先週の土曜日、子どもは「今日からゴールデンウィークなんだよ!」とやけにうれしそうだった。どこかに行く訳でもないのに何がそんなに嬉しいのか。同僚のNさんのところでもやはり娘(7歳)が同じ台詞を言っていたそうだ。ゴールデンウィークはクリスマスみたいなわくわく感がある時期なのか? 残念ながら私はそのわくわく感は共有できねーなー(←大人って……)。

さて、昨日は近所の銭湯でしょうぶ湯をやっていたので、久しぶりにお風呂屋さんに行って来た。去年も夏場はたまに行っていたのだが、冬場は湯冷めしてしまうので行ってなかったのだ。でもこのところ掃除や片付けなどをちまちまとやっていてすっかりお疲れ気味な私は風呂屋に行くのも面倒くさい。しかし「おうちのお風呂でいいじゃーーーん」と投げやりな私に「だって今日は子どもの日なんだよ! しょうぶ湯の日なんだよ! ダメ」と断固反対されてしまった。ちぇっ。

そんなわけで銭湯用具一式を持ってお風呂屋さんに行く。子どもの日なので子どもは無料だ。さっと服を脱いで洗い場に行き、シャワーを浴びてから風呂用の椅子に腰掛けて体を洗い始める。

うわーーーーーーーーーーっ!!

目の前の鏡に映るぶよぶよんとした肉の塊が目に飛び込んできたよ! ゆ、油断してたぜ。すっかり気を抜き切った自分の裸を久しぶりに見てしまった。普段、洗顔や着替えの時に見る自分の姿は、無意識のうちにも鏡を見ようと思って見るからいくばくかは気を張っていて、少しは見られる状態な訳だが、今回は不意打ちだぜ。しかも裸の、よりによって首から下の部分。うわーっ、み、見たくない……(←だったら痩せろ!)。

予期せぬ自分の裸にびっくりしつつも洗い終えて浴槽に入る。しょうぶのはっぱが洗濯ネットのようなものにびっしりと入って湯舟で浮いている。「ほら、これがしょうぶだよ」と指差すと子どもは

「しょうぶって、何?」
「……」

ちょっと君、君。今日はしょうぶ湯の日だから銭湯に行こうと主張したのは、君だったんじゃないのかね。もしかして「勝負湯」とか思っていたのか? しかしまあそんじょそこらで見る花でもないのでとりあえず説明しておく。

「これが、菖蒲っていうお花の葉っぱなのよ」
「ふーん」
「……」

なんだよ、それだけかい……。なんでお風呂に入れるのかくらいの疑問を持てよ(聞かれても答えられないがな)。しかし子どもはクリスマスにツリーを出すのと同じように、子どもの日はしょうぶ湯なのが自明みたいだった。そして風呂から上がるとお約束の、腰に手をあてて牛乳を飲み、あわてて荷物をまとめて玄関に向かう。

「なんでそんなに急いで帰るの?」という子どもに、「9時から『富豪刑事デラックス』が始まっちゃうから」と実にどうでもいい理由を言うと、子どもも「じゃあ、早く帰ろ!」と小走りになる。とにかくどんな時でもTVっ子な私達だ。
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