2011年09月25日 (日)

昨日は子ども(12歳)の中学校で文化祭があり、今年はPTA広報委員をやっているので一日あちこちで写真を撮っていたのだが、昨日のあの晴っぷり(と暑さ)にすっかりヘトヘトになって帰宅しただよ。子どもの中学校は始業式や終業式のようなイベント時には「正装」(決まった制服はない。冠婚葬祭時にも着られるちゃんとした服装、という指定があるのみ)着用なのだが、それ以外は自由なので昨日も子どもたちは思い思いの格好をしていた。しかし事前に発売されていた文化祭仕様の中学校オリジナルTシャツ(4色あったようだ)をオサレな女子がそれぞれアレンジして着ていて面白かった。
ある子はTシャツの襟ぐりを大きくカットしてタンクトップの上に重ね着していたり、あるいは裾や袖をギザギザに切ったり大胆に斜めに切ったり、はたまた脇にシャーリングしてレースのリボンで結んでいたり、デコっていたり、色々イラストやカットや文字等の書き込みをしていたりと様々。中には2枚の色違いのTシャツを半分ずつ縫い合わせて着ている子などもいてビックリ。オサレな子は何を着てもオサレだ。
そんでもってあちこちかけずり回って写真を撮っていたら校内でけつまづいて足の親指を突き指してしまったのである。とほほ。さして痛くはないのだがどうしても少し足を引きずって歩いてしまうようで、いつものようにガシガシ歩けない。今日はもう一日家でダラダラしてようかと思ったのだが、昨日学校からの帰り道で彼岸花を見かけてしまい、これは見に行かなくては! でもあまり歩けないのでとにかく彼岸花だけでも見ようと目標を決め、いつもの新宿御苑にGO! 新宿御苑は年間パスポートを持っているが、私の場合完全にモトを取っているな。


新宿御苑のウメモドキとススキ。


タイワンホトトギスと彼岸花。彼岸花にはお年寄りが沢山群がっていた。


新宿御苑のコムラサキ(写真左)はまだまだ色づき始めたばかり、十月桜(写真右)は相変わらず寂しい花だ。

そして先日の台風のせいか看板が倒れていた。
新宿御苑もいつもなら新宿門から千駄ヶ谷門まで園内を縦断(横断?)し満遍なく咲いている花を見るのだが、今回はあまり歩けないので新宿門から彼岸花が咲いている日本庭園のあたりまでをさくっと散策。そういや彼岸花と言えば皇居東御苑にもあったはず、と今度は大手町へGO。


間違い探し(笑)。大手門から皇居東御苑に入ると相変わらず壁が崩落しているのだが、春に来たときよりもさらにボロボロになっている!?と思って写真を見比べちゃったよ。左が今日の東御苑、右が4月の東御苑。

皇居東御苑の十月桜。隣にいたおばちゃんたちが「十月じゃないのにねー」と言っていた。


そして彼岸花は先日の台風のせいか倒れていた。さらに上の方に行くと枝がガッツリ折れている木も。


皇居東御苑のコムラサキとシロシキブ。そういや去年の今頃はハゲタカ廃人な皆様とここに遠足に来たんだったな(2010年10月12日「秋晴れの日のプチ遠足」)。


皇居東御苑のウメモドキと女郎花。新宿御苑のウメモドキの方が葉っぱがボロボロだったが、新宿御苑の方が虫やトリの被害にあっているっつーことなのか?
そういえば劉一華記念公園(常盤橋公園)にも彼岸花があったはず。しかし皇居東御苑から劉一華記念公園までは地下鉄に乗っても歩いても中途半端な距離にあり、いつもなら皇居東御苑からサクサクと歩いて公園に行くのだが、今回はあまり歩けないので残念ながら劉一華記念公園はパス。

変な歩き方をしているせいかそろそろ足もだるくなってきたのでもう帰ろうかと思ったが、ふと、そういえば北の丸公園にも彼岸花があったはず、彼岸花だけ見て帰ろう、とよせばいいのに九段下へ(笑)。
今年の春の地下鉄九段下駅は節電のためにエスカレータが全部止まっていて、地上まで上がるのに苦労したものだが(4月5日「お花見日記[4/5]自粛って何? 教えて、エライ人。」)、幸いなことに地上まで全部エスカレータが動いていた。これで止まっていたらそのまま家に帰っていた所だ。
九段下駅から武道館の前を通り過ぎた辺りで子どもから電話が来る。
「いま、どこにいるの?」
「武道館前」
「え!?なんで??」
武道館ではこのあと始まるイベントの準備中らしく、スタッフがこまごまと動いていたり、武道館内からはリハーハル中なのか派手な音が(音楽か)ガンガン聞こえて来る。
「北の丸公園に行く途中、前を通りかかったから」
「……もう、いいよ。じゃね」
子どもが電話をかけて来ると私は茨城県湖南省にいたり、名古屋にいたりしたものだが(5月28日「ハゲタカ廃人名古屋珍道中記(2011年2月19日)」)、九段下ならまだ近いんだからいいじゃんかよう。


さて歩くのもそろそろしんどくなってきたので彼岸花だけ見て帰るぞ、と思って北の丸公園の九段下出口まで行くと、まだ咲き始めなのか彼岸花はまばらにしか咲いていない。そういえば北の丸公園の彼岸花はこの出口の反対側の濠沿いに沢山生えていて、しかも確かここには白い彼岸花もあったんだったーー。しまった、もう反対側までいく体力と気力がねぇええ。
と言う訳で一応足をけがしているので今日はちょっと控えめなお花見でした(←ホントだ!)。
2011年09月20日 (火)
本日、某まとめサイトで見たネタのコピペ。
陣痛の最中言ってしまった言葉!【17言目】
595 :名無しの心子知らず:2011/09/17(土) 07:03:18.40 ID:aLa9IM9L
みんなすごいなー
私の所には龍馬さんが来ただけだったよ
(ギリギリまで龍馬伝DVD見てた)
夫が武市先生だと思い込んで
土佐に帰えっちゃーいけん、殺されてしまうけん、以蔵を助けてつかーさい!
インチキ土佐弁で延々と言い続けてたらしいです
陣痛が来たらDVD鑑賞は辞めた方がいいと思います
596 :名無しの心子知らず:2011/09/17(土) 08:20:04.09 ID:TvzY7q8Q
ワロタwww
武市先生に会えて羨ましい
597 :名無しの心子知らず:2011/09/17(土) 10:36:52.74 ID:ZaIhWU6f
>>595
武市先生ウラヤマシス
598 :名無しの心子知らず:2011/09/17(土) 13:50:18.34 ID:VxdtLYMI
武市先生の人気に嫉妬w
599 :名無しの心子知らず:2011/09/18(日) 00:59:32.08 ID:dKSwYKAH
>>595
と状況が似過ぎて、仲間な予感
私は直前までハゲタカにドハマりしてたのもあって
旦那や助産師さんや先生にまで
裁判に掛けて分捕れ!とか7円50銭で車は変えないだの、TOBだ!だの…
全く覚えてないのが救いなのかそうじゃないのかわかりませんが
本当に直前までDVDは見ない事をお勧めします
601 :名無しの心子知らず:2011/09/18(日) 05:08:22.04 ID:0/FA7VVA
>>599
鷲津さん、乙!
みんな、陣痛が近そうな時は「ハゲタカ」を見ろ! もしかしたら鷲津さんに会えるかもしれない(笑)。
陣痛の最中言ってしまった言葉!【17言目】
595 :名無しの心子知らず:2011/09/17(土) 07:03:18.40 ID:aLa9IM9L
みんなすごいなー
私の所には龍馬さんが来ただけだったよ
(ギリギリまで龍馬伝DVD見てた)
夫が武市先生だと思い込んで
土佐に帰えっちゃーいけん、殺されてしまうけん、以蔵を助けてつかーさい!
インチキ土佐弁で延々と言い続けてたらしいです
陣痛が来たらDVD鑑賞は辞めた方がいいと思います
596 :名無しの心子知らず:2011/09/17(土) 08:20:04.09 ID:TvzY7q8Q
ワロタwww
武市先生に会えて羨ましい
597 :名無しの心子知らず:2011/09/17(土) 10:36:52.74 ID:ZaIhWU6f
>>595
武市先生ウラヤマシス
598 :名無しの心子知らず:2011/09/17(土) 13:50:18.34 ID:VxdtLYMI
武市先生の人気に嫉妬w
599 :名無しの心子知らず:2011/09/18(日) 00:59:32.08 ID:dKSwYKAH
>>595
と状況が似過ぎて、仲間な予感
私は直前までハゲタカにドハマりしてたのもあって
旦那や助産師さんや先生にまで
裁判に掛けて分捕れ!とか7円50銭で車は変えないだの、TOBだ!だの…
全く覚えてないのが救いなのかそうじゃないのかわかりませんが
本当に直前までDVDは見ない事をお勧めします
601 :名無しの心子知らず:2011/09/18(日) 05:08:22.04 ID:0/FA7VVA
>>599
鷲津さん、乙!
みんな、陣痛が近そうな時は「ハゲタカ」を見ろ! もしかしたら鷲津さんに会えるかもしれない(笑)。
2011年09月20日 (火)
「それでも、生きてゆく 最終回」(9月15日放映)。今期、毎週見ていたドラマが一つ終ってしまった。あとは「チーム・バチスタ」と「ドン★キホーテ」だけだけど、バチスタは事件が解決して終わりだし、ドンキも元に戻ってそれぞれが別の人生を生きた事で変わっていくという終わり方だろうしなー(録画してある今週分はまだ見ていないけど)。他のたまに見ていたドラマ(「ブルドクター」「陽はまた昇る」)が「へー、なるほど」「やっぱりね」的な終り方をしていたけど、この「それでも、生きてゆく」はそれらと比べるとちょっと不思議な終り方をしたドラマだったかも。脚本があの「チェイス~国税査察官~」(2010年、NHK)の坂元裕二だったので、「チェイス」の時のように風呂敷を広げるだけ広げて最後に「はぁあああぁぁああああ!?」という仕舞い方をするんじゃないかと心配していたのだがそんな事もなく、無事ちゃんとドラマが終ってしまった(あれ?)。
まだまだ双葉(満島ひかり)と洋貴(瑛太)の物語がこれから続くように見えるのは、決してフジテレビが映画化をもくろんでいるからではなく(笑)、「それでも、生きてゆく」というこの作品タイトルそのままに、あんな事やこんな事があっても、それでも、生き続けてゆく人たちの物語であることをちゃんと表現しているからだ。最後に洋貴が「あの時」から借り続けたままだったエロビデオを返しに行き、新しい時間が始まった事を、あるいはずっと止まっていた時間が再び動き始めた事を見せて終る。15年分の延滞料っていったいいくらだよ(笑)。
しかし双葉と洋貴のデート場面では一瞬「鹿男あおによし」(2008年、フジテレビ)の再来か!?と思ってぎょっとしましたよ(「鹿男あおによし」は最終回までは面白いミステリーコメディですごく楽しめていたのに、最終回でいきなりとってつけたような主人公の恋愛パート描写になって大幅に評価ダウンですよ。フジテレビでは男女二人がメインで活躍するとその二人は必ずひっつかなきゃ気がすまんのかーーーー!と思ったもんだ)。でも仮に双葉と洋貴が月9ドラマみたいに一緒になって終ったとしても、それは今までの二人の描写からいって納得出来るものにはなっただろうけど。
加害者家族としてごく普通の青春を過ごすことが出来なかった双葉と、被害者家族としてごく普通の青春を過ごすことが出来なかった洋貴との最初で最後のデートは「君に届け」(椎名軽穂、マーガレットコミックス)を思わせるようなもどかしさとピュアさで(笑)、あり得ない日々を過ごしてきた二人だけに、もっとひっついていいんだよ!もっと幸せになっていいんだよ、と密かに応援してしまいました(笑)。しかも最後は文通だもんね(本当に文通になっているのかどうかはわからないけど)。せめて織姫と彦星みたいに1年に1回くらいリアルで会ってもいいんじゃないのか?(←余計なお世話)。
まあ双葉が、兄の罪の償いとそれを自分の人生の一部として草間ファームに行くというのは、それはどうかなあとか思うけど。
それにしてもこのドラマは、本当に俳優さんがすごかった。満島ひかりや大竹しのぶの肩の丸め方でそれまでどんな風にちじこまって生きてきたのかがよくわかるし、満島ひかりと瑛太の会話のあれ?な台詞が却ってすごくリアルに聞こえたり、その不器用な話し方で今までごく普通の友達関係を築け得なかったこともよくわかる。最初は他の役者さんに比べて時任三郎(三崎駿輔役、双葉と文哉の父)がちょっと浮いてるなあとか思ったけど、三崎文哉役の風間俊介と二人で向かい合うと、風間俊介の演技力もさることながら、文哉が心は子どものまま止まってしまった少年であることを、時任三郎のデカさと朴訥さが生きていてちゃんと見せてくれていた。
しかし風間俊介のあの演技ですよ。これはこの人でなければだめだったよね。すごく地味で存在感があるんだかないんだかわからない俳優さんで(←非常に失礼)、でもこの風間俊介がジャニーズって聞いて、えーーーー!? じゃこのヒト、滝翼やSMAPの背後で踊ってたりするの!? とびっくりだ(笑)。
これはそれぞれの見せ方も(演出)すごくよかった。台詞がちゃんと生きていて、さりげない小道具の見せ方もよく、色んな場面がきちんとつながって次に渡されていくのが、目で見て納得させられるのである。例えば6話だか7話で(←見終わったら録画を削除するのでどのエピソードが第何話か全く覚えていない)洋貴とその弟の耕平(田中圭)と母親の響子(大竹しのぶ)が一直線に並んで座っているところを横から撮っていて、一瞬のその場面のそれぞれの姿勢や視線だけでそれぞれの心情を描写してたり。8話だか9話で双葉が電話ボックスにこもっているところに洋貴がやってきて押し問答する所なんか、あの状況で二人の心情をわざわざ台詞で言わなくても、色々な事を表現していてうまいなあとしみじみ思ったし(←エラソー)。
しかし脚本ですよ。小道具の使い方や見せ方が絶妙だったり、会話がリアルに聞こえたり、あんなトンデモ設定なのに納得させられるのはやはり脚本のおかげ?とか思っていたんですが、全部終ってからあらためて見てみると、このドラマの登場人物、ただ物語を進めるためだけの駒だよね?というのが多いような気がするんですがー。草間ファームで文哉が真岐(佐藤江梨子)を殺し損なう間接的原因を作った紗歩(安藤サクラ)とか(結局いい人だったんかい。あるいは文哉が再び犯罪を起こさなければこうなったはずだよということを言いたかったのか?)、文哉の過去の説明役だった東雪恵 (酒井若菜)とか、他の登場人物への橋渡し役と洋貴と双葉の間にヒビを入れるためのキャラ?の五月(倉科カナ)とか。なんか俳優さんの力と演出さんの力で誤摩化されてしまったような気も…… (失礼すぎ?)。
でもあの静かなラストをちゃんと見せてくれたのでよしとしておきます(←超エラソー)。今期、楽しませていただきました。
まだまだ双葉(満島ひかり)と洋貴(瑛太)の物語がこれから続くように見えるのは、決してフジテレビが映画化をもくろんでいるからではなく(笑)、「それでも、生きてゆく」というこの作品タイトルそのままに、あんな事やこんな事があっても、それでも、生き続けてゆく人たちの物語であることをちゃんと表現しているからだ。最後に洋貴が「あの時」から借り続けたままだったエロビデオを返しに行き、新しい時間が始まった事を、あるいはずっと止まっていた時間が再び動き始めた事を見せて終る。15年分の延滞料っていったいいくらだよ(笑)。
しかし双葉と洋貴のデート場面では一瞬「鹿男あおによし」(2008年、フジテレビ)の再来か!?と思ってぎょっとしましたよ(「鹿男あおによし」は最終回までは面白いミステリーコメディですごく楽しめていたのに、最終回でいきなりとってつけたような主人公の恋愛パート描写になって大幅に評価ダウンですよ。フジテレビでは男女二人がメインで活躍するとその二人は必ずひっつかなきゃ気がすまんのかーーーー!と思ったもんだ)。でも仮に双葉と洋貴が月9ドラマみたいに一緒になって終ったとしても、それは今までの二人の描写からいって納得出来るものにはなっただろうけど。
加害者家族としてごく普通の青春を過ごすことが出来なかった双葉と、被害者家族としてごく普通の青春を過ごすことが出来なかった洋貴との最初で最後のデートは「君に届け」(椎名軽穂、マーガレットコミックス)を思わせるようなもどかしさとピュアさで(笑)、あり得ない日々を過ごしてきた二人だけに、もっとひっついていいんだよ!もっと幸せになっていいんだよ、と密かに応援してしまいました(笑)。しかも最後は文通だもんね(本当に文通になっているのかどうかはわからないけど)。せめて織姫と彦星みたいに1年に1回くらいリアルで会ってもいいんじゃないのか?(←余計なお世話)。
まあ双葉が、兄の罪の償いとそれを自分の人生の一部として草間ファームに行くというのは、それはどうかなあとか思うけど。
それにしてもこのドラマは、本当に俳優さんがすごかった。満島ひかりや大竹しのぶの肩の丸め方でそれまでどんな風にちじこまって生きてきたのかがよくわかるし、満島ひかりと瑛太の会話のあれ?な台詞が却ってすごくリアルに聞こえたり、その不器用な話し方で今までごく普通の友達関係を築け得なかったこともよくわかる。最初は他の役者さんに比べて時任三郎(三崎駿輔役、双葉と文哉の父)がちょっと浮いてるなあとか思ったけど、三崎文哉役の風間俊介と二人で向かい合うと、風間俊介の演技力もさることながら、文哉が心は子どものまま止まってしまった少年であることを、時任三郎のデカさと朴訥さが生きていてちゃんと見せてくれていた。
しかし風間俊介のあの演技ですよ。これはこの人でなければだめだったよね。すごく地味で存在感があるんだかないんだかわからない俳優さんで(←非常に失礼)、でもこの風間俊介がジャニーズって聞いて、えーーーー!? じゃこのヒト、滝翼やSMAPの背後で踊ってたりするの!? とびっくりだ(笑)。
これはそれぞれの見せ方も(演出)すごくよかった。台詞がちゃんと生きていて、さりげない小道具の見せ方もよく、色んな場面がきちんとつながって次に渡されていくのが、目で見て納得させられるのである。例えば6話だか7話で(←見終わったら録画を削除するのでどのエピソードが第何話か全く覚えていない)洋貴とその弟の耕平(田中圭)と母親の響子(大竹しのぶ)が一直線に並んで座っているところを横から撮っていて、一瞬のその場面のそれぞれの姿勢や視線だけでそれぞれの心情を描写してたり。8話だか9話で双葉が電話ボックスにこもっているところに洋貴がやってきて押し問答する所なんか、あの状況で二人の心情をわざわざ台詞で言わなくても、色々な事を表現していてうまいなあとしみじみ思ったし(←エラソー)。
しかし脚本ですよ。小道具の使い方や見せ方が絶妙だったり、会話がリアルに聞こえたり、あんなトンデモ設定なのに納得させられるのはやはり脚本のおかげ?とか思っていたんですが、全部終ってからあらためて見てみると、このドラマの登場人物、ただ物語を進めるためだけの駒だよね?というのが多いような気がするんですがー。草間ファームで文哉が真岐(佐藤江梨子)を殺し損なう間接的原因を作った紗歩(安藤サクラ)とか(結局いい人だったんかい。あるいは文哉が再び犯罪を起こさなければこうなったはずだよということを言いたかったのか?)、文哉の過去の説明役だった東雪恵 (酒井若菜)とか、他の登場人物への橋渡し役と洋貴と双葉の間にヒビを入れるためのキャラ?の五月(倉科カナ)とか。なんか俳優さんの力と演出さんの力で誤摩化されてしまったような気も…… (失礼すぎ?)。
でもあの静かなラストをちゃんと見せてくれたのでよしとしておきます(←超エラソー)。今期、楽しませていただきました。
2011年09月20日 (火)
今さら言うまでもないが、私は映画は映画館で見たい人間なので、映画「ハゲタカ」はDVDもブルーレイも持っていてHDDにもドラマ第1話~第6話+映画を録画済だが(そして家族からDVDとブルーレイを持っているのになんで消さないんだと非難されている)、もちろん映画「ハゲタカ」は映画館で見たいと、映画館の上映情報を定期的に「ずーーーーーっと、見てきたよ」(by 劉一華)。だが、私の知る限りでは映画館での「ハゲタカ」上映は、昨年2月の日本アカデミー賞受賞記念上映以来見ていない(泣)。
そんな訳でここんとこ微かな期待をかけていたのが10月21日~23日に開催されるもりおか映画祭である。ここでは2年前の2009年に盛岡出身の大友監督の作品である映画「ハゲタカ」を上映したので、NHKを脱藩して現在新作を撮影中の大友さんをゲストに迎えてもいることだし、ここはまた、大友監督応援の意味も兼ねて「ハゲタカ」を上映するでしょ??と期待していたわけですね。
それで先々週、幣ブログにコメントを下さるむぎこがしさんがいち早く問い合わせの電話をしてくださって映画「ハゲタカ」の上映がないという事実を掴んだのだが、私も事務局に問い合わせの電話をしたのである。かなりねちっこくゲストである大友監督の作品を上映する予定はないのか、「ハゲタカ」がダメならせめて他の作品の上映はないのか聞いてみたのだが、「大友監督の作品の上映はありません」との回答が。監督作品の上映がないっつーことは、じゃ推薦作品ならあるってことかしらね? どちらにしても事務局の方は上映作品の詳細は「上映作品についてはほぼ決まっていてあとは契約の問題だけですので、来週の中頃までにはホームページでもご案内できます」とおっしゃっていたのである。
先々週の「来週の中頃」っつーたら9月14日、15日あたりですぜ。なのにウェブページ上の告知、いまだにナッシング(9月20日現在)。もしかして私やむぎこがしさんの他にも「ハゲタカ」上映はないのか??と突撃した方が沢山いて、急遽やっぱり映画上映が決まったりして……それでウェブページの案内も遅れてたりして?? ……などと夢見がちな連休明けの火曜日の朝であることよ(←ダメダメサラリーマン)。
そんな訳でここんとこ微かな期待をかけていたのが10月21日~23日に開催されるもりおか映画祭である。ここでは2年前の2009年に盛岡出身の大友監督の作品である映画「ハゲタカ」を上映したので、NHKを脱藩して現在新作を撮影中の大友さんをゲストに迎えてもいることだし、ここはまた、大友監督応援の意味も兼ねて「ハゲタカ」を上映するでしょ??と期待していたわけですね。
それで先々週、幣ブログにコメントを下さるむぎこがしさんがいち早く問い合わせの電話をしてくださって映画「ハゲタカ」の上映がないという事実を掴んだのだが、私も事務局に問い合わせの電話をしたのである。かなりねちっこくゲストである大友監督の作品を上映する予定はないのか、「ハゲタカ」がダメならせめて他の作品の上映はないのか聞いてみたのだが、「大友監督の作品の上映はありません」との回答が。監督作品の上映がないっつーことは、じゃ推薦作品ならあるってことかしらね? どちらにしても事務局の方は上映作品の詳細は「上映作品についてはほぼ決まっていてあとは契約の問題だけですので、来週の中頃までにはホームページでもご案内できます」とおっしゃっていたのである。
先々週の「来週の中頃」っつーたら9月14日、15日あたりですぜ。なのにウェブページ上の告知、いまだにナッシング(9月20日現在)。もしかして私やむぎこがしさんの他にも「ハゲタカ」上映はないのか??と突撃した方が沢山いて、急遽やっぱり映画上映が決まったりして……それでウェブページの案内も遅れてたりして?? ……などと夢見がちな連休明けの火曜日の朝であることよ(←ダメダメサラリーマン)。
2011年09月11日 (日)
先週の事だが、会社で昼飯時に同僚の大お局様のK池さんと老け専のY岡さん(ドラマ「ハゲタカ」では加藤さん萌え)に「10月からのドラマ、どうなっているの? Kさん(←私の事だ)の話聞いてからどれ見るか決めるから」「私も気になります。おススメはどれですか?」と言われたのである。いつの間にそんなことに!?(笑)。K池さんは芸能ゴシップには強いものの、いかんせん「ほら、なんとかのどこかにアレに出てた人がでるみたいなんだけど、それ何?」という状態で何がなんだかよくわからない(笑)。そんな訳で「週刊ザテレビジョン」は定期購読しているが、たまに読む「月刊TVガイド」を会社の近所のコンビニで買って新番組をチェック。
7月4日(継続)、月8TBS、「水戸黄門 第43部」(色々省略、出演・里見浩太朗、的場浩司、東幹久、松浦亜弥、雛形あきこ他)。「『水戸黄門』は現在放送中の第43部をもって、42年の歴史にピリオドを打つこととなりました。皆様の心に残る最終シリーズになるよう、現在、出演者・スタッフ力を合わせ制作をしております。放送は12月まで続きますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします」(番組公式HPより)。多分最終回は見ると思います。
10月17日、月9フジ、「私が恋愛できない理由」(脚本・山崎宇子、坂口理子、P・中野利幸、演出・石井祐介、出演・香里奈、吉高由里子、大島優子、田中圭、萩原聖人、勝村政信、稲森いずみ他)。「20代、30代独身女性の半数以上に「今、恋人がいない」―。 今、急増する「恋愛できない女性」を香里奈、吉高由里子、大島優子(AKB48)が熱演! 男、セックス、仕事、結婚・・・、 女性が直面するすべての悩みを本音でぶつけあう! 幸せな恋愛に巡り会うことが困難な「恋愛超氷河期」の現代に贈る 「フジテレビ月9ドラマ」史上、もっとも異色な等身大ラブストーリー!」(番組公式HPより)。K池さんにいきなり香里奈と誰かで女が3人くらい出るドラマって何?」と聞かれたのだが、もちろんそんなの知る訳がない。しかし「結婚できない(結婚しない)女性」ネタで何がどう異色なのか?(見ないけど)。
「モリのアサガオ」「鈴木先生」「IS(アイエス)~男でも女でもない性~」と異色作が続いたテレビ東京の月10ドラマ枠はもうない模様。
10月18日、火9フジ、「謎解きはディナーのあとで」(原作・東川篤哉、脚本・黒岩勉、P・永井麗子、演出・土方政人、石川淳一、出演・櫻井翔、北川景子、椎名桔平他)。「影山(櫻井翔)は、世界的にも有名な企業グループ『宝生グループ』社長の一人娘・麗子(北川景子)の執事兼運転手。正体を隠し、国立署の新米刑事として勤務する"お嬢様"麗子は、難解な事件にぶち当たるたびに大豪邸の自宅でくつろぎながら事件の一部始終をディナーのサーブ(給仕)をする影山に聞かせます。すると影山は、完ぺきなまでのサーブを魅せつつ、主人でもある"お嬢様"麗子の推理力のなさを「失礼ながらお嬢様……お嬢様の目は節穴でございますか?」などという暴言スレスレの毒舌で指摘しながら、スラスラと謎を解き、事件の真相へと迫っていきます」(番組公式HPより)。本屋の平台に並ぶ原作を見てそのうち読もうと思っていたのだが、お嬢様の北川景子はともかく執事が桜井かあ……。
10月11日、火10フジ、「HUNTER ハンター~その女たち、賞金稼ぎ~」(脚本・伴一彦、P・河西秀幸他、演出・村上正典、佐藤源太、白木啓一郎、出演・米倉涼子、谷原章介、桐谷美鈴、戸田恵子、柄本明、小泉孝太郎他)。「ごく普通の女たちがバウンティハンター(賞金稼ぎ)に!狙うは報奨金がかけられた指名手配犯!チームで未解決事件に挑む!殺人事件の時効が無くなろうと、時がたてば事件の記憶が薄れていく現実は変わりません。警察が捜査員の人数を減らす事実も変わりません。それでも遺族は犯人の逮捕を願います。財産を投げ打って懸賞金をかけるほどに…。想像してみてください。そんな彼らの想いに応えられるヒーローがいたとしたら…」(番組公式HPより)。米倉涼子さんは多分パス。
9月13日、火10NHK、「ラストマネー~愛の値段~」(脚本・武田有起、渡辺啓、P・?、演出・塚原あゆ子、竹村謙太郎、出演・伊藤英明、中丸雄一、松重豊、田中哲司、田畑智子、伊武雅刀、夏八木勲、高島礼子他)。「同作は“生命保険”をテーマに、実際の連続保険金殺人事件をモチーフにしたオリジナルストーリー。伊藤が演じる生命保険の査定人・向島朔太郎が詐欺や不正、モラルリスクと戦い、保険金の支払いの判断に骨身を削る。高島が演じるのは保険金を巡り査定の対象人となる女性・佐々倉亜希子。中丸は、情にもろい熱血漢で反発していた向島を知るにしたがい尊敬し、慕う向島の部下・大野圭吾を演じる」(ザテレビジョンより)。NHK火曜ドラマは土曜ドラマよりもハードじゃなさそうな印象があったのだが、どんなもんでしょうか。
11月1日、火10NHK、「カレ、夫、男友達」(原作・江國香織「思いわずらうことなく愉しく生きよ」、脚本・浅野妙子、P・?、演出・佐々木章光、古厩智之、出演・真木よう子、長塚京三、高畑淳子、片岡礼子、夏帆、木村多江、ユースケ・サンタマリア他)。「恋愛に問題を抱える三姉妹を描く江國香織の原作をドラマ化。恋人に浮気がバレる次女・治子(真木よう子)、夫のDVに悩む長女・麻子(木村多江)、22歳で初めて恋をする三女・育子(夏帆)が、家族に助けられながら、それぞれに問題を乗り越えていく」(週刊ザテレビジョン9月9日号より)。キャストはいいけど心惹かれません。
10月18日火11NHK、「ビターシュガー」(原作・大島真寿美、脚本・今井雅子、P・、演出・、出演・りょう、カンニング竹山、袴田吉彦、忍成修吾、荒川ちか、井上和香、東儀秀樹、豊原功補他)。「甘いだけが幸せじゃない。苦くたって不幸せとは限らない。だから私たちの人生は"ビターシュガー"かな・・・。ひと通りの酸いも甘いも経験した39歳の女性3人。友情の絆で結ばれた3人の間に、ある出来事をきっかけに微妙な亀裂が生じる。予期せぬ怒りや嫉妬にかられ、本音をぶつけあううち、その亀裂はさらに大きくなり・・・。いまを懸命に生きるすべての女性と、そんな女性の気持ちを知りたい男性諸氏に送る、「本音トークが気持ちイイ」「見れば、生きる勇気のわいてくる」ドラマ」(NHKドラマトピックスより)。「火11」と書いてみましたが正確には火曜日「ラストマネー」終了後の午後10時50分からのドラマ。ドロドロ系かなあ。
10月18日、火深夜TBS、「深夜食堂2」(原作・安倍夜郎、脚本・真辺克彦、向井康介、及川拓郎他、P・遠藤日登思、演出・松岡錠司、山下敦弘、及川拓郎、出演・小林薫、不破万作、綾田俊樹、松重豊、光石研、オダギリジョー、他)。「伝説のドラマ「深夜食堂」、待望の新シリーズ・第二部が、2011年10月より、TBS・MBSにて放送決定!新シリーズは、前作の主要スタッフ、キャストはそのままに、更に、監督に『毎日かあさん』の小林聖太郎、脚本には『Wの悲劇』『探偵物語』など日本映画史に残る数々の傑作を手がけてきた荒井晴彦の参加が決定。まさに21世紀のTVドラマ史に(ひっそりと)名を刻む伝説の新シリーズにふさわしい陣容となっています。ご期待下さい」(番組公式HPより)。21世紀TVドラマ史に名を刻む伝説のドラマ! あんなひっそりドラマなのにすっごいあおりっぷり。
10月4日、火深夜テレ朝「私のホストちゃん~しちにんのホスト~」(原作・Amebaモバイルゲーム「私のホストちゃん」、演出・構成・鈴木おさむ)。「同作は、携帯電話でホストクラブ体験ができるという同名モバイルゲームをドラマ化。劇中では、ゲームの世界観をもとにホスト界のルールや習慣、あっと驚く接客テクニックから、壮絶な“指名No.1”争いなど、知られざる裏情報を盛り込むことでリアルなホストの世界にこだわって制作された。女性はお気に入りホストを応援し、男性は女性を喜ばせるテクを学べるといった仕掛けも施されている」(ORICON STYLEより)。パス。
10月19日、水9テレ朝、「相棒season10」(色々省略、出演・水谷豊、及川光博他)。好きにやって。
10月12日、水10日テレ、「家政婦のミタ」(脚本・遊川和彦、P・田中芳樹、大平太、演出・猪俣隆一、佐藤東弥、石尾純 、出演・松嶋菜々子、長谷川博己、相武紗季、忽那汐里、平泉成、白川由美他)。「“笑わない”“こびない”ロボットのようなミステリアスな家政婦を松嶋菜々子が演じる異色のホームドラマ。母親を突然亡くして、崩壊寸前のある家族を完璧な家事と無感情な荒療治で救っていきます。そして、家政婦・三田自身にも失われた感情が戻ってくるのです」(番組公式HPより)。私が飯を食っている間に先に食べ終えたNさんが「月刊TVガイド」の新番組名を読み上げていたのだがその時に「家政婦も見た」と聞こえたので、あの「家政婦シリーズ」の新バージョン?とか一瞬思ったのだが、ぜーんぜん違ってました。松嶋菜々子はともかく、「鈴木先生」(2011年4月、テレビ東京)で鈴木先生役だった長谷川博己がヒジョーによかったので長谷川博己目当てに第1回目は見てみようかなあ。でもメガネがないと本当に影が薄い感じ……。
10月5日、水深夜日テレ「QP」(原作・高橋ヒロシ、脚本・NAKA雅MURA、P・田中芳樹、演出・三池崇史、渡辺武、菅原伸太郎、出演・斎藤工他)。「ヤングキング(少年画報社)にて1998年~2000年まで連載。単行本も全9巻の累計発行部数が800万部を超える橋ヒロシの人気漫画。喧嘩に明け暮れ、地元最強の主人公「QP キューピー」こと石田小鳥と、頭が切れ胸に野望を秘めた我妻涼、二人を取り巻く男たちの生き方を描いた名作」(番組公式HPより)。申し訳ありませんが、この脚本家さんの名前を最初に見た時は「うわぁ、ヤンキーみたい」と思ってしまいました。キャストが今の所斎藤工しか見当たらないので今一つよくわかんないですが、でも演出があの「十三人の刺客」「ヤッターマン」の三池崇史ですよ。ま、見ないですが。
10月27日、木9テレ朝「DOCTORS 最強の名医」(脚本・福田靖、P・黒田徹也、演出・本橋圭太、猪原達三、出演・沢村一樹、高嶋政伸、比嘉愛未、黒川智花、滝沢沙織、伊藤蘭、野際陽子他)。「医師である前に真っ当な人間でありたいという信念を持った外科医が、他の医師たちと対立を繰り返しながら腐りかけた病院に鋭いメスを入れる!だがその男のやり方は正しいことばかりではない。ときには巧妙だったり、ときには非情だったり…、その手段はさまざまだが、絶対に変わらないのは"患者は救う"ということ。『弱きを助け強きをくじく』医師の活躍で、毎回爽快感を味わえることだろう」(番組公式HPより)。ああ、懐かしい……。去年1年間NHK大河ドラマ「龍馬伝」で文句を言い続けたあの福田さんのお名前がこんなところに。でも「龍馬伝」と違って今度のドラマは大丈夫そうな気が(根拠は全くないが)。「あなたにあのドラマの脚本は荷が重すぎたんです」(by 鷲津政彦)。でもまー、キャストには心惹かれません。
10月27日、木9TBS、「ランナウェイ~愛する君を守るために」(脚本・羽原大介、P・加藤章一、浅野敦也、演出・石井康晴、山本剛義、出演・市原隼人他)。「物語は、無実の罪で逮捕されてしまった四人の個性溢れる若者たちと、理不尽な運命に立ち向かおうとする一人の少女による『未来を切り拓く』ための闘いを描いた熱い青春群像劇であり、主人公が無実を証明し、『真実』を手に入れるまでを熱く描く」(番組公式HPより)。最初写真をチラッと見たら中尾明慶がやけにすっきりした顔になったなあと思ったら市原隼人でしたぁ。
10月13日、木10フジ、「蜜の味~A Teste Of Honey~」(脚本・大石静、P・渡辺恒也、演出・?、出演・菅野美穂、榮倉奈々、ARATA、溝端淳平、近藤公園、升毅、佐野史郎他)。「同作は、初恋の人を一途に思い続けてきた医大生・直子(榮倉奈々)と、美貌と知性を兼ね備えた優秀な研究医・彩(菅野美穂)が、運命の男・雅人(ARATA)を巡って壮絶な三角関係に陥っていくラブストーリー。脚本は、数々の人気作品を世に送り出してきた大石静が担当し、濃厚で官能的な大人の恋愛物語を描く」(ザテレビジョンより)。ARATAは見てみたいけど、ドロドロドラマはパスしたい。
10月6日、木深夜日テレ「秘密諜報員エリカ」(脚本・関えり香、P・岡本浩一、演出・植田尚他、出演・栗山千明、杉本哲太、井手卓也他)。「どこにでもいるごくフツーの平凡な主婦・エリカ、彼女には誰にも言えない「秘密」があった。それは…かつて内閣情報調査室の秘密諜報員、すなわちスパイだったということ。現在はスパイ稼業から足を洗い、サラリーマンの夫と幼稚園児の息子と幸せな家庭を築いている。彼女がスパイだったことは、親、兄弟はもちろんのこと、一緒に暮らす夫も子供も、誰も知らない。しかしある日、スパイ時代の元上司・戸塚が訪ねてきて民間のトラブルを解決する仕事を手伝ってくれないか、とエリカに懇願する。家族を第一に考えるエリカは断るのだが、「秘密」をバラすぞと脅され、半ば強制的に戸塚を手伝うことになってしまう…!(後略)」(番組公式HPより)。深夜ドラマなので多分パス。
10月21日、金10TBS、「専業主婦探偵~私はシャドウ」(原作・粕谷紀子「私はシャドウ」、脚本・中園ミホ、山岡真介、P・磯山晶、演出・金子文紀他、出演・深田恭子、藤木直人、桐谷健太、古田新太、芦名星、遠藤憲一、石田ゆり子、小日向文世他)。「ドジで不器用な主婦がひょんなことから探偵に!?愛する夫のために奮闘し強い女へと生まれ変わっていく物語!」(番組公式HPより)。「タイガー&ドラゴン」「流星の絆」の磯山晶・金子文紀コンビだしサブにエンケンと小日向さんもいるので期待したい所だけど、深キョンのコスプレ探偵のドラマかあ……。
10月21日、金11テレ朝、「11人もいる!」(脚本・宮藤官九郎、P・黒田徹也、演出・片山修、唐木希浩、出演・神木隆之介、光浦靖子、加藤清史郎、星野 源、田辺誠一他)。「同ドラマは、高校3年生にして大家族の問題を一人で背負い込む、神木演じる長男・一男ら真田家の“絆”を描く。真田家は、カメラマンだが仕事のない父・実(田辺誠一)、家庭的で貞淑な妻・恵(光浦靖子)、8人の個性豊かな子供たち、計10人の貧乏一家。そこに末っ子だけに見える謎の11人目が加わり、奇想天外な家族劇が展開される。家族それぞれが家の外で遭遇するちょっとした辛い出来事に現代性を投影し、ストレスを抱えた家族が“一つ屋根の下”に戻ってきた時に、思いがけずに浮き彫りになる家族の絆を描いていく」(ザテレビジョンより)。うーむ。クドカンの作品はハマると最高に面白いんだけど(「タイガー&ドラゴン」「流星の絆」)、あのリズムに乗れないと全然ついてけないんだよなあ(「うぬぼれ刑事」「吾輩は主婦である」)。タイトルがアレなのは放置(笑)。
10月7日、金深夜テレ東「ここが噂のエル・パラシオ」(原作・あおやぎ孝夫、脚本・?、P・?、演出・白川士、出演・武田航平、佐藤江梨子、三浦理恵子他)。「交通事故で気を失った"オレ"は見知らぬ女子寮のようなところで目を覚ます。その衝撃で"オレ"は 記憶を無くし行くところも無い。そんな"オレ"を身元引受人として受け入れてくれたのが、突き飛ばして轢かれるギリギリのところで助けてくれた女だった。 その女が連れて来た場所こそが女子プロレス「エル・パラシオ」の道場兼住居だったのだ。しかもその美人ながら凶暴な女はこの 団体の看板レスラー・須弥仙桜花(しゅみせんおうか)だった。そして次から次へと出てくる美人でセクシーだが猛獣のようなレスラーたち。"オレ"は仕方なくその合宿所の下働きをすることで、住まわせてもらうことになったのだが・・・!?」(番組公式HPより)。同じドラマ24枠なので「勇者ヨシヒコと魔王の城」の後番組だと思うけど放映曜日は未確認(9月29日現在、放映開始日および放映曜日確認)。そして深夜ドラマはパス。
10月22日、土9日テレ、「妖怪人間ベム」(原作・アサツー ディ・ケイ、脚本・西田征史、P・河野英裕他、演出・狩山俊輔、佐久間紀佳、出演・亀梨和也、杏、鈴木福他)。「1968年に放送されたアニメ「妖怪人間ベム」が亀梨和也主演で実写化されることが分かった。同作品は正義の心を持つベム、ベラ、ベロの3人の妖怪人間が「はやく人間になりたい!」と願いながら悪の妖怪と戦い、人間を救っていくという物語」(ザテレビジョンより)。「銭ゲバ」(2009年、日テレ、主演・松山ケンイチ)がついこの間ドラマ化された時も「何故、今?」と思ったもんですが、それでも「銭ゲバ」は派遣工員や新貧民層の若者を描写していたようでわからなくもないけど(←見ていないけど)、「妖怪人間ベム」はほんとーーに今なんで??という感があるような。ま、原作者のアサツー ディ・ケイをWikipediaでチェックしたら広告代理店だそうで、嘘かほんとかしらないけど「原子力発電所や放射線に関連したインターネット上の情報を監視する事業」を手がけていると書いてあるので(2011年9月11日現在)それが今っぽい?(笑)(←事実ではない事がわかったら訂正します)。でもさー、なんでベムが亀梨なの? いくら私がトシくって各種キャラが自分より年下になったとは言ってもやっぱりベムは醜いオヤジだしベラは怖いオバサンじゃないのか? それなのにあのお若い亀梨に特殊メークとはいえ「早く人間になりたい」とか言われてもねー。
1月9日(継続)、日8NHK「江~姫たちの戦国~」(原作・脚本・田渕久美子、P・屋敷陽太郎、演出・伊勢田雅也他、出演・上野樹里、宮沢りえ、水川あさみ、豊川悦司、向井理、北大路欣也他)。まー、今更何も言う事はないですけどね、今週号(9月16日号、32ページ)の「週刊ザテレビジョン」には向井理の入浴ヌードグラビアが載っているですよ(←非常に語弊がある表現)。
10月16日、日9TBS、「南極大陸」(原作・北村泰一「南極越冬隊タロジロの真実」、脚本・いずみ吉紘、P・石丸彰彦、伊與田英徳、山田康裕、演出・福澤克雄、出演・木村拓哉、綾瀬はるか、堺雅人、山本裕典、吉沢悠、岡田義徳、志賀廣太郎、寺島進、緒形直人、柴田恭兵、香川照之他)。「「南極大陸」は、TBS開局60周年記念の集大成として、ことし2月より制作が行われた作品。舞台は敗戦から10年ほどが過ぎ、経済立て直しのために日本国民ががむしゃらに働いていた昭和30年代。世界中から「敗戦国」というレッテルを貼られた日本は、アメリカ、ソ連などの戦勝国を中心に結成された「国際地球観測年特別委員会」による、未知の大陸「南極」観測計画への参加に名乗りを挙げる。世界から全く期待されなかった日本だが、地質学の研究者・倉持岳志(木村拓哉)は、「今こそ日本人の底力を見せてやろうじゃないか!」と指揮を執り、南極観測実験に向け、奔走していく」(ザテレビジョンより)。アラフィフの私とK池さんとNさんの感想は「なんで今更タロジロなのーーー!?」でした。なおY岡さんは「白い雪原ばかりの場面が続くと寝ちゃいそうですね」と言ってましたよ(笑)。でもキムタク以外は非常に渋いキャストなので多分1回目は見ると思います。芝野さんも中延さんもよっちゃんも出るしね。
10月23日、日9フジ、「僕とスターの99日」(脚本・?、P・千葉行利、大久保智己、演出・国本雅広、出演・西島秀俊、キム・テヒ他)。「同作品は「いちばん近くて遠い恋」をテーマにテヒ演じる韓国から日本に撮影にきた大女優・ハン・ユナと、ユナの専属ボディガードを務めることになった西島演じる地味な独身男・並木航平が、「99日」の契約期間内に織りす、誰にも言えない期間限定の秘密の恋を描く」(ザテレビジョンより)。「ボディガード」(1992年、アメリカ、出演・ケヴィン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン)? 西島秀俊は番組サイトの写真を見ると渋くてよさげだけど。
10月16日、日11テレ朝、「俺の空 刑事編」(原作・本宮ひろ志、脚本・?、P・?、演出・?、出演・庄野崎謙、永井大、国仲涼子他)。「同ドラマは、警視庁管内の警察署に配属された刑事・一平が、その財力を思う存分駆使し、大胆不敵な方法で犯人とわたり合い、巨大な警察組織の中で一平がどこまで実力を発揮できるのかを壮大なスケールで描いた作品」(ザテレビジョンより)。体育会系ドラマはパス。
そんな訳で今期見るのは「深夜食堂2」、第1回目は見てみる予定は「南極大陸」、「専業主婦探偵~私はシャドウ」、「11人もいる!」、「妖怪人間ベム」あたり。もしかしたら見るのは「謎解きはディナーのあとで」、「ラストマネー~愛の値段~」(10月ドラマじゃないけど)、「家政婦のミタ」、「秘密諜報員エリカ」かなー(←結構見るつもり?)。
追記(9月29日):放映開始日入力。
7月4日(継続)、月8TBS、「水戸黄門 第43部」(色々省略、出演・里見浩太朗、的場浩司、東幹久、松浦亜弥、雛形あきこ他)。「『水戸黄門』は現在放送中の第43部をもって、42年の歴史にピリオドを打つこととなりました。皆様の心に残る最終シリーズになるよう、現在、出演者・スタッフ力を合わせ制作をしております。放送は12月まで続きますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします」(番組公式HPより)。多分最終回は見ると思います。
10月17日、月9フジ、「私が恋愛できない理由」(脚本・山崎宇子、坂口理子、P・中野利幸、演出・石井祐介、出演・香里奈、吉高由里子、大島優子、田中圭、萩原聖人、勝村政信、稲森いずみ他)。「20代、30代独身女性の半数以上に「今、恋人がいない」―。 今、急増する「恋愛できない女性」を香里奈、吉高由里子、大島優子(AKB48)が熱演! 男、セックス、仕事、結婚・・・、 女性が直面するすべての悩みを本音でぶつけあう! 幸せな恋愛に巡り会うことが困難な「恋愛超氷河期」の現代に贈る 「フジテレビ月9ドラマ」史上、もっとも異色な等身大ラブストーリー!」(番組公式HPより)。K池さんにいきなり香里奈と誰かで女が3人くらい出るドラマって何?」と聞かれたのだが、もちろんそんなの知る訳がない。しかし「結婚できない(結婚しない)女性」ネタで何がどう異色なのか?(見ないけど)。
「モリのアサガオ」「鈴木先生」「IS(アイエス)~男でも女でもない性~」と異色作が続いたテレビ東京の月10ドラマ枠はもうない模様。
10月18日、火9フジ、「謎解きはディナーのあとで」(原作・東川篤哉、脚本・黒岩勉、P・永井麗子、演出・土方政人、石川淳一、出演・櫻井翔、北川景子、椎名桔平他)。「影山(櫻井翔)は、世界的にも有名な企業グループ『宝生グループ』社長の一人娘・麗子(北川景子)の執事兼運転手。正体を隠し、国立署の新米刑事として勤務する"お嬢様"麗子は、難解な事件にぶち当たるたびに大豪邸の自宅でくつろぎながら事件の一部始終をディナーのサーブ(給仕)をする影山に聞かせます。すると影山は、完ぺきなまでのサーブを魅せつつ、主人でもある"お嬢様"麗子の推理力のなさを「失礼ながらお嬢様……お嬢様の目は節穴でございますか?」などという暴言スレスレの毒舌で指摘しながら、スラスラと謎を解き、事件の真相へと迫っていきます」(番組公式HPより)。本屋の平台に並ぶ原作を見てそのうち読もうと思っていたのだが、お嬢様の北川景子はともかく執事が桜井かあ……。
10月11日、火10フジ、「HUNTER ハンター~その女たち、賞金稼ぎ~」(脚本・伴一彦、P・河西秀幸他、演出・村上正典、佐藤源太、白木啓一郎、出演・米倉涼子、谷原章介、桐谷美鈴、戸田恵子、柄本明、小泉孝太郎他)。「ごく普通の女たちがバウンティハンター(賞金稼ぎ)に!狙うは報奨金がかけられた指名手配犯!チームで未解決事件に挑む!殺人事件の時効が無くなろうと、時がたてば事件の記憶が薄れていく現実は変わりません。警察が捜査員の人数を減らす事実も変わりません。それでも遺族は犯人の逮捕を願います。財産を投げ打って懸賞金をかけるほどに…。想像してみてください。そんな彼らの想いに応えられるヒーローがいたとしたら…」(番組公式HPより)。米倉涼子さんは多分パス。
9月13日、火10NHK、「ラストマネー~愛の値段~」(脚本・武田有起、渡辺啓、P・?、演出・塚原あゆ子、竹村謙太郎、出演・伊藤英明、中丸雄一、松重豊、田中哲司、田畑智子、伊武雅刀、夏八木勲、高島礼子他)。「同作は“生命保険”をテーマに、実際の連続保険金殺人事件をモチーフにしたオリジナルストーリー。伊藤が演じる生命保険の査定人・向島朔太郎が詐欺や不正、モラルリスクと戦い、保険金の支払いの判断に骨身を削る。高島が演じるのは保険金を巡り査定の対象人となる女性・佐々倉亜希子。中丸は、情にもろい熱血漢で反発していた向島を知るにしたがい尊敬し、慕う向島の部下・大野圭吾を演じる」(ザテレビジョンより)。NHK火曜ドラマは土曜ドラマよりもハードじゃなさそうな印象があったのだが、どんなもんでしょうか。
11月1日、火10NHK、「カレ、夫、男友達」(原作・江國香織「思いわずらうことなく愉しく生きよ」、脚本・浅野妙子、P・?、演出・佐々木章光、古厩智之、出演・真木よう子、長塚京三、高畑淳子、片岡礼子、夏帆、木村多江、ユースケ・サンタマリア他)。「恋愛に問題を抱える三姉妹を描く江國香織の原作をドラマ化。恋人に浮気がバレる次女・治子(真木よう子)、夫のDVに悩む長女・麻子(木村多江)、22歳で初めて恋をする三女・育子(夏帆)が、家族に助けられながら、それぞれに問題を乗り越えていく」(週刊ザテレビジョン9月9日号より)。キャストはいいけど心惹かれません。
10月18日火11NHK、「ビターシュガー」(原作・大島真寿美、脚本・今井雅子、P・、演出・、出演・りょう、カンニング竹山、袴田吉彦、忍成修吾、荒川ちか、井上和香、東儀秀樹、豊原功補他)。「甘いだけが幸せじゃない。苦くたって不幸せとは限らない。だから私たちの人生は"ビターシュガー"かな・・・。ひと通りの酸いも甘いも経験した39歳の女性3人。友情の絆で結ばれた3人の間に、ある出来事をきっかけに微妙な亀裂が生じる。予期せぬ怒りや嫉妬にかられ、本音をぶつけあううち、その亀裂はさらに大きくなり・・・。いまを懸命に生きるすべての女性と、そんな女性の気持ちを知りたい男性諸氏に送る、「本音トークが気持ちイイ」「見れば、生きる勇気のわいてくる」ドラマ」(NHKドラマトピックスより)。「火11」と書いてみましたが正確には火曜日「ラストマネー」終了後の午後10時50分からのドラマ。ドロドロ系かなあ。
10月18日、火深夜TBS、「深夜食堂2」(原作・安倍夜郎、脚本・真辺克彦、向井康介、及川拓郎他、P・遠藤日登思、演出・松岡錠司、山下敦弘、及川拓郎、出演・小林薫、不破万作、綾田俊樹、松重豊、光石研、オダギリジョー、他)。「伝説のドラマ「深夜食堂」、待望の新シリーズ・第二部が、2011年10月より、TBS・MBSにて放送決定!新シリーズは、前作の主要スタッフ、キャストはそのままに、更に、監督に『毎日かあさん』の小林聖太郎、脚本には『Wの悲劇』『探偵物語』など日本映画史に残る数々の傑作を手がけてきた荒井晴彦の参加が決定。まさに21世紀のTVドラマ史に(ひっそりと)名を刻む伝説の新シリーズにふさわしい陣容となっています。ご期待下さい」(番組公式HPより)。21世紀TVドラマ史に名を刻む伝説のドラマ! あんなひっそりドラマなのにすっごいあおりっぷり。
10月4日、火深夜テレ朝「私のホストちゃん~しちにんのホスト~」(原作・Amebaモバイルゲーム「私のホストちゃん」、演出・構成・鈴木おさむ)。「同作は、携帯電話でホストクラブ体験ができるという同名モバイルゲームをドラマ化。劇中では、ゲームの世界観をもとにホスト界のルールや習慣、あっと驚く接客テクニックから、壮絶な“指名No.1”争いなど、知られざる裏情報を盛り込むことでリアルなホストの世界にこだわって制作された。女性はお気に入りホストを応援し、男性は女性を喜ばせるテクを学べるといった仕掛けも施されている」(ORICON STYLEより)。パス。
10月19日、水9テレ朝、「相棒season10」(色々省略、出演・水谷豊、及川光博他)。好きにやって。
10月12日、水10日テレ、「家政婦のミタ」(脚本・遊川和彦、P・田中芳樹、大平太、演出・猪俣隆一、佐藤東弥、石尾純 、出演・松嶋菜々子、長谷川博己、相武紗季、忽那汐里、平泉成、白川由美他)。「“笑わない”“こびない”ロボットのようなミステリアスな家政婦を松嶋菜々子が演じる異色のホームドラマ。母親を突然亡くして、崩壊寸前のある家族を完璧な家事と無感情な荒療治で救っていきます。そして、家政婦・三田自身にも失われた感情が戻ってくるのです」(番組公式HPより)。私が飯を食っている間に先に食べ終えたNさんが「月刊TVガイド」の新番組名を読み上げていたのだがその時に「家政婦も見た」と聞こえたので、あの「家政婦シリーズ」の新バージョン?とか一瞬思ったのだが、ぜーんぜん違ってました。松嶋菜々子はともかく、「鈴木先生」(2011年4月、テレビ東京)で鈴木先生役だった長谷川博己がヒジョーによかったので長谷川博己目当てに第1回目は見てみようかなあ。でもメガネがないと本当に影が薄い感じ……。
10月5日、水深夜日テレ「QP」(原作・高橋ヒロシ、脚本・NAKA雅MURA、P・田中芳樹、演出・三池崇史、渡辺武、菅原伸太郎、出演・斎藤工他)。「ヤングキング(少年画報社)にて1998年~2000年まで連載。単行本も全9巻の累計発行部数が800万部を超える橋ヒロシの人気漫画。喧嘩に明け暮れ、地元最強の主人公「QP キューピー」こと石田小鳥と、頭が切れ胸に野望を秘めた我妻涼、二人を取り巻く男たちの生き方を描いた名作」(番組公式HPより)。申し訳ありませんが、この脚本家さんの名前を最初に見た時は「うわぁ、ヤンキーみたい」と思ってしまいました。キャストが今の所斎藤工しか見当たらないので今一つよくわかんないですが、でも演出があの「十三人の刺客」「ヤッターマン」の三池崇史ですよ。ま、見ないですが。
10月27日、木9テレ朝「DOCTORS 最強の名医」(脚本・福田靖、P・黒田徹也、演出・本橋圭太、猪原達三、出演・沢村一樹、高嶋政伸、比嘉愛未、黒川智花、滝沢沙織、伊藤蘭、野際陽子他)。「医師である前に真っ当な人間でありたいという信念を持った外科医が、他の医師たちと対立を繰り返しながら腐りかけた病院に鋭いメスを入れる!だがその男のやり方は正しいことばかりではない。ときには巧妙だったり、ときには非情だったり…、その手段はさまざまだが、絶対に変わらないのは"患者は救う"ということ。『弱きを助け強きをくじく』医師の活躍で、毎回爽快感を味わえることだろう」(番組公式HPより)。ああ、懐かしい……。去年1年間NHK大河ドラマ「龍馬伝」で文句を言い続けたあの福田さんのお名前がこんなところに。でも「龍馬伝」と違って今度のドラマは大丈夫そうな気が(根拠は全くないが)。「あなたにあのドラマの脚本は荷が重すぎたんです」(by 鷲津政彦)。でもまー、キャストには心惹かれません。
10月27日、木9TBS、「ランナウェイ~愛する君を守るために」(脚本・羽原大介、P・加藤章一、浅野敦也、演出・石井康晴、山本剛義、出演・市原隼人他)。「物語は、無実の罪で逮捕されてしまった四人の個性溢れる若者たちと、理不尽な運命に立ち向かおうとする一人の少女による『未来を切り拓く』ための闘いを描いた熱い青春群像劇であり、主人公が無実を証明し、『真実』を手に入れるまでを熱く描く」(番組公式HPより)。最初写真をチラッと見たら中尾明慶がやけにすっきりした顔になったなあと思ったら市原隼人でしたぁ。
10月13日、木10フジ、「蜜の味~A Teste Of Honey~」(脚本・大石静、P・渡辺恒也、演出・?、出演・菅野美穂、榮倉奈々、ARATA、溝端淳平、近藤公園、升毅、佐野史郎他)。「同作は、初恋の人を一途に思い続けてきた医大生・直子(榮倉奈々)と、美貌と知性を兼ね備えた優秀な研究医・彩(菅野美穂)が、運命の男・雅人(ARATA)を巡って壮絶な三角関係に陥っていくラブストーリー。脚本は、数々の人気作品を世に送り出してきた大石静が担当し、濃厚で官能的な大人の恋愛物語を描く」(ザテレビジョンより)。ARATAは見てみたいけど、ドロドロドラマはパスしたい。
10月6日、木深夜日テレ「秘密諜報員エリカ」(脚本・関えり香、P・岡本浩一、演出・植田尚他、出演・栗山千明、杉本哲太、井手卓也他)。「どこにでもいるごくフツーの平凡な主婦・エリカ、彼女には誰にも言えない「秘密」があった。それは…かつて内閣情報調査室の秘密諜報員、すなわちスパイだったということ。現在はスパイ稼業から足を洗い、サラリーマンの夫と幼稚園児の息子と幸せな家庭を築いている。彼女がスパイだったことは、親、兄弟はもちろんのこと、一緒に暮らす夫も子供も、誰も知らない。しかしある日、スパイ時代の元上司・戸塚が訪ねてきて民間のトラブルを解決する仕事を手伝ってくれないか、とエリカに懇願する。家族を第一に考えるエリカは断るのだが、「秘密」をバラすぞと脅され、半ば強制的に戸塚を手伝うことになってしまう…!(後略)」(番組公式HPより)。深夜ドラマなので多分パス。
10月21日、金10TBS、「専業主婦探偵~私はシャドウ」(原作・粕谷紀子「私はシャドウ」、脚本・中園ミホ、山岡真介、P・磯山晶、演出・金子文紀他、出演・深田恭子、藤木直人、桐谷健太、古田新太、芦名星、遠藤憲一、石田ゆり子、小日向文世他)。「ドジで不器用な主婦がひょんなことから探偵に!?愛する夫のために奮闘し強い女へと生まれ変わっていく物語!」(番組公式HPより)。「タイガー&ドラゴン」「流星の絆」の磯山晶・金子文紀コンビだしサブにエンケンと小日向さんもいるので期待したい所だけど、深キョンのコスプレ探偵のドラマかあ……。
10月21日、金11テレ朝、「11人もいる!」(脚本・宮藤官九郎、P・黒田徹也、演出・片山修、唐木希浩、出演・神木隆之介、光浦靖子、加藤清史郎、星野 源、田辺誠一他)。「同ドラマは、高校3年生にして大家族の問題を一人で背負い込む、神木演じる長男・一男ら真田家の“絆”を描く。真田家は、カメラマンだが仕事のない父・実(田辺誠一)、家庭的で貞淑な妻・恵(光浦靖子)、8人の個性豊かな子供たち、計10人の貧乏一家。そこに末っ子だけに見える謎の11人目が加わり、奇想天外な家族劇が展開される。家族それぞれが家の外で遭遇するちょっとした辛い出来事に現代性を投影し、ストレスを抱えた家族が“一つ屋根の下”に戻ってきた時に、思いがけずに浮き彫りになる家族の絆を描いていく」(ザテレビジョンより)。うーむ。クドカンの作品はハマると最高に面白いんだけど(「タイガー&ドラゴン」「流星の絆」)、あのリズムに乗れないと全然ついてけないんだよなあ(「うぬぼれ刑事」「吾輩は主婦である」)。タイトルがアレなのは放置(笑)。
10月7日、金深夜テレ東「ここが噂のエル・パラシオ」(原作・あおやぎ孝夫、脚本・?、P・?、演出・白川士、出演・武田航平、佐藤江梨子、三浦理恵子他)。「交通事故で気を失った"オレ"は見知らぬ女子寮のようなところで目を覚ます。その衝撃で"オレ"は 記憶を無くし行くところも無い。そんな"オレ"を身元引受人として受け入れてくれたのが、突き飛ばして轢かれるギリギリのところで助けてくれた女だった。 その女が連れて来た場所こそが女子プロレス「エル・パラシオ」の道場兼住居だったのだ。しかもその美人ながら凶暴な女はこの 団体の看板レスラー・須弥仙桜花(しゅみせんおうか)だった。そして次から次へと出てくる美人でセクシーだが猛獣のようなレスラーたち。"オレ"は仕方なくその合宿所の下働きをすることで、住まわせてもらうことになったのだが・・・!?」(番組公式HPより)。同じドラマ24枠なので「勇者ヨシヒコと魔王の城」の後番組だと思うけど放映曜日は未確認(9月29日現在、放映開始日および放映曜日確認)。そして深夜ドラマはパス。
10月22日、土9日テレ、「妖怪人間ベム」(原作・アサツー ディ・ケイ、脚本・西田征史、P・河野英裕他、演出・狩山俊輔、佐久間紀佳、出演・亀梨和也、杏、鈴木福他)。「1968年に放送されたアニメ「妖怪人間ベム」が亀梨和也主演で実写化されることが分かった。同作品は正義の心を持つベム、ベラ、ベロの3人の妖怪人間が「はやく人間になりたい!」と願いながら悪の妖怪と戦い、人間を救っていくという物語」(ザテレビジョンより)。「銭ゲバ」(2009年、日テレ、主演・松山ケンイチ)がついこの間ドラマ化された時も「何故、今?」と思ったもんですが、それでも「銭ゲバ」は派遣工員や新貧民層の若者を描写していたようでわからなくもないけど(←見ていないけど)、「妖怪人間ベム」はほんとーーに今なんで??という感があるような。ま、原作者のアサツー ディ・ケイをWikipediaでチェックしたら広告代理店だそうで、嘘かほんとかしらないけど「原子力発電所や放射線に関連したインターネット上の情報を監視する事業」を手がけていると書いてあるので(2011年9月11日現在)それが今っぽい?(笑)(←事実ではない事がわかったら訂正します)。でもさー、なんでベムが亀梨なの? いくら私がトシくって各種キャラが自分より年下になったとは言ってもやっぱりベムは醜いオヤジだしベラは怖いオバサンじゃないのか? それなのにあのお若い亀梨に特殊メークとはいえ「早く人間になりたい」とか言われてもねー。
1月9日(継続)、日8NHK「江~姫たちの戦国~」(原作・脚本・田渕久美子、P・屋敷陽太郎、演出・伊勢田雅也他、出演・上野樹里、宮沢りえ、水川あさみ、豊川悦司、向井理、北大路欣也他)。まー、今更何も言う事はないですけどね、今週号(9月16日号、32ページ)の「週刊ザテレビジョン」には向井理の入浴ヌードグラビアが載っているですよ(←非常に語弊がある表現)。
10月16日、日9TBS、「南極大陸」(原作・北村泰一「南極越冬隊タロジロの真実」、脚本・いずみ吉紘、P・石丸彰彦、伊與田英徳、山田康裕、演出・福澤克雄、出演・木村拓哉、綾瀬はるか、堺雅人、山本裕典、吉沢悠、岡田義徳、志賀廣太郎、寺島進、緒形直人、柴田恭兵、香川照之他)。「「南極大陸」は、TBS開局60周年記念の集大成として、ことし2月より制作が行われた作品。舞台は敗戦から10年ほどが過ぎ、経済立て直しのために日本国民ががむしゃらに働いていた昭和30年代。世界中から「敗戦国」というレッテルを貼られた日本は、アメリカ、ソ連などの戦勝国を中心に結成された「国際地球観測年特別委員会」による、未知の大陸「南極」観測計画への参加に名乗りを挙げる。世界から全く期待されなかった日本だが、地質学の研究者・倉持岳志(木村拓哉)は、「今こそ日本人の底力を見せてやろうじゃないか!」と指揮を執り、南極観測実験に向け、奔走していく」(ザテレビジョンより)。アラフィフの私とK池さんとNさんの感想は「なんで今更タロジロなのーーー!?」でした。なおY岡さんは「白い雪原ばかりの場面が続くと寝ちゃいそうですね」と言ってましたよ(笑)。でもキムタク以外は非常に渋いキャストなので多分1回目は見ると思います。芝野さんも中延さんもよっちゃんも出るしね。
10月23日、日9フジ、「僕とスターの99日」(脚本・?、P・千葉行利、大久保智己、演出・国本雅広、出演・西島秀俊、キム・テヒ他)。「同作品は「いちばん近くて遠い恋」をテーマにテヒ演じる韓国から日本に撮影にきた大女優・ハン・ユナと、ユナの専属ボディガードを務めることになった西島演じる地味な独身男・並木航平が、「99日」の契約期間内に織りす、誰にも言えない期間限定の秘密の恋を描く」(ザテレビジョンより)。「ボディガード」(1992年、アメリカ、出演・ケヴィン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン)? 西島秀俊は番組サイトの写真を見ると渋くてよさげだけど。
10月16日、日11テレ朝、「俺の空 刑事編」(原作・本宮ひろ志、脚本・?、P・?、演出・?、出演・庄野崎謙、永井大、国仲涼子他)。「同ドラマは、警視庁管内の警察署に配属された刑事・一平が、その財力を思う存分駆使し、大胆不敵な方法で犯人とわたり合い、巨大な警察組織の中で一平がどこまで実力を発揮できるのかを壮大なスケールで描いた作品」(ザテレビジョンより)。体育会系ドラマはパス。
そんな訳で今期見るのは「深夜食堂2」、第1回目は見てみる予定は「南極大陸」、「専業主婦探偵~私はシャドウ」、「11人もいる!」、「妖怪人間ベム」あたり。もしかしたら見るのは「謎解きはディナーのあとで」、「ラストマネー~愛の値段~」(10月ドラマじゃないけど)、「家政婦のミタ」、「秘密諜報員エリカ」かなー(←結構見るつもり?)。
追記(9月29日):放映開始日入力。
2011年09月05日 (月)
実は先月下旬に北海道のピッチピチの(←本人は否定している)女子大生ハゲタカ廃人がわざわざ東京に立ち寄ってくださったのだが、時間があまりなかったので「ハゲタカ」ロケ地基本コース(笑)をざっくり回って、夜はひっそりと(女子大生廃人のAkaneさんは未成年なので、わしらもちっくと自重したぜよ)ハゲタカトークを繰り広げたのだが、その話はまた別記事で。
さて昨日の記事でも書いたが(9月4日「防備録:庭いじりの楽しみ(Amebaピグライフ/染料リスト)」)、Amebaピグの庭いじりでnanakoさんとテレビドラマ「それでも、生きていく」とか「GOW」とか「ハゲタカ」の話をチャットしているうちに、じゃ茶でもしながら話そうぜっつーことで先週の土曜日、9月3日に日本橋の喫茶店・ウィンザーで待ち合わせをして、nanakoさんと、同じくピグ仲間の廃人某嬢で茶飲み話をしてきたんである。超レトロで昭和チックな喫茶店・ウィンザーに行き着くまでに3人とも迷子になった話はnanakoさんの記事(9月4日「ウィンザー@日本橋でモーニングセット」)を参照してつかあさい。
台風接近のせいで客がほとんどいないウィンザー店内でひとしきり「ハゲタカ」やらピグの庭いじりの攻略方法やら「GOW」や向井理についてやら他のドラマや映画についてだのしゃべりまくった後、東京国立近代美術館フィルムセンターへ。ここはnanakoさんが「もしかしてハゲタカ関係の資料があるかも」ということで立ち寄ってみたところで、ここも台風のせいか入口はひっそりとしていた。
目的地は4階の図書室、ロッカーに荷物を預けて入口で利用登録をしてから奥のほうのテーブルに腰を下ろすわしら3人。さすが映画関係の雑誌、資料が充実している。しかもあまり人が来ないせいか(←失礼?)雑誌架にある雑誌も非常にきれいな状態で掲示してある。古い雑誌もこれまたきれいに製本してあってきちんと全部揃っている。もちろん図書室なのでおしゃべりはしないでそれぞれが見たい資料をチェックする。廃人某嬢は次から次と雑誌を引っ張り出してきては、サクサクと堤真一や大森南朋、岡田准一の記事をピックアップがてら向井理の記事を見つけたらnanakoさんに渡す。nanakoさんはと見ると、雑誌のスイーツ特集を見ている(笑)。もちろん映画がらみのページで、たまたま開いてただけだそうだが。そして私は資料系雑誌で「ハゲタカ」ネタをチェック。
ちなみにnanakoさんが見ていた雑誌(Location Japan)に載っていたのはロケ地ホテル特集で、我らがマンダリンオリエンタル東京(笑)がロケ地として使われたのはTVドラマ「新参者」。nanakoさんが「違いますよね、ここは「ハゲタカ」じゃないですか!」とひそひそ声で糾弾、しかし知名度からいったらやはり映画「ハゲタカ」よりも、阿部ちゃん主演のドラマ「新参者」の方がはるかに上であろう(泣)。「仕方ないよ、「ハゲタカ」って言ったってほとんどの人には何それ?ってなもんだもん」とやはりひそひそ声で諦めモードの私。なおロケ地ホテルのスイーツ特集ページに載っていたマンダリンのスイーツはマンゴープディングでした。んーー、そういえば37階のシグネチャのランチでロケ地ツアーをした時に食ったっけ?(←nanakoさんと違って食い物に関する記憶がほとんどない)。
私は、事典や書誌情報誌が好きなので図書室内にあった「戦後日本映画 [は-ほ]」という映画情報資料をチェックしてみる。「ハゲタカ」あるかしら~と五十音順に並んだ映画タイトルを探してみる。ハ行、ハガ、ハギ、ハグ、ハゲ、、、と。「激しい愛撫」、「激しいあえぎ」、「激しい女たち」……「激しい」という単語がつくとどうも18禁映画っぽくなるなあ。ハゲ、ハゲ、ハゲ、、っと。「激しく濡れて」、そろそろ次? と思ったら次はなんと「化け猫ご用だ」(1958年、大映)でした。さっき見たら「花より男子」が載っていたから「ハゲタカ」もあると思ったのに、とよくよく見てみたらこの資料は1997年発行の物だったYO! じゃ「花より男子」っていつの作品なんだ?と思ったら2005年、2007年のテレビドラマ版や2008年の映画「花より男子F」ではなく、1995年の映画版でした。ちなみに主演のつくしは内田有紀、F4は谷原章介(道明寺司)、藤木直人(花沢類)、佐伯賢作(西門総二郎)、橋爪浩一(美作あきら)の4人。道明寺がタニショーで花沢類がフジッキーかあ。
nanakoさんは雑誌の向井理のグラビア記事を読みながら「この頃はまだお肌がきれいだったのね」とかつぶやいたり、キネマ旬報連載の香川照之のエッセイ「日本魅録」を読んでて、ほら、とキネマ旬報を見せてくれる。読んでみると話は非常に面白く興味深い内容なのだが、非常に持って回った表現でなおかつ奥歯に物が挟まったような内容……。知性と教養の人・香川照之も知っていることが多いだけに言いたくても言えないことが無茶苦茶多いんだろうなあというのがわかる文章だ。廃人某嬢は探していた記事が見つかったらしくホクホクしている。
次に「文化通信ジャーナル」という雑誌の2010年分と2009年分をチェック。これにはテレビで放映された映画の視聴率データが載っているので、昨年の8月7日にNHK総合で放映された映画「ハゲタカ特別版」の視聴率を見てみる。4.4%、ちなみに裏は「劒岳 点の記」で9.8%、nanakoさんが「また、「劒岳」ですよ!」とつぶやく。思えば2009年の11月に新文芸坐で「ハゲタカ」が上映された時にセットになっていたのも「劒岳」、そしてトークゲストとして登場した木村大作監督の飛ばしっぷりがすごかったよなあと、しみじみ(参照:2009年11月26日「映画「ハゲタカ」25回目鑑賞(聖地・池袋を目指せ)」)。さらに日本アカデミー賞でも映画「ハゲタカ」の玉山鉄二が優秀助演男優賞を受賞していたが、結局最優秀賞を取ったのは「劒岳」の香川照之。とことんわしらの「ハゲタカ」の前に立ちはだかる厚い壁、「劒岳」。なお2009年6月号の表紙がこれまた木村監督で、その表紙の裏に見開きで映画「ハゲタカ」の広告が入っている。やっぱり……。やっぱりここでも「劒岳」とセットか。公開時期がほぼ同じというだけでどこまでもどこまでもついて来る「劒岳」……。2009年6月6日公開の「ハゲタカ」と6月20日公開の「劒岳 点の記」の前後には5月30日公開の「ROOKIES -卒業-」、6月13日公開の「真夏のオリオン」、「斜陽」もあるのにーー。
さて。思いのほか収穫があったフィルムセンターだったが、節電対策のためか、はたまた時間が経つに連れて人が増えてきたせいか、あるいはいつまでも居続ける利用者を追い出すためにわざとなのか、蒸し暑くなってきため退散することに。この後ドトールで一休みして、近くの警察博物館でレトロな展示を観察して、そして堤真一や大森南朋がCMをしているLIXILの銀座のショールームで「愉快な家-西村伊作の建築-展」を見て、夕飯前に解散。だらだら行き当たりばったりな休日を堪能したのだが、しかし帰宅してから肝心の「それでも、生きていく」の話を全然していなかったことに気がついたYO!
さて昨日の記事でも書いたが(9月4日「防備録:庭いじりの楽しみ(Amebaピグライフ/染料リスト)」)、Amebaピグの庭いじりでnanakoさんとテレビドラマ「それでも、生きていく」とか「GOW」とか「ハゲタカ」の話をチャットしているうちに、じゃ茶でもしながら話そうぜっつーことで先週の土曜日、9月3日に日本橋の喫茶店・ウィンザーで待ち合わせをして、nanakoさんと、同じくピグ仲間の廃人某嬢で茶飲み話をしてきたんである。超レトロで昭和チックな喫茶店・ウィンザーに行き着くまでに3人とも迷子になった話はnanakoさんの記事(9月4日「ウィンザー@日本橋でモーニングセット」)を参照してつかあさい。
台風接近のせいで客がほとんどいないウィンザー店内でひとしきり「ハゲタカ」やらピグの庭いじりの攻略方法やら「GOW」や向井理についてやら他のドラマや映画についてだのしゃべりまくった後、東京国立近代美術館フィルムセンターへ。ここはnanakoさんが「もしかしてハゲタカ関係の資料があるかも」ということで立ち寄ってみたところで、ここも台風のせいか入口はひっそりとしていた。
目的地は4階の図書室、ロッカーに荷物を預けて入口で利用登録をしてから奥のほうのテーブルに腰を下ろすわしら3人。さすが映画関係の雑誌、資料が充実している。しかもあまり人が来ないせいか(←失礼?)雑誌架にある雑誌も非常にきれいな状態で掲示してある。古い雑誌もこれまたきれいに製本してあってきちんと全部揃っている。もちろん図書室なのでおしゃべりはしないでそれぞれが見たい資料をチェックする。廃人某嬢は次から次と雑誌を引っ張り出してきては、サクサクと堤真一や大森南朋、岡田准一の記事をピックアップがてら向井理の記事を見つけたらnanakoさんに渡す。nanakoさんはと見ると、雑誌のスイーツ特集を見ている(笑)。もちろん映画がらみのページで、たまたま開いてただけだそうだが。そして私は資料系雑誌で「ハゲタカ」ネタをチェック。
ちなみにnanakoさんが見ていた雑誌(Location Japan)に載っていたのはロケ地ホテル特集で、我らがマンダリンオリエンタル東京(笑)がロケ地として使われたのはTVドラマ「新参者」。nanakoさんが「違いますよね、ここは「ハゲタカ」じゃないですか!」とひそひそ声で糾弾、しかし知名度からいったらやはり映画「ハゲタカ」よりも、阿部ちゃん主演のドラマ「新参者」の方がはるかに上であろう(泣)。「仕方ないよ、「ハゲタカ」って言ったってほとんどの人には何それ?ってなもんだもん」とやはりひそひそ声で諦めモードの私。なおロケ地ホテルのスイーツ特集ページに載っていたマンダリンのスイーツはマンゴープディングでした。んーー、そういえば37階のシグネチャのランチでロケ地ツアーをした時に食ったっけ?(←nanakoさんと違って食い物に関する記憶がほとんどない)。
私は、事典や書誌情報誌が好きなので図書室内にあった「戦後日本映画 [は-ほ]」という映画情報資料をチェックしてみる。「ハゲタカ」あるかしら~と五十音順に並んだ映画タイトルを探してみる。ハ行、ハガ、ハギ、ハグ、ハゲ、、、と。「激しい愛撫」、「激しいあえぎ」、「激しい女たち」……「激しい」という単語がつくとどうも18禁映画っぽくなるなあ。ハゲ、ハゲ、ハゲ、、っと。「激しく濡れて」、そろそろ次? と思ったら次はなんと「化け猫ご用だ」(1958年、大映)でした。さっき見たら「花より男子」が載っていたから「ハゲタカ」もあると思ったのに、とよくよく見てみたらこの資料は1997年発行の物だったYO! じゃ「花より男子」っていつの作品なんだ?と思ったら2005年、2007年のテレビドラマ版や2008年の映画「花より男子F」ではなく、1995年の映画版でした。ちなみに主演のつくしは内田有紀、F4は谷原章介(道明寺司)、藤木直人(花沢類)、佐伯賢作(西門総二郎)、橋爪浩一(美作あきら)の4人。道明寺がタニショーで花沢類がフジッキーかあ。
nanakoさんは雑誌の向井理のグラビア記事を読みながら「この頃はまだお肌がきれいだったのね」とかつぶやいたり、キネマ旬報連載の香川照之のエッセイ「日本魅録」を読んでて、ほら、とキネマ旬報を見せてくれる。読んでみると話は非常に面白く興味深い内容なのだが、非常に持って回った表現でなおかつ奥歯に物が挟まったような内容……。知性と教養の人・香川照之も知っていることが多いだけに言いたくても言えないことが無茶苦茶多いんだろうなあというのがわかる文章だ。廃人某嬢は探していた記事が見つかったらしくホクホクしている。
次に「文化通信ジャーナル」という雑誌の2010年分と2009年分をチェック。これにはテレビで放映された映画の視聴率データが載っているので、昨年の8月7日にNHK総合で放映された映画「ハゲタカ特別版」の視聴率を見てみる。4.4%、ちなみに裏は「劒岳 点の記」で9.8%、nanakoさんが「また、「劒岳」ですよ!」とつぶやく。思えば2009年の11月に新文芸坐で「ハゲタカ」が上映された時にセットになっていたのも「劒岳」、そしてトークゲストとして登場した木村大作監督の飛ばしっぷりがすごかったよなあと、しみじみ(参照:2009年11月26日「映画「ハゲタカ」25回目鑑賞(聖地・池袋を目指せ)」)。さらに日本アカデミー賞でも映画「ハゲタカ」の玉山鉄二が優秀助演男優賞を受賞していたが、結局最優秀賞を取ったのは「劒岳」の香川照之。とことんわしらの「ハゲタカ」の前に立ちはだかる厚い壁、「劒岳」。なお2009年6月号の表紙がこれまた木村監督で、その表紙の裏に見開きで映画「ハゲタカ」の広告が入っている。やっぱり……。やっぱりここでも「劒岳」とセットか。公開時期がほぼ同じというだけでどこまでもどこまでもついて来る「劒岳」……。2009年6月6日公開の「ハゲタカ」と6月20日公開の「劒岳 点の記」の前後には5月30日公開の「ROOKIES -卒業-」、6月13日公開の「真夏のオリオン」、「斜陽」もあるのにーー。
さて。思いのほか収穫があったフィルムセンターだったが、節電対策のためか、はたまた時間が経つに連れて人が増えてきたせいか、あるいはいつまでも居続ける利用者を追い出すためにわざとなのか、蒸し暑くなってきため退散することに。この後ドトールで一休みして、近くの警察博物館でレトロな展示を観察して、そして堤真一や大森南朋がCMをしているLIXILの銀座のショールームで「愉快な家-西村伊作の建築-展」を見て、夕飯前に解散。だらだら行き当たりばったりな休日を堪能したのだが、しかし帰宅してから肝心の「それでも、生きていく」の話を全然していなかったことに気がついたYO!
2011年09月04日 (日)

先日も書いたが、ここんところピグライフにすっかりハマっている(8月4日「暑中お見舞い申し上げます。」)。現実の庭仕事には全く興味がないが、ピグでは植えた作物や花や木に水やりをし、とれた材料で料理をしたり、糸を紡ぎ機を織り布を染めて裁縫をしたりと、非常にこまめ。現実の自分とピグの自分では性格が違うかもしれん(笑)。
そんでもって他のピグさんの畑の作物に水やりをしにいくと交流ポイントが増えて自分の畑で作付け出来る花の種類が増えるので、人見知りが激しくて出不精な私もヨソ様の畑にちっくとお邪魔したり、あるいは来ていただいたピグさんとチャットしているわけだが(8月9日「「ハゲタカ」を撃て!」、nanakoさんのブログ:8月30日「鷲津のCM(注意:妄想です)」他)、お互いの庭でnanakoさんとドラマ「それでも、生きていく」や「GOW」、そしてハゲタカネタでチャットしまくった挙げ句、結局直接会ってまたしゃべくりまくった話は別記事で(笑)。
さてそのピグの中では服を作るために、その前に布を染めなければならず、布を染めるためには手持ちの花(自分の畑で収穫した花)をマルシェ裁縫通り(という名の商店街)のアルフォンスという染料屋のオヤジ(どうやら研究者らしい)のところで染料と交換しなければならない。これがいつもどの花を植えればどの染料と交換出来るんだったかすぐに忘れてしまうので一覧表にしてみた。興味がない人にはなんのことだかさっぱりだと思うし、だいたい普通の人は私程忘れっぽくもないだろうから、あくまでも自分用の防備録として(9月4日現在のリスト)。


↑ピグのtsumireはリアルのtsumreとちがってちょっと健気そう?(笑)
2011年09月01日 (木)

今日は映画の日で1,000円で映画を見られるので会社をサボってどの映画を見にいくか、朝家を出る直前まで迷っていたのである(なお、「午前十時の映画祭」はどの作品も平日でも1,000円だが)。
銀座みゆき座の「午前十時の映画祭 ベン・ハー」か、立川シネマシティの「午前十時の映画祭 ジュリア」か、六本木シネマートの「海洋天堂」(今朝まで上映は9月2日までと表示されてたのに、今見たら延長されたみたいだ)か。10時からの「ベン・ハー」を見たら、13時50分からの「海洋天堂」には間に合わないので、10時からの「ジュリア」だったら、立川から六本木までギリギリかなあ。「海洋天堂」の初回は11時10分だからその前に久しぶりに新宿御苑に行ってみようかなあ。でも今どきの花ってあまり大したものはないような気も……。
とか考えつつ家を出てふと思いついて「ライフ」っていつからだっけ?と携帯サイトでチェックしてみたら今日から公開となっている。せっかく映画鑑賞のために会社を休んだので出来れば2本見たい所だが、2本とも濃い映画や重い映画だとちとつらい。もうトシなので長時間座り続けて体のあちこちが痛いというよりも、中身が濃かったり面白すぎたり頭を使わなくちゃいけなかったり怖すぎたりというような気力を消耗する作品を2本も続けて見るのはつらい。なので何も考えずに見られそうな「ライフ」でまずは目を慣らしておくか。
と言う訳でいきなり思いつきで「ライフ」を見てみることにしたのだが、当然どんな映画かは全然わかっていなくて、「松本幸四郎と松たか子が声で出ているらしい」「もしかしてナショナルジオグラフィックとかディスカバリーチャンネルみたいな感じ? だったらスクリーンで見てもそれなりに見がいがありそう」「重過ぎず、2本目に見る「海洋天堂」にも影響しなさそう」程度の知識で、歩きながら新宿ピカデリーの携帯サイトから座席を予約して電車でGO(←古い)。
映画館で映画をみる楽しみの一つに予告編があるが、新宿ピカデリーの「ライフ」上映前に流れた予告は「マネーボール」(ブラッド・ピット主演の野球映画、11月11日公開)、「エンディング・ノート」(ある定年退職サラリーマンの死ぬ前の段取り物語、10月1日公開)、「はやぶさ」(小惑星探査機「はやぶさ」のドラマ、10月1日公開)、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(三浦友和主演、12月3日公開)、「一命」(三池崇史監督の時代劇、10月15日公開)、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(超スペクタクル三銃士(笑)、10月28日公開)の6本、「エンディング・ノート」と「一命」と「三銃士」が面白そうだったし「マネーボール」もよさげなのでこれからが楽しみ。
そんなわけで「ライフ」本編を見ました(前振り、長っっ)。
[あらすじ]
「「ディープ・ブルー」「アース」の英BBC製作によるネイチャードキュメンタリー。撮影日数3000日、総製作費35億円を投じ、地球の全大陸、陸・海・空に住む多種多様の生物がそれぞれの命をつないでいく様子を、最新のカメラシステムを用いて動物と同じ目線で撮影。生態の細部や決定的な瞬間をとらえた。2011年に設立50周年を迎えたWWFが製作協力。日本語吹き替え版は松本幸四郎、松たか子が親子共演でナレーションを担当し、人気バンド「Mr.Children」が主題歌を提供した」(映画.comより)
……大したことは書いてませんがネタバレみたいなものを書いているので折り畳みます。
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