2018年05月29日 (火)

今年の4月期ドラマもそろそろ終盤を迎えつつある今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。そしてなんという事のない淡々とした日常生活を送りながらも、7月期ドラマ「ハゲタカ」のせいで心情的には怒涛の嵐な私でございます(笑)。ドラマが終わってから書こうと思ったんだけど、最近は終わったらスパッと忘れちゃうので今のうちに4月ドラマの感想をまとめて書いておきます。
◆月曜21・フジテレビ「コンフィデンスマンJP」
始まる前は古沢良太脚本という事で期待していたんですですが、毎週見てはいるもののなんか何もかも漫画的すぎて今ひとつ乗り切れません。でもお芝居が非常に苦手なのではと思っていた(←非常に遠回しな表現)東出昌大が、このままいくともしかすると30年後には岸部一徳系になるかもとは思いました。
◆月曜22・テレビ東京「ドラマBiz ヘッドハンター」
「ハゲタカ」の林宏司さん脚本なのでもちろん見ています。でもそれは別にして、面白いです。転職でも「ヘッドハント」に絞るとピンポイントすぎるような気もしたけど、そんなこと全くなく。毎回今度はこう来たかという展開で転職する人々の仕事をすることに対する思いだけでなく生き方が丸裸にされていく。それと同時に謎の男・黒澤の転職者への向き合い方、どう転職させるかを描くことで黒澤のキャラクタも描き出し、そして過去も少しずつ露わになってゆく。この間の第6回、第7回は黒澤の過去が「ハゲタカ」濃度高すぎで私的にはウハウハでしたが(笑)、でも、来週の第8回でもう最終回とは何故だ!?
◆火曜21・フジテレビ「シグナル 長期未解決事件捜査班」
韓国ドラマのリメイク物かー、でも設定は面白い鴨と思っていたけど実際に面白いです。時系列がわかりにくいとか、刑事たちの行動はどうなのとか、北村一輝のお芝居がワンパターンじゃね?とか、色々ツッコミどころがあるんだけど、ぐいぐい引き込まれて続きが気になるドラマです。
◆火曜22・TBS「火曜ドラマ 花のち晴れ~花男 Next Season~」
あの「花より男子」の10年後のドラマで登場人物は世代交代済みとのことですが、まあ花男の続編ならそりゃ見ますよ。……第1回でリタイア決定。びっくりするほどチャチだった(少なくとも第1回は)。主演の皆さんのお芝居はともかく、華がなさすぎなのも確かだと思う。C5が集まって密談をしていても学校の体育館の裏側でダベっているる不良とあんまり変わらない感じ。でもそれよりも問題なのは場面場面の説得力が全くない事と、描写されていることはいじめでしかないことだ。「お金持ち感」を漫画的に描写しているつもりなんだろうけど、却って「貧乏感」がにじみ出ていて哀しい。そして学校ヒエラルキーの中で格差と差別があるのは事実だろうけど、あのドラマの中で、あの第1回で描かれていたのはただのいじめ。いじめ物だとしてもそこから何かが起きそうな予感とか、主人公に秘めたる何かあってそれは見たいとか、いじめている側にも何か物語があるかも?とか、プラスアルファの何かが描かれていれば違ったんだろうけど、そんなのは全くなかった。これはないわーとチャンネル変えようかと思ったけど、最後まで見ないと文句は言えないしなと最後まで視聴。やっぱりもう見なくてよかったです。
◆水曜22・日本テレビ「正義のセ」
録画して何となく見てたんですが、別に録画したものを休みの日にわざわざ見なくてもいいかと、最近では時間があればリアルタイム視聴。今までリアルタイム視聴するドラマって面白くて今見たいから!だったのになー。なお先週の第7回はなんかダラダラしててつまらなかったです。
◆木曜21・テレビ朝日「木曜ドラマ 未解決の女 警視庁文書捜査官」
「文字から事件を解決」って面白そう、主演も波瑠だし、と思ったけど色々微妙、でも継続視聴しています。あの熱血キャラの波瑠にもう少し落ち着きがほしいけど(笑)それは置いておいて。沢村一樹とか漫画みたいだけどそれも置いておいて。毎回毎回あの階段を上り降りするのは大変だとというのも置いておいて。解決すべき事件の描写が非常に雑な時があるのも置いておいて(先週の病院の話とか、ほんと、雑)。鈴木京香のキャラが周りから言われているほどには偏屈に見えないし、何よりも「文字から事件を解決」部分はもっと丁寧にもっと魅力的に見せてほしい。なんか色々説明的過ぎ。原作ではどうなっているのか知らないけれど、あの鈴木京香のキャラはもっと「安楽椅子探偵」(現場に赴くことなく、あるいは部屋から出ることなく純粋に推理だけで事件を解決する探偵のこと)ぶりを徹底した方が、「文字の神様が降りてきた」感が出てよかったのでは。
◆木曜22・フジテレビ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」
これなー。今どき「巌窟王」をドラマ化?しかも舞台は現代って、と斜めに見ていたんですが意外とイケる(笑)。ま、顔を整形したわけでもないのになんで皆気がつかないんだ!?という超基本的なツッコミどころはあるけど(私だったら顔は絶対気がつかなくても声で気がつく鴨と思うけど)視聴者としては正面から描く復讐物を待っていたのかも。でもファンの皆様には本当に申し訳ないけど、おディーン様ってあんまりお芝居は(略)。
◆金曜20・テレビ東京「金曜8時のドラマ 執事 西園寺の名推理」
八千草薫の「お嬢様」な奥様と訳アリな感じのパーフェクト執事・上川隆也のゆったり事件簿。休みの日にのんびり見ているけど、見逃してしまっても全然OK。でも百合子様は金田一耕助並みに殺人現場に遭遇するよなー。

◆金曜20・NHKBSP「BS時代劇 鳴門秘帖」
昔、田村正和主演でドラマ化された吉川英治原作の時代劇、今回の主演は山本耕史。ちょっとホームページのトップ画像、田村正和を意識してやしませんか? 第1回は録画し忘れたので第2回を視聴。時代劇なんだから原作が昔のものでも関係ないだろうと思っていたけど、やっぱりなんか昔っぽいドラマになっているのねぇ。なんだろ、大昔の脚本をそのまま使っているのかしら?しかし幼馴染の恋人(みたいな?)を10年待たせるって、江戸時代の10年って今の10年と全然違うのに待たさせすぎだよと思ったり。
◆金曜22・TBS「金曜ドラマ あなたには帰る家がある」
TBS金曜ドラマは数々の名作を生みだしている枠、今年1月期も「アンナチュラル」が素晴らしかったし、去年10月期の「コウノドリ」もよかったし、去年7月期の「ハロー張りネズミ」も悪くなかったし、とやっぱり期待してましたが、第1回でリタイア。ベタな、ベタベタな恋愛ものはパス。平成の金妻というのがキャッチコピーだったみたいですが、最近は木村多江の怪演が話題らしく、もしかしてリタイアしたのは早まったか!?(笑)
◆金曜22・NHK総合「ドラマ10 デイジー・ラック」
録画してあるのにまだ見ていません。
◆金曜23:15・テレビ朝日「金曜ナイトドラマ 家政夫のミタゾノ」
これも時間があるときに見てますが、この間はオープニングから島茂子(城島茂)が熱唱でしたよ。
◆金曜深夜・テレビ東京「ドラマ24 孤独のグルメ Season7」
まあ別に意気込んでみなくてもOKなので、超気が向いた時だけ見ます。でも今期はなかなか気が向かない。
◆金曜深夜・テレビ東京「ドラマ25 宮本から君へ」
第1回でリタイア。なんか暴力物よりも、若さゆえの痛さがミシミシと来るドラマはしんどいです。
◆土曜20:15・NHK総合「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」
土曜日のNHKのドラマといえばドラマ「ハゲタカ」を生み出した「土曜ドラマ」、かと思いきやどこにも「土曜ドラマ」とは銘打っていなかった……。CMがじゃんじゃん入っている民放のドラマもカウントしてみれば実質30分なのかもしれないけれど、やっぱりドラマ本編30分は短い。学校の問題は色々本当に難しいのに短すぎでは。最終回での問題も一体どう解決するんだろうと思ったけど、最大限現実に近づけた妥当な解決だったのかもしれない。まあ何よりもすごいのは、芸歴=ほぼ年齢みたいなものなのにあの初々しさを出せる神木隆之介である。
◆土曜22・日本テレ「新土曜ドラマ Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」
第1回でリタイア。新人研修からあんな過激なことをしたらヘタすると訴訟沙汰になるのでは?「人事の悪魔」とつけるならもう少し法の網を潜り抜けてギリギリの悪をスカッと描いて欲しい。

◆土曜深夜・テレビ朝日「土曜ナイトドラマ おっさんずラブ」
噂の「おっさんずラブ」ですよ。私は第2回以外は全部録画済みなんですがまだ全く見ていません。なのに会社でも友人たちの間でも、(腐女子でも何でもないのに)見ている人が非常に多いのはどうしたことだろうか。同僚T田なんかは第1回を見た直後から「乙女な吉田剛太郎がいいのよ」とわざわざ私のところに報告にやってくるし、ハゲタカ廃人仲間のMさんなんかはランチの時に同僚とドラマの話をしていたら、そんなにも親しいわけでも無い同僚にいきなり「「おっさんずラブ」、見てますよね」と話しかけられたそうだ。そしてあろうことか毎日新聞なんか夕刊の1面に特集記事が載ってたりして、びっくり。それで録画し忘れた第2回は飛ばして第1回から録画分を見ようと思ったら、クールビューティな派遣のSさんに「吉田剛太郎と林遣都のバトルがある第2回は飛ばさずにぜひ見てくださいっ!」と言われて結局まだ見ていません(笑)。
◆日曜21・TBS「日曜劇場 ブラックペアン」
このドラマ、一体だれが主人公なんだろう?まあ物語が面白ければ誰が主人公でもいいですが。視聴者が一番入り込みやすいであろうキャラは竹内涼真、一番感情の動きと行動範囲(とキャラのブレw)が大きいのが小泉孝太郎、そして何考えているんだかわからないけど手術中のとんでもないトラブルの時に必ず登場して必ず解決するのが二宮和也。お話は毎回毎回死にそうな患者にスナイプだのダーウィンだのカエサルだの新機軸の医療兵器(兵器じゃねーよ)で手術を行うものの、大抵失敗して周りのお医者さんたち右往左往、そこにニノ演じる渡海がやってきて手術は大成功、という流れ。水戸黄門ドラマにもほどがある。たまにニノの手術シーンで「私、失敗しないので」とアテレコしてみたり。日曜の夜は「下町ロケット」や「陸王」のように明るい明日を夢見ることができるような作品とか、「JIN」や「新参者」みたいに見応えのある面白い作品、「半沢直樹」みたいに最後の最後に悪い奴をやっつけるカタルシスがある作品が望まれていると思うんだけど、今回のドラマはよくわからんです。
早いもので後1ヶ月ちょいで7月期ドラマも始まってしまいます。ドラマ「ハゲタカ」どーなるんかなぁ……。とりあえず7月期の新ドラマ情報は上の方で随時追加更新していきます(参照:「2018年7月からのTVドラマ」)。
2018年05月24日 (木)

超大げさなタイトルですが気にしない。
「ハゲタカ」、テレビ朝日で連続テレビドラマ化のニュースで大激震ですよ、ハゲタカ廃人界隈では(2018年5月17日「今度の「ハゲタカ」も腐った日本を買い叩くのか?」)。それで、「これはこの件について話さずにはいられない!」と、いつものハゲタカ遠足のメンバーを緊急招集、日曜日はのんびりダラダラしている私ですが5月20日、真昼間から東京タワー近くのカラオケルームに他の皆様と駆けつけて徹底討論してきました。今回参加のメンバーは、かつて弊ブログで「ハゲタカ」について熱くしつこく書き込んでいた時に負けず劣らず熱いコメントを下さった皆様、nanakoさん、むぎこがしさん、Mackyさん、夜になってから廃人某嬢、そして私の計5名。ほぼこのメンバーで2月に鷲津の誕生日を祝ったばかりだというのにな。
そしていまさらですが「ハゲタカ」についてのミニ復習。原作は真山仁の「ハゲタカ」シリーズ。
・2004年、小説「ハゲタカ」発行
・2006年、小説「バイアウト」(のちに「ハゲタカII」に改題)発行
・2007年、NHK「土曜ドラマ ハゲタカ」放映(小説「ハゲタカ」「バイアウト」を実写ドラマ化)
・2009年、小説「レットゾーン」発行
・2009年、映画「ハゲタカ」公開(原作では「レットゾーン」相当)
・2013年、小説「グリード」発行
・2015年、小説「スパイラル」発行(外伝、主人公は芝野健夫)
・2017年、小説「ハーディ」発行(外伝、主人公は松平貴子)
・2018年、小説「シンドローム」発行予定
・2018年、テレビ朝日「ハゲタカ」放映予定
おまけ、NHK版ドラマ「ハゲタカ」のミニ知識
・放映:2007/2/17~2007/3/24、NHK「土曜ドラマハゲタカ ROAD TO REBIRTH」全6話
・原作:真山仁、脚本:林宏司、制作:訓覇圭、演出:大友啓史(1)(6)、井上剛(2)(3)、堀切園健太郎(4)(5)
・出演:大森南朋(鷲津政彦)、柴田恭兵(芝野健夫)、栗山千明(三島由香)、志賀廣太郎(中延五郎)、嶋田久作(村田丈志)、松田龍平(西野治)、中尾彬(飯島亮介)、ティム・ウェラード(アラン・ウォード)、イアン・ムーア(アルバート・クラリス)、小市慢太郎(野中裕二)、大杉漣(塚本邦彦)、田中泯(加藤幸夫)、菅原文太(大木昇三郎)、光石研(遠山鎌一郎)、松重豊(大賀康男)、他
おまけその2、映画「ハゲタカ」のミニ知識
・公開:2009年6月6日、134分、東宝系で配給
・原作:真山仁、脚本:林宏司、企画・プロデューサー:訓覇圭、遠藤学、監督:大友啓史
・出演:大森南朋(鷲津政彦)、柴田恭兵(芝野健夫)、玉山鉄二(劉一華)、栗山千明(三島由香)、志賀廣太郎(中延五郎)、嶋田久作(村田丈志)、松田龍平(西野治)、中尾彬(飯島亮介)、遠藤憲一(古谷隆史)、 高良健吾(守山翔)、小市慢太郎(野中裕二)、他
当日の朝、今日は一日外出して夜は遅くなるからと子ども(19歳)に言ったところ
「(日曜日の夜なのに遅いって)珍しいね」
「今日は緊急会議だから」
「あ、ハゲタカか……」
と言われた私です。そしてこの話をこの日のメンバーに言ったら
「なんてお母さんのことをよく分かっているんだ」
「やっぱり気がついたらお母さんがずっとハゲタカ萌えだったからね」
「普通、いないよね、こんなにどっぷりハゲタカにはまっているお母さんって」
……と。いないか?
さて会議室(カラオケルームだけど)に集合したらドラマ「ハゲタカ」のDVDをプレイヤーにセットしてBGMのつもりで流していたのに、ついつい見入ってしまう私たち。
「やっぱり鷲津、かっこええわー」
「NHKの「ハゲタカ」ってドラマ本編といい、音楽といい、こういうカメラアングルといい、他にないよね」
「キャストがまた素晴らしいよ。この時(2007年)はそれほど目立ってなくても今は大活躍している人達が沢山出ているし」
「大森南朋が大森南朋じゃなくて、本当に鷲津だもんね。どこにも大森南朋がない」
「まあ、普段の大森南朋が(略」
「みんな、若いねー」
などとやっぱりうっとりしてしまうわけです。
そして食事が出てきたのでまずはスパークリングワインで乾杯。
「乾杯。……って何に?」
「こんな形でとは思わなかったけど、「ハゲタカ」の再来に」
「そうね……」
「そして私たちの「ハゲタカ」に、乾杯」
あ、そうそう、乾杯の前にnanakoさんが言った一言が強烈でした。
「そんなに(原作通りの)冴えない小男(というキャラの鷲津)がいいならもう温水(洋一)さんでいいじゃないっ!」(笑)
真山さん(真山仁)原作の「ハゲタカ」の中で描かれている鷲津政彦は「小柄で貧相な男」。それが今度のテレビ朝日のドラマでは綾野剛である。

これは小説の「ハゲタカ」の挿絵担当の山田章博画伯による鷲津。冴えない小男といっても山田画伯の絵だとやはり美しくなってしまうんですが。

こちらは5月16日のサンケイスポーツとスポーツ報知の新ドラマ「ハゲタカ」の記事のところ。
なお綾野剛の鷲津政彦について色々ぶーたれているわしらですが、別に綾野剛をディスっているわけではありません。それはそれ、これはこれ(笑)。以下、与太話が続きますので折りたたみます。
2018年05月17日 (木)
久しぶりの「ハゲタカ」ネタだというのになんという事でしょう。「ハゲタカ」がテレビ朝日で連続ドラマ化とのニュースです。
・「ハゲタカ」綾野剛主演で連ドラ!オリジナルエピソードも描く(シネマトゥデイ)
・綾野剛、「ハゲタカ」でテレ朝系連ドラ初主演(スポーツ報知)
・綾野剛でハゲタカ!企業買収劇9年ぶり実写化、テレ朝系「木9」で7月スタート(サンケイスポーツ)
・綾野剛:テレ朝連ドラ初主演で企業買収のダークヒーローに 「ハゲタカ」を再ドラマ化(MANTANWEB)
鷲津政彦を綾野剛かああああ。……いや綾野剛キャストに他意はない。私的には朝ドラ「カーネーション」の周防さんやTBSドラマ「コウノドリ」の鴻鳥先生よりも、壮絶ダメ映画「ガッチャマン」のコンドルのジョー役の方が悪い意味で印象的だったけど、それは置いておいて。あと私的には新しい鷲津には星野源がおススメなんだけどそれも置いておく(2017年3月10日「中の人の話」)。上記の記事を読むと原作者の真山さん(真山仁)はやる気満々のようで、ドラマの後半部分は真山さんが書き下ろしたオリジナルで、2018年の鷲津を描くとのことです。
まあね、我らが大森南朋の鷲津はもうじじぃだしね(←ひどい)、NHKスタッフに任せていたらまた原作からは遠いものになってしまうし。真山さん的には映像化するなら今度は原作通りにしてほしいだろうし(推測)、もしかしたら悲願だったかも(憶測)。おまけにドラマ版の方が国際的にも高く評価されちゃって、ぐぬぬぬ、ってところだったかも(推測)。でも今は違いますよね。真山さんのトークイベントには何度か参加したけど、その時に来場者から「ハゲタカ」の次の映像化は?と聞かれると、映像化のお話はお待ちしていますよと答えていたのは冗談だけではなかったんでしょうね。そして本当に7月からテレビ朝日で実写化です。
わたしゃ昨日の朝、出勤準備前に風呂につかってのんびり本日のtwitterを読んでいたら、このニュースでいきなり脳天大打撃、溺れそうになりましたよ。ご存知の方もいるとは思いますが、ここ8年ほど6月6日は映画「ハゲタカ」公開記念日(2009年6月6日に映画公開)なので弊ブログを特別仕様にしています(2017年6月6日「恋は、遠い日の花火ではない。」)。もう5月も下旬だし今年はどんなふうに模様替えしようかなーとか、いつものハゲタカ廃人な皆様と集まって何しようかなー、前に作った「ハゲタカ」すごろくは作るの楽しかったなー(2015年6月30日「廃人たちの夜は更けて」)、今度は「ハゲタカ」かるたにしてみようかなーとか、薄らぼんやり考えていたところにこの大事件、昨日はすっかり取り乱してしまいました(笑)。
私はドラマは面白ければ(楽しいとか興味深いとかだけではなく、考えさせられるとか驚いたとか全然別の視点があって目から鱗だったとか、全部含めて「面白い」なら)OKなので、愛するNHK版「ハゲタカ」と全く違ってもそれは別にかまわない。また、私の場合は映画萌えでドラマ萌えではないので他の廃人の皆様よりはまだ耐性があるかも。でもさ。そうはいってもね……。本当にフラットな視線で新しい「ハゲタカ」を見られるか?(遠い目)

つうかさ、今度の「ハゲタカ」は原作にかなり近いものになるんだろうと勝手に思っていたけど、そしてNHK版「ハゲタカ」をテレビ朝日版「ハゲタカ」で上書きするためには、本当に原作通りに作るか全く別の全く新しい「ハゲタカ」を作るしかないんじゃないかと思っているんですが。昨日一瞬だけ見た番宣のこの写真、どうですか? どう見てもNHK版を意識しすぎじゃ?(左・綾野剛の鷲津政彦、右・大森南朋の鷲津政彦)

こちらは左がドラマ「ハゲタカ」特集号の2007年のNHKステラ、右がスポーツ報知の綾野剛「ハゲタカ」。
私は面白ければOKなので、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。でも私のNHK版「ハゲタカ」、NHK版鷲津(大森南朋)は、永久に不滅です!(笑)

・「ハゲタカ」綾野剛主演で連ドラ!オリジナルエピソードも描く(シネマトゥデイ)
・綾野剛、「ハゲタカ」でテレ朝系連ドラ初主演(スポーツ報知)
・綾野剛でハゲタカ!企業買収劇9年ぶり実写化、テレ朝系「木9」で7月スタート(サンケイスポーツ)
・綾野剛:テレ朝連ドラ初主演で企業買収のダークヒーローに 「ハゲタカ」を再ドラマ化(MANTANWEB)
鷲津政彦を綾野剛かああああ。……いや綾野剛キャストに他意はない。私的には朝ドラ「カーネーション」の周防さんやTBSドラマ「コウノドリ」の鴻鳥先生よりも、壮絶ダメ映画「ガッチャマン」のコンドルのジョー役の方が悪い意味で印象的だったけど、それは置いておいて。あと私的には新しい鷲津には星野源がおススメなんだけどそれも置いておく(2017年3月10日「中の人の話」)。上記の記事を読むと原作者の真山さん(真山仁)はやる気満々のようで、ドラマの後半部分は真山さんが書き下ろしたオリジナルで、2018年の鷲津を描くとのことです。
まあね、我らが大森南朋の鷲津はもうじじぃだしね(←ひどい)、NHKスタッフに任せていたらまた原作からは遠いものになってしまうし。真山さん的には映像化するなら今度は原作通りにしてほしいだろうし(推測)、もしかしたら悲願だったかも(憶測)。おまけにドラマ版の方が国際的にも高く評価されちゃって、ぐぬぬぬ、ってところだったかも(推測)。でも今は違いますよね。真山さんのトークイベントには何度か参加したけど、その時に来場者から「ハゲタカ」の次の映像化は?と聞かれると、映像化のお話はお待ちしていますよと答えていたのは冗談だけではなかったんでしょうね。そして本当に7月からテレビ朝日で実写化です。
わたしゃ昨日の朝、出勤準備前に風呂につかってのんびり本日のtwitterを読んでいたら、このニュースでいきなり脳天大打撃、溺れそうになりましたよ。ご存知の方もいるとは思いますが、ここ8年ほど6月6日は映画「ハゲタカ」公開記念日(2009年6月6日に映画公開)なので弊ブログを特別仕様にしています(2017年6月6日「恋は、遠い日の花火ではない。」)。もう5月も下旬だし今年はどんなふうに模様替えしようかなーとか、いつものハゲタカ廃人な皆様と集まって何しようかなー、前に作った「ハゲタカ」すごろくは作るの楽しかったなー(2015年6月30日「廃人たちの夜は更けて」)、今度は「ハゲタカ」かるたにしてみようかなーとか、薄らぼんやり考えていたところにこの大事件、昨日はすっかり取り乱してしまいました(笑)。
私はドラマは面白ければ(楽しいとか興味深いとかだけではなく、考えさせられるとか驚いたとか全然別の視点があって目から鱗だったとか、全部含めて「面白い」なら)OKなので、愛するNHK版「ハゲタカ」と全く違ってもそれは別にかまわない。また、私の場合は映画萌えでドラマ萌えではないので他の廃人の皆様よりはまだ耐性があるかも。でもさ。そうはいってもね……。本当にフラットな視線で新しい「ハゲタカ」を見られるか?(遠い目)


つうかさ、今度の「ハゲタカ」は原作にかなり近いものになるんだろうと勝手に思っていたけど、そしてNHK版「ハゲタカ」をテレビ朝日版「ハゲタカ」で上書きするためには、本当に原作通りに作るか全く別の全く新しい「ハゲタカ」を作るしかないんじゃないかと思っているんですが。昨日一瞬だけ見た番宣のこの写真、どうですか? どう見てもNHK版を意識しすぎじゃ?(左・綾野剛の鷲津政彦、右・大森南朋の鷲津政彦)


こちらは左がドラマ「ハゲタカ」特集号の2007年のNHKステラ、右がスポーツ報知の綾野剛「ハゲタカ」。
私は面白ければOKなので、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。でも私のNHK版「ハゲタカ」、NHK版鷲津(大森南朋)は、永久に不滅です!(笑)

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