受験の神様 第1回(7月14日放映、日本テレビ、21時)。サブタイトル(「目指せ名門中! 熱血父子vs.冷酷女家庭教師 300日バトル勃発!!」)、なげぇーー。2時間ドラマかっつーの。それにしても最近の子役はうまいよなあ。梅沢勇(山口達也)の小学6年生の息子役・広(長島弘宜)といい、「山田太郎物語」の兄弟たちといい、演技が自然だから話に引き込まれてちゃいますよ。

さて妻がいきなり出て行ったためにずっと親子二人暮らしをしていた勇と広だったが、勇はどうやらスポーツができるから一流商社にも入社できたという、脳みそ筋肉なおバカさん。一方広は6年生になると友人たちがみんな受験体制に入ったために、大好きな野球が出来なくなってしまうが、野球名門校の早田中学の野球部を見に行った事で、この中学に入りたい、受験したいという気持ちに火がついてしまう。しかし6年生の4月と言う時期に火がついてもすでに遅く、いい塾は定員オーバー、そうでないところは勇でさえも首をかしげるようなところしか残っていず、最後の頼みの綱として、「受験の神様」と呼ばれている伝説の女子中学生・菅原道子(成海璃子)に家庭教師を依頼するのだが……。

菅原道子というネーミングが安易かどうかはともかく、なかなか興味深いキャラで、親に土下座させるのも別にそれで優越感に浸ろうとか何かではなく、多分親の覚悟の程を見てみたいからなのね。だから頭を下げていても土下座さえしとけりゃいいんだからという気持ちでいるような親の依頼は拒否するのね。それに子どもにまず「あなたは受験したいの? それとも勉強したいの?」と聞くあたり、ただ単に受験のテクニックを教えるだけでもなさそうだし。でも図書館で騒ぐ同級生にビンタを張ったり、修学旅行を一緒に行かないかと誘うクラスメイトに「意味わかんない」と言うあたり、コミュニケーションを拒否しているんだか能力がないんだかよくわからないなあ。この道子の家族がどうなっているのかも気になるところだ。

また、広が受験を目指す流れも自然でよかった。野球がしたい→友達と一緒に中学でも野球をやりたい→早田中学の野球部がかっこ良かったから受験したい→中学受験の基礎段階の問題がわからないままなのが悔しい→勉強したい、中途半端で投げ出したくはないという広の気持ちに道子も応えて家庭教師を引き受ける事になる。しかし中学3年で「受験の神様」かー。本人が「出来る」というのと「教える能力がある」っていうのは別だとは思うけど、道子の場合は両方あるってことかね。でもってエスカレータ式の学校で本人は大学を卒業するまで受験はないから出来る事なんだろうけど。

そういえば今N県で公立の中学教師をやっている友人のSなどは「中学は絶対私立にしておけ!」って言ってったっけな。でも私は北海道出身なので今三つ、私立信仰がないんだよなあ(北海道では公立の学校に行くのがデフォルトで、私立の学校に行くのは、すっっっっごく頭がよくて親が熱心か、公立を落ちたからかのどちらか)。まあ、それはともかく、なかなか面白うございました(BGMが微妙に「野ブタ。をプロデュース」に似ていたけど)。難なのはNHKの「新・マチベン」と同じ曜日の同じ放送時間っつーことだ。ま、「新・マチベン」はあと3回で終わるからいいけど。
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コメント
わたしも田舎出身だから、まず公立、すべったら私立って環境だったので、今住んでるところは、お嬢様に仕立てたかったり、賢すぎたり、勉学のための環境を大事にしたいって子供やその親たちが私立に行くらしいんだけど、同じく今三つピンとこなくて、完全によその世界の出来事に思えるよ。
でも「野球がやりたいから名門を受験する」より、「野球がうまいから名門に入れる」のほうが現実的なような気がするが。
2007/07/15(Sun) 20:11 | URL | suika | 【編集
でも同僚の練馬のS嬢なんかには「今は公立中学校の学力低下がいちじるしくて荒れている学校も多いし、レベルが一定しているから私立の方を選ぶ親が多いんだよ」とは言われているけどさ。
なお、その練馬のS嬢の友人で今北海道に赴任している人はそこそこの名門私立出身なのに、現地では「なんだ私立出身なのかい」とバカにされちゃっているんだって(お受験ママでない限り、東京の私立校の名前なんか北海道までは轟いていないからなー)。

>野球がうまいから名門に入れる」のほうが現実的なような気がするが。

……それを言っちゃ身もふたもなさすぎだし、それに、今、野球の特待生問題、いろいろとヤバいからな。
2007/07/15(Sun) 22:27 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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 主人公は梅沢親子、父親は勇35歳(山口達也)、妻に出て行かれて6年・・男手一つで息子を育ててきた子煩悩な父親。会話に駄洒落を常に入れてくるのが邪魔なんですが・・ 息子は広(長島弘宣)、小学6年生、野球だけに夢中だったが親友が中学受験するのをきっかけ....
2007/07/15(Sun) 22:23:21 |  トリ猫家族