同僚のM様と「もうそろそろ来ころだよね……」と話していたのだが、昨日やっぱり来ていましたよ。

今度の冬コミは、久しぶりに落選でした~~~!

うーむ。3年くらい前に書類不備で落選して以来だ。しかし今回は何せ米澤さんがこの間亡くなったから(10月2日「コミックマーケット代表、漫画評論家・米沢嘉博氏死去」)、今度の冬コミは本を作るとか買うとか関係なしに、とにかく参加してみたかったのだが、まあ落選した以上はさっさと北海道に帰省する事にしよう。やっぱジャンル替えがネックだったかなー(8月17日「コミックマーケット70に行ってきました。」)。今回の日程だと多分本来の創作少女漫画のままだったら当選してたんだろうが。

ま、新刊は来年の夏にむけてゆっくり、今度は5冊くらい(!!)作る事にしよう。
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今日会社に行ったら同じフロアの社歴30年弱の大お局様のK池さんが開口一番に「お誕生日、おめでとう!」と言ってくれてビックリした。いやー、自分の誕生日なんかすっかり忘れていたよ~。そしてK池さんは「これでやっと私と同い年ね」と言ってにっこり微笑んだ訳だが。ま、お互いババァ事務職社員として、毎日「もうトシだから」とか「定年まであと何年」とか言い合っている仲だからな。

さて、そんなことをすっかり忘れて帰宅後に、定例の日課になっている「おいでよ どうぶつの森」を水やりとカブ価チェックのために立ち上げた所、猫キャラのオリビアがいきなりやってきて「今日っておたくの誕生日でしょ? だぎゃー?」と言うなりプレゼントにバースデイケーキをくれたのだった。「また一つ大人へのかいだんを上っちゃったおたくに、プレゼントを持ってきたの、だぎゃー」だって。大人の階段はもう随分と上の方まで上ったのにこの期に及んで大人になっている感がないのはいかがなものか。そしてさらに「ねぇ、きりタッシーちゃん(←オリビアは人の事を勝手にこう呼んでいるのだ)、……うれしいでしょ?」と聞いてくるので「うれしい!」と「まあまあ」の選択肢からとりあえず「うれしい!」の方を選んでおく。「フフン、喜んでもらえて光栄だわ、だぎゃー。これからも仲良くしてちょうだいね、きりタッシーちゃん!」と言って去って行ったのだった。という訳で部屋にケーキを飾ってみた(写真・右)

どうぶつの森でお祝いしてくれるということは、他の誕生日を入力したゲームソフトでもなんか一言祝ってくれるのでは、と思って今度は「いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS 」を立ち上げてみる。すると特に何も言わずにいきなり「11月の異名はなんというでしょう」という4択問題を出される。それに答えると「お誕生日おめでとうございます! 自分の生まれ月の異名は覚えておきたい常識ですね」と言われたのだった。一言多いんじゃないのか?

そして最後に去年と同じように今年も「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の川島教授においで願った。今年も「お誕生日おめでとうございます!」とビックリマークつきで言ってくれる。でもトシまでは言わんでもいいから。

DSの他のソフトで誕生日を入れたのってあったっけと思って「英語漬け」と「Newスーパーマリオブラザーズ」も立ち上げてみたけど、こっちは変化なし。……うおーーっ、なんだかすごく寂しい事やってるような気もするけど、この際気にしない。大人になるって、寂しい事なんか気にしない事なのさっっっ(え? 違う?)。
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ザ・鉄腕ダッシュ!(11月5日放映)。昨日の鉄腕ダッシュは夕飯の買出しと支度をしていてほとんど見ることが出来なかったのが残念だ。テーマはなんと城島茂とモト冬樹をセットにして若返り実験とな。台所でメシの準備をしていると、城島の加齢臭がすごいとか何とか言っているのが聞こえる。加齢臭! いくらジジくさいっていったってジャニーズなのに! アイドルなのに! しかもいまやハゲキャラアイドル(略してハゲドル?)のモト冬樹とペアで「キャラの似ている2人で若返り実験」って。まあ、多分城島はモト冬樹みたいに禿げるのは確実だろうけどさあ。

TOKIOって、ジャニーズの中でもガテン系だよな。なんか力仕事や体が資本、みたいな仕事が多いような気がする。随分昔に国分太一が岡村隆史と人間ドックを受けて直腸検査まで実況されているのを見たときはさすがに驚いたが、今回は頭に吸盤みたいなもの(「真空含浸機」という掃除機の要領で頭皮の皮脂を吸い出す機械らしい)をくっつけてそれを取ったときに二人(モト冬樹と城島)が、残り少ない髪の毛抜けてないか気にしているんですよ。アイドルなのに(←しつこい)。「薄毛改善」「血行促進」対策で炭酸浴をして二人とも汗を噴出していたのだが、頭にもどっぷり汗をかいているのがはっきりとわかる(つまり薄毛・ハゲだから)とか言われているんですよ。

……やっぱり全部見てみたかった。ハゲにジジィときたらこんな美味しい番組はないのに、私ときたら見逃してしまうなんて。あー、録画しておけばよかった……(←こんな後悔をするのは私だけだろう)。ちなみにやはり見ていた同僚のNさんによれば加齢臭は泥パックですっかり消えていたそうだ。
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さて先日本屋で迷子になったあげく(11月2日「久しぶりに本屋で迷子になる。」)ゲットした「シュミじゃないんだ」(三浦しをん、新書館、1,470円)は先日の母との奈良・京都旅行の最中にずっと読んでいた。奈良の都の古寺で厳しい表情をうかべる阿修羅像にみとれながらふとホモネタエッセイ本をひもとき、薄く色づく秋の京都の山深い趣きある風景の中にたたずみながらボーイズラブ(BL)への深い愛と考察に満ちあふれた本を開く、優雅な休日……。こんなことでいいのか!? 

いや、いいのよ。ボーイズラブにはまったく興味がない私だが著者のあまりにも熱すぎるボーイズラブへの飽くなき情熱はよーーーーくわかった。興味はないけど各章で紹介されているボーイズラブ作品の推薦の辞が素晴らしく、ふとした気の迷いでついうっかりご推薦の本(もちろんボーイズラブだ)を手に取ってしまいそうになる気さえする。だいたいタイトルの「シュミじゃないんだ」だって、好みじゃないという意味ではなく、履歴書の趣味欄に「読書」と書いているけど自分にとって読書(含漫画)はそんな生易しいもんじゃないんだ、「生きる」という事すべてなんだという叫びな訳だが、いくらなんでもそんなことまではわからんよ。当初私だって「こんなBLは嫌だー」(by 鉄拳)みたいなノリの表題なのかと思ったくらいだからな。

それにしても三浦しをんの作品に対する真面目さと(他の人から見たら厳しいくらいにも思えるかしれない)倫理観にもヒジョーにうなずける。男と男がただくっついていればいいというものではない、重要なのはそこに描かれる関係性であるという事、またむやみやたらと安易にコトに及ぶのは「作品をただ消費だけされてゆく「商品」にしてしまうんじゃないだろうか。私は消費したいのではない、物語を味わいたいのだ……!」という主張には納得だ。彼女の場合は果てない読書の大海の中で漂流して流れ着いたところがたまたまボーイズラブと言う名の島だったのね。

しかしBLを読んだ事がない人へのガイドブックとしても最適、とかってどこかに書いてあったが、しょっぱなからのテーマが「リバーシブル」なのに、いいのか!? もちろん「リバーシブルという在り方は、「なぜボーイズラブを描くのか」「なぜそれを読むのか」ということを考えていく上で、重要な題材になると思うのだ」とは書いてあるけどな。スキー初心者を山のてっぺんまで連れて行っていきなり滑ってみろと言っているような気もしないでもないが(←私はスキーが全く出来ないのだが、大昔会社の旅行でスキー場そばのホテルに行ったときにいきなりこれをやられたのだ)。

でもなんだかんだいいつつ、まずは推薦本の「ジェラールとジャック」(よしながふみ、白泉社)は読んでしまいそうだ。
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この連休は、常に唐突な行動をとるうちの母とうちのガキ(8歳)と3人で奈良に一泊旅行に行ったのだが、翌日は京都にも行って来た。しかし京都なんて寺社仏閣といい景色といいその他の観光名所といい、8歳の子どもが喜ぶような場所なんて全然ないしなと思いつつ、「NintendoのDSで百人一首のゲームが出来る博物館に行ってみない?」と子どもに聞いてみた。「百人一首って?」と言うので「昔のカルタだよ」というと、Nintendoという単語にだけ敏感に反応したらしく行ってみたいというので、子どもと二人で京都の嵐山にある時雨殿に行って来た。本当は「京都国際マンガミュージアム」も見てみたかったのだが、何せ出来たばかりで開館が今月の25日なので絶対無理なのだ。で、うちの母はというとそんなものにはこれっぽっちも興味がないので「私は平安神宮の方を見てくるから別行動にして、お昼ご飯の時に合流しましょう」とさっさかどこかに消えてしまった。

しかし京都に行くとは全然考えていなかったのでガイドブックも見てなかったし、その時雨殿がどこらへんにあるのかも全く分からないので、まずは観光案内所に「今年できたばかりの百人一首博物館で時雨殿というのがあるらしいんですが、どこにあるんでしょうか」と行き当たりばったりに質問をしてみる。すると担当のおじさんはずごく親切に目印を付けた地図をくれて、京都嵐山駅で降りて徒歩15分くらい、天龍寺の裏側にあるけど、行けばわかるからと教えてくれる。なんでも出来たばかりなのでガイドブックにもあまり載っていないのだという。じゃ、なんで私が知っているかというと、もちろんゲーム系ニュースを見ていて京都に行くような事があったら見てみたいとちょっと思っていたのだ(ニンテンドーDSで百人一首を体験、京都嵐山の新名所「時雨殿」)。なんとここはあの太っ腹な組長が(参照:2月22日「ヒジョーに太っ腹。」)、総工費約21億円を自分のポケットからポンッと出した事でも有名な所ですよ。あとね、Nintendo Dreamとい雑誌記事のインタビューがここで行なわれる事も多いみたい(「宮本茂 時雨殿でWiiを語る」)。

さて季節柄嵯峨嵐山で下車した観光客のほとんどがトロッコ電車か天龍寺に向かう中、通り過ぎて時雨殿に向かうわしら親子。中に入り受付で入場料を払うと靴を脱いで荷物を預けるよう指示される。荷物を預けて(でも観光客らくしデジカメは首から下げて)最初のゲートを通ると入口で時雨殿ナビを渡される。これが館内ナビ用のNintendo DSなのだ。タッチペンはなんか筆っぽい形だけど大きさは今のDS Liteよりも使いやすい。時雨殿ナビを渡された時に「利き腕は右ですか?」と聞かれたので多分左利き用に調整されているナビもあるんだろうな。

最初の広間には床面にに巨大70面スクリーン、壁には百人一首が描かれた屏風が立っている。スクリーンには京都市内の上空写真が表示されていて、ナビ画面の「足元を探す」をタッチすると足元の写真が拡大されるし、「地名で探す」をタッチすると地名一覧が出て来て、そこに載っている地名をタッチすると足元に案内してくれる鳥のアイコンが出てくる。これが自分の動きに従って行き先を案内してくれ、目的の場所に着くとすーっと吸い込まれて消えてしまうのだ。これが単純ながらも結構面白い。子どもはすっかり夢中になって京都市内中を適当に何度も検索して歩き回っていた。

道案内してくれる鳥の形と色は持っているナビ(人)ごとに違っていた。

その後今度は「大きな札」というゲームが始まった。足元のスクリーンが百人一首の札になり、手元のナビに出てくる絵札と同じ絵札のスクリーンの上に立ち、ナビにタッチして正解だと得点になり最終的に何位だったかが出るのだ。これが思っていたよりも難しいのだがやりはじめると結構夢中になってしまう。文字と歌の内容で絵札を探していると全然見つからないので、緑色の着物で右向きのハゲ頭で琵琶をもっている、という風に絵の内容で探した方が結構早くみつかる。

何回かやったが最高位は2位止まり。ううう、この次までに(←この次が一体いつになるかはまったく不明)百人一首をちゃんと覚えたろかとも思う。もっともこのゲームの場合は百人一首を覚えているかどうかはまったく関係ないのだが。なお、この「大きな札」、「この猿丸大夫の絵札、前回は確かここら辺にあったはず」と前にあった場所に行ってみると全然違う札があるので、多分、絵札の種類と場所はやるたびにランダムに表示されるようになっているのだろう。

ここを出ると次の部屋には百人一首の歌人達との対戦ゲームや百人一首ネタの謎解きゲームがある。しかし、2階に行ってみるとなんとだだっ広い大広間にマネキンと昔の百人一首が並んでいるだけ。なんじゃーこりゃーな手抜きっぷりに驚く。予算が無くなったのかよっ!と思ったら、どうやらここは百人一首大会の会場にもなるらしい。

しかし子どもはすっかり気に入って(もちろん、私もだが)、出て来た時は「東京にも時雨殿、あればいいのにね」と言っていた。子どもの社会科と国語の勉強にもこれはなかなかいいですよ。大人にも東京の上空散歩バージョン、なかなか面白いと思うんだがなあ。任天堂さん、東京にも一つ、いかがですか?
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今朝会社でマンガラブーの川原和子さんのサイトをチェックしたら、なんと三浦しをんのエッセイの新刊「シュミじゃないんだ」が出ているとのネタが。三浦しをんの文学の方はほとんど読まないがエッセイはほとんど読んでいる私だ。今回も勿論買いだ。しかし中身はなんと、BL(ボーイズラブ)ネタエッセイとな? うーむ、BLに興味がない私にはちと読みづらいかもしれんが、しかし明日から子連れでうちの母親と3人で奈良に行ってくるのだ。電車の中で読むにはいいかもしれん。でも明日は朝一で家を出るので本を買っているヒマもないし、今からAmazonに注文しても届くのは明日の昼以降、間に合わないので会社を午後3時くらいに早退する事にする(←そんな事で!)。ついでにデジカメ用の予備のSDカードも買っておこう。

大お局様のK池さんに「今日、早退するから」というと、「どこか体の調子が悪いの?」と心配してくれる。どうも私達がいるフロアの私達がいる島の近辺の社員が次から次と体調を壊してみんな会社を休むので、ここいら一帯は「呪われた島」と呼ばれているのだ。しかし私は別に呪われる事もなく(は! もしや肥満化は呪いのせい?)午後3時には無事会社を抜け出して本屋に向かった。まずは池袋ジュンク堂に行こうかと思ったが、そういえばそろそろカレンダーの季節、じゃあ池袋東武の中にある銀座伊東屋でカレンダーを買い、本は同じフロアの旭屋書店で買うことにしよう。デパートカードのポイントも付くし。しかしカレンダーを買った後に旭屋エリアに入ると……

ひ、広い……。旭屋、広すぎだよ。今まで行った大きな書店は池袋ジュンク堂も丸善東京本店も何階もある大きなビルだったが、各フロアはそれぞれジャンル分けされているのでジャンルの目星をつけて行けばそのフロアで迷う事はない。しかし旭屋はすべてワンフロアに入っていてしかもだだっ広いのだ。うおーーーー、本が探しにくいじゃないかーー。

まず出たばかりの本だから新刊コーナーをチェックしてみるが、ない。話題書コーナーにはノーベル賞受賞作とか芥川受賞作とならんで今年直木賞を受賞した三浦しをんの「まほろ駅前多田便利軒」は並んでいたが、「シュミじゃないんだ」はない。ネタがネタだからなー、もしかしてBL本コーナー? と思ってみて見るがない。漫画コーナーにももちろんなかったが、ここには先日出た「暴れん坊本屋さん 第3巻」(久世番子、新書館)に書いてあった池袋書店巡りネタに出て来た通り、久世番子のサイン入り色紙やポップが並んでいた。

もしやエッセイコーナーかと思って見てみるがここにもない。まさかサブカルコーナー? しかしここにもない。そうこうしているうちにコンピュータ関係コーナーで今月こそは買おうと思っているMacBookの参考書を何故か手に取ってしまい、あやうく買ってしまう所だった。さらに今友人に頼まれて彼女の仕事のウェブページを試しに色々作ってみているのだが、それ用についスタイルシートの本なんかも読んでしまう。ちがうちがう、私が探しているのはここじゃない。

うーん、どこにあるんだろう、と闇雲に雑誌コーナーとか実用書コーナーまで見てしまうがギブアップ。ついに店員さんに聞く事にする。もちろん、久世番子様のいいつけを守って「新聞に載っていたアレ」とか「ウェブページに載ってたアレ」とかは言わずに、ゆっくり丁寧に、書名と著者名と出版社名を伝える。こんだけ広いと店員さんもさすがにすぐには分からないらしくレジで検索して教えてくれた。探していた本があった場所は……なんと現代文学だった。盲点だったよ、ママン……。

という訳で目的のブツを手に入れて帰宅し、明日の準備を始める。実は昨日「いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS 」も買ったので明日はこれも電車の中でやる予定だ。って、ホモネタエッセイ本とゲームソフト持参で何しに奈良にいくつもりなんだか、まったく。
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「弁護士 灰島秀樹」(10月28日放映、21時、フジテレビ)。映画「容疑者 室井慎次」に弁護士役で出ていたあの灰島(八嶋智人)が主演でドラマって、あのキャラで主演ドラマはいくらなんでも無理だろ?とか思っていたのだが(参照:3月6日「逃亡者 木島丈一郎」、2005年9月8日「映画「容疑者 室井慎次」」)、期待してなかったせいか思っていたほどにはつまらなくはなかった。ただ弁護士物だとこの「踊る大捜査線」世界の中では横にも縦にもあんまり広がりが出ないのが残念。やっぱり「踊る」シリーズは他のキャラやつながりも見たくてみるもんだからなあ。今回は灰島をはじめとして弁護士事務所の連中から住民運動の連中からみんなキャラは立っていても全然魅力的じゃないのがなんとも(しかし弁護士事務所の女性キャラが、なんだかアニメや特撮物に出てくる中途半端な悪役の女性キャラっぽい怪演ぶりがすごかった)。その点「木島」の方は木島(寺島進)を始めとして爆弾処理班の班長(松重豊)から爆弾処理班の若手から2回も人質に取られちゃう同僚の刑事から見てて楽しくてよかった。

それでもこのドラマの中ではこの灰島のキャラクタが特に秀逸(全然好きじゃないけど)。頭がよくて勝つためならなんでもするくせに無茶苦茶子どもっぽい面を持つ灰島というキャラを演じる八嶋智人のはじけっぷりがいい。彼の背の低さと慇懃無礼っぽい面を最大限に生かしたキャラだった。私が知っている背が低い男性は、大抵自信満々すぎるかあるいは低姿勢過ぎるかどちらかで、今の日本の男性にとって背が低いっていうのはすごいプレッシャーなんだなとか思っていたのだが、この灰島は前者の方で、しかも背の低さが彼の「子ども」面をさらに強調している。もっとも幼い頃に母親を亡くしていて一人ぼっちで、住民代表の女性(石田ゆり子)に母親の面影を見ているというのはちょっとありきたりと言えなくもないが、最後の最後で敵を追い詰めるところなんかなかなか爽快だったし、最後でいきなり「いい人」になったりしないのもよかった。石田ゆり子には何のために弁護をするのかと聞かれて「母のために」と答えたものの、議員役の伊東四朗には「正義のためなんかじゃない、金のためだ」とちゃんとお約束どおり答えていたのも(もちろん灰島が本当にそう思っていたかどうかは関係なく)よろしゅうございました。このキャラはこうでないとね。

ところで、「室井慎次」の時にも出てきたあの弁護士事務所の変なテーブルは、みんなの仕事テーブルであり、なおかつ彼がゲームをする時のプレイ台で、しかも背が低い彼が誰かを見下ろす時に使用するステージにもなるという代物だった。このキャラならではの使い方だなーとちょいと感心してしまいました。また、灰島に殺人事件のネタを聞き込みに来ていた沖田(真矢みき)が言っていたピンクサファイヤのフィギュアマニアのストーカー男って、どこかで聞いたことがあるよなぁとか思ってたら、一番最初の連ドラの時に出てきたすみれ(深津絵里)をつけまわすストーカー男(伊集院光)だったのね。今回伊集院の出番がなかったようだが。

やっぱりこの次があるとしたら警察関係者の方のドラマで(沖田の話でも、あるいは湾岸署のメンバーでも、はたまた室井のその後でも)見てみたい(すっかりフジテレビに踊らされている私……)。
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役者魂! 第3回(10月31日放映)。あーー、3回目にしてやっとわかったよ、このドラマは一途な役者バカを取り巻く悲喜劇なんじゃなくて、何らかの新しい形の家族の創生の方がメインの物語なんだね……。それにしちゃあ皆様どの場面も妙に芝居がかっているのは、人生は舞台(芝居)のようなものだから、ということ!? 

でもこのメンバーでこの筋立てでこのへっぽこな展開、もったいないなあ。藤田まこと(シェイクスピア役者・本能寺海造)、松たか子(本能寺のマネージャー・烏山瞳美)、香川照之(芸能プロダクションの社長・柳沢光春)、森山未來(芸能プロダクションの経理・相川護)という手堅い役者さん達に加藤ローサ(所属の女優・梓里奈)という華のある若手と達者な子役達。毎回面白くなりそうな雰囲気を漂わせながらも、なんかちょっと違うんだよなあ、あともうちょっとなんだけどなぁ感が漂う気が……(←エラソー)。いっそのこと市村正親とか松本幸四郎みたいな、舞台をやっていてコミカルな役もOKな役者さんがやってくれたらもっと違っていたかもね。藤田まことがそんなに悪いわけじゃないけど、もっとエキセントリックでもよかったかも。

まあ、ホームドラマならホームドラマでそのつもりでみるかもしれないけど、だとしたら今後の展開にはあまり興味がないなあ。疑似家族としての各キャラ構成はまあ面白いかもしれないけど。
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