映画「外事警察」
5月15日(ティーチイン付き試写会)と6月9日(「外事警察」秘匿イベント)に、6月2日公開の映画「外事警察 その男に騙されるな」を見てきました。「外事警察」は2009年にNHKで放映された全6回のドラマで、映画はその2年後の物語になっています。設定はもちろん、主要な登場人物のキャストもスタッフ(脚本、演出、プロデューサー他)もほぼドラマ時と同じ。ドラマ放映時は徹底的に作りこんだ密度の濃い、そしてあまりにも凄まじいドラマの緊迫感と緊張感に見終わったらヘトヘトになったもんでした。見る前はあの、ドラマ「ハゲタカ」のプロデューサー訓覇圭さんとドラマ「ハゲタカ」の演出・堀切園健太郎さんによる作品ということでかなり身構えていた(そしてかなり期待していた)のですが、見てみたらそんなこと考える余地ナッシング、期待にたがわぬすごい作品でした。

感想は3回分まで書いたんですが、、、この年の12月は同人誌の原稿を描く方を優先したので感想を最後までは書けないままでした(反省。ちなみにこの時出した同人誌のタイトルは「ハゲタカ廃人日記」。てへっ)。

 2009年11月20日 外事警察 第1回「テロリスト潜入!」
 2009年11月21日 外事警察 第2回「協力者」
 2009年11月29日 外事警察 第3回「囮」
 
今、久しぶりに自分が書いた「外事警察」の感想を読み返してみたけど、そうそうそう、と自分に改めて同意してみたり(笑)。ただ、「ハゲタカ」と違って、「外事警察」には全く萌えませんでした。つーか、ドラマとしての評価と自分の好き嫌いがこんなにも分かれた作品も珍しい。もちろんドラマ「ハゲタカ」の時も別に萌えがあったわけではなく、面白くってすごいドラマだなあとか、鷲津政彦役の大森南朋っていいかもと「誤解」はしてて、そして映画「ハゲタカ」を見たら完全にハマり、好きなのは大森南朋ではなく鷲津政彦であると発覚、幣ブログをご覧の皆様ご存知の通り、この3年間すっかり廃人様ですよ。なので映画「外事警察」を見るにあたっても、「ハゲタカ」と同じようにドラマでは全く萌えなかったけどもしかして映画でどハマリしてしまうのではないか?という懸念(笑)はありました(「懸念」と言っている時点でどうかと思うけど)。

ちなみに「ハゲタカ」と「外事警察」の関係はこんな感じ。

2007年2月 NHKドラマ「ハゲタカ」放映
 脚本:林宏司、P:訓覇圭、阿部康彦、D:大友啓史、堀切園健太郎、井上剛
2009年6月 映画「ハゲタカ」公開
 脚本:林宏司、P:訓覇圭、遠藤学ほか、監督:大友啓史
2009年11月 NHKドラマ「外事警察」放映
 脚本:古沢良太、P:訓覇圭、高橋練、D:吉村芳之、堀切園健太郎、梶原登城
2012年6月 映画「外事警察 その男に騙されるな」公開
 脚本:古沢良太、P:訓覇圭、岩倉達哉、監督:堀切園健太郎

そんな訳で、まったく素直な目で映画「外事警察」を見られなかったことを、あらかじめ自供しておきます(笑)。

[作品紹介]
「警視庁公安部外事課を主舞台に国際テロリズムとの戦いをリアルに描き、2009年にNHKで放送されて人気を博したサスペンスドラマを映画化。11年、震災で揺れる日本にウランが持ち込まれたという情報が米CIAからもたらされる。かつて警視庁公安部外事4課ウラ作業班主任を務めていた住本健司は、現在は外事課から外され、内閣情報調査室に所属していたが、事件を追うため外事課に復帰。住本と外事4課のメンバーは、テロリストと交流があると疑われている企業・奥田交易の社長夫人を“協力者”に仕立て上げようと動き始める。しかしその矢先、住本が何者かに刺されてしまい……。主演はドラマ版に続き渡部篤郎。「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」のキム・ガンウらが出演」(映画.comより)

まー、大したことは何も書いてませんが念のため折りたたみます。そして一旦書き込んだ記事が書いている途中できれいさっぱり、消えてしまったので(泣)もう、超簡単に書いておきます。
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外事警察秘匿イベント 外事警察秘匿イベント
昨日(6月9日)は、王子シネマで開催された「王子シネマ開館30周年記念 映画『外事警察 その男に騙されるな』秘匿イベント」に参加してきました。2009年放映のNHK土曜ドラマ「外事警察」と、その続編として製作され6月2日より公開中の映画「外事警察」は、ドラマも映画も面白いし非常に完成度の高い作品だと思うんですが(そして何よりも「ハゲタカ」のスタッフによる作品だし)、残念ながら私は「ハゲタカ」のような萌えは微塵もないんですけどね、このイベントのゲストの脚本家の古沢良太さん(主な作品に「リーガル・ハイ」「鈴木先生」「三丁目の夕日」など)が非常にイケメンなのでそれを目当てに見に行きました。……すみません、大嘘です。若手のイケメンには全く興味ありません(老け専だからさーー)。ま、古沢さんがイケメンじゃなくても脚本家として興味があるので、古沢さん目当てでの参加に変わりがないが。

イベントは19時から司会の中野ダンキチ氏(B級とかC級ではなくZ級映画を紹介しているそうだ)、映画館支配人?の橋口さん、そして監督の堀切園健太郎氏の挨拶から始まり(右写真の左)、本編「外事警察」の上映終了後(21時15分くらい)、第一部ティーチインゲストに監督の堀切園D、脚本家の古沢良太氏、プロデューサーの岩倉達哉氏の3名、第二部のゲストには「外事警察」の公安部外事第4課のメンバー(キャスト)の金沢(北見敏之)、久野(滝藤賢一)、森永(渋川清彦)、大友(山本浩司)の4名という非常に渋いセレクト。いやあ、面白かったです。皆さん、話が達者で楽しかった。このイベントにはメディアの取材が入っていたようなので近日中にちゃんとした記事を見る事ができると思います。なので今回は古沢さんの発言を中心にごくごく簡単に残しておきます。映画「外事警察」の感想は別記事で。

脚本家の古沢さんといえば今期ドラマ「リーガル・ハイ」の脚本も書いてますが、外事のスタッフに古沢さんから間違って「リーガル・ハイ」の原稿が送られてくたこともあったとか。そして「リーガル・ハイ」のようなコメディでは「外事警察」で出せなかったストレスを吐き出していると。今回の映画化については話があった時に「やだなあ(笑)、けどやりたい、僕がやらないって言ったら他の人がやるのかなあ、と」「訓覇さん(プロデューサー)は「あなたがやるというならやります」(笑)。ドラマのリベンジをしたいと思った」。

「外事警察」のドラマは2009年に放映されその直後から映画化の話はあったけど「人生の中で2009年がなくなっているんじゃないかっていうくらい大変だった。でも具体的には何も覚えていない。もう(NHKさんは)寝かせないし食わせないで(笑)。打ち合わせして、3時間くらい寝たらまた呼ばれて打ち合わせして。いい思い出です(笑)。(スタッフからのこうして欲しいというような)リクエストはない。ただ、納得しない(笑)。リクエストしてくれれば直しようがあるけど、ただ、納得しない。訓覇さんはまだ言ってくれるけど、監督(堀切園D)は押し黙る(笑)。あー、監督、気に入ってないなあと。(ひたすら)書いて、集まって、読んで、…押し黙る(笑)。TVの時は放送が決まっているのに、放送が始まっても終らない。ひたすら閉じ込められて書いていた」

(「外事警察」に参加したのは)「「ハゲタカ」のチームって事で(そのチームから)声をかけてもらって、手強そうな人達だなと思った事が大きい。(自分は)デビューからトントン拍子でやってきて苦労していない。きっとここなら苦労できる、鍛えられるんじゃないかと思ったけど、想像以上に鍛えられた(笑)」

続編の可能性については、岩倉Pがやってみたい、堀切園Dがtwitterで続編希望の声が上がっている事が励みになっていると言っている中、古沢さんは「やりたくない(笑)」。でも「やりませんか、と言われたらやりましょうと言ってしまう(と思う)。色々勉強してやったけどTVも映画もああすればよかったこうすればよかったという部分が残る。「外事警察」はある種、鉱脈のような題材。次こそは納得がいく物を作りたいと言う気持ちはあるけど、やるとなったら家族の許諾をとらないとならない(笑)」。

うわー、超簡単に、ざっくりとしか書いてないのに長くなっちゃった。第二部の公安部外事第4課のメンバーのトークも楽しかったけど、一番印象的だったのは、劇場スタッフお手製の○×札を持ったメンバーに「この中で一番滑舌がいいのは?」と質問、お約束ということで(笑)滝藤賢一だけが○の札を上げていたのだが、他のメンバーが専門用語が多くて難しいとか特にサ行が苦戦したとか言っている中「そりゃ無名塾を卒業してサ行言えなきゃダメでしょ!」と(笑)。

ということで22時半過ぎにこの秘匿イベントも終了し、満足して帰路につきました。これで「外事警察」にハマっていたらきっともっともっと幸せだったんだろうけどなあとか思いつつ。
テーマ:映画
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ハゲタカ公開3周年記念
(↑2012年6月6日23時〜6月7日23時まで映画「ハゲタカ」公開3周年記念仕様)

映画「ハゲタカ」が2009年6月6日に公開されて今日でちょうど3年、私もほぼ3年(私が映画を初めて見たのは6月24日でしたが)、あーーんなオバカな事やこーーんなおバカな事をやってきましたが……3年経って少しは落ち着いたか? ふふふ、残念ながら私の方は相変わらずです。

世間的にはドラマと映画「ハゲタカ」の監督・大友啓史氏はNHKを退局し(去年の大友さんNHK脱藩のニュースは驚天動地の出来事でしたよ)製作した映画「るろうに剣心」の公開が8月、「プラチナデータ」の公開を来年に控えているし、ドラマの演出の堀切園健太郎氏とドラマと映画のプロデューサーの訓覇圭氏がかかわった映画「外事警察」が現在絶賛公開中です。映画「外事警察」の感想は6月9日以降に書きますが、面白かったのでオススメいたします。

そんなわけで(?)映画「ハゲタカ」公開から3年、ついこの間の日曜日の夜もピグライフの庭で、同病の(笑)ハゲタカ廃人のnanakoさんと「鷲津〜」「鷲津、かっこいいぃいい!」と叫んでいたわしらです。こんな弊ブログですがこれからまだまだよろしくお願い致します。

なお、本日6月6日も後残す所10分でやっとこの記事を書いているのはいかがなものか。一応3周年記念っつーことでブログトップを変えてみましたが、いくらなんでもあと10分で元に戻すのもなんなので、ま、明日の夜まではこのままにしておきます。ブログトップを黒くするとか赤くするとか書いてましたが、この写真を使いたくなったので白くしてしまいました。

2010年6月6日Cafe Tsumire
ちなみにこちらは2年前の弊ブログ。

映画「ハゲタカ」公開2周年記念
そしてこちらが去年の弊ブログ。

大友さん、訓覇さん、まだまだ次の「ハゲタカ」を心待ちにしている廃人がおります。どうかよろしくおねがいいたします(ペコリ)。
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映画「ハゲタカ」公開3年目の6月6日にはブログトップを黒くするとか赤くするとか書いていたのに、昨日は映画公開記念記事よりも先に、今年に入ってから見た映画についての記事と、今期のドラマとしてすごく似た作りなのにぞれぞれが面白い9時ドラマ(「ATARU」「鍵のかかった部屋」「リーガル・ハイ」)の比較記事の文章をたらたら書いてたら、すっかり寝こけてしまってこの体たらく。

そんなわけでなんもかも会社から帰宅後、今日の夜に数時間だけやらかすことにします(とほほ)。あと5分で家を出ると言うのにこんなこと書いているのもいかがなものか。ちなみに今年の夏コミは落選しました。これで心おきなく引越も出来るというもんですよ(泣)。
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