会社で例によってお昼時。

S嬢「いつもいる場所にいないから、きょろきょろしてたら人目につかないところにいつものおばちゃんがいたのよ。でもブツを持ってなくてさ」
私「別のところで店を出しててその案内とかでもしていたの?」
S嬢「ううん、違う。それがさ、50mくらい離れた場所のビルとビルのすき間に隠れるようにして別のおばちゃんがいたのよ。いつものおばちゃんが携帯電話でその別のおばちゃんに連絡しててさ、じゃ、注文受けたから二つ渡して、って感じで指示してるの。で、そのすき間にいるおばちゃんのところにいって、あっちのおばちゃんに注文したんですけどっていうと陰から出してきて渡してくれるのよ」
私「うわー、なんか密売というか闇取引みたいじゃん」
Nさん「ただの弁当なのにね」

S嬢とNさんは会社の近所の道端にお昼時になると現れる放浪の日替わり五穀米弁当の店をいつも利用していたのだが、どうもその弁当屋は警察の取り締まりにあったらしくしばらく姿を消していたのである。警察には邪魔になるから店を出すなみたいなことを言われたらしい。おばちゃんの店の弁当なんて30個もないくらいの小さいワゴンで場所もそんな取るようなもんでもなかったのに。しかしそのおばちゃんの店がひっそりと復活していたのをS嬢が発見したのだが、それが上記のごとく、なんだか密売取引のやりとりのようになっていたらしい。

S嬢「それでいつものおばちゃんに携帯電話の番号を聞いて登録しちゃったよ、最新のメニューとか在庫を問合せできるように」
私「ウェブページとかあったら便利なのにね」
S嬢「弁当のメニューはCメールで教えてくれるって言ってたから感動しちゃったけど、でもさすがにインターネットはやらないみたいね」
Nさん「私も闇弁当のおばちゃんの電話番号、携帯に登録しちゃった。ほら」
見ると登録名が「闇弁当」と言う名に。
私「Nさん、帰宅途中に不審死とかしたらさー、その携帯調べられて、この「闇弁当」って一体なんだ? なんかダークサイドの組織に殺されたのか? なーんて絶対疑われるよね」
S嬢「私達もNさんの闇取り引きについて根掘り葉掘り聞かれるね」
私「いつも隠れて買ってました、とか」
Nさん「そんな死に方、しないように気をつけないと」

それは携帯電話の登録名称を変えるよりも格段に難しいとは思うが。
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先週の土曜日はあまりの暖かさに(東京での最高気温は24度?)、素足にサンダルがけで上はTシャツ1枚で外に出た私だ。今日はどこの公園で花見(今の時期なら梅とか)をしようかなどとぼんやりとしていたのだが、この暖かさでいよいよ花粉症が来てしまった人も多いようで、今日出社したらマスク着用者が一気に増えていた。同僚のNさんは花粉症の薬のせいでなんだかぼんやりしているし、開発のHさんはゴーグルのような眼鏡をしているし、経理のAさんはティッシュペーパーの箱を持ち歩いているし、社内有数の美女である隣の席のY岡さんも顔の半分がマスクで隠れてしまってますよ。

Y岡さん「花粉症のせいで今の季節は会社に行くのが本当に嫌で憂鬱になりますよ」
私「私も今時分の日曜日の夕方は会社に行くのが嫌になって憂鬱になるね。あんまり気分がどんよりしちゃうもんだから、ついに私も今流行の鬱病? それとももしかして更年期障害!? とか思っちゃうくらいだよ」
大お局様のK池さん「……それ、今に始まった事じゃないから」
Y岡さん「確かに日曜日の夕方はちびまる子ちゃんの曲が聞こえて来ると落ち込みますよ」
私「サザエさんでどんよりのピークがくるよね。でも、ま、鉄腕ダッシュで諦めの境地になるけど」

さてそんな中、自宅近所で包丁を振り回している不審者が現れたために、小学校では集団下校となり、小学校の地区班の連絡網でも要注意の連絡があった。その電話連絡が仕事中に来てしまい、次の人への連絡事項をメモするため廊下に出て携帯電話で連絡事項を繰り返す。「本日○時に△△付近で包丁を振り回す不審者がありました、と。はい? え? 子ども達の、なんですか? え?」。だんだん声が大きくなる。「ああ、子ども達の見回りパトロールの強化をお願いします、ですね? 犯人は○時頃に逮捕されました、と。はい、では次の人に伝えます」。すぐ横を通りがかったY岡さんがぎょっとしていたので席に戻ってから事情を説明する。

K池さん「そんなことがあると心配よね」
Y岡さん「そういえば今朝、公園で変な人を見かけましたよ。ボーッとつったっているんですけど、一点をみつめてずっとブツブツつぶやいているんですよ、まわりに誰もいないのに」
K池さん「うちの近所でも先週不審者情報が流れていたわ」
私「暖かくなると、色々湧いて来るよね……」
Y岡さん「これからそういうのが多くなってくるんですかねぇ」
私「そういうのを聞くと春が来たなあって思うわね……」

……ちょっとヤな春の実感。
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先日会社でPマークの監査があった。P(プライバシー)マークとは「個人情報保護に関する事業者認定制度」(なげーー)で認められた業者に付与されるもので、個人情報をちゃんときちんと扱って守ってますよという印だ。それで定期的にお上から監査の人がやってきて、ちゃんとやっているかどうかチェックしていくのである。

もう、Pマーク監査の2ヶ月前には個人情報を取り扱っている部署のメンバーは講習とテストを受け、1ヶ月前には「あと1ヶ月だから身辺整理をきちんとね!」とアナウンスがあり、1週間前にはリハーサルですよ。そのリハの時には私なんか「社員証をきちんと首から下げていない」と注意されちゃったよ。社員証はネックストラップで首からかける事にはなっているのだが、私の場合社員証をぶらさげると肩が凝ってしょうがないので、いつもストラップをおりたたんでズボンのベルトからぶらさげているのだ。Y男はデスク回りが散らかりすぎていると注意され、大お局様のK池さんは注意されないようにと久しぶりに机回りを整理整頓してたら10年ほど前にもらった香水の瓶が出てきたが匂いが臭くて使えないとこぼしている。さらにUさんなんかは、当日会社にいて何か問題点を指摘されるとちゃんと応対しなくちゃならないからデスク回りをきれいに片付けたら監査の日は休もうかなどと言っている。

まあ、そんなわけで監査当日、練馬のS嬢が所属する部署の事業部長はなんと床屋に行ってきたのだという。
私「え? なんでPマークの監査と床屋が関係あるの?」
S嬢「少しでも印象をよくしたいんじゃないのー?」
私「面接か!?」
Nさん「(総務部長の)K崎さんやHくんなんか、机回りが全然片付かないもんだから書類とか全部箱詰めしちゃって隠すために倉庫に運んじゃってるんだよね」
私「K崎さんさー、確か前の監査の時に箱詰めしたダンボールがうちのフロアの会議室に積んであるんだけど……全然使っている形跡、ないよ?」
Nさん「今度もそうなるかね」
私「(大お局様の)K池さんは、大掃除か?っつーくらい丁寧に机の上を雑巾がけしていたよ」
Nさん「作業スペースはちゃんと片付けて書類が出しっぱなしになってないようにしなくちゃならないけど……なんか違うよね?」

さて、監査は午後からだったが、一番最初に監査が行われた部署のIさんは監査の人が来る前に自席から逃亡し、私がいる部署で部長のOさんと話し込む振りをして逃げ続けていたし、人事のMくんは監査の人に色々資料を見せろと言われて何度も7階と9階を往復しているし、部長のMさんは監査の人とは目が合わないようにずっと下を向いているし、Uさんは「友達がいきなり心筋梗塞で倒れちゃってこれから通夜なんで」と結局いなくなってましたよ。とにかくみんなピリピリムードで「早く来て早く終わってくれ」と心の中でつぶやきながら仕事をしていたのだが、しかし肝心の監査の人が来ない。

S嬢「もうずっと待っているのに2時になっても3時になってもこなくてさ、みんな疲れ始めてたんだよね。監査の人と対応しなくちゃならないからなかなか席もはずせないし。それで3時過ぎた時に(課長の)Y澤さんが、(事業部長の)Y崎さんに、「すみません、我慢できないのでトイレに行っていいですか?」って聞いていたわよ。お前は小学生かっつーの!」

まあ、監査の人がフロアからいなくなった瞬間に社員証のネックストラップをはずしたら、K池さんから「姿を消したフリして、実はすぐ戻ってきたりして」と言われて慌てて社員証をかけ直した私も似たようなもんだが。
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決定版!どんどん目が良くなるマジカル・アイ 新装版老眼……なんだか「ハゲ」とか「白髪」とかよりも格段に老人感のある単語なような気がする。しかしなんだかんだと言ってももはや老眼なのは事実だ。会社で大お局様のK池さん(社歴30年弱の女子社員のドン。御歳50歳)が、PCのモニタを見ようとして目を細めながらモニタを遠目に(体を机から離し気味に)見ているのを「老眼なのはもうどうしようもないんだからちゃんと老眼鏡をかけたら」と言っている私だが、携帯電話の文字をみようとしてやっぱり手元から離し気味に見ているのを「Kさんこそ老眼でしょ」指摘されている有様だ。

しかし私は中学生の頃からの近眼で視力が0.01、それに乱視も加わって眼鏡がなければ何も見えないも同然な状態であるために、若い頃から「近眼の人は老眼になりにくいんだよね」と言われてきたのに、近眼のまま、やっぱり老眼になるとは何事か。遠くの物もはっきり見えないのにそのまま近くの物まではっきり見えなくなってきていますよ。なんか詐欺に遭ったような気分だ(え?)。もっとも、昨年コンタクトレンズ屋の目医者さんに見てもらった時は「まだ老眼鏡をかけるほどのレベルではないですよ」とか言われたが(←微妙な自慢??)。

で、昨日本屋さんに行ったら、「決定版!どんどん目が良くなるマジカル・アイ 新装版」(宝島社、500円、47p)という本に目が止まりよくよく見てみると、なんと「老眼に効く」とあるじゃあありませんか。この手の本は昔ヒットした時に目を通したことがあるのだが、描かれている画像が立体的に見えるのは面白いっちゃあ面白いものの、普通に見た画像自体が面白くも美しくもないので買うほどじゃなかったんだよなあ。でも今回はついに買ってしまいましたよ。

それで本の説明書きを読んでみると、立体視するには「平行法」と「交差法」の2種類の見方があると書いてある。画像を見る時に目の焦点を画像より後ろに合わせるのが平行法で、画像の手前に合わせるのが交差法だとかで、具体的にどうやればいいのかも書いてある。でも「老眼は目のピント調節機能が衰え、ある一定の距離にしか目の焦点が合わなくなる状態です。通常多いのは近くが見えづらくなる症状で、これは「平行法」でトレーニングを行っても視力回復には結びつきません。「交差法」で見るようにして下さい」ですってよ。平行法だと画像が飛び出して見えるが交差法だとへこんで見えるのね。

え? 一体どっちがどっちなのよ、と思いつつ本に向かう。私の場合平行法で見ていたらしく、これだと画像を見てものの数秒で立体的飛び出して見えてくるのだが、老眼対策なんだから飛び出して見える方じゃだめなんだな。交差法のやり方を読みながら結構真剣にトライしてみる。すると3分くらいかかってやっとへこんで見えて来る……が、油断するとすぐに逆になり飛び出して見えて来る。ううむ、交差法はかなり努力が必要な見方だ。これじゃあ続くかどうかちょっと疑問だが、とりあえず今月は老眼対策チャレンジ月間としレッツトライ!だ。来月の花見には老眼はあんまり関係ないけどな。
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ロウバイ梅先月まで冬眠をしていた私だが、そろそろ色々と春の花も咲き始めてきたのでのっそりと活動再開をしている。この間の日曜日は天気がよかったので近所の公園に散歩に行ってきたのだが、ミモザも沈丁花もあと2週間くらいで咲きそうな感じだし、ボケの花がひっそりと満開になっていたり、すみっこで水仙が咲いていたり、ロウバイ(写真左)や梅の花(写真右)も満開で、ほくほくだ。この調子でいくと3月はついうっかり日帰りであちこちに花見に行ってしまいそうな気もする。毎年3月は午前休をとって花見をした後に出社したり1日休んで花見をしている日も結構あるので、今から、3月はちょくちょく休むから!と会社のみんなに宣言している私だ(←ちゃんと仕事しろ)。

公園のヌシところで以前、この公園の池のそばの紅葉の木の下にダンボールの猫の家があると書いたが(2008年12月25日「流星の絆 最終回」)、11月に目撃したその猫ハウスが12月にはなくなっていたのでもしかしてあれは誰かが撤去したのか、それともドラマ用のフェイクだったのか??とちょっと謎だったのだが、先日目撃しましたよ、猫ハウスとそのヌシを。猫ハウスは11月に目撃したのと同じ形でいつのまにやら再建(?)されていました。ハウスのそばにバケツがあるところを見るともしかして公園で飼っている猫なのか? 「流星の絆」の撮影の時には陰からひっそりとニノ達を見守っていたかもしれないお猫様はちょっとお上品な感じもいたしました。
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リモコン達昨日、ケーブルテレビ屋さんがデジタルチューナーを設置しにきて、我が家もいよいよ地デジ生活に突入したのだが……複雑怪奇なリモコンが三つもあって、おばちゃん、もう全然追いついてないよ、ふぅ(遠い目)。写真は右からケーブルTV(Pioneer)、テレビ(SHARP)、DVDデッキ(東芝)のリモコン。一応ケーブルTVのリモコン1個でほとんど操作できてしまうようだが、もう覚えきれない。しかも何かを設定しようとしてリモコンの通常はカバーがかかっている部分を開けて操作しようとすると、リモコン上の文字が小さくて読みにくい! 頭がついていかないだけでなく、目もついてけてないという……(しくしく)。

さて地デジの方だが、会社で隣の席に座っているY岡さんが「アナログからデジタルに変わると本当にきれいでびっくりしますよ」と言っていたので、一体どんな物かと思っていたのだが……うーむ、確かにはっきりくっきり鮮明なのだが、通常の番組をみるかぎりでははっきりくっきり=美しい、じゃないんだなというのがよくわかりました。こういってはなんだが趣がないというか、だから?というのが正直な感想だ。多分フルハビジョンテレビでブルーレイディスクでも見たら格段に違うのだろうが(電気屋の店頭で見たそれぞれのメーカのフルハビジョンテレビ-ブルーレイディスク画面は確かに本当にきれいだった)、普通の番組を普通に見ている限りではそれほどありがたみはないかも。それになんだかやたらとチャンネルが沢山あって、いつまでもどこまでも続く(ように見える)番組表をみるだけでもうごちそうさまな気分になってしまうのはいかがなものか。

あ、そうそう、正月に北海道の妹の家でテレビ番組雑誌を見たのだが、チャンネル数が沢山あるからなんとか情報を無理矢理詰め込もうとするのか、これまた字が小さくて読めなかったよ! トシを取ると色々な落とし穴があることを実感いたします(とほほ……)。
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忘備録:2月発売のコミック新刊ラインアップ

13日 私の血はインクでできているのよ[久世番子]
19日 Real Clothes 6[槇村さとる]
20日 PLUTO 豪華版 7[浦沢直樹]
23日 天才柳沢教授の生活 27[山下和美]
24日 つづきはまた明日 1 [紺野キタ]ガールズコレクション
27日 PLUTO 7[浦沢直樹/手塚プロダクション]
27日 魔法使いの娘 7[那州雪絵]
27日 秘密 -トップ・シークレット- 6[清水玲子]

今月の目玉はやはり「PLUTO」か「秘密」でしょうか。でも「秘密」は掲載誌のMelodyを毎号(隔月刊)買っているから最新掲載分まで全部読んじゃっているのだが(Melodyは「秘密」だけじゃなくてよしながふみの「大奥」や麻生みことの「そこをなんとか」、成田美名子の「花よりも花のごとく」などなど読み応えがある大人の少女漫画誌だ)。「PLUTO」は1週間待てばお手頃価格でしかもサイズがコンパクトな普及版が出るのに、いつも結局先に出る豪華版の方を買ってしまう……。

あと、1月に買ったコミックス。

5日 夏目友人帳 7[緑川ゆき]
6日 文鳥様と私9[今市子]
23日 BAROQUE ~バロック~ 3 [小川彌生]
26日 ガラスの仮面 43 [美内すずえ]
30日 チャンネルはそのまま! 1 [佐々木倫子]

「文鳥様と私」、なんだか装丁がご立派になっていてびっくり。我が家の「ガラスの仮面」は現在、社内の女子の間を行脚している。「チャンネルはそのまま!」は佐々木倫子のバカバカしいボケっぷりを久しぶりに楽しめました。
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月日が経つのは本当にはやいもんだよなあ。ちょっと怠けているうちにあっという間に2月ですよ。まあ、それはともかく、自宅のテレビが壊れました。

正確には壊れたというよりもだんだんとイカれてきて、先々週まではテレビをつけると音声だけがして画像が出るのに5分ほど時間がかかっていたのだが、先々週の土曜日には10分、翌日には20分、そして先週の月曜日には50分もかかるようになってしまったのである。まあ、15年くらい使っているブラウン官のでかくて厚くて重たいテレビで、色のにじみもかなり出ていたのだが、家人がテレビは液晶じゃなくてブラウン管のテレビの方がいいとか、やっぱりソニーのトリニトロンが一番いいとか言っていたので、多分地上アナログ放送が終了するまでこのままかなあとか思っていたのだが、さすがにこれじゃあ新しいのを買わざるを得ない訳ですよ。一応修理が出来るかどうか聞いてみたけど、部品がもうないって言われちゃったし。

そんな訳で先週の火曜日に会社を午前休して朝一で電気屋に行ってSHARPのAQUOSを買ってきました。人生50年生きてきてSONY以外のテレビを買うのは生まれて初めてだYO! 本当にこれでよかったのかと動揺がないでもないのだが(AQUOSと並んで、SONYのBRAVIA、やっぱりきれいだったしね)、でもなー、SONY危うしのニュースがてんこもりだしな。まあ、なんとか盛り返したらこの次のテレビは(←一体いつの話だ?)SONYにするかもしれないからさ。あと宝くじが当たったら2台目のテレビは(略)。

さて配達は最短でも木曜日と言われたので、結局火曜日も水曜日も木曜日の朝も壊れかけたままのテレビを見ていたのだが、火曜日の朝なんか画像が出るまで1時間20分もかかり、それを昼飯時に同僚に話したら、練馬のS嬢には「なんでそこまで我慢していられるのか全く理解できない。私だったら10分かかった時点で新しいテレビを買いに行っている」と言われちゃったよ。ちなみに水曜日は1時間45分だったが、朝6時に起きてすぐに電源を入れても画像が出る頃には家をでなくちゃならないという有様で、この事実を話したらさらにバカにされるだけなので同僚には言っていない。そしてこの時は天気予報を見るため(だけ)に、それまで全く見ていなかった携帯電話のワンセグを久しぶりに利用しました。でもワンセグ……、老眼気味の目には画像が小さすぎてつらいんだよう。

なお、木曜日に新しいテレビが到着して子どもが非常に喜んでいたのだが、その喜びの声は「今度のテレビはすぐに画面が出るんだよ!よかったねぇ、新しいの買って」というものでした。
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ガラスの仮面第43巻4年ぶりに新刊が出た事が、ニュースになる「ガラスの仮面」(美内すずえ、花とゆめコミックス、420円)だが、先週、新聞を見たら結構大きめの広告がどかんと出ていてびっくりだよ。先週の「王様のブランチ」(TBS)のブックレビューのコーナーでも特集コーナーが出来ていたし。なんでも次の巻は今年の夏に出るんだそうですよ。……もはや私が生きているうちに完結のするのは無理なんじゃないのかという気もしていたが、6年、4年、半年(←あくまでも予定)と着々と短くなってきているなら、まだ望みはあるってことかしらね。なんか、もうね、早いところ決着を付けてくれよ、と思うのはやっぱり私がトシをとって気が短くなってきているせいなのか?

ガラスの仮面の新刊は……初めて読んだのは大学1年生の時で、体育の授業を受けるために川越にある校舎まで通っている時に途中の本屋さんで第1巻を買って、それからやみつきになってそのときまでに出ていた3巻までを一気に買ったんだったっけなあとか。ずっと死にかけている月影先生は、現実時間では30年以上生きているよなあとか。「ガラスの仮面」って今見るとすごく古くさい絵柄だけど、でも連載当時ですら古くさい絵柄だったからそれは変わらないまま一貫しているんだよなあとか。今レトロマンガとか復刻本ブームだからそれはそれでいいかもね、とか。まあ、ストーリー進行なんかよりも、「ガラスの仮面」にまつわる思い出(30年分だよ、30年分)の方が走馬灯状態というのはいかがなものか。うーむ。

さて43巻の方はやっとこさ「紅天女」に向けてちびっとだけ前進したような感じですが、でも読んでいると桜小路くんのガールフレンドの舞ちゃんって、人の携帯を黙って盗み見したり色々後つけたり粘着質でストーカーっぽいやな女……とか思ってしまうのは私が薄汚れたオトナになってしまったせいか?? 桜小路くんもなー、純愛っぽいけどうも素直に見れないや。かといって紫のバラの人(速水真澄)にもいいかげんにしろといいたくなったり。

あ、そうそう、マヤが途中で紅天女になりきって色々自然と宇宙を感じる場面を見て、美内先生、やっぱりあっちの世界から戻ってきてなかったんですかーーーーー!?と一瞬思ってしまいました。いや、山本鈴美香と違って、ちゃんとこっちの世界に戻ってきているからこそ新刊も出ているんだけどね。どうかこのまま、順調に描き進めて「ガラスの仮面」を、私が生きているうちに決着つけて下さい(ちなみに美内センセイはもうすぐ58歳になられます)。どうかよろしくお願い致します。
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