2009年10月31日 (土)
「思いがけずもデューデリ」って何だよ。いや、一応映画「ハゲタカ」関連のロケ地を外からちょこっと見るだけと思って、地図はプリントアウトして持参していたのである。しかし……外から見るだけと思っていたのに中にまで入ってしまったのは、酔っぱらっていたせいにちがいないのである。やだなー、本当に酔っぱらいって。

さて、元々のきっかけは高校時代からの友人・Mちゃんからライブで歌うので見に来てねというメールが来た事に始まる。Mちゃんからはたびたびライブやコンサートのお誘いをいただいていたものの、元来の出不精に加えて何分にもこどもがまだ小さいこともあり、なかなか行けないでいたのだ。そして先週も例によってお誘いのメールをいただいたのだが……場所がなんと東京倶楽部だったのである。そう、ドラマ「ハゲタカ」で鷲津(大森南朋)がピアノを弾いていたところですよ! もちろんMちゃんのライブには前々から行ってみたいと思っていたが、結局重い腰を上げてしまったのはやはり場所が場所だったからかもしれない(すまん、Mちゃん)。
そんな訳で今日のライブに行く前にドラマのDVDを見てしっかり予習をして行って参りました。しかし東京倶楽部、入口が地下でわかりにくく、しかも入口の重たげなドアがしっかり閉じられていてすっごく入りにくい雰囲気の店でした。いやー、これは今回みたいな友人のライブでもないと行こうとは思わんわ。さて20年ぶりに顔をあわせたMちゃんのライブは迫力があってようございました。近場で時間があればまた行ってもいいかも。
さて事前にBOOKOさんよりこの店には「ハゲタカカクテル」なるものがあると聞いていた私は、あるもんなら出していただきましょうと虎視眈々と狙っておりました。しかしいきなり「ハゲタカカクテルありますか?」と聞くのもこっぱずかしいし、それで「はぁ? 何の事ですか?」と言われたら身も蓋もない。そこで席に付いて最初のドリンクを飲み干してから、事前に仕入れていた情報を書いた紙をマスターに渡したのである。「すみません、これ、今も飲めますか?」と(まるで闇取り引きのような……)。するとマスターは「すみません、今はやってないんですよ」とお答えになりガックリ。「あれ、仕入れが本当に大変なんですよ」とのことだ。そりゃまあ、ゴールデンパラシュートをイメージして金箔が乗ってたりするもんなー。
そんな訳でここではグラスワインとジントニックを飲みながら「あれが鷲津が弾いたピアノ」「あそこに鷲津が座ってて」「ここで三島由香が2,000円を出して」などと邪念まみれでしばし懐かしい友人の歌声に聞き惚れていました。ライブ終了後は、近くにある本日オープンの米沢嘉博記念図書館(10月29日「マンガ専門図書館「米沢嘉博記念図書館」10月31日オープン」)にちょこっと寄って、余裕があればプラットフォームカフェ(村田さん(嶋田久作)が銀行員から情報を仕入れていたカフェ)に寄り、その後は常盤橋門跡に行ってみようと思っていたのに、このところの仕事の疲れがあったのか、あるいは久しぶりに友人に会って浮かれていたのか、たった2杯しか飲んでないのに少し酔っぱらってしまったらしくなんだか面倒くさくなってしまい、「とにかく今日は日本橋の常盤橋門跡にだけ行ってみるかあ」「同人誌のネタの取材なんだからーー」とまっすぐ東京駅に直行したのである。

東京駅の日本橋口を出てほぼまっすぐ歩くと、日本パーキングセンターの横に出るので、その前の信号を渡って、常盤橋門跡公園へ。
左の写真の場所は映画の中ではホームレスの荷物だかゴミだかの山がつんであり、劉一華(玉山鉄二)が新聞を投げ入れた場所、右は刺された後倒れ込んでロープにもたれかかった場所。ここいらへんで「折れた翼」の曲が流れ始める。

左が劉が渡りきる事が出来なかった旧常盤橋。劉が渡りきることが出来なかったので、私が代わりに渡りきって(笑)、その先にある日本銀行をガン見してきました(←意味不明)。日本銀行の後ろにそびえ立つのがマンダリンオリエンタル東京。

まあ、そんな訳で当初の目的は達成したのでそのまま帰ろうかと思ったのだが、せっかくここまで来たんだからマンダリンオリエンタル東京の入口だけ見て行ってもバチは当らないんじゃ? などと不埒な考えを起こしてマンダリンの入口に立ってみたのである。そしたらちょっと通りすがりに、劉が「あ、彼、友達なんでいつでも通してあげて下さい」と言った駐車場を見るだけ見ても、いいよね? と車用のエントランスに行ってみたくなり、その後は別に38階まで行っても誰かに何か言われる訳じゃ無し、見るだけ見たら帰ればいいんだからと38階にまで行ってみたのである。やっぱり酔っぱらっていたからとしか思えない行動の数々。私がこの時の私の隣にいたら、きっと他人のフリをしたであろう。
もちろん38階に行ったら、あの守山(高良健吾)が「やっぱ、いいっす」って言って帰っちゃったあの階段を降りるよね。もう、ここまで来たらそりゃ降りちゃいますよ。しかし降りた後はどうするのか。……とりあえずドレスコードもなくお値段もシグネチャーよりは手が届くマンダリンバーの方に入ってみました。

しかし手が届くお値段と言っても、カフェラテ1,500円でしたよ。そういえばバタバタしていて昼飯食ってなかったからちょっと小腹に何かと思って聞いてみたらデザートしかないというので頼んだチーズケーキが1,800円。地元の喫茶店でそんな値段のコーヒーとケーキが出てきても絶対頼まないが、まあ、ここはマンダリンだし、もはや引くに引けないので(笑)止む無し。で、ここでボケっとしながら、階段を挟んだ向こう側にあるシグネチャーをガン見してみる。さすがの私もシグネチャーに入らないだけの理性はあったのだ。
そして、マンダリンの雰囲気を存分に味わったので今度こそ帰ろうと思って席を立ち……鷲津が仁王立ちしていた後ろのソファに、ちょっとぐらいいいよね??と座ってみました。つまり右の写真は、ソファに座って酒を飲みながら劉を待つ鷲津目線で、急いで撮ったものだ。しかし映画を見ていた時は「劉と守山の声がしたから立ち上がったんだろうな」と思ったのだが、こうして見てみると階段を誰が降りてくるのかは一目瞭然だったのね。
だが、ここで何も注文せず(マンダリンバーでの会計は済ませてしまったので)きょろきょろしていたのはあまりも不審だったようだ。ぼんやりと階段を眺めていたら、向かい側のブースに立っていたシグネチャーの受付嬢がわざわざやってきて「ご予約のお客様でしょうか」と聞かれてしまいましたよ。「いえ、ちょっと休んでいただけなので」と立ってあわてて階段を昇りエレベータに向かったのだが……よくよく考えたらエレベータはシグネチャーのある37階にも止まるんだから、何も階段を昇らなくてもよかったんだな。
マンダリンから出て再び東京駅に戻り駅のホームに立って電車に乗ろうとしたのだが……ここで、そういえば鷲津が劉を泣かせちゃった丸の内鍛冶駐車場に行ってなかった、と思い出したのである。電車に乗る直前の事である。もう、十分見たじゃないかという心の声を無視して、ホームのエスカレータを降り、改札口を出たのだが……本当にどうかしているよ、ママン……。
鍛冶駐車場に行く途中に、守山が株価ボードを見つめていた元・新光証券(現・みずほ証券)があるのだが(写真左)株価ボードなんて見えませんよ。みずほに名前が変わってから無くなったのか?と思ったのだが、もしかして今日が土曜日で休みだから電気が消えていただけなのかも。そしてその反対側には鷲津が泊まっていたフォーシーズンズホテル丸の内がある(写真真ん中)。さすがにここには突撃出来ません(でもロビーでホテルの案内パンフだけもらってきたけど)。
フォーシーズンズホテルから5分程歩くと鍛冶駐車場(写真右)。暗さもちょうどいい感じで鷲津が「お前は、誰なんだ!」と叫んだあの雰囲気を……あまり醸し出してませんでした。何故なら観光バスがやたらと停まっていたからだ。ここに来るなら土曜の夜は止めた方がいいのかも。
と言う訳で本日のデューデリ終了。同人誌のネタだけは十分に溜まったな、あとは描くだけなんだがとつぶやきつつ帰途についたのだった。
追記:11月2日
辿った道筋は以下の通り。



さて、元々のきっかけは高校時代からの友人・Mちゃんからライブで歌うので見に来てねというメールが来た事に始まる。Mちゃんからはたびたびライブやコンサートのお誘いをいただいていたものの、元来の出不精に加えて何分にもこどもがまだ小さいこともあり、なかなか行けないでいたのだ。そして先週も例によってお誘いのメールをいただいたのだが……場所がなんと東京倶楽部だったのである。そう、ドラマ「ハゲタカ」で鷲津(大森南朋)がピアノを弾いていたところですよ! もちろんMちゃんのライブには前々から行ってみたいと思っていたが、結局重い腰を上げてしまったのはやはり場所が場所だったからかもしれない(すまん、Mちゃん)。
そんな訳で今日のライブに行く前にドラマのDVDを見てしっかり予習をして行って参りました。しかし東京倶楽部、入口が地下でわかりにくく、しかも入口の重たげなドアがしっかり閉じられていてすっごく入りにくい雰囲気の店でした。いやー、これは今回みたいな友人のライブでもないと行こうとは思わんわ。さて20年ぶりに顔をあわせたMちゃんのライブは迫力があってようございました。近場で時間があればまた行ってもいいかも。
さて事前にBOOKOさんよりこの店には「ハゲタカカクテル」なるものがあると聞いていた私は、あるもんなら出していただきましょうと虎視眈々と狙っておりました。しかしいきなり「ハゲタカカクテルありますか?」と聞くのもこっぱずかしいし、それで「はぁ? 何の事ですか?」と言われたら身も蓋もない。そこで席に付いて最初のドリンクを飲み干してから、事前に仕入れていた情報を書いた紙をマスターに渡したのである。「すみません、これ、今も飲めますか?」と(まるで闇取り引きのような……)。するとマスターは「すみません、今はやってないんですよ」とお答えになりガックリ。「あれ、仕入れが本当に大変なんですよ」とのことだ。そりゃまあ、ゴールデンパラシュートをイメージして金箔が乗ってたりするもんなー。
そんな訳でここではグラスワインとジントニックを飲みながら「あれが鷲津が弾いたピアノ」「あそこに鷲津が座ってて」「ここで三島由香が2,000円を出して」などと邪念まみれでしばし懐かしい友人の歌声に聞き惚れていました。ライブ終了後は、近くにある本日オープンの米沢嘉博記念図書館(10月29日「マンガ専門図書館「米沢嘉博記念図書館」10月31日オープン」)にちょこっと寄って、余裕があればプラットフォームカフェ(村田さん(嶋田久作)が銀行員から情報を仕入れていたカフェ)に寄り、その後は常盤橋門跡に行ってみようと思っていたのに、このところの仕事の疲れがあったのか、あるいは久しぶりに友人に会って浮かれていたのか、たった2杯しか飲んでないのに少し酔っぱらってしまったらしくなんだか面倒くさくなってしまい、「とにかく今日は日本橋の常盤橋門跡にだけ行ってみるかあ」「同人誌のネタの取材なんだからーー」とまっすぐ東京駅に直行したのである。


東京駅の日本橋口を出てほぼまっすぐ歩くと、日本パーキングセンターの横に出るので、その前の信号を渡って、常盤橋門跡公園へ。


左の写真の場所は映画の中ではホームレスの荷物だかゴミだかの山がつんであり、劉一華(玉山鉄二)が新聞を投げ入れた場所、右は刺された後倒れ込んでロープにもたれかかった場所。ここいらへんで「折れた翼」の曲が流れ始める。


左が劉が渡りきる事が出来なかった旧常盤橋。劉が渡りきることが出来なかったので、私が代わりに渡りきって(笑)、その先にある日本銀行をガン見してきました(←意味不明)。日本銀行の後ろにそびえ立つのがマンダリンオリエンタル東京。


まあ、そんな訳で当初の目的は達成したのでそのまま帰ろうかと思ったのだが、せっかくここまで来たんだからマンダリンオリエンタル東京の入口だけ見て行ってもバチは当らないんじゃ? などと不埒な考えを起こしてマンダリンの入口に立ってみたのである。そしたらちょっと通りすがりに、劉が「あ、彼、友達なんでいつでも通してあげて下さい」と言った駐車場を見るだけ見ても、いいよね? と車用のエントランスに行ってみたくなり、その後は別に38階まで行っても誰かに何か言われる訳じゃ無し、見るだけ見たら帰ればいいんだからと38階にまで行ってみたのである。やっぱり酔っぱらっていたからとしか思えない行動の数々。私がこの時の私の隣にいたら、きっと他人のフリをしたであろう。
もちろん38階に行ったら、あの守山(高良健吾)が「やっぱ、いいっす」って言って帰っちゃったあの階段を降りるよね。もう、ここまで来たらそりゃ降りちゃいますよ。しかし降りた後はどうするのか。……とりあえずドレスコードもなくお値段もシグネチャーよりは手が届くマンダリンバーの方に入ってみました。


しかし手が届くお値段と言っても、カフェラテ1,500円でしたよ。そういえばバタバタしていて昼飯食ってなかったからちょっと小腹に何かと思って聞いてみたらデザートしかないというので頼んだチーズケーキが1,800円。地元の喫茶店でそんな値段のコーヒーとケーキが出てきても絶対頼まないが、まあ、ここはマンダリンだし、もはや引くに引けないので(笑)止む無し。で、ここでボケっとしながら、階段を挟んだ向こう側にあるシグネチャーをガン見してみる。さすがの私もシグネチャーに入らないだけの理性はあったのだ。
そして、マンダリンの雰囲気を存分に味わったので今度こそ帰ろうと思って席を立ち……鷲津が仁王立ちしていた後ろのソファに、ちょっとぐらいいいよね??と座ってみました。つまり右の写真は、ソファに座って酒を飲みながら劉を待つ鷲津目線で、急いで撮ったものだ。しかし映画を見ていた時は「劉と守山の声がしたから立ち上がったんだろうな」と思ったのだが、こうして見てみると階段を誰が降りてくるのかは一目瞭然だったのね。
だが、ここで何も注文せず(マンダリンバーでの会計は済ませてしまったので)きょろきょろしていたのはあまりも不審だったようだ。ぼんやりと階段を眺めていたら、向かい側のブースに立っていたシグネチャーの受付嬢がわざわざやってきて「ご予約のお客様でしょうか」と聞かれてしまいましたよ。「いえ、ちょっと休んでいただけなので」と立ってあわてて階段を昇りエレベータに向かったのだが……よくよく考えたらエレベータはシグネチャーのある37階にも止まるんだから、何も階段を昇らなくてもよかったんだな。



マンダリンから出て再び東京駅に戻り駅のホームに立って電車に乗ろうとしたのだが……ここで、そういえば鷲津が劉を泣かせちゃった丸の内鍛冶駐車場に行ってなかった、と思い出したのである。電車に乗る直前の事である。もう、十分見たじゃないかという心の声を無視して、ホームのエスカレータを降り、改札口を出たのだが……本当にどうかしているよ、ママン……。
鍛冶駐車場に行く途中に、守山が株価ボードを見つめていた元・新光証券(現・みずほ証券)があるのだが(写真左)株価ボードなんて見えませんよ。みずほに名前が変わってから無くなったのか?と思ったのだが、もしかして今日が土曜日で休みだから電気が消えていただけなのかも。そしてその反対側には鷲津が泊まっていたフォーシーズンズホテル丸の内がある(写真真ん中)。さすがにここには突撃出来ません(でもロビーでホテルの案内パンフだけもらってきたけど)。
フォーシーズンズホテルから5分程歩くと鍛冶駐車場(写真右)。暗さもちょうどいい感じで鷲津が「お前は、誰なんだ!」と叫んだあの雰囲気を……あまり醸し出してませんでした。何故なら観光バスがやたらと停まっていたからだ。ここに来るなら土曜の夜は止めた方がいいのかも。
と言う訳で本日のデューデリ終了。同人誌のネタだけは十分に溜まったな、あとは描くだけなんだがとつぶやきつつ帰途についたのだった。
追記:11月2日
辿った道筋は以下の通り。

2009年10月30日 (金)

もう10月も30日である。早いもんでもう今年も残す所あと2ヶ月。この2ヶ月の長さが色々微妙な今日この頃ですが、皆様いかがおすごしでしょうか。映画「ハゲタカ」DVD発売日までは長く感じられるのに、同人誌の原稿〆切日まではほとんどもう時間がないように感じられるのは一体どうしたことだ。
まあ、そんな訳で今年の冬の舞踏会(「ハゲタカ」や「大森南朋」でここにたどり着いた方々には生きて行く上で全く役にたたない情報ですが、とりあえず説明すると、まあ、コミックマーケット、通称コミケの事ですよ)の当落が判明いたしました。まだ召集令状の現物は届いていないのだが、先ほど検索してみたら……当選しちゃってました……色々悲喜こもごもな冬であることよ。スペースは以下の通り。
風眠舍 12月30日 西地区せ18b
西ホール!? 去年の冬は当方の「創作少女漫画」ジャンル、助っ人で腐女子の同僚M様のジャンル「JUNE」、そして私が徘徊している「評論・情報」「旅行」「その他」が全部西ホールに集合していたというすんばらしい配置だったのだが、残念ながら今年は「評論・情報」が3日目の12月31日に配置されているのだ。うううむ。なお、12月29日から31日までの各ジャンル配置はこちら(→C77ジャンルコード一覧)。さらに12月31日はもちろん「TV・映画・芸能」ジャンルの日で、「ハゲタカ」関連の同人誌を大人買いするならこの日に行かなくちゃ、なのである。しかし12月31日は大晦日である。大人の事情でそんなところには行ってられないのだーーー(泣)。
さて。まだなんにもやってなかったのだが、さすがにもうそろそろ本気で新刊の準備にとりかかることに致します。夏はハゲタカ三昧なせいで新刊がなかったからさー。ブログや「ハゲタカの夕べ(笑)」がしばらく放置気味になっても生暖かく見守ってて下さい……(でも、ちょこちょこ現実逃避しそうな予感……)。
2009年10月29日 (木)

えっとー、今日は10月29日? おっと、明後日10月31日にいよいよオープンですよ(参照:3月16日「米沢嘉博記念図書館、今年の夏オープン予定」)。
・マンガがテーマの専門図書館『米沢嘉博記念図書館』が10月31日開館(マイコミジャーナル)
・米沢嘉博記念図書館(公式ホームページ)
あの米沢嘉博氏が収集した世界最大規模と言ってもいい蔵書数の同人誌……はこの際どうでもよくて(いいのか?)、素晴らしいのはやはり貴重な過去の漫画雑誌の蔵書の数々ですよ。3Fの閉架書庫にあるとはいえ、会員登録して貸出料を支払えば閲覧可能(館外貸し出しはなし)。現在、過去の漫画雑誌の閲覧が可能な専門図書館は、現代マンガ図書館、国際子ども図書館(国会図書館別館)、京都国際マンガミュージアムなどがあるが、国会図書館ですら欠本がかなりあるマンガ雑誌が多いのである(京都国際マンガミュージアムはまだ行った事がないからどういうところなのかよくわかってないけど)。とりあえず、米沢嘉博記念図書館は期待大ですよ。
10月31日はドラマ「ハゲタカ」第3話に登場した東京倶楽部に行く予定なのだが(第3話のあのシーン、なんでいきなり鷲津がピアノ弾いちゃっているかなーーー。原作の設定を生かしているっつーことなんだろうけど、ドラマ的には唐突だよな。ま、脚本では第2話にもピアノシーンはあったけど)、すぐ近くなんだし、早速行ってみようかなあ。
2009年10月29日 (木)
昨日は部の慰労会があり終業後に会社近所の中華レストランで部門長、部長を交えて飲んだのだが、社歴30年以上の大お局様のK池さんのにこやかな笑顔で発せられる攻撃的な台詞の数々にびっくりした一夜であった。またもやハゲネタになってしまったことを、本当にすまないと思うっっ(by ジャック・バウアー)。
集まったメンバーは部門長の○さん(53歳毛沢東型ハゲ)、部長のMくん(41歳フサフサ)、若手イケメンのH岡くん(36歳フサフサ、でもあと10年経ったら進行していると思う)、社歴32年の大お局様のK池さん、派遣のK林さん、社内一の美人でいつも対応にそつがないY岡さん、そして私(社歴25年の古狸)の7人である。全員で乾杯のすぐ後、最初に大お局様のK池さんと部門長の○さんが2人でなにやら話していたのだが。
○さん「俺だってこう見えても色々苦労してるんだからさー」
K池さん「だからそんなにハゲちゃっているんですね」
私、他4名「!!!!」
○さん「これでも昔はもっとふさふさだったんだよ」
私「そういえば社内報に載っていた20年前の写真は普通でしたよね」←せめてものフォロー(フォローになってないか)。
○さん「だろ? 結婚したばかりの頃なんかフサフサだったんだから」
K池さん「奥さん、怒ってないですか? 頭がそんなになっちゃって」
私、他4名「!!!!」
○さん「そりゃいきなりこうなったらどうだかしれないけど、一応徐々にきたからね」
K池さん「でも○さんのハゲ方はまだ大丈夫ですよ。前のほうのハゲですから。私、後頭部のハゲはダメなんですよねぇ」
K池さんがそんなにハゲにこだわりがあったとは知らなかったな。っつーか、後ろでも前でもハゲはハゲなんじゃないの!?
私「3月まで同じフロアにいたザビエルハゲのK辺くんみたいな?」
K池さん「そうそう、あと隣の島のK暮さんはひどいですよねぇ」
K池さんの勢いはとまらない。
○さん「あれはちょっとひどいよね」
私「昔、○さんとK井さんとK暮さんは営業の三羽烏でしたよね」
○さん「K井は営業じゃないよ、ずっと経理だよ」
しまった、○さん・K井さん・K暮さんの3人はは社内ハゲ三羽烏だった……。墓穴を掘る私。
私「K井さんは進行具合がすごいですね」←開き直り
○さん「そうだよなあ。でもK井はオヤジさんがすごいハゲてたから若い頃から覚悟が出来ていたんだよ」
K池さん「K井さん、昔はすごくかっこよかったのに~。そういえばMくんはフサフサだよね」←無茶振り?
Mくん「ははは……でも白髪がすごく増えましたよ」
Y岡さん「苦労が絶えないから……」
K池さん「H岡さんもフサフサだよね」
H岡くん「ははは……」
男性陣はまずあいまいに笑うようだ。
私「でもH岡くんは将来ヤバそうだよね」←結構言っている。
H岡「うち、父親がハゲの家系なんですよねぇ。母親はそうじゃないんですが」
K池「H岡さんのハゲはみたくないわ~。せっかく素敵なのに」
それは本人が一番に思っていることであろう。
○さん「でもH岡はまだ若いから」
K池さん「あら、若くてもハゲる人はいますよ」←追い討ち
私「K谷さんなんかそうだったよね」
○さん「あれもひどかったよな」
○さん、こころなしか「オレのハゲはまだ大丈夫感がにじみ出ているような。
こんな感じでK池さんの独壇場が続いたのだが、K池さんと○さんがトイレに立った時に、残された私たちは「K池さん、すごいですね」(K林さん)、「まだまだ見習うべきポイントは多いな」(私)、「もうどうしようかと思いました」(Y岡さん)とささやきあい、MくんとH岡くんはまたもや力なくはははと笑っていたのだった。なおK池さんは「もう、私、酔っ払ってるもんだから~」としきりに言い訳していたが、K池さんが生ビール3杯で酔うわけねーだろ、あれは計画的犯行と見たね。
集まったメンバーは部門長の○さん(53歳毛沢東型ハゲ)、部長のMくん(41歳フサフサ)、若手イケメンのH岡くん(36歳フサフサ、でもあと10年経ったら進行していると思う)、社歴32年の大お局様のK池さん、派遣のK林さん、社内一の美人でいつも対応にそつがないY岡さん、そして私(社歴25年の古狸)の7人である。全員で乾杯のすぐ後、最初に大お局様のK池さんと部門長の○さんが2人でなにやら話していたのだが。
○さん「俺だってこう見えても色々苦労してるんだからさー」
K池さん「だからそんなにハゲちゃっているんですね」
私、他4名「!!!!」
○さん「これでも昔はもっとふさふさだったんだよ」
私「そういえば社内報に載っていた20年前の写真は普通でしたよね」←せめてものフォロー(フォローになってないか)。
○さん「だろ? 結婚したばかりの頃なんかフサフサだったんだから」
K池さん「奥さん、怒ってないですか? 頭がそんなになっちゃって」
私、他4名「!!!!」
○さん「そりゃいきなりこうなったらどうだかしれないけど、一応徐々にきたからね」
K池さん「でも○さんのハゲ方はまだ大丈夫ですよ。前のほうのハゲですから。私、後頭部のハゲはダメなんですよねぇ」
K池さんがそんなにハゲにこだわりがあったとは知らなかったな。っつーか、後ろでも前でもハゲはハゲなんじゃないの!?
私「3月まで同じフロアにいたザビエルハゲのK辺くんみたいな?」
K池さん「そうそう、あと隣の島のK暮さんはひどいですよねぇ」
K池さんの勢いはとまらない。
○さん「あれはちょっとひどいよね」
私「昔、○さんとK井さんとK暮さんは営業の三羽烏でしたよね」
○さん「K井は営業じゃないよ、ずっと経理だよ」
しまった、○さん・K井さん・K暮さんの3人はは社内ハゲ三羽烏だった……。墓穴を掘る私。
私「K井さんは進行具合がすごいですね」←開き直り
○さん「そうだよなあ。でもK井はオヤジさんがすごいハゲてたから若い頃から覚悟が出来ていたんだよ」
K池さん「K井さん、昔はすごくかっこよかったのに~。そういえばMくんはフサフサだよね」←無茶振り?
Mくん「ははは……でも白髪がすごく増えましたよ」
Y岡さん「苦労が絶えないから……」
K池さん「H岡さんもフサフサだよね」
H岡くん「ははは……」
男性陣はまずあいまいに笑うようだ。
私「でもH岡くんは将来ヤバそうだよね」←結構言っている。
H岡「うち、父親がハゲの家系なんですよねぇ。母親はそうじゃないんですが」
K池「H岡さんのハゲはみたくないわ~。せっかく素敵なのに」
それは本人が一番に思っていることであろう。
○さん「でもH岡はまだ若いから」
K池さん「あら、若くてもハゲる人はいますよ」←追い討ち
私「K谷さんなんかそうだったよね」
○さん「あれもひどかったよな」
○さん、こころなしか「オレのハゲはまだ大丈夫感がにじみ出ているような。
こんな感じでK池さんの独壇場が続いたのだが、K池さんと○さんがトイレに立った時に、残された私たちは「K池さん、すごいですね」(K林さん)、「まだまだ見習うべきポイントは多いな」(私)、「もうどうしようかと思いました」(Y岡さん)とささやきあい、MくんとH岡くんはまたもや力なくはははと笑っていたのだった。なおK池さんは「もう、私、酔っ払ってるもんだから~」としきりに言い訳していたが、K池さんが生ビール3杯で酔うわけねーだろ、あれは計画的犯行と見たね。
2009年10月29日 (木)

そろそろ同人誌の原稿の方に本腰を入れなきゃならない時期なのに、仕事が忙しくて残業三昧なのもあってついつい逃避しがちな今日この頃だ。そんな訳で一昨日は気休めサイト用に「Washizu Style」を作ってみたものの、思っていたよりも全然美しくもなんともなくてガッカリだ。もう少しすっきり美しく作ってみたいのだが、まあ、これはもう少し手直しする予定。
さて本日の逃避は「劉一華ワールドツアー」である。映画「ハゲタカ」登場人物のうち、一番移動距離が大きいのが劉一華じゃないかと思うのだが、どうだろう? まあ、鷲津も台湾→東京→ドバイ→東京→中国湖南省と動いている方だが、今回は置いておく。で、劉がたどった道のりをGoogle Earthで目印をつけてぐるんぐるん追ってみるのも面白そう……とか思ったものの、問題点が山盛り。なお、映画「ハゲタカ」日本橋・丸の内界隈マップはこちら。また、どんな感じにぐるんぐるんなのかというと、こんな感じ。
まず、出発点が中国湖南省のどこらへんなのか皆目謎。「リアル劉一華(子沢山の方の劉)が住んでいた場所よりさらに奥の村」なので、リアル劉の所在地がつかめればある程度はあたりを付けられるのだが、映画の中でリアル劉の戸口簿(戸籍票?)や住民身分証明書が出てきた場面でもそこまでは目が行ってませんでした(BWPの劉の方の本名と思われる名前と誕生日まではチェックしたのだが)。しかたがないのでMapは「中国湖南省」で表示される場所に目印をつける。
そして若槻君の説明によると「11歳で父親と共に来日し(略)その後都内の公立中学を経て」。飛行機じゃなくて船で来たとしたら出国場所がどこなのか、入国場所がどこなのか、東京都内のどこに落ち着いたのか、ここも全部不明。飛行機なら入国場所は成田だろうけど、飛行機かどうか。中学は一番偏差値が高い公立中学の場所を探して目印をつけようかと思ったが、面倒なので全部まとめて東京駅にしておく(←大雑把過ぎ)。
「苦学してアメリカにわたり」渡米後プリンストン大学とハーバードビジネススクールに在籍したのは「大丈夫だ。この勝負、必ず取る」の場面で表示される劉一華の経歴のところに載っていたので、学校の場所に目印をつける。「どういう経緯なのか、インターンとして鷲津さんと同じホライズンに在籍し」。ニューヨークホライズンの住所ってドラマ版のどこかに出てきてたっけ? ホライズンジャパンの場所なら確かプレス資料のシーンだったか何かの契約資料のシーンで出てきていたのだが。これもよく判らないのでNYで表示されちゃう場所に目印をつけておく(←またもや実に大雑把)。
「投資銀行を経て、ブルーウォールを立ち上げています」。投資銀行がわからないので飛ばすが、BWPの場所もわからない。前述の場面で劉一華の経歴と一緒にBWPの住所も出ていたと思うのだが、そこまで見ていなかったよ……。仕方ないのでとりあえずウォール街で表示される場所に目印を付けておく。そして多分一旦中国に戻ってCLICで指令を受けるシーンがあるがもちろんCLICの場所も不明。もう上海か北京辺りにでもしておく。
その後は結構はっきりわかっているので、東京のマンダリンオリエンタル東京とアカマ自動車西安川工場(曙ブレーキ工業本社)、BWP日本支社(アートヴィレッジ大崎)、鍛冶駐車場、常盤橋門跡に目印をつけて、ざっと完成。Google Earthで「ツアーを再生」してみると、おお、地球がぐるんぐるん回って劉が辿った各地の場所を順々に表示してゆく。これは結構面白いかも。
問題は、これをどうやって公開するか。Googleコミュニティにポストすればいいようなんだが……そこから先は全部英語なのだった(とほほ)。まあもちっと気長に(英文の説明を)読んでみるか(遠い目)。
2009年10月27日 (火)
今日の昼飯時のことである。なお、以下「ハゲ」を連発するので気になる方は飛ばして下さい(ここを読んでいて今さら「ハゲ」がNGワードな方は、いないですよね? ね?)。そして髪の毛の量に不自由している皆様、ごめんなさい。
練馬のS嬢「T常務がさー、昨日今日と休んでいるのよ。でもT常務は私の隣の席だけど私の管轄じゃないしどうでもいいので放っておいたら、I部長がやってきて、やっぱりTさんいないんだね?って言うのよ」
私「いないとわかっててなんで来るの?」
S嬢「でしょ? しかもあれじゃあ明日くらいまで来れなくてもしかたないかとか言っててさ」
Nさん「なんで休んでいるの?」
S嬢「聞いても教えてくれないのよ」
私「2、3日の休みだけど言いたくない種類の病気? 痔とかヘルニアとか?」
S嬢「部長のあの口ぶりだと何かもっと色々知っていそうなんだけど」
私「実はIさんとTさんは痔仲間だとか」
S嬢「それで毎日情報を交換し合っているとか? いやー、なんか怪我っぽいような気がするなあ」
私「気になるじゃない、聞いておいてよ」
Nさん「なんでそんなに気にするのよ」
私「謎があれば気になるじゃん」
S嬢「わかった、T常務がハゲだからだね」
Nさん「ああ、なるほどね」
私「ちーがーうーーーー。Tさんは私の好みじゃない。ハゲてりゃいいってもんじゃない。っつーかハゲだから好きになるわけでもないっっっ」
S嬢「じゃあさ、性格、年齢、収入、趣味、家族構成、顔、何もかもがそっくり同じ人がいたとして、片方がハゲてて片方が髪がふさふさだったら絶対ハゲの方を選ぶでしょ?」
私「そんなこたあない。何もかも同じならまず性格だ」
S嬢「いや、だからさ、性格も同じなの。違うのは髪の量だけ」
私「えーーー、じゃあ偶然の要素に左右されるような気がするな。先に出会ったほうとか」
S嬢「いーや、絶対ハゲの方だね」
私「…………。まあ、先週見た大森南朋がもっとハゲていれば確かにファンになってたかもな……」
S嬢「え!?」
何もかもがそっくり同じで髪の量だけ違う2人の男が私の前に立つというシュールな光景を想像すると、ちょっとうなされそうなんだが。ちなみにT常務の病欠理由は捻挫でした。なーんだ。
練馬のS嬢「T常務がさー、昨日今日と休んでいるのよ。でもT常務は私の隣の席だけど私の管轄じゃないしどうでもいいので放っておいたら、I部長がやってきて、やっぱりTさんいないんだね?って言うのよ」
私「いないとわかっててなんで来るの?」
S嬢「でしょ? しかもあれじゃあ明日くらいまで来れなくてもしかたないかとか言っててさ」
Nさん「なんで休んでいるの?」
S嬢「聞いても教えてくれないのよ」
私「2、3日の休みだけど言いたくない種類の病気? 痔とかヘルニアとか?」
S嬢「部長のあの口ぶりだと何かもっと色々知っていそうなんだけど」
私「実はIさんとTさんは痔仲間だとか」
S嬢「それで毎日情報を交換し合っているとか? いやー、なんか怪我っぽいような気がするなあ」
私「気になるじゃない、聞いておいてよ」
Nさん「なんでそんなに気にするのよ」
私「謎があれば気になるじゃん」
S嬢「わかった、T常務がハゲだからだね」
Nさん「ああ、なるほどね」
私「ちーがーうーーーー。Tさんは私の好みじゃない。ハゲてりゃいいってもんじゃない。っつーかハゲだから好きになるわけでもないっっっ」
S嬢「じゃあさ、性格、年齢、収入、趣味、家族構成、顔、何もかもがそっくり同じ人がいたとして、片方がハゲてて片方が髪がふさふさだったら絶対ハゲの方を選ぶでしょ?」
私「そんなこたあない。何もかも同じならまず性格だ」
S嬢「いや、だからさ、性格も同じなの。違うのは髪の量だけ」
私「えーーー、じゃあ偶然の要素に左右されるような気がするな。先に出会ったほうとか」
S嬢「いーや、絶対ハゲの方だね」
私「…………。まあ、先週見た大森南朋がもっとハゲていれば確かにファンになってたかもな……」
S嬢「え!?」
何もかもがそっくり同じで髪の量だけ違う2人の男が私の前に立つというシュールな光景を想像すると、ちょっとうなされそうなんだが。ちなみにT常務の病欠理由は捻挫でした。なーんだ。
2009年10月27日 (火)
やっとたまりにたまった録画分の秋ドラマを少し片付けたのだが、TSUTAYAディスカスから借りっぱなしの「たとえ世界が終わっても」をまだ見ていません(泣)。あと3日で無料お試し期間が終わってしまうって言うのにおバカさんな私……。ま、「LENS」と違って「たとえ…」は近所のTSUTAYAでも借りられるからいいんだけど、そうなるとエロビデオ「M」は相変わらず借りられないままかもしれん(参照:9月5日「いまさらながら、そこはアンタッチャブル。」)。まあ、「M」は劣化版鷲津だそうだから18禁ゲートを強行突破しなくてもいいのだが。
×フジ月9「東京DOGS」
……う、浮いているよ、キャラが。すべっているよ、細かいギャグが。お話的にはそんなに悪くないのに非常に残念なドラマとなっている。小栗旬演じるNY帰りの堅物刑事がちゃんと作りこめばすごく面白いキャラになるのに今三つなんだよなあ。「結婚しない男」の阿部寛がやっていたみたいな杓子定規で融通が利かなげな感じで演じてくれたらもっと良かったのに。そしたら定番の台詞の「10分後に電話する」とか、家族がらみネタのとギャップがもっと面白くなるし、記憶を無くした謎の女(吉高由里子)との微妙なからみだってもうちょっとわくわくするのに。水嶋ヒロ演じるヤンキー上がりの刑事もはみだした過去などうかがえず、ご本人の真面目さの方が却って浮上しているようにすら思える。また、場面的にもサスペンスアクションシーンなのに、まったくサスペンス感、緊迫感なし。どゆこと?
○TBS水0「深夜食堂」
夜中にだけ営業しているのみやのオヤジの小林薫のひっそりぶりと、次々とやってくるそれと対照的なキャラが立った客たちとその対応がナイス。短編小説の味わい。なぜかオダギリジョーがすごく地味に片隅にいる(笑)。
△NHK木8「ROMES/空港防御システム」
セキュリティがらみのアクションストーリーはかなり好きなのだが……。うーんなんでしょうか、これまたお話的には悪くないと思うのですが、大昔の「NHK少年ドラマシリーズ」(1972年~1983年放映。「タイムトラベラー」とか「謎の転校生」とか「未来からの挑戦(ねらわれた学園)」とか)テイストのような気が。
△日テレ木0「傍聴マニア09~裁判長!ここは懲役4年でどうすか~」
全然期待しないで見たのだが、結構面白いですよ。まあ原作のエッセイ自体が面白いのだが、法廷ドラマをちゃんとテレビ的にわかりやすく、かといってくどくもなく見せてくれていて、それでいて犯罪を犯した被告人に対してもどちらの立場もありなんだというのも描写していていいです。また、思いがけずもアッキーナ(南明奈)がナイス。
★NHK金10「行列48時間」
1回目をみのがしたのが非常に痛いミスだったが、でも2回目から見てもだいたいの話はわかるし、なによりもこれこそ「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話ですよ。新年大売出しのデパートの福袋を買うために行列に並んだ主人公・宝福喜朗(國村隼)が誘拐事件の犯人と間違えられてとんとん拍子に変な方向に変な方向に色々巻き込まれていくのが実に面白いです。また警視庁の刑事・大河原(渡辺いっけい)が真面目な表情で次々と出す指令を受けて右往左往する部下たちがナイスなんですが、渡辺いっけいがかけている眼鏡がまたいいのよ。鷲津(もちろん「ハゲタカ」ね)の眼鏡といい渡辺いっけいの眼鏡といい、NHKのスタイリストさん、本当にGood Job!
-テレ朝金11「マイガール」
私は全くみてないのだが、子ども(11歳)が結構真剣に見ている。でもー、とりあえず付き合っていたけど妊娠を期に主人公(相葉雅紀)の前から姿を消した女(優香)って、小学5年生的に、ど、どうなんですか?(笑)
-日テレ土9「サムライ・ハイスクール」
子どもが見ていたので流し見したのだが、三浦春馬の豹変振りはおもしろかったけど、他は別にいいや。
-NHK土9「チャレンジド」
盲目の教師が普通の学校で普通の中学生を相手に全力投球。この手の真面目なドラマは苦手で見てなかったのだが、これまた子どもが見ていたのを流し見したら、そのままずっと見ちゃいそうになってしまいました(多分今後も見ないけど)。佐々木蔵之介がかなりテンション高め。
★TBS日9「JIN-仁-」
今期、「行列48時間」と並んで(なるべく)全視聴決定。
あとは11月14日スタートのNHK土9「外事警察」待ちかな(参照:9月18日「2009年10月からのTVドラマ」)。
×フジ月9「東京DOGS」
……う、浮いているよ、キャラが。すべっているよ、細かいギャグが。お話的にはそんなに悪くないのに非常に残念なドラマとなっている。小栗旬演じるNY帰りの堅物刑事がちゃんと作りこめばすごく面白いキャラになるのに今三つなんだよなあ。「結婚しない男」の阿部寛がやっていたみたいな杓子定規で融通が利かなげな感じで演じてくれたらもっと良かったのに。そしたら定番の台詞の「10分後に電話する」とか、家族がらみネタのとギャップがもっと面白くなるし、記憶を無くした謎の女(吉高由里子)との微妙なからみだってもうちょっとわくわくするのに。水嶋ヒロ演じるヤンキー上がりの刑事もはみだした過去などうかがえず、ご本人の真面目さの方が却って浮上しているようにすら思える。また、場面的にもサスペンスアクションシーンなのに、まったくサスペンス感、緊迫感なし。どゆこと?
○TBS水0「深夜食堂」
夜中にだけ営業しているのみやのオヤジの小林薫のひっそりぶりと、次々とやってくるそれと対照的なキャラが立った客たちとその対応がナイス。短編小説の味わい。なぜかオダギリジョーがすごく地味に片隅にいる(笑)。
△NHK木8「ROMES/空港防御システム」
セキュリティがらみのアクションストーリーはかなり好きなのだが……。うーんなんでしょうか、これまたお話的には悪くないと思うのですが、大昔の「NHK少年ドラマシリーズ」(1972年~1983年放映。「タイムトラベラー」とか「謎の転校生」とか「未来からの挑戦(ねらわれた学園)」とか)テイストのような気が。
△日テレ木0「傍聴マニア09~裁判長!ここは懲役4年でどうすか~」
全然期待しないで見たのだが、結構面白いですよ。まあ原作のエッセイ自体が面白いのだが、法廷ドラマをちゃんとテレビ的にわかりやすく、かといってくどくもなく見せてくれていて、それでいて犯罪を犯した被告人に対してもどちらの立場もありなんだというのも描写していていいです。また、思いがけずもアッキーナ(南明奈)がナイス。
★NHK金10「行列48時間」
1回目をみのがしたのが非常に痛いミスだったが、でも2回目から見てもだいたいの話はわかるし、なによりもこれこそ「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話ですよ。新年大売出しのデパートの福袋を買うために行列に並んだ主人公・宝福喜朗(國村隼)が誘拐事件の犯人と間違えられてとんとん拍子に変な方向に変な方向に色々巻き込まれていくのが実に面白いです。また警視庁の刑事・大河原(渡辺いっけい)が真面目な表情で次々と出す指令を受けて右往左往する部下たちがナイスなんですが、渡辺いっけいがかけている眼鏡がまたいいのよ。鷲津(もちろん「ハゲタカ」ね)の眼鏡といい渡辺いっけいの眼鏡といい、NHKのスタイリストさん、本当にGood Job!
-テレ朝金11「マイガール」
私は全くみてないのだが、子ども(11歳)が結構真剣に見ている。でもー、とりあえず付き合っていたけど妊娠を期に主人公(相葉雅紀)の前から姿を消した女(優香)って、小学5年生的に、ど、どうなんですか?(笑)
-日テレ土9「サムライ・ハイスクール」
子どもが見ていたので流し見したのだが、三浦春馬の豹変振りはおもしろかったけど、他は別にいいや。
-NHK土9「チャレンジド」
盲目の教師が普通の学校で普通の中学生を相手に全力投球。この手の真面目なドラマは苦手で見てなかったのだが、これまた子どもが見ていたのを流し見したら、そのままずっと見ちゃいそうになってしまいました(多分今後も見ないけど)。佐々木蔵之介がかなりテンション高め。
★TBS日9「JIN-仁-」
今期、「行列48時間」と並んで(なるべく)全視聴決定。
あとは11月14日スタートのNHK土9「外事警察」待ちかな(参照:9月18日「2009年10月からのTVドラマ」)。
2009年10月26日 (月)

同僚で腐女子のM様は茨城県龍ヶ崎市に住んでいる。そう、映画「ハゲタカ」のラストで鷲津が一人たたずむ、あのなーーーーーーんにもない一本道の場所、茨城県湖南省ですよ。こんなところに行こうと思ったわけではないのだが、どんなところなのか住人に聞くのが一番と思って以前聞いたことがあったのだが、とにかく何もないところだという。まさにあの映画のラストシーン、そのままらしい。そのM様と、今度の冬にはちゃんと同人誌の新刊(もちろん「ハゲタカ廃人日記」だ)を出さなきゃねという話をしていたら、金曜日、私が席を離れている間に机の上に地図のコピーが乗っていたのである。もちろんそれは茨城県湖南省の地図で、そこには最寄のバス停の目印がついていたのだ。
え? こ、これは、私にここに行ってみろということ!?
そんな訳で今朝、M様に(とりあえず)お礼を申し上げたのだが。
M様「地図、乗せておきましたよ」
私「……ああ、見た……。ここでしょ?」ブラウザでちょうど表示させていた地の果ての茨城県湖南省の地図を指差す。「なーんか、なんにもないところですけどーー」
M様「ええ、何にもないですよ。一応ここに100円のコミュニティバスが走っていてバス停がありますから、行こうと思えば行けます」
私「えっとー、このバス停から(鷲津がつっ立っていた)この飛行場の手前まで一体どれくらい歩かなきゃならないんだ?」
M様「1kmがこの幅ですから1.5kmくらいですかねぇ。20分も歩けばたどり着くんじゃないですか」
私「……何にもないところだよね」
M様「そうですね。Kさん(←私のことだ)お一人だったら、車出しましょうか? ただ私、すっごい方向音痴なんですよね」
私「いや、M様にわざわざお車を出していただくようなことでは……。あ、でもコンビニはあるんだね」
M様「そりゃコンビニくらいありますよ!」
私「本当の田舎っつーのはなー、コンビニまであと100kmとか表示が出ているんだよ(←実話)」
M様「ちゃんと民家は点在してますから! バスは龍ヶ崎駅から出ていて、20分も乗ればつきますよ。でも何人かでタクシーに乗るんだったら佐貫駅からの方がいいかもしれませんね」
私「他にこんなとこに行こうだなんてヤツはいないよ!」
っつーか、私だって茨城県湖南省に行くとは言っていないのだが。
M様「あ、お一人ですか。じゃあバスでしょうね。コミュニティバスの他に市バスも走っていますけど、とにかく本数は少ないと思いますよ」
私「……そうだろうね……(遠い目)。M様、毎朝こんなところから会社に来ているんだ……」
M様は毎朝6時に家を出るのだ。
M様「ええ、来てますよーー。龍ヶ崎から単線の龍ヶ崎線に乗って、佐貫で常磐線に乗り換えて、そのあと日暮里で山手線に乗り換えて」
私「……えっとー、私の場合だとまず中央線に乗って、新宿で山手線に乗り換えて、日暮里で常磐線に乗り換えて、佐貫で龍ヶ崎線に乗り換えて、龍ヶ崎からバスに乗って、ここいらで降りて、そこから徒歩20分? ……遠いよ!!」
M様「でも原稿描くんじゃないんですか?」
私「ネタのためにこんなところまで!?」
M様「そろそろ行かれますか?」
私「…………あたり一面が青々としているとダメなんだよね……」映画の場面を追体験するなら。
M様「ここら辺は田んぼですからもう青々とはしてないと思いますが、あぜ道がまだ緑色ですね」
私「…………じゃあ、行くなら冬だね……(遠い目)」

鷲津……、あんた本当に一人で帰れたんですか? なんか、茨城県湖南省で遭難している自分の姿が見えますが……。
2009年10月24日 (土)


昨日の夜はTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催中の東京国際映画祭で映画「笑う警官」を見てきました。
・東京国際映画祭/特別招待作品「笑う警官」(公式サイト)
・東京国際映画祭 映画「笑う警官」会見(毎日新聞)
・映画『笑う警官』の角川春樹監督、世界配給へ猛烈アピール (オリコン)
事の始まりは濃いハゲタカ廃人のseiuさんから「大森南朋の舞台挨拶付きの「笑う警官」のチケットがありますが、行かれますか?」というメールをいただいたことによる。私は鷲津政彦激ラブではあるが、残念ながら鷲津政彦を演じていた大森南朋個人のファンではない。俳優としての大森南朋には多少の興味があるが、映画やドラマ作品本体以外の部分での俳優さんの活動や行動には全く興味がないのである。そんな私が今回このイベントに行ってみようと思ったのは、舞台挨拶というものを今まで一度も見た事がないので一生に一度くらいは見てみてもいいかもしんない、という「興味本位」以外の何者でもない。今年の私の標語は「拾えるチャンスは拾っておけ」である(笑)。これも何かのご縁かもしれん。まあ、生大森南朋を見る事で大森南朋のファンになりでもしたら、それはそれで幸せなのかもしんないしなーと思ったのも事実だが。
さてその(私にとっては人生初の!)舞台挨拶だが、映画が始まる前にスクリーン前に皆さんぞろぞろと登場(その様子は上記毎日新聞の記事参照)、もちろん主演の生大森南朋の姿もしっかり捕獲したものの、ついハルキ(監督の角川春樹)にも目が行ってしまう。えっとー……なんでしょうかね、ハルキ、一言で言うと腹話術師が持っている人形みたいだった。その異様さに目が釘付けだ(←今回の注目ポイントはそこじゃねぇーーー!)。そして助演の宮迫博之だが他の俳優さんたちと比べるとなんか遠近法が狂っているのか?と思うくらい顔がでかくて、まるで小学生の男の子が普通に立っているようにも見えてしまう。まあ、せっかく俳優としてあの場所に立っているのに、ご本人のサービス精神からいつもの「宮迫です」のポーズを決めなきゃならないのはある意味気の毒かもしれんよなあ。また松雪泰子はその表情も併せてバービー人形みたいだった。
そして問題の生大森南朋だが。いやあ、スタイルがすごくよくてビックリだ。私が座っていた席なんざ結構後ろの方(座席は舞台から階段状にどんどん高くなっていくので上の方)なので上から見下ろす形になるというのに、本当に足が長い! そしてその衣装もあいまってまるで韓流スターが立っているみたいだった。なるほどなあ。この間本屋で立ち読みした「日本映画navi」の大森南朋写真を見た時は、そのアイドルか韓流スターのブロマイドのような写真に噴き出しそうになったのだが、いやはや、あの実物ならあのアイドル写真も納得である。実物の大森南朋は、確かに本当にかっこよかった。眼福である。ただしあの生大森南朋を見てしまっても、やっぱりファンになることはなかったがな(ま、興味本位だし)。あ、そうそう肝心の(肝心??)おでこだが、髪をかき分ける仕草は何度かあったもののおでこは全く見えませんでした。残念。もしかしてあそこでおでこが全開になっていたらファンになっていたかも(笑)。
しかし、あの大森南朋が、あの鷲津政彦になるのかと思うとしみじみ不思議でしたよ。役者ってすごいな。またあの大森南朋がマリオ(スーパーマリオブラザーズ)にしか見えない「笑う警官」って一体?と思いつつ映画鑑賞に入ったのだが、まだ映画公開前なので(公開は11月14日から)映画「笑う警官」の感想は公開後に浮上させます。まあ一言で言うと「もったいないなあ」でしたが。→2009年11月14日「映画「笑う警官」」
映画鑑賞後は、濃いハゲタカ廃人のnanakoさんとEさんの3人でお茶をしたのだが、見た映画は「笑う警官」だったというのにもちろん当然のことながら(え?)「ハゲタカ」トーク全開! ちなみに上記写真の眼鏡スタルクアイズ(鷲津眼鏡)はEさんのものである。眼が全く悪くないのに鷲津眼鏡を買ったというEさんに、私もnanakoさんもつっこみまくりだ。いやあ、楽しかった。映画ではなくハゲタカトークが。あれ? 私,何しに昨日六本木まで行ったんだったっけ?(笑)
2009年10月22日 (木)
今から3ヶ月ほど前の話になるが、会社のおツボネーズで飲んだくれた時に、まあ、映画「ハゲタカ」の話になったわけですよ(7月4日「布教活動をする女達」)。その時に戦争映画好きで制服を着たスクエアな男が好きな練馬のS嬢と、ハゲ専で老け専でSFやドキュメンタリーやおバカドラマ好きの私の意見が一致して、「ハゲタカ」は本当に面白いよ!と同僚のNさんにちょっと布教活動をいたしました。で、その後、映画を3回見に行ったと話した時点で、Nさんは目が点になり、練馬のS嬢には心のそこから呆れたという顔をされてしまったので以降、実は24回行きました、とは同人サークル仲間のM様以外には誰にも言っていないのである(笑)。
さらにその1ヶ月後。昼飯時に「次はこの映画を見に行きたい」という話を私と練馬のS嬢でたまに話すのだが、S嬢の方から「「ホッタラケの島」って大森南朋が出ているんでしょ?」と聞かれてびっくりだよ。超現実主義者のS嬢は普段は絶対アニメなんか見ないのである(甥っ子に付き合ってポケモンぐらいは見るかもしれんが。あとすっっっっごく話題になっている作品だったら話題性を確認するために見るかも)。ましてや声優を誰がやっているかだなんて、聞かれたことは一度もない。そのS嬢がよりによって「ホッタラケの島」ですって? とちょっと疑問に思いながらも「ああ、声をやっているみたいね」「誰の役なの?」「お父さん役みたいだよ」「へぇーー」「見に行くの?」という会話をし、さらに別の日に「(お盆に)帯広に帰省したらヒマだから片っ端から映画を見ようと思っているんだよね」と言うと「「ホッタラケの島」とか?」と聞かれたんですよ。で、「いやー、調べてみたら帯広の映画館ときたらろくな映画をやってなくて。それでも「ホッタラケの島」は9月にやるみたいね」という会話に。こんなにアニメの話題になるなんて珍しいなあと思っていたのだが。
そして先月のある日のこと、昼飯時にまた映画の話題になって、「11月には大森くんの「笑う警官」があるよね?」とS嬢の方から振ってきたのである。「お、お……大森くん!???」と思わず返してしまった私だ。S嬢は映画「ハゲタカ」はごく普通程度に気に入ったようだったが、大森南朋には思いのほかハマっているようだ。しかし大森南朋フリークの皆様が「南朋さん」と呼んでいるのはよく聞くが、「大森くん」かぁー。びっくりだ。
そして今日ですよ。
S嬢「今日のドラマは、「不毛地帯」だね」
私「「不毛地帯」は別にいいや。疲れそうなんだもん」
S嬢「たまっている(新番組ドラマの録画)ビデオ見たの?」
私「全然。「ROMES」も「深夜食堂」も月9もまだ見てないし、「行列48時間」なんか録画しそこなっちゃったのよ」
S嬢「「行列48時間」は面白かったよ」
私「えー、見たかったなあ」
S嬢「年とるとさー、NHKばかり見るようになるよね」
Nさん「NHKのドラマをみがちなのはトシのせいなの?」
S嬢「年寄りって、NHKばかり見ているじゃん」
私「相撲とか大河ドラマとか紅白とか? あれはトシのせいなの? そういえば今、文芸坐で山崎豊子特集をやっていて「華麗なる一族」とか「不毛地帯」とかやっているよ」
S嬢「え、本当!? 見てみたいな、行っちゃおうかなあ」
S嬢は山崎豊子の小説はほとんど制覇しているのである。
私「確かその後は深作欣治特集じゃなかったかな」
S嬢「あら、「仁義なき戦い」なら見に行くよ、私」
さらにS嬢は一時期「仁義なき戦い」にもハマっていたのだ。
私「あと、来月は「ハゲタカ」もやるよ」
S嬢「ほんと? 文芸坐、やるわね。みようかしら。でもさ、「ハゲタカ」って映画よりもテレビドラマの方がよくない?」
私「まあ、映画よりもテレビドラマの方が評価が高いみたいね。でもさ、テレビも好きだけど私は映画のほうがずっと好きなんだよね。もっともテレビよりも映画の方がフケているから好きなんだろうって言われちゃってるけどさ」
S嬢「ああー、ドラマから時間が経過している分おでこも広くなっているから、と(笑)。そういえばこの間ゴルフ仲間のおば樣方ととあるプロゴルファーの話題になったんだけど、それまでずっと帽子をかぶっていたからよくわからなかったけど、帽子を脱いだ実物を見たらおでこがすごい広くて背も小さくてちょと小太りですっっっっごいガッカリした、って話をしたのよ。そしたらおば樣方も「そうよねぇ、やっぱりハゲは嫌よね」って言うから「それが実は会社にハゲ好きがいるんですよ」って言ったら、「そんな人、世の中にいるの!?」ってびっくりしてたよ」
私「いや、ハゲが好きなんじゃなくて好きだった人がたまたまハゲているだけで」
S嬢「おば様方には「なんか普通に髪があると物足りないみたいです」って言っておいたから」
私「だーかーらー、ハゲを敢えて選んでいる訳じゃなくてー」
S嬢「ところでさ、私、なんで大森くんにハマったか、わかったよ」
私「え?」
S嬢「昨日、家でテレビの音だけ聞いて他の事してたのよ。そしたらなんかのCMが流れて、聞こえてきたのが『私の好みの声!!』と思って振り向いてテレビ画面を見てみたら、それが大森南朋だったのよ」
Nさん「へーーーー」
私「ビールのCMでしょ」
S嬢「私、声がいい男が好きなのよ。渡哲也とかさ。大森南朋の顔は別に特に好みってわけじゃないけど、声がすっごい、好みだった!」
なお、S嬢に大森南朋のビールCM写真を見せたところ、声はどツボでもさすがビジュアルには容赦がなく(笑)、「たしかに“かぶってる”感がある写真だ」とおっしゃってました。あ、また大森南朋ファンを敵に回してしまった……(笑)。
さらにその1ヶ月後。昼飯時に「次はこの映画を見に行きたい」という話を私と練馬のS嬢でたまに話すのだが、S嬢の方から「「ホッタラケの島」って大森南朋が出ているんでしょ?」と聞かれてびっくりだよ。超現実主義者のS嬢は普段は絶対アニメなんか見ないのである(甥っ子に付き合ってポケモンぐらいは見るかもしれんが。あとすっっっっごく話題になっている作品だったら話題性を確認するために見るかも)。ましてや声優を誰がやっているかだなんて、聞かれたことは一度もない。そのS嬢がよりによって「ホッタラケの島」ですって? とちょっと疑問に思いながらも「ああ、声をやっているみたいね」「誰の役なの?」「お父さん役みたいだよ」「へぇーー」「見に行くの?」という会話をし、さらに別の日に「(お盆に)帯広に帰省したらヒマだから片っ端から映画を見ようと思っているんだよね」と言うと「「ホッタラケの島」とか?」と聞かれたんですよ。で、「いやー、調べてみたら帯広の映画館ときたらろくな映画をやってなくて。それでも「ホッタラケの島」は9月にやるみたいね」という会話に。こんなにアニメの話題になるなんて珍しいなあと思っていたのだが。
そして先月のある日のこと、昼飯時にまた映画の話題になって、「11月には大森くんの「笑う警官」があるよね?」とS嬢の方から振ってきたのである。「お、お……大森くん!???」と思わず返してしまった私だ。S嬢は映画「ハゲタカ」はごく普通程度に気に入ったようだったが、大森南朋には思いのほかハマっているようだ。しかし大森南朋フリークの皆様が「南朋さん」と呼んでいるのはよく聞くが、「大森くん」かぁー。びっくりだ。
そして今日ですよ。
S嬢「今日のドラマは、「不毛地帯」だね」
私「「不毛地帯」は別にいいや。疲れそうなんだもん」
S嬢「たまっている(新番組ドラマの録画)ビデオ見たの?」
私「全然。「ROMES」も「深夜食堂」も月9もまだ見てないし、「行列48時間」なんか録画しそこなっちゃったのよ」
S嬢「「行列48時間」は面白かったよ」
私「えー、見たかったなあ」
S嬢「年とるとさー、NHKばかり見るようになるよね」
Nさん「NHKのドラマをみがちなのはトシのせいなの?」
S嬢「年寄りって、NHKばかり見ているじゃん」
私「相撲とか大河ドラマとか紅白とか? あれはトシのせいなの? そういえば今、文芸坐で山崎豊子特集をやっていて「華麗なる一族」とか「不毛地帯」とかやっているよ」
S嬢「え、本当!? 見てみたいな、行っちゃおうかなあ」
S嬢は山崎豊子の小説はほとんど制覇しているのである。
私「確かその後は深作欣治特集じゃなかったかな」
S嬢「あら、「仁義なき戦い」なら見に行くよ、私」
さらにS嬢は一時期「仁義なき戦い」にもハマっていたのだ。
私「あと、来月は「ハゲタカ」もやるよ」
S嬢「ほんと? 文芸坐、やるわね。みようかしら。でもさ、「ハゲタカ」って映画よりもテレビドラマの方がよくない?」
私「まあ、映画よりもテレビドラマの方が評価が高いみたいね。でもさ、テレビも好きだけど私は映画のほうがずっと好きなんだよね。もっともテレビよりも映画の方がフケているから好きなんだろうって言われちゃってるけどさ」
S嬢「ああー、ドラマから時間が経過している分おでこも広くなっているから、と(笑)。そういえばこの間ゴルフ仲間のおば樣方ととあるプロゴルファーの話題になったんだけど、それまでずっと帽子をかぶっていたからよくわからなかったけど、帽子を脱いだ実物を見たらおでこがすごい広くて背も小さくてちょと小太りですっっっっごいガッカリした、って話をしたのよ。そしたらおば樣方も「そうよねぇ、やっぱりハゲは嫌よね」って言うから「それが実は会社にハゲ好きがいるんですよ」って言ったら、「そんな人、世の中にいるの!?」ってびっくりしてたよ」
私「いや、ハゲが好きなんじゃなくて好きだった人がたまたまハゲているだけで」
S嬢「おば様方には「なんか普通に髪があると物足りないみたいです」って言っておいたから」
私「だーかーらー、ハゲを敢えて選んでいる訳じゃなくてー」
S嬢「ところでさ、私、なんで大森くんにハマったか、わかったよ」
私「え?」
S嬢「昨日、家でテレビの音だけ聞いて他の事してたのよ。そしたらなんかのCMが流れて、聞こえてきたのが『私の好みの声!!』と思って振り向いてテレビ画面を見てみたら、それが大森南朋だったのよ」
Nさん「へーーーー」
私「ビールのCMでしょ」
S嬢「私、声がいい男が好きなのよ。渡哲也とかさ。大森南朋の顔は別に特に好みってわけじゃないけど、声がすっごい、好みだった!」
なお、S嬢に大森南朋のビールCM写真を見せたところ、声はどツボでもさすがビジュアルには容赦がなく(笑)、「たしかに“かぶってる”感がある写真だ」とおっしゃってました。あ、また大森南朋ファンを敵に回してしまった……(笑)。
2009年10月21日 (水)

このトシにして一体何をやろうとしてこんな本を!?と思われるであろう「ゼロからのMBA
[内容紹介]
「MBAが何かも知らなかった経済知識ゼロの私が、漠然と相談に行った留学予備校の先生の勧めにピンときて、MBA留学を決意。試験勉強から、金策、入学後の宿題地獄とクリアの仕方、名物授業の再現、就職活動詳細リポートにいたるまで、元NHKディレクターならではの語り口で面白おかしく実況中継」(Amazonより)。
ドラマ版「ハゲタカ」最大の謎(笑)は、三葉銀行ではただの兵隊(法人担当の外回りの営業)でしかなかった鷲津政彦が三葉を辞めた後、渡米したその年のうちにNYホライズンに入社したことだろう(もしかして社員じゃない扱い?とか一瞬思ったけど第6話で分厚い解雇契約書類が出てくるもんね)。可能性として一番高そうなのは、「渡米後気まぐれに株の投機などをしていたところをクラリスに見出されてスカウトされる」という原作「ハゲタカ」の設定だろう(っつーか、それしか考えられないような気も)。しかしドラマ版の鷲津は、多分言葉もかなり不自由で、金融や経済や経営の知識もヒラの銀行員程度の知識と経験と実績しかなく、もちろんMBA(経営学修士)なんぞも持ってなくて、知らない土地でとにかく生きていくのに必死で、原作版の鷲津のようにアメリカでジャズピアニストをめざしながらの手慰みの投資なんぞをする余裕なんかなかったんじゃなかろうか。
しかしのちに「天才ファンドマネージャー」と呼ばれるわけだから(えっとー、一体誰がそう呼んでいるんだ? 東宝?)なんらかの天才の片鱗はどこかで見せているわけですよね。そうなると可能性は低いながらも次に考えられるのは、ホライズンの前にどこか小規模な三流投資銀行で仕事をしはじめてとか(就労ビザとか一体どうなっているんだ?)、あるいはどこかのMBAのスクールに入学してそこで教授たちの間に一気に話題になるとか、あるいはそこのつてでクラリスとの接点が生まれるかな?とか思ったわけですよ。学生ビザの方が就労ビザより簡単そうだし。
さて、この本がそれにどんくらい役にたったかというと、結構色々(笑)。まあ、著者が帰国子女で東大卒でNHKのディレクターだったという経歴と、大体MBAの場合1,500万円くらいはかかると言われている留学費用を親に借りることができたという経済状況からして、タイトルの「ゼロからのMBA」には「ゼロじゃねーだろ!」とツッコミたくはなりますが、金融・経済の知識が全くなく畑違いのところから必死になって勉強をしてコロンビア大学のMBAコースに合格し、言葉も知識も不自由な中での授業との格闘の数々、そしてアメリカでの就職活動(投資銀行や経営コンサルティング会社などへの応募とか面接とかリクルートパーティとか)の詳細なども面白く読めたし、「ハゲタカ廃人日記」的にも非常に参考になりました。
まずね、MBAに行ってたりしたら鷲津はあんな性格にはならなかっただろうなというのがわかったね(笑)。著者が卒業したコロンビア大が特にそういう傾向があったのかもしれないが、大学側は金融や経済・経営の実務的知識習得もさることながら、コミュニケーション能力養成や卒業後の人的ネットワーク作りにかなりの力を割いているようなんである。「昔の彼は、情に厚い真っ直ぐな男だった」(by芝野健夫)のが、芯の部分では変わってないとしても表面上はあーーーんなになっちゃった(笑)のは、やっぱり三島健一の死と芝野による脳天頭突きな「なぐさめの言葉」のせいだけでなく、生き馬の目を抜く熾烈な競争社会アメリカでのなりふりかまわぬ生活のハードさによるところも大きかったのではないかと思うと、やはりMBAではちとぬるいんじゃないかという気がします。
さて、次は「こんなにおもしろいファンドマネジャーの仕事」(中央経済社)か、「天才ヘッジファンド・マネジャーマイケル・スタインハルトの自叙伝」(パンローリング)に取り掛からなくてわ(って、これはもしかして苦行なんじゃないのか?)。あ、そうそう、図書館から「ドバイの憂鬱/湾岸諸国経済の光と影」(PHP研究所)が届いたって連絡も来てたんだった。よ、読めそうにない……。
2009年10月19日 (月)
「日曜劇場JIN-仁- 第2回」(10月18日放映)。原作がどうなのかはしらないけれど、SF設定を全面に出さずに人間ドラマとして描いているところがいいですよね。でも今回は仁(大沢たかお)がタイムトラベルテーマの基本である「自分が過去で何か行動する事で未来に影響を及ぼしてしまう」というタイムパラドックスに悩む訳です。でも悩んでも未来に戻れない以上(多分最終回では戻るんだろうけど)この際未来を変えたっていんじゃないの?と思う私は乱暴者か?(笑)。
過去の自分が行動する事で未来が変わるという説もあれば、過ぎてしまった時間は弾力性がないので歴史を改変する事を許さず、なんとか元の事象に戻すように動くこともあるという説もあったよなー。つまり歴史が改変出来ないのだとすれば、歴史を改変しつつある仁に対してなんらかの力が働いてそれが仁が未来に戻る何かのきっかけになるのかもしれないっつーことですが(もっとも「過去の改変を許さない」結果、「歴史」によって抹殺される場合もある)。原作読んでないからどうなるのか全く判ってないけど。
それにしてこのドラマ他のキャストもいいけど、仁が居候している武家の娘役の咲をやっている綾瀬はるかが実にいいですね。もしかしてこの時代の女性としては先進的すぎるのかもしれないけど、非常に論理的で行動的、そして実に魅力的です。この時代と、このドラマを見ている現代の私達をしっかりとつないでいるのは、この咲という女性がいるからですね。
来週も楽しみです。
過去の自分が行動する事で未来が変わるという説もあれば、過ぎてしまった時間は弾力性がないので歴史を改変する事を許さず、なんとか元の事象に戻すように動くこともあるという説もあったよなー。つまり歴史が改変出来ないのだとすれば、歴史を改変しつつある仁に対してなんらかの力が働いてそれが仁が未来に戻る何かのきっかけになるのかもしれないっつーことですが(もっとも「過去の改変を許さない」結果、「歴史」によって抹殺される場合もある)。原作読んでないからどうなるのか全く判ってないけど。
それにしてこのドラマ他のキャストもいいけど、仁が居候している武家の娘役の咲をやっている綾瀬はるかが実にいいですね。もしかしてこの時代の女性としては先進的すぎるのかもしれないけど、非常に論理的で行動的、そして実に魅力的です。この時代と、このドラマを見ている現代の私達をしっかりとつないでいるのは、この咲という女性がいるからですね。
来週も楽しみです。
2009年10月18日 (日)
いくらDVDが出るのが楽しみだとは言っても、映画はやっぱり映画館で見たい!!のでございます。そんな訳で都内の名画座のスケジュールを定期的に確認している今日この頃です。そしたら映画「ハゲタカ」キターーーーーーッ!
池袋・新文芸坐上映スケジュール
11/23(月)~12/5(土) 気になる日本映画達2009上半期ベストセレクション
ウェブページを見て、こ、これはもしや「ハゲタカ」、入っているんじゃね?と思って早速電話して聞いてみました。すると「ハゲタカ」の上映日は11月23日と24日の2日間だけ、「劔岳 点の記」との2本立て上映とのことで、映画館の方は私の思惑を見透かしたように(笑)、「では「ハゲタカ」の上映時間だけお伝えしますね」だって……。
11月23日(月)12:15~、17:50~
11月24日(火)12:20~、17:35~
「11月23日は14時40分からトークショーがありますので」と映画館の方がおっしゃるので、「え!? 誰、誰がくるの~!!」と思って聞いてみたら、「「劔岳」の監督の方です」とのことでガックリ(←木村監督にヒジョーに失礼です) 。11月23日は祝日でしかもトークショーがあるとなると、もしかして混んじゃうかなあ? 昨日の「フィッシュストーリー」も結構混んでいたし(10月17日「映画「フィッシュストーリー」」)。なお、今日現在ウェブページ上にはまだ情報が載っていなくて電話確認しただけなので、もしかすると上映時間等変更になるかもしれないです。行かれる場合は直前に直接映画館にご確認下さい。
はっ……しかしこの日程、確か北海道からうちの母親(「唐突の人」)が上京してきているんじゃなかっただろうか!? きゃーーーーっ!! す、す、スケジュール調整をしなくてわ!!(←かなりあわててます)。

追記:10月19日
今日、会社帰りに新文芸坐に寄ってチラシをもらってきました。↑とりあえず上映時間は上記記載の時間で確定のようです。しかしさー、「劔岳 点の記」は1日3回も上映するのに「ハゲタカ」は2回かよ。しかも監督呼んでトークショーもあるし。力の入れ具合が違うなー。超不満。あと「気になる日本映画達2009上半期ベストセレクション 」のベスト具合が、なーんかちょっと微妙なんですけど(笑)。多分「ベストセレクション」よりも文芸坐の担当者の方の「気になる」の方に力点が置かれているのかもね。
料金は1回1,300円(前売り券1,100円、前売り3回券3,000円)ですが入れ替え制ではなく、外にさえ出なければ1日中ずっと館内で見ていてもこの料金だそうです。ただし1回外に出るともう一度入場料が必要になります。「座席指定ではないんですか?」と聞いてみた所、「お席は自由に選んで座って下さい。まあ日本映画ですから、当日来ていただいてもだいたい座れますよ。そんなに入りませんから」と言われてしまいましたよ。えー、そうなの? その言葉、信じていいの?
池袋・新文芸坐上映スケジュール
11/23(月)~12/5(土) 気になる日本映画達2009上半期ベストセレクション
ウェブページを見て、こ、これはもしや「ハゲタカ」、入っているんじゃね?と思って早速電話して聞いてみました。すると「ハゲタカ」の上映日は11月23日と24日の2日間だけ、「劔岳 点の記」との2本立て上映とのことで、映画館の方は私の思惑を見透かしたように(笑)、「では「ハゲタカ」の上映時間だけお伝えしますね」だって……。
11月23日(月)12:15~、17:50~
11月24日(火)12:20~、17:35~
「11月23日は14時40分からトークショーがありますので」と映画館の方がおっしゃるので、「え!? 誰、誰がくるの~!!」と思って聞いてみたら、「「劔岳」の監督の方です」とのことでガックリ(←木村監督にヒジョーに失礼です) 。11月23日は祝日でしかもトークショーがあるとなると、もしかして混んじゃうかなあ? 昨日の「フィッシュストーリー」も結構混んでいたし(10月17日「映画「フィッシュストーリー」」)。なお、今日現在ウェブページ上にはまだ情報が載っていなくて電話確認しただけなので、もしかすると上映時間等変更になるかもしれないです。行かれる場合は直前に直接映画館にご確認下さい。
はっ……しかしこの日程、確か北海道からうちの母親(「唐突の人」)が上京してきているんじゃなかっただろうか!? きゃーーーーっ!! す、す、スケジュール調整をしなくてわ!!(←かなりあわててます)。

追記:10月19日
今日、会社帰りに新文芸坐に寄ってチラシをもらってきました。↑とりあえず上映時間は上記記載の時間で確定のようです。しかしさー、「劔岳 点の記」は1日3回も上映するのに「ハゲタカ」は2回かよ。しかも監督呼んでトークショーもあるし。力の入れ具合が違うなー。超不満。あと「気になる日本映画達2009上半期ベストセレクション 」のベスト具合が、なーんかちょっと微妙なんですけど(笑)。多分「ベストセレクション」よりも文芸坐の担当者の方の「気になる」の方に力点が置かれているのかもね。
料金は1回1,300円(前売り券1,100円、前売り3回券3,000円)ですが入れ替え制ではなく、外にさえ出なければ1日中ずっと館内で見ていてもこの料金だそうです。ただし1回外に出るともう一度入場料が必要になります。「座席指定ではないんですか?」と聞いてみた所、「お席は自由に選んで座って下さい。まあ日本映画ですから、当日来ていただいてもだいたい座れますよ。そんなに入りませんから」と言われてしまいましたよ。えー、そうなの? その言葉、信じていいの?
2009年10月17日 (土)

この夏、「鷲津政彦を探せ!」プロジェクトの一環として「フィッシュストーリー
[作品紹介]
「1975年、早すぎたパンクバンド「逆鱗」は世間に理解されないまま解散へ向かおうとしていた。彼らは最後のレコーディングで「FISH STORY」という曲を演奏する。1982年、気の弱い大学生は「FISH STORY」の間奏部分に「女性の悲鳴が聞こえる」という噂を聞く。さらには出会った女性に「いつか世界を救う」と予言され・・・。2009年、修学旅行中に眠り込んでフェリーに取り残された女子高生は「正義の味方になりたかった」コックと出会う。その直後、二人はシージャックに巻き込まれる。2012年、街が静まり返るなか、営業中のレコード屋の店長は「地球が滅亡する日でも好きなレコードを聴いていたい」と、「FISH STORY」に耳を傾けている。「FISH STORY」という曲の間奏には、なぜ1分間の無音部分があるのか?果たして、2012年地球は滅亡してしまうのか? 時空を超えてすべてがつながった時、想像を超える爽快なラストがおとずれる!!」(Amazon作品紹介より)
映画館は今年公開されたばかりの映画の2本立てのせいか、それとも初日の土曜日だったせいか客席はほぼ満席状態で、私がチケットを買って劇場内に入って行くと、スタッフの人が「立ち見になります」の看板を外に出そうとしてました。名画座に入るなんざもう20年以上ぶりの私だが、いやはやびっくり。
物語は舞台となる1975年、1982年、2009年、2012年のエピソードがあっちにいったりこっちに行ったりしながら進むので、油断しているといつの時代の話なのか訳が判らなくなりそうだが、これだけ登場人物がいながらも混乱させられる事なく、最初は全くバラバラに思われたそれぞれの話が、結構ギリギリまで収束するとは思わせないまま、最後の一点に向かってどんどん突き進むのである。私は映画を見る時は事前に予備知識をなるべく入れずに見るので今回も予告編しかみてなくて、「4つのエピソードが最後に収束する」、「一つの曲が世界を救う」、「大森南朋が出ている」(笑)程度の知識しか持っていなかったのだが、こんな風に進行するとは、ラストのお見事さ(究極のホラっぷり)と相まって非常に楽しめました。
森山未來が「正義の味方」という設定はあらかじめ知っていたけど、「世界を救う」設定への関わり方がアレだとは、さすがにわからんかったです。いやー、ラストの宇宙飛行士のインタビューシーンでそうきたか!と、バラバラだったパズルのピースが全部埋まって行ったような納得感がありました。また多部未華子が実にかわいくていいわ~。「山田太郎ものがたり」の時から思ってたけど、出てくると目が離せない魅力があります。高良健吾を見たのは「ハゲタカ」「南極料理人」に次いで3回目だが、「ハゲタカ」の派遣労働者、「南極料理人」の気象観測サポートの大学生、そして今回のパンクロック青年とまったく別の役を演じながらも、どの役でもその奥底に素直でまっすぐなものを感じさせる子ですよね。伊藤淳史は「電車男」からは想像出来ないくらい(笑)しっかりしたカッコいい役で、もしかして、伊藤淳史って今までの役を全然見てなかったら、結構イケメンジャンルに認定するタイプの俳優さんかも、と思ってしまいました(笑)。
さて問題の大森南朋ですが(笑)、今まで見てきた他の作品(「LENS」とか「クライマーズ・ハイ」とか「キャッチボール屋」とか「チルドレン」とか色々)のような「鷲津政彦を探せ!」プロジェクトの一環で見た訳ではなく、映画作品そのものに対する興味の方が大きくてみた訳ですが、色んな意味で面白かったです。まずあと数時間で世界が滅びるというのに店を開いている岡崎息子(大森南朋)、「ハゲタカ」の鷲津政彦、「チルドレン」の陣内についで私的な大森南朋キャラクタランキングで結構上位のキャラになったかも(笑)(ちなみに「たとえ世界が終っても」はまだ見ていません)。トータル時間数からいえば登場時間数だってそんなにはない訳だけど、世界が終ろうとしていても好きな曲を聞きながらレコード屋の店長を飄々と演じているあたり(そして石丸謙二郎を殴ったり(笑))とあのビジュアルが(え?)。
そしてレコード会社社員の岡崎父(大森南朋)。……これがまたなんといいましょうか、見た時に「あ、これは鷲津だ」と思ったですね。今回はそういう目的で見た訳じゃないから他の作品の役に重ねて見るのは失礼だとは思ったんだけど、あのそこそこ熱い所もあるサラリーマンぶりが、三葉銀行にずっと務めていたら(三葉を辞めても地域の信金とかで仕事してたりして)こんな感じかもと思いました。撮影時期の近さから行ったらむしろ2009年の鷲津ファンド代表の鷲津政彦の方に絶対的に近いはずなのに、まず「これは三葉のその後の鷲津かも」「「鷲津政彦を探せ!」プロジェクトもこれで一区切り付いたかも」(笑)と思ってしまいましたよ。いや、岡崎父自体はあれはあれでようございましたが。
なお、最初に「リアリティがどうしたとかはこの際言いっこなし」と書いておきながら、「大人が居酒屋で酒を飲んでいる時間帯に「ゴレンジャー」って放映していたんだったっけ? 仮面ライダーなら確か土曜日の夕方にやっていたけど」と思ってついチェックしてしまったのは秘密だ(笑)。当時の「ゴレンジャー」、ちゃんと土曜日の19時30分から30分やってました。
さて「フィッシュストーリー」を見終わって気分よくそのまま映画館を出ればよかったのに、散々迷った挙げ句2本だてのうちのもう一本「重力ピエロ」も見てしまいました。……「重力ピエロ」という作品自体はいい映画だとは思うだけど、何も「フィッシュストーリー」の後に見る作品じゃなかったなあ。重たいよ! せっかくの「フィッシュストーリー」の軽快な読後感が相殺されちゃったよ(とほほ)。同じ日に見るなら「フィッシュスーリー」→「重力ピエロ」じゃなくて、「重力ピエロ」→「フィッシュストーリー」の順番にすべきだったな……。ううううむ。
まあ、そういう訳で「フィッシュストーリー」という映画は結構楽しめたんですが、ヒット映画らしいのに、かすかに漂うB級映画感は一体何故かしら。
2009年10月16日 (金)

映画「ハゲタカ」公式ホームページの新着情報が更新されています。
映画「ハゲタカ」新着情報
映画「ハゲタカ」DVD発売記念コメントとして鷲津政彦役の大森南朋のコメントが載っていますが、オープニングの(カットされた)ライオンソース訴訟敗退場面について、「ここでは、ドラマから映画化されるまでの約2年の期間を経て、鷲津が僕のなかで復活したシーンでもあります。全力をかけて、「鷲津政彦」をここで、監督とスタッフに「もう一度見せてやる」という思いで演じたシーンです。」って、これはカットされて、もしかしてさすがの大森南朋も結構凹んだのではなかろうか?(笑)
なお、次回のDVD発売記念コメントは劉一華役の玉山鉄二で10月23日(金)の模様。また、今度のDVDはブルーレイでなくても日本語字幕もつくようです。やったー。でもブルーレイの方は「ポップアップ機能で経済用語・キーワードを収録予定」って、なんだよー、ブルーレイの方がやっぱりおいしいのか?
2009年10月16日 (金)
最近どうもやさぐれ気味で(昨日も一昨日も夜の10時近くまで仕事しているもんだからさー)、仕事中にちょいと気分転換におやつでも買おうと外に出ると、それはそれはとてもよく晴れた澄んだ秋空だったわけですよ。しみじみと、あーーー鷲津にまた会いたい、「ハゲタカ」をせめてあともう一回見たい……と思うのに、もう映画はどこでもやってないのね(最後の飯田も昨日で終わっちゃったしさ)。もっともっと8月のうちに見ておけばよかったとか(←あんだけ見ておいて!)、なんでもっと早くに見ておかなかったんだとか(早く見てたところでさっさと見飽きるもんでもなかろうに)、無駄な反省をしてさらにやさぐれてしまう今日この頃です、皆さんいかがおすごしでしょうか。でもなんで秋空を見ると鷲津なんだろう。原作「レッドゾーン」のラストシーンが秋空の下の鷲津だからか? 映画・ドラマ版ではあまりさわやかさとは関係ないキャラなのにー(笑)。
さて、濃いハゲタカ廃人のnanakoさんのブログで紹介されてたゲームキャラクタージェネレーター(PCのみ対応) が面白そうだったのでやってみたら、こんな結果に。自分が「教師」なのはまだしも、鷲津が「ドラキュラ」で劉一華が「新入生」で芝野が「イケメン」で西野が「メイド」って、元ネタのゲームソフトって、いったいどういうゲームなんだか。しかし鷲津を「キープ」しながら劉とは「ヒ・ミ・ツ」な間柄とは、tsumireって結構ワルだなあ(笑)。

※この結果は期間限定のゲームキャラクタージェネレーターで作成されたものです。
ところで、昨日私に「友達で「トランスフォーマーリベンジ」のソフトを見るためだけにブルーレイを買おうどうか迷っているのがいるんですけど、その友達に言いましたよ。「ハゲタカ」って映画のソフトをみるためだけにやっぱり迷っている同僚がいるって」とのたまっていた同僚の腐女子のM様が今日はこんなことを。
M様「腐女子の友達でドラマの「ハゲタカ」の第1回目だけ見た子がいるんですけど」
私「へー。その後は見なかったの?」
M様「それが1回目見て、これは続けてみたら泥沼の深みにはまってしまうと思って、そこでやめたんですって」
私「えーーー、ハマっちゃえばよかったのに」
M様「ま、主人公のキャラが今ひとつ好きじゃなかったそうですけど」
鷲津を好きになれそうにないのに、深みにはまるって一体何をどう見たらそうなるのだ。
私「その腐女子は今何にハマっている訳?」
M様「ギャクサイです」
私「はぁ?」
M様「ギャクサイ」
私「何、それ」
M様「ゲームソフトですよ」
私「……あーーー、「逆転裁判」かぁ! ……え? あれでヨコシマな世界をやっているの!?」
M様「そうみたいですよ~」
「逆転裁判」はプレイした事ないが、カプコンの法廷バトルアドベンチャーゲームですよ。人気があるらしくかなりシリーズ化されている模様。
M様「彼女、あれってほとんどBLゲームの世界ですよね、って言ってましたよ」
私「えーーーー!?」
そうなの? そういうゲームだったんですか!?(←絶対、違うと思うんだが、ちと自信がない……)。
さて、濃いハゲタカ廃人のnanakoさんのブログで紹介されてたゲームキャラクタージェネレーター(PCのみ対応) が面白そうだったのでやってみたら、こんな結果に。自分が「教師」なのはまだしも、鷲津が「ドラキュラ」で劉一華が「新入生」で芝野が「イケメン」で西野が「メイド」って、元ネタのゲームソフトって、いったいどういうゲームなんだか。しかし鷲津を「キープ」しながら劉とは「ヒ・ミ・ツ」な間柄とは、tsumireって結構ワルだなあ(笑)。

※この結果は期間限定のゲームキャラクタージェネレーターで作成されたものです。
ところで、昨日私に「友達で「トランスフォーマーリベンジ」のソフトを見るためだけにブルーレイを買おうどうか迷っているのがいるんですけど、その友達に言いましたよ。「ハゲタカ」って映画のソフトをみるためだけにやっぱり迷っている同僚がいるって」とのたまっていた同僚の腐女子のM様が今日はこんなことを。
M様「腐女子の友達でドラマの「ハゲタカ」の第1回目だけ見た子がいるんですけど」
私「へー。その後は見なかったの?」
M様「それが1回目見て、これは続けてみたら泥沼の深みにはまってしまうと思って、そこでやめたんですって」
私「えーーー、ハマっちゃえばよかったのに」
M様「ま、主人公のキャラが今ひとつ好きじゃなかったそうですけど」
鷲津を好きになれそうにないのに、深みにはまるって一体何をどう見たらそうなるのだ。
私「その腐女子は今何にハマっている訳?」
M様「ギャクサイです」
私「はぁ?」
M様「ギャクサイ」
私「何、それ」
M様「ゲームソフトですよ」
私「……あーーー、「逆転裁判」かぁ! ……え? あれでヨコシマな世界をやっているの!?」
M様「そうみたいですよ~」
「逆転裁判」はプレイした事ないが、カプコンの法廷バトルアドベンチャーゲームですよ。人気があるらしくかなりシリーズ化されている模様。
M様「彼女、あれってほとんどBLゲームの世界ですよね、って言ってましたよ」
私「えーーーー!?」
そうなの? そういうゲームだったんですか!?(←絶対、違うと思うんだが、ちと自信がない……)。
2009年10月16日 (金)

お気づきとは思いますが、ブログ左柱に映画「ハゲタカ」DVD発売日(2010年1月15日)までのカウントダウンカウンターを設置しました。今日であと91日ですね。100日を切ったと思えば短いような、でも結局やっぱり3ヶ月もあるのかよ、みたいな(笑)。
さてあと3ヶ月もあるのに、私のように「まだ見足りない!」と思っている方々もいらっしゃるでしょう。また、「待ちきれないくて、気を紛らわせるために他の映画を見たりしているけど、全然気がまぎれてない!」とか「いっその事、考えないようにしている」という方もいらっしゃるでしょう。コメント欄にもちょこちょこ書いていましたが、そんなやさぐれハゲタカ廃人の方(笑)の多少の慰めにでもなればと思い、気休めサイトを暫定的に作ってみました。
http://cafetsumire.web.fc2.com/hagetaka/top.html
映画のDVDがまだ出ていないのにあまりにもネタバレが甚だしく関係各位にも非常に申し訳がないので、発売日まで気長に、静かにひっそりとやっていこうと思っています。なのでご覧になる際にはIDとパスワードを入力して下さい。パスは一番最初に設定したものから、本日、別のものに変更しました。なお、サイトの中身は写真をストーリー順に並べただけだったり、映画の場面の台詞を抜き出したりしているだけのごくごく単純なものです。「腐」でも「エロ」でもないので、そっち方面は期待しないで(笑)。
・ID:(アンケート「映画「ハゲタカ」の登場人物、一番好きなのは誰」で1位だったキャラクタのフルネームをアルファベットで。姓と名の間にはハイフンなどは入れずに続けてそのまま)
・Password:(ブログ右柱メールフォームよりお問合せ下さい)
パスのヒントは「お誕生日」です。ご不明の場合はブログ右柱メールフォームより遠慮なくお問合せ下さい。サイトの名前を何にするか全然思いつかなかったので、ブログ右柱のリンクフィールドには「ハゲタカの夕べ」と仮の名前を入れてみました(笑)。いったいどういう夕べなんだか。
なお、上記気休めサイトは2010年1月15日に閉鎖します。あと……色々確認してみたのですがOSとブラウザによって画像レイアウトが結構崩れてしまっているようなのでなんとかしようと思っております。一応IE6/Windows XPとFireFox/Windows XPで一部のページのレイアウトが崩れているのが判っていますが(泣)、他にここがちょっとずれているとかはみ出しているとかありましたら、そっと教えて下さい。なんとか出来るかどうかはわからないので参考にさせていただきますが、とりあえず「我慢してね♡」とお返事させていただくと思います(笑)。
何かリクエスト等もありましたら、メールフォームよりご連絡ください。何かできそうだったらチャレンジしてみるかもしれません。台詞ページなどは私の記憶で再現しているものなので正確な言い回しとは違っていると思います。ここは本当はこう言っているよというのもありましたらチクリよろしく。また、気休めサイトで公開してもいい情報(例えばエキストラ体験記とかご自身によるロケ地地取り情報とかレアグッズ紹介とか?他etc)や画像などありましたらお送りいただけると非常にうれしいです。
これから年末まで仕事の方が結構ハードに忙しくなるのと、同人誌の原稿の方もそろそろ真面目にやらなきゃいけないので(このカウントダウンカウンター、そっちの意味でちょっと心臓に悪かったよ)、ブログ、気休めサイトともに更新が滞りがちになると思います。ま、ちょくちょく更新していたら仕事に嫌気がさしてグレているか。原稿から逃避しているんだなと思って下さい(笑)。
では~。
2009年10月15日 (木)
同僚の腐女子のM様がやってきてささやいていったのだが。
M様「今月、ほら「エマ」の森薫の新刊出ますけど、読みます?}
私「あ、出るんだっけね。結構読みたいかも。でもさー、今読むとそろそろヤバイんだけど」
M様「そうですよね~。そろそろ原稿の方が……」
私「ははは……(←力ない笑い)。まあ11月12月はもっと読めなくなるけど。今月は「秘密 トップシークレット」の新刊も出るけど、あれはリアルタイムで読んでいるからいいとして」
M様「あと、ほら、お兄さまが……じゃない! 例の「おにいさん」も出ますよ」
私「……「聖☆おにいさま」の第4巻ね。これは見たいよ」
M様「おにいさまじゃ池田理代子になっちゃいますよ……」
私「じゃ、「聖☆おにいさま」の新刊、出たら貸して」
M様「……了解しました(泣)、「聖☆おにいさま」持ってきますよ」
池田理代子の「おにいさまへ…」のストーリーで、中村光の「聖☆おにいさん」の絵の作品なら見てみたいじゃないか。もしかしてブッダがお兄さまで奈々子(妹)がイエスなのか?
M様「今月、ほら「エマ」の森薫の新刊出ますけど、読みます?}
私「あ、出るんだっけね。結構読みたいかも。でもさー、今読むとそろそろヤバイんだけど」
M様「そうですよね~。そろそろ原稿の方が……」
私「ははは……(←力ない笑い)。まあ11月12月はもっと読めなくなるけど。今月は「秘密 トップシークレット」の新刊も出るけど、あれはリアルタイムで読んでいるからいいとして」
M様「あと、ほら、お兄さまが……じゃない! 例の「おにいさん」も出ますよ」
私「……「聖☆おにいさま」の第4巻ね。これは見たいよ」
M様「おにいさまじゃ池田理代子になっちゃいますよ……」
私「じゃ、「聖☆おにいさま」の新刊、出たら貸して」
M様「……了解しました(泣)、「聖☆おにいさま」持ってきますよ」
池田理代子の「おにいさまへ…」のストーリーで、中村光の「聖☆おにいさん」の絵の作品なら見てみたいじゃないか。もしかしてブッダがお兄さまで奈々子(妹)がイエスなのか?
2009年10月14日 (水)
人間誰しもうっかりやってしまうことはあるもんである。それは仕方がないことだ。で、たった今やらかしてしまったこと……。
それは、映画「ハゲタカ」関連の資料、台詞起こしした文書、画像データ、ブログ用に用意した各種データ、その他資料文書一切合切を、ついうっかり上書きしてしまって、全部消してしまったことだな。……がっくり(「オーマイガー」よりも「がっくり……」でしたよ(笑))。削除したならまだ取り返しがつくんだけど、上書きしちゃったらだめよねん。私ったら思いのほか疲れているのかしら(遠い目)。
これはこれからしばらくは原稿の方を描けっつう神のお告げか?(とほほ)。もっとまめにバックアップしておけということか。まあ、一部の画像データはブログと気休めサイトから落とせばなんとかリカバリできるし、台詞起こしした文書や各種一覧表の類いはいつでも見られるようにウェブ上にコピーを置いてあるのでなんとかなるけど。でもここんとこ色々ごちゃごちゃしすぎていたので整理整頓しようとは思っていたからいい機会なのかもね(←強がっているのか?(笑))。
それは、映画「ハゲタカ」関連の資料、台詞起こしした文書、画像データ、ブログ用に用意した各種データ、その他資料文書一切合切を、ついうっかり上書きしてしまって、全部消してしまったことだな。……がっくり(「オーマイガー」よりも「がっくり……」でしたよ(笑))。削除したならまだ取り返しがつくんだけど、上書きしちゃったらだめよねん。私ったら思いのほか疲れているのかしら(遠い目)。
これはこれからしばらくは原稿の方を描けっつう神のお告げか?(とほほ)。もっとまめにバックアップしておけということか。まあ、一部の画像データはブログと気休めサイトから落とせばなんとかリカバリできるし、台詞起こしした文書や各種一覧表の類いはいつでも見られるようにウェブ上にコピーを置いてあるのでなんとかなるけど。でもここんとこ色々ごちゃごちゃしすぎていたので整理整頓しようとは思っていたからいい機会なのかもね(←強がっているのか?(笑))。
2009年10月12日 (月)
「日曜劇場JIN-仁- 第1回」(10月11日21時放映、TBS)。キャストが結構手堅いよなあとは思いつつ、前回の「官僚たちの夏」が期待しすぎたせいか第1回目を見たっきりになってしまった反省から(?)今回はうすらぼんやりと見てみました……って、うすらぼんやりのはずだったんだけど、面白かったもんだから結局2時間スペシャルを最後まで見ちゃったよ。しかしTBS公式サイトの「日曜劇場初!超歴史スペクタクル&SFヒューマンエンタテインメント」って何だよ。確かにその通りかもしれないけど盛り込み過ぎなんじゃ(笑)。
[あらすじ]
「東都大学付属病院の脳外科医、南方仁(大沢たかお)。ある日、当直だった仁は、救急で運ばれてきた身元不明の男を手術したことによって、江戸時代末期にタイムスリップしてしまう。タイムスリップした場所で水戸藩の武士に切られそうになるが、その場に居合わせた橘恭太郎(小出恵介)らに助けられ何とかその場を逃れる仁。しかし、仁をかばった恭太郎が、頭に大きな傷を負ってしまう。仁は急遽、恭太郎の自宅で緊急手術を行うことを決意。手術道具もままならない状況だったが、もてる医術を駆使して瀕死の恭太郎を救い出した。なぜ江戸時代に来てしまったのかわからないまま、どうにかして現代に戻ろうとする仁の前に、一人の男(内野聖陽)が現れた。その男とは……幕末の英雄と呼ばれた”あの”男だった-。」
キャストが手堅いけど(主人公の大沢たかお、居候することになる橘家の小出恵介、綾瀬はるか、麻生祐未、坂本龍馬役の内野聖陽、勝海舟役の小日向文世、他沢山)、話もこんだけ突飛な物語でありながら、あまり疑問を抱かせることなくぐいぐいと引き込まれてしまいます。ファンタジーなのにファンタジー感が全くない。またね、技術も道具も何もない場所で自分の腕一つだけで患者の命を救うことで、自分のあまりの無力さに愕然とする場面も本当に自然に見せてくれて、元の時代に帰ることが出来ない南方の絶望感がまたひしひしと胸にせまります。そして南方が現代に戻るための鍵となる人物、坂本龍馬。これが現代で手術したあの身元不明の男なのか。それとも身元不明の男はもしかして過去から戻った自分だったのか(過去から戻った自分だったとしたら、あの土佐弁は過去の自分へのヒントであり、院内を自由に動き回っていたり、必要最低限の手術道具を持ち出した理由も納得出来るしね)。自分が命を助けることによって未来が変わってしまうというタイムパラドックスの問題もからんできて、先が楽しみなドラマです。
しかし、今公式ホームページを見るまで橘恭太郎が小出恵介で、別の手術の患者が戸田菜穂だったって、全然気がつかなかったよ。やっぱり時代劇のヅラ、恐るべし。
[あらすじ]
「東都大学付属病院の脳外科医、南方仁(大沢たかお)。ある日、当直だった仁は、救急で運ばれてきた身元不明の男を手術したことによって、江戸時代末期にタイムスリップしてしまう。タイムスリップした場所で水戸藩の武士に切られそうになるが、その場に居合わせた橘恭太郎(小出恵介)らに助けられ何とかその場を逃れる仁。しかし、仁をかばった恭太郎が、頭に大きな傷を負ってしまう。仁は急遽、恭太郎の自宅で緊急手術を行うことを決意。手術道具もままならない状況だったが、もてる医術を駆使して瀕死の恭太郎を救い出した。なぜ江戸時代に来てしまったのかわからないまま、どうにかして現代に戻ろうとする仁の前に、一人の男(内野聖陽)が現れた。その男とは……幕末の英雄と呼ばれた”あの”男だった-。」
キャストが手堅いけど(主人公の大沢たかお、居候することになる橘家の小出恵介、綾瀬はるか、麻生祐未、坂本龍馬役の内野聖陽、勝海舟役の小日向文世、他沢山)、話もこんだけ突飛な物語でありながら、あまり疑問を抱かせることなくぐいぐいと引き込まれてしまいます。ファンタジーなのにファンタジー感が全くない。またね、技術も道具も何もない場所で自分の腕一つだけで患者の命を救うことで、自分のあまりの無力さに愕然とする場面も本当に自然に見せてくれて、元の時代に帰ることが出来ない南方の絶望感がまたひしひしと胸にせまります。そして南方が現代に戻るための鍵となる人物、坂本龍馬。これが現代で手術したあの身元不明の男なのか。それとも身元不明の男はもしかして過去から戻った自分だったのか(過去から戻った自分だったとしたら、あの土佐弁は過去の自分へのヒントであり、院内を自由に動き回っていたり、必要最低限の手術道具を持ち出した理由も納得出来るしね)。自分が命を助けることによって未来が変わってしまうというタイムパラドックスの問題もからんできて、先が楽しみなドラマです。
しかし、今公式ホームページを見るまで橘恭太郎が小出恵介で、別の手術の患者が戸田菜穂だったって、全然気がつかなかったよ。やっぱり時代劇のヅラ、恐るべし。
2009年10月12日 (月)

せっかくの連休だというのにどうも調子が悪くて昨日今日と寝たきりだったのだが(だったら気休めサイトなんか作ってないでじっとしていろよって話だが、私の場合、好きなことをしている時が一番体調がよくてしかもその方が治りも早いから、いいの(←言い訳))、だらだらしてたらさっき図書館からリクエストメールが来て、ずっと読みたかった雑誌「ドラマ2007年3月号」が取り置きできたとの連絡が! さっきまでぐでぐでしていたのが嘘のようにガバっと起き上がり、部屋着を着替えてぼっさぼさの髪をなんとかしてあわてて家を出てダッシュ、図書館の閉館時刻5分前に滑り込んで本をゲットしてきましたよ。
この雑誌のこの号の目玉はなんといっても巻頭インタビューの「林宏司「経済ドラマを書くのは大変だけど面白い」、本誌掲載『ハゲタカ』の脚本家が、企画から決定稿完成までを語る。」と、ドラマ版「ハゲタカ」第1話と第2話の脚本採録ですよ。これねー、脚本読むとすっごく色々なことがわかって面白かったです。まず第1話なんだけど、脚本では鷲津を撃った犯人がどうやら西野じゃない設定になっているの。あと第1話では三島健一の死因も違っているし。これは脚本をどんどん書いて行くうちに変更していったのと同時に、演出や編集で変更していった部分が大きいんだろうなあとは思ったんですが、インタビューの方を読むと、林さんてまず全体のプロット(粗筋、物語の骨格)を作ったりせずに、とにかくまず脚本をひたすら書いて自分の筆の流れるままに話を進めていく方なんですね。だから多分1話と2話で話の辻褄が合わない所も出てくる、と(笑)。
そして脚本を読むと細かい説明部分が入っているのに、実際にドラマになった部分ではかなりはしょってあるのも判って面白いです。たとえば第1話で鷲津(大森南朋)が芝野(柴田恭兵)にコーヒー代金260円を差し出す場面、脚本では芝野が「いいよ、これくらい」というのに対して「甘いな、芝野さん」ときちんと260円を払う理由を説明しているんですが、実際のドラマ版ではここの部分がない。でもそんな説明なくても、鷲津がきっかり260円を、しかもきれいに並べて置くことで金に対する姿勢がいい加減ではないことがちゃんとわかる訳ですよね。こんな感じで脚本にはあった細かい説明部分がドラマでは結構省かれているけど、でもドラマではそれをちゃんと「見せる」ことで省いても判るようになっているんですよね。
あとドラマではなかった村田さん(嶋田久作)のスカウト場面が脚本の方にあり、しかも中延さん(志賀廣太郎)よりも村田さんの方が年上って設定に! また、ドラマでバルクセールのために三葉に乗り込んだ鷲津が芝野に対して「お忘れですか?」という場面で、芝野はその場では思い出せずに後で人事ファイルを見ることでやっと思い出すところも、脚本ではその場で思い出して当時の回想場面になる訳だけど、ここで芝野がすぐに思い出せないと言うドラマ版の演出(と編集)の方が、やっぱり後から色々じわじわ効いてきていいですよね。それから脚本では第2話の冒頭、西乃屋の葬式場面の直前に、ジャズバーで鷲津が喪服姿でレクイエムを弾いているっつーシーンがあるんですよ、もちろんドラマ版にはない描写。これまた説明的すぎる場面だよなー。
反対にこれは演出や編集で見せているところなんだろうなと思っていた場面が脚本そのままだったり。私のお気に入り場面(鷲津の)「私はあの時なんとか親父さんを救おうとした」というところなんかもほぼそのままでした(ネジの値段は7円50銭じゃなくて4円30銭になってましたが(笑))。
いやー、これは残りの3話から6話分の脚本も是非とも読んでみたいけど、何よりも映画版「ハゲタカ」の脚本を切実に!読んでみたいですよ。もう、映画「ハゲタカ
2009年10月09日 (金)
昨日は結局電車が昼過ぎまで止まったままで会社を休むことになったので、「(客演の)大森南朋に微かに漂う鷲津感」というキャッチフレーズ(え?)に心動かされて見てみましたよ、「小林賢太郎プロデュース公演 「LENS」
」のDVDを。結構面白かったです。ただしディスカスから送られてきたDVDに傷があったらしく、開始30分から42分までの部分が見られなかったよ……。
[作品紹介]
「ラーメンズの小林賢太郎がプロデュース、椎名林檎が音楽を担当した2004年の舞台「LENS」をDVD化。舞台は昭和初期、幽霊が出ると噂される図書館で書籍の盗難事件が発生する。推理作家志望の青年は、たまたま出会った刑事らと共に謎解きに挑むが…。」(「キネマ旬報社」データベースより)
昔々ある王国にお姫様が生まれて、王様はお祝いのパーティに12人の魔法使いを招待しました。パーティの日には招待された魔法使い達が次々と姫にお祝いの魔法をかけていましたが、そこに招待されなかった13番目の魔法使いがやってきて、「この姫は、お芝居を見ると目がつぶれてしまうだろう」と呪いをかけて去ってゆきました。皆が驚き悲しんでいる中、まだお祝いをしてなかった最後の魔法使いが「大丈夫、この姫はお芝居を見ても目がつぶれたりはしません。ただ眠たくなってしまうだけです」と魔法をかけたのです。この魔法使いのおかげでお姫様は大きくなってからお芝居を見ても目がつぶれることはなく、ただ眠たくなってお芝居の最中にグースカ寝てしまうだけで済むようになりました。
……という訳で、私は生のお芝居(舞台)を見ると眠くなってしまうという呪われた体質の持ち主だ(笑)。昔からどういうわけだか芝居好きの友人が多かったために付き合って結構芝居は見ているのだが、いつも必ず寝てしまうのだ。映画やテレビや漫画やアニメのように何かのメディアに乗った作品なら大丈夫なのに、目の前で演じられるともうダメである。今回もこのDVDを見るに当たって、「いくら舞台といっても一旦DVD化されているんだから大丈夫だろう」と思って見始めたのだが、やはり13番目の魔法使いにかけられた呪いはまだ少し残っていたようだ。若干の鷲津臭のある駒形警部(大森南朋)のお姿を見ながらも、やっぱりうとうとしてしまいましたよ……(とほほ)。
でもお話自体は結構面白かったです。ただ、私の呪われた体質のせいばかりではなく、芝居じゃなくてドラマでやってくれたらよかったのにとは何度も思いました。DVD越しでもやっぱりお芝居の空気自体が私には合わないのかもなー。まあ、登場人物たちが駒形警部や天城茎太郎(小林賢太郎)だけでなくほかの連中(←十把一絡げ)もキャラが立ってて面白いし、昭和初期前後の古臭い時代設定(舞台設定)もよさげだし、ところどころで笑わしてくれるし。ストーリー自体はよくある小説やドラマの名探偵コンビ(刑事と探偵役みたいな)の誕生秘話みたいな感じで、これがドラマだったら次も見てみたいかも、と思わせるものです(舞台だからもちろん見ないがな)。
ところでラーメンズって、髪の毛がもしゃもしゃの方(片桐仁)しか知らなかったよ。もしゃもしゃの方はTVCM(Apple)やドラマの「SP」や「ザ・クイズショウ」に出てたからさ。
今回の大森南朋「風、グッジョブ」ポイント:
舞台なのでもちろん風は吹いてません(笑)。っつーか、ヘアスタイルはオールバックですよ。やったね、「ハゲタカ」でですらやってなかったフルヌード、みたいな(←なんちゅう表現!)。しみじみ男性にとってオールバックって危険なスタイルなんだなと実感しましたよ。昨日コメント欄で30年後の「御三家」は大森南朋・山本耕史・宮迫博之(か、阿部サダヲ)って書いたけど、結構現実味あるわ~。
今回の鷲津度:
スーツにオールバックというスクエアなスタイルから、他の作品に比べたら格段に鷲津度は高め(当社比)。しかもミステリーというストーリー展開からも声に緊張感があってさらに鷲津度は高め。でもさー、鷲津度が高けりゃ高いほど、結局は鷲津じゃないんだから"類似品"度も高くなってくるわけさ。もう、スーツの着こなしが違ーーーう! それにパンツはもっと細身のヤツをはいてくれなくちゃ(座り込むシーンがあるからゆったりめなのかもしれないけど)。当たり前の話だが他の作品に鷲津を求めちゃダメよねん、と実感させられます。
さて次の宿題の「たとえ世界が終わっても」はこの連休中に見る予定だが、「LENS」と「たとえ世界…」をディスカスに返却したら次に届く可能性が一番高いのは大森南朋エロティック・ツートップの「M」と「ヴァイブレータ」だよ……。私、ちゃんと見られるのかなあ。この間「プリズナー」を真面目な顔で見ていたときに家族に「顔がにやけている」と言われて非常にムカついたので(にやけて見るような話じゃないっつーの)、隠れて陰でこっそり見たいんだが(笑)。
[作品紹介]
「ラーメンズの小林賢太郎がプロデュース、椎名林檎が音楽を担当した2004年の舞台「LENS」をDVD化。舞台は昭和初期、幽霊が出ると噂される図書館で書籍の盗難事件が発生する。推理作家志望の青年は、たまたま出会った刑事らと共に謎解きに挑むが…。」(「キネマ旬報社」データベースより)
昔々ある王国にお姫様が生まれて、王様はお祝いのパーティに12人の魔法使いを招待しました。パーティの日には招待された魔法使い達が次々と姫にお祝いの魔法をかけていましたが、そこに招待されなかった13番目の魔法使いがやってきて、「この姫は、お芝居を見ると目がつぶれてしまうだろう」と呪いをかけて去ってゆきました。皆が驚き悲しんでいる中、まだお祝いをしてなかった最後の魔法使いが「大丈夫、この姫はお芝居を見ても目がつぶれたりはしません。ただ眠たくなってしまうだけです」と魔法をかけたのです。この魔法使いのおかげでお姫様は大きくなってからお芝居を見ても目がつぶれることはなく、ただ眠たくなってお芝居の最中にグースカ寝てしまうだけで済むようになりました。
……という訳で、私は生のお芝居(舞台)を見ると眠くなってしまうという呪われた体質の持ち主だ(笑)。昔からどういうわけだか芝居好きの友人が多かったために付き合って結構芝居は見ているのだが、いつも必ず寝てしまうのだ。映画やテレビや漫画やアニメのように何かのメディアに乗った作品なら大丈夫なのに、目の前で演じられるともうダメである。今回もこのDVDを見るに当たって、「いくら舞台といっても一旦DVD化されているんだから大丈夫だろう」と思って見始めたのだが、やはり13番目の魔法使いにかけられた呪いはまだ少し残っていたようだ。若干の鷲津臭のある駒形警部(大森南朋)のお姿を見ながらも、やっぱりうとうとしてしまいましたよ……(とほほ)。
でもお話自体は結構面白かったです。ただ、私の呪われた体質のせいばかりではなく、芝居じゃなくてドラマでやってくれたらよかったのにとは何度も思いました。DVD越しでもやっぱりお芝居の空気自体が私には合わないのかもなー。まあ、登場人物たちが駒形警部や天城茎太郎(小林賢太郎)だけでなくほかの連中(←十把一絡げ)もキャラが立ってて面白いし、昭和初期前後の古臭い時代設定(舞台設定)もよさげだし、ところどころで笑わしてくれるし。ストーリー自体はよくある小説やドラマの名探偵コンビ(刑事と探偵役みたいな)の誕生秘話みたいな感じで、これがドラマだったら次も見てみたいかも、と思わせるものです(舞台だからもちろん見ないがな)。
ところでラーメンズって、髪の毛がもしゃもしゃの方(片桐仁)しか知らなかったよ。もしゃもしゃの方はTVCM(Apple)やドラマの「SP」や「ザ・クイズショウ」に出てたからさ。
今回の大森南朋「風、グッジョブ」ポイント:
舞台なのでもちろん風は吹いてません(笑)。っつーか、ヘアスタイルはオールバックですよ。やったね、「ハゲタカ」でですらやってなかったフルヌード、みたいな(←なんちゅう表現!)。しみじみ男性にとってオールバックって危険なスタイルなんだなと実感しましたよ。昨日コメント欄で30年後の「御三家」は大森南朋・山本耕史・宮迫博之(か、阿部サダヲ)って書いたけど、結構現実味あるわ~。
今回の鷲津度:
スーツにオールバックというスクエアなスタイルから、他の作品に比べたら格段に鷲津度は高め(当社比)。しかもミステリーというストーリー展開からも声に緊張感があってさらに鷲津度は高め。でもさー、鷲津度が高けりゃ高いほど、結局は鷲津じゃないんだから"類似品"度も高くなってくるわけさ。もう、スーツの着こなしが違ーーーう! それにパンツはもっと細身のヤツをはいてくれなくちゃ(座り込むシーンがあるからゆったりめなのかもしれないけど)。当たり前の話だが他の作品に鷲津を求めちゃダメよねん、と実感させられます。
さて次の宿題の「たとえ世界が終わっても」はこの連休中に見る予定だが、「LENS」と「たとえ世界…」をディスカスに返却したら次に届く可能性が一番高いのは大森南朋エロティック・ツートップの「M」と「ヴァイブレータ」だよ……。私、ちゃんと見られるのかなあ。この間「プリズナー」を真面目な顔で見ていたときに家族に「顔がにやけている」と言われて非常にムカついたので(にやけて見るような話じゃないっつーの)、隠れて陰でこっそり見たいんだが(笑)。
2009年10月07日 (水)

実は……先月の最後の土曜日、9月26日に最後の「ハゲタカ」を見に深谷に行ってきたのだが(すっかりお見通しだと思うが)、あれから10日以上たつというのにどうにも感想がまとまらないままでいました。別に最後だからといって感極まって涙が止まらなくて書けない……などということは全くなく(笑)、26日は今までの中では比較的「無我の境地」に近い心境で見ることができました(それでもついつい、今までのチェックポイントをもう一回おさらいチェックしてしまいましたが)。でもラストで、「えっと?」と思うところがあり、それからどうも考えがまとまらず腐り始めていました。このまま放っておけば忘れてしまう一方なので、私の忘備録として残しておくことにします。ま、無駄だとは思いますが(笑)念のため20行ほど空けます。(参照:9月28日「映画「ハゲタカ」22回目鑑賞「劉の眼鏡編」」)
今回は比較的「無我の境地」にちかい心持ちで、ラストの劉一華(玉山鉄二)の生家と思われる廃屋を訪ねる鷲津(大森南朋)のシーンまでを、これでもう本当に最後ねとしみじみと見ていました。深谷シネマは字幕版だったので、鷲津が崩れかけた古い壁に描かれた小さな子どものいたずら描きの赤い車の絵を見るとき、その車の絵の上にそのとき流れている歌の歌詞の文字が表示されます(エミリー・ブロンテの原詩はドラマ版ウェブページに載っています)。
Riches I hold in light esteem.
And Love I laugh to scorn.
And lust of fame was but a dream.
(That vanished with the morn:)
今まで23回見て(しかも字幕版は4回も見て)、全く気にも留めなかったこの映画のテーマ曲「ROAD TO REBIRTH ~a chainless soul~」の歌詞が。だいたい私は歌を聞いても歌詞を気に留めることがほとんどない。どういうわけだかいつも歌詞は素通りして曲だけが耳に残るだけなので、何年か前にアリスの「帰らざる日々」の歌詞をたまたま何の気なしに聞いたときに初めて「え!? この歌ってこんな恐ろしい歌だったの!?」と30年目にして気がついたという、それくらい常に歌詞を聞かない女なのだ(笑)。しかも今回は英語の歌詞、曲自体は毎朝iPodで通勤途中に聴いていたものの、気に留めるどころか、声は楽器の一部ぐらいにしか思っていなかったのだ。それがぼんやりながらも歌詞を見てしまったのはもちろんこの映画が字幕版だったからだ。
And if I pray, the only prayer
That moves my lips for me
Is -'Leave the heart that now I bear,
Leave the heart*
And give me liberty.'
if I pray, the only prayer that moves my lips for me……「もし私が祈るなら、口についてでるのはただ一つ(の祈り)」。祈り……? 映画「ハゲタカ」の中に登場した祈りのシーンは一カ所だけ、劉がマンダリンの自室で煙草の煙を線香代わりに何かに祈りを捧げていた場面だ。彼は一体何を祈っていたのか。(本来の自分のありのままでは)戻ることの叶わぬ故郷と亡くなった母親への思いか。あるいは自分の未来か。自分が思い描く王国の将来か。
大体彼は中国人なので、毎日こうして祈るのが習慣だったのかもしれない。だが、よりによってマンダリンで鷲津と再会した翌日の、彼の祈りを私達に見せたのは一体何故だったのだろうか。「お前は誰なんだ」と言い放った鷲津に対して、「あんただ。俺は、あんただ」と答えた劉。それはあの時点では鷲津のコピーでありニセモノでしかない自分を意識して言った言葉ではなく、劉はただ単に自分は鷲津と同じ道を歩き、やがて鷲津を乗り越えてゆくのは自分だという自負から来たものだったのかもしれない。だが劉の崩壊はここからさらに加速度がついてゆく。あれは、崩れ落ちそうになる自分を支えるための必死な祈りだったのか。
劉はバカじゃない。自分の足元がぐらぐらしているのを常に意識していたはずだ。だが寄る辺ない身の彼は自分の足元を支えてくれるものを何も持っていなかった。そして自分自身も偽りの「劉一華」という器の中でもがき続けていた。そんな中で出会った鷲津政彦は、彼にとって暗い道を照らす一筋の光のようなものだったろうか。
この「ROAD TO REBIRTH」という曲に、ドラマ版のサントラでは付いていなかった「~a chainless soul~」というサブタイトルが改めて付け加えられたのはなぜなのか。劉が何を思って祈っていたのかは全くわからない。だけど、この「a chainless soul」というサブタイトルがわざわざ付けられたことを思うと、もしかして彼は「劉一華」という偽りの身分からずっと自由になりたいと、「劉一華」というニセモノの器から解き放たれて、何ものにもしばられない自由な心のままに生きたいと、祈り続けていたのではないのか。
……という妄想で、もう悶々としていた訳ですよ(笑)。この期に及んで。しかしね、いつまでも悶々としててもしょうがないので、しかも私の小学生以下の英語力ではいかんともしがたいので(泣)、英語・フランス語・ドイツ語が堪能な同僚に(多分中国語もいけるはず。ちょっと勉強すればアラビア語もOKだろうな……)いきなり「エミリー・ブロンテの詩なんだけど、これは一体どういうニュアンスの詩なんだろう?」とメールで聞いてみたわけですよ(←仕事中に!)。すると当然のことながら「この詩を書いた背景がわからないとなかなか理解しがたい詩であるが、やっぱり書き手が死を意識したものであるように思う」という返事が来たんですね。確かに「ハゲタカ」は特にドラマ版は死者多数のドラマだし(笑)、それぞれの死がそれぞれに影を落としてはいるわけだが、でもそれがメインのテーマではないしね。
第一、映画では赤い車の絵を見て、そこからかつての少年と今は亡き青年の思いをひろいあげた鷲津が決意を新たにする場面で流れる歌な訳ですよ。多分エミリー・ブロンテの詩が採用されたのは、「富も恋も名誉もいらない、何ものにも囚われる事のない心のままに、ただ私に自由を(←意訳)」という部分が決め手だったはず。そして映画の中ではこの歌が流れる場面で鷲津の声のナレーションが入るのだ(この期に及んで、あのナレーションが歌のどの部分に重なるのかチェックしてしまったおバカな私を笑ってくれたまえ。なおナレーションは「Yes, as my swift days near their goal,'Tis all that I implore」の部分にかかっているので、そのあとの「Through life and death, a chainless soul」や「if I pray」がさらに強調されて聞こえる)。
Yes, as my swift days near their goal,
'Tis all that I implore;
人生の悲劇は二つしかない。
一つは金の無い悲劇。
そして、もう一つは金のある悲劇。
世の中は金だ。金が悲劇を生む。
Through life and death, a chainless soul,
(With courage to endure.)
And if I pray, the only prayer
That moves my lips for me
Is -'Leave the heart that now I bear,
Leave the heart*
And give me liberty.'
金のある悲劇と金のない悲劇の狭間で生きた劉一華……。
この歌は原詩を曲に載せるために一部の詩を削り(上記の詩のカッコの部分が原詩にあって歌にない部分、*印の行が原詩では繰り返してない部分)、最後で「And if I pray」から「give me liberty.」までを繰り返している。「祈り」と「私に自由を」、そしてサブタイトルになっている「a chainless soul」という部分が重要なところなんじゃないだろうか。
それで今度は件のインターナショナルな彼にカミングアウトして(笑)、実はこの詩は映画のテーマソングであること、重要な登場人物の一人が非常につらい過去を抱えていて、自分を偽り、色々あって、まあ、最後に死んじゃうんだけど、この映画の中でただ一カ所ある祈りのシーンがこの人物の物である事などを説明してみたところ、またお返事が来て、色々ご教授願ったわけですよ(あー、本当にすまんかった、Eちゃん、こんなくだらない質問しちまって!)。現世を超えた神への真実の言葉が「祈り」であり、「祈り」では嘘をつく事はないのだという解説には、80へぇー(←死語)でした。
そんな訳で、やっぱり、彼の祈りは「劉一華」というニセモノの器に閉じ込められた自分の魂を解き放ちたい、ニセモノでしかない「劉一華」から自由になりたい、というものだったんじゃないのか。'Leave the heart that now I bear,(Leave the heart,) And give me liberty.'……「今の私の心はそっとこのままにして、どうか私に自由を」。いやいや、それじゃあまるっきりの妄想だよなあと思いつつ、ずっと劉の祈りが気になっているのである。
まあ、これまた今の時点では何一つ解決しない問題だけど……。
そして、もし劉が死なずに生きていたら。私は劉が生きていたらという仮定の話を作るつもりは全くないのだが(笑)、もしあの時の瀕死の状態から「劉」が奇跡的に生き延びることができたとしたら、あのアカマ自主再建案を鷲津に送った青年がまず最初にやることは、「劉一華」という衣を脱ぎ捨てる事から次の第一歩を始めるのではないのか。そんな気がふとしてしまうのだ。
けれども劉はもういない(鷲津だって現実にはいないじゃんかよー、というのは却下(笑))。でも「劉一華」という肉体はなくなっても、彼の魂は残された者たちに引き継がれてゆく。アカマを再建しようと「ほぼ不可能に近い」努力をすることになる芝野(柴田恭兵)、「現実から目を背けるな。それが君の役割だ」と言うテレビ画面の中の劉の姿を凝視しつづける三島(栗山千明)、劉の思いはまったく理解してないだろうが劉によって他の誰でもない「自分」を生きることに目覚めた守山(高良健吾)、そしてアカマ自動車に夢と希望をあたえられて必死に生きそして今はもういない青年の出発点を訪ねる鷲津……。
Through life and death, a chainless soul……必死に生きてきた劉の死の後も、その死を超えて存在する確かな魂がある……。私たちはそれを知っている。私はその続きを見てみたい。肉体は滅んでも劉の魂がどのように生き続けていくのかを見たいのだ。劉の重い荷物をひきつぎながらも、次へと踏み出す鷲津の姿を見たいのだ。
If I pray, the only prayer that moves my lips for me, give me HAGETAKA Part2. もし私が祈るなら、口について出てくる祈りはただ一つ、どうか私に「ハゲタカ2」を!!(笑)
2009年10月03日 (土)

今年、7月はじめ頃に2回目くらいの「ハゲタカ」を見た後、この次は「アマルフィ」か「ノウイング」か「サマーウォーズ」か「ディア・ドクター」を、8月初め頃には「 ナイト ミュージアム2」か「南極料理人」か「GOOD BAD WEIRD」を見に行こうと思っていたのに、7月から9月までびっちり「ハゲタカ」を24回も(「ハゲタカ映画祭」を入れたら25回も)見たせいで、この夏の私の映画鑑賞計画は狂いっぱなしです(笑)。あの頃はこんなことになるとは思ってもみなかったのさー(遠い目)。まあそんな訳で水曜日にやっと「南極料理人」を、そして今日はやっと「サマーウォーズ」を見ることができました。……もう、10月だよ。映画館近くの本屋(「日経エンタテインメント」を買った本屋さんね)ではもう店頭に2010年のカレンダーと手帳が並んでました~。
[作品紹介]
「「時をかける少女」の細田守監督が、同作に続いて脚本・奥寺佐渡子、キャラクターデザイン・貞本義行とともに描くオリジナル長編アニメーション。数学が得意だが気弱な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希に頼まれ、夏休みの間、彼女の実家で夏希のフィアンセとして過ごすことに。そんな時、健二はネット上の仮想空間OZで起きた事件に巻き込まれ、その影響が現実世界にも波及。夏希の一家ともども、世界の危機に立ち向かう。」(eiga.comより)。
面白かったです。バーチャル空間OZを含めて懐かしい感じがする楽しい作品でした。OZの描写に、バーチャル世界の混乱や犯罪を描いた「BOOM TOWN」(内田美奈子、コミックガンマ連載、1992年~1996年)を思い出してしまいましたが、「BOOM TOWN」ってもう17年も前の話だったのかー。「BOOM TOWN」では感覚フィードバック装置を使ってまるまんまバーチャル空間に自分を再現するので特定の人間だけが仮想空間「BOOM TOWN」に出入りするのに対して、「サマーウォーズ」ではネットゲームの中のキャラクタを動かすようなもんなので、登場人物達はPCだけでなく、携帯電話や携帯ゲーム機を使ってOZに参加するので、まあ家族みんなで参加できちゃう訳ですよ。
しかしなー、バカだと言われても仕方ない事に夢中になるのは男で、現実的な事にばかり目が行くのは女、っつー最初の頃の図式がさー、ちょっとムカつくんですけど(笑)。そりゃ最後には家族一丸となって世界を救うために戦うことになる訳だけどさ、別に男でも女でもいい訳じゃないですか。だったらせめて引きこもり少年の佳主馬(OZでは無敵のキングカズマ)を女の子にしてくれたらよかったのにとか思いましたよ。私なんぞ最初はずっと女の子だと思っていたもんね。あとね、「一応」ヒロイン役の夏希が全然魅力的じゃない。なんか病気のおばあちゃんの為に後輩の子にバイトで婚約者の役をやってくれと頼むと言う設定に「はい? 30年前の少女マンガですか?」と思ってしまった私が腐れているのか?
でも他のキャラはあの要となるおばあちゃんを始めとして、他の家族もみんな一癖も二癖も三癖もあって結構魅力的だし(最後の決戦前にそれぞれが持ち寄る最終兵器がこれまたナイスだしね)、手書きタッチの現実空間と、CGでくっきり構成された仮想空間OZの対比が明解だし、第一あの仮想空間がこれまた私が大好きなTVゲーム「ジャンピングフラッシュ
以下、ネタバレなので折り畳みます(たいしたことは何も書いてないけど)。
2009年10月03日 (土)

日経エンタは毎号立ち読みをして買ったり買わなかったりする雑誌なのだが、さっき本屋でうすらぼんやりといつものように立ち読みしていたら、「大人がハマる ドラマファンがうなる "リアルドラマ"現象を追え!」という特集ページのところでいきなり「ハゲタカ」の文字が目に飛び込んできてびっくり。映画も、とーーーっくのまに終わっているし、DVDが出るのは来年だしで、今のこの時期に雑誌で「ハゲタカ」の文字を見ることなんかないから、ちょっとドキッとしました(笑)。
「NHK土曜ドラマの「クライマーズ・ハイ」(2005年)や「ハゲタカ」(2007年)は、平均視聴率こそ10%に及ばなかったが、視聴者の反響が大きく再放送を重ね、ここ1~2年で映画化された経緯をもつ」「「ハゲタカ」も映画公開時にドラマ版DVDが、TSUTAYAで「ROOKIES」に次いで2位のレンタル実績をあげる人気に」だそうですよ。そして編集部の推定では映画興行収入は8億円~。やっぱり(やっぱり?)10億行かなかったかー。
でもよく頑張ったよ「ハゲタカ」、6月の「ROOKIES」は24時間TBSで番宣しまくりだったんだから、番宣なんかほとんどないも同然だった「ハゲタカ」がレンタル実績2位だなんてすごいんじゃないですか(「ハゲタカ」ファンは真面目だからちゃんと予習してから見ようとしている?(笑))。まあ、「ROOKIES」の番宣は、ドラマが好きだった私でさえも見もしないうちから食傷気味になるくらいの露出っぷりだったけど。
なお、日経エンタの特集記事はどちらかというとWOWOWのリアルドラマがメインかも。「今年6月に2夜連続で放映されたテレビ朝日の「刑事一代平塚八兵衛の昭和事件史」は、その視聴率の高さが関係者を驚かせた」……って、そういえばすっかり忘れていたけど、6月に録画したっきりまだ全然見てなかったよ! どうりでDVDデッキのHDDの容量が足りなくなっているわけだ(とほほ)。今日はTSUTAYAで(「ハゲタカ」資料用に)「ウォール街」を借りようかと思ってたけど、まずは録画したまま未視聴になっているやつ(「平塚八兵衛」とか「事件の現場」とか「再生の町」とかあれとかこれとかそれとか)をなんとかしなくてわ……。
2009年10月03日 (土)
この映画ネタはやめようと思っていたんだが、さっき「王様のブランチ」を見てたらこの実写版「宇宙戦艦ヤマト」のキャストが出ていたもんですから(参照:7月26日「実写版「宇宙戦艦ヤマト」」)。あと、9月の弊ブログの検索キーワード第1位はきっと「ハゲタカ」よね、とか思いつつ見てみたらダントツで「実写版 宇宙戦艦ヤマト」で、ガックリだよ……。
というわけで発表になっていたキャストは以下の感じ。なおタイトルは「SPACE BATTLESHIP ヤマト」ですってよ。横文字にするなよ。
・木村拓哉(古代進…ヤマト戦闘班リーダー)
・黒木メイサ(森雪…ヤマト戦闘班ブラックタイガー隊)
・山崎努(沖田十三…ヤマト艦長)
・西田敏行(徳川彦左衛門…ヤマト機関班班長)
・堤真一(古代守…進の兄。駆逐艦ゆきかぜ艦長)
・柳葉敏郎(真田志郎…ヤマト技術班班長)
・緒形直人(島大介…ヤマト航海班班長)
番組ではキムタクと黒木メイサ以外は役名は出てなかったので検索してみたら記事がありました。
・キムタク・古代進で初の実写版ヤマト発進!(サンケイスポーツ)
・キムタク古代進、メイサ森雪でヤマト発進(日刊スポーツ)
・池内博之(斉藤始…ヤマト乗組員、空間騎兵隊隊長)
・マイコ(★相原…ヤマト乗組員、通信班)
・高島礼子(★佐渡先生…ヤマト艦内の医師)
・橋爪功(藤堂平九郎…地球防衛軍司令長官)
キャストが無駄に豪華。でも最初に出ていたキャストの香川照之はどうなったの? 山崎努は多分デスラーだよね、山崎さん、断ろうって思わなかったの?と思ったらなんと沖田艦長!? じゃあいったいデスラーは誰がやるんだ。なお、流石に元のアニメの非常に不自然だった設定、つまりあれだけの戦闘チーム内に女性が一人だけというのは変更になってますね(★印)。それにしてもデスラー、誰なんだよ。監督が山崎貴だからまさかCGだったり?
まあ、私は「ヤマト」派ではなく「ガッチャマン」派だったので、実はどうでもいいんだが(笑)。
というわけで発表になっていたキャストは以下の感じ。なおタイトルは「SPACE BATTLESHIP ヤマト」ですってよ。横文字にするなよ。
・木村拓哉(古代進…ヤマト戦闘班リーダー)
・黒木メイサ(森雪…ヤマト戦闘班ブラックタイガー隊)
・山崎努(沖田十三…ヤマト艦長)
・西田敏行(徳川彦左衛門…ヤマト機関班班長)
・堤真一(古代守…進の兄。駆逐艦ゆきかぜ艦長)
・柳葉敏郎(真田志郎…ヤマト技術班班長)
・緒形直人(島大介…ヤマト航海班班長)
番組ではキムタクと黒木メイサ以外は役名は出てなかったので検索してみたら記事がありました。
・キムタク・古代進で初の実写版ヤマト発進!(サンケイスポーツ)
・キムタク古代進、メイサ森雪でヤマト発進(日刊スポーツ)
・池内博之(斉藤始…ヤマト乗組員、空間騎兵隊隊長)
・マイコ(★相原…ヤマト乗組員、通信班)
・高島礼子(★佐渡先生…ヤマト艦内の医師)
・橋爪功(藤堂平九郎…地球防衛軍司令長官)
キャストが無駄に豪華。でも最初に出ていたキャストの香川照之はどうなったの? 山崎努は多分デスラーだよね、山崎さん、断ろうって思わなかったの?と思ったらなんと沖田艦長!? じゃあいったいデスラーは誰がやるんだ。なお、流石に元のアニメの非常に不自然だった設定、つまりあれだけの戦闘チーム内に女性が一人だけというのは変更になってますね(★印)。それにしてもデスラー、誰なんだよ。監督が山崎貴だからまさかCGだったり?
まあ、私は「ヤマト」派ではなく「ガッチャマン」派だったので、実はどうでもいいんだが(笑)。
2009年10月02日 (金)
映画「ハゲタカ」公式ホームページに、来年1月15日発売のDVDの特典の一部についてお知らせが載っています。
映画「ハゲタカ」新着情報
大森南朋(鷲津政彦役)、玉山鉄二(劉一華役)、大友監督、遠藤学Pによる「オーディオコメンタリー」(DVD副音声による作品解説)が入るようです。……すごく嬉しいんだけど、すごく微妙。すごく聞きたいのに、聞きたくないような気も。なんだか鷲津や劉の口から説明されたくないっつーか(←乙女かよっ!?)。もちろんオーディオコメンタリーをしたのは鷲津ではなく大森南朋、劉一華ではなく玉山鉄二なのは重々、本当に重々、わかってはいるんだけどさーー。
まあ、こうして着々とDVDが充実していくのがわかると、届くまでが待ち遠しいけど、少しは気がまぎれるっつーもんですが。
追記:10月3日
オーディオコメンタリーですが……、自分で思っていたよりもはるかにこのニュースのダメージが(笑)大きくてびっくりです。「ハゲタカ」ネタであと2、3本ブログで書こうと思っていた事があったのですが、すっかりふっとんでしまいました。裏話やエピソードはもちろん知りたいんだけど、副音声もそりゃきっといつかは聞くに決まっているんだけど、でもこの形では知りたくなかったですねぇ。映画本編をみんなで見ながらの対談集本にしてくれればよかったのに~、写真もガッツリつけてさっ!
ま、実際に聞いてみたらあっけなく「なんだ、おもしろいじゃん」という感想になる可能性もかなり高いけど(笑)。
映画「ハゲタカ」新着情報
大森南朋(鷲津政彦役)、玉山鉄二(劉一華役)、大友監督、遠藤学Pによる「オーディオコメンタリー」(DVD副音声による作品解説)が入るようです。……すごく嬉しいんだけど、すごく微妙。すごく聞きたいのに、聞きたくないような気も。なんだか鷲津や劉の口から説明されたくないっつーか(←乙女かよっ!?)。もちろんオーディオコメンタリーをしたのは鷲津ではなく大森南朋、劉一華ではなく玉山鉄二なのは重々、本当に重々、わかってはいるんだけどさーー。
まあ、こうして着々とDVDが充実していくのがわかると、届くまでが待ち遠しいけど、少しは気がまぎれるっつーもんですが。
追記:10月3日
オーディオコメンタリーですが……、自分で思っていたよりもはるかにこのニュースのダメージが(笑)大きくてびっくりです。「ハゲタカ」ネタであと2、3本ブログで書こうと思っていた事があったのですが、すっかりふっとんでしまいました。裏話やエピソードはもちろん知りたいんだけど、副音声もそりゃきっといつかは聞くに決まっているんだけど、でもこの形では知りたくなかったですねぇ。映画本編をみんなで見ながらの対談集本にしてくれればよかったのに~、写真もガッツリつけてさっ!
ま、実際に聞いてみたらあっけなく「なんだ、おもしろいじゃん」という感想になる可能性もかなり高いけど(笑)。
2009年10月01日 (木)

昨日は自宅にガス給湯器の修理屋が来ることになったので会社を休んで、「タイガー&ドラゴン」を見、修理屋さんには「え? これですか!? これもう部品がまったくないですよ。会社自体ないですから」と給湯器のあまりの古さに絶句された後、午後は「南極料理人」を見に行きました。しばらく「ハゲタカ」以外の映画を見ていなかったよなあとしみじみ。
[内容紹介]
「南極隊員で料理担当であった西村淳のエッセイ「面白南極料理人」を映画化。日本から1000キロも離れた平均気温マイナス54度の土地で働く観測隊員の生活をユーモアたっぷりに描く。自分の意志に反して南極に単身赴任になった料理長・西村。しかし、テレビも外食もコンビニもない南極で、朝昼晩三食を観測隊員に作る西村は、いつしか隊員たちと家族のような心の繋がりを感じるようになっていく。ロケは北海道で行われ、セットで作られたドームふじ基地は、実際の設計者である北見工業大の教授たちにそっくりだとお墨付きをもらったとか。出演は、堺雅人、生瀬勝久、きたろう、豊原功補ほか。監督は本作が商業長編作品デビューとなる沖田修一」(映画生活より)
かわいいオヤジたち(って、若者も一人いるけど)がしみじみ楽しい映画でした。特に事件がある訳でもなく淡々と続く毎日の観測生活、なんだか合宿生活みたいでもあり、オヤジたちのたわいなさが小学生男子っぽくて結構楽しい。あー、やっぱり私の琴線に触れるのはオヤジ映画なのか?(笑)。
ところでエンドロールが始まり黒バックの一番始めで「堺雅人」って文字が出て来た所で、「あーー、もうハゲタカは見られないんだった」としみじみしてしまいました。この夏、映画館で「ハゲタカ」を24回見て(ハゲタカ映画祭を入れると25回。映画「ハゲタカ」24回目鑑賞記はまたそのうち)、「His Wings」と「拿羽」が流れる中「大森南朋」「玉山鉄二」……と続くエンドロールを3ヶ月で24回見て(ハゲタカ映画祭を入れると25回、ってしつこい)、それが当たり前のような気がしてましたよ。「南極料理人」自体は面白かったし、他の人にもオススメできる映画だと思っているのに、「ハゲタカ」みたいにまた見たい!とも思わず、やっぱり普通の他の映画は「あー、面白かった」で終っちゃうんだよなあとこれまたしみじみ。
ところで2週間程前にこの映画を見てきた同僚の練馬のS嬢は、真剣に「南極に行ってみたいんだけど」と実際にある南極ツアーをチェックしていました。……いや、私は南極は別に行かなくてもいいや。少なくとも北海道出身の人間はあまり南極に行きたいとは思わんだろうなあ(笑)。
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