日曜日(8月19日)はもちろん、例によって有明の西の海で同人誌売りをしていた。今回はちゃんと新刊もあるので(なんと1年半ぶりだ)大手を振って参加できる。足取りも心持軽く、朝6時30分に家を出て中央線に乗ると、なんと座れた、ラッキー。毎回(年に2回だが)ほぼ同じ時間帯の電車やバスに乗るのだが、今まで座れたことなど全くないのにこれは幸先いいかも。そして7時過ぎに東京駅について、有明ビッグサイト直行の臨時バス待ちの行列に並ぶ。50m以上の行列になっていたがバス乗車列が私の前で一旦区切られたために、なんとこの臨時バスでも座れてビックリだ。あー、これで今日の運は全部使い果たしたかもしれない(←スケール、ちいせぇ)。

7時45分、有明会場に着くと西2ホールに直行する。「創作少女漫画」はいつもは東ホールに配置されるので西ホールに来たのはもう10年ぶりくらいだ。なにもかもが懐かしい……ということはあまりない。さっさとサークルスペースのセッティングを行ない、次回第73回の申込書を購入する。まずチェックするのは次回開催日12月29日~31日の3日間のうち、「創作少女漫画」が何日目に配置されるかである。これが去年同様3日目の12月31日だったら次回参加はナシである。いくらなんでも大晦日にコミケになんざ参加してられねぇ。恐る恐るジャンル配置コード表を開いて見てみる。なんと、2日目の12月30日である。ラッキー。今度こそ今日の運を使い果たしてしまったかも。やっぱり私の怨念(え?)が通じたのか(2006年8月17日「コミックマーケット70に行ってきました。」)、それともババァ参加者が著しく多い創作少女漫画ジャンル全体の怨念が通じたのか(もちろん同様にババァが多い創作JUNEも2日目である)。

さて、そうこうするうちにいつものメンバー、腐女子の同僚M様とN県の中学教師・S川がやってくる。S川は毎回コミケの前か後にハードスケジュールの海外ツアーに参加しているのだが(参照:2005年8月16日「昨日から北海道に来ています。」)、今回は15日まで10日間ほどタジキスタンに行っていたのだという。そして帰国したその足でサッカー会場に向かって応援三昧、翌日は仕事(弁論大会に出場する生徒の指導をしていたそうだ)、そしてその翌日からコミケ参加3連荘である。普通の人間ならとっくのまに疲労困憊で死んでいるはずだが、S川は地球最後の日が来たって死なないから大丈夫、と思っていたら今回はなんだか様子が違う。さすがのS川もタジキスタンで生気を吸い取られたらしく「私、今日(生理が)3日目だから大変なのよ」と大声で叫びやがる。おいおい、いくら回りはババァばかりだとはいえ、もう少し考えて発言しろ。しかしこんなに弱っているS川を見たのは初めてだ。やはりさすがのS川も寄る年波には勝てないか。

午前10時、開会のアナウンスが流れ、参加者達の拍手が起こる。ここでいつもだったら野郎どもの怒涛の行進(連中はお目当てのサークルにバッファローのごとく突進していくのである)が始まって会場全体が揺れるのだが、若いモンや男性が多い東ホールと違って、ここ西2ホールは参加サークルのほとんどが創作少女漫画を始めとして女性系のサークルばかりなせいか、行列もおとなしめで、会場内の雰囲気も実にまったりとしている。いつもの東ホールのような非常に殺伐とした雰囲気がなく、なんだか時が止まっているかのようだ。このまったり感はなんか懐かしいような……。そしてこうしてみてみると年寄り、多っ!(もちろん、私もその一人だがな)。老人ホームって、もしかしてこんな感じか? 私がコミケに始めて参加したのは川崎市民プラザ時代(1980年~1981年)だから、そろそろ30年近くになりますよ。年寄りが多くなるわけだよな……(遠い目)。

本を買いに来てくれるお客さんも、コスプレじゃなくて本物の年寄りだ(多分)。あの白髪や顔の表情から言って多分私と同年代か私より年上の人たちがかなり多いと思われる。あ、いや、もちろん若いお客さんも沢山いましたよ!(←とってつけたようなフォロー)。もっとも大学時代の漫研の後輩の子達もスペースに来てくれたのだが、私よりも年下のくせしていったい今までどんな苦労をしてきたのよというような容貌になっていたので見た目だけでは判断できない。しかし、コミケ会場で日本の少子高齢化を実感するようになるとわ(いや、西2ホール以外は若者だらけなのだが)。

これは有明会場内にあったコーヒー飲料「聖地の珈琲」。土産に買っていく地方のオタクをあてこんでいるのだろうが、別にどこも売り切れには全然なってなかったな。

あ、そうそう、肝心なことを書き忘れていた。今回スペースにお立ち寄りいただいた皆様、本当にありがとうございました。次回も頑張って新刊出します!(←この勢いも元気も今のうちだけだが)。もっとも私が買物に出ていて席を外している間に何人かのお客さんに、「あ、本当に新刊出ている!」と叫ばれてしまったそうだ。あーあ、いつも「(新刊)出す出す」とホラ吹いちゃっているから信頼性が薄いんだよなあ……。でもそんなの関係ねぇ! そんなの関係ねぇ!(←小島よしおで)。
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コメント
あ”~残念!20ン年ぶりのコミケに行く決意も空しく、Kさんとの再会もできなかったわ~。
例え日程が合ったとしても、この暑さと人出の多さで、私にゃコミケはもはや体力的にたどり着けない地かも・・・と思いきや、実はそこは老人ホームだったとは!?
でもそれを聞いて、オタクの老後は明るい気がしてきたわ。

姪っこも毎回出店してるし(いわゆるBLらしい)次回こそ行きたいもんだが、Kさんそれまでに痩せないでよ!10?増の君に会いたいんだから!
2007/08/21(Tue) 12:02 | URL | oha~ | 【編集
>実はそこは老人ホームだったとは!?

西2ホールはねぇ、じつにまったりとしていたよ。ただし東ホールと比べての話だけど。でも本当、ジジババ(っつーても本物の6、70じゃなくて団塊の世代~わしらぐらいのトシの連中ね)多かったよーー。もしかして有明の中で一番平均年齢が高かった地帯だったのかもね。

>Kさんそれまでに痩せないでよ!10?増の君に会いたいんだから!

そうはいかねーよ。やっと現時点で5kg~6kg減になったんだからな。……とかいってもまだまだ大学時代からだと10kg増な訳だが(泣)。
2007/08/21(Tue) 14:53 | URL | tsumire→oha~さん | 【編集
ただいま~(生ぬるく聞き流しといてくれい)
ああ、今年もがおりんとブタコを連れて行ってくれてありがとう。(思いつきで名前を決めた割には覚えていた自分にびっくり)
年寄りが多かった今年はコミケデビューのチャンスだったのかも。惜しいことした。
しかし甥っ子がどうやらオタクらしく(家族の証言より。正統派アキバ系らしい。「萌え」とるらしいですわ)、今年行く予定もないのに、19日に「あーあ、コミケも今日で終わりかぁ」とがっかりしていたらしい。来年当たり彼がわたしを舞踏会へ誘ってくれないかと目論見中。
それにしても、「新刊」の文字がなんとも誇らしげでまぶしいですな。やはり現地で見たかった・・・・・・・・・・
何はともあれ、一年ぶりのコミケ、お疲れ様でした。さ、冬のコミケはもう始まっているのよ。今度こそ計画的に進めましょうね。(ぜってー無理だろうな)
2007/08/24(Fri) 11:21 | URL | suika | 【編集
おかえり~(これまた生ぬるく)。

>年寄りが多かった今年はコミケデビューのチャンスだったのかも。

大丈夫、多分次回もJUNEと創作少女漫画が同じ日程ということはきっと今回と同じような配置になるはずだから、次回もきっと老人率高めのまったりコミケになると思われる。さあ、今から今年の冬コミに甥っ子さんと一緒に参加する準備をしておけ~。……とかいいつつ、12月30日はごく普通のまっとうな奥様には参加しづらいかもしれんが……。

>今度こそ計画的に進めましょうね。

ふっ、今日はまだ計画的に行動しているのだが(一応、構想をねっているだけだがな)、、、、
2007/08/24(Fri) 17:21 | URL | tsumrie→suikaさん | 【編集
今年こそtsumireさんにご挨拶するんだと意気込んで12日に実家に帰りついでに幼なじみの美容師に草薙素子風に髪を切ってもら「これでコミケは万全ね」といたら、この暑さのせいで18、19日は寝込んでしまいご挨拶どころか家から出る事も出来ませんでした。
冬こそがんばります。
2007/08/25(Sat) 10:08 | URL | P子 | 【編集
草薙素子風! そのコスプレ(←コスプレじゃねぇ!)は見てみたかったかも。

でもこの暑さはねぇ……。聞くところによると18日は奇跡的に暑くなかったそうだけど、19日はね、やっぱり無茶苦茶暑かったから体調が万全じゃないと参加できないよね。どうかお大事に。

では、今度は冬に草薙素子風で。
2007/08/25(Sat) 13:09 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
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