本屋に並んでいるのを見たらいつもその場で買ってしまう池袋ウエストゲートパークシリーズの最新刊「Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7」(石田衣良、文藝春秋、245p、1,600円)、図書館から借りた本がどんと山積みになっているのに、やっぱり買っちゃったよ……。

今回は「要町テレフォンマン」「詐欺師のヴィーナス」「バーン・ダウン・ザ・ハウス」「Gボーイズ冬戦争」の4話収録。表題にもなっている「Gボーイズ冬戦争」は主人公マコトの親友で池袋のガキのキング・タカシの危機を救うべくマコトが奔走する話。これはもっとじっくりとボリュームがあるものを読んでみたかったかも。さらっとあっさり読めてコンスタントに面白いのがこのシリーズのいいところでもあるのだが、たまにはずっしり重いのも読んでみたい。特にこの作品では池袋の闇の政治の世界の描写をもっともっと読んでみたくなったし、なによりもマコトもタカシもそれなりに年とっちゃった感じがまたなんとも寂しくもあり微妙にいい感じ。新たに出てきた「影」もまたそのうち登場させて欲しいキャラだ。でも今回のコレ、腐女子の皆様だったらかなりたまらないシチュエーションじゃないかとか一瞬思ったのだが、石田衣良のことだからもしかして狙って書いているのかもね。

そういえばこの本を読んでいる最中、私の頭の中ではマコトはテレビドラマ版の長瀬智也で(でももう少しテレビ版よりは硬派)、おかんは森下洋子だったのだが、他のキャラはテレビ版とは全く違うキャスティングになっていた。だいたい原作のキングはもっとクールなのに、テレビ版の窪塚洋介は全然イメージじゃない上に知性が感じられない。しかもなんだかふにゃふにゃしていてタコかクラゲみたいなキャラだし、冷たく「マコト」と呼ぶのではなく、「まこっちゃーん」と呼ぶのがまた気に食わん(←ほとんど言いがかり)。サルの妻夫木聡も(テレビ版をほとんど見てないから覚えてないけど)イケメンで軟弱すぎなんじゃないのかなあ。

でもまあそれはともかく、電車の中で気軽に読める1冊だ。
関連記事
テーマ:文学・小説
ジャンル:小説・文学
コメント
IWGPは、小説読んだ事無いので私の中では「ドラマ」だけです。
あのドラマで長瀬を見直し、妻夫木を初めて知り、窪塚がだんだん変になっていったと感じたドラマでした。脇役も
豪華(か?)で私好みで毎週楽しみでございました。
今でもあのドラマでしたら熱く語りますよ~~~~
2007/05/12(Sat) 19:10 | URL | P子 | 【編集
私は残念ながら原作を先に読んでいたので、キングのアレにはやっぱり駄目だわ~。でも出演者は本当に豪華だったよねぇ。長瀬に妻夫木、 窪塚洋介、坂口憲二、山P、阿部サダヲ(あれ? 豪華?)、古田新太(え??)、宮藤官九郎(あぁ??)、他色々。私は原作の方が好きなので、ドラマは全くの別物として、あれはあれで楽しんではいるけど。
2007/05/13(Sun) 23:27 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
「Gボーイズ冬戦争(文芸春秋)石田衣良」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜひ、読み比べてみてください。 =2007年5月15日...
2007/05/15(Tue) 23:54:37 |  本の口コミ情報:ブログでbook!