今日の午前中、退職手続き担当の大お局様のK池さんのところに本日付退職者のAさんがやってきて色々お話をしていた。退職手続きが終わってAさんが部屋から出て行った後、連絡漏れがあったのでK池さんがAさんの所属部所の庶務担当である練馬のS嬢に内線電話で連絡したところ、S嬢はAさんの顔をすぐに思い出せないでいた。Aさんはずっと客先に行っていてごくごくたまにしか本社に戻ってこないため、担当庶務にとっても印象が薄いのだ。そこでK池さんが「えっとね、昔の好青年って感じなのよ」と説明したのだが。

Y村さん「昔の好青年ですか?」
K池さん「ほら、なんか昔っぽい顔立ちしてなかった?」
M田さん「今風な感じじゃないですよね」
K池さん「なんか昭和っぽいっていうか。イケメンってわけじゃないけど感じはいいでしょ? でも主役にはもちろんなるタイプじゃなくて。2時間ドラマでも主役にまではいかない感じかな」
Y岡さん「んー、じゃ昼メロドラマの不倫相手みたいな感じ?」
K池さん「あー、そうかもねぇ」
私はこのAさんを見てなかったので社員情報システムでAさんの写真を確認してみたのだが、ここに載っている写真は非常に古い写真だった。
私「(ウェブに載っている)この写真はなんかオヤジっぽいよ?」
K池さん「この写真とは随分と変わっているわよ。痩せちゃったしね」
M田さん「この人、この写真を撮ってからその後一体何があったんだろうって感じですよね」
私「この写真だと何だか駅のホームから転落して死んじゃいそうな感じだよなあ」
Y岡さん「……」

と、そこに噂の彼が再びK池さんのところにやってきたので、K池さん周辺の女子はみんな密かにガン見ですよ。見た目は確かに社員情報の写真とはまったく別で、ひょろりとして柳のような感じの人だった。
K池さん「ね、なんか昔っぽい感じの好青年でしょ?」
Y岡さん「そうですねぇ……でもなんか薄い感じですよね」
私「うらなりって感じだよ」
K池さん「えーーー」
K池さんは細長い男が好きなので私の評価には不満なようだった。

さて一方S嬢はAさんのプロジェクトリーダであるY田さんに「Aさんってどんな人ですか?」と聞いたところ、Y田さんは「田舎のフランス人って感じ」と答えたそうだ。ううむ、言いえて妙。なお、S嬢のところにはお客さんから社員宛の電話がちょくちょくかかってくるのだが、同じ苗字の人が多いために「○○は3人おりますがどの○○になりますでしょうか?」と聞くと、「背が低くてパンチパーマの人」「太ってて少し頭が寂しい方の○○さん」などというように形容してくれるそうだ。みんなこうして色々言われちゃっているわけね(私もな、、)。
テーマ:日記
ジャンル:日記
鹿男あをによし 第2回(1月24日放映)。さて前回は鹿に話しかけられてビックリして腰を抜かしてしまう小川(玉木宏)のシーンで「つづく」となったわけだが、今回もやっと「鹿男」になったシーンで「つづく」でしたよ。ドラマの進行が早いんだか遅いんだか。前回は古くからずっとつづく奈良の悠久な時間と空間をじっくりと見せてくれて、鹿が神の使いだと言ってもそれもありかもなあと納得してしまいそうになるし(え?)、今回は前回よりも展開が急ながらも主人公である小川が鹿男に変身するまでの描写はけっこうゆったり目のような気もする(原作読んでないから本当のところはどうなんだか知らないけど)。

それにしても鹿たちに勝手に神様のパシリ役を割り当てられた小川も災難である。いきなりしゃべる鹿から「アンタはしかるべきときに、しかるべき相手から渡されるものを、無事に私に届ける。それが運び番の役目だ」と具体的なことは何一つ指示されずに命じられて、あれよあれよよ剣道部の顧問になって京都に飛ばされ、姉妹校の剣道部顧問の長岡(柴本幸)にメロメロになり(←死語?)、その彼女に渡されたものを後生大事に、酔っぱらって管巻く同僚の藤原(綾瀬はるか)を背負いながら持ち帰るも大ハズレで、鹿に「この、ノロマめ!」「使い番失格だ」と言われて印を付けられてしまう。まあ、こういうパシリ体質の人っているよね。そして小川は翌朝鏡を見て見たら自分の頭が鹿になっていることに気がつく訳ですよ。一瞬、朝目が覚めたら虫になっているのと鹿になっているのとではどっちがましかなとか思ったけどそういう問題じゃねぇ。

そして登場人物達がどいつもこいつもみんな怪しいですよ(えっと、ミステリー的にではなく)。ま、一番怪しいのは結局本当は噂好きで髪型が絶対変な福原(佐々木蔵之介 )だが、下宿のおばさん(鷲尾真知子 )はリチャード(小玉清)が誠実そうな顔してるけど実野心家だとか言っているし、今回登場した大阪女学館剣道部顧問の南場(宅間孝行)もクセがありそうだし、あの思わせぶりな長岡だって今後どう動くのか気になるところだし、何よりも首相役が夏八木勲だっていうのがね、ついつい「富豪刑事」を思い出しちゃって「鹿になんとかしてもらうよりも金でさっさと解決しちゃうんじゃないのか??」とか思っちゃうくらい首相役が板についていなくてむしろうさんくさくてナイス。

ドラマ展開もあちこちに散りばめられた謎がどうころがっていくのか、あの一癖も二癖もある登場人物達がこれからどうからまっていくのか楽しみではあるのだが……でもメインになる鹿の動きがぎこちないのがちょっと残念。一部CGで一部ロボットなのかなあ。ちょっと作り物っぽさが感じられるのが惜しい。

さて油断していたらもう第3回の放送ですよ。でも今日は同僚の送別会があるのでリアルタイムで見られないのだ(そして多分またもや週末になるまでみられなさそうな予感……)。
テーマ:鹿男あをによし
ジャンル:テレビ・ラジオ
あしたの、喜多善男 第4回(1月29日放映)。 8日後に無事死ぬまでやりたいことをやってできれば少しは人の役に立つようなこともやって死にたいとささやかに願っていたはずの喜多善男(小日向文世)は、今回は小悪魔しのぶ(吉高由里子。うちの子どもは「しのぶって、子どもだよね」と言ってましたよ)のせいで誘拐犯になっちゃうし、来週は殺し屋の片岡(温水洋一)に付け狙われて(でも最終回までは死ぬ訳ないから)、きっとまた恒例の「死ぬかと思った!!」発言が出るんじゃないかという展開。「起・承・転・結」でいえば「承」の終わりか「転」に向かい始めたところ?

それにしても8日後に死にたいと言う善男の願いを叶えるため、「(殺すのを)明日やっちゃっていいですかね?」という片岡の提案を拒否する平太(松田龍平)は「誠実」なのかどうなのか。早く確実に金を手にしたいというのと同時にさっさとこの悪事を終わらせてしまいたいがために平太に無断で片岡に殺しの再依頼をするリカ(栗山千明)はこれまたどうなのか。この平太とリカの関係は、やっぱり11年前のみずほ(小西真奈美)と三波(今井雅之)の関係(あるいはみずほと善男の関係?)をなぞっているのかなあ。そういえば善男の鞄の中からアンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」が出て来るのも象徴的。足が不自由なために動けないまま草原で座り込んでいる少女、しかし希望を持ってあきらめずに丘の向こう(未来)へ手を伸ばしている……。あの絵のクリスティーナとは対照的に、全てに絶望して数日後の死を目標に生きているのに事態が火だるま式にとんでもない方向にころがっていく喜多善男。

そして今回は11年前の三波の死も少しだけ明らかになる。みずほの死んだばかりの夫・鷲巣(神保悟志)と同じく飛行機事故による死だった。いくら殺し屋がホイホイ出てくるドラマだとはいえ、みずほが飛行機事故を起こしてまで誰かを殺すなんてありえない、しかも2回も……と思ってしまうところが落とし穴なのか? 実は善男が裏ではネガティブ善男なんか目じゃないディープなダークサイドを持っていて、この2件の飛行機事故に関わっていたりするとこれまたそれはそれですごいよなあ。

で、今回のネガティブ善男ですよ。なんと明るく軽~く「よしおちゃーーん」と登場、ネガティブ善男好きのうちの子ども(9歳)もビックリだよ。しかも今回のネガティブ、「何か一つでも世の中の為になること」というポジティブな提案ってのがもしかしてしのぶの所属事務所に誘拐の身代金として2000万円請求することなのか?? ところで今回の視聴率は8.2%! おお、前回よりも上がっているよ!(12.7%→8.0%→7.3%→8.2%)頑張れ喜多善男!(何を?)
先週の金曜日の夜は久しぶりに同僚のNさんと練馬のS嬢と3人で新年会と言うことで飲んだくれたのだが、飲みすぎたせいかそれともトシのせいか店を出るときにとにかく異常に眠かったのである。

私「金曜日、家に着いたら12時過ぎていたんだけど店を出たのって何時くらいだった?」
S嬢「うーん、私もはっきり覚えてないけど確か11時ちょい前だったと思うよ。私が家に着いたのが11時45分くらいだったと思うんだよね」
私「そっかー。元々飲むと眠くなる方なんだけど金曜日は本当にひどくてさー」
Nさん「店を出るときはもう朦朧としていたもんね」
私「あんまり眠くて眠くて、帰りの電車の中で催してきたんで途中下車して駅のトイレで用を足したんだけど、そのままトイレで眠っちゃったのよ」
S嬢「えーー!」
私「で、ハッと我に返って時計を見たら、時刻は覚えてないんだけど寝てたのは5分くらいだったのね。でも店を出たのが早かったらもしかしてトイレでケツ出したまま眠ってたのが1時間くらいだったんじゃないかという疑惑がよぎったもんでさ」
S嬢「あらー、そこで気がついてよかったじゃん。そのまま朝、冷たくなって発見されてたらとんでもないことになってたじゃない」
私「ぎゃーーーーーっ!! ケツ丸出しのままの死体!?」
Nさん「そうなると会社で噂になるよね、Kさんの死にっぷりが」
私「不審死体って、まず会社に連絡が行く?」
S嬢「社員証が(バッグの中に)あるからまず会社に来るだろうね。もしかすると自宅に連絡が行くのと同時かもしれないけど、そういう死に方だと確実に会社にも連絡はくるよ」
私「あ、あぶねぇー……」
S嬢「そしたら私達、金曜の夜はどうでしたか?って事情聴取されるよね」
私「……」

もうそろそろそんな飲み方はやめろ、ということか?
テーマ:雑記
ジャンル:日記
動かざること山の如し、風林火山とは私の事だといっても過言ではないくらい(←熟語の使い方を間違っています)、とにかく動かない私だが、一念発起してフィットネスクラブに通う決心をしたのがちょうど1年前でしたよ(2007年1月15日「今年の私はもしかすると本気かも、だ」)。運動し始めて2、3ヶ月は微減ながらも体重は減り続けていたのだが、ゴールデンウィーク後にまた増え始め、6月には増えた分だけなんとかまた減らし、しかし7月に入院したあとはうんともすんともいいやしねぇ。いや、正確には、退院直後には正月時より5kgちょっと減となり、目標(標準体重)にわずかに近づいたのだが、手術後1ヶ月は運動厳禁だったために再び動かざること山の如しな生活を1ヶ月以上続けたせいかまた体重が戻り始めたのである。

これはマズイ!と運動再開したものの、全然、まったく、本当に体重が減らない。クラブのインストラクタの人に聞いてみたら、なんと手術をした後に太る人が結構いてそのせいでここに通ってきている人もいるのだという。えーー?? なんで?? しかし運動しても食事をわずかながらもセーブしてもぜーんぜん変わらない。いや、それどころか微増し始めたのだ(泣)。しかし11月にはなんとまた微減しはじめたのに、12月は体調を壊して運動が出来ず、そしてこの1月は仕事が忙しくて運動が出来ずじまい。

そんな訳でこの1年、トータルで一体何キロ体重を減らすことができたのか? というと、1年で結局ちょうど5kgでした。うーむ。標準体重までの道のりはまだまだ長いよ~。せめてもの救いは、この正月に帰省した時にうちの母親に「あんた、おなかがおおきいのかい?」とか「いくらなんでもなんとかする気はないのかい?」と言われなくなったことか。

さて、12月28日には人間ドックを受けたのだが、せっかく去年一昨年よりも体重が減ったというのに体脂肪率が全然変わっていなかったために「もう少しなんとかしましょうね」と総合診断でいわれてしまうと言うていたらくだ。そして昨日届いたその人間ドックの詳細な診断結果表には「体脂肪率から見るとやや肥満傾向が認められます。適切な食事療法と運動療法を行い、次回まで経過を見て下さい」と書かれていましたよ。一応BMI値と肥満度数値は今回標準内数値になったのだが、体脂肪率が28.8%だったためにやっぱりデブ見習い扱い。でも「肥満1度(軽度肥満)がありますが、高血圧、脂肪肝、糖代謝・脂質代謝異常、高尿酸血症は認められませんので、まだ肥満症(病的肥満)の状態にはなっておりません。今から減量を心がけて下さい。」と書かれていた去年よりはまだましか。

あー、今年こそはなんとか標準体重に近づけたい! ……とかいいつつついつい階段よりもエスカレータ、エスカレータよりもエレベータに乗ってしまう今日この頃。有言不実行なこの性格が一番問題か。
テーマ:日記
ジャンル:日記
あしたの、喜多善男 第3回(1月22日放映)。あと数日で死のうとしている男に、夫の死に何か関わっているのではないかと疑われている女、死のうとしている男を殺そうともくろんでいる男、死のうとしている男を殺そうともくろんでいる男に雇われることになりそうな殺し屋の男、死のうとしている男の親友で11年前に死んでいる男……。殺し屋の片岡(温水洋一)はともかく、いろいろ複雑にからまって、「人が良すぎて人を疑うことを知らない、善良すぎる」という喜多善男(小日向文世)の笑顔も信じられなくなりそうなくらいで、それもまた楽しみかも。

善男は平太(松田龍平)の手配で11年前に別れた元妻のみずほ(小西真奈美)と再会することができたが、みずほは徹底的に善男を拒否する。善男が9日後の親友・三波(今井雅之)の命日に死ぬつもりである事を伝えても表情を変える事すらせず、自分の事だけを思って死なれるのは絶対嫌と断固拒否する。で、みずほは三波を「あの人」と呼び、三波と善男は11年前に同じ病院に入院していた。善男とみずほは何故か結婚し、三波が死に(あるいはみずほと善男が離婚し)、みずほと善男が離婚した(あるいは三波が死んだ)。んーー、なんだ? 三波とみずほは平太とリカ(栗山千明)のような関係で実は善男を保険金目当てに殺そうとして失敗して三波が死んだとか?? わからん。

ところで今回もまたまた出てきたネガティブ善男。子ども(9歳)はどういうわけだかこのネガティブ善男とリアル善男の対決が楽しみなようで、ネガティブが登場したら「出た!!」と叫んでましたよ。同じ人物が二人、極端な表情を浮かべて同じ画面で対決しているのが面白いみたいだ。まあ、ネガティブ善男はもう一人の善男で、心の中に潜む押さえつけられている一面だとしたら、もしかしてリアル善男が意図しない場面でネガティブが活躍している場面もあるのかも(つまり二重人格とか夢遊病とか)と思うとこれまた興味深いしね。それに第一、小日向さんの演技がすごくてこの場面は本当に引き込まれちゃうからなあ。

来週はぬっくんの殺し屋ぶりも楽しみだ。でも今回の視聴率は7.3%、どうなる喜多善男!? あ、そうそう、さっき「はねるのトびら」の「ほぼ100円ショップ」のコーナーを見ていたら番組宣伝のために小日向さんと要潤(みずほの弁護士役)のコンビが出ていたのだが、実にナイスなでこぼこコンビぶりでこの二人でロードムービーがあってもいいかもなあとか思いました。まあ、「間宮兄弟」とか「レインマン」みたいなのでもいいけどね。
まあ、そんな訳で(1月17日「無理矢理押し込めば結構なんとかなるもんですよ」)毎日泣きながら会社に出社している私だ。業務の引き継ぎをしてくれているY村さんもリーダーのY岡さんも大お局様のK池さんも、みんなみんな優しく教えてくれるのだが、私の頭がどうにもこうにもついてかねぇーー! 頭の中にスが入っているんじゃないのか??というくらい何もかもがスカスカ。新しい事なんか何一つ吸収しやしねぇ。今日なんか社会保険料の納入告知書が来ただけなのに解読方法すらわからず午前中いっぱいかかっているのな(慣れた人なら30分もかからないであろう作業だ)。ようやく数字だけはすでに作ってあったデータと合ったものの、なんで合うのか理解できてないないし。まったくもう、俺様ときたら使えねー! 

なのに次から次へとイレギュラーな事態が発生する。ちょっと特殊な退職ケースが発生したために、人事部課長のM山君と相談しながら進める事にしたらしいのだが。

私「でも、M山くん、今日は休んでいるんでしょ?」
K池さん「明日は来るでしょ」
M山くんは上司の○部長の下で毎日苦労が絶えなくて本当に大変なのだ。
私「大丈夫なの?」
K池さん「今は結構1日で復活するようになったから大丈夫じゃないかなあ」
Y岡さん「そういえば昔ちょくちょく休んでいた時期がありましたよね」
K池さん「あー、1週間くらい入院していたときもあったわ、確か」
私「えーーー」
K池さん「あの時は入院先から仕事の電話してきて本当に気の毒だったわ」
Y岡さん「確かあれはM山さんが給与担当になったばかりの頃でしたよ」
私「えーーーー! じゃ私だってやっぱり鬱病くらいなっちゃうよ!」
K池さん「Kさん(←私の事だ)は大丈夫よ」
Y岡さん「そういえば私も給与担当になったばかりのころは自律神経失調になりましたよ」
私「えーーー!?」
Y岡さん「仕事中に手が震えて仕方が無くなるんですよ。それに夜中に眠れなくなったりして。病院に行ったら自律神経失調だって言われたんですよね」
私「やっぱり、私には向いてないよこの仕事……」
Y岡さん「Kさんなら大丈夫ですよ」
君たち、何の根拠があってそんな言っているんだ。
K池さん「そういえば私が入院したのは去年の夏……あら、もう一昨年のことになるのね」
K池さんは一昨年の夏、謎の奇病でいきなり入院してしまったのだ。
私「去年の夏に入院していたのは私だよ」
私は担当の医者のスケジュールの都合で1年先の入院がいきなり4日後になってしまったのだ(2007年7月26日「しばらくシャバをはなれていました。」)。
K池「あらー、なーんだ、みんな、病人ばっかりじゃない」

確かにな。もう十分に病気なんだから大丈夫ってか?
テーマ:日記
ジャンル:日記
あしたの、喜多善男 第2回(1月15日放映)。なかなか見る時間がとれなくて油断をしていたら子ども(9歳)が勝手に先に第2回分を見ていたのだが……子どもが見て面白いドラマじゃないよなあ。でも訳が分からないながらも別に嫌いではないようだ。

これはやっぱり小日向さん(喜多善男役)の一人芝居の舞台を見ているかのような作品で、これから先がどうなるのかというサスペンス的要素や手堅い脇役陣と合わせて楽しみな作品ではあるのだが、第2回の視聴率はやっぱり8%ですってよ(第1回は12.7%)。でも主役が小日向文世さんという時点で(私は結構好きな役者さんなんだが)数字がとれないのは明白なんだから(え? 失礼すぎ?)、今更打ち切りとかなんとかって、……ないよね? 

今回喜多善男(小日向文世)は田舎にいる母親(加藤治子)に会いに行ったものの、母親は何年も前に死んだ父親の死を認めることができずどうやら軽い認知症的症状すら見せている。しかしすでに死を決意している善男はただ黙って母を抱きしめる。一方かつての妻・みずほ(小西真奈美)の行動はますます怪しく、みずほのカウンセラー役の岩松了のは別に怪しい役じゃないだろうに結局怪しくなってて、みずほをつけねらう保険調査員の杉本(生瀬勝久)も見た目通りやっぱり怪しく、反対に絶対怪しいはずの矢代平太(松田龍平)は喜多善男に保険金を掛けて何やらもくろんでいるはずなのにどうやら良心の呵責に苛まれている様子。それぞれが多面的に行動し見ている人間をはぐらかすようでもあるのが面白い。みずほと善男の過去に何があったのか、みずほの夫の本当の死因はなんなのか、それと善男の親友の死は何か関係しているのか。

今回は善男に「あんたに、保険をかけてもいいかな……」と言ったときの平太と善男の表情が見物。信じていたのに裏切られて、でも世の中そういうものだと納得し、そしてどうせ自分は死ぬんだしこういう事で恩返しできた方がまだましかも、、、と一瞬のうちにそれらを見せてくれた小日向さんの顔ですよ。うーむ。他にも細かいところが色々とうまいよなあ。

でも、第2回目からこんなことを言うのもなんだが、どうか全11話ちゃんと放映されますように(え?)。
風邪ひいて2日程寝込んでいたらすっかり浦島。

 訃報:鳥海尽三さん78歳=シナリオ作家(毎日新聞)

鳥海尽三氏というのはただのシナリオ作家じゃないですよ、我が愛する「科学忍者隊ガッチャマン」(1972年~1974年)の企画・脚本家さんですよ。ガッチャマン放映時にはすでに結構なアニメオタクと化していた私だが、スタッフロールを真剣に見るようになったのはやっぱりこの作品からだったかもしれない。

ところでガッチャマン本放送時というのはまだビデオデッキが一般には普及してなかったし、もちろん一般庶民である私のうちにもなかったので、当時どうしてもガッチャマンを少しでも手元に残しておきたかった私は何をしたか。まず録音、そしてテレビ画面のカメラ撮影、さらに物語の速記ですよ。速記って何やったかというと、録音してある音だけでは時間が経つにつれきっと画面の記憶が薄れるに違いないと思って(画面をカメラで撮影するにしたってお小遣い事情からそうそう何枚も撮れる訳ではなかったので1話につき数枚ずつしか写せなかった)、誰が何をしたかとか情景描写や背景説明等こと細かく描写していたのね。それを録音したテープに写真と一緒にセットにして保管してたもんだったな……。今みたいにすぐにありとあらゆる資料が簡単に手に入る時代に生まれ育った皆様には想像もつかないであろうバカっぷりだが(遠い目)。ま、探せば今でもそのカセットテープは自宅の魔窟の中に多分あるはず(←もっと大馬鹿)。何もかもが懐かしい……。

ご冥福をお祈りいたします。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
今日は子ども(小3)の小学校で保護者会があったので出席してきた。去年の4月には大学を卒業したばかりのピッチピチの新人だった担任のF先生も(2007年4月17日「PTAの役員決めは大変だって、うちの母が言っていました」)、ずいぶんと先生ぶりが板についてきたようで落ち着いて2学期後半の子どもたちの様子とか3学期の学習やイベントの予定や、3学期になってからみんな4年生を意識して色んなことがちゃんとできるようになってきたと説明してくれた。そんな先生を見守る保護者の視線もね、みんな「先生も随分と先生らしくなってきましたよ」というかんじで暖かいのね。

その後今回は参加者が少なかったこともあり、先生からは「疑問に思ったこととか冬休みのお子さんの様子とか心配なこととかなんでもいいですからお一人ずつお話しして下さい」と言われてしまう。他のお母さんたちは父親と分担していかに子どもの宿題を手伝ったかとか、短い冬休みの間でもうちの子どもはこんなことをやりましたなどとご立派な報告が続く中、別になーーーーーんも言うことなんかない私は「年末年始子どもは、私の実家の北海道に帰っているときだけは元気だったのに、東京ではなんかずっと風邪をひいていて熱出して寝込んだりしてたのでまだインフルエンザの予防接種をしていません。どうかインフルエンザにかかりませんようにと毎日おびえて暮らしています」と言うぐらいでしたよ。もう少しネタを考えときゃよかったかなあ。でも他の学年ではインフルエンザで学級閉鎖になっちゃったりしてるんだよう。

そんな中、Aちゃんのお母さんが「今の時期は体も心もどんどん成長していく時期ですけど、うちの子どもはこの冬休みの間に体調を崩したのと同時に精神的にもちょっと揺れているようで……」と話し始めたので何かと思ったら、どうやらプチ登校拒否状態になって今週はずっと学校を休んでいたらしい。昨日になってお母さんたちが「じゃあ学校休んでいいよ」と言ってあげたらそれでAちゃんはふっきれたらしく、今日はもう落ち着いていて家の中で家事をずいぶんとうまくできるようになり、来週からは学校に来れそうな感じだと言う。うーむ、Aちゃんは線が細そうな子だったからなあ。色々感じやすいお年頃なのね。

そんなお話を聞きながら、正面の黒板を見たらクラスの標語のようなものがバーンと貼り出してあった。

・なんでもすすんでちょうせんしよう
・かんがえて行動しよう
・まほうの言葉をたくさん使おう

「魔法の言葉」っているのはポジティブな、人を嫌な気持ちにさせない言葉なんですって。しかしこの3点、全くできてない私は(特に「考えて行動しよう」あたり)、子どもにちゃんとやれよなんて言えねえと思ってしまいましたよ。ふっ……学校って、学校って、私には向いていない!(遠い目)。

さらに教室の後ろの方には「しゅじんこうのじょうけん」という項目も貼り出してある。その主人公の条件とは、

・なかまを大切にする
・こまっている人を助ける
・にがてなことむずかしいことにチャレンジする

ですよ。自分が自分の(物語の)主人公になろうってことか? まあ「ドラゴンボール」の悟空ならこのこの条件にあてはまるだろうけど、「デスノート」のキラとか「失踪日記」の吾妻ひでおだとどうなのよと思うあたり、またもや学校って私には向いていないと思いましたよ。
テーマ:日記
ジャンル:日記
鹿男あをによし 第1回(1月17日22時放映、フジテレビ)。原作(「鹿男あをによし」万城目学、幻冬舎)を全く読んでいなくて、ただ単に玉木宏が神様の使いとして鹿男になるということだけ聞いていたので、もしかして玉木宏が鹿の着ぐるみコスプレをするのかとか、CGで変身したりするのか??とか思っていたのだが、もちろんそんなことは全くなく、それどころか22時に始まったこのドラマ、23時になっても鹿男になる気配を微塵も感じさせないまま数分が過ぎ、一番最後の最後で主人公の小川孝信(玉木宏)が鹿に「さあ、神無月だ。出番だよ、先生」と話しかけられるところで「続く」ですよ。いやあ、でも面白かったわ~。

小さい頃から肝心なところで不運続きだった小川(玉木宏)はすっかりネガティブで神経質な男になり、なんとか滑り込んだ大学の研究室の教授からの指示で奈良の女学校に臨時の教師として赴任することになる。大学教授の白井晃もいいけど、ライバル役の人(名前が出てこないけど)も濃くってナイス。小川が奈良にたどり着くまでがまた不運続きで、一番最後のアンラッキー(正面から歩いて来る男の子のソフトクリームが服についてしまう)もまたもや小川に降りかかるかと思いきや、そこで災難に遭うのは同じ下宿に暮らすことになる藤原道子(綾瀬はるか)。この藤原が小川と同じように不運続きなのに小川とは正反対に徹底的にポジティブ、もっとも人の話なんかほとんど聞いちゃいなくて、小川と藤原の対比、ちぐはぐぶりがまた絶妙ですよ。

そして小川の同僚となる連中の濃いこと濃いこと! 同僚で下宿仲間である福原(佐々木蔵之介)なんか、最初蔵之介の声がするなあと思って見て見たんだけど髪型がすっげー妙な気取った男がいて、え?これが蔵之介??と思ったらやっぱり蔵之介。うーむ、またヅラ疑惑再燃だぜ(2007年12月10日「風林火山 第49回「死闘川中島」」)。他に生活指導の溝口(篠井英介)、覚えてなくてもいいことまでしつこく覚えている名取(酒井敏也)、教頭の小治田(児玉清)、下宿のおばさんの福原(鷲尾真知子)、そして小川に反感(と好奇心も?)を抱いているのかあるいは巫女体質の様相を呈しているようなのでもしかして鹿から何か電波を受けているんだか小川に反発する女生徒・堀田イト(多部未華子)などなど。

ドラマの方は奈良のゆったりとした時間が流れながらも、藤原のマシンガントークのような小川への奈良ガイドをはさみつつテンポよく進み、全編何かが起こるような緊迫感のある雰囲気も漂わせていて期待を持たせる。最後の方でずっとちぐはぐだった小川と藤原のコンビも、小川のあまりの不幸っぷりを慰めようとした藤原に、小川が「奈良はいいところだね」と言うところで、ピタっとジグソーパズルのピースが合うようにハマるわけですよ。願わくばこの二人のラブストーリーにならないことを切に願う!

これはもしかしたら今期一番期待大のドラマかも。これは来週が楽しみですよ。
テーマ:鹿男あをによし
ジャンル:テレビ・ラジオ
今、会社員生活26年の中で最大の危機的状況にあるかもしれん……ま、私にとってはなのだが。

今月末で同じ部署で働いている派遣のY村さんが仕事を辞めることになり、またやはり同じ部署の派遣のM田さんが今やっている業務をどうしても変えて欲しいと部長に希望していたこともあって、大幅な担当業務替えが行われたのだ。その結果、今まで私が担当していた中途採用業務を新しく来た契約社員のFさんに引き継ぎ、同じく私が担当していた健康確保措置関連の業務をM田さんに、そしてY村さんが担当していた給与処理業務の一部を私が引き継ぐことになった。他のメンバーも多少なりとも引き継ぎ業務が発生したのだが、二人の人間に引き継ぎを行いながら、今まで全くやったことがない、業務知識真っ白け状態の私が給与処理業務をY村さんから引き継いでいる状態で、もう毎日がいっぱいいっぱいだ。

あー、勉強ってやっぱり若いうちにやっとくもんなのねぇ。もう腐れかけのこの脳みそには新しいことなんか全然入りやしないよ。一応年末年始休暇の間も給与処理事務関連の参考図書をずっと読んでいたのだが、本当に全然覚えられねぇーーー。もう、無理! だいたい今まで26年間やってきた仕事って広報とか図書室とかレクリエーション関連の福利厚生とかばかりで、こういう緻密で厳密な業務ってやったことがなく、いいかげんでちゃらんぽらんな私には向いていないんだよう(←いいかげんにやっていい仕事なんてありません!)。

一方採用関連業務の引き継ぎのFさんの方は、さすが以前担当していただけあって飲み込みも早く、さっさと終わってしまったのだが、私から健康確保措置関連業務を引き継ぐM田さんは、どうやら若いのに私同様の脳みそらしく(しかも毎日夜更かししているのか仕事の引き継ぎ最中に5分おきにあくびしたり、説明したことも全然聞いてなかったりするのな)なかなか進まない。さすがに同じ部署のメンバーたちも「今回はKさん(私のことだ)が一番大変だよね」と同情してくれているので、「私、月末にはもう鬱病になっているから」と宣言しているところだ。

そんな私に派遣のOさん(すごく性格がいいが、オヤジあしらいもうまい25歳)が「引き継ぎ、本当に大変そうですねぇ」と声をかけてくれた。
「もう、いっぱいいっぱいだよ。家の収納と同じだよね。もう、新しいものが入る余地なんかどこにもないの」
「あー、それなのに新しいものをまたどんどんと買っちゃうんですよね」
「そうなんだよねー」
「でも、大丈夫ですよ。無理矢理押し込めば結構なんとかなるもんですよ」
「……」
うーむ、私の脳みそってうちの押し入れほどの余裕もなかったみたいだよ、Oさん。

さて給与関連業務は毎月決まった日にどうしてもやらなきゃならない業務が必ずあり、給与支給日(うちの会社の場合25日)の5営業日前は給与本番(処理業務の最終〆切)で、何があっても絶対会社を休めない。そこで8月の給与本番日をチェックした私。8月の本番は8月18日(月)、なにーーー、8月17日(日)に夏コミに参加したらそのまままっすぐ北海道に帰省しようと思っていたのに、今年からそれが出来なくなるんかいっ! ……と、そこらへんにがっくりきている私にはやっぱりこの仕事、向いてないんじゃないのか?
テーマ:日々のつれづれ
ジャンル:日記
貧乏男子 ボンビーメン 第1回(1月15日22時放映、日本テレビ)。「あしたの、喜多善男」とこのボンビーメンがバッティングするとはうかつでしたよ。どっちをリアルタイムで見るか迷ったのだが、とりあえず今回は喜多善男の方を録画しておくことにしてボンビーをリアルタイムで視聴いたしました。

Wikipediaには「人がいいために他人の借金を背負ってしまう「等身大のバカ」が借金の返済のためにさまざまなことに挑戦するコメディ」(2007年12月13日現在)と書いてありましたが、確かに人がいいのかもしれないけど、いくらなんでもバカ過ぎなんじゃありませんか? 主人公・小山一美役の小栗旬の顔芸は見応えがあって面白いし、この人は達者な役者さんだったんだなあとしみじみ思ったけど、どんな事にもNOと言えない馬鹿男というこのドラマのキャラが決定的に嫌。さらにそういう設定の物語だとは言え、借金する事に無自覚なヤツも嫌。でもって勘違い男もまっぴらごめんだ。もちろん、そういう「お話」な訳で、これからまあ色々変わっていくのだろうけど、共感できないどころか見ててイライラしてしまってだめだわ~。

貧乏自体を笑える話にしたものだったらよかったのに、「お金より情を貫き通す今どき類まれな男の物語」(番組公式ホームページ紹介より)っつーても、結局その「情」を身の程知らずな借金で買っているようにしか見えないし、その結果貧乏っていっても単に自業自得の馬鹿野郎なだけでわ。「どんなに返済つらくても、愛があれば大丈夫!」(番組公式ホームページ紹介より)と言う前に、借金せずに(そしてむやみやたらと人に金を貸したりせずに)やってみろ!とか思うのは、私がおばちゃんだからなのかい??

まあ、来週は迷わず「あしたの、喜多善男」を見ることにするわ。
テーマ:ボンビーメン
ジャンル:テレビ・ラジオ
羽衣ミシン今月のチャレンジ本(1月1日「忘備録:1月発売のコミック新刊ラインアップ」)第1弾として「羽衣ミシン」(小玉ユキ、フラワーコミックス)を買ってみた。確か「このマンガがすごい!2008」(宝島社、580円)のオンナ編ベストテンに入ってたはずと思って見て見たら14位だったよ。まあ、いいけど。

物語は橋の工事足場でひっかかっていた白鳥を助けた陽一の元に、その白鳥である(人間の女性の姿の)美羽が「今日から陽一さんの妻になりました」とやってくるというもの。話はまんま鶴の恩返しなので読者も最後はどうなるのかしょっぱなから想像できてしまうのだが、今時の少女漫画の絵柄ながら、懐かしい感じがする作品だと感じるのは、昔話がベースになっているからと言うだけじゃないと思う。

私が読んでいて思い出したのは、一条ゆかりのデビュー作「雪のセレナーデ」と太刀掛秀子のデビュー作「雪の朝」だ。どちらも確か雪の精の女の子と主人公の男の子のラブストーリー。この作品に懐かしさを感じるのは、こういう古典的な少女漫画の原点がここにあるからのような気がするな。まあ、それだけでなく、とても静かで美しい物語でございました。

ところで「このマンガがすごい!2008」のオンナ編第13位「テレプシコーラ」の解説を読んでいたら、「少女マンガとは、女子が思春期を乗り切るための舟のようなではないだろうか」と書いてありましたよ。うーんんん、と……。渡りきってもまーだ舟に乗っている場合はなんと言えばいいのか?
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
きょうの料理ビギナーズ去年の4月にNHKの料理番組「きょうの料理」の姉妹番組として「きょうの料理ビギナーズ」が始まったというのは知っていたが、まだ見たことがなく、でも書店でテキストだけはパラパラめくったこともあり、万年料理ビギナーの私としては一度くらい目を通してみようかなあとか思ったこともあったわけですよ。

で、今日はなんとはなしにNHKを入れてみたらたまたまこの番組が始まったので、試しに見て見たのだが……次回分を録画予約しちゃいましたよ。今日やっていたのはどうやら再放送らしく、テーマは卵、最初に卵の大きさの違いとか保存方法とか説明があるのは当然だが、卵を使った一番最初の料理はなんと「おいしい卵かけごはんの作り方」ですよ。今までこんなに懇切丁寧なたまごかけごはんの作り方の説明を見たのはこれで2回目だ(1回目は子ども向けの料理本「平野レミのおりょうりブック ひも ほうちょうも つかわない (かがくのとも傑作集) 」)。その後は卵焼き、オムレツ、いり卵とどんどんレベルアップ(?)していき、途中で家を出たので最後まで見られなかったが親子丼とかもやっていたようだった。

またね、主人公のキャラが「高木ハツ江」というかわいいおばあちゃんのアニメキャラなのもよいですよ。しかもこのおばあちゃんには息子と娘がいてさらに孫もちょくちょく遊びに来るようだが、どうも娘の敏子が料理がヘタらしく、ヘタクソ相手に料理の説明するのに慣れているみたい。料理番組なんぞじっくり見たことがない私だが(料理番組見るくらいならドラマかニュースかドキュメンタリーを見ているし)、これはなかなか楽しかったですよ。しかし一番の収穫は子ども(9歳)が「私もあれ作ってみたい!」と興味を持ってくれたことだが、しかしそれはそれでそうなると色々面倒くさいのよね。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
1ポンドの福音 第1回(1月12日21時放映、日本テレビ)。日テレの土曜9時枠ドラマは玉石混淆、期待しないでみるのが吉なのだが……いやいやなかなか思っていたよりも面白かったです。まあ原作(高橋留美子)を全く読んだことがないからそう思うのかもしれないが(現に原作を読んでいる「ハチクロ」の場合はアレだったしな)、主人公の亀梨も「たったひとつの恋」(2006年、日テレ)のようなスカスカ感もなかったしね。やっぱり脇ががっちりガードを固めていたからか?

畑中耕作(亀梨和也)が所属するジムの会長・向田聖子に小林聡美で、これまた小学生の頃に男子5人を完全にのしてしまうのも、そして小さな頃からのボクシングへの強い思いも納得できるキャラ。トレーナーの三鷹(光石研)も先輩連中(よっちゃん!(岡田義徳)、高橋一生他)、そして修道院サイドのもたいまさこ (修道院長役)や「時効警察」の江口のりこ(シスターミリー役)、更にゲストキャラの田中要次(鬼丸勝兵役)、ベンガル (高山会長役)などもよかったし。でもこのドラマって暗黒キャラがいないんだね。それともこれから出てくるのか?

そしてシスターアンジェラ(黒木メイサ)、原作の表紙絵から想像してみるともっともっと天然系のような気もするけど、でもこれはこれでいいんじゃないだろうか。黒木メイサを初めて見たのは「めだか」(フジ、2004年)だったけど、顔の造作だけでなく強烈な印象を残す子だなあとか思ったもんでしたよ。でも今回のような天然ボケ系も結構魅力的。もっとも、ストーリーとしては耕作に八百長をやらせようとするなんざ、まだまだこいつも耕作同様に修行が足りないキャラなんだろうけど。

ところでボクシングのルールも練習方法も全くわからない私だが、運動をしているのに水を全く飲んじゃダメって、それじゃあ死んじゃうんじゃないのか!? んーー、「あしたのジョー」ではどうだったっけ??

これは脇の皆さん見たさにタイミングが合えば次も見るかも。でも今度からNHKでは「フルスウィング」が始まっちゃうんだよなあ。高橋克実が主人公だけど。
テーマ:1ポンドの福音
ジャンル:テレビ・ラジオ
このリストはいったい何かというと、実は子どもの頃からつけている買った漫画本の記録なんである。つまりコミックスの蔵書リストだ。小学生の高学年の頃から始めたのだが適当に書いていたので最初の頃は買った日付もまったくない。中学2年くらいの時に自分が書いた字が気に食わなくって全部書き直しをしたことがあるものの、それ以来ずーっと35年以上記録し続けているものだ。んー、私って意外とマメ?

でももちろん既に売り飛ばした本や捨てた本もあるのに、そこら辺のチェックが甘いので(面倒くさいだけだが)もう手元にないのにも関わらず、このリストに残っている本も山ほどある。あと最近は面倒なので10冊くらい溜まってから記録をつけているので、本を買った日の日付がかなり適当になっちゃっている。だめだなー。

そしてこのリストの最初の頃のページを見て子ども(9歳)が「上手な字だねぇ」と感心してくれていたのだが、ページをめくるにつれ「この字は……」とかつぶやき、最後には「最近の字って、下手過ぎ!」と断言されてしまいましたよ。えー? そう? 私の字はうまいと言われたことは一度もないのだが、読みやすい字とはよく言われたからそんなにはひどくないと思うんだけど。だが子どもは追い討ちをかけるように「もうこれは、字が汚い障害ですね」と言うのだった。小学生にとって字が汚いと言うのは大罪なのね。

でもこうやって見てみると……やっぱり字が汚い障害かもな。
先月、子ども(9歳)がサンタさんに最初にお願いしたのはWiiだったのだが、それは色んな意味で私が困るため「Wiiはすごく人気だから、いくらサンタさんでも手に入れるのはむずかしいと思うよ。もう少しサンタさんの事も考えて他の物にしたら?」と説得(え?)、なんとか「マリオパーティDS」に変更してもらっていた。しかし。

昨日の朝、子どもが「(来月の)お父さんの誕生日に何がいい?って(お父さんに)聞いたんだけど」というので何かと思ったら「お父さん、WiiFitが欲しいんだって」と言うのである。

えーーーーーーーーーっ!? 本当か? それ。そりゃ家人はメタボだから運動した方がいいだろうけど、Wiiかぁ。そりゃ私もWiiはすっごく欲しいけどさー、あると茶の間のテレビを占拠されてドラマやニュースを見られなくなるから、実は結構困る代物なのだ。うーん、うーん。……という話を同僚の練馬のS嬢に話したところ、「それは、S子ちゃん(←うちのガキだ)とダンナさんで、共謀しているんじゃないの?」と言われたのだった。え!? そ、そうだったのか……。ところでこんなニュースも。

 任天堂:Wiiフィット100万本 1カ月で大台突破(毎日新聞)

WiiFitすげーなあ。今年4月の健康保険法他の改正に合わせて実にタイムリー? しかし、家人の誕生日までに手に入れられるのかどうか、そして手に入れた方がいいのかどうか、実にまようところだ。
ハチミツとクローバー 第1回(1月8日21時放映、フジテレビ)。はぁ~~、いや、まいったね(って、くりいむしちゅうの有田か?)。

あのハチクロのテレビドラマが始まりましたよ。原作がいいですからねぇ、実写化自体にどうにも賛成できない気持ちの方が強かったのだが、しかしあの「のだめカンタービレ」(2006年、フジ)や「花より男子」(2005年、2007年、TBS)のような、原作作品にとって実に幸せなドラマ化作品もあったことですしね、そこに賭けてみたいとは思っていた訳ですよ(←大げさ)。

えっとー、結論から言うと、「原作のことはこの際考えないで、別の青春ドラマだと思って見る方がドラマ自体も楽しめるし、原作ファンにとっても幸せなのではないでしょうか」。いや、つまらないとか原作とは違うとかじゃなくてですね(そんな、非常に特殊な二次元の物を、実体化させて時間の流れの上に乗せていくんだから、原作と同じように作るのはどだい無理だし)、これはこれで新しいハチクロの世界を作っているんだし、原作を知らなければ(読んでいなければ)ごく普通に楽しめる青春ドラマだと思う。でも、「のだめカンタービレ」や「花より男子」よりは、そこはかとなく「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(2007年、フジ)や「有閑倶楽部」(2007年、フジ)に近い香りがするような気がするのは、気のせいか?

……とかいいながらやっぱり原作と比べちゃうけど、イメージ的には映画版の蒼井優の方が格段にはぐみ(成海璃子)だったよなあ。映画見てないけど。あの何も見つめていないような微笑みも、原作のはぐが"無垢"な感じなら成海璃子版は"空"であるような気がする。竹本は櫻井翔(映画版)でも生田斗真(テレビ版)でもどっちもあり得なくはない感じ。真山(向井理)は、ごくごく普通な感じで面白みはなかったけど(私のイメージではもう少し細身だったのだが)、これもそのうちって感じかなあ。問題は山田さんと森田だが……。テレビ版森田の成宮寛貴は原作とは全く違うけど(口の大きさは原作に近いかも)、でもこれもやっぱりアリな感じ。多分この人なりの森田をどんどん演じていってくれるような気がする。私は原作では森田が一番好きなんだが、現実の人間にあんな分裂したキャラをやらせるのはどだい無理だしね。山田さん(原田夏希)は……様子見かなあ。重いっきりハジけてあのとんでも料理の数々をラブリーに披露してくれるといいんだけど。そして肝心な花本先生(村上淳)は、これもこれでいいかもしれないけど、あの無精ヒゲみたいなのが無駄にオヤジくさくしちゃってますよ。頼むからヒゲ剃ってくれよ。あ、そうそう、ローマイヤー先輩がキム兄(木村祐一)だったのにはビックリだ。イメージ的には山口智充あたりな感じだったのだが。

さて来週は……タイミングが合えば見るかもね。
そこをなんとかメロディ(隔月刊)に不定期連載している麻生みことの「そこをなんとか」が結構面白いんである。メロディの今月号に載っていた「そこをなんとか」の「今までの話」をそっくりそのまま引用すると、

「楽子は超極貧生活から、夜はお水のアルバイトをしつつ、ギリギリの生活と成績で晴れて弁護士に! しかし2002年以降、大量の司法試験合格者を出したがために、超難関試験突破者も就職にあぶれる世の中に…。成績最低ラインの楽子はもちろん就職難。そこでお水時代のお客様だった菅原弁護士の零細事務所に押し掛け就職! そこは菅原弁護士と、やり手弁護士・東海林先輩、二人だけの事務所。脱貧乏を目指し、以来獲得&解決に励む楽子が今回臨むのは??」。

主人公が弁護士だからとにかく法律用語がバンバン飛び交うのだが、それを実に面白おかしく描いているので苦にならない(それほど邪魔にならない)。今月号は遺産相続ネタだったのだが、しょっぱなから死んじゃったおじいちゃんの遺言状を遺族が息を詰めて見守っていると、内容は「儂の骨はエーゲ海に流してくれ」と書いてあるだけの代物。遺族が「すみません、お騒がせしました」「こんなもので本当にすみません」と恥ずかしそうにすごすごと去ってゆく場面から始まるのだが、ここからそのおじいちゃんの遺産探しと「骨肉の相続争い」の物語が始まる訳ですよ。描かれる状況からはどうしたって堅苦しくなるはずだが、この話は実にライトでポップ。でもどの話も読後感がすっきりしていて面白い。

また主人公の楽子が超現実主義者ながらもお気楽極楽な性格で実に楽しい。まわりの同僚や依頼者たちも一癖も二癖もあってこれまたいいし、楽子との掛け合い漫才のような会話のやりとりもまたナイス。まあ、絵が達者とはいいがたいところがちと辛いが、これはね、コミックスが楽しみな作品です。

しかしメロディは2大看板の「大奥」「秘密」はもちろんのこと、地味で地道でなかなか手堅い(って、エラソー?)成田美名子、私は読んだことないがやまざき貴子の「っポイ!」なんかコミックスが25巻まで出てるということはかなり人気がある作品なんだろうし、昨年連載していた勝田文の「しゃべれどもしゃべれども」も結構面白かったし、ひかわきょうことか川原泉とか山口美由紀の連載もあって、YOUNG YOU亡き後、大人の少女漫画をちゃんと読める雑誌になっているのよね。しみじみ。
ちゃんとした刑事が妄想で事件を解決って、そりゃダメなんじゃないのー?

 “腐女子刑事”妄想爆発で事件解決 (スポニチ)
 腐女子デカ(テレビ朝日)

「今回も普段はお茶くみに精を出している女性警察官が「事件の裏に美男子あり」と知るや、オタクパワー全開の“腐女子デカ”に変貌し、持ち前の妄想で事件を解決するという破天荒な内容。「特命…」で必ずセクシーシーンがあったのと同様、「腐女子デカ」では毎回“イケメンの犯人”が登場するというのも見どころだ」(スポニチより)。アイタタタ……。

しかし「テレビ朝日の深夜ドラマは00年の「TRICK」をはじめ、「特命係長・只野仁」「時効警察」など個性的な内容のヒット作を連発」って言うから、「え? 「時効警察」と同じ時間帯の今クールのドラマはクドカン脚本・深キョン主演の「未来講師めぐる」じゃなかったっけ??」と思ったら、金曜の深夜じゃなく土曜の深夜でしたよ。だから「時効警察」や「てるてるあした」、「特命係長・只野仁」「モップガール」の枠ではなく、正確には「拝み屋横町顛末記」(2006年12月)や「吉祥天女」(2006年4月)、「失踪HOLIDAY」(2007年2月)と同じ枠。どれもまったく見たことねぇ(「拝み屋横町顛末記」は原作を読んでいるが)。引っかけ問題だったぜ。

ところで主演の篠原真衣は置いておいて、「貴腐人」に高橋ひとみ、「セバスチャン」役に飯田基祐って……やっぱり貴腐人の執事がセバスチャンって設定がお約束? なお、同僚の腐女子のM様にこんなドラマがあるんだよとご報告したところ、「私、その頃はハワイでバカンスですから見ないですね」とあっさり言われてしまったのだった。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
あしたの、喜多善男 第1回(1月8日22時放映、フジテレビ)。いやあ、小日向さんすごいわー。ネガティブ喜多善男と対峙し葛藤する場面なんざなんかシュールな舞台劇を見ているようでしたよ。大した展開があるドラマでもないのに、なかなか飽きさせないし、また、こんなオヤジが(←非常に失礼です)これから死ぬまでの(そしておそらく生きる決心をするまでの)11日間を描くというめちゃくちゃ暗くなってしまいそうなドラマを作っちゃうというのもこれまたすごいかも。

善良だがさえない中年男・喜多善男(小日向文世)は、たった1人の友人だった三波貴男(今井雅之)の命日である11日後に自分も死のうと決意するが、そんな彼の前に次々とうさんくさい連中が現れる。

キャバクラのスカウトマン・矢代平太(松田龍平)はもちろん二癖も三癖もあり絶対喜多善男を利用して何かしようとしているに違いないし(予告では保険金を狙っているようにも見えるが)、その平田の恋人のリカ(栗山千明)もかたぎそうには見えるものの、フジのホームページによれば多額の借金をしているということだしなかなかどうしてこれまたフツーじゃないし。

そして喜多善男が11年前に結婚し半年で離婚した元妻・鷲巣みずほ(小西真奈美)は喜多善男の後に結婚した相手が事故死したことで、保険金殺人をやらかしたのではないかと保険調査員の杉本マサル(生瀬勝久)ににらまれているが、これまた超うさんくさい時効課の課長、違った、カウンセラーの江端(岩松了)に喜多善男の悪夢を見ることを悩んで相談しているのが、なんかのアリバイ臭いし。それにしても時効課の課長ったら、こんなところでこんなうさんくさい役をやってたなんてナイス。なんかついついあの「時効警察」のノリでなんかとんでもないグッズ(崖とかね)をカバンから出しちゃったりしないかなあとか、無駄な期待もしちゃうわね(←しません)。

喜多善男が3年前に会ったことのある落ち目なアイドル・宵町しのぶ(吉高由里子)のノリも結構妙ちきりんで、そのくせ「死んでも魂は残っていると言うことをキリストが言えば信じるのに、隣のおじさんが言うと信じないって変」などと結構まともなことを言ってたりして、これまた楽しみなキャラ。

なんでしょうかね、こういった濃い脇連中だけでなく、死ぬ覚悟をした喜多善男が頼まれて初めてしたサインが「明るい未来」「生きる希望」だったというように、苦笑いを楽しむドラマでもあるかもしれない。あと、ネガティブ喜多善男 がいるということは、これからポジティブ喜多善男 も出てくるのか? けど、きっと視聴率はとれないわね。フルヌードが出てきても、なんせ小日向さんの裸だったしね。でもこれは来週も楽しみかも。
篤姫 第1回(1月6日20時放映、NHK)。また大河ドラマの新しい1年が始まった。前回の「風林火山」は戦国時代を舞台とした野郎どもばかりの実にむさ苦しい合戦ドラマだったが、今回は幕末の女性が主人公の政治ドラマで徳川家13代将軍徳川家定(堺雅人)の正室となり江戸城無血開城に力を尽くした於一(のちの篤姫、その後天璋院、宮崎あおい)の物語だ。

時代劇は戦国時代が一番面白くて好きだが、幕末も結構面白い。動乱の時代はなんにせよドラマになるよね。入試のために日本史を選択した時に司馬遼太郎とか柴田錬三郎とか海音寺潮五郎(←ふっるーー)とか結構よんだもんだったなあ(遠い目)。もう30年も昔のことだが。まあ、確かにNHKが主張するように幕末を女性の視点から描いたドラマは少ないかもね。もっとも「和宮様御留」(有吉佐和子、1981年フジテレビ版のドラマは大竹しのぶの鬼気迫る演技がよかったですよ)とか幕末の大奥物とか、オランダお稲とか、確か里中満智子の漫画でも坂本龍馬の妻・おりょうを主人公にしたものとかあったっけな(そういや「あすなろ坂」も幕末から明治か)。渡辺多恵子の「風光る」は新撰組だからこれも幕末、

まあそれはともかく、第1回目の篤姫ですが……うーむ、ビミョー。まだ第1回目だから顔見せでしかないから仕方ないのだが、ドラマのテンポがまだまだ今ひとつ乗り切れない(私は)。それに第1回目では於一が12歳という設定であるせいだろうが、子どもぶりっ子な声がどうにも耳障りで非常に気になった。これからどんどん大人になり、そして出演している俳優さんたちもドラマ自体に馴染んでくるからこんなことも今回だけの話なのかもしれないが、主人公回りの展開に今三つときめかない。

でもよっちゃん(岡田義徳)も出ているし、千秋様(玉木宏)なんか坂本龍馬役ですよ。主人公が色々政治的に動き回ると面白いことになるんだが、それまで見ていられるかどうかはまだ不明。
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
七草今朝、テレビで「今日は七草です、七草粥を食べましょう」なぞと言っていたせいだろうか、子どもがいきなり「七草粥を食べたい!」と言い出したのである。なんでまた。別にいいじゃん、普通の食事で。お粥なんて病人が食べるもんだよう。しかし子どもが生まれてからと言うものの、日本の伝統的な行事には私の意志とは関係なく強制的に参加させられている毎日だ。しかたなく会社帰りに駅前の西友に寄ってみる。

去年も一昨年も西友でフリーズドライの七草の素を買ったので、今日もそれを買えばいいやと思っていたら、出足が遅かったせいなのかそれとも足元をみられているのか、店頭にはどでかいサイズのフリーズドライ七草キットしか見当たらない。今日は家人も出張でいないので、お粥だって小鉢2杯分もあれば十分なのだ。こんなにいらないんだよう。なぜレトルトの七草粥とか七草ふりかけとかないんだ、。

もう西友で買うのは諦めて八百屋を覗いてみる。しかしどこももうその手の物は売り切れになっていたが、なんとか自宅に一番近い八百屋で七草セットが180円で売っていたので、もうこれでいいやと購入。でもどこからどこまでが違う種類の葉っぱなのか、全くわかりましぇーーーん! かぶと大根はわかるが、この春菊みたいなのはなんだろう。春菊って七草? これってペンペン草? ペンペン草って七草? ……もう、日本人失格。

七草粥八百屋のババァに聞いてみたら細かく切ってお粥と一緒に煮込めばいいからと言うことなので、適当にみじん切りにしてお粥に入れてみる。まな板の上でこれらの雑草としか思えない草を切り刻んでいると、なんだか子どもの頃のおままごとを思い出すな。どうせだったら子どもにやらせてみてもよかったかも。こんな戦時中の食い物としか思えないものを真面目に食べるなんて、こういうときでもなきゃやらないもんね。

しかし何分にもお粥が好きじゃないので、肝心のお粥に鶏ガラスープとか入れている時点で更に日本人失格。ふっ、まあいいさ1年に1回だもんね(秋の七草は完全に無視)。でも大量に余った残りの七草、あとはどうしたらいいもんかなあ。なんか雑草臭くて今ひとつみそ汁にも入れる気にはならんのだが。
洋ちゃんグッズ(ガシャポン)今日は1月5日、ダラダラすごしていた休暇もそろそろ終わりで、明日には東京に帰らなくてはならない。月曜から仕事かあ……(遠い目)。休みの間にやろうと思ってお仕事の一部をお持ち帰りしていたのだが、そんなのやる訳なかったよ、とほほ。もう、こっちで買った「小さな会社の給与計算と社会保険の事務がわかる本」の4分の1くらいを読んだだけでいっぱいいっぱいだ。

そんなわけで会社の連中へのお土産を買いにデパートの中に入っている六花亭に行って、大量に各種お菓子を買って会社に直接発送する手続きを済ませてきた。いつもいろいろとお土産やおやつをもらうばかりなので、こんな時ぐらいしかお返しができないし、同僚連中にも色々期待されているのだ。

お土産を買った後子どもをつれておもちゃ売り場に行くと、「水曜どうでしょうグッズ」だの専用ガシャポンだののコーナーがありましたよ。私は普段東京でもガシャポンだのキャラクターグッズだの買わないので、もしかすると東京でもよく見かける代物なのかもしれんが、さすが洋ちゃんの地元、北海道だよなあ。

洋ちゃんグッズ(DVD)レジ横のゴールデンゾーンには洋ちゃんやチームNACSのDVDがぎっしり置いてあるしーー。タイピングソフトもあったので、こんなので練習してみたらもしかして私もブラインドタッチがマスターできるかいな、でもどうせWin専用だろうなあと思って裏面を見てみたら、WindowsとMacintoshのハイブリッド版ですよ。よっしゃあ、と思ってよくよく見てみたら「Macintosh OSX クラシック」って書いてあったよ、しょぼーん。

雪だるまおまけ。子どもが作った雪だるま。頭の上に乗っているのはやかんのフタだ。
テーマ:日記
ジャンル:日記
新春クイズドレミファドン2008(1月4日放映、フジテレビ)。昔は高島忠夫司会だったあの音楽(?)番組が中山秀征、松本明子司会の新春スペシャルで放映。年末年始は毒にも薬にもならない番組が多い中、これもかなりそっちよりだとはいえ、ついつい子どもと一緒に真剣に見てしまいましたよ。また、中山秀征も毒にも薬にもならない司会者だと思っていたのだが、他の番組での突っ込み具合やこの番組での司会振りをみていると、マイルドな口調ながらも結構毒っ気があったのね。

しかし。曲がわかるのに曲名がすぐに出てこない……。「ほら、らーら、らーららら、らららら、えっと……」「ガロの曲で……」「サイモンとガーファンクルの、えっと」「アルプスの少女のテーマ曲で……」。さらに、最近の曲はすぐに子ども(9歳)に先を越されて答えられてしまう。ああ、ボケってこんな感じで着々と忍び寄っているのね(泣)。

そして回答者たちもどうも他のクイズ番組よりも真剣になってしまうようで、曲の答え方しだいでいろいろ見えてきてしまうのが結構面白い。それにしても見終わってから無意識のうちに「もっとちゃんと昔の曲も聞きなおしてみないと」とか思っている私は、もしかして出場者の気分でいるのか??
テーマ:テレビ番組・ドラマ
ジャンル:日記
いまさらながらなのだが、実はmixiに登録してみた。別に日記をmixiに移す予定はなく、ただmixi内の記事を読むためだけなのだが、予想していた以上にそこは濃くて深い沼のような場所でございました。

ずいぶん前から同じ会社のKさんのサイトの日記をちょくちょく読んでいたのだが、そのKさんが2、3年ほど前に日記をmixiに移してしまったので読めなくなってしまった。Kさんの日記は濃いオタク情報が載っていて面白いので結構楽しみにしてしていたのだが、それが読めなくなったのだ。Kさんは日記を読むんだったらmixiに招待しますよと言ってくれていたのだが、それはまあいつでもできるからそのうちと思っていたらそのKさんが先月会社を辞めてしまったのだ。それに後、たまに読んでみたい記事がmixiの中にある事もあって(会員でないと読めないので)、今回思い立って義妹のK子ちゃんに招待してもらったのだが……。

しかしmixiは思っていたよりも深く濃いおつきあいがある場所でございました。だってプロフィールを書いただけ、日記の場所にここをリンクしただけなのに、全然見知らぬ方々からいきなりメッセージが次々と来るのである。ここはマイルドな出会い系サイトか?と思ってしまいましたよ。まあ、慣れている人ならどのメールを無視してどのメールにちゃんとお返しをすればいいのかわかるんだろうけど、超初心者のわしにはまったくわからん。せいぜいメッセージをくれた人のプロフィールと年齢を見て怪しくなさそうな(感じがするプロフィールの)人にだけ返事を出すのが精一杯だ。

私ももっと若けりゃこまめにお付き合いを深めていったり、結構ノリノリでガンガン日記を書いたり、各種コミュニティに参加してあちこちに書き込みをしていたんだろうけど(現に20年前はネットの別の場所でガシガシ書き込みをしていたのだ)、今は拾い読みすらやっとで、次々と来る見知らぬ方からのメッセージに戸惑うばかりだ。うーむ。ちゃんとプロフィールに現実のトシを書いて、趣味もガッツリ書いておいたのでそこで引いてくれるだろうと思っていたのだが、そうでもなかったなあ……。私なんざとてもじゃないけどたまたま自己紹介を見ただけの変なおばちゃん(しつこいようだが、現実のトシをちゃんと書いているのである)にメッセージを出して見ようなんて思わないけどなあ。同じmixi村の住民なんだから、と安心しきっちゃっているのかなあ。

それにまた、他の会員のページを見たら誰が見たのかという「足跡」がつくのだが、足跡をつけただけでまた「ありがとう」メールがくるのにもびっくり。そういや、mixiでは足跡踏んだのに挨拶してこないのは失礼だと主張する会員が居るという話は聞いていたけど、そういう方はきっと自分のページの訪問者全員にこういう風にご挨拶なさっているのかしら。いやー、わしにはできんよ。面倒くさいし。だいたいよそ様のお宅にあがりこんで玄関においてある活花の観賞でもしたんだったら挨拶くらいはするだろうが、全体に公開しているプロフィールや日記はショウウィンドウみたいなもんなんだから店員さんにいちいち挨拶なんかしないもんじゃないのか??

だから今から宣言させておいていただく(え? ここで??)。わしはメッセージをいただいてもほとんど返事を出しません(物理的に出せません!!)、足跡はつけっぱなしつけられっぱなし足跡のお礼返しなしなので、夜露死苦。でもコミュニティグループに「クーロンズゲート」っつーのがあって、結構にぎわっているのをみたらちょっと心動いているのね(←駄目じゃん)。
テーマ:日記
ジャンル:日記
さて12月31日から北海道に帰省中なのだが、まずは家人の実家の札幌で年越しをし、義妹のK子ちゃんのMacを借りてコミケ参加記(その1その2)なんぞを書き込んでいた私だ(嫁として実にいかがなものか!?)。そして昨日は北海道神宮に初詣に行って、おみくじを引いてきた。神も仏もあまりどうこう思っていない私だが、イベントにはそれなりに参加するのだ。そしてその結果は。

 ときくれば 枯木とみえし やまかげの さくらも花の さきにおいつゝ

「初めは冬の枯木の葉おちて花もなく淋しく此末如何なろうかと気遣うも其内に春となって花さく如く末よき運なり何事も慎め退屈せず時をまてば必ずよし」だそうで、「大吉」とは書いてあるものの、最初は思わしくなくても後々ほどほどなんとかなるってぇのは、結局いいのか? 悪いのか? 

ところでK子ちゃん(子どもの叔母)と子ども(9歳)と3人で外で昼食を食べたときに、お会計のところで一瞬、「いいって」「いや、いいからいいから」というお支払いをどっちがやるかというおばちゃん恒例のやり取りを私とK子ちゃんでやらかしたところ、子どもに「そういうことされると、私が困るんだよね」と冷たくつぶやかれてしまいましたよ。子どもの愛読書「あたしンち」の母と水島さんのやりとりそっくりだそうだ。ふっ……。
テーマ:日記
ジャンル:日記
ガラスキューブの中の銀河系12cm角のガラスキューブに国立天文台の立体データをもとに、天の川銀河の星々約8万点をレーザーで打ち込んだもので、地球がキューブのちょうど真ん中に来るようにデザインされているそうです。

 太陽系のそと|銀河系(リビングワールド)
 
う、美しい……。お値段は8万4000円と安くはないのですが、この美しさには惜しくないお値段。しかし問題は、自宅がこのキューブを置けるような部屋じゃねぇってことだ。あー、こんなオブジェを置けるような部屋(と生活)にしてみたいもんでございます。……無理か。

このリビングワールドにはほかにも「植物たちの時間」という目の前の植物が生きている様子を、ライブの早回し映像で見ることのできる観察キットとか、「宇宙の塵の砂時計」(降り積もる宇宙塵の時間をあらわす砂時計)、「風灯: Solar」(昼間太陽光で蓄電し夜その日の天気に応じた灯りをともす風鈴型のライト)とか、静かで美しい製品が満載で、ただただ、ため息をついてしまいますよ。
テーマ:日記
ジャンル:日記
あらためて(え?)。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。そんな訳で今月のコミック新刊ラインアップ。

11日 雨柳堂夢話 其ノ十二[波津彬子]
25日 スター・レッド[萩尾望都]
29日 秘密 -トップ・シークレット- 4[清水玲子]

今月は買いたい本が少ないのでわざわざ書き込む事もないかと思ったけど、やっぱり「雨柳堂夢話 第12巻」と「秘密 第4巻」は買い逃したくない(最近、発売日に買い逃すともう買ったんだか買ってないんだかわからなくなっちゃうって、致命的だよ……)。でもまあ、「雨柳堂夢話」は朝日ソノラマ解散の話があってから(2007年6月22日「朝日ソノラマ、9月末で解散 債務超過続く」)本当に新刊が出るのかビミョウだったが、ちゃんと出るようでよかったよかった。「秘密 第4巻」は謎の殺人ウィルスネタ。この話だったらアニメ化出来そうな話だけど(あと第1巻前半の大統領の秘密ネタもOKか)、第1巻後半の第九(科学警察研究所法医第九研究室)初登場編なんかアニメ化するにはエグ過ぎると思うけどなあ。

なお、今月の課題は「このマンガがすごい!2008」(宝島社、580円)オンナ編ベストテン(1. 椎名軽穂「君に届け」、2. 吉田秋生「海街Diary」、3. 菅野文「オトメン(乙男)」、4. よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」、5. 宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」、6. オノ・ナツメ「リストランテの人々」、7. 槇村さとる「Real Clothes」、8. 津田雅美「eensy-weensy モンスター」、9. 河原和音「高校デビュー」、10. 小玉ユキ「光の海」)に入っている作品のうち、読んでない作品にチャレンジしたい……

とかいいながら、今月から会社で給与事務担当になってしまい、あまりにも給与事務の知識がないためにあわてて「小さな会社の給与計算と社会保険の事務がわかる本」なんかを読んでいる付け焼き刃で泥縄な私だ。しくしく。こんな仕事、スチャラカOLな私には合わないっつーの。そんな訳で「仕事が合わないから私、1月辺りから鬱病になるから」と会社の皆に宣言しているのだった。はぁ~(遠い目)。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック