2007年03月31日 (土)
この週末は北海道からあの母がやってくることになっていた(参照:カテゴリー「唐突の人」)。もちろん、東京に桜を見るためだけにだ。母が来たときはいつも母が泊まっているホテルに子供と二人で泊まりに行くのだが、今回も土曜日の夜に東京駅そばのホテルに一泊することになっていた。
と、そこに金曜日の夜、訃報が入った。家人の本家の伯父が亡くなったのだ。そこで家族で北海道の義伯父(という言い方があるのか?)の葬儀に行くことになったのだが、日曜日に通夜、月曜日に告別式なので、今日は予定通りホテルに泊まっている。しかし明日は午前中の飛行機で旭川方面に向かうため(午前便で行ったって現地に着くのは夕方なのだ)、明日は東京駅から直接羽田に向かい、羽田で家人と合流することになった。
そこで久しぶりに喪服を出してみたらクリーニングから戻ってきたままなのだが狭いところに押し込んでいたせいでしわだらけになっていた。あわててアイロンをかけてみるもうまくしわがとれないので、試しに近所のクリーニング屋に電話してみたら、プレスだけもやってくれるという。おお、素晴らしい。何をアイロンかけするんですか?と聞かれて一言だけ(やや暗めの声で)、「喪服です」と答えたのだが功を奏したのだろうか。……もしかしてクリーニング屋のおばさんが同情してくれたのかもしれない。
そんな訳で今、お泊り道具と二人分の喪服一式(喪服も靴もバッグも数珠も、と色々。礼服って本当に面倒くさい……)を大きなかばんに詰めてホテルにいる。かばんだけ見たら台湾3泊4日旅行と全然変わらない。東京と北海道に1泊ずつするだけなのに。ここのホテルはパソコンの無料貸し出しをしてくれるのでこうしてブログの書き込みもできるのだが、子供はやっぱりまたもやアニメ番組ウェブサイトのゲームをやっていやがる(参照:2005年11月23日「お局OL台湾漫遊記」)。
さて今回も母の唐突振りを聞いてみた。
私「この間、本家の伯父さん(←これは私の父方の方の本家の話)の葬式に行ってきたんでしょ?」
母「行ってきたよ。おばちゃん(亡くなった伯父の妻)がもうすっかりしおれているからさ、通夜の前の日に行って徹底的におばちゃんの家の掃除してきたのさ。それで通夜の日に他の○○のおばさんとか、△△のおばさんとか来て、今日はきれいになっているねって驚いてたのさ」
うーむ。本家のおばちゃんはすごくいい人なのだが、非常に大雑把というか、整理整頓とか清潔という概念が薄い人だったのだ。
母「それで(葬儀から)帰ってきて、すぐ石垣島へ飛んだのさ」
私「はい?」
母「女友達4人で南の島に行く計画を立ててたんだけど、その直前に伯父さんが亡くなったから私だけ遅れてツアーに参加したのさ」
私「あー、他の3人はもう南の島に行っていたんだ……」
母「うん、(突然の弔事で)キャンセルしても全然お金は戻ってこないから、行きの飛行機はJALの株主優待券のチケットを使って、2日目からツアーに参加したのさ」
私「え? JALの株なんか持ってたの?」
母「いや、JTBの人が株主優待券チケットなら半額だからって教えてくれたからそれを買ってきたのさ」
私「あー、金券屋から買ったんだ(やるなあ……)。それで石垣島で何をしてたのさ」
母「石垣島1周っていうのは1日目だから参加できなかったんだけど、そのあと他の島を3つくらい回ったよ。西表島とか、あと名前を忘れた島とか。猫(イリオモテヤマネコ)は見れなかったわ」
そうりゃそうだよ、イリオモテヤマネコは現地の人ですら一生に一度見れるかどうかっていうくらいめったに見れない代物らしいからな。
母「それで南の島で3泊してうちに帰ったらすぐ、同じ日に葬儀が3件あったのさ」
私「はい?」
母「1件は父さんが行って、あとの2件は私が行ったんだけど、それぞれ通夜と告別式が同じ会場だったのさ」
私「あー、葬式のはしごをしたんだ」
母「そうなのさー。いや、忙しかったわ~」
そりゃそうだろ。なんだか今回の北海道行きの葬式は、母が持ってきたような気がしないでもない。
と、そこに金曜日の夜、訃報が入った。家人の本家の伯父が亡くなったのだ。そこで家族で北海道の義伯父(という言い方があるのか?)の葬儀に行くことになったのだが、日曜日に通夜、月曜日に告別式なので、今日は予定通りホテルに泊まっている。しかし明日は午前中の飛行機で旭川方面に向かうため(午前便で行ったって現地に着くのは夕方なのだ)、明日は東京駅から直接羽田に向かい、羽田で家人と合流することになった。
そこで久しぶりに喪服を出してみたらクリーニングから戻ってきたままなのだが狭いところに押し込んでいたせいでしわだらけになっていた。あわててアイロンをかけてみるもうまくしわがとれないので、試しに近所のクリーニング屋に電話してみたら、プレスだけもやってくれるという。おお、素晴らしい。何をアイロンかけするんですか?と聞かれて一言だけ(やや暗めの声で)、「喪服です」と答えたのだが功を奏したのだろうか。……もしかしてクリーニング屋のおばさんが同情してくれたのかもしれない。
そんな訳で今、お泊り道具と二人分の喪服一式(喪服も靴もバッグも数珠も、と色々。礼服って本当に面倒くさい……)を大きなかばんに詰めてホテルにいる。かばんだけ見たら台湾3泊4日旅行と全然変わらない。東京と北海道に1泊ずつするだけなのに。ここのホテルはパソコンの無料貸し出しをしてくれるのでこうしてブログの書き込みもできるのだが、子供はやっぱりまたもやアニメ番組ウェブサイトのゲームをやっていやがる(参照:2005年11月23日「お局OL台湾漫遊記」)。
さて今回も母の唐突振りを聞いてみた。
私「この間、本家の伯父さん(←これは私の父方の方の本家の話)の葬式に行ってきたんでしょ?」
母「行ってきたよ。おばちゃん(亡くなった伯父の妻)がもうすっかりしおれているからさ、通夜の前の日に行って徹底的におばちゃんの家の掃除してきたのさ。それで通夜の日に他の○○のおばさんとか、△△のおばさんとか来て、今日はきれいになっているねって驚いてたのさ」
うーむ。本家のおばちゃんはすごくいい人なのだが、非常に大雑把というか、整理整頓とか清潔という概念が薄い人だったのだ。
母「それで(葬儀から)帰ってきて、すぐ石垣島へ飛んだのさ」
私「はい?」
母「女友達4人で南の島に行く計画を立ててたんだけど、その直前に伯父さんが亡くなったから私だけ遅れてツアーに参加したのさ」
私「あー、他の3人はもう南の島に行っていたんだ……」
母「うん、(突然の弔事で)キャンセルしても全然お金は戻ってこないから、行きの飛行機はJALの株主優待券のチケットを使って、2日目からツアーに参加したのさ」
私「え? JALの株なんか持ってたの?」
母「いや、JTBの人が株主優待券チケットなら半額だからって教えてくれたからそれを買ってきたのさ」
私「あー、金券屋から買ったんだ(やるなあ……)。それで石垣島で何をしてたのさ」
母「石垣島1周っていうのは1日目だから参加できなかったんだけど、そのあと他の島を3つくらい回ったよ。西表島とか、あと名前を忘れた島とか。猫(イリオモテヤマネコ)は見れなかったわ」
そうりゃそうだよ、イリオモテヤマネコは現地の人ですら一生に一度見れるかどうかっていうくらいめったに見れない代物らしいからな。
母「それで南の島で3泊してうちに帰ったらすぐ、同じ日に葬儀が3件あったのさ」
私「はい?」
母「1件は父さんが行って、あとの2件は私が行ったんだけど、それぞれ通夜と告別式が同じ会場だったのさ」
私「あー、葬式のはしごをしたんだ」
母「そうなのさー。いや、忙しかったわ~」
そりゃそうだろ。なんだか今回の北海道行きの葬式は、母が持ってきたような気がしないでもない。
2007年03月30日 (金)




2007年03月29日 (木)

セガと任天堂 ゲームソフト『マリオ&ソニック in 北京オリンピック(仮)』制作・販売で協力(任天堂ニュースリリース)
ソニックはまだ一度もプレイした事が無いが、いつもやってみたいなと思っていたソフトだ。それがマリオとゲームソフトの中で競演。これはちょっとやってみたいかも。でもゲーム自体はそんなに面白そうじゃ無いんだよなあ。あと、今初めて気がついたけど、任天堂公式リリースのページにいるマリオ、ちゃんと背広を着てますよ。
2007年03月28日 (水)
アニメ番組を見なくなって、もうずいぶんと経つが、4月からこんな番組が。
「巨人の星」特別篇 一徹の生涯 4月からCSで(J-CASTニュース)
「スパルタ教育で息子を“巨人の星”に育て上げた星一徹の目線でTVシリーズを再構築した。オリジナルの新作カットも加えて、一徹の苦悩と子供への愛情、野球にかける熱意を描く。1話30分で全13話」だそうですよ。かつての飛雄馬世代が今では一徹の世代になってこのアニメを見る、っつーことか? 1回くらい見てみたいかもと思うものの、CS放送のみ。なお4月開始のアニメ一覧はここ。
4月新年度より約50本のアニメがスタート、2007年春期アニメ新番組リスト(MYCOMジャーナル)
あともう1個。さっき家人が今週号(4月7日号)のザ・テレビジョンを見て大笑いしているので何事かと思ったら、4月から始まる子ども向け番組の紹介ページを見ていた。
妻で母でスーパーヒロイン!? 矢吹春奈が美少女変身ドラマで初主演(MYCOMジャーナル)
美少女戦麗舞(セレブ)パンシャーヌ/ママはスーパーヒロイン!(テレビ東京)
ザ・テレビジョンに載っていた紹介文をそのまま載せると「"美少女戦士"を引退した主婦が、現役に復帰して悪の怪人と戦う変身アクション。高校時代、美少女仮面フローレンスとして活躍した由美子(矢吹春奈)。現在は結婚して幸せな家庭を築いていた。そんなある日、由美子をフローレンスに任命した神様(猫ひろし)が現れ、現役復帰を頼む。由美子は断るが、神様の嫌がらせに近い説得に負け復帰を承諾。美少女戦士戦麗舞パンシャーヌとなり怪人と戦う」。
6歳の娘がいる主婦が美少女って。しかも戦麗舞(セレブ)って。さらに神様が猫ひろしって。
ずいぶん昔から"大きなお友達"向けのアニメが夜中に放映されていたもんだけど、これは火曜日の夕方5時30分からですよ。この時間帯は"大きなお友達"向けの時間帯じゃないだろ? でもこの内容。いったいどういう層向けなんだ。……あまりのバカバカしさに思わず録画予約してしまった私のようなおバカ番組ファン向けか?
「巨人の星」特別篇 一徹の生涯 4月からCSで(J-CASTニュース)
「スパルタ教育で息子を“巨人の星”に育て上げた星一徹の目線でTVシリーズを再構築した。オリジナルの新作カットも加えて、一徹の苦悩と子供への愛情、野球にかける熱意を描く。1話30分で全13話」だそうですよ。かつての飛雄馬世代が今では一徹の世代になってこのアニメを見る、っつーことか? 1回くらい見てみたいかもと思うものの、CS放送のみ。なお4月開始のアニメ一覧はここ。
4月新年度より約50本のアニメがスタート、2007年春期アニメ新番組リスト(MYCOMジャーナル)
あともう1個。さっき家人が今週号(4月7日号)のザ・テレビジョンを見て大笑いしているので何事かと思ったら、4月から始まる子ども向け番組の紹介ページを見ていた。
妻で母でスーパーヒロイン!? 矢吹春奈が美少女変身ドラマで初主演(MYCOMジャーナル)
美少女戦麗舞(セレブ)パンシャーヌ/ママはスーパーヒロイン!(テレビ東京)
ザ・テレビジョンに載っていた紹介文をそのまま載せると「"美少女戦士"を引退した主婦が、現役に復帰して悪の怪人と戦う変身アクション。高校時代、美少女仮面フローレンスとして活躍した由美子(矢吹春奈)。現在は結婚して幸せな家庭を築いていた。そんなある日、由美子をフローレンスに任命した神様(猫ひろし)が現れ、現役復帰を頼む。由美子は断るが、神様の嫌がらせに近い説得に負け復帰を承諾。美少女戦士戦麗舞パンシャーヌとなり怪人と戦う」。
6歳の娘がいる主婦が美少女って。しかも戦麗舞(セレブ)って。さらに神様が猫ひろしって。
ずいぶん昔から"大きなお友達"向けのアニメが夜中に放映されていたもんだけど、これは火曜日の夕方5時30分からですよ。この時間帯は"大きなお友達"向けの時間帯じゃないだろ? でもこの内容。いったいどういう層向けなんだ。……あまりのバカバカしさに思わず録画予約してしまった私のようなおバカ番組ファン向けか?
2007年03月27日 (火)

植木等さん死去 80歳 「無責任男」で一時代(朝日新聞)
ううう、わたしゃクレージーキャッツが大好きで「ベスト・コレクション
子どもの頃父親に連れられて見た映画「日本一の裏切り男」(1968年)は今でもパチンコ屋でパチンコの玉に埋もれてヘラヘラしていた植木等の顔が忘れられない。通貨切替って言葉はこの映画の中で初めて聞いた言葉だった。テレビドラマではやっぱり「ビッグマネー」(2002年、フジテレビ、原作:石田衣良、出演:長瀬智也、長谷川京子、原田泰造他。あ、これも経済ドラマだ!)の伝説の相場師役が印象的。バラエティはもちろん「シャボン玉ホリデー」かな。「ザ・ヒットパレード」は歌が中心のせいかそれほど見た記憶が無い(参照:2006年6月10日「ザ・ヒットパレード~芸能界を変えた男・渡辺晋物語~」)。
私は日本のコメディアンの中では渥美清が1番、2番目が植木等、3番4番が無くて5番目が伊東四朗、10番目ぐらいが高田純次なのだが、ふと思ったけどこの4人ってどこか冷徹に世の中を見ているところがあるように感じられる人たちだな。
ご冥福をお祈りいたします。
2007年03月27日 (火)
今日の午前中は通院しているお茶の水の病院の婦人科で検査があり、とりあえず会社は午前休をとって行ってきた。検査が終わり会計を済ませ薬を受け取ると11時30分、外は桜だけでなく結構色々な花が咲いて目にも楽しい季節だ。天気予報では一日曇り空とか言っていたが、ほどよく暖かく眩しすぎず、なかなかの花見日和だ。
あー、どうしよう、やっぱり今日は会社をサボっちゃおうかなーー。
とりあえず昨日の夕方は同僚達に「一応午前休にしてあるけど、1日まるまま休むかもしれないからヨロシク」と言ってある。準備万端だ(←こんなことにだけ準備万端)。
地下鉄丸の内線御茶ノ水駅に向かう途中でどうしようか考える。そういえばここ数年新宿御苑で花見をしてないですよ。まだ今の時期はソメイヨシノはそれほど咲いてないけど、でも他の種類の桜も咲いているから今日の午後はやっぱり会社をサボろうかなあ。丸の内線で新宿御苑に向かう途中に地下鉄が地上に出る箇所があって、桜の季節には地下鉄の中から花見が出来るのだが、そうだ、新宿御苑に行く途中の四ッ谷駅の土手の桜が咲いていたら新宿御苑に行ってみよう! 咲いてなければそのまま池袋(会社)に行くことにしよう(←こんないいかげんなことでいいのか?)。
ということをうすらぼんやりと考えながら地下鉄に乗る。同僚M様から借りた文庫本を読んでいると車内が明るくなったので電車が地上に出たんだな、と思って窓の外を見る。あれ? 桜の木がない。じゃあ今日は会社かなあ。……え? 茗荷谷駅? 茗荷谷駅の次が四ッ谷駅だったっけ? しかし茗荷谷駅の次はまた地下に潜って新大塚駅だよ。あれ? と思う間に、なんと池袋駅についてしまった。
あ?
……新宿行きに乗るつもりだったのに、反対方向の池袋行きに乗っちゃってたよ……。これは今日は会社に行っておけという神のお告げか? しかたなくとぼとぼと会社に向かい、昼過ぎに会社の自分の席に付くとみんなに「今日は休むんじゃなかったの?」と声をかけられるので、力なく「間違って会社に来ちゃったよ」と答えておく。
来週末また病院に行くので、そのときこそ1日まるまんま休んで花見をしたる! とか思ったものの、もしかして来週末じゃあ櫻(ソメイヨシノ)は散っているんじゃないのか? しかしそれは考えないことにして、花見のスケジュールを夢想してみた本日の午後だ。
あー、どうしよう、やっぱり今日は会社をサボっちゃおうかなーー。
とりあえず昨日の夕方は同僚達に「一応午前休にしてあるけど、1日まるまま休むかもしれないからヨロシク」と言ってある。準備万端だ(←こんなことにだけ準備万端)。
地下鉄丸の内線御茶ノ水駅に向かう途中でどうしようか考える。そういえばここ数年新宿御苑で花見をしてないですよ。まだ今の時期はソメイヨシノはそれほど咲いてないけど、でも他の種類の桜も咲いているから今日の午後はやっぱり会社をサボろうかなあ。丸の内線で新宿御苑に向かう途中に地下鉄が地上に出る箇所があって、桜の季節には地下鉄の中から花見が出来るのだが、そうだ、新宿御苑に行く途中の四ッ谷駅の土手の桜が咲いていたら新宿御苑に行ってみよう! 咲いてなければそのまま池袋(会社)に行くことにしよう(←こんないいかげんなことでいいのか?)。
ということをうすらぼんやりと考えながら地下鉄に乗る。同僚M様から借りた文庫本を読んでいると車内が明るくなったので電車が地上に出たんだな、と思って窓の外を見る。あれ? 桜の木がない。じゃあ今日は会社かなあ。……え? 茗荷谷駅? 茗荷谷駅の次が四ッ谷駅だったっけ? しかし茗荷谷駅の次はまた地下に潜って新大塚駅だよ。あれ? と思う間に、なんと池袋駅についてしまった。
あ?
……新宿行きに乗るつもりだったのに、反対方向の池袋行きに乗っちゃってたよ……。これは今日は会社に行っておけという神のお告げか? しかたなくとぼとぼと会社に向かい、昼過ぎに会社の自分の席に付くとみんなに「今日は休むんじゃなかったの?」と声をかけられるので、力なく「間違って会社に来ちゃったよ」と答えておく。
来週末また病院に行くので、そのときこそ1日まるまんま休んで花見をしたる! とか思ったものの、もしかして来週末じゃあ櫻(ソメイヨシノ)は散っているんじゃないのか? しかしそれは考えないことにして、花見のスケジュールを夢想してみた本日の午後だ。
2007年03月27日 (火)
本日の脱力ニュース
ヅラボクサー小口を高橋ジョージがプロデュース(スポーツ報知)
あの、“かつらボクサー”小口雅之が次の試合をするにあたって、彼のヅラを、あのジョージがプロデュース、と。今まで笑福亭鶴瓶プロデュースのアフロヘア、恋人の助言の亀梨和也風かつらで登場ということで、新ヅラに期待が高まる……って、誰が期待しているの!?(私か……)。
ヅラボクサー小口を高橋ジョージがプロデュース(スポーツ報知)
あの、“かつらボクサー”小口雅之が次の試合をするにあたって、彼のヅラを、あのジョージがプロデュース、と。今まで笑福亭鶴瓶プロデュースのアフロヘア、恋人の助言の亀梨和也風かつらで登場ということで、新ヅラに期待が高まる……って、誰が期待しているの!?(私か……)。
2007年03月26日 (月)
ハゲタカ 第5回(NHK、土曜21時、3月17放映)~最終回(3月24日放映)。実は3週間ほど前にNHKでこのドラマの第1回と第2回のダイジェスト番組を放映していて、それの後半をチラッとみただけなのだが、面白いよ! 小難しい経済ドラマなのだがぐいぐいと引き込まれる。これは是非とも次回を見たいと思っていたら、子どもとのチャンネル権争いに負けて見れず、第4回目はうっかりして見逃しという体たらくで、やっと5回目から視聴ですよ。
主役の外資ファンド(ホライズン・インベストメント)の非情なファンド・マネージャー鷲津(大森南朋)、鷲津の銀行時代の元上司で企業再生に力をつくす柴野(柴田恭平)、銀行の頭取・飯島(中尾彬)、柴野が取締役を務める大空電気の現社長・大賀(松重豊)、元社長の塚本(大杉漣)、鷲津の部下に嶋田久作と志賀廣太郎、物語の要になる大空電気のレンズ技師・加藤(田中泯)、大空電気の会長・大木(菅原文太)、鷲津のトラウマとなった三島製作所の自殺した社長・三島健一に渡辺哲……渋い、あまりにも渋すぎるキャスティング、ジジイ率と地味俳優率めちゃくちゃ高し(他のメンツも佐戸井けん太とか徳井優とかだし)。三島健一の娘で東洋テレビの記者をやっていて鷲津と柴野の橋渡し役になる由香(栗山千秋)以外、華やかさナッシング。でもこれがまたね、この手堅いドラマをしっかりと支えていてよろしゅうございました。
特に大森南朋、主役の癖してこれ以上ないくらい地味なんだけど、無表情な不気味さがまた渋くてGOOD。前半部分では非情さを発揮しながら、後半部分では自分が殺してしまった(も同然の)三島健一の会社のために黙って密かに力を尽くし、彼を怨む西野(松田龍平)に撃たれて足が不自由になりながらも、黙々とリハビリに励み、諦めずに立ち向かう姿に萌えました。またホライズンから大空電気の社長になった松重さん、いつになく積極的で饒舌でびっくりだ(「ビッグマネー」の口下手なヤクザ、「踊る大捜査線」の爆弾処理班の班長など、いままで陰で黙って支えるタイプの役ばっかりだったもんね)。柴田恭平は眉間の縦ジワが強烈に深く、「この人、どうしてここまでシワシワになっちゃったかなあ」とか余計な事を考えてしまったけど、柴野役は上と下の板ばさみになって苦しむ役がサマになってました。
でもこのドラマは骨太な経済ドラマなのが何よりも魅力だったなあ。しかも小難しい内容なのにそれを分かりやすく説明してくれるし、私のようなおばちゃん視聴者には場所が変わるといちいちテロップが出るのがこれまたわかりやすくてよかった。私は戦国時代のドラマが結構好きなのだが、戦国時代のドラマを現代に持ってくるとしたら経済戦争ものになるだろうとは思っていたけど、企業の買収や再生、何千億円もの取引に伴う喜怒哀楽や人間の移動はまさに戦国時代ですよ。でもこの経済ドラマを楽しめるようになったのも、もしかして一昨年昨年の一連のホリエモン関係や村上ファンドの騒動があったからこそ、より身近に(え?)感じられるようになったのかもしれないけど。そういえば大昔、NHKのこの時間帯で「ザ・商社」(1980年、NHK、山崎努、片岡仁左衛門、夏目雅子他)というドラマがあり、これもまた見ごたえのある経済ドラマだったなあとか思い出してみたり。
残念ながら何分にも一番肝心な第1回を見てないから、柴野と鷲津が大木会長の墓前で黙祷するような場面や、最後に鷲津が三島の写真に手を合わせて目を閉じる場面の重さが今ひとつ感じ取れなかったのがもったいなかったかも。やっぱり1回目からちゃんと見ておくべきだったな。ちょっとしか見てないけど、見ごたえのある渋いドラマでした。画面暗すぎだったけど。
主役の外資ファンド(ホライズン・インベストメント)の非情なファンド・マネージャー鷲津(大森南朋)、鷲津の銀行時代の元上司で企業再生に力をつくす柴野(柴田恭平)、銀行の頭取・飯島(中尾彬)、柴野が取締役を務める大空電気の現社長・大賀(松重豊)、元社長の塚本(大杉漣)、鷲津の部下に嶋田久作と志賀廣太郎、物語の要になる大空電気のレンズ技師・加藤(田中泯)、大空電気の会長・大木(菅原文太)、鷲津のトラウマとなった三島製作所の自殺した社長・三島健一に渡辺哲……渋い、あまりにも渋すぎるキャスティング、ジジイ率と地味俳優率めちゃくちゃ高し(他のメンツも佐戸井けん太とか徳井優とかだし)。三島健一の娘で東洋テレビの記者をやっていて鷲津と柴野の橋渡し役になる由香(栗山千秋)以外、華やかさナッシング。でもこれがまたね、この手堅いドラマをしっかりと支えていてよろしゅうございました。
特に大森南朋、主役の癖してこれ以上ないくらい地味なんだけど、無表情な不気味さがまた渋くてGOOD。前半部分では非情さを発揮しながら、後半部分では自分が殺してしまった(も同然の)三島健一の会社のために黙って密かに力を尽くし、彼を怨む西野(松田龍平)に撃たれて足が不自由になりながらも、黙々とリハビリに励み、諦めずに立ち向かう姿に萌えました。またホライズンから大空電気の社長になった松重さん、いつになく積極的で饒舌でびっくりだ(「ビッグマネー」の口下手なヤクザ、「踊る大捜査線」の爆弾処理班の班長など、いままで陰で黙って支えるタイプの役ばっかりだったもんね)。柴田恭平は眉間の縦ジワが強烈に深く、「この人、どうしてここまでシワシワになっちゃったかなあ」とか余計な事を考えてしまったけど、柴野役は上と下の板ばさみになって苦しむ役がサマになってました。
でもこのドラマは骨太な経済ドラマなのが何よりも魅力だったなあ。しかも小難しい内容なのにそれを分かりやすく説明してくれるし、私のようなおばちゃん視聴者には場所が変わるといちいちテロップが出るのがこれまたわかりやすくてよかった。私は戦国時代のドラマが結構好きなのだが、戦国時代のドラマを現代に持ってくるとしたら経済戦争ものになるだろうとは思っていたけど、企業の買収や再生、何千億円もの取引に伴う喜怒哀楽や人間の移動はまさに戦国時代ですよ。でもこの経済ドラマを楽しめるようになったのも、もしかして一昨年昨年の一連のホリエモン関係や村上ファンドの騒動があったからこそ、より身近に(え?)感じられるようになったのかもしれないけど。そういえば大昔、NHKのこの時間帯で「ザ・商社」(1980年、NHK、山崎努、片岡仁左衛門、夏目雅子他)というドラマがあり、これもまた見ごたえのある経済ドラマだったなあとか思い出してみたり。
残念ながら何分にも一番肝心な第1回を見てないから、柴野と鷲津が大木会長の墓前で黙祷するような場面や、最後に鷲津が三島の写真に手を合わせて目を閉じる場面の重さが今ひとつ感じ取れなかったのがもったいなかったかも。やっぱり1回目からちゃんと見ておくべきだったな。ちょっとしか見てないけど、見ごたえのある渋いドラマでした。画面暗すぎだったけど。
2007年03月25日 (日)
先週のことだが、同僚のM様がやってきて「実は定期券を落としてしまったみたいなんですよ」とため息をつく。
「えーーーーーーっ、だってM様、茨城から(東京まで)通っていてしかも6ヶ月定期じゃなかった? あと何ヶ月分あったのよ!?」
「あと2ヶ月分ですけど、でもsuika定期だったのでそれは大丈夫なんですけどね」
「あー、再発行できるからまるまる無くした時ほどのダメージはないわけね」
「でも再発行手数料がかかるし、suika定期券の再発行に1日だか2日、時間がかかるんですよ」
「じゃ、今日は定期券なしで会社に来たんだ。1日の交通費っていったいいくらかかるの?」
「2,000円弱ですけど、でもそれよりも定期券入れを無くしたのも大きいし、パスネットカードも入ってたからそれを無くしたのも大きいんですよ」
「でも他の人に拾われて悪用されるようなことがないからいいよね」
「ええ、JRにすぐ停止してもらえましたけど。はぁ……」
と、うなだれていたのだが、それから2日後、またM様がやってきた。
「定期券、見つかりました」
「あら、よかったじゃない。で、どこにあったの?」
「それが、自分の車の中の、シートとシートの隙間にあったんですよ~、まったく、もう」
「あー、ちゃんと一度探したとこなんだ」
「そうなんですよ、ちゃんと探したんですよ! なのにその時はなかったのに、今日の朝、見つかったんです」
「それはまたダメージ大きいねえ」
「自分では探したつもりなのにあの時は見つからなくて。でもそんな場所に落としてしまうのは私しかいないんですよ」
「そうなんだよねぇ。私さ、最近ボケ老人がなんで猜疑心が強いのかわかってきちゃった」
「え?」
「確かにここに置いたはずなのに、ないのよ。で、別のところから出てたり、あるいは前に探した時は無かったのに、次に探したらちゃんと目の前にあったりするのよ」
「そうなんですよ」
「自分がそこに置いたはずなのにないし、自分は絶対間違ってないと思ってるから、だから誰か他の人がやったんじゃないかと一瞬思う訳よ。でも状況としては自分以外の他の誰もやるわけないんだよね」
「そうなんですよ~。他の人は触る訳無いんですよね。だから犯人は絶対自分なんですよ」
「でも納得できないから他人を疑っちゃうんだよね」
「でも、犯人は自分なんですよ~(泣)」
「なんか、昔スキーをバリバリにやっていた人が年をとってからやると、感覚が昔のままなのに体が付いていかないから怪我をするっていうのい結構近いような気がするな。実際の記憶力や認識力に体が付いていってないからズレが生じちゃっているっつーかさ。これが自分が犯人であると全く納得できなくなった時がヤバイよね」
「そうですね……」
という訳で日々のボケっぷりを慰め合ったのだった。はぁ……(遠い目)。
「えーーーーーーっ、だってM様、茨城から(東京まで)通っていてしかも6ヶ月定期じゃなかった? あと何ヶ月分あったのよ!?」
「あと2ヶ月分ですけど、でもsuika定期だったのでそれは大丈夫なんですけどね」
「あー、再発行できるからまるまる無くした時ほどのダメージはないわけね」
「でも再発行手数料がかかるし、suika定期券の再発行に1日だか2日、時間がかかるんですよ」
「じゃ、今日は定期券なしで会社に来たんだ。1日の交通費っていったいいくらかかるの?」
「2,000円弱ですけど、でもそれよりも定期券入れを無くしたのも大きいし、パスネットカードも入ってたからそれを無くしたのも大きいんですよ」
「でも他の人に拾われて悪用されるようなことがないからいいよね」
「ええ、JRにすぐ停止してもらえましたけど。はぁ……」
と、うなだれていたのだが、それから2日後、またM様がやってきた。
「定期券、見つかりました」
「あら、よかったじゃない。で、どこにあったの?」
「それが、自分の車の中の、シートとシートの隙間にあったんですよ~、まったく、もう」
「あー、ちゃんと一度探したとこなんだ」
「そうなんですよ、ちゃんと探したんですよ! なのにその時はなかったのに、今日の朝、見つかったんです」
「それはまたダメージ大きいねえ」
「自分では探したつもりなのにあの時は見つからなくて。でもそんな場所に落としてしまうのは私しかいないんですよ」
「そうなんだよねぇ。私さ、最近ボケ老人がなんで猜疑心が強いのかわかってきちゃった」
「え?」
「確かにここに置いたはずなのに、ないのよ。で、別のところから出てたり、あるいは前に探した時は無かったのに、次に探したらちゃんと目の前にあったりするのよ」
「そうなんですよ」
「自分がそこに置いたはずなのにないし、自分は絶対間違ってないと思ってるから、だから誰か他の人がやったんじゃないかと一瞬思う訳よ。でも状況としては自分以外の他の誰もやるわけないんだよね」
「そうなんですよ~。他の人は触る訳無いんですよね。だから犯人は絶対自分なんですよ」
「でも納得できないから他人を疑っちゃうんだよね」
「でも、犯人は自分なんですよ~(泣)」
「なんか、昔スキーをバリバリにやっていた人が年をとってからやると、感覚が昔のままなのに体が付いていかないから怪我をするっていうのい結構近いような気がするな。実際の記憶力や認識力に体が付いていってないからズレが生じちゃっているっつーかさ。これが自分が犯人であると全く納得できなくなった時がヤバイよね」
「そうですね……」
という訳で日々のボケっぷりを慰め合ったのだった。はぁ……(遠い目)。
2007年03月24日 (土)
3月22日の朝日新聞によれば、手塚治虫文化賞の候補作品が以下の8作に決定した模様(去年の記事はこちら)。
「大奥」よしながふみ、白泉社
「大阪ハムレット」森下裕美、双葉社
「皇国の守護者」原作・佐藤大輔、漫画・伊藤悠、集英社
「団地ともお」小田扉、小学館
「DEATH NOTE」原作・大場つぐみ、漫画・小畑健、集英社
「へうげもの」山田芳裕、講談社
「舞姫 テレプシコーラ」山岸涼子、メディアファクトリー
「もやしもん」石川雅之、講談社
「団地ともお」と「もやしもん」は去年の最終候補にも残っていた作品だったのね。「大阪ハムレット」、本を去年買ったのにまだ読んでない……。この中で話が完結しているのは「DEATH NOTE」と「舞姫」か。もしかして「DEATH NOTE」あたりに行っちゃうのかなー。「大奥」、がんばれ! これから15代将軍まで描いて毎年1冊ずつ単行本が出るという壮大な計画みたいだけど。
なお、「マンガ賞」「新生賞」「短編賞」の発表は今年5月上旬の予定。
「大奥」よしながふみ、白泉社
「大阪ハムレット」森下裕美、双葉社
「皇国の守護者」原作・佐藤大輔、漫画・伊藤悠、集英社
「団地ともお」小田扉、小学館
「DEATH NOTE」原作・大場つぐみ、漫画・小畑健、集英社
「へうげもの」山田芳裕、講談社
「舞姫 テレプシコーラ」山岸涼子、メディアファクトリー
「もやしもん」石川雅之、講談社
「団地ともお」と「もやしもん」は去年の最終候補にも残っていた作品だったのね。「大阪ハムレット」、本を去年買ったのにまだ読んでない……。この中で話が完結しているのは「DEATH NOTE」と「舞姫」か。もしかして「DEATH NOTE」あたりに行っちゃうのかなー。「大奥」、がんばれ! これから15代将軍まで描いて毎年1冊ずつ単行本が出るという壮大な計画みたいだけど。
なお、「マンガ賞」「新生賞」「短編賞」の発表は今年5月上旬の予定。
2007年03月24日 (土)

その成果は上記のグラフの通り(←こんなグラフまで作っているあたり、本当はヒマなんじゃないのか?と言われても言い訳ができない。でも色々忙しいんだよぉぉぉ。グラフはExcelで簡単に作れるし)。体重は微減していて、最初に目が飛び出るほど驚いた数字から3kg強減っている。しかし3kgじゃまだ体が軽くなった感じがしないなー。当然か、元が重すぎだったんだし。それに3kg減って、やっと去年の今頃の数字に戻っただけだし(泣)。問題は体重が微減しているのに体脂肪率が相変わらず全然変わってないことだな。もしかすると食事制限とか一切やってないのも問題か?(でも食事内容を変える気は全くなし)。
おなかを壊して下痢ばっかりしているとか水分だけ異常に抜けているとかだったら脂肪以外の部分が減っている訳だから、相対的に体脂肪率は上がるのだろうがそうはなってないから、とりあえず順調に減っているとはいえるのかもしれんが、運動しているのに筋肉は全く付いてないっつーことなのか?
まあ、今年の夏は子どもと一緒に水着を来てプールに行けるよう(いや、別に私は行きたくはないんだが)、あるいは夏コミで久しぶりに会うであろう友人・知人どもに「痩せた?」と言われるように(「やつれた?」と言われないように)もうちょいなんとか続けてみようかと思っているのだが、でも今年こそはそれ以上に色々やらなきゃならないことがどどっと押し寄せてきてアタフタしている今日この頃だ。大丈夫か、自分。
2007年03月23日 (金)

約半数が「卒業しなくてよい」~キャラクター商品に関する調査(japan.internet.com)
全然、全く理解できないのだが、好きなものをなぜ年齢で区切って、無理やり諦める必要があるのだ? そりゃもちろん、キャラクター商品というのは元来子ども向けに作られていたものだった(←過去形)。しかし今は「大人買い」する大人を対象に、あるいは購買対象内に織り込んで作っているはずである。
漫画だって今から40年前ならいい大人が読んでいるのは恥ずかしいことだったかもしれないが、しかし今は漫画というメディアが非常に成熟して「大人の読書鑑賞」に堪えうる傑作がいくらでもあるし、読者層もどんどん上の世代にシフトしていってるし、第一、「大人の読書鑑賞」に堪えられない種類の作品であったとしても趣味として読む分には誰からも文句を言われる筋合いなどないはずである(この開き直りが「大人」じゃないのか?)。キャラクター商品が子供向けに可愛らしく作ってあるのだとしても、それをかわいいと思うのは子どもだけに限らないし、大人が可愛いと思って買い、それで心落ち着いたり満足した日々を過ごせるならなんら問題はないではないか。何故、年齢で区切って卒業する必要があるのか?
買物依存症とかゴミの山を築いているとかで迷惑をかけているのならまだしも、人様に迷惑かけることもない日々のささやかな楽しみや趣味を、なぜ、自分が30歳になったから、50歳になったから、70歳になったからという理由でやめる必要などあろうか。もちろん結婚や出産や仕事などによる物理的・経済的・教育的事情で諦めなければならない場合もあるだろうが、それは年齢で区切るのとはまた別の話だ。
しかしなんだかんだいいつつ、私はキャラクター物にはほとんど興味がないけど。
2007年03月22日 (木)
将棋とか囲碁とかチェスには全く興味がないので、将棋のトッププロがかろうじてコンピュータ(ボナンザ)に勝利したというニュースも聞き流していたのだが。
渡辺竜王がコンピューター将棋王を下す(日刊スポーツ)
でも、渡辺竜王のブログを見たら、将棋のことなんかこれっぽっちもわからんけどこれがなかなか面白い。
「一週間ほど前から、とにかくボナンザと指しまくりました。(略)好きな手、嫌いな手、長所、短所、かなりの事が分かりました。現在、プロ棋士でボナンザについて一番詳しいのは僕でしょう(笑)」。コンピュータの「好きな手、嫌いな手」ってもしかしてプログラムした人の癖とか?
そして当日、「会場に到着。話を聞いてみると、やはり今日の機械はかなり高性能で早いらしい。完全にビビりました。控室に戻り、とにかく落ち着こうと思ったのですがドキドキするしソワソワするしで軽パニック状態」。びびる将棋プロ。
「相手が人間ならば「この人△3九竜を見落としているんだろうなぁ」と思うところですがボナンザの終盤は信用しているので「△3九竜でこっちが勝つはずなのにくるってことは何かすごい手があるのだろうか・・・」となります。同じ局面でも相手が人間かコンピューターかで感じ方が違うのです」。コンピュータの「心」を読もうとする将棋プロ。
「勝てて良かったです。本当にホッとしています。高性能のマシンを使えば強くなるとは聞いていましたがここまで強いとは思いませんでした。今後もマシンの進化と開発者の方々の改良によってさらに強くなると思います」。
昔、「ウォーゲーム」(1983年、アメリカ)という映画の中で、N0RAD(北米防空司令部)の人工知能・ジョシュアが高校生ハッカーと三目並べの勝負をしていた。が、この何度やっても必ず引き分けに終るゲームをしているうちにジョシュアは勝敗のつかないゲーム(世界全面核戦争も局地戦争も勝者はいない)のむなしさを学習するというもんだったが、あれから25年、三目並べじゃなくてチェスとか将棋だったら、もしかしてコンピュータは「やっぱ、戦争してもOKじゃん?」とか思うのだったりして。
渡辺竜王がコンピューター将棋王を下す(日刊スポーツ)
でも、渡辺竜王のブログを見たら、将棋のことなんかこれっぽっちもわからんけどこれがなかなか面白い。
「一週間ほど前から、とにかくボナンザと指しまくりました。(略)好きな手、嫌いな手、長所、短所、かなりの事が分かりました。現在、プロ棋士でボナンザについて一番詳しいのは僕でしょう(笑)」。コンピュータの「好きな手、嫌いな手」ってもしかしてプログラムした人の癖とか?
そして当日、「会場に到着。話を聞いてみると、やはり今日の機械はかなり高性能で早いらしい。完全にビビりました。控室に戻り、とにかく落ち着こうと思ったのですがドキドキするしソワソワするしで軽パニック状態」。びびる将棋プロ。
「相手が人間ならば「この人△3九竜を見落としているんだろうなぁ」と思うところですがボナンザの終盤は信用しているので「△3九竜でこっちが勝つはずなのにくるってことは何かすごい手があるのだろうか・・・」となります。同じ局面でも相手が人間かコンピューターかで感じ方が違うのです」。コンピュータの「心」を読もうとする将棋プロ。
「勝てて良かったです。本当にホッとしています。高性能のマシンを使えば強くなるとは聞いていましたがここまで強いとは思いませんでした。今後もマシンの進化と開発者の方々の改良によってさらに強くなると思います」。
昔、「ウォーゲーム」(1983年、アメリカ)という映画の中で、N0RAD(北米防空司令部)の人工知能・ジョシュアが高校生ハッカーと三目並べの勝負をしていた。が、この何度やっても必ず引き分けに終るゲームをしているうちにジョシュアは勝敗のつかないゲーム(世界全面核戦争も局地戦争も勝者はいない)のむなしさを学習するというもんだったが、あれから25年、三目並べじゃなくてチェスとか将棋だったら、もしかしてコンピュータは「やっぱ、戦争してもOKじゃん?」とか思うのだったりして。
2007年03月21日 (水)
ヒミツの花園 最終回(3月20日放映)。はぁ……色々な意味でもったいない感じが満載だったドラマだ。正体不明の謎の少女漫画家・花園ゆり子、その正体は過去に秘密をかかえたイケメン揃いの4兄弟、その過去(の一部?)を知りつつ花園ゆり子を彼らと一緒に作り上げていった編集者、勘違いぶりがもはや堂々とした風格さえある女性編集者、そして兄弟たちと恋に墜ちるオトメチック気分満載の女性編集者。4兄弟の過去には画家であった父親の重大な秘密があった……。主人公である釈由美子の大根ぶりは置いておいて、もう少しなんとかできなかったのかなああ。これが「花より男子」のスタッフが作ってたらすごくわくわくする面白いドラマになっていたんだろうなと妄想してみたり。
もちろん釈由美子だって本当に大根だった訳ではなく、彼女のように素直に演じていても作為を感じられるようなキャラクタを持つ人だと、どうしてもこのドラマの主人公を演じるのには無理があったのだと思う。なんというか計算マコちゃんぽいんだよな、釈由美子って。それで長男・航(堺雅人)に冷たい言葉を投げかけられて目をうるうるさせながら去っていく場面でも、見ていて鳥肌が立つくらいダメダメ少女漫画実写版を見ているような気分になってしまいましたよ。
真矢みきと寺島進の夫婦漫才は楽しめたし、次男役・修役の池田鉄洋もなかなか味わい深いキャラでよかったし、三男・智役の要潤もイヤミなくらい型にはまったイケメンぶりを発揮していてよかったし、航も四男・陽(本郷奏多)もまあまあだったけど、これだけおいしい素材がそろってながらそれを十二分に生かした感じがしない。物語もラストまでやたらもったいぶって一番奥の部屋の秘密をひっぱっておきながら、結構あっけなく事が解決して、そして航と夏世はくっつくんだかくっつかないんだか、花園ゆり子は本当のところ解散したんだかしてないんだか、話的にはなんだかなあな展開のまま終わってしまって残念。
まあ、フジテレビのことだからこの後特別編が放映されて、そこでは花園ゆり子が再結成される、に300カノッサ。
もちろん釈由美子だって本当に大根だった訳ではなく、彼女のように素直に演じていても作為を感じられるようなキャラクタを持つ人だと、どうしてもこのドラマの主人公を演じるのには無理があったのだと思う。なんというか計算マコちゃんぽいんだよな、釈由美子って。それで長男・航(堺雅人)に冷たい言葉を投げかけられて目をうるうるさせながら去っていく場面でも、見ていて鳥肌が立つくらいダメダメ少女漫画実写版を見ているような気分になってしまいましたよ。
真矢みきと寺島進の夫婦漫才は楽しめたし、次男役・修役の池田鉄洋もなかなか味わい深いキャラでよかったし、三男・智役の要潤もイヤミなくらい型にはまったイケメンぶりを発揮していてよかったし、航も四男・陽(本郷奏多)もまあまあだったけど、これだけおいしい素材がそろってながらそれを十二分に生かした感じがしない。物語もラストまでやたらもったいぶって一番奥の部屋の秘密をひっぱっておきながら、結構あっけなく事が解決して、そして航と夏世はくっつくんだかくっつかないんだか、花園ゆり子は本当のところ解散したんだかしてないんだか、話的にはなんだかなあな展開のまま終わってしまって残念。
まあ、フジテレビのことだからこの後特別編が放映されて、そこでは花園ゆり子が再結成される、に300カノッサ。
2007年03月21日 (水)
「ルパン三世」をよりによってフィリピンで実写化。
『ルパン三世』フィリピンで実写TVシリーズ化。(英語で!アニメ・マンガ)
昔子どもの頃、父親に連れられて「ルパン三世」の実写映画は見たもんさ。目黒祐樹がルパンで、次元が田中邦衛、銭形が伊東四朗というキャストを聞くだけで脱力してしまうような代物だったが、当時はあまり疑問にも思わんかったなあ……(『ルパン三世念力珍作戦』)。
でもってフィリピン版も結構腰砕け感満載。
http://miong21.blogspot.com/2007/03/lupin-on-gma-7.html
『ルパン三世』フィリピンで実写TVシリーズ化。(英語で!アニメ・マンガ)
昔子どもの頃、父親に連れられて「ルパン三世」の実写映画は見たもんさ。目黒祐樹がルパンで、次元が田中邦衛、銭形が伊東四朗というキャストを聞くだけで脱力してしまうような代物だったが、当時はあまり疑問にも思わんかったなあ……(『ルパン三世念力珍作戦』)。
でもってフィリピン版も結構腰砕け感満載。
http://miong21.blogspot.com/2007/03/lupin-on-gma-7.html
2007年03月21日 (水)
ハケンの品格 最終回(3月14日放映)。録画したまま放置状態だったのをやっと見ることができた。ストーリーに関してはいまさら言うことはないけど(もちろん、相変わらず突っ込みどころは満載だがな)、最初はあり得ねーくらいダメダメだった美雪(加藤あい)の成長ぶりと、東海林(大泉洋)と春子(篠原涼子)の関係がベタベタせずに終わったのは結構よかったとおもう。
でもわざとなんだとは思うけど、春子の心情を本人が表現する場面がほとんどなくて、他の人が説明する場面ばかりが多いために(マグロの常さんとか里中とか)どうもダイレクトに春子の気持ちに触れた気分になれないのがちょっと残念かも。最後までクールなスーパーウーマンのままで通すのならそれでもよかったと思うけど、会社にいた周りの連中のせいで春子も少しずつ変わってきたのだとしたら、そこらへん最終回くらいはもうちょっとストレートに表現してくれてもよかったんじゃないかなー。まあ、東海林の電話番号をいつまでも持ってたり、東海林がいる名古屋にまで押し掛け派遣をしにくるあたりは、今までよりは格段に人間的な春子を描いていたのかもしれんけど。
会社描写はダメダメだったけど、春子というキャラは結構楽しめたドラマだった。里中役の小泉孝太郎も全く期待してなかっただけになかなかだったし(小泉孝太郎って、「踊る大走査線」のパソコンオタクとか「アテンションプリーズ」のパイロットみたいなコスプレ物しか記憶にないけど)。洋ちゃんは……なんか、全部素でやってたんじゃねーの?という疑惑が拭いきれない。しかし関係ないけど、子どもが春子の真似をして「それが何か?」というのが実にこにくたらしい。
でもわざとなんだとは思うけど、春子の心情を本人が表現する場面がほとんどなくて、他の人が説明する場面ばかりが多いために(マグロの常さんとか里中とか)どうもダイレクトに春子の気持ちに触れた気分になれないのがちょっと残念かも。最後までクールなスーパーウーマンのままで通すのならそれでもよかったと思うけど、会社にいた周りの連中のせいで春子も少しずつ変わってきたのだとしたら、そこらへん最終回くらいはもうちょっとストレートに表現してくれてもよかったんじゃないかなー。まあ、東海林の電話番号をいつまでも持ってたり、東海林がいる名古屋にまで押し掛け派遣をしにくるあたりは、今までよりは格段に人間的な春子を描いていたのかもしれんけど。
会社描写はダメダメだったけど、春子というキャラは結構楽しめたドラマだった。里中役の小泉孝太郎も全く期待してなかっただけになかなかだったし(小泉孝太郎って、「踊る大走査線」のパソコンオタクとか「アテンションプリーズ」のパイロットみたいなコスプレ物しか記憶にないけど)。洋ちゃんは……なんか、全部素でやってたんじゃねーの?という疑惑が拭いきれない。しかし関係ないけど、子どもが春子の真似をして「それが何か?」というのが実にこにくたらしい。
2007年03月20日 (火)
あの、西原理恵子の元夫、鴨志田穣さんが死去。
カメラマンの鴨志田穣さんが死去(朝日新聞)
鳥 頭 の 城(西原理恵子公式サイト)
先日出た鴨志田氏の「酔いがさめたら、うちに帰ろう。
」を立ち読みしてたら、自伝的小説と書いてあるのにラストで主人公はガンで1年持たないという描写があってすごくびっくりしたのだが、でもこれはきっと小説だから、とか思っていたのに。このところ西原の毎日かあさんを見て、あんなダンナでもやっぱり戻ってきてよかったなあと思って見ていたのに。西原の漫画を通じてしか知らない人なのに、結構ショックだ。
ご冥福をお祈りいたします。
カメラマンの鴨志田穣さんが死去(朝日新聞)
鳥 頭 の 城(西原理恵子公式サイト)
先日出た鴨志田氏の「酔いがさめたら、うちに帰ろう。
ご冥福をお祈りいたします。
2007年03月20日 (火)
この間、ラブラブドキュンパックリコさんのところで「【総勢50名】漫画家顔写真クイズ!」というのをやっていたのだが、これが5、6人くらいしかわからなくてガックリ。しかし今度は151人!
漫画家151人の名前を自画像だけで言えるかな?(ラブラブドキュンパックリコ)
数えてみたら151人もいるのに26人しかわからなかったよ……。でもあの吾妻ひでおや桜玉吉は定番の自画像じゃない! ……とか言ってみる。
漫画家151人の名前を自画像だけで言えるかな?(ラブラブドキュンパックリコ)
数えてみたら151人もいるのに26人しかわからなかったよ……。でもあの吾妻ひでおや桜玉吉は定番の自画像じゃない! ……とか言ってみる。
2007年03月20日 (火)

野望ポスター(AssistOn)
「「野望を具体的に描きたい!(31才自営業)」「大きな野望を持っている事をアピールしたい!(19才学生)」「野望は無いけど、せめて雰囲気だけでも味わいたい(38才会社員)」そんな声にお答えするべく誕生致しました。あなたの野望を世界的な視野で再確認するためのツール、「野望ポスター」」。「すでにビジネスや趣味などの独自世界で世界制覇を達成した方の自己確認のツールとして。そしてこれから世界の大海を渡って活躍を期待されている若者たちへの贈り物としても最適です。」
まあ、3月4月の卒業・入学・就職のお祝いに「ちょっと世界でも征服してみたら」と一言添えてどうぞ(って、親戚の子に渡した日にゃ、その後のこちらを見る視線が違ってくるかもしれんが)。
2007年03月19日 (月)
去年の11月に歯の詰め物がとれたので会社の近所の歯医者に行ったのだが、いまだにまだその歯医者に通っている訳である。先月手術したインプラントの経過観察もあるけれど(2月13日「お酒が飲めないなんて、生きていけないじゃない!」)、なんか昔治療した虫歯の根っこが片っ端から病気になっていて、それを1本1本治療している毎日だ。道のりは長いよ。歯医者の先生は毎回毎回レントゲン写真を見て丁寧に解説してくれる。
先生「この歯の根っこは無事治療できたんだけど、こっちの根っこは曲がっているからここまでしか治療ができないのね。無理矢理突っ切って根っこを治療すると言うこともできないわけではないけど、今のところここまでで治療を終えてあとは様子を見ながら、10年後とかに痛みだしたりしないことを祈るという状況かな。アメリカとかの文献を見ても確率的には6割くらいだね」
私「はあ……」
先生「こういう根っこの治療って日本ではちゃんとやるんだけど、ヨーロッパではほとんどやらないんだよね。この間うちの患者さんがドイツに行ってそこで歯医者にかかったんだけど、根っこの治療をするくらいなら歯を抜くって言われたって、その患者さんから電話があって、じゃあ僕からその先生に根っこの治療をするように言ってあげるよって言って、交渉してみたら、だったら治療しないって拒否されたんだよね」
私「……」
先生「ヨーロッパではダブルライセンスでさ、大学に入ってから眼科や外科を選ぶのと同じように歯科を選ぶから、専門的なことができないことがおおいんだよね。その点アメリカの場合はまた事情が違って……」
インフォームドコンセント以前に、ただ単に話し好きなのか?
先生「この歯の根っこは無事治療できたんだけど、こっちの根っこは曲がっているからここまでしか治療ができないのね。無理矢理突っ切って根っこを治療すると言うこともできないわけではないけど、今のところここまでで治療を終えてあとは様子を見ながら、10年後とかに痛みだしたりしないことを祈るという状況かな。アメリカとかの文献を見ても確率的には6割くらいだね」
私「はあ……」
先生「こういう根っこの治療って日本ではちゃんとやるんだけど、ヨーロッパではほとんどやらないんだよね。この間うちの患者さんがドイツに行ってそこで歯医者にかかったんだけど、根っこの治療をするくらいなら歯を抜くって言われたって、その患者さんから電話があって、じゃあ僕からその先生に根っこの治療をするように言ってあげるよって言って、交渉してみたら、だったら治療しないって拒否されたんだよね」
私「……」
先生「ヨーロッパではダブルライセンスでさ、大学に入ってから眼科や外科を選ぶのと同じように歯科を選ぶから、専門的なことができないことがおおいんだよね。その点アメリカの場合はまた事情が違って……」
インフォームドコンセント以前に、ただ単に話し好きなのか?
2007年03月19日 (月)
華麗なる一族 第9回(3月11日放映)~最終回(3月18日放映)
前回、鉄平(木村拓哉)が父親であり阪神特殊製鋼の役員である大介(北大路欣也)を背任行為で告訴するという事態になって、「えーーーーっ!? これって原作にある設定なの!?」と思ったら、やっぱりここは原作にはなかった設定だったようだ。裁判で決着だなんて実に現代的な問題解決方法だと思うし、第一、昭和43年だったら親と子で裁判で争うという以前に、告訴されること自体、ダメージが無茶苦茶大きいはずで、この物語の流れから行くとそうなる前に絶対大介が手を打つはずだし、鉄平にしても告訴のハードルは想像を絶する高さだったんじゃないかと思う。
それに、鉄平が銭高(西村雅彦)に裁判での証言を頼んだことで銭高が大介と鉄平の板挟みになって苦悩する場面、この時代のこの立場の人だったら絶対もう自殺しちゃうんじゃないかと思ってみていたら、最後に鉄平サイドに立つ証言をしたのもビックリだ。いくらその前に前フリがあって銭高の心境が変わったといっても、これまたかなり現代的な展開だと思うがなあ。どうせこういう風に現代的アレンジをするなら、いっそのこと鉄平の自殺という決着も変えてしまってもいいんじゃないのか? あるいは死に損なって九死に一生を得るみたいな話の流れで、実は鉄平が大介の実の子であるというのがわかってめでたしめでたし、みたいな。……それじゃあホームドラマになっちゃうのか。この話はあれほどの犠牲を払って得た栄光が、実は儚く脆いものであったというもテーマの一つだもんね。
それにしても鉄平が死ぬまでが長すぎ。キムタクが主人公なんだから仕方ないのかもしれないが、延長しないでいつもの1時間枠の中で放送してくれたほうが、もっとすっきりした物語になったんじゃないだろうか。あと、鉄平の死を報告する地元の警官役の前田吟、「男らしい死に様でした」ってやや笑顔で言うのもなんだったけど、その前に死体に男らしいも何もあるかよ。でもって、鉄平の血液型がB型だったということがわかり、お母様(原田美枝子)が「鉄平さんは、あなたの子供だったんです。私とあなたの子供だったんです」って大介に言うシーン、あんただってわかってなかったくせに、とついつぶやいてしまいましたよ。
とか色々文句をいいつつも久しぶりに胃にもたれる重量感のあるドラマを堪能いたしました。もしかして鉄平じゃなくて銀平(山本耕史)が主人公だったらもっと別な面白さがあったかもとも思うけど。さて、今回の「華麗なる一族」、紅白よりも視聴率が上だったんですってよ。
「華麗なる一族」視聴率、関西では「紅白」超える(朝日新聞)
「関東地区で30.4%だった。ドラマの舞台となった関西地区では39.3%に達し、昨年の同地区の紅白歌合戦第2部(37.6%)を超えた。瞬間最高視聴率は終了直前の午後10時18分に関東地区で35.5%、関西地区で44.9%だった。」
「華麗」がすごいという前に、紅白ってそんな視聴率だったんだーというのが一番の感想。
前回、鉄平(木村拓哉)が父親であり阪神特殊製鋼の役員である大介(北大路欣也)を背任行為で告訴するという事態になって、「えーーーーっ!? これって原作にある設定なの!?」と思ったら、やっぱりここは原作にはなかった設定だったようだ。裁判で決着だなんて実に現代的な問題解決方法だと思うし、第一、昭和43年だったら親と子で裁判で争うという以前に、告訴されること自体、ダメージが無茶苦茶大きいはずで、この物語の流れから行くとそうなる前に絶対大介が手を打つはずだし、鉄平にしても告訴のハードルは想像を絶する高さだったんじゃないかと思う。
それに、鉄平が銭高(西村雅彦)に裁判での証言を頼んだことで銭高が大介と鉄平の板挟みになって苦悩する場面、この時代のこの立場の人だったら絶対もう自殺しちゃうんじゃないかと思ってみていたら、最後に鉄平サイドに立つ証言をしたのもビックリだ。いくらその前に前フリがあって銭高の心境が変わったといっても、これまたかなり現代的な展開だと思うがなあ。どうせこういう風に現代的アレンジをするなら、いっそのこと鉄平の自殺という決着も変えてしまってもいいんじゃないのか? あるいは死に損なって九死に一生を得るみたいな話の流れで、実は鉄平が大介の実の子であるというのがわかってめでたしめでたし、みたいな。……それじゃあホームドラマになっちゃうのか。この話はあれほどの犠牲を払って得た栄光が、実は儚く脆いものであったというもテーマの一つだもんね。
それにしても鉄平が死ぬまでが長すぎ。キムタクが主人公なんだから仕方ないのかもしれないが、延長しないでいつもの1時間枠の中で放送してくれたほうが、もっとすっきりした物語になったんじゃないだろうか。あと、鉄平の死を報告する地元の警官役の前田吟、「男らしい死に様でした」ってやや笑顔で言うのもなんだったけど、その前に死体に男らしいも何もあるかよ。でもって、鉄平の血液型がB型だったということがわかり、お母様(原田美枝子)が「鉄平さんは、あなたの子供だったんです。私とあなたの子供だったんです」って大介に言うシーン、あんただってわかってなかったくせに、とついつぶやいてしまいましたよ。
とか色々文句をいいつつも久しぶりに胃にもたれる重量感のあるドラマを堪能いたしました。もしかして鉄平じゃなくて銀平(山本耕史)が主人公だったらもっと別な面白さがあったかもとも思うけど。さて、今回の「華麗なる一族」、紅白よりも視聴率が上だったんですってよ。
「華麗なる一族」視聴率、関西では「紅白」超える(朝日新聞)
「関東地区で30.4%だった。ドラマの舞台となった関西地区では39.3%に達し、昨年の同地区の紅白歌合戦第2部(37.6%)を超えた。瞬間最高視聴率は終了直前の午後10時18分に関東地区で35.5%、関西地区で44.9%だった。」
「華麗」がすごいという前に、紅白ってそんな視聴率だったんだーというのが一番の感想。
2007年03月18日 (日)
毎度言っていることだが、月日が経つのは早いもんじゃのう……。おばあちゃん、もうついてけないよ。ぼけっとしてたら同僚のNさんに「いつもの新ドラマチェックはどうなったの?」と聞かれちゃったよ(参照:2006年12月8日「1月からのTVドラマ」)。
4月16日、月9フジ、「プロポーズ大作戦」(脚本・金子茂樹、演出・成田岳、加藤裕将、出演・山下智久、長澤まさみ、藤木直人、榮倉奈々、松重豊ほか)。「ふがいない男が過去をやり直し、他人に嫁ぐ女性をダッシュしようとするラブコメ(Theテレビジョン番組紹介より)。幼なじみ(長澤まさみ)の結婚式披露宴で、彼女に思いを告げられないまま「あのときに戻ってやり直したい」と後悔していたらそこに妖精(!)が現れて主人公(山ピー)をタイムスリップさせる、ってなんかいろんな意味で微妙な感じがするのだが、子ども(8歳)はいち早く「これ見るから!」と宣言している。
4月10日、火9フジ、「花嫁とパパ」(脚本・いずみ吉紘ほか、演出・佐藤祐市、石川淳一、出演・石原さとみ、時任三郎、田口淳之介、小泉孝太郎、白石美帆、和久井映見)。「恋や仕事に夢あふれるヒロインと、彼女に過剰な愛を注ぐ"娘一筋"の父親が巻き起こす騒動を、笑いと涙を交えて描く心温まるホームコメディ(Theテレビジョン番組紹介より)。まったくもって魅力を感じない。
4月10日、火10フジ、「鬼嫁日記 いい湯だな」(原作・カズマ、脚本・尾崎将也、演出・塚本連平、P・安藤和久、出演・観月ありさ、ゴリ、蛯原友里、加藤茶、川島なお美、野際陽子ほか)。「'05年に好評を博したホームコメディの続編。今回は舞台を銭湯に移し、強い妻と弱気な夫との関係もパワーアップ(Theテレビジョン番組紹介より)。銭湯が舞台のホームコメディって平成版「時間ですよ」を狙っているのか?
4月10日、火10日テレ、「セクシーボイスアンドロボ」(原作・黒田硫黄、脚本・木皿泉、演出・佐藤東弥、P・河野英裕、出演・松山ケンイチ、大後寿々はな、片桐はいり、岡田義徳、浅丘ルリ子)。「七色の声を持つ少女とロボット好きオタク青年が難事件に挑む冒険活劇」(Theテレビジョン番組紹介より)。うわぁ、ちょっと微妙。脚本とプロデューサーがなんといっても「すいか」「野ブタをプロデュース。」の木皿泉と河野英裕っていうだけで見てはみたいんだけど、どんなもんだか……。
4月18日、水10日テレ、「バンビ~ノ!」(原作・せきやてつじ、脚本・岡田惠和、演出・大谷太郎、出演・松本潤、北村一輝、香里奈、佐藤隆太、内田有紀、佐々木蔵之介、市村正親)。「せきやてつじ原作の同名漫画をドラマ化。一流レストランを舞台に、見習いシェフが奮闘しながら成長する姿を描く(Theテレビジョン番組紹介より)。「花より男子」ですっかり株を上げた松ジュン(って、今までが下すぎたのかもしれんが)はともかく、脇が手堅いわ~。でも松ジュンと一緒に北村一輝も出てたら濃すぎです。
4月、木9テレ朝、「ホテリアー」(原作・カン・ウンギョン、脚本・江頭美智留、演出・木下高男、出演・上戸彩、田辺誠一、及川光博、東幹久、竹中直人、片平なぎさ、甲本雅裕)。「日本でも人気を博した、同名韓流ドラマを上戸彩の主演でリメイク。経営危機に陥った名門ホテルで働く人々を描く」(Theテレビジョン番組紹介より)。上戸彩でとにかくがんばるお仕事ドラマというとつい「アテンション・プリーズ」を思い出しちゃうなぁ。ところでペ・ヨンジュンが特別友情出演ですって。いったいどういう層を狙って作っているのか。
4月12日、木9TBS、「夫婦道」(脚本・清水有生、演出・清弘誠、大岡進、出演・武田鉄矢、高畑淳子、山崎静代、たくませいこ、本仮屋ユイカ、橋爪功)。「武田鉄矢と高畑淳子が夫婦を演じるホームドラマ」(Theテレビジョン番組紹介より)。ま、渡鬼の後番組だもんね。
4月12日、木10TBS、「孤独の賭け・愛しき人よ」(原作・五味川純平、脚本・成瀬活雄、演出・生野滋朗ほか、出演・伊藤英明、谷川京子、井川遥、堺雅人、高岡早紀、古手川祐子、濱田マリ)。「都市開発計画を巡る政財界の裏側を舞台に、男女の愛憎や人間の業を描く」(Theテレビジョン番組紹介より)。コメディやホームドラマが多い四月期ドラマの中ではシリアス一直線なドラマ。あの、エイブルダーが水商売から身を起こしたカリスマ社長って。ハセキョーが復讐に燃えるデザイナーって……なんか昼ドラ的設定のような気も。
4月12日、木10フジ、「わたしたちの教科書」(脚本・坂元裕二、演出・河毛俊作ほか、出演・菅野美穂、伊藤淳史、谷原章介、風吹ジュン、酒井若菜、志田未来)。「菅野美穂演じる弁護士が、一見、平凡な中学校の暗部に切り込む」(Theテレビジョン番組紹介より)。今期のタニショーはここでした。
4月20日、金9テレ朝、「生徒諸君!」(原作・庄司陽子、脚本・渡邉睦月、演出・唐木希浩ほか、出演・内山理名、堀北真希、椎名桔平、本郷奏多、石井正則)。「庄司陽子、の漫画をドラマ化。学校教育の問題に立ち向かう新任教師の姿を描く」(Theテレビジョン番組紹介より)。「生徒諸君!」の生徒編の方は第1回目から最終回までずっーーーと週刊少女フレンドを立ち読みし続けたもんだったけど、教師編の方はさすがに読めなかったなあ。それにしてもナッキーが内山理名かあ……、内山理名なのかあ……。
4月13日、金10TBS、「特急田中3号」(脚本・橋本裕志、演出・平野俊一・金子文紀、出演・田中聖、栗山千明、塚本高史、加藤ローサ、吉之和子)。「ひょうなことかで鉄道ヲタク(通称テツ)の世界に入り込んだ大学生が、テツとの友情や恋にぶつかって成長していく」(Theテレビジョン番組紹介より)。大学4年のテツが塚本高史で8年のテツが秋山竜次で主人公が立派なテツになるまでを演じるのがKAT-TUNの田中……。うっかり見てしまうかも(参照:3月17日「自分の血中鉄分濃度を疑う。」)。
4月、金11時テレ朝、「帰ってきた時効警察」(脚本・演出:三木聡・園子温・ケラリーノ・サンドロヴィッチ・麻生学・岩松了、出演・オダギリジョー、麻生久美子、豊原功補、ふせえり、岩松了)。「時効になった事件を、趣味で捜査する警察官・霧山(オダギリ)の活躍を描く。資金が尽き、時効事件の捜査をやめた霧山だが、競馬で大当たりし、捜査を再開」(Theテレビジョン番組紹介より)。これは、絶対、見る! ……って力を込めて言うような番組じゃないんだよなあ、前回は微妙なヌルさがよかったんだし。でも99%、見るが。
4月14日、土9日テレ、「喰いタン2」(原作・寺沢大介、脚本・伴一彦、演出・中島悟ほか、P・次屋尚ほか、出演・東山紀之、森田剛、京野ことみ、市川実日子、須賀健太、佐野史郎、伊東四朗)。「東山紀之扮する食いしん坊探偵が活躍する推理ドラマの第2弾」(Theテレビジョン番組紹介より)。前回はそこそこ楽しめたんだけど結局途中でリタイアしたんだよなー。今回はどんなもんだか。
4月7日、土9NHK、「病院のチカラ・星空ホスピタル」(脚本・矢島正雄、演出・岡田健ほか、出演・菊川怜、筧利夫、津川雅彦)。この出演者には全く心が動かないけど、NHKのこの時間帯は結構佳作が多いので油断ができない。いまやっている「ハゲタカ」も1話と2話のダイジェストだけ見たのだが面白そうなのに、子どもにチャンネル権を取られてみることができない。
4月14日、土11フジ、「ライアーゲーム」(原作・甲斐谷忍、脚本・古家和尚、演出・松山博昭、出演・戸田恵梨香、松田翔太)。「謎のゲームに巻き込まれた少女が天才詐欺師の力を借り、戦っていく」(Theテレビジョン番組紹介より)。クロサギ?
4月15日、日9TBS、「冗談じゃない!」(脚本・伴一彦、演出・土井裕泰、石井康晴、出演・織田裕二、上野樹里、大竹しのぶ、田口浩正、草刈正雄、田中圭)。「20歳年下の新妻と、その妻の母である元恋人の間で翻弄される40歳のまじめ男の姿をコミカルに描くホームドラマ」(Theテレビジョン番組紹介より)。織田裕二主演のドタバタコメディかあ……。草刈正雄が上野樹里の父親で、フランス生まれでニースでワイナリーを経営というあたりのこのバカバカしさを見てみたいかもとは思ったけど、日曜夜9時は明日会社かと思うと純粋にドラマを楽しめない時間帯なんだよな。
今期は「帰ってきた時効警察」、「セクシーボイスアンドロボ」かもしかすると「バンビ~ノ!」、気の迷いで「特急田中3号」、子どもにつきあって「プロポーズ大作戦」あたりかなあ。毎度のことだけど予告次第だけど。
4月16日、月9フジ、「プロポーズ大作戦」(脚本・金子茂樹、演出・成田岳、加藤裕将、出演・山下智久、長澤まさみ、藤木直人、榮倉奈々、松重豊ほか)。「ふがいない男が過去をやり直し、他人に嫁ぐ女性をダッシュしようとするラブコメ(Theテレビジョン番組紹介より)。幼なじみ(長澤まさみ)の結婚式披露宴で、彼女に思いを告げられないまま「あのときに戻ってやり直したい」と後悔していたらそこに妖精(!)が現れて主人公(山ピー)をタイムスリップさせる、ってなんかいろんな意味で微妙な感じがするのだが、子ども(8歳)はいち早く「これ見るから!」と宣言している。
4月10日、火9フジ、「花嫁とパパ」(脚本・いずみ吉紘ほか、演出・佐藤祐市、石川淳一、出演・石原さとみ、時任三郎、田口淳之介、小泉孝太郎、白石美帆、和久井映見)。「恋や仕事に夢あふれるヒロインと、彼女に過剰な愛を注ぐ"娘一筋"の父親が巻き起こす騒動を、笑いと涙を交えて描く心温まるホームコメディ(Theテレビジョン番組紹介より)。まったくもって魅力を感じない。
4月10日、火10フジ、「鬼嫁日記 いい湯だな」(原作・カズマ、脚本・尾崎将也、演出・塚本連平、P・安藤和久、出演・観月ありさ、ゴリ、蛯原友里、加藤茶、川島なお美、野際陽子ほか)。「'05年に好評を博したホームコメディの続編。今回は舞台を銭湯に移し、強い妻と弱気な夫との関係もパワーアップ(Theテレビジョン番組紹介より)。銭湯が舞台のホームコメディって平成版「時間ですよ」を狙っているのか?
4月10日、火10日テレ、「セクシーボイスアンドロボ」(原作・黒田硫黄、脚本・木皿泉、演出・佐藤東弥、P・河野英裕、出演・松山ケンイチ、大後寿々はな、片桐はいり、岡田義徳、浅丘ルリ子)。「七色の声を持つ少女とロボット好きオタク青年が難事件に挑む冒険活劇」(Theテレビジョン番組紹介より)。うわぁ、ちょっと微妙。脚本とプロデューサーがなんといっても「すいか」「野ブタをプロデュース。」の木皿泉と河野英裕っていうだけで見てはみたいんだけど、どんなもんだか……。
4月18日、水10日テレ、「バンビ~ノ!」(原作・せきやてつじ、脚本・岡田惠和、演出・大谷太郎、出演・松本潤、北村一輝、香里奈、佐藤隆太、内田有紀、佐々木蔵之介、市村正親)。「せきやてつじ原作の同名漫画をドラマ化。一流レストランを舞台に、見習いシェフが奮闘しながら成長する姿を描く(Theテレビジョン番組紹介より)。「花より男子」ですっかり株を上げた松ジュン(って、今までが下すぎたのかもしれんが)はともかく、脇が手堅いわ~。でも松ジュンと一緒に北村一輝も出てたら濃すぎです。
4月、木9テレ朝、「ホテリアー」(原作・カン・ウンギョン、脚本・江頭美智留、演出・木下高男、出演・上戸彩、田辺誠一、及川光博、東幹久、竹中直人、片平なぎさ、甲本雅裕)。「日本でも人気を博した、同名韓流ドラマを上戸彩の主演でリメイク。経営危機に陥った名門ホテルで働く人々を描く」(Theテレビジョン番組紹介より)。上戸彩でとにかくがんばるお仕事ドラマというとつい「アテンション・プリーズ」を思い出しちゃうなぁ。ところでペ・ヨンジュンが特別友情出演ですって。いったいどういう層を狙って作っているのか。
4月12日、木9TBS、「夫婦道」(脚本・清水有生、演出・清弘誠、大岡進、出演・武田鉄矢、高畑淳子、山崎静代、たくませいこ、本仮屋ユイカ、橋爪功)。「武田鉄矢と高畑淳子が夫婦を演じるホームドラマ」(Theテレビジョン番組紹介より)。ま、渡鬼の後番組だもんね。
4月12日、木10TBS、「孤独の賭け・愛しき人よ」(原作・五味川純平、脚本・成瀬活雄、演出・生野滋朗ほか、出演・伊藤英明、谷川京子、井川遥、堺雅人、高岡早紀、古手川祐子、濱田マリ)。「都市開発計画を巡る政財界の裏側を舞台に、男女の愛憎や人間の業を描く」(Theテレビジョン番組紹介より)。コメディやホームドラマが多い四月期ドラマの中ではシリアス一直線なドラマ。あの、エイブルダーが水商売から身を起こしたカリスマ社長って。ハセキョーが復讐に燃えるデザイナーって……なんか昼ドラ的設定のような気も。
4月12日、木10フジ、「わたしたちの教科書」(脚本・坂元裕二、演出・河毛俊作ほか、出演・菅野美穂、伊藤淳史、谷原章介、風吹ジュン、酒井若菜、志田未来)。「菅野美穂演じる弁護士が、一見、平凡な中学校の暗部に切り込む」(Theテレビジョン番組紹介より)。今期のタニショーはここでした。
4月20日、金9テレ朝、「生徒諸君!」(原作・庄司陽子、脚本・渡邉睦月、演出・唐木希浩ほか、出演・内山理名、堀北真希、椎名桔平、本郷奏多、石井正則)。「庄司陽子、の漫画をドラマ化。学校教育の問題に立ち向かう新任教師の姿を描く」(Theテレビジョン番組紹介より)。「生徒諸君!」の生徒編の方は第1回目から最終回までずっーーーと週刊少女フレンドを立ち読みし続けたもんだったけど、教師編の方はさすがに読めなかったなあ。それにしてもナッキーが内山理名かあ……、内山理名なのかあ……。
4月13日、金10TBS、「特急田中3号」(脚本・橋本裕志、演出・平野俊一・金子文紀、出演・田中聖、栗山千明、塚本高史、加藤ローサ、吉之和子)。「ひょうなことかで鉄道ヲタク(通称テツ)の世界に入り込んだ大学生が、テツとの友情や恋にぶつかって成長していく」(Theテレビジョン番組紹介より)。大学4年のテツが塚本高史で8年のテツが秋山竜次で主人公が立派なテツになるまでを演じるのがKAT-TUNの田中……。うっかり見てしまうかも(参照:3月17日「自分の血中鉄分濃度を疑う。」)。
4月、金11時テレ朝、「帰ってきた時効警察」(脚本・演出:三木聡・園子温・ケラリーノ・サンドロヴィッチ・麻生学・岩松了、出演・オダギリジョー、麻生久美子、豊原功補、ふせえり、岩松了)。「時効になった事件を、趣味で捜査する警察官・霧山(オダギリ)の活躍を描く。資金が尽き、時効事件の捜査をやめた霧山だが、競馬で大当たりし、捜査を再開」(Theテレビジョン番組紹介より)。これは、絶対、見る! ……って力を込めて言うような番組じゃないんだよなあ、前回は微妙なヌルさがよかったんだし。でも99%、見るが。
4月14日、土9日テレ、「喰いタン2」(原作・寺沢大介、脚本・伴一彦、演出・中島悟ほか、P・次屋尚ほか、出演・東山紀之、森田剛、京野ことみ、市川実日子、須賀健太、佐野史郎、伊東四朗)。「東山紀之扮する食いしん坊探偵が活躍する推理ドラマの第2弾」(Theテレビジョン番組紹介より)。前回はそこそこ楽しめたんだけど結局途中でリタイアしたんだよなー。今回はどんなもんだか。
4月7日、土9NHK、「病院のチカラ・星空ホスピタル」(脚本・矢島正雄、演出・岡田健ほか、出演・菊川怜、筧利夫、津川雅彦)。この出演者には全く心が動かないけど、NHKのこの時間帯は結構佳作が多いので油断ができない。いまやっている「ハゲタカ」も1話と2話のダイジェストだけ見たのだが面白そうなのに、子どもにチャンネル権を取られてみることができない。
4月14日、土11フジ、「ライアーゲーム」(原作・甲斐谷忍、脚本・古家和尚、演出・松山博昭、出演・戸田恵梨香、松田翔太)。「謎のゲームに巻き込まれた少女が天才詐欺師の力を借り、戦っていく」(Theテレビジョン番組紹介より)。クロサギ?
4月15日、日9TBS、「冗談じゃない!」(脚本・伴一彦、演出・土井裕泰、石井康晴、出演・織田裕二、上野樹里、大竹しのぶ、田口浩正、草刈正雄、田中圭)。「20歳年下の新妻と、その妻の母である元恋人の間で翻弄される40歳のまじめ男の姿をコミカルに描くホームドラマ」(Theテレビジョン番組紹介より)。織田裕二主演のドタバタコメディかあ……。草刈正雄が上野樹里の父親で、フランス生まれでニースでワイナリーを経営というあたりのこのバカバカしさを見てみたいかもとは思ったけど、日曜夜9時は明日会社かと思うと純粋にドラマを楽しめない時間帯なんだよな。
今期は「帰ってきた時効警察」、「セクシーボイスアンドロボ」かもしかすると「バンビ~ノ!」、気の迷いで「特急田中3号」、子どもにつきあって「プロポーズ大作戦」あたりかなあ。毎度のことだけど予告次第だけど。
2007年03月17日 (土)
……っていったって血液中のヘモグロビン値の話ではない。最近どうも鉄道オタクな番組が面白いなと思ってみてしまうのである。たとえばタモリ倶楽部なんかでテツ企画をやってたりすると、出演者たちの熱中ぶりが見ていて結構楽しい。もちろん一般人向けに面白く作っているからそう思う全面テツ企画だけうなのだろが、1月19日と1月26日放映分のタモリ倶楽部ではなんと2週にわたって前後編で「赤い電車で 久里浜工場へ」やっていたのを、鉄道の方には全く興味がないのに(しかも旅行は大嫌いである)結構楽しめたわけですよ。
他にもpodcastの「小西克哉 松本ともこ ストリーム」で「カシオペア」のキーボーディストの向谷実がゲストに来ていたときの「コラムの花道」、めちゃくちゃテツ分が高かったのだが、これまた結構楽しめたのである。鉄道には心底興味がないから鉄ちゃんじゃないとは思うのだが、もしかして血中鉄分濃度が高くなっているのかなあとか思っていたら、今週号のTVブロスにこんな企画が。
TVブロス3月17日号「出発進行! 鉄道ファンファン」
「クライ、キモイと言われ続けてきた鉄道趣味。しかしこの春からは鉄道関係の番組も続々とスタートし、全国に1000万人いると言われている潜在鉄道ファン層が次々とカミングアウトすることはもはや必至。これからは武士道と並ぶ日本を代表する道、"テツ道"として新たな歴史を築いていくのです! さ、あなたも鉄道ファン、は無理でもせめて鉄道ファンのファンになろう!」って企画自体がかなり強引ですが。
もしかして私の場合"鉄"ではなく、"鉄"ファンだったのか?(しかし昨日買ったコミックスの新刊「鉄子の旅 第6巻」を見たら4月からアニメ化となっててびっくりだよ)。今、時代はテツなのか? とりあえずブロスに載っていた「あなたの鉄分チェックリスト」をやってみる。
・得意科目はズバリ社会である。→○
・ズルなどのルール破りは断じて許せない。→○
・道具や部品に萌えることがある。→△(ハンズとかLoftで見るのは好き)
・アリが働いているのを観察するのが好き。→△
・くるりが好き。→×(曲を聞いたことがない)
・つい独り言をつぶやいてしまう。→×
・思い出の品はなかなか捨てられない。→○(思い出がなくても捨てられない)
・できれば窓側に座りたい。→○
・遅刻が気になる。→○
・寂れた駅に降りる人が気になる。→○
・寒さには強い方。→△(強くはないけど暑いよりはマシ)
・工事現場が気になる。→×
・話が長い。→×
・他の教科書は捨てても地図帳だけは捨てない。→○
・車に乗るなら、運転席か助手席。→×
……。○の数7個だと「もう一声、まだまだ鉄ちゃんデビューは遠そうです。ガンバ!」でした。別にがんばろうとは思わん。ちなみに13~15で、立派なテツの原石、10~12でいい線いってて、4~6はあまり鉄分なし、0~3は「どこかで鉄ちゃんを見かけても、暖かく見守ってあげてください」とのことだ。
なお、同僚のNさんには「あのお母様の血を引いているんだから(参照:2006年5月15日「それは何かの罰ゲームなのか?(唐突の人 in 東京)」)、Kさんも結構鉄分高いんじゃないのーー?」と言われちゃったよ。もっともNさんも「でも電車がホームに入ってくるときって、ちょっとドキドキするよね」とか言ってて、これまたテツっ気がありそうな感じだったが。ところで、「あの母」の夫(つまり父だが)は、一緒に車に乗っているときに近くで電車が通ると、「ほら、汽車だよ、汽車! 見なさい!」と、娘に言うようなヒトである。言われている娘はとっくに40すぎているんだがな。
他にもpodcastの「小西克哉 松本ともこ ストリーム」で「カシオペア」のキーボーディストの向谷実がゲストに来ていたときの「コラムの花道」、めちゃくちゃテツ分が高かったのだが、これまた結構楽しめたのである。鉄道には心底興味がないから鉄ちゃんじゃないとは思うのだが、もしかして血中鉄分濃度が高くなっているのかなあとか思っていたら、今週号のTVブロスにこんな企画が。
TVブロス3月17日号「出発進行! 鉄道ファンファン」
「クライ、キモイと言われ続けてきた鉄道趣味。しかしこの春からは鉄道関係の番組も続々とスタートし、全国に1000万人いると言われている潜在鉄道ファン層が次々とカミングアウトすることはもはや必至。これからは武士道と並ぶ日本を代表する道、"テツ道"として新たな歴史を築いていくのです! さ、あなたも鉄道ファン、は無理でもせめて鉄道ファンのファンになろう!」って企画自体がかなり強引ですが。
もしかして私の場合"鉄"ではなく、"鉄"ファンだったのか?(しかし昨日買ったコミックスの新刊「鉄子の旅 第6巻」を見たら4月からアニメ化となっててびっくりだよ)。今、時代はテツなのか? とりあえずブロスに載っていた「あなたの鉄分チェックリスト」をやってみる。
・得意科目はズバリ社会である。→○
・ズルなどのルール破りは断じて許せない。→○
・道具や部品に萌えることがある。→△(ハンズとかLoftで見るのは好き)
・アリが働いているのを観察するのが好き。→△
・くるりが好き。→×(曲を聞いたことがない)
・つい独り言をつぶやいてしまう。→×
・思い出の品はなかなか捨てられない。→○(思い出がなくても捨てられない)
・できれば窓側に座りたい。→○
・遅刻が気になる。→○
・寂れた駅に降りる人が気になる。→○
・寒さには強い方。→△(強くはないけど暑いよりはマシ)
・工事現場が気になる。→×
・話が長い。→×
・他の教科書は捨てても地図帳だけは捨てない。→○
・車に乗るなら、運転席か助手席。→×
……。○の数7個だと「もう一声、まだまだ鉄ちゃんデビューは遠そうです。ガンバ!」でした。別にがんばろうとは思わん。ちなみに13~15で、立派なテツの原石、10~12でいい線いってて、4~6はあまり鉄分なし、0~3は「どこかで鉄ちゃんを見かけても、暖かく見守ってあげてください」とのことだ。
なお、同僚のNさんには「あのお母様の血を引いているんだから(参照:2006年5月15日「それは何かの罰ゲームなのか?(唐突の人 in 東京)」)、Kさんも結構鉄分高いんじゃないのーー?」と言われちゃったよ。もっともNさんも「でも電車がホームに入ってくるときって、ちょっとドキドキするよね」とか言ってて、これまたテツっ気がありそうな感じだったが。ところで、「あの母」の夫(つまり父だが)は、一緒に車に乗っているときに近くで電車が通ると、「ほら、汽車だよ、汽車! 見なさい!」と、娘に言うようなヒトである。言われている娘はとっくに40すぎているんだがな。
2007年03月16日 (金)
以前おもちゃ屋で仮面ライダー変身ベルト3万円を見たときには、対象世代のマニア度と経済状況をよくよく狙って作るもんだなあと感心した物だが。
「仮面ライダーショッカー幹部パーティーワインセット」LaLaBit Marketで受注開始!(バンダイ)
今度はご自宅で気軽にショッカー幹部気分! 「もっと女性が多い職場につきたい」、「この仕事はオレじゃなくてもいい気がする」、「うちの職場は無責任な上司が多すぎる」、「こうやって、土日を使ってまでする仕事だろうか」とかビーイングのTVCMでボヤいていた戦闘員じゃなくて、死神博士(天本英世)とかゾル大佐(宮口二郎)クラスですよ。
「『仮面ライダー』作品中で実際に行われた“ショッカー幹部パーティー”をイメージしたショッカー本部専用ワインセットです。偉大なるショッカー首領と世界征服を祝うために作られたショッカー本部御用達の至高の高級ワイン2本と専用グラス2個の豪華セットとなります。ショッカー幹部パーティーの招待状も含まれます。」いいワインらしいけど、15,750円って、高いのか安いのか。マニアだったら絶対飲めないだろうしね。
「仮面ライダーショッカー幹部パーティーワインセット」LaLaBit Marketで受注開始!(バンダイ)
今度はご自宅で気軽にショッカー幹部気分! 「もっと女性が多い職場につきたい」、「この仕事はオレじゃなくてもいい気がする」、「うちの職場は無責任な上司が多すぎる」、「こうやって、土日を使ってまでする仕事だろうか」とかビーイングのTVCMでボヤいていた戦闘員じゃなくて、死神博士(天本英世)とかゾル大佐(宮口二郎)クラスですよ。
「『仮面ライダー』作品中で実際に行われた“ショッカー幹部パーティー”をイメージしたショッカー本部専用ワインセットです。偉大なるショッカー首領と世界征服を祝うために作られたショッカー本部御用達の至高の高級ワイン2本と専用グラス2個の豪華セットとなります。ショッカー幹部パーティーの招待状も含まれます。」いいワインらしいけど、15,750円って、高いのか安いのか。マニアだったら絶対飲めないだろうしね。
2007年03月15日 (木)
去年10月期に放映していたあの「のだめカンタービレ」が快挙。
のだめカンタービレ:ドラマ初の快挙 “Sオケ”がゴールドディスク大賞部門賞(まんたんウェブ)
シュトレーゼマン(竹中直人)のAオケに対抗して作られた千秋(玉木宏)のSオケが受賞ですってよ。ブラボー! なおのだめDVDは4月13日発売。これは各話完成度高かったからなあ、迷うところだ(多分買わないとは思うけど)。
のだめカンタービレ:アニメDVD第1巻、4月13日発売 初回特典に「プリごろ太」予告編(まんたんウェブ)
「1巻のみ2話収録で2940円。初回限定版には、作中に登場するアニメ「プリごろ太」の予告編などの映像特典付き。」「初回限定版特典には、「のだめ」のキャラクターシールと、ドラマでも話題になったのだめが作曲した「おなら体操」の楽譜が付いたブックレットも付く。」プリごろ太はともかく、おなら体操の楽譜は別にいらんけど(振り付けも付いているのか?)。
のだめカンタービレ:ドラマ初の快挙 “Sオケ”がゴールドディスク大賞部門賞(まんたんウェブ)
シュトレーゼマン(竹中直人)のAオケに対抗して作られた千秋(玉木宏)のSオケが受賞ですってよ。ブラボー! なおのだめDVDは4月13日発売。これは各話完成度高かったからなあ、迷うところだ(多分買わないとは思うけど)。
のだめカンタービレ:アニメDVD第1巻、4月13日発売 初回特典に「プリごろ太」予告編(まんたんウェブ)
「1巻のみ2話収録で2940円。初回限定版には、作中に登場するアニメ「プリごろ太」の予告編などの映像特典付き。」「初回限定版特典には、「のだめ」のキャラクターシールと、ドラマでも話題になったのだめが作曲した「おなら体操」の楽譜が付いたブックレットも付く。」プリごろ太はともかく、おなら体操の楽譜は別にいらんけど(振り付けも付いているのか?)。
2007年03月14日 (水)

「私のようなイタい女たちに贈るAVガイド」や「女の子のためのロマンポルノ鑑賞ガイド」などは全く知らない世界なだけにへぇーへぇーであるが、「エロ小説 脳で感じるエクスタシー」はちょっとどうかなあと、私は思う。ここは本気で実用的なエロ小説を紹介していただきたかったところなのだが、どうも斜めに読んで笑えるエロ小説をピックアップしていて、例えばオヤジのエロファンタジー小説「愛の流刑地」(渡辺淳一)とかが紹介されているのである。ちょっと残念。でも文章は楽しめるのでいいけど。
「少女たちは欲情する?エッチ系少女マンガの現在」では現在のエロエロ全開な少女漫画の定番作品(先日お亡くなりになったすぎ恵美子センセとかまゆタンとか)が紹介されている。昨今のこの状況には非常に苦々しく思っていた私であるが、例えばレイプ礼賛みたいな少女漫画に対しては「昭和期のような抑圧はないものの、男同士のようにオナニー話に明け暮れるほどには解放されていない少女たちにとって、エッチ系少女マンガは「こんなトンチキなことを考えているのは自分だけかもしれない」という不安を緩和する心強いメディアなのかもしれない。問題視されるところのレイプ(未遂)シーンの多さも、「強引に押し倒されたから仕方なく……」という言い訳がないと性交シーンに感情移入できない少女たちの奥ゆかしい性欲の発露とみれば、過激というのもはばかられるほどだ」といご意見にはなるほど~でしたよ。
でも、やっぱり少女漫画のレイプ物をファンタジーとしてみることなんかできねーけどな。BLのトンデモぶりは「あれはファンタジーだから」とスルーできるのに、なんで少女漫画だとスルーできないのか。それは自分が娘を持つおばちゃんだからなのか。それとも少女漫画歴40年の蓄積の重さからなのか。はたまた自分の根っこに多少のフェミが入っているからなのか。うーむ。
「やおいとスラッシュが出会った時代にツカまって」は日本のやおい・BLと海外のスラッシュの違いについてファンたちの交流の発達ぶりとその声を交えて丁寧に解説・紹介してあり、非常に興味深い物でした。「一度お願いしたいと思う有名人アンケート」はたまに巡回するテレビドラマレビューサイトbaddreamfancydresserさんのアンケート記事がそのまま掲載されていた。このアンケートがアップされたときはいきなりな設問に驚いた物だったが、アンケート結果が結構面白くて人様の妄想ってこんな風に結構楽しめるものなんだと感心した記憶がある。
執筆者の皆さんの座談会も楽しめたのでもう少しこの座談会のボリュームがあってもよかったと思う。しかし、「今熟女ブームなのは何故か」(え? いったいどこにそんなブームが?)の答えが「今や熟女しか恥じらわないから(若い子はあっけらかんと「マジ、やりてぇ」とか言ってたりするらしい)、熟女に恥じらいを求めている」というのにはびっくりだよ。私もトシだけなら十分に熟女の範囲内なんだがなー。
2007年03月14日 (水)
毎度毎度このネーミングセンスには脱力だ。
会社帰りや買い物時に内臓脂肪や血圧チェックを 「杉並ウエストサイズ物語コーナー」 (杉並区からのお知らせ)
杉並区は住基ネット不参加でも有名だが、他にはレジ袋を使わずにマイバックを持参しようってえんで、杉並戦隊イレンジャーというローカルヒーローも完備。でもこれらの名前を考えたり、こんなことやったりするのって、やっぱり区役所のおじさんたちなのかなー、としみじみ。
会社帰りや買い物時に内臓脂肪や血圧チェックを 「杉並ウエストサイズ物語コーナー」 (杉並区からのお知らせ)
杉並区は住基ネット不参加でも有名だが、他にはレジ袋を使わずにマイバックを持参しようってえんで、杉並戦隊イレンジャーというローカルヒーローも完備。でもこれらの名前を考えたり、こんなことやったりするのって、やっぱり区役所のおじさんたちなのかなー、としみじみ。
2007年03月13日 (火)
昨日、子どもに「もし、魔法が使えたら何したい?」(3月12日)と聞かれて「電車に乗らずに会社に行きたい」と、実に夢がない解答をしてしまった私だが、今日の昼飯時にこの話題を出したところ、、、
練馬のS嬢「あら、でもそれってどこでもドアっていうことでしょ。それは欲しいよ」
私「あー、なるほど、どこでもドアかあ。それはいいね」
Nさん「Sさんはタイムマシーンとかでもいいんじゃないの?」
S嬢は戦時中の制服男子が非常に好きで、ドラマも映画も小説もこの年代のものばかり見ているのである。
S嬢「そんな時代に直接行ったってしょうがないじゃない」
私「いくら昔がすきでも、見るのと実際に行ってみるのでは全然違うのね」
S嬢「でもどこでもドアがあれば何も東京に住まなくても、どこかの地方に住んでてもちょっと会社に行ってきますってドアを開けると会社なんだもん。いいんじゃないの?」
Nさん「十分に夢があるよね」
毎日会社に行かなきゃならないという生活自体、夢がないのだがそれはこの際置いておく。
私「どこでもドアがあったら、私は札幌あたりに住みたいね」
S嬢「いいね。それにどこでもドアがあればゴルフするのも早起きしなくてすむんだよ」
私「ゴルフって何時くらいから始まるもんなの?」
S嬢「その時にもよるけど、早くてもだいたい7時くらいだからね。場所にも寄るけど3時間前に出発するとなるとその1時間前には起きなきゃならないし」
私「そうするとどこでもドアがあれば寝坊して遅刻するっていう時にあわててパジャマでドアから飛び出しちゃったりすることもあるかもね」
S嬢「でもどこでも行けるってことはどこからも誰でも来ちゃうってことだよね。それは絶対いやだなあ。どこでもドアを使えるのは家族だけにしないと」
私「それはテレビ電話に通じるよね。うちでテレビ電話(skype)をするとさ、こっちの画像の背景に本棚が移っているのはまだいいんだけど、その下にある段ボール箱とか横に積んであるガラクタまで映っちゃって、散らかっているのが一目瞭然なんだよね」(参照:3月4日「唐突の人、パソコン購入に迷う。」)
Nさん「それはいやだな、テレビ電話はまだいらないや」
S嬢「私もテレビ電話はいらなーい。でもどこでもドアは真剣に欲しい。どこかにないかなあ……」
Nさん「私も。本当に欲しいわ~」
40代のお局様が真剣に欲しい魔法グッズもどこでもドアでした。夢があるんだかないんだか。
練馬のS嬢「あら、でもそれってどこでもドアっていうことでしょ。それは欲しいよ」
私「あー、なるほど、どこでもドアかあ。それはいいね」
Nさん「Sさんはタイムマシーンとかでもいいんじゃないの?」
S嬢は戦時中の制服男子が非常に好きで、ドラマも映画も小説もこの年代のものばかり見ているのである。
S嬢「そんな時代に直接行ったってしょうがないじゃない」
私「いくら昔がすきでも、見るのと実際に行ってみるのでは全然違うのね」
S嬢「でもどこでもドアがあれば何も東京に住まなくても、どこかの地方に住んでてもちょっと会社に行ってきますってドアを開けると会社なんだもん。いいんじゃないの?」
Nさん「十分に夢があるよね」
毎日会社に行かなきゃならないという生活自体、夢がないのだがそれはこの際置いておく。
私「どこでもドアがあったら、私は札幌あたりに住みたいね」
S嬢「いいね。それにどこでもドアがあればゴルフするのも早起きしなくてすむんだよ」
私「ゴルフって何時くらいから始まるもんなの?」
S嬢「その時にもよるけど、早くてもだいたい7時くらいだからね。場所にも寄るけど3時間前に出発するとなるとその1時間前には起きなきゃならないし」
私「そうするとどこでもドアがあれば寝坊して遅刻するっていう時にあわててパジャマでドアから飛び出しちゃったりすることもあるかもね」
S嬢「でもどこでも行けるってことはどこからも誰でも来ちゃうってことだよね。それは絶対いやだなあ。どこでもドアを使えるのは家族だけにしないと」
私「それはテレビ電話に通じるよね。うちでテレビ電話(skype)をするとさ、こっちの画像の背景に本棚が移っているのはまだいいんだけど、その下にある段ボール箱とか横に積んであるガラクタまで映っちゃって、散らかっているのが一目瞭然なんだよね」(参照:3月4日「唐突の人、パソコン購入に迷う。」)
Nさん「それはいやだな、テレビ電話はまだいらないや」
S嬢「私もテレビ電話はいらなーい。でもどこでもドアは真剣に欲しい。どこかにないかなあ……」
Nさん「私も。本当に欲しいわ~」
40代のお局様が真剣に欲しい魔法グッズもどこでもドアでした。夢があるんだかないんだか。
2007年03月12日 (月)
さっき子ども(8歳)と一緒に風呂に入っていたら、子どもに聞かれたのだが。
「もし、魔法が使えたら何したい?」
「電車に乗らずに会社に行けたらいいなあ……」
な、なんて夢がない答えなんだ! ぼーっとしているところに聞かれてとっさに出た答えがこれとは。
「じゃ、あんたはもし、魔法が使えたら何したいの?」
「えっとね、うち(自分)の机の周りを片付けてくれるロボットを出す!」
「え……」
超現実的親子。
「もし、魔法が使えたら何したい?」
「電車に乗らずに会社に行けたらいいなあ……」
な、なんて夢がない答えなんだ! ぼーっとしているところに聞かれてとっさに出た答えがこれとは。
「じゃ、あんたはもし、魔法が使えたら何したいの?」
「えっとね、うち(自分)の机の周りを片付けてくれるロボットを出す!」
「え……」
超現実的親子。
2007年03月11日 (日)
花より男子2-リターンズ 第1回(1月5日放映)~第6回(2月9日放映)。ドラマは1回見逃すと次を見るのがなかなかつらくなるもんである。さして期待もせずに見ているドラマならいくらでも飛ばし見できるが、かつてむちゃくちゃ面白かったドラマの続編ともなるとそうはいかない。しかし見る暇もなく徒にDVDレコーダのハードディスクに録画が溜まっていく……。私はこの話は中途半端には見たくないんだよう……。
と言う訳でがんばって見てみました。いやーーーー、面白い。面白いよ、やっぱり。第1回目のNY編なんぞは主人公つくし (井上真央) に危機が訪れる度に必ず誰かが助けにきてくれて、おいおいおいとか思ったものの、いやはや相変わらずの少女漫画っぷりで(←ホメてます)、その後の展開がまた、つくしの台詞じゃないけど「ありえねーーーーっつーの!!」の連続でこれまた楽しい。
昔読んだ少女漫画の世界がそのまま映像化されている感じで、とか言っても原作を全く読んでないので原作そのままなのかどうかは知らないのだが、ここまでやってくれると本当にうれしいね。昔ながらの少女漫画的なエッセンスがてんこもりで(間違ってもここ10年近くの「少女コミック」掲載のエロエロ少女漫画ではなく)、次々と繰り広げられてゆく「ありえねーーーーっつーの!!」な展開にドキがムネムネしちゃいますよ。これに比べれば「ヒミツの花園」なんか釈由美子以外はいいキャラそろっているのに中途半端な作りでもったいないくらいだ。
もちろん展開だけじゃなく、全く私の好みじゃないけどいい男がてんこもりなのもまたいいし、彼らそれぞれの切ない過去や恋心も胸キュンですよ(←40代のババァが言う台詞じゃねーが)。つい、つくしに「もう花沢類 (小栗旬) でもいいじゃないの。問題山積みの司よりも何よりも優しい類にしておけよ」とつぶやいてしまいましたよ。
またキャラが実にいいよね。主人公つくしの明るいキャラもさることながら、つくしの恋人である道明寺司 (松本潤) がハンサムで大金持ちなのはともかく、徹底的にバカというのもいいし(一途な純情バカでもあるところが救いだけど)、司の婚約者である大河原滋 (加藤夏希) がワイルドなのにすごくかわいいのもまたいいですよ。少女漫画の王道だと主人公の恋敵は悪役になるもんだけど、ここではつくしも滋も応援したくなっちゃうんだよね。
それにしてもやっと6話まで見たのに今週(3月16日放映)でもう最終回ですよ! まだ見てない部分(第7回~第10回)では少女漫画王道の事故で記憶喪失って事態になっているようだし、楽しみなのだがはたして私はリアルタイムで最終回を見ることができるのか!? もう会社休んで残り4話分を見るしかないのか?(え?)
と言う訳でがんばって見てみました。いやーーーー、面白い。面白いよ、やっぱり。第1回目のNY編なんぞは主人公つくし (井上真央) に危機が訪れる度に必ず誰かが助けにきてくれて、おいおいおいとか思ったものの、いやはや相変わらずの少女漫画っぷりで(←ホメてます)、その後の展開がまた、つくしの台詞じゃないけど「ありえねーーーーっつーの!!」の連続でこれまた楽しい。
昔読んだ少女漫画の世界がそのまま映像化されている感じで、とか言っても原作を全く読んでないので原作そのままなのかどうかは知らないのだが、ここまでやってくれると本当にうれしいね。昔ながらの少女漫画的なエッセンスがてんこもりで(間違ってもここ10年近くの「少女コミック」掲載のエロエロ少女漫画ではなく)、次々と繰り広げられてゆく「ありえねーーーーっつーの!!」な展開にドキがムネムネしちゃいますよ。これに比べれば「ヒミツの花園」なんか釈由美子以外はいいキャラそろっているのに中途半端な作りでもったいないくらいだ。
もちろん展開だけじゃなく、全く私の好みじゃないけどいい男がてんこもりなのもまたいいし、彼らそれぞれの切ない過去や恋心も胸キュンですよ(←40代のババァが言う台詞じゃねーが)。つい、つくしに「もう花沢類 (小栗旬) でもいいじゃないの。問題山積みの司よりも何よりも優しい類にしておけよ」とつぶやいてしまいましたよ。
またキャラが実にいいよね。主人公つくしの明るいキャラもさることながら、つくしの恋人である道明寺司 (松本潤) がハンサムで大金持ちなのはともかく、徹底的にバカというのもいいし(一途な純情バカでもあるところが救いだけど)、司の婚約者である大河原滋 (加藤夏希) がワイルドなのにすごくかわいいのもまたいいですよ。少女漫画の王道だと主人公の恋敵は悪役になるもんだけど、ここではつくしも滋も応援したくなっちゃうんだよね。
それにしてもやっと6話まで見たのに今週(3月16日放映)でもう最終回ですよ! まだ見てない部分(第7回~第10回)では少女漫画王道の事故で記憶喪失って事態になっているようだし、楽しみなのだがはたして私はリアルタイムで最終回を見ることができるのか!? もう会社休んで残り4話分を見るしかないのか?(え?)