が一緒の日がずっと続いてさ」
H杉「お父さん、どうしちゃったんですか?」
S嬢「私もどうしたんだろうって気になっていたんだけど、同じ電車に乗る(同僚の)Kちゃんもやっぱり気になっていたみたいで、どうしたんでしょうねって言ってたのよ」
Nさん「病気とかなんかだったの?」
S嬢「いや、そこまではわかんないけど。それがある日ふと見ると、子どもとお母さんと、全く別な男の人の3人で座席に座っていたのよ」
私「え? 前の人の人相が少し変わったとか髪形が変わって別人に見えるとかじゃなくて?」
S嬢「いや、本当に全くの別人。前のパパの方が明らかにイケメンだったもの」
私、H杉、Nさん「へぇーーーーーー!」
S嬢「Kちゃんもやっぱり気が付いていてさ、お父さん、違いますよねって言っていたよ」
Nさん「……お母さん、やるなぁ」

毎日通っていると、電車の中で色々なドラマを目撃できるのだった。
テーマ:日常
ジャンル:日記
フジテレビ「電車男」の番外編制作が決定。放映日は10月6日。タイトルは「電車男・アナザーストーリー」……って、なんだか「救命病棟24時・アナザーストーリー」を思い出すやなタイトル……。

 ギター男」キター!劇団ひとり主演“番外編”制作決定!

今回のテレビ版「電車男」の松永役・劇団ひとりは、確かに「いるよっ! こんなオタク!!」と思いっきり首をぐるんぐるん振ってしまいたくなるようなオタクっぷり全開で、めちゃイケでの彼の泣き芸・すがり芸にすっかりうんざりしていた私も、ちょいと見直してしまいましたが。でもどうせなら番外編は陣釜さん(白石美帆)とか桜井(豊原功補)とかアスキーアート職人・皆本(小栗旬)で見たかったよ……。

それから「踊る大捜査線」でも番外編ドラマの制作が決定。

 「踊る-」に新・番外編!寺島進演じる警視が主人公のドラマ
 「警視庁捜査一課 木島丈一郎」制作決定!

おお、こっちは映画「交渉人 真下正義」に登場したあの木島刑事が主役ですよ。放映日は12月9日か10日の予定。しかし寺島進って、オフィス北野だったのね。ちなみに内容は

・舞台は地下鉄事件の三ヶ月前
・真下も出る。交渉課準備室の立ち上げで大忙し
・なぜドカジャンなのかが分かる
・なぜメリークリスマスだバカ野郎なのかが分かる
・地下鉄事件の全貌が分かるかも
・泣ける話

ということで、もしかすると「交渉人 真下正義」のあのラストのナゾがわかるのか?

*「考証人 真下正義」の感想(6/10)
*「救命病棟24時・アナザーストーリー」の感想(3/30)
テーマ:音楽・映画・アニメ
ジャンル:日記
あなたの道産子度をチェック。

 道産子チェック!

他の県民の皆様はこちらでチェック。

 あなたの血中ご当地度は? ご当地の踏み絵

・「たとえ夏だろうが肌寒いと感じたら暖房を入れる事をためらわない。」「しかし、実は寒さに弱い。」
もちろんだ。でも東京人には「とにかく北海道の人は暖房入れすぎだ。暖房ガンガン入れておいて部屋の中では半袖着てアイスクリーム食べるのはどうかと思う」といわれる。

・「申し込み用紙などの都道府県を書く欄で『北海』だけを書き『道』に丸を付けるのに抵抗がある。」
これね、子どもの頃から、なんだかなーと思ってましたよ。

・「冬の学校でスキーの時間、グランドをスキーを履いて何週もぐるぐる歩いた経験がある。」「グランドに「スキー山」があった。」
帯広なんで、スケートリンクだったけどな(雪が降ると全校生徒で校庭の雪を踏み固め、夜中にポンプ車が来て水を撒いて行くのだ)。

・「ムツゴロウ氏のことはあまり好きではない。」「鈴木宗男氏もあまり好きではない。」「青森県八戸市出身の田中義剛が、道産子代表のような扱いをされることにひどく憤慨している。」
北海道人だからムネオやムツゴロウを応援するのが当たり前とか思わんで欲しい。もちろん田中義剛は偽道民だ。

・「札幌の地下鉄のホームの「他の人の迷惑になるので、飛び込むのは止めましょう」と書かれたプレートは、ちょっとどうかと思う。」
傍には大きな鏡も置いてあるんだって。どっちも見たことないけど。

・「熱しやすく冷めやすい。」「新製品に目がない。でも買おうとすると大抵、すでに試した人がいて批評している。」
新し物好き、そうかも。そういえば高校時代の同級生のお父さんは新しい電気製品が出るとすぐに買っていて、当時非常に珍しかったビデオデッキももちろん持っていたのだが、「宇宙戦艦ヤマト」の最終回が大学受験で見られないので録画してもらったことがあったんだったな。

・「コンサドーレが「道産子」を逆から読んで名付けた事を知ったときはぼう然とした。」
そりゃ驚きますよ……。もしかしたらこのネーミングセンスが道産子なのかもしれんが。

・「各家庭の常備スコップが3種類ある。」「テレビなどで「雪ってロマンチックだよね」などと言っているのを聞くと、じゃあ毎日雪よけやって見ろと思う。」
サイズが大中小と3種類なんだけど、あの一番でかいのはスコップとは言わないのでは(ママさんダンプというらし)。しかしよくよく考えてみれば雪かきのような超力仕事を女性がやって当たり前というのは、すぐに誰かがやらなきゃ埋もれてしまうからとはいえ、ある意味男女平等なんだな。ちなみに北海道以外では一番小さいのが「普通のスコップ」。

・「テレビに大泉洋が出てるとテンションが上がる。」
……。

・「内地に行ったとき、窓が二重サッシじゃないのに驚いた。」「内地の家は、雨戸というものがあってびっくりしたが、知っているふりをしたことがある。」
おまけに煙突もないしね。というか暖房器具がこたつかエアコンなのはどうかと思う。暖まった気がしないよ。北海道に雨戸がないのは、冬場に一旦閉めたら凍りついて開かなくなり冬の間中家の中が暗くなるからなんだろうなぁ。でもそれだけじゃなくて、あんな面倒くさいものをなんでそんなに毎日開け閉めするのかがよくわからん。

・「内地の百人一首が木札でないことを知って、驚いた。」「ついでに上の句を読んで下の句を取る百人一首にカルチャーショックを覚えた。」
うちでは百人一首自体やらなかったけど(親戚の家ではよくやっていた)、やっぱり木札にもはや読めないくらいのめちゃくちゃ達筆な文字で書かれた札のほうが趣があるように思うのだが。ま、木札バージョンは場所取るけどな。

・「自衛隊は雪まつりのために存在していると思っている。」
道内の各駐屯地はそのためにあると思っている。

・「「いずい」と「はんかくさい」は標準語に訳すことが困難だ。」
あと、「やばちい」もね。

・「東京の冬のほうが寒いと感じる。」
そうなんだよ、東京の人は納得できないだろうけど、東京のほうが寒いんだよ。なんか北海道の寒さはキリッとした寒さと言うか納得できる寒さ(って何だよ)なんだけど、東京の寒さは中途半端でなんかまとわり付くようないやんな感じの寒さだ。

・「本州などで「降雪のため臨時休業」などのニュースを見ると、「たったそれだけで?」と思ってしまう。」
東京ではたかだか10~20cm程度の積雪ですぐ電車も止まっちゃうんだよな。まあ、昔はその程度の雪でも会社で「女子社員は帰ってよし」と言われたもんだが。

・「知りあいに3人以上、離婚した人がいる。」「道徳観があまりなく、世間の目を気にしない。」
私の小学校時代ですでにクラスの3分の1くらいが親と苗字が違っていたよ(当時は離婚後の婚氏続称の制度がなかった)。当時は離婚率が日本一だったしな(今は3位くらいらしい)。道徳観がないんじゃなくて、本州流の道徳観やしがらみに縛られていないというのが正しい。

・「冬、あまりの寒さに鼻毛が凍ったことがある。」「真冬に20分歩いたら骨まで冷えて骨がなかなか暖まらないので骨の存在を実感したことがある。」
特に帯広は氷点下30度になることもあるので、凍るのなんか当たり前だ。骨まで凍る寒さとはこのことですよ。しかし札幌では油断して、銭湯に行って洗った髪を乾かさずにそのまま下宿に戻ったら、髪がバリバリに凍っていたことがある。

んー、もう北海道で生まれ育った時間より東京に来てからの時間のほうが長いのに、やっぱり道産子なのねぇ。
テーマ:日記
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電車男 第10話(9月15日放映)。

前回エルメス(伊東美咲)に掲示板の書き込みがバレて、今週はエルメス弟(速水もこみち)にボコボコにされたあげく「住む世界が違うんだよ」とまで言われた電車男(伊藤淳史)。その一部始終を掲示板に報告して掲示板の住人達に別れを告げるが……だめだよ~、シャットダウンもしないでいきなり電源オフにしちゃ~。しかしなんとかパソコンを修理して掲示板に復活した阪神男(六角精児)が過去ログを読んで、「電車男を掲示板に呼び戻し、悔いを残さないように告白しろと言ってやろう」と呼びかける。

そしてこれでもかこれでもかという規模で、電車男への色々な形での呼びかけプロジェクトがスタートする。いやぁ、秋葉原のロケすごいですよ。多分CG合成の場面も結構多いのだろうけど(空はもちろん、ビルの各種電光掲示板なんかは多分合成なんだろうなぁ。万世の看板なんかはどうだったのだろう? 結構本当に置いてみたのかもしれないような気がするが)、そんなの、ありえねぇーーーと思いつつも見ているこっちも嬉しくなってくるような応援ぶりだ。しかし最初は「君の名は」ばりに(ふ、古い……)スレ違いというか執拗な呼びかけに気がつかない電車男も、花梨ちゃんからの呼びかけでやっと周りに何重にも張り巡らされたメッセージに気がついて、急いで自宅に戻って掲示板のスレを読み始める。

今までの卒業生、バスケの選手や塚地などが再登場していましたが、やはり菊間はいないのね。住民達からの応援の書き込みに電車男ももう一度頑張ってみようと決心する。パァーと日本全国に広がるキターーーーーーーーの打上花火が胸にしみる(←大げさ)。しかし、エルメス待ち用の非常食料はツナ缶しか入ってないのかよっ。

今回、電車男を別な形で応援していた連中の中でピカイチだったのはやはり陣釜さん(白石美帆)ですよ。今までの役では毒にも薬にもならないというか今ひとつピンとこなかったけど、この「電車男」の陣釜さんのはじけっぷりはすごい。もこみちへの男らしいカツ入れといい(しかしもこみちもあんだけ言われてもへこへこ陣釜さんを追いかけて行くっていうのは、やはりシスコンで強い女や強烈な女へのあこがれがあるんでしょうかね)、電車男へのレイプ未遂といい(しかもそれが陣釜さんなりの電車男への慰めと言うか励ましなのが泣ける)、電車男役の伊藤淳史ともども見直しましたよ。

サトエリもなんだか今ひとつ立ち位置がはっきりしない感じだったけど、ここにきて徹夜でちゃんと過去ログを読んですべてを理解した模様、それに引き換え桜井(豊原功補)は、その相変わらずさで楽しませてくれる。

エルメスには「掲示板を見てください」と伝え、掲示板にはエスメスに宛て「二人の秘密の場所で待ってます」というメッセージを残し、「山ごもり」に向かう電車男。しかし、電車男よ、君、「掲示板を見てください。おながいします」って言ってなかったか? 私の聞き違い? 「おながいします」は某掲示板用語だよ……。

結果は分かってはいるものの、来週が実に楽しみだ。このドラマが始まったばかりの頃には思っても見なかったものだが。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
警視庁が最近確認した若者言葉だそうですが。

 若者の言葉「?」 警察、一覧表作り「解読」格闘

まあ、私でもさすがに聞いた事がある言葉が多いってことは、もうすでにすたりはじめているということか。でも池袋に毎日通っているが、「サンドウ」(サンシャイン60通りの省略形)なんてのは聞いた事がないけどな(←若者じゃないから当たり前?)。

それから「現代用語の基礎知識 2006」に105個のはてなダイアリーキーワードが載る事になったらしいが、うーむ、これはどうでしょう。なんか某掲示板用語や同人系・オタク用語が多いような気もするのだが。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
私は料理を作るのが嫌いだ。一緒に食べる相手がいなければ毎日納豆ご飯(だけ)、みそ汁ぶっかけご飯(だけ)でも全然OKだ。もちろんおいしいご飯が食べられればそれに越した事はないが、自分で作るのは面倒くさいので自分以外の誰かがおいしいご飯を作ってくれるのが一番だと常々考えている。しかし現実にはそうもいかないので、食卓が子どもを含めて2人以上になる時は、1汁3~4菜ぐらいのなんとか形になる物を用意するが、とにかく料理は不得意なんだよう~。

そんな私の力強い味方が「オレンジページ Cooking」の季節ごとに出ているシリーズだ。昨日は最新の秋号が出ていたので早速購入。この本の何がいいかと言うと。

まず、1種類の料理に必要な材料がそんなに多くない。調味料込で多くても8~9種類、しかもそんじょそこらで手に入るような食材ばかりだ。これが何種類も用意しなくちゃならないようだと、それだけでもう作る気がしなくなるし、それに近所の八百屋や魚屋にないような材料も困る(ま、駅前の西友に行けばメジャーな食材は大抵あるのだが)。合わせ調味料なんかもせいぜい3~4種類程度なのもGOOD。

それから、作業手順が3段階~4段階くらいと単純でわかりやすいのが実にいい! もうね、作業工程が複雑だったり分かりづらいとこれまた作る気にならんよ。「DANCHU」なんかに載っているレシピなんか見ると、いくら写真入りで丁寧に書いてあってもあまりにも複雑すぎてそのレシピだけでもうお腹いっぱいですよ。「今日の料理」も特集ページによっては作ってみようかなというレシピもあるのだが、毎号色んな人が作る色々な料理が沢山載っているので、いい物件を探すのが結構面倒(でも小林カツ代のレシピだと割と作りやすい)。

そして、載っている写真の料理がおいしそうに見えることと、料理の分類がわかりやすいことだ。最近の料理本はどれも写真がきれいでおいしそうに見えるのだが、その写真にきちんと材料、手順、大体の作業時間、主菜か副菜か汁物か、カロリー、塩分量まで表示してあって見やすいのを探すのが面倒くさい(まあ、カロリーと塩分なんて気にした事はまったくないが)。大体写真の裏ページにレシピが載ってたりするのはそれだけでアウトだよ。レタスクラブからも同様の季刊誌が出ているが、レイアウトがごちゃごちゃしているページが多くて、情報的にはお得なのかもしれないが非常に見づらい。ケンタロウの料理本なんかは、材料が少なくて作業手順が複雑でなくて写真がきれいという私の偏見に満ちた料理本基準を満たしているので、これも結構お気に入り(図書館で借りてばかりだが)。

というわけで昨日購入した秋号を見てふふふとほくそ笑んでページを開いてみたら、何分にも秋号だったのでこどもが嫌いなきのこ料理がどっさり載っていましたよ。材料を他の物に置き換えればいいだけとはいえ、今号はちょっと手強い。
テーマ:ご飯日記。
ジャンル:日記
先日たまごっちが未だに入手困難と書いたが(9月11日)、いっそもうネットオークションで買っちゃおうーかなーと半分ヤケになっていたら(定価は2,625円。ネットオークションだと4,000円くらいからある。どんな違いがあるのか全く分からないが1万円以上の値段がついている物もある)、同僚の練馬区のS嬢より「近所の電気屋やおもちゃ屋に片っ端から電話したら、予約は出来なくてもとりあえず入荷日を教えてくれるところがあるから、やってみたら」とのアドバイスが。ありがとう! S嬢、とにかくやってみるよ!

まず、会社の近くのBカメラ。
「現在在庫は全くありませんが、今月23日に新色のたまごっちが入荷します。でも既に発売済みの物は入荷が全く未定です」
うーん。こどもが欲しがっているりんごシャーベットとやらはいつ入るか分からないらしい。

次にS屋。
「当店ではたまごっちはあつかっておりません」
え? そうなの?

次トイザラス。
「たまごっちは今現在在庫がゼロですが、17日に入荷する予定となっております。種類はりんごシャーベットが60個、りんごレッドが60個、……(省略)」
やった、狙いは17日のトイザラスだ。……って、17日、会社休みじゃーん。池袋まで来るの面倒くさいなぁ。

念のため他の店にも聞いてみる。S百貨店。オペレーターから玩具売り場につないでもらうが「在庫はまったくありませんが、23日に新色が入荷する予定です」
りんごシャーベットはなしか。

Tデパート。ここはなんとオペレータの段階で、「たまごっちはただいま品切れ中で入荷は全く未定です」とお返事をいただいてしまった。よっぽど問い合わせが多いんだな。

子どもには、とりあえずトイザラスで運がよければたまごっちを買えるかもしれないけれど、買ってもあなたに渡すのは10月の誕生日の日だから! と強く宣言する。すると子どもは「せめて見るだけでも……」とすがってくるが、断固拒否。「他の物だったら誕生日に合わせて用意できるけど、たまごっちは買える時に買わないと次にいつ買えるか分からないから買うの。誕生日まで我慢してね」と説得。ま、無理だろうけどな。

という訳で本日午前9時、自宅を出発(トイザラスは10時開店)。子どもは今日開催の児童館のイベントに参加申し込みをしていたので、一緒に家を出たものの、たまごっちショッピングには付いてこなかった。ついてこられたらこられたで大変だったろうが。

午前9時45分、池袋サンシャインシティに到着。トイザラスは一番奥だよ。

午前9時50分、トイザラス到着。なんだこりゃーーー。長い行列ができてますよ。数えてみると親子、夫婦者、他ファミリーなど35組、100名以上はいただろうか。みんな考える事は一緒か。行列からはみだしてはしゃいでいる子ども達はいよいよ手に出来るであろうたまごっちのことで頭がいっぱいらしい。親は親で「こんなに並んでいるとは思わなかったわね」と言っている。私もだよ。

午前9時55分、トイザラスの開店時間は10時なのに店が開き、「たまごっち購入のお客様はお1組ずつお進みください」との案内がされる。そんなに慎重にする必要があるのか?

午前10時10分、やっと入店。すると入口近くのテーブルに4種類のたまごっちを並べて、店員さんが希望のブツを奥から取り出し1個1個手渡ししている。なんだか大昔のロシアや中国での買い物みたいだ。「どのたまごっちにしますか?」の問いに迷う事なく「りんごシャーベットをお願いします」と答える。やった、たまごっちゲットだぜ!

しかしレジでプレゼント包装お願いしますというと、「当店ではそのような包装はやっていませんが、ラッピング用の袋はお売りしています」との返答。なにーーーー、1回しか使わないのに、さして強度があるとも思えないあのビニール袋を99円払って買えと? ……もちろん買いましたよ。ついでに「ポテトもいががですか」風なノリで「こちらの商品に入っている電池はテスト用の物なので3日ほどしか持ちませんが、電池も必要ですか」と聞かれる。もちろん買いましたよ……。

午前10時15分、今年の夏はとにかく行列に並び続けた夏だったよな、もうすぐ秋だけど……としみじみしながら店を出た私だった。しかし店の外にはまだまだ行列が続いていましたよ。いやはや。
テーマ:育児日記
ジャンル:日記
海猿 第11回目(9月13日放映)、最終回。

「転覆したボートの中に下川いわお(時任三郎)の娘・唯(一木有海)の生存が確認された。下川隊長、仙崎大輔(伊藤英明)らは、特救隊を待たず救出作戦を実施。唯を無事助け出すが、下川が沈没するボートに巻き込まれ意識を失い病院に運ばれてしまう。心停止状態が長かった下川は、脳への酸素供給不足で意識が戻らない。このまま植物状態となってしまうのか……。大輔は、里江子(奥貫薫)に「唯ちゃんをパパに会わせて」と懇願する。承諾した里江子は唯を伴って下川のICUへ。唯は下川の手を握り、必死に激励の言葉を投げる。だが、下川の意識は依然として戻らず……。」(フジテレビ番組紹介ページより)

やっと最終回だが、特にコメントはなし。なんとなく予定調和のような話の流れだったし、後半はながれの廃船式にあわせて名場面集になっていて、ドラマ的にはこれという盛り上がりもなく終わってしまった。いっそのこと、先週の回を拡大枠にして最終回にしたほうが盛り上がって感動的なラストになっていたのかも。

しかし唯一よかったのは、次の映画「海猿2」に無理やり繋ぐような不自然な終わり方をしなかったことだ。もっとも映画のほうは2006年5月公開だから、今から映画にあわせて中途半端な結末にしてしまうと、思い切り反感を買うかもしれないしね。

んー、なんというか、ものすごくしっかり作っている(はず)なのに、しかも私が結構好きな「お仕事系」のドラマだったのに、見れば見るほど盛り下がってしまったドラマだった。残念。でも映画のほうは予告をみるとなんだか面白そうな気がする(フジテレビの思う壺?)
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
朝8時、TVの画面に「自民党圧勝」「無派閥派議員は」などの文字ともに先日の選挙のときの画像と小泉さんの顔が映り、BGMが流れる。

 ♪なぜだかこの手を するりとぬけた
 ♪小さな夢がしぼむ どこか遠い空

ときて、民主党の岡田代表の顔がでる。曲は「赤い風船」(浅田美代子、作詞・安井かずみ/作曲・筒美京平、1973年)。あーーーー、今日もナイスな選曲だよ、スーパーモーニング!

昨日なんか野田聖子(衆議院議員)の色々な場面が次々と映って、背後で流れた曲は

 ♪こんなことは今までなかった
 ♪ぼくがあなたから離れてゆく
 ♪ぼくがあなたから離れてゆく

でしたよ(「秋の気配」オフコース、作詞/作曲・小田和正、1977年)。「ぼく」はもちろん、小泉さんだよね……。

テレビ朝日の「スーパーモーニング」のオープニングBGMは、いつも時流や社会情勢に沿ったというか、あてこすってんじゃないの?と思うような選曲、というか歌詞のピックアップぶりで、実のところ朝の楽しみの一つだ。しかもこの番組のキャスター連中が、あてこすってなんかいませんよとばかりに、いつも曲の紹介に併せてあたりさわりのない時候の挨拶なんかをするのである。昨日も「BGMはオフコースの「秋の気配」でした。晴れの日が続いていても随分と秋めいてきましたね」なんて無難な事言っていた(今日は子どもにせかされて家を出たので挨拶までは聞けなかった)。

番組自体は別にどうということもない普通のニュース系ワイドショーなのだが、このオープニングだけはちょっと目が離せない。ゆっくり見られる土曜日の朝にはないのが残念だ。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
何日か前にニュース番組を見ていて、TVのチャンネルを変えたらいきなり、「SDがそうおっしゃっているんですから」という言葉が飛び込んできた。

エス・ディー?? そりゃ誰のことなのよ。JBならジェームス・ブラウンだしMJならマイケル・ジャクソンだろうけど、日本人のオヤジが「エス・ディー」と省略して言うような有名人って一体誰? 毒蝮三太夫? 省略してSDなんて言っているの聞いたことないな。大体普通SDったら「SDガンダム」とか「スラムダンク」とか、せいぜい「スーパー・ドルフィー」のことなのでわ?(←それはオタクな皆さんだけです)。

そしたら星野仙一シニア・ディレクターのことでしたよ。いやー、私、野球のこと全然知らないし。でも、「シニア・ディレクターが」とか「星野さんが」とういうならまだしも、「エス・ディーが」なんていう省略役称は一般的なのか? なんとなく「稲垣メンバー」という単語に似た居心地悪さを感じる言葉だ。あるいはテレビドラマなら「特別友情出演」って感じ?
テーマ:かなりどうでもいいこと
ジャンル:日記
この間の日曜日(9月11日)は選挙の投票の前に、子どもの小学校の図書ボランティアの仕事をちょいとやってきた。小学校の図書ボランティアに応募したもののほとんどの活動が平日の昼間であるため出番がなく(5月17日)、お呼びがかかったときは会社を休んで参加し(7月1日)、図書ボランティアの仕事は結構好きだけど来年は応募しないでおこうかなーとか思っていた矢先、またお座敷がかかりましたよ、しかも今度は日曜日、大丈夫、everything OK, 参加できます! と久しぶりに、ない胸を張って参加表明。

さて今回の仕事は、小学校の生徒達のために区立図書館から借りる本を選び出すという結構楽しい仕事だった。朝9時に区立図書館に集合し、1クラス80冊1学年2クラス分で今回は1年生と3年生と6年生の分合計480冊を選んだ。集まったボランティアスタッフは8人ほど。手分けして選ぶより一気に1年生の分から順にさっさと160冊分ずつ選んじゃおうと決定。みんな日曜日は色々忙しいのだ。

1年生。まず先生からリクエストのあった数冊をピックアップした後は、各自で絵本をメインに各ジャンル(自然とか算数とか歴史とか)も適当に入れて好きな本を選んでしまうことにする。これは自分の子どもが好きそうな本を選べばいいから結構楽。私はデヴィッド・ウィーズナーの「かようびのよる」とか黒井健の「ミシシッピ」とか好きなんだけど、1年生には難しいかなぁ。「かようびのよる」なんか文字がほとんどなくて、夜中にかえるたちが空を飛んでいるというだけの話なんだが。

3年生。どんな本を選んだらいいのか分からないので3年生の子のお母さんに聞いてみたら「漢字が少し入っている短い文か、ひらながの長い文が入っている本なら読めるはず」とのことだ。しかし別のお母さんは「うちの子、絵が沢山入っている本ばかりで、字が入っているともう見ないのよね~」なんて言っている。「でもそっち方面(絵とかイラストとか?)で伸びるかもしれないじゃないですか」と言うと「そういう考え方、好き!」と言われてしまった。

私が小学3年生のときは子供向けの全集の「トム・ソーヤーの冒険」とか「アルプスの少女ハイジ」とか読んでいたな。あと、SFを読むようになったのも2年生か3年生からだった。初めて読んだ「星雲から来た少年」という本が面白かったので、同じシリーズ(少年少女世界科学名作全集)の本を次から次と読んだものだった。今回それで面白そうな子供向けのSF本を探してみたものの、残念ながらなかった。しかたないので理科系の絵本「おっぱいのひみつ」とか「ちのはなし」「おへそのひみつ」あたりをピックアップしてみた。「みんなうんち」も入れたかったが貸し出し中らしく本棚になかった

6年生。これは先生からのリクエスト本がすごく多かった。今度伊豆地方に行くので伊豆地方に関する本や、あるいは「赤毛のアン」のような読み物が30冊くらい。6年生になるともう、本を読む子はすごく読むけど読まない子は全然読まなくなるんだよな。

私は5、6年生のときに「ナルニア国ものがたり」や学研の「新しい世界の童話シリーズ」にはまって読んだものだった。もちろん、ナルニアシリーズと「小さいおばけ」「小さい魔女」を入れ、他にも「長くつしたのピッピ」や「風にのってきたメアリー・ポピンズ」などを入れてみた。他のお母さんのセレクトを見てみると伝記や理科系、社会科系の本もちゃんと入れてある。仕方なく(?)そっち方面の本を見てみるものの、チャチな漫画イラストの解説本が多くていやになりギブアップ。職業解説(「スタイリストになるには」みたいな本)の本とかいいんじゃないかと思ったが漢字が多すぎるので断念した。「13歳のハローワーク」なんかあったら入れてみたかったところだ。

そうこうしているうちにあっという間に本が所定の冊数になって、今回のお仕事は終了した。480冊の本は図書館のほうで学校に運んでくれるという。よかった、こんだけの本を学校まで運ぶのはさすがに大変だよ。さて、次にお座敷がかかるのはいったいいつだろうか。帰宅してからビールをガッっと飲んで投票に行き(飲酒投票!)、やっぱり来年も図書ボランティアをまたやってみたいような気になってきた日曜日だった。
テーマ:育児日記
ジャンル:日記
昨日、同僚の練馬区のS嬢が「ちょっと、キリさん(←私の事だ)聞きたいことがあるんだけど」とトイレの近くで声をかけてきたので何事かと思ったら。

S嬢「キリさんの持っているiPodって何ギガ?」
私「えっとー……20ギガ、だったかな?」
S嬢「今出ているiPodって、どれくらい曲が入るもんなの? なんかさー、何ギガって言われてもピンとこないんだよね」
私「この間でたiPod nanoは4ギガで1000曲くらい入るみたいよ。すっげー小ちゃくていいよねー」
S嬢「1000曲って、どれくらい??」
私「……(S嬢、疲れているのかなぁ?)。1枚のアルバムに10曲入っていたとしたら100枚分だよね。1曲平均3分半くらいだとして、長い曲も短い曲もあるだろうから1000曲まるまんま入るわけではないだろうけど」
S嬢「そっか! かなり沢山入るんだね。ところでそれってやっぱりパソコンがないとダメなの? CDを直接そのiPodに落としたりできないの?」
私「うん。曲を編集・管理するiTunesというプログラムでiPodを制御しているみたいだからね」
S嬢「それはさ、他のMP3プレイヤーでも同じ? やっぱりパソコンがないとだめなの?」
私「他のプレイヤーは使った事ないけど、たぶんそうじゃないのかなー。聞くところによるとソニーのはすっごく使いづらいらしいけどね」
S嬢「ああ、大丈夫。私、ソニー使わないから」

ついにS嬢も思い切ってiPodを買うのかと思ったら、音楽は興味ないから語学学習に使えるものなのかどうかと思ったそうだ。さて、そのiPod nanoだが、マクさんによると、踏んづけたり車で轢いたりして耐久性のテストをしたところがあるのだという(上の写真の手前にあるのが黒iPod nano)。

テスト項目は
・堅い木の椅子の上にiPod nanoを置いてその上に座る
・ジョギングをしている途中で落とす
・さまざまなスピードで走る車から落とす
・高いところから落とす

で、お尻で踏んづけても全然OK、ジョギング中や走る車から落としても本体に傷は付くものの、音飛びすらしなかったそうだ。そして車で轢いてみたら、モニタ画面はクラッシュして変な縦線が入ったものの、曲は流れ続けしかもちゃんとコントロールできたのだと言う。そこでさらにもう1回車で轢いたらさすがに画面が完全にクラッシュしたものの、まーだ、曲が流れていたのだと言う(なお、件の実験者がさらに40フィート上に投げてコンクリートの地面に叩きつけるとやっとご臨終になったという)。これじゃあ、象が踏んだくらいじゃあ壊れないよね。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
先月買って、ぼちぼち転がしていた「みんな大好き塊魂」だが、面白いのだが自分が今どのくらいまでクリアできているのか全くわからないのが難だ。「クラッシュバンディクー」なら全ステージのうち何ステージをクリアしていてダイヤ(1ステージパーフェクトクリア)を何分の何個、トロフィー(タイムアタッククリア)を何分の何個取っていると出るので、だいたい半分くらいクリアしたんだな、とわかるのだが、「塊魂」はなんだかよくわからない。

制限時間内に塊を目標の大きさに出来ていればそのステージはクリアで、別の新しいステージが出てくるのだが、これが出てくる事もあれば出てこないこともあり、新しいステージが出てこないので取り合えず前にクリアしたステージをまた何度かやってみるとやっと新しいステージが出てきたりする。多分制限時間内に王様に指示された大きさにするだけではダメで、それよりは何倍か大きい大きさ(あるいはより早いタイム)でクリアするのが条件なのだろうが、その基準がよく分からない。もしかして出せるステージは全部だしちゃったのかなーとか思うのだが、やっぱりよくわからない。こんなときに「攻略本」があれば! と思うのだが何故だか出ていない。

でも、探してみたら攻略サイトがありましたよ、ブラボー。

 みんな大好き塊魂@Wiki

ちなみに子どもはイトコ・ハトコ集めに夢中で、新しいステージで新しいイトコ・ハトコを捕まえてもそこでちゃんとクリアできなかった場合、「お母さんやって! ハトコのハバナは絶対捕まえてね」と言ってコントローラを私に押し付けるのだ。意外とコンプリート志向がある? でも全部で39人もいるよ……。

ところで前回「残念ながら私には今のところ心惹かれるような曲は全くなかった」と書いたくせに、結局サントラCD買っちゃいましたよ。そしていつの間にか
♪ナ、ナーナナナ、ナナーナーナーナ 塊オンザスウィング~
♪いま始まるよ君と僕の未体験アドベンチャ~
……と、頭の中で松崎しげるとハモっている始末。一緒に頭の中に松崎しげるの顔まで浮かんでしまうのが困りものだが。
テーマ:日記
ジャンル:日記
かつて一世を風靡したたまごっちが、再びブームになりだしたのは今年の始めか春くらいからだっただろうか。もちろんうちの子どもも例に漏れず「たまごっち欲しい!」と言い出して、買いに行く度に売り切れ中で別のもの(NINTENDO DSのソフトとかプリキュアグッズとか)を買うということを繰り返していた。そしてもうそろそろ飽きて来たんじゃないかと思っていたら、まったくそんなことはなく、10月の誕生日用に「たまごっち買ってね!」とおねだりされてしまったのだ。

同僚のNさんの子どもも小学1年生で、同じくたまごっちを買って買ってと言っていたのだが、はやりものを何でも子どもにどんどん買い与えたくなくて無視していたそうだ。すると子どもの仲良し5人組のうち4人がたまごっちを持っていて、Nさんの子どもだけがたまごっちを持っていなかったので、他の4人で仲良くたまごっちで遊んでいるところにNさんの子どもがやってくると、気を使ってさっとたまごっちをしまうようになってしまったのだという。

Nさん「さすがにそうなるとかわいそうでさー、買ってやるかと思っておもちゃ売り場に行ったら普通の値段のたまごっちがなくて、プレミアムなんとかたまごっちっていう7000円以上もするのしかなかったから、こんなの買えるか! って帰って来たのよ。そしたら(娘に激甘の)ダンナがさっさとその7000円以上もするたまごっちを買っちゃったのよ、もうっ」
私「へーーーー。でもさ、夏休みが終わってどうやって面倒見ているのよ。まさかNさんが会社に持って来たりはしないでしょ?」
Nさん「持ってこないわよ。自分でなんとかしろって言ったら、今週はうちの裏に住んでいる幼稚園の年長さんの子が預かって面倒見てくれているんだけど、もう幼稚園の夏休みも終わるから預ける訳にもいかなくて、なんとかしなくちゃいけないんだよね。冬眠させればいいみたいだけど方法がわからなくってさー」
私「うわー、面倒くさそう~」

そんなんで、「いったんたまごっちを育てるとなるときちんと面倒見なくちゃならないんだよ。あなた学校に行っている時にどうすんのよ。お母さんは一切面倒見ないからね」と言うと、「(学校に行っていていない時には)眠らせておけばいいんだよ」とちゃっかり下調べ済みなのだった。誕生日も近づいて来たし、もうそろそろ下火だろうと思って今日は吉祥寺のユザワヤに行ってみると、相変わらず売切中、入荷予定未定だった。まだブームなのかよっ。

「あーーー、残念だったねーーー。まあ、ネットでどこかで買えないか調べとくからさ、今日は諦めなよ」
「じゃ、ちゃんと調べておいてね。あと、サンタさんにお願いするおもちゃなんだけど……」
「…………!!」
先を見据えた発言をしやがる子どもなのだった。
テーマ:買い物日記
ジャンル:日記
布地を裁断し、とりあえず各パーツ(ポケットや持ち手など)は縫ってあったもの、忙しくてしばらく放置していたバッグをやっと完成させた。以前オレンジページの付録でもらったバッグが、ノートPCを入れて持ち運びするのに、大きさといい形といいちょうどよかったので、サイズはそれよりちょっと大きくして、マウスや電源コード、メディアなども入れられるようにポケットを4つつけた。

実はキルティング生地でパソコンの保護バッグも一緒に作る予定だったが、痛恨の裁断ミス! 微妙に少しだけ小さいのでどうしようかと思っている。ノートPCをその保護バッグに入れてからこの持ち運び用バッグに入れる予定だったので、少し大きめにしたのだが。

布地はCHECK & STRIPEの麻ベージュ(裏地)とNIMES麻混キャンバス水玉ネイビー(表地)とタグ。生成りの麻は色がきれいとは思えないし水通しした時の匂いも結構すごいので敬遠していたが、この麻ベージュは他の布地にあわせやすくて使いやすい便利な生地だった。麻混キャンバス水玉は布地自体結構気に入っているので、これから他にも色々作ってみる予定(そんな暇、あるのか??)
テーマ:雑記
ジャンル:日記
昨日は会社を休んで小学校の保護者会に行ってきた。子どもの教室前に行くと、この間提出した夏休みの宿題が貼りだしてある。どれどれと見てみると、他の子はやっぱりもっときれいに丁寧に描いていますよ。他の子の絵と並ぶと、うちの子どもの手抜きっぷりが際立つなー。

さて、最初は担任の先生からの連絡事項があれこれあったが、その後保護者は皆席を立って、教室内をぐるぐる回ってあまり話したことがないほかのお母さんと2人でペアになってみてください、と指示が出る。で、二人で椅子に座って自己紹介やら何やらをした後、すぐそばの別のペアと4人1組のグループを作って話し合ってください、とまた指示が出る。

最初のテーマは「この夏一番楽しかったこと」。
同じグループになったお母さん、皆口々に「別にいいことなんかなかったわねぇ」「せいぜい実家に行って子どもの面倒をみてもらって少し息抜きできたことくらいかしらね」と言っている。私も別にないな。まあ帯広の実家に行ってのんびりスクラップ帳作りができたことくらいか。

次のテーマは「この夏、つらかったことは?」。
私以外は専業主婦の方たちばかりなので、皆、「子どもがずっと家にいるのが本当につらかった」「子どもと一緒にずっと家にいると煮詰まっちゃうんだけど、この暑さで公園にも行けないし、遠出するとお金かかかるし」「学校が始まってくれて本当にほっとしている」とのことだ。うーん、そうか、私なんか毎朝学童クラブの弁当作りがつらかったけど(←大した弁当は作ってなかったくせに)、他のお母さんの話を聞くと子どもが学童クラブにってくれるのはありがたいことなんだな。

最後に「子どもが我慢強くなるように、あるいは思いやりがもてるようになるように、どんな工夫をしているか」。
どんな工夫っていってもなぁ……。たまたま私がいたグループは全員子どもが一人っ子だったのだが、他のお母さんも一様に「我慢なんかしてないわね」「時と場合によるよね」「親が我慢してないんだもの、子どもに我慢なんかさせてないかも」「一人っ子だからどんなものも目の前にあって当然、自分の物で当然と思っている」「そのくせすぐに飽きる」「新しい物はほしがるくせに執着心がなさすぎ」とか言っていた。でも一人のお母さんが「たとえば1個しかないものを皆(子どもと父親と母親)で食べるときとか、3分の1しか食べられないと我慢させるよりも、みんなで分け合って食べた方がおいしいねという風に、楽しみに変えるようにしている」と言ってらして、私も他のお母様方も「はぁーーー、素晴らしい~」と感心した次第でございます。私にはできないかも。

最後にグループ内で話し合ったことを誰か一人が代表して話すようにという指示がでる。なんで学校卒業したのに、学生時代みたいにそんなことやらなくちゃいけないんだよう。他にも夏休みが終わったのにまだ親に宿題が出てたりするし(しかも親子読書感想文だよ)。先生、お願いです。保護者にまで宿題出したりグループ発表やらせたりしないで下さい(泣)。

こうして保護者会が終わって泣きながら(←大嘘)教室を出てきた私だ。
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今日の午後は小学校の保護者会があったので会社は1日休んで、午前中は映画を見て来た。持っている前売り券は「亡国のイージス」と「容疑者 室井慎次」の2枚。両方既に見てきた同僚の練馬区のS嬢には「絶対亡国にしなよ、室井はすっげーーつまらなかったし、どうせフジテレビですぐに放映されるよ」と言われたのだが、映画が始まるまでに家の中の掃除やら何やらやっていたら結局「容疑者 室井慎次」の方しか上映時間に間に合わなくなってしまった。

というわけで見て来たのだが、一応ネタバレになるので(S嬢がつまらないと言った台詞は別にネタバレにはならないであろう、感じ方は人それぞれだし)、ここから下は、文字の色を白にしておくことにする(下の文字部分をカーソルで選択すれば読める)。


見終わった後の第一印象だが、「なるほどなぁ……」というものだった。やはり比べてしまうのは仕方がない事だと思うが「交渉人 真下正義」はあの映画単体でも非常に面白い作品だったが、これはあくまでも「踊る大捜査線」の延長線上にある作品だ。踊るワールドに慣れ親しんでいなければそれぞれのキャラやストーリーはなかなか楽しめないし、かといって踊るワールドのファンであれば、かなり欲求不満になる作品なのではないか?

こういう描き方もあるかもしれないが、でも楽しめるか? といったらかなり疑問だ。法廷劇なら法廷劇でもっと突っ込んでシリアスに描いたほうがいいように思うし、おちゃらけるならもっと徹底的にやってくれたほうがよかったのに、と思う。

それに出てくるもの出てくるもの、映画なんだから、フィクションなんだから多少は仕方がないと言っても、それでも、あまりにも大げさに描きすぎているのではないだろうか。あの新宿北署の昭和30年代のような内部は一体何? 一人の容疑者になんであんなに大勢の警官が寄ってたかって取り調べをしているの? 小原(田中麗奈)の法律事務所のあの昭和40年代っぽさは一体何? 灰島秀樹(八嶋智人)の法律事務所のあの事務所内やお付きの人たちの対応は一体何? 特に手下どもは何かっちゃあすぐ証拠写真として人の顔バシバシ撮影していたけど、それだって肖像権の侵害とかにならないのか? 

それにまず、部下のミスで上司の室井(柳葉敏郎)が(警察関係者なのに)あそこまで犯人扱いされるものなのかなあ? 八嶋智人も訴訟パラノイアと呼ばれるくらいのやり手しかもそれで財産を築いた人物なのに最後はかなりうかつな行動をしていているのもどうかと思うし、何よりもあんだけゲームばかりしていてもたまにおおぉと思うような一言とか行動があれば納得できるのに、それが全くなく、むしろ知性すら感じられないのはいくら映画とはいえどうなのか。

なんというか、ありとあらゆるところにリアリティを感じない。「踊る」世界はそんなリアリティは気にしなくていい物語だったのかもしれないが、ちょっとどーなのかなー。また、全編通してすでに出来上がっている室井のキャラに負ぶさり過ぎなのにもかかわらず、思っていたほどには室井のキャラに奥行きを感じられないのが、残念ではある。

それにまあ一番の難は、素敵でもなんでもないオヤジばかりが出て来て蠢いていて(それぞれの役者さんは結構好きだし、実のところ上部のああいうくだらない確執話も嫌いじゃないのだが)、ただでさえ暗い場面や天気が悪い日の画面が多くて、しかも主役の室井はいつも眉間に縦皺寄せて「…………」ばかりなのに、とにかく華がなさすぎというか、田中麗奈はともかく、もう少しナイスなオヤジや若いもんも配置してくれてもよかったのでは。たとえば工藤刑事(哀川翔)とコンビで誰かをセットにしておくとか。

あの殺人教唆の女の子も室井の昔の彼女と対比でああいうキャラなのだろうが、だったらいっそ室井のその彼女も出してくれていた方が、対比がはっきりしてしかも室井のキャラにも深みが出たのではないだろうか。

そして全編通して気になったのは音楽だ。「ライトスタッフ」のテーマ曲に微妙によく似た曲がながれるのだが、これはライトスタッフ=正しい資質=室井の「正義と勇気」っつーことなんでしょうか?

とか、見ながら色々思うところありの映画だった。「クソつまらない」とは思わないが、すごく面白いとは言えないし、「交渉人 真下正義」がなかなか面白かっただけに、あともうちょっとなんだけどねー、残念だったねーというのが正直なところだ。

でも、室井さんが広島に行っちゃって、和久さん(いかりや長介)はもう「実物」の出演はなく、真下(ユースケ・サンタマリア)も湾岸署にはいないだろうし、TV版の「踊る大捜査線」のキャストで続編が作られることはないということだろうか。次に事件を起こすとすると、多分全員が揃うはずの真下と雪野(水野美紀)の結婚式が結構いい機会かも(←いい迷惑)。


……という、事と次第を練馬のS嬢に言ったらきっと、「だから亡国のイージスにすればよかったのよ」と言われるだろうが。
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海猿 第10回目(9月6日放映)。「下川いわお(時任三郎)は、別れた妻・里江子(奥貫薫)から「再婚するから、今後、唯(一木有海)には会わないで」と言い渡される。娘の幸せを考え、冷静に受け止めようと努力する下川。また、仙崎大輔(伊藤英明)も、伊沢環菜(加藤あい)の母・歌子(朝加真由美)から、交際を反対される。実は、環菜の父が海難事故で亡くなっており、歌子はその傷を癒せぬままでいたのだ。そんな折、プレジャーボートの遭難が発生し、緊急出航命令が下る。乗員6人中まだ子ども1人が救助されていない。それはなんと下川の娘、唯であった。巡視船「ながれ」乗組員に衝撃が走る。」(フジテレビ予告より)

環菜の上司の冬柴(鈴木一真)君、君ね、女は付き合っている男に左右され価値も決まると思っているのかね。環菜の最近の仕事っぷりを見直したから彼氏も見直したって、どうなのよ。前回に引き続き、さらに君を見損なったよ(いや、最初から大して評価してなかったが)。

今回、環菜のお母さんも下川の奥さんも頑な! 母ちゃん、いくらいきなり娘の部屋で裸の男(しかもタオルをバッサリ落としてしまうと言うサービスショットあり)とバッタリ会ってしまってショックだったとはいえ、反対理由にも今ひとつ納得できねー。まあ、母一人娘一人の家族構成だと娘を男に取られるのがいや、という気持ちも働くのかもしれないが。今日のお昼は皆で「潜水士は確かに危険な職業かもしれないけど、あそこまで反対することはない」「消防士や警察官のほうが死亡率が高いんじゃないのか?」「海上保安庁より航空自衛隊の方が危険でしょう」「死ぬときは陸の上だろうが海の上だろうが死ぬよ」「物理的に危険じゃなくてもストレスが高い職業だと死亡率高いよね」と、環菜のお母さんに反論激出(←大げさ)。しかしきっぱり「そんな心配ずっと経験してきたから」と答える環菜、そして真剣な付き合いをしたいと母親に告げようとする大輔。ま、いいんじゃないでしょうか。

そして下川の奥さん。自分が再婚するからって、父親(下川)にはもう子どもを会わせないって、自分の新しい家庭を壊されたくないのか、すごく自分本位に感じられる。確かに下川は出たっきり戻らずに何にもしてくれない夫・父親で、いつも自分ひとりだけが気を揉んで消耗しきって辛かったのかもしれないが、夫婦関係は解消できても親子関係は解消できないんだし、もう10歳にもなる子どもに、父親に会うなというのも彼女の我侭なのではないか。まあ、次回の最終回では下川が危篤になるらしいので、そうなるとさすがにそんなに意固地になってられないだろうが。

前回も書いたが、この後公開される映画版のために中途半端なすっきりしない終わり方はしてほしくない。TVドラマ版はTVドラマ版で取り合えず納得できる完結編にして欲しいものだ。
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