4月になって就職する人もいれば入学進学する子もいる。また、4月を機に何か新しいことを始めて見ようと思う人も多いことだろう。私も100万年ほど昔、ほぼ毎日満員電車の中で痴漢に遭っていた頃、4月になるとビギナーの痴漢に遭っていたものだった。痴漢も4月を機にやってみようと思う代物なのか? あるいは地方から出てきた青年達のチャレンジだったのか? とか思ったものでしたよ。そういや電車の中で痴漢に遭った時に反撃したら指を骨折してしまい、恥ずかしそうに労災申請をしていたTちゃん、どうしているかなあ。

さて昨日の昼飯は同僚Y男のおごりでスキヤキランチを食べに行ったのだが。
大お局様のK池さん「一昨日の土曜日にPTAの集まりがあって行ってきたんだけど」
K池さんには今中2の娘と専門学校2年の息子がいるのだ(K池さんの息子については2007年4月25日「班のめあて:はぐれない。」参照)。
K池さん「その集まりの中に上の子が高校に行っている人がいたんだけど、その子が電車の中で痴漢にあったんだって」
私「満員の通学電車に乗れば痴漢にだってあうでしょ」
Y岡さん「気の毒ですね」
K池さん「それが男の子なのよ、その子」
私「へぇー。まあ、男の子が痴漢に遭うっているのも結構聞く話だよね」
K池さん「それが相手は高校生の男の子だったんだって」
私、Y岡さん、派遣のKさん「へぇー!」
K池さん「まあ、その子がまた可愛い子だからさ、痴漢に遭うのもわからないではないよねって言っていたんだけどね」
Y岡さん「男の子だったら反撃したりできるんじゃないですか?」
K池さん「それがすっごい満員電車で身動きが全然できなくて黙っているだけだったんだって。今女性専用車両があるじゃない? だから痴漢に遭わないように男子高生専用車があればいいのにって言ってたわ」
私、Y岡さん、派遣のKさん「えーー」
私「だって犯人も高校生だったらダメじゃん」
Y岡さん「男子高校生ばかりの車両って、なんかすごそうですね」
Kさん「間違って乗っちゃったらこわそうですよね」
私「犯人の高校生は同じ高校の子だったの?」
K池さん「あ、そこまでは聞いていない」

いつも詰めが甘いK池さんなのだった。私としてはその手の話なんぞはBLの浸透具合から言って別に珍しいことでもなかろう、本屋に行けば結構いい場所にその手の話の本が山積みだよといいそうになってしまったが、大人なので(え?)思いとどまった次第だ。ジャニヲタのK池さんが可愛いというからにはそこそこ本当に可愛いのだろうが、まあ、続報を期待したいところだ。

ところでこんな記事も。

 痴漢冤罪を防ぐために「男性専用車両」が導入される予定はあるのかを鉄道会社に聞いてみた【首都圏編】(GIGAZINE)
テーマ:雑記
ジャンル:日記
会社では4月1日にあった人事異動に伴ってあちこちの部署で引越があり、私の周辺でも微妙な移動があった。先月までは隣の席だったH君(2006年2月17日「社内のアイドル」)が斜め向かい側の席に移ってしまい、よりによってK君(関連会社で経理・総務・人事を担当している40過ぎのザビエルハゲ、彼女いない歴15 年、北海道出身、4月10日「今日は4月10日、新社会人もまだ10日目。」)が隣になってがっくしだ。まあ、K君も私には言われたくないだろうが。

しかしそんな私にも密かな楽しみがある。先月末に中途入社したYさんが技術的なことで色々質問をしにH君のところにやってくるのだ。Yさんは法務担当の51歳のオヤジなのだが若々しい訳でもないのにオヤジにも見えないちょっと不思議な人で、つるっ禿な頭にまず目が行ってしまう。そういうとまわりの皆から「Kさん(私のことだ)は本当にハゲ好きなんだから」と言われてしまうのだが、Yさんは声がすごくいいのだ。そんなに深刻なハゲでもないのにいさぎよくつるっ禿にしているところも好感度アップだが(え?)、よく通る低い声が実にナイス。そのYさんと社内のアイドルのH君の二人を正面から見られるのである。うーむ、眼福なひととき(と、思っているのは私だけか)。

そんな訳で練馬のS嬢とNさんが何やら話をしていて、「今日はダーリン、来てないねって言ってたのよ」というから何かと思ったら、「Kさんのダーリンのことに決まっているでしょ」といいやがるのである。「ダーリンって……」と唖然としていると、S嬢は「だってKさん、興味がない人はどんなに近くにいてもうるさくても全く目に入らないのに(確かにな)、こんなにYさんの話題がよく出てくるなんて、やっぱりラブラブねぇ~って言ってたのよ」「……」「何よりもまずハゲだしね」。開いた口がふさがらねぇ。でも超メタボなA部長とラブラブ扱いのNさんよりはまだましか(2007年2月6日「お局様の失楽園の旅」)。わしらも会社で盛り上がるネタが本当にないんだな。

しかしそんなNさんも今日二人でエレベータに乗っていたところ、2階で男性社員が乗ってきて6階で降りて出て行ったとたんに言ったのだった。

「あのハゲ方は許せないね」。

確かにゴルバチョフ型のハゲとうっすらとしたザビエルハゲがつながっていて、気の毒な頭の人だったが(しかも結構若そうな感じ)、デブ専のNさんからそんな台詞を聞こうとわ。どうやらNさんもハゲ専業界(え??)に片足突っ込み始めているようだった。
半田健人については前にも書いたことがあるが(2007年9月8日「NHK、二つの阿久悠特集番組」)、今朝、半田健人が出演した先週分の「ストリーム/コニシ倶楽部・ビル見学編」を聞いて、もしかして半田健人の適性職業って俳優とか特殊分野のコメンテータではなく、宗教家じゃないのか?と思いましたよ。

「ストリーム/コニシ倶楽部・ビル見学編」ではメインの小西克哉と進行役の桐畑トールが西新宿高層ビル群を回ってビルマニアの半田健人に話を聞くというものだったのだが、半田健人(23歳)の解説に小西克哉(53歳)と桐畑トール(35歳)がいちいち「ほぉ~」と感心するほどのマニアっぷり。しかもすごくわかりやすい。例えば京王プラザビルがいかに優れた建物であるかということを解説していたのだが。

半田「いいビルの条件のうちに僕の一つに直方体、きわめて立方体であるということも(ある)」
小西「じゃあ国連ビルなんかはOK?」
半田「国連ビルなんかOKですよ」
小西「典型的なマッチ箱で直方体で」
半田「そうですね、だから逆にニューヨークで言うとエンパイヤーステートビルなんかはちょっと反則なんですよ」
小西・桐畑「反則!」
半田「反則。視覚的に高く見えちゃうんですよ、先が細くなっていると。実力がわからない」
小西「あれ、先がとんがっていないとキングコングがつかまれないんだよ」
桐畑「あのー、ちょっと待って、それはなんとなくわかるんですが、ビルの実力がよくわからないと言うのに僕ひっかかりまして。高さがやっぱり実力の一つ?」
半田「先っぽを細くするのはいわばドーピングです」
桐畑「なるほど! そりゃダメだ、ドーピングなら」
小西「出場停止だよ」
桐畑「そうですね!」

素直にまっすぐ伸びた四角いビルこそ優れたビル、でも先が細くなっていてちょっと背伸びしているようなビルはドーピングだって。なんとなくこれで納得させられちゃってるし。このあと住友ビル(三角ビル)に行くと、当時の新宿は今の六本木みたいなもんだったという半田の解説にまたもや感心する二人。

小西「これも古いよ」
半田「これも古いんですが、多分、一見古く見えない感じがしませんか?」
桐畑「見えないですね」
半田「これはある種、都庁が建ったことによりデトックス効果があった」
小西「へぇー?」
半田「アンチエイジングしちゃったんですね」
桐畑「ほぉ」
半田「あのー、色の系統が一緒なんで。これ、シルバーの色なんですね、住友三角ビルと言うのは。あれ(都庁)が建ったことにより調和しちゃったんですね、変に。変な調和があったために(古く見えない)」
桐畑「時代が全然違うのに? この建った」
(中略。ビルが建った当初、小西克哉がここがデートスポットだったというと)
半田「今は単純にもうビジネス街でしかないんですけど、当時は本当、六本木ヒルズぐらいの勢いはありましたよね」
小西「あったあった、副都心、開発だから」
半田「ましてやその、60年代末から70年代あたまは新宿が熱い時代だったんですね」
小西「はいはいはい、そうそうそう!」
半田「何かというと演劇にしても学生運動にしてもやっぱり新宿というのは拠点になっていた、ディスコにしても。だからそんな中、新宿をちょっと西に行くとこういう新しいランドマークが出来ていたという」
桐畑「へぇー」

ドーピングの次はデトックス効果でアンチエイジングときたよ。しかも自分が生まれてもいない70年代を語って53歳の小西克哉が深くうなづいているという。そしてこのあとに行った三井ビルでは階数がはっきりとわかる造りのビルになっていることを評価して、そうじゃないビルを「損している」とか言っちゃってるし。ビルとして損しているって、あなた。こうしてこのコーナーの終わりには小西克哉と桐畑トールの二人は半田健人の布教にすっかりビルマニア化してるし。

まあそんな訳で、この話しっぷり、わけわからないけど説得力ある(あるような気がする)内容、そして聞く人を感化させてしまうそのわかりやすさからこの人に一番あっている仕事はもしかして宗教家なんじゃないのか?とか思ってしまった次第だ。いやあ、半田健人といえば「仮面ライダー555」でデビューした平成イケメンライダーの一人で、他のイケメンライダーは要潤といいオダジョーといい葛山信吾といいごく普通に俳優としての道を行っているのに、半田健人は23歳にしてマニアのカリスマ。でも本当は「秘密」(東野圭吾)みたいに、若い子の体に年寄りの心が入ってたりするのかもしれない。
テーマ:AMラジオ
ジャンル:テレビ・ラジオ
先週見た新聞のコラムに東京MXテレビ(東京メトロポリタンテレビ)の「5時に夢中!」の水曜日版のコメンテーターのマツコ・デラックスと若林史江のコンビが絶妙で面白いと書いてあってので、早速録画してみてみた。9chなんかを録画したのなんか初めてだ。東京のローカルテレビのせいかごくたまにチャンネル移動のはずみで目にすることがあっても、別段おもしろそうな番組なんかなさそうだったし。

この「5時に夢中!」というのは東京ローカルの情報番組らしいが、私が見た先週水曜日分では30分以上新聞の小ネタにランキングをつけてあれやこれや言っていたり、ぬるーい外国人特派員によるおススメスポット紹介や、メインの小ネタに視聴者からの意見を募ったりしているだけの番組で、情報番組感はそれほどなかったのだが、やっぱりコメンテータが出色。マツコ・デラックスはテレビではほとんど見たことがなかったけど文章が面白いのでハズレはないだろうと思っていたのだが、確かに若林史江とのコンビがナイス。この若林史江というのは私は初めて見た人で今までまったく知らなかったのだが、見た目はそんじょそこらにいる軽いノリの若手OLさんにしか見えないにもかかわらず、実は金融評論家で「兜町のお姫様」らしい。話しっぷりからはそんなお固さは微塵も伺えないが。でもところどころでマツコ・デラックスとかますボケの中に、なるほどベースがしっかりした人なんだと感じさせるものもあって結構面白かった。

マツコ・デラックスの方はどうやら「毒舌トーク」ということになっているらしいが、確かに他の情報番組では聞けないようなツッコミやコメントが次から次と出てくるものの、言っていることの中身は結構うなずけるというか非常に腑に落ちる感じがするので、聞いていると納得できることの方が多いような気がするな。ディズニーランドのネタが出てきた時に「この番組はお金もらってないんだからそこんとこ気を使わなくてもいいのよ」と言っていたのにも、ハッとしたよ。ほとんどどの番組も直接にしろ間接的にしろかならずディズニーを敵に回したくないと思って作っているもんね。

しかしこの番組、メインのMCをやっている人が「え? 田宮二郎??」と思うくらい今どき珍しいくらいのバタくさい顔で、その顔にしばし目が釘付けだ。だいたいこの番組自体、番組の作りもセットも進行もなーんか昭和くさい感じがそこはかとなくただよう番組なんだよなあ。ローカルテレビはえてしてこういうもんだが、首都圏のオシャレさとか最新さとかまったく感じさせない。そしてこの番組始まってまだ3年なのに、このニセ田宮二郎で4代目らしい。日替わりの一癖も二癖もありすぎるコメンテータをそつなくこなしているんだったらこのヒト、これまたそれはすごいのかもしれない。

で、番組の終わりに翌日のコメンテータの名前が出たのだが、それが岩井志麻子と中瀬ゆかり。うわー、じゃあ、他の曜日は一体どうなっているんだ??と思って見て見たら月曜日がダンカンと中村うさぎ、火曜日が北斗晶とだいたひかるという感じでこれまた微妙。もしかして1週間全部見て見た方がいいのか? とりあえず今週の水曜日の録画予約は入れておいたのだが。
テーマ:TV番組
ジャンル:テレビ・ラジオ
今日は小学校の保護者会だったので、会社を午後休して小学校に行ってきました。うちの子どももいよいよ小学4年生、いまでさえクソ生意気なのにこれからもっともっとこまっしゃくれてくるのね。やれやれ……。

さて保護者会の方は新学年が始まってすぐなので、まずは校長先生の演説や生活指導の先生から色々説明があったのだが、生活指導の先生は今年は新一年生の担任になったのだという。

「いやあ、1年生って本当に面白いですよね。今年は学校が創立80周年になるので色々と行事があるのですが、子ども達に今度学校の誕生日がありますって説明したら、何歳になるの?って聞かれたんです。こんど80歳になるんだよって説明したら、子ども達が「えー、じゃあもうすぐ死んじゃうの!?」って言うんですよ。これだから小さい子どもって面白くてたまらないですよね」

うーむ、確かにな。なお生活指導の先生は、「学校は君たちみたいに若い子が毎年入ってきてくれるからその度に若返っているんだよ。だから死なないから大丈夫」と説明したんだと言う。先生の言い逃れもお上手。
キミ犯人じゃないよね? 第1回(4月11日23時放映、テレビ朝日)。要潤(宇田川警部補役)のハジケっぷりがまだまだだけど、なかなか面白かったんじゃないでしょうか。ま、真夜中のバカドラマ枠だしね(え?)。

ホレっぽくておぼっちゃまで多分かなり無能、でも勘だけはいいらしい宇田川(要潤)と貧乏のずん底?な小説家志望の森田さくら(貫地谷しほり)のコンビによるミステリータッチドラマ。いや、フェイクなサスペンス劇場ドラマ? 犯人なんかしょっぱなからこいつしかいないだろ?という作りだし密室トリックもしょぼいのでそういうところを楽しむドラマじゃなくて、何もかもがわざとらしいというか型にはまったバカバカしさを楽しむドラマのような気も(←屈折し過ぎか?)。

また貫地谷しほりの少女マンガみたいなキャラが予想外にいいかも。顔立ちとか目が特に少女マンガみたいな美少女だし。去年「風林火山」に出てた時は役に溶け込んでいたんだかなんだか彼女自身の存在感とかキャラみたいなのは感じなかったけど、今回は現代劇のせいもあるかもしれないけどなかなかよさげですよ。台詞忘れたけど宇田川の無能っぷりに呆れ気味な時の口のひん曲げ方なんか本当に漫画みたいだったし。

しかし男女二人の凸凹コンビによる事件解決もの、しかも片方の過去の記憶にもう片方が何か関わることになる……というあたり、「モップガール」に似てなくもないけど(そういえば最終回見ないままだったなあ)、要潤のこれからのハジケっぷりに期待するとしましょう。君ならまだまだ出来る!
半神萩尾望都パーフェクトセレクションも最終巻の「半神」が出たので買いましたよ。私は萩尾望都の単行本は実は初期のもの(「ポーの一族」「トーマの心臓」、文庫本4冊)と、あとはSF系(「スターレッド」「マージナル」「銀の三角」「A-A'」など)しか買ってなかったし、今まで全集が2回出ていたと思うが色々とどうかなあと思うところがあり、2回ともまったく買っていなかった。だからちゃんとした(?)初期以降の短編集を買うのは実は今回が初めてだ。しかもここ20年は連載作品はともかく短編等はリアルタイムではほとんど読んでいなかったので、知らない作品も結構収録されている。そんなわけでどの作品が収録されているかという予備知識すら仕入れずに最初っからたんたんと読み進んで行ったのだが。

やっぱり昔読んだ作品を今年取ってから読むとまた一際味わいが違うのね。「半神」もリアルタイムで読んだ時はこんなに残酷な話(ストーリー自体は全然残酷ではない。主人公の気持ちの問題)だとは思わなかったし、名作と名高いあの「イグアナの娘」も当時は普通に面白く読めていたけど、今読むとなおのこと母と娘の葛藤が当時よりももっとくっきり刺さってきて私も主人公同様に泣けてきちゃったよ。ごく普通に自立した一人の大人の女性だったら自分の母親との(時に長く苦しい)戦いの歴史を持つと思うが(参考文献・氷室冴子「冴子の母娘草」、よしながふみ「愛すべき娘たち」など)、それをこういう形で描ききりなおかつそれをああいう形で昇華させてしまうのが本当にすごいよなあ。

しかしこれを収録するなら「小夜の縫うゆかた」を入れなくちゃダメじゃないか?と思ったら、最後の方にちゃんと入っていましたよ。「小夜の縫うゆかた」は1971年の作品だから他の作品と比べると明らかにタッチもストーリーも全然違ってて浮いてしまいかねないのだが、それでもちゃんと収録してあるのが(著者が一番好きだと言っていた作品だとは言え)なかなか憎いよ。

この本に収録されている短編を読み進むと、これは「家族」がテーマの作品集なのか?と思ったけど実はそうじゃなくて(家族も含む)何かの深い絆で結ばれ人たちのお話なのね。ただしそれが家族の場合には逃れられない苦しい関係であることの方が多いみたいだけど。

さて、このパーフェクトセレクション、常々当時連載していた形で収録すると謳っておきながらタイトルロゴが当時の物を使っていないのが不満であると主張していた私だが……この最終巻のあとがきにちゃんと書いてありましたよ。当時の表紙原稿はほとんど手元にないために、雑誌からスキャンしてパソコンで表紙原稿を修正して収録したのだと言うことが。いやー、すまんかった……とか一瞬思ったけど、なんだよ雑誌原稿から今回のこの本の原稿を起こしたんだったらスキャンしたまま当時のロゴをそのまま使えばよかっただけじゃーん。無理することなかったのに~。
テーマ:マンガ
ジャンル:アニメ・コミック
ビックコミックスピリッツ3月からチェックしていたのにすっかり忘れていたよ。今週号から佐々木倫子の連載が始まっていますよ。

 「動物のお医者さん」の佐々木倫子が新連載を開始、舞台は北海道のテレビ局(GIGAZINE)
 今週のビッグコミックスピリッツ(小学館)

札幌の地方テレビ局の新米キャスターの話らしい。佐々木倫子のオリジナル連載で、しも舞台は北海道、これは楽しみ、早速買ってこなくちゃ。感想はまたあとで。

追記:(4月12日)
立ち読みしました(←おいっ)。しょっぱなから放送局のオヤジ達の新人採用会議でこの物語の主人公である雪丸花子を採用するかしないかという話になっているのだが、「一般枠」じゃ無理だから「女子枠」での採用はどうだとか言っている中、彼女は「バカ枠」で採用決定だと断言するオヤジ。そして結局そのバカ枠で採用された雪丸がやはり最初っから色々かましてくれるのである。いやあ、佐々木倫子健在だよね。しかし佐々木倫子の場合、爆発的な笑いを巻き起こすのではなく、普通の人とどこかネジが緩んだキャラとそれを冷静に見ているキャラの微妙な噛み合なさから来る面白さがじわじわと来る作品なので、どちらかというと単行本になったものをまとめて読む方がもっと楽しめるかもね。ただし月一連載っつーことだから、単行本になるのはまだまだ先だろうけど。
テーマ:本日の日記
ジャンル:日記
4月になったなあとしみじみ思うのは桜の開花ではなく、会社への道を急いでいる時にモタクサしている新しいスーツの若いもんに邪魔される時だ。忙しい大人がセカセカ歩いているリズムにまだまだ乗れないのね。

さて4月1日はうちの会社でも入社式があったのだが、新卒採用担当のFさん(35歳の美人妻派遣社員)が朝から電話をかけていたので何かと思ったら、入社式までもう時間がないというのにまだ来てない新人がいるのだという。「ちょっと、新人の方から遅れてすみませんの電話はなかったの!?」と聞くと「自宅に電話しても出ないので家を出てはいるみたいなんですよねえ」という。今どき携帯電話を持ってない新人はいないだろうに、何故電話を入れるということもしないのだ。おまけにその後、別の新人から「JRの駅で降りたんですけど迷子になってしまいました!」という電話も入ってびっくりだ。

そうかと思うと受付の1時間前に来た新人もいたそうで、まだ受付前だからと追い返したのだが、それを見ていたY男が「あの新人、もう絶対来ないね」と言ったもんだからY男とFさんで来るか来ないか賭けをしたんだという。結局「ちゃんと来ますから」と言ったFさんが勝って(そりゃそうだよ)、そのおこぼれに預かって関係のない私達(私、大お局様のK池さん、派遣のKさん、オヤジあしらいのうまい派遣のOさん、Y岡さん)までY男におやつを買ってもらったのだった。

その新人達も研修が始まって9日目になったわけだが、研修担当者のO村さんが私の左隣の席にいるKくん(関連会社で経理・総務・人事を担当している40過ぎのハゲ、彼女いない歴15 年、北海道出身)と今年の新人研修について何やら話していた。

O村さん「あのさー、Aくんなんだけどさ」
Kくん「あ、何かやっちゃった?」
O村さん「研修態度が本当にダメダメだから注意したんだけど全然聞いてないし、一つ一つ丁寧に説明しているのにメモもとらないの。それでメモとらなくてちゃんとわかったの?って聞いても、ちゃんと聞いてましたから、大丈夫ですからって言うんだよね。じゃあ、私が今説明したのは5つあるけど何て言った?って聞くと言えない上に、私の説明が悪いって言うのよ!」
Kくん「あーーー……」
新人研修はうちの会社の新人と関連会社の新人が一緒に受けているのだが、問題のAくんはKくんの会社の新人なのだ。
O村さん「それが3度も続いて、さすがの私もなぐってやろうかと思ったわよ!」
Kくん「本当に、すみません」
O村さん「あと、Bくんなんだけど」
Kくん「あ、チャラ男ね」
O村さん「半ケツ出すのはやめろって言ったんだけど」
Kくん「僕も注意したんですよ、あれでも」
私「半ケツって、何?」
Kくん「スーツのズボンをベルト緩めてずりさげてはいているんですよ」
私「えー? ジーパンならまだしもスーツで半ケツ!?」
O村さん「社会人としてどうかと思うでしょ」
社会人としてどうかと思う以前に、スーツで半ケツはいくらなんでもバカ丸だしじゃないのか? 第一似合わないだろ?(←そういう問題か?)
O村さん「それからCくんはさ」
O村さんの告発が続き、Kくんはあやまってばかりだ。
Kくん「Cは入社説明会の時に、母親と一緒に来たんですよね。それで僕、お母さんにも色々説明したんですよ」
うわー、母親同伴で入社説明会に来るか。
Kくん「でも今年はまだ辞めると言ってきた社員はいないでしょ」
O村さん「そりゃまだいないけどねー」
Kくん「だったらだいぶマシですよ」
私「何? 去年とか一昨年は入社10日目で辞めたヤツがいたの?」
Kくん「いましたよ。4年前ですけど、入社3日目でやめたやつが。導入研修がはじまってすぐに辞めるって言ってきたんです」
私「なんでまた。理由は?」
Kくん「やっていけそうにないから、って」
私「技術研修中ならまだしも、それ以前の導入研修の始めで辞めるってなんだよ」
Kくん「さあ。でも今年はまだ一人もいませんから!」
当たり前だ。そこで「そういえばKくんの会社の新人とうちの会社の新人が研修期間中にできちゃった結婚をしたのは2年前だったっけ? 3年前だったっけ?」と聞こうとして、はっと我に返ってやめましたよ。すぐ右隣に研修期間中につきあい始めてその後出来ちゃった結婚をしたY岡さんがいたからな。いやあ、研修スタッフって、色々大変だな。
テーマ:本日の日記
ジャンル:日記
赤毛のアン実はいまだに記念切手が結構好きだ。だから記念切手の発行日は割とマメにチェックしてたりする(思い出せば、だが)。ま、私の子供時代には切手ブームというやつがあり、私も郵便局の窓口に並んだもんでしたよ。でも今は切手を使う機会がほとんどないんだよなあ。いい柄やいいネタの切手って80円が多いのによく出す年賀状や暑中見舞いハガキは50円切手だし。

で、今度「赤毛のアン」の切手が出るのよ(80円切手だが)。

 「国際文通グリーティング(赤毛のアン)」の発行(日本郵便)

「赤毛のアン」(フジ、1979年)はアニメ放映が始まってから初めて、しかも大学生になってから読んだもんだったが。マシュウが死ぬ回の放映日はちょうどサークルの飲み会の日(忘年会だったのか?)で、飲み屋のテレビに釘付けだったな(遠い目)。

この手のスケジュールはすぐに忘れてしまうので携帯のスケジュールに「6月20日」と入れてアラームまで設定するのも、いい大人としていかがなものか。多分使いもしないのに3シートくらい買っちゃうかも。
テーマ:本日の日記
ジャンル:日記
本の本昼飯を買いに会社の近くのセブンイレブンに行って、レジ待ちと弁当温め待ちの間に読んでいた本、「本の本―書評集1994-2007」(斎藤美奈子、筑摩書房、2,940円)だが、練馬のS嬢には「いったい何なの、その本!」といわれてしまいましたよ。まあな、参考のために子どもの携帯電話と並べて写真を撮ってみたが、本当部分厚い。730p、なんと5cmだよ。今うちにあるどの本と同じくらいかと思って色々比べてみたのだが、「定本 育児の百科」(松田道雄、岩浪書店、7,299円、1,765g)よりも分厚い。でも紙質のせいかこの厚さの割には重くないので(736g)、ちょっと凶器にはなりそうにないし、邪魔とはいえ通勤に持ち歩いている訳だよ。そうでもなきゃ読み切れないからな。

「「妊娠小説」でデビュー以来、膨大な本の山と格闘し続けた戦いの記録とも言える本書は、じつは書評家・斎藤美奈子の「初の」書評集である(と「あとがき」では語られる)。「ときには伝道者の気分でその魅力を喧伝し、ときには著者になりかわってその意義を力説し、ときには読者の立場でちょっとした苦言や要望を呈」した書評の数々は、圧巻。こんな本だとは知らなかった、こんな本があるとは知らなかった、などたくさんの発見があること間違いなし。祖父江慎の装幀も、圧巻です。」(Amazon/出版社からの内容紹介)

斎藤美奈子の本にハズレはないとはいえ、この本を読み終える日が来るのかと気が遠くなるが(もちろん、まだ全然読み進んでないのだが)、収録された膨大な量の書評の1本1本はそれほど長くはなく(弁当を温めてもらっている間に1本くらい読み終える感じ)、かつ例によって大新聞の極普通の書評とはかなり違った味わいの斎藤美奈子の軽く毒の効いたカジュアルな(ポップな?)文章をサクサク楽しめる(ま、朝日新聞の日曜日の書評欄には斎藤美奈子も掲載しているが)。一応ジャンルとしては「小説と随筆の品」「文芸評論と日本語の本」「本のある生活」「社会評論と歴史の本」「文化と趣味の本」と分かれているが、どこからいつ読んでもOK。でもってこの本を読むと「健康帝国ナチス」(ロバート・プロクター、草思社、歴史評論?)とか「ボーヴォワール 女性知識人の誕生」(トリル・モイ、平凡社、社会史評論?)とか「母の発達」(笙野頼子、河手文庫、小説)とかも読んでみようかなという気になっちゃう訳だよ。

しかしどうにもこうにも本を読むスピードがどんどん落ちている上に読む時間そのものがあまりないので、空いている時間にとにかくこの本を開いているのだが、やっぱり持ち歩きには不便だよ、ママン……。西友のレジ前でカートに手をかけながらこの本を読んでいる人相が悪いおばさんがいたら、それはきっと私だ。
SP スペシャル(4月5日放映)。洗濯物を干したり台所の片付けをしながら見ていた私も、ゲームをしながらチラ見をしていた子ども(9歳)も、最後にあの文字が出た時には二人揃って声を上げてしまいましたよ。

「つづくーー!?」

子どもには「結局どうなったの?」と聞かれたが、私がそんなもんわかるかよ。しかも例によって「映画化」って!!

さてこの「SP」、以前書いたように(2月3日「ロス:タイム:ライフ 第1回「カメラマン編」」)最終回前の2回分をまだ見てないところにきて、最終回の音だけを聞いたために、あのラストのオチを聞いてしまって録画してある分を見る気がすっかりそがれてそのままになっていたのだが、……実は忙しくて最終回までの3回分をまだ見ていなかったのである。今回も「せっかくなんだから録画分をとにかく見てから(このスペシャルを)見ようか」と一瞬思ったものの、そんなことしてたら多分今の私はずっと見ないままに違いないと気を取り直して、今回はリアルタイムで見ました。

うーん、最後の3回分を見てないからよくわからないんだけど、多分井上(岡田准一)が取り調べられるところ以外はほとんど全部、今まで出てきた場面だよね? これスペシャルじゃなくて99%、総集編だよね?? まあ、面白いっちゃあ面白いんだけど、「つづく」はないだろ? 続くならせめてテレビ単発ドラマ枠じゃないの!? 「踊る大捜査線」「海猿」「アンフェア」「西遊記」「HERO」……と、おいしいところは全部映画って、一体それ何。なんだかなー。

さて、最終回は半分寝ながら聞いていたのでストーリーの詳細がよくわかっていなかったのだが、尾形(堤真一)が実はブラックだったというのは、別に警護課に入ってからの話ではなく、多分西島(飯田基祐)の後任の理事官が言った「サークルの名簿で尾形さんのお名前を見つけて、びっくりしましたよ」「西島先輩は残念でした」という発言からして、大学のそういう種類のサークルに尾形も西島も所属していたってことか? そして尾形は「大義のため」に敢えて現場を選んでいたっつーことか? あと、井上の両親が殺された現場に(高校生くらいの?)尾形がいたのは何故なのか。そこらへんの謎もちゃんと説明して欲しいもんだね、映画では(見に行かないけど)。

あと私は最初から気になっているのは公安の田中一郎(野間口徹)だ。独特の平凡な顔、と言ってしまうと矛盾してしまうのだが、クセのある他の出演者の中でも一際目を引く極普通の容貌というかね。そしてこの彼が実は結構色々知っていながらも(西島理事官の自殺現場から去るクリーニングの車--多分西島を殺した連中?--をじっと見つめながら「西島さんは何をしたかったんでしょうね」とかつぶやいていたり)その場その場の状況を処理して行くのが、まあ、先々楽しみっつーか。映画版で尾形対田中の対決なんて展開になってたりしたら(ならないだろうけど)、もしかして映画も見に行っちゃうかもな。

さて、総集編を見て最終回の話もわかったことだし、見ないまま放置してあったSPの3回分の録画をさっさと消去するとするかあ。
テーマ:SP
ジャンル:テレビ・ラジオ
昨日の朝のことだが、洗顔をした後コンタクトレンズを入れようとしたら、ケースの中には右目の分しか入っていなかったのだった。あれ? 今入れようとして落っことしちゃったのか? いやいや、そんな落としたという感触はなかったはず。念のために丹念に洗面所回りをさぐってみるが、それらしい物体はみつからない(←目が見えないからこうとしかいいようがないのだ)。じゃあ落としたのは昨日の夜、レンズをはずしてケースに入れようとした時だったのか? 確かに昨日の夜はかなりボケっとしながらレンズをはずしてケースに入れたかもしれん。だとすると、それから散々洗面所を歩き回り洗濯機を回した後だから、あったとしても使い物にならないし、見つかる確率も低くなっているはず……。こりゃ新しいのを買うしかないか、と諦めて眼鏡をかけて会社に行く。いつも行っている眼鏡屋のコンタクト外来は午後の数時間しかやってないのだ。

普段眼鏡をかけていないので、会社の皆も私の顔を見て驚く。
大お局様のK池さん「なんだか学校の先生みたいだよ」
私「コンタクトレンズが行方不明だから仕方ねぇ」
K池さん「眼鏡をかけていると鼻のとこがへこんで赤くならない?」
私「なるよ、ほら」
眼鏡をはずしてみせる。K池さんは視力がすごくいいのだが、最近はたまに老眼鏡をかけているのだ。
K池さん「なるよねぇ、やっぱり。でもKさんはそれほどでもないのね」
私「あー、私の顔は脂ぎっているからな。だからへこみにくいのかもな」
K池さん「私の場合は年取ってすっかりひからびているからへこむのね!?」
K池さんと私は同い年なのだが。
私「ま、今日の午後は会社を休んで新しいコンタクトレンズを作って来るけど、明日の朝は目玉が金色になっているかもしれないから」
K池さん「期待してるわよ!」

という訳で夕方会社を早退して眼鏡屋に行ってきた。コンタクト外来の受付でメンバーズカードを渡して状況を説明する。「レンズの片方が見当たらないのでとりあえずつくりたいんですが、前に買ってから随分と時間が経っているようなら両目とも買い替えたいです」というと、まず目の検査をして、それから片目だけ残っているレンズを渡して傷み具合とかをチェックしてもらったのだが。

「お客様……」
「はい?」
「レンズが2枚、重なっていたようです」
「!?」

オーマイガー!! ボケるのにも程があるぜ! 

「お、お手数をおかけしてすみません」(しょぼん……)
「でも重なっていると傷がついてしまう場合もありますからまず検査してみますね」
「本当にすみません……」
「問題になるような傷はないですね。前にレンズを購入されたのが2006年の8月ですが、相応の小さな傷は多少ありますが、目に影響があるようなものではないです。レンズの寿命は通常2年半から3年くらいですから、これなら今年いっぱいか、あるいは来年になってから買い替えてもいいと思います」
「どうもすみません」
「でも目の健康状態をチェックできるいい機会だったので、お客様にとってもよかったんじゃないでしょうか」
ちくしょー、今年の暮れか来年には必ず来て今度こそレンズを買うぜ、兄ちゃん!(←担当者は推定年齢30代前半の真面目そうな青年)。

ところでせっかくなので日頃疑問に思っていたことを聞いてみる。
「ワンデイア○ビューみたいな使い捨てレンズってどうですか?」
「そうですねぇ、使い捨てレンズはハードレンズに比べると格段に酸素透過性が落ちるんですよね。ですから長いこと常用される場合にはあまり向かないようです」
「なーるほど」
「でもハードレンズと使い捨てレンズを使い分けてらっしゃる方も多いですよ。旅行やスポーツの時には使い捨てを使用し、それ以外はハードレンズの方を使用するとか」
「へぇー」
でも使い分けるほど旅行もスポーツもしないしな。
「あと、老眼のコンタクトレンズってあるんですか?」
「最近になってようやく、ずいぶんと使えるものが出てきたんですよ」
と、丁寧に老眼のコンタクトレンズについて教えてくれたが省略。
「ただ近眼の方の老眼レンズとなると、結局弱い近視のレンズになってしまうんですよ」
「はぁ、なるほど」
「お客様の場合、老眼はそれほど進んでいませんからまだ老眼鏡はおつくりにならなくてもいいと思います」
「あ、そうですか。そういえばコンタクトレンズって、だいたい何歳くらいまで使えるもんなんですか?」
「これは人によって違うとしかいえないんですよ。当店のお客様で70歳の方もいらっしゃいますが、55歳くらいでリタイアされる方もいらっしゃいます。60歳をすぎるとコンタクトを使用される方はぐっと減りますね」
「60歳ですか」
「コンタクトレンズというのは涙の上に乗っているものなんですね。ですが年齢を重ねるに従って水分が減ってきますから、だんだんとコンタクトレンズのつけ心地が悪くなって行ってしまうんです」
「なるほど~。色々とどうもありがとうございました」

と、結局レンズを買いもせず、ただ単に無料で目の検査とレンズのチェックをしてもらっただけで店を出たのだった。ごめん、兄ちゃん、来年はちゃんと買うから。

なお、大お局様のK池さんに「私は30年以上まえからコンタクトレンズを使っている」と言ったところ、「それって、まだコンタクトレンズが世の中に出てきたばかりの頃だったんじゃないの!?」と驚かれちゃったよ。そうだよ、私は特に田舎に住んでいたのでコンタクトレンズをしている人は本当に少なくて、全然話もしたこともないような同じ学校の生徒がわざわざ訪ねてきて「コンタクトレンズって、どんなもんですかね?」と聞きにきたくらい珍しかったのさ。これで70近くまでコンタクトレンズを使ったらレンズ使用歴は50年以上になるのだが……しかしトシとって怖いのはレンズをつけたんだったかはずしたんだったかわからなくなったり、あるいはどこに置いたのかすっかり忘れてしまうに違いない自分のボケっぷりだな。
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私がこよなく愛するTVゲーム、「ゼルダの伝説」がついに実写映画化へ。

 Legend of Zelda Movie Trailer Debut (HD)
 実写映画「ゼルダの伝説」の予告ムービーがついに完成(GIGAZINE)

公開は2009年4月1日。……って、海外のエイプリルフールのネタはレベル、高いなあ。いやあ、こんな映画があったら本当に見て見たいよ。
このところ会社のPCを使うとたまに不穏な動きをする上に、ちょくちょくメモリが足りないというメッセージが出てきやがる。そんなところに同僚のY男が「年度末で予算余っているからオレがメモリとか買ったげるよ」とやってきた。買ってくれると言っても会社の金の癖して相変わらず恩着せがましいのだが、もらえるもんはとにかくもらっておく。

しかしY男が手下を指図して私のPCのメモリを増設した直後からPCから不穏な、いやちがった、ファンが回りっぱなしでうるさくて仕方が無くなる。そこに通りかかった経理のY田(男なのだが、20年ほど前に整形手術を受けた過去あり)が「一体、どうしたんですかコレ」と声をかけて来る。それを見てグループ長のMさんもやってくる。

私「Y男にメモリを増設してもらってからずっとこんな感じだよ」
Y田「これはいくらなんでもおかしいですよ。ファンが暴走しているんじゃないですか?」
Mさん「確かにこれは変だね」
Y田「去年経理で修理したのと同じ状況ですよ。マシンもこれとまったく同じやつだったんですが、ファンが暴走してたんですよ。2台も」
Mさん「そういう種類のマシンなんだ」
Y田「ちょっと中見て見てもいいですか?」
私「……いいけど」
二人はさっさとPCの側板をはずす。
Y田「あー? なんかこれ、ファンのところ浮いちゃってませんか?」
Mさん「メモリを入れる時に動かしたのかな」
Y田「シャットダウンしてもらっていいですか?」
私「(この糞忙しい時に~)……いいけど」
PCの電源を切って二人が何やらいじっていると、その時にあきらかに、はっきりと、バキッ、という音が。
私、Y田、Mさん「あ……?」
Y田「今、バキッといいましたね」
私「うん、かなり不吉な音だったね」
Y田「あー、ファンのところが折れちゃってますねぇ。これ、寝かせておいた方がいいですね」
と、縦置きしていたPCを横にして電源を入れてみる。
Y田「横にしておくと音も出ないですね」
Mさん「重みでなんとかちゃんと動いているみたいだね。元々リコールが出てもおかしくないようなイカれた機種だったところにメモリ増設でどこか曲げちゃったみたいなんだね」
私「あー、元々体が弱ってたところに季節の変わり目でさらにガツンと来た上に誰かにケリを入れられておばあちゃん、すっかり寝込んじゃった、と」
Mさん「そうそう」
私「おばちゃん、起き上がれるようになるかなあ」
Y田「え? これおばあちゃんだったんですか? おじいちゃんじゃなくて?」
私「なんで私がおじいちゃんを横に寝かせておくのよ」
Mさん「そういう問題では……」

という訳でMさんがサポートと値段交渉して、修理担当者が明日来ることになった。がんばれ、おばあちゃん。
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