2017年01月25日 (水)


先週の水曜日に映画「この世界の片隅に」を、今日は映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」を観てきました。
「この世界の片隅に」はあまりにも評判なので気にはなっていたものの今ひとつ気が進まなくてどうしようかと思っていました。号泣ポイント多すぎとか感動しましたという声をよく聞いたので、なんだかなーと思わないでもなかったし、戦争映画というのにも全く興味が湧かなかったし、だいたいアニメ映画自体あまり心惹かれなかったし。私の周囲の映画好きも「気になるけど気が進まない」「なんか、こう……、どうなの?」とか言い合う屈折者揃い(笑)。でも思い切ってえいやっと見に行ってきました。観た結果ですが、よかったです。1mlも涙は出ませんでしたが、面白かったです。というか、この映画での泣きポイントがわからない。ま、私が人の心を理解できない冷血人間だからなんでしょうけど、悲しい場面や感動できる場面は理解できるんだけど、それよりもこれは怖い映画なのでは?と思いました。
日々のささやかな幸せや笑いのある毎日を非常に丁寧に描いていて、言葉やセリフでいちいち説明しないんだけどちゃんと絵で見せてくれているので、見れば主人公たちの行動や気持ちや背景がちゃんと読み取れるし、主人公すずが絵を描くのが好きで得意であるというのを生かして、気持ちや情景、あっては欲しくない場面をかなり思い切った方法で描写していて、アニメでなくては描けない世界をしっかり作り上げていました。そして何よりも、日常生活をとても丹念に描いているのでその背景にある戦争状況が却って際立っていました。これは今現在、シリアやイラクで起こっていることと何ひとつ変わらないのでは? 今、戦争で辛い日々を送っている人たちも24時間戦っていたり怯えていたりするわけではなく、生きている以上お腹は空くし排泄もするし、ささやかな笑いの場面だってある、でもいつ死ぬかわからない日常がある。それはすずの時代も、現在の戦争がある地域の人たちも変わらないのでは、と思わせられました。
そりゃね、大事な人を亡くしたり、自分の大切なものが失われる悲しみや辛さ、それを超えたところにあるささやかな幸せとかわかるんだけど、それ以上に戦争がある日常について考えてしまいました。
まあそんなこともすっかり忘れて、ナイスなババァ好きな私は完全に主演のヘレン・ミレン目当てに本日「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」を観に行きました。これは現代の戦争の中の、ある一場面で究極の選択をする人々の非常に緊迫感あるドラマだったんですが、観ている時に、これは「この世界の片隅に」と背中合わせのドラマなのでは?と思いました。「この世界の片隅に」は第二次世界大戦時代のごく普通の日常を描いてその背景の戦争を際立たせていたけど、「アイ・イン・ザ・スカイ」は戦場場面を見せることなくモニタ越しの99%緊迫した状況の中に1%の日常描写があることで、それがさらに際立って現代の戦争の残酷さを見せている作品でした。
自爆テロを企てるテロリスト達の活動を鳥タイプや昆虫タイプのドローンカメラで克明に把握し、現場責任者の大佐(ヘレン・ミレン)がこれ以上市民の犠牲を出さないためにもテロリストの本拠地を高度6000km上空の無人攻撃機からミサイル攻撃するべく指揮しているのですが、戦場から遠く離れた会議室で将軍や大臣達が現場の状況をモニタで見ながら攻撃命令に待ったをかける。なぜなら本拠地のすぐそばにいる民間人の少女が確実に犠牲になることがわかっていて、それが発覚した時に誰の責任になるのか問題になるから。一人の少女か、一般市民80名の犠牲か。観ていて一人よりも80名の命だろとかつい思ってしまうのがまたなんとも。毎日をいつものように過ごす少女や、子供(孫だったっけな?)におもちゃを買って帰る中将(アラン・リックマン)の姿が描かれることで、張り詰めた戦いの状況が際立ってしまっていると思いました。これは見応えがある作品でした。
ほとんどたいていの皆さんが大泣きする作品と現代の戦争を(多分)リアルに描いた作品を一緒くたにしてしまって、ファンの皆さんにはすまんですけど。でもってそれは置いておいて、本作が遺作となったアラン・リックマン、やっぱり声とイギリス風の発音がいいわ〜とか思っておりました(笑)。
2017年01月22日 (日)

1月20日から公開の映画「ルパン三世 カリオストロの城 MX4D」を見てきました。別にMX4Dだから見たのではなく、映画館でカリ城が見られるならなんでもよかったの。そして予約開始となった1月18日、0時過ぎにTOHOシネマズのサイトで公開初日1月20日の上映スケジュールをチェック、この日は会社は休めないので夜の上映を選んで座席指定へ。しかし。MX4D映画って見たことがないのでどういう代物なのかも全くわからないし、どの席を選んでいいのか全くわからない。いつもだったらスクリーンに向かって真ん中の列で、真ん前と真ん中の間ぐらいのやや前寄りの席を取るところだが、TOHOシネマズのMX4D専用スクリーンは小さいところなのでかなり前の方でも大丈夫か?他の劇場とかどうなっているんだ?とモタモタしてたらちょこちょこ席が埋まっていく。まだ予約開始して10分しか経ってないのに!なのでえいやっっととにかく真ん中の席を選んで予約しました。
映画好きの同僚のSさんは去年「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」をMX4Dで見たそうで、「あれはアトラクションとして楽しむ映画です」と言っていたので、「初めてMX4Dで見るんだけど、普通のアニメ映画に必要かなあ?」と言ったら「もしかするとルパンが薔薇を差し出す場面に花の香りがするかもしれませんよ。ぜひ報告してくださいね」と言われたり。うーむ、別にそういうのはいらないんだけど。
そんなわけで当日、TOHOシネマズで目指す席に着席。席と席の間隔が広めで、ちょっとお高めのビジネスチェアみたいな感じで座り心地は非常にいい。4席でワンセットになっていて非常に揺れやすく後から来る人が席に着くたびに揺れる。前から2段目、B列の席を選んだけどスクリーンからやや距離があるので近過ぎではなさそう。でも少しだけ見上げる感じもあるので次回はもう少し後ろの方がベストかも(当社比)。
そしていよいよ本編が始まると、いやあ、揺れる揺れる。揺れるだけじゃなくて背中や座っている部分がボコボコするし、風は吹くし顔に水しぶきがかかるし、足元までサワサワするし、場内バシバシ光るし、煙まで出てきて色々忙しい。なるほど確かにアトラクションとしての映画かも。場面場面にあった刺激が色々あって面白いっちゃあ面白いけど、まあ、私には不要のものでした。というか私の場合は純粋にカリ城を楽しみたいのでむしろ邪魔でした。臨場感が増すんだろうけど、そんな外部刺激がなくたって十分に面白いので後半はMX4Dはないほうがいいんだけどなあとか思ってました。
映画本編の方は今更いうまでもないんだけど、今回椅子が前の方に倒れかけたりぐらんぐらん揺れたことでこの作品のそれぞれの場面がいかに立体的に構成されているかというのはすごく感じられました。MX4D化じゃなくて3D化の方がよかったんじゃないの? でも次は普通のカリオストロの城をお願いします。あ、そうそう、MX4Dでは匂いもあるそうですが、今回のカリ城で何か匂いがあったのかどうかは全くわかりませんでした。何せ風邪気味で鼻がズビズビだったので。匂いがあったとしたらクラリスに薔薇を差し出した場面とか、スパゲティの場面だったのかなー。ま、不要ですが。
それから。上映中近くの席から何やら怒っているような声が聞こえて何だろと思ったけど、どうやらその人の隣の人がガーガーいびきをかいていた模様。おじさん、終了後に席を立ってからそのいびきの人にずっと苦情を言っていたけど、そりゃ怒るよな。今時カリ城を、しかも公開初日に見に来るのはやっぱり熱烈なファンだろうし。でもすごく寝心地も良さそうな席だったからなあ、寝ちゃう人の気持ちもわかる(笑)。
2017年01月15日 (日)
2016年はあまり映画を見なかった年でした。なんたって前半は朝8時までに会社に行って夜は9時とか10時に会社を出る生活だったので、土日祝日か、ポカッと仕事が空いた日ぐらいでもないと映画なんて見に行けなかったです。でも土日はほとんど生ける屍だったからなあ……。2016年に映画館で見た映画は以下の作品。
2016/01/28「ブリッジ・オブ・スパイ」
2016/02/08「オデッセイ」
2016/03/14「マネー・ショート華麗なる大逆転」
2016/03/23「リリーのすべて」
2016/04/20「スポットライト」
2016/05/18「殿、利息でござる!」
2016/05/25「ズートピア」
2016/05/30「64 前編」
2016/06/08「素敵なサプライズ」
2016/06/15「64 後編」
2016/08/15「シン・ゴジラ」
2016/08/17「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」
2016/08/19「秘密 THE TOP SECRET」
2016/09/07「シン・ゴジラ」(2回目)
2016/09/07「君の名は。」
2016/10/19「お父さんと伊藤さん」
2016/10/19「ハドソン川の奇跡」
2016/10/26「スター・トレック BEYOND」
2016/11/09「湯を沸かすほどの熱い愛」
2016/11/11「何者」
2016/11/18「ミュージアム」
2016/11/25「92歳のパリジェンヌ」
2016/11/25「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
2016/12/17「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」
この中でベスト1を選ぶとしたら「シン・ゴジラ」かなあ。「ルーム」とか「キャロル」とか「帰ってきたヒトラー」とか「怒り」とか「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」とか、見たいものは結構あったのになかなか行けなかったのが残念。映画を見たら忘れないうちにメモを取っておいたりtwitterでつぶやくようにしているんだけど、去年前半はこのメモがほとんどなくて、「ブリッジ・オブ・スパイ」なんか"トム・ハンクスが登場するまで眠い"としか書いてない(笑)。「マネー・ショート華麗なる大逆転」も"MTVみたいな映画""(登場人物が)誰が誰だかわからない"としか書いてないし。まあ「ブリッジ・オブ・スパイ」はロシア人のスパイのおじいさんが良かったですね。
なお私は映画は基本一人で見に行きますが、映画を映画館に見にいく同僚と映画の話は結構します。話題の映画は押さえておくRちゃん(最新ヒット映画を誰かが見てくると最後がどうなったか聞いてくるので「いや、まだ見てない人にネタバレな話はできないよ」と言うと「私気にしませんから」と言うけど)、ヒット映画も押さえているけどたまに興味本位で変な映画も見るクールビューティなSさん(去年は「インデペンデンスデイ・リサージェンス」について色々語ってくれましたw)、手堅いミニシアター系映画をたまに見ているY岡さん(ドラマ「ハゲタカ」では加藤さん萌え←別に知らなくても困らない情報)、そして割とディープなセンも押さえているM田さんとか(M田さんは「パシフィック・リム」を10回見たそうだ。あれ?15回だったかな?とにかく聞いた時にびっくりしたくらい多かった)。
さて。「オデッセイ」はまたリドリー・スコットに騙されるんじゃないか?(「映画「プロメテウス」」)と思って用心していたけど、非常に真正面から地球以外の空間でのサバイバルを描いていて面白かった。科学的にこれはアリなのか?とか、色々すっ飛ばしているなーとか、やっぱりこれくらいポジティブじゃないと宇宙空間では生きて行けないだろうなとか思いましたが。
ドラマ「64」が素晴らしかったので(2016年1月3日「2015年のテレビドラマ」)興味本位で映画「64」を見てみたら前編は良かったです。それで後編も見に行ったら、そりゃもうバカかと。これについては記事を何度も書きかけては消して結局アップしていませんが、結構長々と書いたし勿体無いので超遅ればせながら近日中に記事をアップする鴨。需要は全くないけどな。
「シン・ゴジラ」は2回見ました。同じ映画を2回見たのは「007スカイフォール」以来。つか、もう映画「ハゲタカ」の32回(「ハゲタカ映画祭を含むと33回)を超える映画は出ないの鴨(←当たり前)。最初、あの「エヴァンゲリオン」の庵野秀明とあの新しい方の「日本沈没」の樋口真嗣かよとちょっと舐めてました。しかも最初はなんなの、この「シン・ゴジラ」ってタイトル!?とか思っていたし。……すみません、面白かったです。徹底した災害シミュレーションドキュメンタリ風の本編はもちろんのこと、出だしの現代的なアイテムを使ったその他大勢の人々の描写のテンポもいいし、安保とかアメリカ対応とかの描き方が多分今までのドラマや映画では見られなかったような感じも面白かった。後半、今までの政治家がかなり一掃されたせいで新しい世代が頑張って大災厄に立ち向かうというのも良かった。でも皇居とか天皇の扱いをどうするかまではさすがに描けなかったのか、それともこれ以上余計な尺は取りたくなかったのかはちょと気になりました。音楽もオリジナルゴジラの曲が使われていて、自衛隊出動の場面とかにいつものゴジラの曲(曲名知らないけどゴジラが出現する場面の曲じゃなくて人類が反撃に出る場面の曲)が流れるとワクワクしちゃうし。映画が始まる前の昔の東宝のロゴマークも昔の怪獣映画みたいで良かったけど、映画本編が終わった後の画面の「終」の文字も良かった。センス・オブ・ワンダーってこういうことを言うんだなと実感しました。
映画「インデペンデンスデイ」を見たときは有名な場所や建物がズドーーーンと一気に破壊されるのが爽快でもあったけど、いやあ破壊されっぷりが「インデパンデンスデイ」の比じゃない。しかも東京で原発がメルトダウンしたらどうなるかみたいな話でもあるし、311後だからこそのゴジラ、日本製だからこそのゴジラですよ。うーむ、なんか「日本沈没」を思い出したですよ。作者の小松左京は日本の沈没よりも沈没した後、帰るべき場所を失った日本人の放浪の物語を描きたかったと聞いたことがあるので。
でもゴジラがやってくる目的は何?とか思うんだけど。本人にしてみればちょっと海辺に来て上陸したら何よりもガタイがでかいので色々皆に迷惑かけちゃったけど別に先制攻撃はしていないし、攻撃されたから反撃しているけど本人が積極的に攻撃しているわけじゃないし。ま、歩くだけであんだけ街を破壊し放射能撒き散らされちゃそりゃ人類がたまらんからもう帰ってよおお!つうもんだけど。人間が森を侵食していったせいで人里に熊が下りてきて、人気がない民家で食い物漁っていたら撃ち殺されちゃいました、みたいな? 違うか。そして遺伝的に超進化した生命体ならもう少し意思疎通が何かあってもいいと思います(←ゴジラが突然やってくる大災害のメタファであるのは承知しています)。なお、会社で既に見たSさんとシン・ゴジラの話をしていたら、それを聞いたRちゃんは「見ようかと思っていたけど、そんな動物虐待映画、苦手だからダメ鴨」って言ってました。
「君の名は。」は、周囲の評判がよかったので見に行き、まあ割と面白かったですが(←エラソー?)、盛り上がる場面で必ず歌詞入りの曲ががんがんかかるのが本当に邪魔でした。あの一連の曲は別に嫌いじゃないけど、映画の中の曲は照明やセットと同じでその場面の中に溶け込んでいるべきのものじゃないのかなあ。
「秘密 THE TOP SECRET」と「ミュージアム」は我らが大友Dの監督作品。「秘密」は原作のファンなのでキャストに不満はあったものの、思っていたよりも漫画と映画は別物、として鑑賞できました。そういえばこのときは珍しく舞台挨拶付きの上映を見ました。上映後の舞台挨拶に大友Dと鷲津、じゃない、大森南朋が登場して司会の方の「大友さんと大森さんは「ハゲタカ」以来の盟友ですよね」のセリフにウハウハしたんだった(笑)。この時の挨拶で大友さんは映画オリジンルキャラ・眞鍋(大森南朋)は、物語を引っ掻き回すトリックスターで、原作が強烈な話なので原作から自由になりたいという気持ちの表れでもあると言ってました。ううううむ、引っ掻き回すキャラであり、クールで合理的思考(のはずの)蒔(生田斗真)との対比となる人物として設定されているんだろうけど、現代でもあんな刑事そんなにいないんじゃね?というくらいの昔ながらの刑事で、なーんかそんなにうまく使い切れてないなーという印象も。肝心の蒔のキャラは生田斗真じゃないだろっというのは置いておいて、映画の蒔はあれでいいんだろうけど、なんかわかりやすすぎじゃないのか?と思いました。
原作は死体から脳だけ取り出してそこから情報を引き出し、そこで死者が抱えていた「秘密」が色々明らかになるという話です。映画では脳だけじゃなく死者本体まるまる写っていたし、脳から情報を取り出す方法も媒介者の頭にどこぞの怪しい宗教みたいなケーブルもじゃもじゃのヘッドセットをつけるというビジュアルで、いくら原作と映画は別物だといってもなんじゃそりゃーーーと思いましたよ。でも漫画と違って脳だけ取り出して映像にしたらグロっぽいし、ビジュアル的に本体があったほうが見栄えがするからでは?と思ってましたが、それはどうやら違ったみたいでした。大友さんのトークイベントに参加してそこらへんの説明を聞き、現代の科学技術から発展的に想定できる、可能な限り未来のリアルに近い表現としてああなったというのには納得いたしました。でも私はSFなんだから、というか現代から50年も未来の話なんだし何でもアリだと思うですよ。
勿論SFだから何やってもOKというわけではなく、読者や観客を納得させてくれたら、あるいはうまく丸め込まれてしまえれば全然OKという話です。本物の「嘘」を見せてくれよ。……大友さん、SFが超苦手なんじゃないの? つか、大友さんは「秘密」の設定を借りているだけで現代の物語として見せているのかなあ?? だとしたら真鍋のキャラも絹子(織田梨沙)のキャラと展開も、まあそういうもんかもと納得できるけど。携帯電話も確かスマホじゃなかったしそういうことかしら。そして好きか嫌いかと言われたら、好きじゃない。
そして「ミュージアム」。これは雨の日だけに起きる猟奇殺人事件の謎を追う刑事と八面六臂なカエルのマスクをつけた犯人との闘いというお話に全く興味が持てなかったので見る予定じゃなかったのですが、番宣でカエル男役の妻夫木聡を見て、カエル萌え者として見ました(←非常にいかがなものかな鑑賞態度)。これ、よくR指定にならなかったなあ。よくよく見ると直接的なグロ描写は結構避けられているから? 番宣以外の予備知識なしに見たのでびっくりだよ。
うーむ、なんというか……。カエルマスクであんな不審な行動をしていたら目立つだろというのは置いておく。東京では突飛な行動や変な扮装をしていてもみんな見ても見ない振りするしね。犯人が被害者の遺体を自分の作品として完成させるためにアレンジするというのも置いておく。「犬神家の一族」とか「獄門島」とかでもあるしね。でもさー、あそこまで手の込んだアレンジをしたら加工工程での発覚率がとてつもなく上がると思うですよ。そりゃそういう話だからと言われたらそれまでだけど。他にも色々突っ込みどころが満載だし、第一、前半はいいけど後半は登場人物たちがベラベラ喋りすぎたりなんだりで何だか長いなあと思いました。それにあんな種類の犯行をやらかす犯人には、とってつけたような犯行動機というか過去って本当に必要かなあ? むしろ徹底的にサイコパスであることを描写したほうがもっと怖いんじゃなかろうか。原作読んでないからわかってないけど。
「何者」、原作は未読。「桐島、部活やめるってよ」も映画は見たけど原作は未読。面白かった。就職活動に苦戦する大学生たちの物語だけど、タイトルからもわかるように老若男女問わず見る人を選ばない話だった。就活中の学生たちという設定だけでスルーしている人もいるかもしれないが、それは登場人物たちの立ち位置にすぎない。なぜ自分は肯定されないのか、なぜ自分は選ばれないのか。ある意味、昨年のヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」と出発点は同じだとも言える。自分を追求し、自分が何者なのかを考えて、曝け出し、開き直らなきゃなくてはならないのは結構辛い。
「スターウォーズ Episode 4」の前日譚である「ローグ・ワン」。前にも書いたけど、私は「スターウォーズ」にはトラウマがあります。1977年、一番最初にアメリカで公開された後、日本での公開が1年後だったために日本公開時にはあらかた情報が露出され尽くして、待っていた1年間の間に勝手に期待しすぎて実物を見終わった後にガッカリしたという記憶があります。なので私は「スターウォーズ」はそんなに大好きというわけじゃないけど公開されたらすぐに見にいく!という癖がついてしまいました。「ローグ・ワン」も特に期待はしていなかったですが、ネタバレされるのが嫌で公開翌日に見に行きました。番外編?スピンオフ?のせいか通常のスターウォーズのようなファンタジーではなく、どちらかというと戦場映画で、そしてこう言う種類のゲームみたいだった。なんかこう、初心者には優しくないし、ここをこうしたらフラグが立って先に進めて、大事なものがなんでそんな変なところに設置してあるんだ??みたいな。でも「スターウォーズ」本編よりはもしかすると好きかも。……もう、どんだけ「スターウォーズ」にこだわっているだか(笑)。
今週こそはあの「この世界の片隅に」を見に行こうかと思いつつ、全然気が進まない。それよりも1月20日から公開予定の「ルパン三世 カリオストロの城 MX4D版」の方が格段に気になっているのだが。
2016/01/28「ブリッジ・オブ・スパイ」
2016/02/08「オデッセイ」
2016/03/14「マネー・ショート華麗なる大逆転」
2016/03/23「リリーのすべて」
2016/04/20「スポットライト」
2016/05/18「殿、利息でござる!」
2016/05/25「ズートピア」
2016/05/30「64 前編」
2016/06/08「素敵なサプライズ」
2016/06/15「64 後編」
2016/08/15「シン・ゴジラ」
2016/08/17「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」
2016/08/19「秘密 THE TOP SECRET」
2016/09/07「シン・ゴジラ」(2回目)
2016/09/07「君の名は。」
2016/10/19「お父さんと伊藤さん」
2016/10/19「ハドソン川の奇跡」
2016/10/26「スター・トレック BEYOND」
2016/11/09「湯を沸かすほどの熱い愛」
2016/11/11「何者」
2016/11/18「ミュージアム」
2016/11/25「92歳のパリジェンヌ」
2016/11/25「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
2016/12/17「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」
この中でベスト1を選ぶとしたら「シン・ゴジラ」かなあ。「ルーム」とか「キャロル」とか「帰ってきたヒトラー」とか「怒り」とか「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」とか、見たいものは結構あったのになかなか行けなかったのが残念。映画を見たら忘れないうちにメモを取っておいたりtwitterでつぶやくようにしているんだけど、去年前半はこのメモがほとんどなくて、「ブリッジ・オブ・スパイ」なんか"トム・ハンクスが登場するまで眠い"としか書いてない(笑)。「マネー・ショート華麗なる大逆転」も"MTVみたいな映画""(登場人物が)誰が誰だかわからない"としか書いてないし。まあ「ブリッジ・オブ・スパイ」はロシア人のスパイのおじいさんが良かったですね。
なお私は映画は基本一人で見に行きますが、映画を映画館に見にいく同僚と映画の話は結構します。話題の映画は押さえておくRちゃん(最新ヒット映画を誰かが見てくると最後がどうなったか聞いてくるので「いや、まだ見てない人にネタバレな話はできないよ」と言うと「私気にしませんから」と言うけど)、ヒット映画も押さえているけどたまに興味本位で変な映画も見るクールビューティなSさん(去年は「インデペンデンスデイ・リサージェンス」について色々語ってくれましたw)、手堅いミニシアター系映画をたまに見ているY岡さん(ドラマ「ハゲタカ」では加藤さん萌え←別に知らなくても困らない情報)、そして割とディープなセンも押さえているM田さんとか(M田さんは「パシフィック・リム」を10回見たそうだ。あれ?15回だったかな?とにかく聞いた時にびっくりしたくらい多かった)。
さて。「オデッセイ」はまたリドリー・スコットに騙されるんじゃないか?(「映画「プロメテウス」」)と思って用心していたけど、非常に真正面から地球以外の空間でのサバイバルを描いていて面白かった。科学的にこれはアリなのか?とか、色々すっ飛ばしているなーとか、やっぱりこれくらいポジティブじゃないと宇宙空間では生きて行けないだろうなとか思いましたが。
ドラマ「64」が素晴らしかったので(2016年1月3日「2015年のテレビドラマ」)興味本位で映画「64」を見てみたら前編は良かったです。それで後編も見に行ったら、そりゃもうバカかと。これについては記事を何度も書きかけては消して結局アップしていませんが、結構長々と書いたし勿体無いので超遅ればせながら近日中に記事をアップする鴨。需要は全くないけどな。
「シン・ゴジラ」は2回見ました。同じ映画を2回見たのは「007スカイフォール」以来。つか、もう映画「ハゲタカ」の32回(「ハゲタカ映画祭を含むと33回)を超える映画は出ないの鴨(←当たり前)。最初、あの「エヴァンゲリオン」の庵野秀明とあの新しい方の「日本沈没」の樋口真嗣かよとちょっと舐めてました。しかも最初はなんなの、この「シン・ゴジラ」ってタイトル!?とか思っていたし。……すみません、面白かったです。徹底した災害シミュレーションドキュメンタリ風の本編はもちろんのこと、出だしの現代的なアイテムを使ったその他大勢の人々の描写のテンポもいいし、安保とかアメリカ対応とかの描き方が多分今までのドラマや映画では見られなかったような感じも面白かった。後半、今までの政治家がかなり一掃されたせいで新しい世代が頑張って大災厄に立ち向かうというのも良かった。でも皇居とか天皇の扱いをどうするかまではさすがに描けなかったのか、それともこれ以上余計な尺は取りたくなかったのかはちょと気になりました。音楽もオリジナルゴジラの曲が使われていて、自衛隊出動の場面とかにいつものゴジラの曲(曲名知らないけどゴジラが出現する場面の曲じゃなくて人類が反撃に出る場面の曲)が流れるとワクワクしちゃうし。映画が始まる前の昔の東宝のロゴマークも昔の怪獣映画みたいで良かったけど、映画本編が終わった後の画面の「終」の文字も良かった。センス・オブ・ワンダーってこういうことを言うんだなと実感しました。
映画「インデペンデンスデイ」を見たときは有名な場所や建物がズドーーーンと一気に破壊されるのが爽快でもあったけど、いやあ破壊されっぷりが「インデパンデンスデイ」の比じゃない。しかも東京で原発がメルトダウンしたらどうなるかみたいな話でもあるし、311後だからこそのゴジラ、日本製だからこそのゴジラですよ。うーむ、なんか「日本沈没」を思い出したですよ。作者の小松左京は日本の沈没よりも沈没した後、帰るべき場所を失った日本人の放浪の物語を描きたかったと聞いたことがあるので。
でもゴジラがやってくる目的は何?とか思うんだけど。本人にしてみればちょっと海辺に来て上陸したら何よりもガタイがでかいので色々皆に迷惑かけちゃったけど別に先制攻撃はしていないし、攻撃されたから反撃しているけど本人が積極的に攻撃しているわけじゃないし。ま、歩くだけであんだけ街を破壊し放射能撒き散らされちゃそりゃ人類がたまらんからもう帰ってよおお!つうもんだけど。人間が森を侵食していったせいで人里に熊が下りてきて、人気がない民家で食い物漁っていたら撃ち殺されちゃいました、みたいな? 違うか。そして遺伝的に超進化した生命体ならもう少し意思疎通が何かあってもいいと思います(←ゴジラが突然やってくる大災害のメタファであるのは承知しています)。なお、会社で既に見たSさんとシン・ゴジラの話をしていたら、それを聞いたRちゃんは「見ようかと思っていたけど、そんな動物虐待映画、苦手だからダメ鴨」って言ってました。
「君の名は。」は、周囲の評判がよかったので見に行き、まあ割と面白かったですが(←エラソー?)、盛り上がる場面で必ず歌詞入りの曲ががんがんかかるのが本当に邪魔でした。あの一連の曲は別に嫌いじゃないけど、映画の中の曲は照明やセットと同じでその場面の中に溶け込んでいるべきのものじゃないのかなあ。
「秘密 THE TOP SECRET」と「ミュージアム」は我らが大友Dの監督作品。「秘密」は原作のファンなのでキャストに不満はあったものの、思っていたよりも漫画と映画は別物、として鑑賞できました。そういえばこのときは珍しく舞台挨拶付きの上映を見ました。上映後の舞台挨拶に大友Dと鷲津、じゃない、大森南朋が登場して司会の方の「大友さんと大森さんは「ハゲタカ」以来の盟友ですよね」のセリフにウハウハしたんだった(笑)。この時の挨拶で大友さんは映画オリジンルキャラ・眞鍋(大森南朋)は、物語を引っ掻き回すトリックスターで、原作が強烈な話なので原作から自由になりたいという気持ちの表れでもあると言ってました。ううううむ、引っ掻き回すキャラであり、クールで合理的思考(のはずの)蒔(生田斗真)との対比となる人物として設定されているんだろうけど、現代でもあんな刑事そんなにいないんじゃね?というくらいの昔ながらの刑事で、なーんかそんなにうまく使い切れてないなーという印象も。肝心の蒔のキャラは生田斗真じゃないだろっというのは置いておいて、映画の蒔はあれでいいんだろうけど、なんかわかりやすすぎじゃないのか?と思いました。
原作は死体から脳だけ取り出してそこから情報を引き出し、そこで死者が抱えていた「秘密」が色々明らかになるという話です。映画では脳だけじゃなく死者本体まるまる写っていたし、脳から情報を取り出す方法も媒介者の頭にどこぞの怪しい宗教みたいなケーブルもじゃもじゃのヘッドセットをつけるというビジュアルで、いくら原作と映画は別物だといってもなんじゃそりゃーーーと思いましたよ。でも漫画と違って脳だけ取り出して映像にしたらグロっぽいし、ビジュアル的に本体があったほうが見栄えがするからでは?と思ってましたが、それはどうやら違ったみたいでした。大友さんのトークイベントに参加してそこらへんの説明を聞き、現代の科学技術から発展的に想定できる、可能な限り未来のリアルに近い表現としてああなったというのには納得いたしました。でも私はSFなんだから、というか現代から50年も未来の話なんだし何でもアリだと思うですよ。
勿論SFだから何やってもOKというわけではなく、読者や観客を納得させてくれたら、あるいはうまく丸め込まれてしまえれば全然OKという話です。本物の「嘘」を見せてくれよ。……大友さん、SFが超苦手なんじゃないの? つか、大友さんは「秘密」の設定を借りているだけで現代の物語として見せているのかなあ?? だとしたら真鍋のキャラも絹子(織田梨沙)のキャラと展開も、まあそういうもんかもと納得できるけど。携帯電話も確かスマホじゃなかったしそういうことかしら。そして好きか嫌いかと言われたら、好きじゃない。
そして「ミュージアム」。これは雨の日だけに起きる猟奇殺人事件の謎を追う刑事と八面六臂なカエルのマスクをつけた犯人との闘いというお話に全く興味が持てなかったので見る予定じゃなかったのですが、番宣でカエル男役の妻夫木聡を見て、カエル萌え者として見ました(←非常にいかがなものかな鑑賞態度)。これ、よくR指定にならなかったなあ。よくよく見ると直接的なグロ描写は結構避けられているから? 番宣以外の予備知識なしに見たのでびっくりだよ。
うーむ、なんというか……。カエルマスクであんな不審な行動をしていたら目立つだろというのは置いておく。東京では突飛な行動や変な扮装をしていてもみんな見ても見ない振りするしね。犯人が被害者の遺体を自分の作品として完成させるためにアレンジするというのも置いておく。「犬神家の一族」とか「獄門島」とかでもあるしね。でもさー、あそこまで手の込んだアレンジをしたら加工工程での発覚率がとてつもなく上がると思うですよ。そりゃそういう話だからと言われたらそれまでだけど。他にも色々突っ込みどころが満載だし、第一、前半はいいけど後半は登場人物たちがベラベラ喋りすぎたりなんだりで何だか長いなあと思いました。それにあんな種類の犯行をやらかす犯人には、とってつけたような犯行動機というか過去って本当に必要かなあ? むしろ徹底的にサイコパスであることを描写したほうがもっと怖いんじゃなかろうか。原作読んでないからわかってないけど。
「何者」、原作は未読。「桐島、部活やめるってよ」も映画は見たけど原作は未読。面白かった。就職活動に苦戦する大学生たちの物語だけど、タイトルからもわかるように老若男女問わず見る人を選ばない話だった。就活中の学生たちという設定だけでスルーしている人もいるかもしれないが、それは登場人物たちの立ち位置にすぎない。なぜ自分は肯定されないのか、なぜ自分は選ばれないのか。ある意味、昨年のヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」と出発点は同じだとも言える。自分を追求し、自分が何者なのかを考えて、曝け出し、開き直らなきゃなくてはならないのは結構辛い。
「スターウォーズ Episode 4」の前日譚である「ローグ・ワン」。前にも書いたけど、私は「スターウォーズ」にはトラウマがあります。1977年、一番最初にアメリカで公開された後、日本での公開が1年後だったために日本公開時にはあらかた情報が露出され尽くして、待っていた1年間の間に勝手に期待しすぎて実物を見終わった後にガッカリしたという記憶があります。なので私は「スターウォーズ」はそんなに大好きというわけじゃないけど公開されたらすぐに見にいく!という癖がついてしまいました。「ローグ・ワン」も特に期待はしていなかったですが、ネタバレされるのが嫌で公開翌日に見に行きました。番外編?スピンオフ?のせいか通常のスターウォーズのようなファンタジーではなく、どちらかというと戦場映画で、そしてこう言う種類のゲームみたいだった。なんかこう、初心者には優しくないし、ここをこうしたらフラグが立って先に進めて、大事なものがなんでそんな変なところに設置してあるんだ??みたいな。でも「スターウォーズ」本編よりはもしかすると好きかも。……もう、どんだけ「スターウォーズ」にこだわっているだか(笑)。
今週こそはあの「この世界の片隅に」を見に行こうかと思いつつ、全然気が進まない。それよりも1月20日から公開予定の「ルパン三世 カリオストロの城 MX4D版」の方が格段に気になっているのだが。
2017年01月10日 (火)
早いものでもう2017年冬ドラマの季節となりましたので例によって新ドラマ紹介です。最近はNHK以外の局も1月、4月、7月、10月始まりじゃないドラマがあるし、WOWOWやhuluも追っかけられないわーと思っていたのに、ネット配信のみのドラマとか携帯コンテンツとか色々あってもう追っかけられません。
◆月曜日
1月23日、月9フジ「突然ですが、明日結婚します」■原作・宮園いづみ、脚本・山室有紀子、倉光泰子、演出・並木道子、石井祐介、P・後藤博幸、大木綾子■出演・西内まりや、山村隆太、山崎育三郎、中村アン、岸井ゆきの、森田甘路、葉山奨之、山賀琴子、鍵本輝、加藤諒、古舘寛治、石野真子、杉本哲太、沢村一樹他▲「本ドラマは、20~30代の女性を中心に人気を博しているコミック誌『プチコミック』(小学館)にて2014年5月号より連載がスタートした『突然ですが、明日結婚します』が原作。原作者は数々のラブストーリーを描いてきた“ドラマチックなリアル・ラブの名手”宮園いづみさんです。「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」が出会い、全く結婚に関する価値観が合わないが次第に強烈にひかれ合い、複雑で滑稽でリアルな恋愛模様を繰り広げる二人のラブストーリーです」(番組公式サイトより)●月9なんてもう何年も見ていないしキャストにも全く心ひかれませんが、唯一、演出が「最後から二番目の恋」「最高の離婚」の並木道子、「鍵のかかった部屋」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(私は見てないけど)の石井祐介というのだけちょっと心ひかれています。
2月6日、月深夜フジ「きみはペット」■原作・小川彌生、脚本・古賀文恵、新井友香、演出・熊坂出、御法川修、伊野部陽平、P・岡本真由子、櫻井由紀、代情明彦■出演・入山法子、志尊淳、竹財輝之助、柳ゆり菜、野呂佳代、志田友美、岡部たかし、吉田ウーロン太、柾木玲弥、木下美咲、岡村いずみ、生島翔、栩原楽人他▲「「キャリアウーマンが美少年をペットに飼う!?」という新しい同居スタイルを描いた小川彌生の大ヒットマンガ『きみはペット』。2003年に初めて日本でドラマ化され、2011年には韓国でもチャン・グンソク主演で映画化され、いずれも大ヒットを記録した。子犬系男子の先駆けとも言えるこの傑作が、アジアで一大旋風を巻き起こした「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」の製作陣によって再びドラマ化される」(番組公式サイトより)●深夜ドラマなので見ません。
◆火曜日
1月10日、火9フジ「嘘の戦争」■脚本・後藤法子、演出・三宅喜重、宝来忠昭、P・三宅喜重、河西秀幸■出演・草彅剛、藤木直人、水原希子、菊池風磨、マギー、姜暢雄、大杉漣、山本美月、安田顕、市村正親他▲「母と弟を殺し、自ら無理心中した父――けれどそれは、仕組まれた殺人事件だった。その犯人の顔を見てしまった9歳の主人公・浩一は、警察に「犯人は父ではない、自分は真犯人の顔を見た」と繰り返し証言するが、信じてもらえない。それどころか、「嘘つき」と呼ばれ、親戚からも、奇異な目で見られることに。やがて彼は呼び名の通り、巧みな嘘つきに成長。タイに渡り、名前を変えて、偽の経歴を手に入れて詐欺師となり、記憶の中の真犯人と再会。復讐することを誓い、日本に戻ってくる。殺人事件当夜に起こった真実に迫る中で浮上する関係者たち―。30年の時を経て事実を知った浩一は、詐欺師ならではの手法で、事件関係者たちに罠を仕掛ける。 さらに、スキャンダルを暴き、犯罪者としての顔も暴き、社会的に抹殺しようとする浩一、しかしそれを阻もうとする大企業の社長との間で熾烈な攻防戦が繰り広げられていく…。この壮絶な復讐劇の果てに、浩一は思いを遂げることが出来るのか――?!」(番組公式サイトより)●火曜日の夜になんて濃いドラマなんだ。もしかするとハマると面白いの鴨。

1月17日、火10TBS「火曜ドラマ カルテット」■脚本・坂元裕二、演出・土井裕泰、P・佐野亜裕美■出演・松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平、吉岡里帆、富澤たけし、八木亜希子、Mummy-D、もたいまさこ他▲「ある日、4人は“偶然”出会った。女ふたり、男ふたり、全員30代。4人は、夢が叶わなかった人たちである。人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――」(番組公式サイトより)●これはメインキャスト4人が非常に魅力的なだけでなく、脚本が「最高の離婚」「それでも、生きてゆく」の坂元裕二、演出が「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」の土井裕泰なので、見ます。

1月10日、火11:15NHKBSP「プレミアムよるドラマ 幕末グルメ ブシメシ!」■原作・土山しげる「勤番グルメ ブシメシ!」、脚本・櫻井剛、演出・山内宗信、金澤友也、雫石瑞穂、P・出水有三、藤尾隆■出演・瀬戸康史、田中圭、酒井若菜、三吉彩花、草刈麻有、戸田恵子、徳井優、平田満、草刈正雄他▲「時は幕末、ところはお江戸、殿の参勤交代でまかり越しました酒田伴四郎。花の都のまん中で、愉快な日々と思いきや、妻子恋いしや、涙涙の単身生活。けれど殿や同輩、町娘、はては相撲取りにまで頼られて・・・ 包丁片手に、さばいて見せます、人情料理。幕末純情グルメドラマ、ここに開幕!」(NHKドラマトピックスより)●幕末純情グルメドラマっつうのがよくわからんけど、とりあえず第1回は見てみる鴨。

1月24日(プロローグ編は1月17日)、火深夜TBS「ドラマイズム ホクサイと飯さえあれば」■原作・鈴木小波、脚本・土城温美、北川亜矢子、演出・宝来忠昭、柴田啓佑、P・森谷雄■出演・上白石萌音、池田エライザ、前田公輝他▲「今年から一人暮らしを始めた大学生の山田文子(通称:ブン)(18)はウサギに似たしゃべるぬいぐるみ(?)ホクサイと一緒に暮らしている。人見知り&妄想癖もある彼女の1番のこだわりは、料理。どんなにお金がなくても、どんなに忙しくとも、ゴハンだけはきちんと作る…!野菜・タンパク質・炭水化物をバランスよく、しかし面倒なので基本的には一品で。ホクサイと共に東京・北千住の町でアイディア満載のD.I.Y.レシピで美味しいご馳走を作ります。トラブルがあっても、ホクサイがいて美味しいご飯さえあれば毎日ハッピー!」(番組公式サイトより)●深夜ドラマなので多分見ないと思うけど、ホクサイが可愛いので第1回はみる鴨。
◆水曜日
継続、水9テレ朝「相棒 season15」■脚本・輿水泰弘、演出・橋本一、P・■出演・水谷豊、反町隆史、鈴木杏樹、榎木孝明、石坂浩二、川原和久、山中崇史、山西惇、神保悟志、片桐竜次、小野了、大杉漣、浅利陽介、仲間由紀恵他▲「水谷豊演じる警視庁・特命係の杉下右京と、4代目相棒の反町隆史演じる冠城亘の2シーズン目。前シーズンの最終回で、所属先の法務省を事実上クビとなった亘は、今シーズンで正式に警視庁の所属となり、新たな立場で特命係へやって来る。右京から“同居人”と呼ばれていた亘は、右京の真の相棒を目指す」(ザテレビジョンより)●まー、相棒も去年の暮れに大変なことになってましたけど。

1月18日、水10日テレ「東京タラレバ娘」■原作・東村アキコ、脚本・松田裕子、演出・南雲聖一、鈴木勇馬、小室直子、P・加藤正俊、鈴間広枝、鈴木香織■出演・吉高由里子、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、平岡祐太、石川恋、金田明夫、田中圭、鈴木亮平他▲「東村アキコの同名漫画を原作に、幸せを求めて悩みもがくアラサー独身女性の姿を痛快に描く。売れない脚本家の倫子(吉高由里子)は、30歳になっても親友の香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)との居酒屋女子会で愚痴を言い合う日々を送っていた。だが、居合わせたモデル・KEY(坂口健太郎)に現実を突きつけられ、焦り始める」(ザテレビジョンより)●もしかして見てみればそれなりに面白いのかもしれないけど、心ひかれないなあ。

2月22日、水10:25NHK「スリル!~赤の章~警視庁庶務係ヒトミの事件簿」■脚本・蒔田光治、演出・河合勇人、原正弘、滝本憲吾、P・海辺潔、蒔田光治、中村高志■出演・小松菜奈、山本耕史、小出恵介、木下ほうか、佐野ひなこ、堀部圭亮、大和田伸也、きたろう他▲「ミステリーの鬼才・蒔田光治が新たに仕掛けるのは、NHK初!主人公が二人いる、総合・BSプレミアム連動のドラマ。同じ登場人物でも、視点が変わるだけで全く別な世界観に…!/中野瞳(小松菜奈)は、警視庁の庶務係で働く一般職員。刑事が立て替えた捜査費用の領収書などを厳しくチェックするのが仕事だが、詐欺師の父に育てられたためか事件に対する嗅覚が極めて鋭い。連続殺傷事件が起きたとき、被害者の名前がしりとりで繋がっていることにいち早く気づいたのも瞳だった。瞳は領収書の不備を見つけて知り合った捜査一課の刑事・外河(小出恵介)や、割りの良い仕事を探して被害者に取り入る腹黒弁護士・白井(山本耕史)を利用し、事件の真相に近づいていく…!」(NHKドラマトピックスより)●日曜日の「黒の章」とペアになっているドラマ。面白いのかそうでないのか見当がつかないのでとりあえず第1回は見てみる鴨。
1月18日、水深夜TBS「テッペン!水ドラ!!レンタルの恋」■脚本・田辺茂範他、演出・渡瀬暁彦、伊藤雄介、渡部篤史、P・宮﨑真佐子、鈴木早苗■出演・剛力彩芽、太賀、岸井ゆきの、温水洋一他▲「剛力が演じるヒロインの高杉レミは、彼女のレンタルサービスを行う会社「Rental Lovers」の人気No.1レンタルの彼女。そんな高杉レミと、レミとデートをして瞬く間に恋に落ちてしまう男性たちが繰り広げる、ハラハラドキドキのオリジナルストーリーです」(番組公式サイトより)●深夜ドラマだし特に心ひかれるポイントもないので見ません。
1月18日、水深夜フジ「クズの本懐」■原作・横槍メンゴ、脚本・萩原恵礼、高橋幹子、演出・宮木正悟、品田俊介、P・岡本真由子■出演・吉本実憂、桜田通、水田航生、逢沢りな、池上紗理依他▲「月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて好評連載中の横槍メンゴ原作漫画「クズの本懐」のドラマ化!高校2年生の安楽岡花火(やすらおか はなび)と粟屋麦(あわや むぎ)のカップル。二人の一途でありながら歪んでいく恋愛模様を描く」(番組公式サイトより)●深夜ドラマので見ません。
1月18日、水深夜フジ「ラブホの上野さん」■原作・博士、上野、脚本・神田優、小鶴乃哩子、演出・日暮謙、P・澤田賢一、野村和生、下川猛■出演・本郷奏多、松井愛莉、柾木玲弥、大沢ひかる、芋洗坂係長、聡太郎、麻丘めぐみ他▲「原案・上野の実体験を、博士が作画した同名漫画をドラマ化。本郷奏多演じるラブホテルのスタッフ・上野さんが、恋に迷える男女の前に現れて恋愛指南をする姿を描く。男女のトラブルを解決した上野さんは、自身が働くラブホテル「五反田キングダム」をカップルに薦める。」(ザテレビジョンより)●私は全く知らなかったのだが、子ども(高3)が「え、ラブホの上野さんがドラマになるの!?」とすげー驚いていたので聞いて見たらtwitterがそりゃもう面白いんだとのこと。「お母さん、知らないの???」と言われたけど、知るわけないじゃないか。
◆木曜日
継続、木8テレ朝「木曜ミステリー 科捜研の女 シーズン16」■脚本・戸田山雅司、櫻井武晴他、演出・森本浩史、田﨑竜太他、P・関拓也他■出演・沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、長田成哉、山本ひかる、西田健、石井一彰他▲「沢口靖子演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心に、研究員たちがさまざな専門技術を武器に事件解明に挑む姿を描く。’99年に放送開始してから現行の連続ドラマでは最長記録となる第16シリーズで、マリコは熱血刑事・土門薫(内藤剛志)ら共に犯罪に立ち向かう」(ザテレビジョンより)●深夜ドラマじゃないけど、心惹かれるポイントがないので見ません。
1月12日、木9テレ朝「就活家族~きっと、うまくいく~」■脚本・橋本裕志、演出・秋山純、落合正幸、常廣丈太、P・黒田徹也、内山聖子、船津浩一、下山潤■出演・三浦友和、黒木瞳、前田敦子、工藤阿須加、木村多江、渡辺大、新井浩文、矢島健一、山本未來、中川知香他▲「父は大手企業の人事部長、母は私立中学の国語教師、宝飾メーカーに就職した娘と就職活動中の息子。平穏に見えていた家族がふとしたきっかけで崩壊し始める――いったん狂い始めた歯車は歯止めが効くことなく、次第にあらぬ方向へと向かっていく…。(中略)テーマはズバリ“就職活動=就活”! 家族全員が就活することになってしまうというかつてない展開に陥ったひとつの家族に次々と襲いかかる衝撃的な現実…バラバラになりそうな家族が“就活”を通して、どんな未来にたどり着くのか――息もつかせぬ展開のホームドラマが木曜の夜を駆け抜ける!」(番組公式サイトより)●安心して見ていられないホームドラマってどうなんだろう?
1月12日、木10フジ「嫌われる勇気」■原作・岸見一郎、古賀史健、脚本・徳永友一、大石哲也、ひかわかよ、演出・池澤辰也、及川拓郎、星野和成、P・目黒正之、井元隆佑■出演・香里奈、加藤シゲアキ、飯豊まりえ、相楽樹、戸次重幸、丸山智己、桜田通、飯豊まりえ、岡崎紗絵、寿大聡、正名僕蔵、升毅、椎名桔平他▲「アルフレッド・アドラーの心理学を解説した同名書籍を原案に、孤高の女性刑事の活躍を描く。香里奈演じる刑事・蘭子は、他人からの評価を気にせず、組織になじもうとしない。その姿勢を疑問に思う青山(加藤シゲアキ)は、心理学教授の大文字(椎名桔平)から、蘭子を知ろため「アドラー心理学」を学ぶ」(ザテレビジョンより)●香里奈さんは苦手なのでパス。
1月5日、木深夜日テレ「増山超能力師事務所」■原作・誉田哲也、脚本・櫻井剛、演出・久万真路、湯浅弘章、片桐健滋、P・■出演・田中直樹、浅香航大、中村ゆり、柄本時生、平田敦子、忍成修吾、ルウト、六平直政、鹿賀丈史他▲「誉田哲也の同名小説をドラマ化。さまざまな能力を持つ“超能力師”たちが、依頼人の悩みを解決するため奔走する姿を描く。「高鍋リサーチ」の調査員として活動していた超能力師・増山(田中直樹)は、能力を持て余す“迷える超能力師”を集め、超能力を使い人助けする事務所を立ち上げようとする。」(ザテレビジョンより)●深夜ドラマなのでパス。
◆金曜日
1月20日、金8テレ東「金曜8時のドラマ 三匹のおっさん3 〜正義の味方、みたび!!〜」■原作・有川浩「三匹のおっさん」、脚本・江頭美智留、鈴木聡、演出・猪原達三、白川士、山田勇人、大内隆弘、P・岡部紳二■出演・北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎、中田喜子、甲本雅裕、西田尚美、大野拓朗、藤田弓子、三根梓他▲「有川浩の同名小説を原作に、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が共演する痛快ドラマの第3弾。還暦を過ぎた幼なじみの“元・悪がき”のキヨ(北大路)、シゲ(泉谷)、ノリ(志賀)による私設自警団「三匹のおっさん」が町を守るため活躍する姿を描く。時事問題を取り入れ、本作では民泊詐欺などがテーマに」(ザテレビジョンより)●非常に温いドラマなんだけど、まあ、タイミングが合えばみることもあるかも。

1月6日、金8NHKBSP「BS時代劇 雲霧仁左衛門3」■原作・池波正太郎、脚本・前川洋一、岡本さとる、松下隆一、演出・山下智彦、服部大二、前原康貴、井上昌典、宇喜田尚、P・陸田元一、渡邊竜、山本敏彦■出演・中井貴一、國村隼、内山理名、手塚とおる、大東駿介、朝倉あき、渡辺哲、黒沢あすか、村田雄浩、松田悟志、やべきょうすけ、板尾創路、近藤芳正、春風亭小朝他▲「いずこへか姿を消してより1年、あの雲霧仁左衛門が帰ってきた。因縁の藤堂家、そして宿敵・安部式部との勝負に決着をつけるために――。(中略)兄が身代わりとなって処刑された隙をつき、自分たちを陥れた主家・藤堂家の家老から一万両を奪って面目を失わせ、武士の本懐を遂げて消息を絶った雲霧仁左衛門(中井貴一)。それから1年。江戸では死んだと思われていた雲霧の名を騙り、残虐な手口で金を奪う盗賊が世情を騒がせていた。だがそれは、仁左衛門をおびき出して復讐を果たそうとする藤堂家江戸家老・磯部(春風亭小朝)の策略だった。そして一度は火付盗賊改方長官の座を退いた安部式部(國村隼)も復帰。雲霧一党と火盗改、藤堂家による三つ巴の戦いの火蓋が切られる](NHKドラマトピックスより)●多分見ないとは思うけど、上の写真はかっこいいよね。

1月13日、金10NHK「お母さん、娘をやめていいですか?」■脚本・井上由美子、演出・笠浦友愛、佐藤譲、大橋守、P・櫻井壮一■出演・波瑠、柳楽優弥、麻生祐未、大空眞弓、壇蜜、石井杏奈、寺脇康文、斉藤由貴他▲「その娘と母は一番の親友であり、まるで恋人のようだった。しかし、その密月は、娘がある男と出会うことで、一変していく。母娘の関係に目をそむけてきた父が、最後の希望を託したマイホーム。家族は、その中にひそむパンドラの箱を開けてしまう。複雑に絡んだ母娘の物語をサスペンスフルに描くモンスターホームドラマ!娘・波瑠。母・斉藤由貴。母の呪縛から逃れようとする娘と、暴走していく母の火花の散るようなバトル。男・柳楽優弥。父・寺脇康文。さらに、娘の恋人をめぐる三角関係。二人を止められない父。誰もがうらやむ娘と母のはずだった…。娘と母は泥沼のバトルの先に新たな希望を見つけることができるのか」(NHKドラマトピックスより)●お、重い……。つか、実の母がストーカーというのはなかなか見るのがしんどそう。

1月13日、金10TBS「金曜ドラマ 下克上受験」■原作・桜井信一、脚本・両沢和幸、演出・福田亮介、吉田秋生、P・渡辺良介、八木亜未■出演・阿部サダヲ、深田恭子、要潤、風間俊介、山田美紅羽、若旦那、皆川猿時、岡田浩暉、川村陽介、小芝風花、手塚とおる、小林薫他▲「原作は2014年に産経新聞出版から刊行された桜井信一の同名タイトル。中卒の父と偏差値41の娘が最難関中学を目指した実話である。この実話をもとに、小5の夏から中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘を描いていく」(番組公式サイトより)●番宣を見たけど結構面白そう。キャストも渋いし、まあ鉄板のTBS金10だし、第1回は見てみます。
1月20日、金11:15テレ朝「金曜ナイトドラマ 奪い愛、冬」■脚本・鈴木おさむ、演出・樹下直美他、P・横地 郁英、川島誠史、遠田孝一、八巻薫■出演・倉科カナ、三浦翔平、大谷亮平、水野美紀、秋元才加、ダレノガレ明美、西銘駿、ミスターちん、キムラ緑子、三宅弘城、榊原郁恵他▲「2016年版ドラマ『不機嫌な果実』のスタッフが、鈴木おさむ(脚本)と新タッグを組み、登場人物らの“奪い合う”恋愛=“奪い愛”をスピーディー&スリリングに描写します。主演に倉科カナ、その婚約者役に三浦翔平を迎えておくるドロドロしてるけどキュンとする“金曜の夜のドロキュン劇場”。激しく吹き荒れる愛の突風が、冬の嵐を巻き起こします! 」(番組公式サイトより)●すみません、愛の突風も台風もそよ風もお呼びじゃないです。

1月13日、金深夜テレ東「ドラマ24 バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」■脚本・ふじきみつ彦、松居大悟、演出・松居大悟、横浜聡子、竹村謙太郎、守下敏行、P・濱谷晃一、田辺勇人、浅野敦也、浅野太■出演・遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研、北香那他▲「1つ屋根の下、6人のおじさん達が強制的共同生活を送る!リアルなようでしっかりドラマ!ドラマの割にはかなりユルい!おじさんたちの微笑ましい共同生活を通して、役者としての生き様がキュートに浮かび上がる!渋くてカッコイイのにゆる面白い!“ゆるシブコメディー”誕生!」(番組公式サイトより)●演出と脚本は??だけど、渋いサブの皆さんがこんだけ揃って出演というのは楽しみです。
1月6日、金深夜テレ東「山田孝之のカンヌ映画祭」■構成・竹村武司、演出・山下敦弘、松江哲明、P・藤野慎也、山本晃久、大和健太郎■出演・山田孝之他▲「山田孝之の2016年夏の記録。2016年夏山田孝之は、映画監督山下敦弘を呼び出す。山田は山下に、世界最高峰のカンヌ映画祭で賞をとりたいと告げる。後日、とある場所で集まった山田と山下は、早速映画の内容について話し始めた」(番組公式サイトより)●2015年放映の「東京都北区赤羽」みたいなセミドキュメンタリドラマなのかなあ?公式サイトのトップが詐欺師っぽくていいけど。
1月6日、金深夜テレ東「絶狼-DRAGON BLOOD-」■原作・雨宮慶太「絶狼」、脚本・梅田寿美子、演出・雨宮慶太、P・■出演・藤田玲、青島心、松山メアリ、ガダルカナル・タカ他▲「再びあの男が帰ってきた。男の名は涼邑零、またの名をーゼロ。孤独な宿命を背負った魔戒騎士・涼邑零/銀牙騎士・ゼロ(藤田玲)が新たな戦いに挑む姿を描き出す最新作「絶狼〈ZERO〉ーDRAGONBLOODー」。大好評を博した前作「絶狼〈ZERO〉ーBLACK BLOODー」から更にスケールアップした世界観と物語、 ストイックかつスタイリッシュなアクションに注目だ」(番組公式サイトより)●深夜ドラマだし、前作見てないし、キャストにもお話にもスタッフにも心惹かれません。
◆土曜日
1月21日、土9NHK「精霊の守り人 シーズン2 悲しき破壊神」■原作・上橋菜穂子「守り人シリーズ」、脚本・大森寿美男、演出・加藤拓、中島由貴、西村武五郎、P・大越大士、結城崇史■出演・綾瀬はるか、板垣瑞生、鈴木梨央、壇蜜、鈴木亮平、柄本明、真木よう子、ディーン・フジオカ、福山康平、橋本さとし、品川徹、伊武雅刀、渡辺えり、岩崎う大、織田梨沙、小市慢太郎他▲「世界的ベストセラーとなった上橋菜穂子の長編ファンタジーシリーズを、3年かけてドラマ化する第2弾。前作から4年後を舞台に、女用心棒・バルサ(綾瀬はるか)の新たな旅を描く。カンバル国王暗殺未遂でお尋ね者となったバルサは、潜伏先のロタ王国で出会った異能の少女・アスラ(鈴木梨央)を守って旅する」(ザテレビジョンより)●非常に頑張って製作されているファンタジーなんだけど、前シリーズは第1回で挫折しました。

1月14日、土9日テレ「スーパーサラリーマン左江内氏」■原作・藤子・F・不二雄「中年スーパーマン左江内氏」、脚本・福田雄一、演出・福田雄一、P・高明希、柳内久仁子■出演・堤真一、小泉今日子、ムロツヨシ、島崎遥香、賀来賢人、早見あかり、中村倫也、横山歩、福島マリコ、富山えり子、金澤美穂、犬飼貴丈、佐藤二朗、笹野高史、高橋克実他▲「1週間頑張ったあなたを、全力で労います。平凡で冴えない中年サラリーマン・左江内さんは、ある日、怪しい男から、むりやり正義の味方・スーパーヒーローを引き継がされる。 (やりたくなかったんだけど・・・。)鬼嫁と思春期の娘と息子を持つ父親が世界平和と家庭問題の間で板挟み。スーパーヒーローになったところで、そう人生うまくはいかない。正義って、平和って、幸せって、一体、何なんだろう・・・。現実の理不尽さに葛藤しながら、今日もおじさんヒーロー、頑張ります!」(番組公式サイトより)●名作佳作、そしておバカドラマや実験ドラマの多い日テレ土曜9時枠、今回はおバカドラマか?とりあえず第1回は見てみます。
2016年12月17日、土9NHK「土曜ドラマ スクラップ・アンド・ビルド」■原作・羽田圭介、脚本・香坂隆史、演出・川野秀昭、P・谷口卓敬■出演・柄本佑、山下リオ、浅香航大、秋元才加、浅茅陽子、山谷初男他▲「羽田圭介の芥川受賞作を柄本佑主演でドラマ化。仕事を辞めて無職となった健斗(柄本)は、同居する祖父(山谷初男)の介護を手伝うことに。しかし「もう死んだ方がよか」が口癖の祖父を見て、望み通りしてやることが幸せだと感じた健斗は、過剰なほど手厚く介護することで、祖父を弱らせようと決意する。」(ザテレビジョンより)●NHK土曜ドラマなのでそれなりの見応えがあるんだろうなあと思いつつ、今回は心惹かれません。
1月7日、土深夜テレ東「土曜ドラマ24 銀と金」■原作・福本伸行、脚本・山岡潤平、根本ノンジ、演出・古厩智之、中前勇児、P・浅野太、松本拓、倉地雄大、北川俊樹■出演・池松壮亮、リリー・フランキー、マキタスポーツ、村上淳、臼田あさ美他▲「「カイジ」「アカギ」などで知られるギャンブル漫画の第一人者・福本伸行の同名漫画を、連続ドラマ初主演の池松壮亮と、リリー・フランキーのタッグでドラマ化。何事もうまくいかずギャンブルに逃げていた森田(池松)が、裏社会を仕切る大物フィクサー・銀二(リリー)に出会い、究極のマネーゲームに挑んでいく」(ザテレビジョンより)●ちょっと気になるんだけど、第1回を見逃してしまいました。
1月21日、土深夜テレ朝「豆腐プロレス」■企画・原作・秋元康、脚本・徳尾浩司他、演出・豊島圭介他、P・林雄一郎、池田邦晃、中沢 晋、谷鹿夏希■出演・宮脇咲良、向井地美音、横山由依、松井珠理奈、兒玉 遥、島田晴香、松村香織、白間美瑠他▲「これまで革新的な挑戦の数々で世間をアッと驚かせてきた、AKB48。2017年、テレビ朝日とタッグを組んで、また新たなフィールドにチャレンジします。彼女たちが新年から挑む舞台は――なんと“プロレス”!AKB48メンバーが本格的なトレーニングを経て、女子プロレスの世界に殴り込み!連続ドラマでありながら、真剣(ガチンコ)勝負を繰り広げていきます。アイドル×プロレス×ドラマ――前例のないこの組み合わせが2017年、究極のエンターテインメントとなって日本中を熱狂の渦に巻き込んでいきます!」(番組公式サイトより)●全く興味がありません。
1月21日、土深夜日テレ「男水! DANSUI!」■原作・木内たつや「男水!」、脚本・吉田恵里香、演出・松永洋一、P・■出演・松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎、赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介、神永圭佑、廣瀬智紀、大浦龍宇一、モロ師岡他▲「より速く泳ぎたい!」ピュアな思いを持った秀平・大樹・礼央の3人は、水泳界の名門私立「龍峰高校」の推薦テストをきっかけに、純粋さ故に傷つけあってしまう…。1人は名門私立「龍峰高校」水泳部へ、2人は廃部寸前の都立「東ヶ丘高校」水泳部へ。もう、交わることがないと思われた3人の運命は、彼らがかつてあこがれた選手・川崎亮也が現れ、東ヶ丘高校水泳部のコーチを引き受けたことで大きく動き出す…」(番組公式サイトより)●深夜ドラマだしキャストも知らないお若い皆さんばかりなので見ません。
◆日曜日

1月8日、日8NHK「NHK大河ドラマ おんな城主 直虎」■脚本・森下佳子、演出・渡辺一貴、福井充広、藤並英樹、P・岡本幸江、松川博敬■出演・柴咲コウ、杉本哲太、財前直見、前田吟、高橋一生、三浦春馬、柳楽優弥、小林薫、貫地谷しほり、ムロツヨシ、宇梶剛士、吹越満、苅谷俊介、でんでん、筧利夫、春風亭昇太、尾上松也、浅丘ルリ子、阿部サダヲ、菜々緒、菅田将暉、市原隼人、井上芳雄、花總まり、髙橋ひかる、和田正人、小松和重他▲「戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた――。遠江(とおとうみ/静岡県西部)井伊家の当主、井伊直虎(いいなおとら)である。戦のたびに当主を殺され、ただひとり残された姫が、「直虎」と勇ましい名を名乗って乱世に立ち向かった。駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川と3 つの大国が虎視眈々と領地をねらう中、資源も武力も乏しいこの土地で、頼るべきは己の知恵と勇気。そして直虎は、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守ってたくましく生き延び、その後の発展の礎を築いた。彼女の原動力となったのは、幼いころに約束を交わしたいいなずけへの一途な愛。愛を貫いて自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く」(NHKドラマトピックスより)●第1回はとりあえず見ましたが、うーむ、かもなく不可もなく(←エラソー)。だいたい女性が主人公の大河は苦手な上に、この後ラブストーリーメインの描写だったりしたらほぼリタイア決定鴨。

1月15日、日9TBS「日曜劇場 A LIFE~愛しき人~」■脚本・橋部敦子、演出・平川雄一朗、加藤新、木村ひさし、P・瀬戸口克陽、東仲恵吾、企画・植田博樹■出演・木村拓哉、竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、柄本明、田中泯、小林隆、及川光博、浅野忠信他▲「かつて、病院を追われた一人の男がいた。親友の思惑によって居場所を奪われ、単身アメリカに渡った。10年の時を経て、その男は卓越した腕を持つ職人外科医として戻ってくる。恩師を病から救うために。その恩師の娘はかつての恋人だった。しかも、彼女は病院の後継者として、幼馴染でもある親友と結婚していた。男は、恩師を救うことで新たなる様々な人生の試練を迎えることになる。そこに、幼馴染との因縁が絡んでいるとは知らずに─。愛、欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く中、 ただ職人外科医として、決して諦めることなく、 不器用ながら一途に患者と向き合う 彼の生き様は、病院で働く人々に問いかけていく。「本当の医療とは何なのか」と…。このドラマは“愛しき人”のたったひとつの“命”、 かけがえのない“人生”を巡って繰り広げられる ヒューマンラブストーリーだ」(番組公式サイトより)●全く心惹かれないけど、TBS日曜9時枠なので第1回は見てみます。

1月8日、日9フジテレビ「大貧乏」■脚本・安達奈緒子、演出・土方政人、P・小林宙、編成企画・増本淳、西原恵■出演・小雪、伊藤淳史、成田凌、神山智洋、内田理央、今井暖大、野澤しおり、滝藤賢一、奥田瑛二他▲「新年1月8日スタートの日9ドラマ『大貧乏』は、“お金”と“愛”をテーマにした完全オリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザーが、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇です。暴れん坊な息子とおてんば盛りの娘を抱え、慌ただしい日々を送る主人公。ただでさえ忙しいのに、勤めていた会社が倒産、しかもその裏には秘密があり、気付けば秘密をあばく立場に巻き込まれ…さらに、願ってもいない新たな恋まで訪れてんやわんや! そんな状況に追い込まれながらも、愛しい子供たちとの生活を守るため、悩みながらも前進していくたくましい“母”の姿を描きます」(番組公式サイトより)●第1回はみましたが、サスペンスなんだかラブコメなんだかよくわからないし、まだ貧乏感ないし、ツッコミ所も満載だけど陰謀部分が気になるので次回も多分視聴鴨。でもさー、子供をちゃんと叱らないのが気になって、「悩みながらも前進していくたくましい“母"」とは微塵も思えないわ。

1月22日、日10日テレ「新日曜ドラマ 視覚探偵 日暮旅人」■原作・山口幸三郎氏「探偵・日暮旅人シリーズ」、脚本・福原充則、演出・堤幸彦、P・西憲彦、荻野哲弘、神康幸、小林美穂■出演・松坂桃李、多部未華子、濱田岳、木南晴夏、住田萌乃、和田聰宏、上田竜也、シシド・カフカ、木野花、北大路欣也他▲「「僕・・・・・・視えるんです」。聴覚・嗅覚・味覚・触覚……、五感のうち四つの感覚を喪った男、日暮旅人。唯一残ったのは、研ぎ澄まされた視覚。匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。旅人は、これら目に見えないモノを“視る”ことで事件を解決する、探し物専門の不思議な探偵。そんな旅人の探偵事務所に舞い込む依頼は、一筋縄では見つからない、ワケありの探し物ばかり。でも、最もワケありなのは、日暮旅人 本人だった・・・・・・。目に見えないモノを“視る”探偵・日暮旅人が探すのは “愛”かそれとも・・・・・・」(番組公式サイトより)●設定が気になるので見てみたいだけど、演出が堤幸彦なんだよなあ……。第1回は見てみるけどもしかして生理的にダメかも。

2月26日、日10NHKBSP「スリル!~黒の章~弁護士・白井真之介の大災難」■脚本・蒔田光治、演出・河合勇人、原正弘、滝本憲吾、P・海辺潔、蒔田光治、中村高志■出演・小松菜奈、山本耕史、小出恵介、木下ほうか、佐野ひなこ、堀部圭亮、大和田伸也、きたろう他▲「ミステリーの鬼才・蒔田光治が新たに仕掛けるのは、NHK初!主人公が二人いる、総合・BSプレミアム連動のドラマ。同じ登場人物でも、視点が変わるだけで全く別な世界観に…!/白井真之介(山本耕史)は割りの良い仕事を求めては、一銭にもならないことに振り回される腹黒弁護士。強盗殺人事件で盗まれた名画を取り戻して欲しいとの依頼を受け、警察に内緒で犯人と交渉した結果、名画の奪還に成功するが、実はそれは白井を犯人に仕立てる罠だった! 依頼人が雇った男に命を狙われる白井。強盗殺人事件を追う捜査一課の刑事・外河(小出恵介)と、外河の領収書の不備を追う警視庁庶務係職員・瞳(小松菜奈)の活躍で、何とか白井は危機を乗り越えるが…」(NHKドラマトピックスより)●水曜日の「赤の章」とペアのドラマ。できれば赤と黒でストーリー展開で繋がっていたりしないで、それぞれでみられるようになっているといいんだけど。
1月8日、日10NHKBSP「プレミアムドラマ 女の中にいる他人」■原作・映画「女の中にいる他人」(製作 東宝株式会社、脚本 井手俊郎)、脚本・吉本昌弘、演出・塚本連平、本田隆一、P・土屋勝裕、志村彰■出演・瀬戸朝香、尾美としのり、石黒賢、木野花、板谷由夏、甲本雅裕、森岡豊、西山繭子、中村倫也、弥尋、笹岡サスケ、庄野凛他▲「1966年に公開された成瀬巳喜男監督の心理サスペンスの傑作・映画「女の中にいる他人」を、現代のドラマにアレンジしてお送りするクライム・サスペンスの決定版!!ある日、夫に「不倫」と「殺人」を告白された平凡な主婦・百合子。家族を守るために百合子は、次第に別の顔を持った女へと変貌していく・・・」(NHKドラマトピックスより)●クライムサスペンスというか、ストーリーからすると私にはホラーにも思えて怖いです。
そんなわけで、今回見るのは火10TBS「カルテット」、金深夜テレ東「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」、第1回はとりあえずみて見るのが月9フジ「突然ですが、明日結婚します」、火9フジ「嘘の戦争」、火11:15NHKBSP「幕末グルメ ブシメシ!」、水10日テレ「東京タラレバ娘」、金10TBS「下克上受験」、土9日テレ「スーパーサラリーマン左江内氏」、日9TBS「A LIFE~愛しき人~」、日10日テレ「視覚探偵 日暮旅人」あたり、様子見が日8NHK「おんな城主 直虎」と日9フジテレビ「大貧乏」というところでしょうか。そこまで見られるかどうかはわかりませんが。
◆月曜日
1月23日、月9フジ「突然ですが、明日結婚します」■原作・宮園いづみ、脚本・山室有紀子、倉光泰子、演出・並木道子、石井祐介、P・後藤博幸、大木綾子■出演・西内まりや、山村隆太、山崎育三郎、中村アン、岸井ゆきの、森田甘路、葉山奨之、山賀琴子、鍵本輝、加藤諒、古舘寛治、石野真子、杉本哲太、沢村一樹他▲「本ドラマは、20~30代の女性を中心に人気を博しているコミック誌『プチコミック』(小学館)にて2014年5月号より連載がスタートした『突然ですが、明日結婚します』が原作。原作者は数々のラブストーリーを描いてきた“ドラマチックなリアル・ラブの名手”宮園いづみさんです。「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」が出会い、全く結婚に関する価値観が合わないが次第に強烈にひかれ合い、複雑で滑稽でリアルな恋愛模様を繰り広げる二人のラブストーリーです」(番組公式サイトより)●月9なんてもう何年も見ていないしキャストにも全く心ひかれませんが、唯一、演出が「最後から二番目の恋」「最高の離婚」の並木道子、「鍵のかかった部屋」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(私は見てないけど)の石井祐介というのだけちょっと心ひかれています。
2月6日、月深夜フジ「きみはペット」■原作・小川彌生、脚本・古賀文恵、新井友香、演出・熊坂出、御法川修、伊野部陽平、P・岡本真由子、櫻井由紀、代情明彦■出演・入山法子、志尊淳、竹財輝之助、柳ゆり菜、野呂佳代、志田友美、岡部たかし、吉田ウーロン太、柾木玲弥、木下美咲、岡村いずみ、生島翔、栩原楽人他▲「「キャリアウーマンが美少年をペットに飼う!?」という新しい同居スタイルを描いた小川彌生の大ヒットマンガ『きみはペット』。2003年に初めて日本でドラマ化され、2011年には韓国でもチャン・グンソク主演で映画化され、いずれも大ヒットを記録した。子犬系男子の先駆けとも言えるこの傑作が、アジアで一大旋風を巻き起こした「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」の製作陣によって再びドラマ化される」(番組公式サイトより)●深夜ドラマなので見ません。
◆火曜日
1月10日、火9フジ「嘘の戦争」■脚本・後藤法子、演出・三宅喜重、宝来忠昭、P・三宅喜重、河西秀幸■出演・草彅剛、藤木直人、水原希子、菊池風磨、マギー、姜暢雄、大杉漣、山本美月、安田顕、市村正親他▲「母と弟を殺し、自ら無理心中した父――けれどそれは、仕組まれた殺人事件だった。その犯人の顔を見てしまった9歳の主人公・浩一は、警察に「犯人は父ではない、自分は真犯人の顔を見た」と繰り返し証言するが、信じてもらえない。それどころか、「嘘つき」と呼ばれ、親戚からも、奇異な目で見られることに。やがて彼は呼び名の通り、巧みな嘘つきに成長。タイに渡り、名前を変えて、偽の経歴を手に入れて詐欺師となり、記憶の中の真犯人と再会。復讐することを誓い、日本に戻ってくる。殺人事件当夜に起こった真実に迫る中で浮上する関係者たち―。30年の時を経て事実を知った浩一は、詐欺師ならではの手法で、事件関係者たちに罠を仕掛ける。 さらに、スキャンダルを暴き、犯罪者としての顔も暴き、社会的に抹殺しようとする浩一、しかしそれを阻もうとする大企業の社長との間で熾烈な攻防戦が繰り広げられていく…。この壮絶な復讐劇の果てに、浩一は思いを遂げることが出来るのか――?!」(番組公式サイトより)●火曜日の夜になんて濃いドラマなんだ。もしかするとハマると面白いの鴨。

1月17日、火10TBS「火曜ドラマ カルテット」■脚本・坂元裕二、演出・土井裕泰、P・佐野亜裕美■出演・松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平、吉岡里帆、富澤たけし、八木亜希子、Mummy-D、もたいまさこ他▲「ある日、4人は“偶然”出会った。女ふたり、男ふたり、全員30代。4人は、夢が叶わなかった人たちである。人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――」(番組公式サイトより)●これはメインキャスト4人が非常に魅力的なだけでなく、脚本が「最高の離婚」「それでも、生きてゆく」の坂元裕二、演出が「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」の土井裕泰なので、見ます。

1月10日、火11:15NHKBSP「プレミアムよるドラマ 幕末グルメ ブシメシ!」■原作・土山しげる「勤番グルメ ブシメシ!」、脚本・櫻井剛、演出・山内宗信、金澤友也、雫石瑞穂、P・出水有三、藤尾隆■出演・瀬戸康史、田中圭、酒井若菜、三吉彩花、草刈麻有、戸田恵子、徳井優、平田満、草刈正雄他▲「時は幕末、ところはお江戸、殿の参勤交代でまかり越しました酒田伴四郎。花の都のまん中で、愉快な日々と思いきや、妻子恋いしや、涙涙の単身生活。けれど殿や同輩、町娘、はては相撲取りにまで頼られて・・・ 包丁片手に、さばいて見せます、人情料理。幕末純情グルメドラマ、ここに開幕!」(NHKドラマトピックスより)●幕末純情グルメドラマっつうのがよくわからんけど、とりあえず第1回は見てみる鴨。

1月24日(プロローグ編は1月17日)、火深夜TBS「ドラマイズム ホクサイと飯さえあれば」■原作・鈴木小波、脚本・土城温美、北川亜矢子、演出・宝来忠昭、柴田啓佑、P・森谷雄■出演・上白石萌音、池田エライザ、前田公輝他▲「今年から一人暮らしを始めた大学生の山田文子(通称:ブン)(18)はウサギに似たしゃべるぬいぐるみ(?)ホクサイと一緒に暮らしている。人見知り&妄想癖もある彼女の1番のこだわりは、料理。どんなにお金がなくても、どんなに忙しくとも、ゴハンだけはきちんと作る…!野菜・タンパク質・炭水化物をバランスよく、しかし面倒なので基本的には一品で。ホクサイと共に東京・北千住の町でアイディア満載のD.I.Y.レシピで美味しいご馳走を作ります。トラブルがあっても、ホクサイがいて美味しいご飯さえあれば毎日ハッピー!」(番組公式サイトより)●深夜ドラマなので多分見ないと思うけど、ホクサイが可愛いので第1回はみる鴨。
◆水曜日
継続、水9テレ朝「相棒 season15」■脚本・輿水泰弘、演出・橋本一、P・■出演・水谷豊、反町隆史、鈴木杏樹、榎木孝明、石坂浩二、川原和久、山中崇史、山西惇、神保悟志、片桐竜次、小野了、大杉漣、浅利陽介、仲間由紀恵他▲「水谷豊演じる警視庁・特命係の杉下右京と、4代目相棒の反町隆史演じる冠城亘の2シーズン目。前シーズンの最終回で、所属先の法務省を事実上クビとなった亘は、今シーズンで正式に警視庁の所属となり、新たな立場で特命係へやって来る。右京から“同居人”と呼ばれていた亘は、右京の真の相棒を目指す」(ザテレビジョンより)●まー、相棒も去年の暮れに大変なことになってましたけど。

1月18日、水10日テレ「東京タラレバ娘」■原作・東村アキコ、脚本・松田裕子、演出・南雲聖一、鈴木勇馬、小室直子、P・加藤正俊、鈴間広枝、鈴木香織■出演・吉高由里子、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、平岡祐太、石川恋、金田明夫、田中圭、鈴木亮平他▲「東村アキコの同名漫画を原作に、幸せを求めて悩みもがくアラサー独身女性の姿を痛快に描く。売れない脚本家の倫子(吉高由里子)は、30歳になっても親友の香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)との居酒屋女子会で愚痴を言い合う日々を送っていた。だが、居合わせたモデル・KEY(坂口健太郎)に現実を突きつけられ、焦り始める」(ザテレビジョンより)●もしかして見てみればそれなりに面白いのかもしれないけど、心ひかれないなあ。

2月22日、水10:25NHK「スリル!~赤の章~警視庁庶務係ヒトミの事件簿」■脚本・蒔田光治、演出・河合勇人、原正弘、滝本憲吾、P・海辺潔、蒔田光治、中村高志■出演・小松菜奈、山本耕史、小出恵介、木下ほうか、佐野ひなこ、堀部圭亮、大和田伸也、きたろう他▲「ミステリーの鬼才・蒔田光治が新たに仕掛けるのは、NHK初!主人公が二人いる、総合・BSプレミアム連動のドラマ。同じ登場人物でも、視点が変わるだけで全く別な世界観に…!/中野瞳(小松菜奈)は、警視庁の庶務係で働く一般職員。刑事が立て替えた捜査費用の領収書などを厳しくチェックするのが仕事だが、詐欺師の父に育てられたためか事件に対する嗅覚が極めて鋭い。連続殺傷事件が起きたとき、被害者の名前がしりとりで繋がっていることにいち早く気づいたのも瞳だった。瞳は領収書の不備を見つけて知り合った捜査一課の刑事・外河(小出恵介)や、割りの良い仕事を探して被害者に取り入る腹黒弁護士・白井(山本耕史)を利用し、事件の真相に近づいていく…!」(NHKドラマトピックスより)●日曜日の「黒の章」とペアになっているドラマ。面白いのかそうでないのか見当がつかないのでとりあえず第1回は見てみる鴨。
1月18日、水深夜TBS「テッペン!水ドラ!!レンタルの恋」■脚本・田辺茂範他、演出・渡瀬暁彦、伊藤雄介、渡部篤史、P・宮﨑真佐子、鈴木早苗■出演・剛力彩芽、太賀、岸井ゆきの、温水洋一他▲「剛力が演じるヒロインの高杉レミは、彼女のレンタルサービスを行う会社「Rental Lovers」の人気No.1レンタルの彼女。そんな高杉レミと、レミとデートをして瞬く間に恋に落ちてしまう男性たちが繰り広げる、ハラハラドキドキのオリジナルストーリーです」(番組公式サイトより)●深夜ドラマだし特に心ひかれるポイントもないので見ません。
1月18日、水深夜フジ「クズの本懐」■原作・横槍メンゴ、脚本・萩原恵礼、高橋幹子、演出・宮木正悟、品田俊介、P・岡本真由子■出演・吉本実憂、桜田通、水田航生、逢沢りな、池上紗理依他▲「月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて好評連載中の横槍メンゴ原作漫画「クズの本懐」のドラマ化!高校2年生の安楽岡花火(やすらおか はなび)と粟屋麦(あわや むぎ)のカップル。二人の一途でありながら歪んでいく恋愛模様を描く」(番組公式サイトより)●深夜ドラマので見ません。
1月18日、水深夜フジ「ラブホの上野さん」■原作・博士、上野、脚本・神田優、小鶴乃哩子、演出・日暮謙、P・澤田賢一、野村和生、下川猛■出演・本郷奏多、松井愛莉、柾木玲弥、大沢ひかる、芋洗坂係長、聡太郎、麻丘めぐみ他▲「原案・上野の実体験を、博士が作画した同名漫画をドラマ化。本郷奏多演じるラブホテルのスタッフ・上野さんが、恋に迷える男女の前に現れて恋愛指南をする姿を描く。男女のトラブルを解決した上野さんは、自身が働くラブホテル「五反田キングダム」をカップルに薦める。」(ザテレビジョンより)●私は全く知らなかったのだが、子ども(高3)が「え、ラブホの上野さんがドラマになるの!?」とすげー驚いていたので聞いて見たらtwitterがそりゃもう面白いんだとのこと。「お母さん、知らないの???」と言われたけど、知るわけないじゃないか。
◆木曜日
継続、木8テレ朝「木曜ミステリー 科捜研の女 シーズン16」■脚本・戸田山雅司、櫻井武晴他、演出・森本浩史、田﨑竜太他、P・関拓也他■出演・沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、長田成哉、山本ひかる、西田健、石井一彰他▲「沢口靖子演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心に、研究員たちがさまざな専門技術を武器に事件解明に挑む姿を描く。’99年に放送開始してから現行の連続ドラマでは最長記録となる第16シリーズで、マリコは熱血刑事・土門薫(内藤剛志)ら共に犯罪に立ち向かう」(ザテレビジョンより)●深夜ドラマじゃないけど、心惹かれるポイントがないので見ません。
1月12日、木9テレ朝「就活家族~きっと、うまくいく~」■脚本・橋本裕志、演出・秋山純、落合正幸、常廣丈太、P・黒田徹也、内山聖子、船津浩一、下山潤■出演・三浦友和、黒木瞳、前田敦子、工藤阿須加、木村多江、渡辺大、新井浩文、矢島健一、山本未來、中川知香他▲「父は大手企業の人事部長、母は私立中学の国語教師、宝飾メーカーに就職した娘と就職活動中の息子。平穏に見えていた家族がふとしたきっかけで崩壊し始める――いったん狂い始めた歯車は歯止めが効くことなく、次第にあらぬ方向へと向かっていく…。(中略)テーマはズバリ“就職活動=就活”! 家族全員が就活することになってしまうというかつてない展開に陥ったひとつの家族に次々と襲いかかる衝撃的な現実…バラバラになりそうな家族が“就活”を通して、どんな未来にたどり着くのか――息もつかせぬ展開のホームドラマが木曜の夜を駆け抜ける!」(番組公式サイトより)●安心して見ていられないホームドラマってどうなんだろう?
1月12日、木10フジ「嫌われる勇気」■原作・岸見一郎、古賀史健、脚本・徳永友一、大石哲也、ひかわかよ、演出・池澤辰也、及川拓郎、星野和成、P・目黒正之、井元隆佑■出演・香里奈、加藤シゲアキ、飯豊まりえ、相楽樹、戸次重幸、丸山智己、桜田通、飯豊まりえ、岡崎紗絵、寿大聡、正名僕蔵、升毅、椎名桔平他▲「アルフレッド・アドラーの心理学を解説した同名書籍を原案に、孤高の女性刑事の活躍を描く。香里奈演じる刑事・蘭子は、他人からの評価を気にせず、組織になじもうとしない。その姿勢を疑問に思う青山(加藤シゲアキ)は、心理学教授の大文字(椎名桔平)から、蘭子を知ろため「アドラー心理学」を学ぶ」(ザテレビジョンより)●香里奈さんは苦手なのでパス。
1月5日、木深夜日テレ「増山超能力師事務所」■原作・誉田哲也、脚本・櫻井剛、演出・久万真路、湯浅弘章、片桐健滋、P・■出演・田中直樹、浅香航大、中村ゆり、柄本時生、平田敦子、忍成修吾、ルウト、六平直政、鹿賀丈史他▲「誉田哲也の同名小説をドラマ化。さまざまな能力を持つ“超能力師”たちが、依頼人の悩みを解決するため奔走する姿を描く。「高鍋リサーチ」の調査員として活動していた超能力師・増山(田中直樹)は、能力を持て余す“迷える超能力師”を集め、超能力を使い人助けする事務所を立ち上げようとする。」(ザテレビジョンより)●深夜ドラマなのでパス。
◆金曜日
1月20日、金8テレ東「金曜8時のドラマ 三匹のおっさん3 〜正義の味方、みたび!!〜」■原作・有川浩「三匹のおっさん」、脚本・江頭美智留、鈴木聡、演出・猪原達三、白川士、山田勇人、大内隆弘、P・岡部紳二■出演・北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎、中田喜子、甲本雅裕、西田尚美、大野拓朗、藤田弓子、三根梓他▲「有川浩の同名小説を原作に、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が共演する痛快ドラマの第3弾。還暦を過ぎた幼なじみの“元・悪がき”のキヨ(北大路)、シゲ(泉谷)、ノリ(志賀)による私設自警団「三匹のおっさん」が町を守るため活躍する姿を描く。時事問題を取り入れ、本作では民泊詐欺などがテーマに」(ザテレビジョンより)●非常に温いドラマなんだけど、まあ、タイミングが合えばみることもあるかも。

1月6日、金8NHKBSP「BS時代劇 雲霧仁左衛門3」■原作・池波正太郎、脚本・前川洋一、岡本さとる、松下隆一、演出・山下智彦、服部大二、前原康貴、井上昌典、宇喜田尚、P・陸田元一、渡邊竜、山本敏彦■出演・中井貴一、國村隼、内山理名、手塚とおる、大東駿介、朝倉あき、渡辺哲、黒沢あすか、村田雄浩、松田悟志、やべきょうすけ、板尾創路、近藤芳正、春風亭小朝他▲「いずこへか姿を消してより1年、あの雲霧仁左衛門が帰ってきた。因縁の藤堂家、そして宿敵・安部式部との勝負に決着をつけるために――。(中略)兄が身代わりとなって処刑された隙をつき、自分たちを陥れた主家・藤堂家の家老から一万両を奪って面目を失わせ、武士の本懐を遂げて消息を絶った雲霧仁左衛門(中井貴一)。それから1年。江戸では死んだと思われていた雲霧の名を騙り、残虐な手口で金を奪う盗賊が世情を騒がせていた。だがそれは、仁左衛門をおびき出して復讐を果たそうとする藤堂家江戸家老・磯部(春風亭小朝)の策略だった。そして一度は火付盗賊改方長官の座を退いた安部式部(國村隼)も復帰。雲霧一党と火盗改、藤堂家による三つ巴の戦いの火蓋が切られる](NHKドラマトピックスより)●多分見ないとは思うけど、上の写真はかっこいいよね。

1月13日、金10NHK「お母さん、娘をやめていいですか?」■脚本・井上由美子、演出・笠浦友愛、佐藤譲、大橋守、P・櫻井壮一■出演・波瑠、柳楽優弥、麻生祐未、大空眞弓、壇蜜、石井杏奈、寺脇康文、斉藤由貴他▲「その娘と母は一番の親友であり、まるで恋人のようだった。しかし、その密月は、娘がある男と出会うことで、一変していく。母娘の関係に目をそむけてきた父が、最後の希望を託したマイホーム。家族は、その中にひそむパンドラの箱を開けてしまう。複雑に絡んだ母娘の物語をサスペンスフルに描くモンスターホームドラマ!娘・波瑠。母・斉藤由貴。母の呪縛から逃れようとする娘と、暴走していく母の火花の散るようなバトル。男・柳楽優弥。父・寺脇康文。さらに、娘の恋人をめぐる三角関係。二人を止められない父。誰もがうらやむ娘と母のはずだった…。娘と母は泥沼のバトルの先に新たな希望を見つけることができるのか」(NHKドラマトピックスより)●お、重い……。つか、実の母がストーカーというのはなかなか見るのがしんどそう。

1月13日、金10TBS「金曜ドラマ 下克上受験」■原作・桜井信一、脚本・両沢和幸、演出・福田亮介、吉田秋生、P・渡辺良介、八木亜未■出演・阿部サダヲ、深田恭子、要潤、風間俊介、山田美紅羽、若旦那、皆川猿時、岡田浩暉、川村陽介、小芝風花、手塚とおる、小林薫他▲「原作は2014年に産経新聞出版から刊行された桜井信一の同名タイトル。中卒の父と偏差値41の娘が最難関中学を目指した実話である。この実話をもとに、小5の夏から中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘を描いていく」(番組公式サイトより)●番宣を見たけど結構面白そう。キャストも渋いし、まあ鉄板のTBS金10だし、第1回は見てみます。
1月20日、金11:15テレ朝「金曜ナイトドラマ 奪い愛、冬」■脚本・鈴木おさむ、演出・樹下直美他、P・横地 郁英、川島誠史、遠田孝一、八巻薫■出演・倉科カナ、三浦翔平、大谷亮平、水野美紀、秋元才加、ダレノガレ明美、西銘駿、ミスターちん、キムラ緑子、三宅弘城、榊原郁恵他▲「2016年版ドラマ『不機嫌な果実』のスタッフが、鈴木おさむ(脚本)と新タッグを組み、登場人物らの“奪い合う”恋愛=“奪い愛”をスピーディー&スリリングに描写します。主演に倉科カナ、その婚約者役に三浦翔平を迎えておくるドロドロしてるけどキュンとする“金曜の夜のドロキュン劇場”。激しく吹き荒れる愛の突風が、冬の嵐を巻き起こします! 」(番組公式サイトより)●すみません、愛の突風も台風もそよ風もお呼びじゃないです。

1月13日、金深夜テレ東「ドラマ24 バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」■脚本・ふじきみつ彦、松居大悟、演出・松居大悟、横浜聡子、竹村謙太郎、守下敏行、P・濱谷晃一、田辺勇人、浅野敦也、浅野太■出演・遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研、北香那他▲「1つ屋根の下、6人のおじさん達が強制的共同生活を送る!リアルなようでしっかりドラマ!ドラマの割にはかなりユルい!おじさんたちの微笑ましい共同生活を通して、役者としての生き様がキュートに浮かび上がる!渋くてカッコイイのにゆる面白い!“ゆるシブコメディー”誕生!」(番組公式サイトより)●演出と脚本は??だけど、渋いサブの皆さんがこんだけ揃って出演というのは楽しみです。
1月6日、金深夜テレ東「山田孝之のカンヌ映画祭」■構成・竹村武司、演出・山下敦弘、松江哲明、P・藤野慎也、山本晃久、大和健太郎■出演・山田孝之他▲「山田孝之の2016年夏の記録。2016年夏山田孝之は、映画監督山下敦弘を呼び出す。山田は山下に、世界最高峰のカンヌ映画祭で賞をとりたいと告げる。後日、とある場所で集まった山田と山下は、早速映画の内容について話し始めた」(番組公式サイトより)●2015年放映の「東京都北区赤羽」みたいなセミドキュメンタリドラマなのかなあ?公式サイトのトップが詐欺師っぽくていいけど。
1月6日、金深夜テレ東「絶狼-DRAGON BLOOD-」■原作・雨宮慶太「絶狼」、脚本・梅田寿美子、演出・雨宮慶太、P・■出演・藤田玲、青島心、松山メアリ、ガダルカナル・タカ他▲「再びあの男が帰ってきた。男の名は涼邑零、またの名をーゼロ。孤独な宿命を背負った魔戒騎士・涼邑零/銀牙騎士・ゼロ(藤田玲)が新たな戦いに挑む姿を描き出す最新作「絶狼〈ZERO〉ーDRAGONBLOODー」。大好評を博した前作「絶狼〈ZERO〉ーBLACK BLOODー」から更にスケールアップした世界観と物語、 ストイックかつスタイリッシュなアクションに注目だ」(番組公式サイトより)●深夜ドラマだし、前作見てないし、キャストにもお話にもスタッフにも心惹かれません。
◆土曜日
1月21日、土9NHK「精霊の守り人 シーズン2 悲しき破壊神」■原作・上橋菜穂子「守り人シリーズ」、脚本・大森寿美男、演出・加藤拓、中島由貴、西村武五郎、P・大越大士、結城崇史■出演・綾瀬はるか、板垣瑞生、鈴木梨央、壇蜜、鈴木亮平、柄本明、真木よう子、ディーン・フジオカ、福山康平、橋本さとし、品川徹、伊武雅刀、渡辺えり、岩崎う大、織田梨沙、小市慢太郎他▲「世界的ベストセラーとなった上橋菜穂子の長編ファンタジーシリーズを、3年かけてドラマ化する第2弾。前作から4年後を舞台に、女用心棒・バルサ(綾瀬はるか)の新たな旅を描く。カンバル国王暗殺未遂でお尋ね者となったバルサは、潜伏先のロタ王国で出会った異能の少女・アスラ(鈴木梨央)を守って旅する」(ザテレビジョンより)●非常に頑張って製作されているファンタジーなんだけど、前シリーズは第1回で挫折しました。

1月14日、土9日テレ「スーパーサラリーマン左江内氏」■原作・藤子・F・不二雄「中年スーパーマン左江内氏」、脚本・福田雄一、演出・福田雄一、P・高明希、柳内久仁子■出演・堤真一、小泉今日子、ムロツヨシ、島崎遥香、賀来賢人、早見あかり、中村倫也、横山歩、福島マリコ、富山えり子、金澤美穂、犬飼貴丈、佐藤二朗、笹野高史、高橋克実他▲「1週間頑張ったあなたを、全力で労います。平凡で冴えない中年サラリーマン・左江内さんは、ある日、怪しい男から、むりやり正義の味方・スーパーヒーローを引き継がされる。 (やりたくなかったんだけど・・・。)鬼嫁と思春期の娘と息子を持つ父親が世界平和と家庭問題の間で板挟み。スーパーヒーローになったところで、そう人生うまくはいかない。正義って、平和って、幸せって、一体、何なんだろう・・・。現実の理不尽さに葛藤しながら、今日もおじさんヒーロー、頑張ります!」(番組公式サイトより)●名作佳作、そしておバカドラマや実験ドラマの多い日テレ土曜9時枠、今回はおバカドラマか?とりあえず第1回は見てみます。
2016年12月17日、土9NHK「土曜ドラマ スクラップ・アンド・ビルド」■原作・羽田圭介、脚本・香坂隆史、演出・川野秀昭、P・谷口卓敬■出演・柄本佑、山下リオ、浅香航大、秋元才加、浅茅陽子、山谷初男他▲「羽田圭介の芥川受賞作を柄本佑主演でドラマ化。仕事を辞めて無職となった健斗(柄本)は、同居する祖父(山谷初男)の介護を手伝うことに。しかし「もう死んだ方がよか」が口癖の祖父を見て、望み通りしてやることが幸せだと感じた健斗は、過剰なほど手厚く介護することで、祖父を弱らせようと決意する。」(ザテレビジョンより)●NHK土曜ドラマなのでそれなりの見応えがあるんだろうなあと思いつつ、今回は心惹かれません。
1月7日、土深夜テレ東「土曜ドラマ24 銀と金」■原作・福本伸行、脚本・山岡潤平、根本ノンジ、演出・古厩智之、中前勇児、P・浅野太、松本拓、倉地雄大、北川俊樹■出演・池松壮亮、リリー・フランキー、マキタスポーツ、村上淳、臼田あさ美他▲「「カイジ」「アカギ」などで知られるギャンブル漫画の第一人者・福本伸行の同名漫画を、連続ドラマ初主演の池松壮亮と、リリー・フランキーのタッグでドラマ化。何事もうまくいかずギャンブルに逃げていた森田(池松)が、裏社会を仕切る大物フィクサー・銀二(リリー)に出会い、究極のマネーゲームに挑んでいく」(ザテレビジョンより)●ちょっと気になるんだけど、第1回を見逃してしまいました。
1月21日、土深夜テレ朝「豆腐プロレス」■企画・原作・秋元康、脚本・徳尾浩司他、演出・豊島圭介他、P・林雄一郎、池田邦晃、中沢 晋、谷鹿夏希■出演・宮脇咲良、向井地美音、横山由依、松井珠理奈、兒玉 遥、島田晴香、松村香織、白間美瑠他▲「これまで革新的な挑戦の数々で世間をアッと驚かせてきた、AKB48。2017年、テレビ朝日とタッグを組んで、また新たなフィールドにチャレンジします。彼女たちが新年から挑む舞台は――なんと“プロレス”!AKB48メンバーが本格的なトレーニングを経て、女子プロレスの世界に殴り込み!連続ドラマでありながら、真剣(ガチンコ)勝負を繰り広げていきます。アイドル×プロレス×ドラマ――前例のないこの組み合わせが2017年、究極のエンターテインメントとなって日本中を熱狂の渦に巻き込んでいきます!」(番組公式サイトより)●全く興味がありません。
1月21日、土深夜日テレ「男水! DANSUI!」■原作・木内たつや「男水!」、脚本・吉田恵里香、演出・松永洋一、P・■出演・松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎、赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介、神永圭佑、廣瀬智紀、大浦龍宇一、モロ師岡他▲「より速く泳ぎたい!」ピュアな思いを持った秀平・大樹・礼央の3人は、水泳界の名門私立「龍峰高校」の推薦テストをきっかけに、純粋さ故に傷つけあってしまう…。1人は名門私立「龍峰高校」水泳部へ、2人は廃部寸前の都立「東ヶ丘高校」水泳部へ。もう、交わることがないと思われた3人の運命は、彼らがかつてあこがれた選手・川崎亮也が現れ、東ヶ丘高校水泳部のコーチを引き受けたことで大きく動き出す…」(番組公式サイトより)●深夜ドラマだしキャストも知らないお若い皆さんばかりなので見ません。
◆日曜日

1月8日、日8NHK「NHK大河ドラマ おんな城主 直虎」■脚本・森下佳子、演出・渡辺一貴、福井充広、藤並英樹、P・岡本幸江、松川博敬■出演・柴咲コウ、杉本哲太、財前直見、前田吟、高橋一生、三浦春馬、柳楽優弥、小林薫、貫地谷しほり、ムロツヨシ、宇梶剛士、吹越満、苅谷俊介、でんでん、筧利夫、春風亭昇太、尾上松也、浅丘ルリ子、阿部サダヲ、菜々緒、菅田将暉、市原隼人、井上芳雄、花總まり、髙橋ひかる、和田正人、小松和重他▲「戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた――。遠江(とおとうみ/静岡県西部)井伊家の当主、井伊直虎(いいなおとら)である。戦のたびに当主を殺され、ただひとり残された姫が、「直虎」と勇ましい名を名乗って乱世に立ち向かった。駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川と3 つの大国が虎視眈々と領地をねらう中、資源も武力も乏しいこの土地で、頼るべきは己の知恵と勇気。そして直虎は、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守ってたくましく生き延び、その後の発展の礎を築いた。彼女の原動力となったのは、幼いころに約束を交わしたいいなずけへの一途な愛。愛を貫いて自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く」(NHKドラマトピックスより)●第1回はとりあえず見ましたが、うーむ、かもなく不可もなく(←エラソー)。だいたい女性が主人公の大河は苦手な上に、この後ラブストーリーメインの描写だったりしたらほぼリタイア決定鴨。

1月15日、日9TBS「日曜劇場 A LIFE~愛しき人~」■脚本・橋部敦子、演出・平川雄一朗、加藤新、木村ひさし、P・瀬戸口克陽、東仲恵吾、企画・植田博樹■出演・木村拓哉、竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、柄本明、田中泯、小林隆、及川光博、浅野忠信他▲「かつて、病院を追われた一人の男がいた。親友の思惑によって居場所を奪われ、単身アメリカに渡った。10年の時を経て、その男は卓越した腕を持つ職人外科医として戻ってくる。恩師を病から救うために。その恩師の娘はかつての恋人だった。しかも、彼女は病院の後継者として、幼馴染でもある親友と結婚していた。男は、恩師を救うことで新たなる様々な人生の試練を迎えることになる。そこに、幼馴染との因縁が絡んでいるとは知らずに─。愛、欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く中、 ただ職人外科医として、決して諦めることなく、 不器用ながら一途に患者と向き合う 彼の生き様は、病院で働く人々に問いかけていく。「本当の医療とは何なのか」と…。このドラマは“愛しき人”のたったひとつの“命”、 かけがえのない“人生”を巡って繰り広げられる ヒューマンラブストーリーだ」(番組公式サイトより)●全く心惹かれないけど、TBS日曜9時枠なので第1回は見てみます。

1月8日、日9フジテレビ「大貧乏」■脚本・安達奈緒子、演出・土方政人、P・小林宙、編成企画・増本淳、西原恵■出演・小雪、伊藤淳史、成田凌、神山智洋、内田理央、今井暖大、野澤しおり、滝藤賢一、奥田瑛二他▲「新年1月8日スタートの日9ドラマ『大貧乏』は、“お金”と“愛”をテーマにした完全オリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザーが、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇です。暴れん坊な息子とおてんば盛りの娘を抱え、慌ただしい日々を送る主人公。ただでさえ忙しいのに、勤めていた会社が倒産、しかもその裏には秘密があり、気付けば秘密をあばく立場に巻き込まれ…さらに、願ってもいない新たな恋まで訪れてんやわんや! そんな状況に追い込まれながらも、愛しい子供たちとの生活を守るため、悩みながらも前進していくたくましい“母”の姿を描きます」(番組公式サイトより)●第1回はみましたが、サスペンスなんだかラブコメなんだかよくわからないし、まだ貧乏感ないし、ツッコミ所も満載だけど陰謀部分が気になるので次回も多分視聴鴨。でもさー、子供をちゃんと叱らないのが気になって、「悩みながらも前進していくたくましい“母"」とは微塵も思えないわ。

1月22日、日10日テレ「新日曜ドラマ 視覚探偵 日暮旅人」■原作・山口幸三郎氏「探偵・日暮旅人シリーズ」、脚本・福原充則、演出・堤幸彦、P・西憲彦、荻野哲弘、神康幸、小林美穂■出演・松坂桃李、多部未華子、濱田岳、木南晴夏、住田萌乃、和田聰宏、上田竜也、シシド・カフカ、木野花、北大路欣也他▲「「僕・・・・・・視えるんです」。聴覚・嗅覚・味覚・触覚……、五感のうち四つの感覚を喪った男、日暮旅人。唯一残ったのは、研ぎ澄まされた視覚。匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。旅人は、これら目に見えないモノを“視る”ことで事件を解決する、探し物専門の不思議な探偵。そんな旅人の探偵事務所に舞い込む依頼は、一筋縄では見つからない、ワケありの探し物ばかり。でも、最もワケありなのは、日暮旅人 本人だった・・・・・・。目に見えないモノを“視る”探偵・日暮旅人が探すのは “愛”かそれとも・・・・・・」(番組公式サイトより)●設定が気になるので見てみたいだけど、演出が堤幸彦なんだよなあ……。第1回は見てみるけどもしかして生理的にダメかも。

2月26日、日10NHKBSP「スリル!~黒の章~弁護士・白井真之介の大災難」■脚本・蒔田光治、演出・河合勇人、原正弘、滝本憲吾、P・海辺潔、蒔田光治、中村高志■出演・小松菜奈、山本耕史、小出恵介、木下ほうか、佐野ひなこ、堀部圭亮、大和田伸也、きたろう他▲「ミステリーの鬼才・蒔田光治が新たに仕掛けるのは、NHK初!主人公が二人いる、総合・BSプレミアム連動のドラマ。同じ登場人物でも、視点が変わるだけで全く別な世界観に…!/白井真之介(山本耕史)は割りの良い仕事を求めては、一銭にもならないことに振り回される腹黒弁護士。強盗殺人事件で盗まれた名画を取り戻して欲しいとの依頼を受け、警察に内緒で犯人と交渉した結果、名画の奪還に成功するが、実はそれは白井を犯人に仕立てる罠だった! 依頼人が雇った男に命を狙われる白井。強盗殺人事件を追う捜査一課の刑事・外河(小出恵介)と、外河の領収書の不備を追う警視庁庶務係職員・瞳(小松菜奈)の活躍で、何とか白井は危機を乗り越えるが…」(NHKドラマトピックスより)●水曜日の「赤の章」とペアのドラマ。できれば赤と黒でストーリー展開で繋がっていたりしないで、それぞれでみられるようになっているといいんだけど。
1月8日、日10NHKBSP「プレミアムドラマ 女の中にいる他人」■原作・映画「女の中にいる他人」(製作 東宝株式会社、脚本 井手俊郎)、脚本・吉本昌弘、演出・塚本連平、本田隆一、P・土屋勝裕、志村彰■出演・瀬戸朝香、尾美としのり、石黒賢、木野花、板谷由夏、甲本雅裕、森岡豊、西山繭子、中村倫也、弥尋、笹岡サスケ、庄野凛他▲「1966年に公開された成瀬巳喜男監督の心理サスペンスの傑作・映画「女の中にいる他人」を、現代のドラマにアレンジしてお送りするクライム・サスペンスの決定版!!ある日、夫に「不倫」と「殺人」を告白された平凡な主婦・百合子。家族を守るために百合子は、次第に別の顔を持った女へと変貌していく・・・」(NHKドラマトピックスより)●クライムサスペンスというか、ストーリーからすると私にはホラーにも思えて怖いです。
そんなわけで、今回見るのは火10TBS「カルテット」、金深夜テレ東「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」、第1回はとりあえずみて見るのが月9フジ「突然ですが、明日結婚します」、火9フジ「嘘の戦争」、火11:15NHKBSP「幕末グルメ ブシメシ!」、水10日テレ「東京タラレバ娘」、金10TBS「下克上受験」、土9日テレ「スーパーサラリーマン左江内氏」、日9TBS「A LIFE~愛しき人~」、日10日テレ「視覚探偵 日暮旅人」あたり、様子見が日8NHK「おんな城主 直虎」と日9フジテレビ「大貧乏」というところでしょうか。そこまで見られるかどうかはわかりませんが。
2017年01月03日 (火)
今年も自分のボケ防止と記録を兼ねて2016年連続ドラマを振り返ってみます。今までの記事はこちら。なお単発ドラマはほとんど見ていません。帯ドラマも「あさが来た」以外は最初の週しか見てないし。
「2015年のテレビドラマ」(2016年1月3日)
「2014年のテレビドラマ」(2015年1月4日)
「2013年のテレビドラマ」(2014年1月5日)
ランキングサイトの2016年連続ドラマ平均視聴率のランキングは以下の通り。20位以内のドラマで一度も見ていないのは月9だけだけど、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は周りの皆さんの評価が良かったので見よう見ようと思いつつまだ見ていない……。
1.木21テレビ朝日「ドクターX」(21.45%)
2.日21TBS「99.9―刑事専門弁護士―」(17.15%)
3.火22TBS「逃げるは恥だが役に立つ」(14.58%)
4.水22日本テレビ「世界一難しい恋」(12.88%)
5.木21テレビ朝日「スペシャリスト」(12.67%)
6.水22日本テレビ「地味にスゴイ!」(12.37%)
7.水22日本テレビ「家売るオンナ」(11.59%)
8.土21日本テレビ「怪盗 山猫」(10.85%)
9.木21テレビ朝日「グッドパートナー」(10.77%)
10.日21TBS「IQ246」(10.66%)
11.日21TBS「仰げば尊し」(10.58%)
12.金22TBS「砂の塔」(10.18%)
13.木21テレビ朝日「はじめまして、愛しています。」(9.86%)
14.水22フジテレビ「フラジャイル」(9.76%)
15.月21フジテレビ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(9.71%)
16.水22日本テレビ「ヒガンバナ」(9.62%)
17.火22TBS「ダメな私に恋してください」(9.46%)
18.金22TBS「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(9.03%)
19.日21TBS「家族ノカタチ」(8.99%)
20.月21フジテレビ「好きな人がいること」(8.92%)
21.日22日本テレビ「火村英生の推理」(8.84%)
22.月21フジテレビ「ラヴソング」(8.54%)
23.日22日本テレビ「ゆとりですがなにか」(8.41%)
24.土21日本テレビ「THE LAST COP」(8.31%)
25.日22日本テレビ「そして、誰もいなくなった」(8.27%)
26.月21フジテレビ「カインとアベル」(8.23%)
27.火22フジテレビ「僕のヤバイ妻」(8.18%)
28火22フジテレビ「ON」(8.14%)
29.火21フジテレビ「レディ・ダ・ヴィンチの診断」(8.13%)
30.火22TBS「重版出来!」(8.02%)
そして1月2日放映のNHK「新春テレビ放談2017」の視聴者アンケートによるドラマランキングは以下の通り。今気がついたけど上の視聴率ランキングに「相棒」が入ってないなあ。「あさが来た」や「真田丸」も入っていないからもしかすると1クール3ヶ月以上放映期間があるドラマは除外しているのかな?ちなみに「真田丸」の平均視聴率は16.65%、「あさが来た」は23.5%(Wikipediaより)、「相棒」は14.8%(Wikipedia記載の各回視聴率から算出)。視聴率では「Docter-X」、人気では「相棒」とテレビ朝日、鉄板だな。そして「逃げ恥」は視聴率でも人気でも強い。
1.相棒
2.真田丸
3.逃げるは恥だが役に立つ
4.あさが来た
5.Docter-X 外科医・大門未知子
6.家売るオンナ
7.IQ246 〜華麗なる事件簿〜
8.地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子
9.科捜研の女
10.とと姉ちゃん
私の2016年ドラマランキングは以下のとおり。1位は揺るがないけど2位から5位までは微妙(まとめて「ちかえもん」の次に良かったドラマ、みたいな)、そして5位以下は適当です。
1.木20NHK「木曜時代劇 ちかえもん」
2.火22TBS「火曜ドラマ 逃げるは恥だが役に立つ」
3.土21NHK「土曜ドラマ 夏目漱石の妻」
4.日20NHK「大河ドラマ 真田丸」
5.帯8NHK「連続テレビ小説 あさが来た」
5.火22TBS「火曜ドラマ 重版出来!」
5.水22フジテレビ「フラジャイル」
5.土22NHK「土曜ドラマ スニッファー 嗅覚捜査官」
9.土21NHK「土曜ドラマ トットてれび」
10.水22日本テレビ「家売るオンナ」
10.金22TBS「金曜ドラマ 私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」
10.金22TBS「金曜ドラマ わたしを離さないで」
13.火深夜TBS「ドラマイズム ディアスポリス-異邦警察-」
14.木21テレビ朝日「木曜ドラマ はじめまして、愛しています。」
15.日22NHKBSP「プレミアムドラマ 受験のシンデレラ」
16.日21TBS「日曜劇場 99.9―刑事専門弁護士―」
17.木22フジテレビ「ナオミとカナコ」
18.火21フジ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」
19.水22日本テレビ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」
20.木22フジテレビ「木曜劇場 Chef~三ツ星の給食~」
20.金23:15テレビ朝日「金曜ナイトドラマ 家政夫のミタゾノ」
20.金23:15テレビ朝日「金曜ナイトドラマ グ・ラ・メ!~総理の料理番~」
「ちかえもん」、本当に面白かったしいいドラマだったんですよ。現代風なアイテムを盛り込み面白おかしく当時のあれこれを描き、まさに「痛快娯楽時代劇」として面白かったし、最終回、何重構造にもなっている曾根崎心中のリアルと人形浄瑠璃の世界の見せ方と切替が見事でした。主人公が浄瑠璃・歌舞伎の作者(近松門左衛門)という設定のせいか台詞・言葉のセンスもいいし緩急のテンポが色々絶妙。そしてどこまでがリアルでどこまでが作者の妄想なのかがビミョーなのもいい。他の役者さんも勿論いいけど松尾スズキがやっぱりよかった。
「逃げるは恥だが役に立つ」は今さら言うまでもない2016年、一番楽しかったドラマ。しかも楽しいだけじゃなくて、登場人物たちにとって「働く事」は当たり前で働けるなら働くのが当たり前、そして家事労働ももちろんお仕事。契約結婚物というのは少女漫画ではまあある設定だけど、その実ここまで突き詰めて描いたものはなかったんじゃなかろうか。それを原作以上にしっかり描写してなおかつとても微妙で絶妙なラブストーリーの展開と見せ方が本当に面白かった。最後に二人の関係が雇用主と従業員から共同経営責任者になり、そして「家族」になっていく様子の見せ方も良かった。キャストがこれまた良かったけど中でも平匡役の星野源とゆりちゃん役の石田ゆり子、これはこのキャストでないと成功しなかったドラマだと思う。最終回、ゆりちゃんがポジモンに突撃されて返す言葉の正しさと優しさには泣けたよ。ちゃんとした50代女性を描いたという意味でも素敵なドラマだった。
「夏目漱石の妻」は戦う夫婦の物語。今だったら二人ともさっさと離婚しているだろうに、その選択肢が最後の手段だった時代だったとはいえ、とことん「家族」であることに苦しみ、闘い、壊し、そして作り上げていく、その過程のすごさに圧倒されました。ま、一番圧倒されたのはハセヒロ(長谷川博己)の顔芸だったけど(笑)。第3回なんかハセヒロvs尾野真千子vs竹中直人の三竦みだよ。
「真田丸」ね、多分全部の回を見ていたら1位か2位にしていたと思うんだけど。じゃ、なんで全部見られなかったかというと、三谷幸喜の映画監督作品でひどい目にあって不信感があったので、今回は脚本だけだとわかっていてもやはり信じきれなかったというのはある。そして女性描写がなんだかなあと思うことが度々あった事。さらに一番の理由は私が40年来の真田幸村ファンであったことかもしれない。女性陣描写はともかくそれ以外の部分はちゃんとしていて面白いしそれぞれの場面の見せ方にもおおっと思わされたし、史実を知っていても先が気になるドラマでした。だから却って見続けるのがシンドかったというか。今になって思えばやっぱり全部見ときゃ良かったとは思うけど。しかしこの「真田丸」の一番の要は何と言ってもとーちゃん(真田昌幸役、草刈正雄)と洋ちゃん(真田信之役、大泉洋)だったよなあ(しみじみ)。このドラマ、所々に昔の大河オマージュな場面があったけど、ラスト、信繁(堺雅人)の手の六文銭と、信之(大泉洋)の手の六文銭の場面、「黄金の日日」じゃねぇか!とじわっと来ました。
「あさが来た」は「カーネーション」「あまちゃん」以来久しぶりに朝ドラをリアルタイムで見ました。キャラクタが魅力的なのもさることながらドラマの作りがしっかりしていて一つ一つの描写が丁寧なのでちゃんと納得できるし、面白いのに安心して見られる(←この表現もどうかと思うけど)ドラマでした。
「重版出来!」は作品を作る人達だけではなく、編集、営業、経営、書店、読者、他周辺の人々も余す所無く描き、でも物語はとっ散らかる事無く、そして主人公・心(黒木華)も嫌味ではなく、作品に関わる人達の様々な愛があるドラマになっていてよかった。「フラジャイル」は何と言っても"長瀬力"がすごかった(笑)。「スニッファー 嗅覚捜査官」は異常な嗅覚で難事件を解決するだけではなく、その嗅覚が「犯人の物語」も嗅ぎ取ってドラマの展開でちゃんとそれを描写するので物語が広がる感じがしました。そして人の気持ちは読めないけど自分の超・能力で理解しようとしている男・華岡(阿部寛)と、人の気持ちはわかるけど色々いかんともしがたい男・小向(香川照之)の超濃いコンビが思いのほかくどくなくていいコンビでした(笑)。
「家売るオンナ」は会社のランチ仲間には総じて不評だったが、私はバカバカしい"お約束ドラマ"としても三軒家万智(北川景子)のキャラにも結構楽しめました。ラストはかなり意外。千葉雄大の毒舌を吐きつつ表裏を使い分ける要領がいいキャラもよかったです。「わたしを離さないで」は臓器を他者に提供するために生まれ、そして提供する事で死んでいく人々の物語。ドラマとしてはあまり響かなかったんだけど、やがて必ず死ぬのに生きるとはどういう事なのか、この絶望的な世界を描く事が目的ではなく生きるとは何なのか、心とは何なのかを描く事がテーマだとわかっていても、この極端な設定じゃなければ描けなかったのか?とか色々思いました。ま、私なんぞはSF者なのでなんで臓器だけを純粋培養して必要な人に提供できるようになっていないの?とか、サイボーグだって別にいいんじゃね?とか、肉体を必要としない精神生命体への進化の道もあるしなとか、実は提供から逃れた者達の秘密の村があってとか色々余計な事もつい考えたりしました。
「ディアスポリス-異邦警察-」はごちゃごちゃして昔の香港みたいな東京の裏社会っぷりや、あり得ない世界(知らないだけであるのかもしれないけど)をガッツリ描いてこのドラマ世界を確かに存在させているのもなかなか凄いし、強いのか弱いのかよくわからない主人公含め全く訳判らん謎のキャラも魅力的。テーマ曲もかっこよかった。「家政夫のミタゾノ」はお話自体はまあ水戸黄門的でもあるんだけど、それよりも女装している男性である三田園(松岡昌宏)に対して周囲のみんなが何か事情はあるんだろうけどそういう人という感じで(ミタゾノの謎を追求する場面はあったけど)割とプレーンな目で見ているのが結構新鮮でした。「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」はドラマ本編は特にどうということもなかったけどエンディングの出演陣のダンスが良かったので。
さて、2017年冬ドラマの紹介記事は今週中(遅くても来週月曜日までには)完成させます。今年も面白いドラマに出会えますように。
「2015年のテレビドラマ」(2016年1月3日)
「2014年のテレビドラマ」(2015年1月4日)
「2013年のテレビドラマ」(2014年1月5日)
ランキングサイトの2016年連続ドラマ平均視聴率のランキングは以下の通り。20位以内のドラマで一度も見ていないのは月9だけだけど、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は周りの皆さんの評価が良かったので見よう見ようと思いつつまだ見ていない……。
1.木21テレビ朝日「ドクターX」(21.45%)
2.日21TBS「99.9―刑事専門弁護士―」(17.15%)
3.火22TBS「逃げるは恥だが役に立つ」(14.58%)
4.水22日本テレビ「世界一難しい恋」(12.88%)
5.木21テレビ朝日「スペシャリスト」(12.67%)
6.水22日本テレビ「地味にスゴイ!」(12.37%)
7.水22日本テレビ「家売るオンナ」(11.59%)
8.土21日本テレビ「怪盗 山猫」(10.85%)
9.木21テレビ朝日「グッドパートナー」(10.77%)
10.日21TBS「IQ246」(10.66%)
11.日21TBS「仰げば尊し」(10.58%)
12.金22TBS「砂の塔」(10.18%)
13.木21テレビ朝日「はじめまして、愛しています。」(9.86%)
14.水22フジテレビ「フラジャイル」(9.76%)
15.月21フジテレビ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(9.71%)
16.水22日本テレビ「ヒガンバナ」(9.62%)
17.火22TBS「ダメな私に恋してください」(9.46%)
18.金22TBS「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(9.03%)
19.日21TBS「家族ノカタチ」(8.99%)
20.月21フジテレビ「好きな人がいること」(8.92%)
21.日22日本テレビ「火村英生の推理」(8.84%)
22.月21フジテレビ「ラヴソング」(8.54%)
23.日22日本テレビ「ゆとりですがなにか」(8.41%)
24.土21日本テレビ「THE LAST COP」(8.31%)
25.日22日本テレビ「そして、誰もいなくなった」(8.27%)
26.月21フジテレビ「カインとアベル」(8.23%)
27.火22フジテレビ「僕のヤバイ妻」(8.18%)
28火22フジテレビ「ON」(8.14%)
29.火21フジテレビ「レディ・ダ・ヴィンチの診断」(8.13%)
30.火22TBS「重版出来!」(8.02%)
そして1月2日放映のNHK「新春テレビ放談2017」の視聴者アンケートによるドラマランキングは以下の通り。今気がついたけど上の視聴率ランキングに「相棒」が入ってないなあ。「あさが来た」や「真田丸」も入っていないからもしかすると1クール3ヶ月以上放映期間があるドラマは除外しているのかな?ちなみに「真田丸」の平均視聴率は16.65%、「あさが来た」は23.5%(Wikipediaより)、「相棒」は14.8%(Wikipedia記載の各回視聴率から算出)。視聴率では「Docter-X」、人気では「相棒」とテレビ朝日、鉄板だな。そして「逃げ恥」は視聴率でも人気でも強い。
1.相棒
2.真田丸
3.逃げるは恥だが役に立つ
4.あさが来た
5.Docter-X 外科医・大門未知子
6.家売るオンナ
7.IQ246 〜華麗なる事件簿〜
8.地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子
9.科捜研の女
10.とと姉ちゃん
私の2016年ドラマランキングは以下のとおり。1位は揺るがないけど2位から5位までは微妙(まとめて「ちかえもん」の次に良かったドラマ、みたいな)、そして5位以下は適当です。
1.木20NHK「木曜時代劇 ちかえもん」
2.火22TBS「火曜ドラマ 逃げるは恥だが役に立つ」
3.土21NHK「土曜ドラマ 夏目漱石の妻」
4.日20NHK「大河ドラマ 真田丸」
5.帯8NHK「連続テレビ小説 あさが来た」
5.火22TBS「火曜ドラマ 重版出来!」
5.水22フジテレビ「フラジャイル」
5.土22NHK「土曜ドラマ スニッファー 嗅覚捜査官」
9.土21NHK「土曜ドラマ トットてれび」
10.水22日本テレビ「家売るオンナ」
10.金22TBS「金曜ドラマ 私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」
10.金22TBS「金曜ドラマ わたしを離さないで」
13.火深夜TBS「ドラマイズム ディアスポリス-異邦警察-」
14.木21テレビ朝日「木曜ドラマ はじめまして、愛しています。」
15.日22NHKBSP「プレミアムドラマ 受験のシンデレラ」
16.日21TBS「日曜劇場 99.9―刑事専門弁護士―」
17.木22フジテレビ「ナオミとカナコ」
18.火21フジ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」
19.水22日本テレビ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」
20.木22フジテレビ「木曜劇場 Chef~三ツ星の給食~」
20.金23:15テレビ朝日「金曜ナイトドラマ 家政夫のミタゾノ」
20.金23:15テレビ朝日「金曜ナイトドラマ グ・ラ・メ!~総理の料理番~」
「ちかえもん」、本当に面白かったしいいドラマだったんですよ。現代風なアイテムを盛り込み面白おかしく当時のあれこれを描き、まさに「痛快娯楽時代劇」として面白かったし、最終回、何重構造にもなっている曾根崎心中のリアルと人形浄瑠璃の世界の見せ方と切替が見事でした。主人公が浄瑠璃・歌舞伎の作者(近松門左衛門)という設定のせいか台詞・言葉のセンスもいいし緩急のテンポが色々絶妙。そしてどこまでがリアルでどこまでが作者の妄想なのかがビミョーなのもいい。他の役者さんも勿論いいけど松尾スズキがやっぱりよかった。
「逃げるは恥だが役に立つ」は今さら言うまでもない2016年、一番楽しかったドラマ。しかも楽しいだけじゃなくて、登場人物たちにとって「働く事」は当たり前で働けるなら働くのが当たり前、そして家事労働ももちろんお仕事。契約結婚物というのは少女漫画ではまあある設定だけど、その実ここまで突き詰めて描いたものはなかったんじゃなかろうか。それを原作以上にしっかり描写してなおかつとても微妙で絶妙なラブストーリーの展開と見せ方が本当に面白かった。最後に二人の関係が雇用主と従業員から共同経営責任者になり、そして「家族」になっていく様子の見せ方も良かった。キャストがこれまた良かったけど中でも平匡役の星野源とゆりちゃん役の石田ゆり子、これはこのキャストでないと成功しなかったドラマだと思う。最終回、ゆりちゃんがポジモンに突撃されて返す言葉の正しさと優しさには泣けたよ。ちゃんとした50代女性を描いたという意味でも素敵なドラマだった。
「夏目漱石の妻」は戦う夫婦の物語。今だったら二人ともさっさと離婚しているだろうに、その選択肢が最後の手段だった時代だったとはいえ、とことん「家族」であることに苦しみ、闘い、壊し、そして作り上げていく、その過程のすごさに圧倒されました。ま、一番圧倒されたのはハセヒロ(長谷川博己)の顔芸だったけど(笑)。第3回なんかハセヒロvs尾野真千子vs竹中直人の三竦みだよ。
「真田丸」ね、多分全部の回を見ていたら1位か2位にしていたと思うんだけど。じゃ、なんで全部見られなかったかというと、三谷幸喜の映画監督作品でひどい目にあって不信感があったので、今回は脚本だけだとわかっていてもやはり信じきれなかったというのはある。そして女性描写がなんだかなあと思うことが度々あった事。さらに一番の理由は私が40年来の真田幸村ファンであったことかもしれない。女性陣描写はともかくそれ以外の部分はちゃんとしていて面白いしそれぞれの場面の見せ方にもおおっと思わされたし、史実を知っていても先が気になるドラマでした。だから却って見続けるのがシンドかったというか。今になって思えばやっぱり全部見ときゃ良かったとは思うけど。しかしこの「真田丸」の一番の要は何と言ってもとーちゃん(真田昌幸役、草刈正雄)と洋ちゃん(真田信之役、大泉洋)だったよなあ(しみじみ)。このドラマ、所々に昔の大河オマージュな場面があったけど、ラスト、信繁(堺雅人)の手の六文銭と、信之(大泉洋)の手の六文銭の場面、「黄金の日日」じゃねぇか!とじわっと来ました。
「あさが来た」は「カーネーション」「あまちゃん」以来久しぶりに朝ドラをリアルタイムで見ました。キャラクタが魅力的なのもさることながらドラマの作りがしっかりしていて一つ一つの描写が丁寧なのでちゃんと納得できるし、面白いのに安心して見られる(←この表現もどうかと思うけど)ドラマでした。
「重版出来!」は作品を作る人達だけではなく、編集、営業、経営、書店、読者、他周辺の人々も余す所無く描き、でも物語はとっ散らかる事無く、そして主人公・心(黒木華)も嫌味ではなく、作品に関わる人達の様々な愛があるドラマになっていてよかった。「フラジャイル」は何と言っても"長瀬力"がすごかった(笑)。「スニッファー 嗅覚捜査官」は異常な嗅覚で難事件を解決するだけではなく、その嗅覚が「犯人の物語」も嗅ぎ取ってドラマの展開でちゃんとそれを描写するので物語が広がる感じがしました。そして人の気持ちは読めないけど自分の超・能力で理解しようとしている男・華岡(阿部寛)と、人の気持ちはわかるけど色々いかんともしがたい男・小向(香川照之)の超濃いコンビが思いのほかくどくなくていいコンビでした(笑)。
「家売るオンナ」は会社のランチ仲間には総じて不評だったが、私はバカバカしい"お約束ドラマ"としても三軒家万智(北川景子)のキャラにも結構楽しめました。ラストはかなり意外。千葉雄大の毒舌を吐きつつ表裏を使い分ける要領がいいキャラもよかったです。「わたしを離さないで」は臓器を他者に提供するために生まれ、そして提供する事で死んでいく人々の物語。ドラマとしてはあまり響かなかったんだけど、やがて必ず死ぬのに生きるとはどういう事なのか、この絶望的な世界を描く事が目的ではなく生きるとは何なのか、心とは何なのかを描く事がテーマだとわかっていても、この極端な設定じゃなければ描けなかったのか?とか色々思いました。ま、私なんぞはSF者なのでなんで臓器だけを純粋培養して必要な人に提供できるようになっていないの?とか、サイボーグだって別にいいんじゃね?とか、肉体を必要としない精神生命体への進化の道もあるしなとか、実は提供から逃れた者達の秘密の村があってとか色々余計な事もつい考えたりしました。
「ディアスポリス-異邦警察-」はごちゃごちゃして昔の香港みたいな東京の裏社会っぷりや、あり得ない世界(知らないだけであるのかもしれないけど)をガッツリ描いてこのドラマ世界を確かに存在させているのもなかなか凄いし、強いのか弱いのかよくわからない主人公含め全く訳判らん謎のキャラも魅力的。テーマ曲もかっこよかった。「家政夫のミタゾノ」はお話自体はまあ水戸黄門的でもあるんだけど、それよりも女装している男性である三田園(松岡昌宏)に対して周囲のみんなが何か事情はあるんだろうけどそういう人という感じで(ミタゾノの謎を追求する場面はあったけど)割とプレーンな目で見ているのが結構新鮮でした。「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」はドラマ本編は特にどうということもなかったけどエンディングの出演陣のダンスが良かったので。
さて、2017年冬ドラマの紹介記事は今週中(遅くても来週月曜日までには)完成させます。今年も面白いドラマに出会えますように。
2017年01月01日 (日)
あけましておめでとうございます。
旧年中は暖かい応援、励まし、ツッコミ、他おつきあいいただきありがとうございました(←ここまで6年間ずっと同じ。コピペしてます。でも反省はしていない(笑))。去年前半は某ブラック企業か!?というぐらい仕事にふりまわされて残業三昧でしたが、夏に異動して平和な部署でひっそりと仕事ができるようになりました。いやぁ、明るいうちに会社を出て、色々な店がまだ開いているうちに帰れるってなんて素晴らしいんでしょ。やっぱり日本の少子化問題の解決方法は仕事をし過ぎない、だよ(←いきなり大言壮語)。仕事に追われると本当、日常生活に支障が出るだけでなく周りを見る余裕がなくなってくるもんね。ま、だからといって、今まで仕事しすぎたからしばらくちょっとのんびりしてもいいよね!と異動から5ヶ月、ダラダラしすぎてしまったのは否めない……。
でも今年は今までよりもずっと色々時間が取れるようになったので、保留・山積み・中断していた事項に手をつける予定。そんな訳でまずはやり残した掃除と片付けをします(←そこか!?)。
こんな弊ブログですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
旧年中は暖かい応援、励まし、ツッコミ、他おつきあいいただきありがとうございました(←ここまで6年間ずっと同じ。コピペしてます。でも反省はしていない(笑))。去年前半は某ブラック企業か!?というぐらい仕事にふりまわされて残業三昧でしたが、夏に異動して平和な部署でひっそりと仕事ができるようになりました。いやぁ、明るいうちに会社を出て、色々な店がまだ開いているうちに帰れるってなんて素晴らしいんでしょ。やっぱり日本の少子化問題の解決方法は仕事をし過ぎない、だよ(←いきなり大言壮語)。仕事に追われると本当、日常生活に支障が出るだけでなく周りを見る余裕がなくなってくるもんね。ま、だからといって、今まで仕事しすぎたからしばらくちょっとのんびりしてもいいよね!と異動から5ヶ月、ダラダラしすぎてしまったのは否めない……。
でも今年は今までよりもずっと色々時間が取れるようになったので、保留・山積み・中断していた事項に手をつける予定。そんな訳でまずはやり残した掃除と片付けをします(←そこか!?)。
こんな弊ブログですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
| ホーム |