先日、ユニクロのレジ待ち行列に並んでいたところ携帯電話の着信音がなったので見てみると、帯広の母からだった。

私「はい?」
母「あのさ、あの人って誰だっけ?」
私「はい?」
母「あの人さ、あの人」
いきなり、あの人って何だよ! しかも面と向かって話していて、その話の途中で聞くのならまだしも、帯広から遠く離れた東京の地にいる娘にわざわざ電話してきて、挨拶も何の前触れもなくいきなりあの人って。
私「あのー、あの人って誰?」
母「ほら、昔の人で」
昔の人は沢山いますが。
私「それだけじゃ何にも答えられないんだけど」
母「えっと、絵を描いている人で」
昔の人で絵を描いている人、ヒントにしては漠然としすぎだよ。
私「いや、だからそれだけでは誰って言うことができないよ。せめてもう少し名前の一部とかどんな感じの人とかわからないの?」
母「かのうなんだかって、絵描きでいたでしょ?」
私「……ああーーーー、狩野派ね」
母「その狩野なんだかって誰?」
私「いや、狩野派の画家は室町時代から江戸時代までずーーーっと何人も沢山いるから、誰かこの人って特定はできないよ」
母「あら、そうなの?」
私「どうしても探したいんだったらさ、パソコンで調べたら? googleの検索画面を出して、狩って言う字に野原の野の字で、その後半角スペースにして日本画って単語を入れてリターンすれば必ず何かひっかかるから」
母「ふぅん、じゃやってみる」

その後、母からの音沙汰はない。結局狩野誰を調べたかったのか、なんで調べたかったのかまったく不明である。
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コメント
広い意味でも唐突の人ですね。
お母様の中では、グーグルとtsumireさんは同じ検索ソフトなのよ。
しかもグーグルは必要な単語(ヒント?)を入れないとヒットしないけど、tsumireさんはもしかしたらDNA因子のおかげで「あれ」「それ」でヒットするかもしれない便利なソフトなのだ。(とはいえ、ずいぶん年季がはいってきたせいか、反応がいまいち・・・・・・・・・・と、お母様は思ってるかもしれない)
母から音沙汰がない→「全く役に立たない子だよ。年だけ重ねて(母の心の声)」←はい。自分に跳ね返ってきました
2007/06/13(Wed) 16:01 | URL | suika | 【編集
>お母様の中では、グーグルとtsumireさんは同じ検索ソフトなのよ

うわー、私ってすごいじゃん、グーグル並って…………(←違います)。

まあ、まだ面と向かって話しているときにアレとかコレとかソレって言われるんだったらわかるけど、電話でいきなり開口一番だかんね。しかも前々からなんかそういう話をしていたとかということは全く無くて。反応が鈍くてもしょうがないよなあ(←言い訳)。ま、そのうち「アレは誰だっけ?」と聞かれれば「アレといえばソレに決まっているでしょ」と答えるようになるのも時間の問題ね……(遠い目)。
2007/06/13(Wed) 16:49 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
いいな、お母さんから電話がかかってきて。
ま、確かに応えにくい内容で、大変そうではあるけど。

今7時半すぎですが、残業中。
今日は社長が博多がら上京してきた義理の父母を連れて尾瀬に家族旅行に行って休みなのだ。もう親孝行できない私はそのせいかなんとなく最期の瞬間にだれかと話ができたらなんて考えていた。
やっぱりその相手はお母さんなんだよなー。将来は娘たちか、はたまた謎の人物に変わっているかもしれないけど、少なくとも今は天国のお母さんなんだよね。みんな親孝行してねー。

それにしても、自分を見失う人が我が社では続出しています。
席から立ち上がって「わたし、何のために立ち上がったんですか?」と質問したGさん(女性)。3往復もして結局何もせずに席につく社長。「あれはどこ?」(それじゃあ、わかりません)とか「アノ人なんてったっけ?」なんて本当に日常茶飯事です。実は最近自分も言葉につまることが多くなって、人のことを言える立場じゃないんだけどさぁ…。

2007/06/13(Wed) 19:49 | URL | MI | 【編集
>やっぱりその相手はお母さんなんだよなー。

やっぱりMIさんは本当に幸せな親子関係だったんだねぇ。私は大学や就職してから、ごく普通のお家では母と娘はそういう風に穏やかで幸せな関係を築いているものだって知ってビックリしたもんだったよ。私は母親にそういうことをしようだなんて思いもよらないな。

>実は最近自分も言葉につまることが多くなって

そのレベルならまだまだ大丈夫。ボケの道は長く細いのだ。
2007/06/14(Thu) 06:49 | URL | tsumire→MIさん | 【編集
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