2007年11月30日 (金)
神なのにとりあえずとはこれいかに。実はカココミというサイトがあり、ここで今まで自分が読んできた漫画雑誌を入力していくと、それがどんくらいのものか占ってくれると言う代物。そんな訳で早速やってみたところ、「神」という結果が。
tsumireさんのマンガ人生(カココミ)
「マンガ読みとして、タイプを超越して長期間乱読を重ねているタイプです。「神」の領域に入ったあなたを止める人はもういません。 」
そりゃ今更このトシになっても漫画を読んでいるおばちゃんを止めるヤツはおらんよ。しかし人生まだまだ長いのに、漫画読みとしての区分が、少女期(6歳~10歳)、ローティーン(11歳~15歳)、ハイティーン(16歳~20歳)、20代(21歳~30歳)はいいとして、それ以上はまとめて「30代~」というくくりになっちゃっているよ。30過ぎたらもうみんな一緒なのか??
tsumireさんのマンガ人生(カココミ)
「マンガ読みとして、タイプを超越して長期間乱読を重ねているタイプです。「神」の領域に入ったあなたを止める人はもういません。 」
そりゃ今更このトシになっても漫画を読んでいるおばちゃんを止めるヤツはおらんよ。しかし人生まだまだ長いのに、漫画読みとしての区分が、少女期(6歳~10歳)、ローティーン(11歳~15歳)、ハイティーン(16歳~20歳)、20代(21歳~30歳)はいいとして、それ以上はまとめて「30代~」というくくりになっちゃっているよ。30過ぎたらもうみんな一緒なのか??
2007年11月29日 (木)


子ども(9才)が「サンタさんからはいつまでプレゼントをもらえるの?」と聞くので、「すごくいい子にしていて、ちゃんとサンタを信じていればもらえるけどねー、疑ったり信じなくなるとサンタさんは来てくれなくなるから、仕方ないからお父さんやお母さんがサンタさんの代わりにプレゼントするようになることもある」と答えておいたのだ。「しかも悪い子にしているとプレゼントの代わりに石炭を枕元に置かれちゃうんだよ!」と脅かしておいたら「それはドイツの話でしょ、日本は違うもん」と言われたのだった。ちぇっ。じゃ石炭じゃなきゃ何置いてかれちゃうんだ? 石炭だって燃料なんだからそんなにひどいプレゼントでもないような気もするけど(枕元に置かれるのは迷惑だが)。
そんな子どもからのサンタさんへのリクエストはまだ聞いていないが、今一番欲しいのはWiiらしく、先日も森永のおいしい牛乳のシールを集めて送ると現金1万円があたるというキャンペーンに、はがきに何枚もシールを貼って応募し「あたったらWiiを買うんだ」と当る気満々。そりゃ私もWiiは欲しいけど(そして「ゼルダの伝説」と「マリオギャラクシー」をやるのだ)、ヘタに買うとテレビを占拠されて、ただでさえチャンネル権がなくてドラマが見られないのにますます見られなくなるので、非常に悩ましい問題なのだ。でも私も欲しいけど。サンタさん、マンションじゃなくて、Wiiでもいいです。よろしく。
しかし今年もまたクリスマス中止のお知らせが。
クリスマス中止のお知らせ2007暫定版(スキマウィンドウズ)
今年はサンタが亡くなったせいじゃなく(確か一昨年はサンタ死亡、去年はサンタが逮捕されたというネタだったような)、環境問題に考慮しての中止だそうですよ。まあ、中止になっても私は別に困らんが。
2007年11月27日 (火)
ガリレオ 第7回(11月26日放映)。そういえば湯川センセー(福山雅治)って、「変人」って設定なんだっけ? 一体どこが?? 今回は湯川センセーったら色々気配りまでしちゃって、ごく普通の(いやそれ以上か)いいヒトじゃありませんか? それよりも自分が事件を解決したいときは勝手に湯川のところに押し掛けるくせに、湯川が事件をなんとかしてほしいと思った時にはブリブリふくれている薫(柴咲コウ)の方が「変」(っつーか、身勝手か)だろ? とか思うけど。もっとも最後にテツの魅力に目覚めたみたいで、そっち方向に行けば「変人」への道は近いかもしれない。
さて先週は「次回のゲストは深キョン、もしかして湯川や内海にとっては、ある意味最大の敵?」なんて書いたけど、別に最大でもなんでもなかったですよ。バカが最大限頭をつかってやらかした犯罪(しかも理論的裏付けは他力本願)という意味では最大だったかもしれないし、深田恭子(菅原静子役)もこの役にはあっていたのかもしれないけど、せっかくなんだから小賢しいバカではなくもっと豪快なバカっぷりを秘めた悪女をやってくれたらよかったのに。
しかし今回の一番の見せ場は、20年も助手をやっても教授はもちろんの事、講師にすらなれない栗林(渡辺いっけい)の、才能のなさ加減がよーーーくわかってしまったことであろうか(てるてる坊主で何証明するつもりだったのかなあ)。しかも見栄はって帝都大学のガリレオなんて言っちゃってるあたり物悲しくもあるのだが、でも今回の栗林には「そのうち何かいい事があるかもよ」とつい声をかけたくなるような魅力(??)があったかもね。
あ、そうそう、電圧を加えると固体になる液体、「学校に行こうMAX」とかやっていた片栗粉プールの実験を思い出しちゃったよ。水溶き片栗粉に急な力を加えると固くなって固体のような反応をし、そっと力を加えると液体反応になるので、片栗粉プールの上を急いで走ると液体なのにその上を歩く(走る)事が出来るという(ダイラタンシー流体)。でも電気でコントロールは出来ないから今回のトリックのような使い方は出来ないけど。
さて先週は「次回のゲストは深キョン、もしかして湯川や内海にとっては、ある意味最大の敵?」なんて書いたけど、別に最大でもなんでもなかったですよ。バカが最大限頭をつかってやらかした犯罪(しかも理論的裏付けは他力本願)という意味では最大だったかもしれないし、深田恭子(菅原静子役)もこの役にはあっていたのかもしれないけど、せっかくなんだから小賢しいバカではなくもっと豪快なバカっぷりを秘めた悪女をやってくれたらよかったのに。
しかし今回の一番の見せ場は、20年も助手をやっても教授はもちろんの事、講師にすらなれない栗林(渡辺いっけい)の、才能のなさ加減がよーーーくわかってしまったことであろうか(てるてる坊主で何証明するつもりだったのかなあ)。しかも見栄はって帝都大学のガリレオなんて言っちゃってるあたり物悲しくもあるのだが、でも今回の栗林には「そのうち何かいい事があるかもよ」とつい声をかけたくなるような魅力(??)があったかもね。
あ、そうそう、電圧を加えると固体になる液体、「学校に行こうMAX」とかやっていた片栗粉プールの実験を思い出しちゃったよ。水溶き片栗粉に急な力を加えると固くなって固体のような反応をし、そっと力を加えると液体反応になるので、片栗粉プールの上を急いで走ると液体なのにその上を歩く(走る)事が出来るという(ダイラタンシー流体)。でも電気でコントロールは出来ないから今回のトリックのような使い方は出来ないけど。
2007年11月26日 (月)
昨日の午前中、暢気にTBSの「サンデーモーニング」を見ながら朝飯を食っていたときの事である。いきなり私の携帯電話が鳴り、見てみたらあの母からでしたよ(カテゴリー「唐突の人」)。
母「あのさ、前に教えてもらったことがあったでしょ」
私「はい?」何を?
母「ほら、文字の大きさを変えるんじゃなくて、文字と文字の間隔を変えて調整するやつ」
私「あーーーーー、WORDのコマンドね」
母「あれ、どうやるんだったっけ?」
朝8時過ぎである。しかも日曜日である。まだ朝飯食っててもバチがあたる時間帯じゃないはずである。なのにいきなり目の前にパソコンがある訳でもないのに(しかもうちで使っているのはMacで、使っているエディタもWORDじゃねぇ)WORDのコマンドを聞かれても。
私「えーと、WORDのファイルを開いたら上の方にツールバーがあるでしょ?」
母「ツールバーって?」
私「文章を入力する画面の一番上の方に、ファイルとか表示とか編集とかって文字が並んでいるでしょ?」
母「じゃ、これからファイル開いてみるわ」
開いてから聞いているんじゃなかったんかいっ。
私「ちょっと目の前でファイル開いている訳じゃないからちょっとあやふやだけどさ、確か書式とかなんとかって文字のところから「段落」とか「フォント」とかって文字を選べるようになっているはず。そこで「フォント」を選ぶと三つタブが並んでいるから、そこで「文字幅と間隔」っていうのを選んで、そこで文字間隔を100%とか80%とか変えるとできるから」
母「じゃ、やってみる。一度やったから出来ると思うんだ」
いちどやってみてから電話してくれよ。てっきり今の季節に急な電話となると、また親戚で不幸があったのかと思うじゃないのーー。しかしそういえば去年の今頃もちょうど似たような電話を受けていたんだったよ……(2006年11月25日「12月、娘達の憂鬱」)。もしかしてすっかり忘れていた私が悪いのか?
母「あのさ、前に教えてもらったことがあったでしょ」
私「はい?」何を?
母「ほら、文字の大きさを変えるんじゃなくて、文字と文字の間隔を変えて調整するやつ」
私「あーーーーー、WORDのコマンドね」
母「あれ、どうやるんだったっけ?」
朝8時過ぎである。しかも日曜日である。まだ朝飯食っててもバチがあたる時間帯じゃないはずである。なのにいきなり目の前にパソコンがある訳でもないのに(しかもうちで使っているのはMacで、使っているエディタもWORDじゃねぇ)WORDのコマンドを聞かれても。
私「えーと、WORDのファイルを開いたら上の方にツールバーがあるでしょ?」
母「ツールバーって?」
私「文章を入力する画面の一番上の方に、ファイルとか表示とか編集とかって文字が並んでいるでしょ?」
母「じゃ、これからファイル開いてみるわ」
開いてから聞いているんじゃなかったんかいっ。
私「ちょっと目の前でファイル開いている訳じゃないからちょっとあやふやだけどさ、確か書式とかなんとかって文字のところから「段落」とか「フォント」とかって文字を選べるようになっているはず。そこで「フォント」を選ぶと三つタブが並んでいるから、そこで「文字幅と間隔」っていうのを選んで、そこで文字間隔を100%とか80%とか変えるとできるから」
母「じゃ、やってみる。一度やったから出来ると思うんだ」
いちどやってみてから電話してくれよ。てっきり今の季節に急な電話となると、また親戚で不幸があったのかと思うじゃないのーー。しかしそういえば去年の今頃もちょうど似たような電話を受けていたんだったよ……(2006年11月25日「12月、娘達の憂鬱」)。もしかしてすっかり忘れていた私が悪いのか?
2007年11月26日 (月)
医龍 Team Medical Dragon2 第6回(11月15日放映)、第7回(11月22日放映)。毎度の事ながらチャンネル争いに負けて第6回をリアルタイムで見ないまま録画分も見る暇なく第7回放送の日になり、またもやチャンネル争いに負けてふてくされていたところ、気がついたら敵ども(←家族だが)は寝入っていやがったのである。慌ててチャンネルを変えて途中からだが第7回を視聴。今回はアル中オヤジの再生。
まあ一番の疑問はアル中で何年もメスを握っていなかった人(松平幸太朗役、佐藤二朗)が、いきなり手術することになってちゃんと腕が動くのかってことだよなあ。少なくとも10年間スキーをしてなかった人が靴を履いたらまたすぐに滑れるようになるとかいう話じゃないだろうし。Wikipediaにはアルコール依存症は不治の病って書いてあるよ。でもそういえば少なくとも前回までは酔っぱらっているシーンや足元がふらふらしているシーンはあっても、アルコールが切れて異常行動をおこすような場面も、あるいは手足が震えて何も持てなくなるみたいな描写場面はなかったような気はするので(そりゃまあ主役じゃないから当然だけど)、もしかしてただの気弱な男が大酒を飲んでるだけだったと言えなくはないのかなあ。アル中呼ばわりしているのも外山(高橋一生)くらいなもんだし。今回(第7回)高見紀枝(高橋ひとみ)の手術の時、医局で酒を前にして指が震えていたのも自信のなさや不安から来る葛藤からと説明できなくはないしなあ。
でも手術が開始されちゃっているのに朝田(坂口憲二)が「この患者はあいつの患者だ。必ず戻ってくる。あいつが医者であるかぎり」なんて言っちゃってるけど、来なかったらどうすんのよ(そりゃもちろんドラマだから来ちゃうんだけど、来ちゃったら来ちゃったで酒臭くて周囲が困っちゃうよな)とか思いましたよ。でもって松平が来たのかと思ったらちょうど困っていたところに荒瀬(阿部サダヲ)が登場。そういやこのドラマってマスクとヘアキャップで顔のほとんどを覆っているから目で演技しなくちゃならないシーンがすごく多い。で、よくよく見てみたら(岸部一徳も含めて)目だけで勝負できそうな連中揃いでもあったのね。松平に「奇跡ってあると思うか?」と聞かれて「あるよ」と答える荒瀬の目の表情がよかった。
そんな訳で今回は松平がチーム入りしたが、前回どうやら心を入れ替えてチーム入りした外山の変わりっぷりに、第6回分はあらすじだけ読んでもう見なくてもいいっかあと思っていたんだけど、結局見てしまいました。せっかくの連休に原稿も描かずにドラマばっかり見ててダメダメな私だ。
さて今回(第7回)は気弱な院長・善田(志賀廣太郎)の野口(岸部一徳)への逆襲宣言で終わりましたが……、だめじゃん、わざわざ宣言なんかしちゃ。そりゃ今の状況じゃ野口も院長先生の言う事なんか本気にしないだろうけど、こういうときは弱者は黙ってこっそり逆襲、寝ている所バッサリやるのが勝負に勝つコツなのでは。来週は院長先生と片岡(内田有紀)が手を結ぶみたいだけど、元々志はそんなに遠くない二人だよね、きっと。
まあ一番の疑問はアル中で何年もメスを握っていなかった人(松平幸太朗役、佐藤二朗)が、いきなり手術することになってちゃんと腕が動くのかってことだよなあ。少なくとも10年間スキーをしてなかった人が靴を履いたらまたすぐに滑れるようになるとかいう話じゃないだろうし。Wikipediaにはアルコール依存症は不治の病って書いてあるよ。でもそういえば少なくとも前回までは酔っぱらっているシーンや足元がふらふらしているシーンはあっても、アルコールが切れて異常行動をおこすような場面も、あるいは手足が震えて何も持てなくなるみたいな描写場面はなかったような気はするので(そりゃまあ主役じゃないから当然だけど)、もしかしてただの気弱な男が大酒を飲んでるだけだったと言えなくはないのかなあ。アル中呼ばわりしているのも外山(高橋一生)くらいなもんだし。今回(第7回)高見紀枝(高橋ひとみ)の手術の時、医局で酒を前にして指が震えていたのも自信のなさや不安から来る葛藤からと説明できなくはないしなあ。
でも手術が開始されちゃっているのに朝田(坂口憲二)が「この患者はあいつの患者だ。必ず戻ってくる。あいつが医者であるかぎり」なんて言っちゃってるけど、来なかったらどうすんのよ(そりゃもちろんドラマだから来ちゃうんだけど、来ちゃったら来ちゃったで酒臭くて周囲が困っちゃうよな)とか思いましたよ。でもって松平が来たのかと思ったらちょうど困っていたところに荒瀬(阿部サダヲ)が登場。そういやこのドラマってマスクとヘアキャップで顔のほとんどを覆っているから目で演技しなくちゃならないシーンがすごく多い。で、よくよく見てみたら(岸部一徳も含めて)目だけで勝負できそうな連中揃いでもあったのね。松平に「奇跡ってあると思うか?」と聞かれて「あるよ」と答える荒瀬の目の表情がよかった。
そんな訳で今回は松平がチーム入りしたが、前回どうやら心を入れ替えてチーム入りした外山の変わりっぷりに、第6回分はあらすじだけ読んでもう見なくてもいいっかあと思っていたんだけど、結局見てしまいました。せっかくの連休に原稿も描かずにドラマばっかり見ててダメダメな私だ。
さて今回(第7回)は気弱な院長・善田(志賀廣太郎)の野口(岸部一徳)への逆襲宣言で終わりましたが……、だめじゃん、わざわざ宣言なんかしちゃ。そりゃ今の状況じゃ野口も院長先生の言う事なんか本気にしないだろうけど、こういうときは弱者は黙ってこっそり逆襲、寝ている所バッサリやるのが勝負に勝つコツなのでは。来週は院長先生と片岡(内田有紀)が手を結ぶみたいだけど、元々志はそんなに遠くない二人だよね、きっと。
2007年11月23日 (金)

今回、メインになるのはロボットの憎しみ。任務で人間であるアドルフ・ハースの兄を殺害してしまったロボットのゲジヒトは、殺したのは憎しみからではなかったのかと深く悩み殺害の記憶のフラッシュバックに苦しむ。そして初めて人間を殺して拘束され続けているロボット、ブラウ1589にそのことを指摘される。「私と同じだ」と。一方第4巻で破壊され修理をしても全く目覚めないアトムとお茶の水博士の前に現れた天馬博士は、かつて完全なロボットを作ったがそれはあまりにも複雑すぎたために目覚めなかったと告げる。そして混沌の中にあるロボットの人工知能を目覚めさせるために必要なのは偏った感情を注入することだと。
やっぱり感情の中で一番強いものは憎悪なのか。進化しすぎたロボットはやがて憎しみを学習してしまうのか。あるいは強い憎悪を経ないとロボットは進化しないのか。しかし今までこの作品に出てきたとてつもなく人間に近いロボットたちは皆、心優しい平和を愛するロボットばかりだった。それは不完全だからなのか。完全なロボットとは一体なんなのか。それは技術の進歩とともにより人間化していく亜種としての人類であるロボットとは一線を画すものなのか。
今回は悪辣なツラ構えをした天馬博士の孤独も描かれる。失った我が子・飛雄の代わりに作り上げたロボットのアトムは、自分の本当の息子とは違って天馬博士が作った料理をおいしいといって食べるのだ。アトムは天馬博士がこうであってほしいと思う飛雄を再現していたが、しかしそれは現実の飛雄とは違っていた。天馬博士が第4巻で「アトムは失敗作だ」と言ったのは、アトムが負の行動も負の感情(憎しみ)も持たないせいだったのだろうか。
でもよくよく考えてみたらアトムって当時の能天気な漫画作品の中では格段に複雑な過去を持つキャラクタだよなあ。生みの父(天馬博士)に勝手に絶望された挙げ句捨てられ、サーカスの見せ物になっていたところをお茶の水博士に拾われるという結構なトラウマを抱える上に、たまにロボットである自分に葛藤するなんざ、当時(1950年代)は他には見当たらなかったのではなかろうか。
それにしても刑務所に入れられているダリウス14世を訪問するゲジヒトの場面、ずっっっとごく普通の刑務所の独房を描く白黒の場面が続くのだが、ダリウス14世が「これがプルートゥだ」と指し示す独房の壁に描かれた花畑だけ、カラーなのだ。今まで頭の中で自動的に自然色に変換しながら読んでいただけに、このたった一コマだけのカラーの花畑にはドキッとさせられるのが実に効果的。プルートゥが何故花畑なのかはまったくわからんが、とりあえず次の第6巻の表紙は一番ラストに出てきた花畑で微笑むオヤジで決まりか?
2007年11月23日 (金)
せっかくの休みだと言うのに原稿も描かずに洗濯だの片付けだの衣替え三昧の私だ(とほほ)。そんな中、暇を持て余した子ども(9歳)が昔のアルバムを引っ張りだしてきてみていた。20年近く前の写真を貼ってあるアルバムだ。
子ども「これはお母さん? え? これは? もしかしてお父さん!?」
私「そうだよ。それは結婚式の写真だよ」
子ども「えーーーーー、お母さんは全然変わらないけど、お父さん別人だよ!」
まあ、サイズが根本的に変わってきちゃったからなー。私はずっと見ているので現在は前よりはちょっとメタボだなあとは思っていたけど、改めて20年前の写真を見ると結構ビックリ。子どもは今度は会社の友人たちがうちにきてやった宴会の時の写真をじっと見る。自宅での宴会なのでみんなラフな服装なのだが。
子ども「なんだか、アンガールズの田中に似ているよ!」
私「えーーーー、いくら何でもそれはないんじゃないの!? そりゃその頃は同じくらい痩せていたけどさあ」
よりによってアンガールズの田中……。結婚前に家人を見た友人(このブログにたまにコメントをくれるoha~さんだ)なんか「キアヌ・リーブスに似てる」とこれまた驚くコメントをくれたもんだったが、現在の子ども視点ではアンガールズ田中かあ。そして子どもは結婚式の時の写真をまたじっと見る。
子ども「うわあ、ムーディ勝山みたい」
私「えーーーーー、似ているの髪型と衣装だけじゃん!」
そしてさらに何年後かの写真をじっと見る。
子ども「空耳アワーの安斎(肇)さんみたい」
私「ひ、ひどい……。似ているの、髪型とヒゲだけじゃん。体型も多少安斎さん化はしているけどさあ」
子ども「でも似ているよ」
私「じゃあ、今は誰に似ているのよ?」
子ども「え? えっと…………わからん!」
うーむ、私がネタにすることを察したか? 逃げられてしまったぜ。
子ども「これはお母さん? え? これは? もしかしてお父さん!?」
私「そうだよ。それは結婚式の写真だよ」
子ども「えーーーーー、お母さんは全然変わらないけど、お父さん別人だよ!」
まあ、サイズが根本的に変わってきちゃったからなー。私はずっと見ているので現在は前よりはちょっとメタボだなあとは思っていたけど、改めて20年前の写真を見ると結構ビックリ。子どもは今度は会社の友人たちがうちにきてやった宴会の時の写真をじっと見る。自宅での宴会なのでみんなラフな服装なのだが。
子ども「なんだか、アンガールズの田中に似ているよ!」
私「えーーーー、いくら何でもそれはないんじゃないの!? そりゃその頃は同じくらい痩せていたけどさあ」
よりによってアンガールズの田中……。結婚前に家人を見た友人(このブログにたまにコメントをくれるoha~さんだ)なんか「キアヌ・リーブスに似てる」とこれまた驚くコメントをくれたもんだったが、現在の子ども視点ではアンガールズ田中かあ。そして子どもは結婚式の時の写真をまたじっと見る。
子ども「うわあ、ムーディ勝山みたい」
私「えーーーーー、似ているの髪型と衣装だけじゃん!」
そしてさらに何年後かの写真をじっと見る。
子ども「空耳アワーの安斎(肇)さんみたい」
私「ひ、ひどい……。似ているの、髪型とヒゲだけじゃん。体型も多少安斎さん化はしているけどさあ」
子ども「でも似ているよ」
私「じゃあ、今は誰に似ているのよ?」
子ども「え? えっと…………わからん!」
うーむ、私がネタにすることを察したか? 逃げられてしまったぜ。
2007年11月22日 (木)

2007年11月21日 (水)
あの楳図かずおセンセイのあの「おろち」が映画化され来年の秋に公開されるそうですが、
木村佳乃の顔が崩れてゆく…映画「おろち」で新境地開拓!?(サンケイスポーツ)
木村佳乃がおろち役? でも顔が崩れて行くってなんだそりゃ? でも私も「おろち」は連載中(昭和44~45年)に立ち読みしただけだから読み落としたエピソードとかあるのかなあとか思ったら、「おろち」の中の「姉妹」「血」というエピソードを映画化するみたいで、おろち役は別の人。谷村美月って誰だ?? と思ったら「マチベン」(NHK、2006年)の第5話、第6話で竜雷太の孫役をやった子なのね……って、全然顔が思い出せないが。
で、この映画のエキストラを現在募集中。
映画「おろち」エキストラ大募集!(東映)
いやー、あやうくエキストラに応募するところだったよ……。名前とか年齢なんぞを入力したところで「12月12日(水)、10:00集合~17:00解散って、丸一日? ダメじゃん、原稿の一番の追い込みの時に会社休んでこんなことしてたらダメだーー」と我に返りましたよ。あぶないあぶない(←エキストラに選ばれると思っているあたりでもう絶対あぶない)。
木村佳乃の顔が崩れてゆく…映画「おろち」で新境地開拓!?(サンケイスポーツ)
木村佳乃がおろち役? でも顔が崩れて行くってなんだそりゃ? でも私も「おろち」は連載中(昭和44~45年)に立ち読みしただけだから読み落としたエピソードとかあるのかなあとか思ったら、「おろち」の中の「姉妹」「血」というエピソードを映画化するみたいで、おろち役は別の人。谷村美月って誰だ?? と思ったら「マチベン」(NHK、2006年)の第5話、第6話で竜雷太の孫役をやった子なのね……って、全然顔が思い出せないが。
で、この映画のエキストラを現在募集中。
映画「おろち」エキストラ大募集!(東映)
いやー、あやうくエキストラに応募するところだったよ……。名前とか年齢なんぞを入力したところで「12月12日(水)、10:00集合~17:00解散って、丸一日? ダメじゃん、原稿の一番の追い込みの時に会社休んでこんなことしてたらダメだーー」と我に返りましたよ。あぶないあぶない(←エキストラに選ばれると思っているあたりでもう絶対あぶない)。
2007年11月21日 (水)
漫画系の作品賞としては「手塚治虫文化賞」が毎年納得できるセレクトで開催されているが(参照:5月12日「第11回手塚治虫文化賞 発表」、もっとも今年の受賞者に米澤嘉博氏が入ってないのは、手塚賞にとって最大の失策であろう)、今度は本屋さんが選ぶまんが賞が創設された模様。
マンガ大賞:「今面白い作品を選ぶ」書店員らがマンガ版「直木賞」創設
(毎日新聞)
対象は「07年1月1日~12月31日の1年間に単行本が出版された最大8巻までの作品」と限定。8巻まで、というのがミソですよ。確かに巻数が多い作品は固定客がついちゃって「今、面白いマンガ」の発掘からははずれる可能性も高くなるかもね(「ガラスの仮面」なんか次の巻が出たというだけで事件になるし)。ただし8巻までで完結している必要があるのか、それとも選定対象年に出たのが8巻目だったらOKなのか、そして12月28日あたりに第9巻が出たらアウトなのか、まったくまだ不明。
マンガ大賞:「今面白い作品を選ぶ」書店員らがマンガ版「直木賞」創設
(毎日新聞)
対象は「07年1月1日~12月31日の1年間に単行本が出版された最大8巻までの作品」と限定。8巻まで、というのがミソですよ。確かに巻数が多い作品は固定客がついちゃって「今、面白いマンガ」の発掘からははずれる可能性も高くなるかもね(「ガラスの仮面」なんか次の巻が出たというだけで事件になるし)。ただし8巻までで完結している必要があるのか、それとも選定対象年に出たのが8巻目だったらOKなのか、そして12月28日あたりに第9巻が出たらアウトなのか、まったくまだ不明。
2007年11月20日 (火)
ガリレオ 第6回(11月19日放映)。今まで湯川センセ(福山雅治)のアレにとやかく言った事がない(はず)私だが、今回は言っちゃうよ。森崎邸を見た時にパトカーの窓に走り書きしていた数式は一体何? パトカーの窓の内側が曇るならまだしも外側があんなに結露するってどういうことだ? というのはこの際置いておいて、今回はあまり物理とは関係ない話だよなあと私も思いながら見ていたし、センセも「物理と関係のない事件は、これきりにしてくれ」と言っているからにはやっぱり関係ないんだろうが、だとしたらあの数式はなんじゃい!?
もちろん「変人」らしさ、「学者」らしさを出すための記号的描写ってだけなんだろうけど、こんだけとんちんかんな数式描写場面が出てくると、この次はどこに書いちゃう訳?と楽しみにすらなってくるよなあ。
ところで今回はなんだか今までとちょっとニュアンスが違うように感じたのは気のせいか? それとも番組が始まっていることに気がつかずに、9時20分になってあわててテレビのスィッチを入れて途中から見たせいなのか?(←これが一番か) それとも今まで(福田靖→松本欧太郎)と脚本家が違うから? あるいは物理的トリックじゃなく、記憶の錯誤的なトリック(トリックというほどのもんじゃないけど)のせいかなーんか話がさらっと流れちゃってるせい? でも、まあ、今回は湯川と内海(柴崎コウ)との関係も、研究室の面々はすっかり誤解しきっていたけど、ほどほどな間柄と言う感じでそこら辺はまあ、ようございました。またラストの茶柱を見たときの湯川の表情もなかなかで。
でも今回は堀北真希がメインのゲストキャラかと思ったらそうじゃなかったのね。私としては犯人か被害者のどちらかと思っていた上に途中から見たもんだから、最後の方で堀北真希が出てきたときは「あれ? 死んでなかったの?」とつぶやいてしまいましたよ。さて次回のゲストは深キョン、もしかして湯川や内海にとっては、ある意味最大の敵?
もちろん「変人」らしさ、「学者」らしさを出すための記号的描写ってだけなんだろうけど、こんだけとんちんかんな数式描写場面が出てくると、この次はどこに書いちゃう訳?と楽しみにすらなってくるよなあ。
ところで今回はなんだか今までとちょっとニュアンスが違うように感じたのは気のせいか? それとも番組が始まっていることに気がつかずに、9時20分になってあわててテレビのスィッチを入れて途中から見たせいなのか?(←これが一番か) それとも今まで(福田靖→松本欧太郎)と脚本家が違うから? あるいは物理的トリックじゃなく、記憶の錯誤的なトリック(トリックというほどのもんじゃないけど)のせいかなーんか話がさらっと流れちゃってるせい? でも、まあ、今回は湯川と内海(柴崎コウ)との関係も、研究室の面々はすっかり誤解しきっていたけど、ほどほどな間柄と言う感じでそこら辺はまあ、ようございました。またラストの茶柱を見たときの湯川の表情もなかなかで。
でも今回は堀北真希がメインのゲストキャラかと思ったらそうじゃなかったのね。私としては犯人か被害者のどちらかと思っていた上に途中から見たもんだから、最後の方で堀北真希が出てきたときは「あれ? 死んでなかったの?」とつぶやいてしまいましたよ。さて次回のゲストは深キョン、もしかして湯川や内海にとっては、ある意味最大の敵?
2007年11月19日 (月)
前にも書いたように会社で隙間家具的にメイン業務の他に中途採用や新卒採用のアシストをしているのだが(10月26日「秋は転職の季節か? 運動会の季節か?」)、この1ヶ月ほど来年の4月に入社する学生さんたちから人事採用者の専用メールアドレス宛にメールが来る。この専用アドレスは人事担当者5、6人が共有して使っているのだが、来年入社する学生たちに人事部の方で送った調査票の回答が届いているのだ。内容は入社後の勤務希望地や入寮希望の有無、4月の入社までのスケジュール予定などである。調査票の集計は今のところ私には関係ない業務なので添付ファイルの中身も見ていないのだが、メールのヘッダだのサブジェクトだの差出人だけはどうしても目に入る。そこで私は今時の学生さんたちにちょっとだけお願いしておきたい。
これから就職する会社の、人事担当者に送るメールぐらい、ちゃんとサブジェクト(標題)を入れておいてほしい。差出人・サブジェクト・本文はメールの基本3点セットだ。大量に届く会社の業務メールをこの3点セットで区分けして処理するんだからつけてもらわないと本当に困るの。ちゃんとしたサブジェクトも本文もなく、添付ファイルだけだとウィルスじゃないかと疑っちゃうし。多分携帯メールばっかり打っているからサブジェクトをつけ忘れるんだろうなあ、文系の女子か?と思って(←女性差別?)添付ファイルの調査票を見てみたら、ちゃんと情報工学系学部の男子なのな。えーーー?
まあ、そうは言っても私もごくごくたまに、似たような内容のメールを沢山送る時にコピペミスで変なサブジェクトのメールを送ってしまう事はあるので、100歩譲ってそれくらいは大目に見るとして。
でもなー、いくらなんでもメールに本文もつけずに添付ファイルのみってなんだよ。これから就職する会社の人事担当者宛だよ? 「○○大学の××です」程度のの名乗りもなけりゃ「調査票を添付いたします」程度の本文もないのはなんなのよ。友達に「じゃさっき渋谷で見た小島よしおの写メ送るね」と言って本文もつけずに写真だけ送るようなもんだと思っているのかなあ。
しかしそれでも本文がないのも500歩譲って大目に見るとするけど(←かなり譲り過ぎ)。でも、差出人の名前を「ゆーた」(仮名)とか「ゆみ☆」(仮名)とか、友達同士で呼んでいる愛称にするのは、……やめておいた方がいいんじゃなかろうか。なんか頭悪そうに見える。会社宛に、大人に送るんだったら、メーラーの個人登録情報はチェックしておいた方がいいのでは。学生から来たサブジェクトのないメールを「学生だからまだ仕方ないのかなー」と思って見ていたときも、差出人「ゆーた」(仮名)には、つい「おまえはチャラ男か?」とつぶやいてしまいましたよ。まあ、こんなことボヤいても今時の若もんには通用しないメール作法なのかもしれんが。
これから就職する会社の、人事担当者に送るメールぐらい、ちゃんとサブジェクト(標題)を入れておいてほしい。差出人・サブジェクト・本文はメールの基本3点セットだ。大量に届く会社の業務メールをこの3点セットで区分けして処理するんだからつけてもらわないと本当に困るの。ちゃんとしたサブジェクトも本文もなく、添付ファイルだけだとウィルスじゃないかと疑っちゃうし。多分携帯メールばっかり打っているからサブジェクトをつけ忘れるんだろうなあ、文系の女子か?と思って(←女性差別?)添付ファイルの調査票を見てみたら、ちゃんと情報工学系学部の男子なのな。えーーー?
まあ、そうは言っても私もごくごくたまに、似たような内容のメールを沢山送る時にコピペミスで変なサブジェクトのメールを送ってしまう事はあるので、100歩譲ってそれくらいは大目に見るとして。
でもなー、いくらなんでもメールに本文もつけずに添付ファイルのみってなんだよ。これから就職する会社の人事担当者宛だよ? 「○○大学の××です」程度のの名乗りもなけりゃ「調査票を添付いたします」程度の本文もないのはなんなのよ。友達に「じゃさっき渋谷で見た小島よしおの写メ送るね」と言って本文もつけずに写真だけ送るようなもんだと思っているのかなあ。
しかしそれでも本文がないのも500歩譲って大目に見るとするけど(←かなり譲り過ぎ)。でも、差出人の名前を「ゆーた」(仮名)とか「ゆみ☆」(仮名)とか、友達同士で呼んでいる愛称にするのは、……やめておいた方がいいんじゃなかろうか。なんか頭悪そうに見える。会社宛に、大人に送るんだったら、メーラーの個人登録情報はチェックしておいた方がいいのでは。学生から来たサブジェクトのないメールを「学生だからまだ仕方ないのかなー」と思って見ていたときも、差出人「ゆーた」(仮名)には、つい「おまえはチャラ男か?」とつぶやいてしまいましたよ。まあ、こんなことボヤいても今時の若もんには通用しないメール作法なのかもしれんが。
2007年11月18日 (日)
例によって帯広の母が東京に来たので、今日は子どもと二人で母が泊まっているホテルでのんびりしている(カテゴリー:唐突の人参照)。今回は四国旅行の帰りに東京に立ち寄ったのだという。
私「今度はどこに行ってきたのさ」
母「四国さ」
私「お父と二人でかい」
母「うん、今回は夫婦が3組と姉妹が1組の合計8人で四国に行ったのさ」
私「へぇー」
母「でもみんなもう年取ってすっかりしょぼくれちゃっててさあ。昔はみんな若かったのに」
えーー!? 昔は若かったって、今回一緒に旅行をしたメンバーと旅行サークルを作ったのは10年くらい前だったんじゃないのか?? 一番年若いのがうちの母親(71歳)だそうだから、10年前だってみんなそうとうな年寄りどもだったんじゃないのか?
母「みんなさー、食事時も薬を飲んでるのさ」
私「へぇー。もしかしてYちゃん(←うちの母)以外、全員薬飲んでたの?」
母「そうさー、私以外の7人みんな、どこかここか悪いんだもの」
私「でもまあ、全員旅行ができるくらいには元気なんだ」
母「そりゃそうさ。来年の4月はまた四国に行こうと思ってるけど」
私「え? 今日帰ってきたばかりなのに?」
母「今度は汽車(電車)でぐるっと四国を回るのさ」
うちの母の鉄っちゃんぶりについてはここでもたびたび書いたが、去年の九州行きに次いで今度は四国かよ。
私「……もしかして一人で?」
母「そりゃそうさ。行きたい所に行くときは一人のほうが気楽だし」
まあね。71歳の過酷な鉄子の旅につきあってくれるような、あるいは同年代の同好の士は早々簡単にはみつからないだろうしな。しかし「もしかしてネットで探したら同じような趣味の女の人(←一応ババァとは言わない)はいるかもよ」と言っておいたのだった。
私「今度はどこに行ってきたのさ」
母「四国さ」
私「お父と二人でかい」
母「うん、今回は夫婦が3組と姉妹が1組の合計8人で四国に行ったのさ」
私「へぇー」
母「でもみんなもう年取ってすっかりしょぼくれちゃっててさあ。昔はみんな若かったのに」
えーー!? 昔は若かったって、今回一緒に旅行をしたメンバーと旅行サークルを作ったのは10年くらい前だったんじゃないのか?? 一番年若いのがうちの母親(71歳)だそうだから、10年前だってみんなそうとうな年寄りどもだったんじゃないのか?
母「みんなさー、食事時も薬を飲んでるのさ」
私「へぇー。もしかしてYちゃん(←うちの母)以外、全員薬飲んでたの?」
母「そうさー、私以外の7人みんな、どこかここか悪いんだもの」
私「でもまあ、全員旅行ができるくらいには元気なんだ」
母「そりゃそうさ。来年の4月はまた四国に行こうと思ってるけど」
私「え? 今日帰ってきたばかりなのに?」
母「今度は汽車(電車)でぐるっと四国を回るのさ」
うちの母の鉄っちゃんぶりについてはここでもたびたび書いたが、去年の九州行きに次いで今度は四国かよ。
私「……もしかして一人で?」
母「そりゃそうさ。行きたい所に行くときは一人のほうが気楽だし」
まあね。71歳の過酷な鉄子の旅につきあってくれるような、あるいは同年代の同好の士は早々簡単にはみつからないだろうしな。しかし「もしかしてネットで探したら同じような趣味の女の人(←一応ババァとは言わない)はいるかもよ」と言っておいたのだった。
2007年11月17日 (土)

早速ちゃんと片付けるように注意し、私は夕飯の支度をはしめたのだが、ふと見るとやっぱり片付けもせずにテレビを見ている。そこでまた注意する。夕飯の支度をする。またテレビを見ている。で注意する。夕飯の支度。テレビ見てる。注意。……というのを5回くらいやった時にまた見ると、今度は私宛に来た手紙を勝手に開けて中を見ているのである。これにはさすがに私も頭に来て、「やらなきゃならないことを全然やってないくせに何やってるのーーー!!! 他の人宛に来た手紙を勝手に開封して、中身を見るなんて泥棒と一緒だよ!!」とこれまたいまだかつてないくらい強い調子で叱ったのである。
まあ、もう私宛に来る手紙なんざ他人に見られても別に嬉しも恥ずかしくもないものばかりで、現にこの時も手紙の中身は来年度のスケジュール帳だったのだが、他人の手紙を見るというのは他人の権利の侵害の第一歩でもあるのでかなり厳しく叱ったのだ。
しかしなんだな、前にテレビで「恋人の携帯電話をこっそり見たことがある」という設問に半分以上がYESと答えていたが、なぜ恋人(あるいは夫)とは言え他人の携帯電話を勝手に見て平気でいられるのかまったくわからん。これが手紙だったらもう少しハードルは高いはずだと思うが、携帯だとちょっと開くだけ、ちょっとボタンを押すだけだから罪の意識がないのであろうか。少なくとも他人の手紙の勝手な開封は犯罪である(刑法第百三十三条 正当な理由がないのに、封をしてある信書を開けた者は、一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する)。
まあそれはともかく。いつもなら言い返す子どもも私のあまりの剣幕に珍しくすっかりしょぼんとしきっていた。子どもはいつもチラシの裏にお話や漫画を描いたり、その日あった事を書き散らしているのだが、この時は見てみたらチラシの裏のすみっこの方に小さい字で「おかあさんに……しかられた」と書いてありましたよ。
と、そんな話を会社で同僚のNさんに話したところ、「しょぼんとするなんてまだ素直でいいじゃないのー、うちの子(やはり同じく小三)なんか最近じゃ言い返すからねぇ」と言っていたのだった。
Nさん「地下鉄の工場だなんて面白そうだよね。私も行ってみたいなあ」
私「いいかもね。それに色々地下鉄グッズをたくさんもらってたよ」
Nさん「でも大人だとそう簡単に見学させてもらえないか」
私「Nさんも結構鉄っ気あるんじゃないの?」
Nさん「大人でも自由に見られるんだったら鉄ちゃんとか沢山来ると思うんだけどなあ。でも大人だったら地下鉄グッズはくれないか」
私「景品目当てかよ。でも私もすっかり開封して散らばっている地下鉄グッズを見て、これじゃ他には売れないな、とか一瞬思ったよ」
Nさん「でしょ? 結構高く売れたりするんじゃないの?」
私「どうかなあ。じゃヤフヲクでチェックしてみるか」
素直に工場の仕組みなんかを観察しようという気持ちなどかけらもない腹黒な私達だった。
2007年11月14日 (水)
以前、アメリカ系のドーナッツを食してひどい目にあった私だが(4月26日「さすがアメリカもんは破壊力が違う」)、昨日は和物にやられてしまったよ……。ゆ、油断していた……。
それは何かというと、同僚のM様がご趣味の腐女子仲間と一緒に沖縄方面に旅行に行かれたそうで、お土産にと部のメンバーに 雪塩ちんすこうなるものをくれたのだ。いつもフロアや部のメンバーへのお土産や差し入れは派遣のOさんが皆に配ってくれるのだが、私に渡してくれる時はいちいち「これはダメですかねぇ?」「これは多分甘さ控えめです」などと聞いてから渡してくれる。しかし今回は「塩味ですから大丈夫ですよね」と2個いり1袋のものを2袋置いていったのだ。ちんすこうは、今まで名前は聞いたことがあっても食べたことがない。見てみると宮古島のミネラル塩を使用したとか大きく書いてあるので、「塩味が売りなら大丈夫かもね」などといいつつご試食ですよ。
一口目、甘い……? あれ? しょっぱい? いや、これは甘いんじゃないかなあ……、二口目、いや、これは確実に甘い……、三口目、気が遠くなるほど甘いかもーーーーー!! しかも重い。なんだ、こんなに小さいのにこの胃もたれ感は!?
というと大お局様のK池さんは「塩がちょっと入っていると余計に甘さが引き立つよね。おしることかそうじゃない」と言うし、派遣のMさんは「ちんすこうはラードと砂糖でできていますからねぇ、そりゃ重いですよ」というのである。ラードと砂糖!? それをもっと早くに言ってくれ。いったいこのお菓子、カロリーはどのくらいあるんだ?と思って調べてみたら、100g504kcalですよ! 朝と夜は何も考えずにバクバクメシを食っている私だが、せめて昼ぐらいは考えて買おうと思って毎日600kcal以下の弁当を買っているのだ。なのにこんなに小さいくせして500kcal??
私「ちょっと、100gで504kcalだって」
Mさん「やっぱりカロリーありますね。これは何グラムくらいですかねぇ。書類を定型封筒に10枚くらい入れると50gくらいになって料金が変わるじゃないですか。あれくらいはありますかねぇ」
私「50g? うーん、もっとありそうな気もするけど50gでも250kcalはあるよね……」
Mさん「1Fのポスタリア(郵便料金計器別納用の機械。郵便料金の金額を入力すると切手みたいなものをペッと印字できる)のところで重さを調べてみたらいいかも知れませんねぇ」
私「よっしゃ、行ってくる!」
私が今仕事をしている場所は7Fだというのに、こんなバカバカしいことにだけは腰が軽い。ポスタリアの横にある秤にちんすこうを乗っけてみると、25gでしたよ。っつーことは1袋126kcalっつーことか。こんなに小さいのに。しかも破壊力も結構すごい。昨日はこれ食った後、3時間ほど胃持たれが続いて、もう二度とちんすこうは食うまいと心に誓ったのだった。
なお、Wikipediaのちんすこうの項目を見てみるとレシピも載っているのだが、材料はラード100g、薄力粉200g、砂糖100gですよ。うわ……。ほとんど油と砂糖じゃねーか。しかも「通常の砂糖の代わりに黒糖を用いても面白い」と書いてあって、先月の激甘プリンの悪夢を思い出してしまった私だ。
それは何かというと、同僚のM様がご趣味の腐女子仲間と一緒に沖縄方面に旅行に行かれたそうで、お土産にと部のメンバーに 雪塩ちんすこうなるものをくれたのだ。いつもフロアや部のメンバーへのお土産や差し入れは派遣のOさんが皆に配ってくれるのだが、私に渡してくれる時はいちいち「これはダメですかねぇ?」「これは多分甘さ控えめです」などと聞いてから渡してくれる。しかし今回は「塩味ですから大丈夫ですよね」と2個いり1袋のものを2袋置いていったのだ。ちんすこうは、今まで名前は聞いたことがあっても食べたことがない。見てみると宮古島のミネラル塩を使用したとか大きく書いてあるので、「塩味が売りなら大丈夫かもね」などといいつつご試食ですよ。
一口目、甘い……? あれ? しょっぱい? いや、これは甘いんじゃないかなあ……、二口目、いや、これは確実に甘い……、三口目、気が遠くなるほど甘いかもーーーーー!! しかも重い。なんだ、こんなに小さいのにこの胃もたれ感は!?
というと大お局様のK池さんは「塩がちょっと入っていると余計に甘さが引き立つよね。おしることかそうじゃない」と言うし、派遣のMさんは「ちんすこうはラードと砂糖でできていますからねぇ、そりゃ重いですよ」というのである。ラードと砂糖!? それをもっと早くに言ってくれ。いったいこのお菓子、カロリーはどのくらいあるんだ?と思って調べてみたら、100g504kcalですよ! 朝と夜は何も考えずにバクバクメシを食っている私だが、せめて昼ぐらいは考えて買おうと思って毎日600kcal以下の弁当を買っているのだ。なのにこんなに小さいくせして500kcal??
私「ちょっと、100gで504kcalだって」
Mさん「やっぱりカロリーありますね。これは何グラムくらいですかねぇ。書類を定型封筒に10枚くらい入れると50gくらいになって料金が変わるじゃないですか。あれくらいはありますかねぇ」
私「50g? うーん、もっとありそうな気もするけど50gでも250kcalはあるよね……」
Mさん「1Fのポスタリア(郵便料金計器別納用の機械。郵便料金の金額を入力すると切手みたいなものをペッと印字できる)のところで重さを調べてみたらいいかも知れませんねぇ」
私「よっしゃ、行ってくる!」
私が今仕事をしている場所は7Fだというのに、こんなバカバカしいことにだけは腰が軽い。ポスタリアの横にある秤にちんすこうを乗っけてみると、25gでしたよ。っつーことは1袋126kcalっつーことか。こんなに小さいのに。しかも破壊力も結構すごい。昨日はこれ食った後、3時間ほど胃持たれが続いて、もう二度とちんすこうは食うまいと心に誓ったのだった。
なお、Wikipediaのちんすこうの項目を見てみるとレシピも載っているのだが、材料はラード100g、薄力粉200g、砂糖100gですよ。うわ……。ほとんど油と砂糖じゃねーか。しかも「通常の砂糖の代わりに黒糖を用いても面白い」と書いてあって、先月の激甘プリンの悪夢を思い出してしまった私だ。
2007年11月14日 (水)
来年の正月にフジで放映される「のだめカンタービレ」スペシャルの他の出演者情報が出てきた。ミルヒーに竹中直人を宛てるっつーことは、留学編での他の出演者は一体どうなる訳? と思っていたが。
ウエンツ&ベッキー、外国人役で“のだめワールド”に新加入(サンケイスポーツ)
ピアノ科に通う日本のアニメおたくのフランク(フランス人)にウエンツ、ピアノ科の勘違い女ターニャ(ロシア人)にベッキーとな。どちらもバラエティ系ニセ外国人枠だから、のだめ的にはかなり正しいキャストかもね。
ウエンツ&ベッキー、外国人役で“のだめワールド”に新加入(サンケイスポーツ)
ピアノ科に通う日本のアニメおたくのフランク(フランス人)にウエンツ、ピアノ科の勘違い女ターニャ(ロシア人)にベッキーとな。どちらもバラエティ系ニセ外国人枠だから、のだめ的にはかなり正しいキャストかもね。
2007年11月13日 (火)
ガリレオ 第5回(11月12日放映)。えー? 死亡推定時刻に遺体現場が密室状態だったから密室殺人!? なんだそりゃー。その後にいくらでも楽勝で証拠隠滅できたって何事!? それに気づかない警察って何? ミステリーとして甘すぎるんじゃないのか? 原作もこんなぬるいトリックなのかなあ。でも今回はドラマとしてとても割とまとまっていたし、各キャラのバランスがよかったように思うし、バカバカしい実験をこれでもかとやらかしてくれたし、何よりもやっぱりニコ、違う、大後寿々花がよかったよ……(しみじみ)。もう少しニコ(だから違う)、大後寿々花を見ていたかったなあ。
あとなー、自分の後始末はちゃんと自分でやれよ、とか思いましたよ。奥さんに後始末させるなんてサイテー。私だったら手伝わないよ(←そういう問題ではない)。それに奥さんに手伝わせるならもっと別な死に方もあっただろとか(え? 違う?)、どうせなら1年経ってから死ねば自殺でも保険金出るんじゃねーの?とか。まあ1年待てない経済状況だったんだろうけど、だからって練りに練って作り上げた自殺のシナリオがあれか? 手はすごくこんでいるんだけど別にそういう死に方じゃなくてもいいじゃん(と言ったらドラマにならないのか)、これじゃ娘(大後寿々花)に無計画で先の事は何も考えてないと言われても仕方ないよなあ、とか。この死んだ男の最大の悲劇は自分がそういう底が浅いオバカさんだってわかってなかったところかなあ、だから借金だらけになっちゃうのか? とか。
さて湯川(福山雅治)と内海薫(柴崎コウ)の方は、なーーんか普通に月9進行していて、わたしとしてはガッカリだ。製作者側としては純粋ミステリードラマとして作るにはあまりにも不安だったので、保険のつもりで恋愛モードも漂わせちゃっているのかなあ。今回結構いい感じにまとまっていただけに、やっぱりそっち方向に行くのは非常に残念だ。
さて来週のゲストは堀北真希と手塚理美ですよ。このドラマ、やっぱりゲストにかなり左右されるよなあ。
あとなー、自分の後始末はちゃんと自分でやれよ、とか思いましたよ。奥さんに後始末させるなんてサイテー。私だったら手伝わないよ(←そういう問題ではない)。それに奥さんに手伝わせるならもっと別な死に方もあっただろとか(え? 違う?)、どうせなら1年経ってから死ねば自殺でも保険金出るんじゃねーの?とか。まあ1年待てない経済状況だったんだろうけど、だからって練りに練って作り上げた自殺のシナリオがあれか? 手はすごくこんでいるんだけど別にそういう死に方じゃなくてもいいじゃん(と言ったらドラマにならないのか)、これじゃ娘(大後寿々花)に無計画で先の事は何も考えてないと言われても仕方ないよなあ、とか。この死んだ男の最大の悲劇は自分がそういう底が浅いオバカさんだってわかってなかったところかなあ、だから借金だらけになっちゃうのか? とか。
さて湯川(福山雅治)と内海薫(柴崎コウ)の方は、なーーんか普通に月9進行していて、わたしとしてはガッカリだ。製作者側としては純粋ミステリードラマとして作るにはあまりにも不安だったので、保険のつもりで恋愛モードも漂わせちゃっているのかなあ。今回結構いい感じにまとまっていただけに、やっぱりそっち方向に行くのは非常に残念だ。
さて来週のゲストは堀北真希と手塚理美ですよ。このドラマ、やっぱりゲストにかなり左右されるよなあ。
2007年11月12日 (月)
今日は11月12日、「よゆう入稿まで、あなたに残されたのはあと30日です」。あと一ヶ月なかったよ……。
よゆう入稿まで、あなたに残されたのは(西向く侍)
今年の脅し文句は「受かるってことは、おまえは出さないといけないってことだよ、たぶん」。前回の「「〆切直前イメトレ映像は、新刊のないスペースに4時間うなだれて座る自分の姿です」に比べるとちょっと弱い。
……なんて言っている場合じゃないよ! と言う訳で今回は7月に手術したときの入院ネタなので、資料本だけはごっそり借りたり予約したりしてはいるのだ。今図書館から借りている本は、、
「のはなし」伊集院光
「酔客万来 集団的押し掛けインタビュー」酒とつまみ編集部
「一億人の大好物・カレーの作り方」井上岳久 2007/11/25
「平野レミのなんたって、うちのご飯がいちば」平野レミ
「子宮筋腫これで安心」
「病院で受ける検査がわかる事典」山門実
「夜ふけのなわとび」林真理子
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」村上春樹
あれ? でも予約本はこんなに、、、
「おひとりさまの老後」上野千鶴子
「ワタシは最高にツイている」小林聡美
「死ぬのは法律違反です」荒川修作
「差額ベッド料Q&A 入院に備えての基礎知」ささえあい医療人権センター
「受診する通院する入院する!120の患者術」ささえあい医療人権センター
「入院対策雑学ノート」ソルボンヌK子
「“名看護婦が教える”入院生活を快適にする本」
「入院生活なっとくのQ&A50章」茨常則
あれれ? 結構ビミョーなラインナップ? 第一本を取り寄せても読む暇ないんだよなあ(だめじゃん)。なお、上記よゆう入稿ページにある「いま、自分以外の進行状況が知りたいんだ!」アンケートだが、先週45%だった「(原稿は)来週くらいからやろうかなって…。」って項目が今日は41%なっている……。やばっ!
よゆう入稿まで、あなたに残されたのは(西向く侍)
今年の脅し文句は「受かるってことは、おまえは出さないといけないってことだよ、たぶん」。前回の「「〆切直前イメトレ映像は、新刊のないスペースに4時間うなだれて座る自分の姿です」に比べるとちょっと弱い。
……なんて言っている場合じゃないよ! と言う訳で今回は7月に手術したときの入院ネタなので、資料本だけはごっそり借りたり予約したりしてはいるのだ。今図書館から借りている本は、、
「のはなし」伊集院光
「酔客万来 集団的押し掛けインタビュー」酒とつまみ編集部
「一億人の大好物・カレーの作り方」井上岳久 2007/11/25
「平野レミのなんたって、うちのご飯がいちば」平野レミ
「子宮筋腫これで安心」
「病院で受ける検査がわかる事典」山門実
「夜ふけのなわとび」林真理子
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」村上春樹
あれ? でも予約本はこんなに、、、
「おひとりさまの老後」上野千鶴子
「ワタシは最高にツイている」小林聡美
「死ぬのは法律違反です」荒川修作
「差額ベッド料Q&A 入院に備えての基礎知」ささえあい医療人権センター
「受診する通院する入院する!120の患者術」ささえあい医療人権センター
「入院対策雑学ノート」ソルボンヌK子
「“名看護婦が教える”入院生活を快適にする本」
「入院生活なっとくのQ&A50章」茨常則
あれれ? 結構ビミョーなラインナップ? 第一本を取り寄せても読む暇ないんだよなあ(だめじゃん)。なお、上記よゆう入稿ページにある「いま、自分以外の進行状況が知りたいんだ!」アンケートだが、先週45%だった「(原稿は)来週くらいからやろうかなって…。」って項目が今日は41%なっている……。やばっ!
2007年11月11日 (日)
SP 第2回(11月9日放映)。先週みたいに事件が起こってそれを阻止するなりあるいは迎え撃つなりして終わるもんかと思っていたら、ほとんど何も起こらずに「つづく」とは思ってもみなかったよ!! 随分とゆっくりとした進行だなあとか結構テロリスト側の描写をじっくりとやるんだなあとか思っていたので、あまりにあっけなく終わってしまってビックリ。だいたい1時間ドラマかと思っていたのに45分しかないというのにもビックリだ。こんな調子で(時間がないとかで)2回に1回は消化不良な気分にさせられるんだったら、それはヤだなあ。
しかも予告でほんの一瞬入っていた岡田准一(井上薫役)のコスプレシーンもまったくなし(別に期待していた訳ではないが)。そして先週、「井上と尾形の関係はかなり腐女子心を刺激しているだろーなー」と書きましたが(11月4日「SP 第1回「都知事暗殺を阻止せよ」」)、何のことはない、フジテレビのこの製作者の皆さん達は明らかに狙っていたんですね(面倒くさいから全部は聞いてないんだけど)。
SP第1回副音声(フジテレビ)
脚本の金城一紀、総監督の本広克行、プロデューサーの高井一郎の3人で金がないので色々やれないとか、じゃ映画でやりますか映画で、なんて話を第1回目からダベッたあげくに、こんなこと言ってますよ(声の主が誰が誰だかよくわからんが)。
「本当、二人ともスーツが似合うから」
「似合いますねぇ」
「なんか、イヤホンとかが萌えるっていうじゃないですか。後で出てきますけど」
「イヤホン萌え~」
「そうそう。SPはなんか萌えるらしくて。ボーイズラブ小説書いてる小説家とかもやっぱり、SPという誰かを護るという設定とかたまらないらしいですよ。たぶんこれも、よくある、なんだっけ、コミケとかでやられますよ」
「同人誌系でね」
「完全ボク狙ってますから」
「この二人、やりますよ、多分」
「普通に資料探そうと思ってネットで「SP」ってやると、ボーイズラブの小説ばっかり出てくる」
「これもたぶん今年の年末ぐらいには」
「いくでしょ、やおいで」
な、なめられているんじゃないのか?
なお新聞記事によれば、金城一紀と岡田准一が仲良しで、かねてより「アクションをやろうと話していた」ので、岡田准一はSPを演じるために1年程前から体を鍛えていたそうだ(2007年11月10日付け日経新聞)。さすが、車やら机やらを飛び越えて犯人に飛びかかるシーンなんか決まってたよなあ。堤真一はJAC出身だからこの二人でアクションシーンをやれば怖い物なしかもね。
まあ、それはともかく。そうでなくても色々うざったい謎が散りばめられているんだから来週はもう少しすっきり終わらせて欲しい。
しかも予告でほんの一瞬入っていた岡田准一(井上薫役)のコスプレシーンもまったくなし(別に期待していた訳ではないが)。そして先週、「井上と尾形の関係はかなり腐女子心を刺激しているだろーなー」と書きましたが(11月4日「SP 第1回「都知事暗殺を阻止せよ」」)、何のことはない、フジテレビのこの製作者の皆さん達は明らかに狙っていたんですね(面倒くさいから全部は聞いてないんだけど)。
SP第1回副音声(フジテレビ)
脚本の金城一紀、総監督の本広克行、プロデューサーの高井一郎の3人で金がないので色々やれないとか、じゃ映画でやりますか映画で、なんて話を第1回目からダベッたあげくに、こんなこと言ってますよ(声の主が誰が誰だかよくわからんが)。
「本当、二人ともスーツが似合うから」
「似合いますねぇ」
「なんか、イヤホンとかが萌えるっていうじゃないですか。後で出てきますけど」
「イヤホン萌え~」
「そうそう。SPはなんか萌えるらしくて。ボーイズラブ小説書いてる小説家とかもやっぱり、SPという誰かを護るという設定とかたまらないらしいですよ。たぶんこれも、よくある、なんだっけ、コミケとかでやられますよ」
「同人誌系でね」
「完全ボク狙ってますから」
「この二人、やりますよ、多分」
「普通に資料探そうと思ってネットで「SP」ってやると、ボーイズラブの小説ばっかり出てくる」
「これもたぶん今年の年末ぐらいには」
「いくでしょ、やおいで」
な、なめられているんじゃないのか?
なお新聞記事によれば、金城一紀と岡田准一が仲良しで、かねてより「アクションをやろうと話していた」ので、岡田准一はSPを演じるために1年程前から体を鍛えていたそうだ(2007年11月10日付け日経新聞)。さすが、車やら机やらを飛び越えて犯人に飛びかかるシーンなんか決まってたよなあ。堤真一はJAC出身だからこの二人でアクションシーンをやれば怖い物なしかもね。
まあ、それはともかく。そうでなくても色々うざったい謎が散りばめられているんだから来週はもう少しすっきり終わらせて欲しい。
2007年11月11日 (日)
昨日の土曜日は子ども(9歳)の小学校で学校公開があり(昔は参観日って言ってたもんだけどなー)、私は1時間目の国語と2時間目の書写(習字)の授業を見学してきた。子どもの担任の先生は今年大学を卒業したばかりのピッチピチの新人さんだが(4月17日「PTAの役員決めは大変だって、うちの母が言っていました」)、この間保護者会に行ってきたときはそれなりに先生業にも馴染んできたようで、今回の学校公開の授業でも最初はなかなかな滑り出しだった。
しかし昔の参観日と違って学校公開はいつどの授業を見てもいいことになっていて、教室のドアが開けっ放しになっている。そして常に保護者達が出たり入ったりしていて落ち着かないせいもあるのか、参観日で浮かれている子ども達も更に浮き足立っているようだった。1時間目の国語の授業のテーマは「こそあど言葉について」で、「これ」「それ」「あれ」「どれ」という言葉について考えると言う物で、考えようによっちゃ結構難しいテーマだったのかもしれない。
どの子も余計な一言を言わずにはいられないらしい中、とにかくずっと一人で騒いでいるガキがいるのである。先生が何か説明する度に「僕はこれこれこうだから、ああなってこうなって」といちいち口を挟み、しまいには先生の言葉に「そんなの、関係ねぇ!」と小島よしお節で言う始末。子ども達の間で爆発的に流行っている言葉とはいえ、こんな事言われたら新人先生もたまには泣きたくなっちゃうだろうなあ。先生は「まだうるさくしている人がいますよ」と結構冷静な態度だったけど。ちなみにこの流行語を知らない同僚の練馬のS嬢のお母様は、孫(4歳、S嬢の妹の息子)にこの台詞を言われてショックを受けて「あ、あんな言葉を言うなんて」と、もう泣き出さんばかりだったという。
2時間目は習字だったが習字が終わった後、墨だらけになった手を(どうしてあそこまで墨だらけになれるのだ)ゾンビのように前に突き出して、教室の後ろにある洗面台にフラフラやってくる子ども達に気がついてあわてて逃げる保護者達も何人かいた。
その習字の授業が終わったので「もう2時間も見りゃ十分だろ」と教室から出ようとした瞬間、教室内に「あ、Kくんだ!」とどよめきが走り、みんなまだ手も墨だらけなのに一斉に窓に駆け寄る。一体何事か?と子どもに聞いたところ「Kくん、昨日サッカーやってて骨折したんだよ。でも今来たみたい」という。K君だと!? K君といえば子どもが何日か前に「Kくん、○ャニーズに入ったんだよ」と言っていた子か!? それは一目見ておかなくては!と私も窓に駆け寄る。
しかし2階の窓から見たK君の姿は松葉杖をついた普通の子と言う感じで、○ャニーズ系の空気は感じられない。いや、でも近くで見たら違うのか?と思い、もうしばらく教室で待っていると(←おいっ!)、そのK君が教室に入ってきた。うーむ……。色黒のどう見ても普通の子だ。サッカーやっているんだから活動的なんだろうけど特に目立つような感じでもないし。しかし天下の○ャニーさんの見立ては違うのかなあ……などと密かにつぶやきなら教室を出たのだった。
なお、3時間目の数学を見学した家人によると、件のこうるさいガキは家人の前でも「そんなの関係ねぇ!」を連発したので、「人に芸を見せるんだったら、もう少し腕を磨いてからにした方がいいよ」とアドバイスしたという。でもそんなの、関係ねぇだろうけどな。
しかし昔の参観日と違って学校公開はいつどの授業を見てもいいことになっていて、教室のドアが開けっ放しになっている。そして常に保護者達が出たり入ったりしていて落ち着かないせいもあるのか、参観日で浮かれている子ども達も更に浮き足立っているようだった。1時間目の国語の授業のテーマは「こそあど言葉について」で、「これ」「それ」「あれ」「どれ」という言葉について考えると言う物で、考えようによっちゃ結構難しいテーマだったのかもしれない。
どの子も余計な一言を言わずにはいられないらしい中、とにかくずっと一人で騒いでいるガキがいるのである。先生が何か説明する度に「僕はこれこれこうだから、ああなってこうなって」といちいち口を挟み、しまいには先生の言葉に「そんなの、関係ねぇ!」と小島よしお節で言う始末。子ども達の間で爆発的に流行っている言葉とはいえ、こんな事言われたら新人先生もたまには泣きたくなっちゃうだろうなあ。先生は「まだうるさくしている人がいますよ」と結構冷静な態度だったけど。ちなみにこの流行語を知らない同僚の練馬のS嬢のお母様は、孫(4歳、S嬢の妹の息子)にこの台詞を言われてショックを受けて「あ、あんな言葉を言うなんて」と、もう泣き出さんばかりだったという。
2時間目は習字だったが習字が終わった後、墨だらけになった手を(どうしてあそこまで墨だらけになれるのだ)ゾンビのように前に突き出して、教室の後ろにある洗面台にフラフラやってくる子ども達に気がついてあわてて逃げる保護者達も何人かいた。
その習字の授業が終わったので「もう2時間も見りゃ十分だろ」と教室から出ようとした瞬間、教室内に「あ、Kくんだ!」とどよめきが走り、みんなまだ手も墨だらけなのに一斉に窓に駆け寄る。一体何事か?と子どもに聞いたところ「Kくん、昨日サッカーやってて骨折したんだよ。でも今来たみたい」という。K君だと!? K君といえば子どもが何日か前に「Kくん、○ャニーズに入ったんだよ」と言っていた子か!? それは一目見ておかなくては!と私も窓に駆け寄る。
しかし2階の窓から見たK君の姿は松葉杖をついた普通の子と言う感じで、○ャニーズ系の空気は感じられない。いや、でも近くで見たら違うのか?と思い、もうしばらく教室で待っていると(←おいっ!)、そのK君が教室に入ってきた。うーむ……。色黒のどう見ても普通の子だ。サッカーやっているんだから活動的なんだろうけど特に目立つような感じでもないし。しかし天下の○ャニーさんの見立ては違うのかなあ……などと密かにつぶやきなら教室を出たのだった。
なお、3時間目の数学を見学した家人によると、件のこうるさいガキは家人の前でも「そんなの関係ねぇ!」を連発したので、「人に芸を見せるんだったら、もう少し腕を磨いてからにした方がいいよ」とアドバイスしたという。でもそんなの、関係ねぇだろうけどな。
2007年11月09日 (金)
スポーツには全く興味がなくてテレビはドラマとドキュメンタリーとニュース だけを見る、という私のような人間には、スポーツ中継はせっかく見るつもりでいた番組が、中継延長で見られなくなったり延びたりで色々とスケジュールが狂わされるだけのものなのだが、子ども(9歳) がどういうわけだか今開催しているバレーボールワールドカップに夢中で、夜8時頃から10時頃までのチャンネル権を譲らない。
私「子どもがチャンネルを譲らなくてさー」
Nさん「うちも子ども(9歳)が見てるけど、見てて、あれ? 今って何点まで 取ればいいの?って思っちゃったよ」
私「そうそう私も。16点とか20点になっても1セットが終わらないんだもんね、あれれ?だよ」
練馬のS嬢「今、ルールが変わって1セット25点になったみたいよ」
私「25点だったのか~、私が子どもの頃は確か15点だったよねぇー。「アタックNo.1」とか「サインはV!」ではさ」
Nさん「今、「サインはV!」を見たらもうママさんバレーにしか見えないかもね」
S嬢「今のバレーボールは昔と違ってサーブ権が移ってからあれこれやってそれで点数が入るって方式じゃないから、昔よりも格段にスピーディで面白いよ」
私「へぇー、じゃあ今は床にボールが落ちたらそれで落とした方の得点になるの?」
S嬢「そう」
私「そういや昨日「ザ・ベストハウス」って番組を見ていたら「日本バレーボールが生んだ必殺技ベスト3」って言うのをやっていて、その第3位が回転レシーブで、第2位が一人時間差攻撃、第1位がコンビネーションプレーだったかな? で、このコンビネーションプレーって何人もの選手がいっぺんに攻撃するから誰が(ボールを)打ったかわからなくなるってやつなんだけど、見ててさ、これって「サインはV!」のX攻撃じゃーんって思ったよ」
Nさん「なるほど」
S嬢「東洋の魔女とかの時代ね。しかし、今東洋の魔女って言ったって、何それ?って言われるよね」
私「うちの子どもなんか、昨日その番組の中でミュンヘンオリンピックとか東京オリンピックの時の試合が写っているのを見て、「ソ連って何?」って聞いていたよ」
Nさん、S嬢「あーーー……」
まあ、ソ連が崩壊してからもう15年以上経っているしね(「サインはV!」テレビ放映からは38年経っているしな)。
私「子どもがチャンネルを譲らなくてさー」
Nさん「うちも子ども(9歳)が見てるけど、見てて、あれ? 今って何点まで 取ればいいの?って思っちゃったよ」
私「そうそう私も。16点とか20点になっても1セットが終わらないんだもんね、あれれ?だよ」
練馬のS嬢「今、ルールが変わって1セット25点になったみたいよ」
私「25点だったのか~、私が子どもの頃は確か15点だったよねぇー。「アタックNo.1」とか「サインはV!」ではさ」
Nさん「今、「サインはV!」を見たらもうママさんバレーにしか見えないかもね」
S嬢「今のバレーボールは昔と違ってサーブ権が移ってからあれこれやってそれで点数が入るって方式じゃないから、昔よりも格段にスピーディで面白いよ」
私「へぇー、じゃあ今は床にボールが落ちたらそれで落とした方の得点になるの?」
S嬢「そう」
私「そういや昨日「ザ・ベストハウス」って番組を見ていたら「日本バレーボールが生んだ必殺技ベスト3」って言うのをやっていて、その第3位が回転レシーブで、第2位が一人時間差攻撃、第1位がコンビネーションプレーだったかな? で、このコンビネーションプレーって何人もの選手がいっぺんに攻撃するから誰が(ボールを)打ったかわからなくなるってやつなんだけど、見ててさ、これって「サインはV!」のX攻撃じゃーんって思ったよ」
Nさん「なるほど」
S嬢「東洋の魔女とかの時代ね。しかし、今東洋の魔女って言ったって、何それ?って言われるよね」
私「うちの子どもなんか、昨日その番組の中でミュンヘンオリンピックとか東京オリンピックの時の試合が写っているのを見て、「ソ連って何?」って聞いていたよ」
Nさん、S嬢「あーーー……」
まあ、ソ連が崩壊してからもう15年以上経っているしね(「サインはV!」テレビ放映からは38年経っているしな)。
2007年11月09日 (金)
医龍 Team Medical Dragon2 第5回(11月8日放映)。いよいよ片岡(内田有紀)の方向が見えてきたというところだろうか。「自分の信念のためなら何かを犠牲にしなきゃならない時もある」とういう台詞、そして親子の絆への密かなこだわり。自分の娘(息子)、あるいは自分の親とのつながりに何かがあるのは確かみたいで、まだまだ謎に包まれている「(片岡の)信念のために」一時の欺瞞など屁とも思わぬ態度、ご立派。いやはや、内田有紀、結構見せてくれるよなあ。そしてそういう弱味をいち早く嗅ぎ付けてクギを刺す所なんざ、野口(岸部一徳)もそれはそれでなかなかなんだよなあ。まあ会社にも実力はないくせに空気を読むのと自分のミスをうまく他人になすりつけるのだけは異常にうまくて、それで出世しているオヤジがいるけど。
一方、前代未聞の難手術に取り掛かった北洋病院の朝田(坂口憲二)達。今回ほとんどがオペシーンばかりで、しかも次から次と難問にぶちあたるのだが、それをやはり次から次へとこなして行く朝田。等身大のヒーローではなく、徹底的に超人のヒーロー、しかもここまでやってくれると爽快だね。もう、漫画みたいっつーか(いや、原作は漫画なのだが)。
しかし今回の患者・美羽(黒川智花)が非常に稀な血液型であるのにもかかわらず、輸血用の血が全くないために伊集院(小池徹平)らが血液確保に奔走する(明真病院で自己血を取るって言っていたのに、まだ取っていなかったのかね?)。そして渋滞で動けなくなっている輸血センターの車の担当者から伊集院が血液を受け取る瞬間、私は時計を見てしまいましたよ。確か10時33分頃。まだ時間がたっぷりありすぎ。あーー、これは血液をバイクで運ぶ小池徹平が事故ってまさかのダブル手術!?とか思いましたが、まあ、そんなことにはならずに徹平が手術室に到着したときには、一瞬の沈黙が。「やはり手術は失敗か!?」と息を飲む徹平の前で、朝田が「ベンタール手術、終了」と宣言ですよ。やっぱりね。しかしまーだ、なんか大きなオチが待っているんじゃないかと思っていたけど、それはなかったようだ。
ところで、今回は朝田マジックに野村(中村靖日)がやられてすっかり立ち直り、アル中の松平(佐藤二朗)も酒を飲むのも忘れて手術に見入り、いつも御託を並べている外山(高橋一生)も言葉少なく、さらにいつも一歩引いて見ている小高七海(大塚寧々)もチーム入り。「王様のレストラン」(1995年、フジ)みたいに、ダメダメなメンバーが少しずつ変わって行く様がいいね。でも手術中の説得シーン、みんな朝田の言葉を黙って(何もせずに!)聞いているのは多分心理的な時間表現で、実際には皆の手が止まっている訳ではないんだろうけど、だけどなー、ついつい「ぼさっとしている時間、ねーだろ!」って突っ込んじゃうのな。
来週の「難問」はザ・停電。これまた楽しみですよ。
一方、前代未聞の難手術に取り掛かった北洋病院の朝田(坂口憲二)達。今回ほとんどがオペシーンばかりで、しかも次から次と難問にぶちあたるのだが、それをやはり次から次へとこなして行く朝田。等身大のヒーローではなく、徹底的に超人のヒーロー、しかもここまでやってくれると爽快だね。もう、漫画みたいっつーか(いや、原作は漫画なのだが)。
しかし今回の患者・美羽(黒川智花)が非常に稀な血液型であるのにもかかわらず、輸血用の血が全くないために伊集院(小池徹平)らが血液確保に奔走する(明真病院で自己血を取るって言っていたのに、まだ取っていなかったのかね?)。そして渋滞で動けなくなっている輸血センターの車の担当者から伊集院が血液を受け取る瞬間、私は時計を見てしまいましたよ。確か10時33分頃。まだ時間がたっぷりありすぎ。あーー、これは血液をバイクで運ぶ小池徹平が事故ってまさかのダブル手術!?とか思いましたが、まあ、そんなことにはならずに徹平が手術室に到着したときには、一瞬の沈黙が。「やはり手術は失敗か!?」と息を飲む徹平の前で、朝田が「ベンタール手術、終了」と宣言ですよ。やっぱりね。しかしまーだ、なんか大きなオチが待っているんじゃないかと思っていたけど、それはなかったようだ。
ところで、今回は朝田マジックに野村(中村靖日)がやられてすっかり立ち直り、アル中の松平(佐藤二朗)も酒を飲むのも忘れて手術に見入り、いつも御託を並べている外山(高橋一生)も言葉少なく、さらにいつも一歩引いて見ている小高七海(大塚寧々)もチーム入り。「王様のレストラン」(1995年、フジ)みたいに、ダメダメなメンバーが少しずつ変わって行く様がいいね。でも手術中の説得シーン、みんな朝田の言葉を黙って(何もせずに!)聞いているのは多分心理的な時間表現で、実際には皆の手が止まっている訳ではないんだろうけど、だけどなー、ついつい「ぼさっとしている時間、ねーだろ!」って突っ込んじゃうのな。
来週の「難問」はザ・停電。これまた楽しみですよ。
2007年11月07日 (水)
アニメにもなったし映画にもなったし、テレビドラマ化したって別に不思議じゃないんだが。来年1月期のフジの火9(今、「暴れん坊ママ」をやっている時間帯か?)で「ハチミツとクローバー」が始まるようだ。
「ハチクロ」ドラマ化!成海璃子が“飛び級”女子大生に挑戦(サンケイスポーツ)
大学生であるはぐみ役は現在15歳の成海璃子ですよ。ついつい「受験の神様」の菅原道子の姿を思い浮かべてしまうが、そして道子とは全く正反対のキャラだが、でも結構はぐみ役はあっているかも。でもって竹本役は「花ざかりの君たちへ」の生田斗真。これも別に文句はないキャスティングのような気がする(もっと幼い感じの子でもいいと思うけど)。
しかしなんだかんだ言って一番気になる森田のキャスティングはどうなっているのだ(え? 森田を気にするのは私だけ?? しかしハチクロの影の主役は森田だろ?)。山田さんは誰がやるんだ。そして真山は!? 森田の兄は? ローマイヤ先輩は? ……映画版もアニメ版も全く見ていない私だが、さすがにテレビドラマは見ちゃうだろうなあ。
「ハチクロ」ドラマ化!成海璃子が“飛び級”女子大生に挑戦(サンケイスポーツ)
大学生であるはぐみ役は現在15歳の成海璃子ですよ。ついつい「受験の神様」の菅原道子の姿を思い浮かべてしまうが、そして道子とは全く正反対のキャラだが、でも結構はぐみ役はあっているかも。でもって竹本役は「花ざかりの君たちへ」の生田斗真。これも別に文句はないキャスティングのような気がする(もっと幼い感じの子でもいいと思うけど)。
しかしなんだかんだ言って一番気になる森田のキャスティングはどうなっているのだ(え? 森田を気にするのは私だけ?? しかしハチクロの影の主役は森田だろ?)。山田さんは誰がやるんだ。そして真山は!? 森田の兄は? ローマイヤ先輩は? ……映画版もアニメ版も全く見ていない私だが、さすがにテレビドラマは見ちゃうだろうなあ。
2007年11月06日 (火)
ガリレオ 第4回(11月5日放映)。香取慎吾の殺人鬼役、かなり期待していたんだけどなあ……。第1回の犯人・唐沢寿明に匹敵する犯人ぶりをやってくれるんじゃないかと思っていたんだけど、まだまだ狂気が足りないよ。「沙粧妙子・最後の事件」(1995年、フジ)の時の殺人鬼ぶりが欲しかったなー。なんだかスマスマのコントをやっているときとあまりテンションが変わんないのが残念だ(そんだけスマスマのコントのほうも真剣にやっていると言うことかもしれんが)。もしかすると物理学者という知性的な役よりももっと野獣に近いキャラの方がよかったかもね(えっとー、決してバカ役の方がいけると言っているわけではないのだが)。
丹精な顔立ち(ということになっている)福山雅治(湯川学役)と怪物顔の慎吾ちゃん(田上役)のかなかよかったけど、どうせならもう一人くらい被害者を出して(←不謹慎です)、この二人の心理戦なんかももっと徹底的に描いてくれたらよかったのに。でもラスト近くの二人の会話、「湯川先生がモラルに捕われてしまっていたなんて」という田上の台詞に、湯川が「モラル? 科学者なら研究テーマに対してもっと誠実であるべきだ」と言った後に、「僕ならアザも残さない」と田上が5年かけて完成させた物を(多分)数日でより完成されたものにして示したあたりはよかったけどね(←エラソー)。
あ、そうそう、内海(柴咲コウ)の入浴シーンと慎吾ちゃんのシャワーシーンでは思わず時計を見てしまいました。21時30分、「水戸黄門なら確か43分頃に由美かおるの入浴シーンだぜ」とつぶやいてしまったよ。今回福山のサービスシーンがなかった代わりのサービスシーンだったのか?
次回はなんと「セクシーボイスアンドロボ」の大後寿々花がゲス出演。え? まさか犯人?
丹精な顔立ち(ということになっている)福山雅治(湯川学役)と怪物顔の慎吾ちゃん(田上役)のかなかよかったけど、どうせならもう一人くらい被害者を出して(←不謹慎です)、この二人の心理戦なんかももっと徹底的に描いてくれたらよかったのに。でもラスト近くの二人の会話、「湯川先生がモラルに捕われてしまっていたなんて」という田上の台詞に、湯川が「モラル? 科学者なら研究テーマに対してもっと誠実であるべきだ」と言った後に、「僕ならアザも残さない」と田上が5年かけて完成させた物を(多分)数日でより完成されたものにして示したあたりはよかったけどね(←エラソー)。
あ、そうそう、内海(柴咲コウ)の入浴シーンと慎吾ちゃんのシャワーシーンでは思わず時計を見てしまいました。21時30分、「水戸黄門なら確か43分頃に由美かおるの入浴シーンだぜ」とつぶやいてしまったよ。今回福山のサービスシーンがなかった代わりのサービスシーンだったのか?
次回はなんと「セクシーボイスアンドロボ」の大後寿々花がゲス出演。え? まさか犯人?
2007年11月05日 (月)
「OL進化論」(秋月りす、講談社)の中でジュンちゃん達がカレンダーの売出しを見て1年経つのが早くなっている!とぎょっとしていたら、自分の親達は「あらもう次のオリンピック?」「四年なんてすぐだなー」と言っていて、さらにおばあちゃん達は「あらもう戌年?」「最近干支が一回りするのが早いわねー」と言っていたのだが……月日が経つのが本当に早すぎる!! 早く次の同人誌の原稿をやらなくちゃやらなくちゃと思っていたのに、もう早11月だよ! まだ何もしてないのに。はぁ……。でもって今日はアレが来ちゃってたのな。だから同僚の腐女子のM様に早速メイルで連絡したのだが。
M様「とうとう、来ちゃいましたね」
私「うん……。来ちゃった。(冬コミに)当選しちゃったよ~……」
M様「なんだか、遠い目をしてますよ」
私「だって、原稿、まだ全然やってないんだもーん」
M様「あと2ヶ月ないですからね。これから頑張らないと」
私「うーん……。一応印刷会社の〆切はチェックしたの」
M様「それは大事ですね」
私「ほら、最終〆切は12月18日だって」
M様「今から最終〆切をチェックしていちゃダメですよ!」
私「ふふ、それから本当の最後の最終〆切はほら、12月22日」
ついさっきまでチェックしていた印刷会社のウェブページを指差す私。
M様「だから最初っから最終〆切を目指してちゃダメですって」
私「ふっ、じゃあ早割(早期印刷割引)キャンペーンの〆切は、と……12月3日だ……」
M様「もう、1ヶ月ないですよ」
私「あとね、北海道には冬コミの次の日の(12月)31日に帰るから、飛行機のチケットもチェックしていたの」
ついさっきまでチェックしていた航空会社のウェブページを指差す私。
M様「早くも逃避が始まっているんですね……」
私「原稿は明日から描くから、今日はまだ逃避じゃないもーーん」
M様「そんなことばかりやっていると自分の首をしめるだけですよ。さっさとやらないと」
私「あとねー、原稿を描かなきゃならないから色々考えて今年の人間ドックは12月28日に入れたの」
M様「うわっ、すごい年末のスケジュールですね。そこしか空いてなかったんですか?」
私「いや。だって原稿を描いている間は不健康な生活になるし、12月中旬までは忘年会も入るかもしれないし、かといって年末年始北海道に帰省してから1月に人間ドックやっちゃうと絶対太っているはずだからさー、健康的に受けられるギリギリの日程が28日なの」
M様「それは本当に健康的なんですかねぇ」
私「まあ、元々が不健康だからなあ」
……と言う訳でしょっぱなから逃避している事をM様に指摘されちゃっている私だ。いかーーん。
M様「とうとう、来ちゃいましたね」
私「うん……。来ちゃった。(冬コミに)当選しちゃったよ~……」
M様「なんだか、遠い目をしてますよ」
私「だって、原稿、まだ全然やってないんだもーん」
M様「あと2ヶ月ないですからね。これから頑張らないと」
私「うーん……。一応印刷会社の〆切はチェックしたの」
M様「それは大事ですね」
私「ほら、最終〆切は12月18日だって」
M様「今から最終〆切をチェックしていちゃダメですよ!」
私「ふふ、それから本当の最後の最終〆切はほら、12月22日」
ついさっきまでチェックしていた印刷会社のウェブページを指差す私。
M様「だから最初っから最終〆切を目指してちゃダメですって」
私「ふっ、じゃあ早割(早期印刷割引)キャンペーンの〆切は、と……12月3日だ……」
M様「もう、1ヶ月ないですよ」
私「あとね、北海道には冬コミの次の日の(12月)31日に帰るから、飛行機のチケットもチェックしていたの」
ついさっきまでチェックしていた航空会社のウェブページを指差す私。
M様「早くも逃避が始まっているんですね……」
私「原稿は明日から描くから、今日はまだ逃避じゃないもーーん」
M様「そんなことばかりやっていると自分の首をしめるだけですよ。さっさとやらないと」
私「あとねー、原稿を描かなきゃならないから色々考えて今年の人間ドックは12月28日に入れたの」
M様「うわっ、すごい年末のスケジュールですね。そこしか空いてなかったんですか?」
私「いや。だって原稿を描いている間は不健康な生活になるし、12月中旬までは忘年会も入るかもしれないし、かといって年末年始北海道に帰省してから1月に人間ドックやっちゃうと絶対太っているはずだからさー、健康的に受けられるギリギリの日程が28日なの」
M様「それは本当に健康的なんですかねぇ」
私「まあ、元々が不健康だからなあ」
……と言う訳でしょっぱなから逃避している事をM様に指摘されちゃっている私だ。いかーーん。
2007年11月04日 (日)
SP 第1回(11月3日、23時過ぎ放映、フジテレビ)。他の新ドラマに遅れる事1ヶ月、しかも(私にとって)真夜中の23時10分開始予定が、バレーボールワールドカップ中継延長のせいでさらに遅れて23時30分ですよ。もう絶対寝ちゃうだろ……と思いつつすっかり寝る体勢で視聴開始。画面暗すぎ、犯人らしき男の動きがもったいぶりすぎ、なんかミニシアターで上映している映画っぽい質感の画面が今ひとつ合わない……などと文句を心の中でつぶやいていたのに、あら、最後まで見ちゃったわ。
画面の暗さと質感が深夜に見る事を前提として作られているのかなあ。このドラマってもしかして夜見るのと昼間に見るのでは少し感想が違ってくるんじゃないだろうか。それに今ひとつ生理的に合わない部分もあるのだが、それにも増して主役の二人、SPの井上薫(岡田准一)とその上司・尾形(堤真一)が魅せてくれる。特に岡田准一の動きがすごくいい! アクションシーン(殺陣シーン?)のスピーディな動きが爽快なくらいだ。岡田准一、カッコええ。でも岡田君、残念ながら将来は絶対ハゲるね(←ドラマには何の関係もありません)。あと、多分井上と尾形の関係はかなり腐女子心を刺激しているだろーなー、とか思いました。昔やってた「NIGHT HEAD」(1992年、フジテレビ、主演:豊川悦司、武田真治他)を思い出すような。
今回あまり予備知識はなく、なんかの特殊能力を持つ要人警護職の話程度の理解でいたのだが、もしかしてSPってぇのはESP(超能力)にもかけているのか? 小さな事実からあっと言う間に持ち主のプロファイルをしたり、殺意を抱く人間を見抜く事が出来たり、両親をテロリスト??に殺されていたり、その影に総理大臣か何か大きな影の力がいたり、色々盛りだくさん。ついていけるかな、私。
画面の暗さと質感が深夜に見る事を前提として作られているのかなあ。このドラマってもしかして夜見るのと昼間に見るのでは少し感想が違ってくるんじゃないだろうか。それに今ひとつ生理的に合わない部分もあるのだが、それにも増して主役の二人、SPの井上薫(岡田准一)とその上司・尾形(堤真一)が魅せてくれる。特に岡田准一の動きがすごくいい! アクションシーン(殺陣シーン?)のスピーディな動きが爽快なくらいだ。岡田准一、カッコええ。でも岡田君、残念ながら将来は絶対ハゲるね(←ドラマには何の関係もありません)。あと、多分井上と尾形の関係はかなり腐女子心を刺激しているだろーなー、とか思いました。昔やってた「NIGHT HEAD」(1992年、フジテレビ、主演:豊川悦司、武田真治他)を思い出すような。
今回あまり予備知識はなく、なんかの特殊能力を持つ要人警護職の話程度の理解でいたのだが、もしかしてSPってぇのはESP(超能力)にもかけているのか? 小さな事実からあっと言う間に持ち主のプロファイルをしたり、殺意を抱く人間を見抜く事が出来たり、両親をテロリスト??に殺されていたり、その影に総理大臣か何か大きな影の力がいたり、色々盛りだくさん。ついていけるかな、私。
2007年11月03日 (土)
医龍 Team Medical Dragon2 第4回(11月1日放映)。いやー、救急車に乗せられてから「北洋はよして、明真にして、明真!」と叫ぶ女子高生に、それどころじゃないだろとか一瞬思ったけど、でもうちの近所の救急病院に当てはめて考えると、「死に来た」病院と呼ばれているK病院とか、ヤブで有名な○崎医院とかに連れて行かれる事がわかったりしたら、やっぱりあそこだけはって言っちゃうかもなあ。
その北洋病院で朝田(坂口憲二)から手術を受けた真理絵(柳田衣里佳)につきそっていた美羽(黒川智花)は、小高(大塚寧々)の一瞬の見立ててマルファン症候群と見抜かれて検査を受け、北洋で手術を受けることになる。しかし美羽は元厚生労働大臣の恩田(竜雷太)の愛人の娘だったために、恩を売っておきたい野口(岸部一徳)と片岡(内田有紀)によって、明真に移されてしまう。明真での検査ではさらに美羽は非常に稀な血液型バーディーバーで、不規則抗体保持者である事がわかる。そのため明真では自己血輸血の準備を進めて3週間後に手術を始める予定でいたが、美羽は野口の「血が足りなくなったらどうすんの?死んじゃうでしょ!とんでもないババを引いちゃったよ。恩田の娘じゃなきゃとっくに追い出してる」と言う言葉を耳にして病院を飛び出してしまう。美羽は息も絶え絶えになって北洋に飛び込むが既に緊急手術が必要な状況になっていた……。
おお、出た! 「赤いシリーズ」以来の稀少血液型、最初の頃はRhマイナスAB型程度だったのに、そのうち、なんだっけねぇ、Rhヌルとかなんとか、1億人に一人だか二人だかの血液型とかになってたよなあ。バーディバー(-D-)の場合は「人口に対する割合が約1%以下の型」(Wikipediaより)ということで、今調べてみたらそういう非常に稀な血液型の血液は血液センターで冷凍保存しておくそうですよ。なお自己血輸血は私もそのための採血をされた事が何度もあり、その当時極端な貧血だったんだけど、鉄剤飲みながら採血のために病院に通っていたもんでした。
で、片岡が恩田に挨拶した時、片岡が「お久し振りです」といい、恩田は「ほかならぬ君の頼みだ」と答える。片岡のトシから言ってもこれは片岡の背後(親か親戚、祖父あたり?)に大物がいる(いた?)のは確かで、もしかして片岡は何か大きな復讐をもくろんでいるのかなあ。なんだかミステリーが原作の「ガリレオ」よりもはるかにミステリーとサスペンス要素が詰まっているドラマだな。
また小高の謎っぷりもなかなか楽しみで、本当にカカオ中毒があるのかと思って調べちゃったよ(人間以外の動物にチョコなどを与えるとカカオ中毒になるそうだ)。荒瀬(阿部サダヲ)に「俺よりもやっかいだ」とか言われているし。
来週はその禁断の患者(?)の手術をやっぱりやってしまうようで、ブラックジャックのような朝田の活躍もさることながら、片岡や野口たちの政治的な動きや夏木マリ様の動向なども気になるところだ。
その北洋病院で朝田(坂口憲二)から手術を受けた真理絵(柳田衣里佳)につきそっていた美羽(黒川智花)は、小高(大塚寧々)の一瞬の見立ててマルファン症候群と見抜かれて検査を受け、北洋で手術を受けることになる。しかし美羽は元厚生労働大臣の恩田(竜雷太)の愛人の娘だったために、恩を売っておきたい野口(岸部一徳)と片岡(内田有紀)によって、明真に移されてしまう。明真での検査ではさらに美羽は非常に稀な血液型バーディーバーで、不規則抗体保持者である事がわかる。そのため明真では自己血輸血の準備を進めて3週間後に手術を始める予定でいたが、美羽は野口の「血が足りなくなったらどうすんの?死んじゃうでしょ!とんでもないババを引いちゃったよ。恩田の娘じゃなきゃとっくに追い出してる」と言う言葉を耳にして病院を飛び出してしまう。美羽は息も絶え絶えになって北洋に飛び込むが既に緊急手術が必要な状況になっていた……。
おお、出た! 「赤いシリーズ」以来の稀少血液型、最初の頃はRhマイナスAB型程度だったのに、そのうち、なんだっけねぇ、Rhヌルとかなんとか、1億人に一人だか二人だかの血液型とかになってたよなあ。バーディバー(-D-)の場合は「人口に対する割合が約1%以下の型」(Wikipediaより)ということで、今調べてみたらそういう非常に稀な血液型の血液は血液センターで冷凍保存しておくそうですよ。なお自己血輸血は私もそのための採血をされた事が何度もあり、その当時極端な貧血だったんだけど、鉄剤飲みながら採血のために病院に通っていたもんでした。
で、片岡が恩田に挨拶した時、片岡が「お久し振りです」といい、恩田は「ほかならぬ君の頼みだ」と答える。片岡のトシから言ってもこれは片岡の背後(親か親戚、祖父あたり?)に大物がいる(いた?)のは確かで、もしかして片岡は何か大きな復讐をもくろんでいるのかなあ。なんだかミステリーが原作の「ガリレオ」よりもはるかにミステリーとサスペンス要素が詰まっているドラマだな。
また小高の謎っぷりもなかなか楽しみで、本当にカカオ中毒があるのかと思って調べちゃったよ(人間以外の動物にチョコなどを与えるとカカオ中毒になるそうだ)。荒瀬(阿部サダヲ)に「俺よりもやっかいだ」とか言われているし。
来週はその禁断の患者(?)の手術をやっぱりやってしまうようで、ブラックジャックのような朝田の活躍もさることながら、片岡や野口たちの政治的な動きや夏木マリ様の動向なども気になるところだ。
2007年11月02日 (金)
今日はもう11月2日、何で今更映画版「HERO」という気がしないでもないが、今日は自宅に換気扇掃除の業者の人が来るので会社を休んで待機していたのだ。早めにきて早めに帰ってくれたのだったら午後から会社に行こうと思っていたのだが、残念ながら12時ちょい前にやっと換気扇掃除が終わったので会社に行く気もすっかり失せてしまい、どうせだったら映画を見に行こうということで。
公開からこんだけ時間が経ってしまうと、あちこちで悪評を散々目にしているので期待もせずに見て見たのだが、これが結構面白かったのよ。やっぱりねぇ、キャラが立っているドラマは面白いわ。アベちゃん(阿部寛)もいいし、大塚寧々もいいし、小日向(文世)さんも勝村政信や児玉清もそして「あるよ」の人(田中要次)もみんな懐かしく、そしてキャラが面白い。今回はゲストキャラ?の放火犯・郷田役の古田新太も憎めないキャラだったし、裁判官役で岸部一徳が出てきた時はつい「野口~~」とつぶやいちゃったし(←「医龍2」じゃありません)、東京地検特捜部・黛役の香川照之もよかったしね。
ドラマの展開も(少なくとも城西支部内でのやりとりは)リズミカルでテンポがよくって小気味いい。それに随所随所での小道具の使い方がうまいよなあ。もちろんね、テレビのドラマを見ている事を前提とした作りになっているから、1本の独立した映画としてはどうかと思うけど、今までのシリーズを見てきたファンには非常に楽しめる内容だったと思う(参照:2006年7月4日「HERO特別編」)。
ただそのファンにとっても、ファンサービスの一環としか思えないテレビ版スペシャルの登場人物(中井貴一、綾瀬はるかなど)のシーンは余計だと思う。1本の映画として、独立した作品として誰がいつ見てもそこそこ楽しめるものにするのだったら、ああいうあきらかに余計なシーンはすっぱり削除して、話がより一本筋が通った物にしておいた方がいいと思うなあ。あと、刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)対中卒の検事・久利生公平(木村拓哉)の対決シーンがなあ……、ぜーんぜん敏腕じゃないじゃーん、幸四郎。そりゃ色々「まっすぐ」な久利生の姿に若き日の自分を重ねて物思うところがあるにせよ、もっと突っ込むところはどんどん突っ込んで、それにビシバシ応戦して行った方がもっともっと面白く引き締まった作品になっただろうに。あれじゃ、だめだよ、幸四郎(←幸四郎のせいじゃありません)。
ただね、私はこの作品は完全なるファンタジーとして楽しんだので、あまり深くは突っ込まない事にいたしました。だってね、まず6年も経っているのに古巣(東京地検・城西支部)に戻ったら公務員?である前のメンバーが前の立場のままそのまま残っているなんて、まずあり得ないでしょ。それに検事はとにかく無茶苦茶忙しくてしかも事務仕事が90%だって聞いていたのに、久利生が担当している傷害致死事件の証拠集めのためにみんな(ほぼ全員!)外に出て、証拠集めに奔走だなんてありえないでしょ。タモリ(花岡練三郎役・森田一義)もイメージが何より大事な代議士役なのに法廷でもずっとサングラスかけっぱなしだなんてまずありえないでしょ。こんな感じでリアリティを求めたらあり得なさそうな事だらけなんだから、この際これはファンタジーなんだから、と細かい事は気にしないことにしないと。
まあそんなわけで私は楽しめたけど、でも映画館で観る必要があったのか?と聞かれたら、他の人には「DVDになってから見れば?」とオススメしておきます。でも私は映画は映画館で見たいし、それにテレビドラマだって余計な雑念なしに見ることができるなら、つまりテレビドラマみたいに途中でCMが入ったり、子どもに邪魔されたり、新聞屋の集金や宅配便のコールや、洗濯機の脱水が終了した音や、炊飯器の炊きあがったと言う合図の音や、隣の家のスポーツ中継を大声で応援している声などに邪魔される事なく見ることができるなら、やっぱりその方がいいと思うしね。
あ、そういえば。一番最後のシーンはどうかな?(余計なんじゃないかなー)と私は思ったけど、それよりも韓国パート(噂のイ・ビョンホンの出演時間、ほんとに短っっ!)で多分麻薬密売犯が顧客名簿と思われるデータをキムタクだか松たか子だかの服のポケットに入れたままそれがその後どうなったのか描かれなかったので、もしや映画版「HERO part2」を作るつもりか!?と思ったのだが……もちろん、それはないよな??
公開からこんだけ時間が経ってしまうと、あちこちで悪評を散々目にしているので期待もせずに見て見たのだが、これが結構面白かったのよ。やっぱりねぇ、キャラが立っているドラマは面白いわ。アベちゃん(阿部寛)もいいし、大塚寧々もいいし、小日向(文世)さんも勝村政信や児玉清もそして「あるよ」の人(田中要次)もみんな懐かしく、そしてキャラが面白い。今回はゲストキャラ?の放火犯・郷田役の古田新太も憎めないキャラだったし、裁判官役で岸部一徳が出てきた時はつい「野口~~」とつぶやいちゃったし(←「医龍2」じゃありません)、東京地検特捜部・黛役の香川照之もよかったしね。
ドラマの展開も(少なくとも城西支部内でのやりとりは)リズミカルでテンポがよくって小気味いい。それに随所随所での小道具の使い方がうまいよなあ。もちろんね、テレビのドラマを見ている事を前提とした作りになっているから、1本の独立した映画としてはどうかと思うけど、今までのシリーズを見てきたファンには非常に楽しめる内容だったと思う(参照:2006年7月4日「HERO特別編」)。
ただそのファンにとっても、ファンサービスの一環としか思えないテレビ版スペシャルの登場人物(中井貴一、綾瀬はるかなど)のシーンは余計だと思う。1本の映画として、独立した作品として誰がいつ見てもそこそこ楽しめるものにするのだったら、ああいうあきらかに余計なシーンはすっぱり削除して、話がより一本筋が通った物にしておいた方がいいと思うなあ。あと、刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)対中卒の検事・久利生公平(木村拓哉)の対決シーンがなあ……、ぜーんぜん敏腕じゃないじゃーん、幸四郎。そりゃ色々「まっすぐ」な久利生の姿に若き日の自分を重ねて物思うところがあるにせよ、もっと突っ込むところはどんどん突っ込んで、それにビシバシ応戦して行った方がもっともっと面白く引き締まった作品になっただろうに。あれじゃ、だめだよ、幸四郎(←幸四郎のせいじゃありません)。
ただね、私はこの作品は完全なるファンタジーとして楽しんだので、あまり深くは突っ込まない事にいたしました。だってね、まず6年も経っているのに古巣(東京地検・城西支部)に戻ったら公務員?である前のメンバーが前の立場のままそのまま残っているなんて、まずあり得ないでしょ。それに検事はとにかく無茶苦茶忙しくてしかも事務仕事が90%だって聞いていたのに、久利生が担当している傷害致死事件の証拠集めのためにみんな(ほぼ全員!)外に出て、証拠集めに奔走だなんてありえないでしょ。タモリ(花岡練三郎役・森田一義)もイメージが何より大事な代議士役なのに法廷でもずっとサングラスかけっぱなしだなんてまずありえないでしょ。こんな感じでリアリティを求めたらあり得なさそうな事だらけなんだから、この際これはファンタジーなんだから、と細かい事は気にしないことにしないと。
まあそんなわけで私は楽しめたけど、でも映画館で観る必要があったのか?と聞かれたら、他の人には「DVDになってから見れば?」とオススメしておきます。でも私は映画は映画館で見たいし、それにテレビドラマだって余計な雑念なしに見ることができるなら、つまりテレビドラマみたいに途中でCMが入ったり、子どもに邪魔されたり、新聞屋の集金や宅配便のコールや、洗濯機の脱水が終了した音や、炊飯器の炊きあがったと言う合図の音や、隣の家のスポーツ中継を大声で応援している声などに邪魔される事なく見ることができるなら、やっぱりその方がいいと思うしね。
あ、そういえば。一番最後のシーンはどうかな?(余計なんじゃないかなー)と私は思ったけど、それよりも韓国パート(噂のイ・ビョンホンの出演時間、ほんとに短っっ!)で多分麻薬密売犯が顧客名簿と思われるデータをキムタクだか松たか子だかの服のポケットに入れたままそれがその後どうなったのか描かれなかったので、もしや映画版「HERO part2」を作るつもりか!?と思ったのだが……もちろん、それはないよな??
2007年11月02日 (金)
あの、テレビ版キャストとは全く違うとんでもなキャスティングで話題になっていた(9月12日「「ザ・シンプソンズ映画版」の声優キャスト」)「ザ・シンプソンズ ムービー 」がDVD版ではオリジナルキャストになるということに。
ザ・シンプソンズ ムービー オリジナルキャストでDVD収録へ(まんたんウェブ)
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕担当者変更事件についで、ファンの抗議の力? でも公式ウェブページに載っているシンプソンズの大ファンであるという“ホフディラン”のボーカリスト小宮山雄飛氏の上映前のスペシャル・トークショーでは、「今回の映画化に関して「オープニングの曲もそうですが、普段のTVシリーズに比べて壮大にアレンジされている部分が、ファンとしてはやっぱり感動しますね」と大人なコメントを。
ザ・シンプソンズ ムービー オリジナルキャストでDVD収録へ(まんたんウェブ)
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕担当者変更事件についで、ファンの抗議の力? でも公式ウェブページに載っているシンプソンズの大ファンであるという“ホフディラン”のボーカリスト小宮山雄飛氏の上映前のスペシャル・トークショーでは、「今回の映画化に関して「オープニングの曲もそうですが、普段のTVシリーズに比べて壮大にアレンジされている部分が、ファンとしてはやっぱり感動しますね」と大人なコメントを。
2007年11月01日 (木)
ヤフヲクは趣味のブツ集め(古い着せ替え人形とか雑誌とか子供服とか)にたまに利用しているのだが、「Yahoo!なんでも交換」はまだ利用したことがありませんでしたよ。一応、「物々交換の呼び掛けやイベント告知などを無料で行える“三行広告”サービス」ということになっているが、以前、チラッとページを覗いた時も今ひとつピンとこない感じだったのでそれきりだったのだ。しかしそんな「なんでも交換」のページに、なんと全国の指名手配犯の顔がずらりと並ぶ「犯人捜してます!」特集のページが。
犯人捜してます!(Yahoo!なんでも交換)
タグなんかも、人気のタグが「求人、 内職、 モデル、 仕事、 募集、 写真、 教室、 在宅ワーク、 友達、 在宅」と並ぶ中、この特集ページのタグは「殺人、 強盗、 暴力団、 指名手配、 けん銃、 銃刀法違反、 銃刀法、 薬物、 強盗致傷、 オウム」ですぜ。そして出てくる商品、じゃない指名手配の容疑者の皆さんは「国際的麻薬密売組織によるコカイン営利目的輸入事件の犯人」とか「中国人等グループによる一般住宅を狙った強盗事件被疑者」とか色々並んでいますよ。
なかにはちょっと渋いスカしたオヤジもいて(←決して私の好みな訳ではないが)見てみたら、詐欺だって。ファッションデザイナーを装って、モデル養成を口実にし、保証金名目の金を騙し取ったそうで、やっぱりこの顔で騙されちゃうのかなあ。ちょっと納得しちゃうかも。あとホストクラブ系の若い男(←もちろん私の好みではない)が「悪質ヤミ金融による恐喝事件被疑者」だったな。詐欺のオヤジは2時間ドラマなら、……高田純次、長谷川初範、本田博太郎あたりか。恐喝の方はミッチーとか東幹久だとちょっとトシがいきすぎかな……などと妄想してみる仕事中。決してヒマなわけではないんだが。
犯人捜してます!(Yahoo!なんでも交換)
タグなんかも、人気のタグが「求人、 内職、 モデル、 仕事、 募集、 写真、 教室、 在宅ワーク、 友達、 在宅」と並ぶ中、この特集ページのタグは「殺人、 強盗、 暴力団、 指名手配、 けん銃、 銃刀法違反、 銃刀法、 薬物、 強盗致傷、 オウム」ですぜ。そして出てくる商品、じゃない指名手配の容疑者の皆さんは「国際的麻薬密売組織によるコカイン営利目的輸入事件の犯人」とか「中国人等グループによる一般住宅を狙った強盗事件被疑者」とか色々並んでいますよ。
なかにはちょっと渋いスカしたオヤジもいて(←決して私の好みな訳ではないが)見てみたら、詐欺だって。ファッションデザイナーを装って、モデル養成を口実にし、保証金名目の金を騙し取ったそうで、やっぱりこの顔で騙されちゃうのかなあ。ちょっと納得しちゃうかも。あとホストクラブ系の若い男(←もちろん私の好みではない)が「悪質ヤミ金融による恐喝事件被疑者」だったな。詐欺のオヤジは2時間ドラマなら、……高田純次、長谷川初範、本田博太郎あたりか。恐喝の方はミッチーとか東幹久だとちょっとトシがいきすぎかな……などと妄想してみる仕事中。決してヒマなわけではないんだが。
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