2014年10月31日 (金)

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毎回言っているような気がするが、時間の流れが早過ぎる。ついこの間正月だとか花見の季節だとか思っていたのに明日はもう11月ですよ! 4月期ドラマの感想も7月期ドラマの感想も書いてないのにもう年末。8月末に聞きに行った大友Dの講座「大友啓史の役者論Vol.3」(池袋コミュニティカレッジ)の話や、予告編も見ず予備知識も全くなく見た「るろうに剣心 京都大火」「るろうに剣心 伝説の最期」編の感想とか、ついこの間聞きに行ったクロワッサンの女性ホルモン特別講座の話とか、デング熱のせいでしばらく閉園になっていた新宿御苑が再開して非常に嬉しいとか、六本木の森アーツギャラリーで開催していた「わたしのマーガレット展」の話とか、格安で遺伝子情報を調べるサービスの話に結構乗り気であるとか、書きたい事はいっぱいあるのだが、とにかく今月は何も書かないまま過ぎてもう10月31日。
そして今、申し込もうかどうか迷っているのが遺伝子解析サービスMYCODE。とある伝手でこのサービスを1割引くらいのお値段で申し込む事ができるのでどうですか?と会社でオススメされたのだが、これが男性陣と女性陣で見事に反応が違って面白かった。女性陣はまず面白そう、一度くらいやってもいいかも、今の技術だとまだわからない事も多いのでは? どうせ調べるならお値段がもっとお高くてもいいのでもっと徹底的に調べてもらいたい、など疑問点はあってもかなり前向きな感じなのに対して、一番近くにいる部長も真向かいに座っている課長も斜め向かいの関連会社の部長さんも、男性陣はみんな「怖くてとてもそんなの受けられない!」と声を揃えて言っていたのである。
そりゃどんな遺伝性の重篤な病気が発見されるかわからない訳だから、知ってしまったらショックを受けるかもしれない。私も若い頃だったら怖かったかもしれないし、少なくとも子どもを生んでいない時にもし致死率の高い遺伝性の病気の因子を持っている事がわかったら子どもを持つのを躊躇したかもしれない。でもなー、私ももう相当なトシだし(笑)。今更すごい遺伝性の何かがある事がわかってもだからどうしたというか。ガンになりやすい体質だというのがわかったんだったら、それなりに対策をとって気をつけて生活するようになるかもしれないし、あるいは老い先短いなら思い切って太く短く生きる算段をするかもしれない。第一知っていようが知らなかろうが、問題の遺伝子を保持しているという事実は変わらないわけだし。そしてなによりもネタに出来るし(おいっ)。
どうも私は父親側からはっきりと遺伝だとわかっている体質をかなり受け継いでいて、前々から興味はあったのである。例えば耳垢が乾燥しているのか湿っているのかは遺伝で私も父親もジメジメ耳垢、アルコール耐性の強さも父親譲り、そしてむやみやたらと日に焼けやすいのも父親譲り。昔は日焼け止めを塗って帽子を被り日傘をさして日陰を歩いても日に焼けて黒くなってしまうのにはうんざりしたものだったが、最近はこの日に焼けやすさが頭髪部分にきている事にどうかなあと思う事がある。うちの父親はハゲ家系で祖父(父の父)も父親以外の兄弟もほとんどハゲばかりなのに、父親は50歳になっても60歳になってもハゲるどころか白髪もなく黒々。「もしかして染めているのかヅラなの?」と聞いたことがあり、怒られたがヅラでも染めでもなく地毛だった。さすがに70歳を過ぎると白髪が増えてきたが80歳を過ぎた今もハゲの兆候ナッシング。
そして私。現在50代なのだが白髪がないので髪を染めた事がない。20代くらいまでは髪の量が多くて硬かったのでセミロングにすると金太郎みたいな髪型になってしまうのが嫌だったが、今は髪も細ってやわらかくなってほどほどな感じ。でもこのトシで髪の毛が黒いと、黒く染めすぎちゃった感じで却って不自然(笑)。だからといって染めてないように見せるために敢えて薄い色に染めるのもどうかと思うしな。黒髪はメラニン色素がお仕事をしているせいなので、日に焼けやすい体質だと多分白髪になりにくいのかもしれない。頭髪もあきらかに父親譲りだと思うので、こういう遺伝の仕組みには非常に興味がある。なおちとビローな話で申し訳ないが、頭髪以外の部分は年相応に白髪がある。
ちなみに今回のタイトルは去年NHKで放映していたドキュメンタリー「NHKスペシャル/あなたは未来をどこまで知りたいですか~運命の遺伝子~」から。この番組の中では遺伝子検査の結果、本人がショックを受けかねないような重大な情報についてはまず隠しておいて、「本当に、この先見ちゃっていいんですか?」との問いにOKを出した人だけが見る事ができるようになっていました。そんな事したら私なんか気になって絶対見ちゃうけどな(笑)。
日本でお手軽に受けられる遺伝子検査は何社か複数の会社がやっていてそれぞれ別の検査になっているらしい。物好きにも(失礼)違う会社の2種類の検査を受けて比べてみている人もいました。そして結果が必ずしも同じ物になるとは限らないらしく、それはそれでまた興味深いところだ。そんな訳でもしかすると次は遺伝子検査をして、それをネタに書くかも。乞うご期待。
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