2018年09月30日 (日)
1年も早いものでもうはや秋ドラマの季節となりました。3月には「アンナチュラル」が今年一番のドラマでは?と思ったのに、6月末には「おっさんずラブ」と「モンテクリスト伯」と「ヘッドハンター」と「シグナル」が後を追ってるか? そして現時点ではもしかして「dele」が一番鴨??と思い始めている今日この頃、10月期にもっと面白いドラマに出会えたら幸せなこってす。
◆月曜日
10月8日、月曜21フジテレビ「SUITS/スーツ」■原作・アメリカドラマ「SUITS」、脚本・池上純哉、演出・土方政人、P・後藤博幸■出演・織田裕二、鈴木保奈美、中島裕翔、新木優子、今田美桜他▲「「SUITS/スーツ」は、米人気ドラマ「SUITS」の第1シーズンが原作。大手弁護士事務所を舞台に、敏腕弁護士・甲斐正午とその仲間たちがさまざまな訴訟に挑む姿を描く」(MANTAN WEBより)●ハゲタカ仲間にさんざん「SUITS」はいいからぜひ見てみてと言われていたのにぐずぐずしているうちに日本版が!なんとしてでも日本版より先にオリジナルを見ておかなくては。しかしフジテレビは「東京ラブストーリー」レジェンド再びな感じでアピールしているみたいですが、私、当時のトレンディドラマを全く見ていないのでよくわからんです。
10月15日、月曜22テレビ東京「ドラマBiz ハラスメントゲーム」■脚本・井上由美子、演出・西浦正記、関野宗紀、楢木野礼、P・稲田秀樹、田淵俊彦、山鹿達也、浅野澄美、田辺勇人■出演・唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏他▲「社内に起こる様々なハラスメント問題を、奇抜なアイデアと手法で解決してゆく主人公と仲間たちの活躍を一話完結シリーズとして描いていきます」(番組公式ページより)●このドラマBiz枠は4月期の「ヘッドハンター」が面白かったし、脚本も井上由美子なので、ちょっと期待したいところ。
10月1日、月曜BSフジ「警視庁捜査資料管理室(仮)」■原作・、脚本・山内直哉、演出・本広克行、山口淳太、木村好克、P・岡林修平■出演・瀧川英次、小橋めぐみ。甲本雅裕他▲「警視庁・勝どき署に仮設された捜査資料管理室(仮)に着任した技術専門官・明石(瀧川)が、ミステリー好きの妄想によって勝手に事件を推理し、意外な真相を導き出す」(ザテレビジョンより)●総監督が「踊る大捜査線」の本広克行、「警視庁捜査資料管理室(仮)」までが正しいタイトルのようです。
10月22日、月曜深夜日本テレビ「シンドラ 部活、好きじゃなきゃダメですか?」■企画・長松谷太郎、三上絵里子脚本・加藤拓也、演出・中茎強、松山雅則、P・大倉寛子、髙橋淳之介、戸倉亮爾他■出演・髙橋海人、神宮寺勇太、岩橋玄樹、森本慎太郎、中島広稀、堀家一希、古川琴音、岡山天音、吉田鋼太郎他▲「フツーの現実・部活男子とキラキラ青春・マンガキャラ「King & Prince」の3人が一人二役に挑戦!?リアル部活男子の生態を描く「部活」コメディ!!●特に心惹かれるポイントがないので見ません。
◆火曜日
10月9日、火曜21フジテレビ「僕らは奇跡でできている」■脚本・橋部敦子、演出・河野圭太、星野和成、坂本栄隆、P・豊福陽子、千葉行利、宮川晶、制作著作・カンテレ■出演・高橋一生、榮倉奈々、要潤、児嶋一哉、西畑大吾、矢作穂香、北香那、広田亮平、田中泯、トリンドル玲奈、阿南健治、戸田恵子、小林薫他▲「主人公は高橋一生演じる生き物の不思議に目がない変わり者の大学講師。空気を読まずイラッとするものの、なぜか憎めない彼を中心に展開するクスッと笑えてほっこりする物語。脚本を担当するのは『僕の生きる道』(関西テレビ・フジテレビ系)シリーズなどを手掛けた橋部敦子」(ORICON NEWSより)●不思議ちゃんの高橋一生は面白そうだけど、カンテレサイトのURLが「cat_drama」になっているんですよ。不思議ちゃんというよりも「猫」なのか?
10月9日、火曜22TBS「火曜ドラマ 中学聖日記」■原作・かわかみじゅんこ、脚本・金子ありさ、演出・塚原あゆ子、竹村謙太郎、坪井敏雄、P・新井順子■出演・有村架純、岡田健史、町田啓太、マキタスポーツ、夏木マリ、友近、吉田羊、夏川結衣他▲「物語の舞台は片田舎の中学校。自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶(くろいわあきら)に心惹かれていく女教師・末永聖(すえながひじり)の“禁断の恋”を、儚くも美しく描くヒューマンラブストーリーだ」(番組公式サイトより)●うーん、なんかこう、すっきりしない。脚本が金子ありさで演出が塚原あゆ子なら普通に見られるドラマだと思うけど、でもなー。これ教師が男性で生徒が女性だったら絶対キモイ!となる案件なのでは。プラトニックでどこまで切ない感じを描写してくれるかによるかなあ。
9月11日、火曜深夜TBS「ドラマイズム 文学処女」■原作・中野まや花、脚本・下田悠子、演出・スミス、P・■出演・森川葵、城田優、中尾暢樹、泉里香、河原雅彦、上遠野太洸、古賀哉子、田辺桃子他▲「恋を知らない女と、恋ができない男。歪な関係から生まれる、遅咲きの恋の話。文芸編集部の月白鹿子は、未だ本当の恋も、男も知らない。しかし、人気小説家・加賀屋朔の担当編集になったことで、はじめて欲を自覚していき…。森川葵×城田優がダブル主演で「大人の初恋」を描く」(番組公式サイトより)●深夜ドラマだし、特に心惹かれるポイントもないのでパス。
11月6日、火曜深夜TBS「ドラマイズム ルームロンダリング」■原案・片桐健滋、脚本・櫻井剛、演出・片桐健滋、P・■出演・池田エライザ、渋川清彦、伊藤健太郎、奥野瑛太、田口トモロヲ、オダギリジョー他▲「ワケあり物件の事故履歴を抹消するためにその部屋に入居するルームロンダリングの仕事をするヒロインが、幽霊となって居座り続ける元住人達と繰り広げるオカルトコメディー」(ザテレビジョン2018年9月28日号より)●お話は面白そうだけど……。
◆水曜日
10月17日、水曜21テレビ朝日「相棒 season17」■脚本・輿水泰弘他、演出・橋本一他、P・桑田潔、佐藤凉一、髙野渉、西平敦郎、土田真通■出演・水谷豊、反町隆史、浅利陽介、石坂浩二、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、田中隆三、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太他▲「この秋、『相棒』が、さらなる境地へ―――!“異例の4年目”を迎えた杉下右京×冠城亘の特命係に“3人目の男”が加わり、ドラマはついに“新章”へと突き進む…!何が起きるか予測不能!? 常に進化し続ける『相棒』が、新ステージに突入! 」(番組公式サイトより)●「相棒」はこの間レギュラーのサブの方が亡くなったそうですね。ご冥福をお祈りいたします。
10月10日、水曜22日本テレビ「新水曜ドラマ 獣になれない私たち」■脚本・野木亜紀子、演出・水田伸生他、P・西憲彦、松本京子、大塚英治、鈴木亜希乃■出演・新垣結衣、松田龍平、田中圭、黒木華、菊地凛子、田中美佐子、松尾貴史、山内圭哉、一ノ瀬ワタル、近藤公園、伊藤沙莉他▲「ひたすら本音を隠し続け、心に鎧を着た男女が出会うとき何が起こるのか!? 徹底的にリアルにこだわったラブストーリーを描くのは『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の脚本家・野木亜紀子。主演・新垣結衣と再びタッグを組む!」(ORICON NEWSより)●恋愛ドラマには全く興味がありませんが脚本が「重版出来」「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」の野木さんだし、メインが得体の知れなさキャラNO.1の松田龍平なので見ます。
10月3日、水曜深夜日本テレビ「PRINCE OF LEGEND」■脚本・松田裕子、演出・河合勇人、千村利光、P・佐藤俊之、森田美桜■出演・片寄涼太、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、吉野北人、町田啓太、清原翔、遠藤史也、飯島寛騎、こだまたいち他▲「胸キュンの時代は終わり、新時代が幕を開ける。個性豊かな王子が大渋滞!「HiGH&LOW」をプロデュースしたHI-AXがおくる<プリンスバトルプロジェクト>」(番組公式サイトより)●何言っているかよくわからないけど、とりあえずEXILEの皆さんで王子様だらけっつーことでしょうか。
◆木曜日
10月18日、木曜20テレビ朝日「木曜ミステリー 科捜研の女 season18」■脚本・戸田山雅司、櫻井武晴他、演出・森本浩史、田﨑竜太、P・関拓也、藤崎絵三、中尾亜由子、谷中寿成■出演・沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、西田健、石井一彰他▲「京都府警科学捜査研究所のマリコ(沢口靖子)と研究員たちが最新科学を駆使した捜査技術で事件の真相解明に挑む。重厚なミステリーをポップに分かりやすく見せ、現行連ドラ最長の歴史を誇る人気シリーズ」(ORICON NEWSより)●まあ、テレ朝の刑事ドラマは申し訳ありませんがわざわざ見ないです(つまらない訳ではないんですが)。
10月11日、木曜21テレビ朝日「木曜ドラマ リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」■脚本・橋本裕志、演出・田村直己、松田秀知、P・内山聖子、大江達樹、峰島あゆみ、霜田一寿、池田禎子、大垣一穂■出演・米倉涼子、林遣都、高橋英樹、菜々緒、向井理、小日向文世、勝村政信、安達祐実、荒川良々、三浦翔平、内藤理沙他▲「米倉涼子演じるスキャンダラスな元弁護士・小鳥遊翔子(たかなし・しょうこ)が、ワケありの弱小弁護士集団をこき使いながら、どんなに不利な訴訟でも“V”ictory=勝利を手にするため突き進んでいくドラマ」(テレ朝POSTより)●多分「ドクターX」的なリーガルドラマだとは思いますが、第1回は見てみる鴨。
10月11日、木曜22フジテレビ「黄昏流星群」■原作・弘兼憲史、脚本・浅野妙子、演出・平野眞、林徹、森脇智延、P・高田雄貴■出演・佐々木蔵之介、黒木瞳、中山美穂、藤井流星、石川恋、礼二、八木亜希子、小野武彦他▲「胸に秘めざるを得ない思い、されども抑えられない運命の恋、交錯する人間ドラマ…。人生の折り返し地点にたたずみ、セカンドライフ“黄昏期”に差し掛かった男女の切ない恋を描く『黄昏流星群』は10月にスタート。大人の恋愛ドラマとしてこの秋を鮮やかに彩る今作にどうぞご期待ください」(番組公式サイトより)●うーむ。お話の内容には全く心惹かれないけど、「最後から二番目の恋」や「最高の離婚」、「刑事ゆがみ」「モンテ・クリスト伯」の木曜22時フジテレビ枠なので第1回は見てみるかも。
10月18日、木曜深夜日本テレビ「プリティが多すぎる」■原作・大崎梢、脚本・荒井修子、渡邉真子、演出・久保田充他、P・小田玲奈、松永洋一、森有紗■出演・千葉雄大、佐津川愛美、小林きな子、矢島舞美、池端レイナ、黒羽麻璃央、長井短、森山あすか、中尾明慶、堀内敬子、杉本哲太他▲「大手出版社で働く新見佳孝(通称:南吉)文芸編集部のエースだったのに…まさかのファッション誌に異動!!(中略)希望と違う仕事でも……熱くなれる!!ファッション誌のキラキラの裏に隠された熱血魂!全力でカワイイを作る人たちの熱きお仕事ドラマです」(番組公式サイトより)●特に心惹かれるポイントはありません。パス。
◆金曜日
9月7日、金曜20NHKBSP「BS時代劇 雲霧仁左衛門4」(連続7回)■原案・池波正太郎「雲霧仁左衛門」、脚本・尾崎将也、松下隆一、岡本さとる、森下直、演出・山下智彦、宇喜田尚、服部大二、井上昌典、P・佐野元彦、渡邊竜、土屋勝裕■出演・中井貴一、國村隼、内山理名、近藤芳正、手塚とおる、大東駿介、渡辺哲、黒沢あすか、やべきょうすけ、村田雄浩、永山絢斗、佐野史郎、星野真里、忍成修吾、イッセー尾形他▲「雲霧仁左衛門、目指す標的は江戸城にあり!「吉宗の御落胤事件」「老中ぐるみの米価の操作」で揺れる大江戸を舞台に、盗賊の首領・雲霧仁左衛門と火付盗賊改方長官・安部式部とのライバル同士の大勝負が始まる――。」(番組公式サイトより)●お話は面白そうだし、キャストも魅力的だけど、なんかスルーしてしまっています。
11月、金曜20NHKBSP「BS時代劇 立花登青春手控え3」(連続7回)■原作・藤原周作「獄医立花登手控え」、脚本・古田求、田村惠、小林政広、演出・山下智彦、服部大二、P・原克子、後藤高久、土屋勝裕■出演・溝端淳平、平祐奈、宮崎美子、マキタスポーツ、正名僕蔵、波岡一喜、鷲尾真知子、石黒賢、古谷一行他▲「小伝馬町の若き牢医者・立花登は、正義感が強く、柔術の腕も抜群。登は、牢獄で医者として経験を積む一方、そこに出入りする人間たちに関わる事件や人情に触れ、持ち前の正義感と柔術の力で見事に事件を解決し、人として目ざましく成長してきました。さらに第3シリーズの今回は、登の将来に関わる新しい出来事が巻き起こります」(NHKドラマトピックスより)●関係ないけど1982年にNHKでドラマ化された時は中井貴一が主演だったようです(←だからどうした)。
10月19日、金曜20テレビ東京「金曜8時のドラマ 駐在刑事」■原作・笹本稜平「駐在刑事」「駐在刑事 尾根を渡る風」、脚本・田子明弘、入江信吾 、演出・皆元洋之助、小林義則、鈴木統、P・濱谷晃一、阿部真士、元村次宏 ■出演・寺島進、北村有起哉、笛木優子、佐藤寛太、眞島秀和、本宮泰風、長谷川朝晴、村井麻友美、杉本彩、伊東四朗、市毛良枝、黒木瞳他▲「主人公の江波は時には組織や上司と激しくぶつかり合いながら、ただ犯人を捕まえる為だけではなく、目の前にいる人々に寄り添い、駐在として、刑事として汗を流し奔走するヒューマンサスペンスドラマとなっております!」(番組公式サイトより)●金曜20時のテレ東はゆるめのドラマが多いので多分パス鴨。
10月12日、金曜22TBS「金曜ドラマ 大恋愛〜僕を忘れる君と」■脚本・大石静、演出・金子文紀、P・宮﨑真佐子、佐藤敦司■出演・戸田恵梨香、ムロツヨシ、富澤たけし、杉野遥亮、黒川智花、夏樹陽子、草刈民代、松岡昌宏他▲「このドラマは、若年性アルツハイマーにおかされてしまった女医と、彼女を明るくけなげに支え続ける元小説家の男の、10年にわたる愛の奇跡を描く王道の純愛ラブストーリー」(番組公式サイトより)●すっかり枯れきっているので恋愛ドラマには興味がないんですが、金曜22時TBSドラマだし、恋愛ドラマのムロツヨシも見てみたいので第1回は見てみます。
10月12日、金曜22NHK「ドラマ10 昭和元禄落語心中」■原作・雲田はるこ、脚本・羽原大介、演出・タナダユキ、清弘誠、小林達夫、P・藤尾隆、小林大児、出水有三、落語監修・柳家喬太郎■出演・岡田将生、竜星涼、成海璃子、大政絢、山崎育三郎他▲「昭和初期、落語の世界に入った八雲は、同期入門の落語の天才・助六と、固い友情で結ばれる。八雲は助六の芸に憧れ、嫉妬し、追いつこうともがき、芸者・みよ吉にも支えられ、成長していく。やがて、助六とみよ吉とが結ばれるが、ふたりは謎に満ちた事故死を遂げてしまう。八雲はその死を巡る秘密を抱いたまま、ふたりの遺児・小夏を引き取る。小夏は、八雲を「親の仇」と恨んで成長し、やがて天衣無縫な八雲の弟子・与太郎とともに、八雲がひた隠す「助六とみよ吉の死の真相」に迫っていく…」(番組公式サイトより)●なんだろ、落語ネタのミステリードラマ?なんだか面白そう。とりあえず第1回は見てみます。
10月12日、金曜23:15テレビ朝日「金曜ナイトドラマ 僕とシッポと神楽坂」■原作・たらさわみち「僕とシッポと神楽坂」「シッポ街のコオ先生」、脚本・谷口純一郎、国井桂、演出・深川栄洋、P・三輪祐見子、都築歩、松野千鶴子、岡美鶴■出演・相葉雅紀、広末涼子、大倉孝二、村上淳、矢柴俊博、矢村央希、アトム、ミーちゃん、かとうかず子、イッセー尾形、趣里、小瀧望他▲「相葉雅紀、ついに獣医師に!東京・神楽坂を舞台に若き獣医師が動物や飼い主たちと繰り広げる心温まる物語」(番組公式サイトより)●あの「dele」の次のドラマがハートフル動物ネタドラマかあ。
10月12日、金曜深夜フジテレビ「こんな未来は聞いてない!!」■原作・八寿子、脚本・三浦駿斗、木滝りま、今西祐子、角田ルミ、演出・池澤辰也、東田陽介、進藤丈広、P・東康之、黒沢淳、東田陽介■出演・田辺桃子、野呂佳代、岐洲匠、神尾楓珠、田中芽衣他▲「17歳の私の前に突然、未来からアラサーの“私”が登場!しかも30歳で独身・おまけに処女!どうする、私?未来を変えるため、佳代はアラサーと共に行動を開始!」(番組公式サイトより)●お若い皆さんの深夜ドラマ、パス。
10月12日、金曜深夜テレビ東京「ドラマ24 忘却のサチコ」■原作・阿部潤、脚本・大島里美、狗飼恭子、山岸聖太、演出・山岸聖太、石井聡一、根本和政、P・浅野太、井関勇人、木下真梨子、藤原努、平部隆明、小坂智尚■出演・高畑充希、長谷川朝晴、池田鉄洋、大和田伸也、泉谷しげる、清原翔、佐藤めぐみ、早乙女太一他▲「結婚式の日、新郎に逃げられた文芸誌のアラサー編集者・幸子。“鉄の女”が辛いことを忘れるために “旨いもの”探し求めて奔走するグルメ・コメディードラマ!」(番組公式サイトより)●深夜のグルメドラマもパス。私は12月の人間ドックまでダイエットの予定なので(←非常にどうでもいい)。
10月5日、金曜深夜テレビ東京「ドラマ25 このマンガがすごい!」■構成・竹村武司、脚本・、演出・松江哲明、P・大和健太郎、藤野慎也、山本晃久、涌田秀幸■ナビゲーター・蒼井優、出演・新井浩文、山本浩司、神野三鈴、塚本晋也、でんでん、中川大志、東出昌大、平岩紙、森川葵、森山未來、山本美月他▲「この番組は、毎回異なる豪華なゲスト俳優たちが好きなマンガについて語り、実際にそのマンガのキャラクターを演じるために、俳優たちがどのような役作りへのアプローチをするのかお届け致します。そしてマンガのコマに俳優が入るという特殊な方法でマンガを実写化するまでの過程を記録したドキュメンタリードラマです」(番組公式サイトより)●なんだか実験ドラマでしょうか?「泣くな、はらちゃん」や「Take on me」のMTVみたいな感じ??そこら辺が気になるので第1回は見る鴨。
◆土曜日
10月13日、土曜10:25フジテレビ「大阪環状線 part4 ひと駅ごとのスマイル」■P・木村弥寿彦、佐野拓水■出演・西畑大吾他▲「JR大阪環状線の駅を舞台にした1話完結オムニバスドラマ。Part4のテーマは、前回のPart3と同じく“スマイル”。 “大笑い”から“泣き笑い”まで恋愛・友情・家族愛など、さまざまな人間ドラマを描く。大阪の街と、素敵なキャストが織りなす特別な“スマイル”が詰まった全10話」(番組公式サイトより)●土曜日とはいえ午前10時過ぎから始まるドラマって、珍しい。
9月1日、土曜18:05NHK「土曜時代ドラマ 赤ひげ」■原作・山本周五郎「赤ひげ診療譚」、脚本・尾崎将也、川﨑いづみ、演出・深川栄洋、皆川智之、後藤孝太郎、P・井上竜太、内藤愼介、土屋勝裕■出演・船越英一郎、中村蒼、古舘佑太郎、前田公輝、大後寿々花他▲「山本周五郎の傑作小説「赤ひげ診療譚」を連続ドラマ化!江戸、小石川養生所を舞台に、無骨で謎めいた医師「赤ひげ」と青年医師との交流、そして貧しい患者や市井の人たちの姿を描く不朽の名作を新たなキャストでお届けする感動時代劇」(番組公式サイトより)●多分面白いんだろうなあと思いつつ見ないまま録画が溜まっています。なんだろ、主演が船越英一郎だからか?
10月27日、土曜18:05NHK「土曜時代ドラマ ぬけまいる~女三人伊勢参り」(連続8回)■原作・朝井まかて「ぬけまいる」、脚本・小松江里子、桑原裕子、演出・黛りんたろう、福井充広、田中諭、P・小松昌代、土屋勝裕■出演・田中麗奈、ともさかりえ、佐藤江梨子、福士誠治、大地真央、滝沢秀明、舘ひろし他▲「一膳飯屋の娘、以乃(いの)。武家の妻、志花(しか)。小間物屋の女主人、蝶(ちょう)。若い頃は「馬喰町の猪鹿蝶」と呼ばれブイブイ言わせた江戸の三人娘も三十路過ぎ。今ではそれぞれに人に言えない事情と鬱屈を抱えた三人、突如、仕事も家庭も放り出し、抜け詣りに繰り出した。抜け詣りとは、いきなり姿をくらまして伊勢詣りに行ってしまう当世の流行。いざ、女三人の東海道中膝栗毛、てんやわんやの女子旅が始まった」(NHKドラマトピックスより)●これはもしかすると面白いかも。
9月1日、土曜20:15NHK「土曜ドラマ 不惑のスクラム」(連続7回)■原作・安藤祐介、脚本・櫻井剛、演出・東山充裕、鈴木航、P・三鬼一希、城谷厚司、長谷知記■出演・高橋克典、渡辺いっけい、村田雄浩、徳井優、上杉祥三、松尾諭、高橋光臣、中村ゆりか、戸田菜穂、竹中直人、夏木マリ他▲「「ラグビーは後退しながら前に進む。まるで人生みたいじゃないか」。刑務所から出所した男が、偶然出会った仲間との格闘の末に、別れた家族と再会するまでを描く。彼の背中を押した男たちもまた傷つき、居場所をなくした“週末ラガーマン”だった…」(NHKドラマトピックスより)●当初おっさんたちのラグビードラマは興味ないわと思いつつ、NHK土曜ドラマなので見ていたら意外と面白いです。
10月20日、土曜21NHK「土曜ドラマ フェイクニュース」(前後編)■脚本・野木亜紀子、演出・堀切園健太郎、佐々木善春、P・土屋勝裕、北野拓■出演・北川景子、光石研、永山絢斗、矢本悠馬、新井浩文、岩松了、杉本哲太他▲「誰もが個人で情報発信できる時代——。始まりは中年男性がSNSに投稿したつぶやき。嘘か真か、その投稿がきっかけとなり、フェイクニュースが飛び交う。誰が何の目的でフェイクニュースを作っているのか―。人々はどんどん感情的になり、事態が思わぬ方向へと拡大していく中、ネットメディアの女性記者が事実を追い求め、孤軍奮闘する。果たして、彼女はフェイクニュースが溢れる世界で、事実をつかみ、伝えることができるのか。嘘が溢れ、誰もが何を信じていいのかわからない時代に、どう立ち向かっていくのか―」(番組公式サイトより)●脚本が野木さんで演出が「ハゲタカ」「外事警察」「スニッファー」の堀切園さんなので、これは見ます。前後編ドラマなので正確には連続ドラマとは言い難いんだけど(私的には3回以上で連ドラと思っているので)なんだかんだ言ってもNHK土曜ドラマだから!
10月6日、土曜21BSテレ東「土曜ドラマ9 サイレント・ヴォイス」■演出・根本和政、朝比奈陽子、杉浦祐樹、P・山内大典、森田昇、岩田祐二■出演・栗山千明、白洲迅、宇梶剛士、野村修一、椎名香奈江他▲「“嘘”を見破る刑事・楯岡絵麻が鮮やかに事件を解決!取調室を舞台に繰り広げられる 謎が謎を呼ぶ“サスペンス・エンターテインメント”」(番組公式サイトより)●うーむ、これは第1回を見てみてから鴨。
10月13日、土曜22日本テレビ「新土曜ドラマ ドロ刑-警視庁捜査三課-」■原作・福田秀「ドロ刑」、脚本・林宏司、演出・大谷太郎、中島悟、高橋朋広、P・池田健司、能勢荘志、次屋尚、関川友理■出演・中島健人、遠藤憲一、石橋杏奈、中村倫也、江口のりこ、野間口徹、田中道子、生島翔、丸山智己、板尾創路、稲森いずみ他▲「やる気を失っていた新米刑事が、伝説の大泥棒の豊富な知識と、巧みなアドバイスを受け、時に力を合わせ、時に反目しながら事件を解決し、一癖も二癖もある犯人、先輩刑事たちに揉まれながら刑事として、人間として大きく成長していく」(番組公式サイトより)●お話も面白そうだし曲者揃いのキャストだし、脚本が「ハゲタカ」「コードブルー」「ヘッドハンター」の林さんなので、これは見ます。
11月10日、土曜23テレビ朝日「土曜ナイトドラマ あなたには渡さない」■原作・連城三紀彦「隠れ菊」、脚本・龍居由佳里、演出・植田 尚、Yuki Saito、P・黒田徹也、川島誠史、清水真由美■出演・木村佳乃、水野美紀、萩原聖人、田中哲司他▲「「ご主人をいただきにまいりました」離婚届を手に現れた“夫の愛人”に“本妻”が挑む!木村佳乃が平凡な主婦から“戦う女将”に!水野美紀を相手に繰り広げられる修羅場の連続!そこに田中哲司、萩原聖人が参戦!壮絶な愛憎バトルが幕を開ける!」(番組公式サイトより)●これ、2年前にNHKでドラマ化されていて、男を取った取らないというドロドロの恋愛ドラマというよりもお仕事ドラマとして前半は面白かったです。その時のキャストは観月ありさと緒川たまきでした。
9月22日、土曜23:30NHK「植物男子ベランダー SEASON2」■原作・いとうせいこう「ボタニカル・ライフ 植物生活」、脚本・望月一扶、演出・望月一扶、P・川崎直子■出演・田口トモロヲ、松尾スズキ、岡本あずさ、安藤玉恵、谷内里早、古舘寛治、小林竜樹他▲「都会の片隅でひっそり暮らす中年バツイチ男、自称「ベランダー」。花が咲いたり枯れてしまったりすることに大げさなまでに一喜一憂し、世話に翻弄される男のこっけいな姿を描くミニドラマ」(番組公式サイトより)▼2015年にBSで放送済み●ごくたまに見る事もあるんだけど、淡々としすぎているせいか積極的に見ようとは思わないんだよなあ。
10月6日、土曜23:40フジテレビ「オトナの土ドラ 結婚相手は抽選で」■原作・垣谷美雨、企画・横田誠、脚本・関えり香、川嶋澄乃、演出・石川淳一、紙谷楓、P・栗原美和子、河角直樹、山崎淳子■出演・野村周平、高梨臨、大谷亮平、佐津川愛美、若村麻由美他▲「結婚は本当に必要なのか? ひとつの法律に振り回される人々を通じ 「結婚は人間の義務なのか?」を問いかける社会派ヒューマンドラマ」(番組公式サイトより)●「抽選見合い結婚法」が施行された日本社会がドラマだそうです。
◆日曜日
継続、日曜20NHK「大河ドラマ 西郷どん」■原作・林真理子、脚本・中園ミホ、演出・野田雄介、盆子原誠、岡田健、P・櫻井賢、櫻井壮一、小西千栄子、藤原敬久■出演・鈴木亮平、二階堂ふみ、黒木華、青木崇高、瑛太、渡部豪太、錦戸亮、塚地武雅、小栗旬、玉山鉄二、松田翔太、石橋蓮司、北川景子、南野陽子、遠藤憲一、藤本隆宏、津田寛治、笑福亭鶴瓶、北村有起哉、高橋光臣他▲省略●見ていません。
10月14日、日曜21TBS「日曜劇場 下町ロケット」■原作・池井戸潤「下町ロケット ゴースト」、脚本・丑尾健太郎、演出・福澤克雄、田中健太、P・伊與田英徳、峠田浩■出演・阿部寛、土屋太鳳、竹内涼真、安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩、朝倉あき、真矢ミキ、木下ほうか、池畑慎之介、恵俊彰、倍賞美津子、立川談春、吉川晃司他▲「宇宙(そら)から大地へ。佃製作所の新たな戦いの幕が上がる。大きな挫折を味わってもなお、前に進もうとする者たちの不屈の闘志とプライドが胸を打つ!すべての働く人たちにお送りする、感動のエンターテインメント巨編の新シリーズにご期待ください」(番組公式サイトより)●日曜日の夜に見たいのはこういう明日も頑張ろうかなという気分(つか、錯覚?)にしてくれるドラマだと思います。
10月7日、日曜22NHKBSP「プレミアムドラマ 主婦カツ!」(連続8回)■原案・薄井シンシア「専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと」、脚本・江頭美智留、李正姫、演出・鈴木浩介、松田礼人、P・谷口卓敬、中尾幸代■出演・鈴木保奈美、島崎遥香、岡田義徳、青柳翔、今井悠貴、山谷花純、小林涼子、岩井拳士朗、阪田マサノブ、大島蓉子、上遠野太洸、中島ひろ子、高橋ひとみ、山口紗弥加、宇梶剛士他▲「専業主婦だったアラフィフ主人公が20年ぶりのお仕事に奮闘します!すべての女性たちに送る、新しいお仕事ドラマ!」(NHKドラマトピックスより)●鈴木保奈美さんには全く興味がないですが、お仕事ドラマなら第1回は見てみる鴨……。
10月14日、日曜22:30日本テレビ「新日曜ドラマ 今日から俺は!!」■原作・西森博之、脚本・福田雄一、演出・福田雄一、P・福士睦、高明希、松本明子■出演・賀来賢人、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈、太賀、矢本悠馬、ムロツヨシ、シソンヌ、猪塚健太、愛原実花、瀬奈じゅん、吉田鋼太郎、佐藤二朗他▲「1980年代を舞台にした西森博之原作のヤンキーギャグ漫画を福田雄一が脚本・演出でドラマ化」(ザテレビジョン2018年9月28日号より)●「黄昏流星群」といいこのドラマといい、なぜ30年以上前の作品を持ってくるんだろう。まあ、面白ければいいけど。
◆帯ドラマ
10月1日、月〜土8NHK「連続テレビ小説 まんぷく」■脚本・福田靖、演出・渡邊良雄、安達もじり、保坂慶太、P・堀之内礼二郎、真鍋斎■出演・安藤サクラ、長谷川博己、松下奈緒、要潤、内田有紀、大谷亮平、松坂慶子、桐谷健太、瀬戸康史、岸井ゆきの、橋本マナミ、松井玲奈、呉城久美、浜野謙太、藤山扇治郎、片岡愛之助、中尾明慶、橋爪功他▲「今や私たちの生活に欠かせないものとなった「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描きます。何度も失敗してはどん底から立ち上がる"敗者復活戦"を繰り返した末、二人は世紀の大発明へとたどりつく――人生大逆転の成功物語です」(番組公式サイトより)●主演が安藤サクラと長谷川博己というのは大人の朝ドラだよね。これは楽しみ。しかし公式サイトのスタッフ欄、NHKとしては今までなかったくらいに関係スタッフ名が全部載っていてびっくり。テレビ東京だとドラマによっては細かく載っていることがあるけど。
今期は「獣になれない私たち」「ドロ刑」「下町ロケット」「フェイクニュース」はまず見ます。とりあえず第1回を見てみるのは「ハラスメントゲーム」「僕らは奇跡でできている」「大恋愛」「このマンガがすごい!」「リーガルV」「昭和元禄落語心中」「ぬけまいる~女三人伊勢参り」「主婦カツ!」あたりかなー。他も目星しいものはとりあえず第1回は録画の予約をします。そして朝ドラの「まんぷく」、期待しているけどどうなるだろう?
◆月曜日
10月8日、月曜21フジテレビ「SUITS/スーツ」■原作・アメリカドラマ「SUITS」、脚本・池上純哉、演出・土方政人、P・後藤博幸■出演・織田裕二、鈴木保奈美、中島裕翔、新木優子、今田美桜他▲「「SUITS/スーツ」は、米人気ドラマ「SUITS」の第1シーズンが原作。大手弁護士事務所を舞台に、敏腕弁護士・甲斐正午とその仲間たちがさまざまな訴訟に挑む姿を描く」(MANTAN WEBより)●ハゲタカ仲間にさんざん「SUITS」はいいからぜひ見てみてと言われていたのにぐずぐずしているうちに日本版が!なんとしてでも日本版より先にオリジナルを見ておかなくては。しかしフジテレビは「東京ラブストーリー」レジェンド再びな感じでアピールしているみたいですが、私、当時のトレンディドラマを全く見ていないのでよくわからんです。
10月15日、月曜22テレビ東京「ドラマBiz ハラスメントゲーム」■脚本・井上由美子、演出・西浦正記、関野宗紀、楢木野礼、P・稲田秀樹、田淵俊彦、山鹿達也、浅野澄美、田辺勇人■出演・唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏他▲「社内に起こる様々なハラスメント問題を、奇抜なアイデアと手法で解決してゆく主人公と仲間たちの活躍を一話完結シリーズとして描いていきます」(番組公式ページより)●このドラマBiz枠は4月期の「ヘッドハンター」が面白かったし、脚本も井上由美子なので、ちょっと期待したいところ。
10月1日、月曜BSフジ「警視庁捜査資料管理室(仮)」■原作・、脚本・山内直哉、演出・本広克行、山口淳太、木村好克、P・岡林修平■出演・瀧川英次、小橋めぐみ。甲本雅裕他▲「警視庁・勝どき署に仮設された捜査資料管理室(仮)に着任した技術専門官・明石(瀧川)が、ミステリー好きの妄想によって勝手に事件を推理し、意外な真相を導き出す」(ザテレビジョンより)●総監督が「踊る大捜査線」の本広克行、「警視庁捜査資料管理室(仮)」までが正しいタイトルのようです。
10月22日、月曜深夜日本テレビ「シンドラ 部活、好きじゃなきゃダメですか?」■企画・長松谷太郎、三上絵里子脚本・加藤拓也、演出・中茎強、松山雅則、P・大倉寛子、髙橋淳之介、戸倉亮爾他■出演・髙橋海人、神宮寺勇太、岩橋玄樹、森本慎太郎、中島広稀、堀家一希、古川琴音、岡山天音、吉田鋼太郎他▲「フツーの現実・部活男子とキラキラ青春・マンガキャラ「King & Prince」の3人が一人二役に挑戦!?リアル部活男子の生態を描く「部活」コメディ!!●特に心惹かれるポイントがないので見ません。
◆火曜日
10月9日、火曜21フジテレビ「僕らは奇跡でできている」■脚本・橋部敦子、演出・河野圭太、星野和成、坂本栄隆、P・豊福陽子、千葉行利、宮川晶、制作著作・カンテレ■出演・高橋一生、榮倉奈々、要潤、児嶋一哉、西畑大吾、矢作穂香、北香那、広田亮平、田中泯、トリンドル玲奈、阿南健治、戸田恵子、小林薫他▲「主人公は高橋一生演じる生き物の不思議に目がない変わり者の大学講師。空気を読まずイラッとするものの、なぜか憎めない彼を中心に展開するクスッと笑えてほっこりする物語。脚本を担当するのは『僕の生きる道』(関西テレビ・フジテレビ系)シリーズなどを手掛けた橋部敦子」(ORICON NEWSより)●不思議ちゃんの高橋一生は面白そうだけど、カンテレサイトのURLが「cat_drama」になっているんですよ。不思議ちゃんというよりも「猫」なのか?
10月9日、火曜22TBS「火曜ドラマ 中学聖日記」■原作・かわかみじゅんこ、脚本・金子ありさ、演出・塚原あゆ子、竹村謙太郎、坪井敏雄、P・新井順子■出演・有村架純、岡田健史、町田啓太、マキタスポーツ、夏木マリ、友近、吉田羊、夏川結衣他▲「物語の舞台は片田舎の中学校。自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶(くろいわあきら)に心惹かれていく女教師・末永聖(すえながひじり)の“禁断の恋”を、儚くも美しく描くヒューマンラブストーリーだ」(番組公式サイトより)●うーん、なんかこう、すっきりしない。脚本が金子ありさで演出が塚原あゆ子なら普通に見られるドラマだと思うけど、でもなー。これ教師が男性で生徒が女性だったら絶対キモイ!となる案件なのでは。プラトニックでどこまで切ない感じを描写してくれるかによるかなあ。
9月11日、火曜深夜TBS「ドラマイズム 文学処女」■原作・中野まや花、脚本・下田悠子、演出・スミス、P・■出演・森川葵、城田優、中尾暢樹、泉里香、河原雅彦、上遠野太洸、古賀哉子、田辺桃子他▲「恋を知らない女と、恋ができない男。歪な関係から生まれる、遅咲きの恋の話。文芸編集部の月白鹿子は、未だ本当の恋も、男も知らない。しかし、人気小説家・加賀屋朔の担当編集になったことで、はじめて欲を自覚していき…。森川葵×城田優がダブル主演で「大人の初恋」を描く」(番組公式サイトより)●深夜ドラマだし、特に心惹かれるポイントもないのでパス。
11月6日、火曜深夜TBS「ドラマイズム ルームロンダリング」■原案・片桐健滋、脚本・櫻井剛、演出・片桐健滋、P・■出演・池田エライザ、渋川清彦、伊藤健太郎、奥野瑛太、田口トモロヲ、オダギリジョー他▲「ワケあり物件の事故履歴を抹消するためにその部屋に入居するルームロンダリングの仕事をするヒロインが、幽霊となって居座り続ける元住人達と繰り広げるオカルトコメディー」(ザテレビジョン2018年9月28日号より)●お話は面白そうだけど……。
◆水曜日
10月17日、水曜21テレビ朝日「相棒 season17」■脚本・輿水泰弘他、演出・橋本一他、P・桑田潔、佐藤凉一、髙野渉、西平敦郎、土田真通■出演・水谷豊、反町隆史、浅利陽介、石坂浩二、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、田中隆三、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太他▲「この秋、『相棒』が、さらなる境地へ―――!“異例の4年目”を迎えた杉下右京×冠城亘の特命係に“3人目の男”が加わり、ドラマはついに“新章”へと突き進む…!何が起きるか予測不能!? 常に進化し続ける『相棒』が、新ステージに突入! 」(番組公式サイトより)●「相棒」はこの間レギュラーのサブの方が亡くなったそうですね。ご冥福をお祈りいたします。
10月10日、水曜22日本テレビ「新水曜ドラマ 獣になれない私たち」■脚本・野木亜紀子、演出・水田伸生他、P・西憲彦、松本京子、大塚英治、鈴木亜希乃■出演・新垣結衣、松田龍平、田中圭、黒木華、菊地凛子、田中美佐子、松尾貴史、山内圭哉、一ノ瀬ワタル、近藤公園、伊藤沙莉他▲「ひたすら本音を隠し続け、心に鎧を着た男女が出会うとき何が起こるのか!? 徹底的にリアルにこだわったラブストーリーを描くのは『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の脚本家・野木亜紀子。主演・新垣結衣と再びタッグを組む!」(ORICON NEWSより)●恋愛ドラマには全く興味がありませんが脚本が「重版出来」「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」の野木さんだし、メインが得体の知れなさキャラNO.1の松田龍平なので見ます。
10月3日、水曜深夜日本テレビ「PRINCE OF LEGEND」■脚本・松田裕子、演出・河合勇人、千村利光、P・佐藤俊之、森田美桜■出演・片寄涼太、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、吉野北人、町田啓太、清原翔、遠藤史也、飯島寛騎、こだまたいち他▲「胸キュンの時代は終わり、新時代が幕を開ける。個性豊かな王子が大渋滞!「HiGH&LOW」をプロデュースしたHI-AXがおくる<プリンスバトルプロジェクト>」(番組公式サイトより)●何言っているかよくわからないけど、とりあえずEXILEの皆さんで王子様だらけっつーことでしょうか。
◆木曜日
10月18日、木曜20テレビ朝日「木曜ミステリー 科捜研の女 season18」■脚本・戸田山雅司、櫻井武晴他、演出・森本浩史、田﨑竜太、P・関拓也、藤崎絵三、中尾亜由子、谷中寿成■出演・沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、西田健、石井一彰他▲「京都府警科学捜査研究所のマリコ(沢口靖子)と研究員たちが最新科学を駆使した捜査技術で事件の真相解明に挑む。重厚なミステリーをポップに分かりやすく見せ、現行連ドラ最長の歴史を誇る人気シリーズ」(ORICON NEWSより)●まあ、テレ朝の刑事ドラマは申し訳ありませんがわざわざ見ないです(つまらない訳ではないんですが)。
10月11日、木曜21テレビ朝日「木曜ドラマ リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」■脚本・橋本裕志、演出・田村直己、松田秀知、P・内山聖子、大江達樹、峰島あゆみ、霜田一寿、池田禎子、大垣一穂■出演・米倉涼子、林遣都、高橋英樹、菜々緒、向井理、小日向文世、勝村政信、安達祐実、荒川良々、三浦翔平、内藤理沙他▲「米倉涼子演じるスキャンダラスな元弁護士・小鳥遊翔子(たかなし・しょうこ)が、ワケありの弱小弁護士集団をこき使いながら、どんなに不利な訴訟でも“V”ictory=勝利を手にするため突き進んでいくドラマ」(テレ朝POSTより)●多分「ドクターX」的なリーガルドラマだとは思いますが、第1回は見てみる鴨。
10月11日、木曜22フジテレビ「黄昏流星群」■原作・弘兼憲史、脚本・浅野妙子、演出・平野眞、林徹、森脇智延、P・高田雄貴■出演・佐々木蔵之介、黒木瞳、中山美穂、藤井流星、石川恋、礼二、八木亜希子、小野武彦他▲「胸に秘めざるを得ない思い、されども抑えられない運命の恋、交錯する人間ドラマ…。人生の折り返し地点にたたずみ、セカンドライフ“黄昏期”に差し掛かった男女の切ない恋を描く『黄昏流星群』は10月にスタート。大人の恋愛ドラマとしてこの秋を鮮やかに彩る今作にどうぞご期待ください」(番組公式サイトより)●うーむ。お話の内容には全く心惹かれないけど、「最後から二番目の恋」や「最高の離婚」、「刑事ゆがみ」「モンテ・クリスト伯」の木曜22時フジテレビ枠なので第1回は見てみるかも。
10月18日、木曜深夜日本テレビ「プリティが多すぎる」■原作・大崎梢、脚本・荒井修子、渡邉真子、演出・久保田充他、P・小田玲奈、松永洋一、森有紗■出演・千葉雄大、佐津川愛美、小林きな子、矢島舞美、池端レイナ、黒羽麻璃央、長井短、森山あすか、中尾明慶、堀内敬子、杉本哲太他▲「大手出版社で働く新見佳孝(通称:南吉)文芸編集部のエースだったのに…まさかのファッション誌に異動!!(中略)希望と違う仕事でも……熱くなれる!!ファッション誌のキラキラの裏に隠された熱血魂!全力でカワイイを作る人たちの熱きお仕事ドラマです」(番組公式サイトより)●特に心惹かれるポイントはありません。パス。
◆金曜日
9月7日、金曜20NHKBSP「BS時代劇 雲霧仁左衛門4」(連続7回)■原案・池波正太郎「雲霧仁左衛門」、脚本・尾崎将也、松下隆一、岡本さとる、森下直、演出・山下智彦、宇喜田尚、服部大二、井上昌典、P・佐野元彦、渡邊竜、土屋勝裕■出演・中井貴一、國村隼、内山理名、近藤芳正、手塚とおる、大東駿介、渡辺哲、黒沢あすか、やべきょうすけ、村田雄浩、永山絢斗、佐野史郎、星野真里、忍成修吾、イッセー尾形他▲「雲霧仁左衛門、目指す標的は江戸城にあり!「吉宗の御落胤事件」「老中ぐるみの米価の操作」で揺れる大江戸を舞台に、盗賊の首領・雲霧仁左衛門と火付盗賊改方長官・安部式部とのライバル同士の大勝負が始まる――。」(番組公式サイトより)●お話は面白そうだし、キャストも魅力的だけど、なんかスルーしてしまっています。
11月、金曜20NHKBSP「BS時代劇 立花登青春手控え3」(連続7回)■原作・藤原周作「獄医立花登手控え」、脚本・古田求、田村惠、小林政広、演出・山下智彦、服部大二、P・原克子、後藤高久、土屋勝裕■出演・溝端淳平、平祐奈、宮崎美子、マキタスポーツ、正名僕蔵、波岡一喜、鷲尾真知子、石黒賢、古谷一行他▲「小伝馬町の若き牢医者・立花登は、正義感が強く、柔術の腕も抜群。登は、牢獄で医者として経験を積む一方、そこに出入りする人間たちに関わる事件や人情に触れ、持ち前の正義感と柔術の力で見事に事件を解決し、人として目ざましく成長してきました。さらに第3シリーズの今回は、登の将来に関わる新しい出来事が巻き起こります」(NHKドラマトピックスより)●関係ないけど1982年にNHKでドラマ化された時は中井貴一が主演だったようです(←だからどうした)。
10月19日、金曜20テレビ東京「金曜8時のドラマ 駐在刑事」■原作・笹本稜平「駐在刑事」「駐在刑事 尾根を渡る風」、脚本・田子明弘、入江信吾 、演出・皆元洋之助、小林義則、鈴木統、P・濱谷晃一、阿部真士、元村次宏 ■出演・寺島進、北村有起哉、笛木優子、佐藤寛太、眞島秀和、本宮泰風、長谷川朝晴、村井麻友美、杉本彩、伊東四朗、市毛良枝、黒木瞳他▲「主人公の江波は時には組織や上司と激しくぶつかり合いながら、ただ犯人を捕まえる為だけではなく、目の前にいる人々に寄り添い、駐在として、刑事として汗を流し奔走するヒューマンサスペンスドラマとなっております!」(番組公式サイトより)●金曜20時のテレ東はゆるめのドラマが多いので多分パス鴨。
10月12日、金曜22TBS「金曜ドラマ 大恋愛〜僕を忘れる君と」■脚本・大石静、演出・金子文紀、P・宮﨑真佐子、佐藤敦司■出演・戸田恵梨香、ムロツヨシ、富澤たけし、杉野遥亮、黒川智花、夏樹陽子、草刈民代、松岡昌宏他▲「このドラマは、若年性アルツハイマーにおかされてしまった女医と、彼女を明るくけなげに支え続ける元小説家の男の、10年にわたる愛の奇跡を描く王道の純愛ラブストーリー」(番組公式サイトより)●すっかり枯れきっているので恋愛ドラマには興味がないんですが、金曜22時TBSドラマだし、恋愛ドラマのムロツヨシも見てみたいので第1回は見てみます。
10月12日、金曜22NHK「ドラマ10 昭和元禄落語心中」■原作・雲田はるこ、脚本・羽原大介、演出・タナダユキ、清弘誠、小林達夫、P・藤尾隆、小林大児、出水有三、落語監修・柳家喬太郎■出演・岡田将生、竜星涼、成海璃子、大政絢、山崎育三郎他▲「昭和初期、落語の世界に入った八雲は、同期入門の落語の天才・助六と、固い友情で結ばれる。八雲は助六の芸に憧れ、嫉妬し、追いつこうともがき、芸者・みよ吉にも支えられ、成長していく。やがて、助六とみよ吉とが結ばれるが、ふたりは謎に満ちた事故死を遂げてしまう。八雲はその死を巡る秘密を抱いたまま、ふたりの遺児・小夏を引き取る。小夏は、八雲を「親の仇」と恨んで成長し、やがて天衣無縫な八雲の弟子・与太郎とともに、八雲がひた隠す「助六とみよ吉の死の真相」に迫っていく…」(番組公式サイトより)●なんだろ、落語ネタのミステリードラマ?なんだか面白そう。とりあえず第1回は見てみます。
10月12日、金曜23:15テレビ朝日「金曜ナイトドラマ 僕とシッポと神楽坂」■原作・たらさわみち「僕とシッポと神楽坂」「シッポ街のコオ先生」、脚本・谷口純一郎、国井桂、演出・深川栄洋、P・三輪祐見子、都築歩、松野千鶴子、岡美鶴■出演・相葉雅紀、広末涼子、大倉孝二、村上淳、矢柴俊博、矢村央希、アトム、ミーちゃん、かとうかず子、イッセー尾形、趣里、小瀧望他▲「相葉雅紀、ついに獣医師に!東京・神楽坂を舞台に若き獣医師が動物や飼い主たちと繰り広げる心温まる物語」(番組公式サイトより)●あの「dele」の次のドラマがハートフル動物ネタドラマかあ。
10月12日、金曜深夜フジテレビ「こんな未来は聞いてない!!」■原作・八寿子、脚本・三浦駿斗、木滝りま、今西祐子、角田ルミ、演出・池澤辰也、東田陽介、進藤丈広、P・東康之、黒沢淳、東田陽介■出演・田辺桃子、野呂佳代、岐洲匠、神尾楓珠、田中芽衣他▲「17歳の私の前に突然、未来からアラサーの“私”が登場!しかも30歳で独身・おまけに処女!どうする、私?未来を変えるため、佳代はアラサーと共に行動を開始!」(番組公式サイトより)●お若い皆さんの深夜ドラマ、パス。
10月12日、金曜深夜テレビ東京「ドラマ24 忘却のサチコ」■原作・阿部潤、脚本・大島里美、狗飼恭子、山岸聖太、演出・山岸聖太、石井聡一、根本和政、P・浅野太、井関勇人、木下真梨子、藤原努、平部隆明、小坂智尚■出演・高畑充希、長谷川朝晴、池田鉄洋、大和田伸也、泉谷しげる、清原翔、佐藤めぐみ、早乙女太一他▲「結婚式の日、新郎に逃げられた文芸誌のアラサー編集者・幸子。“鉄の女”が辛いことを忘れるために “旨いもの”探し求めて奔走するグルメ・コメディードラマ!」(番組公式サイトより)●深夜のグルメドラマもパス。私は12月の人間ドックまでダイエットの予定なので(←非常にどうでもいい)。
10月5日、金曜深夜テレビ東京「ドラマ25 このマンガがすごい!」■構成・竹村武司、脚本・、演出・松江哲明、P・大和健太郎、藤野慎也、山本晃久、涌田秀幸■ナビゲーター・蒼井優、出演・新井浩文、山本浩司、神野三鈴、塚本晋也、でんでん、中川大志、東出昌大、平岩紙、森川葵、森山未來、山本美月他▲「この番組は、毎回異なる豪華なゲスト俳優たちが好きなマンガについて語り、実際にそのマンガのキャラクターを演じるために、俳優たちがどのような役作りへのアプローチをするのかお届け致します。そしてマンガのコマに俳優が入るという特殊な方法でマンガを実写化するまでの過程を記録したドキュメンタリードラマです」(番組公式サイトより)●なんだか実験ドラマでしょうか?「泣くな、はらちゃん」や「Take on me」のMTVみたいな感じ??そこら辺が気になるので第1回は見る鴨。
◆土曜日
10月13日、土曜10:25フジテレビ「大阪環状線 part4 ひと駅ごとのスマイル」■P・木村弥寿彦、佐野拓水■出演・西畑大吾他▲「JR大阪環状線の駅を舞台にした1話完結オムニバスドラマ。Part4のテーマは、前回のPart3と同じく“スマイル”。 “大笑い”から“泣き笑い”まで恋愛・友情・家族愛など、さまざまな人間ドラマを描く。大阪の街と、素敵なキャストが織りなす特別な“スマイル”が詰まった全10話」(番組公式サイトより)●土曜日とはいえ午前10時過ぎから始まるドラマって、珍しい。
9月1日、土曜18:05NHK「土曜時代ドラマ 赤ひげ」■原作・山本周五郎「赤ひげ診療譚」、脚本・尾崎将也、川﨑いづみ、演出・深川栄洋、皆川智之、後藤孝太郎、P・井上竜太、内藤愼介、土屋勝裕■出演・船越英一郎、中村蒼、古舘佑太郎、前田公輝、大後寿々花他▲「山本周五郎の傑作小説「赤ひげ診療譚」を連続ドラマ化!江戸、小石川養生所を舞台に、無骨で謎めいた医師「赤ひげ」と青年医師との交流、そして貧しい患者や市井の人たちの姿を描く不朽の名作を新たなキャストでお届けする感動時代劇」(番組公式サイトより)●多分面白いんだろうなあと思いつつ見ないまま録画が溜まっています。なんだろ、主演が船越英一郎だからか?
10月27日、土曜18:05NHK「土曜時代ドラマ ぬけまいる~女三人伊勢参り」(連続8回)■原作・朝井まかて「ぬけまいる」、脚本・小松江里子、桑原裕子、演出・黛りんたろう、福井充広、田中諭、P・小松昌代、土屋勝裕■出演・田中麗奈、ともさかりえ、佐藤江梨子、福士誠治、大地真央、滝沢秀明、舘ひろし他▲「一膳飯屋の娘、以乃(いの)。武家の妻、志花(しか)。小間物屋の女主人、蝶(ちょう)。若い頃は「馬喰町の猪鹿蝶」と呼ばれブイブイ言わせた江戸の三人娘も三十路過ぎ。今ではそれぞれに人に言えない事情と鬱屈を抱えた三人、突如、仕事も家庭も放り出し、抜け詣りに繰り出した。抜け詣りとは、いきなり姿をくらまして伊勢詣りに行ってしまう当世の流行。いざ、女三人の東海道中膝栗毛、てんやわんやの女子旅が始まった」(NHKドラマトピックスより)●これはもしかすると面白いかも。
9月1日、土曜20:15NHK「土曜ドラマ 不惑のスクラム」(連続7回)■原作・安藤祐介、脚本・櫻井剛、演出・東山充裕、鈴木航、P・三鬼一希、城谷厚司、長谷知記■出演・高橋克典、渡辺いっけい、村田雄浩、徳井優、上杉祥三、松尾諭、高橋光臣、中村ゆりか、戸田菜穂、竹中直人、夏木マリ他▲「「ラグビーは後退しながら前に進む。まるで人生みたいじゃないか」。刑務所から出所した男が、偶然出会った仲間との格闘の末に、別れた家族と再会するまでを描く。彼の背中を押した男たちもまた傷つき、居場所をなくした“週末ラガーマン”だった…」(NHKドラマトピックスより)●当初おっさんたちのラグビードラマは興味ないわと思いつつ、NHK土曜ドラマなので見ていたら意外と面白いです。
10月20日、土曜21NHK「土曜ドラマ フェイクニュース」(前後編)■脚本・野木亜紀子、演出・堀切園健太郎、佐々木善春、P・土屋勝裕、北野拓■出演・北川景子、光石研、永山絢斗、矢本悠馬、新井浩文、岩松了、杉本哲太他▲「誰もが個人で情報発信できる時代——。始まりは中年男性がSNSに投稿したつぶやき。嘘か真か、その投稿がきっかけとなり、フェイクニュースが飛び交う。誰が何の目的でフェイクニュースを作っているのか―。人々はどんどん感情的になり、事態が思わぬ方向へと拡大していく中、ネットメディアの女性記者が事実を追い求め、孤軍奮闘する。果たして、彼女はフェイクニュースが溢れる世界で、事実をつかみ、伝えることができるのか。嘘が溢れ、誰もが何を信じていいのかわからない時代に、どう立ち向かっていくのか―」(番組公式サイトより)●脚本が野木さんで演出が「ハゲタカ」「外事警察」「スニッファー」の堀切園さんなので、これは見ます。前後編ドラマなので正確には連続ドラマとは言い難いんだけど(私的には3回以上で連ドラと思っているので)なんだかんだ言ってもNHK土曜ドラマだから!
10月6日、土曜21BSテレ東「土曜ドラマ9 サイレント・ヴォイス」■演出・根本和政、朝比奈陽子、杉浦祐樹、P・山内大典、森田昇、岩田祐二■出演・栗山千明、白洲迅、宇梶剛士、野村修一、椎名香奈江他▲「“嘘”を見破る刑事・楯岡絵麻が鮮やかに事件を解決!取調室を舞台に繰り広げられる 謎が謎を呼ぶ“サスペンス・エンターテインメント”」(番組公式サイトより)●うーむ、これは第1回を見てみてから鴨。
10月13日、土曜22日本テレビ「新土曜ドラマ ドロ刑-警視庁捜査三課-」■原作・福田秀「ドロ刑」、脚本・林宏司、演出・大谷太郎、中島悟、高橋朋広、P・池田健司、能勢荘志、次屋尚、関川友理■出演・中島健人、遠藤憲一、石橋杏奈、中村倫也、江口のりこ、野間口徹、田中道子、生島翔、丸山智己、板尾創路、稲森いずみ他▲「やる気を失っていた新米刑事が、伝説の大泥棒の豊富な知識と、巧みなアドバイスを受け、時に力を合わせ、時に反目しながら事件を解決し、一癖も二癖もある犯人、先輩刑事たちに揉まれながら刑事として、人間として大きく成長していく」(番組公式サイトより)●お話も面白そうだし曲者揃いのキャストだし、脚本が「ハゲタカ」「コードブルー」「ヘッドハンター」の林さんなので、これは見ます。
11月10日、土曜23テレビ朝日「土曜ナイトドラマ あなたには渡さない」■原作・連城三紀彦「隠れ菊」、脚本・龍居由佳里、演出・植田 尚、Yuki Saito、P・黒田徹也、川島誠史、清水真由美■出演・木村佳乃、水野美紀、萩原聖人、田中哲司他▲「「ご主人をいただきにまいりました」離婚届を手に現れた“夫の愛人”に“本妻”が挑む!木村佳乃が平凡な主婦から“戦う女将”に!水野美紀を相手に繰り広げられる修羅場の連続!そこに田中哲司、萩原聖人が参戦!壮絶な愛憎バトルが幕を開ける!」(番組公式サイトより)●これ、2年前にNHKでドラマ化されていて、男を取った取らないというドロドロの恋愛ドラマというよりもお仕事ドラマとして前半は面白かったです。その時のキャストは観月ありさと緒川たまきでした。
9月22日、土曜23:30NHK「植物男子ベランダー SEASON2」■原作・いとうせいこう「ボタニカル・ライフ 植物生活」、脚本・望月一扶、演出・望月一扶、P・川崎直子■出演・田口トモロヲ、松尾スズキ、岡本あずさ、安藤玉恵、谷内里早、古舘寛治、小林竜樹他▲「都会の片隅でひっそり暮らす中年バツイチ男、自称「ベランダー」。花が咲いたり枯れてしまったりすることに大げさなまでに一喜一憂し、世話に翻弄される男のこっけいな姿を描くミニドラマ」(番組公式サイトより)▼2015年にBSで放送済み●ごくたまに見る事もあるんだけど、淡々としすぎているせいか積極的に見ようとは思わないんだよなあ。
10月6日、土曜23:40フジテレビ「オトナの土ドラ 結婚相手は抽選で」■原作・垣谷美雨、企画・横田誠、脚本・関えり香、川嶋澄乃、演出・石川淳一、紙谷楓、P・栗原美和子、河角直樹、山崎淳子■出演・野村周平、高梨臨、大谷亮平、佐津川愛美、若村麻由美他▲「結婚は本当に必要なのか? ひとつの法律に振り回される人々を通じ 「結婚は人間の義務なのか?」を問いかける社会派ヒューマンドラマ」(番組公式サイトより)●「抽選見合い結婚法」が施行された日本社会がドラマだそうです。
◆日曜日
継続、日曜20NHK「大河ドラマ 西郷どん」■原作・林真理子、脚本・中園ミホ、演出・野田雄介、盆子原誠、岡田健、P・櫻井賢、櫻井壮一、小西千栄子、藤原敬久■出演・鈴木亮平、二階堂ふみ、黒木華、青木崇高、瑛太、渡部豪太、錦戸亮、塚地武雅、小栗旬、玉山鉄二、松田翔太、石橋蓮司、北川景子、南野陽子、遠藤憲一、藤本隆宏、津田寛治、笑福亭鶴瓶、北村有起哉、高橋光臣他▲省略●見ていません。
10月14日、日曜21TBS「日曜劇場 下町ロケット」■原作・池井戸潤「下町ロケット ゴースト」、脚本・丑尾健太郎、演出・福澤克雄、田中健太、P・伊與田英徳、峠田浩■出演・阿部寛、土屋太鳳、竹内涼真、安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩、朝倉あき、真矢ミキ、木下ほうか、池畑慎之介、恵俊彰、倍賞美津子、立川談春、吉川晃司他▲「宇宙(そら)から大地へ。佃製作所の新たな戦いの幕が上がる。大きな挫折を味わってもなお、前に進もうとする者たちの不屈の闘志とプライドが胸を打つ!すべての働く人たちにお送りする、感動のエンターテインメント巨編の新シリーズにご期待ください」(番組公式サイトより)●日曜日の夜に見たいのはこういう明日も頑張ろうかなという気分(つか、錯覚?)にしてくれるドラマだと思います。
10月7日、日曜22NHKBSP「プレミアムドラマ 主婦カツ!」(連続8回)■原案・薄井シンシア「専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと」、脚本・江頭美智留、李正姫、演出・鈴木浩介、松田礼人、P・谷口卓敬、中尾幸代■出演・鈴木保奈美、島崎遥香、岡田義徳、青柳翔、今井悠貴、山谷花純、小林涼子、岩井拳士朗、阪田マサノブ、大島蓉子、上遠野太洸、中島ひろ子、高橋ひとみ、山口紗弥加、宇梶剛士他▲「専業主婦だったアラフィフ主人公が20年ぶりのお仕事に奮闘します!すべての女性たちに送る、新しいお仕事ドラマ!」(NHKドラマトピックスより)●鈴木保奈美さんには全く興味がないですが、お仕事ドラマなら第1回は見てみる鴨……。
10月14日、日曜22:30日本テレビ「新日曜ドラマ 今日から俺は!!」■原作・西森博之、脚本・福田雄一、演出・福田雄一、P・福士睦、高明希、松本明子■出演・賀来賢人、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈、太賀、矢本悠馬、ムロツヨシ、シソンヌ、猪塚健太、愛原実花、瀬奈じゅん、吉田鋼太郎、佐藤二朗他▲「1980年代を舞台にした西森博之原作のヤンキーギャグ漫画を福田雄一が脚本・演出でドラマ化」(ザテレビジョン2018年9月28日号より)●「黄昏流星群」といいこのドラマといい、なぜ30年以上前の作品を持ってくるんだろう。まあ、面白ければいいけど。
◆帯ドラマ
10月1日、月〜土8NHK「連続テレビ小説 まんぷく」■脚本・福田靖、演出・渡邊良雄、安達もじり、保坂慶太、P・堀之内礼二郎、真鍋斎■出演・安藤サクラ、長谷川博己、松下奈緒、要潤、内田有紀、大谷亮平、松坂慶子、桐谷健太、瀬戸康史、岸井ゆきの、橋本マナミ、松井玲奈、呉城久美、浜野謙太、藤山扇治郎、片岡愛之助、中尾明慶、橋爪功他▲「今や私たちの生活に欠かせないものとなった「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描きます。何度も失敗してはどん底から立ち上がる"敗者復活戦"を繰り返した末、二人は世紀の大発明へとたどりつく――人生大逆転の成功物語です」(番組公式サイトより)●主演が安藤サクラと長谷川博己というのは大人の朝ドラだよね。これは楽しみ。しかし公式サイトのスタッフ欄、NHKとしては今までなかったくらいに関係スタッフ名が全部載っていてびっくり。テレビ東京だとドラマによっては細かく載っていることがあるけど。
今期は「獣になれない私たち」「ドロ刑」「下町ロケット」「フェイクニュース」はまず見ます。とりあえず第1回を見てみるのは「ハラスメントゲーム」「僕らは奇跡でできている」「大恋愛」「このマンガがすごい!」「リーガルV」「昭和元禄落語心中」「ぬけまいる~女三人伊勢参り」「主婦カツ!」あたりかなー。他も目星しいものはとりあえず第1回は録画の予約をします。そして朝ドラの「まんぷく」、期待しているけどどうなるだろう?
2018年09月19日 (水)


9月13日(木)、我らが愛する「ハゲタカ」の原作者、真山仁さんのトークイベントに参加してきました。このイベント、8月3日発売の「ハゲタカ」シリーズの新刊「シンドローム」に合わせて本当は8月8日開催予定だったのが、前日に関東地方に台風直撃の可能性ありという事で延期になっていたものです。真山さんは去年12月のトークイベントの時に「2018年はハゲタカイヤーになる」と言っていたのですが、今年5月のテレビ朝日版「ハゲタカ」製作のニュースにはそりゃもう大驚愕、わしら緊急ミーティングですよ(2018年5月24日「NHKドラマ「ハゲタカ」から11年、映画から9年、2018年の鷲津政彦はどう描かれるのか?」)。
8月のトークイベントの前にはそこらへんも突っ込んで質問しなくてはとか思っていましたが、延期になって9月の開催、結局テレビ朝日版「ハゲタカ」も先々週で終わってしまいました。残念ながらドラマ的に特にどうこう言いたくなるような作品でもなかったし、なんだったら私なんか「ハゲタカ」じゃなくて「木曜時代劇 旗本鷲津政彦 禿鷹見参!」とか言っていたし、もちろんあの綾野鷲津に全く萌えなかったし、近所の本屋で買った「シンドローム」も本が重くてまだ全然読んでないしで、当初ほどの勢いは全くなかったです(笑)。
場所はいつもの池袋ジュンク堂、しかし真山さんのトークイベントっていつも結構人が集まるけど当日申し込んでもまだ大丈夫なくらいのゆるさだったのに、今回は開催の3日前に念のためにジュンク堂に電話確認してみたらなんと満員御礼。こ、こ、これはもしかして今期のドラマ「ハゲタカ」の綾野剛ファンが殺到しているのでは!?と思ったけど……いや、全くそんな感じはなかったです。新刊を発売したばかりなので濃いめの真山さんファンが多かったようでした。
さて当日、時間通りに真山さんと講談社担当編集の国兼氏が登場し、最初に真山さんと今回の新刊の紹介から始まりました。例によって必死になって走り書きをして覚えているうちにと帰宅してすぐに文字起こししたんですが、記憶はアルコールのように蒸発しやすく記録は古代ローマ文字のように意味不明。なので細かい言い回しは実際とは違うかもしれませんが、まあ、だいたいこんな感じっつー事で、忖度して読んでいただければと思います。なお前半はドラマ「ハゲタカ」の話で後半は新刊「シンドローム」について、そしてその後に質疑応答が15分ほどありましたが、後半と質疑応答部分は省略します。
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(真山)1ヶ月前に本当は行われる予定だったけど台風で延期になって、おかげ様であの日予定されていたドラマの打ち上げに参加することができた。日頃の行いはこういう所に出るのかと(笑)。今回は史上最高、60人くらいが集まった。みんなの熱気に負けないように頑張りたい。
(国兼)今日のテーマ「ハゲタカ視点で斬る「日本のクライシスマネジメントの盲点」」、最近数多く起きている災害、この間北海道でも大規模な停電があり、その話も後でしていただきますが、まずはホットな話題という事で、先週最終回のドラマ、最終回は視聴率も伸びて11.9%、綾野剛の「ハゲタカ」、大人気ですが真山さんの評価はどうですか?
(真山)元々オファーいただいたのは去年の年末、「シンドローム」が夏に出るって決まってから。テレビ朝日の方から平成の30年を総括するドラマをやりたい、経済が大混乱した30年、それには「ハゲタカ」がふさわしいのではないかというっとりするようなお話があった。11年前のNHK版の「ハゲタカ」と雰囲気とやろうとしているコンセプトは同じだけど、中身はまったく別物。今回は原作に大変寄り添って作られている。脚本家が大変だったと思う。その時は安請け合いした後で後悔したけど、平成をやる以上、今、現代の鷲津が何をしているかを描きたいと。「シンドローム」は2011年で、7年後(2018年)となったらまだ何もない、本にもなってないものをやりたい、全8話のうち最後の2話を現代でやりたいと。誰がやるのかなと思ったらプロット書いてくださいと言われて。5作目の「シンドローム」の後のハゲタカ6作目、7作目を考えていたところだった。ハゲタカ7なら2018年になるかなと思って書いた。今回ドラマが好評だったのは(まだ原作には出てこない)読んだことがない鷲津がいるというのがよかったのかな。一つ間違って欲しくないのはNHK版もテレビ朝日版も私が原作であるという意味で、どちらも大変素晴らしい、と。
(国兼)テレビ朝日版は原作に寄り添った作品になって。
(真山)今回のドラマは「ハーディ」の松平貴子という存在を残してくれた事、日光という場所、イヌワシという存在、(原作では)初期の頃非常に重要だった。NHKの弁護をすると、(NHKのスタッフは)イヌワシウォッチャーのおじいさんまで見つけてきて、イヌワシの映像を沢山持ってて準備していたんだけど、ホテルとうまくいかなくてロケ地が見つからなかったのと、色々な事情で、相当ロケハンしていたのに全然使えなかった。今回初めてああいう場所でイヌワシの映像を見て、(原作では)殺伐とした会議室の場面の中にああいう風景を確信犯的に入れたんだけど、原作の読者も映像で見る事ができてよかったんじゃないかと。
(国兼)主演が綾野剛さんというのにびっくりしました。イメージが……。
(真山)綾野剛さんが演じると聞いて「(鷲津を)20代がやるの?」と言ったら「綾野さんは36歳です」と。大森さんがやった時よりも1歳若いだけだった。大森さんがやった時も本当は40代なんだけど若くなっちゃった。11年前の大森さんと今の綾野さんでは5歳くらい若いように見えるけど、年齢的には問題ない。綾野さんは若く見える部分を上手に生かしていたと思う。大森さんもすごい色々考えてるけど、綾野さんはオタクのようにすごく原作を全部読み込んでいて、脚本と原作との差などを撮影現場に行った時に色々聞かれた。
(国兼)ドラマ第1話で綾野剛いいじゃないかと評判になってましたが、「IN★POCKET」(2018年8月号、真山仁、綾野剛)対談の時に役作りについて熱く語っていたという話で(「IN★POCKET」の対談の一部抜粋はテレビ朝日「ハゲタカ」公式サイトに掲載。「綾野 剛(鷲津政彦役)×真山 仁(原作者)対談インタビュー【『IN★POCKET』(講談社)2018年8月号より転載、一部を抜粋】」)。
(真山)対談の前に2回撮影見学に行った。行くとものすごい勢いで(綾野剛が)「これ、いいですかね?」と色々聞いて来る。それで対談の時に(撮影の時に)何を考えてやっていたのかと聞いてみた。「このドラマのキーポイントは怒りだと思う。復讐とかの個人的な怒りではなく社会に対する怒りだと思う」と言っていて、僕も表ではそういう事を言ってこなかったけどそう思って書いてきた事を言われてびっくりした。それで十分、あとは好きにやっていいよと言った。でも彼は製作発表会の時に「ハゲタカ」は希望のドラマだと言っていた。それで対談の時に怒りがエンジンなのに希望って言うのはすごいねと言ったら「怒りは希望のためにある」と言っていた。すごい。
それから原作の中にある冴えない男というのをやってみたいと言っていた。でも色々話し合って現在の形にしたと。それに異論はなかったけど、今回のドラマの鷲津はマンガっぽくないかと思うかもしれない。でも(原作でも)最初の頃、バブルが弾けた後の暗い時代だから現代の歌舞伎のように作っていて、メリハリが効いた、いそうでいなさそうなキャラクターの作り方をしていた。社会からはみ出た人たちが気を込めてやる事で、社会の真実が出るようにやっている。そうしないとこの暗い話は終わる。だからどれだけ傾(かぶ)いてくれるかが重要だった。第3話だったか小林薫との場面で「ハゲタカー」という所、「もっと傾(かぶ)いていいですか?」と自分の判断で脚本にない感じで言っていた。
(国兼)今までは大森南朋さんだったけど、これからはあの綾野剛さんの鷲津政彦が「ハゲタカ」の鷲津として、読む人の頭に思い浮かぶ事になるのでは。
(真山)あのキャスティングを見た人は記憶の更新がされる。(鷲津政彦は)大森さんが綾野さんになり、(芝野健夫は)柴田さんが渡部さんになり、(飯島亮は)中尾さんが小林さんになる。第1話を見た時にそう思った。綾野さんのものすごい傾(かぶ)き方に対して渡部さん小林さん沢尻さんの抑えた演技、特に渡部さんはものすごい当たり役になったんじゃないのか。彼は「外事警察」(2009年、NHK)というドラマをやったけど「外事警察」のプロデューサー(訓覇圭)は「ハゲタカ」のプロデューサー。先生どうしますか?これNHK超えちゃいますけどと笑ってたけど(笑)。みんなNHKを意識して、わかっていてそうじゃないものを自然に出しているのが、俳優ってすごいなと思った。


綾野剛のあの指を組む仕草は鳥の羽ばたきなんですよ。そしてこうして(メガネの上から)メガネを抑えるのも鳥の羽を表している。あの鷲津の眼鏡はすごい揉めた。眼鏡はやめてくれと直前までみんなで説得した。眼鏡のことを聞いたら、真山さんが反対してプロデューサーが反対してNGがくるの分かっていた、でも素顔の鷲津、自分と敵の間にフィルタをかけたかったという。自分の弱さや感情を隠すためにどうしてもフィルタが欲しかった、だから仕事をする時は眼鏡をするけど、眼鏡をはずしていると父親の事とか松平貴子の事を考えている。髪の毛が半分かかっているのも半分隠したいんだと。色々考えている。ここまで説明されたら、もうどうぞどうぞと(笑)。

(2018/7/22 朝日新聞朝刊より)
できる俳優さんってその役を生きる。完全に鷲津として生きているなと。全部説明できちゃう。確かに過剰というのはあるけど、小説が過剰だから。あれが過剰というならそれは原作者が悪い。
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以上。後半の新刊「シンドローム」についての話も鷲津の活躍ぶりや原発問題だけでなく先日の北海道胆振東部地震のブラックアウトの話とかもあって面白かったですが、ちょっと力尽きたので今回はここまでということで。トークイベントの一番のテーマ部分を省略っていかがなものかと思いつつ、すまんです(てへっ)。
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