帯広の実家の母が来ると母が泊まるホテルに子どもと一緒に泊まりに行くのだが、今回もやはり一緒に夕飯を食った後は母が泊まっている部屋に向かった。子ども(孫)が喜ぶのでいつも結構いい部屋を予約しているのだが、今回もご立派なホテルのスイートで、子どもが広々とした部屋を見て「こんなおうちに住みたいねー」と言っていたのが泣けてくるぜ。

さてそんなご立派なお部屋のじゅうたんの床に直接旅行鞄を置いた私に対して母が文句を言う。
母「床に直接物を置くなんて、汚いじゃないの!」
私「汚いっていったって、部屋は毎日掃除しているでしょ」
母「そんな事いったって、どこをどんな風に歩いてきた人が部屋の中に入るかわからないのに」
私「どこをってったって、ここはスイートルームでしょ。そんなとんでもないところを歩いてきた人が泊まるような部屋じゃないでしょ」
母「何言ってるのさ。うんこ踏んだ靴かもしれないじゃないの!」
私「やーね、うんこ踏んだ人が毎日必ずこの部屋に泊まるわけじゃないし」
母「チリも積もれば山となるじゃないの」
私「ここは改築して間もない新しいホテルだし、しかもここは17階でしょ、ここに来るまでに踏んだうんこだって落ちてるよ」
↑この部屋にうんこ踏んだ人がかなりの頻度で宿泊していると決め付けている私達。
母「そんな事いったって床に置くなんて汚いでしょ」
私「そうかなあ。土間じゃあるまいし」

昨日の朝は昨日で、母とTVのニュースを見ていたら。
母「殺して首を切り落とすだなんて、なんでそういうことするのかねぇ」
私「首を切るの、大変だよね」
母「! あんたなんてこと言うの!」
私「だって、人間の首の骨って、そう簡単には切り落とせないでしょ?」
母「そんな事言って、あんたはこんなことしないでよ!」
私「するわけないでしょ、そんな面倒くさいこと」
母「面倒くさいって……、そんな問題じゃないでしょ」
例の首切り落とし事件の容疑者は看護師だったから血は見慣れていただろうし解剖学的に首の切り落としポイントなんかも熟知していたかも、なんて言ったらさらに呆れられるだろうからそれは言わないで置いたのだが、まあ、こんな調子で色々かみ合わない私達だ。
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まあ、そんなわけで帯広の実家の母が東京にやってきたので(…と書くとまるで帯広からまっすぐ東京に来たみたいだが、詳細は4月25日「唐突の人 in 熊本」参照)、先週の土曜日に母が泊まっているホテルに出向き、家族で夕飯を一緒に食べた。

私「昨日は(帯広から)朝出るおおぞら(←特急電車の名前)で出発したの?」
母「うん、おおぞらに乗って、南千歳でスーパー北斗に乗って、それから函館からなんとかっていう電車に乗って、途中また乗り換えて……」
私「なんでそんな面倒くさいことを。北斗星(上野~札幌間を結ぶ寝台特急。豪華さがウリ)に乗ればいいじゃん」
母「だって北斗星はこの間乗ったからもういいの」
私「はぁ?」
母「同じものにはもう乗らなくてもいいでしょ。本当は鈍行に乗りたかったんだけど時間がかかるからやめたのさ」
特急乗り継ぎも十分時間がかかってますよ。やっぱり鉄ちゃんなのか?

母「昨日の夜東京に着いてこのホテルに泊まって、そして今日の朝7時13分発ののぞみ(新幹線)に乗って、12時半には福岡に着いたのさ」
私「へぇー、(のぞみって)結構早いもんなんだね」
母「本当はもっと遅い時間に出る電車にしていたんだけど、東京で夕食を食べたいから早い電車に変えたのさ」
私「……東京で夕飯を食べるために、福岡からとんぼ返り……!?」
バラエティ番組で芸能人がよくやっている罰ゲームか!?
母「博多に着いたらとにかくまずはここでしか食べられないものをと思って長浜ラーメンっていうのを食べて、それからすぐに空港に向かったのさ」
私「……せっかく福岡に行ってラーメン、食べただけなの?」
母「だって九州にはこの間行ったから。博多駅から福岡空港まではすぐだったし、6時にはもう東京に着いたよ」
私「……電車にずっと座ってて疲れなかったの?」
母「でも景色を見たり本を読んだり、たまに体を動かしてほぐしたりもしてたよ」
ますます出張感が強い母の旅(2005年11月25日「唐突の人」参照)。

母「明日はせっかく東京に着たんだから東京タワーに行ってみようと思って」
私「へぇー」
東京にはもう50回くらい来ているはずだが、今更東京タワー? リリー・フランキーの本でも読んだか?
母「日曜日だけ、東京タワーの階段を上れるのさ」
私「はい!?」
母「東京タワーの外階段が600段あって、それを天気がいいと日曜日だけ登ることができるので行ってみようと思って」
私「600段の階段のぼり!! なんでまたそんなことを!」
母「だってここでしかできないことやってみたいから」
私「……もしかして苦行が好きなのか!?」
母「この間金毘羅さんに行ったときも他の人達みんな階段はのぼらないでさ、下で待っているから行っておいでって言うんだよね。せっかく来たのになんで登らないんだか」
いやー、私もあの手の段数が多いことで有名な場所の階段のぼりは真っ平ごめんだよ。
母「だからこういうところに行く時は一人でいくことにしているのさ」
私「……」
ちなみに金毘羅宮は奥の院までは1386段だが、御本宮まででも785段ですよ!

なお、T先生のお母様の唐突っぷりを話して(5月11日「杉並の「唐突の人」」)母の反応を伺ってみたところ、「外国は食べ物がまずいからもういい」とのことだった。信じていいんだか悪いんだか。
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