2019年05月10日 (金)
一つ前の記事「桜があってもなくても、酒があってもなくても、花見は花見。」でも書いたように連日、花見会に参加していた私だが、4月初めの土曜日にはいつもの「ハゲタカ」な皆さんたちと、それはそれは楽しい花見をしたのだった。
事の発端は、私が「今日、ふと自分の遺影は桜の木のそばで立つ姿がいいなと思ったのだけど…私の強行遠足みたいな花見に普通の人を付き合わせる訳にいかないしなー」と呟いたことによる。
これに長年の(映画「ハゲタカ」の公開からもう10年ですよ!)「ハゲタカ」仲間のnanakoさんから「私もぜひ」とお声がかかったのである。まあ、今年1月末に開催した鷲津政彦50歳のお誕生会のお会計時にもらったクーポン券が4月中旬までに期限切れになるから有効活用しましょうよ、というのもあったのだが。そこでいつもの「ハゲタカ」な皆さんに声をかけて4月6日(土)のお昼に花見、夜は飲み会というスケジュールに決定。
前の記事に書いたように、4月5日は北海道から82歳の母が来て一緒に東京のホテルにお泊りして翌日は羽田までお見送り、その足でハゲタカなお花見に参加というスケジュール。だからそれまでにうちの母に何かあったら参加できなくなるという懸念があったのだが(おい、、)、母とのお花見も「ハゲタカ」なお花見も無事終了して本当によかった。

花見場所の選定には迷った。3月中旬にみんなのスケジュールを聞いて4月6日に開催決定はしたものの、今年のソメイヨシノの開花予想は3月21日、満開予想が3月31日だったため、4月6日の花見を楽しむためにはソメイヨシノよりも1週間~2週間くらい開花が遅い八重桜が多いところにする必要がある。そこで今回は、桜の品種が豊富で本数も多くて多少開花・満開日がずれても何か咲いているであろう場所、広々として開放感があり交通の便もいい新宿御苑に決定。新宿御苑は正面の新宿門、四ツ谷方向寄りの大木戸門、反対側の千駄ヶ谷門の三か所から入ることができるが、待ち合わせ場所は新宿門横にあるインフォメーションセンターにした。
天気の方は当初の予報通りの気温の日が続き、開花予想通りに開花し、満開予想通りの日に満開を迎えたというのに、何という事でしょう。ソメイヨシノの満開後に真冬のような気温が続き、満開状態がかなりキープされて4月5日、4月6日を迎えたのである。ソメイヨシノが散り始めの頃で八重桜はまだほとんど咲いていないという当てが外れた状況はよかったのかよくなかったのか。ともあれ4月6日の12時過ぎ、母と別れて新宿に向う。前日からの荷物があったので新宿駅付近でコインロッカーを探す。が、当たり前だが、よく晴れた土曜日の新宿駅周辺で空いているコインロッカーなどある訳なかったのだ。昔は駅に手荷物預かりの窓口とかがあったよなあと思いつつ、最終的にはいつも信じられないくらい空いている新宿御苑内のコインロッカーに荷物を預けることができた。
今回の花見のメンバーは鷲津ファンド秘書室・宴会「大」部長のnanakoさん、不憫萌えで顔デカ萌え(佐藤二朗、ピエール瀧など)のoha~さん、SMAPファン歴3年のMackyさん、そして廃人某嬢と私の5名。皆さんいいオトナなので花見は普通にしたことはあると思う。でも考えてみればよく晴れた満開の桜の新宿御苑、1年で一番混雑しているこの場所で、新宿御苑ビギナーな皆さんと待ち合わせをするなんて、どうかしていたのかもしれない。


この日の天気は晴れ、最高気温22.5度、春を飛び越して一気に夏。私がロッカー探しと暑さにヘロヘロになって集合時刻の14時から数秒遅れで新宿門にたどり着いた時、そこにいたのはMackyさんだけだった。遅刻な皆様から先に入っていて~と連絡が入るので入園ゲートをくぐる。oha~さんもいちはやく新宿御苑にたどりついていたのに、インフォメーションセンターには誰もいなくて(すまん、、)超行列の新宿門から登場。そして新宿門と大木戸門の真ん中あたりに設置されていたらしい臨時門から来た廃人某嬢によれば、臨時門は地下鉄・新宿御苑前駅から一番近く、しかも大行列の新宿門や大木戸門に比べて行列もほとんどなくすんなりと入場できたとの事。ラストのnanakoさんはこれまた大行列の大木戸門から花見団子を持って登場した。

せっかくなので花見団子をいただくために、持参したシートを敷いてまずは一休み。実は花見用のシートを持ってはきたものの、普段は一人で走りながら花見をしているし、今回は遺影撮影会なので座って腰を落ち着けて桜を見るという事を想定していなかった。シートだけ敷いて座ると固い地面が痛いわ、やっぱり。それでも大きく枝を伸ばした桜の巨木の下、天気はいいし、花見団子はおいしいし、満開のソメイヨシノの花びらがはらほろひれはれと散るし、相変わらずドラマの話で盛り上がるし、しみじみ楽しい。もちろんみんなお年頃なので病気系の話も鉄板だ。

そういえばこの日、私は自分が菱沼聖子@「動物のお医者さん」(佐々木倫子)であるとしみじみ実感したのだった。かねてより痛みには人並外れて鈍感で、出産した時に産科の先生が驚いていたぐらいだったのだが、この日、気が付いたら私の周りのあちこちに血痕が!よくみたら左手の親指から出血している。原因は深爪みたいな感じなのだが、私は前日ホテルに泊まって爪なんか切ってないし、前々日も切ってない。多分3日くらい前の深爪でなぜ今出血? あちこちふき取って面倒くせえなと思っていたらまた新しい血痕。なんだよと思ったらまた左の親指から血が出てる。知らないうちに何か鋭いもので切ってしまったようだが全く記憶にない。この調子で、気が付いたら死んでいるかもしれない。

さて、準備のいい廃人某嬢がレフ板代わりの大判の白い紙を取り出したので、いよいよ写真撮影を始める。某嬢は遺影ではなく他に色々使う当てがあるので全身写真をみんなで写したのだが、撮影慣れているのでポーズもビシッと決まる。それに引き換えわしらときたら。nanakoコーチやoha~監督から「背筋を伸ばして、顎を引く!」「少し胸を張って」「目線は少し上目遣いで」「歯は見せない方がいいんじゃない?」「眼鏡ははずして」などと厳しい指導が入る。遺影撮影も楽じゃないよ(笑)。そして傍から見たら妙齢の女性が5人、桜だけでなく花を愛でながら庭園を散策している様は「細雪」風にも見えなくもないというのに、実際に話していたことといえば。
「結構散っているけどまだ椿の花は満開だから、遺影の背景に椿もよくない?」
「でも、この花の背景だとちょっと縁起悪くない?」
「どうせ葬式の時の写真だから、もう十分に縁起悪いんじゃないの?」
「(松を背景にして)この背景だと正月の葬式限定になっちゃう」
「葬式がいつになるかは、わからないもんねぇ」
また、桜を背景にしようとすると他にも人が沢山いて映り込んでしまうのだが、すぐ近くで腰を落としてじっとカメラを構えている人がいてちと邪魔だと
「さっさと撮っちゃって、後から写真を加工すればいいよ」とか。
(↑この発言は証明用写真の自分の人相が気に入らないので、PhotoShopなどで加工修正してから使用した過去があるoha~さんである)
「こんだけ写真を撮っている人がたくさんいる中、遺影写真を撮っているのは私たちだけだな」
などと言ったり。
最後に、oha〜さんはPTAのおばさんか評論家っぽくならないよう、私は態度がふてぶてしいせいか七三分けの髪型のせいか国会議員っぽくなってしまうので気をつけるように、nanakoさんは集合写真の時が一番自然でナイスだったので遺影写真は集合写真から切り取るのがベスト鴨という結論に至った。ちなみにMackyさんは写真を撮ると魂を抜かれるため、撮影はなし。
夜は新宿でまたしゃべくり倒し飲み。もう1か月前の話なのであらかた忘れてしまったけど(おい、、)、とにかく楽しかった。映画「ボヘミアンラプソディー」にハマったnanakoさんは映画館で11回見て、映画「ハゲタカ」を映画館で見た回数を超えたとか越えなかったとか。ま、私は映画「ハゲタカ」は映画館で32回見たので(「ハゲタカ映画祭」を入れると33回)今後これを超える記録は私的には出ないものと思われる。それから佐藤二朗推しのoha~さんに皆が「えーー……」と残念な反応をすると、「じゃあ佐藤二朗と出川哲郎、どうしても選ばなきゃならないとしたらどっち?」と聞かれて「この二人を比べたらそりゃ佐藤二朗だけど」というという反応に「やっぱり、佐藤二朗でしょ?」と言っていたり。あ、そうそう、oha~さんはこの数年でちょいとした(ちょいとどころじゃないが)大病をしたのだが、その病気が発覚したエピソードがすごかった。普通は事故らないはずの所で事故らないはずのタイミングで交通事故に遭い、乗っていた車が非常に頑丈な車種だったので軽傷で済んだものの、その時にレントゲンだけでなく一応念のためという事で撮ったCT検査でたまたま初期段階の病気が発覚したというのである。聞けば聞くほど何もかもが偶然に次ぐ偶然で、思わず「事故に遭ってよかったじゃん」と言ってしまったよ。
やっぱりこのトシになると病気の話題は盛り上がるね。皆、一つや二つは必ずエピソードがあるし、自分が持ってなくても友人知人、同僚や家族に何かはあるもんね。でもこのトシ(50代3名とと60歳2名)同士だからいいけど、nanakoさんが言うにはサラッと病気の話をしても後で若い同僚に心配されてしまうとか。私のところなんか若い同僚がいなくてジジババばかりだから病気ネタなんか挨拶代わりだよ。
そんなこんなで「ハゲタカ」なお花見の夜も更けて、じゃ次は映画「ハゲタカ」公開10周年記念で集まりましょうといいつつ別れたのだが。しかしなんということでしょう。楽しすぎて久しぶりに飲み過ぎてしまった私は自宅最寄駅から自宅までの道々、何度も街路樹や電柱にもたれかかって休み休み帰路に着いたのだった。おっさんか!?
事の発端は、私が「今日、ふと自分の遺影は桜の木のそばで立つ姿がいいなと思ったのだけど…私の強行遠足みたいな花見に普通の人を付き合わせる訳にいかないしなー」と呟いたことによる。
今日、ふと自分の遺影は桜の木のそばで立つ姿がいいなと思ったのだけど。自撮りしないし写真スタジオで造花と一緒もなんだかだしプロのカメラマンに依頼するほどでもないから、桜の季節に誰かに撮ってもらうのがいいんだろうけど、私の強行遠足みたいな花見に普通の人を付き合わせる訳にいかないしなー
— tsumire (@kiritani_s) 2019年3月9日
これに長年の(映画「ハゲタカ」の公開からもう10年ですよ!)「ハゲタカ」仲間のnanakoさんから「私もぜひ」とお声がかかったのである。まあ、今年1月末に開催した鷲津政彦50歳のお誕生会のお会計時にもらったクーポン券が4月中旬までに期限切れになるから有効活用しましょうよ、というのもあったのだが。そこでいつもの「ハゲタカ」な皆さんに声をかけて4月6日(土)のお昼に花見、夜は飲み会というスケジュールに決定。
前の記事に書いたように、4月5日は北海道から82歳の母が来て一緒に東京のホテルにお泊りして翌日は羽田までお見送り、その足でハゲタカなお花見に参加というスケジュール。だからそれまでにうちの母に何かあったら参加できなくなるという懸念があったのだが(おい、、)、母とのお花見も「ハゲタカ」なお花見も無事終了して本当によかった。

花見場所の選定には迷った。3月中旬にみんなのスケジュールを聞いて4月6日に開催決定はしたものの、今年のソメイヨシノの開花予想は3月21日、満開予想が3月31日だったため、4月6日の花見を楽しむためにはソメイヨシノよりも1週間~2週間くらい開花が遅い八重桜が多いところにする必要がある。そこで今回は、桜の品種が豊富で本数も多くて多少開花・満開日がずれても何か咲いているであろう場所、広々として開放感があり交通の便もいい新宿御苑に決定。新宿御苑は正面の新宿門、四ツ谷方向寄りの大木戸門、反対側の千駄ヶ谷門の三か所から入ることができるが、待ち合わせ場所は新宿門横にあるインフォメーションセンターにした。
天気の方は当初の予報通りの気温の日が続き、開花予想通りに開花し、満開予想通りの日に満開を迎えたというのに、何という事でしょう。ソメイヨシノの満開後に真冬のような気温が続き、満開状態がかなりキープされて4月5日、4月6日を迎えたのである。ソメイヨシノが散り始めの頃で八重桜はまだほとんど咲いていないという当てが外れた状況はよかったのかよくなかったのか。ともあれ4月6日の12時過ぎ、母と別れて新宿に向う。前日からの荷物があったので新宿駅付近でコインロッカーを探す。が、当たり前だが、よく晴れた土曜日の新宿駅周辺で空いているコインロッカーなどある訳なかったのだ。昔は駅に手荷物預かりの窓口とかがあったよなあと思いつつ、最終的にはいつも信じられないくらい空いている新宿御苑内のコインロッカーに荷物を預けることができた。
今回の花見のメンバーは鷲津ファンド秘書室・宴会「大」部長のnanakoさん、不憫萌えで顔デカ萌え(佐藤二朗、ピエール瀧など)のoha~さん、SMAPファン歴3年のMackyさん、そして廃人某嬢と私の5名。皆さんいいオトナなので花見は普通にしたことはあると思う。でも考えてみればよく晴れた満開の桜の新宿御苑、1年で一番混雑しているこの場所で、新宿御苑ビギナーな皆さんと待ち合わせをするなんて、どうかしていたのかもしれない。




この日の天気は晴れ、最高気温22.5度、春を飛び越して一気に夏。私がロッカー探しと暑さにヘロヘロになって集合時刻の14時から数秒遅れで新宿門にたどり着いた時、そこにいたのはMackyさんだけだった。遅刻な皆様から先に入っていて~と連絡が入るので入園ゲートをくぐる。oha~さんもいちはやく新宿御苑にたどりついていたのに、インフォメーションセンターには誰もいなくて(すまん、、)超行列の新宿門から登場。そして新宿門と大木戸門の真ん中あたりに設置されていたらしい臨時門から来た廃人某嬢によれば、臨時門は地下鉄・新宿御苑前駅から一番近く、しかも大行列の新宿門や大木戸門に比べて行列もほとんどなくすんなりと入場できたとの事。ラストのnanakoさんはこれまた大行列の大木戸門から花見団子を持って登場した。


せっかくなので花見団子をいただくために、持参したシートを敷いてまずは一休み。実は花見用のシートを持ってはきたものの、普段は一人で走りながら花見をしているし、今回は遺影撮影会なので座って腰を落ち着けて桜を見るという事を想定していなかった。シートだけ敷いて座ると固い地面が痛いわ、やっぱり。それでも大きく枝を伸ばした桜の巨木の下、天気はいいし、花見団子はおいしいし、満開のソメイヨシノの花びらがはらほろひれはれと散るし、相変わらずドラマの話で盛り上がるし、しみじみ楽しい。もちろんみんなお年頃なので病気系の話も鉄板だ。

そういえばこの日、私は自分が菱沼聖子@「動物のお医者さん」(佐々木倫子)であるとしみじみ実感したのだった。かねてより痛みには人並外れて鈍感で、出産した時に産科の先生が驚いていたぐらいだったのだが、この日、気が付いたら私の周りのあちこちに血痕が!よくみたら左手の親指から出血している。原因は深爪みたいな感じなのだが、私は前日ホテルに泊まって爪なんか切ってないし、前々日も切ってない。多分3日くらい前の深爪でなぜ今出血? あちこちふき取って面倒くせえなと思っていたらまた新しい血痕。なんだよと思ったらまた左の親指から血が出てる。知らないうちに何か鋭いもので切ってしまったようだが全く記憶にない。この調子で、気が付いたら死んでいるかもしれない。


さて、準備のいい廃人某嬢がレフ板代わりの大判の白い紙を取り出したので、いよいよ写真撮影を始める。某嬢は遺影ではなく他に色々使う当てがあるので全身写真をみんなで写したのだが、撮影慣れているのでポーズもビシッと決まる。それに引き換えわしらときたら。nanakoコーチやoha~監督から「背筋を伸ばして、顎を引く!」「少し胸を張って」「目線は少し上目遣いで」「歯は見せない方がいいんじゃない?」「眼鏡ははずして」などと厳しい指導が入る。遺影撮影も楽じゃないよ(笑)。そして傍から見たら妙齢の女性が5人、桜だけでなく花を愛でながら庭園を散策している様は「細雪」風にも見えなくもないというのに、実際に話していたことといえば。
「結構散っているけどまだ椿の花は満開だから、遺影の背景に椿もよくない?」
「でも、この花の背景だとちょっと縁起悪くない?」
「どうせ葬式の時の写真だから、もう十分に縁起悪いんじゃないの?」
「(松を背景にして)この背景だと正月の葬式限定になっちゃう」
「葬式がいつになるかは、わからないもんねぇ」
また、桜を背景にしようとすると他にも人が沢山いて映り込んでしまうのだが、すぐ近くで腰を落としてじっとカメラを構えている人がいてちと邪魔だと
「さっさと撮っちゃって、後から写真を加工すればいいよ」とか。
(↑この発言は証明用写真の自分の人相が気に入らないので、PhotoShopなどで加工修正してから使用した過去があるoha~さんである)
「こんだけ写真を撮っている人がたくさんいる中、遺影写真を撮っているのは私たちだけだな」
などと言ったり。
最後に、oha〜さんはPTAのおばさんか評論家っぽくならないよう、私は態度がふてぶてしいせいか七三分けの髪型のせいか国会議員っぽくなってしまうので気をつけるように、nanakoさんは集合写真の時が一番自然でナイスだったので遺影写真は集合写真から切り取るのがベスト鴨という結論に至った。ちなみにMackyさんは写真を撮ると魂を抜かれるため、撮影はなし。
夜は新宿でまたしゃべくり倒し飲み。もう1か月前の話なのであらかた忘れてしまったけど(おい、、)、とにかく楽しかった。映画「ボヘミアンラプソディー」にハマったnanakoさんは映画館で11回見て、映画「ハゲタカ」を映画館で見た回数を超えたとか越えなかったとか。ま、私は映画「ハゲタカ」は映画館で32回見たので(「ハゲタカ映画祭」を入れると33回)今後これを超える記録は私的には出ないものと思われる。それから佐藤二朗推しのoha~さんに皆が「えーー……」と残念な反応をすると、「じゃあ佐藤二朗と出川哲郎、どうしても選ばなきゃならないとしたらどっち?」と聞かれて「この二人を比べたらそりゃ佐藤二朗だけど」というという反応に「やっぱり、佐藤二朗でしょ?」と言っていたり。あ、そうそう、oha~さんはこの数年でちょいとした(ちょいとどころじゃないが)大病をしたのだが、その病気が発覚したエピソードがすごかった。普通は事故らないはずの所で事故らないはずのタイミングで交通事故に遭い、乗っていた車が非常に頑丈な車種だったので軽傷で済んだものの、その時にレントゲンだけでなく一応念のためという事で撮ったCT検査でたまたま初期段階の病気が発覚したというのである。聞けば聞くほど何もかもが偶然に次ぐ偶然で、思わず「事故に遭ってよかったじゃん」と言ってしまったよ。
やっぱりこのトシになると病気の話題は盛り上がるね。皆、一つや二つは必ずエピソードがあるし、自分が持ってなくても友人知人、同僚や家族に何かはあるもんね。でもこのトシ(50代3名とと60歳2名)同士だからいいけど、nanakoさんが言うにはサラッと病気の話をしても後で若い同僚に心配されてしまうとか。私のところなんか若い同僚がいなくてジジババばかりだから病気ネタなんか挨拶代わりだよ。
そんなこんなで「ハゲタカ」なお花見の夜も更けて、じゃ次は映画「ハゲタカ」公開10周年記念で集まりましょうといいつつ別れたのだが。しかしなんということでしょう。楽しすぎて久しぶりに飲み過ぎてしまった私は自宅最寄駅から自宅までの道々、何度も街路樹や電柱にもたれかかって休み休み帰路に着いたのだった。おっさんか!?
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