セクシーボイスアンドロボ 第10回(6月12日放映)。

このドラマっていつもテーマが無茶苦茶ベタというか、気恥ずかしいくらいストレートすぎるよなあと毎回思っていたのだが、今回のこの回を見てその理由がわかりましたよ。このドラマは14歳であるニコ(大後寿々花)と同じ世代の人達に向けて描かれているからなのね。だからモノローグは必ずニコの声だし(主人公がニコだからだけではなく)、だからニコの家族がほとんど毎回しっかり描かれるし(主人公がニコだからだけではなく)、そしていいトシをした青年でありながら(ロボットオタクという設定とはいえ)ロボ(松山ケンイチ)とニコは、年の差による支配関係やあるいは男女の恋愛関係でもなく、あくまでも友達なのね。もっとも原作がそうなっているのかもしれないけど(←原作を買ったのに実はまだ読んでいない……)。

今回はお金とお金では買えない絆や幸せについて。ラスト近く、真境名(浅丘ルリ子)が「私たちは、時間の中を生きているの。日々変わっていってる。ずーっとなんて幸せ、この世にはない」でも「私は、時々幸せ」というのがよかったですよ。ずーっと幸せである事を求め続けたらそれこそ時々幸せであっても、それが幸せであると言う事にも気づかなくなっちゃうかもしんないもんね。私は人間は理解し合うことができない生き物であると随分小さな頃から思っていたのだが、それでもそれは別に悪い事でも不幸な事でもないし、理解できなくたった信じる事や愛する事は出来るし、ごくごくたまにちょっとでも理解できるような一瞬があれば、それはそれでハッピー(でラッキー)なんじゃないかとも思ってきたのだけど、まあ、そんな感じ。

と言う訳で、今日はいよいよ最終回だよ。サブタイトルが「ロボ」っていうのが、見たいような見たくないような、そしてなんだかちょっと不吉な感じ……。
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コメント
このドラマ、役者の顔(表情)がおもしろくて、なんだか見てしまう。
ニコはあどけない顔してるし、実際中学生らしいけど、ロボに対して慈愛に満ちた母親みたいな眼差しする時があって、ちょっと感心。
で、また松山ケンイチが 幼稚園児そのまま拡大コピーしたみたいな顔してて、見る度、子どもが小さい時お風呂に浮かべてたアヒルを思い出すわ。
なかなか良いコンビだったけど、今日で終わりかぁ(まだ見てないけど)。
すっごく面白いって訳でも、ハマってる訳でもないけど、なんだか寂しいわね。
2007/06/19(Tue) 23:18 | URL | oha~ | 【編集
ニコ役の大後寿々花は中学生とは思えないような、リアルな自然体のお芝居をするし、反対にロボ役の松山ケンイチはガチガチの作り込んだオタク役がハマっててよかったし、林家一同も味わい深かったし、地蔵堂の二人はラブリーだったし……。結局スパイでもなんでもなかったじゃーんというツッコミもあるけれど、なかなかようございました。
2007/06/19(Tue) 23:42 | URL | tsumire→ohaさん | 【編集
6/12の放送ってどんな脚本だったかしら?と思い出すのに5分ほどかかったP子です。
今回の話でロボが秋葉原で会社員やっているのが判りましたが、詳細不明のままでしたね。話には関係が無いってことで描かれないのかな?

昨日の最終回、歌舞伎座で「船弁慶」を観賞していたおかげで、まだ未見です。早く見たいけど来週から始まる会社命令の資格試験のため暫くお預けです。(涙)
2007/06/20(Wed) 16:09 | URL | P子 | 【編集
>6/12の放送ってどんな脚本だったかしら?と思い出すのに5分ほどかかったP子です。

私も1週間放置していたからすっかり忘れちゃってたよん。まあロボが何者であるかっていうのは関係ないというよりは、もしかすると「想像の余地を残している」のかもしれないし、あるいはそれを描くだけの時間がないのかもね。

>来週から始まる会社命令の資格試験のため暫くお預けです。

おおっと、それは大変ですね。来月には晴れ晴れと(きっと)たまりにたまっているであろう録画や本などを見られるよう、お祈りいたしております。がんばれー。
2007/06/20(Wed) 22:57 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
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