新宿御苑の桜5新宿御苑の桜先週は隙あらば早退して桜を見に行こうと思っていたのだが、会社にいるとその隙が全然できやしねぇ。会社から抜け出そうとするから出来ないんで、こうなったら会社に行く前に花を見た方がいいんじゃないのか?とふと思った訳ですよ。そんな訳で先週の金曜日、自宅最寄り駅とその隣駅の間にあるお寺の桜が見事に咲いていたので、「今日は30分遅刻覚悟で、一駅歩いてみよう」と思って歩いてみた。今年は桜が開花してから満開になるまでの時間が非常に短かったので、珍しく満開の桜の下に花びらが散っていない。そうなるとソメイヨシノってなんだか造花っぽい。だいたいソメイヨシノって近くで見ると、満開の時が一番面白くない花なんだよな。

さて隣駅からJRに乗ろうと思ったのだが、ふと見ると地下鉄一本でここから新宿御苑に行けるじゃないか。どうせ30分遅刻したならあと1時間くらいさらに遅刻したってかまいやしねーや(開き直り)。そこから地下鉄に乗って新宿御苑に。やっぱり広々としてていいわ~~。あんまり桜が見事なので今会社をサボっているのも忘れて、携帯のカメラで写真を撮って帯広の母にメールを送る。母は実はこの週末に上京して桜を見る予定だったのだが、身内の葬式が重なった上に、うちの父方の親戚のおばちゃん達が大挙してやってくることになってしまって上京を断念したのだ。すると午後には母から電話がかかって来る。

「ホテル、明日取れるかなあ」。突発的に上京!? 
「おばちゃん達が来るんじゃなかったの?」
「もう、帰ったからいいのさ。東京駅のいつものホテルが取れたら、明日行こうかな」
「……いいかもね」。
しかしホテルの部屋は取れなかったらしく、夜には「来年、早めに予約を取って今度こそ桜を見に行くから」と言うメールがきたのだった。

幼稚園の遠足?エライ人たち?さて新宿御苑では幼稚園の遠足らしき一行や、旗をもったツアーご一行様、外国人のカップル(←これがまた多かった)など時間が経つに連れてどんどん花見客がやって来る。そんな中にも頭を抱えて座り込んでいるオヤジとかもいたりして、3月28日っつーこの時期にこんなところで頭を抱えているって一体……とか思うよな。あと、何やら書類を見ながら説明しているスーツのオヤジとその説明を真面目に聞いたりメモしたりしているオヤジの一団も。「もしかして4月にやる園遊会の準備スタッフとかじゃないのかなあ?」と同僚の練馬のS嬢に言ったところ、「えー、もしかすると韓国あたりからきたツアースタッフかもしんないじゃん」と言われたが。

新宿御苑の桜2桜の下で絵を描くオヤジ桜の下で絵を描いているオヤジとか優雅だな。そういえばでかいレンズをがっつりつけた一眼レフを持ち歩く老夫婦も結構いてびっくりだ。

新宿御苑の桜3新宿御苑の桜4本当は午前中いっぱいずっと見ていたかったのだが、仕事が山積みなので10時過ぎには泣く泣く花見を断念して会社に向かう。昼飯時に「今日は一駅歩いてお寺で花見をした後に新宿御苑に行った」というと、練馬のS嬢にしみじみと「本当に花が好きなんだねぇ」と80%がたあきられながら言われちまったよ。「私も花見はするけどさー、酒を飲む方がメインで花なんかみてないもん。花を見るためだけに花見になんか行ったことないよ」。本末転倒だ。酒なんかいつでも飲めるじゃないか。

井の頭公園の人出枝垂れ桜そして翌日はまたもや井の頭公園に。さすが超満開だけあって、公園の200mくらい手前から道路いっぱいに広がる人の波が進みやしねえ。やっと池の回りを回るコースまで進めたと思ったら、桜の木の枝を折っているやつがいやがる!! 喝!! しかもボートに乗ってボートから桜の枝をつかんで写メしてやがるやつとかもいて、気分はすっかりタムケンだ。「桜の枝を折るヤツ、お前ら、全部死ね!!」。

しかし昨日はこの一ヶ月の仕事の疲れとここ数日の花見疲れが出たのか、午後はすっかり寝込んでしまったのだった。いやはや本当に無理がきかないトシになっちゃったよなあ。しみじみ。……今朝なんか新聞の「吉野花見ツアー20,800円」という広告に心が動いたものの「今、休めねぇ」(そして体力もねぇ)と断念し、でも今年こそは弘前の桜も見て見たいなぁとか遠い目をしてつぶやいたりしてみたり(ふっ……)。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
番線昨日花見の帰りに本屋に立ち寄って目にしたこの本、「番線―本にまつわるエトセトラ」(久世番子、UNPOCO ESSAY COMICS、672円)だが、そういや「暴れん坊本屋さん」の連載は終わったみたいだけどなんか似たような話は連載していたみたいだったよなあ、と思いつつ買ってみた。「暴れん坊本屋さん」は本屋さんネタの話だったが、今回のこの本はもっと幅広く「本にまつわるエトセトラ」っつーことで、本の貸し借り問題や漫画作品につくアオリ文句についてとか、保存図書の修復や書籍の校了係とか教科書ネタとか本当に幅広く色々なネタが詰まった1冊。まあ「暴れん坊本屋さん」ほどはじけてないような気もしなくはないけど(マジメなネタなんかちゃんと取材して描いているもんね)、久世番子のあのオバQみたいなキャラも健在で、楽しく読める1冊でした。

イカサマアシスタントへの道そして「番線」の隣に並んでいたのがこの「イカサマアシスタントへの道」(志々藤からり、UNPOCO COMICS、672円)だが、私はウンポコを読んでないのでどういう内容なんだかわからず(最近はどこもビニールパックがけしてあるから全然中身を確認できやしねぇ)、タイトルからちょっと冒険して買ってみた本。プロの漫画家のへっぽこアシスタントをやっている著者のエッセイコミックなのだが、メイン舞台は全面的に仕事場(つまり漫画家先生の家)なのでハードな裏舞台が描かれていて結構面白い。睡魔と戦う修羅場とか、先生がペン先を注文したらメーカー欠品でどうしても手に入らず実店舗行脚でも(田舎在住なので)数本しか手に入れられなかったために切羽詰まって有明で手に入れた話とか、先生がぶっ倒れた時にやってきた有能な臨時アシとチーフアシとの戦いとか、いやあ、アシさんって本当に大変。根性なしで人付き合いの苦手な私には絶対できない仕事だな。

ブンブン堂のグレちゃんそして一昨日買ったのがこれ、「ブンブン堂のグレちゃん 大阪古本屋バイト日記」(グレゴリ青山、イースト・プレス、1,100円)、こちらは10代の頃に古本屋でバイトしていたころの著者の経験を描いた漫画なのだが、……いやあ~、濃いわ~。私はこの手のガロっぽい雰囲気を漂わせた絵は本来非常に苦手なのだが、舞台が古本屋ということもあり、また主人公であるグレちゃんを始めとして出て来るキャラ達の濃さくどさからちょっと目がはなせない。しかし見れば見るほどうまいんだかヘタなんだかよくわからない絵だなあ。まあ、そこら辺は求められてないのかもしれないけど。

ああああ、今日は衣替えをする予定だったのに、また漫画を読んでしまったあ~~(そして衣替えはまったく進んでない。先々週クリーニング屋に出したダウンコートは引き取ってもまだしまうところが出来てないから、引き取りに行けないでいる有様だ)。ら、来週こそはなんとかしたい……。
プロポーズ大作戦 スペシャル(3月25日放映)。去年の春に放映していた「プロポーズ大作戦」のその後の話。ドラマが終わった時にはあの終わり方は中途半端だと思った人も多かったかもしれないが、私はあれはあれで余韻が残る終わり方でよかったと思っていたので、スペシャル放映の話を聞いた時は、本編の方をヘタにこねくり回して無理矢理話を作ったりなんかしないで欲しいよなあとか思ったのだが、ちゃんと続編として完成したレベルで面白かったですよ。

健(山下智久)の爆弾告白によって多田(藤木直人)との結婚式から逃亡した礼(長澤まさみ)達は、ハワイで行われることになったエリ(榮倉奈々)とツル(濱田岳)の結婚式に集合したが、結婚式当日にエリが突然日本に帰国してしまって、結婚式がまたもや中止になってしまう。結婚式の1週間前の幸せなスライド写真を見ながら「(ツルを)どうにかしてやりたいよなあ……、出来ることならこの日に戻って」とつぶやく健の前に妖精さん(三上博史)が登場、キターーーーーーーッ! そんな訳で結婚式の1週間前に戻ってツルとエリの結婚式が無事に行われるように駆け回る健、と同時に1年前の結婚式中止が重たいトラウマのようにもなっていっこうに事態が進行していなかった健と礼の関係も進展してゆく。

小さなエピソードが丁寧に組み立てられてストーリーが進行していくのがいいし、結局「プロポーズ大作戦」というタイトルもこのスペシャル版によってやっとそのタイトル通り完了したという感じかもしれない。だけど、ラストのキスシーン長過ぎじゃないか?(え? おばちゃんのやっかみ?) あとね、山下智久のヤセっぷり(筋肉はついてたけど)と少し荒み気味の目つきが気になったな。多分映画「クロサギ」の役作りのためだったんだろうけど、少なくとも1年前の単純な「健」じゃないよなあ(そりゃ他人の結婚式を破壊していちゃ単純にはなれないにしても)とか思いましたよ。

さてハワイに引っ越しをしていた妖精さんは次はスペインに引っ越しの予定、っつーことは結局どこにでも行けるっつーことなんだね。じゃあ、引っ越し先の教会にいる別の妖精と縄張り争いになったりしないのか? それとも教会の妖精ってそんなにいないのか? とか他の方向に妄想が進んじゃったよ。今度は妖精さんを主役に別のスペシャルも希望。
テーマ:テレビドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
鉄のバイエル今日の午前中、ボケッと「笑っていいとも増刊号」を見ていたら「金の卵芸人」のコーナーに松澤健という人が出てきてJR東日本の各駅の発車メロディを再現していたのだが、これがなかなか見事なものでしたよ。



4月からヤマハに就職するそうで芸人になるつもりはないとのことだが、ちょっともったいないかもね。なお、今検索してみたらこの松澤健による楽譜集「鉄のバイエル―鉄道発車メロディ楽譜集 JR東日本編」も出ていたよ。もっとも"この商品を買った人はこんな商品も買っています"では「JR東日本 駅発車メロディーオリジナル音源集 」とか「JR東日本駅発車メロディー・特急急車内メロディー 音源集 山手線全駅+α~」なんてのも表示されていたが。

タモリ倶楽部とかでそのうち出てきたりしないかなー。
井の頭公園1ここんとこやたらといい天気が続いたせいか東京地方では開花宣言をしたそうだが、うちの近所ではまだ全然咲いていない。今週は会社をさぼってあちこちに花見をしにいきたいなあ~と思いつつ、さぼるどころかまだまだ残業三昧が続くかと思うと出社拒否してしまいそうだ。だからせめて今日はまだ桜は咲いてないけどちょいと足を伸ばして花見に行ってこようかね、と井の頭公園に行ってみた。

しかしなんだ、桜は満開どころか1分咲きですらないのにこの人出は一体なんだ。相変わらず桜が咲いていたら一番いい場所になるであろうポイントにはカップルが陣取っていて花なんか見ちゃいねえ。花が咲いていたら「花なんか見ないくせにいい場所独占するな!」と毒づくところだが、今日はまだ咲いてないので許しておいてやる(←何様のつもり??)。

梅枝垂れ桜しかし花の命は短いな。左の梅の写真は先々週あたりに会社の近所で写したものだがそのときはほとんどがつぼみだったので、先週、もう満開になっているかなとか思って見に行ったらもうすっかり散ってしまっていたよ……。右の枝垂れ桜は今日井の頭公園で写したもの。枝垂れ桜の開花はソメイヨシノよりも格段に早いのだが、それでもやっぱりほとんどつぼみでした。

馬酔木不明左は自宅近所の馬酔木の花、右の花は不明。そういえば昨日の朝は久しぶりに早く起きて近所を散策したのだが、冬のうちにバッサリと枝を切られていた木が多くてビックリだ。「えー!? あんなに見事に満天星躑躅の花が咲かせていた木が……バッサリと!」「あーー、木蓮の木までバッサリ!? いいじゃないの、これくらい!」「花の名前は忘れたけど大輪のオレンジ色の花を咲かせていた木が……こんな姿に!」「この間きれいな花を咲かせていた萩が。ここの家の人は花が散ったら切るとは言っていたけど、本当に切っちゃったんだ……」とがっくり三昧だ。まあ、通行の邪魔になっていたんだろうけどさー。

椿ミモザ椿とミモザ。大島弓子の作品に「ミモザ館でつかまえて」っていうのがあったなー。あるいは「ライジング!」(氷室冴子原作、藤田和子絵)の中で主人公の仁科有紀が演じる芝居のタイトルが「黒い瞳にミモザを捧げ」だったっけなあ……。「ライジング!」がすっごく面白い作品だったので結構期待して藤田和子の次の作品を読んだら、キャラクター設定もストーリー展開も無茶苦茶甘くてたるくてびっくりしたもんでしたよ。あの作品のすごさは原作にあったのね。

雪柳白木蓮雪柳と白木蓮。木蓮は「僕の地球を守って」(日渡早紀)よりも「白木蓮抄」(花郁悠紀子)かな。

エリカ?沈丁花エリカ(様)と、沈丁花。沈丁花は東京に来てからはじめて見た種類の花だ。私は「ポーの一族」の中で描かれるジンチョウゲのささやかな感じからもっと触れなば落ちん…といった風情の花を想像していたのが、思いのほか強情そうな花で驚いたんだったなあ。

サンシュユ日向水木サンシュユとヒュウガミズキ。サンシュユはマンサクと並んで非常に地味な花。トサミズキはちょっとラブリー。

さて、一息ついたから、お持ち帰りした仕事に取りかかるとするか(泣)。
川崎市市民ミュージアム「少女マンガパワー!展」昨日の夜は、会社で派遣のMさんの送別会があったというのに、彼らを見送りつつも8時まで残業をしていた私だ。そして今後のスケジュールについて打ち合わせをしていたら、5月中旬くらいまでいっぱいいっぱいでとてもじゃないけど会社をおちおち休んでられないことが判明して絶望的な気分になり、……今日は前々から行きたいと思っていた川崎市市民ミュージアムの「少女マンガパワー!展」に発作的に行ってきてしまいました。

普段とにかく出歩かない私は基本的に首都圏の交通機関をろくすっぽわかってないので、渋谷から乗った東急東横線でSUICAが使えることに驚き、そして武蔵小杉の駅前から乗った市バスでもSUICAが使えたことにも驚いている始末。駅前の市民ミュージアム行きのバス停からは行列が長く伸びていてまたビックリ。こんなに大勢の客が皆、もしかして「少女マンガパワー展」を見に行くのか? しかもここで乗ったバスの乗客層がなんだかデジャブー。盆と暮れに東京駅から乗る有明行きのバスの乗客層に非常に似ているような気がしたのだが、……もちろんそれは気のせいだったよ。みなさん、終点手前の等々力スタジアム周辺でごっそり下車し、結局終点の川崎市市民ミュージアムで降りたのは私を含めて7、8人程度だった。

館内に入ると中2階のようになっているフロアへ続くエスカレータが目に入ったのだが、「少女マンガパワー!展」の展示は2階と書いてある。そばにいた警備員の人に「このエスカレータは2階につながっているんですよね?」と聞くと、「こちらは直接は2階にはつながってないんですよ。マンガに行くのは奥のエレベータを使って下さい」と言われてしまう。おいっ、2階は他の展示もあるのに、何故私が見るのはマンガと決めてかかるのだ。もちろん、見るのはマンガだが。

館内の展示場には時系列ごとに少女マンガの原画や関連グッズが並べられ、原画やイラストの横には非常に丁寧で秀逸な解説や説明書きがついていて、順路通りに進むとそのまま少女マンガの歴史を辿ることができる。一番最初に展示されているのは手塚治虫の「リボンの騎士」、そして松本零士の「銀の谷のマリア」などだが、こうして見ると彼らの絵ってまんま50年前の萌え絵なのね。それに「リボンの騎士」の中で、男の子のフリをしているサファイヤがもしかして女の子じゃないかと疑われるシーンにしみじみ時代を感じる。女物の靴を履いているから女に違いないとか、ピンクのハンカチを持っていたら女かもしれないとか言っているの。手塚センセも今のテレビのバラエティ番組を見たらびっくりだな。

手塚治虫や松本零士はさすがに懐かしくもなんともない私だが、牧美也子の「銀のかげろう」とかわたなべまさこの「ガラスの城」はやはり懐かしい。牧美也子の原画のそばには、牧美也子がデザインした主人公の女の子が着ていたワンピースをプレゼントすると言う当時の雑誌の企画ページと、そのデザインを元にファンの方が再現されたというワンピースが飾ってあったのだが……これは私が当時の小学生だったら欲しかっただろうなあという代物だ。

ところで展示されている原画はオリジナルの原画と、原画を精巧に複製した原画ダッシュ、そして普通の複製原画の3種類があった。この原画ダッシュというのは実物に近づけるべく研究してつくられた複製原画で、その説明のために竹宮恵子の原画と原画ダッシュの同じ絵が並べてあったのだが、確かにこれが原画に限りなく近い代物なのだ。原画の墨ムラからホワイトから写植の浮きまで言われてみないとわからないくらいに原画に忠実つくられていてビックリだよ。

でもなー、やっぱオリジナルの原画は違うのよ。漫画は印刷されて一つの作品になってなんぼのものだから原画だけをありがたがるのもどうかと思うのだが、やっぱり本物の原画を見ちゃうとその絵から当時の作者の思いが伝わってくるような気がするし(もちろんそんなのは私の勝手な思い込みだが)、見ている私の当時の記憶や思い出も一緒に蘇って来るのだ。……とかいいながら、実は原画ダッシュがあまりにも精巧なもんだから「あれ、これ原画だったっけ? ダッシュの方だったっけ?」と入り口の所に張ってある原画の区別の注意書きを見に行ってはまた展示原画をしげしげと眺め、そのうちやっぱりまたどっちが原画だったかわからなくなって入り口に行って、というのを何度も繰り返している時点でダメダメだがな。

会場内には原画や関連品(よしながふみなんか同人誌も展示してあった)の展示だけでなく、会場の真ん中には展示してある作家の作品集が収められた本棚と椅子があった。だから絵を見て本を読みたくなったらそこでその本を読むことも出来るのである。ナイスだよ、川崎市民ミュージアム(ちゃんと本の背には懐かしい「禁帯出」のシールが貼ってあった)。作品としての漫画が読めなくちゃ意味ないもんね。ただ、出来れば会場内に少女マンガ年表みたいなものもあるともっとよかったけれど。販売していたカタログの方にはちゃんと載っていたが、ちょいと高め(1,500円)なので誰もが買う訳じゃないし、やっぱりこの年表、会場内にもほしかった。

さて、去年の12月にこの展示企画のお知らせを見たときには「出展漫画家の数が少なすぎるんじゃないのか?」とか思ったけど、内容が濃いのでこれはこれでいいのかもしれない。またこういう展示会があったら、出不精で面倒くさがりな私だが頑張って見に行きたい。今度は、見たあとに会社に休日出勤して仕事するようなことはもうしないと心に誓いつつ(しくしく)。
もうすぐ春、ですねぇ~、と焼けっぱちで歌いたくなる今日この頃(え?)、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も早くも1クールが終わっちまいますよ(遠い目)。そんな訳で4月にはもう新ドラマ。

4月、フジ月9「CHANGE」(脚本・福田靖、P・後藤博幸、演出・澤田鎌作、平野眞、出演・木村拓哉、深津絵里他)。「子どもたちに囲まれながら充実した日々を送っていた小学校教師(木村拓哉)。政治になどまったく興味を持っていなかった男が、ある事情から議員へ、そして総理大臣へかつぎ出される。小学校教師が総理大臣に?! まさに青天の霹靂…。政界・永田町で海千山千の政治屋たちに翻弄されながらも、同じく日本を良くしたいという想いを秘めた人々と奮闘していく。庶民感覚を忘れずに、普通の人の目線で、臆せずに分からないことは分からないと言える、そんな総理の姿が周りの人間にも影響を与えていくことになるのだった」(「こちらフジテレビ2月21日」より)。キムタクが総理に!? 中卒の検事(「HERO」)よりもさらにトンデモ度がパワーアップ? 脚本と演出がまた「HERO」のスタッフだし。アベちゃんみたいな総理が現実にいたんだからキムタクでも全然OKって話か?

4月8日、フジ火9「絶対彼氏」(原作・渡瀬悠宇、脚本・根津理香、P・橋本芙美、演出・土方政人、佐藤源太、出演・速水もこみち、相武紗季、水嶋ヒロ、佐々木蔵之介、真矢みき他)。「少女コミックを原作に、速水もこみちがロボット役チャレンジするラブコメディ。彼女のためだけに生きる完璧な恋人型ロボット・天城ナイト(速水)とルックスはいいが仕事へのやる気はゼロのダメダメ御曹司・浅元創志(水嶋)が、モテないOL・井沢梨衣子(相武)をめぐって恋の大バトルを繰り広げる」(ザ・テレビジョン3月21日号より)。前々からもこみちは人間じゃないって思っていたので今回のロボット役は適役なのかもね。まったく見る気がおきないけど。

4月8日、フジ火10「無理な恋愛」(脚本・岡田恵和、P・安藤和久ほか、演出・塚本連平、小松隆志他、出演・堺正章、夏川結衣、田中圭、夏木マリ、福田充徳他)。「ひとりの中年男が、とびっきり『無理な恋愛』をした。年齢も、仕事も、価値観も。大切にしてきた青春時代の思い出も…。何もかもが全く違う。彼女には年下の恋人が…! (中略)そんな団塊世代の男を主人公に、世代、男女、価値観などの恋愛観の相違を織り交ぜながら、恋愛の楽しさや面白さ、優しさや寂しさ、そして切なさを…。ドラマ『無理な恋愛(仮題)』が描き切ります」(番組公式ウェブページより)。団塊世代はもはや中年ではなくその上の老年だろ!?というツッコミは置いておいて、関西テレビで夏川結衣で中年男の恋愛というと「結婚できない男」路線を狙っているのか?という気がしないでもないけど、堺正章のラブストーリーには食指が動きません。

4月22日、日テレ火10「おせん」(原作・きくち正太、P・三上絵里子他、演出・南雲聖一他、出演・蒼井優他)。「若いのにキップが良くて姐御肌。でも大の食いしん坊でどこか天然の若女将。自分のハートに忠実で身の丈にあった幸せを幸せと思う…。当たり前のようでなかなか出来ないことをサラリとやってのける女性「おせん」。艶やかに和服を着こなす女将姿の蒼井優が食と日本文化の乱世を痛快になぎ倒す!」(番組公式ウェブページより)。最初このタイトルを聞いた時は昭和初期の耐えたり忍んだりする女の一代記ものかあ?とか思ったのだが、どうやらグルメコメディコミックが原作のようだ。原作の絵柄だけ見ても話が全然想像つかない。

4月16日、日テレ水10「ホカベン」(原作・中嶋博行、脚本・阿相クミコ他、演出・佐久間紀佳他、出演・上戸彩、北村一輝、戸田菜穂、加藤成亮他)。「"ホッカホカ"のなりたて弁護士・灯(上戸)の奮闘記。弱者の力になろうと、使命感に燃えて法律事務所に入所した灯。性犯罪や幼児虐待などのむごい社会問題とその被害者たちに向かい合い成長していく」(ザ・テレビジョン3月21日号より)。「そこをなんとか」(麻生みこと)なんぞを読むとボス弁(弁護士事務所の経営者)とかアニ弁(先輩弁護士)とかイソ弁(ボスに雇われて仕事をする勤務弁護士。居候弁護士)とか、弁護士って立場によって色々スラングがあるんだなーとか思ったけど、「そこをなんとか」にも「ホカ弁」っつーのは出てこなかったなあ。原作は面白いのかもしれないけど(←読んでない)上戸彩だから「アテンション・プリーズ」とか「アタックNo.1」系の頑張っちゃうドジっ子お仕事ドラマなのかなー(←棒読み)。

4月2日、テレビ東京水25「週刊真木よう子」(原作・リリー・フランキー他、演出・大根仁他、出演・真木よう子、阿部サダヲ、宮崎吐夢他)。「これは1話完結のオムニバスドラマで、全ての話に真木よう子がヒロイン役として登場する。(中略)このドラマで共通するのは真木が毎週出演するということだけ。各話のキャスト、脚本家、演出家は毎回異なる。共演者は、阿藤快、阿部サダヲ、井口昇、池田鉄洋、市川しんぺー、江口のり子、遠藤憲一、大久保佳代子、掟ポルシェ、田中哲司、辻修、中村達也、温水洋一、浜野憲太(SAKEROCK)、星野源、正名僕蔵、みのすけ、宮崎吐夢、森下能幸、ヨネスケら、実力ある俳優が登場。原作には、リリー・フランキー「ねぎぼうず」、いましろたかし「中野の友人」、すぎむらしんいち「スノウブラインド」など、一流作者によるラブストーリー、ホラー、コメディなど13話が用意され、各話完結の“オトナのストーリー”が展開される。」(TV LIFE 2月8日記事より)。「SP」の真木よう子にはちょいと期待したいところだけど、テレ東の、しかも水曜日の深夜だってえのがビミョー。

4月3日、NHK木8「バッテリー」(原作・あさのあつこ、脚本・相良敦子、演出・清水一彦他、出演・中山優馬、高田翔他)。「天才的な才能を持つ中学生投手・巧(中山)の成長を描く。巧は、捕手・豪(高田)と出会ったことを機に、仲間を信じることの大切さに目覚める」(ザ・テレビジョン3月21日号より)。非常に手堅そうなドラマ、でも木曜の夜8時はついつい「うたばん」の方を見ちゃうのよ。

4月3日、TBS木9「渡る世間は鬼ばかり」(脚本・橋田壽賀子、演出・清弘誠他、出演・泉ピン子、宇津井健他)。キムタクが総理大臣になる話や、もこみちがロボットになる話や堺正章のラブストーリーよりもわかんない世界かも(出演者名を打ち込むのもついはしょっちゃったよ)。

4月10日、テレビ朝日木9「7人の女弁護士」(原案・長坂秀佳、脚本・尾崎将也他、演出・塚本連平他、出演・釈由美子、原沙知絵、永井大、東ちづる、野際陽子他)。「「犯罪の陰で泣いている女性を救いたい」をテーマに、7人の女性弁護士たちが難事件に立ち向かい、解決していくまでを描く『7人の女弁護士』は、1991 年に第一作が放送されるや、幅広い視聴者からの支持を受け、シリーズとして3クール、さらにはスペシャルドラマとしても放送された大人気シリーズ。さらに 2006年4月、「木曜ドラマ」の枠で新シリーズとして復活すると、再び女性を中心に多くの視聴者からの共感と支持を集めました。その『7人の女弁護士』が今年4月、「木曜ドラマ」に再び登場します! (後略)」(番組公式ウェブページより)。どうもテレ朝の木曜9時枠には心が動かない……。

4月10日、フジ木10「ラストフレンズ」(脚本・浅野妙子、演出・加藤裕将他、出演・長澤まさみ、上野樹里、瑛太、錦戸亮、水川あさみ他)。「長澤まさみ、上野樹里らが共演し、DVやセックスなど現代人が抱える悩みを描く青春群像劇。彼氏(錦戸)の暴力に悩む美知留(長澤)は、友人・瑠可(上野)のシェアハウスで生活することに」(ザ・テレビジョン3月21日号より)。若手の実力俳優が揃っている、のかもしれないけどストーリーがあんまり面白そうに思えない。

4月18日、テレビ朝日金9「パズル」(脚本・蒔田光治他、演出・片山修 他、出演・石原さとみ、山本裕典、木村了他)。「三十路の高校教師・鮎川(石原)が、お金につられて難解な謎解きに奮闘するミステリー。鮎川は普段はおしとやかだが、生徒の前ではごう慢な本性を発揮、今村(山本)や神崎(木村)らをアゴで使う」(ザ・テレビジョン3月21日号より)。テレ朝で「パズル」というタイトル、もしかして「トリック」系ドラマ?と思ったら脚本が「トリック」の人なのね。ほとんど見てなかったけど。それにしても石原さとみ、まだ21歳なのに三十路の教師って……。

4月11日、TBS金10「Around40~注文の多いオンナたち~」(脚本・橋部敦子、P・瀬戸口克陽他、演出・吉田健、出演・天海祐希、藤木直人他)。「主演は自身もアラフォー(Around40の略。40歳前後の世代のこと)、TBS初出演となる天海祐希。キャラクター色の強い役柄を演じてきた天海が久々に等身大の女性役に挑戦する。共演には、藤木直人、大塚寧々、筒井道隆、松下由樹と超豪華実力派俳優が揃う。“アラフォー”たちの苦悩と葛藤を、コミカルに、時に切なく描くのは『僕の生きる道』でおなじみの脚本家・橋部敦子。プロデューサーは『花より男子』『華麗なる一族』を手がけた瀬戸口克陽という注目のコンビだ。アラフォー世代の女性たちを通して、今を生きる女性にとって、本当の幸せは何かを問う、ウーマンライフドラマの決定版!!(後略)」(番組公式ウェブページより)。TBS金10は当るとすごく面白いんだけど、でも、このタイトルはもう少しなんとかした方がよかったんじゃないでしょうか。それにしても二昔前なら20代後半女性の行き遅れな悩みがドラマになり、一昔前なら30代女性の恋(あるいは結婚)と仕事の両立の悩みがドラマになり、いよいよ40代(前後)が主役の時代がやってきましたよ。日本は本当に高齢化社会を迎えているんだね。

4月11日、テレビ朝日金11「キミ犯人じゃないよね?」(脚本・林誠人他、P・桑田傑他、演出・植田泰史他、出演・貫地谷しほり、要潤、渡辺いっけい、金剛地武志他)。「脚本はオリジナルで、役どころは推理作家志望の風変わりな女性フリーター・森田さくら。抜群の記憶力と推理センスを見いだした要潤(26)演じる新任刑事・宇田川教生に“助手”として雇われ、難事件を解決していくストーリー。警察に親のコネで入った宇田川が、毎回のように容疑者の女性に恋をし捜査を混乱させるなど、コンビの掛け合いが笑いを誘うコメディー仕立てだ。「TRICK」や「時効警察」などを生んだ同枠の新たな人気シリーズとして定着を目指す。貫地谷は劇中で、コスプレにも挑戦。キャバクラやブルドーザーの運転手、看護師…などアルバイトを転々とする設定で、そのたびにさまざまな制服姿を披露。ドラマの見どころの1つになりそうだ」(スポニチ2月20日記事より)。「未来講師めぐる」最終回のあとにやっていた予告を見たらそれなりに面白そうな感じだったけど。「時効警察」「モップガール」枠のドラマだし、「時効警察」の時みたいに演出家も週代わりのようだ。

4月19日、TBS土8「ROOKIES-ルーキーズ-」(原作・森田まさのり、脚本・いずみ吉絋、演出・平川雄一朗他、出演・佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、中尾明慶他)。「二子玉川学園高校(通称ニコガク)へ赴任してきた新人教師・川藤幸一。ニコガクの野球部は、かつて甲子園出場まで果たしていた伝統ある部だが、現在では不良たちの溜まり場と化し、おまけに部員の起こした不祥事により活動停止。そんな野球部を、野球の「や」の字も知らない川藤が自ら顧問となり、自暴自棄になっていた不良たち=野球部員の根性を親身になって立て直し、野球部の再建に乗り出す。そして夢の甲子園を目指す物語」(Wikipediaより)。土曜の夜8時のドラマってちょっと微妙? TBSの番組公式ウェブページには「家族全員で見られる、語れる、考えられる、そして参加できる視聴者参加型のドラマを目指す」とあるのだが。現時点の"裏番組"はメチャイケと「オーラの泉」と「世界一受けたい授業」だしね。

4月19日、日テレ土9「ごくせん3」(原作・森本梢子、脚本・江頭美智留他、演出・佐藤東弥他、出演・仲間由紀恵、生瀬勝久、宇津井健、江波杏子、佐藤二朗他)。「ヤンクミこと、数学教師の久美子(仲間)と不良男子の奮闘を描く。赤銅学園高校の教頭・猿渡(生瀬)は3年D組の問題児に手を焼き、ヤンクミを呼び寄せる」(ザ・テレビジョン3月21日号より)。今や若手俳優の登竜門ドラマとなっている「ごくせん」、うちの子ども(9歳)はいち早く「私、これ見るから!」と宣言しているのだが、実は私は仲間由紀恵が、そして特に「ごくせん」がかなり苦手だ……。

4月、TBS日9「猟奇的な彼女」(脚本・坂元裕二、P・伊與田英徳、演出・土井裕泰、出演・草なぎ剛、田中麗奈、鈴木えみ、市毛良枝、谷原章介、上川隆也他)。「同名の韓国映画を草なぎ&田中の初共演で連続ドラマ化。純朴な青年と凶暴だけどキュートな女性のラブストーリー。大学講師・三朗(草なぎ)は、ある日駅のホームで凛子(田中)を助ける。だが、翌日から凛子につきまとわれ、三朗は困惑する」(ザ・テレビジョン3月21日号より)。最近、めっきり日曜夜9時台のドラマは見なくなったなあ。

今回は仕事が忙しすぎるせいか、どうもテレビドラマに対するテンションが下がりっぱなしかも(今見ているドラマの感想を書く時間もなかなかないし)。これが見たい!というのがまったくないのだが、とりあえずキムタクの月9、蒼井優の「おせん」、要潤の「キミ犯人じゃないよね?」、天海祐希アラフォー、「週刊真木よう子」あたりの第1回目は見るかもしれないけど、あとがどうにもこうにもよくわからない。まあ、予告を見てからかな。
テーマ:テレビドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
今年も手塚治虫文化賞作品ノミネートの季節がやってきました(2007年3月24日「手塚治虫文化賞作品ノミネート」)。

 マンガ大賞の候補に10作品 手塚治虫文化賞(朝日新聞)

ノミネート作品は以下の10作品。

「海街diary1 蝉時雨のやむ頃」吉田秋生、小学館
「大奥」よしながふみ、白泉社
「海獣の子供」五十嵐大介、小学館
「NANA―ナナ―」矢沢あい、集英社
「ハチワンダイバー」柴田ヨクサル、同
「もやしもん」石川雅之、講談社
「闇金ウシジマくん」真鍋昌平、小学館
「よつばと!」あずまきよひこ、メディアワークス
「るくるく」あさりよしとお、講談社
「レッド」山本直樹、講談社

うわー、読んでいるのはかろうじて海街と大奥だけだ。どれも名前は聞いた事はあったり気になって読んでみようか迷っていたり、買ったのにまだ読んでない(←ダメダメ)作品ばかり。もやしもんは3年連続ノミネート、これはやっぱりそろそろ読んでみなくちゃ。NANAは一昨年もノミネートされていたけどまだ連載していたのか?(←無知)。大奥は去年もノミネートだけど、これは先がまだまだ長いからなー。

という訳で今日は「もやしもん 第1巻」にチャレンジの予定(読む時間がないのが難だが)。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
睡眠時間が短いと肥満や糖尿病などの生活習慣病になりやすいそうですよ。

 “睡眠不足は肥満のもと”5時間未満だと1・4倍に(読売新聞)

ただ単に起きている時間が長いとそんだけ食う時間や回数も増えちゃうからじゃないのかという気もするけど。「睡眠時間が5時間未満の場合、5時間以上に比べて肥満の人が約1・4倍であることがわかった。逆に、99年で肥満の人は06年に睡眠時間が短くなっている傾向があり、肥満と短時間睡眠が悪循環の関係になっていることがうかがわれた」というのも、もしかして太ると体にかかる負担が増えるために(心臓にかかる負担とか、あるいは寝ている時も自重で腰とか骨に負担がかかってしまうとか??)起きている方が楽だから(本当か?)、起きている時間の方が長くなるとか??

私なんか8時間以上寝たら腰が痛くなっていつまでも寝てられないのだが、それはもしかして私が中デブだからなのか?
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
先週の土曜日の午後、カルチャーセンターでちょっとした講座を受講してきた……というと、マダムの優雅な休日の昼下がりっつー気がしないでもないが(え? 全然しない?)、受講してきた講座の名前は「少女マンガの力の秘密」というもの。超面倒くさがりで出不精で人見知りが激しい私(←本当だ)がなんでまたそんなところへ行ったかというと、講師がマンガ研究者のヤマダトモコ氏と元小学館編集者の山本順也氏だったからだ。あの1970年代別冊少女コミック黄金時代を作り上げた伝説の編集者の方ですよ。HOTと呼ばれた萩尾望都、大島弓子、竹宮惠子が大活躍をした時の編集者ですよ。これは行かねばなるまい。

っつー訳でしつこいようだが超面倒くさがりで出不精で人見知りが激しい私は緊張しながら会場である新宿住友ビル内の朝日カルチャーセンターの中に入る。ああ……空気がなんだかカルチャーセンター……(←意味不明)。オバサマが多いわ……まあ、私もオバサマな訳だが。でもって受講中に携帯電話を鳴らしちゃいけねぇと思って鞄の中を探してみたら携帯がない。どうやら自宅に忘れていたようだ。確認のため自宅に電話をかけようと公衆電話を探す。……ダイヤル式の電話だよ。ダイヤル式のジーコジーコ回す電話なんて10年ぶり以上のような気がする。公衆電話もちょっとレトロ。

それはともかく。ちゃんと携帯電話が自宅にある事を確認してから講義が行われる部屋に入る。30人も入ればいっぱいになるような小さな部屋の真ん前右側にブルドックのような顔をした初老の男性が腕組みをして座っている。確か「おごってジャンケン隊 第2巻」(現代洋子、小学館)のゲスト・萩尾望都の回の時にジャンケンに負けて食事代を支払うことになったのが山本順也氏だったが、当然の事ながらあの時の似顔絵よりもぐっと老け込んでいる。第一印象は気難しそうな感じ。

しかし話し始めたらそんな第一印象とは打って変わって、にこやかに顔をくしゃくしゃにさせながら当時の話をし始める。山本氏がマンガ雑誌に関わるようになったいきさつ、少女コミック創刊時の苦労話、HOTのエピソード、当時の漫画界の専属制度について、山本氏の定年退職記念パーティの話など等色々。貴重なお話を聞けて本当によかったですよ。やっぱり伝説の編集者だけあるわ~と思ったエピソードがいくつかあったのだが、特に印象的だったのは、1970年代に萩尾望都が大ブレークする前に初期短編作品集を別コミや週コミに再掲載した理由を話したときだ。

当時他の雑誌で発表された作品を系列会社でもない会社で姉妹誌でもない雑誌が再度掲載する事はなかったという。しかし1970年代の前半に、別コミや週コミでは萩尾望都が他の雑誌に描いた作品も含めた初期作品の再掲載を行った。今回の聴講者の方がそれは何故か、何故萩尾望都はそういう風に特別だったのか?と質問した事に対して、山本氏は「ずっと読んでもらいたい作品だから」「雑誌は載ってしまえば一度きりだが、それだけではなくもっともっと読者に知っておいてもらいたかったから」、さらに「作者と読者の関係をしっかりと作って欲しかったから」と回答したのだ。作者と読者の関係をしっかりと作って欲しい、ですよ。編集者ってぇのは漫画家を育てるだけでなく作者と読者の仲人役でもあったんだな。うーむ。

もっとお話を聞きたかったが1時間半はあっという間に過ぎ、講義が終わっても山本氏を囲んで話が続く。それでどなたかが「それでは上の(フロアの)ティールームに場所を移動しましょう」と提案され、人の波は少しずつ少しずつ移動したものの、超面倒くさがりで出不精で人見知りが激しい私(しつこい)はその輪に加わることができず、とぼとぼと帰ってきてしまったのだった。まったくもう、小心者で内気で気弱でチキンな自分が憎いぜ。

山本氏は2004年の3月に倒れて救急車で運ばれ生死の境をさまよい現在もリハビリ中との事で、お話をしている時もしきりにおなかをさすりながらだった。今まではなるべく表舞台には出ないようにしていたとのことだが、もしかすると九死に一生を得た事で今のうちに話しておこうという気になられたのかもしれない。山本氏の講演だけでなく、こういうディープな漫画関係者の方の講演等、機会があればまた聞いてみたいと思って司会をされていたヤマダトモコ氏に次の予定等を伺ったのだが、まだ決まってない(予定はない)との事だった。ちょっと残念。でもなんとか時間を作って、川崎市民ミュージアムの「少女マンガパワー!」展は見に行きたい(今回の講座はこのイベントの関連企画なのだ)。だけどなー、今週も来週も全然会社休めねぇーーーーー。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
配達あかずきん 成風堂書店事件メモ 1近所の本屋の何軒かでちょっとイチオシ的な雰囲気を漂わせながら陳列してあったこの本、「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ 1」(原作:大崎梢、絵:久世番子、 新書館)だが、昨日行った本屋では見本誌が出ていたので手にとってみてみたものの、見本誌では本の5分の1くらいまでしか読めなかったので、ちょっと興味を引かれて「今月のチャレンジ本」に買ってみた。あの「暴れん坊本屋さん 」の久世番子作品だが、私は久世番子のシリアス物は1冊も読んだ事がない(っつーか「暴本」しか読んだ事ない)。

「本屋の謎は本屋さんが解かなきゃ!」。とある駅ビルの6階にある成風堂書店を舞台に、しっかり者の書店員・杏子さんと勘の良いアルバイト大学生・多絵ちゃんが、書店で起こる謎や事件を鮮やかに解き明かす!! 大崎梢原作の本格書店ミステリ小説を「暴れん坊本屋さん」でおなじみの久世番子が完全コミカライズ!! 」(Amazon出版社/著者からの内容紹介)

なるほど、これは本好き、本屋好きなら楽しく読める本かも。絵柄からしてほのぼのコミックかと思っていたのだが(裏表紙に書いてある「本格ミステリのコミカライズ」という紹介文や、帯の「本屋の謎は本屋さんが解く!」というのを全然読んでなかったので)、読み始めたらちゃんとしたミステリでびっくりだ。もちろんほのぼの系のミステリで、読後感も悪くなく、また、本屋さんならではの苦労ネタなども散りばめてあって結構面白く読めた。1話読み切りで5編収録されているが、これは続きも読んでみたいかも。この作者ならではのカバー下のお遊びも相変わらず健在だが、でもカバーを取った本体の表紙にタイトルが全く入っていないのはいかがなものか。
先月から担当する業務の一部が変更になってきゅうきゅうとしている毎日なのだが(1月17日「無理矢理押し込めば結構なんとかなるもんですよ」)、年度末を控えてイレギュラーな業務や年度切替に備えてやらなきゃならない仕事も増えてきて四苦八苦である。しかも今まで業務のチェック体制が十分じゃなかったということで、自分の担当ではない仕事のチェックもしなければならなくたったためにその仕事の内容と流れをちゃんとつかんでおかなければならなくなり、さらに内部統制がどうたらこうたらっつーことで(←全然わかっていない)色々横やりが入って、やっている業務の一つ一つに物言いが入る毎日なのだ(外部の監査法人のお兄さんが一人、イケメンなのが唯一の救いだ)。

Y岡さん「休職していて先月復職したKさん、やっぱり復職取り消しだそうです」
私「一ヶ月以上遅れて連絡して来るなーーーー!」
K池さん「開発のMさん、4月から海外支社に出向になるけど、住民票と社会保険の手続きだけど……」
私「もう、海外になんか行かないでーーー!」
派遣のMさん「休職から復職してきたとたんやっぱり退職になったAさんですけど、結局先月の出勤日数がゼロだったので、支給した通勤手当を戻してもらう処理が必要になります」
私「会社にくるんだか来ないんだかはっきりさせておけ!」
Y岡さん「4月の昇級のための資料がこれなんですけど、データをここからひっぱてきているんですけど、あっているかどうかチェックして下さい」
私「今日、はじめて見る資料なんですけど、どこをどう見ればいいと!?」
Fさん「採用業務の件で聞きたいことがあるんですけど」
私「部長に聞いてーーー!」
M山くん「社会保険料の月額変更の金額が変だと思いませんか?」
私「調べてみます(それ、私が担当する前の話だからっっっ!!)」

……とか、色々。まだ給与処理の自分の担当業務だって全然把握してないのに。それなのに他の業務B、業務Cが無茶苦茶忙しくなってきていて息切れ状態だ。特に業務Bはここに来て上の方が大々的なアナウンスをやらかしてくれたおかげで、その処理業務を担当しているのは私一人なのに、問合せや資料請求の電話とメイルが数分置きに入ってきてその対応に追われてとんでもないことになっているのだ。

私「今朝なんか(業務Bの監督部長の)Aさんと二人きりで打ち合わせしちゃったぁ。AさんはNさんのものなのに、ごめんねぇ」(2007年2月26日「お局様の失楽園の旅」参照)
練馬のS嬢「あらっ(はあと)」
Nさん「私に遠慮しなくて全然結構だよ……」
私「おまけにAさんの携帯の番号もきいちゃったぁ」
S嬢「もう、ラブラブね!」
Nさん「携帯の番号を教えちゃうとAさんから四六時中かかってくるよ」
S嬢「やだ、自分の番号なんか教えないでしょ」
私「当たり前だ(断言)」
Nさん「帰りの電車の中とかでも電話とったことがあるがあって、すんげー迷惑なんだけど」
S嬢「やだ、それはAさんがNさんと話したくて話したくてしかたがないからよぉ~」
私「NさんのAさんなのに、ここんとこ独占しちゃっててごめんねぇ~」
言わずもがなだが、もちろん、冗談だ。
私「でも今回の件で、(社員からの)問合せのメールや電話がひっきりなしで無茶苦茶忙しい上に、社内メール便のフロアによっても誰かに呼び止められるし、休憩室のフロアでコーヒーを買っても呼び止められるし、トイレから出てきた所でも呼び止められるんだよ……」
S嬢「あら、Kさんたら今一番、旬な女なのね~」
Nさん「Kさんたら、人気者!」
私「……全然嬉しくない」

旬な女って、色々つらい。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
雛祭りすっかり忘れていたのだが今日は雛祭りだった。雛人形を押し入れから出してちゃんと飾ろうと思っていたのにすぐに忘れてしまう。昼間思い出して「今夜こそ出してちゃんと飾ろう」と思うのに夜にはもう忘れている。かろうじて夜思い出しても11時過ぎてたりすると「明日の夜こそは」と思って出さないまま日が過ぎてゆく。

セレモニーと一般常識に厳しい同僚の練馬のS嬢には「一夜飾りにしないようにね」と言われていたのに、昨日気がついてみれば雛祭りの前日ですよ。しかし子どももすっかり忘れているんだか何も言わないので、今年は雛祭りはなしってことでいいっかあと出さないまま、とうとう3月3日になってしまった。このまま子どもが何も言わなければ今年は雛祭りはスルーだぜとか思っていたのに、やっぱり学校に行くと今日は雛祭りなんだと言う情報を聞きつけてしまうのだった(←おいっ!)。

そんな訳でよりによって出したのは今日の夕飯前だ。でも一夜飾りじゃないもんね、当日飾りだ! なお、同僚のNさんは早々と雛人形を出してあったせいか、雛祭りは終わったと勘違いして今朝うっかりしまってしまいそうになったそうだ。そしたらそれを見ていたNさんのダンナが「もしかして早くしまいすぎたら結婚するのも早くなっちゃうんじゃないのか? 18とか19ぐらいで出来ちゃった結婚しちゃったりして」とつぶやいたそうだ。だからその話を聞いて私もうっかり「Nさんちはそういう血統だしね」と言ってしまったのだった(2006年3月1日「4月9日は友引です。」)。

ところで今チェックしてみたら去年の雛祭りネタの時のタイトルも「一夜飾りじゃありません。」だったよ。この記事のカテゴリーは「健康・病気・今日のアルツ」の方が妥当だったかもしれん……。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
早いなー、もう3月だって。この月日の流れの速さはいったいなんなんだ。こうして油断しているとあっという間に夏コミの〆切もやってくるし冬コミの〆切も時間の問題っつーことか? そんなわけで3月発売のコミック新刊ラインアップ。

5日 夏目友人帳 5[緑川ゆき]
5日 そこをなんとか 1[麻生みこと]
13日 のだめカンタービレ 20 [二ノ宮知子]
21日 天才柳沢教授の生活 26 [山下和美]
21日 誰も寝てはならぬ 8 [サライネス]
24日 Dark Seed-ダークシード- 3(完) [紺野キタ]ガールズコレクション
25日 君に届け 6 [椎名軽穂]
28日 オトノハコ [岩岡ヒサエ]DXKC
28日 土星マンション 3[岩岡ヒサエ] IKKI COMIX

「秘密」(清水玲子)につづいて「夏目友人帳」もテレビアニメ化ですよ。なんだかなあ。今月号のMELODYを買ったらアニメ版「秘密」のキャラ設定が載っていたんだけど……やーめーてーーー。あんなの薪さんじゃねぇ! そして「夏目友人帳」も今出ているLaLaの表紙にアニメ化の文字が載っている訳だが(あ、話は横にそれるがよしながふみの「西洋骨董洋菓子店」アニメ化決定だそうだ)、なんでそうそうアニメにしたがるかなあ。いいじゃん、漫画として面白いんだからそれだけで。実写化の方がまだ納得できるけどな。

麻生みことの「そこをなんとか」も第1巻が出るので楽しみだ(1月10日「「そこをなんとか」麻生みこと(メロディ不定期連載)」)。そして「君に届け」の第6巻も出るというのに、なんと12月に買った第5巻をまだ読んでねぇーー! だってだって色々忙しくて本当に本が読めないものだから、昼飯の弁当をセブンイレブンで買って温めてもらっているちょっとの時間にもレジ横で本を読んでいる始末だ。なもんで会社の同僚にもその姿を目撃されて「そこまでして読むの??」とか言われているくらいとにかく色々時間がない。しくしく。

「誰も寝てはならぬ」は正月休みの間に既刊分を一気読みしたのだが、まあ面白いんだけどやっぱり「大阪豆ゴハン」の方が面白かったな。そんな訳で「大阪豆ゴハン」全12巻を読み返してみたり(←本当に時間がないのか?)。「のだめカンタービレ」は実は16巻ぐらいからずっと読んでない。なんとかしなくては。

さて、今月とりあえずチャレンジして読んでみてみたのは「僕の小規模な生活 第1巻」(福満しげゆき、モーニングKC)。帯の「マンガ家志望の人は読んでおいて損はしないですよ!」「マンガを描くマンガ家のマンガ」というあおり文句に心惹かれて買ってみたら、翌日の朝日新聞の書評欄に載っていてびっくりだ。内容は貧乏漫画家の(多分ほぼ)実録漫画なんだだけど、主人公のネガティブぶりがすごい。よくここまで描くなあと思うくらい自分の心理状況や周辺のことなどを克明に描いてあって、ネガティブ系が苦手な私にはちとつらい1冊だったが、多分すごく共感できるという人もいるだろうと思う。でも3月はもっと明るいものにチャレンジしてみるつもりだ。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック