時をかける少女私は映画をテレビでは見ない主義なのだが、今日は子どもが見て見たいと言うのでフジテレビで放映していた「時をかける少女」をつい見てしまいました。話は筒井康隆の原作をベースにして入るものの、舞台を現代にし、主人公も全然違うという程度の知識しかなく(そしてもちろん原作は30年以上前に読了済み)、そして評判はとにかく非常に高いということだけは知っていたのだが。

いやあ、原作の見事な換骨奪胎ぶりに脱帽だよ。現代物へのアレンジぶりが見事。そして青春ドラマとして楽しく見ることができる映画だったよ。ま、もちろん私にとって「時をかける少女」と言えば、NHK少年ドラマシリーズの「タイム・トラベラー」(1972年)で、芳山和子は島田淳子、深町一夫(ケン・ソゴル)は木下清だがな!
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今年の4月頃、とある服飾ネットショッピングのサイトで、Tシャツと4枚とパンツ(ズボンの方ね)1枚をポチッとしたのだが、3週間くらい経ってからパンツの方だけ「売り切れのお知らせ」のメールが来たのだ。なんだよ、売り切れかよ、まだサイトには在庫ありって表示されているくせに、とか思いつつあきらめたのだが、それから1ヶ月ほどしてみて見ると、欲しかったパンツは在庫ありの表示になっている。

いやあ、あれから1ヶ月は経っているんだしさすがに最新表示になった上での「在庫あり」だろ?と思い、またもやポチッとして、商品が届くのをひたすら待っていた。私は気に入った服は連日でも平気で着るくらいしょっちゅう着るので、結構あっというまにどの服もボロボロになってしまう。ポチッとしたパンツは最近かなりヤバい状態になってもまだ着ている(しかも会社に行く時に着ている)パンツと全く同じ型番のパンツなのだ。品切れだとはくパンツが無くなっちゃうんだよ!(←そんなこたあない)。

しかしそれから3週間ほどしてまたもや「売り切れのお知らせメール」ですよ。ぐぁぁぁぁ、サイトの管理者、出てこいっ! 2ヶ月も在庫状況を更新してないとは何事だ! とか怒りつつ、定番のパンツだからそのうち入荷するはずだよな、とサイトをチェックしてみる。すると商品ラインナップはすっかり夏物仕様になっていやがる。にもかかわらず私が欲しかったパンツの在庫はもちろんまだ「あり」だ。責任者出てこいっ! でも在庫「あり」である以上、しつこいようだが、更にまたポチッっとしてみる。いつかはきっと入荷するだろうしなあ。

でも今度は注文してから3日で「「売り切れのお知らせメール」が来たのだ。早っ。にもかかわらず在庫は相変わらず「あり」表示。もう、もしかしてうちのPCがMacintoshだから表示がおかしくなっているのか??と疑心暗鬼にも。さらに、ついにお気に入りのパンツが、しかも最後の2本に穴があいて2本とも一気にはけなくなってしまってしまったのである。非常事態だ(←お気に入りじゃないけどまあいいっかレベルのパンツは10本ほどあるのだが……)。

サイトの表示は相変わらず「在庫あり」だ。なもんで「どうせま売り切れなんだろ? いいよ、いいよ、じゃあ送れるもんなら送ってみろ」と同じパンツを3本注文したのが今週の火曜日、そして水曜日メールをチェックしたら「商品発送のご案内」が来ていたのだ。

はぁぁぁぁあああぁぁ??? おいおいおいおいっ、発送する前に連絡しろよ! 今までずっと「売り切れのお知らせ」しか送ってこなかったくせにーーーーーー。

そして昨日の夜(木曜日)には商品が届いていたのな、同じのが3本。ま、どうせヘビーローテーションだからいいんだけど、この一連のいきさつを会社の同僚に話したところ、Nさんも練馬のS嬢も口を揃えて「Kさん(←私のことだ)らしいわ~」と言ったのだった。なんだよ、私らしいって。
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西洋骨董洋菓子店今日は用事があったので会社を午後休んだのだが、用事の方がさっさと片付いたので夏コミ原稿を描こうと、漫画喫茶に入った訳ですよ。自宅で原稿を描くとどうしても雑用を片付けたりたまっているドラマの録画の方を見ちゃったりして全然進まないからな。で、今日は無茶苦茶蒸し暑くて汗だくになっていたので、とりあえずまず汗がひくまでちょいと読もうと思い、レジ前の陳列棚に置いてあった「西洋骨董洋菓子店 第1巻」(よしながふみ、新書館)を手にとってブースに腰を下ろしたんですよ。そのまますぐに原稿を描くと汗で原稿用紙がヘナヘナになっちゃうからね。

「西洋骨董洋菓子店」は完全なBLじゃなくてその気はあるもののごく普通に面白く読める作品であること、またテレビドラマ化されたものは見ていたのでケーキ屋で働くそれぞれに過去がある男たちの物語である、という知識はあったものの、なんとはなしに今まで読まないでいた作品だったのだ。いつか機会があれば読もうとは思っていたものの、なかなかその機会がなくなんとはなしに流していたのだが……いやあ、面白かったよ! メインの登場人物達のキャラの立ちっぷりが見事だし、その他の脇のキャラでさえも存在感があってナイス。掛け合い漫才のような人間関係も、合間合間に描かれるそれぞれの過去の描かれ方も見事だし、何よりも読んでいて楽しい。

全4巻のうち3巻までがコメディータッチで進むのだが、最終巻である第4巻からはサスペンスタッチな描写も入って一気に読んでしまう。しかしこの最終巻で描かれることはすべて、3巻までにちゃんとその種がまかれてきたことばかりなので、最後まで読むとジグゾーパズルのピースがぴたりとハマって完成したような満足感と言うか納得感があるのだ。また、物語も単純に問題が解決して終わりではなく、生き続けていく限り抱えていかなきゃならない事とつかず離れずつきあってゆくそれぞれの登場人物達の不器用さがまたいいですよ。うーむ。

よしながふみの作品に「フラワー・オブ・ライフ」という青春コメディ??があるが、この作品も3巻までは能天気な青春コメディ(もちろんよしながふみだからそんな単純な代物ではないのでが)タッチで進むのだが、最終巻の第4巻で大どんでん返しがあり、「フラワー・オブ・ライフ」(作品中では「若い盛り」と言う訳が出て来るが、まあ「青春時代」っつーことか?)というタイトルに込められた明るく光り輝く、けれども後から振り返ると物哀しい響きもある言葉、そして主人公・春太郎の密かな決意がかれるラストが静かで美しいのだが。でもその原点がこの作品(「西洋骨董洋菓子店」)にあったのだというのがよく判る。いやあ、面白うございました。

しかしなんだ、1巻だけ読むつもりが結局4巻目まで読んじまって、原稿は全く描けなかったよ、ママン……。
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タイトルの通り、全然余裕がない毎日だ。ここんとこ仕事が忙しくて残業三昧で、同人誌の原稿なんぞ、まったく進んでいません! この期に及んで絵コンテがまだ完成していないという非常事態に、とてつもなくあせっているものの、もうすっかり夏バテで鉛筆を持てないよ、ママン……。

そんな訳で今年もよゆう入稿のページを覗いてみる。ちなみに「余裕入稿」じゃなくて「よゆう入稿」なんだね。なんでだろう。なんか別のところで商標登録でもされているのか?

 よゆう入稿

サイトのタイトルバーに並ぶ脅し文句は、前回が「受かるってことは、おまえは出さないといけないってことだよ、たぶん」、そして前々回が「「〆切直前イメトレ映像は、新刊のないスペースに4時間うなだれて座る自分の姿です」だったが、今回は「おたくとしてよゆう入稿を目指すと決めた時から まともな生活なんてとうに捨ててる このおれをバカと呼んでいいのは それを決めたおれだけだ」ですって。はぁ……(遠い目)。

さて、このよゆう入稿サイトで現在行っている夏コミ原稿の進捗状況のアンケート↑、私は「明日!明日からやるってばよ!!」に投票してしまいました。投票結果を見てから、絵コンテが40ページ分ほど出来ているんだから(これでも2分の1なんだが)「1冊目の1割」が正しかったかも、と思いつつまた深いため息をついてしまったことである。今日は会社で帰りがけに同僚のY岡さんから「明日までにおねがいしますね」と宿題を渡されてしまったのだが、そのまま残業して宿題を片付け、Y岡さんの机の中に入れておいたので、明日、休んじゃってもいいかなあ、明後日は来客と今月給与の変動データの締めの処理があるから休めないし、、、などと夢見てみる。

と言う訳で白黒決着がつくまで(!?)、もうしばらく更新が飛び飛びになります。
魔王 第1回(7月4日22時放映、TBS)。7月の新番組は「モンスターペアレント」も「ゴンゾウ」も見たと言うのに(「コードブルー」は子どもにチャンネル権をとられたまままだ見ていない)、いきなり「魔王」から。だって……いやー、色々と突っ込みどころが満載で、ナナメ以外には見られなかったドラマだったもんで。でも大野さんはそんなに悪くはなかったです。スローモーション描写が多すぎるけど。

最初に「魔王」の説明(神の怒りをかった天使が地獄に堕ちて魔王となった)があったけど、まず天使とか悪魔とかっつー発想があまり日本には根付いてないと思うんだが。だから弁護士の成瀬領(大野智)が貧しい人の弁護を無償で引き受けるので「天使の弁護士」と呼ばれているとか、あるいは教会がたびたび背景に入っていたりするのも、元ネタがやっぱキリスト教人口が多い韓国ドラマだから成立するのかなあとか思いましたよ。日本じゃまず「天使の--」なんて言い方しないでしょ(「天使の微笑み」と言う言い方や「天使のブラ」なんつー商品はあるけどね)。30年くらい前なら「仏の--」という言い方ぐらいはしたかもしんないけど。

そして熱血刑事・芹沢直人(生田斗真)、検挙率ナンバーワンつーても半殺しにしておいてとった自供は有効なんですか? あと取調室に容疑者と弁護士って同席できたっけ? 実況見分時にも弁護士って立ち会いOKだったっけ? 刑事さんは知り合いや友人が起こした事件の担当にはなれないんじゃなかったっけ? 過去に犯罪を犯しても無罪になったら警察官にはなれるんだっけ? とか色々謎。

静の大野と動の生田斗真、悪(?)の大野と正義(??)サイドの生田斗真というように対比させるためなんだろうけど、非常にもったりもっさりした大野さんに対して無駄な動きも多い生田斗真。(「心がない」ことになっているからか)無表情な大野さんに対して、険しい表情や激しい表情の多い生田斗真。しかし大野さんのシャワーシーンにはちょっとびっくりですよ。もしかしてこれってサービスショット? しかし脱がすなら生田斗真の方が見応えがありそうでは?とか思った私は、もうすっかり腐りかけでしょうか。しかも着替えたところで「ちょっと! Yシャツの下にちゃんと(肌着の)シャツ、着なよ!」と声に出して言ってしまって、すっかりご近所のおばちゃんですよ。ちなみに子どもが「え? シャツ、着ているんじゃないの?」と言うので「着てないよ、ほら」「あ、本当だ」という会話をして二人で大野さんをガン見してしまいました。

そして二人にからむ図書館司書でタロットカード屋でサイコメトラーな咲田しおり(小林涼子)、初めて見た子だけど、非常に印象的で魅力的なお嬢さんでした。でも図書館司書は、本を借りに来る人に、しかも初めて会った人のプライバシーを根掘り葉掘りしたりしないだろっ! 大学の学食で会った訳じゃないんだから。

あ、ストーリーのことを何も書いてない。うーん、話は……すっげーベッタベタ。昔の「赤いシリーズ」とか今やるとこうなるかなあ、とかしみじみしてしまいました。これで最後に大野さんが白血病で死んじゃうという展開になったりしたら笑っちゃうよ。でもこのベタな展開にハマれる人は結構ずぶずぶと深くハマれてすっごく楽しいかも。とか言ってて来週も見ちゃいそうな予感(←もう、ハマっているんかいっ!)。
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