1日に2度もヅラネタで書き込みするなんざどうかと思うのだが。

さっき何気にうたばん(TBS)を見ていたら、ゲストに出てきた人が誰だか全くわからなくて、演歌歌手のような、2時間ドラマの俳優のような人で「誰だ、これ?」とつぶやいたら子どもが教えてくれたのだ。「モト冬樹だよ」って。えーーーーーーーーーーっ、カツラかぶってたらわかんないよーーー。そして今度主演する映画「ヅラ刑事」のテーマ曲「悲しみはヅラで飛ばせ」を歌いはじめたのだ。いやあ、しばらく口あんぐりでしたよ(参照:4月6日「ヅラ映画とヅラドラマ」)。

そのうち、「あ、もしかしてヅラを飛ばすんじゃ」と思ってみていたらやっぱり飛ばしていたーー(←飛ばしている瞬間)。この映画のヅラ刑事は犯人にヅラを投げ飛ばして捕獲するらしい。でもこの曲のプロモーション、大変なんだって。「お偉い人って、かぶっている人多いからさ」とモト冬樹が言ってましたよ。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
ほとんどの皆様には心底どうでもいいことだが、久しぶりにヅラネタ。以前話題になったカツラボクサー(5月2日「カツラでGO!」)小口雅之がこれまた若ハゲの選手と9月5日、後楽園ホールで対戦することになったそうだ。

 かつらボクサー対決に新兵器投入(スポーツナビ)

新兵器っつたって、もちろん新しいカツラですよ。でもって対戦者もこれまた「自分達のほうが元祖カツラボクサーだ」と主張して、小口選手に張り合ってカツラで入場すると言うもの。でもそれじゃ、ボクシングの試合じゃないから。「“真のかつらボクサー”の座をつかむのは果たしてどちらか。ボクシングファンならずとも注目の一戦だ」って、ホントか??
極楽とんぼ・山本の不祥事で伸び伸びになっていたドラマ「東京タワー」(フジテレビ)の放映日が11月18日になった模様。

 元極楽とんぼ山本代役にドランク塚地…東京タワー(夕刊フジ)

原作読んでないから(どーも、「100万人が泣いた!」って類の小説って読む気になれない……)山本の役がどういうキャラだか知らなかったのだが、主人公(大泉洋)の幼なじみのお調子者で“バカボン”といわれているキャラなのね。なるほど。塚地武雅というとまず「電車男」を思い出してしまうが。

放映日が近くなると、出演者がフジの各バラエティ番組に番宣のためにまた、あちこち出ずっぱりになるのか。でも映画版(2007年4月ゴールデンウィーク公開予定)の方の主人公はオダギリジョーなんだよねぇ……。洋ちゃん、すっかり影が薄くなっちゃうのでわ(それにしてもTV版と映画版のこのキャスティング、もしかして決め手は髪型!?)。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
今さら渡辺淳一の「失楽園」を読むわけないんだから、実はジュンちゃんじゃなくてミルトンの方じゃないのかとか、漫画マニアなら当然諸星大二郎の方じゃないのかとか、もしかして「釣りバカ日誌 鈴さん、南の失楽園へ」(やまさき十三、北見けんいち)とか「三毛猫ホームズの失楽園」(赤川次郎)の間違いじゃねーの? と自分に突っ込みたくなるくらいだが、もちろん、あの渡辺淳一の方の「失楽園」だ。ただし本屋で上巻を立ち読みしたのみだが。

先日本屋で真面目な本を漁っていたら(←珍しく主に純文学の棚を見ていたのだ)、ふとこの本が目に付いたのだ。そういえばこの本て、評判もストーリーも映画化キャストもテレビ化キャストも知っているのに(TV版は川嶋なおみと古谷一行ってだけでもげんなりなのに、みのもんたと小柳ルミ子まででてくると言うすさまじいまでのくどさと脂ぎりようはどうなの。ま、一度も見なかったが)、肝心のオリジナルの方はまったく読んだことがなかったなーと思って手にとって見たのだが。いやー、驚きました。

渡辺淳一は高校・大学時代にそこそこ読んだ事があるのだが、そのころの渡辺作品は割とクールというか、非常に涼やかで、美しい読後感を得られる恋愛物が多かったように思うのだが、「失楽園」はぜんぜんっ、違ってたよ。かつての面影はすでになく、クールな美少年が脂ぎったエロジジィになって「ねぇちゃん、パンツの色、何色?」って聞いてきているような感じと言おうか(←非常に下品で不適切な例えです)、行間からにじみ出る脂っぽさと無駄な気取りがたまらない。

そして問題は、ストーリーの方はもうどうしようもないから置いておいて、キャラクタである。主人公の薀蓄たれのジジィ(50代の壮年男性は老け専の私から見ればまだジジィではないが)がヒジョーに鬱陶しい。なにかにつけちゃどうでもいい薀蓄をたれ、講釈し、セックスにかこつける。おまえはフロイトかっ! 10代の男子じゃないんだから、あれみてもナニ、これ見てもナニってなんだよ。だからリストラされるんだよ。おまけに相手の女の立場も考えず常に身勝手にやっちゃう(←ここら辺がまた不愉快ポイント高し)。

しかし相手の女のほうも、何言われても「そうね」「そうかしら……」「わからない……」とばっかり言っていて、いつの時代だよっ!とつっこみたくなるような30代後半の女性。こんな人形みたいな女いるか?という以前に、たとえフィクションで夢の女性だとしてもこんな女性といて楽しいかなぁ(はたまた書いてて面白いかなぁ)と不思議に思うのだが。でも若くてきれいで逆らったりせず自分の薀蓄をちゃんと聞いて感心してくれて(多分オヤジギャグにもちゃんと笑ってくれることだろう)いつでもセックスOKなら(←ここが一番のポイント?)別にかまわないのか? あ、もしかしてこれって女性がBL読むように男性が読むその手のファンタジーだったのか。

まあ元々日経新聞に連載していた話だから、読者層のオヤジにはこの設定とストーリーで受けていたのかもしれんが(とか言いながら私も日経は読んでいるが)、小説として面白いのかなあ? もしかして下巻になると格段に面白く、登場人物も生き生きとして魅力的になり、そしてあのとんでもない心中をしちゃうのか? 疑問は多々あれど、下巻を手に取る気にはなれそうにもないのだった。
昨日、例によって「結婚できない男」を見ていたら夏美(夏川結衣)のお見合い相手に登場した男性が、45歳で独身(で初婚)だったわけだが、見てビックリですよ。私よりも年下って設定なのに、すごいオヤジっぷりだ(泣)。いや、やっぱり40代後半の男性だったらこのくらいキテるよね……。件の彼が頭髪に著しく不自由しているのもオヤジっぷりに拍車をかけているわけだが、でも現在45歳と言えば、黒田アーサーだって徳永英明(歌手)だって氷室京介だってオハスタの山寺宏一だって同い年だよ。芸能人と比べるのもなんだがちょっと誇張しすぎのような気もするけどなぁ、とか思っていたのだが。

今日、会社で社員の個人データをチェックしていたらと同じフロアにいるある部長さんが私と同い年であると言うことを知って、ちょっとショックをうけた。そのAさんは……私はてっきり50代だと思っていたくらい、かなりオヤジっぷりが激しいのだ(いや、いい人なんだけどね)。それでがっくりして昼飯時に「社員データを見てショックを受けたのよ、あのAさんが私と同い年だったわ」と言ったところ、練馬のS嬢が漫画みたいにその時飲んでいた茶を思い切り噴出したのだった。見ていたNさんも「まるで漫画みたーい」と言っていたくらいだ。

「いやてっきり、誰それさんが自分より年下だとわかってショックを受けたっていうと思っていたからさ。まさかそっちの方向から来るとは思わなかったよ」

とのことだ。え? どっちの方向だっつーの!?

Nさん「でもAさんは中途入社で来た時は普通だったのに、うちの会社に入ってからだよね、あんなになったのは」
S嬢「すっかり太っちゃったからね」
Nさん「太ったとかいうよりも完全にメタボリックだよね」
S嬢「よっぽどうちの会社が合っていたんじゃないの?」
私「ま、とにかく私はちょっとショックだったわけよ。でもNさんだってYさんが同い年って分かった時はショック受けてたじゃん」
Yさんもすさまじいまでのオヤジっぷり満開の人なのだ。
Nさん「あー、あれはそりゃショック受けるよ。だってKさん(←私のことだ)だってYさんが自分より年下だって驚いてたじゃん」
私「だって、あのオヤジっぷりで年下だなんてインパクトありすぎだもん。でも私たち(私とNさん)がいるフロアって、1958年組がすごく多いよ」
Nさん「ああ、KさんのほかにK池さん(社歴25年以上のお局様)もそうだし、Tさん(総務部門の女王様)もUさんもだもね」
私「Nちゃんも同い年だよ」
ちなみにNちゃんというのは男性だが、年齢不詳というか、ヘタしたら暗めのオタク学生っぽくも見える人だ。
S嬢「えーーー、じゃNちゃんとAさんが同い年ってことなの!? それは信じられない。ほーんと色々な人がいるのねぇ……」

こうして自分達のおばさんぶりを完璧に無視して勝手にショックを受けている私たちだ。
先週、北海道帰省から戻って1週間ぶりに出社した私に、現在の上司のUさんが言った言葉。何も人気の無い隅っこでひっそりと聞かなくてもいいですよ。ちなみにUさんは仕事の関係で開催期間中に東京ビッグサイトに行って、それで驚いたらしい。

Uさん「今回、人少なかったよね?」
いつと比べて言っているのだろうか。私は25年以上前から参加しているのだが。
私「そうですか? あんなもんじゃないのかなあ」
だいたい私はひっそりまったりとした東5ホールにいたし。
Uさん「だって例年はのべ60万人の人が集まるって聞いたよ。そしたら1日あたり20万人でしょ? でも今年は1日あたり15万人くらいとか言ってたよ」
私「いや、毎年そんなもんですよ。60万人はかなり多いときなんじゃないですか?」
Uさん「それでコスプレがやけに多かったように思ったんだけど、昔もそうだった?」
だからいつと比べて多いのだ? 
私「そうですかねぇ。あんなもんじゃないのかなあ。まあ、今は素人さんだけでなくプロのコスプレイヤーがいますからねぇ」
Uさん「プロのコスプレイヤー!?」
私「あと昔比べたら企業ブースがすごく多くなっていますから、一般参加者やサークル参加者のほかに業者の参加者数は増えているでしょうね」
Uさん「へぇー、そうなんだ……」

Uさんはしみじみ感心していたが、ただ単にうっかりコスプレイヤー比率が高い西ホールの方に紛れ込んだだけなんじゃないかという気もするが。それよりもこういうオタク系のイベントにも趣味にも興味が無いUさんが、何故昔のコミケを知っているのかちょっと気になった昼下がりだった。

ところで2016年夏季オリンピックに開催地として東京都が立候補している件について、「東京ビッグサイトは水泳競技の会場に、有明地域は選手村となることが現時点では計画されており、周辺にも競技が計画される施設があるため、その影響が懸念されている。コミケ参加者の中にはオリンピック開催によりコミケが開催不能になると考えて、東京でのオリンピック開催に反対する者さえ現れている」(Wikipediaより)というのはしらなかったよー。
テーマ:日々のつれづれ
ジャンル:日記
毎週必ず見ている「結婚できない男」の感想を怠けて書いてないのに、いつもは全く見ていないくせにたまたま見た「サプリ」の感想を書くのもどうかとは思うのだが。

サプリ 第8回(8月28日放映)。先週たまたま後半部分だけ見てしまったら、ぶどう園でミナミ(伊東美咲)へワインをプレゼントするために、草刈のアルバイト(?)をしていた石田勇也(亀梨和也)とミナミがぶどう園の真っ只中でキスしてましたよ。ひとんちの庭先でキミたち何やっているの!とか思ったのと同時に「そのまま押し倒しちゃえ!」とも思いましたけどね(←まるっきりごくフツーのおばちゃんの反応)。あと、そのシーンに至るまでの勇也の台詞がなんだかなー、「おまえは子どもかっっ!」と何度も言いたくなったな。ま、年上のデキル女・ミナミとの対比もあって余計に大人になりきれない青年を描いているのかもしれんが(でもたとえアルバイトでも仕事をちゃんとしない男は嫌)。

で、もって今週。もうこの際、伊東美咲がちゃんと熱意を持って仕事をしている女に見えないことは無視して(←ここを無視しちゃっていいのか?)、テレビドラマの世界で会社員の女性が「ギスギスした女ボス」とか「ねちっこいお局様」とか「腰掛OL」ではなく、部下をちゃんと指導する社会人として描かれているのは、もしかして新鮮なんじゃないのか? とも思いましたよ。漫画の世界では珍しくないけど、テレビドラマだとどうしてもやはり指導するのは男性、という古典的な役割分担でいまだに描かれているような気がするので(そんなに今どきのドラマを見ているわけではないが)、そこら辺が「へー」ポイントでした。

しかし昨日一番見ていてムカついたのは、やはりユリ(浅見れいな)がミナミに「あなたは何もかも持っているじゃないですか。仕事も信頼も仲間も将来も。ひとつぐらいください。私に彼(勇也)をください」というくだり。バカか? そんなことで譲るわけないだろ。ま、お話的にはもしかするとミナミというキャラは譲っちゃうのかもしれんが、普通は譲らんだろ。だいたいもともとミナミのものでもないし。それに譲られたところで勇也の気持ちだってあるだろ。さらに「(あなたは)仕事も信頼も仲間も将来も持っている」って言ったってそれはミナミが自分で努力して勝ち得たもんじゃないのか? 何も棚ボタ式に手に入ったもんじゃない。それにひきかえアンタはコネとはいえせっかく就職した会社を蹴ってブラブラしているだけじゃないのか。常に駄々をこね続ければ皆言うことをきいてくれるとでも思っているのか?? このドラマ、どうもあまりホンマもんの大人が出てきてないドラマだが、中でも一番のガキはてめーだっ!

……とか思いましたよ。こんな浅いドラマにムカつくのもどうかと思うけど。こんなユリみたいな女とまかり間違って恋愛結婚の末に結婚したりしたらすっげー怖いことになるんじゃないだろうか。絶対「小早川伸木の恋」に出てきた精神状態がおかしい伸木(唐沢寿明)の奥さんみたいになるね。そうでなくてもストーカー気質っぽいし。このドラマ、いい男との恋愛は仕事のいい刺激にもなる存在って意味で「サプリ」ってタイトルがついているんじゃないのか? これじゃサプリじゃなくてあまり効き目の無い常用薬ですよ。つまらん(とか言ってて来週も見てたりして)。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
先日、私と同い年(つまり40代後半だ)の知人が「もうないと思っていたくらいディープな恋に堕ちている」という話を聞いて、うらやましいと同時に、私の場合有り得ない……としみじみ思ってしまったのだった。いや、既婚者だから、という理由ではなく。

件の彼女も既婚者で、子どもとダンナ公認の10歳以上年下の若い彼とずっと付き合っていたのだが、この夏その若い彼とはまったく別の男性と「できれば、面倒は起こしたく無いと思っても自分を止める事が出来ない位激しい」恋に落ちたそうだ。こういう熱情を何歳になっても持ち続けているというのは実に素晴らしいことだ。私なんざもうすっかり枯れ果てているもんね。そういう恋に落ちる以前に、面倒くさそうなことには近寄らないからな(それ以前に、もはや女として見られていないという点はこの際無視しておく)。

しかし私の場合、何が問題って、やはり肥満ですよ。この3段腹をなんとかしないことには、絶対「できれば、面倒は起こしたく無いと思っても自分を止める事が出来ない位激しい」恋になんか出来ねー。やはり、このハラは、好きな相手ならなおのこと見せられないだろ。それともそんな3段腹なんか全然気にならない(気にしちゃいられない)くらいのディープ・ラブなのか? おまけに私の3段腹ときたら、帝王切開だの胆嚢ポリープだのの開腹手術のせいでブラックジャックの顔のようなハラになっているのである(←ブラックジャックが聞いたらヒジョーに気を悪くする表現です)。自分で鏡を見てうんざりしているのに、人様になんかとても見せられないのだが。恋する乙女(え?)は違うのか?

そんなわけですっかり枯れきっている私には彼女の恋バナは完全に「あなたの知らない世界」だ。でも、はっきりしているのは「肥満は罪である」ということだ。……とりあえずダイエットは来月から、とまた先延ばしにする私……。でもダイエットして無事3段腹が解決しても、面倒くさいから「できれば、面倒は起こしたく無いと思っても自分を止める事が出来ない位激しい」恋になんて落ちる心配はこれっぽちもないのだった(だからそれ以前に、もはや(略))。
テーマ:日記
ジャンル:日記
さて先週、同僚M様の洗脳化計画の一環で「エマ 」(森薫、エンターブレイン)全7巻を借りた訳だが(8月22日「「エマ 第1巻」森薫」)、いやー、カルピス劇場だなんて言ってすまんかった。まあ、1巻2巻はまったりとした(←「のんびり」でもなく「ほのぼの」でもなく)英国の古き良き時代風のお話で、2巻目を読み終わる頃には「もしかしてビクトリアン・ハーレクインロマンス?」と思ったのだが、違いましたよ。確かに怒濤の展開になだれ込むのだが、これはカルピス劇場でもハーレクインでもなかった。これは「ジェーン・エア」でしたよ。もちろん突っ込みどころは結構あるのだが、いやはやいいですね、久々に実に趣のある純愛ロマン(うひゃーーーーっ!)を読ませていただきました。触れそうで触れない、届きそうで届かない、もどかしい感じが実に懐かしくもありますよ。

しかしこの作品中の静謐さはいったいどこからくるのだろうと思ったら、まあ一コマ一コマが丁寧に描かれているのもあるのだが、一番の原因は擬音、擬態語、効果音、効果線が極力描かれていないことにあるんだね。普通動線を表現するために何かが落ちる時なら落ちる方向に向かって線が描かれ「ヒュー」とか「どすん」とか効果音が描かれるのだが、この作品にはそれがすごく少ないのだ。内田善美を思い出すな。

それにしてもM様の洗脳計画は巧みである。まず最初に1巻だけ持ってきて私の様子を伺い、翌日2巻を持ってきて私の反応を確認すると、その翌日にはいきなり7巻までどさっと持ってきたのだ。確かに2巻目までのハードルを乗り越えないとこの作品の面白さはわからないものね。以前「十二国記」をM様に洗脳された時も同様の手口(手口!?)で、「月の影 影の海」を貸してくれて「この巻は暗くて主人公が辛い話ですが、ここを乗り越えればすごいことになりますからっ!」と言われて借りて、すっかりハマッたものだった。こうしてまたM様にすっかり洗脳されているのだった。
うーん。人間も夏バテでヘロヘロしちゃうんだし、そりゃ機械だって壊れちゃうよね、という話なのか?

さて昨日子どもの指令によってTSUTAYAで各種CDを借りてきたが(8月26日「本日の指令。」)、それらをMacに入れ、さてiPodに入れようかねと手に取ってみたところ、これがどういうわけかフリーズしちゃって動かない。今まで何度もコンクリートの地面に落下しちゃっても(!!)全然大丈夫だったのに、買って丸2年になるがこんなことは初めてだ。

そんなわけでネットで検索してみると、ちゃんとAppleのサイトに 「iPod が反応しない - フリーズしたように見える」というページがあった。そこでここに載っていた通りの方法でリセットしてみた所、iPodのディスプレイ画面にアップルマークが登場、おお、やったねと思ったら、そこからまったく動きやしない。でもMacにつなげばなんとかなるか? と思ってつないだ所iPodの認識すらしなくてアイコンが出てこない。あげくの果てに認識できないから取り出すか無視するか初期化するか?と聞いてくるので取り出しをクリックして、iPodを外してみる。

次はAppleの「iPod が「iTunes」や Mac のデスクトップに表示されない」をチェック。書いてある手順通りにやって、最後にiPodソフトウェアアップデートで「復元」をする。すると、「復元中にエラーが起こりました」とのメッセージが。いよいよだめかーーーー?

もう、最後の手段、ディスクユーティリティを使って初期化ですよ。さすがにディスクユーティリティではちゃんとiPodが認識されていたので、消去をクリックする。何せ何もかも全消去だからなー(ま、「復元」も音楽データは全消去だが)、無事iPodが直ってMacにつないでも、データの転送に結構時間がかかるよなー。何せ4,000曲入っているしな。結構時間がかかりそうなのでそのまま放置して寝てしまったのだが、翌朝見てみたらディスクユーティリティがフリーズしてるよ!! ダメじゃん。

というわけで、これは買い換えか? 修理に出しても結構かかるしさー、とか迷っているところだ。次に壊れるのはもしかして5年間使い続けているこのMacじゃないのか?という嫌な予感がするが、それは考えない事にする。そして気がつくと、「iPod30ギガ、34,000円かぁ」とつぶやいている私だ。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
毎週土曜日の夜中にやっているカウントダウンTV(TBS)がお気に入りの子どもが、録画しておいた何週間分かのビデオクリップを見ながら私に「これ、TSUTAYAで借りてきてね」と指令を出したのだった。借りてくるCDのスペルをいちいち聞いてくるので面倒くさくて「カタカナでもひらがなでもいいじゃーん」と言ったのだが、彼女なりのオリジナル表記にこだわっているらしい。

「KINKI KIDS、1stアルバム(←これは私が借りようかなーといっていたやつだ)
KAT-TUN、SIGNAL
Tommy Heavenly、Play, I'm gonna scream
ELT、アンタイトル(←スペルを聞かれて無視していたら結局カタカナで書いていた。全部、そうしろ!)
あやか、Real Voice(←さすがに「あやか」の漢字は書けなかったようだ)
The Briliant green、There will be,love the re-あいのあるばしょ(子どもはTommy FebruaryとTommy Heavenlyとブリグリがいたく気に入ったようだったが、全部同じ人だよと言ったらすごく驚いていたのだった。知らなかったのかよ)
ハルヒの夏うつ キャラソング(←「涼宮ハルヒの憂鬱」を書きたかったらしい)
恋のメガラバ、マキシマムザホルモン(マキシマムザホルモンの方が歌手名)
TOKIO、そらふね(←漢字で書くのはあきらめたらしい)」

「こんだけ借りたら重たくなっちゃうねー。じゃ、よろしく」と子どもは児童館に遊びに行ってしまいましたよ。私はパシリかよっ!
今朝めざましテレビを見ていたら、今日が誕生日の有名人にショーン・コネリーの名前があった。本日で76歳、うちの父親と同い年だったとわ。ショーン・コネリー……、実にナイスなじじぃだ。若い頃はセクシーな俳優だったらしいが、残念ながらその頃の彼は脂ぎっていて好きではない。彼は枯れ始めてきてからが素敵なのだ。

さて小学生の頃から「日本沈没」の田所博士や「ガッチャマン」の南部博士が好きだった老け専の私なので、当時から遊びで描いていた漫画の登場人物にも「素敵なおじ様」が登場していた。しかしね、この素敵なおじ様の年齢ときたら37歳なのである。このおじ様キャラは中学生の時以来私の脳内でずっと成長し続けているとあるSF世界の物語中の登場人物なので、今でも現役キャラなのだが、何分にもここんとこ色々忙しいので話も脳内キャラも含めて放置していたのだった。

それで今朝、ショーン・コネリーを思い出したついでにこの30年来の自分の脳内キャラも久しぶりに思い出したわけだが。いやー、なんというか。まず37歳で素敵なおじ様なんて、ありえねーだろっ! 私より年下なのはもはや仕方が無いことだが、今身近にいる37歳達を見ちゃったら、絶対ありえねーーー。いや、もちろん、私の関知しないところで素敵な37歳の男性は沢山いらっしゃるだろうが(泣)、「おじ様」じゃないないし。

その30年来の脳内SF世界の中では、このおじ様はあーんなことやこーんなことなど色々行動するのだが(←何がなんだか分からない話ですまん)、今朝はこの脳内キャラに「あんたね、もう少し考えて行動しろよ」とか「そんなことでいいと思っているわけ?」なんて自分で説教していたのである。話とキャラ考えたのは自分のくせに。あげくの果てに「そんな優柔不断な態度、許さん」とか脳内で怒っていたのだった(いや、ほんと、訳わからん話で申しわけないが)。

しかし、今頭ん中で昔ながらの「素敵なおじ様」をとりあえず想定してみると、これがショーン・コネリーじゃないけど、いつお迎えが来てもおかしくない年の男性ばかりになってしまう所が実に悲しい。同僚のK池さん(48歳)とか子どもが仲良しのこっちゃんママ(多分30代後半)なんか今、亀梨のファンだし、同僚のH杉(40歳前後)は赤西ファン、同じく同僚のNさん(46歳)は長瀬のファンな訳だが、そっちの方がずっと未来があるよな(遠い目)。

なお、今日のミュージックステーションに出ていたTOKIOを見て、私が城島茂を気に入っているのは彼がハゲかかっているからではなく、あのトシでありながら私よりも年上に見えるから(え???)ではないかという気がしたのだった。でも、頼むから素肌にネクタイとジャケットはやめてーー。
テーマ:日記
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さて今年の春に手に入れたNintendo DS Liteだが(3月20日「Nintendo DS Liteがやってきた。」)、子どもにとられて私はほとんど使っていなかったというのに、実は現在故障中で、昨日修理に出してしまったのだ。私の日頃の物使いの荒さに外傷を負って入院しているわけではない。故障内容は「フリーズ」と「勝手に電源オフ」である。

フリーズは結構そういう症例があると耳にしていたので、仕方が無いかと思ったのだが、問題は「勝手に電源オフ」の方だ。これがね、いつも「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」(参照:8月1日「「ご近所のご新規DSユーザさんたち」)をプレイ中にいきなり電源がブチッと切れるのだ。ニュー・マリオといえば、とにかくプレイ中のセーブが簡単にはできないことで有名なソフトですよ。しかもね、私のようなマリオビギナーにはかなり難しい。でも攻略本を買ったらサクサクできるかつーと、全然そうじゃない。なんか先に進むためには知識よりも指先のテクニックが非常に必要とされるゲームなのだ。だから多分スーファミなどでやりこんだことがある人にとってはそんなに難しくはないのだろうが、私はなにせ初マリオなのだ。

しかもセーブできるのは、ボスキャラをやっつけたときか、スターコインを5個以上集めた時のみ(スターコインは各ステージに3個ずつあるが、これがまた簡単に取れない)なので、あともう少しというところでゲームオーバーになってしまい、また最初のステージに戻って同じゲームを何度プレイしたことであろうか。しかし自分のミスでゲームオーバーになってやってしまうのは仕方が無いが(すっごく悔しいが)、あともう少しでクリアだっ!って言うところで、勝手に電源がオフになるって、一体どうよ。苦難の果てにやっとスターコインを5個集めて(←大げさ)、このステージから脱出できればセーブできる、というゴール手前10cmのところで勝手に電源オフとなった時の絶望の深さを想像してみて欲しい(←だから、大げさです)。

私は結構気が長いほうなのだが、さすがにこんなことが1日3回3日も続いてついに昨日、病院送りである。もしかすると「勝手に電源オフ」の犯人はマリオのソフトの方だったのかもしれないが、今はマリオへの愛に目がくらんでいるので(=1日30分もプレイはしていないが、ちょっとマリオ中毒)、1ヵ月後にLite本体が戻ってくるまでは考えないことにしている今日この頃だ。しかしなー、初代DSでプレイすると、「勝手に」じゃなくて「自分の手が滑って」「勢い余って」自分で電源オフにしちゃうんだよな(泣)。
同僚H杉が私のところに来て「ファンデーションをもらったんですけど、Kさん(←私のことだ)、使いませんか?」と言うのだ。何かと思ったら、色が濃すぎるのでH杉だと使えないらしい。

H杉「周りでこの色のファンデーション使う人って誰かいないかと探してみたんですけど、KさんかMさんしか思いつかなくて。そしたら皆にKさんもMさんも北海道出身なのに!って言われましたよ」
私「ま、かなり色黒だからな。私やMさんの他にI美ちゃんも北海道出身じゃん。みんな真っ黒だよ」
H杉「あら、そうですね」
私「この色だと使えそうな気もするんだけど。でも私はファンデは持ち歩かないので家に帰って見てみないとわからないから、持ち帰って確認してみるよ」
H杉「よろしく~」

と言うわけで自宅に置いてあるファンデと比較してみたのだが、かなりの色黒の私が使っているファンデよりも濃かったのだ。意外だ。それでH杉に返却したところ、第2候補のMさんもやはりアウトだったという。今H杉は、さらに色黒の女を捜し求めている。ところでこの話を昼飯時にしたところ。

練馬のS嬢「北海道出身だから白いなんて話は聞かないよね」
Nさん「秋田とか青森の色白は聞くけどね」
私「私が知っている社内の北海道出身者ってみんな黒いしな」
S嬢「ほら、北欧の人たちが短い夏の間に必死になって陽にあたるように、北海道の人も短い夏の間に陽に当たりすぎて黒いんじゃないのー」
私「そうかもな。あるいは雪焼けとかね。でも私なんか生まれたときから地黒だからね。生後3ヶ月目の健診の時に保健婦さんに「よく日光浴させているんですね」って言われたって母親が言っていたよ。11月生まれで北海道の真冬の3ヶ月間に日光浴なんかさせてないって言っていたけどね」
S嬢「そういえばうちの姪っ子が生まれたときに信じられないくらい真っ黒だったけど、成長したら今結構普通の色になっているよ」
Nさん「成長して皮膚が伸びたから色が薄まったんじゃないの?」
私「あーー、なるほど。私も子どもの頃の白黒写真が、他の子が灰色とか薄灰色なのに私だけ真っ黒に写っているんだよね。でも今はそこまで真っ黒じゃないところをみると、私も伸びたからなのかー」
S嬢「しかしさ、(ファンデ)使う人がいないなら捨てちゃえばいいのに」
Nさん「探す手間のほうが大変だよね」
S嬢「でも池袋の駅周辺あたりで若い子に声掛けたら、それくらいの黒い子はいるんじゃないの? ファンデ持ってさ、お嬢さんお嬢さん、このファンデが合うのはあなたでは? って言ってみるとか」
Nさん「シンデレラですか?」

という訳で池袋周辺で松崎茂色のファンデを持ってうろついている女がいたら、それはもしかするとH杉かもしれない。
先日のコミケで同僚M様に「ご覧になりますか?」と言われてお借りした1冊「エマ 第1巻」(森薫、エンターブレイン、2002年)、メイドマニアな皆様のバイブル? 前々からチャレンジしようかとは思っていた1冊だ。舞台は19世紀末のイギリス、30年間家庭教師をしたのち隠居した老年の女性仕えるメイドのエマを中心とした物語だ。

いやあ、なんだか懐かしいくらいに時間がゆったりと流れるドラマで、しかも登場人物たちの行動も舞台が舞台だからなのか時代が時代だからなのかひじょーにひっそりした感じ。なんでしょうね、大昔のカルピス劇場(「アルプスの少女ハイジ」とか「赤毛のアン」とかね)を思い出してしまいましたよ。まあ、これ1冊だけで終わるなら「ふーん」って感じなのだが、M様によれば「これから色々波乱万丈でラブロマンスがどんどん盛り上がって面白くなるんですよ」とのことなので、とりあえず今日は第2巻を借りてみた。なお、「ラブロマンスが面白いって、M様的に面白いっつーこと?」(M様は腐女子なのだ)と聞いてみたところ、「いえいえ、ごく普通のラブロマンス的な面白さでございます」とのことだった。

なお、今月のチャレンジ本として「団地ともお」(8月2日「忘備録:8月発売のコミック新刊ラインアップ」)を北海道に帰省した時に妹のところで読もうと思っていたら、そんなことをすっかり忘れて妹宅の「動物のお医者さん」を読み返しちゃったよ。いかんいかん、実家の納戸(←東京の家に置いて置けないけど捨てられない本を大量に送り込んであるのだ)や妹のところは魔窟だからな、うかつに近づいたら当初の目的をすっかり忘れて別の本を読みふけってしまうのだ。しかも姪っ子には「ガラスの仮面」もあるよ、なんて言われてしまうし。「ガラかめ」はうかつに1冊でも手に取ったりしたら底なしの無限地獄に堕ちる禁断の書だよ、手をつけちゃダメッ(類似書に「エースをねらえ!」や「SWAN」など)。
テーマ:日記
ジャンル:日記
♪今日の驚いたボケ 今日の悲しかったボケ(←浜崎あゆみで)

先日、台所のサランラップをしまって置く棚を見てみたら、サランラップを巻いたばかりの長ネギが置いてあって、自分のあまりのボケっぷりに気が遠くなりそうになった私だが、今日、さらにそれを上回るボケが!

朝、化粧をしようとムースタイプの下地クリームのボトルを持ちながら鏡を見てみたら、ポニーテールにしばった髪(←そのトシで痛い、などと言わないように。夏場はとにかく髪が邪魔なのだ)の短い髪がほつれてきていたので、ヘアムースをつけようと洗面所に行ったのだ。そしてヘアムースを手にとって……、はっと気がついたら顔につけてました! わーーーーん!!!

そりゃムースタイプの化粧下地をつけようとは思っていたけどさ、ヘアムースの方を顔につけてしまったとわ! 自分のあまりのボケっぷりに、1週間ぶりに会社に出社する日なのに「今日はもう、会社サボっちゃおうかなーーー」と思いましたよ。とほほ。今からこんなんじゃあと10年くらいで、もう人として通用しなくなっちゃうじゃないのか!?

そんなわけで、健康・病気カテゴリーに「今日のアルツ」というのも付け加えたのだ。きっと報告できる事例がこれからどんどん増えることであろう(号泣)。
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー 第7回(8月19日放映)。オープニング、マキオ(長瀬智也)の夢の中のマキオと和弥(田中聖)の戦いっぷり、バク転なんざさすがジャニーズ、しかもマキオに殴られたときの和弥の表情が実にいいですよ。。また、主演:おれ、原案:おれ、脚本:おれ、演出:おれ、のクレジットロールがナイスだ。

ところで急に組の仕事に手を出しはじめたミキオ(黄川田将也)の考えを父親(市村正親)も理解できないでいる。一方マキオの方は「お前本当に17歳か?」と先生やクラスメイトに疑惑を抱かれる。そして東京都青少年条例にギョッとして改めて自分とクラスメイトの年の差を意識するマキオ。しかし「今を楽しむ」マキオの今の目標は梅村ひかり(新垣結衣)との「恋」。桜なんとか(手越祐也)や星野達からのアドバイスにしたがって、ひかりとカップル達の伝説の通り道・アグネスロードで「プリクラ取って、アイス食べて、ベンチでおしゃべり」するマキオ、その二人を見守る萩原と桜なんとかと和弥の3人。

二人は第1ポイント(プリクラ)、第2ポイント(アイス)を無事通過するするが、尾行中の3人のうち萩原は塾だからと途中で引き上げ、帰りがてらに「(ひかりに)ちゃんと言わないとわからないよ」と桜小路にアドバイスする。うーん、桜なんとかの立ち位置が今ひとつよくわからなかったのだが、結局ひかりがすきで、マキオにあこがれていて、自分はかなわないと思っていたのか。

子どもの頃に父親に暴力をふるっていたやくざの思い出から「暴力は嫌い」というひかりの言葉が胸にささるマキオ。「俺はヒーローなんかじゃない。俺は悪だ。俺はとんでもない悪だ。そんな俺が守ってやりたいだなんて、なんて都合がいい夢を見ているんだ……」。帰りがけに現れた不良たち(?)に、マキオは反撃できずについにやられっぱなしのままで倒れて自宅に運び込まれる。「今まではやくざって言われようが極悪人って言われようが心なんか動かなかったけどよ……(今は違う)」。ひかりが憎み軽蔑すると言っていた暴力サイドのトップにいて、しかも桜なんとかにもひかりにも、もちろんクラスメイトにも自分の正体を隠し嘘をつき続け、皆とはあまりにも違う世界にいることに苦しむマキオ。おバカ青春ドラマでありながら、27歳の実は純真な男を配置することで、マキオの苦しみや辛さが17歳でもなく27歳でもない者にもしみじみと伝わってくる。

しかしミキオ(黄河田将也)は金儲けのために組を運営するのもいいかもと、本当に思っているのか? 一方マキオはプリクラを眺めて「いい夢みさしてもらったよ」とつぶやいていると(ひかりの事はもうあきらめたんだね)、いきなり桜何とかから「今、家のそばに来ているんだ、会えるかな」と電話が来て愕然とする。そして屋敷を見て驚く桜なんとか。どうする? どうする、オレ……って、ライフカードかよ。ついにマキオの正体がばれるのか? 続きはなんと来々週だ。24時間テレビなんかなくてもいいよっ!
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー 第6回(8月12日放映)。北海道帰省から帰ってきてやっと先週分を視聴。今回の見所はやっぱり「青春とは何だ!」のマキオ(長瀬智也)扮するアニキンダーですよ! しかも衣装は和弥(田中聖)の手作り!

さてマキオは組の仕事からはずされ学校生活に専念するよう命じられ、一方和弥はけなげにもマキオを追って学校に用務員としてもぐりこむ。ところでマキオ、鉄仮面(香椎由宇)との交換日記でもかなり漢字が使えるようになってますよ、進捗著しいぞ。しかし鉄仮面の方はマキオの真面目な書き込みに「いい組になるよう頑張ってください」とついハートマークを描いてしまう。それにしてもマキオがテレビ番組「アニキンダー」を見ているのは何故? ただ単に好きだったから? 精神年齢はまだこういうヒーロー物にあこがれる子どもレベルだということか? 少なくとも高校へ入学するまではこういう種類のテレビ番組も楽しんだことはなかったのではないだろうか?

しかし星野達おバカグループと安原達秀才グループが対立しているところに毒芹高校の不良がやってきて全員拉致されてしまうのを和弥が目撃し、マキオに報告する。マキオは一瞬無視しかけるが鉄仮面の「頑張ってください」の一言を思い出して現場に駆けつけるが、正体を隠すためにアニキンダーのコスプレしてますよ! アニキンダーのテーマソングがまたイカス。周囲の生徒の応援にますますボルテージが上がるマキオ、再び争いを始めるおバカグループと秀才グループに今を楽しめと説教し、煙幕を張って消える。素晴らしすぎだ、マキオ。

その後、マキオは梅村ひかり(新垣結衣)からのメイルに目をを白黒させ、ボルテージ100オーバーとなって肝試しの時同様にまた絶叫して走り出す。「ようし、俺はここで青春を楽しむぞ」と覚悟を決めるマキオはバカにするクラスメイトに「青春だ、この野郎」「せっかくの今を楽しまないでどうする!」「みんな未来が見えないでもがいているのは同じなんだ、いい組作ろう、3年A組なんだ!」と演説。格闘技もどきのアグネスプリン争奪戦では、マキオはひかり、桜なんとか(手越祐也)、星野と伊吹とともに参戦し、戦いの果てに得られたアグネスプリンゲットという勝利ににクラスが一体となる。しかしマキオの動体視力と運動神経、すげー。

一方シチリア組との抗争の真っ只中に飛び込んで、はったりだけで収めてしまう弟のミキオ(黄川田将也)。彼にとって他所の組を落とすのはゲーム感覚なのか? それとも本気で組長を目指すのか? 飲んでいた薬はなんなのか?(大雑把な摂取量から言ってどうせただのサプリメントなのだろうが)どうも目指しているのは組長という地位じゃないような気がするのだが、とにかく色々謎だらけだ。まさかミキオの力で組を大きくしたところで不治の病でポックリ、なんてないよね??

ラスト、ひかりにメイルの返事を送ってたたずむマキオの姿がせつない。実年齢27歳で今まで青春を経験したことがなかった男が、真っ只中にいる連中には意識できないでいる「青春」を今かみしめている。だが、彼にはアグネス学園のクラスメイトのような普通の未来は待っていないのだ。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
8月15日が母親の誕生日だったので、先日帯広に帰省したときに、前々から欲しいと言っていたNintendo DS Liteと脳トレをプレゼントした。彼女は常日頃漢字検定を受検すべく毎日漢字ドリルをやっていて、あのトシにしては結構珍しいくらい精進怠らない人なのだが、ドリルと違って自分で採点をしなくてもいいのがやはり便利だったようで、早速毎日やっていた。

しかし一番最初に脳年齢チェックをしてみたところ、判定が80歳と出たのがヒジョーに悔しかったらしく「80歳とは何事! 私はそんなに老けてない!」と怒っていたのだった。でもなー、実年齢70歳なんだから脳年齢80歳でもたいした違いはないように思うんだがな。そしてたまに父親のことを「もう76歳だからボケちゃってだめなんだよね」と他人事のように言っているのだった。いや、あなたも大した変わりはありませんから! 今さっき言ったことを忘れているし、そうかと思えばさっき聞いたよということを繰り返しまた言っているし、人の話を聞いていないし、あれとかそれとかこれとか指示代名詞多すぎだし。まあ私も自分がそういう年齢であるのにもかかわらず自分で自分のことを実はこれっぽちも「おばさん」だとは思っていないのだが、これは何歳になったも変わらないんだな。

同僚のK池さんのお父上は70歳をすぎても矍鑠としていて、近所の公園などにも元気に散歩に行っていたそうだが、帰ってくると「年寄りばかりでいやになる」と言っていたそうだ。「自分だってジジイの癖に、これっぽちもそうとは思ってないんだよね」と言っていたものだ。

さて私も久しぶりに脳トレをやってみたところ、3ヶ月ばかり放置していたせいか、脳年齢は46歳だった。「あなたの脳年齢は年相応か、ちょっと若いくらいですかね」と川島教授に言われましたよ。3ヶ月前までは30歳代をなんとかキープしていたのだが、喜んでいいのやら悲しんでいいのやら。そういえばもうすぐ受験だと言うのに(7月15日「30年ぶりの受験勉強」)これっぽちも勉強をしていないのを思い出してしまったが、今週はまだ盆休みということにしておく(←いいのか?)。
実はまだ帯広にいて、あと1時間ほどで家を出るのだが、先日市内を歩いていてちょっとびっくりしたのはこれ←。

帯広市内で開催予定の同人誌即売会のポスターですよ。「オールジャンル同人誌即売会」はともかくイラストオークションは一般客出品可。さらにお茶会や落書き大会もあってひじょーにほのぼのした感じ。まあ、大昔のコミケもこんな感じだったけど。今ならMGMあたりかなぁ。コミケで毎回MGMのチラシを見かけると、ついサークルの人に「まだやってたんですね」と言ってしまい、「まだ実はやっているんですよ」と返答されてしまうのだが。
ASCII24の夏休み特別企画

 ずばり“私は誰でしょう?”

1ページ目「IT業界関係者ならトーゼン答えられなきゃマズい!? 」はIT関係者でもなんでもない私だが、全部フルネームがわかったのだが、2ページ目「業界関係者なら思い出せなきゃマズいでしょ~?」(もちろん業界関係者ではない)は会社名はヒントからわかったものの、フルネームはハゲ頭で電波発言多数の彼しかわからんかった……。

3ページ目「社名を聞けば、ピンと来るはず!」……北海道出身のゲーム業界の彼しかわからん。4ページ目「今年、交代しました」……ま、まったくわからん。

ま、社長が誰だかわからなくても別に全然困らないのだが。
さて早くも4日が過ぎてしまったが、日曜日(8月13日)は例によって有明の東の海で同人誌売りをしていた。当日朝、夜6時の飛行機で札幌に向かうので旅行グッズを抱え、当然即売会用のグッズを抱えて自宅を出発し、途中のコンビニで食料品を買い込んでカートに乗せて道を急ぐ。7時20分に東京駅に着くと、この時間だと言うのに帰省客やら同人者やらバカンス客やらで駅構内はごった返している。ぱっと見た目では帰省客も同人者もバカンス客も見分けがつかない。しかし八重洲口改札を出る頃にははっきりと50%以上は同人者だというのがわかる。昔と違って今の同人者はオサレさんが多いが、やはり漂うオタクオーラは消せないのだ。

8時35分、ビッグサイト東ホールのスペースに到着。いつもと同じように一緒にサークルで売り子をしたのは同僚のMさま、そして午前中うちのスペースに駐留していたのはこれまたいつもと同じ、N県で中学教師をしているS川だ(参照:1月4日「コミックマーケット69に行ってきました1」、2005年8月15日「コミックマーケット68に行ってきました1」)。さて今回は、何分にも新刊がないので私はひっそりとスペースに来てくださったお客様に言い訳三昧、腐女子のM様は西の腐海への買出しに、そしてS川は後輩や教え子のスペースを訪ね歩くという、普通だったら年老いた教師がかつての教え子を訪ねて思い出を語り合うというシチュエーションを髣髴させる(ような、そうでないような)行動をそれぞれとっていた。ちなみにS川は今回のコミケに3連荘で参加しているが、1週間前ににはこの暑いさなかインドに行ってきたという、相変わらずぶりだ(2005年8月15日「昨日から北海道に来ています。」)

開場前に次回71回コミケの申込書を購入し、配置ジャンルの確認をする。なんと次回は12月29日、30日、31日の3日間開催で、M様のジャンルの創作JUNEは2日目の30日、私がいつも居座っている創作少女漫画は31日の配置になっていて、M様と二人で「大晦日は絶対無理!」と言っていたのだ。それで念のためにスタッフの人に聞いてみたのだが、やはり配置ジャンルには変更はないと言う。がっかり。その後北海道から来たEさんから、有明脱出のノウハウを聞く(8月14日「有明からの大脱出」)。新刊がないときはいつもはのんびりまったりと1日をすごすのだか、本日のこの地からの脱出のとんでもない困難さを思うと、今回はしょっぱなからかなりの緊張感に満ち満ちている。

10時、第70回コミックマーケット開場。うちのサークルにいの一番で来る人はほとんどいないのでのんびりとして猛牛の集団のごとく駆け抜けていくオタクの波(←目的の大手サークルへ向かって大量の客が通路をものすごいスピードで駆け抜けてゆくのだ)を見ていたら、いきなり「あの、新刊は?」と声をかけられてびっくりしたが、開場から10分しか経ってないのにその人が20冊以上の本を抱えていたのにもびっくりだ。いったいどういう買い方をしているんだか。

スペースに来てくれるお客さんの中には、今まで買った同人誌の総リストらしきものを持参していちいち在庫の山をチェックしている人がいてこれまたびっくりだ。お隣のサークルさんと「そういう人って、きっと家の中もきちんと片付いているんでしょうね」とため息をつく。他には携帯電話にデータを入れて携帯を見ながらサークルをチェックしている人とか、英単語帳みたいなカードにデータを書き込んでいてチェックしている人、パスケースにすべての情報を入れてある人など様々だったが、一番驚いたのはM様が目撃したピンキーさんだ。

M様「さっき、上下ピンクハウスの服を着て、ロングのかつらをかぶった男の人がいたんですけど」
私「ピンクハウスは今日みたいな日は暑くてたまらんよな」
M様「またかつらが毛ですから暑いんですよね」
私「コスプレも夏場のピンクハウスと冬場の水着(←ラムちゃんとか)は本当にどうかと思うね」
M様「夏場の着ぐるみも地獄ですよ。それでさっきのピンクハウスの人ですけど、扇子をもっていたんですけど」
私「ジュリ扇みたいな羽つきのすごい扇子だったとか?」
M様「いえ、扇子を広げてあおいでいたんですけど、その扇子に(スペース)配置図が描いてあったんですよ!」
私「えーーーーー!!」
M様「自分で作ったんでしょうけど、あんなのはじめて見ましたよ」
私「私も初めて聞いたよ。ユザワヤには手作りうちわや扇子用のグッズは売っているけどねぇ」
M様「やるなぁと思いましたよ」
皆様色々と工夫しているようだ。

←これはS川が買った東京ビッグサイト限定「有明お茶」。S川はボトルだけ持ち帰って生徒に見せびらかすそうだ。先月電話がかかってきたときに「東京でカタログ2冊買ってN県に送って。生徒がサークルチェックするから」と言ってただけあるよ。

さて午後に入って撤収準備を考えながら次回申込書を眺めていると、M様の腐女子仲間の高校教師のMさんがやってきて、「この次の冬コミ、どうします?」と聞いてくる。彼女も創作少女漫画ジャンルで店を出しているらしい(そして主催しているサークルはやおいではないそうだ)。
私「創作少女漫画ジャンルが大晦日の12月31日だっていうのが痛いよね」
Mさん「そうなんですよー。創作少女は特に主婦やっている子多いですし、いくらなんでも12月31日はやはり、色々家の中のことやらなきゃならないし帰省する子も多いですしね」
私「創作少女漫画はコミケが始まったときから存在している由緒正しいジャンルなのにさ、今じゃ人気ジャンルの緩衝材だもんね(←人気ジャンル同士を隣接させておくと混雑がひどくなるので、人気がないジャンルを間に挟んで緩衝材にするという配置が行われている)。もう少し敬意をもって扱ってほしいもんだよ」
Mさん「で、31日、やっぱり参加されます?」
私「うーん、それがねぇ、どうしようかと思って。12月30日の旅行ジャンルに鞍替えしようかとも思っているんだけど。だって、12月31日に出たら、(北海道)帰省が12月31日の夜6時とか7時になっちゃうもんね、それはやっぱりやだし」
Mさん「私も知り合い皆に聞いてみたんですけど、半分は12月31日は無理だから出ないって言ってて、残り半分はそれでも出るって言ってましたね」
私「創作少女漫画はババァが多いんだからもう少し考えて欲しいもんだよね」
Mさん「ほんとですよ」

まあ、そんなわけで結局、昨日「創作少女漫画」から「旅行」へジャンル替えして次回申込書を送ってしまいましたよ。ジャンル替えすると落選の確率が高くなるのだが、S川には「だって、由緒正しい創作少女漫画なんかもう全然描いてないじゃん。旅行記のほうが多いんだから実情にあっているでしょ」と言われてしまったのだった。当選したら当選したで、このとことずっと旅行ジャンルでスペースを取っているS川のご近所になるような予感もするが、でも今度の新刊は旅行記じゃないんだよ。とほほ。なんだか(抽選に)受かって欲しいようなそうでないような、複雑な夏コミの一日がこうして終わったのだった。なお、有明脱出記はこちら(8月14日「有明からの大脱出」)。
テーマ:雑記
ジャンル:日記
前々から買おう買おうと思っていたものの、危ない中毒性からお盆休みまでは買うのを控えていた例のソフト、「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」(参照:8月1日「「ご近所のご新規DSユーザさんたち」)をついに購入し、札幌に向かう飛行機の中でプレイしていたのだが(参照:8月14日「「有明からの大脱出 」)、……マリオ、難しいよ!! 誰だよ、難易度低めなんて言っていた奴は!!

まあ、私は実はスーパーマリオブラザーズシリーズをプレイするのは初めてなので、今までのシリーズよりも簡単と言われても今までのものをやったことがないからどこら辺がどう難しいんだかどう簡単なのかわからなかったわけだが、とにかく簡単にセーブできないのがつらい! 最後の最後でゲームオーバーになってしまい、いったい何度同じステージをプレイしたことであろうか(泣)。頼む、DSなんだからもっと気軽にゲームさせてくれよ、と何度心の中でつぶやいたことであろうか。

つい昔プレイした「クラッシュバンディクー(1)」や「キングズフィールド」なんかを思い出してしまいましたよ。あの時も何度ここでセーブさせてくれ!! と絶叫しながらプレイしたことか(←絶叫するな)。そんな意味でもこれは昔懐かしいゲームソフトなのか?(←違います)。

私の初マリオは(というか、生まれて初めてプレイしたゲームソフトでもあるのだが)「スーパーマリオ64」なのだが、あれとは全く違うソフトだったんだな。マリオ64の方は「ゼルダの伝説・時のオカリナ」のようにゲーム自体も楽しいが、ゲーム内世界を自由に動き回るのがまた楽しいゲームだったが、このニューマリオの方は純粋にゲームの楽しさを徹底的に追及したソフトだったようだ。だから私のようなぬるいユーザーには結構つらいのかもしれない。……とかいいつつもすっかりゲーム猿状態な訳だが。

しかしこのゲーム、マリオ64DSの時と同じで初代DSではなく、DS Liteでプレイすることをお勧めする。何分にも基本的にダッシュボタン(XかY)とジャンプボタン(AかB)と十字キーのみで操作するので、十字キーで操作している時に勢いあまって何度その上にあるパワーボタンを押して電源オフにしてしまったことか!!(泣) あともう少しでゴールと言うところで何度パワーボタンを押してしまったことか。そのたびに最初っから全部やりなおあしですよ。くーー。しかし(パワーボタンの位置が改良されていている)DS Liteは子どもに取られて初代でプレイしなくちゃならないのだ。まったく、もう。

まあそんなこんなですっかりはまっている訳で、先にはまりっぱなしになっている同僚H田をせせら笑えないのだった。H田には「Kさん(←私のことだ)も早くプレイして、私に色々教えてくださいよー」と言われているのだが、H田が先に進まないと言っていた最初のステージのラストのところ、プレイしていたら疲れていたせいか眠くなってきて寝こけているうちに、子どもに取られて勝手にクリアされてしまったよ。だからH田にご指導できることは何もないのだった。H田、すまん。
テーマ:日記
ジャンル:日記
夏コミ参加記は別記事で書くとして、8月13日の大問題は前日開催予定のはずが突然の豪雨のため翌日に開催延期となった東京湾大華火祭を控えて、いつも以上に脱出困難となった有明の東京ビッグサイトで開催されているコミックマーケット会場からいかに脱出し、羽田6時発札幌行きの飛行機に乗るか、である(参照:8月14日「まるで人がゴミのようだ」)。

さて8月13日の朝7時30分、東京駅八重洲口からはいつもコミケのときに出ている臨時直行便バス乗り場に、いつも以上の長い行列が出ていてびっくりだ。いつもならせいぜい2、30m程度なのになんと200mくらいは行列が伸びていたのである。夏コミ参加前から「今日一番並んだ行列だよ」とか思いつつ、8時にはバスに乗ることが出来て8時25分にはなんとか東京ビッグサイトにつくことができた。しかし、問題は帰りである。

花火大会がある以上、いつも以上にバスもタクシーもゆりかもめも臨海線も水上バスも混雑するだろうが、それでも羽田行き直行バスかあるいはタクシーで羽田に直接向かえばなんとかなるのではないか、と思っていたのである。しかしスペースに立ち寄ってくださった北海道から来たEさんによれば、「花火大会で交通規制がかかりますから、車よりも電車です。少し歩きますが有明駅から臨海線に乗って天王洲アイルでモノレールに乗り換えたほうが確実です」とのことだった。しかしこのEさんのアドバイスを聞いていた時点では、まだバスやタクシーでも大丈夫なんじゃないかと言う気がしていたのだった。

それがかなりやばいのではという気がしてきたのは午後になってかかった館内アナウンスである。夕方4時から花火大会のための交通規制がかかるために、レインボーブリッジが通行止めになり、車で来ている人は別ルートを使うように、そしてビッグサイトからは4時以降バスはほとんど出ないということ、さらにタクシーも使用できないも同然であるという内容のアナウンスが流れたのである。な、なにーー!? じゃ、残りの交通手段はゆりかもめか臨海線か徒歩しかないじゃないか? 花火大会がある以上水上バスだってどうなるかわからない。その時点で有明には15万人前後の人がいたのに、これらが皆、ゆりかもめと臨海線に集中したら、とてもじゃないけど2時間や3時間では脱出なんかできるはずもない。

私は同人誌即売会は、わざわざスペースに来てくださる方のためにもできるだけ閉会時間(午後4時)まで店を出していたいと思っているのだが、何分にも毎回脱出に異常に時間がかかるため(バスもタクシーも行列で1時間待ちはザラである)、仕方なく閉会1時間前に店をたたんでている。3時以降にスペースに来てくださる方には本当に申し訳ないと思っているのだ。また、私がいつも腰を据えている創作少女漫画というジャンルは非常にのんびりとしていてまったりとしているせいか、他のサークルさんも店じまいが遅いのだ。しかし、この日はそんなこと言ってられない事態になってきたので、今回は午後2時半に撤収準備をはじめることにした。

前日も参加した新潟の教師S川によれば、前日の豪雨の後に花火大会が延期になったと言う館内アナウンスが流れたときには、会場内でやったーという大歓声があがったとのことだ。しかし2日目参加者は花火大会で交通事情が悪化することはあらかじめ予定されていたことで色々と準備が出来ていただろうが、3日目参加者にとっては寝耳に水である。今日は花火大会が憎い!

さて午後2時半、いつもにもましてスピードアップして撤収作業を行い、サークルの展示用品や在庫をつめた荷物を東ホールの外にある宅配便受付に出してくる。受付場所は遥か彼方だ。傾きかけた西日がジリジリと暑い。2時50分撤収完了、周囲のサークルさんに挨拶をして脱出する。お隣のサークルさんには「無事飛行機に間に合うといいですね」と励まされる。あ、ありがとーー、宮城の米さん(←サークル名だ)。見回すと周囲もさすがに今日はいつもより撤収準備が早いようだ。

ビッグサイトの会場内は、一般参加者といつもよりも多目のサークル参加者の帰宅の波であふれている。午後3時、東京ビッグサイトの西ホール側から外に出て、助っ人のM様と二人でずっと先に見えている臨海線の有明駅に向かう。しかし広い会場前の道幅一杯に広がった人並みが皆同じ方向を目指している。
「もしかして、これ、全部臨海線に乗る人たち?」
「そうでしょうね……」
それはそれは気が遠くなるほどの人の数だった。

3時10分、有明駅に到着するが、もはや駅の外にいると言う感じではない。朝の満員電車の中央線車内にいるような混雑振りだ。ここからまたチケット購入の行列に並んだ上に、さらに改札口に向かう行列に並ぶのかと思ったら気が遠くなる。
「今日一番の大手はここでしたね……」
「ほんとだね……」力なくつぶやく私たち。しかし「ここはSuikaが使えますよ!」というM様の一言が。おお、チケットを買わずにそのまま改札口まで向かえるなんて、Suika、ブラボー。今までSuikaにありがたみを感じたことなどほとんどないが、今日ばかりは持ってて本当によかったよ! 

有明駅の行列とひとごみはすさまじいものだったが、サクサク進むせいか、驚いたことに3時15分には改札を通過し、有明駅のホームに着くことができた。
「これは、もしかして6時の飛行機、間に合う?」
「もしかして羽田でお茶もできるかもしれませんよ」
「いやいや、油断は禁物。乗るまでは安心できん」

午後3時24分、大崎方向行きの電車がやってくる。前の駅から乗っている客は浴衣を着た、いかにもこれから花火を見に行きますよというカップルばかり。そこにどやどやと大量の荷物を抱えた大量のオタクが乗車してあっという間に車内の雰囲気は一変だ。すまんな、浴衣の君たち。
「の、乗れたよ!」
「無事脱出できてよかったですね!」
「いやー、でもさ、これあと30分遅かったら駄目だったろうね」
「そうですよ、あと30分遅かったら多分駅からあふれてストップしたままの行列が何百メートルも出来ているはずですよ」
「よ、よかった……」
とりあえずほっと、ない胸をなでおろすわしらだ。

午後3時30分、天王洲アイル駅でM様に別れを告げて下車し、モノレール駅の天王洲アイル駅に向かう。ちょっと乗り換え距離が長い。駅に着くと13日が最終日のポケモンスタンプラリーのスタンプ帳を持った親子連れが何組も降りてくる。ちょうど電車が出たばかりだったために少し待つこととなったが、46分には羽田行きの快速がやってきて、なんと羽田には4時に着いてしまいましたよ! オーマイガー!(←なんか使い方を間違えているような気もするが、気にしない)。なんだか緊張が解けたせいか、少しめまいまでしてくる。

そして空港内のJALのチェックイン機にマイレッジカードを差し込むと、なんと30分早い便(5時30分発)に変更することもできるがどうする?と聞いてくる。ますますびっくりだ。もちろん5時30分の便に変更し搭乗券を受け取る。なんだか昨日といい、今日といい、私ってもしかしてすごくラッキー? しかしこれまた緊張がとけたせいか、ものすごっくおなかがすいたのでそばを食べ、手荷物検査も通過して、無事飛行機に乗るといきなり熟睡してしまった私だ。

いやはや、今日はほんとーーーに疲れたよ……。次回はもっと余裕のあるスケジュールで移動しなくてはと思ったものの、この反省が次回に生かされるのかどうかは全くもって不明だ。とにかく今はすっかり疲れてて、もうしばらくは何も考えたくない……と思った午後だった。
テーマ:日記
ジャンル:日記
毎年お盆と年末年始は子どもの父方のおばあちゃんの家と母方(つまり私だ)のおばあちゃんちに子どもと二人で帰省しているのだが、今回もまた二人で帰省行脚の旅である。スケジュールは、8月12日(土)子どもが一人で札幌のおばあちゃんの家に行き(ANAキッズ楽のりサービスを利用)、私は8月13日(日)朝から夏コミ参加、午後3時に有明の東京ビッグサイトを脱出して午後6時の飛行機で札幌に行く、というものだった。そんな訳で土曜日は初めての一人旅の子どもを見送りに羽田に行ってきたのだが、お盆の帰省ラッシュの真っ最中、しかもテロ事件の影響で手荷物検査場のチェックも厳重と言うことですさまじい混雑。上の階から下の出発フロアを見ていた子どもがつぶやく。

「まるで人がゴミのようだ」
「えっっ!?」
お前はムスカ(「天空の城 ラピュタ」)か!? しかしよく聞くと本人は「まるで人が蟻のようだ」と言っていたらしい。うかつなオタク耳の私だ。

さて子どもを見送って自宅に帰る途中で雨が降り出して……土砂降りですよ! うひゃー、こりゃひどいと思いつつ自宅マンションのエレベータに乗り、自宅フロアで止まったエレベータのドアが開いた瞬間、エレベータと廊下の電気がふっと消えたのだ。停電のようだったが……あ、あぶねーーーー、あと数秒遅れていたらエレベータの中に閉じ込められていたよ! 何せ古いマンションだから停電時に自動的に最寄階に止まるというような高級なエレベータじゃないのだ。停電は10分程度で復旧したようだが、閉じ込められていたら救出されるのに何時間もかかったことだろう。ラ、ラッキー。

そして部屋に戻って何をするかと言うと翌日の夏コミ用のチラシ作りである。今回の新刊なしの言い訳と次回の営業をかねてサークルスペースに来てくれた人に配布するのだ。しかしまだ本当に何もやっていない。とにかくがーーーーっと集中して2時間で2ページのチラシ用原稿を作ると、家を出てコピー屋に向かう。近所に両面コピーがすばやく出来てカラーコピー用紙が豊富にある店があればいいのだが、ないので西新宿の店に行く。午後5時、コピーが終わったところで店内の案内板を見たらなんと、「8月12日午後22時~8月13日午前6時まで休業」のお知らせが。実は原稿を作った後、しばらく家を留守にするので色々片づけを先にやって、コピーはその後翌日の朝4時くらいに行こうかなと思っていたのだ。あ、あぶねーーー。

店を出ると空はすっきり晴れてきていてさっきまでの土砂降りが嘘のようだった。そして地下鉄の入り口から階段を降りて、チケットを買おうとしたところ自販機の横に張り紙が。

「本日開催予定の東京湾大華火祭は、明日に延期になりましたので本日運行予定の臨時便の運行はなくなりました」

なにーーーーーーっっっ!!! 花火大会が明日に延期ですとーーーー!?

今回の日程では8月12日に東京湾で花火大会があり、夕方から交通規制に入るため夏コミ2日目参加者の有明脱出がひじょーに懸念されていた(←当事者たちの間では)と思うが、何分にも私は3日目参加なので他人事と思っていたのだ。しかしそれが延期になって3日目に開催ですと!? ただでさえも有明脱出はギリギリのスケジュールだったのに、花火大会が開催されてしまってはもはや5時に羽田に到着して6時の飛行機で札幌などというのは不可能ではないのか。

美しく晴れた空を眺めながら、今日、これから花火をやったっていいじゃんかよーーー、頼む、今日やってくれーーーと空しくつぶやきながら帰路についたのだった。さて、私ははたして日曜日、北海道行きの飛行機に無事乗ることが出来るのか!? ……つづく
フジテレビって……フジテレビって、ほんとっ、番宣が多い局だよなぁ。バラエティ番組なんか半分以上は番宣かタイアップ番組じゃないのか。朝の情報番組も、テレビ朝日のように(主に新聞系の)ニュースを重点的に扱うのも(やじうまプラス)、フジテレビのようにエンタテインメントに徹するのも(めざましテレビ)それはそれでいいと思う。でもさーーー、やっぱり番宣多すぎだよ。だからこの間の極楽・山本の一件のような不祥事が起こって出演番組(「東京タワー」)が延期なんてことになると、放送延期なのにこっちの番組に番宣で洋ちゃん出てるよ、こっちの番組には番宣で広末出ているよってことになるんだよなぁ。多分お蔵入りしたもののだって結構あるんだろうなあ、とか思うわけですよ。なんだかなー、ですよ。

でもって今週の「はねるのトびら」。もちろんフジテレビのバラエティイベント「お台場冒険王」との合同企画でなおかつ日産とのタイアップで、今週はみんなのアイドル(え?)、秋山森之進(83歳)がお台場冒険王の観客のいるステージで歌ってました。でも森之進、いつもより背筋がまっすぐだったぞ。若い子を意識しているのか? そんな森之進、日産のCMに出させて下さい!と祈りながら「KAT-TUNのメンバーを覚える歌」を熱唱。曲はもちろん「北酒場」で。

KAT-TUNのメンバーの中には
車の似合う亀梨がおる
ちょっと赤西も似合う
上田と田口はバイクかな
田中の髪は短いボウズ
ゴーンより短いね
ゴーンの目つき とっても怖い 視線そらす
KAT-TUNのメンバーで一番
中丸 ゴーンに似てるかも

おお、今週は中丸が出てきましたよ。でも中丸が誰だかいまだによく分からない私でも、中丸がゴーンに似てないことだけははっきりわかるがな。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
アメリカのハリケーンにはリタとかカトリーナとか名前がついているのは有名だが、もちろんアジア地域の台風にも名前が付いている(2005年9月6日「目はどこにあるの?)。今週来ていた台風7号にはマリアと言う名前がついていたらしく、やっぱり秋葉原の店頭POPには「マリア様が来てる」の文字があったそうですよ(参照:2005年8月5日「「マリア様がみてる」今野緒雪」)。

 秋葉原に「マリア様が来てる」(アキバBlog)

ところで台風ステーションという台風情報サイトに「台風の気持ち」っつーページがあるのだが、これがインタビュアーがそれぞれの台風に今の気持ちを聞いてみるというページ。7号(マリア)の後ろについてきていた8号(サオマイ)へのインタビューは以下のような感じ

「こんにちは。今回はウェザーマップのツムジがインタビューします。時刻は8月10日12時00分です。やあ、サオマイ。あいかわらず元気だね」
「ええ、さすがにピークは過ぎちゃったけど、まだまだいけるわよ。その辺の若い子には負けないんだから」
「(若い子って……?)おかげで昨日の先島諸島は大荒れだったよ。特に、暴風域に入った宮古島の人たちは大変だったらしいね」
「ごめんなさいね……それがあたしなんだもの。自分に嘘はつけないわ」
「うーん、進路どおりにまっすぐな性格だなぁ」
「そうそう、あたしが通り過ぎたからって、油断しちゃダメよ。沖縄地方の沿岸は、まだまだ高波に注意が必要なんだから」
「……しかも親切だし」
「ほめたって、何も出ないわよ」
「あらら。えーと、今は台湾の北にいるんだね。このまま中国大陸に上陸かい?」
「そうよ。おいしい飲茶があたしを待ってるの。早く行かなくっちゃ」
「行く気まんまんだね。じゃあ姐さん、また明日もよろしく」
「誰が姐さんよ!」
「日本から離れたとはいえ、まだ沖縄の海は大しけ状態。強い勢力を保っているので、中国での被害も心配です。サオマイからはまだ目が離せません!」

すごい。台風の気持ちがよくわかるよ! なお次の台風9号(ボーファ)なんかインタビュアーにごきげんいかが?と挨拶されて「もうフラフラよ…。もう「台風」としての威厳を保つのにも疲れてきたわ…」なんて答えていますよ。いやあ、台風以上にこの台風ステーションからも目が離せないかも。
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実にどうでもいいネタなのだが、世の中にはこんな世界大会も。

 マウスパッド投げ世界大会2006

日本マウスパッド投げ連盟(日マ連)の公式ルールでは「マウスパッド投げは、飛距離を争います。投げ方に制限はありませんが、投げる瞬間に必ず「マー!!」と叫びます。マウスパッドの素材はウレタン製としていますが、サイズなどの制限はありません。」ということで7月22日に開催された世界大会では「投げるときに「マー!!」と叫ばなかったらファウル。皆真剣です。 30メートルを超えた地点に着地したのに「マー!!」を言わなかったために幻となった大記録も。会場はどよめきに包まれました。 」とのことだ。

しかしね、この日マ連公式ホームページ掲載のマウスパッド投げの歴史がすごい。意外に歴史が古いですよ! ……って、それ、円盤投げの円盤ですから。
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このところ同僚のY男が「コミケがあるんだよ、だからダメなんだって」と言っているのでびっくりだ。漫画好きでもなんでもない普通の社会人の口からいきなり「コミケ」とういう単語が出てくると驚くな。Y男の事だから花火でも見るのか?(8月12日開催・東京湾大華火祭)とか思ったらそうじゃなくて、うちの会社は有明に事務所兼倉庫があるのだが、コミケ開催時期は車が通れなくて仕事にならないらしい。おまけに有明の事務所には車椅子の社員が何名かいるために、普段は車で会社に来ている彼らも出勤できないのだという。

ところで新刊ですが夏はやっぱり、今年もだめでございました(参照:2005年8月12日「お城の舞踏会に着て行く新しいドレスがありません。」)。明日から有明で開催される「お城の舞踏会」に、新しいドレスと靴を用意できなかったので肩身が狭い。しかも今度の指定席は結構晴れやかな場所。普通の舞踏会と違って有明城の舞踏会は壁際が特等席(この漢字変換システムったらひどい。漢字変換したら「禿頭席」ですって! いくら私がハゲ専だからっといったって、一度も使ったこと無い漢字なのにいきなり1位候補で「禿頭席」とは何事か)、2番目が壁と向かい合っている島端(キング・オブ・お誕生席)、3番目がお誕生日席(島の両端)で、今年はお誕生席ですよ。場所は以下の通り。

8月13日(日)東5ホールぺo8a

こんな場所にいながら新刊がない!! いや、えーとね、表紙は7月に入稿したのよ。でも本文入稿がダメだったの(泣)。30年近く同人誌作っててさすがにこんなの、初めてだよ、とほほ。この間印刷屋さんに電話して、「表紙だけ先行入稿したんですが、本文が間に合いませんでした。それで表紙の方は冬まで預かって置いていただけるでしょうか?」と聞いてみたら、預かってくださるとのことでした。ありがとう! くりえ○社さん。それでもこんな場所だからせめてコピー誌をと思ったものの、まあ、ポケモンスタンプラリーでそれどころじゃなかったわけですよ。しくしく。

そんなわけで今年もまた舞踏会の隅でひっそりと息を潜めております。いつもナイスなコメントを寄せてくださるsuikaさんからは言い訳グッズをいただいたので、今回は活用させていただきます。ありがとう! suikaさん。ちなみに去年の暮れにあつらえたのはコレ

さて、年末こそは表紙も入稿済みなんだから新刊を出しますよ。ネタなら山ほどあるし。それになんか、「結婚できない男」(フジテレビ)を見ていたら"一人香港"もOKかも、という気がしてきたし(え?)。10月下旬とか11月に久しぶりに香港行っちゃおうかなー(そして旅行記ですよ)。しかし、次回コミックマーケット71の創作少女漫画ジャンルが12月31日って、どういうことなのーーーーー!(コミックマーケット71ジャンルコード一覧) 無理。大晦日は静かに北海道で年越しそばを食べながら紅白歌合戦を見るのよーーー。高齢の女性参加者が多いからそこらへんを配慮して創作JUNEは2日目に配置したと言う噂を聞いたが、だったら同様に高齢者が多い創作少女漫画も2日目にしてーーー。
去年の秋にTBSでドラマ化の話があったものの、一旦なくなって放送予定枠では「花より男子」が放映されたわけだが、今度はフジテレビ月9でドラマ化ですよ。え? 月9!?

 TVドラマ「のだめカンタービレ」公式サイト(フジ)
 のだめカンタービレ ドラマ&アニメ化決定!(二ノ宮知子ウェブサイト)

去年のドラマ化企画の時のキャストは岡田准一、上野樹里、池脇千鶴、要潤、松田翔太(だったらしい)。この並びでいくと岡田准一が真一役の予定だったのか? だとしたら背が足りなさ過ぎだと思うのだが(←余計なお世話です)。もしかして要潤? まあ、要潤ならシリアスキャラもボケキャラ(「動物のお医者さん」の二階堂)もOKだからアリだろうけど。

で、今回のキャストはのだめが去年と同じ上野樹里、千秋真一が玉木宏ですよ。他に瑛太、水川あさみ、小出恵介、そしてシュトレーゼマン役に竹中直人。日本人でいいのかよっという問題以前に、そこまではじけキャラにしなくてもという気も。そして竹中直人はともかく、他の男性陣が微妙に格落ち感が(中略)。

まあ、でも月9だしね。中途半端な音楽系ラブストーリーにならないことを祈る。
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