マイ☆ボス マイ☆ヒーロー 第4回(7月29日放映)。なんだか宗教的なくらいに荘厳に描かれるマキオ(長瀬智也)の恋。普通こういう学園青春物(???)の場合、双方の心の動きとかあるいは行動が描かれるものだが、ここではひかり(新垣結衣)とのやりとりよりも、知ることの喜びや不思議、そして恋するマキオの心の方を重点的に描かれる。ツルゲーネフの「はつ恋」を読むマキオ、ツルゲーネフという名の園長の飼い牛、用も無いのに夏期講習を受けに来てしまい、夏期講習終了後の肝試しまでやってしまうマキオ。最後に闇の中から光り輝くように現れるツルゲーネフ(牛)の姿に、ヘレン・ケラーが「水」を発見したときのように、あるいは雷に打たれたかのように衝撃をうけて絶叫するマキオの姿はまさに「恋」の発見である。

ツルゲーネフ「はつ恋」か、懐かしいよ。中1の時同じクラスの仲良しだった女の子が映画版「初恋」の主人公を演じたジョン・モルダー=ブラウンの熱狂的なファンで、毎日毎日とくとくとジョンの魅力を布教されたものだった。もちろん私はまったく興味がなかったが(当時の私は仲雅美のファンだったのだ)。

今回は田中(舎弟・真鍋和弥役)もせつなかった。得体の知れないマキオの弟・ミキオ(黄川田将也)の出現と今のマキオの姿から本当に組のボスになれるのかどうかの不安、そしてマキオが学校と学校の仲間達の世界に行ったまま帰ってこなくなるんじゃないかという不安とマキオが魅せられている世界への密かな憧れ。もう、マキオの制服なんか着ちゃってマキオが読んでいた「はつ恋」を読んでみちゃったりして、ラブリーすぎるよ、君。

ミキオはミキオで腹黒いのか本当は兄には今のままでいてほしいだけなのかよくわからん。もしかしてバカなままの兄貴をあやつって自分は影のボスの座に収まるつもりだったのがマトモになったりしたらあやつれなくなるから正面から勝負しようとしているのか(←ハナからミキオは腹黒いと決め付けているが)、まさかこれで本当に単純に兄思いの弟だったりしたら結構びっくりだ。

ラブリーといえば今回は鉄仮面・百合子(香椎由宇)の肝試しの時のコスプレ(頭に「斧」が刺さってるし)がこれまたラブリ~。来週はもしかして田中が生徒として、そして市村正親が父親として学園に乗り込んでくるのか? どのキャラも目が離せないよ。
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