さっき、何気にコトノハを見ていたら、「DVD化してくんねぇかなぁ。 」って項目があったのだ。このサイトは誰かが出したお題に○か×を選んでコメントを書くだけという非常にシンプルなサイトなのだが、たまーに見るとたまーに面白いコメントやお題があがっていることがある。で、今回のお題に、大好きな映画「拝啓天皇陛下様」(1963年、出演: 渥美清、長門裕之、中村メイ子、左幸子、山下清、監督: 野村芳太郎)をDVD化してくれと書こうとして、まさかまだDVD化されてなかったよなあと思ってAmazonをチェックしてみたわけですよ(今までもかなりこまめにあちこちの店でチェックしていたのだ)。そしたらなんと、ありました!

 「拝啓天皇陛下様

ビックリ! しかも発売日は明日だよ明日。古臭い話だけど、ほんといいんだよ。愛すべき「おバカさん」という言葉はこの映画の主人公山田正助(渥美清)のためにあるような言葉なのだ。Amazonでポチッとしちゃったけど、今日は「三四郎はそれから門を出た」(三浦しをん)や「Deep Inside」も買っちゃったし、ちょっと買物しすぎかな。
この夏休み(っていったって子どもみたいに1ヶ月もあるわけじゃなくてホンの数日だが)には映画を見てみようと、ま、楽しみにしていたわけですよ。そんなに期待していたわけじゃないけど「日本沈没」とか「ゲド戦記」とか。そして先々週だったか新聞の夕刊に「日本沈没」の映画評が載っていたのだが。

朝日新聞の柳下毅一郎の映画評では、「ローレライ」を撮ったオタク監督は特撮画面はまだいいが、現実の人間関係の描写になると弱くなっている、というようなことが書いてあったので、ふーんと思いながら読みつつ、日経新聞の映画評の方を見てみたら、なんとラストで○○が○○○○○と思い切りネタバラシしてるじゃねーか! 目を疑いましたよ。しかも執筆者は新人でも何でもなく映画評論の古参の方ですよ。映画雑誌でならともかく新聞でこれはないんじゃないのか? よっぽどこの映画の内容にむかついたのだろうか。うーん……。この作品は元々原作者の小松左京は日本沈没後の世界を描きたかったそうだから、このラストでは(以下略)。

別に原作どおりに作らなくても成功している作品はいくらでもあるだろうし原作インスパイア作品でも映画の出来がよければいいけど、でもこの映画の場合はどうかなぁ……。でも、ま、面白けりゃいいかとか思っていたら、数日後に見たたけくまメモで怒りのあまり思い切りのネタバラシ(「【ネタバレ】日本沈没【ネタバレ】」←本当にすごいネタバラシになっているので注意)。

私は旧作の「日本沈没」はすごく好きだった。パニック&デザスター映画としても政治映画としても面白いが滅びの美学のようなものもあった。日本沈没を予言した田所博士(小林桂樹)が「わしは日本と一緒に沈む」と言って日本に残った時、「(当時小学生だった→)私も一緒に残ります、博士」と密かにつぶやいたものさ(思えば私のじじぃ萌えはここから始まったのかも)。まあ、今度の新作版のじじぃ、じゃなかった田所博士役が私と同じ学年の豊川悦司(1959年3月18日生まれ)って言うだけでガビーーーンなのに、ラストがそれかよ。旧作は旧作、新作は新作、全く別な作品として楽しめればいいじゃないかと思いつつもビミョーなのだった。

さて「ゲド戦記」の方もすごいことになっている。(折りたたみ先参照。まだ見てない人はご注意)

まあ、ここまで前評判が悪いとかえって見てみたくなるけどな(子どもにせがまれて前売り券を買っちゃったからというのはあるけど)。でももしかしていっそのこと、「ハチミツとクローバー」や「時をかける少女」を見るほうが正解か?
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←この写真、まるでCGのようだが現実の建物を写した写真。「Deep Inside」(西澤丞、119p、求龍堂発行、2,940円)の中の1ページ。デザイン系サイトPingMagにこの写真のカメラマンの西澤氏のインタビューと数々の写真が掲載されているが、写真によってはCGのようにも見えるし、写真によってはSF映画の中の一コマのようにも見える。また別の写真は小松崎茂の近未来イラストのようにも見える。でも実際に撮影された風景は、東京日比谷交差点直下40メートルを突き抜ける巨大地下トンネル、群馬の山中地下約500メートルに広がる地下ドーム、原子力発電所、清掃工場、それからエネルギー研究機構等。PingMagの記事を見るだけで結構面白い非日常の光景が楽しめる。

面白そうなのでついAmazonでポチってしまったが、この手の本の困るところは馬鹿でかいことだな。本の大きさがどこにも書いていないのが著しく不安だ……。
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