2008年02月29日 (金)
鹿男あをによし 第7回(2月28日放映)。第6回の感想を書こう書こうと思っている間に第7回が始まっちゃったよ。でも見た分の感想をちゃんと書いてから次の分の感想を書こうだなんて思っていたらどんどん書けなくなっちゃうので(去年の「セクシーボイスアンドロボ」の最終回とか「医龍2」最終回とか今年の「のだめカンタービレスペシャル」みたいに)もうこの際すっとばす。今年の私の目標は「溜めとかない!」だ。ま、それはともかく、毎回毎回、このドラマのサブタイトルはなんとかならないのかなあ。わかりやすいっちゃあわかりやすいけど(そしてたまにひっかけもあるけど)、なんか安っぽい。
先週分を見たところまでは、堀田イト(多部未華子)は狐か鼠かあるいはその他の何かの使い番で、その指令に失敗した事により小川(玉木宏)同様に頭が狐か鼠かその他の何かの動物に変えられてしまっていて悩み、なおかつイトには小川の顔が鹿化しているのが見えているのではないかと思っていたのだが、イトも鹿だったとは思わなかったよ~。だいたい今回見るまで「使い番」と「運び番」が別々だということにも気がついていなかったし。
そして藤原(綾瀬はるか)、原作にはない設定だそうだが、最初はボケキャラで主人公と同じように不運体質ながらも対照的な性格にする事で主人公をくっきりさせる役割と、なおかつあわよくば主人公とラブラブな流れになる設定のキャラか?とか思っていたのだが幸いな事にそういう事はほとんどなく、先週分では非常に論理的な推理を働かせていてびっくりでしたよ。そして今週もまたボケているようでいて冷静沈着に小川をリードしていて、なんだかちょっと感心。そこら辺のところ、原作ではどうなっているのか気になる。鹿に「使い番」に選ばれていたイトの説明がわかりやすかったから、もしかしたら原作ではイトが藤原的なポジションだったりするのか? ま、今度こそ最終回を見終わったら原作を読んでみよう。全11回放送かと思ったら全10回みたいだし。
イト、藤原、小川の3者会談をして推理した結果、長岡(柴本幸)はやはり狐の使い番、そして鼠の運び番はリチャード・小治田(児玉清)ではないかとの結論にいたるところで、いつもの"チャチャッチャチャチャチャッ、チャチャッチャチャチャチャッ"の曲が入ってつづくですよ。やっぱりこのエンディング曲いいな。考古学者でもあるリチャードは近々何か論文を発表する、ということは手に入れた「目」を使うということか? あと福原(佐々木蔵之介)の動きも気になるところだ(髪型と目つきだけじゃなくって)。なんかポイントポイントでそれとなく人を動かしたり鍵となる台詞を言っているのが気になる。彼もまた何かの使命を受けているのか、それともただの変なやつなのか。来週は使い番運び番たちが全員が揃って(本当か?)しかもリチャードもカミングアウト? でもリチャード、「パネルアタック25」の時と話し方があんまり変わらない(っつーか博多華丸っぽい)のも気になるぞ!
先週分を見たところまでは、堀田イト(多部未華子)は狐か鼠かあるいはその他の何かの使い番で、その指令に失敗した事により小川(玉木宏)同様に頭が狐か鼠かその他の何かの動物に変えられてしまっていて悩み、なおかつイトには小川の顔が鹿化しているのが見えているのではないかと思っていたのだが、イトも鹿だったとは思わなかったよ~。だいたい今回見るまで「使い番」と「運び番」が別々だということにも気がついていなかったし。
そして藤原(綾瀬はるか)、原作にはない設定だそうだが、最初はボケキャラで主人公と同じように不運体質ながらも対照的な性格にする事で主人公をくっきりさせる役割と、なおかつあわよくば主人公とラブラブな流れになる設定のキャラか?とか思っていたのだが幸いな事にそういう事はほとんどなく、先週分では非常に論理的な推理を働かせていてびっくりでしたよ。そして今週もまたボケているようでいて冷静沈着に小川をリードしていて、なんだかちょっと感心。そこら辺のところ、原作ではどうなっているのか気になる。鹿に「使い番」に選ばれていたイトの説明がわかりやすかったから、もしかしたら原作ではイトが藤原的なポジションだったりするのか? ま、今度こそ最終回を見終わったら原作を読んでみよう。全11回放送かと思ったら全10回みたいだし。
イト、藤原、小川の3者会談をして推理した結果、長岡(柴本幸)はやはり狐の使い番、そして鼠の運び番はリチャード・小治田(児玉清)ではないかとの結論にいたるところで、いつもの"チャチャッチャチャチャチャッ、チャチャッチャチャチャチャッ"の曲が入ってつづくですよ。やっぱりこのエンディング曲いいな。考古学者でもあるリチャードは近々何か論文を発表する、ということは手に入れた「目」を使うということか? あと福原(佐々木蔵之介)の動きも気になるところだ(髪型と目つきだけじゃなくって)。なんかポイントポイントでそれとなく人を動かしたり鍵となる台詞を言っているのが気になる。彼もまた何かの使命を受けているのか、それともただの変なやつなのか。来週は使い番運び番たちが全員が揃って(本当か?)しかもリチャードもカミングアウト? でもリチャード、「パネルアタック25」の時と話し方があんまり変わらない(っつーか博多華丸っぽい)のも気になるぞ!
2008年02月28日 (木)

「1953年、当時の首相吉田茂が衆議院予算委員会で「バカヤロー」と発言した事に由来する。この日は日頃、頭にきている事に対して「バカヤロー」と叫んで良い日となっている。バカヤロー解散を参照」
別にわざわざ言われなくたって叫びたい時にはいつだって「バカヤロー」と言っているがな。そういえば高校1年の時に国語の先生が何故かバカヤロー解散の説明をしてくれたのだが、それによると国会答弁中に野党にあれこれ言われてケッと思った吉田茂が「何だよ、バカやろう」ってつぶやいたら、それを偶然マイクが拾ってしまい大事になって結局国会が解散してしまった、というのを非常にリアルに面白く再現してみせてくれたのだった。でも、なんで国語の授業中だったんだろう??
なお、過去の出来事としては「1972年 - 連合赤軍あさま山荘事件で機動隊が山荘を破壊して隊員が突入し人質を救出、メンバー5人全員を逮捕」(テレビではどの局もずっと中継ばかりしていたよな)「1984年 - マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」がグラミー賞を8部門受賞」「1989年 - 富士通がFM TOWNS発表」とかあったようだ。
2008年02月28日 (木)
昨日の夕方、会社で帰り支度をしてふと携帯を見て見たらメールが来ていたので見てみたら、あの母からだった。母は最近携帯メールの使い方を覚えたらしく、先週は本文が全くないメールをいきなり送ってきたのだが、今回はちゃんと言いたい事だけはよくわかるものだった。
私「うわぁ、うちの母親からきなりメールが来てて一体何事かと思ったら、漢字検定2級合格しました、だって」
大お局様のK池さん「あら、すごいじゃない」
Y岡さん「2級はすごいですよ!」
ここ数年、うちの母親は漢字の検定試験を受け続けていたのだ(2007年1月7日「平穏無事で無病息災で無芸大食な日々」)。
私「わざわざメールして来るなんて、よっぽど嬉しかったのかねぇ」
Y岡さん「そりゃそうですよ」
K池さん「いつまでも勉強しててお母さん、えらいわよ。私なんかもう基本的な漢字も出てきやしなくって」
私「それは私もだよ……」
Y岡さん「ホワイトボードに文字書く時に漢字が出てこないと本当に困りますよね」
K池さん「私、ホワイトボードに文字書くような仕事なんてしてないもーん!」
私「ホワイトボードに書かなくてもさー、伝言メモを残す時にすっごく簡単な漢字が全然出てこなくて、ひらがなばかりでメモ残したことあるよ」
K池さん「漢字って読む事は出来ても書く事出来ない字が多くなってきたわ。憂鬱って字、書けないよ」
Y岡さん「薔薇って字も書けないですね」
私「檸檬、なんて絶対無理」
そういや、私やK池さんのようなババァ事務職ばかりがいるこのフロアのことを、同僚のNさんは「魑魅魍魎地帯」と言ってた事があったっけな。「魑魅魍魎」だなんて、字が書けないどころか、この4文字の順番が入れ替わっていても気がつかないよ!
さてその後、帰宅してから母にお祝いの電話をすると、今度は準1級の試験をうけるかどうか迷っているのだと言う。「だって準1級になると、新聞にも出てこないようなすごく難しい漢字や知らない字ばかり出て来るんだもの。やるだけ無駄じゃないかっていう気もするんだよね」との事だ。でもまあ、限界まで挑戦してみるのもいいかもよとは言っておいたが、メールを出す時は、サブジェクトに本文を書くのはやめた方がいいよ、というのはまだ言っていない。また今回も本文が全くないメールだったのだが、もしかして出した本人はその事に気がついてなかったりするのか?? ちゃんと言ってあげないと「携帯メールって書ける文字数が少ないわね」とか思いこんだりしてしているかもしれないな……。
私「うわぁ、うちの母親からきなりメールが来てて一体何事かと思ったら、漢字検定2級合格しました、だって」
大お局様のK池さん「あら、すごいじゃない」
Y岡さん「2級はすごいですよ!」
ここ数年、うちの母親は漢字の検定試験を受け続けていたのだ(2007年1月7日「平穏無事で無病息災で無芸大食な日々」)。
私「わざわざメールして来るなんて、よっぽど嬉しかったのかねぇ」
Y岡さん「そりゃそうですよ」
K池さん「いつまでも勉強しててお母さん、えらいわよ。私なんかもう基本的な漢字も出てきやしなくって」
私「それは私もだよ……」
Y岡さん「ホワイトボードに文字書く時に漢字が出てこないと本当に困りますよね」
K池さん「私、ホワイトボードに文字書くような仕事なんてしてないもーん!」
私「ホワイトボードに書かなくてもさー、伝言メモを残す時にすっごく簡単な漢字が全然出てこなくて、ひらがなばかりでメモ残したことあるよ」
K池さん「漢字って読む事は出来ても書く事出来ない字が多くなってきたわ。憂鬱って字、書けないよ」
Y岡さん「薔薇って字も書けないですね」
私「檸檬、なんて絶対無理」
そういや、私やK池さんのようなババァ事務職ばかりがいるこのフロアのことを、同僚のNさんは「魑魅魍魎地帯」と言ってた事があったっけな。「魑魅魍魎」だなんて、字が書けないどころか、この4文字の順番が入れ替わっていても気がつかないよ!
さてその後、帰宅してから母にお祝いの電話をすると、今度は準1級の試験をうけるかどうか迷っているのだと言う。「だって準1級になると、新聞にも出てこないようなすごく難しい漢字や知らない字ばかり出て来るんだもの。やるだけ無駄じゃないかっていう気もするんだよね」との事だ。でもまあ、限界まで挑戦してみるのもいいかもよとは言っておいたが、メールを出す時は、サブジェクトに本文を書くのはやめた方がいいよ、というのはまだ言っていない。また今回も本文が全くないメールだったのだが、もしかして出した本人はその事に気がついてなかったりするのか?? ちゃんと言ってあげないと「携帯メールって書ける文字数が少ないわね」とか思いこんだりしてしているかもしれないな……。
2008年02月27日 (水)
あしたの、喜多善男 第8回(2月26日放映)。そういえば一番肝心なことを忘れていたような気がする。喜多善男(小日向文世)はなぜ死のうとしているんだったっけ? 色々嫌な事がたくさんあって絶望したから、という雰囲気は第1回から漂わせてはいたものの、はっきりとした動機は描かれていないんじゃなかっただろうか(私が見落としているだけか?)。今回も「誰かにとって絶望するようなことでも、何でそんなことでって思う人もいる。死ぬ理由なんて、そんなものさ」とこれまた抽象的な説明があるだけで今一つはっきりしない。もしかして今喜多善男が死のうとしているのは、11年前に三波(今井雅之)がかけた魔法の呪文が今になって効いてきていたりするのか? それともその魔法の呪文の効果が薄れつつあるからこそなのか?
今回は11年前に善男が5億円以上の保険をかけられていた事、善男とみずほ(小西真奈美)の結婚は三波が仕組んだ事であったこと、三波は事業に失敗してにっちもさっちもいかなくなっていたが、結局11年前の飛行機事故の補償金で三波の事業の負債はチャラになり善男にかけられていた保険金は(とりあえず)必要はなくなったこと、そして三波は死んでいなかった可能性がまだ残っている事等が、杉本(生瀬勝久)の調査でわかってくる。さて、宵町しのぶ(吉高由里子)は「私、あの人を許さないから」「喜多善男の思い通りにはさせない」と、みずほの事業成功の鍵を握る「小指噛めおじさん」館道(平泉成)をあやつって、みずほに善男が死ぬのを止めさせようとする。しのぶの恨みが善男を生きさせる……というよりはそれがしのぶの善男への愛情だったりするのかなあ。
このドラマ、最初は役者さんたちのすごさばかりが目についたけど、物語も佳境に入ってきて物語の方にどんどん惹き付けられますよ。死と金をめぐる登場人物達のそれぞれの思惑が、バラバラに散らばっていたパズルが少しずつ完成するように、ラストに向かって収束しつつある。そのなかでただ一人、台風の目の中心のように静かで澄んでいて、ドロドロとした感情とは無縁のように見えた喜多善男が、実は中心こそが台風そのものだったように、一連の事件の中心にいるのかもしれないこともわかってくる。リアル善男が目を背けていた事をネガティブ善男が暴きだすのか。
そういえば昔「存在の深き眠り~誰かが私の中にいる~」(1996年、NHK)で大竹しのぶが演じた多重人格の主婦役がすごかったけど、今回の小日向さんもすごい。心にもない「死なないで」という台詞をつぶやきながらリアル善男を抱きしめるみずほを指差すネガティブ善男の表情。もしかして死を心待ちにしているリアル善男に対して、死の恐怖を知っている、あるいは死の恐怖に怯えているのがネガティブ善男なんじゃないのか。
一筋縄では行かなさそうなラストが非常に楽しみだが、今回の視聴率は5.8%。でもあと3回だけだもんね、今更打ち切りなんてないよね?(この期に及んでもあちこちで番宣しているのもまた涙ぐましい……)。
今回は11年前に善男が5億円以上の保険をかけられていた事、善男とみずほ(小西真奈美)の結婚は三波が仕組んだ事であったこと、三波は事業に失敗してにっちもさっちもいかなくなっていたが、結局11年前の飛行機事故の補償金で三波の事業の負債はチャラになり善男にかけられていた保険金は(とりあえず)必要はなくなったこと、そして三波は死んでいなかった可能性がまだ残っている事等が、杉本(生瀬勝久)の調査でわかってくる。さて、宵町しのぶ(吉高由里子)は「私、あの人を許さないから」「喜多善男の思い通りにはさせない」と、みずほの事業成功の鍵を握る「小指噛めおじさん」館道(平泉成)をあやつって、みずほに善男が死ぬのを止めさせようとする。しのぶの恨みが善男を生きさせる……というよりはそれがしのぶの善男への愛情だったりするのかなあ。
このドラマ、最初は役者さんたちのすごさばかりが目についたけど、物語も佳境に入ってきて物語の方にどんどん惹き付けられますよ。死と金をめぐる登場人物達のそれぞれの思惑が、バラバラに散らばっていたパズルが少しずつ完成するように、ラストに向かって収束しつつある。そのなかでただ一人、台風の目の中心のように静かで澄んでいて、ドロドロとした感情とは無縁のように見えた喜多善男が、実は中心こそが台風そのものだったように、一連の事件の中心にいるのかもしれないこともわかってくる。リアル善男が目を背けていた事をネガティブ善男が暴きだすのか。
そういえば昔「存在の深き眠り~誰かが私の中にいる~」(1996年、NHK)で大竹しのぶが演じた多重人格の主婦役がすごかったけど、今回の小日向さんもすごい。心にもない「死なないで」という台詞をつぶやきながらリアル善男を抱きしめるみずほを指差すネガティブ善男の表情。もしかして死を心待ちにしているリアル善男に対して、死の恐怖を知っている、あるいは死の恐怖に怯えているのがネガティブ善男なんじゃないのか。
一筋縄では行かなさそうなラストが非常に楽しみだが、今回の視聴率は5.8%。でもあと3回だけだもんね、今更打ち切りなんてないよね?(この期に及んでもあちこちで番宣しているのもまた涙ぐましい……)。
2008年02月26日 (火)
日本の話ではなく、お隣の国で。
「抜け毛」に労災? 韓国の裁判所「兵役ストレス」認める(AFPBB News)
そりゃ兵役はストレスなんてもんじゃないでしょうが、軍隊に入ってからハゲたら労災認定ですよ。まあ、兵役につくのは19歳以上の男子だからそのトシでハゲたらショックも大きかろう。韓国では兵役中に彼女と別れるなんて話も多いっていうしね、それでハゲたら彼女が戻ってこないどころか新しい彼女だってできるかどうかビミョーだし。
でもこれって、ハゲ家系だというのが明らかだったりしたら認定されにくかったりするのか? さらに裁判の時にも検察側の証人でハゲ系の身内が呼ばれて、事細かにハゲになったいきさつとかいつからハゲたのかとか他にハゲてる親戚はどのくらいいるのかとか根掘り葉掘り聞かれちゃったりするのか? それはかなり哀しい裁判かも(勝手に裁判のシミュレーションをしちゃってるが)。
「抜け毛」に労災? 韓国の裁判所「兵役ストレス」認める(AFPBB News)
そりゃ兵役はストレスなんてもんじゃないでしょうが、軍隊に入ってからハゲたら労災認定ですよ。まあ、兵役につくのは19歳以上の男子だからそのトシでハゲたらショックも大きかろう。韓国では兵役中に彼女と別れるなんて話も多いっていうしね、それでハゲたら彼女が戻ってこないどころか新しい彼女だってできるかどうかビミョーだし。
でもこれって、ハゲ家系だというのが明らかだったりしたら認定されにくかったりするのか? さらに裁判の時にも検察側の証人でハゲ系の身内が呼ばれて、事細かにハゲになったいきさつとかいつからハゲたのかとか他にハゲてる親戚はどのくらいいるのかとか根掘り葉掘り聞かれちゃったりするのか? それはかなり哀しい裁判かも(勝手に裁判のシミュレーションをしちゃってるが)。
2008年02月24日 (日)
ロス:タイム:ライフ 第4回(2月23日放映)。今回の死因は自殺だよ、自殺。自殺に一度失敗すると死の恐怖を味わってしまうために再度自殺しようとする人は少ないと聞くけど、いろいろやることやってもう死ぬ気がすっかりなくなったのにロスタイムが終了して死ぬ現場に戻らなきゃならないって、なんだかすごく後味悪いラストになりそうだなあ、とか思ったら延長戦!? ロスタイムのルールって一体どうなっているんだ!?
今回の主人公は看護師の松永(上野樹里)で、不誠実な恋人に振られたショックで病院の屋上から飛び降りて自殺による死。地面に激突する1メートルくらい手前で例の審判団が登場して、彼女のロスタイムの指示をする。でも死ぬ気満々の彼女が再度屋上で自殺しようとするとそこにやっぱり自殺しようとやってきたぬっくん(尾元役・温水洋一)と死に場所の奪い合いになるが、向かい側のビルから飛び降り自殺する人を目撃してしまったために、すっかり死ぬ気が萎えてしまう二人。今回はこの二人の珍道中のような成り行きで、ぬっくん準主役?
「たとえ試合に敗れても、世界が終わるわけじゃない」という言葉はよかったけれど、そして今回は審判団の活躍よりも上野樹里とぬっくんの活躍の方に目が行ったけれど、更にそのまま本当に死んじゃってたらすごく後味が悪くていやーな感じになっていただろうし、主人公が新しく生まれ変わった気持ちで一歩を踏み出す事になったというあのラストは読後感みたいなものはよかったけれど、でもなんで彼女だけ延長戦になったんだろう? 自殺だったから? うちの子ども(9歳)なんかわかっているんだかわかってないんだか、「へぇー、延長戦ってあるの?」なんて聞いてきて、「いや、死んじゃったらそれでおしまいだから」としか言えなかったよ。
ドラマは面白いんだけど、前回といい今回といい、ルールとか整合性にちょっと疑問が残るところが難かもね。
今回の主人公は看護師の松永(上野樹里)で、不誠実な恋人に振られたショックで病院の屋上から飛び降りて自殺による死。地面に激突する1メートルくらい手前で例の審判団が登場して、彼女のロスタイムの指示をする。でも死ぬ気満々の彼女が再度屋上で自殺しようとするとそこにやっぱり自殺しようとやってきたぬっくん(尾元役・温水洋一)と死に場所の奪い合いになるが、向かい側のビルから飛び降り自殺する人を目撃してしまったために、すっかり死ぬ気が萎えてしまう二人。今回はこの二人の珍道中のような成り行きで、ぬっくん準主役?
「たとえ試合に敗れても、世界が終わるわけじゃない」という言葉はよかったけれど、そして今回は審判団の活躍よりも上野樹里とぬっくんの活躍の方に目が行ったけれど、更にそのまま本当に死んじゃってたらすごく後味が悪くていやーな感じになっていただろうし、主人公が新しく生まれ変わった気持ちで一歩を踏み出す事になったというあのラストは読後感みたいなものはよかったけれど、でもなんで彼女だけ延長戦になったんだろう? 自殺だったから? うちの子ども(9歳)なんかわかっているんだかわかってないんだか、「へぇー、延長戦ってあるの?」なんて聞いてきて、「いや、死んじゃったらそれでおしまいだから」としか言えなかったよ。
ドラマは面白いんだけど、前回といい今回といい、ルールとか整合性にちょっと疑問が残るところが難かもね。
2008年02月24日 (日)
ロス:タイム:ライフ 第3回(2月16日放映)。見ていて一番に思ったのは「今回の演出は一体誰!?」でしたよ。まあ面白いんだけど目先の小技に走り過ぎっつーかね。なんかもう少し思い切った演出をしてくれてもいいのに、と思ったんだけど、そしたら今回はあの「水曜どうでしょう」の鈴井さんだったのねぇ。うーむ。
さて今回の主人公はごく普通の主婦である友近がスーパーの特売会場に行くために近道を通ろうとして事故死するというもの。ささやかな日常の描写の積み重ねがよかったけど、でもなあ、今回のロスタイム後の死は絶対変だと思うんだけど。ファンタジーなんだからいいんじゃないかとは思う物の、一家団欒で楽しくスキヤキを食べていたのにいきなりお母さんが消えて自宅から離れたところで事故死している、って残された家族にとっても検死をする警察にとってもなんじゃそりゃってもんじゃないのかなあ。
まあ、実はロスタイム中の死者の行動は、記憶には残るけど証拠は残らない形で他人との接触が出来るというんだったら、今回の最後の家族団らんも家族の記憶には残ったけれどどこにもスキヤキをやった形跡がなかったとかいうんだったらまだ納得できたのに、いくらファンタジーと言えども説明不足すぎというか、ちょっとツメが甘いんじゃないのかなあ。
さて今回の主人公はごく普通の主婦である友近がスーパーの特売会場に行くために近道を通ろうとして事故死するというもの。ささやかな日常の描写の積み重ねがよかったけど、でもなあ、今回のロスタイム後の死は絶対変だと思うんだけど。ファンタジーなんだからいいんじゃないかとは思う物の、一家団欒で楽しくスキヤキを食べていたのにいきなりお母さんが消えて自宅から離れたところで事故死している、って残された家族にとっても検死をする警察にとってもなんじゃそりゃってもんじゃないのかなあ。
まあ、実はロスタイム中の死者の行動は、記憶には残るけど証拠は残らない形で他人との接触が出来るというんだったら、今回の最後の家族団らんも家族の記憶には残ったけれどどこにもスキヤキをやった形跡がなかったとかいうんだったらまだ納得できたのに、いくらファンタジーと言えども説明不足すぎというか、ちょっとツメが甘いんじゃないのかなあ。
2008年02月20日 (水)
毎週水曜日にフジテレビでやっている「クイズ・ヘキサゴンII」、番組が始まった頃は知的な心理戦ゲームだったのに、それがタレントをあれこれいじるクイズ番組となり、今ではおバカタレント(略してバカタレ)を面白おかしく見せる番組となり、しみじみ遠くまで来たもんよのう……、などと思っていた訳ですよ。
それにしてもごく普通に義務教育を受けててあそこまでおバカだなんてあるのかなあ??というのが純粋な疑問だ。いや、もちろん世の中には自分も含めて星の数ほどのバカがいるけど、あんなに視聴者が面白がれるようなタイプのボケをかます才能の持ち主がそこまで本当にバカだなんてあるのか?と常々思っていたのだ。まあ、知識と常識がないだけで、その場の空気を読む技術やタレントとしての勘や(ある種の)才能がやっぱり突出しているんだろうし、何よりも彼らのそういう力を引き出す司会者、そして演出が優れているのだろう。
なお、同僚のNさんが言うには「あまりにもおバカで親の顔が見て見たいとおもっていたら、本当にバカタレの親がテレビに出ててさ、親の方は絶対自分の子どものバカっぷりはヤラセだとばっかり思っていたんだけど、収録を見てヤラセじゃなくて本当にバカだったんだとわかってびっくりしたって言ってたよ」とのことだ。
このおバカタレントの皆さんのご活躍っぷりには、以前どこかのコラムで「視聴者の優越感をくすぐるため」とか書いてあったのだが、でもそれだけじゃあそうそう見てられないような気がするのだが。やっぱり好奇心を刺激されるようなクイズ(あるいは雑学マメ知識)が楽しく、そしてタレントの思いがけない反応やあまりにも素っ頓狂な回答やコメントが面白いからつい見ちゃうんだよなあ。先日読んだわかぎゑふのコラムではヘキサゴン出演の強力おバカタレントの珍回答ぶりに「彼らは素敵な若者である。みんな誠実そうなタレントである。そう思うと、人間なにかに秀でていたら、それでいい!と見ている方を安心させてしまう面白さが最近のクイズ番組の売りなんだろうか」と書いてあった。なるほど、バカタレの効用は「安心力」か?
いやいや。今日放映分のヘキサゴンス3時間スペシャルでは、各チーム、あるいは各タレントにそれぞれ問題を出して京都(もしくは奈良)市内の各ポイントを駆け巡りながら規定の時間までにゴールにたどり着いたら豪華な京懐石のフルコースが食べられるというものだったが、何よりも面白かったのはヘキサゴンでも屈指のおバカぶりを披露している上地雄輔、野久保直樹、スザンヌの3人である。
この3人はそれぞれ奈良の某所に目隠しをされて一人で連れてこられ、そして目的地(京都の下鴨茶寮)の地図(目的地までの地図、ではない)と住所、5000円のおこずかいと鹿せんべいを渡されてゴールを目指すよう指示される。でもこの3人はまず自分がいるのが京都ではなく奈良だということもわからない。そりゃ私だっていきなりそんな風に知らない場所に連れてこられたらそこがどこかなんてすぐにはわからない。でも中途半端なある程度の知識や常識があれば、各観光名所を表示する看板や案内、名所の説明等からある程度の推測はできるはずだ。しかし彼らにとっては漢字だらけの標識や案内等、まるで何もわからない外国に一人で置き去りにされたようにうまく読み取れないのだ。それでも彼らなりの方法でなんとか一生懸命努力してゴールに向かう。
特に上地雄輔のオバカっぷりは大した物だったが、でも彼のあまりにも素直な反応と、せっかく京都(本当は奈良だけど)にいるんだから「旅」(旅、なのか?)を楽しみながらゴールを目指そうとするのがなんだかとてもよくて、もうしまいには「頑張れ、上地」とか応援してたりするの。バカな子ほどかわいいってヤツか? 規定の時間である午後6時には彼は京都に向かう電車の中にいたのだが、スタッフが規定の時間になったので終了した旨伝えると、彼はそれでもあきらめずにゴールを目指すと言う訳ですよ。最後には「はじめてのお使い」のテーマ曲までかかっちゃってね。そして時間を1時間20分もオーバーしてゴールにたどり着くと、他の出演者たちも拍手で出迎え、ボロボロになった地図をにぎりしめて上地号泣。これは、上地雄輔というあのキャラでないと成立しないテーマだったかも。
で、これを見ていた子ども(9歳)は学校の宿題をやりながら見ていたもんだからいつまでたっても宿題が終わりゃあしないのだが、この時の上地を見てすっかり感動し、「私も宿題あきらめない。頑張る。上地みたいに6時をすぎたってゴールを目指すから」と言ったのである。
そうか、バカタレの効用はここにあったのかあ。もっともただバカなだけでは「バカタレ」には絶対なれないというのもよくわかったが。
それにしてもごく普通に義務教育を受けててあそこまでおバカだなんてあるのかなあ??というのが純粋な疑問だ。いや、もちろん世の中には自分も含めて星の数ほどのバカがいるけど、あんなに視聴者が面白がれるようなタイプのボケをかます才能の持ち主がそこまで本当にバカだなんてあるのか?と常々思っていたのだ。まあ、知識と常識がないだけで、その場の空気を読む技術やタレントとしての勘や(ある種の)才能がやっぱり突出しているんだろうし、何よりも彼らのそういう力を引き出す司会者、そして演出が優れているのだろう。
なお、同僚のNさんが言うには「あまりにもおバカで親の顔が見て見たいとおもっていたら、本当にバカタレの親がテレビに出ててさ、親の方は絶対自分の子どものバカっぷりはヤラセだとばっかり思っていたんだけど、収録を見てヤラセじゃなくて本当にバカだったんだとわかってびっくりしたって言ってたよ」とのことだ。
このおバカタレントの皆さんのご活躍っぷりには、以前どこかのコラムで「視聴者の優越感をくすぐるため」とか書いてあったのだが、でもそれだけじゃあそうそう見てられないような気がするのだが。やっぱり好奇心を刺激されるようなクイズ(あるいは雑学マメ知識)が楽しく、そしてタレントの思いがけない反応やあまりにも素っ頓狂な回答やコメントが面白いからつい見ちゃうんだよなあ。先日読んだわかぎゑふのコラムではヘキサゴン出演の強力おバカタレントの珍回答ぶりに「彼らは素敵な若者である。みんな誠実そうなタレントである。そう思うと、人間なにかに秀でていたら、それでいい!と見ている方を安心させてしまう面白さが最近のクイズ番組の売りなんだろうか」と書いてあった。なるほど、バカタレの効用は「安心力」か?
いやいや。今日放映分のヘキサゴンス3時間スペシャルでは、各チーム、あるいは各タレントにそれぞれ問題を出して京都(もしくは奈良)市内の各ポイントを駆け巡りながら規定の時間までにゴールにたどり着いたら豪華な京懐石のフルコースが食べられるというものだったが、何よりも面白かったのはヘキサゴンでも屈指のおバカぶりを披露している上地雄輔、野久保直樹、スザンヌの3人である。
この3人はそれぞれ奈良の某所に目隠しをされて一人で連れてこられ、そして目的地(京都の下鴨茶寮)の地図(目的地までの地図、ではない)と住所、5000円のおこずかいと鹿せんべいを渡されてゴールを目指すよう指示される。でもこの3人はまず自分がいるのが京都ではなく奈良だということもわからない。そりゃ私だっていきなりそんな風に知らない場所に連れてこられたらそこがどこかなんてすぐにはわからない。でも中途半端なある程度の知識や常識があれば、各観光名所を表示する看板や案内、名所の説明等からある程度の推測はできるはずだ。しかし彼らにとっては漢字だらけの標識や案内等、まるで何もわからない外国に一人で置き去りにされたようにうまく読み取れないのだ。それでも彼らなりの方法でなんとか一生懸命努力してゴールに向かう。
特に上地雄輔のオバカっぷりは大した物だったが、でも彼のあまりにも素直な反応と、せっかく京都(本当は奈良だけど)にいるんだから「旅」(旅、なのか?)を楽しみながらゴールを目指そうとするのがなんだかとてもよくて、もうしまいには「頑張れ、上地」とか応援してたりするの。バカな子ほどかわいいってヤツか? 規定の時間である午後6時には彼は京都に向かう電車の中にいたのだが、スタッフが規定の時間になったので終了した旨伝えると、彼はそれでもあきらめずにゴールを目指すと言う訳ですよ。最後には「はじめてのお使い」のテーマ曲までかかっちゃってね。そして時間を1時間20分もオーバーしてゴールにたどり着くと、他の出演者たちも拍手で出迎え、ボロボロになった地図をにぎりしめて上地号泣。これは、上地雄輔というあのキャラでないと成立しないテーマだったかも。
で、これを見ていた子ども(9歳)は学校の宿題をやりながら見ていたもんだからいつまでたっても宿題が終わりゃあしないのだが、この時の上地を見てすっかり感動し、「私も宿題あきらめない。頑張る。上地みたいに6時をすぎたってゴールを目指すから」と言ったのである。
そうか、バカタレの効用はここにあったのかあ。もっともただバカなだけでは「バカタレ」には絶対なれないというのもよくわかったが。
2008年02月20日 (水)
あしたの、喜多善男 第7回(2月19日放映)。ほんの一瞬だけ第3者であるみずほ(小西真奈美)の前に現れたネガティブ善男(小日向文世)に、子ども(9歳)が「え? え? あれ何!? どうなっているの?」と聞いて来る。
うーむ。三波(今井雅之)が主張していた人間の中のネガティブな要素を集めてネガティブじゃない部分から分離した上でネガティブを抹殺してしまえば非ネガティブな人間にすることができると言う説、三波は保険金目当てだけでなく、自分の学説の正しさを証明するために善男を洗脳したのかな? もしかしてだからこそリアル善男が「善人」として存在し続けているのか? しかし今ここにきてそれが破綻しかけているためにネガティブ善男出現の頻度が上がってきた上に、今回はネガティブがリアル善男に再び統合されつつあるということだろうか。なんだか小難しーなー。でもみずほに向けたネガティブ善男の目、みずほはかつて一度も見た事がなかった種類の目だったのかもね。
このドラマ、ストーリー上は11日後に死にたいと願う喜多善男が死ぬまで(多分)のものだが、まあ普通のドラマ進行状況からいくと主人公は死なずに新しく生まれ変わるための何かを経験する、あるいは新しい人生を生きてゆく決心をする、というところで終わるんじゃないかと思っていたのだが、もしかしてこれはそう簡単なラストじゃないのかもね。すごく見応えのあるドラマなのだが、後味が悪くなって欲しくないなあ。
そして今回からエンディング映像が変化。リカ(栗山千明)の回し蹴りはもしかして「キルビル」とかのパロディなのか?とかも思ったけど「キルビル」全然見てないからわからないし、要潤の回し蹴りとかだとなんか昔の007のオープニングテーマっぽくてカッコいい。海の底を深く深くもぐる善男の姿は、真相を探り出しそしてその結果自分の心の奥底も探り出すことになってしまう善男を表しているのかもね。
うーむ。三波(今井雅之)が主張していた人間の中のネガティブな要素を集めてネガティブじゃない部分から分離した上でネガティブを抹殺してしまえば非ネガティブな人間にすることができると言う説、三波は保険金目当てだけでなく、自分の学説の正しさを証明するために善男を洗脳したのかな? もしかしてだからこそリアル善男が「善人」として存在し続けているのか? しかし今ここにきてそれが破綻しかけているためにネガティブ善男出現の頻度が上がってきた上に、今回はネガティブがリアル善男に再び統合されつつあるということだろうか。なんだか小難しーなー。でもみずほに向けたネガティブ善男の目、みずほはかつて一度も見た事がなかった種類の目だったのかもね。
このドラマ、ストーリー上は11日後に死にたいと願う喜多善男が死ぬまで(多分)のものだが、まあ普通のドラマ進行状況からいくと主人公は死なずに新しく生まれ変わるための何かを経験する、あるいは新しい人生を生きてゆく決心をする、というところで終わるんじゃないかと思っていたのだが、もしかしてこれはそう簡単なラストじゃないのかもね。すごく見応えのあるドラマなのだが、後味が悪くなって欲しくないなあ。
そして今回からエンディング映像が変化。リカ(栗山千明)の回し蹴りはもしかして「キルビル」とかのパロディなのか?とかも思ったけど「キルビル」全然見てないからわからないし、要潤の回し蹴りとかだとなんか昔の007のオープニングテーマっぽくてカッコいい。海の底を深く深くもぐる善男の姿は、真相を探り出しそしてその結果自分の心の奥底も探り出すことになってしまう善男を表しているのかもね。
2008年02月18日 (月)

うすらぼんやりと店頭でこの地図見てたら、「え? ソマリアってここだったの?」「アルジェリアって(当たり前の話だが)こんなにフランスに近かったんだ」「スーダンってこっちだっけ」と名前は聞いた事あるのに実際にはどこにあるんだか全然理解していなかった地名の山に、「そういえば私、高校時代は地理が大嫌いで一度学年でビリになったことがあったんだっけなー」という記憶まで蘇って来る。だいたいなんで地理なんか覚えなくちゃならないんだよう(←こんな事言っている時点でもうダメダメ)。世界史だったら「ベルサイユのバラ」(池田理代子)とか「ファラオの墓」(竹宮恵子)とか「白ゆりの騎士」(美内すずえ)とかで勉強できるし(え?)、日本史も漫画で扱っている物がすごく多いのに、お勉強になるような地理ネタの名作漫画がないぞー(本当か?)。
そんなわけでトイレでぼーっと大用を足している時にでもチラ見をして世界地理の勉強でも出来たらラッキーとか思ってつい買ってしまったのだが。しかしそうはいっても私の場合、トイレで長時間踏ん張るということがほとんどなく、いつも出る物は順調にさっさと出てしまうのでトイレに滞在している時間が短くてあんまりこの地図で勉強するほどの時間がないのが難だ。いや、一番の問題はトイレから出た瞬間に地図の事なんかすっかり忘れてしまう毎度アルツな脳みそか。
2008年02月16日 (土)

しかしね、前回もこのシーズの不満を書いたが(2007年12月7日「「ポーの一族 第1巻」萩尾望都(パーフェクトセレクション)」)やっぱり当時のタイトルロゴを使っていないのが不満だけど、3回に分けて連載されたこの作品(「11人いる!」)の第3回目の表紙が所定の場所に収録されていないのもちょっと不満だ(もう表紙がどんな絵だか覚えてないのでもしかすると126pに掲載してあるミニカットが表紙だったのかもしれんが)。この「11人いる!」は連載当初前後編のはずだったのが急遽3回連載になったのだが、それは別にページ数が増えたからではなく多分間に合わなかったからではないかという気がする。だから作者としては多分3回掲載は不本意な事であり、話の流れ的にも連載2回目の最終ページの次に第3回目の表紙を入れるのは流れをぶった切る事だし、分量的にも連載第1回目分=第2回目分+第3回目分だから作品を無駄に小刻みにしてしまうことにもなるのではないかという懸念もあってあえて入れていないのかもしれない。しかしね、この作品は作品としての素晴らしさを後々に伝える物でもあるのと同時に、リアルタイムで作品を読んでいた当時の読者の漫画心をくすぐるためのブツでもあるんだしさ、ブツブツ……。
ところで今回この本を読み返して思い出したのだが。連載当時「11人いる!」の第1回目を読んだ時の感想は「なんで11人いるって騒ぐんだ? 10人いようが11人いようがみんなで協力して試験を乗り越えればいいじゃん」という身もふたもないもんだったよ(←それじゃ話になんねぇ)。

でもAmazonのレビューを読むと評価はかなり好意的で、なるほどそういう見方もあったのかあと勉強になりましたよ。私なんかドラマの読みが浅くてまだまだ若造だったよ、ママン……。
2008年02月15日 (金)
鹿男あおによし 第5回(2月14日放映)。堀田イト(多部未華子)が大和杯を取りたかったのは"鹿"の関係者か"狐"の使い番、あるいは何か巫女的な使命(神様からのお告げ?)からかと思ったんだけど、全然関係なかったかもしれないのか? だとしたら何故大和杯を何が何でも取りたかったんだろう? そして京都女学館の長岡先生(柴本幸 )が「富士山は噴火しません」と断言する根拠はなんなのか? リチャード(小玉清)の動きもなんだか不審だし。
今回は姉妹校である奈良女学館、京都女学館、大阪女学館の3校の交流試合戦がメイン。私が通っていた高校もすぐ隣にあった高校と毎年交流試合をやってたもんだったわ。うちの高校が柏葉高校で隣の高校が三条高校だったので「柏三戦」と言ってたもんだけど三条高校の方では「三柏戦」と言ってたんだったなあ、懐かしい~。それはともかく。今回はすっかり学園ドラマ、正しい青春ドラマっぽい展開でした。そして多部ちゃんがまたカッコエエ! 多部ちゃん、もしかして時代劇で女剣士役をやってもいけるんじゃないだろうか。いやあ、NHKの大河ドラマにも推薦しちゃうよ(NHK木曜時代劇には……推薦しない)。
先日新聞の整理をしていたらこのドラマの原作本の紹介が載っていたのだが「坊ちゃん」(夏目漱石)がモチーフと書いてあってびっくり。これのどこが坊ちゃん?? 主人公が自分本来の場所ではないところに赴任してきた教師ってところか? 今回の試合を通じて何かにつけてあきらめがちだった小川が熱血先生になったりするところか? もしかして原作を読めばわかるって話のなのかなあ(まさか、文体が似ているって話じゃないよな?)。原作は読んでみたいのだが、でも最終回まではお預けだ。
さて、多部ちゃんの力でなんとか大和杯を勝ち取りサンカクを手に入れた小川(玉木宏)だが、その後誰かがサンカクをくすねていくんじゃないかと気が気じゃなかったな。試合中にサンカクが溝口先生(篠井英介)のそばにあった時ももしかしてすり替えたりするんじゃないか?とか、あるいは優勝後に大阪女学館の南場(宅間孝行)がやってきた時ももしかして強奪していくんじゃないのか?と思ったし、下宿の女将(鷲尾真知子 )がサンカクを仏壇に供えた時も何かやらかすんじゃないか?と疑心暗鬼ですよ。しかし何事もないまま、小川が鹿の元にサンカクを持っていくと、鹿さんに「なんだ? これは。これは"目"(サンカク)ではない。なんのつもりだ?」なんて言われてしまって大どんでん返しですよ。
もっともドラマの盛り上がりっぷりからいくと、今回が第5回だからここで本物のサンカクを手に入れてしまうとこの後の6話分の展開は日本を救うためのアクション編になっちゃうのかなあ、そうでないならアレはサンカクじゃないってオチか??とか思いながら見ていましたが。じゃあ一体サンカクってなんだよ。鹿さんももう少し詳しく教えてくれればいいのに、不親切。まあ、それは来週以降の第二幕に期待しろってことか。それではまた、1週間お待ちいたしましょう。
今回は姉妹校である奈良女学館、京都女学館、大阪女学館の3校の交流試合戦がメイン。私が通っていた高校もすぐ隣にあった高校と毎年交流試合をやってたもんだったわ。うちの高校が柏葉高校で隣の高校が三条高校だったので「柏三戦」と言ってたもんだけど三条高校の方では「三柏戦」と言ってたんだったなあ、懐かしい~。それはともかく。今回はすっかり学園ドラマ、正しい青春ドラマっぽい展開でした。そして多部ちゃんがまたカッコエエ! 多部ちゃん、もしかして時代劇で女剣士役をやってもいけるんじゃないだろうか。いやあ、NHKの大河ドラマにも推薦しちゃうよ(NHK木曜時代劇には……推薦しない)。
先日新聞の整理をしていたらこのドラマの原作本の紹介が載っていたのだが「坊ちゃん」(夏目漱石)がモチーフと書いてあってびっくり。これのどこが坊ちゃん?? 主人公が自分本来の場所ではないところに赴任してきた教師ってところか? 今回の試合を通じて何かにつけてあきらめがちだった小川が熱血先生になったりするところか? もしかして原作を読めばわかるって話のなのかなあ(まさか、文体が似ているって話じゃないよな?)。原作は読んでみたいのだが、でも最終回まではお預けだ。
さて、多部ちゃんの力でなんとか大和杯を勝ち取りサンカクを手に入れた小川(玉木宏)だが、その後誰かがサンカクをくすねていくんじゃないかと気が気じゃなかったな。試合中にサンカクが溝口先生(篠井英介)のそばにあった時ももしかしてすり替えたりするんじゃないか?とか、あるいは優勝後に大阪女学館の南場(宅間孝行)がやってきた時ももしかして強奪していくんじゃないのか?と思ったし、下宿の女将(鷲尾真知子 )がサンカクを仏壇に供えた時も何かやらかすんじゃないか?と疑心暗鬼ですよ。しかし何事もないまま、小川が鹿の元にサンカクを持っていくと、鹿さんに「なんだ? これは。これは"目"(サンカク)ではない。なんのつもりだ?」なんて言われてしまって大どんでん返しですよ。
もっともドラマの盛り上がりっぷりからいくと、今回が第5回だからここで本物のサンカクを手に入れてしまうとこの後の6話分の展開は日本を救うためのアクション編になっちゃうのかなあ、そうでないならアレはサンカクじゃないってオチか??とか思いながら見ていましたが。じゃあ一体サンカクってなんだよ。鹿さんももう少し詳しく教えてくれればいいのに、不親切。まあ、それは来週以降の第二幕に期待しろってことか。それではまた、1週間お待ちいたしましょう。
2008年02月15日 (金)



本当に大バカ。昨日肉屋でボーッとウィンドウ見てて、「何笑っているんだろう……」と一瞬本気で考えていた私はきっとすごく疲れていたんだな。もう少し休まないと、と思いました。
2008年02月14日 (木)
あしたの、喜多喜男 第6回(2月12日放映)。火曜日の夜10時のお金をめぐるドタバタ劇、なのに表(あしたの、喜多喜男)と裏(ボンビーメン)ではこんなに違うのね。なんて対照的なんだ。まあ、「あしたの、喜多喜男」が「裏」である人の方が圧倒的に多い訳だけど。
11年前に死んだことになっている喜多喜男(小日向文世)の親友・三波(今井雅之)、しかし喜男とみずほ(小西真奈美)の結婚のお膳立てもすべて三波が仕組んだ物、そしてみずほの夫・鷲巣(神保悟志)が死んだ時に乗っていたボートは三波の会社が扱っていたのと同じ物、さらに心理学者として非常に優秀だった経歴を持ちながらも暴力事件を起こしてしまったがためにクビになってしまったという過去。いんちきカウンセラー(岩松了)の(みずほが)「10年以上前に本当に好きな人と愛し合い、そして彼を突然失ったという大きな穴を埋めることが出来ずにずっと生きてきた」という言葉を信じるなら、みずほは三波が今現在も生きているとは思っていない。でももしかして何らかのアリバイ工作などのためにカウンセラーにそのように言っているのだとしたら、二人(みずほと三波)は現在も何か共謀している可能性はあるし、もしかしたら三波といんちきカウンセラー(←決めつけ)は心理学者つながりの過去があるのかもしれない。
さて、(宵町しのぶ(吉高由里子)の身代金の2000万円を赤十字に寄付させたことで)「会ったこともない人たちを助けるために身近な人間を、とんでもない窮地に陥れた」、「みずほを追いかけるのはやめた方がいいぞ。真実を知る必要なんてない。思い出は美しいものにしておけ」「おまえの知ってる事なんて、ほんの爪の先っぽくらいなんだよ」というネガティブ喜男の発言にいちいち驚いているリアル喜男だが、ネガティブが喜男の分身だとしたらネガティブが喜男の知らないことや考えてなかったことを言うはずはなく、ネガティブはおそらく喜男がわかっていても正面から見ようとしなかった現実を言っているだけにすぎない。リアル喜男が思考停止をして三波の命日に死のうとしているのも、そういった嫌な事を見ないで、現実にちゃんと向き合って対処しようとしなかったからなのかもしれないが。
でもその三波が生きているかもしれないとなると、「三波の命日に死ぬ」という喜男の「生きる目標」は一体どうなるのか? 最後にネガティブ喜男がリアル喜男を殺す事で、あるいはリアル喜男が今回のようにネガティブ喜男を殺そうとする事で、喜多喜男が本当に死んじゃうとかっていうラストだったら嫌だなあ。
そして来週は三波をよく知っている人物として室井滋が登場。うーむ、この調子でもしかして佐藤浩市も出てくる日が来るのか?(参照:2月7日「あしたの、喜多喜男 第5回「誘拐犯が人助け!?」」)それともあれは何か別のロケだったのかなあ。何はともあれあと5回、無事最終回まで放送されますように。
11年前に死んだことになっている喜多喜男(小日向文世)の親友・三波(今井雅之)、しかし喜男とみずほ(小西真奈美)の結婚のお膳立てもすべて三波が仕組んだ物、そしてみずほの夫・鷲巣(神保悟志)が死んだ時に乗っていたボートは三波の会社が扱っていたのと同じ物、さらに心理学者として非常に優秀だった経歴を持ちながらも暴力事件を起こしてしまったがためにクビになってしまったという過去。いんちきカウンセラー(岩松了)の(みずほが)「10年以上前に本当に好きな人と愛し合い、そして彼を突然失ったという大きな穴を埋めることが出来ずにずっと生きてきた」という言葉を信じるなら、みずほは三波が今現在も生きているとは思っていない。でももしかして何らかのアリバイ工作などのためにカウンセラーにそのように言っているのだとしたら、二人(みずほと三波)は現在も何か共謀している可能性はあるし、もしかしたら三波といんちきカウンセラー(←決めつけ)は心理学者つながりの過去があるのかもしれない。
さて、(宵町しのぶ(吉高由里子)の身代金の2000万円を赤十字に寄付させたことで)「会ったこともない人たちを助けるために身近な人間を、とんでもない窮地に陥れた」、「みずほを追いかけるのはやめた方がいいぞ。真実を知る必要なんてない。思い出は美しいものにしておけ」「おまえの知ってる事なんて、ほんの爪の先っぽくらいなんだよ」というネガティブ喜男の発言にいちいち驚いているリアル喜男だが、ネガティブが喜男の分身だとしたらネガティブが喜男の知らないことや考えてなかったことを言うはずはなく、ネガティブはおそらく喜男がわかっていても正面から見ようとしなかった現実を言っているだけにすぎない。リアル喜男が思考停止をして三波の命日に死のうとしているのも、そういった嫌な事を見ないで、現実にちゃんと向き合って対処しようとしなかったからなのかもしれないが。
でもその三波が生きているかもしれないとなると、「三波の命日に死ぬ」という喜男の「生きる目標」は一体どうなるのか? 最後にネガティブ喜男がリアル喜男を殺す事で、あるいはリアル喜男が今回のようにネガティブ喜男を殺そうとする事で、喜多喜男が本当に死んじゃうとかっていうラストだったら嫌だなあ。
そして来週は三波をよく知っている人物として室井滋が登場。うーむ、この調子でもしかして佐藤浩市も出てくる日が来るのか?(参照:2月7日「あしたの、喜多喜男 第5回「誘拐犯が人助け!?」」)それともあれは何か別のロケだったのかなあ。何はともあれあと5回、無事最終回まで放送されますように。
2008年02月13日 (水)
別に映画マニアでもなんでもないのだが、やっぱり横溝正史シリーズは好きだったしね。
映画監督の市川崑さん死去(朝日新聞)
特にあの「犬神家の一族
」(1976年、角川春樹事務所)は色々思い出深い。湖の湖面から生えているかのように逆さまになった男の足の映像、ゴムマスクのスケキヨ、筆で描いたような昭和の世界の光と陰、余韻が残るラスト、美しいメロディーの主題曲(この曲はiPodに入れて今でも時々聴いているのだ)、そして金田一耕助(石坂浩二)がいると必ず起こる殺人事件(←一説には金田一耕助犯人説もあるが)。やっぱりいいわねぇ。もっともこの映画以降、横溝シリーズ映画はキャストを見ただけですぐに犯人が分かってしまうようになったというのもなんだが。
この映画が好きだったので一昨年のリメーク版
もぜひとも見たいと思っていたのだが、結局見ずじまいのままだ。妹によれば「なんでまた同じものをつくったのか、わけわからん」と言っていたけど、私はわかるような気がする。ほとんど大抵の物をつくる人たちって、何かの作品を完成させたとたんに「ああすればよかった」「こうすればよかった」って思うんだよ。だからこんどこそは「あそこをこうして、ああしたい」「あのとき出来なかったアレをこうしたい」ってなると思うんだよなあ(憶測だけど)。もちろんそれがまた新しい作品をつくる原動力にもなるわけだけど、でもどうしてもこだわりがある作品ってあるものだもね。画家が同じモチーフで何枚も同じような絵を描くことができ、ミュージシャンがカバーだのリミックスだの別テイクだのと似たような曲を量産できるのに、非常に多くの時間と人手とお金を使う映画はそうそう自由にリメークなんて出来ないことを思えば、自分の過去の作品をリメークすることができた市川監督は幸せなのかもね。
……と、気持ちはわかるけど、どこ見てもこのリメーク版の評価は非常に低いので別にもう見なくてもいいや。あ、そうそう、そういえば「スケキヨだ~」っていう台詞も結構流行ったけど、「水島、一緒に帰ろう!」(ビルマの竪琴)っていう台詞も一部で流行ってたんだっけな(←市川崑監督は数々の名作映画を製作しているというのに、この感想はいかがなものか)。
ご冥福をお祈りいたします。
映画監督の市川崑さん死去(朝日新聞)
特にあの「犬神家の一族
この映画が好きだったので一昨年のリメーク版
……と、気持ちはわかるけど、どこ見てもこのリメーク版の評価は非常に低いので別にもう見なくてもいいや。あ、そうそう、そういえば「スケキヨだ~」っていう台詞も結構流行ったけど、「水島、一緒に帰ろう!」(ビルマの竪琴)っていう台詞も一部で流行ってたんだっけな(←市川崑監督は数々の名作映画を製作しているというのに、この感想はいかがなものか)。
ご冥福をお祈りいたします。
2008年02月12日 (火)
去年の10月に関連会社から私が今いる部署に戻ってきたM君には、ちょっとやそっとの変人ぶりには驚かない私でも色々驚きの連続だ(2007年10月1日「だったら顔がいいほうがいいに決まっているでしょ」)。体が弱そうにはまったく見えないのにしょっちゅう会社を休むとか、来たら来たで他の人の仕事の邪魔になるレベルの独り言がとにかくうるさいとか、机の上にどでかいリアルなヒトデの置物が置いてあるとかなんて、もちろん全然「変」のうちには入らないし、紫色とオレンジ色のコートを着ていることにも私は驚かないよ。まあ、派遣のOさん(オヤジあしらいのうまい25歳)なんかはそのコートを着たM君とすれ違った時に「あんな色の服を着ているなんて、もしかして風水にでも凝っているんですかねぇ?」と言っていたが。
でも先日、会社の真ん前まで来ておいて「社員証を忘れたから取りに戻ります」と言って帰ってしまった時は、わしら一同「?????」だった。社員証なんかビルの1Fの窓口で申請すれば代わりの入館証をすぐに出してくれるのである。
大お局様のK池さん「まさか、入館証がすぐにもらえることを知らないってことないよね?」
Y岡さん「あー、ずっと関連会社にいたから知らないってことですか?」
私「んな訳ないじゃん! M君がその社員証入館証の管理担当者なのに」
派遣のOさん「じゃ、何か他の理由でもあるんですかね?」
K池さん「会社に来たくないんじゃないの?」
私「だったら来なきゃいいのに」
Y岡さん「Mさん、本当に変わっていますよね……」
その後Mくんは帰宅して自分の社員証を持って再び出社したのだが、みんなに「なんで入館証を1Fで出してもらわなかったの?」と聞かれて、「だって1F(の人たち)嫌いなんだもーん」と答えて、わしら一同またもやビックラこいただよ。別に社員証を忘れたからと言って説教されるわけでもなし(もちろん何か重要な書類を忘れたとか、M君が極端な完璧主義というわけでもなく)、本当に単純な事務手続きだけなのにその3分の手間(我慢?)を惜しんで2時間かけて帰宅・再出社するヤツの気持ちはわからん。宿題忘れた小学生か?
Nさん「Mくんさ、いつも半袖着ているよね?」
私「え? そうだっけ?」
練馬のS嬢「え? 気がついてないの?」
私「そういえば半袖だったような気もするけど、私、基本的に興味ない人って(本当に、物理的に)視界に入ってこないからさあ、あんまり覚えてないわ」
S嬢「あんなにすぐ近くにいるのに!」
Nさん「でもいくら会社の空調が利いてるっていっても、今の季節に半袖ってちょっといないよね」
私「もしかするとアメリカ人なのかもよ」
S嬢「もしかして長袖を持ってないんじゃないの?」
私「えー、それってアリかなあ? 一応社会人なのに?」
Nさん「M君がスーツ着てるところって見たことある?」
私「……ないかも」
S嬢「じゃあ長袖のシャツもスーツも持ってないんじゃないの?」
私「……長袖はともかく、スーツは去年の10月にここに来た時には着ていたと思う」
Nさん「だいたいM君ってどこの出身なのかね?」
私「なんで?」
S嬢「あー、北海道出身の人は冬場は暖房をガンガンたいて室内では半袖でいるから?」
私「ぎゃーーー、ヤメテ! あんなのが北海道出身だなんて。……あ、でも年末年始休暇明けに「白い恋人」をお土産に持ってきていた……」
S嬢「じゃあ、やっぱり道産子かもよ」
まったくもう、不吉なことを。しかし半袖の謎はすぐに解けたのである。
派遣のOさん「この間聞いたら長袖を持ってないって言ってました」
私「えーー、本当に持ってないの?」
派遣のOさん「自宅にいるよりも会社の方が暖かいから半袖でかまわないそうです」
私「えー、そりゃ東京の普通の家って暖房が貧弱だから確かに会社の方が暖かいだろうけど、会社に来るまでが寒いじゃん。しかもM君の席って、昨日まで空調が壊れていて暖房が全くきいてなかった場所でしょ? なんだ、それ?」
派遣のOさん「わかりませんよねぇ。この間風邪ひいて体調悪いって言っていた時も半袖だったんですけど、さすがに寒かったらしく半袖のシャツの上にホカロンを貼っているのを見たって、K池さんが言ってました」
私「長袖、買え!」
さらに謎だった出身地をこっそりと調べてみたら、なんと熊本出身だったのでわしらは「南の出身だからもしかしたら生まれた時から長袖を着たことがないのかもしれない」「面の皮と一緒に腕の皮も厚くなっているからじゃないのか」とか言っている。そして、先週の雪の日にももちろん半袖を着ていましたよ。もしかして長袖アレルギーか?
でも先日、会社の真ん前まで来ておいて「社員証を忘れたから取りに戻ります」と言って帰ってしまった時は、わしら一同「?????」だった。社員証なんかビルの1Fの窓口で申請すれば代わりの入館証をすぐに出してくれるのである。
大お局様のK池さん「まさか、入館証がすぐにもらえることを知らないってことないよね?」
Y岡さん「あー、ずっと関連会社にいたから知らないってことですか?」
私「んな訳ないじゃん! M君がその社員証入館証の管理担当者なのに」
派遣のOさん「じゃ、何か他の理由でもあるんですかね?」
K池さん「会社に来たくないんじゃないの?」
私「だったら来なきゃいいのに」
Y岡さん「Mさん、本当に変わっていますよね……」
その後Mくんは帰宅して自分の社員証を持って再び出社したのだが、みんなに「なんで入館証を1Fで出してもらわなかったの?」と聞かれて、「だって1F(の人たち)嫌いなんだもーん」と答えて、わしら一同またもやビックラこいただよ。別に社員証を忘れたからと言って説教されるわけでもなし(もちろん何か重要な書類を忘れたとか、M君が極端な完璧主義というわけでもなく)、本当に単純な事務手続きだけなのにその3分の手間(我慢?)を惜しんで2時間かけて帰宅・再出社するヤツの気持ちはわからん。宿題忘れた小学生か?
Nさん「Mくんさ、いつも半袖着ているよね?」
私「え? そうだっけ?」
練馬のS嬢「え? 気がついてないの?」
私「そういえば半袖だったような気もするけど、私、基本的に興味ない人って(本当に、物理的に)視界に入ってこないからさあ、あんまり覚えてないわ」
S嬢「あんなにすぐ近くにいるのに!」
Nさん「でもいくら会社の空調が利いてるっていっても、今の季節に半袖ってちょっといないよね」
私「もしかするとアメリカ人なのかもよ」
S嬢「もしかして長袖を持ってないんじゃないの?」
私「えー、それってアリかなあ? 一応社会人なのに?」
Nさん「M君がスーツ着てるところって見たことある?」
私「……ないかも」
S嬢「じゃあ長袖のシャツもスーツも持ってないんじゃないの?」
私「……長袖はともかく、スーツは去年の10月にここに来た時には着ていたと思う」
Nさん「だいたいM君ってどこの出身なのかね?」
私「なんで?」
S嬢「あー、北海道出身の人は冬場は暖房をガンガンたいて室内では半袖でいるから?」
私「ぎゃーーー、ヤメテ! あんなのが北海道出身だなんて。……あ、でも年末年始休暇明けに「白い恋人」をお土産に持ってきていた……」
S嬢「じゃあ、やっぱり道産子かもよ」
まったくもう、不吉なことを。しかし半袖の謎はすぐに解けたのである。
派遣のOさん「この間聞いたら長袖を持ってないって言ってました」
私「えーー、本当に持ってないの?」
派遣のOさん「自宅にいるよりも会社の方が暖かいから半袖でかまわないそうです」
私「えー、そりゃ東京の普通の家って暖房が貧弱だから確かに会社の方が暖かいだろうけど、会社に来るまでが寒いじゃん。しかもM君の席って、昨日まで空調が壊れていて暖房が全くきいてなかった場所でしょ? なんだ、それ?」
派遣のOさん「わかりませんよねぇ。この間風邪ひいて体調悪いって言っていた時も半袖だったんですけど、さすがに寒かったらしく半袖のシャツの上にホカロンを貼っているのを見たって、K池さんが言ってました」
私「長袖、買え!」
さらに謎だった出身地をこっそりと調べてみたら、なんと熊本出身だったのでわしらは「南の出身だからもしかしたら生まれた時から長袖を着たことがないのかもしれない」「面の皮と一緒に腕の皮も厚くなっているからじゃないのか」とか言っている。そして、先週の雪の日にももちろん半袖を着ていましたよ。もしかして長袖アレルギーか?
2008年02月11日 (月)
ロス:タイム:ライフ 第2回(2月9日放映)。今回は刑事編っつーことで新米刑事で今回の主役・都並浩太(小山慶一郎)とコンビを組むことになるのは刑事ドラマでは定番の「チョーさん」的ポジションにある平泉成(定年退職を控えた五味慎三役)ですよ。平泉成っていうとどうしても生瀬勝久の平泉成のモノマネの方(「あしたの、喜多善男」)を思い出しちゃうけどな。でも平泉成が刑事役をやっているドラマって見たことないけど。
さて今回、エンディングのクレジットを見ていたら主演の小山慶一郎の横にイエローカードが1枚ついていただけでなく、演出の筧昌也の横にも変なマークがついていて一体これは何だろう?と考えていたのだが、よくみたら最初の原案を出した人が今回の演出もやっていたのね。最初画面がセピアっぽい色調で進むのでロスタイムが始まった瞬間から生き生きとした色調にでも変わるのか?とか思ったけど、そんなこともなく、例によってピストルで撃たれた瞬間に例の審判団がやってきて、淡々とロスタイムが始まりましたよ。
今回のイエローカードは「非紳士的行為」(紙袋を審判団に投げつける)ですよ。イエローカードの範囲、結構広いな。Wikipediaによればサッカーの場合のイエローカード提示基準は
1. 反スポーツ的行為を犯す
2. 言葉または行動によって異議を示す
3. 繰り返し競技規則に違反する
4. プレーの再開を遅らせる
5. コーナーキック、フリーキックでプレーを再開するとき、規定の距離を守らない
6. 主審の承認を得ずにフィールドに入る、または復帰する
7. 主審の承認を得ずに意図的にフィールドから離れる
だそうで、今回は1番で、前回(自分が死ぬことを他人に伝える)は2番あたりか?
やっぱり今回も審判団の活躍の方にばかり目に行くなあ。途中で立ち止まる都並を催促したり、五味の家を訪れる都並をまるで張り込み中の刑事のようにアンパンと牛乳?を飲みながら見張ってたり、果ては審判団を振り切る都並をタクシーに乗って追いかけたりしている。もっとも、どうしてもこの審判団のお茶目な行動の方に目が行ってしまうのも、前回といい今回といい本編のストーリーの方がしんみりしがちであるということと、主人公が必ず死んでしまうということを中和させるためなのかもね。
そういえば時効前に犯人が海外逃亡していて時効が延長されるというのは、今では刑事ドラマでもよくつかわれる手だと思うけど、私は渥美清主演の「田舎刑事 時間よ、とまれ」(テレビ朝日、1977年)が忘れられない。もっとも犯人を逮捕した時点で時効まであと数分とかだと、実際には時効が成立しちゃうみたいだけどね(時効成立までに公訴をしていなくてはならないから逮捕しただけでは時効が停止しない。ただし刑事で時効が成立しても民事の時効はまた別)。
そして陰の主役のぬっくん(温水洋一、タクシードライバー・尾元役)の今回は、誤認逮捕で刑事部屋で二人の刑事("革ジャン"と"ジンさん")に責められて(もちろん「女手一つで育ててくれた故郷のおふくろさんが」という台詞とカツ丼で)あやうく嘘の自白をしてしまいそうになる。ドラマ公式ホームページ(尾元's Life)を見たらなんとか真犯人が見つかって解放されるものの、会社と喧嘩してクビになってしまったそうだ。来週もがんばれ、ぬっくん。
さて今回、エンディングのクレジットを見ていたら主演の小山慶一郎の横にイエローカードが1枚ついていただけでなく、演出の筧昌也の横にも変なマークがついていて一体これは何だろう?と考えていたのだが、よくみたら最初の原案を出した人が今回の演出もやっていたのね。最初画面がセピアっぽい色調で進むのでロスタイムが始まった瞬間から生き生きとした色調にでも変わるのか?とか思ったけど、そんなこともなく、例によってピストルで撃たれた瞬間に例の審判団がやってきて、淡々とロスタイムが始まりましたよ。
今回のイエローカードは「非紳士的行為」(紙袋を審判団に投げつける)ですよ。イエローカードの範囲、結構広いな。Wikipediaによればサッカーの場合のイエローカード提示基準は
1. 反スポーツ的行為を犯す
2. 言葉または行動によって異議を示す
3. 繰り返し競技規則に違反する
4. プレーの再開を遅らせる
5. コーナーキック、フリーキックでプレーを再開するとき、規定の距離を守らない
6. 主審の承認を得ずにフィールドに入る、または復帰する
7. 主審の承認を得ずに意図的にフィールドから離れる
だそうで、今回は1番で、前回(自分が死ぬことを他人に伝える)は2番あたりか?
やっぱり今回も審判団の活躍の方にばかり目に行くなあ。途中で立ち止まる都並を催促したり、五味の家を訪れる都並をまるで張り込み中の刑事のようにアンパンと牛乳?を飲みながら見張ってたり、果ては審判団を振り切る都並をタクシーに乗って追いかけたりしている。もっとも、どうしてもこの審判団のお茶目な行動の方に目が行ってしまうのも、前回といい今回といい本編のストーリーの方がしんみりしがちであるということと、主人公が必ず死んでしまうということを中和させるためなのかもね。
そういえば時効前に犯人が海外逃亡していて時効が延長されるというのは、今では刑事ドラマでもよくつかわれる手だと思うけど、私は渥美清主演の「田舎刑事 時間よ、とまれ」(テレビ朝日、1977年)が忘れられない。もっとも犯人を逮捕した時点で時効まであと数分とかだと、実際には時効が成立しちゃうみたいだけどね(時効成立までに公訴をしていなくてはならないから逮捕しただけでは時効が停止しない。ただし刑事で時効が成立しても民事の時効はまた別)。
そして陰の主役のぬっくん(温水洋一、タクシードライバー・尾元役)の今回は、誤認逮捕で刑事部屋で二人の刑事("革ジャン"と"ジンさん")に責められて(もちろん「女手一つで育ててくれた故郷のおふくろさんが」という台詞とカツ丼で)あやうく嘘の自白をしてしまいそうになる。ドラマ公式ホームページ(尾元's Life)を見たらなんとか真犯人が見つかって解放されるものの、会社と喧嘩してクビになってしまったそうだ。来週もがんばれ、ぬっくん。
2008年02月09日 (土)
今年こそは標準体重になる!と決心したものの(1月24日「あれから1年、そういえばアレはどうなったのか。」)、仕事が忙しくて運動するヒマがない。ま、仕事量自体はそんなに多くないのだが、何分にもいままでまったく知らなかった分野の仕事なので毎日かなり根を詰めて仕事をしているといっていい状態だ(つまり今まではまったくのほほんと仕事をしていた訳だ)(1月17日「無理矢理押し込めば結構なんとかなるもんですよ」)。なもんで仕事を定時に終えても夕飯の支度をするのが精一杯で、運動をしようという気もおきやしねぇ。
しかしまあ、今日は土曜日なので久しぶりにフィットネスクラブに行ってみました。クラブに行ってから気がついたのだが、ちゃんと定期的に運動していると夏バテも冬バテ(という言い方があるのか?)もほとんどしないのである。北海道出身ということもあり、一昨年までは夏場は肩で息をして部屋の隅っこで小さくなって暑さが過ぎるのをじっと待っているだけだったのだが、去年の夏は結構な猛暑だったのに例年のような半分死にかけ状態がまったくなかったのには驚きましたよ。でもってこの冬だが。体調不良と多忙のせいでこの2、3ヶ月ろくに体を動かしていなかったせいか、むやみやたらと寒いのである。もしかしてこれも運動してないせいじゃないのかという気がしているのだが。どうだろう?
さて、クラブ内では春に向けてなにやらキャンペーンをやっているらしく、会員さんたちの目標が壁に沢山貼り出してある。
「目標:1kg減量、体脂肪率5%減。目標が達成されたら?:タンスのこやしになっているスカートをはく。自分への約束:夜遅くに食べない」
ささやかな目標、至極真っ当なお約束。
「目標:ウエストにくびれをつくる! 目標が達成されたら?:鏡の前でほくそ笑む。自分への約束:週に3回は通う」
ふむふむ。
「目標:3kg減量。目標が達成されたら?:新しい服を買う。自分への約束:夜10時過ぎたら暴食をしない。夜10時過ぎたら暴飲をしない。夜10時を過ぎたらとにかく食べ過ぎない」
どんだけ暴飲暴食をしているんだ?
「目標:体重を50kg台に。目標が達成されたら?:ケーキを食べる。自分への約束:子どもと一緒におやつを食べ過ぎない。残り物を食い尽くさない」
自分への約束が泣かせる……。
「目標:米倉涼子をめざす。目標が達成されたら?:夫に貢がせます! 自分への約束:週3回は通うようにする」
目標は……高い方がいいのか? それともある程度手が届きそうな高さの方がいいのか?
しかしまあ、今日は土曜日なので久しぶりにフィットネスクラブに行ってみました。クラブに行ってから気がついたのだが、ちゃんと定期的に運動していると夏バテも冬バテ(という言い方があるのか?)もほとんどしないのである。北海道出身ということもあり、一昨年までは夏場は肩で息をして部屋の隅っこで小さくなって暑さが過ぎるのをじっと待っているだけだったのだが、去年の夏は結構な猛暑だったのに例年のような半分死にかけ状態がまったくなかったのには驚きましたよ。でもってこの冬だが。体調不良と多忙のせいでこの2、3ヶ月ろくに体を動かしていなかったせいか、むやみやたらと寒いのである。もしかしてこれも運動してないせいじゃないのかという気がしているのだが。どうだろう?
さて、クラブ内では春に向けてなにやらキャンペーンをやっているらしく、会員さんたちの目標が壁に沢山貼り出してある。
「目標:1kg減量、体脂肪率5%減。目標が達成されたら?:タンスのこやしになっているスカートをはく。自分への約束:夜遅くに食べない」
ささやかな目標、至極真っ当なお約束。
「目標:ウエストにくびれをつくる! 目標が達成されたら?:鏡の前でほくそ笑む。自分への約束:週に3回は通う」
ふむふむ。
「目標:3kg減量。目標が達成されたら?:新しい服を買う。自分への約束:夜10時過ぎたら暴食をしない。夜10時過ぎたら暴飲をしない。夜10時を過ぎたらとにかく食べ過ぎない」
どんだけ暴飲暴食をしているんだ?
「目標:体重を50kg台に。目標が達成されたら?:ケーキを食べる。自分への約束:子どもと一緒におやつを食べ過ぎない。残り物を食い尽くさない」
自分への約束が泣かせる……。
「目標:米倉涼子をめざす。目標が達成されたら?:夫に貢がせます! 自分への約束:週3回は通うようにする」
目標は……高い方がいいのか? それともある程度手が届きそうな高さの方がいいのか?
2008年02月09日 (土)
会社で昨日の昼飯時に同僚のNさんが言っていたのだが。
Nさん「車の中からチラッと見ただけなんだけど、通りがかった家の表札が「禿(ハゲ)」って言う名前だったのよ」
練馬のS嬢「えーーーーー」
私「ハゲ(禿)? カムロ(禿)じゃなくて??」
Nさん「あ、カムロかもしれないけど、同じ漢字だったっけ?」
私「なんかちょっと違ったような気もするけど」
Nさん、ごめん、ハゲとカムロは同じ漢字だったよ。
Nさん「すっごい珍しい名字だよね」
私「でも日本全国には本当に珍しい名字がたくさんあるから、ハゲっていうのも可能性としてはあるよね」
S嬢「私、ハゲって名字は絶対イヤだな。もしすごいイケメンでかっこよくて結婚を考えてもいいような人でも、名字がハゲだったら絶対結婚しない」
私「えーーーーーー!! そんな、いくらSさんがハゲ・デブ・チビが嫌いだっていっても名字に罪はないじゃーん」
Nさん「でも子どもは絶対、おいハゲッ、とか言われるよね」
S嬢「絶対、いじめに遭うよ~」
私「ふーん、私は名字がハゲでもデブでも別にこだわらないけどな」
Nさん「そりゃKさん(←私のことだ)はハゲ専だから」
私「……」
もっとも私の場合、ごく普通の名字でも戸籍上の名字(婚姓)はほとんど使わず99%がた旧姓の方を使っているのだが。
S嬢「私、デブって名字もやだなあ」
私「ま、Sさんは名前のイメージにこだわるよね。前に(海外事務所に駐在していた社員の)U崎K哉を名前でだけ知っていて密かに憧れていたのに、実物見てすっごいショックうけてたじゃん」
S嬢「そりゃ、U崎K哉みたいなカッコいい名前でアメリカ帰りでキャリアも立派なのに、実物があんなすごい不細工な百貫デブじゃギャップが大きすぎだよ」
うーむ、U崎さん、哀れ。
私「そういえば昔、押坂忍が司会していたクイズ番組で珍名さんのコーナーがあったよね」(「東芝特ダネ登場!?」1970年~1979年、日本テレビ)
S嬢「ああ、あったあった」
私「四月一日と書いて『わたぬき』さんとか。だったら禿(ハゲ)くらいあっても不思議じゃないかもね」
S嬢「でも私はハゲって名前は絶対イヤだから」
私「ハゲはともかく、カツラ(桂)って名字は珍しくないよね」
Nさん「そうね」
S嬢「だったら北海道には増毛(マシケ)って地名もあるじゃん」
私「もしかしてハゲ(禿)とマシケ(増毛)のどちらかを選ばなきゃならないとしたら、マシケの方をとる?」
S嬢「もちろん、マシケだね!」
私にとってはどっちでも一緒だがなあ。
全国の禿さん、増毛さん、デブさん、すみません。
Nさん「車の中からチラッと見ただけなんだけど、通りがかった家の表札が「禿(ハゲ)」って言う名前だったのよ」
練馬のS嬢「えーーーーー」
私「ハゲ(禿)? カムロ(禿)じゃなくて??」
Nさん「あ、カムロかもしれないけど、同じ漢字だったっけ?」
私「なんかちょっと違ったような気もするけど」
Nさん、ごめん、ハゲとカムロは同じ漢字だったよ。
Nさん「すっごい珍しい名字だよね」
私「でも日本全国には本当に珍しい名字がたくさんあるから、ハゲっていうのも可能性としてはあるよね」
S嬢「私、ハゲって名字は絶対イヤだな。もしすごいイケメンでかっこよくて結婚を考えてもいいような人でも、名字がハゲだったら絶対結婚しない」
私「えーーーーーー!! そんな、いくらSさんがハゲ・デブ・チビが嫌いだっていっても名字に罪はないじゃーん」
Nさん「でも子どもは絶対、おいハゲッ、とか言われるよね」
S嬢「絶対、いじめに遭うよ~」
私「ふーん、私は名字がハゲでもデブでも別にこだわらないけどな」
Nさん「そりゃKさん(←私のことだ)はハゲ専だから」
私「……」
もっとも私の場合、ごく普通の名字でも戸籍上の名字(婚姓)はほとんど使わず99%がた旧姓の方を使っているのだが。
S嬢「私、デブって名字もやだなあ」
私「ま、Sさんは名前のイメージにこだわるよね。前に(海外事務所に駐在していた社員の)U崎K哉を名前でだけ知っていて密かに憧れていたのに、実物見てすっごいショックうけてたじゃん」
S嬢「そりゃ、U崎K哉みたいなカッコいい名前でアメリカ帰りでキャリアも立派なのに、実物があんなすごい不細工な百貫デブじゃギャップが大きすぎだよ」
うーむ、U崎さん、哀れ。
私「そういえば昔、押坂忍が司会していたクイズ番組で珍名さんのコーナーがあったよね」(「東芝特ダネ登場!?」1970年~1979年、日本テレビ)
S嬢「ああ、あったあった」
私「四月一日と書いて『わたぬき』さんとか。だったら禿(ハゲ)くらいあっても不思議じゃないかもね」
S嬢「でも私はハゲって名前は絶対イヤだから」
私「ハゲはともかく、カツラ(桂)って名字は珍しくないよね」
Nさん「そうね」
S嬢「だったら北海道には増毛(マシケ)って地名もあるじゃん」
私「もしかしてハゲ(禿)とマシケ(増毛)のどちらかを選ばなきゃならないとしたら、マシケの方をとる?」
S嬢「もちろん、マシケだね!」
私にとってはどっちでも一緒だがなあ。
全国の禿さん、増毛さん、デブさん、すみません。
2008年02月08日 (金)
鹿男あをによし 第4回(2月7日放映)。今回は鹿さん(声:山寺宏一)と小川(玉木宏)が藤原(綾瀬はるか)を見ながらの会話がナイスでしたよ。小川が藤原にサンカク捜索の事情を話したと聞いた時の鹿さんの、「フツー、話さないだろ!?」といい、その後の「この女、ひょっとすると……」と藤原を見つめ、おっと鹿さん、藤原をちょっと見直したのか?と思ったら「バカじゃないのか?」という台詞。CGがチャチなのが惜しいけど鹿さんラブリー。
今回はやっぱり堀田イト(多部未華子 )の凛とした目がよかった。「山田太郎ものがたり」の隆子とは正反対と言っていいキャラだけど、何か思いを秘めた強い眼差しが実に魅力的。でもイトが「先生、大和杯、取りますから」というのはもしかして、イトは狐の使い番で、剣道の試合で勝って大和杯(サンカク)を手に入れて、そしてそれを鹿の使い番である小川に渡すためだったりして? 京都大女学館の長岡(柴本幸)が狐(の使い番)で、大阪女学館の南場(宅間孝行)が鼠(の使い番)かもしれないというのはひっかけなのか? うーむ、原作を手にとってみたいところだけどそれは最終回まで我慢しておこう(そういえば「ガリレオ」が終わってから原作を読むって言ってたのにすっかり忘れていたよ)。
今回は「可哀想な」小川を和ませるために藤原がひっぱりだした飛鳥の地もよかったなあ。このドラマの中では風景の色調からして現実味がなくってこの荒唐無稽なホラ話みたいな物語に合っているし、そして京都みたいに完全な観光地化もしてないし、何よりも「日出処の天子」(山岸涼子)の舞台ですよ、「天の果て 地の限り」(大和和紀)の世界ですよ、「飛鳥昔語り」(清原なつの)ですよ。やっぱりこのドラマをみると奈良や飛鳥に行ってみたくなるよなあ。
さてドラマの方は、とにかく不運でアンラッキーで何事も戦わないで諦めることが身に付いてしまっていた小川が、南場に抗議する藤原の姿や、大事な大和杯の直前に足を捻挫してしても試合に出るのを諦めない剣道部の主将の生徒の姿に、「勝ちたいな」「ただあいつらを勝たせてやりたい」とポジティブな一歩をふみだしはじめる。おお、まるで一昔前の青春ドラマのよう。サンカクの謎もラブリー鹿さんもザ・青春ドラマの成り行きも楽しみですよ。
今回はやっぱり堀田イト(多部未華子 )の凛とした目がよかった。「山田太郎ものがたり」の隆子とは正反対と言っていいキャラだけど、何か思いを秘めた強い眼差しが実に魅力的。でもイトが「先生、大和杯、取りますから」というのはもしかして、イトは狐の使い番で、剣道の試合で勝って大和杯(サンカク)を手に入れて、そしてそれを鹿の使い番である小川に渡すためだったりして? 京都大女学館の長岡(柴本幸)が狐(の使い番)で、大阪女学館の南場(宅間孝行)が鼠(の使い番)かもしれないというのはひっかけなのか? うーむ、原作を手にとってみたいところだけどそれは最終回まで我慢しておこう(そういえば「ガリレオ」が終わってから原作を読むって言ってたのにすっかり忘れていたよ)。
今回は「可哀想な」小川を和ませるために藤原がひっぱりだした飛鳥の地もよかったなあ。このドラマの中では風景の色調からして現実味がなくってこの荒唐無稽なホラ話みたいな物語に合っているし、そして京都みたいに完全な観光地化もしてないし、何よりも「日出処の天子」(山岸涼子)の舞台ですよ、「天の果て 地の限り」(大和和紀)の世界ですよ、「飛鳥昔語り」(清原なつの)ですよ。やっぱりこのドラマをみると奈良や飛鳥に行ってみたくなるよなあ。
さてドラマの方は、とにかく不運でアンラッキーで何事も戦わないで諦めることが身に付いてしまっていた小川が、南場に抗議する藤原の姿や、大事な大和杯の直前に足を捻挫してしても試合に出るのを諦めない剣道部の主将の生徒の姿に、「勝ちたいな」「ただあいつらを勝たせてやりたい」とポジティブな一歩をふみだしはじめる。おお、まるで一昔前の青春ドラマのよう。サンカクの謎もラブリー鹿さんもザ・青春ドラマの成り行きも楽しみですよ。
2008年02月07日 (木)
あしたの、喜多喜男 第5回(2月5日放映)。平太(松田龍平)が喜男(小日向文世)から離れられないのは保険金目当てなだけでなく、ファザコンの気もあるのかもね。殺し屋・片岡(温水洋一)を手配し保険金を巻き上げるべく手配しながらも喜男の希望通りの日に死なせることにこだわったり、投げた空き缶をちゃんとゴミ箱に入れ直したりするあたり一本筋が通った育ちであるようにうかがえるし、言葉の端々に「オヤジが言っていた」などと言うあたりから(最初は松田優作を暗示しているのかと思っていたけど)そういうマジメな父親がいるという背景があるのかもね。
さて今回はみずほ(小西真奈美)の夫・鷲巣(神保悟志)の死が70%の確率で事故死以外の可能性があるためにみずほは警察に出頭することとなり(死因は飛行機事故じゃなくてボートの転覆だったのね。2時間ドラマでよくある殺し方だよな)、さらに11年前に死んだはずの喜男の親友・三波(今井雅之)が実は生きているかもしれないということが示唆される(次週予告ではほぼ生きているらしいことがわかるが)。しかもみずほはあのうさんくさいカウンセラー(岩松了)に「三波さんは私の理想の男性です」とまで言っている。にもかかわらず当時喜男と結婚したのはやっぱり保険金詐欺のためなのか??
一方箱根にはしのぶ(吉高由里子)のせいで誘拐犯になってしまった喜男としのぶ、しのぶの事務所の社長(デビット伊藤)たち、リカ(栗山千明)に喜男の殺しを再依頼されたぬっくん、そのぬっくんが確実に殺しをやっているかどうか見張っているリカ、喜男が誘拐犯扱いされていることに気づいて東京から飛んできた平太、喜男を見張っている保険会社の調査員・杉本(生瀬勝久)、偶然出会った喜男の中学時代の教師・佐藤(梅野泰靖)、と次々と集合し事態はさらにとんでもない方向に。それにしても今週のぬっくん、必殺仕事人みたいでしたよ。そのぬっくんにあやうく本当に殺されかけたところなのに喜男は「今日は、一度も死にそうな目に遭わなかった!」と言うあたり、ナイス。
ところで今回の視聴率は5.2%、……先週は上がっていたのに今週はまたガクっと。でも先生は信じてますよ! じゃあ裏の「貧乏男子 ボンビーメン」の視聴率が上がったのか?と思ったらボンビーメンも先週よりは下がっている(12.5%→9.2%)。なんだ? みんな報道ステーションの餃子特集か、「リンカーン」の小島よしおの引っ越しコーナーでも見ていたのか? あるいは「ガイアの夜明け『高速道路に客を呼べ』」か? NHKの「プロフェッショナル」の「33歳天才シェフの挑戦」? はっ、教育テレビの「趣味悠々『中高年のためのいまさら聞けないパソコンABC』」が喜男の真の敵だったのか!?
そういえば先日会社で同じフロアにいる派遣社員のTさんが、会社の近くでロケをしているのを目撃したそうだ。それが松田龍平と佐藤浩市で、松田龍平はチンピラっぽい役だったそうで、じゃあそれは「あしたの、喜多喜男」じゃないの?ともっぱらの噂なのだが、うううむ、これから佐藤浩市がゲストで出てくるのか? それとも他の映画(テレビドラマ)のロケだったのか?? でも二人ともすっごくかっこよかったそうだ。う、うらやましい……。
さて今回はみずほ(小西真奈美)の夫・鷲巣(神保悟志)の死が70%の確率で事故死以外の可能性があるためにみずほは警察に出頭することとなり(死因は飛行機事故じゃなくてボートの転覆だったのね。2時間ドラマでよくある殺し方だよな)、さらに11年前に死んだはずの喜男の親友・三波(今井雅之)が実は生きているかもしれないということが示唆される(次週予告ではほぼ生きているらしいことがわかるが)。しかもみずほはあのうさんくさいカウンセラー(岩松了)に「三波さんは私の理想の男性です」とまで言っている。にもかかわらず当時喜男と結婚したのはやっぱり保険金詐欺のためなのか??
一方箱根にはしのぶ(吉高由里子)のせいで誘拐犯になってしまった喜男としのぶ、しのぶの事務所の社長(デビット伊藤)たち、リカ(栗山千明)に喜男の殺しを再依頼されたぬっくん、そのぬっくんが確実に殺しをやっているかどうか見張っているリカ、喜男が誘拐犯扱いされていることに気づいて東京から飛んできた平太、喜男を見張っている保険会社の調査員・杉本(生瀬勝久)、偶然出会った喜男の中学時代の教師・佐藤(梅野泰靖)、と次々と集合し事態はさらにとんでもない方向に。それにしても今週のぬっくん、必殺仕事人みたいでしたよ。そのぬっくんにあやうく本当に殺されかけたところなのに喜男は「今日は、一度も死にそうな目に遭わなかった!」と言うあたり、ナイス。
ところで今回の視聴率は5.2%、……先週は上がっていたのに今週はまたガクっと。でも先生は信じてますよ! じゃあ裏の「貧乏男子 ボンビーメン」の視聴率が上がったのか?と思ったらボンビーメンも先週よりは下がっている(12.5%→9.2%)。なんだ? みんな報道ステーションの餃子特集か、「リンカーン」の小島よしおの引っ越しコーナーでも見ていたのか? あるいは「ガイアの夜明け『高速道路に客を呼べ』」か? NHKの「プロフェッショナル」の「33歳天才シェフの挑戦」? はっ、教育テレビの「趣味悠々『中高年のためのいまさら聞けないパソコンABC』」が喜男の真の敵だったのか!?
そういえば先日会社で同じフロアにいる派遣社員のTさんが、会社の近くでロケをしているのを目撃したそうだ。それが松田龍平と佐藤浩市で、松田龍平はチンピラっぽい役だったそうで、じゃあそれは「あしたの、喜多喜男」じゃないの?ともっぱらの噂なのだが、うううむ、これから佐藤浩市がゲストで出てくるのか? それとも他の映画(テレビドラマ)のロケだったのか?? でも二人ともすっごくかっこよかったそうだ。う、うらやましい……。
2008年02月05日 (火)

日経エンタテインメント3月号
主な内容は
・出演本数ランキング:映画・ドラマ600本を徹底調査
・テレビ編 カバー範囲が広い谷原が出演本数第1位
・研究 活躍の場が広がるテレビ界の脇役事情
・映画編 出れば出るほど強くなる助演俳優の謎
・インタビュー 青山真治監督に聞く
・映画編女優 上位には「母親役」の共通点
・賞レースに見るスーパーサブ
・インタビュー:谷原章介、塚本高史、吹石一恵、光石研、小日向文世
・2008年スーパーサブ名鑑
などなど。2005年~2007年に放送された大河ドラマおよび20時~24時台の連続テレビドラマ(時代劇を除く。時代劇も入れてくれたらもっとクセのある面白い俳優さんもはいるのに。悪役専門の人とか消臭プラグの殿様とかさ。そして昼ドラも入っていないのね)のうち、主演以外でレギュラーまたはそれと見なされる役で出演した作品数を元にした男優の連ドラ出演本数ランキングベストテンは以下の通り。
1位 谷原章介(13本)
1位 佐藤二朗(13本)
3位 大杉漣(11本)
4位 北村一輝(10本)
4位 佐々木蔵之介(10本)
4位 金田明夫(10本)
7位 要潤(9本)
7位 永井大(9本)
7位 沢村一樹(9本)
10位 田中圭(8本)
10位 忍成修吾(8本)
10位 小泉孝太郎(8本)
10位 六角精児(8本)
10位 生瀬勝久(8本)
10位 西村雅彦(8本)
10位 小林すすむ(8本)
10位 岸部一徳(8本)
10位 小野武彦(8本)面倒なので以下略。
うーむ、タニショーが1位なのはわかるがそのタニショーと並んであの佐藤二朗が第1位とは。でも「医龍2」とか「モップガール」とか今期なら「未来講師めぐる」とか出て来ると「おっ!」と思うもんね。なお、ぬっくん(温水洋一)、吹越満、光石研(「時効警察」「1ポンドの福音」他)は第19位(7本)、私が結構好きな松重豊(「踊る大捜査線」の爆発物処理班の班長、「ビッグマネー」の心優しいヤクザなど)と小日向さん(小日向文世)も同じく第19位、寺島進(「踊る大捜査線」「アンフェア」他)、田中要次(「HERO」の「あるよ」の人。あと「タモリ倶楽部」で鉄特集の時に元国鉄マンとして出演)、小栗旬、松田翔太、竹中直人、阿部サダヲは第31位(6本)。私が結構好きな大森南朋(NHK「ハゲタカ」、URのテレビCM)が入ってないのは連ドラで本数をこなしてないからかなあと思ったら映画編のランキングで第6位でした。小日向さんは映画編では第12位でしたよ。まあ、出演した本数だけが全てじゃないけどね。
ランキングには若手があまり入ってないけど、もちろん若手イチオシはよっちゃん(岡田義徳)と山本耕史あたり、二押しは高橋一生か堺雅人(←若手か?)あたりかなあ。なお、要潤は「イケメンライダーブームを引っ張った一人」と言われたり、その他シリアスなドラマの重要な脇役出演が多いけど、「動物のお医者さん」の二階堂役も忘れちゃいけないよ。しかもこの間「ナイナイ+」のダイジェスト版を見ていたら要潤が「要先生に走りを教えてもらおうぜ!」というコーナーで出てきたのだが、要潤、面白いわ~。先日の「はねるのトびら」での小日向さんとの凸凹コンビぶりもよかったけど、要潤のあのしゃべりはまた見て見たいですよ。
この手の特集、他の雑誌でももっとやってくれないかなあ。できれば写真ページも大目で。もちろんこの手の雑誌の特集ページは探せばあるんだろうけど、どれも白黒だったり文章メインだったりするから、もっとカラー写真ページ充実で、とか思うのは私だけか?
2008年02月04日 (月)
2月下旬に発売される新潮社の雑誌「yom yom」に、小野不由美の、新作の、ファンタジー小説が載るそうですが。
yom yom便り
ちまたの噂では今度の新作は十二国記の番外編じゃないかという説が流れているようですが、そんなのアリかなあ。大体十二国記本編は講談社から出ているし、まあ十二国記の番外編の「魔性の子」は新潮社だけど、今更「魔性の子」の番外編とか出たりするのかなあ。そりゃ出たらすごく嬉しいし楽しみだけど~(まったくもう、寡作にもほどがあるっ!)。
ところでこのyom yomって雑誌、わたしゃずっと無料の販促雑誌だとばかり思っていたよ。1冊680円もしてたのね。知らなかったわ。
yom yom便り
ちまたの噂では今度の新作は十二国記の番外編じゃないかという説が流れているようですが、そんなのアリかなあ。大体十二国記本編は講談社から出ているし、まあ十二国記の番外編の「魔性の子」は新潮社だけど、今更「魔性の子」の番外編とか出たりするのかなあ。そりゃ出たらすごく嬉しいし楽しみだけど~(まったくもう、寡作にもほどがあるっ!)。
ところでこのyom yomって雑誌、わたしゃずっと無料の販促雑誌だとばかり思っていたよ。1冊680円もしてたのね。知らなかったわ。
2008年02月03日 (日)
鹿男あをによし 第3回(1月31日放映)。人の言葉を話す鹿から使い番の使命(日本を救うためにサンカクを"狐"から受け取って鹿に渡し、鹿から鼠、鼠から狐、狐から鹿へと渡さなければならない)とその歴史を聞いた小川(玉木宏)だが、じゃあなんでアンタが選ばれたのかという肝心の謎を聞くのを忘れているよ!(まさか春日大社のお守りをもってから、なんて理由じゃないよな??)。
さて他の人の目には見えないけれど自分の目にだけは自分が鹿男になったのがわかるといういやんな印をつけられてしまった小川。ま、これが失敗する度にまた印を付けられてどんどん体のパーツが鹿化していくんだったりして(鹿サイボーグ? 百鬼丸?)。さて自分が「使い番」になったいきさつとその歴史的使命を同僚の藤原(綾瀬はるか)に話してしまった小川だが、藤原はもちろんかわいそうな妄想男として片付けたのね。でもなんとか使命を全うするために正攻法(剣道部優勝)がダメなら他の手で、ということで現在サンカクが預けられている古物商に盗みに入る小川と藤原、やることが極端。しかも結局見つかってしまったのにお咎めなしだったのか? それはそれで大丈夫なのか?
60年前に一度に三つの学校を設立した前校長はもしかして前回の使い番だったのか? それでサンカクを鹿と狐と鼠で回しやすいようにと大和杯のシステムを作ったのか? そしてなーんか巫女体質っぽい堀田イト(多部未華子)は結局何者なのか。鹿の使い番のサポータなのかあるいは他の使い番なのかはたまた鹿、鼠、狐のいづれかから怪しい電波でもうけているのか。ちょっと原作を読んでみたくなるのだが、それはドラマが全部終了するまでお預けにするが、このドラマ、奈良、京都、大阪の観光PRドラマとしてもなかなかいいんじゃないでしょうか。なんか行ってみたくなるよね。もっとも今度奈良に行っても鹿を素直に見られないような気はするが。
さて他の人の目には見えないけれど自分の目にだけは自分が鹿男になったのがわかるといういやんな印をつけられてしまった小川。ま、これが失敗する度にまた印を付けられてどんどん体のパーツが鹿化していくんだったりして(鹿サイボーグ? 百鬼丸?)。さて自分が「使い番」になったいきさつとその歴史的使命を同僚の藤原(綾瀬はるか)に話してしまった小川だが、藤原はもちろんかわいそうな妄想男として片付けたのね。でもなんとか使命を全うするために正攻法(剣道部優勝)がダメなら他の手で、ということで現在サンカクが預けられている古物商に盗みに入る小川と藤原、やることが極端。しかも結局見つかってしまったのにお咎めなしだったのか? それはそれで大丈夫なのか?
60年前に一度に三つの学校を設立した前校長はもしかして前回の使い番だったのか? それでサンカクを鹿と狐と鼠で回しやすいようにと大和杯のシステムを作ったのか? そしてなーんか巫女体質っぽい堀田イト(多部未華子)は結局何者なのか。鹿の使い番のサポータなのかあるいは他の使い番なのかはたまた鹿、鼠、狐のいづれかから怪しい電波でもうけているのか。ちょっと原作を読んでみたくなるのだが、それはドラマが全部終了するまでお預けにするが、このドラマ、奈良、京都、大阪の観光PRドラマとしてもなかなかいいんじゃないでしょうか。なんか行ってみたくなるよね。もっとも今度奈良に行っても鹿を素直に見られないような気はするが。
2008年02月03日 (日)

さて、「ロス:タイム:ライフ」の第1回目だが、いやあ面白かったですよ。スクープ写真を撮ろうとして麻薬取引現場にいた男に銃で撃たれて死ぬことになる今回の主人公・中山春彦(瑛太)は、撃たれたと思った瞬間に目を開けてみたら目の前にいたのはサッカーの審判団の連中。死ぬ前に人生のそれまでのロスタイムを精算できるというので、人生最後のすごい写真を撮ってから死にたいと思い街に出るわけだが、世の中そうそうおいしい写真になるような場面は転がっていない。
サッカー中継もしくはF1中継ばりの解説者たちと審判団の行動がいいですよ。解説の方は話が進むにつれてドラマ進行の邪魔になるためかほとんど出番がないのだが、審判団の連中は瑛太と一緒に走り(そして立ち止まると肩で息をし)、迷った場面で瑛太が「こんな時は普通どうするもんなの?」とか聞くとえっとーー?という感じで考え込んでみたりする。そして瑛太と一緒に5年前に別れた彼女・百合子(吹石一恵)とその娘(実は瑛太の子)を見つめ、そして最後の最後でさっさと死ぬ現場に戻れという非情な指示を出すものの、これから撃たれて死ぬと言う場面で「なあ、俺ってダメな男だったかなあ」と瑛太が聞くと、静かに微笑みながら首を振るんですよ。しかもCMに入る場面では他の人が飲んでいるコーヒーを横取りして飲んで他の審判にどつかれたりしててね。このドラマ自体も面白かったけど、ほとんど無表情で主人公に随行するこの連中がナイスでしたよ。
もっとも、主人公の時間はロスタイム分経過するけど他の生きている人間たちの時間は止まったまま進行するのかと思ったらそうではなく、瑛太がロスタイムを過ごす時間は現実の時間そのまま。また、生きている人間に「死ぬ」ということは言ってはいけないけど接触するのは自由なんだ?とか、瑛太を殺す男は結局あの場所で4時間フリーズしたまま外の時間だけは経過していた訳?とか、死ぬはずの場所に戻ってこない人がいたらどうなるの??とか色々謎はあるのけど、それはそれでまあそれも楽しみかもね。
ところでエンディングロールの所で出演者の瑛太の名前のところに黄色いカードが。ということはこれからイエローカード2枚(死んだあとに人間に生まれ変わることができない)とかレッドカードの出演者が出て来るっつーことか? そしてこのドラマでもぬっくん(温水洋一)が大活躍。どうやら主人公は毎回違うのにぬっくんだけは毎回登場する模様。でもぬっくんの名前を出すと友人知人同僚はみんな「温水洋一って、私より年下なんだよね(もしくはちょっとしかトシが離れていないだよねぇ)」って言うのね。しかも阿部寛と同い年(43歳)で生まれた日も3日しか違わないという事実。いやあ、髪は長~い友達だよね(って、そんな話じゃない?)。
2008年02月03日 (日)

さて早くも2月、しかし色々片付いてなくてこれはいかーーーんな日々である。そんな訳で今日はもっと徹底的に掃除をしなくちゃなと思いつつ片付けだの掃除機かけだのしていたのだが、ふと思いついて「そういやしばらく放置していた『どうぶつの森』も荒れ放題だろうなあ、こっちも掃除しようと思ってDSを立ち上げたのだが……(←優先順位の上位はそれかいっ!)。私のDS機は子どもが自分の旧型機を放ったらかしてヘビーユースしているせいか前回これまた久しぶりに『どうぶつの森』を立ち上げたらフリーズしたんだったよ。前回はそこでもう嫌気がさして電源を切ってしまったので、今日はリセットさんが登場しちゃうんだな(2006年2月28日「リセットさんの教え[おいでよ どうぶつの森] 」)。
リセットさん、ちゃんといいこと言っているんだけど説教が長いのが難。しかもたまに反省文を書かされるのが面倒くさいしなとか思いつつ立ち上げたら案の定リセットさんが登場したのだが、今回はちょっとしみじみ口調での説教でしかも反省文の入力がなかったので思っていたよりは短くてすんだのね。でもまあ私も「前回ゲーム中に電源切ったのはわしのせいじゃねぇ! フリーズしたアンタの胴元(DS本体)が問題なんじゃああああ!」とちょっと往生際が悪いが。でもとりあえずどうぶつの森の掃除は一通り終えて一休憩している私だ……まだまだ家の台所やトイレや洗面所の掃除が終わってないがな(だめじゃん……)。
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