7月からの新ドラマは、「コードブルー」「ゴンゾウ」「33分探偵」はとりあえず見てみて、とか書いたものの(6月26日「7月からのTVドラマ」)、なーんか絶対みたい!というものがないようなあとうすらぼんやりとザ・テレビジョンを見ていたのだが、だったら私好みのジジィもしくは濃いサブキャラというジャンルから見て見たらどうだろう? などと明らかに逃避としか思えないようなことをやっているわけですよ。

っつーわけで7月以降の新ドラマに出演する男性の俳優さんたちのうち、メインの俳優さんを除いて私が知っているレベルの俳優さんのリストを作ってみたり(ちなみに年齢順)。主演なのにここに入っている人もいるが気にしないように。

児玉清 「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」
 救命センターの部長役。
石坂浩二 「魔王」
 参議院議員で生田斗真の父親役。
綿引勝彦 「ゴンゾウ~伝説の刑事」「刺客請負人」
岸部一徳 「Tomorrow」
 市民病院の事務長役。この「Tomorrow」には「医龍2」で相方だった志賀さんと一緒にご出演。
泉谷しげる 「ロト6で3億7千万円当てた男」
 反町が勤める広告代理店の専務役。
角野卓造 「モンスター・ペアレント」
 教育委員会の教育長役。
志賀廣太郎 「Tomorrow」
 事なかれ主義の市民病院の院長役。
柄本明 「刺客請負人」
 闇の商売"助っ人屋"の元締め役。
本田博太郎 「その男、副署長」「刺客請負人」
 船越英一郎(副署長)の元上司役。いまだにライフカードのTVCMの時のギトギトに濃いキャラが目に焼き付いている。
三宅裕司 「魔王」
 生田斗真を父親のように見守る同僚刑事役。
なぎら健壱 「あんどーなつ」
池畑慎之介 「打撃天使ルリ」
 ベテラン刑事役。
草刈正雄 「モンスター・ペアレント」
 法律事務所の代表役。
石丸謙二郎 「その男、副署長」
 船越英一郎と対立する刑事課長役。「仮面ライダー電王」とか「世界の車窓から」とか、色々幅広いよね。
小日向文世 「太陽と海の教室」
 小日向さんは暑苦しい織田裕二を目の敵にする学校の理事長役。
佐野史郎 「正義の味方」
 志田未来・山田優姉妹の父親役。
國村隼 「あんどーなつ」
 主人公(貫地谷しほり)が働くことになる老舗和菓子屋・満月堂のベテラン職人役。
升毅 「打撃天使ルリ」
村上弘明 「刺客請負人」
 剣の達人で闇の殺しを請ける刺客請負人役。
陣内孝則 「Tomorrow」
 市の財政維持に奮闘する副市長。
酒井敏也 「その男、副署長」
 船越英一郎が常連のバーのマスター役。
船越英一郎 「その男、副署長」
 主演なのにメインじゃないとか言っててすんません。
生瀬勝久 「キャットストリート」
不登校児をかかえるフリースクールの校長役。
柳葉敏郎 「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」
 救命救急センターのフライトドクター役。
高橋克実 「33分探偵」
 設定は「鬼警部」。でもあらすじ読むとなんだか金田一耕助シリーズに出て来る「よーし、わかった!」と叫んでいる加藤武的ポジション?
山寺宏一 「上海タイフーン」
青山勝 「ゴンゾウ~伝説の刑事」
宇梶剛士 「その男、副署長」
 船越英一郎の同僚のベテラン刑事役。
渡辺いっけい 「四つの嘘」
 寺島しのぶの夫役。婿養子。
林家正蔵 「あんどーなつ」
勝村政信 「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」
 救命救急センターのフライトドクター役。
寺島進 「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」
 ドクターヘリのパイロット役。「コードブルー」は手堅い脇でがっちり固めているよね。
出川哲朗 「ロト6で3億7千万円当てた男」
嶋大輔 「ヤスコとケンジ」
温水洋一 「モンスター・ペアレント」
 教育委員会の係長役。
杉本哲太 「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」
 救命救急センターの脳外科部長役。
仲村トオル 「四つの嘘」
豊原功補 「ロト6で3億9千万円当てた男」
 大金を当てた反町に対して慎重に行動するようアドバイスする謎のカウンセラー役。
尾美としのり 「あんどーなつ」
 主人公(貫地谷しほり)が働くことになる老舗和菓子屋・満月堂の同僚職人役。
梶原善 「上海タイフーン」
 「上海タイフーン」は9月からのドラマ。梶原善といえばいまだに「王様のレストラン」印象が強いけど、そういえば「有頂天ホテル」にも出ていたよね。
西村和彦 「刺客請負人」
佐々木蔵之介 「モンスター・ペアレント」
 弁護士の米倉涼子が乗り込む問題ありの学校の指導主事役。
内野聖陽 「ゴンゾウ~伝説の刑事」
 これまたメインなのに(略)。
鈴木一真 「その男、副署長」
的場浩司 「その男、副署長」
 黒い噂もある雑誌記者役。
佐藤二朗 「33分探偵」
 くだらない仕事にいつも夢中な(警察の)鑑識官役。
八嶋智人 「太陽と海の教室」
 織田裕二の同僚の数学教師役。
池田鉄洋 「太陽と海の教室」
 昨日は「医龍2」の再放送第1回(関東地方)をリアルタイムでもしっかり見たのに、ついつい全部見てしまいました。
筒井道隆 「ゴンゾウ~伝説の刑事」
 内野聖陽の部署の警部役、冷酷無情な36歳。
小林正寛 「ゴンゾウ~伝説の刑事」
塚地武雅 「シバトラ」
谷原章介 「学校じゃ教えられない!」
 深キョンが勤務する名門女子校の校長役。今期のタニショーはここ。
藤木直人 「シバトラ」
 小池徹平を見守る古着屋店長役、かつて不良集団のリーダーだった。
宮川大輔 「シバトラ」
 小池徹平の先輩刑事役。
中村靖日 「ザ・クイズショウ」
 ドラマ内の案内人役。「医龍2」の野村博人役をやったヒト。この「ザ・クイズショウ」は深夜枠のドラマなのでいつも23時には完全に寝てしまう私は見ない可能性も高いのだが、毎回濃い人がゲストで出るらしいので、もしかすると見るかも。
戸次重幸 「33分探偵」「ザ・クイズショウ」
 「33分探偵」では刑事役、「ザ・クイズショウ」ではクイズ番組のプロデューサー役。チームナックスのヒト。とか言ってもナックスのメンバーって大泉洋と安田顕しか知らなかったが。
片桐仁 「ザ・クイズショウ」
 「ザ・クイズショウ」のメイン(MC役)。
山本耕史 「ザ・クイズショウ」「陽炎の辻2」
 「陽炎の辻2」は9月から。「ザ・クイズショウ」は第1回ゲスト。
劇団ひとり 「魔王」
 生田斗真の兄役。劇団ひとりって、やせれば韓流スターにも見えるよなあ。
高橋一生 「ゴンゾウ~伝説の刑事」
 内野聖陽の部署の同僚刑事役。「風林火山」では駒井政武、そして「医龍2」の外山役。
忍成修吾 「魔王」
 昨日の「ハチワンダイバー」に出ていたけど、しみじみ市村正親に似ているなーとか思いました。
内山信二 「ヤスコとケンジ」
向井理 「正義の味方」
石垣佑麿 「ロト6で3億6千万円当てた男」
田中圭 「魔王」
平岡祐太 「モンスター・ペアレント」
 教育委員会の職員役。「プロポーズ大作戦」の幹雄役のヒト。
渡部豪太 「ヤスコとケンジ」
 「プロポーズ大作戦」のソクラテス。
勝地涼 「四つの嘘」「キャットストリート」
 「四つの嘘」ではボクサーで永作博美の年下の恋人役、「キャットストリート」ではパソコン少年役。「未来講師めぐる」でめぐる(深キョン)の彼、ユーキ役のヒト。
濱田岳 「太陽と海の教室」
 織田裕二のクラスの生徒役。「プロポーズ大作戦」のツル役(ちっちゃくてハゲ予備軍の人)。「太陽と海の教室」は小日向さんと濱田岳と「明日の、喜多善男」の吉高由里子を見て見たいんだけど、織田裕二が(略)。
本郷奏多 「正義の味方」
 志田未来(山田優にいじめられる方)の同級生役。

さて、こんどこそちゃんと仕事しようっと。
テーマ:新番組
ジャンル:テレビ・ラジオ
7月からの新ドラマをチェックしているヒマなんぞ全くないのだが、やらないとなんか心残りな気分。でもスポーツ系番組が充実している時のドラマって、今ひとつなことも多いよね。なお、深夜ドラマ(「ウォーキン☆バタフライ」「ザ・クイズショウ」)と昼ドラはパス。

7月7日、TBS月8「あんどーなつ」(原作・西ゆうじ、テリー山本、脚本・長川千佳子、演出・竹村謙太郎他、出演・貫地谷しほり、國村準、尾美としのり、細田よしひこ、風吹ジュン他)。「西ゆうじ&テリー山本の同名漫画をドラマ化。職人たちの物作りに懸ける姿を人情味たっぷりに描く。新米パティシエの奈津(貫地谷)は、縁あって老舗和菓子店・浅草「満月堂」を手伝うことに。奈津は、親方の梅吉(國村)らの作業を見るうちに、和菓子の世界に興味を持ち始める」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。非常に手堅い出演者さん達で、「特命!刑事どん亀」「水戸黄門 第36部」「浅草ふくまる旅館」「水戸黄門 第37部」「浅草ふくまる旅館」「水戸黄門 第38部」ときた一連のラインのドラマ。夜にやっているNHK朝ドラ風味のドラマ?

7月21日、フジテ月9「太陽と海の教室」(脚本・坂本裕二、P・村瀬健、演出・若松節朗、出演・織田裕二、岡田将生、北乃きい、濱田岳、吉高由里子、冨浦智嗣、鍵本輝、谷村美月、山本裕典、黒瀬真奈美、中村優他)。「湘南の美しい風景を舞台に、織田裕二演じる突き抜けたキャラの教師を軸としながら、個性豊かな生徒たちの目線で、彼らの日常をコミカルに描く、まぶしくも熱い学園青春ドラマ」(こちらフジテレビより)。えっとー、最近、織田裕二枠は「キターーーーーー!」の山本高広でもう十分間に合っているような気がしているんだが。

7月8日、フジ火9「シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎~」(原作・安童夕馬、朝基まさし、脚本・武藤将吾、P・稲田秀樹他、演出・佐藤祐市、石川淳一、出演・小池徹平、大後寿々花、塚地武雅、真矢みき、宮川大輔、南明奈、藤木直人他)。「超童顔の熱血刑事が個性的な仲間と少年犯罪に挑むコメディー。同名の人気コミックが原作で、小池徹平が連続ドラマ初主演を務める」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。とりあえず大後寿々花目当てで第1回目は見てみます。なおフジッキーは金髪で元不良軍団のリーダーですって。

7月1日、フジ火10「モンスター・ペアレント」(脚本・荒井修子、P・吉條英希他、演出・小林義則、出演・米倉涼子、平岡祐太、佐々木蔵之介、温水洋一、角野卓造他)。「社会問題になっている“モンスターペアレント”を題材に、女性弁護士が学校と保護者のトラブルに立ち向かう。米倉涼子がセレブな弁護士を演じる」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。米倉涼子なら本物のモンスターにも負けないような気がする。

7月15日、日テレ火10「学校じゃ教えられない!」(脚本・遊川和彦、P・桑原丈弥、演出・猪股隆一他、出演・深田恭子、谷原章介、伊藤蘭、仲里依紗他)。「メルヘンチックな女教師が生徒に人生で一番大切な「愛」を教えるため奮闘する姿を描く」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。深キョンは「学校OGの新米教師。明るく打たれ強い。大好きなディズニーの王子と姫のような恋を生徒にさせたい。好きな言葉は「夢・友情・愛」」という25歳、もしかして妖精さん??

7月2日、テレ朝水9「ゴンゾウ~伝説の刑事」(脚本・古沢良太、演出・猪崎宣昭他、出演・内野聖陽、筒井道隆、本仮屋ユイカ、高橋一生、矢島健一、菅原大吉、和田政人、青山勝、小林正寛、綿引勝彦、大塚寧々他)。「能力はあるのに働かない刑事が主人公の、ニュータイプの刑事ドラマ」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。「風林火山」の内野聖陽、「医龍2」「風林火山」の高橋一生、そして「ALWAYS 三丁目の夕日」「キサラギ」の古沢良太(脚本)。心動くが、なーんか水曜のこの時間帯は子どもにチャンネル権を取られて「ザ・ベストハウス」を見ているような気もするが。

7月9日、日テレ・水10「正義の味方」(原作・聖千秋、脚本・旺季志ずか他、P・次屋尚、演出・中島悟他、出演・志田未来、山田優、向井理、本郷奏多、滝沢沙織、佐野史郎、田中好子他)。「聖千秋さん原作の同名コミックをドラマ化した痛快コメディー。究極のジコチュー女である悪魔のような性格の姉、槇子をもち、日々その被害を受けながらも前向きに明るく生きる妹、容子の物語。志田が容子役で主演し、山田は槇子役に挑む」(サンケイスポーツより)。もしかしてかつての「細腕繁盛記」の富士真奈美のようないじめっぷりが堪能できるドラマ? でもどこらへんがどう「正義の味方」??

7月3日、テレ朝木8「その男、副署長」(脚本・塩田千種他、P・井土隆、演出・石川一郎他、出演・船越英一郎、田中美里、宇梶剛士、鈴木一真、石丸謙二郎、酒井敏也、的場浩司、本田博太郎、萬田久子他)。宇梶剛士、石丸謙二郎、酒井敏也、本田博太郎、うーむ、とにかく脇が濃い。多分この時間帯は「うたばん」を見ていると思うけど。

7月10日、テレ朝木9「四つの嘘」(原作・大石静、脚本・大石静、演出・松田秀和他、出演・永作博美、寺島しのぶ、勝地涼、渡辺いっけい、野際陽子、仲村トオル、羽田美智子、高島礼子他)。「女であるがゆえの狡さ、醜さ、脆さ、哀しさ、強さを生々しく過激に描ききった大石静の傑作長編小説が、ついにドラマ化!性愛に生きるしかない女と、家庭に生きるしかない女と平凡に生きるはずだった女と、仕事に生きるしかない女。40代に突入した元クラスメイト達が繰り広げる嘘と本音のリアルな辛口ドラマを、豪華4人の女優陣がパワフルに競演!」(広島ホームテレビ番組紹介より)。ドロドロ系のアラフォードラマ?

7月3日、フジテレビ木10「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(脚本・林宏司、P・増本淳、演出・西浦正記他、出演・山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、児玉清、勝村政信、寺島進、杉本哲太、りょう、柳葉敏郎他)。「ヘリコプターで救命の最前線に駆け付ける、若きフライトドクター候補生たちの群像を描く医療ドラマ。翔陽大学附属北部病院救命救急センターに4人の医師が赴任した。フライトドクターを目指す知識豊富な藍沢(山下)、医大教授を父に持つ白石(新垣)、負けず嫌いの緋山(ひやま・戸田)、劣等感の強い藤川(浅利)だ。彼らを指導するのはベテラン医師・黒田(柳葉)。フライトナースの冴島(さえじま・比嘉)が、厳しい黒田に4人がついていけるか不安に思っていると、黒田はその日搬送されてきた重症患者の処置で手際の良さを見せた藍沢と白石に、オペに加わるよう指示する」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。「ハゲタカ」「医龍Team Medical Dragon」の脚本の人かあ。これは要チェックかも。山Pは別にどうでもいいけど(なお、フジテレビ番組ウェブページにはジャニーズなのに山Pの顔がバッチリ載っている)。

7月4日、テレ朝金9「ロト6で3億2千万円当てた男」(原作・久慈六郎、脚本・尾崎将也、P・横地郁英、演出・小松隆志他、出演・反町隆史、中島知子、眞鍋かをり、小沢真珠、石垣佑麿、出川哲朗、さくら、豊原功補他)。「ロト6で大金を当てた男性の実体験をもとにドラマ化。お金があれば人は幸せになれるのかを問いかける、エンターテインメントドラマ」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。非常にストレートで明快なドラマタイトル、でもすみません、反町はごちそうさまでしたです。

7月4日、TBS金10「魔王」(脚本・前川洋一、西田征史、演出・加藤新他、出演・大野智、生田斗真、劇団ひとり、三宅裕司、石坂浩二他)。「殺された弟の報復に自分の人生すべてを捧げ、冷徹な鬼と化した弁護士と、悪の限りを尽くした過去を清算しようと正義を尽くして必死に生きる刑事。そして捜査のカギを握るのは、サイコメトラーという特殊能力を持つ少女。宿命の2人の対決を中心に、複雑に絡み合う人間模様を骨太な人間ドラマとして描くサスペンス」(Yahoo!テレビ番組紹介より)。嵐の大野は「うたばん」での中居とのニセバトルを楽しんでいるのもあるのだが、この間個展用に発表したフィギュア作品の数々に、ちょっと見直してしまいました。ちまたでは歌とダンスが嵐で一番うまいというのが評判らしいが、そっちは別にどうでもいいや。まあ、そんな大野の初主演作品、なんか妙に昔っぽい設定の話だなあと思ったら、韓国ドラマだったのね。金曜10時のTBSはとりあえず第1回目は見てみるけど、韓国系の濃いドラマへの耐性はかなり低いので早々にギブアップしてしまうかも。

7月25日、テレ朝金11「打撃天使ルリ」(原作・山本康、脚本・徳永友一、高橋美幸他、演出・常廣丈太、出演・菊川怜、石野真子、升毅、池畑慎之介他)。「ある日突然、右手の拳に超人的な力の宿ったOLが、弱者を虐げる悪に制裁を加えるアクションドラマ」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。テレ朝のこの枠は結構見逃せないB級ドラマが多いのだが……今回はかなり微妙。主演が菊川怜だし……。

8月2日、TBS土8「恋空」(原作・美嘉、脚本・渡邉睦月、P・加藤章一、演出・今井夏木、松田礼人、出演・瀬戸康史他)。あーーー、「ROOKIES」の後の番組が、大ヒット携帯小説のコレかあ……。

7月12日、日テレ土9「ヤスコとケンジ」(原作・アルコ、脚本・山浦雅大他、演出・大谷太郎他、出演・松岡昌宏、広末涼子、多部未華子、大倉忠義、山口紗弥加、内山信二、渡部豪太、嶋大輔他)。「「別冊マーガレット」に連載していたアルコ原作の同名コミックの初ドラマ化。主演の松岡昌宏が演じるのは、高校生の妹・ヤスコ(多部未華子)を過剰に気遣う兄・ケンジ。10年前、両親を事故で亡くした元暴走族総長のケンジは妹を養うために少女マンガ家の道を選んだが、ケンジは女子高校生に成長した妹が心配でならない。だが、ヤスコは、日々の生活にも干渉する口うるさい兄に閉口して兄妹げんかが絶えることがない。そんな2人が織りなす兄妹愛を描くホームコメディー」(Yahoo!テレビ番組紹介より)。日テレ土9枠だし、多部未華子目当てにとりあえず第1回目は見るかも。でも話が全然面白そうじゃない。

8月2日、フジ土11「33分探偵」(原案・脚本・福田雄一、P・鹿内植他、演出・福田雄一、成田岳、出演・堂本剛、水川あさみ、野波麻帆、戸次重幸、佐藤二朗、高橋克実他)。「『33分探偵』はタイトルが示すとおり、探偵が出てくる推理ドラマで「土曜ドラマ」の本編尺である“33分”の間に推理が展開する。が、「土曜ドラマ」枠らしく他の推理ドラマと一線を画すのは、堂本剛演じる鞍馬六郎こと主人公の“33分探偵”の推理が今までの推理ドラマになく“ゆるい”こと。(中略)探偵の見当違いの“ゆるい”推理によって緊張感のある事件現場が“ゆるい”空間になってしまう脱力系コメディーの要素を多分に含んでいるのが『33分探偵』というドラマだ」(こちらフジテレビより)。フジのこの枠は現在放映中の「ハチワンダイバー」、その前が「ロス:タイム:ライフ」、その前が「SP」と佳作が続いていてこれまたアタリの確率は高いので、もちろん第1回目は見てみるけど、でも主演が堂本剛かぁ……(遠い目)。

7月6日、TBS日9「Tomorrow」(脚本・篠絵里子、P・伊與田英徳他、演出・山室大輔他、出演・竹野内豊、菅野美穂、緒川たまき、黒川智花、エド・はるみ、陣内孝則、岸部一徳他)。「医療問題がテーマのヒューマンドラマ。つぶれかけの市民病院を舞台に、竹野内豊が演じる元外科医と菅野美穂の看護師が病院再建に奮闘する姿を描く」(ザ・テレビジョン6月27日号より)。うわー、マジメそー。緒川たまき目当てに第1回目はみてみようかなあ(と、とにかく女好きな私)。でも日曜日のこの時間帯は「メントレG」を見ているか風呂に入っているかのどちらかの方が多いが。ちなみにこのドラマ内の岸部一徳は「医龍」とは正反対で「開業医の妻と地域医療に貢献してきた。穏やかな性格で将棋が趣味の59歳」という設定。なんか物足りないと思うのは相当趣味が偏ってしまっているのか?

「コードブルー」「ゴンゾウ」「33分探偵」はとりあえず見てみて、あと第1回目だけチェックが数本かな……って、そんな時間ありませんよ!!!
テーマ:テレビドラマ
ジャンル:テレビ・ラジオ
Real Clothes 4楽しみにしていた「Real Clothes 第4巻」(槙村さとる、クイーンズコミックス、420円)が出て読んだのも先月のことなのだが、先週の「王様のブランチ」(TBS)の本のコーナーの特集でちょいと詳しく紹介されていたので、また1巻から読み返しちゃったよ(参照:2007年6月24日「「Real Clothes 第2巻」槇村さとる」)。コミックス裏表紙の載っている第4巻のあらすじは「結婚して相手の実家について行くか、別れて仕事を続けるか…。 絹恵は、一度は結婚を決意したものの、以前にも増して仕事に没頭し、 自分にとって仕事がかけがえのないものと確信するようになった。 達也は、そんな絹恵に苛立ちを募らせ、ついに… 」ということで、結婚か仕事か、みたいな単純な図式に見えるかもしれないが、もちろんそんなことはない。

面白い仕事にずんずんと没頭してゆく主人公の気持ちの変化もよくわかるし面白いのだが、この物語が通常のお年頃キャリアウーマン物とは一味違うのは、主人公・絹恵の彼氏である達也側の状況も丁寧に描かれていることだ。達也も父親が倒れさえしなければ、そして母親がボケの兆候をみせはじめてきたために兄夫婦への負担が大きくなっていったということさえなければ、実家に戻ることなく東京で結婚をし、多分最初に言っていたように妻の仕事を応援しそれなりにサポートするいい夫にもなっていたかもしれない。しかし実家に戻らなければならないという状況に直面したために東京流の暮らし方や生活をするわけにはいかなくなってきた。大切なのは何よりも家族と地に足がついた生活。そんな彼には、結婚を機に仕事を辞めなくてはならないからと、なおのことと踏ん張って仕事をする主人公についてゆけないものを感じてゆく、そしてそこに現れる幼なじみ。

別に描かなくてもいいサイドストーリーだけれど、でもちゃんと描くことで主人公の気持ちや行動がより納得できる物になってゆく。また、脇の毒キャラが実にいいですよ。変態上司の田渕優作や統括部長の神保美姫様(推定年齢55歳)をはじめとして、今回登場した癒し系の爺といい、ふぐ料理屋の女将といい、楽しませてくれるわ~。

そういえば槙村さとるの作品はデビュー作からずっとかなり読んでいる方だと思うのだが、最近の作品の中ではこれほど普通の女性を主人公にした話ってなかったかもね(って、私が読んでないだけかもしれんが)。なお、「王様のブランチ」のインタビューの中で、槙村さとるがこの作品を描こうと思ったきっかけというのは、何年か前に色々悩んでいたことがあって(こんなトシの自分でも)誰か相談できるような先輩がいてほしいと思ったから、と言ってました。となるとやっぱりこの物語の影の主人公は神保美姫様?
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
同僚のT田は関連会社で経理事務をやっているのだが、1週間に1回だけ本社での経理事務もやっている。そんなT田が先日、つつつと寄ってきたのだが。

T田「女の子の部屋にさ、ボクイモの第1巻があったのよ……」
私「えーーーー、あ、でも中2だったらボクイモくらい読むよね、やっぱり」
女の子とはT田の中2の娘のことで、ボクイモというのは「僕は妹に恋をする」という少女漫画である。もっとも私はだいたいの話は知っているが読んだことはない。
T田「それで私も読んでみたんだけどさ、すごいね、あれ……」
私「あーーー、私も全然読んだことないんだけど、エロ描写がすっごいって話だよね。1巻目でもうそんなにすごいんだー」
T田「うん。今どきの子って、あんな漫画を読むんだねぇ(←遠い目)」
私「今どきっつーか、あの手のエロ少女漫画が全盛だったのは3、4年前くらいまでじゃなかったかなあ。結構問題になったんだよね。でも中2だったら読むでしょ。この間映画化もされたし」
T田「山Pでしょ?」
私「違うよ、マツジュンだよ」
T田「あれ? どうやら(小学)6年生くらいから読んでたみたいだけどね」
私「へー。もしかして全巻揃ってたりするの?」
T田「いや1巻だけ。それでこれどうしたの?って聞いたら友達から借りたっていうんだけどさ、あれは自分で買ったんだと思うね」
私「ふーん、なるほど。でも小5小6ってその手のエロうわさ話で持ちきりになる時期だもんね。ボクイモくらい読むよな」
T田「えーーーーーーー(←不満そう)、そうかなあ? でも読んだことないなら今度持ってこようか?」
私「そうね、一度は読んでみたいからヨロシク」

という話をしてたらそこにNさんがやってきたので、これこれこうい漫画をT田から借りるけど、Nさんも読む?と聞いてみた。ちなみにNさんの娘は小学4年生だ。
Nさん「それはちょっと読んでみたいかも」
私「でもさ、Nさん、ボクイモを一体どこで読むの?」
Nさん「通勤時間が長いから読書にはいいんだけど、そういうエロマンガだと電車の中で読む訳にはいかないしね」
私「子どもに見つかるならともかく、Nくんのかーちゃん(Nさんの家の隣に住んでいる姑)に見つかったりしたら大変だよねー」
Nさん「本当だよ。しょっちゅう、うちに来るからね」
T田「ちょっと、K美さん(←Nさんの名前)、この本は一体なんなの?とか追求されたりして?」
Nさん「まずいよねぇー」
私「ま、年寄りだからまず少女漫画の読み方がよくわからなかったりする可能性もあるけどな」
Nさん「といって、もちろん会社で読む訳にもいかないし。読む場所がない……」
T田「まあ、とにかく今度持って来るわ」

と、それから1週間が過ぎ、またT田がやってきた。
私「ボクイモはどうなったの?」
T田「それがさ、なくなってたの」
私「えー? 子どもが自主的に処分しちゃったの?」
T田「いや、直前にKくん(←T田のダンナ)が女の子の部屋に入って掃除をしててさ」
私「父親が中2の娘の部屋を掃除!?」
Nさん「なんで!?」
私「まず普通、中2の娘は父親を部屋に入れたりはしないでしょ!?」
T田「いや、ヤツは片付けられない女なのよ」
私「だからKくんが娘の部屋の掃除をしているのー?」
Kくんは、特別神経質な訳じゃないのだが何かにつけて細かいことにうるさい男なので、多分娘の部屋のあまりの散らかりぶりに我慢できなかったんだろうな。
Nさん「じゃKくんがボクイモを片付けちゃったの?」
T田「そうとしか思えないんだよね」

うーむ、噂のボクイモを読むチャンスを逃したのは残念だが(といっても漫画喫茶に行ってわざわざ読むほどではないし)、T田には「もしかしたら気がついたらKくんが2巻目以降をずらっと取り揃えてたりするかもよ。そしたらそのときは貸してね」とは言っておいたのだった。
テーマ:日記
ジャンル:日記
監査法人 第1回(6月13日21時放映、NHK)。土曜夜8時からの「ROOKIES (ルーキーズ) 」(TBS)と9時からのNHKドラマは、子どもがめちゃイケと「ごくせん」をリアルタイムで見るためにいつもは録画しておいて翌日、翌々日に見ることにしている。しかし先週はめちゃイケがなかったためにたまたまリアルタイムで「ROOKIES」を見て非常に幸せな気分になっていたのだが、9時からの「ごくせん」が野球だかサッカーだかで放送開始時間が延びたために久しぶりにリアルタイムでNHKドラマの第1回目を視聴いたしました。……いやはや、ドドドドーーーンと重いドラマでしたよ。見ごたえがあったんですけんど、「ROOKIES」はやっぱり「監査法人」とは別の日に見たほうがいいかも、と思いましたよ。

まあ、私の会社でもこの年度末から5月上旬にかけてずっと監査法人の人たちが出入りしていてしかも同じフロアにいたのだが、監査の人たちっていつもビシッとしていて、カジュアルエブリディでだらだらなあなあな自由な社風のうちの会社の中ではホント、浮いていたわ~。彼らみんなスーツが板についていて決まっているのよ(←チェックポイントはそこかいっ)。しかも監査の人たちの中にアンジャッシュのワタベをさらにすっきりかっこよくしたようなイケメン若手会計士がいて、ちょっと眼福でした。でも監査なんざてっきり経理・財務部門のことだと思っていたのに、監査のワタベ(仮名)がたびたび人事・総務グループにまでやってきて、「2007年7月8月9月の給与台帳を見せてください」とか「この月の配員表を見せてください」「海外給与台帳を見せてください」とか言うので、業務を何度も中断して鍵付きキャビネにしまってある書類を発掘しなくちゃならなかったけどな。

さて、ドラマの方だが。「監査法人は企業の命運の鍵を握る公認会計士のグループ。ジャパン監査法人の若杉健司(塚本高史)は上司の小野寺直人(豊原功補)の影響を受け、企業に厳格な姿勢で臨む監査を志す。ある日、健司は密告電話を受ける。近く監査に入る北陸建設工業に、架空売上があるという。同僚の山中茜(松下奈緒)、先輩の田代(光石研)と監査に乗り込んだ健司は、経理書類に不審点を見つける。会社の抵抗を押し切り現地調査すると、建設中や未着工の物件を多数発見、粉飾の事実を突き止める。北陸建設工業と気脈を通じる理事長・篠原勇蔵(橋爪功)は、見逃せと田代に命じるが、健司と茜は反発。そんな中、突貫工事に駆り出された作業員が転落事故で死亡する。健司は責任を感じつつも、五味社長(長門裕之)に決算書の不承認を言い渡し、厳格監査を貫く」(NHK番組紹介より)。公認会計士が主役、っていうのがすごいよね。2時間サスペンスドラマもいつもそんなのアリ?みたいな人たちが探偵もどきをやっているけど。

去年やっていた「ハゲタカ」が非常に面白かったので、やっぱりあのノリを期待してしまうのだけど、全体に手堅い作りのドラマではあるとは思うものの……、あれ?と思う箇所も。だいたい、会計士が現場をチェックしようとする前に、それを隠蔽しようとして企業側がやらかしたこと(すでに完成して引渡しが済んでいることになっている建物がまだ建築中であり、それを誤魔化すために工事現場の足場の解体を指示)で従業員の死亡者がでたのは、別に会計士のせいでもなんでもないじゃないの? 監査法人が足場の解体を指示したのならともかく、帳簿と現実のデータとの差異を指摘しようとした人間がなぜ糾弾されなきゃならないんでしょうか。あと、粉飾決算している企業内にも必ず監査部門とか監査役とかいるとか思うんだけど、どうなってるのかなあとか。わざわざ2002年とか2004年とかの過去の日時を表記するのは、もしかして企業の粉飾決算をアドバイスしていた(らしい)中央青山監査法人がわりと最近業務停止処分を受けたことなんかを下敷きにしているのかなあ、とか。

今回の出演者の方々は、あの「時効警察」や「電車男」の豊原さんが超シリアスな役で登場、NHKだから素直に見ているけど他の局だったらパロディじゃないのかとうっすら思ってしまうところだ(光石研がでてるからさらにパロディ度アップ)。塚本高史は妻に逃げられた子持ちの若手会計士役。ちょっと硬過ぎのような気もするけど、でもマジメに悩む役どころだからこれでいいのか。さてフケ専の私としては脇のオヤジキャラが充実しているとうれしいのだが(物語的にはオヤジ感満載なのだが)、今回登場するのは橋爪功、長門裕之、黒沢年雄、勝村政信、綿引勝彦、竜雷太、清水章吾と非常にビミョーなラインナップ(←失礼です)。ダークサイド橋爪シーンではついつい、あのトホホドラマ「輪舞曲」(2006年、TBS、2006年3月27日「輪舞曲-ロンド- 第11回(最終回)」参照)を思い出してしまいました。もう少し華のあるオヤジ希望(って、誰?)。
テーマ:NHK
ジャンル:テレビ・ラジオ
メンズノンノ電車の中でボーッとしてたらメンズノンノの吊り広告が目に入ってきたのだが、表紙写真の玉木宏を見て「玉木宏のこの写真って、なんだかミロノフ先生みたい」と一瞬おもってしまいました(ユーリ・ミロノフは山岸涼子のバレエ漫画の傑作「アラベスク」の中の登場人物)。……日本人でミロノフ先生って一体なんだよ!? 

でも、じゃあエーディクは一体誰かなあ、もしかして(佐々木)蔵之介あたり?とこれまたぼんやりと考えていた私は、やっぱり疲れているのか? ちなみにノンナは誰か思いつきませんでした。ふだんはふにゃふにゃしているけど肝心な時にはビシッとすることもある若手女優って綾瀬はるかとか蒼井優?(←ぜっっっっっっっっっったい、違う)。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
わたし、オタリーナですが。昨日、何気なく本屋で手にとってしまった本「わたし、オタリーナですが。」(吉川景都、マガジンハウス、1,260円)は女オタクの日常を描いたエッセイコミックだ。紹介には「恋にも、おしゃれにも興味を示し、一見、ごく普通女子。ただ、救いがたいほどオタクである。類語は腐女子。男子の話題が、ガンダムやスラダンであったとき……、「語りたい! だが一度語り始めたら最後、リミッターが外れる→男子がドン引く」ことを恐れて、人知れず葛藤している女性の方、いませんか? 作者の吉川景都もかつてはその一人でした。オタバレしないようにひっそりと、棲息してきました。でもまあ、この本が出ちゃったら、もう、開き直るしかありません。とはいえ、オタバレした今も「基本姿勢は、”すみません”」の、腰の低いオタリーナなんです。」とある。

でも読んでみるとオタク描写は結構面白いし、非常に限られた範囲で深かったり濃かったりするけど、でも「救いがたい」オタクじゃあないよなあ、と思ってしまう私の方が、もしかして救いがたいのか?? 好きなものに対しての愛が深いだけで、それが人間相手かそれ以外かっつーだけのことだから(←非常に大きな差異であるようにも思えるが、それはこの際置いておく)別にいいんじゃないのか? 何に対してであれ愛情を持てるっつーことはすんばらしいことだよね。会社で同僚の若い身内の話なんぞ聞くと、好きなものも目標も何もなく「毎日退屈でしょうがない」「何をやっていいのかわからない」とかつぶやいているというのを聞くとなおのこと、オタクの人生って充実してるよなとかも思うが。作者も「何にでも感情移入してモエられて楽しめるのはものすごい平和な脳だと思います」と描いているしね(この次に書いてある文章は「フランスパンとメロンパンならフランスパンが攻めだよね」である)。

ところでこの本では作者の隠れオタクだった過去もあれこれ描かれているのだが、ふと自分を振り返ってみると、私の場合、隠れていたことがいまだかつて一度もなかったなあ(やはり私の方が救いがたいのか?)。別に隠れる必要のない種類のオタクだったからというのが一番の理由であるけど(あとテンションが低めのオタクだったから、というのもあるかも)、まあ後ろめたいものを読んだり描いたりしていたとしてもやっぱり隠れてはいないんじゃないかなあ。変な気を回すのも面倒くさいし(←そういう問題か?)。……もしかするとただ単に自分の行動のイタさに無自覚だった、という可能性も否定はできないが。

それにしても作者が印刷所で(オフセット印刷の)同人誌を作ったのが中三かあ……。私が中二で「科学忍者隊ガッチャマン」にハマったころって、ド田舎だったせいか普通のコピーすらすんごっくお値段がお高くて、知人から借りた原画のコピーをこれまたコピーさせていただいた時も青焼きコピーだったよなあとか(コンビニなんか日本のどこにもなかった時代だよ……)、中学の授業の一環でやっていたクラブ活動で確か漫画部みたいな部を選択していたのだが、その部で出した発表誌みたいな本に描いたイラストがもしかして私の同人誌生活のスタートになっていたのか?とか、高校に入ってから入会していたファンクラブの会報も結構な会員数がいたのにコピー誌だったっけなあ、あれってもしかして輪転機印刷だったっけ? とか、自分のオタクな過去が色々と走馬灯でしたよ……。まあ、もう30年も昔のことだが(遠い目)。

さて、なかなか楽しく読めたのだが(←エラソー)、いかんせんごく普通の人にはもちろん、「漫画は結構読んでいる方だよ」という人でも、わけわかんねーと思われるようなオタク用語が満載なので、残念ながらそう簡単にはオススメできないかもなー。
テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
CHANGE 第5回(6月9日放映)。なんでしょうか、これはシチュエーションコメディだったっけ?? この調子で進むならそれはそれでいいけど(これはこれでまあ面白いけど)、でもこれってそういうドラマだったっけ? というのが前半の感想。そして後半は前半のドタバタの時の伏線が効いて(納得できるかとか、リアリティがなさ過ぎとかは置いておいて)結構面白かったんだけど。

でもしみじみと、これってファンタジーだなあと思った訳ですよ。私はキムタク出演のドラマに対してたびたび「ファンタジーである」と言ってきたが、もう漫画かドラマでしかあり得ない物語をこういう風に見せてくれる、というのはそれはそれでいいんじゃないだろうか。ドラマとしてどうかというのはこの際置いておいて、こういうファンタジーが一つくらいあってもいいんじゃないかなあとかしみじみ思ってしまいました。で、キムタクはそのファンタジー世界の王子様なのよ。だから王子様(キムタク)は未来永劫ずっと王子様(キムタク)のままでいても仕方ないんじゃないかなあ、とか思ってしまいました。

まあそう思っていられるのも王子様の取り巻き(サブキャラ)が要所要所をしっかりと押さえているからこそなんだろうけど、今回も阿部ちゃんはじめSPの大倉孝二とか秘書官の平泉成とか楽しませていただきました(ついでに「SP」で出演していたSPの人とか公安の田中一郎とかサービスで出して欲しいような気も)。でも官房長官の寺尾聰はまだまだ全然腹黒さが足りないよ。それともファンタジー世界の本当の悪役はもっと別のところにいるのか?
テーマ:CHANGE
ジャンル:テレビ・ラジオ
会社の業務で社会保険料の給与処理をやっているのだが、年間の社会保険料処理の一つに算定届というのがある。まあ色々小難しい処理があるもんだから毎年健保組合が説明会を開催しているのだが、給与処理業務ビギナーな私は、今年初めて算定説明会デビューですよ。ふっ、まだ社会保険料のことなんか全然わかってないのに!(泣)。

そんな訳で今日の午後は初めての算定説明会に行ってきたのだが、説明会場はコンサートホールみたいな会場で、商工会議所の会議室みたいなところ(ええ、小さな同人誌即売会会場みたいな感じですよ)を想像していた私はちょっとビックリしましたよ。で、客席に着いて遥か彼方にあるステージを見ていると登場してきたのは、もちろん健保組合の担当者のオヤジだ。そして淡々と今年度の算定届の説明をしはじめる。

えっとー、簡単にいうと、全社員の社員ごとの4月~6月までの給料の平均金額を割り出して、それを元にあんたはこの1年は毎月この等級の社会保険料の金額を払うべしと決めて、その結果を健保組合に提出しろっつーことなのだが、担当者の口から「4月5月6月の3ヶ月間に支払った賃金」とか「変動があった月から継続して3ヶ月の報酬の平均額を」とか「原則として、4月、5月、6月の3ケ月間に支払われた給与の総額を3で割った額が」と、「3」という数字が何度も何度も出てくるもんだから、ついつい私の頭の中では、その度にステージ上で世界のナベアツが「サンッ!ヶ月間に支払った賃金!」とか「給与の総額をサンッ!で割った額が!」と叫んでいたよ……。ごめんよ、おじさん。

健保組合に提出する算定届の〆切は7月10日必着、5月に給与改定があった場合は8月中旬に提出と聞いて、なんだよ、ここでもやっぱり会社を休めないのか(6月8日「召集令状が来た夜は。」)、と思ったとことん不真面目な私である。
テーマ:今日の出来事
ジャンル:日記
まだ召集令状の現物は届いていないのだが、今の世の中色々便利なもので、ネットで検索できちゃうのだ、コミックマーケットの当落が。そんな訳で8月17日の日曜日には有明に行くことになりました。新刊があってもなくても……。

スペースは以下の通り。

 風眠舍 8月17日 西地区 "は" ブロック 06b

西かあ。年寄りがすっごく多いから当日はまたまったりと1日を過ごすことになりそうだ。でも今年の私は今までの私と違う! 今年こそは原稿を早々と仕上げる? いいえ、今年から会社での業務内容が変わってしまったことで、原稿を描くために会社を休むっつーことがヒジョーにしづらくなってしまったのだ(号泣)。あああああ、今年こそは本を仕上げられないような気がする……って6月の時点ですっかり弱気。

一応印刷会社の〆切をチェックしてみる。もうハナから「早割20%OFF」(原稿を早めに入稿すると印刷代が20%割引になるという最終期日、今回は7月22日)じゃなくて、もう本当に絶体絶命の最終入稿締め切り日(今回は8月8日午前中大阪必着)をチェックしてしまうところがもうダメダメだ。今まで常に根拠のない自信で結局なんとか乗り切ってきた私だが……今回はどうにもよくわからない(←なんだか弱気)。

第一、8月8日に大阪必着で入稿するためには8月7日に宅配便を出さなきゃならないが、この日は現在やっている給与処理事務の8月給与の仮本番処理日で絶対休めないのだ。そしてコミケに参加してヘロヘロになった翌日くらい会社をやすんでゆっくりしたいのに、翌日の8月18日は8月給与の本番締め日なので、親が死んでも休めない。しくしく。

……とか珍しくネガティブな方向に行っている自分に気がついて、もしかしてこれって今流行の「プチ鬱」?とか思ったものの、私の年代じゃあ「プチ鬱」じゃなくて更年期障害と言われるのが関の山なんだよな。まったくもう、うかつに鬱々なんかしてられねぇ。さ、原稿、原稿。
テーマ:同人誌
ジャンル:アニメ・コミック
えええええええええーーーーーーー!!!

 ・作家の氷室冴子さん死去(時事通信)
 ・「なんて素敵にジャパネスク」 作家の氷室冴子さん死去(朝日新聞)

一体なんで最近作品を書いてないんだろうとずっと疑問に思っていて、たまにコバルトをチェックしたり、Amazonで新刊が出てないのかチェックしてたり、どこかに消息が載っていないのかGoogleで検索したりしてたのだが、まさか闘病生活を送ってらしたとは。どこかのエッセイで、別の作家さんと仕事が来なくなったらどうしようって教員免許とか持っている資格をお互い指折り数えてみたなんて文章を書いていたから、もし小説を書かなくなっているんだとしても、どこかでひっそりと小学校教師なんかをやってたりして、とか思っていたのだが。

氷室冴子はもちろん「なんて素敵にジャパネスク」や「銀の海 金の大地」のような小説も面白いけど、「いっぱしの女」とか「冴子の東京物語」とかのエッセイがこれまた面白いので、読んでおけ(←誰に言っているのか?)。特に「冴子の母娘草」はおすすめだ。これは母と戦う自立した女性の戦いの記録で、経験者ならもう泣けてきちゃうね(もちろん中身は泣かせが入っているようなものではなく、大笑いできるエッセイなのだが)。他のエッセイも普通におもしろいが、東京暮らしをしている北海道人ならなおのこと納得できるポイント多し。

あと、「銀の海 金の大地」は確か10巻目で第1部完とかなっていたんじゃなかっただろうか。続きとかそのうち書くんだろうなあとか思っていたのに。あ、そうそう、氷室冴子原作の「ライジング! 」も絶対オススメだ。宝塚をモデルにした舞台で女優をめざす女性の物語、とかかくとすごくつまらないのだが、ただ単に普通に舞台女優とかテレビタレントとかを目指すのとは訳が違う宝塚ならではの厳しい掟とか、主人公の栄光と挫折と這い上がるまでの苦闘とか(少女マンガだからそこのところはもちろんソフトにだが)描かれていて読み応えがあってよろしいですよ。未読の方は、是非この機会に漫画喫茶とかで読んで見て見て下さいよ。

まだ51歳なのに、早すぎる。

ご冥福をお祈りいたします。
テーマ:今日の出来事
ジャンル:日記
会社で昼飯時に、消費税が10%になったら大変だよなあ、という一見社会問題を話しているかのような会話からいつの間にやらとことんボケっぱなしに。

私「そういえば竹下元総理の孫のDAIGOっているじゃん。この間見てたら、おじいちゃんが消費税を導入した時は大変だったっすよ、って言ってたよ」
S嬢「クラスメートにボコボコにされたってやつでしょ」
私「クラスメートのバッシングがハンパなかったっすよ~、って言っていたよ。あと、別の番組では福田さんの支持率が30パー(%)切ったっていっても全然OKっすよ、おじいちゃんなんかハッパー(8%)だったんすから、だって。ちょっとDAIGOから目が離せないわ」
DAIGOは一味違った二世(三世か)タレント兼バカタレ系だよなあとか思うのだが(本物のバカじゃないとは思うけど)。
S嬢「今の福田さんってさあ、前に官房長官とか何とかやってたときはあの福田さんと親子だって知らなかったのよ。それで総理になったときに始めてあの福田さんと親子だって知ったんだけど、似てないなあって思ってたのね。でもさー、今見ると結構似てきたよね」
私「そうかもね」
S嬢「やっぱり総理をやると段々腹黒い顔になってくるんだね」
私「安倍さんなんか総理やっているときは本当にひどい顔してたもんね。福田さんの前が安倍さん?」
S嬢「そう」
私「その前って誰だったっけ?」
S嬢「小泉さんだよ」
私「あー、そうだったっけ。もうすっかり忘れているよ~。小泉さんの前って森さんだったっけ?」
S嬢「森さんって潜水艦事故のときにゴルフしてた人でしょ? もっと前じゃなかった? あの事故って結構前だよね?」
私「うーん、どうだったっけ? 小渕さんの後が森さんだよね。確か小渕さんが死に掛けている時に森さんたちが密室で総理を決めたって話になってたから」
S嬢「それは知らないわ。森さんの前って、宇野さん?」
私「えー、宇野さんってもっと昔じゃないかなあ??」
S嬢「羽田さんって、総理やってったっけ?」
私「あれー? どうだったっけ?」
S嬢「確か省エネルックとか着てアピールしてたからやってるよね」
私「海部さんって、随分前だよね?」
S嬢「すごい前だよ。村山さんって、いたよね?」
私「それこそすごい前だよ。1990年代じゃない?」
S嬢「細川さんって、いつごろだったっけ?」
私「え? バブルの後?」
S嬢「塩爺とかって人いたよね、財務省だかなんだかの」
私「あー、いたいた。財務省って確か大蔵省から名前変わったんだよね」
S嬢「そうだっけ。通産省とかってまだあるんだっけ?」
私「経済、、、産業省になったんだっけ? そういえば文部省も名前変わっていたよね? なんだっけ?」
S嬢「えー、なんだっけ……、あ、文部科学省だ!」
私「あー、文部省と科学技術庁のペア?」
S嬢「そうそう。防衛庁が防衛省になったんだよね」
私「まったく、昔は総理大臣の名前も初代から最新の人まで全部言えたもんだったけどねぇ」
S嬢「本当だよ、伊藤博文、黒田清隆、山縣有朋、とかってねぇ。なのに今じゃ何一つ、出てこないよ」
私「これからもどんどん思い出せなくなる一方だしな」
S嬢「だめだ、こりゃ……」

お金は寂しがり屋だから皆(お金)が集まっているところにより集まり、ないところからはどんどんなくなっていく、というのはよく聞くが、もしかして記憶力も寂しがり屋なのか? だからもともとないところからはさらになくなってボケて行く一方なのか?

ちなみに、総理大臣は、福田←安倍←小泉←森←小渕←橋本←村山←羽田←細川←宮沢←海部←宇野←竹下、でした。今書いていてもやっぱり覚えられん。
テーマ:日記
ジャンル:日記