2010年03月30日 (火)


会社で私が所属しているのは人事業務部門である。どこの部署だって年度末年度始めは忙しいに決まっているが、大掛かりな組織変更がある会社の年度末の人事部門がどんだけてんやわんやなのか、想像してみてくれ。しかも急な担当業務替えがあったために引き継ぎ作業まであって、毎日泣いている私だ。
しかし花見は諦めないよっ! 「朝、ちょっと見てから出社するだけだから!」と同僚の大お局様のK池さんとY岡さんにおすがりして、今日の午前中は朝一で新宿御苑へ行ってきました。ソメイヨシのは2分~3分咲きというところだが、新宿御苑にあるのはソメイヨシノだけじゃない。上の写真、「陽光」という名の桜だが、超満開。満足じゃ。


こちらの枝垂れ桜もほぼ満開。眼福、眼福。しかしじっくりのんびりする暇等ないので、そのまままっすぐ会社へ(泣)。
さて、先日の「ハゲタカ廃人的大人の遠足」でもご一緒させていただいたnanakoさんのブログに耳寄りな情報が。
さくら情報@常磐橋公園
なんと、映画「ハゲタカ」ロケ地である常磐橋公園でさくらまつりがあるそうですよっ!
2010年4月1日(木)~4月2日(金)、17時~21時 常磐橋公園さくらまつり
桜好きで「ハゲタカ」好きな私のためにあるような祭りですよ(違います)。仕事が忙しくて行けなさそうな可能性98%だが、ここはなんとか行ってみたいもんです(常盤橋公園については3月8日「劉一華の梅」参照)。
さて明日の朝は井の頭公園にいってみよ~かな~。
2010年03月30日 (火)


しつこいようだが桜の季節になるとこの時期だけアクティブになる私だ(参照:3月20日「目的は本当にお花見か? 」)。しかしせっかくの晴れの土曜日は一歩も外に出ずに添削ごっこという不毛な遊びにあけくれてしまい(3月28日「写真集「田中泯 海やまのあひだ」」)、そして昨日はこのところ残業三昧で荒れ果てたわが家の立て直しで花見どころではなかった。しかしこの季節、掃除よりも桜だ! Time is Money、命短し花見せよ乙女(乙女って、誰?)、という訳でよりによって午後4時過ぎにやっと外に出た私だ。
午後4時となるともう新宿御苑は閉まっている。もう夕方だからこの際夜桜が楽しめる所を見てみると言うのはどうだろう? 外出前にチェックしたライトアップしている夜桜ポイントは、上野恩賜公園、千鳥ヶ淵、浜離宮恩賜庭園、六義園。しかしどうやら昨日の時点ではまだどこも満開どころか1分~3部咲き程度の開花具合なので、だったら今日はとりあえず様子見、っつーことで久しぶりに靖国神社に行ってみた。地下鉄九段下駅を降りて靖国神社に向かうとずらーーーと出店が並んでいてまるでお祭りのよう。靖国神社なんて普段近づかないし花見の季節に来たのも20年くらい前なので今どうなっているのかまったくわかってなかったのだが、参道あたりが結構にぎわっている。
さてここに来た一番の目的は「開花情報の目安になっている基準木とやらを見てみる」である。東京の開花情報は去年までこの基準木の花の咲き具合を見て報道されていたのだ。境内の桜の木にはそれぞれのいわくがあるらしく「関東軍第五軍司令部生存者会」とか「ビルマ派遣自動車第二三七中隊」とかいかにも靖国神社らしい札がついている。基準木には「基準木」!っていうような札がついているのかと思って探してみたがそれらしいのがみつからないので、うろうろしていた神社スタッフ(神官? 宮司? パシリ?)さんに聞いてみた。上の右側の写真がその基準木とのことだ。靖国神社の開花状況2分咲きくらい。この天気じゃ見頃はやっぱり今週末か。


靖国神社の桜を確認したので今度はお堀沿いの千鳥ヶ淵をずっと歩き続ける。残念ながらそれほど暗くもないのでライトアップもされていないし、桜も2分咲きくらいで見頃はまだまだ。そういや大昔、会社の本社が半蔵門にあった頃、会社の花見会をここでやって(今はできないが昔はできたのだ)いつも酔っぱらってお堀に飛び込むバカがかならずいたもんだったなー。
千鳥ヶ淵をずっと歩いていって半蔵門駅の近くまで着た所で、そうだ四ッ谷駅の桜はどうだろう? と思ってなんと半蔵門から四谷まで歩く。ま、20分くらいかかったけどね……。

四ッ谷駅から市ヶ谷まで桜並木があるのでここの遊歩道を散歩するが、人が全然いない。まあここは1分咲きがいいところという感じ。満開になったらまた来てみようと思いつつ、本日の開花状況チェック終了。万歩計を見てみたら10,888歩。午後4時から動き出したにしてはまあまあのスコア。さて、明日はどこに行ってみようかなー(←年度末で仕事が無茶苦茶忙しいのですっかり逃避モード)。
2010年03月29日 (月)

龍馬伝 第13回(3月28日放映)。先週の第12回の放送では、あまりにも脚本がアレなために見終わった後に台詞を起こして、(ヒジョーに失礼千万な)添削ごっこをしてしまったぐらいやさぐれてしまった私です。でも今日は「大友D、キターーーーーーーッ!」ですよ。あー、ほっとするわぁ……んんん? 黒半平太(大森南朋)はいいとして、龍馬(福山雅治)がなんで脱藩するのかよくわかんなかったわ~。バカなのかしら、私。
[あらすじ]
「弥太郎(香川照之)は、龍馬(福山雅治)の暗殺を命じられたが、実行できなかった。龍馬は武市半平太(大森南朋)が吉田東洋(田中泯)を殺そうとしていると知り、東洋に会いに行く。東洋が武市の言うような悪人ではなく、真に土佐藩のことを考えていると悟り、暗殺をやめるよう武市を説得する。その一方で、沢村惣之丞(要潤)から「勤王党に見切りをつけ、脱藩しよう」と持ちかけられ、龍馬の心はしだいに脱藩へと傾いていく」(NHK番組表より)。
龍馬の家族が描かれている所で、私は「風の谷のナウシカ」を思い出してました。ナウシカは最初の部分で物語展開の配分から言えばちょっと長いかな?と思うぐらい、ゆったりと時間が進む平和な村の描写があるんですよね。でもそれは後々の戦いの部分との対比になっているだけでなく、ナウシカが戦って守り抜くだけの価値のある場所なのだということを見ている人に納得させるための描写でもあった訳です。そんで本日の坂本家。いやー、よかったですね。相変わらず説明的な部分も沢山あったけど、それでも家族のそれぞれの表情や反応をきちんと描く事で龍馬がまだまだ迷っている気持ちとかもちゃんと伝わってくるしね。
龍馬が捨ててしまう物の大きさがひしと感じられて、だからこそ龍馬の脱藩の覚悟も伝わってくるのですけど、でも、なんで脱藩するのかよくわかんなかったぜよ。もちろん前回まで「台詞で」自分が土佐という枠からはみ出して居場所がどんどんなくなって追いつめられた感の説明があったので、脱藩の理由はわかってましたけんど(でもなーんか現代人っぽい脱藩理由だよね。この当時のこの藩の人の脱藩理由じゃないような気がしますけんど)、龍馬の居場所がない感じとか追いつめられた感じとかが、台詞以外の部分で描かれてなかったので、「へーーー、さいですか」としか思えなかったんですね。まあ弥太郎(香川照之)に殺されかかった上に、「この土佐じゃやっぱり下士は虫けらじゃ。上士に命令されて虫けらが虫けらに毒を盛る。こんな滑稽でこんな惨めなことがあるか!」とか言われて絶望感を煽られて、逃げたくなる気持ちはわかるけどさー。
おまけにそんなに仲良しとも思えない(っつーか、先週たまたま居酒屋で一緒になっただけの)沢村惣之丞(要潤)に、なんであんなにやいのやいの脱藩、脱藩って言われなくちゃならないの? 私なんか会社に不満があっても同じフロアの1回一緒に飲みに行っただけの同僚に「一緒に会社辞めようよ、辞めるなら今だから!」なんて誘われても辞めようとは思わないけどなー(違)。なんか「脱藩した」という事実の方を優先した感はありますよねー。まあ大友さんのせいじゃないけど。
あ、あと乙女姉やんの「あの子は見つけたがです」とか「土佐には収まりきらん、とてつもない大きい物を持っちゅう男じゃき」もようわからんかったな。あの子は何を見つけたの? 何かを見つけたから(積極的に)脱藩したとかいう風には見えんかったがぜよ。何か大きい物って何? 最初っから全肯定するためだけの台詞に聞こえちゃったのな(と思ってしまうのは、まだまだ私がやさぐれているからかしら)。大友さんも半平太の軌道修正でだけいっぱいいっぱいだったかしら。
さてと、今週の半平太さん。まあね、しょっぱなの「吉田東洋(田中泯)を殺してくれ」は先週の続きだからしかたがないので置いておいて(ここらへんの整合性とか一体どうしているのかしら)。でもって結局吉田東洋にみんなの前で罵倒され足蹴にされたという私怨が一番の動機みたいに描かれちゃっているのも(もうどうしようもないことなんで)この際置いておいて(でも先週よりは私怨感は薄らいでいるようにも見えたけど)。あ、そうそう、半平太に吉田東洋がいる限り土佐勤王党はなんちゃあできんがぜよと言われた時の龍馬さん、吉田東洋の真意を確かめるとかぬかしているのはまだしも、おかしかったら目の前で斬りますって……この龍馬さんのキャラは一体どこから来たのかしら?? まあ興奮している半平太さんをとりあえず押さえるための方便だったんでしょうけど、今まで平和主義で来ていたくせに変じゃね? でもこれもとりあえず置いておいて。
もう腹をくくって黒半平太を受け入れて道場で静かに座している半平太さんですよ。道場の若手?3人組に「おまんらに大仕事を頼みたいがじゃ」と、吉田東洋暗殺へGO! いいですね、中途半端な迷いがない黒半平太は魅力的です。どこか鷲津の雰囲気さえも漂わせてますよ(違)。まあ、私怨じゃなけりゃもっと素敵なんですけど(泣)、でもそれは言ってもしょうがないことよね。見ている私達がこのドラマで学んだ事、それは諦めが肝心っつーことですよ(やな学習だな)。でももしかして、「私怨で暗殺」したというのを納得出来るように描いてくれた、というべきか?
龍馬が半平太の東洋暗殺を止めに来た場面も良かったです。半平太はもう、龍馬とは明らかに違う道を選んでしまった、その静かな覚悟の表情がね、本当によかったです。半平太は泣いたり喚いたりする必要はないんです。大森南朋はあの静かな佇まいの中にもうどうしようもないのだという覚悟や痛み、深い澱をちゃんと表現できちゃうんです。ああああ、この半平太をもっと見たかった。もっと前からこの半平太が悩み苦しみもがく様を見たかった。やっぱりこのドラマで半平太を演れるのは大森南朋しかいないよね。そしてこのとてつもなく複雑な(はずの)半平太を描ききる事ができるのも大友さんだけなのか……? まったくなー、半平太だけでも大友さんがずっと演出してくれていればよかったのにーーー(泣)。
そしてラスト、吉田東洋暗殺に重なる、静かに絵を描いている場面の半平太。梅の花の赤い絵の具を落としていくんですが、もちろんそれは今流されている吉田東洋の血と、半平太の中で流されている血ですよ。あざといっちゃああざとい演出ですけんど、この二つのこの場面が重なる事で、暗殺を命じたものの実際には手を汚していない半平太さんも血塗られてゆくといくのだというのをね、半平太さんのその覚悟もあわせて、ちゃんと見せてくれるわけですよ。はぁ……(遠い目)。
さて、さよなら興行の吉田東洋様。この強烈なキャラをもう見られないのは本当に残念です。まあ、これ以上出てたらお殿様(近藤正臣)はもちろんのこと弥太郎ですら影が薄くなっちゃうもんな。なーんかごちゃごちゃ言っている龍馬(←主役に対してひどい言いよう)の前に立ち、そして同じ目線の高さになって「けんどの、能力があると思うたらわしは下士やちどんどん引き上げちゃるぜよ。武市を足蹴にしたがは、奴が無能やき。わしはのお、誰よりも土佐のことを大切に思うちょるがじゃ。それでも……わしを殺すがか!?」と龍馬を見つめる東洋様。対して、わしはもう土佐の事だけ考えるちゅうはできんがですという龍馬さんです。なんで龍馬が土佐よりも日本全体の事を考えるようになっているんだかさっぱりわからんですけんど、でもそこを追求してたらキリがないので置いておきます。そして雷鳴轟く土砂降りの中、凄まじい絶命っぷりの東洋様。最後まで力業。すげーな。アデュー、吉田東洋様(何故、おフランス語!?)。
そして今週の弥太郎。龍馬暗殺場面より何より、弥太郎の妻・喜勢(マイコ)、さすが弥太郎と結婚するだけあるわ~という女性でした。土佐から出て行くのを断固拒否しただけでなく、弥太郎の手をはたいていましたよ。
そんな訳で第一部完。脚本がアレなのでいかんともしがたい部分が沢山あったとはいえ、今回はよかったです。これがあったから来週も見れます(エラソー)。さて来週はなんか岡田以蔵(佐藤健)が急に幕末お江戸コレクションのファッションモデルみたいになってて驚きやした。龍馬は西部劇に出てくる無法者みたいだったし(でもそれはストーリー的には正しいのか)。まあ、見届けますよ、焼け野原を。……龍馬伝のね。
2010年03月28日 (日)

「龍馬伝」ではもはや目が釘付けになってしまう吉田東洋様(田中泯)。これは本物を見なくちゃダメだろうと思って、先々週の3月17日はギリギリまで「2010春 梅津和時・プチ大仕事@新宿PIT INN 舞う音、音の舞」(Sax:梅津和時、ピアノ:山下洋輔、舞踏:田中泯)を見に行こうかどうか迷っていたのだが、結局行かずじまいだった。山手線に乗って新宿方向に向かっていたのに、結局いつもの乗換駅で降りてしまい、降りてから「あっっ、新宿で降りるんだった!」と思ったものの、「ま、いっかあ、また次の機会があるよね」と帰路についたのだ。ちなみに次の機会は4月2日(金)、いや、行きませんけどね(田中泯公式サイト)。
帰宅したら図書館にリクエストしてあった写真集「田中泯 海やまのあひだ Min Tanaka Between Mountain and Sea
[内容紹介]
「地を這う前衛であり続けるダンサーと、苛酷な状況下で印象深い作品を残した写真家の30年におよぶコラボレーションの記録。東京・夢の島の泥海から山梨・桃花村の山と森までを舞台に、踊りの「見えない本質」にレンズが迫る」(Amazonより)
いやー、なんというか、前衛舞踏なので写真も非常にアバンギャルド。夢の島でゴミの中に埋もれてみたり(「私達の生活の無数の機会に出会う物々が、半端になったり壊れたり、無用になったり色を失ったり、飽和したり失速したりしてここにやってくる。有名から無名へ、無機から有機へと、その居場所を変える。「夢の島」でゴミ達は地球になろうとしている」by田中泯)、田中泯の本拠地、山梨県桃花村の山間で撮影された写真とかが迫力満点で鼻血が出そうでした。リンクしてあるAmazonのページに表紙写真以外の他の写真も5枚載っているが……体調が悪い時とか二日酔の時は見ちゃだめだな、と思いました(←感想になってねえ)。もしかして本物を見に行かなくて正解だったのかも。私みたいなのが物見遊山で見に行ったりすると生気を吸い取られて翌日会社に行けなかったりしそう……。
後ろの方のプロフィール紹介のところに田中泯とカメラマンの岡田正人の写真が載っているが、……服を着て普通の目線の田中泯にほっとしたり(笑)。なお、プロフィール欄に「1945年、東京生まれ。学生の頃からクラシック・バレエ、モダン・ダンスを学び、20歳代はじめから多くのダンス公演に出演。73年より独自の舞踊を求めてソロ活動へ」とあって、田中泯にも熊川哲也みたいな時代があったのかーと一瞬思ってしまうのは、間違いでしょうか。
さて、今日は「龍馬伝 第1部」最終回ですよ……。吉田東洋様とも今回でさようなら。演出は大友さんらしいとの噂ですが、いかがなものでしょう? 先週までであんな事になっちゃってるのに収拾着くんでしょうか。私、先週の第12回分の脚本のあまりのひどさに、台詞を文字起こしして、私ならこう書くねっ!と(ヒジョーに失礼きわまりないが)添削ごっこしちゃってるんですけどね(遠い目)。
2010年03月28日 (日)
忘備録:3月、4月発売のコミック新刊ラインアップ
3月23日 OL進化論 30[秋月りす]
3月下旬 パーム 33 蜘蛛の紋様 4[獣木野生]
4月9日 3月のライオン 4[羽海野チカ]
4月26日 のだめカンタービレ 24[二ノ宮知子]
4月下旬 うぐいす姉妹 海外うろうろ本[TONO]
のだめは23巻で完結したので(って、まだ全然読んでないけど)、多分番外編を収録?
◆今月の様子見
3月12日 おひとり様物語 2[谷川史子]
3月下旬 ひねもすハトちゃん[久世番子]
4月28日 中春こまわり君 2[山上 たつひこ]
「中春こまわり君」はとにかく見てみようと思っている間に、もう2巻が。
◆読まないでいるうちにどんどん巻数が!
3月12日 ちはやふる 8[末次由紀]
一応第1巻を、同僚のM様が読み終わったら借りる事になってます。
◆リタイアしちゃいました……
3月4日 バクマン。 7[大場つぐみ/小畑健]
4月30日 バクマン。 8[大場つぐみ/小畑健]
◆今月の「懐かしい……とは、ちと違う」
3月23日 アラベスク【完全版】 1[山岸凉子]
3月23日 アラベスク【完全版】 2[山岸凉子]
4月20日 天人唐草[山岸凉子]
買って読む訳じゃないんだけど、「アラベスク【完全版】」はかなり気になります。完全版って、何!?
◆まだやってない宿題
4月22日 鋼の錬金術師 25[荒川弘]
皆様に散々オススメされているのに、まだ全然手をつけてません。「百姓貴族
」の第2巻ならすぐに読んじゃうのにー。
◆今月の「これ、何?」
4月23日 島耕作クロニクル 40th -1970~2010 サラリーマン生活40周年記念エディション-[弘兼憲史&モーニング編集部]
以前に「1970~2008版
」が出ていて、そちらの内容紹介には「島耕作社長就任記念出版 島耕作の全仕事・全事件・全女性! 高度成長・バブル・平成不況を経て、激動の21世紀へ!日本経済とともに歩み、ついにトップへと登り詰めた男・島耕作の38年間を仕事・事件・女性の三面から徹底追究!」とありますよ。なーんか、上司の机の引出しの中にこの本があったりしたら、もう口をきかないかも。
◆今月の「お見それ」
4月2日 こちら葛飾区亀有公園前派出所 169[秋本治]
4月5日 ゴルゴ13 156[さいとう・たかを]
169巻に156巻ですって。
◆4月末が楽しみだっっ!
「花咲ける青少年」(樹なつみ)Melody6月号から長編読切(4号連続連載)(白泉社)
4月号は若き日のユージィン編の「フルール・ド・グラス」。でも樹なつみブログによればもうしょっぱなから話が長くなりすぎてユージィン編は前後編に変更との事。ほほほ、その調子で他のキャラクタ編もどんどん描いちゃってください。
3月23日 OL進化論 30[秋月りす]
3月下旬 パーム 33 蜘蛛の紋様 4[獣木野生]
4月9日 3月のライオン 4[羽海野チカ]
4月26日 のだめカンタービレ 24[二ノ宮知子]
4月下旬 うぐいす姉妹 海外うろうろ本[TONO]
のだめは23巻で完結したので(って、まだ全然読んでないけど)、多分番外編を収録?
◆今月の様子見
3月12日 おひとり様物語 2[谷川史子]
3月下旬 ひねもすハトちゃん[久世番子]
4月28日 中春こまわり君 2[山上 たつひこ]
「中春こまわり君」はとにかく見てみようと思っている間に、もう2巻が。
◆読まないでいるうちにどんどん巻数が!
3月12日 ちはやふる 8[末次由紀]
一応第1巻を、同僚のM様が読み終わったら借りる事になってます。
◆リタイアしちゃいました……
3月4日 バクマン。 7[大場つぐみ/小畑健]
4月30日 バクマン。 8[大場つぐみ/小畑健]
◆今月の「懐かしい……とは、ちと違う」
3月23日 アラベスク【完全版】 1[山岸凉子]
3月23日 アラベスク【完全版】 2[山岸凉子]
4月20日 天人唐草[山岸凉子]
買って読む訳じゃないんだけど、「アラベスク【完全版】」はかなり気になります。完全版って、何!?
◆まだやってない宿題
4月22日 鋼の錬金術師 25[荒川弘]
皆様に散々オススメされているのに、まだ全然手をつけてません。「百姓貴族
◆今月の「これ、何?」
4月23日 島耕作クロニクル 40th -1970~2010 サラリーマン生活40周年記念エディション-[弘兼憲史&モーニング編集部]
以前に「1970~2008版
◆今月の「お見それ」
4月2日 こちら葛飾区亀有公園前派出所 169[秋本治]
4月5日 ゴルゴ13 156[さいとう・たかを]
169巻に156巻ですって。
◆4月末が楽しみだっっ!
「花咲ける青少年」(樹なつみ)Melody6月号から長編読切(4号連続連載)(白泉社)
4月号は若き日のユージィン編の「フルール・ド・グラス」。でも樹なつみブログによればもうしょっぱなから話が長くなりすぎてユージィン編は前後編に変更との事。ほほほ、その調子で他のキャラクタ編もどんどん描いちゃってください。
2010年03月28日 (日)
今更だが。テレビや新聞で色々経済関連記事などを見たり聞いたりしても、1年前ならほとんどスルーしていたもんなのに、こんなニュースを見ると-ー
サッポロ対スティールの委任状争奪戦 株主は冷ややか(朝日新聞)
頭の中で即座にドラマ「ハゲタカ」のアラン(ティム)の「プロキシーファイト(委任状争奪戦)、いいですね」という台詞が再生されちゃうんだよな。しかもサッポロビールに対して経営陣の差し替えを求めているスティール・パートナーズは、2007年ブルドッグソースに対してTOBを実施し、それに対してブルドッグソースが行なった買収防衛策を「ずるいっ!今のじゃんけん、後出しじゃん!」と裁判所に訴え、スティールが「濫用的買収者」なんだから認めないよと訴えを棄却されちゃったところ。なのでもちろん、このスティールって文字を見ると頭の中で即座に映画「ハゲタカ」の未公開シーンの鷲津(大森南朋)の台詞、「濫用的買収者ってなんですか! 何を根拠にそんなこと決められるんだ!!」「この国は、腐っている!」「腐ってる!」「腐ってる!」(←3回ね)がリピートされちゃう訳ですね。
JAL再生関連記事だって、映画「沈まぬ太陽」の渡辺謙を連想するんじゃなくて、芝野(柴田恭兵)の声で「おまえが言った通り日本航空再建には相当な荒療治が必要だ。ほぼ不可能に近い。だが、それだけにやりがいもある」がリピートされちゃって、芝野さんも大変だよなあなんてつぶやいてみたり(芝野さんじゃないよ、稲森さんだよ……)。
え? 「腐っているのはお前の方じゃないのか?」(by 芝野健夫)。……否定は致しません。
サッポロ対スティールの委任状争奪戦 株主は冷ややか(朝日新聞)
頭の中で即座にドラマ「ハゲタカ」のアラン(ティム)の「プロキシーファイト(委任状争奪戦)、いいですね」という台詞が再生されちゃうんだよな。しかもサッポロビールに対して経営陣の差し替えを求めているスティール・パートナーズは、2007年ブルドッグソースに対してTOBを実施し、それに対してブルドッグソースが行なった買収防衛策を「ずるいっ!今のじゃんけん、後出しじゃん!」と裁判所に訴え、スティールが「濫用的買収者」なんだから認めないよと訴えを棄却されちゃったところ。なのでもちろん、このスティールって文字を見ると頭の中で即座に映画「ハゲタカ」の未公開シーンの鷲津(大森南朋)の台詞、「濫用的買収者ってなんですか! 何を根拠にそんなこと決められるんだ!!」「この国は、腐っている!」「腐ってる!」「腐ってる!」(←3回ね)がリピートされちゃう訳ですね。
JAL再生関連記事だって、映画「沈まぬ太陽」の渡辺謙を連想するんじゃなくて、芝野(柴田恭兵)の声で「おまえが言った通り日本航空再建には相当な荒療治が必要だ。ほぼ不可能に近い。だが、それだけにやりがいもある」がリピートされちゃって、芝野さんも大変だよなあなんてつぶやいてみたり(芝野さんじゃないよ、稲森さんだよ……)。
え? 「腐っているのはお前の方じゃないのか?」(by 芝野健夫)。……否定は致しません。
2010年03月26日 (金)
先週の金曜日の夜は忘年度会と称して会社のお局様たちと飲んだくれ、そして店を出る時に「じゃ、次は新年度会っつーことで」と言いながら別れて来た私だ。もはや名目はなんでもあり。テレビ番組の場合は年度末とか新年度という言い方はあまりしないよね。
3月24日 22:00 NHK「外事警察スペシャル~リミックス版~」(ドラマ)
(原作・麻生幾、脚本・古沢良太、演出・堀切園健太郎他、出演・渡部篤郎、石田ゆり子、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌他)。昨年、見る度に消耗させられたあの「外事警察」が帰ってきてました(笑)。もう終ったけど、時間がなくてまだ見ていません。どうやら相当レベルの高いダイジェスト版だったようで、今度の週末、花見の合間に見てみようと思います。
3月28日(日) 8:25 NHK「課外授業 ようこそ先輩」(バラエティ)
南極観測隊の料理人を務めたモノホンの南極料理人・西村淳氏が先生。
3月29日(月)スタート、22:55 NHK「タイムスクープハンター」(バラエティ)
(脚本・演出・中尾浩之、出演・要潤他)「未来に存在するタイムスクープ社から派遣されたジャーナリスト・沢嶋雄一(要潤)による「密着ドキュメント」という設定で、教科書に載らない過去の人々の姿を描く」(Wikipediaより)。お試し版が2008年からちょくちょく放映されたいた番組らしい。ちょっと心惹かれます。それにしても要潤も何気に結構仕事こなしてます。
3月29日(月)スタート、8:00 NHK「ゲゲゲの女房」
朝ドラなので物理的に見れない(リアルタイムで見られない+録画しても見る時間がない)のだが、なんといっても水木しげるをモデルにしたドラマ。
3月31日(水) 22:55 NHK「SONGS/JULIE with THE WILD ONES part1」
3月31日(水)スタート、25:00 NHK「花咲ける青少年」(アニメ)
4月1日(木) 19:00 テレビ朝日「アメトーーーーーーク/家電芸人×町工場芸人アキシャルポンプSP」(バラエティ)
4月2日(金) 24:20 テレビ朝日「タモリ倶楽部/空耳アワード2010」
4月3日(土) 19:00 NHK「大仏開眼 前編」
4月4日(日) 21:00 フジ「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春~人気番組共演編~」(ドラマ)
4月6日(火)スタート、22:00 フジ「ジェネラル・ルージュの凱旋」(ドラマ)
(原作・海堂尊、脚本・後藤法子、P・富福陽子他、演出・今井和久他、出演・伊藤淳史、仲村トオル、加藤あい、木下隆行、名取裕子、林隆三、堀部圭亮、利重剛、戸次重幸、白石美帆、西島秀俊他)。
4月7日(水)スタート、21:00テレビ朝陽「臨場」(ドラマ)
(原作・横山秀夫、脚本・坂田義和、佐伯俊道他、P・佐藤凉一他、演出・橋本一他、出演・内野聖陽、松下由樹、渡辺大、伊藤裕子、益岡徹、高嶋政伸他)。
4月7日(水) 22:55 NHK「SONGS/JULIE with THE WILD ONES part2」
4月8日(木)スタート、20:55 NHK「サラリーマンNEO シーズン5」(バラエティ)
4月からは日曜の夜ではなく木曜の夜にお引っ越し。
4月9日、10日、11日 21:00 フジ「わが家の歴史」(ドラマ)
(脚本・三谷幸喜、出演・柴咲コウ、佐藤浩市、松本潤、佐藤隆太、堀北真希、榮倉奈々、長澤まさみ、大泉洋、天海祐希、富司純子、西田敏行他)「1927年から'64年という激動の時代を背景に、脚本家・三谷幸喜が三夜連続で描く名もなき家族の物語。貧しくても、底抜けの明るさとバイタリティで生き抜いた一家の悲喜こもごもを、実際に起きた事件などをからめながら描く」(ザテレビジョン4月2日号より)。キャストにはさほど魅力を感じませんがとりあえず三谷幸喜なのでチェックだけしておきます。
4月10日(土) 19:00 NHK「大仏開眼 後編」
4月11日(日) 19:00 日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!春はあけぼの!2時間SP」(バラエティ)
4月14日(水)スタート、19:00 テレビ朝日「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(情報バラエティ)
(出演・池上彰、劇団ひとり、土田晃之他)「ジャーナリストの池上彰が「面白くてためになる」をテーマに、今気になるニュースを取り上げていく」(ザテレビジョン4月2日号より)。池上さんの解説は本当にわかりやすくていいです。だから「龍馬伝」に出て、幕末をさっくり解説してあげてつかあさいっ!(泣)
4月17日(土)スタート、21:00 NHK[チェイス~国税査察官~」(ドラマ)
(脚本・原作・坂元裕二、P・橋練、演出・大橋守他、出演・江口洋介、ARATA、麻生久美子、斎藤工、田中圭、水野絵梨奈、益岡徹、木村多江、奥田瑛二、中村嘉葎雄他)。
4月18日(日)スタート、21:00 TBS「新参者」(ドラマ)
(原作・東野圭吾、脚本・真野勝成、牧野圭祐、P・伊與田英徳、演出・山室大輔、平野俊一、出演・阿部寛、向井理、木村祐一、笹野高史、原田美枝子、三浦友和他)。初回ゲストは香川照之だそうですよ……。働き過ぎだ!
4月21日(水)スタート、21:00 TBS「IRIS-アイリス-」(ドラマ)
(脚本・キム・ヒョンジュン、演出・キム・ギュッテ他、出演・イ・ビョンホン,キム・テヒ、チョン・ジュノ他)。
参照:3月19日「2010年4月からのTVドラマ」
3月24日 22:00 NHK「外事警察スペシャル~リミックス版~」(ドラマ)
(原作・麻生幾、脚本・古沢良太、演出・堀切園健太郎他、出演・渡部篤郎、石田ゆり子、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌他)。昨年、見る度に消耗させられたあの「外事警察」が帰ってきてました(笑)。もう終ったけど、時間がなくてまだ見ていません。どうやら相当レベルの高いダイジェスト版だったようで、今度の週末、花見の合間に見てみようと思います。
3月28日(日) 8:25 NHK「課外授業 ようこそ先輩」(バラエティ)
南極観測隊の料理人を務めたモノホンの南極料理人・西村淳氏が先生。
3月29日(月)スタート、22:55 NHK「タイムスクープハンター」(バラエティ)
(脚本・演出・中尾浩之、出演・要潤他)「未来に存在するタイムスクープ社から派遣されたジャーナリスト・沢嶋雄一(要潤)による「密着ドキュメント」という設定で、教科書に載らない過去の人々の姿を描く」(Wikipediaより)。お試し版が2008年からちょくちょく放映されたいた番組らしい。ちょっと心惹かれます。それにしても要潤も何気に結構仕事こなしてます。
3月29日(月)スタート、8:00 NHK「ゲゲゲの女房」
朝ドラなので物理的に見れない(リアルタイムで見られない+録画しても見る時間がない)のだが、なんといっても水木しげるをモデルにしたドラマ。
3月31日(水) 22:55 NHK「SONGS/JULIE with THE WILD ONES part1」
3月31日(水)スタート、25:00 NHK「花咲ける青少年」(アニメ)
4月1日(木) 19:00 テレビ朝日「アメトーーーーーーク/家電芸人×町工場芸人アキシャルポンプSP」(バラエティ)
4月2日(金) 24:20 テレビ朝日「タモリ倶楽部/空耳アワード2010」
4月3日(土) 19:00 NHK「大仏開眼 前編」
4月4日(日) 21:00 フジ「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春~人気番組共演編~」(ドラマ)
4月6日(火)スタート、22:00 フジ「ジェネラル・ルージュの凱旋」(ドラマ)
(原作・海堂尊、脚本・後藤法子、P・富福陽子他、演出・今井和久他、出演・伊藤淳史、仲村トオル、加藤あい、木下隆行、名取裕子、林隆三、堀部圭亮、利重剛、戸次重幸、白石美帆、西島秀俊他)。
4月7日(水)スタート、21:00テレビ朝陽「臨場」(ドラマ)
(原作・横山秀夫、脚本・坂田義和、佐伯俊道他、P・佐藤凉一他、演出・橋本一他、出演・内野聖陽、松下由樹、渡辺大、伊藤裕子、益岡徹、高嶋政伸他)。
4月7日(水) 22:55 NHK「SONGS/JULIE with THE WILD ONES part2」
4月8日(木)スタート、20:55 NHK「サラリーマンNEO シーズン5」(バラエティ)
4月からは日曜の夜ではなく木曜の夜にお引っ越し。
4月9日、10日、11日 21:00 フジ「わが家の歴史」(ドラマ)
(脚本・三谷幸喜、出演・柴咲コウ、佐藤浩市、松本潤、佐藤隆太、堀北真希、榮倉奈々、長澤まさみ、大泉洋、天海祐希、富司純子、西田敏行他)「1927年から'64年という激動の時代を背景に、脚本家・三谷幸喜が三夜連続で描く名もなき家族の物語。貧しくても、底抜けの明るさとバイタリティで生き抜いた一家の悲喜こもごもを、実際に起きた事件などをからめながら描く」(ザテレビジョン4月2日号より)。キャストにはさほど魅力を感じませんがとりあえず三谷幸喜なのでチェックだけしておきます。
4月10日(土) 19:00 NHK「大仏開眼 後編」
4月11日(日) 19:00 日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!春はあけぼの!2時間SP」(バラエティ)
4月14日(水)スタート、19:00 テレビ朝日「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(情報バラエティ)
(出演・池上彰、劇団ひとり、土田晃之他)「ジャーナリストの池上彰が「面白くてためになる」をテーマに、今気になるニュースを取り上げていく」(ザテレビジョン4月2日号より)。池上さんの解説は本当にわかりやすくていいです。だから「龍馬伝」に出て、幕末をさっくり解説してあげてつかあさいっ!(泣)
4月17日(土)スタート、21:00 NHK[チェイス~国税査察官~」(ドラマ)
(脚本・原作・坂元裕二、P・橋練、演出・大橋守他、出演・江口洋介、ARATA、麻生久美子、斎藤工、田中圭、水野絵梨奈、益岡徹、木村多江、奥田瑛二、中村嘉葎雄他)。
4月18日(日)スタート、21:00 TBS「新参者」(ドラマ)
(原作・東野圭吾、脚本・真野勝成、牧野圭祐、P・伊與田英徳、演出・山室大輔、平野俊一、出演・阿部寛、向井理、木村祐一、笹野高史、原田美枝子、三浦友和他)。初回ゲストは香川照之だそうですよ……。働き過ぎだ!
4月21日(水)スタート、21:00 TBS「IRIS-アイリス-」(ドラマ)
(脚本・キム・ヒョンジュン、演出・キム・ギュッテ他、出演・イ・ビョンホン,キム・テヒ、チョン・ジュノ他)。
参照:3月19日「2010年4月からのTVドラマ」
2010年03月25日 (木)
さて「ハゲタカ廃人的大人の遠足 後編」である(「前編」「中編」参照)。もうメインイベントはシグネチャでやらかしちゃったので、後編はひっそり地味に尻すぼみ気味で(笑)。そしてまあ、当たり前だが以下、映画「ハゲタカ」のネタバレがあります。ご注意。
鷲津(大森南朋)と劉一華(玉山鉄二)が火花を散らしたマンダリンオリエンタル東京37階のフレンチレストラン・シグネチャで非常に有意義なランチタイムを過ごした私達3人(私、nanakoさん、廃人某嬢)は、もちろん37階からわざわざあの階段をのぼって38階へと向かう(なお、シグネチャランチのナイスなデザートについてはnanakoさんのブログ記事参照)。いろいろボケナスな私は、ここでもまたまっすぐ37階のエレベータの方向に歩き出して学級委員長nanakoさんに「38階ですよ!」と注意される始末。学級委員長はさすがしっかり者。しかもエレベータに乗ってからもすかさず「3階ですよね」とダメ押し。3階には映画「ハゲタカ」のロケ地であった会議室「オーク」(鷲津ファンド/TOB記者発表会場)と「サンクチュアリ」(BWP/TOB記者発表会場)があるのだ。しかし今回は立ち寄るつもりはなかったのだが……まあ、通り過ぎるくらいはいいよね、と3階の通り抜け決定。

3階で降りて廊下に出ると先がホールになっていて、ウェディングドレスの女性とカメラマンがわさわさといました。パンフレット用の撮影か?と思ったらなんと本物の花嫁さんでしたよ。今日のマンダリンは花嫁銀座。すみっこでひっそりと花嫁さんが披露宴会場に入ってゆくのを見つつ、荘厳な雰囲気を漂わせている広い通路をでると、そこは三井本館に通じる廊下。おお、この場所ってもしや?と思ってみてみたら、ちょうど親族控え室のドアが開けっ放しになっていて、チラッと見たらそこは三島由香が劉にインタビューをした部屋ですよ! 親族の方々がいらしたのでジロジロ見て失礼にならないように、通りすがりにチラッとだけ確認、やっぱり今日はラッキー?
なお、マンダリンが入っている三井タワーと、三井記念美術館が入っている三井本館の位置がわかりにくいと思うが(上記フロア図ウェブページ参照)、三井本館は1929年竣工の重要文化財指定の非常にクラシックな建物で、反対に三井タワーは2005年竣工のモダンな建物である(映画のコメンタリでも言及してましたね)。この二つはアトリウムでつながっているのだが1Fでぼんやりしているとどこからどこまでが本館だかタワーだかよくわかんない造りだ。そして三井タワーの30階から38階までの宿泊・レストランフロアおよび3階全部(イベント会場他)がマンダリンの管轄で、3階の三井本館の方に会議室「オーク」(鷲津ファンド/TOB記者発表会場)が、三井タワーの方にあるチャペルが「サンクチュアリ」(BWP/TOB記者発表会場)である。
まあ、そんな訳で「ラッキー♪」とほくほくしながらマンダリンを後にしていよいよ常盤橋門跡公園へ。天気はほどよく雨。劉一華追悼日和である。とはいえ公園で手を合わせてなんまんだぶとか言うでもなく、ただしんみりとする私達……かと思いきや、「ここって、やっぱり人が来ないですよね」「私、正月二日にここに来ましたよ」「私は昨日、ここで梅の花の写真を撮ってたよ(「劉一華の梅」)」「やっぱりここの地面、赤いですよね。映画の時は赤い砂を撒いたのかと思いましたけど」「(劉がもたれかかった)このロープ、やっぱり緑色だったね」「でも張り直してますよね。このロープ、この間まで工事してたから結構しっかりしているんですよ」などと、追悼とはほど遠い感想を言い合いつつ、ロープの強度をチェックしたり、劉一華なりきり写真を撮るならもっと体全体でもたれかからなきゃだめだなと確認してみたり(笑)。そしてまた、劉一華が渡りきれなかった常盤橋を「撮影の時は寒かったでしょうね」とか「劉の足が見えていたのはこの柱だよね」などと言いつつ3人で渡る。本日の劉一華追悼祭り、終わり! ……追悼になってねーよ……。
さてこの後どうする?ということになったのだが、何せ、私は前々週に家族に何も言わずに家を飛び出した前科があるため(2月22日「あの道のずっと遠くに……茨城県湖南省への道」)、またハゲタカトークで飲んだくれたいっ!と思いつつ、断腸の思いで(←大げさ)「今日はさっさと帰ります」と宣言。しかし確か午後5時半くらいで帰るのにはちょっと中途半端な時間なため、「じゃ、最後にアカマ自動車本社に行くだけ行ってみましょうか」と秋葉原を目指す。

アカマ自動車本社ビルは秋葉原の駅のホームから、あのロビーがある建物を見ることができる。土日は休みで閉鎖されているとのことだが、この日はどうしたことか電気がついていて人がなにやらわさわさと動いていたのである。「休みじゃないんですかね」「普通に仕事やっているなら、ロビーくらいは一般人は入れるよね」「あ、でも一斉に撤収し始めましたよ。何かイベントだったのかな?」という訳でアカマ自動車本社ロビー観察終了。それにしてもここは今期のドラマなら「君たちに明日はない」「エンゼルバンク」「特上カバチ!!」「曲げられない女」のロケでも使われたようなので、もしかするとまたドラマとかの撮影をしていたのかも(「全国ロケ地ガイド」参照)。
いやー、充実した一日だった。映画の公開もとうに終わり、DVDも発売されて2ヶ月も経っているのに相変わらずおバカな私達だ(いや、おバカなのは私だけか)。そして「じゃ、次は映画未公開シーンのロケ地で!」と言って別れたのだった。nanakoさん、某嬢、おつきあいありがとうございました。ヒジョーに楽しかったです。また時間があったらバカにつき合ってね。
3月9日「ハゲタカ廃人的大人の遠足 前編」
3月11日「ハゲタカ廃人的大人の遠足 中編」
鷲津(大森南朋)と劉一華(玉山鉄二)が火花を散らしたマンダリンオリエンタル東京37階のフレンチレストラン・シグネチャで非常に有意義なランチタイムを過ごした私達3人(私、nanakoさん、廃人某嬢)は、もちろん37階からわざわざあの階段をのぼって38階へと向かう(なお、シグネチャランチのナイスなデザートについてはnanakoさんのブログ記事参照)。いろいろボケナスな私は、ここでもまたまっすぐ37階のエレベータの方向に歩き出して学級委員長nanakoさんに「38階ですよ!」と注意される始末。学級委員長はさすがしっかり者。しかもエレベータに乗ってからもすかさず「3階ですよね」とダメ押し。3階には映画「ハゲタカ」のロケ地であった会議室「オーク」(鷲津ファンド/TOB記者発表会場)と「サンクチュアリ」(BWP/TOB記者発表会場)があるのだ。しかし今回は立ち寄るつもりはなかったのだが……まあ、通り過ぎるくらいはいいよね、と3階の通り抜け決定。

3階で降りて廊下に出ると先がホールになっていて、ウェディングドレスの女性とカメラマンがわさわさといました。パンフレット用の撮影か?と思ったらなんと本物の花嫁さんでしたよ。今日のマンダリンは花嫁銀座。すみっこでひっそりと花嫁さんが披露宴会場に入ってゆくのを見つつ、荘厳な雰囲気を漂わせている広い通路をでると、そこは三井本館に通じる廊下。おお、この場所ってもしや?と思ってみてみたら、ちょうど親族控え室のドアが開けっ放しになっていて、チラッと見たらそこは三島由香が劉にインタビューをした部屋ですよ! 親族の方々がいらしたのでジロジロ見て失礼にならないように、通りすがりにチラッとだけ確認、やっぱり今日はラッキー?
なお、マンダリンが入っている三井タワーと、三井記念美術館が入っている三井本館の位置がわかりにくいと思うが(上記フロア図ウェブページ参照)、三井本館は1929年竣工の重要文化財指定の非常にクラシックな建物で、反対に三井タワーは2005年竣工のモダンな建物である(映画のコメンタリでも言及してましたね)。この二つはアトリウムでつながっているのだが1Fでぼんやりしているとどこからどこまでが本館だかタワーだかよくわかんない造りだ。そして三井タワーの30階から38階までの宿泊・レストランフロアおよび3階全部(イベント会場他)がマンダリンの管轄で、3階の三井本館の方に会議室「オーク」(鷲津ファンド/TOB記者発表会場)が、三井タワーの方にあるチャペルが「サンクチュアリ」(BWP/TOB記者発表会場)である。
まあ、そんな訳で「ラッキー♪」とほくほくしながらマンダリンを後にしていよいよ常盤橋門跡公園へ。天気はほどよく雨。劉一華追悼日和である。とはいえ公園で手を合わせてなんまんだぶとか言うでもなく、ただしんみりとする私達……かと思いきや、「ここって、やっぱり人が来ないですよね」「私、正月二日にここに来ましたよ」「私は昨日、ここで梅の花の写真を撮ってたよ(「劉一華の梅」)」「やっぱりここの地面、赤いですよね。映画の時は赤い砂を撒いたのかと思いましたけど」「(劉がもたれかかった)このロープ、やっぱり緑色だったね」「でも張り直してますよね。このロープ、この間まで工事してたから結構しっかりしているんですよ」などと、追悼とはほど遠い感想を言い合いつつ、ロープの強度をチェックしたり、劉一華なりきり写真を撮るならもっと体全体でもたれかからなきゃだめだなと確認してみたり(笑)。そしてまた、劉一華が渡りきれなかった常盤橋を「撮影の時は寒かったでしょうね」とか「劉の足が見えていたのはこの柱だよね」などと言いつつ3人で渡る。本日の劉一華追悼祭り、終わり! ……追悼になってねーよ……。
さてこの後どうする?ということになったのだが、何せ、私は前々週に家族に何も言わずに家を飛び出した前科があるため(2月22日「あの道のずっと遠くに……茨城県湖南省への道」)、またハゲタカトークで飲んだくれたいっ!と思いつつ、断腸の思いで(←大げさ)「今日はさっさと帰ります」と宣言。しかし確か午後5時半くらいで帰るのにはちょっと中途半端な時間なため、「じゃ、最後にアカマ自動車本社に行くだけ行ってみましょうか」と秋葉原を目指す。

アカマ自動車本社ビルは秋葉原の駅のホームから、あのロビーがある建物を見ることができる。土日は休みで閉鎖されているとのことだが、この日はどうしたことか電気がついていて人がなにやらわさわさと動いていたのである。「休みじゃないんですかね」「普通に仕事やっているなら、ロビーくらいは一般人は入れるよね」「あ、でも一斉に撤収し始めましたよ。何かイベントだったのかな?」という訳でアカマ自動車本社ロビー観察終了。それにしてもここは今期のドラマなら「君たちに明日はない」「エンゼルバンク」「特上カバチ!!」「曲げられない女」のロケでも使われたようなので、もしかするとまたドラマとかの撮影をしていたのかも(「全国ロケ地ガイド」参照)。
いやー、充実した一日だった。映画の公開もとうに終わり、DVDも発売されて2ヶ月も経っているのに相変わらずおバカな私達だ(いや、おバカなのは私だけか)。そして「じゃ、次は映画未公開シーンのロケ地で!」と言って別れたのだった。nanakoさん、某嬢、おつきあいありがとうございました。ヒジョーに楽しかったです。また時間があったらバカにつき合ってね。
3月9日「ハゲタカ廃人的大人の遠足 前編」
3月11日「ハゲタカ廃人的大人の遠足 中編」
2010年03月24日 (水)
このところ会社で使っているPCの調子が悪く、朝は立ち上がりが異常に遅く、昼はちょっと重いファイルを開いたらフリーズ、夕方になるとウーンウーンとうなったりして、「もうこのPCもおばあちゃんだから、仕方ないよね」などと言っていたのだが(参照:2008年4月1日「「え? おばあちゃんだったの?」」)、この年度末に予算が余ったのか、いきなり新しいPCがやってきたのである。年度末のこのクソ忙しい時期に、ありがたいんだかありがたくないんだか。それで昨日はデータの移行作業を色々やって、旧PCの中に入れておいたやばいファイル(主に「ハゲタカ」関係←会社のPCに入れておくな)を削除したりしていました。で新しいPCに普段使っている業務用のソフトをインストールする合間にやったことは……
……漢字(単語)の登録でしたよ。「大森南朋」とか「鷲津政彦」とか「劉一華」とか。会社のPCに登録しておく単語かよっ!
(なお、登録単語を別のPCに簡単に移行する方法はあるのだが、登録単語自体そんなにないので、いちいち入力しなおしちゃったのさ……)
……漢字(単語)の登録でしたよ。「大森南朋」とか「鷲津政彦」とか「劉一華」とか。会社のPCに登録しておく単語かよっ!
(なお、登録単語を別のPCに簡単に移行する方法はあるのだが、登録単語自体そんなにないので、いちいち入力しなおしちゃったのさ……)
2010年03月22日 (月)

龍馬伝 第12回(3月21日放映)。昨日の午後8時は外出していたのである。そんな訳で出先でワンセグを起動しスタッフの名前だけ確認、もし大友さんだったら帰宅後何が何でも真っ先に録画しておいた「龍馬伝」を見るが、そうでなかったら明日は休みだし時間がある時に見ればいいやあと思いつつ、携帯の小さい画面のさらに小さい文字をガン見致しました。そしてついつい「チッ」と舌打ちして子ども(11歳)に「お母さん、どうしたの?」って言われちまいましたよ。そしてワンセグの表示文字が小さくて頭が痛くなったぜよ。
[あらすじ]
「土佐勤王党に加盟した龍馬(福山雅治)は、長州に久坂玄瑞(やべきょうすけ)に会いに行き、「日本を異国から守るには、幕府や藩などにこだわっていてはだめだ」と言われる。武市半平太(大森南朋)は、土佐藩は攘夷のために動くべきだと吉田東洋(田中泯)に訴えるが、却下される。屈辱を味わった半平太は、東洋を殺そうと決意する。一方、喜勢(マイコ)と結婚した岩崎弥太郎(香川照之)は、藩の役人・郷廻りに起用される」(NHK番組表より)。
もう、期待して見ちゃだめだよね……(遠い目)。そして大友Dの納得出来る放映回があったばかりに、他の演出さんの回がダメだったような気がしてたけど、違うよね。演出さんはみんな、頑張っていたよ。身近ではない時代劇の、それもごちゃごちゃして重要人物目白押しのわかりにくい幕末の時代を、なんとか伝えようと一生懸命だったよね……。問題なのは人間とその背景をちゃんと描いてない、そして平気でステレオタイプなキャラクタと展開にしちゃっている脚本だよね、やっぱさー。多分最終回まで見ちゃうだろうけど、感想を書くモチベーションが下がりっぱなしだよ。第2部……えっと、SEASON2か、感想を書けるかどうか全く不明。
さて第12回。中途半端に史実に忠実であろうとして破綻きたしてないっすか? もちろんドラマなんですから史実通りでなくて全然OKなんですけどー、わたくし、龍馬(福山雅治)がなんで土佐勤王党に入るんだか理解できませんでしたよ。今までの龍馬の描き方からいくとこの回の龍馬が雰囲気に流されてというのはないし、ましてや尊王攘夷に目覚めた訳でもない。んん? と思ったですね。ま、後で「わしをとめるためじゃろ」と武市半平太(大森南朋)が言っているので、へーそうなんだーと思いましたけど。そして武市さんたら「それでもいいき。おまんはわしが唯一心を許せる友じゃ。そばにおっくれるだけでいい」ですってー。うわぁ、武市さん、龍馬にラブラブ~(片思いだけど)。……まったく、どいつもこいつも台詞だけで説明しちゃって!(怒)
その後、尊王攘夷過激派の沢村惣之丞(要潤)の話からそれまですっっっっかり忘れてたみたいな吉田松陰(生瀬勝久)を思い出して長州藩の攘夷派のリーダー・久坂玄瑞(やべきょうすけ)に会いにいく龍馬さんです。弥太郎(香川照之)の「会いたいと思った人物には労を惜しまず会いにいく、龍馬の人生のはじまりじゃった」というナレーションがよかったですね。龍馬が久坂玄瑞の所に着いたのは文久2年、1962年。社会情勢を全く説明なしにどんどん話が進みますよ~。そういう社会情勢とか背景の説明がほとんどないから、半平太さんの攘夷熱も焦りもまた浮いちゃっているんです。なので今ヒットしてしている「もういちど読む山川日本史
1858年~1859年 安政の大獄(山内容堂蟄居)
1959年 吉田松陰・斬首刑に処される
1860年 桜田門外の変、咸臨丸アメリカへ出航、五品江戸廻送令
1861年 池田虎之進切腹、土佐勤王党結成
1862年 坂下門外の変、皇女和宮降嫁、生麦事件
1863年 薩英戦争、八月十八日の変
もしかして皇女和宮降嫁もすっとばすのかな? まあ公式サイトの登場人物紹介のところに和宮の配役がないもんな。公武合体論なしで尊王攘夷だけ主張しちゃうのか。まさか生麦事件はすっとばさないよね? これがなけりゃ薩英戦争の説明つかなくなっちゃうもんね。でも土佐中心主義の話だからすっとばして世の中とんでもないことになっている、でおしまいか? 世の中とんでもないことになっている描写がないからますます武市さんが滑っているような感じに見えちゃうけどさ。一応公式サイトを見ると今まで1回につき2年くらい時間をすっとばしてたけど、1962年は今回の「暗殺指令」、次回の「さらば土佐よ」、そして4月放映分の4回分と全部で6回かけて描写するんですね。
さて長州。あの暑苦しい吉田松陰の弟子だけあってやっぱり久坂玄瑞、暑苦しい~。「坂本さんは松陰先生から何を学んだんですか」って、そりゃインパクトはあっただろうけどあの黒船に向かおうとする一瞬の会話では学んだと言う程でもなかったよなー(影響はされてっけどな)。でも(視聴者に説明するための)アメリカの経済戦略の説明はわかりやすくてよかったですけどね、なんか見てて、幕末は複雑怪奇なんだから番組冒頭の1分ぐらいで池上彰さんに「そうだったのか!池上彰の学べる幕末」とかやってもらったら? と思いましたよ。あるいはこの際池上さんに瓦版屋か何かの役で登場してもらって説明するとかさ。で、久坂玄瑞の「脱藩」の文字ですよ。背景にびらびら貼ってある字とは明らかに違う、やべさん本人が書いた感ありありの文字(もしかすると4thくらいの助監督が書いたのかもしれないけど((笑))。どうどうとあの文字を見せるあたり、ちっくとラブリー。
今週の弥太郎。弥太郎のの結婚はいいけど、なんで喜勢(マイコ)みたいなべっぴんさんが弥太郎に一目惚れ?? 野獣萌え? ゲテもの趣味? そして龍馬とのリズミカルに噛み合ない会話っぷりがナイス。
今週の吉田東洋(田中泯)。「坂本は武市の下に収まる男じゃないきに」「いつかわしの腹心にしちゃるきに」「(上訴してきた土佐勤王党の中に)けんど坂本はおらんかった」って、なんでそこまで坂本龍馬を買っているんでしょう? まあ、吉田東洋が人物を見ぬく鋭い目を持っているのはわかりますけんど、なんかすっきりしないわ~。相変わらずの龍馬底上げ作戦と後藤象二郎ダーク化戦略の一環としか思えないが。でもってお殿様(近藤正臣)に取り次いで下さいと訴え出た武市さんには「わしはおんしが大嫌いじゃ」「狭い了見でしか物事を考えられんくせに、自分の考えは正しいと考えちう」と足蹴ですよ。帝やお殿様のお考えとかについても言っている事はごもっともですけんど、半平太を暗殺に走らせるための台詞に聞こちゃいますよねー。
そして出た、黒半平太(ネガティブ半平太)。ちゃんと皆にもはっきりわかるように目印の黒マフラーしています。もがき苦しむ半平太さんに「泣くな、武市。わしにいい考えがある。わしはおまんの味方ぜよ」。うわー、泣いている武市さんどこかでみたことがあるような情けなさ。マンガみたい……って、今回の演出はマンガ描写の渡辺さんだったっけか。うーん、いっその事悩める白半平太と攘夷のためなら手段を選ばない黒半平太を交互に出すのなんかやめて、黒半平太だけ出して下さいよ。その方がすっきりするわ~。全然描ききれていない中途半端な迷いがない分、黒半平太の方が悪の魅力全開ですよ~。はっきりいってダーク全開の方がまだ200人の同志がついてきたのも納得出来るがぜよ。そして龍馬がやって来た時にはすでに黒半平太と統合してキリリっとしている半平太'、この「龍馬伝」なりの黒半平太像、完成ですよ。しかも龍馬に吉田東洋殺しをお願いって……ふっ……。
しかし後藤象二郎(青木崇高)、よりによって弥太郎に龍馬暗殺を依頼って。あんな人物像で本当にいいんですかい? この物語のラストって、思いがけない人物の示唆によって龍馬が暗殺されるとか、トンデモ化していったりしないですよね? まあそういうラストでもありかもしれませんよね、このドラマの場合(遠い目)。
そして来週は最終回。ま、どのドラマも今週までにどんどん最終回を迎えてますからね。……って、「第1部 SEASON 1 RYOMA THE DREAMER 完」ですか。そして4月から「第2部 SEASON 2 RYOMA THE ADVENTUREスタート」ですかぁ(「龍馬伝」スタッフブログより。あ、そうそう、3月24日は「外事警察スペシャル~リミックス版~」放映ですよ)。なんか閉店大セールをやっている年中やっている店のような? あら、今週もまたやさぐれちゃったわ。来週こそは落ち着いて感想を書きます。
2010年03月21日 (日)

よしながふみのあの「大奥」がSFの賞を受賞したようです。
・よしながふみ「大奥」、米のSF賞「ティプトリー賞」に輝く(コミックナタリー)
・ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞サイト
「よしながふみ「大奥」が2009年度のジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞(以下ティプトリー賞)を受賞した。ティプトリー賞はジェンダーに対する理解を深めることに貢献したSF・ファンタジー作品に与えられる賞。ティプトリー賞の公式サイトによると、審査員は「疫病によって日本の若い男性の4分の3が死亡し男女の立場が入れ替わった、パラレルな封建社会の日本」という設定に惚れ込んだとのこと。この設定を用いて、男女間の微妙なパワーバランスで成り立つ社会を巧みに描き出した、と評価している」(コミックナタリーより)。
去年は手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞していますが、いやー、素晴らしいこってす。なお、本誌「MELODY4月号」では、6代将軍家宣編が連載中(2月号までの5代将軍綱吉編がまた物哀しゅうございました)、そして今秋公開の映画キャスト情報も載っています。8代将軍吉宗に柴崎コウ、水野祐之進に二宮和也というのは随分前に発表されていましたが、他のキャストに玉木宏(大奥御中松島)、阿部サダヲ(杉下)、大倉忠義(鶴岡)、堀北真希(お信)など。まあ、映画を見に行くかどうかがかなりビミョーですが、今さら言うまでもなく、映画原作の「大奥第1巻(吉宗編)」は歴史ミステリーとしても読み応えがある魅力的な作品です。おススメ。
参照:
2005年9月30日「「大奥 第1巻」よしながふみ」
2006年11月29日「「大奥 第2巻」よしながふみ」
2010年03月21日 (日)

先日の日本アカデミー賞最優秀賞発表では、映画「ハゲタカ」でノミネートされていた大森南朋(優秀主演男優賞)と玉山鉄二(優秀助演男優賞)の最優秀賞の受賞がなかったのは残念だったがー(←心がこもってない)、大友監督を含め、また「ハゲタカ」関係者を見ることができたのもよかったし、テレビでおざなりとはいえ(←根に持っている)ちゃんと映画「ハゲタカ」の紹介がされたのもうれしいことであった。そんな授賞式の様子をレポートする記事が。
渡辺謙、歓喜の一夜 日本アカデミー賞発表(TOKYO HEADLINE)
この写真、本当は端に大友監督もいたのだがもちろんカット。でもいい塩梅の3人で、この3人が兄弟という設定の物語なんぞちと見てみたいと思ったぜよ。ちょっとぼんやりしている長男・大森南朋、細かい所に気がついて長男と三男の尻拭いをする次男・堺雅人、プレイボーイだけど実は大きなトラウマを抱えている三男・玉山鉄二で。この3人は母親が全員違うけど今は一緒に住んでいるっていう設定もいいかも。いやせっかくなんだからもっとダークな話で、こんなぼんやり顔だけど実は暗黒組織に顔の大森南朋、こんなニコニコ顔だけど実は連続殺人犯の堺雅人、こんなクールなイケメンだけど実は性同一性障害の玉山鉄二とか(妄想し放題)。そういえば昨日お風呂の中で、「(噂のカップル)玉鉄と栗山千明が結婚すれば、披露宴会場に「ハゲタカ」スタッフが再集結するんじゃね?」とも思ったことであるよ。
2010年03月20日 (土)

ここはどこでしょう?


今日はいいお天気だったので例によって花見に新宿御苑と皇居東御苑に行ってきました。この公園はどちらも桜の木の多さもさることながら桜の木の種類が豊富な場所なので、先月末からすでに色々な桜が咲いている。でも新宿御苑には都内随一という白木蓮の木があり、今時分はそれが丁度満開のはず。なお、新宿御苑では先日ついに年間パスポートを作ってしまいましたよ。
思えば……毎年の私の行動は、花見の季節だけ蠢いていて他の季節はひっそりとすごしていたのに、それが去年は映画「ハゲタカ」のせいで夏も秋も不穏な動きをしていたのだった。なんだか去年は通常の年の10年分くらいまとめて動き回っていたような気がする(遠い目)。だから今年はまあ、ひっそりとすごそうと思っているのだが。


さて桜の方は、先月半ばには川津桜が満開、先月末には寒桜が、そして今週は寒緋桜があちこちで満開で、さらにソメイヨシノも開花し始めたようだ。写真左は新塾御苑の枝垂れ桜(左・まだ満開じゃありません)と、「アメリカ」という名前の桜(写真右)。桜が好きなうちの北海道の母からも「今、桜どうなの?」という問合せが入り、「そろそろ開花し始めたから、ちょうどあなたが上京する予定だった4月2日はいい加減の満開と散り具合だったのに、この日程でこれなくなって残念だったねー」と無駄に悔しがらせてみる(笑)。


桜や木蓮以外にも今時分は木瓜(ボケ・写真左)や馬酔木(アシビ)などが満開、椿も散り具合が無惨で結構いい感じ。来週あたりは雪柳も満開だろうし、もうすっかり花見三昧だぜよ。そんな訳で新宿御苑でだらだら歩き回っていたらもう午後1時。せっかくここまで来たんだから今まで行った事がない場所に行ってみよう!


と言う訳で、携帯電話のナビウォークに「プラットフォームカフェ」と入力し、行ってきましたよ。ええ、一番上の写真は、映画「ハゲタカ」ファンの皆様にはおなじみの、村田さんの隠密調査場所、神田錦町のプラットフォームカフェ。土曜日は午後3時までの営業なのでちと道を急ぐ。最寄り駅は地下鉄東西線の竹橋駅だが、神保町駅から歩いても10分かからないし乗り換えもないし(新宿三丁目駅から乗車)、天気もいいので神保町駅で降りて歩く。プラットフォームカフェの向かい側にあるのは映画の中では銀行っぽい感じになっていたけど、何の変哲もないビルでした。外からちょっとオープンデッキの様子を伺って(笑)、店内に。
なお、村田さんはオープンデッキでミルクちゅうちゅうでしたが(ミルクを注文しようと思っていたのにすっかり忘れてたよ……)、今日の昼の風の強さから行ってオープンデッキで飯を食うなんて絶対無理。だいたい店内にもそこそこしか客がいないのに、あの強風の中、扉も閉じてあって誰もいないオープンデッキにわざわざ行くなんざ、何者??って感じだ。なので一応ランチを食べ終わった後で、お店のスタッフの方にお願いしてオープンデッキの方を見せていただく。そしたらスタッフの方が親切に色々説明して下さるのだ。なんでも昨日までは寒いのでオープンデッキにはビニールカーテンのようなものをかけて、ストーブをつけて使っていたのだという。では今日たまたま来てみたら映画通りの景色を見られるなんてラッキーだったのね。他にもオープンデッキでは20名は座れるとか、他のスペースも使えば今まで120名でのパーティをやったことがあるとか。うーむ。パーティ会場を探している幹事に見られたのか?
そして次の花見ポイントへ。この神田錦町に一番近いのは皇居東御苑のはずで、歩いて5分くらいで竹橋口(という名だったかどうか覚えてないけど)から入苑するはずが、うっかり見過ごしてしまいかなりぐるっと回って大手町口から入苑。今日は歩き過ぎだ。東御苑内をぐるぐると歩き回り、花だけでなく昔懐かしい人面魚みたいな鯉を見たり、今の吹上御所のあたりにあったのをここに移築したという昔風の建物を見て「江戸時代のプチトリアノン」などとつぶやいてみたりして、まったり花見。
さて、次は大崎アートビレッジ(映画「ハゲタカ」内のBWPとスタンリーブラザーズ調印場所)か、丸の内仲通、通称ナンパストリート(ドラマ「ハゲタカ」第3話で鷲津(大森南朋)が銀行を辞めた芝野(柴田恭兵)に対して「うちに来ませんか?」とお誘いしていた場所)か迷うが、東京駅丸の内周辺なら東御苑から歩いても近そう……などと(後から思えば誤った判断だったのだが)地下鉄駅構内の地図を見てナンパストリートを目指すことにする。
実はプラットフォームカフェは思いつきで行ってみただけだが、大崎アートビレッジとナンパストリートの方は予習済みちゃんと地図を持って来たのだ。東京駅に近づいて来たのでその地図を出そうとして……。ない。あれ? ないですよ、プリントアウトしたGoogleマップにはっきりと「映画「ハゲタカ」ロケ地マップ」と印字してあるあの恥ずかしい地図が!(笑)。うがあ、一体どこで落としたんだか。ごく普通の人に拾われるなり捨てられるなりするならいいのだが、ハゲタカファンにだけは拾われたくないぜよ(泣)。
地図がないからはっきりとはわからないが、場所は確か三菱銀行とみずほ銀行の間の通りで丸ビルの近くだったような。前回のデューデリツアーの時に、ドラマDVDとGoogleストリートビューをガン見して何とか特定した場所なのだ(Googleストリートビュー、本当に便利。ただし前回作った遠足のしおりに載せたナンパストリートの位置が少し違ってた)。なので丸ビル近辺をうろうろしてみるがそれらしい通りが見当たらない。だいたいここは建物が色々建て替わってしまっているのでドラマの時の面影はあまりないのだという。じゃあドラマ「ハゲタカ」にはほとんど萌えない私には見つけるのは無理かも。
とりあえずドラマ未公開シーンロケ地の丸ビルの中にだけでも入ってみるかあ。ここの35階の展望場所で鷲津と芝野が握手していたのだが、このシーン自体、私は本編に入ってなくてよかったと思っている場面なので、チラ見するだけですぐに出てしまう。もうすっかり歩き疲れちゃったのであともう少しだけ通りを見て見つからなかったらもう帰ろうと思って歩いてみると、おや、このビルは!? もしかして!?


実は携帯電話の中に↓下の写真を入れておいたので、鷲津と芝野が立っている横の建物ではなく、その後ろの建物をガン見する。ここですよ、ここ、ここだったのかあ。鷲津と芝野の後ろ姿の写真(A)の右側の建物が今工事中で、建物が全くない(ただしGoogleストリートビューではこの建物をまだ見ることができる)。


やっぱりさー、鷲津のおでこ、この時点でもう(略

ちなみに場所はここ↑。芝野が正面を向いている写真(B)の右側の茶色っぽいビルがみずほコーポレート銀行、その向かい側が三菱UFJ信託銀行(芝野が出て来た方のビル)。ふふふ、やったぜ、見つけたぜよとほくそ笑みながら写真を撮り(工事中の作業員とみずほ銀行のガードマンにじろじろ見られたような気がするが、気にしない)、帰路についた私だが、あれ? 今日の目的は花見でした、よね?
2010年03月19日 (金)
この間1月ドラマのネタを書いたばかりのような気がするのに、もう新ドラマの季節ですよ。ほんにまあ、月日が経つのは早い物で(と、いつも書いているけど)、じゃそろそろ4月からのテレビドラマをチェックしてみるかね、と今週号のザテレビジョンをチェックしてみたら、真っ先に飛び込んで来たのが実写版「あしたのジョー」ネタ。うわぁぁ、「銭ゲバ」といい「あしたのジョー」といい、貧乏のどん底から這い上がる主人公の暑苦しい漫画作品の実写化が続いているよなあ。「あしたのジョー」は去年放映していた「銭ゲバ」と違って舞台は原作通り昭和40年台の設定の模様。でも今どきの若い人(つまり主人公を演じる山下智久ファンの年代の子達)にとって、昭和40年って、もう時代劇なんじゃ!?
4月12日、月8TBS「水戸黄門 第41部」(出演・里見浩太朗、原田龍二、合田雅吏、由美かおる、林家三平、内藤剛志他)。うわー、第41部だって。すごいなあ。この中でずっと出ずっぱりってもしかして由美かおるくらいなもんなんでは。
今春、月9フジ「月の恋人~Moon Lovers~」(P・後藤博幸、演出・西谷弘、出演・木村拓哉、篠原涼子、リン・チーリン、松田翔太、北川景子他)。「木村が演じるのは業界トップに躍り出るような急成長する会社を、一代で築き上げた若きリーダー。華やかなベンチャー企業の社長らに注目が集まる昨今、どのような社長像を表現するのかも見どころの一つだ。(中略)テーマは「王道ラブストーリー」。デキる男が女性との出会いにより、変化していく姿を描く」(スポーツ報知2010年3月2日)。現時点(3月18日)ではキムタク以外のキャストもドラマ放映開始日もドラマタイトルすら未定の模様。とにかく月9にキムタクは押さえました、と。ザテレビジョンに載っていたキャッチフレーズは「"デキル男"の本格派ラブストーリー」。……すみません、デキル男には見えないんですけど。なお演出は「アマルフィ 女神の報酬」「任侠ヘルパー」「ガリレオ」の西谷弘(3月30日キャスト情報追加)。
3月30日、火10NHK「八日目の蝉」(原作・角田光代、脚本・浅野妙子、出演・壇れい、北乃きい、津田寛治、倍賞美津子、坂井真紀、岸谷吾朗他)。「不実な男との実らない愛・・・。男は、女が母となることを否定するかたわら、妻との間には子をもうけていました。絶望の中、女はふとしたことからその子を奪って3年半にわたる逃亡生活を送ることとなります。母になるとは、女として生きるとは・・・。現代的課題を真正面からとらえ、リアルな描写と美しい風景の中、圧倒的な感動をもたらす角田光代の代表作、待望のドラマ化です」(ドラマスタッフブログより)。4月からのNHK火曜10時のドラマは「話題性あるテーマと高品質のエンターテインメントを提供する新しいドラマ」枠だそうで。NHKのドラマには油断出来ないので(何が?)、キャストには全くなんの魅力も感じないけど、時間があれば見てみるかも。
5月18日、火10NHK「離婚同居」(原作・柏屋コッコ、脚本・田辺満、牟田桂子、出演・阿部サダヲ、佐藤江梨子他)。「愛する妻と双子の娘を抱え、温かい家庭を築いたサラリーマンの鈴木竜次(阿部)が突然、妻・春美(佐藤江梨子)から離婚を宣言される。家事はもちろん、子供の育児も全て任せっきりだったことに春美は耐えられなかったのだ。竜次は自らを省み、彼女に言われるまま離婚届を提出する。だがその1ヵ月後、春美は結婚前の美しさを取り戻した一人の“女”になり、再び竜次の元に戻り同居を始めた一家の姿を描く」(Oricon Styleより)。上の「八日目の蝉」の後番組。
4月13日、火9フジ「絶対零度~未解決事件特命捜査~」(脚本・酒井雅秋他、P・森安彩、演出・村上正典他、出演・上戸彩、北大路欣也、宮迫博之、杉本哲太他)。「このドラマは、実際に2009年11月1日に警視庁内に新設されたばかりの「特命捜査対策室」を連続ドラマとして初めて舞台に設定し、未解決事件の真相を追究していく1話完結型のドラマである。今までの火曜21時枠の路線を一新し、大人も楽しめる社会派エンターテインメントドラマとしてお送りする」(とれたてフジテレビより)。つまり今までこの枠で放映していた「メイちゃんの執事」や「セレブと貧乏太郎」「アタシんちの男子」とは違いますよ、と?(←屈折しすぎ?)。紹介記事は面白そうだけど、主演が上戸彩だし。
4月6日、火10フジ「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」(原作・海堂尊、脚本・後藤法子、P・富福陽子他、演出・今井和久他、出演・伊藤淳史、仲村トオル、加藤あい、木下隆行、名取裕子、林隆三、堀部圭亮、利重剛、戸次重幸、白石美帆、西島秀俊他)。「累計780万部突破の大ベストセラーである『チーム・バチスタの栄光』シリーズ。シリーズ最高傑作の呼び声高い第3作『ジェネラル・ルージュの凱旋』にオリジナルストーリーを加えて再びドラマ化が決定した。舞台は、現代医療の最前線である救命救急センター。田口(伊藤淳史)は救急精神医療責任者として、白鳥(仲村トオル)は病院監査のため過酷な救命現場に飛び込む。救急患者の受け入れを決して断らない救命救急センター部長・速水(西島秀俊)の周囲に渦巻く収賄疑惑の真相を田口と白鳥のコンビが究明していく」(Oricon Styleより)。前作の「チーム・バチスタの栄光」を見てないんだけど、大丈夫かなー(←やや見る気あり)。ちなみに映画版(2009年3月公開)では、伊藤淳史→竹内結子、仲村トオル→阿部寛、西島秀俊→堺雅人というキャストでした。
4月13日、火深夜TBS「三代目明智小五郎~今日も明智が殺される~」(脚本・福原充則、P・浅野敦也他、演出・竹園元他、出演・田辺誠一、小池里奈、田中要次他)。「三代目明智こと、明智中五郎は、真面目ではあるが能力はなく、事件を推理しても的外れ。代々続く明智探偵事務所は閑古鳥が鳴き、長年、明智に仕えてきた小林少年の末裔・「小林少女」にも常々ダメ出しを食らう始末だ。そんな彼の周りに次々と怪事件が。一話完結のストーリーでは、冒頭、必ず明智が殺される。父の霊に事件の解決を条件に復活を約束された明智は、自身の生き返りをかけた犯人探しをスタートする」(毎日放送ウェブページより)。物語はとほほ感が漂う感じだが、第1話ゲストに要潤、第2話ゲストに遠藤憲一と、ゲストがおいしいドラマか? しかし、ウェブのURLが「akechi-the-3rd」だって……。
4月21日、水9TBS「IRIS-アイリス-」(脚本・キム・ヒョンジュン、演出・キム・ギュッテ他、出演・イ・ビョンホン,キム・テヒ、チョン・ジュノ他)。「巨大な陰謀に巻き込まれたスパイたちの戦いをスリリングな映像で描く」(ザテレビジョン2010年3月26日号より)。こんな時間帯の民放地上波に韓流ドラマ、キターーーーッ! ……韓流ドラマって冬ソナすら見た事がない私なので、ウェブサイトのあらすじを読むだけでもうクラクラしています(笑)。「ドラマの枠を超えた壮大なスケールで描かれた『アイリス』は、韓国でも最高視聴率39.9%を獲得。200億ウォン(約15億円)という、映画のような巨額制作費・長期海外ロケ・話題性十分な豪華キャスト&スタッフで、重厚なテーマを“大作”という噂に違わないスペクタクルな映像と迫力あふれるアクションで、お届けします」ですって。すげーな。
4月7日、水9テレ朝「臨場」(原作・横山秀夫、脚本・坂田義和、佐伯俊道他、P・佐藤凉一他、演出・橋本一他、出演・内野聖陽、松下由樹、渡辺大、伊藤裕子、益岡徹、高嶋政伸他)。「横山秀夫原作、型破りな検視官・倉石義男(内野)が、死体に秘められたメッセージを拾い、事件を読み解いていく人気作品の第2弾」(ザテレビジョン2010年3月26日号より)。前作も見てましたが手堅いドラマですよね。そういや前作では高嶋政伸がやたらテンションが高かったなー。
4月14日、水10日テレ「Mother」(脚本・坂元裕二、P・次屋尚、演出・水田伸生他、出演・松雪泰子、山本耕史、酒井若菜、市川実和子、石橋凌、音尾琢真、田中裕子、尾野真千子、高畑淳子他)。「無愛想な小学校教師・奈緒(松雪)が、虐待を受ける生徒に母性を覚え突然の衝動で誘拐し、教え子の母親になる決意をするという物語。脚本は「東京ラブストーリー」の坂元裕二氏が担当。現代を生きる女性たちが自身を見つめ直す人間ドラマを、完全オリジナルで描く」(日テレNEWS24より)。物語には別に心惹かれないけど、女性キャストが手堅い。あの「外事警察」の尾野真千子も。
4月、木8テレ朝「おみやさん」(原作・石ノ森章太郎、脚本・塩田千種他、P・大川武宏他、演出・吉田啓一郎他、出演・渡瀬恒彦 櫻井淳子、七瀬なつみ他)。「渡瀬恒彦演じる京都鴨川東署・資料課勤務の警察官を主人公にした好評シリーズ、待望の第7弾がいよいよスタート!過去の迷宮入り事件の資料を元に、現在起きている難事件をひも解く窓際警察官の活躍を描き出す人気シリーズがいよいよ帰ってきます!」(公式サイトより)。特に興味なし。
4月、木9テレ朝「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」(脚本・井上由美子、P・黒田徹也、演出・藤田明二他、出演・黒木瞳、三上博史、高橋克典、斉藤由貴、吹越満、六角精児他)。「同じ中学校の卒業生が、30年ぶりに同窓会で再会した。ひとりは平凡な子持ち主婦、ひとりは妻子ある刑事、もうひとりは、離婚寸前のジャーナリスト、そしてもうひとりは起業家の妻でヒルズ族。30年を経て、彼らの心に再び火がついた。そして…恋におちてしまった彼らが巻き込まれていく“嵐”とは…!?」(公式サイトより)。最近の井上由美子(脚本)はかなりビミョー。
4月、木10フジ「素直になれなくて」(脚本・北川悦吏子、P・中野利幸、演出・光野道夫、出演・上野樹里、瑛太、関めぐみ、玉山鉄二、ジェジェン、木南晴夏、渡辺えり、井川遥、風吹ジュン他)。「4月期の木曜22時ドラマはツイッターを通して知り合った5人の男女の友情をみずみずしく描く」(とれたてフジテレビより)。んー、脚本の北川さんがツィッターで苦戦しているらしい事があちこちでささやかれています。演出は「離婚弁護士」「BOSS」の光野道夫、プドデューサーは「ラスト・フレンズ」「ブザー・ビート」の中野利幸、そして玉鉄がこんなところに。
4月8日、木深夜NHK「激♡恋~運命のラブストーリー~」(原作・みなづき未来、脚本・横田理恵、演出・一色隆司、出演・荒井萌、渡部秀、蕨野友也、広瀬アリス、洞口依子、風間トオル他)。「男嫌いの女子高生の初恋の相手は、決して好きになってはいけない人だった…。運命の相手と出会ってしまった女の子の揺れる心を描く波乱万丈の青春ラブストーリー!!」(公式サイトより)。原作はケータイ小説だそうですよ。メインキャスト、全く知らない俳優さんたちばかり。
4月8日、木深夜日テレ「プロゴルファー花」(脚本・福田雄一、P・尼子大介他、演出・塚本連平他、出演・加藤ローサ、井上正大、片瀬那奈、佐藤二朗、石黒賢他)。「派遣社員の花は上司の命令で同席した接待ゴルフでホールインワンを出して優勝するが、得意先や社長の怒りを買ったことから会社をクビになってしまう。そんな花の前に彼女の才能を見出したゴルフコーチ・醍醐が現れ、プロゴルファーにならないかと声をかける。亡き父親が遺した多額の借金を抱え、その取り立てに怯えながら貧しい暮らしをしている家族のため、そして借金返済のために、花はプロゴルファーになる決意をする。しかし、天才ゴルファー・リコをはじめとするセレブたちのいじめが花を待ち受けていた」(Wikipediaより)。特に興味なし。
4月、金9テレ朝「警視庁失踪人捜査課」(原作・堂場瞬一「警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ」、脚本・渡辺雄介、P・飯田新、演出・七高剛、出演・沢村一樹、遠藤憲一、北村有起哉、黄川田将也、高畑淳子、小日向文世他)。「本作は、警察小説の名手・堂場瞬一の「警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ」(中公文庫)をドラマ化したもの。実の娘が失踪事件の被害者になったことをきっかけに、一線から退いていた刑事・高城賢吾の活躍を描く。一時は刑事の道から外れかけた高城が、警視庁失踪人捜査課に配属され、数々の失踪事件を追っていくうちに、過去の輝きを取り戻していく」(Webザテレビジョンより)。物語には心惹かれないが、エンケンと小日向さんがご出演されています。
4月23日、金10TBS「ヤンキー君とメガネちゃん」(原作・吉河美希、脚本・永田優子、P・北川雅一他、演出・高成麻畝子、吉田秋生、出演・成宮寛貴、仲里依紗、平愛梨、大林素子、木村佳乃、川島なお美他)。「今春、TBSが金曜ドラマでお届けするのは学校一のワルと目されるヤンキー男子と超天然ボケのメガネ女子が繰り広げる、学園ドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』。現在、講談社「週刊少年マガジン」で連載中の、男子のみならず女子にも人気の同名漫画が原作だ。主人公のヤンキー男子・品川大地が、同じクラスの学級委員で一見普通の真面目なメガネ女子に見える足立花に振り回され、様々な騒動に巻き込まれていきながら、かけがえのない仲間を得て、学校生活の楽しさ、ひいては自分の存在意義や居場所を見出していく青春ドラマだ!」(公式サイトより)。原作がこのタイトルなんだからしかたないんだろうけど、やる気があるとは思えないドラマタイトル。
4月9日、金11テレ朝「警部補 矢部謙三」(脚本・福田卓郎他、演出・木村ひさし他、出演・生瀬勝久、池田鉄洋、貫地谷しほり他)。「伝説の刑事、矢部謙三 『TRICK』初のスピンオフで、まさかの主演! まさかの連ドラ!!」(公式サイトより)。興味はあるけど多分見ない。
4月9日、金深夜テレ東「トラブルマン」(脚本・SABU、P・岡部紳二他、演出・SABU、出演・加藤成亮、寺島進、木野花、利重剛、他)。「アパートの住人たちが次々と隣人のトラブルに巻き込まれるコメディー」(ザテレビジョン2010年3月26日号より)。真夜中のテレ東、見ない確率90%。
4月17日、土7NHK「まっつぐ~鎌倉河岸捕物控~」(原作・佐伯泰英、脚本・尾西謙一、P・、演出・、出演・橘慶太、中尾明慶、小柳友、柳生みゆ、南野陽子、大浦龍宇一、山田純大、石倉三郎、山本學、竹中直人、松平健他)。「「陽炎の辻」に続く佐伯泰英原作・土曜時代劇の新シリーズ「まっつぐ~鎌倉河岸捕物控~」が始まります!江戸城に近く、幕府開闢以来の町人が住む鎌倉河岸。その界隈の同じ長屋で育った三人の若者と、彼らのアイドル・しほが繰りひろげる青春グラフィティーです」(ドラマトピックスブログより)。いつもこの時間はスルーしちゃうんだよなあ。
4月17日、土8TBS「タンブリング」(脚本・江頭美智留他、P・新井順子他、演出・松田礼人他、出演・山本裕典、瀬戸康史、三浦翔平、大東俊介、西島隆弘、冨浦智嗣、柳下大、賀来賢人、タモト清嵐、岡本あずさ、岡本玲、伊阪達也、中土居宏宜、国仲涼子、佐藤二郎、AKIRA、大塚寧々他)。「2009年、飲料メーカーのCMで男子新体操が話題になったが、TBSの土8にその「男子新体操部」が登場する。舞台となるのは、団体出場にも満たない部員数で、細々と活動を続けている高校の男子新体操部。そこに、ひょんなことから学校1のヤンキー軍団が入部することに…」(公式サイトより)。若手イケメンには全く興味がない老け専の私です。
4月17日、土9NHK「チェイス~国税査察官~」(脚本・原作・坂元裕二、P・橋練、演出・大橋守他、出演・江口洋介、ARATA、麻生久美子、斎藤工、田中圭、水野絵梨奈、益岡徹、木村多江、奥田瑛二、中村嘉葎雄他)。「国税局査察部(通称マルサ)で日々脱税を追う叩き上げの査察官・春馬(江口洋介)と、世界中の金融ネットワークを駆使する天才脱税コンサルタント・村雲(ARATA)。6000億円という巨額の資産を巡って、2人の息詰まる攻防が始まる!「マネー・ロンダリング」、「タックス・ヘイブン」、「パーマネント・トラベラー」、「レバレッジド・リース」…。様々な脱税スキームが展開し、税を巡る知恵比べの果てに、大いなる悲劇の存在が明らかになる。舞台は日本のみならず香港やカリブ海にまで広がり、男たちは互いの存在を賭けて、地の果てまでの追跡(チェイス)を繰り広げる。金を巡る人間の飽くなき欲望と遠大な復讐劇を、壮大なスケールで描く経済サスペンス・ドラマ」(ドラマトピックスブログより)。NHK土曜ドラマですしね、テーマも面白そうだし、ちょっと期待。でも脚本の坂元裕二には一抹の不安も……そして演出は「フルスイング」の大橋守、「天地人」の野田雄介など。
4月17日、土9日テレ「怪物くん」(原作・藤子不二雄(A)、脚本・西田征史、演出・中島悟他、出演・大野智、鹿賀丈史、濱田龍臣、稲森いずみ、松岡昌宏他)。原作は「怪物ランドから人間界へやって来た不思議な少年、怪物くんとそのお供であるドラキュラ、オオカミ男、フランケンが巻き起こす騒動を描くギャグ漫画である」(Wikipediaより)。よりによってあの「怪物くん」を実写ドラマ化するとは。大野君も仕事、選べよ。でもこんなところに子ども時代の龍馬(濱田龍臣)が。
4月4日、日8NHK「龍馬伝 SEASON2」(脚本・福田靖、P・鈴木圭、演出・大友啓史、出演・福山雅治、香川照之、大森南朋、広末涼子、寺島しのぶ、貫地谷しほり、大泉洋、渡辺いっけい、宮迫博之、杉本哲太、佐藤健、蟹江敬三、倍賞美津子、児玉清、里見浩太朗他)。いやー、NHK大河ドラマの"SEASON2"と言う表現にびっくり。
4月18日、日9TBS「新参者」(原作・東野圭吾、脚本・真野勝成、牧野圭祐、P・伊與田英徳、演出・山室大輔、平野俊一、出演・阿部寛、向井理、木村祐一、笹野高史、原田美枝子、三浦友和他)。「舞台となるのは「日本橋・人形町」。一人の女性が殺害され、この殺人事件を担当することになったのが、日本橋署に異動してきたばかりの、ニューカマー・加賀恭一郎。その加賀恭一郎の捜査線上に浮かび上がった容疑者は、なんと人形町の商店街住民全員!容疑者を突き止めるべく、まさに“ニューカマー(新参者)”として、人形町商店街の複雑に入り組んだ人間関係をひとつひとつ解き明かしていく。そこには新参者として赴任してきた加賀恭一郎にしかわからない、人形町の人々の「心の謎」があり、その「心の謎」を抜群の洞察力と、推理力で紐解いていく。次々と浮かび上がる容疑者が抱える心の闇をときほどき、そして、最後に辿り着いた容疑者とは!?」(公式サイトより)。何よりも原作とキャストに心惹かれています(って、原作読んだことないけど)。脚本はフジテレビヤングシナリオ大賞出身のドラマデビューが初めての方、演出は「JIN」「MR.BRAIN」の山室大輔、「ブラッディ・マンデイ」「官僚たちの夏」の平野俊一。
4月、日11テレ朝「女帝 薫子」(原作・倉科遼、脚本・旺季志ずか、P・五十嵐文郎、演出・小松隆志、出演・桐谷美玲他)。「女帝、ふたたび!夜の銀座で新たな女たちの戦いが始まる・・・!生き別れになった母親を探す女と自分を捨てた父親を探す女が銀座の高級クラブを舞台に激しい火花を散らす!10代女子のカリスマ・桐谷美玲が連続ドラマ初主演!!運命に翻弄される女たちは“女帝”を目指してのし上がっていくが・・・!?」(公式サイトより)。日曜の夜中のこういうタイプのドラマは見ないわ~。
今回ほぼ確実に見るのが「龍馬伝 SEASON2」(でも大友さん以外の演出の回はリアイアする可能性もあり)、多分見るのが「新参者」と「チェイス~国税査察官~」(土日に固まっているなー)、NHK火曜10時ドラマと「ジェネラル・ルージュの凱旋」、そして初韓流ドラマ「IRIS-アイリス-」は1回目は見るかな。「臨場」はたまたま時間が合えば見るかも。他はどうも今ひとつ心惹かれません。もう、枯れちゃっているのかしら、私。
参照:
2009年12月24日「2010年1月からのTVドラマ」
2009年9月18日「2009年10月からのTVドラマ」
2009年7月2日「2009年7月からのTVドラマ」
4月12日、月8TBS「水戸黄門 第41部」(出演・里見浩太朗、原田龍二、合田雅吏、由美かおる、林家三平、内藤剛志他)。うわー、第41部だって。すごいなあ。この中でずっと出ずっぱりってもしかして由美かおるくらいなもんなんでは。
今春、月9フジ「月の恋人~Moon Lovers~」(P・後藤博幸、演出・西谷弘、出演・木村拓哉、篠原涼子、リン・チーリン、松田翔太、北川景子他)。「木村が演じるのは業界トップに躍り出るような急成長する会社を、一代で築き上げた若きリーダー。華やかなベンチャー企業の社長らに注目が集まる昨今、どのような社長像を表現するのかも見どころの一つだ。(中略)テーマは「王道ラブストーリー」。デキる男が女性との出会いにより、変化していく姿を描く」(スポーツ報知2010年3月2日)。現時点(3月18日)ではキムタク以外のキャストもドラマ放映開始日もドラマタイトルすら未定の模様。とにかく月9にキムタクは押さえました、と。ザテレビジョンに載っていたキャッチフレーズは「"デキル男"の本格派ラブストーリー」。……すみません、デキル男には見えないんですけど。なお演出は「アマルフィ 女神の報酬」「任侠ヘルパー」「ガリレオ」の西谷弘(3月30日キャスト情報追加)。
3月30日、火10NHK「八日目の蝉」(原作・角田光代、脚本・浅野妙子、出演・壇れい、北乃きい、津田寛治、倍賞美津子、坂井真紀、岸谷吾朗他)。「不実な男との実らない愛・・・。男は、女が母となることを否定するかたわら、妻との間には子をもうけていました。絶望の中、女はふとしたことからその子を奪って3年半にわたる逃亡生活を送ることとなります。母になるとは、女として生きるとは・・・。現代的課題を真正面からとらえ、リアルな描写と美しい風景の中、圧倒的な感動をもたらす角田光代の代表作、待望のドラマ化です」(ドラマスタッフブログより)。4月からのNHK火曜10時のドラマは「話題性あるテーマと高品質のエンターテインメントを提供する新しいドラマ」枠だそうで。NHKのドラマには油断出来ないので(何が?)、キャストには全くなんの魅力も感じないけど、時間があれば見てみるかも。
5月18日、火10NHK「離婚同居」(原作・柏屋コッコ、脚本・田辺満、牟田桂子、出演・阿部サダヲ、佐藤江梨子他)。「愛する妻と双子の娘を抱え、温かい家庭を築いたサラリーマンの鈴木竜次(阿部)が突然、妻・春美(佐藤江梨子)から離婚を宣言される。家事はもちろん、子供の育児も全て任せっきりだったことに春美は耐えられなかったのだ。竜次は自らを省み、彼女に言われるまま離婚届を提出する。だがその1ヵ月後、春美は結婚前の美しさを取り戻した一人の“女”になり、再び竜次の元に戻り同居を始めた一家の姿を描く」(Oricon Styleより)。上の「八日目の蝉」の後番組。
4月13日、火9フジ「絶対零度~未解決事件特命捜査~」(脚本・酒井雅秋他、P・森安彩、演出・村上正典他、出演・上戸彩、北大路欣也、宮迫博之、杉本哲太他)。「このドラマは、実際に2009年11月1日に警視庁内に新設されたばかりの「特命捜査対策室」を連続ドラマとして初めて舞台に設定し、未解決事件の真相を追究していく1話完結型のドラマである。今までの火曜21時枠の路線を一新し、大人も楽しめる社会派エンターテインメントドラマとしてお送りする」(とれたてフジテレビより)。つまり今までこの枠で放映していた「メイちゃんの執事」や「セレブと貧乏太郎」「アタシんちの男子」とは違いますよ、と?(←屈折しすぎ?)。紹介記事は面白そうだけど、主演が上戸彩だし。
4月6日、火10フジ「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」(原作・海堂尊、脚本・後藤法子、P・富福陽子他、演出・今井和久他、出演・伊藤淳史、仲村トオル、加藤あい、木下隆行、名取裕子、林隆三、堀部圭亮、利重剛、戸次重幸、白石美帆、西島秀俊他)。「累計780万部突破の大ベストセラーである『チーム・バチスタの栄光』シリーズ。シリーズ最高傑作の呼び声高い第3作『ジェネラル・ルージュの凱旋』にオリジナルストーリーを加えて再びドラマ化が決定した。舞台は、現代医療の最前線である救命救急センター。田口(伊藤淳史)は救急精神医療責任者として、白鳥(仲村トオル)は病院監査のため過酷な救命現場に飛び込む。救急患者の受け入れを決して断らない救命救急センター部長・速水(西島秀俊)の周囲に渦巻く収賄疑惑の真相を田口と白鳥のコンビが究明していく」(Oricon Styleより)。前作の「チーム・バチスタの栄光」を見てないんだけど、大丈夫かなー(←やや見る気あり)。ちなみに映画版(2009年3月公開)では、伊藤淳史→竹内結子、仲村トオル→阿部寛、西島秀俊→堺雅人というキャストでした。
4月13日、火深夜TBS「三代目明智小五郎~今日も明智が殺される~」(脚本・福原充則、P・浅野敦也他、演出・竹園元他、出演・田辺誠一、小池里奈、田中要次他)。「三代目明智こと、明智中五郎は、真面目ではあるが能力はなく、事件を推理しても的外れ。代々続く明智探偵事務所は閑古鳥が鳴き、長年、明智に仕えてきた小林少年の末裔・「小林少女」にも常々ダメ出しを食らう始末だ。そんな彼の周りに次々と怪事件が。一話完結のストーリーでは、冒頭、必ず明智が殺される。父の霊に事件の解決を条件に復活を約束された明智は、自身の生き返りをかけた犯人探しをスタートする」(毎日放送ウェブページより)。物語はとほほ感が漂う感じだが、第1話ゲストに要潤、第2話ゲストに遠藤憲一と、ゲストがおいしいドラマか? しかし、ウェブのURLが「akechi-the-3rd」だって……。
4月21日、水9TBS「IRIS-アイリス-」(脚本・キム・ヒョンジュン、演出・キム・ギュッテ他、出演・イ・ビョンホン,キム・テヒ、チョン・ジュノ他)。「巨大な陰謀に巻き込まれたスパイたちの戦いをスリリングな映像で描く」(ザテレビジョン2010年3月26日号より)。こんな時間帯の民放地上波に韓流ドラマ、キターーーーッ! ……韓流ドラマって冬ソナすら見た事がない私なので、ウェブサイトのあらすじを読むだけでもうクラクラしています(笑)。「ドラマの枠を超えた壮大なスケールで描かれた『アイリス』は、韓国でも最高視聴率39.9%を獲得。200億ウォン(約15億円)という、映画のような巨額制作費・長期海外ロケ・話題性十分な豪華キャスト&スタッフで、重厚なテーマを“大作”という噂に違わないスペクタクルな映像と迫力あふれるアクションで、お届けします」ですって。すげーな。
4月7日、水9テレ朝「臨場」(原作・横山秀夫、脚本・坂田義和、佐伯俊道他、P・佐藤凉一他、演出・橋本一他、出演・内野聖陽、松下由樹、渡辺大、伊藤裕子、益岡徹、高嶋政伸他)。「横山秀夫原作、型破りな検視官・倉石義男(内野)が、死体に秘められたメッセージを拾い、事件を読み解いていく人気作品の第2弾」(ザテレビジョン2010年3月26日号より)。前作も見てましたが手堅いドラマですよね。そういや前作では高嶋政伸がやたらテンションが高かったなー。
4月14日、水10日テレ「Mother」(脚本・坂元裕二、P・次屋尚、演出・水田伸生他、出演・松雪泰子、山本耕史、酒井若菜、市川実和子、石橋凌、音尾琢真、田中裕子、尾野真千子、高畑淳子他)。「無愛想な小学校教師・奈緒(松雪)が、虐待を受ける生徒に母性を覚え突然の衝動で誘拐し、教え子の母親になる決意をするという物語。脚本は「東京ラブストーリー」の坂元裕二氏が担当。現代を生きる女性たちが自身を見つめ直す人間ドラマを、完全オリジナルで描く」(日テレNEWS24より)。物語には別に心惹かれないけど、女性キャストが手堅い。あの「外事警察」の尾野真千子も。
4月、木8テレ朝「おみやさん」(原作・石ノ森章太郎、脚本・塩田千種他、P・大川武宏他、演出・吉田啓一郎他、出演・渡瀬恒彦 櫻井淳子、七瀬なつみ他)。「渡瀬恒彦演じる京都鴨川東署・資料課勤務の警察官を主人公にした好評シリーズ、待望の第7弾がいよいよスタート!過去の迷宮入り事件の資料を元に、現在起きている難事件をひも解く窓際警察官の活躍を描き出す人気シリーズがいよいよ帰ってきます!」(公式サイトより)。特に興味なし。
4月、木9テレ朝「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」(脚本・井上由美子、P・黒田徹也、演出・藤田明二他、出演・黒木瞳、三上博史、高橋克典、斉藤由貴、吹越満、六角精児他)。「同じ中学校の卒業生が、30年ぶりに同窓会で再会した。ひとりは平凡な子持ち主婦、ひとりは妻子ある刑事、もうひとりは、離婚寸前のジャーナリスト、そしてもうひとりは起業家の妻でヒルズ族。30年を経て、彼らの心に再び火がついた。そして…恋におちてしまった彼らが巻き込まれていく“嵐”とは…!?」(公式サイトより)。最近の井上由美子(脚本)はかなりビミョー。
4月、木10フジ「素直になれなくて」(脚本・北川悦吏子、P・中野利幸、演出・光野道夫、出演・上野樹里、瑛太、関めぐみ、玉山鉄二、ジェジェン、木南晴夏、渡辺えり、井川遥、風吹ジュン他)。「4月期の木曜22時ドラマはツイッターを通して知り合った5人の男女の友情をみずみずしく描く」(とれたてフジテレビより)。んー、脚本の北川さんがツィッターで苦戦しているらしい事があちこちでささやかれています。演出は「離婚弁護士」「BOSS」の光野道夫、プドデューサーは「ラスト・フレンズ」「ブザー・ビート」の中野利幸、そして玉鉄がこんなところに。
4月8日、木深夜NHK「激♡恋~運命のラブストーリー~」(原作・みなづき未来、脚本・横田理恵、演出・一色隆司、出演・荒井萌、渡部秀、蕨野友也、広瀬アリス、洞口依子、風間トオル他)。「男嫌いの女子高生の初恋の相手は、決して好きになってはいけない人だった…。運命の相手と出会ってしまった女の子の揺れる心を描く波乱万丈の青春ラブストーリー!!」(公式サイトより)。原作はケータイ小説だそうですよ。メインキャスト、全く知らない俳優さんたちばかり。
4月8日、木深夜日テレ「プロゴルファー花」(脚本・福田雄一、P・尼子大介他、演出・塚本連平他、出演・加藤ローサ、井上正大、片瀬那奈、佐藤二朗、石黒賢他)。「派遣社員の花は上司の命令で同席した接待ゴルフでホールインワンを出して優勝するが、得意先や社長の怒りを買ったことから会社をクビになってしまう。そんな花の前に彼女の才能を見出したゴルフコーチ・醍醐が現れ、プロゴルファーにならないかと声をかける。亡き父親が遺した多額の借金を抱え、その取り立てに怯えながら貧しい暮らしをしている家族のため、そして借金返済のために、花はプロゴルファーになる決意をする。しかし、天才ゴルファー・リコをはじめとするセレブたちのいじめが花を待ち受けていた」(Wikipediaより)。特に興味なし。
4月、金9テレ朝「警視庁失踪人捜査課」(原作・堂場瞬一「警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ」、脚本・渡辺雄介、P・飯田新、演出・七高剛、出演・沢村一樹、遠藤憲一、北村有起哉、黄川田将也、高畑淳子、小日向文世他)。「本作は、警察小説の名手・堂場瞬一の「警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ」(中公文庫)をドラマ化したもの。実の娘が失踪事件の被害者になったことをきっかけに、一線から退いていた刑事・高城賢吾の活躍を描く。一時は刑事の道から外れかけた高城が、警視庁失踪人捜査課に配属され、数々の失踪事件を追っていくうちに、過去の輝きを取り戻していく」(Webザテレビジョンより)。物語には心惹かれないが、エンケンと小日向さんがご出演されています。
4月23日、金10TBS「ヤンキー君とメガネちゃん」(原作・吉河美希、脚本・永田優子、P・北川雅一他、演出・高成麻畝子、吉田秋生、出演・成宮寛貴、仲里依紗、平愛梨、大林素子、木村佳乃、川島なお美他)。「今春、TBSが金曜ドラマでお届けするのは学校一のワルと目されるヤンキー男子と超天然ボケのメガネ女子が繰り広げる、学園ドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』。現在、講談社「週刊少年マガジン」で連載中の、男子のみならず女子にも人気の同名漫画が原作だ。主人公のヤンキー男子・品川大地が、同じクラスの学級委員で一見普通の真面目なメガネ女子に見える足立花に振り回され、様々な騒動に巻き込まれていきながら、かけがえのない仲間を得て、学校生活の楽しさ、ひいては自分の存在意義や居場所を見出していく青春ドラマだ!」(公式サイトより)。原作がこのタイトルなんだからしかたないんだろうけど、やる気があるとは思えないドラマタイトル。
4月9日、金11テレ朝「警部補 矢部謙三」(脚本・福田卓郎他、演出・木村ひさし他、出演・生瀬勝久、池田鉄洋、貫地谷しほり他)。「伝説の刑事、矢部謙三 『TRICK』初のスピンオフで、まさかの主演! まさかの連ドラ!!」(公式サイトより)。興味はあるけど多分見ない。
4月9日、金深夜テレ東「トラブルマン」(脚本・SABU、P・岡部紳二他、演出・SABU、出演・加藤成亮、寺島進、木野花、利重剛、他)。「アパートの住人たちが次々と隣人のトラブルに巻き込まれるコメディー」(ザテレビジョン2010年3月26日号より)。真夜中のテレ東、見ない確率90%。
4月17日、土7NHK「まっつぐ~鎌倉河岸捕物控~」(原作・佐伯泰英、脚本・尾西謙一、P・、演出・、出演・橘慶太、中尾明慶、小柳友、柳生みゆ、南野陽子、大浦龍宇一、山田純大、石倉三郎、山本學、竹中直人、松平健他)。「「陽炎の辻」に続く佐伯泰英原作・土曜時代劇の新シリーズ「まっつぐ~鎌倉河岸捕物控~」が始まります!江戸城に近く、幕府開闢以来の町人が住む鎌倉河岸。その界隈の同じ長屋で育った三人の若者と、彼らのアイドル・しほが繰りひろげる青春グラフィティーです」(ドラマトピックスブログより)。いつもこの時間はスルーしちゃうんだよなあ。
4月17日、土8TBS「タンブリング」(脚本・江頭美智留他、P・新井順子他、演出・松田礼人他、出演・山本裕典、瀬戸康史、三浦翔平、大東俊介、西島隆弘、冨浦智嗣、柳下大、賀来賢人、タモト清嵐、岡本あずさ、岡本玲、伊阪達也、中土居宏宜、国仲涼子、佐藤二郎、AKIRA、大塚寧々他)。「2009年、飲料メーカーのCMで男子新体操が話題になったが、TBSの土8にその「男子新体操部」が登場する。舞台となるのは、団体出場にも満たない部員数で、細々と活動を続けている高校の男子新体操部。そこに、ひょんなことから学校1のヤンキー軍団が入部することに…」(公式サイトより)。若手イケメンには全く興味がない老け専の私です。
4月17日、土9NHK「チェイス~国税査察官~」(脚本・原作・坂元裕二、P・橋練、演出・大橋守他、出演・江口洋介、ARATA、麻生久美子、斎藤工、田中圭、水野絵梨奈、益岡徹、木村多江、奥田瑛二、中村嘉葎雄他)。「国税局査察部(通称マルサ)で日々脱税を追う叩き上げの査察官・春馬(江口洋介)と、世界中の金融ネットワークを駆使する天才脱税コンサルタント・村雲(ARATA)。6000億円という巨額の資産を巡って、2人の息詰まる攻防が始まる!「マネー・ロンダリング」、「タックス・ヘイブン」、「パーマネント・トラベラー」、「レバレッジド・リース」…。様々な脱税スキームが展開し、税を巡る知恵比べの果てに、大いなる悲劇の存在が明らかになる。舞台は日本のみならず香港やカリブ海にまで広がり、男たちは互いの存在を賭けて、地の果てまでの追跡(チェイス)を繰り広げる。金を巡る人間の飽くなき欲望と遠大な復讐劇を、壮大なスケールで描く経済サスペンス・ドラマ」(ドラマトピックスブログより)。NHK土曜ドラマですしね、テーマも面白そうだし、ちょっと期待。でも脚本の坂元裕二には一抹の不安も……そして演出は「フルスイング」の大橋守、「天地人」の野田雄介など。
4月17日、土9日テレ「怪物くん」(原作・藤子不二雄(A)、脚本・西田征史、演出・中島悟他、出演・大野智、鹿賀丈史、濱田龍臣、稲森いずみ、松岡昌宏他)。原作は「怪物ランドから人間界へやって来た不思議な少年、怪物くんとそのお供であるドラキュラ、オオカミ男、フランケンが巻き起こす騒動を描くギャグ漫画である」(Wikipediaより)。よりによってあの「怪物くん」を実写ドラマ化するとは。大野君も仕事、選べよ。でもこんなところに子ども時代の龍馬(濱田龍臣)が。
4月4日、日8NHK「龍馬伝 SEASON2」(脚本・福田靖、P・鈴木圭、演出・大友啓史、出演・福山雅治、香川照之、大森南朋、広末涼子、寺島しのぶ、貫地谷しほり、大泉洋、渡辺いっけい、宮迫博之、杉本哲太、佐藤健、蟹江敬三、倍賞美津子、児玉清、里見浩太朗他)。いやー、NHK大河ドラマの"SEASON2"と言う表現にびっくり。
4月18日、日9TBS「新参者」(原作・東野圭吾、脚本・真野勝成、牧野圭祐、P・伊與田英徳、演出・山室大輔、平野俊一、出演・阿部寛、向井理、木村祐一、笹野高史、原田美枝子、三浦友和他)。「舞台となるのは「日本橋・人形町」。一人の女性が殺害され、この殺人事件を担当することになったのが、日本橋署に異動してきたばかりの、ニューカマー・加賀恭一郎。その加賀恭一郎の捜査線上に浮かび上がった容疑者は、なんと人形町の商店街住民全員!容疑者を突き止めるべく、まさに“ニューカマー(新参者)”として、人形町商店街の複雑に入り組んだ人間関係をひとつひとつ解き明かしていく。そこには新参者として赴任してきた加賀恭一郎にしかわからない、人形町の人々の「心の謎」があり、その「心の謎」を抜群の洞察力と、推理力で紐解いていく。次々と浮かび上がる容疑者が抱える心の闇をときほどき、そして、最後に辿り着いた容疑者とは!?」(公式サイトより)。何よりも原作とキャストに心惹かれています(って、原作読んだことないけど)。脚本はフジテレビヤングシナリオ大賞出身のドラマデビューが初めての方、演出は「JIN」「MR.BRAIN」の山室大輔、「ブラッディ・マンデイ」「官僚たちの夏」の平野俊一。
4月、日11テレ朝「女帝 薫子」(原作・倉科遼、脚本・旺季志ずか、P・五十嵐文郎、演出・小松隆志、出演・桐谷美玲他)。「女帝、ふたたび!夜の銀座で新たな女たちの戦いが始まる・・・!生き別れになった母親を探す女と自分を捨てた父親を探す女が銀座の高級クラブを舞台に激しい火花を散らす!10代女子のカリスマ・桐谷美玲が連続ドラマ初主演!!運命に翻弄される女たちは“女帝”を目指してのし上がっていくが・・・!?」(公式サイトより)。日曜の夜中のこういうタイプのドラマは見ないわ~。
今回ほぼ確実に見るのが「龍馬伝 SEASON2」(でも大友さん以外の演出の回はリアイアする可能性もあり)、多分見るのが「新参者」と「チェイス~国税査察官~」(土日に固まっているなー)、NHK火曜10時ドラマと「ジェネラル・ルージュの凱旋」、そして初韓流ドラマ「IRIS-アイリス-」は1回目は見るかな。「臨場」はたまたま時間が合えば見るかも。他はどうも今ひとつ心惹かれません。もう、枯れちゃっているのかしら、私。
参照:
2009年12月24日「2010年1月からのTVドラマ」
2009年9月18日「2009年10月からのTVドラマ」
2009年7月2日「2009年7月からのTVドラマ」
2010年03月18日 (木)

今朝、会社に行く途中でミネラルウォーターとコーヒーを買うためにコンビニに寄り、うすらぼんやりとレジに並んですぐ横の雑誌棚を見ていたら、今週号のぴあが目に入ったのである。
「オスカル? 今更なんで……。「ベルバラ」、また映画化でもされるのかなあ。「宇宙戦艦ヤマト」もキムタク主演でやるし、「あしたのジョー」だって今さら山Pで実写ドラマ化するんだもんなー(ちなみに丹下段平は香川照之)。……あ、オスカルじゃねーよ、グレン・クローズだよ! カツラでもかぶっているのかなあ、この髪の長さ」
……オスカル様でもグレン・クローズ様でもありませんでした。高見沢俊彦でしたよ。うーむ。桜井と坂崎幸之助の絵が横にあるので、かろうじてアルフィーと判断出来たけど、一人しか描いてなければきっとずっとオスカル様だと思っているかも。朝は自分で思っている以上に朦朧としているんだな……。
2010年03月16日 (火)

大森南朋にも恋愛映画にも全く興味がない私がなぜこの映画を見に行ったか。それは映画上映前に聞いた評判に対する好奇心からである。
[あらすじ]
「夫の聡(大森南朋)と結婚して3年になるテディベア作家の瑠璃子(中谷美紀)。日常に不満はないものの、人間の抱える根元的な寂しさにさいなまれる瑠璃子は、夫に向かい、「この家には恋が足りないと思うの」と自分の気持ちを伝えてしまう。そんな中、瑠璃子は自分の作ったベアを欲しがる青年・春夫(小林十市)と出会うが……」(シネマトゥデイより)
当初、水曜日のレディースデイにでも時間があったら行ってみようと思っていたのだが、先日会った友人から舞台挨拶付きチケットが1枚余っているかどうか?と聞かれたので、どうせ作品そのものに対する興味が全くないのだから、この際オマケ付きの方がいいかもしれんない、程度の気分で、一昨日の監督と登場人物達による初日舞台挨拶付き上映「スイートリトルライズ」を見に行って来たのである。したがって私がこの作品に対して持っていた知識も「江國香織原作の恋愛ドラマ」「主演が中谷美紀と大森南朋」「W不倫もの」というだけであった。
恋愛映画かー。ここ最近とんとみていないなー。一体一番最近みた恋愛映画って何だ?と霞がかかった記憶を探してみても全く思い浮かばん。この1年見た映画は「ハゲタカ」「ゴールデンスランバー」「ハゲタカ」「THIS IS IT」「ハゲタカ」「フィッシュストーリー」「ハゲタカ」「笑う警官」「ハゲタカ」「南極料理人」「ハゲタカ」「サマーウォーズ」「ハゲタカ」「ハゲタカ」「ハゲタカ」……(笑)。「ハゲタカ」は恋愛要素がかけらもない映画だしな。「THIS IS IT」は愛ある作品と言えるが恋愛ではない。「南極料理人」と「ゴールデンスランバー」も恋愛描写がない訳ではないがメインではない。「サマーウォーズ」はアニメ、「笑う警官」は……えー、省略(笑)。
まあそんな訳で渋谷のシネマライズで件の友人に会う。私が見た映画は12時過ぎからの上映だったが、友人はその前の回(上映後に舞台挨拶)を見て、この回(上映前に舞台挨拶)を見て、さらにこの後の新宿の舞台挨拶付き上映を見て、そして川崎の舞台挨拶付き上映にも行くのだと言う。すげーなー。「その情熱は一体どこから来るんです?」(by 鷲津政彦)……って、私が言っちゃだめか。
友人「そんな、ひどくなかったですよ」
私「へぇー」
友人「なかなかおいしいシーンもありますし」
私「どこらへんが?」
友人「南朋さんの裸が見られます」
私「大森南朋の裸には全く興味がねーよ!」
以下、ネタバレがあるので折り畳みます。ま、大したことは書いてないけど。なお舞台挨拶は上映前に20分弱程あって、大森南朋と中谷美紀が監督に色々言っていて面白かったです。そしてこの日の生大森南朋がかっこよかったかどうか。残念ながら舞台からはちっくと遠くてこんまい大森南朋しか見えなかったのでよくわかんなかったぜよ。「笑う警官」の時は確かにかっこ良かったけどね。
2010年03月15日 (月)

龍馬伝 第11回(3月14日放映)。いやー、今回の主役は坂本龍馬(福山雅治)でしたねー(←今更)。いやもう、龍馬かっこよすぎてくらくらしちゃうね(棒読み)。んーーー、でも結局吉田東洋(田中泯)の圧倒的な存在感の前には互角? いややっぱり完敗か。
[あらすじ]
「江戸では井伊直弼(松井範雄)が水戸浪士たちに暗殺される桜田門外の変が起こる。土佐では上士によって下士が斬(き)られ、その仇(あだ)討ちで上士が殺されるという事件があった。上士と下士の対立は一触即発となるが、龍馬(福山雅治)が単身上士の屋敷に乗り込み事態を収拾する。吉田東洋(田中泯)は、龍馬を見込んで上士の身分を与えようとするが、龍馬は拒否する。一方、武市半平太(大森南朋)らは土佐勤王党を結成する」(NHK番組表より)
先週出て来たと思ったら今週はもうしょっぱなで殺されちゃってますよ、井伊直弼(松井範雄)。展開、早っ! 老中の阿部正弘(升毅)、結構好きだったのに何の断りもなく出て来なくなっちゃって(井伊直弼が大老に就任する前年に死去)いつのまにやら井伊直弼が大老になっててそしてあっという間に暗殺。はえーよ。しかし井伊直弼の死に顔がまた漫画みたいっつーか写楽の役者絵みたいな顔ですごかった。さすが漫画チック演出の渡辺さん。ちなみに日本史の主な出来事をピックアップしてみると
1853年 龍馬・お江戸行き、黒船来航、徳川家定・第13代将軍就任
1854年 龍馬・土佐帰国、日米和親条約締結、吉田松陰・密航失敗
1855年 龍馬・お江戸行き、幕府海軍伝習所発足
1857年 山本琢磨逃亡事件、下田条約締結
1858年 龍馬・土佐戻り、日米修好通商条約締結、徳川家茂・第14代将軍就任
1858年~1859年 安政の大獄(山内容堂蟄居)
1959年 吉田松陰・斬首刑に処される
1860年 桜田門外の変、咸臨丸アメリカへ出航
1861年 池田虎之進切腹、土佐勤王党結成、皇女和宮降嫁
1回につき2年くらいずつ進んじゃってる? ま、ドラマだからねー、史実通りじゃなくて全然OKですけんど、あんまりにも進行早くて、年寄りはついていけんよ。……はっ、幕末物の視聴率がよくないのはそのせいなの? しかしすごいスピードでかっ飛ばしているので安政の大獄もほぼ一言だけ、桜田門外の変も一瞬だけ、吉田松陰(生瀬勝久)の死も勝海舟の咸臨丸出航もすっとばしてますよ。そのうちまた出て来てあっと驚く何かをしてくれるか?と思った生瀬松陰の出番、全くなし! 日本史、楽だな、こりゃ。
さて今週の弥太郎(香川照之)。先週こぎれいになって長崎に行ったと思ったら公金横領でクビになってまたおなじみの汚い顔で戻ってきました(Wikipediaによるとこれも史実)。やっぱ弥太郎はこれだよね。しかも武市道場の若造が集結しているのを吉田東洋に密告。もうなりふりかまわないよっ。そして吉田東洋からお仕事もらったらまたこざっぱりとしちゃって。
けんど龍馬が池田虎之進事件の件で半平太の名代みたいな形で刀も持たずに敵陣に堂々と乗り込んで来ちゃって、ほんにもう、龍馬、かっこええのう(←弥太郎の声でお読みください)。どうどうとこのまま上士と下士が争っていては藩が取りつぶされてしまう、どうか話し合いをと訴える龍馬。はぁ~、かっこええのう(←弥太郎の声でお読みください)。またそこにやってくる吉田東洋のすんざましい圧迫感にもひるまない龍馬、かっこええのう(←弥太郎の声でお読みください)。そしてこの龍馬を羨望と嫉妬の目で見つめる弥太郎と後藤象二郎(青木崇高)ですよ。そのうち何かやらかしてくれるかもしれん。
それにひきかえ我らが半平太どん(←どこの人?)。器がちっせえのう。まあ先週今週の半平太の描かれ方でわかるのは、半平太が本当はリーダの器じゃないんじゃないかっつーことですよ。ま、器じゃないのがもしかしてわかっているからああいうわかりやす~い悩み方とかしてたのかもしれないけど。でも勢いだけで皆がついて来ているもんだから、いざとなったら下士の若造どもを御しきれないでやんの。そして自分の言葉でどんどんがんじがらめになって追い込まれてんのな。上には逆らえず下からの突き上げにも対応出来ず、哀れ迷える中間管理職の半平太。でもそこで半平太の窮地を救う皆のヒーロー、仮面ライダー龍馬(違)。まあ、「龍馬伝」の主役はもちろん坂本龍馬ですよ、ええ。だから他のキャラはみんな龍馬の引き立て役! 龍馬以外は皆脇役! わかりやすぅ。……なんか見ているこっちがやさぐれちまうんですけんど、いいよね、やさぐれたって。……頼むよ、ちっせえ器でも、周りが見えてないキャラでもいいんだよ、納得させてくれ。
さてと。来週はあの吉田東洋に足蹴にされて(多分)血まみれの半平太さん、攘夷のために国賊を処刑するとかじゃなくて、回り見えてないですからね、私怨混みでさっくり暗殺ですよ、きっと(←投げやり?)。心臓に悪いドラマだよ、まったくもう。
……すっかりやさぐれてお見苦しい文章で申し訳ありません。でもそれもこれも大友さんが演出してくれないからなのよっ!(←八つ当たり)。まあ、来週はもう少し落ち着いて感想を書こうと思います。
2010年03月14日 (日)
映画「ハゲタカ」の映画賞関連で、通りすがりさんから色々情報をいただいたので、他の情報と併せてまとめてみました(3月14日更新)。
*第64回日本放送映画藝術大賞映画部門(2010年1月7日発表、優秀賞の一般投票は3月10日まで、優秀賞の発表は3月14日午後12時~午後2時、その後同日(3月14日)午後3時より午後7時まで最優秀賞の一般投票受付、同日午後20時~午後22時に最優秀賞発表予定)
優秀主演男優賞……大森南朋「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
優秀助演男優賞……玉山鉄二「ハゲタカ」
優秀新人賞……高良健吾「ハゲタカ」
優秀撮影賞……清久素延「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
優秀美術賞……花谷秀文「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
最優秀照明賞……川辺隆之「劔岳 点の記」「ハゲタカ」
優秀録音賞……湯脇房雄「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
優秀編集賞……大庭弘之「ハゲタカ」
最優秀音響効果賞……柴崎憲治「沈まぬ太陽」「ハゲタカ」
*2009年度TAMA映画賞(2009年11月28日発表)
最優秀新進男優賞……高良健吾「南極料理人」「ハゲタカ」「フィッシュストーリー」「蟹工船」
*第34回報知映画賞(2009年12月22日発表)
作品賞・邦画部門……「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
主演男優賞……大森南朋「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
助演男優賞……高良健吾「南極料理人」「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
*第22回日刊スポーツ映画賞ファン大賞(2009年12月29日発表)
ファン大賞・日本映画部門ベスト10のうち第7位
*2010年第34回エランドール賞新人賞(2010年1月22日発表予定)
新人賞 男性……松田龍平「誰も守ってくれない」「ハゲタカ」他
新人賞 男性……玉山鉄二「ハゲタカ」他ノミネート(受賞なし)
*第34回日本アカデミー賞優秀賞(2009年12月22日発表、最優秀賞発表は2010年3月5日)
優秀主演男優賞……大森南朋「ハゲタカ」(最優秀賞受賞なし)
優秀助演男優賞……玉山鉄二「ハゲタカ」(最優秀賞受賞なし)
*第52回ブルーリボン賞(2010年1月6日発表、各賞発表は2月16日)
新人賞……高良健吾「南極料理人」「ハゲタカ」「蟹工船」他ノミネート(受賞なし)
*東京スポーツ映画大賞(1月20日発表)
新人賞……高良健吾「フィッシュストーリー」「ハゲタカ」他ノミネート(受賞なし)
*第83回 キネマ旬報ベスト・テン(1月12日発表、表彰式は2010年2月7日)
ベスト・テン……該当なし
・1位は「ディア・ドクター」と「グラン・トリノ」 09年キネマ旬報ベスト10(Yahoo!ニュース)
*第24回高崎映画祭(1月12日、映画祭開催は3月27日~4月11日まで)
各賞該当なし
*第64回 毎日映画コンクール(1月20日発表、表彰式は2月8日)
各賞該当なし
*第19回日本映画批評家大賞(未発表、3月31日頃発表?)
……こんなことばっかり書いてるから、ハゲタカファンサイトとか言われちゃうんだな(笑)。
*第64回日本放送映画藝術大賞映画部門(2010年1月7日発表、優秀賞の一般投票は3月10日まで、優秀賞の発表は3月14日午後12時~午後2時、その後同日(3月14日)午後3時より午後7時まで最優秀賞の一般投票受付、同日午後20時~午後22時に最優秀賞発表予定)
優秀主演男優賞……大森南朋「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
優秀助演男優賞……玉山鉄二「ハゲタカ」
優秀新人賞……高良健吾「ハゲタカ」
優秀撮影賞……清久素延「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
優秀美術賞……花谷秀文「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
最優秀照明賞……川辺隆之「劔岳 点の記」「ハゲタカ」
優秀録音賞……湯脇房雄「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
優秀編集賞……大庭弘之「ハゲタカ」
最優秀音響効果賞……柴崎憲治「沈まぬ太陽」「ハゲタカ」
*2009年度TAMA映画賞(2009年11月28日発表)
最優秀新進男優賞……高良健吾「南極料理人」「ハゲタカ」「フィッシュストーリー」「蟹工船」
*第34回報知映画賞(2009年12月22日発表)
作品賞・邦画部門……「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
主演男優賞……大森南朋「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
助演男優賞……高良健吾「南極料理人」「ハゲタカ」ノミネート(受賞なし)
*第22回日刊スポーツ映画賞ファン大賞(2009年12月29日発表)
ファン大賞・日本映画部門ベスト10のうち第7位
*2010年第34回エランドール賞新人賞(2010年1月22日発表予定)
新人賞 男性……松田龍平「誰も守ってくれない」「ハゲタカ」他
新人賞 男性……玉山鉄二「ハゲタカ」他ノミネート(受賞なし)
*第34回日本アカデミー賞優秀賞(2009年12月22日発表、最優秀賞発表は2010年3月5日)
優秀主演男優賞……大森南朋「ハゲタカ」(最優秀賞受賞なし)
優秀助演男優賞……玉山鉄二「ハゲタカ」(最優秀賞受賞なし)
*第52回ブルーリボン賞(2010年1月6日発表、各賞発表は2月16日)
新人賞……高良健吾「南極料理人」「ハゲタカ」「蟹工船」他ノミネート(受賞なし)
*東京スポーツ映画大賞(1月20日発表)
新人賞……高良健吾「フィッシュストーリー」「ハゲタカ」他ノミネート(受賞なし)
*第83回 キネマ旬報ベスト・テン(1月12日発表、表彰式は2010年2月7日)
ベスト・テン……該当なし
・1位は「ディア・ドクター」と「グラン・トリノ」 09年キネマ旬報ベスト10(Yahoo!ニュース)
*第24回高崎映画祭(1月12日、映画祭開催は3月27日~4月11日まで)
各賞該当なし
*第64回 毎日映画コンクール(1月20日発表、表彰式は2月8日)
各賞該当なし
*第19回日本映画批評家大賞(未発表、3月31日頃発表?)
……こんなことばっかり書いてるから、ハゲタカファンサイトとか言われちゃうんだな(笑)。
(1月6日22時・記)
2010年03月13日 (土)

龍馬伝 第10回(3月7日放映)。半平太(大森南朋)がこんなにも出ていて、こんなに悩みまくりなのに釈然としない感じがするのは何故かしら。今回の演出が大友さんじゃないからついつい偏見の目で見ちゃってるのか?
[あらすじ]
「江戸での剣術修行を終え、佐那(貫地谷しほり)に別れを告げた龍馬(福山雅治)は、土佐に帰り、加尾(広末涼子)に求婚する。そのころ、藩政改革を推し進める開国派の吉田東洋(田中泯)を排除しようと、武市(大森南朋)は保守派の柴田備後(北見敏之)に近づく。そして朝廷の攘夷(じょうい)派の動きを探るために、加尾を京に送りこもうと画策する。一方、岩崎弥太郎(香川照之)は、東洋に取り立てられて長崎へ派遣される」(NHK番組表より)
龍馬伝をやっと見ましたよ。もうね、タイトルロールの所で担当演出さん名を必ず確認しちゃうのはいかがなものかとも思うんだけど、今回は「真鍋斎」って名前を見た瞬間、あーわかりやすくてマイルドな真鍋さんかーとちょっとがっかりしてしまった私を許してくれ。それにしても展開が早いわねー、先週江戸に来たかと思ったら今週はもう土佐に戻ってて(←ドラマの中じゃ先週でも今週でもねーよ)。佐那(貫地谷しほり)には「おしたいもうしてました」とか、加尾(広末涼子)には「好きだったのに」とか言われて、私の頭の中では「モテまくりですね、龍馬」と大森南朋がコメントしてました(笑)。
そして実にわかりやすい悪役・井伊直弼(松井範雄)のせいで土佐のお殿様(近藤正臣)は隠居させられて、コストカッター吉田東洋(田中泯)が執行役員に!(←違います)。幹部の給与削減とリストラの断行です。そしてこれまたわかりやすい小者・柴田備後(北見敏之)が吉田東洋にばっさり切られて、わかりやすく吉田東洋に恨みをつのらせていきます。さらに吉田東洋への反感を募らせているであろう事を利用しようと(か?)よりによってこの小者・柴田に近づく半平太。あーあ、こんなところでも判断を間違っているんだもんねー。
あ、そうそう、今週は
今週の弥太郎(香川照之)。吉田東洋の引き立てで長崎に行く事になって、なんだかすっきりこざっぱりしちゃってます(ただし歯以外)。龍馬にも「こぎれいになって」とか言われてるし。そしておまけで今週の洋ちゃん(饅頭屋長次郎役、大泉洋)。ちょろっと出て来ていつも場面の解説をするだけ。前回は龍馬達にお奉行様の悪さを解説してたり、都合良く加尾にボロっと龍馬のお江戸行きをもらしてたりしてたが、今回も加尾の京都行きの話をわかりやすく龍馬にお知らせしています。便利屋洋ちゃん。
そして今週のメインイベント、悩める半平太。ふぅ……。まあ色々言いたい事はあるが時間がないので、1点だけ。一人、道場だかどこだかで悩んでいる半平太の前に、ネガティブ半平太、キターーーーーッ! ……いや、ここまでわかりやすく半平太の苦悩を演出しなくてもいいです。「あしたの、喜多善男」(2008年、フジテレビ、小日向文世他)じゃないんだから。だいたい大森南朋ならこんな白黒2人半平太を出さなくても、一人でちゃんと表現出来ると思うんだけど。おまけにさ、ネガティブ半平太、黒マフラーしているの。これ、こっちの半平太が悪い方の半平太ですからって目印か? あの黒マフラー見て、大河ドラマの赤マフラー伝説を思い出しちゃったよ。

ところで今週号(2010/3/19)の「ステラ」(龍馬伝特集・武市半平太の信念を語る/大森南朋インタビュー)を買っちゃった。大森南朋が半平太について語っています。うーむ、中間管理職の悲劇ですってよ。
さて来週、ってもう明日だyo! いよいよ土佐勤王党の結成です。いつも半平太の後ろにある「攘夷」って文字が、もしかして結構ヘタくそじゃね?とか思いつつ見ていたので今回も「土佐勤王党」の文字づらを見てしまったんですが、なんかタイトル文字を書いてる方の字っぽいですね(実にどうでもいいことだが)。
あー、時間がない、今日はこれからよりによって舞台挨拶付きのあの「スイートリトルライズ」をひょんなことから見に行く事になったのだ。大森南朋にも恋愛映画にもまったく興味がない私がなんでまた見に行くことになったのかは、また別記事で。
2010年03月11日 (木)
*しつこいようだがとりあえず書いておきます。以下、映画「ハゲタカ」のネタバレがあります。ご注意。「ハゲタカ廃人的大人の遠足前編」の続きだが、収まりきれずに中編、後編になっちゃったよ……。
さて、三井記念美術館の「三井家のおひなさま展」会場(三井本館7F)からマンダリンオリエンタル東京ホテル37階のフレンチレストラン・シグネチャーに向かったのだが、当然、劉一華(玉山鉄二)が「彼、友達なのでいつでも通してあげて下さい」と言って入ってきた1Fエントランスをわざわざ通ってエレベータに向かう私達(私、nanakoさん、廃人某嬢)。うわっ、今日は大安なのか!? あちこちに本物の花嫁だらけだ。廃人某嬢が「明日ここでブライダルフェアがあって結婚式場が使えないから、今日に集中しているのでは」とトリビアを披露し、「へぇーー」と感心ひとしきり。
そしてエレベータに乗り込むものの、私はうすらぼんやりとしていたのでシグネチャは37階だったよなあとあやうくそのまま37階で降りるところでしたよ。しかし今回の"大人の遠足"の学級委員長であるnanakoさんがすかさず「もちろん38階ですよね」と宣言。そうだよ、あのシグネチャに行くのにまっすぐ37階で降りちゃ廃人じゃなかったよ。もちろん38階で降りて、守山(高良健吾)を連れて階段を降りた劉一華のように階段を降り、鷲津(大森南朋)が仁王立ちしていたウェイティングバーの前を通って、今度は正々堂々と(笑)、シグネチャの受付スタッフに名前を告げる。なお、nanakoさんと廃人某嬢がなかなか素晴らしいらしいという評判のトイレに行ってしまったので、私はこれまた正々堂々と、鷲津が仁王立ちしていたウェイティングバー(←しつこい)のソファに座って、二人を待つふりしながらしばし映画シーンに浸っておりました。しみじみ。

さて今回シグネチャに予約を入れるに当たっては色々非常に迷った。あの鷲津政彦と劉一華が座ったテーブルを予約をするにはどうしたらいいのか(←人生、他に考えることはないのか!?)。映画本編と特典映像を見る限りでは、場所は奥から2番目か3番目の窓際である。しかしシグネチャのテーブル構成がどうなっているのかさっぱりわからないため、もし奥のテーブル席が横に広がっていたら、「奥から3番目」なんて指定したら他のテーブルになってしまう場合もある。特典映像を見ると、配膳テーブルのような台と調理場窓口がある場所のすぐそばである。あの場所をなんと言って指定すればいいのか。うーん、わからん。結局シグネチャには「入って割りとすぐ左手側に配膳テーブルのような場所がありますよね? あの場所のすぐ近くの窓際のテーブルをお願いします」と、非常に意味不明なテーブル指定のお願いをしたのだった。ああ、小心者の自分が憎い……。

そんな訳で当日私たちが通されたテーブルは一体どこになったのか!? ……テーブル指定を失敗してしまったよ、ママン……。確かに店の中に入って3番目くらいテーブルのそばに小さめのスタッフテーブルのような場所があったためにそこの横の窓際に通されたのだが、そこはもちろん鷲津テーブルじゃなかった……。鷲津テーブルはもっともっと奥だったよ……(写真参照)。「ま、今回は次にディナーで来る時のための下見ということで」とお茶を濁す私に、nanakoさんが「この席、絶妙なポジションにありますよ」と言う。「ここ、劉君の部屋のほぼ真上ですよ」「えーーーっ!?」と驚く私と廃人某嬢に今朝の予習の成果を見せてくれる。

そこにあったのは劉が部屋で祈りを捧げている場面の写真だったが、確かにその写真と同じ風景が私達の目の前に広がっていた。私たちの席から撮った写真と、映画場面の写真を並べてみたが、かすかにもう少し入口寄りの方がもっと正確に映画場面の風景と重なるが、建物の角度等がほぼ一致していて確かにここは劉一華の部屋の真上かも。

さらに「ここから全部見下ろせるんです。日本銀行から、とうりゃんせ信号から、常磐橋門跡公園から、劉君が倒れた橋まで全部見られるんです。これは素晴らしい席ですよ」と感激のnanakoさん。なるほど、現在の鷲津テーブルだと映画と違って実は窓際にもうひとつ2人掛けのテーブルがあるために、この景色は楽しめないし多分そもそも気がつかない。また、ディナーでここに来た場合も真下のこの景色には暗すぎてきっと気がつかないだろう。私達、もしかしてラッキー?(笑)
さてここで頂いた非常に満足なランチとそのサービス、そして前日の日本アカデミー賞授賞式に出席してハゲタカメンバーをじかに目撃した廃人某嬢の話についてはnanakoさんのお宅でみていただいて(さっくり省略)、肝心の鷲津テーブルだよ。
シグネチャのランチのラストオーダーは午後2時30分、私たちが予約したのは午後1時、ランチメニューをゆっくりくつろぎながら(ま、他のお客様とは別なくつろぎ方だったかもしれんが)いただいていたらあっという間に3時になっていたのだが、なんと他のお客様が全然退けない。今まで散々傍若無人の限りをつくした私だが、さすがにごく普通にお客様がいるシグネチャ店内の写真を写すなどという暴挙はできない。これくらいの時間になれば客はいなくなるだろうと踏んでいたのに大誤算だ。しかしまあデザートやコーヒーなどもゆったりとサーブされるので私たちも図に乗っておしゃべりに話がはずみ……気がついたら周囲にほとんど客がいなくなってて、スタッフの皆さんはディナーの準備をし始めていたyo!

そんな訳で私達も退却準備に入ったが、他の客がほとんどいないのでスタッフの方にお断りして店内の写真を撮らせていただく(写真手前の4人席が鷲津テーブル)。また、店内のテーブル配置についてもお話を伺う。奥の壁の向こう側はセミプライベートルームになっていて(完全個室ではない)4人掛けテーブルが直列に三つ並んでいたので、プチ同窓会とか(ま、そんな同窓会に私が参加するようなことはないが)、大勢でのハゲタカ廃人宴会の時に利用するのもいいかも。
そして鷲津ポジションはこのセミプライベートルームの仕切り壁から2番目だったか3番目だったかのテーブル(鷲津テーブルばかり見ていたために今一つ自信がない……)。上に書いたように映画では窓際の2人掛けテーブルがない。思い切って「このテーブルを予約のときに指定したい時はどうお伝えすればいいでしょうか?」と聞いてみる。
「ここは……何かあるんですか?」
「ええ……っと(冷や汗)、去年の映画のときに使われた場所で……」
「それでしたら、ハゲタカの席で、と言っていただければ通じますので」
「あー……、なるほど」
それを言わずに済めば越したことはないんだよう(泣)。
「今までもそうおっしゃって予約されたお客様が何名もいらっしゃいます」
「あ、そうなんですか……。色々とご丁寧にありがとうございました」
拍子抜け。つまり、予約するときは、正々堂々と「ハゲタカ席、プリーズ」ですよ、皆さん! ……しかし、なんとか映画名を出さずに予約したいんだよう(泣)。ま、こんな中途半端な場所を指定している時点でミエミエだが。
非常に楽しくランチをすごしていたら、もう4時! おっと肝心の劉一華追悼祭りができなくなっちゃうじゃないか。と言うわけでその話は完結編(ハゲタカ廃人的大人の遠足 後編)に続く(笑)。
さて、三井記念美術館の「三井家のおひなさま展」会場(三井本館7F)からマンダリンオリエンタル東京ホテル37階のフレンチレストラン・シグネチャーに向かったのだが、当然、劉一華(玉山鉄二)が「彼、友達なのでいつでも通してあげて下さい」と言って入ってきた1Fエントランスをわざわざ通ってエレベータに向かう私達(私、nanakoさん、廃人某嬢)。うわっ、今日は大安なのか!? あちこちに本物の花嫁だらけだ。廃人某嬢が「明日ここでブライダルフェアがあって結婚式場が使えないから、今日に集中しているのでは」とトリビアを披露し、「へぇーー」と感心ひとしきり。
そしてエレベータに乗り込むものの、私はうすらぼんやりとしていたのでシグネチャは37階だったよなあとあやうくそのまま37階で降りるところでしたよ。しかし今回の"大人の遠足"の学級委員長であるnanakoさんがすかさず「もちろん38階ですよね」と宣言。そうだよ、あのシグネチャに行くのにまっすぐ37階で降りちゃ廃人じゃなかったよ。もちろん38階で降りて、守山(高良健吾)を連れて階段を降りた劉一華のように階段を降り、鷲津(大森南朋)が仁王立ちしていたウェイティングバーの前を通って、今度は正々堂々と(笑)、シグネチャの受付スタッフに名前を告げる。なお、nanakoさんと廃人某嬢がなかなか素晴らしいらしいという評判のトイレに行ってしまったので、私はこれまた正々堂々と、鷲津が仁王立ちしていたウェイティングバー(←しつこい)のソファに座って、二人を待つふりしながらしばし映画シーンに浸っておりました。しみじみ。

さて今回シグネチャに予約を入れるに当たっては色々非常に迷った。あの鷲津政彦と劉一華が座ったテーブルを予約をするにはどうしたらいいのか(←人生、他に考えることはないのか!?)。映画本編と特典映像を見る限りでは、場所は奥から2番目か3番目の窓際である。しかしシグネチャのテーブル構成がどうなっているのかさっぱりわからないため、もし奥のテーブル席が横に広がっていたら、「奥から3番目」なんて指定したら他のテーブルになってしまう場合もある。特典映像を見ると、配膳テーブルのような台と調理場窓口がある場所のすぐそばである。あの場所をなんと言って指定すればいいのか。うーん、わからん。結局シグネチャには「入って割りとすぐ左手側に配膳テーブルのような場所がありますよね? あの場所のすぐ近くの窓際のテーブルをお願いします」と、非常に意味不明なテーブル指定のお願いをしたのだった。ああ、小心者の自分が憎い……。


そんな訳で当日私たちが通されたテーブルは一体どこになったのか!? ……テーブル指定を失敗してしまったよ、ママン……。確かに店の中に入って3番目くらいテーブルのそばに小さめのスタッフテーブルのような場所があったためにそこの横の窓際に通されたのだが、そこはもちろん鷲津テーブルじゃなかった……。鷲津テーブルはもっともっと奥だったよ……(写真参照)。「ま、今回は次にディナーで来る時のための下見ということで」とお茶を濁す私に、nanakoさんが「この席、絶妙なポジションにありますよ」と言う。「ここ、劉君の部屋のほぼ真上ですよ」「えーーーっ!?」と驚く私と廃人某嬢に今朝の予習の成果を見せてくれる。


そこにあったのは劉が部屋で祈りを捧げている場面の写真だったが、確かにその写真と同じ風景が私達の目の前に広がっていた。私たちの席から撮った写真と、映画場面の写真を並べてみたが、かすかにもう少し入口寄りの方がもっと正確に映画場面の風景と重なるが、建物の角度等がほぼ一致していて確かにここは劉一華の部屋の真上かも。

さらに「ここから全部見下ろせるんです。日本銀行から、とうりゃんせ信号から、常磐橋門跡公園から、劉君が倒れた橋まで全部見られるんです。これは素晴らしい席ですよ」と感激のnanakoさん。なるほど、現在の鷲津テーブルだと映画と違って実は窓際にもうひとつ2人掛けのテーブルがあるために、この景色は楽しめないし多分そもそも気がつかない。また、ディナーでここに来た場合も真下のこの景色には暗すぎてきっと気がつかないだろう。私達、もしかしてラッキー?(笑)
さてここで頂いた非常に満足なランチとそのサービス、そして前日の日本アカデミー賞授賞式に出席してハゲタカメンバーをじかに目撃した廃人某嬢の話についてはnanakoさんのお宅でみていただいて(さっくり省略)、肝心の鷲津テーブルだよ。
シグネチャのランチのラストオーダーは午後2時30分、私たちが予約したのは午後1時、ランチメニューをゆっくりくつろぎながら(ま、他のお客様とは別なくつろぎ方だったかもしれんが)いただいていたらあっという間に3時になっていたのだが、なんと他のお客様が全然退けない。今まで散々傍若無人の限りをつくした私だが、さすがにごく普通にお客様がいるシグネチャ店内の写真を写すなどという暴挙はできない。これくらいの時間になれば客はいなくなるだろうと踏んでいたのに大誤算だ。しかしまあデザートやコーヒーなどもゆったりとサーブされるので私たちも図に乗っておしゃべりに話がはずみ……気がついたら周囲にほとんど客がいなくなってて、スタッフの皆さんはディナーの準備をし始めていたyo!

そんな訳で私達も退却準備に入ったが、他の客がほとんどいないのでスタッフの方にお断りして店内の写真を撮らせていただく(写真手前の4人席が鷲津テーブル)。また、店内のテーブル配置についてもお話を伺う。奥の壁の向こう側はセミプライベートルームになっていて(完全個室ではない)4人掛けテーブルが直列に三つ並んでいたので、プチ同窓会とか(ま、そんな同窓会に私が参加するようなことはないが)、大勢でのハゲタカ廃人宴会の時に利用するのもいいかも。
そして鷲津ポジションはこのセミプライベートルームの仕切り壁から2番目だったか3番目だったかのテーブル(鷲津テーブルばかり見ていたために今一つ自信がない……)。上に書いたように映画では窓際の2人掛けテーブルがない。思い切って「このテーブルを予約のときに指定したい時はどうお伝えすればいいでしょうか?」と聞いてみる。
「ここは……何かあるんですか?」
「ええ……っと(冷や汗)、去年の映画のときに使われた場所で……」
「それでしたら、ハゲタカの席で、と言っていただければ通じますので」
「あー……、なるほど」
それを言わずに済めば越したことはないんだよう(泣)。
「今までもそうおっしゃって予約されたお客様が何名もいらっしゃいます」
「あ、そうなんですか……。色々とご丁寧にありがとうございました」
拍子抜け。つまり、予約するときは、正々堂々と「ハゲタカ席、プリーズ」ですよ、皆さん! ……しかし、なんとか映画名を出さずに予約したいんだよう(泣)。ま、こんな中途半端な場所を指定している時点でミエミエだが。
非常に楽しくランチをすごしていたら、もう4時! おっと肝心の劉一華追悼祭りができなくなっちゃうじゃないか。と言うわけでその話は完結編(ハゲタカ廃人的大人の遠足 後編)に続く(笑)。
2010年03月09日 (火)

*今更だがとりあえず書いておきます。以下、映画「ハゲタカ」のネタバレがあります。ご注意。
非常にアクティブな廃人であるnanakoさんのブログで、「三井家のおひなさま展」や「NHKハート展」の記事を読んだのは先月中旬の事だった。それぞれのイベントは前々からあるのはわかっていたのだが、何分にも片っ端からありとあらゆるものを忘れるもので、nanakoさんの記事を見て「そうそう、行っておかなきゃ」と思ってコメントさせていただき……そのまま忘れちゃってたよ……。このボケっぷり、本当になんとかしたいところだ。それが先週の月曜日、nanakoさんから「ご一緒にどうですか?」とお誘いがあって、じゃあこの際だから美術展鑑賞と一緒にシグネチャでのランチにチャレンジ! そしてもちろんこの時期なんだから劉一華追悼! ということで、私、nanakoさん、廃人某嬢という昨年11月の映画「ハゲタカ」デューデリメンバーで"怪しい廃人探検隊再び"、ですよ(笑)。
今回のコースは、大森南朋画伯の作品も展示される「NHKハート展」、三井美術館で開催されている「三井家のおひなさま展」、鷲津(大森南朋)と劉一華(玉山鉄二)が「ご一緒」なマンダリンオリエンタル東京ホテルのフレンチレストラン・シグネチャー、ちょうど今時分だった(まあ、撮影は2月下旬だが)劉一華in常盤橋門跡公園、そして近場の他の「ハゲタカ」ロケ地にも行ってみよー、である。
大森南朋個人には全く興味がなく、役者・大森南朋には多少の興味があるだけの私がなんで「NHKハート展」を見てみたいかとというと、実は大森南朋のイラストが結構好きだからだ。非常に味わいのある描きなれた漫画絵で、もっとこの絵を見てみたいという気になる絵なのである。そして三井家のおひなさま展は開催場所が三井本館の7Fにある三井記念美術館だが、もちろん映画「ハゲタカ」のロケ地であった三井本館3Fの会議室「オーク」(鷲津ファンド/TOB記者発表会場)や「サンクチュアリ」(BWP/TOB記者発表会場)を探検しに行くわけではない。これは純粋に私の「お人形趣味」の一環で見てみたかったものだ。
さらに本命・シグネチャのランチは税抜きサービス料抜きで5,000円から、ドレスコードも「スマートビジネス」と比較的敷居が低めなので(ディナーのドレスコードは「スマートエレガント」だよ)、いつの日かディナーで訪問する時のための下見も兼ねてのチャレンジである(シグネチャーでディナーって……もう、一体、どこまで行くのであろうか(遠い目))。
後はこの季節なので、常磐橋門跡公園で劉一華追悼祭り! 追悼なのにすでにお祭り気分なのは非常に間違っているような気がするが、そこは気にしない。
本当は映画「ハゲタカ」未公開シーンロケ地の「BAR MARBLE」(鷲津の背中がとんでもなかった場面)も行ってみたかったのだが、土曜日が休みなので断念。同じく未公開シーンロケ地の旧横浜地方裁判所陪審法廷(ライオンソース場面・法廷内)の一般公開は金曜土曜だが何分にも場所が神奈川の青葉台なので断念。未公開シーン東京国立博物館本館(裁判で敗訴した鷲津に記者が詰め寄り、キレた鷲津が「この国は腐っている!」と叫ぶ場面)は上野なので、まあデューデリ候補地にとりあえず入れておく(映画版ロケ地は mixi映画「ハゲタカ」コミュのロケ地情報を参照させていただいています。ありがとうございます)。
廃人某嬢からは他にも"ナンパストリート" (ドラマ第3話で銀行を辞めた芝野に対して、鷲津が「うちにきませんか」とお誘いしていた場所)はどう?とい提案があったので、地図をチェックする。ドラマDVDとGoogleストリートビューで、大体の場所を特定してみるが、残念ながらここはドラマ放映時から建物などが大きく変わっている場所らしく、背景のビルの形でなんとか目星をつけてみた。他にもドラマ版未公開シーン"いいディールだったなビル"(ラスト、鷲津と芝野の握手シーン)とか銀座水響亭(ドラマ第6話で鷲津が飯島に全財産の小切手を渡した店)など色々提案いただいて、いちいちチェック。だいたい「ハゲタカ」はドラマも映画も丸の内近辺のロケ地が多いのだが、それが軒並み土曜日休みだ。じゃあ他にどこを見にいくべか、とGoogle Mapと全国ロケ地ガイドをみながらチェック。そんな訳で今回の遠足のしおりを結局6日の朝3時まで作っていた相変わらずおバカな私だ。
そして3月6日(土)当日、天気は曇りのち雨。劉一華日和である。日本橋三越の「NHKハート展」会場内でうすらぼんやりと絵を見ていた私に、ひっそりと影の様に忍び寄る廃人某嬢、そして"遠足"なのでいつもよりも早く目が覚めてしまい予習のために映画DVDを見ていたらついつい色々見てしまって集合時間に遅刻してしまったと言う素晴らしい廃人ぶりを早くも発揮しているnanakoさんと合流して、今回のプチハゲタカツアー開始である。
「NHKハート展」を鑑賞後、三井本館の「三井家のおひなさま展」へ。三井家所蔵の美術品の数々、そしてこんまいところまで丁寧に作りこんであるお雛様を鑑賞し、格調高い所蔵品の数々に感心していたはずの私たち……。
「中延さんみたいですよね……」
ジジィの人形を見ながらつぶやくnanakoさん。
「え? じゃあお内裏様とお雛様は誰と誰になるわけ?」
「んーーー、まあ、鷲津と、由香ちゃんってことになるんでしょうねぇ……」
nanakoさんの答えに異議ありそうな廃人某嬢。
「あーー、お内裏様は鷲津と芝野って、言いたいのね?」
勝手に決め付ける私。
「私、そんな事、言ってません!」
「ま、「ハゲタカ」は女手が不足しているからな」
「まあまあ。鷲津と芝野さんそれぞれで並び立つってことで」
「そうですよ、そういうことですよ!」
「……あれ? 私たち、格調高くお雛様を見てたんじゃなかったっけ? なんでいつの間にハゲタカキャラでこんな会話に!?」
ま、廃人の業ってやつでしょうか(笑)。
(「ハゲタカ」で濁った目で(笑))夢中になってお雛様を見ていたらいつの間にやらシグネチャの予約を入れていた13時まであと15分と言うことに。(ハゲタカ妄想込みで?)思いのほか楽しく過ごせたために「もっと時間をとっておけばよかった」と後ろ髪を引かれつつ、いよいよマンダリンオリエンタル東京のシグネチャーへ。鷲津と劉一華の久しぶりの逢瀬(え?)の舞台だったシグネチャでのランチでさらにハゲタカトークに話が弾んだ私たちだが、その話は「ハゲタカ廃人的大人の遠足 中編」で。
2010年03月08日 (月)


*もしかして日本アカデミー賞の授賞式とかを見て、これから映画「ハゲタカ」を見てみようかと思う方もいるかもしれないので、今更だが書いておきます。以下、映画「ハゲタカ」のネタバレがあります。ご注意。
先週の金曜日、とてもきれいに晴れていたので午後は会社をサボって梅を見に行ってきた。都内の梅の名所といえば宮内庁東御苑や小石川後楽園などであるが、仕事中に梅の名所のチェックをしている私に、同僚のY岡さんが言ったのだった。
「私も若い頃は花にしか目がいかなくて、花でも梅みたいな花には目が行かなかったものですけど、最近は梅もいいなあって思うようになってきたんですよ」
ちなみにY岡さんは先月42歳になったばかりだ。
「私も若い頃は桜ばっかり追いかけてきたけど、最近はしみじみ梅もいいなあって思うようになってきたのよ。やっぱトシのせいなの?」
「よく、トシをとるにつれて花から木に、木から石に目が行くっていいますよね」
「えーーーーーっ、私、最近花だけでなく樹木の木肌に目が行っちゃって、ついつい渋い木肌の写真を撮っちゃたりしているんだよね。もう、石に目が行く寸前かも!」
そのうち、このブログのトップ画像も石の写真ばかりになるかも(笑)。
さて会社を出て、東御苑は金曜日休みのため小石川後楽園で梅を堪能して、そのまま新宿御苑に行こうと思ったのだが、ふと、常盤橋門跡公園の梅を見るなら今日がラストチャンスかも、と思って東京駅のほうに向かったのだった。あの茨城県湖南省に行ってきた前日、まさか翌日そんなことになるとは全く思わずにただ常盤橋門跡に咲いていたのは何の花だったんだろうとチェックしに行き、(映画「ハゲタカ」の)劉一華が倒れたあの公園の花が梅であるのを確認していたのだ。
雨男である劉一華が倒れた日も土砂降りの雨だった。劉が初めてアカマGTを見た時の空のような晴れた空の方が、劉の追悼にはふさわしいような気がして、それで青空の下の劉一華の梅(←勝手に命名)を見たくなったのだ……(ここで引いちゃダメ!(笑))。

劉一華の梅は八重の梅だったせいか、薔薇のようにも見える花だった。まあ、梅も桜もバラ科の植物なので、薔薇の親戚ちゃあ親戚なんだろうけど。でも梅なのにひっそり感があまりなくてでも芯が強い感じも漂わせていて、表面上はきらびやかで、でも寂しん坊で(笑)、小さい頃からの夢を持ち続けていた劉一華にはふさわしい花だったかも。


そんな訳で常磐橋門跡公園で劉一華の梅を堪能し、明るい陽の下、相変わらずホームレスさんたちもいらっさる常磐橋を渡って地下鉄駅に向かい、じゃ新宿御苑に行こうかしらねと電車に乗ったら……ぼんやりしていたせいか乗る方向を間違ってしまったよ、ママン……。反対方向終点駅手前の新大塚駅で気がついたら3時半、新宿御苑は午後4時半閉園なのでいまから引き返しても間に合いません(泣)。じゃあしかたがない、井の頭公園の梅を見ることにしようと吉祥寺を目指したら子どもから「鍵を忘れたから家に入れない!」というおバカな電話が来て自宅戻りですよ。とほほ。
ま、とりあえず劉一華の梅をしみじみ堪能したので今回はよしとしておこう。ちなみにこの翌日にマンダリンオリエンタル東京のあのシグネチャで廃人の皆様とランチをしながらさんざんハゲタカトークをして、日本アカデミー賞授賞式に参加された廃人某嬢の話を聞いた後、あの常盤橋門跡公園で劉一華追悼祭りをした話はまた別記事で。
2010年03月04日 (木)

一昨日は小学校の保護者会があったので午後休を取って行って来た後、子どもに頼まれていたDVDを借りに近所のTSUTAYAに行ってきた。もちろん、DVDコーナーのハゲタカポジションをチェック。先々週の土曜日には新作ベスト30のうちの10位だったが、今週も10位をキープ。悪くない数字です(か?)。
なお、今回は「龍馬伝」ですさまじい存在感をアピールしている田中泯(吉田東洋役)が、ゲイの役をやっているらしいという「メゾン・ド・ヒミコ
1.カムイ外伝(ごくせん)
2.南極料理人(カムイ外伝)
3.20世紀少年最終章(同)
4.ごくせん(南極料理人)
5.TAJOMARU(同)
6.しんぼる(同)
7.クローンは故郷をめざす(同)
8.山形アイスクリーム(同)
9.ディア・ドクター(同)
10.ハゲタカ(同)
11.戦慄迷宮(色即ぜねれいしょん)
12.いちごゼミナール(同)
13.守護天使(同)
14.東京少女(同)
15.カマチョップ(同)
16.ロス:タイム:ライフ ロックスター編(同)
17.のんちゃんののり弁(同)
18.神児遊助のげんきのでる恋(同)
19.ROOKIES 卒業(同)
20.アマルフィ(同)
21.色即ぜねれいしょん(ガマの油)
22.蟹工船(佐賀のがばいばあちゃん)
23.女の子ものがたり(ハルフウェイ)
24.ガマの油(蟹工船)
25.ハルフウェイ(ハイキック・ガール)
26.ぼくとママの黄色い自転車(インスタント沼)
27.引き出しの中のラブレター(大洗にも星はふるなり)
28.おとな り(同)
29.土俵際のアリア(同)
30.剣岳(同)
2010年03月03日 (水)

通勤途中にある池袋のデパート(か?)キンカ堂が先日いきなり閉鎖された。確か先週の月曜日は普通に開いていて普通に営業していたはずなのに、翌日いきなり破産手続きがどうしたという紙が閉じられたシャッターに貼り出してあってびっくりだ。
「ありがとう」キンカ堂店舗の閉鎖を惜しむ張り紙(産経ニュース)
100万年程前に東京に出てきてキンカ堂を初めて見た時は驚いたもんである。その時は池袋という町自体ちょっとあか抜けない感じがして、田舎から東京を眺めていた時はまさかこんな場所があるとは思ってもいなかったのだが、キンカ堂はそのあか抜けない町・池袋の中でも際立って、
しかしここは、私は格安化粧品、同僚の練馬のS嬢はビーズ関連商品、Nさんは子供服と掘り出し物の婦人服と、結構こまめに利用していただけに、このいきなりの倒産には本当に驚きましたよ。
S嬢「でもさー、負債総額46億円ってさ、なんか少なっ、って思わない?」
私「まあ、JALとかの話を聞いた後だと、スケールが小さく感じるよね」
S嬢「どこか、キンカ堂に救いの手を差し伸べてくれるところってないのかね」
私「負債46億の企業再生かー」
S嬢「46億ぽっちじゃあ、鷲津さんは来てくれないよね」
私「……!」
いや、鷲津が来るかどうかは金額の問題じゃない……じゃなくて。それに実際の再生事業担当は鷲津じゃなくて芝野だから……でもなくて。S嬢は「ハゲタカ」を高く評価はしてくれているが、しかし別にマニアでもなく、映画も1回普通に見ただけの人である。まあ1月のドラマ再放送はバッチリチェックして録画していたが、ハマっている訳ではない。大森南朋は気になる存在ではあるようだが、別に追っかけてまで見ている様子もない。そのS嬢からいきなり「鷲津さんは」なんて言葉が出てきてこれまたびっくりだよ。
さてキンカ堂、閉店セールも何もなくいきなりの閉鎖である。したがって商品はまだ店内にごっそりあるはずで、せめて会員向けにだけでも閉店セールをやってくれないかしらねぇーと言っていたのだが。……はっ、もしかして「ハゲタカ」は私達か!?
2010年03月01日 (月)

龍馬伝 第9回(2月28日放映)。今回の放送を見て、一体どのくらいのマニアな皆様(および各人のファンの皆様)が「ちっ、土曜日の再放送の時に録画しなおしだ」と思ったことであろうか。……すみません、今回津波被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。でも画面の真ん中に津波情報の地図がずーーっと出てて見づらかったのよ。
[あらすじ]
「龍馬(福山雅治)は、再び江戸に剣術修行に来る。龍馬との再会を楽しみにしていた佐那(貫地谷しほり)だが、思わずつれない態度をとってしまう。武市半平太(大森南朋)は、桂小五郎(谷原章介)ら長州・水戸・薩摩の攘夷派たちと幕府の政を改めさせようと話し合っていた。そのころ、山本琢磨(橋本一郎)が商人の落とした懐中時計を拾って金に換えようとしていたことが発覚し、武市は山本に「責任をとって切腹しろ」という」(NHK番組表より)
前回の弥太郎(香川照之)の入獄といい今回の山本琢磨(橋本一郎)の逃亡といい、微妙にちゃんと史実だというのに驚くが(いや、ほら、NHK大河ってあくまでもドラマだからさー)、この山本琢磨の波乱に満ちた人生をWikipediaで検索してみると「訴追を逃れるために龍馬や半平太の助けを得て江戸を脱出。東北各地を流れ回った末、新潟にたどり着いたところで出会った前島密に箱館(現・函館市)に行くことを勧められ渡道し函館に落ち着く」となってる。ドラマでは龍馬(福山雅治)の説得に一瞬の躊躇を見せる半平太(大森南朋)の前に、平井収二郎(宮迫博之)達がどやどやとやってきて山本琢磨の切腹を主張し、半平太も親への手紙を書いておけと去ってゆくんだけどさ。その琢磨をこっそりと逃がした龍馬、いいとこどりじゃん!と思わなくもないけど、でも逃げたと知った半平太も龍馬に「逃がしたがは、おまんじゃろう」と言いつつ、それを責めたりせずに心なしかほっとしていたように見えたのが救いかも。
さて今回、画面に「演出 大友啓史」の文字を見たときは「大友D、キターーーーーッ!」と叫んでしまいそうでしたよ(笑)。各藩の攘夷派藩士達との会合場面、「ああ、半平太さんお酒が飲めないのに。ここで飲んじゃったらまた倒れちゃうんじゃないの?」と余計な心配をしてしまったのは、やっぱり今回の半平太さんが第1回目の姿を彷彿とさせるからです。でもさすが真面目な半平太さん、他の方が一口だけ飲んだらさっさと議事進行しますよ。でも各藩の藩士達が(多分はったりも込みで)うちの藩の攘夷布教活動はバッチリと報告してゆく中、土佐藩の方はいかが?と聞かれて口を濁しながらも言い繕っちゃって、焦りと悔しさと絶望感から後で龍馬に当たっているわけですよ。ここら辺が真面目で融通が利かなくて内側に溜め込んでしまう半平太さんです。土佐じゃあ他藩とは違って上士と下士の間には暗くて深い河がある(by長谷川きよし)、下士は人扱いされてないし、吉田東洋(田中泯)にはアレな扱いを受けたと勘違いしちゃっているしね。お殿様(近藤正臣)に攘夷を支持してもらうどころか、目の前の龍馬すら説得しきれぬ自分の不甲斐なさにまたもや柱にあたる半平太さんです(物に当るあたり、鷲津的)。
それにしてもさー、先週までの雑な態度とは打って変わって、龍馬に「わしは、おまんのことを友達じゃと思うちゅう。おまんのように、一緒にいて心が和む男は他におらん。けんどのう、もう、わしの邪魔はすな。わしはもう、目先のことに捉われちょってはおられんがじゃ」と言う半平太ですよ。一方龍馬は龍馬で「武市さんの胸には、土佐を変え、日本を変えちゃろうゆう、途方もない志がある。けんど一輪の花を愛でる心も持っちゅう。鬼は花には目を向けんぜよ」と言ったばかりに半平太にばっさり切られてしまう1輪の椿。皆に先生と持ち上げられ今まで以上に鏡となる事を求められる中で、唯一心安らぐ友との決別。絵に描いたような場面ですけんど、今後の半平太を思うと色んな意味で泣けてきますねえ。
一方お江戸に戻ってきた龍馬さんと千葉道場の皆さん、千葉定吉(里見浩太郎)の「人は必ずいつか死ぬ。だからこそ死に甲斐のある生き方をせねばならぬ」という、龍馬の父(児玉清)の「この世に生まれたからには、己の命を使い切らんといかん」という言葉と重なる言葉は、短い生涯を本当に使い切って生きた(のか?)龍馬に思いをはせてしまいますよ(ま、たまにはね)。しかも今回の龍馬はいつもの透明感が異常に溢れる龍馬さんじゃありません(笑)。あいかわらずふらふらして半平太と一緒に攘夷集会にまで行ったり、山本琢磨の件では「おまんは口出しするな」と言われても頭を下げて訴えの取り下げを勝ちとったり、それをまた収二郎に「龍馬、おまんは目障りぜよ。わしらの仲間でもないくせに」とか言われた挙げ句、真夜中に刀を振って自分の考えをつきつめ、そして山本琢磨を逃がしてしてますが、なんか芯が通っている感じがしますよ。やっぱりさー、すみずみまで神経が行き渡っているとちゃんと主役も生きてくるよね(←えらそー)。
しかしなんだ、千葉道場少女マンガ編。まあ、龍馬、主役だもんね、フジ月9的展開もやむなし? とりあえず加尾(広末涼子)には待ってろと言った手前、佐那(貫地谷しほり)にはいい顔できないもんね。でもって逃げの姿勢。ちゃんときっぱり、断れ!(笑)
そして今回の弥太郎。あのヒゲと髪の伸びぐあいからすると一体どんだけ獄中にいたんだ。そしてなんと獄中で弥太郎の商売魂に火をつける役柄の罪人に中延さん(志賀廣太郎)、キターーーーーーッ! ……すみません、中延さんじゃないんですけど、次は村田さん(嶋田久作)がいつ顔見世してくれるのかと思った私を許してくれ。なんかヒゲだらけで最初誰だかわかんなかったんですけど、よく通るあの声はやっぱり中延さん……。今後弥太郎の片腕となって三菱の礎を築いていくのか!?(違)。
ところで次回のタイトルは「引きさかれた愛」だってーーー(棒読み)。昼ドラか? 韓流ドラマか? はたまた赤いシリーズか? まあ、加尾タン、頑張れ、とだけ言っておく。
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