今月号(2006年12月号)の「本の雑誌」の巻頭特集が「年忘れ架空雑誌大会!」ということで、こんな雑誌を作ってみたいという座談会が載っている。結構色々な提案がされているのだが、やっぱり私が心惹かれたたのは「逝きかたマガジン 葬」と「GE-HA!」ですよ。特に「逝きかたマガジン 葬」は実用的で、あってもおかしくない内容だ。これから団塊の世代が定年を迎えお迎えが来るんだから需要は確実にあるよな。ちなみに内容は以下の通り。

[表紙]丹波哲郎
[巻頭グラビア]真言宗の葬式を覗いてみよう!
[特集]
誰にも聞けない葬儀の百の謎/葬儀代の見積書の見方から数珠の正しい持ち方、宗教、地方別のルールまで、知っておきたい百の謎に迫る!
[連載]
・あの人が死んだ(有料死亡告知)
・小説「その日のために」/重松清
・還暦から楽しむ小説の濡れ場/北上次郎
・まだ死んでないわよ・第一回/水森亜土
・今月の墓碑銘
・素敵な仏壇の飾り方
・Q&A 今週の遺産相続
・この霊柩車がすごい!
[特別企画]カリスマ葬儀社の一日
[巻末グラビア]黒木瞳・喪服美人を探せ!

巻末グラビアには「喪服イケメンを探せ」も入れて欲しい。スーツ姿や制服姿のいい男っつーだけで3割り増しなんだからこれが黒いスーツで深い悲しみを湛えた表情でたたずんでいたりするとぐっときますね(え? 変態?)。それから「まだ死んでないわよ」でもいいけどもうすぐ逝っちゃいそうなナイスなお年寄りのグラビアとかコラムも是非入れて欲しい。鈴木清順とか市川昆みたいな。

しかし私が一番心惹かれるのは「GE-HA!」ですよ。なんと「風を感じる男のためのライフスタイルマガジン」、要はハゲ・薄毛の皆様のためのハゲ・薄毛をポジティブに考えよう、という雑誌。ちなみに内容は以下の通り。

[表紙]小倉智昭&ハゲージョ
[巻頭グラビア]浅田次郎の和服の一日
[第1特集]オープンカーで風を切ろう!
[第2特集]薄毛ファッション図鑑/モナコのハゲージョが好きなファッションはこれだ
[創刊号特別企画]
・ハゲージョと額間を豆絞りで決める!
・対談・薄いから人生は面白い/所ジョージvs笑福亭鶴瓶
・ダイヤモンド社河口敬信氏インタビュー「俺の頭は流線型」
・海外の薄毛に学ぶ風の感じ方
・全国カリスマ美容師がすすめる「薄くなってから楽しむ髪型カタログ」
[連載]
・連載小説/吉田修一「薄毛温泉」
・街角スナップ/新橋で見かけた風を感じる男たち
・薄毛たちの挽歌(冒険小説に登場する薄毛たち)/北上次郎
・今月置いた人「さよならカツラ、訣別の時」
・読者投稿欄/俺の禿頭席(とくとうせき)
[二大付録]
・倉田義之作「江戸本手打ち毛抜き」
・ガルシアマルケス「サンバイザー」

しかし表紙が小倉智昭というのじゃダメだよ、インパクトはあるかもしれないけど。最近創刊された「キング」っつー雑誌がなんで今ひとつな売れ行きなのかというと、絶対あの表紙が悪いんだと思うね。手に取る気が全然起こらないもの。やっぱりここはもっと魅力的なハゲ(もしくは薄毛)のイケメンに登場していただかないと。渡辺謙あたりはどうだろうか。もちろんもう少しお金をかけてショーン・コネリーとかフィル・コリンズ、サム・シェパードでもGOOD。

「薄毛たちの挽歌」は映画に出てくる薄毛・ハゲイケメンでもいいな。あと今は大丈夫だけどもうすぐいきそうなアイドルの特集もいいかも。少年隊の錦織とかTOKIOの城島とかSMAPの香取慎吾とかいいんじゃないだろうか(錦織はもうすでにアウトか……)。あとIT業界のハゲ・薄毛も入れて欲しい。スティーブ・ジョブズとかポール・オッテリーニとか。音楽界のハゲでもいいかも。ポール・マッカトニーとかキースリチャーズとか吉田拓郎とか(音楽界は結構多いなあ。松山千春とか谷村新司とかさだまさしとか)。あと美しい頭の磨き方なんていうハウツーコラムもいいかも。

ところで上記の「ハゲージョ」ってのは「薄毛(もしくはハゲ)好きの女たち」ですって。つまり私のことか? うっ、いくらなんでもハゲージョと呼ばれるのはヒジョーに不本意だ……。
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このところTVの訃報を聞いて子どもが言う。

子ども「いつも男の人ばっかり死んでいるよ」
私「いや、ちゃんと(?)女の人も死んでるから」
子ども「女の人で死んだ人って本田美奈子だけじゃない」
くーー、アンタは知らんだろうが米原万里(ロシア語通訳・エッセイスト)や犬丸りん(漫画家)や 茨木のり子(詩人・童話作家)、吉行理恵(詩人・作家)、曽我町子(女優・声優)、東京ローズ(アナウンサー)が死んだのだって、今年だ!
私「いや、テレビでお知らせが出る有名人に男の人が多いだけだから」
子ども「そうかな。女の人のやつって出ないじゃないの」
まあ、女性のほうが平均寿命がはるかに長いし、多分自殺する中高年も圧倒的に男性が多いだろうけどな。
私「男の人も女の人もみんな必ず死んでいるから。でも今のお年寄りはね、女の人が一生懸命頑張ってお仕事しても認められなくて、有名になるのはすごく難しかった時代を生きてきた人達なの。男の人の有名人のお年寄りのほうが多いの。だから死んじゃったよってテレビでお知らせが出る有名な人は男の人が多いの!」

思わぬところでフェミ教育が。
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私が毎日必ずチェックするサイト「Engadget Japanese」は、紹介される数々の(時にはあまりにも下らなさすぎる)ガジェットもさることながら、素晴らしいのはその紹介文だ。もう、斜に構えたというか、皮肉たっぷりの文章が愉快で痛快。ソニーのPS3なんかのいじりっぷりなんか最高なのだが、以前他のなんかのサイトで「Engadget JapaneseはPS3を絶対支持している」というのを読んだ時は鼻血が出そうになったもんだよ。いやいや、あれはいわゆるホメ殺しってやつだろう? あれを素直に支持していると読むとは、全然Engadget Japaneseを楽しんでないじゃないの、と思ったもんですよ。

そんなEngadget Japaneseの執筆者の「Ittousai」氏にITmediaがインタビュー。

 「Engadget」って何だ? (ITnedia)

サイトが出来た当初は日本語が達者な外国人の人が書いていると聞いたのだが、現在はどうやら違うようだ。しかし「テンガロンハットにサングラス、でも体は着流しに雪駄という「それ誰と誰のアイコラだよ」的な男が歩いて来る。」って……。Ittousai氏のことだから狙ってやってるコスプレなのかもしれんが。でももっとIttousai氏個人のことも聞いてくれよーーー! 更新しない日があると、もしかして病気なのかしらと心配するぐらい楽しみにしている人間がここにいるんだからさー。
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