7月10日発売予定らしい「うつうつひでお日記」(吾妻ひでお、角川書店、1,029円)、あの「失踪日記」(イースト・プレス)の続編ではなく(出版社違うし)、「アル中での闘病生活を送った後、『失踪日記』で大ベストセラーを飛ばすまでの間の鬱々な日々を淡々とつづった日記」(たけくまメモより)だそうで後日談的内容? 見たいような見たくないような。でも全部漫画なのかな? 文章ばかりの本で"鬱々"だったら読みたくないのだが、たけくまメモを見ると、まあ漫画のような気もするし。

「地獄からの生還は果たしたものの、吾妻先生に安心はなかなか訪れない。全盛期の仕事量とは比べるべくもなく、半ばリハビリを兼ねるかのように自分を騙し騙し仕事をしながら数年が過ぎ、刺激的な出来事は何も起きないかわり、鬱な気分もぜんぜん晴れません。が、その煉獄のさなかに『失踪日記』のベースとなる原稿を執筆していたわけで、吾妻氏の脳裏には、いろいろと期するものがあったのだと思われます。」」(たけくまメモより)

期するものがあったのかどうかはわからないけど、以前立ち読みした雑誌でいしかわじゅんが「音楽家が聞こえる音すべてを絶対音感で聞かざるを得ないように、漫画家もまたどんな状況であれ(そんなことしたくなくても)自分の経験を脳裏に描きとめておいてしまうのだ」といった意味合いのことを言っていたのを思い出す。

なお、続編はイーストプレスから出る予定の「アル中病棟」(仮題)の模様(吾妻ひでお公式HPのスケジュールに記載がある)。ちなみに徳間から出るリュウの連載については「徳間、他で対談 あわせて2本(めんどうだし話すこともないのであまりやりたくない)」だって。
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ARE WE ALONE?昨日は子どものリクエストに応じてプラネタリウムを見に行って来た。今月号の「チャレンジ2年生」(←ベネッセの学習教材)が星空特集だったもんで、子どもは勝手に見る気満々。しかし一昨日の夜にいきなりプールにも行きたいモードにもなったらしく「プラネタリウムとプールだったら、お母さんはどっちなの?」と聞いて来た。水着を着るのなんざもってのほかである私の選択肢にプールという文字はない! 問答無用でプラネタリウムなのだ。

そんな訳で昨日の朝は池袋サンシャインの"スターライトドーム満天"に向かった。プログラムは3種類あり、午前11時はどうやら普通のプラネタリウムらしく、上映されるのは「-宇宙に生命をもとめて-ARE WE ALONE?」というかつてTVで放映された「COSMOS」(テレビ朝日)みたいな番組。その後12時からはCGアニメで「銀河鉄道の夜」をやるらしい。子どもに聞いてみたら、どちらも見てみたいというので両方の入場券を買って席に着く。いやープラネタリウムなんて30年ぶりくらいだわー。でも椅子の背もたれの角度といい真っ暗な室内といい寝てしまわないかちと心配だが。

しかしなんだ、始まるといきなり360度全天スクリーンにスポンサーのコニカミノルタのロナウジーニョ盛りだくさんのTVCMが映し出されてびっくりだ。私の子ども時代に見たプラネタリウムではそんなものなかったのは、やはり公立の施設だったせいだろか。

その後もうすぐ七夕という事で「七夕物語」もやっていたが、大人になってからこの話聞くと、織り姫と彦星って大人に振り回された気の毒な若者って感じもするな。仕事が楽しくてしょうがないっていう織り姫に父親である神様が、結婚したらもっと楽しくて幸せだからと勝手に彦星を紹介したくせに、結婚したら二人とも仕事そっちのけで遊んでばかりで仕事をしなくて他の神様が困っちゃっているから二人の仲をさくってどうなのよ。若い二人じゃしょーがないだろ、それは。でもって真面目に仕事したら1年に1回だけ合わせてやるって言うのも「女工哀史」か? と思いましたよ。

さて肝心のプラネタリウムのプログラムの方だが、やっぱり30年間で技術は進歩しているんだねぇ。臨場感がものすごいですよ。非常灯も消えてまっくらな360度全天スクリーンに本当に降るような星が映し出されてきれい。七夕の星の説明の後に上映された「ARE WE ALONE?」がこれまたさすが世界のNASA製作だけあって(ニューヨークのアメリカ自然史博物館とNASAによる共同制作で、最新の科学的データに基づいて描き出される“宇宙に生命が存在する可能性を探す旅”だそうだ)、新聞やテレビで見た星の写真が臨場感あふれる全天画面で映し出されぐりんぐりん動く。スクリーンの画像が動いているだけなのにまるで座っている椅子が動いているかのような錯覚さえして、子どもも「椅子が動いているの?」と何度も聞いていましたよ。ただ惜しむらくは子どもの観客も想定しているくせに、ナレーションの内容に漢字が多いのはどうかなと思った。もう少し噛み砕いた言葉やわかりやすい言葉で説明した方がいいんじゃないだろうか。

さてその後の「銀河鉄道の夜」だが。うーん。こっちのプログラムの方が大人気で会場も満員だったけど、実のところそんなに面白くはなかった。星空の説明を兼ねながら宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにしたCGアニメが投影され、原作の一部をナレーター(室井滋)が朗読するというもの。画面はまーきれいなんだけどねー、それだけ。しかも美しい銀河や星の草原を映し出されている時に歌謡曲みたいな歌が流れるのもすごく興ざめ。どうせなら細野晴臣の「銀河鉄道の夜」を使ってくれればいいのに。さすがの私もところどころ寝てしまいそうになってしまったが、子どもはあっというまに飽きたらしく(まあ、この手の番組を2時間も続けて見ること自体ちょっと無理だったかもしれんが)すっかり眠ってましたよ。最初のプログラムのときは「すごい!」「きれい!」と感心して見ていたのに~。

今回最初のプログラムが面白かったのでプログラムが変わったら、また見に行ってみたいなあ。子どもがつきあってくれるかどうかわからんけど(一人で見に行ったりしたら、カップルやファミリー客がほとんどの中、何か訳ありと思われるかもしれんが)。
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