七草今朝、テレビで「今日は七草です、七草粥を食べましょう」なぞと言っていたせいだろうか、子どもがいきなり「七草粥を食べたい!」と言い出したのである。なんでまた。別にいいじゃん、普通の食事で。お粥なんて病人が食べるもんだよう。しかし子どもが生まれてからと言うものの、日本の伝統的な行事には私の意志とは関係なく強制的に参加させられている毎日だ。しかたなく会社帰りに駅前の西友に寄ってみる。

去年も一昨年も西友でフリーズドライの七草の素を買ったので、今日もそれを買えばいいやと思っていたら、出足が遅かったせいなのかそれとも足元をみられているのか、店頭にはどでかいサイズのフリーズドライ七草キットしか見当たらない。今日は家人も出張でいないので、お粥だって小鉢2杯分もあれば十分なのだ。こんなにいらないんだよう。なぜレトルトの七草粥とか七草ふりかけとかないんだ、。

もう西友で買うのは諦めて八百屋を覗いてみる。しかしどこももうその手の物は売り切れになっていたが、なんとか自宅に一番近い八百屋で七草セットが180円で売っていたので、もうこれでいいやと購入。でもどこからどこまでが違う種類の葉っぱなのか、全くわかりましぇーーーん! かぶと大根はわかるが、この春菊みたいなのはなんだろう。春菊って七草? これってペンペン草? ペンペン草って七草? ……もう、日本人失格。

七草粥八百屋のババァに聞いてみたら細かく切ってお粥と一緒に煮込めばいいからと言うことなので、適当にみじん切りにしてお粥に入れてみる。まな板の上でこれらの雑草としか思えない草を切り刻んでいると、なんだか子どもの頃のおままごとを思い出すな。どうせだったら子どもにやらせてみてもよかったかも。こんな戦時中の食い物としか思えないものを真面目に食べるなんて、こういうときでもなきゃやらないもんね。

しかし何分にもお粥が好きじゃないので、肝心のお粥に鶏ガラスープとか入れている時点で更に日本人失格。ふっ、まあいいさ1年に1回だもんね(秋の七草は完全に無視)。でも大量に余った残りの七草、あとはどうしたらいいもんかなあ。なんか雑草臭くて今ひとつみそ汁にも入れる気にはならんのだが。