2016年12月31日 (土)

12月30日、今年もコミックマーケット91に行ってきました。まあ、夏のコミケにも参加したのでブログ記事も途中まで書いたのにアップしないまま気がついたらもう12月31日ですよ。月日が経つのは早いもんじゃのう(遠い目)。
なお、会社で私の隣の席の同僚が先々週インフルエンザで休み、先週は毎日一緒に昼飯を食っていた派遣のSさんが初めてインフルエンザにかかって年末年始休暇に突入したんですが、二人とも今までインフルにかかった事がないっていうのね。Sさんなんか周りの皆が全員罹患した時も全く平気だったので上司に「人としてどうなの?」と言われていたくらいだったのに、そのSさんもかかるくらい今年のインフルは強力? 隣にいた私、超濃厚接触者じゃね!? 30万人ものヲタクが全世界から集合するコミケはデンジャラスゾーン、一応マスクをしてそこそこ重装備で参加したんですけど……。弊サークルの配置場所がシャッター前近くだなんて聞いてないよーー。
コミケの開催場所をご存じない方のために説明すると、巨大な倉庫状の東京ビッグサイトの西ホールと東ホールにこれまた巨大な出入り口がありその出入口用のシャッターがあり、通常は閉じられているんですがコミケ開催中はとてつもなく大勢の購入者を捌くために開けっ放しになっているのね。そしてそこから寒気が容赦なく会場内に侵入して来る訳です。しかも昨日の有明の最高気温は8度、でも風が非常に強かったせいで体感温度はもっともっと低くて、凍えるなんてもんじゃない、もうブリザードですよ。お客様に本を手渡しする時も、おつりを渡す時も、チラシを通りすがりの皆様に渡す時も、手がかじかんでうまく渡せない。有明の冬を甘く見てました(泣)。
さて。前回の夏コミで新刊「お年頃な女たち」を出したものの、時間がなかったため初めてオンライン入稿したら、色々手間がかかるだけでなく本文はともかく表紙が大失敗。仕方なく冬コミまでに新たに表紙カバーを作って新刊にかぶせようと思っていたのに何もしないままあっという間に冬コミ当日、予定していた新刊も無く、ちと寂しいサークル参加でしたが、10月に紹介記事を書いた谷ゆき子本「超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界」が出たのでこれを真ん中に置いて、もう他人の褌で大相撲ですよ。
目を引く表紙のせいか、谷ゆき子世代が弊サークルの読者層ドンピシャなせいか、手に取って「懐かしい」「買いました」「気になっていたんですよ、買います」「京都国際マンガミュージアムの展示会に行きました」「正月に同窓会があるので布教してきます」と様々な声をいただきました。しかも午後には本の貸本資料部分の協力者の方にもお立ち寄りいただきました。しかし。「せっかくの記念だから何か買って行きます」と言われてしまい、「いえいえ、お立ち寄りいただいただけでもありがたいのに。お役に立てるかどうかわかりませんがどうぞ」と夏の新刊をお渡しした訳ですよ。今考えりゃね、更年期ネタの本を楳図かずおマニアの方にお渡しするのもどうかと思いますけどね。そしたら「じゃあ、この本はいただくとしても、こっちの本は買わせていただきます」と映画「ハゲタカ」追っかけ本を手に取られたんですよ。更年期ネタよりも更に遠い世界の話なんだけど(遠い目)。せめて引越本(3年前に発行した「引越サイテー伝説」)だったらマシだったのにちょうど完売しちゃってて。あー、もう、S田さん、すみません……。
そういえば私がスペースを留守にしている間に、前回の新刊「お年頃な女たち」を手に取って「お年頃って、どれくらいのお年頃の事ですか?」と聞かれたらしい。留守番の助っ人M様は谷ゆき子本を指差して、「この本に載っている作品が懐かしいと思うくらいのお年頃です」と答えたとの事。ナイスだ!M様。
そして。前回夏コミではいつも弊サークルに顔を見せる新潟の教師・S川が全く姿を見せなかったので、一体どうしていたのかと思ったら、遠距離恋愛中の彼氏とラブラブな日々をすごしていたんだそうで、あー、まー、最近病気だの介護だの訃報だの、明るくないネタが多いわしらの世代では比較的明るいネタだったかしら。そしてS川は毎回かなりワイルドな海外旅行をしてその旅行記本を出しているのだが、最近の世界情勢のせいでS川が行きたい渡航先がことごとく危険レベルが高くなって行けなくなっているのだと言う。「ニュージーランドとか台湾とか韓国なら大丈夫だろうけど、行ってもしょうがないし」と事だ。
そんなこんなでコミケも終了し助っ人M様と会場内のタクシー乗り場に向かったのだが、いつもなら100m以上ある行列がない。あれ?タクシー乗り場の場所が移動したのかと思ったら、別に変わっていなくて行列も4、5人待ちとなっていた。どゆこと!?「ジャンルによってはお昼ぐらいで撤収して午後にはガラーンとしているところもあると聞いたけど、でも今日はそういうジャンルの日じゃないしねぇ」「参加者が少ないという事もないですよね。会場内はいつもと同じでしたし」「不景気だからタクシーで帰る人が減ったという訳でもないよね??」と言いながらタクシーに乗り込んだら、運転手さんの説明で謎が解明。
東京ビッグサイトの東ホールは第1ホールから第6ホールまで6つの会場がありコミケではその全てを使用しているのだが、そこに今年の秋から第7ホールと第8ホールが出来て、そちらの方にもタクシー乗り場が出来たのこと。東京ビッグサイトが建て増ししてたなんて知らなかったよ。有明に向かう途中の道でもあちらこちら工事中なのを目撃したが、2020年の東京オリンピックに向けて着々と進んで行っているのね。ま、東京オリンピックが近づくにつれて会場確保ができないためにコミケの東京圏での開催が難しくなって行っている訳だが。
という訳で。今回、お立ち寄り頂いた皆様、本を手に取っていただきました皆様、ありがとうございました。次回こそは新刊を発行しますのでこれからもよろしくお願い致します(←毎回書いてるけど……)。
2016年12月31日 (土)
毎週視聴しているTBSの「サンデーモーニング」という番組では、毎年最終週にその年に亡くなった方々を取り上げる「墓碑銘」というコーナーを放映している。去年2015年年末の墓碑銘ではあげられた方々の中に、なぜあの方がいない!ということで記事を書きました。
「墓碑銘2015」(2015年12月31日)
ゲーム界の巨星、岩田聡社長の名前がないなんて!とひっそりと憤慨していたのですが、今年はそういうこともなく、ごく普通に見ていましたので備忘録として残しておきます。ちなみに取り上げられたのは以下の皆さま(肩書きは番組内で表示された通り)。
落語家 桂春団治(85歳)
ロック歌手 デビッド・ボウイ(69歳)
歌舞伎俳優 中村梅之助(85歳)
四代目 江戸家猫八(66歳) [落語家]
ダークダックス 喜早哲(85歳)、佐々木行[84歳]
女優 パティ・デューク(69歳)
建築家 ザハ・ハディド(65歳)
ミュージシャン プリンス(57歳)
歌手・作家 戸川昌子(85歳)
演出家 蜷川幸雄(80歳)
ザ・ピーナッツ 伊藤ユミ(75歳)
元プロボクサー モハメド・アリ(74歳)
衆議院議員 鳩山邦夫(67歳)
放送作家 永六輔(83歳)
司会者 大橋巨泉(82歳)
ピアニスト 中村紘子(72歳)
元横綱・千代の富士 九重親方(61歳)
ジャーナリスト むのたけじ(101歳)
加藤紘一 元衆議院議員 (71歳)
プロゴルファー アーノルド・パーマー(87歳)
タイ プミポン国王(88歳)
登山家 田部井淳子(77歳)
ラグビー元日本代表監督 平尾誠二(53歳)
俳優 平幹二朗(82歳)
三笠宮崇仁さま(100歳)
フィデル・カストロ 前国家評議会議長(90歳)
この後、大晦日までに「ワム!」のジョージ・マイケル、スターウォーズのレイア姫役のキャリー・フィッシャー、そして俳優の根津甚八氏の訃報が続きました。

俳優の根津甚八氏、享年69。訃報記事に「元俳優」とあって、え?と思ったら2010年に俳優を引退されていたのね。写真左は市川森一氏の訃報記事を書いた時のもの(2011年12月12日「脚本家の市川森一さん死去」)。いやあ、「黄金の日日」(1978年、NHK)放映時は部活仲間がみんな根津甚八萌えだったのに私だけ唐十郎萌えだったものです(遠い目)。
ここで取り上げられていないメンバーで記憶に残っている方といえば、

ジャーナリストで「ニューズウィーク日本版」元編集長の竹田圭吾氏、享年51。ソフトな物腰ながら硬派の論客でビジュアル込みでファンでした。まだお若いのに惜しい方を亡くしました。

俳優のロバート・ボーン、最近の作品は全然思いつきませんが(←失礼)、ロバート・ボーンといえば「0011ナポレオン・ソロ」(1966年〜1970年)ですよ。そしてもちろん私はロバート・ボーンよりも相棒のデビッド・マッカラム(写真左、ハゲっぽい方)の方のファンでしたが(←さらに失礼)。

イギリスの音楽プロデューサーでビートルズのほぼ全作品のプロデューサーを務め「5人目のビートルズ」と呼ばれたジョージ・マーティン、享年90。昔みた、NHKで放映された(多分)「コンプリート・ビートルズ」という番組だったと思うが、とてもとても印象的な人だった。ブルーレイとかDVDではソフト化されていないみたいで、もう一度見て見たいとずっと思っていました。

イギリスの俳優、アラン・リックマン、享年69。ハリー・ポッターシリーズのスネイプ先生として有名だけど、私は「ダイ・ハード」の時の悪役ぶり(上記写真)が非常に好きでした。

そして声優の大平透氏、享年86。「ハクション大魔王」のハクション大魔王や「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造、「ザ・シンプソンズ」のホーマー・シンプソンでも有名だけど、もちろん私的には「科学忍者隊ガッチャマン」の南部博士ですよ(泣)。
皆さまのご冥福をお祈り致します。
「墓碑銘2015」(2015年12月31日)
ゲーム界の巨星、岩田聡社長の名前がないなんて!とひっそりと憤慨していたのですが、今年はそういうこともなく、ごく普通に見ていましたので備忘録として残しておきます。ちなみに取り上げられたのは以下の皆さま(肩書きは番組内で表示された通り)。
落語家 桂春団治(85歳)
ロック歌手 デビッド・ボウイ(69歳)
歌舞伎俳優 中村梅之助(85歳)
四代目 江戸家猫八(66歳) [落語家]
ダークダックス 喜早哲(85歳)、佐々木行[84歳]
女優 パティ・デューク(69歳)
建築家 ザハ・ハディド(65歳)
ミュージシャン プリンス(57歳)
歌手・作家 戸川昌子(85歳)
演出家 蜷川幸雄(80歳)
ザ・ピーナッツ 伊藤ユミ(75歳)
元プロボクサー モハメド・アリ(74歳)
衆議院議員 鳩山邦夫(67歳)
放送作家 永六輔(83歳)
司会者 大橋巨泉(82歳)
ピアニスト 中村紘子(72歳)
元横綱・千代の富士 九重親方(61歳)
ジャーナリスト むのたけじ(101歳)
加藤紘一 元衆議院議員 (71歳)
プロゴルファー アーノルド・パーマー(87歳)
タイ プミポン国王(88歳)
登山家 田部井淳子(77歳)
ラグビー元日本代表監督 平尾誠二(53歳)
俳優 平幹二朗(82歳)
三笠宮崇仁さま(100歳)
フィデル・カストロ 前国家評議会議長(90歳)
この後、大晦日までに「ワム!」のジョージ・マイケル、スターウォーズのレイア姫役のキャリー・フィッシャー、そして俳優の根津甚八氏の訃報が続きました。


俳優の根津甚八氏、享年69。訃報記事に「元俳優」とあって、え?と思ったら2010年に俳優を引退されていたのね。写真左は市川森一氏の訃報記事を書いた時のもの(2011年12月12日「脚本家の市川森一さん死去」)。いやあ、「黄金の日日」(1978年、NHK)放映時は部活仲間がみんな根津甚八萌えだったのに私だけ唐十郎萌えだったものです(遠い目)。
ここで取り上げられていないメンバーで記憶に残っている方といえば、

ジャーナリストで「ニューズウィーク日本版」元編集長の竹田圭吾氏、享年51。ソフトな物腰ながら硬派の論客でビジュアル込みでファンでした。まだお若いのに惜しい方を亡くしました。

俳優のロバート・ボーン、最近の作品は全然思いつきませんが(←失礼)、ロバート・ボーンといえば「0011ナポレオン・ソロ」(1966年〜1970年)ですよ。そしてもちろん私はロバート・ボーンよりも相棒のデビッド・マッカラム(写真左、ハゲっぽい方)の方のファンでしたが(←さらに失礼)。

イギリスの音楽プロデューサーでビートルズのほぼ全作品のプロデューサーを務め「5人目のビートルズ」と呼ばれたジョージ・マーティン、享年90。昔みた、NHKで放映された(多分)「コンプリート・ビートルズ」という番組だったと思うが、とてもとても印象的な人だった。ブルーレイとかDVDではソフト化されていないみたいで、もう一度見て見たいとずっと思っていました。

イギリスの俳優、アラン・リックマン、享年69。ハリー・ポッターシリーズのスネイプ先生として有名だけど、私は「ダイ・ハード」の時の悪役ぶり(上記写真)が非常に好きでした。

そして声優の大平透氏、享年86。「ハクション大魔王」のハクション大魔王や「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造、「ザ・シンプソンズ」のホーマー・シンプソンでも有名だけど、もちろん私的には「科学忍者隊ガッチャマン」の南部博士ですよ(泣)。
皆さまのご冥福をお祈り致します。
| ホーム |