2018年04月29日 (日)
東京ではもうすっかり夏な訳で、毎朝出社して席に着くと息も絶え絶えで汗びっしょりかいているので、「走ってきたんですか?」と言われる今日この頃、でも花見の話。
毎年、1月になると冬眠から覚めた熊のように少しずつ動き出す私。しかし今年の私はいつもとは違う。見た目はまさに冬眠から覚めた熊だが、全然動き出さない。神代植物公園でマンサクが咲いたと聞いても、新宿御苑で蝋梅(ロウバイ)が見ごろと聞いても、浜離宮恩賜庭園で梅が満開間近と聞いても動かない。いつもだったら土日で晴れていたら家を飛び出すのに!
だって寒いんだもーん。だいたい今年の寒さがどれくらいだったかというと、1月にマイフェイバリット映画ベスト5に入る「ルパン三世 カリオストロの城」の映画館での上映があるとわかってチケットを予約したのに、当日あまりにも寒くて外に出られずチケットをふいにしてしまったくらいだ。……わかりにくいか。せっかく大谷翔平が出場する試合のチケットが取れたのにあまりにも寒くて行かなかった、みたいな? ……すみません、スポーツに疎いので適当なことを書いてしまいました。


1月18日。
まだまだ寒い中、今年初花見。神代植物公園の蝋梅(左上)と暖かい温室の中の睡蓮(下)。梅林はまだ全然咲く気配ナッシング。
1月24日。
雪の日の翌日、晴れていたので新宿御苑へ。当然、池も凍っています(左)。10月くらいからずっと咲き続けている十月桜はいつものように咲いているけど(右)、まだ午後3時半なのにもう薄暗くなっている。

2月1日。
外と同じようにポケモンGO世界も雪景色。いつもだったらこの時期は梅を見に神代植物公園か浜離宮恩賜公園の梅林に行くところですが、今年はもう寒くて寒くて休みの日はすっかり引きこもり。

2月18日。
そうはいっても花見情報をチェックしている新宿御苑ブログや神代植物公園twitterアカウントで開花情報が流れると、いづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、春立る霞の空に新宿御苑の関越えん。寒桜は満開間近。

3月2日。
でも今年は寒いのでどの花も咲くのが遅い。いつも2月にはとっくに咲いている新宿御苑の河津桜(右)も3月にはいってからやっと満開、修善寺寒桜(左)はいつもは2月下旬には咲いているのに今年は3月やっと咲き始め。

3月4日。
神代植物公園の梅も遅め。右は一の谷、左は薄色縮緬。

3月11日。
しかし2月まで寒い寒いと言っていたのに、3月に入った途端どんどん暖かくなってあっという間に新宿御苑の修善寺寒桜(左)はもう五分散り、寒桜(右)もかなり散りが進み、河津桜などはほとんど葉桜状態に。


3月17日。
神代植物公園、大寒桜(左上)と東海桜(右上)は満開。ハナモモの”寒白”(下左)と梅の"緋の袴"(下右)も満開。うううむ。だいたい毎年2月から3月末までに河津桜、寒桜、梅、ハナモモ、枝垂れ桜、ソメイヨシノと順々に咲いていくのでゆっくりあちこちで花見ができたのに、今年は寒くて寒くて縮こまっていたら一気に暖かくなって花も一気咲き。開花期間が集中したために年間パスポートを持っているいつもの花見スポットに行くのが関の山。いやいや、ちょっとこちらの都合も考えてくださいよ。


新宿御苑の高遠小彼岸(上左右)、満開間近。新宿御苑のハクモクレン(中左右)、満開。十月桜(下左)はいつも通り、枝垂れ桜(下右)は五分咲きくらい。そしてむやみやたらと暖かい日が続いたために3月17日に東京では桜(ソメイヨシノ)の開花宣言。今年は桜のジェットコースターだよ。

3月24日。
新宿御苑の桜。千駄ヶ谷門近くにあるこの木に名札が見当たらなくて、確か「陽光」だよなあ?でも冬のお手入れの時に名札をつけ忘れちゃったのか?と思っていたら。新宿門近くのこの木のそばに立て札があり、「品種名:ヨウコウ(陽光)とされていましたが、近年の調査でヨウコウとしての形質が出ていないことが分かりました。そのため品種名はありません。」と。えーーーっ!

新宿御苑のソメイヨシノは八分咲きくらいな感じ。

そしてこの日、帯広から上京していた母とお昼頃に銀座の伊東屋で会う約束をしていたのだが、その前にちょいと花見と思っていたら母からまだかまだかという電話、もう、新宿御苑を千駄ヶ谷門から新宿門まで突っ走りながら花見ですよ。↑地図の真ん中の薄い緑色のラインが走った形跡(笑)。

3月25日。
前日に母と東京ステーションホテルに宿泊、母は13時過ぎの飛行機で帰るというのでその前に浜離宮恩賜庭園で花見。東京ステーションホテルからだとちょっとだけ歩けばすぐ皇居東御苑があり今が満開の色々な桜を見られるからと誘ってみたんだけど、「飛行機の時間に間に合わなくなるから」と拒否、朝7時の時点で。いやいや、電車は次から次とくるから絶対間に合うからと言っても拒否するので、じゃあ浜離宮恩賜庭園なら羽田までの途中にあるからとやっと了承。母も桜好きなのに間に合わないかもしれない可能性があるときっぱり諦めちゃうんだよなあ。
まあそんなわけで浜離宮恩師庭園に着いたのに入り口近くの桜だけ見てすぐ羽田ですよ。いやいや、まだ時間あるから!羽田、すぐ近くだから!つうても「No Thank you」でした……。


羽田空港で母を見送ったあとはその足で神代植物公園へGO! せっかくの桜の季節なのに見たりないよ!私は桜の中でも神代曙が特に好きなので、満開に間に合ってよかったー。



神代植物公園の枝垂れ桜(上)、ソメイヨシノ(中)、ハクモクレン(下)。

3月26日、会社の近所のお寺の大島桜、満開。参道に並ぶ各種出店の匂いが刺激的。でも仕事に戻らなくちゃならない(泣)。


なんせ年度末の最終週なので残業続きでなかなか桜も見られないけど、一目だけでもと夜は千鳥ヶ淵へ。日本武道館前、靖国神社、千鳥ヶ淵、満開。しかし千鳥ヶ淵緑道手前のいい感じのフォトスポット(左上)を警備員の人が仕切っていて、30分待ちくらいの行列、そして千鳥ヶ淵のライトアップは22時まで。うすらぼんやりと花見客に揉まれながら緑道を歩いてたら、いきなりボワッとライトアップの明かりが消えて真っ暗に。暗くなった瞬間は周りからおおっという声が上がったけど、暗くなると話し声も少なくなってひっそり……。


3月27日、忙しくて花見に行けないといっても桜は待ってくれない。そんなわけで無理やり午前休をとって新宿御苑へ。大島桜(上)、いつもの十月桜(中左)、高遠小彼岸(中右)、横浜緋桜(下左)、ソメイヨシノ(下右)。



3月28日、仕事は忙しいけど人間ドックの再々検査のため「検査なんですみませーーーん」といいつつ午後会社を抜け出してまた新宿御苑へ。ソメイヨシノ(上)、八重桜の"白妙"(中左)と"小汐山"(中右)、そして大島桜(下)。いつもだったら八重桜は4月中旬くらいなんだけどさー。そして仕事が忙しいので病院で検査が終わったらまた会社に戻ってお仕事(泣)。

3月29日、昼飯時に同僚たちと近所のお寺の桜を見に。左はソメイヨシノ、右は八重紅枝垂れ。他のみんなは出店でりんご飴やら人形焼っぽいのやら買っていました。


3月31日、今年はソメイヨシノの花吹雪には間に合わなかったかなと思ったけど、なんとかギリギリで間に合って花吹雪三昧を満喫。ソメイヨシノ(上左)、八重紅枝垂桜(上右)、長州緋桜(下)。

4月1日、日曜日は浜離宮恩師庭園へ。ソメイヨシノはもう五分散り(左)、長州緋桜は満開(右)。



4月に入ると仕事もひと段落ついたので4日に休みを取って新宿御苑へ。八重桜の"市原虎の尾"、七分咲き(上左)、八重桜の"関山"、七分咲き(上右)、大島桜(中左)、緑色の八重桜"鬱金"、満開(中右)、八重紅枝垂と八重桜"一葉"、満開(下左)、緑色の八重桜"御衣黄"、満開(下右)。


新宿御苑の次に、浜離宮恩賜庭園にいくか小石川植物園に行くかまた神代植物公園に行くかはたあた新しい公園を開拓するか迷って、結局皇居東御苑へ。八重桜の"千里香"、満開(上左)、緑色の八重桜、"鬱金"、満開(上右)、緑色の八重桜、"御衣黄"、かなり満開(中)、"薄毛山桜"、たぶん満開(下左)、そして八重枝垂れ桜(下右)。



4月8日、桜の見納めかなと思いつつ神代植物公園へ。いつもだったら4月下旬なんだけどなー。八重桜の"松月"、満開(上左)、八重桜の"福禄寿"、満開(上右)、八重桜の"江戸"、満開(中左)、八重桜の"一葉"、満開(中右)。普通の桜だとあまり気がつかないんだけど八重桜は花びらが多いせいか満開を過ぎるとちょっと疲れた感じになります。下の写真はハナモモの"菊桃"(下左)と花蘇芳(下右)。
これで今年の春の桜の花見はおしまい。5月の連休の時に薔薇を見に神代植物公園の薔薇園にも行きましたが、まあ薔薇の開花もやっぱり早くて、5月初めなのにあらかた満開になっていました。こんなことだと今年の夏の暑さは一体どうなるんじゃー。
[おまけ]

これは今年1月から3月までのの東京の日中平均気温と日中平均気温の平年値のグラフ。1日のうちでも寒い時(最低気温)もあれば暖かい時(最高気温)もあるけど全部のせグラフで見てみたらゴチャゴチャしていたので、もう単純に1日の平均気温と今までの平均気温(1981年〜2110年)のグラフにしてみました。赤い線が平年値ね。そんで私が花見に飛び回り始める1月下旬の気温が低い。トシのせいで外出が億劫になっているのかしら??とか思ったけど、やっぱり寒かったんだよ! そして2月下旬から3月にかけて「まだ2月だよね??」というくらい暖かい日が続いて桜がどんどん開花してっちゃって。
東京の桜(ソメイヨシノ)の開花日が「平年より9日早く、昨年より4日早く、1953年以来3番目に早い開花」(tenki.jp)って言ってるし、満開日も「1953年の統計開始以来、3位の早さ」(tenki.jp)って言っているから、地球温暖化も着々と進んでんだなと思ってここ30年の開花日と満開日を表にしてみたら。んー、確かに30年前よりは微かに桜の開花期間が早くなっていなくもないけど、大騒ぎするほどでもなかった?まあ多分100年単位では確実に暑くなっているんだろうけど(●は開花宣言の日、●は満開宣言の日)。

毎年、1月になると冬眠から覚めた熊のように少しずつ動き出す私。しかし今年の私はいつもとは違う。見た目はまさに冬眠から覚めた熊だが、全然動き出さない。神代植物公園でマンサクが咲いたと聞いても、新宿御苑で蝋梅(ロウバイ)が見ごろと聞いても、浜離宮恩賜庭園で梅が満開間近と聞いても動かない。いつもだったら土日で晴れていたら家を飛び出すのに!
だって寒いんだもーん。だいたい今年の寒さがどれくらいだったかというと、1月にマイフェイバリット映画ベスト5に入る「ルパン三世 カリオストロの城」の映画館での上映があるとわかってチケットを予約したのに、当日あまりにも寒くて外に出られずチケットをふいにしてしまったくらいだ。……わかりにくいか。せっかく大谷翔平が出場する試合のチケットが取れたのにあまりにも寒くて行かなかった、みたいな? ……すみません、スポーツに疎いので適当なことを書いてしまいました。




1月18日。
まだまだ寒い中、今年初花見。神代植物公園の蝋梅(左上)と暖かい温室の中の睡蓮(下)。梅林はまだ全然咲く気配ナッシング。


1月24日。
雪の日の翌日、晴れていたので新宿御苑へ。当然、池も凍っています(左)。10月くらいからずっと咲き続けている十月桜はいつものように咲いているけど(右)、まだ午後3時半なのにもう薄暗くなっている。

2月1日。
外と同じようにポケモンGO世界も雪景色。いつもだったらこの時期は梅を見に神代植物公園か浜離宮恩賜公園の梅林に行くところですが、今年はもう寒くて寒くて休みの日はすっかり引きこもり。


2月18日。
そうはいっても花見情報をチェックしている新宿御苑ブログや神代植物公園twitterアカウントで開花情報が流れると、いづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、春立る霞の空に新宿御苑の関越えん。寒桜は満開間近。


3月2日。
でも今年は寒いのでどの花も咲くのが遅い。いつも2月にはとっくに咲いている新宿御苑の河津桜(右)も3月にはいってからやっと満開、修善寺寒桜(左)はいつもは2月下旬には咲いているのに今年は3月やっと咲き始め。


3月4日。
神代植物公園の梅も遅め。右は一の谷、左は薄色縮緬。


3月11日。
しかし2月まで寒い寒いと言っていたのに、3月に入った途端どんどん暖かくなってあっという間に新宿御苑の修善寺寒桜(左)はもう五分散り、寒桜(右)もかなり散りが進み、河津桜などはほとんど葉桜状態に。




3月17日。
神代植物公園、大寒桜(左上)と東海桜(右上)は満開。ハナモモの”寒白”(下左)と梅の"緋の袴"(下右)も満開。うううむ。だいたい毎年2月から3月末までに河津桜、寒桜、梅、ハナモモ、枝垂れ桜、ソメイヨシノと順々に咲いていくのでゆっくりあちこちで花見ができたのに、今年は寒くて寒くて縮こまっていたら一気に暖かくなって花も一気咲き。開花期間が集中したために年間パスポートを持っているいつもの花見スポットに行くのが関の山。いやいや、ちょっとこちらの都合も考えてくださいよ。






新宿御苑の高遠小彼岸(上左右)、満開間近。新宿御苑のハクモクレン(中左右)、満開。十月桜(下左)はいつも通り、枝垂れ桜(下右)は五分咲きくらい。そしてむやみやたらと暖かい日が続いたために3月17日に東京では桜(ソメイヨシノ)の開花宣言。今年は桜のジェットコースターだよ。


3月24日。
新宿御苑の桜。千駄ヶ谷門近くにあるこの木に名札が見当たらなくて、確か「陽光」だよなあ?でも冬のお手入れの時に名札をつけ忘れちゃったのか?と思っていたら。新宿門近くのこの木のそばに立て札があり、「品種名:ヨウコウ(陽光)とされていましたが、近年の調査でヨウコウとしての形質が出ていないことが分かりました。そのため品種名はありません。」と。えーーーっ!


新宿御苑のソメイヨシノは八分咲きくらいな感じ。

そしてこの日、帯広から上京していた母とお昼頃に銀座の伊東屋で会う約束をしていたのだが、その前にちょいと花見と思っていたら母からまだかまだかという電話、もう、新宿御苑を千駄ヶ谷門から新宿門まで突っ走りながら花見ですよ。↑地図の真ん中の薄い緑色のラインが走った形跡(笑)。


3月25日。
前日に母と東京ステーションホテルに宿泊、母は13時過ぎの飛行機で帰るというのでその前に浜離宮恩賜庭園で花見。東京ステーションホテルからだとちょっとだけ歩けばすぐ皇居東御苑があり今が満開の色々な桜を見られるからと誘ってみたんだけど、「飛行機の時間に間に合わなくなるから」と拒否、朝7時の時点で。いやいや、電車は次から次とくるから絶対間に合うからと言っても拒否するので、じゃあ浜離宮恩賜庭園なら羽田までの途中にあるからとやっと了承。母も桜好きなのに間に合わないかもしれない可能性があるときっぱり諦めちゃうんだよなあ。
まあそんなわけで浜離宮恩師庭園に着いたのに入り口近くの桜だけ見てすぐ羽田ですよ。いやいや、まだ時間あるから!羽田、すぐ近くだから!つうても「No Thank you」でした……。




羽田空港で母を見送ったあとはその足で神代植物公園へGO! せっかくの桜の季節なのに見たりないよ!私は桜の中でも神代曙が特に好きなので、満開に間に合ってよかったー。






神代植物公園の枝垂れ桜(上)、ソメイヨシノ(中)、ハクモクレン(下)。


3月26日、会社の近所のお寺の大島桜、満開。参道に並ぶ各種出店の匂いが刺激的。でも仕事に戻らなくちゃならない(泣)。




なんせ年度末の最終週なので残業続きでなかなか桜も見られないけど、一目だけでもと夜は千鳥ヶ淵へ。日本武道館前、靖国神社、千鳥ヶ淵、満開。しかし千鳥ヶ淵緑道手前のいい感じのフォトスポット(左上)を警備員の人が仕切っていて、30分待ちくらいの行列、そして千鳥ヶ淵のライトアップは22時まで。うすらぼんやりと花見客に揉まれながら緑道を歩いてたら、いきなりボワッとライトアップの明かりが消えて真っ暗に。暗くなった瞬間は周りからおおっという声が上がったけど、暗くなると話し声も少なくなってひっそり……。






3月27日、忙しくて花見に行けないといっても桜は待ってくれない。そんなわけで無理やり午前休をとって新宿御苑へ。大島桜(上)、いつもの十月桜(中左)、高遠小彼岸(中右)、横浜緋桜(下左)、ソメイヨシノ(下右)。






3月28日、仕事は忙しいけど人間ドックの再々検査のため「検査なんですみませーーーん」といいつつ午後会社を抜け出してまた新宿御苑へ。ソメイヨシノ(上)、八重桜の"白妙"(中左)と"小汐山"(中右)、そして大島桜(下)。いつもだったら八重桜は4月中旬くらいなんだけどさー。そして仕事が忙しいので病院で検査が終わったらまた会社に戻ってお仕事(泣)。


3月29日、昼飯時に同僚たちと近所のお寺の桜を見に。左はソメイヨシノ、右は八重紅枝垂れ。他のみんなは出店でりんご飴やら人形焼っぽいのやら買っていました。




3月31日、今年はソメイヨシノの花吹雪には間に合わなかったかなと思ったけど、なんとかギリギリで間に合って花吹雪三昧を満喫。ソメイヨシノ(上左)、八重紅枝垂桜(上右)、長州緋桜(下)。


4月1日、日曜日は浜離宮恩師庭園へ。ソメイヨシノはもう五分散り(左)、長州緋桜は満開(右)。






4月に入ると仕事もひと段落ついたので4日に休みを取って新宿御苑へ。八重桜の"市原虎の尾"、七分咲き(上左)、八重桜の"関山"、七分咲き(上右)、大島桜(中左)、緑色の八重桜"鬱金"、満開(中右)、八重紅枝垂と八重桜"一葉"、満開(下左)、緑色の八重桜"御衣黄"、満開(下右)。






新宿御苑の次に、浜離宮恩賜庭園にいくか小石川植物園に行くかまた神代植物公園に行くかはたあた新しい公園を開拓するか迷って、結局皇居東御苑へ。八重桜の"千里香"、満開(上左)、緑色の八重桜、"鬱金"、満開(上右)、緑色の八重桜、"御衣黄"、かなり満開(中)、"薄毛山桜"、たぶん満開(下左)、そして八重枝垂れ桜(下右)。






4月8日、桜の見納めかなと思いつつ神代植物公園へ。いつもだったら4月下旬なんだけどなー。八重桜の"松月"、満開(上左)、八重桜の"福禄寿"、満開(上右)、八重桜の"江戸"、満開(中左)、八重桜の"一葉"、満開(中右)。普通の桜だとあまり気がつかないんだけど八重桜は花びらが多いせいか満開を過ぎるとちょっと疲れた感じになります。下の写真はハナモモの"菊桃"(下左)と花蘇芳(下右)。
これで今年の春の桜の花見はおしまい。5月の連休の時に薔薇を見に神代植物公園の薔薇園にも行きましたが、まあ薔薇の開花もやっぱり早くて、5月初めなのにあらかた満開になっていました。こんなことだと今年の夏の暑さは一体どうなるんじゃー。
[おまけ]

これは今年1月から3月までのの東京の日中平均気温と日中平均気温の平年値のグラフ。1日のうちでも寒い時(最低気温)もあれば暖かい時(最高気温)もあるけど全部のせグラフで見てみたらゴチャゴチャしていたので、もう単純に1日の平均気温と今までの平均気温(1981年〜2110年)のグラフにしてみました。赤い線が平年値ね。そんで私が花見に飛び回り始める1月下旬の気温が低い。トシのせいで外出が億劫になっているのかしら??とか思ったけど、やっぱり寒かったんだよ! そして2月下旬から3月にかけて「まだ2月だよね??」というくらい暖かい日が続いて桜がどんどん開花してっちゃって。
東京の桜(ソメイヨシノ)の開花日が「平年より9日早く、昨年より4日早く、1953年以来3番目に早い開花」(tenki.jp)って言ってるし、満開日も「1953年の統計開始以来、3位の早さ」(tenki.jp)って言っているから、地球温暖化も着々と進んでんだなと思ってここ30年の開花日と満開日を表にしてみたら。んー、確かに30年前よりは微かに桜の開花期間が早くなっていなくもないけど、大騒ぎするほどでもなかった?まあ多分100年単位では確実に暑くなっているんだろうけど(●は開花宣言の日、●は満開宣言の日)。

2018年04月11日 (水)
今期の朝ドラはまだ見ていません。録画はしてあるんだけど。そして今回の中身は今期の朝ドラとはなんの関係もないです。
前にも書いたような気がするが、私はもう相当なトシなのに父方の遺伝で頭髪には白髪がない。同僚や友人には羨ましがられるが、いい歳したババァの髪が真っ黒というのはヘアカラーの選択に失敗したか、自分は若い気でいる痛いババァのようでそんなにうらやましくはない。父親は70歳くらいまで頭髪が黒々としていたので一度髪を染めているのか?と聞いたことがあるが、昭和ヒトケタのオシャレに全く興味のないオヤジが髪を染めたりするわけはないのだった。その時は完全に他人事だったのだが、いざ自分がごま塩、白髪、ハゲが当たり前の年代になってくると、その中にあって黒々とした髪はかなりビミョーである(←決して自慢ではない)。
さてそんな私も去年の秋頃に頭に白髪があるのを発見! やっと私にも白髪がキターーーッとその1本を引っこ抜いたのだが、これが半分、白い。長さは30cmくらいあっただろうか。その半分くらいまでが白髪だった。そりゃそうだ、私だってそういうお年頃だし、と思って見てみたらなんか変。普通私ぐらいのトシのおばさんの髪の毛の半分が白くなっていたら、毛先が黒で毛根近くが白くなっているものだが、私が抜いた髪はその反対だった。毛根から半分くらいまでが黒くてその先が毛先まで白かったのだ。
どういうことかというと。私は1年半前まで人事部門で仕事をしていたのだが、これが非常にハードな部署で朝早く会社に行って夜中に帰ってくるという毎日を過ごして、土日はほぼ使い物にならない廃人状態だった。それで部長になんとかしてくれと強く訴えた結果、この部署から今まで全く経験したことがない営業事務方面の部署に異動になったのである。今の部署は外国に来てしまったかのようにわからない事だらけだが(なんかさー、理屈で動いてないというか、一匹狼や職人さんたちで成り立っていて、業務の標準化ができそうにないっつーか。しかも業務マニュアルがほとんどない)、年度末・半期末でなければ定時出社定時退社が可能な非常に平和な部署で仕事をしている。
つまり、遺伝的に白髪になりにくい私でも白髪になるくらいハードな部署から今の平和な部署に移ったことで、どうやら白髪から黒髪に戻って来たみたいなのだった。ちょうどこの頃、前の部署で一番大変だった時にずっと一緒に仕事をして来たY岡さんが今年の3月で会社を辞めるという話を聞いてびっくりしたのだが、この半分白い髪の話をしたら、「私も会社を辞めたら少しは白髪が減るかなあ」と言っていたんですよ。Y岡さんも今年50歳、そりゃ白髪があってもおかしくないおトシだけど、かつてミス弊社にも選ばれたことがありオシャレで非常にセンスがよくババァっぽさなど微塵もなく、髪を染めていたことすら思い浮かばないような美女なのにやっぱり白髪が本当にひどかったらしい。
この3月で退職して4月から自分の趣味を生かした仕事に就くため学校に通い始めたY岡さん、周りは若い人が多いそうだけどきっと私同様に人間らしい生活を取り戻していることと思う。でもY岡さんに「白髪が減るかなあ」と言われた時に「大丈夫、今の仕事から抜けたらマシになると思うよ」と答えたけど、ごめん、Y岡さん。私の髪が戻ったのは多分遺伝の力が大きいと思うの。だから普通の人が以前のような髪になるかどうかはちょっと怪しいかも。
前にも書いたような気がするが、私はもう相当なトシなのに父方の遺伝で頭髪には白髪がない。同僚や友人には羨ましがられるが、いい歳したババァの髪が真っ黒というのはヘアカラーの選択に失敗したか、自分は若い気でいる痛いババァのようでそんなにうらやましくはない。父親は70歳くらいまで頭髪が黒々としていたので一度髪を染めているのか?と聞いたことがあるが、昭和ヒトケタのオシャレに全く興味のないオヤジが髪を染めたりするわけはないのだった。その時は完全に他人事だったのだが、いざ自分がごま塩、白髪、ハゲが当たり前の年代になってくると、その中にあって黒々とした髪はかなりビミョーである(←決して自慢ではない)。
さてそんな私も去年の秋頃に頭に白髪があるのを発見! やっと私にも白髪がキターーーッとその1本を引っこ抜いたのだが、これが半分、白い。長さは30cmくらいあっただろうか。その半分くらいまでが白髪だった。そりゃそうだ、私だってそういうお年頃だし、と思って見てみたらなんか変。普通私ぐらいのトシのおばさんの髪の毛の半分が白くなっていたら、毛先が黒で毛根近くが白くなっているものだが、私が抜いた髪はその反対だった。毛根から半分くらいまでが黒くてその先が毛先まで白かったのだ。
どういうことかというと。私は1年半前まで人事部門で仕事をしていたのだが、これが非常にハードな部署で朝早く会社に行って夜中に帰ってくるという毎日を過ごして、土日はほぼ使い物にならない廃人状態だった。それで部長になんとかしてくれと強く訴えた結果、この部署から今まで全く経験したことがない営業事務方面の部署に異動になったのである。今の部署は外国に来てしまったかのようにわからない事だらけだが(なんかさー、理屈で動いてないというか、一匹狼や職人さんたちで成り立っていて、業務の標準化ができそうにないっつーか。しかも業務マニュアルがほとんどない)、年度末・半期末でなければ定時出社定時退社が可能な非常に平和な部署で仕事をしている。
つまり、遺伝的に白髪になりにくい私でも白髪になるくらいハードな部署から今の平和な部署に移ったことで、どうやら白髪から黒髪に戻って来たみたいなのだった。ちょうどこの頃、前の部署で一番大変だった時にずっと一緒に仕事をして来たY岡さんが今年の3月で会社を辞めるという話を聞いてびっくりしたのだが、この半分白い髪の話をしたら、「私も会社を辞めたら少しは白髪が減るかなあ」と言っていたんですよ。Y岡さんも今年50歳、そりゃ白髪があってもおかしくないおトシだけど、かつてミス弊社にも選ばれたことがありオシャレで非常にセンスがよくババァっぽさなど微塵もなく、髪を染めていたことすら思い浮かばないような美女なのにやっぱり白髪が本当にひどかったらしい。
この3月で退職して4月から自分の趣味を生かした仕事に就くため学校に通い始めたY岡さん、周りは若い人が多いそうだけどきっと私同様に人間らしい生活を取り戻していることと思う。でもY岡さんに「白髪が減るかなあ」と言われた時に「大丈夫、今の仕事から抜けたらマシになると思うよ」と答えたけど、ごめん、Y岡さん。私の髪が戻ったのは多分遺伝の力が大きいと思うの。だから普通の人が以前のような髪になるかどうかはちょっと怪しいかも。
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