ポップコーン先週の土曜日は、子どもの学童クラブ(児童館)で「こども縁日」というイベントがあり、学童クラブに通っている子どもの保護者(父母会)は強制的に駆り出され、私も一仕事してまいりました。このイベントには学童クラブだけでなく、近所の保育園や幼稚園、小学校のPTA、さらには地区の青少年委員会なども協賛して、各種ゲームや食べ物やを運営しているという本物のミニ縁日であり、学童クラブの子ども達は必ず何かの店の担当になることになっていたため、子ども達の気合も相当なものだった。

で、学童クラブ父母会でやるゲームは「カーリングゲーム」で、やかんの底にキャスターをつけて転がし、やかんが止まった場所の点数に応じて景品のポップコーンを渡すというものだった。私の担当はやかんの提出と土曜日の午前中のポップコーン作りだ。やかんは、会社で今回のこの縁日の話をしたらなんと練馬のS嬢が「捨ててもいいやかんがあるから使って」とわざわざ会社に持ってきてくれたものを頂戴した(通勤電車の中、やかん持参のOLなんてそうそういないよなあ)。しかしポップコーン作りの方は初めての挑戦だ。

土曜日の朝はすっかり晴れていて縁日日和で子どもも大喜び。10時前に児童館に顔を出すと、児童館の庭は会場設営の準備の人たちでごったがえしていた。中に入ってリーダーのK先生に挨拶をし、エプロンなどして台所に入ると次々とポップコーン担当メンバーがやってくる。台所には豚汁なら30杯くらいつくれそうな大鍋が3個ならんでいて、早速ポップコーン作りに取り掛かったのだが……。

私「私、ポップコーンって作ったことないんですけど」
Mさん「私も始めて」
Aさん「私も。去年まではSさんがずっと作ってたんだけど、今年は(学童クラブを)卒業しちゃっていないしねぇ」
K先生「私も何年ぶりだろ。このところずっと他の係だったから」
私「でも先生が一番良く知っているから。まずは見本を見せてくださいよ」

ということで大鍋に油を引き、とうきび(とうもろこし)の粒が入った小袋の半分くらい、だいたい鍋底が隠れる程度、重ならないように入れ、塩を少々振って蓋をして、後はひたすら火にかけるだけという単純なものだったのだが、先生も「このくらいでよかったかしらねぇ」と自分に対して半信半疑ながらも見本を見せて、非常に美しいポップコーンの山が一山できた。ここで師匠のK先生がずっと見ていてくれればよかったのだが、師匠は他にも色々忙しくてあっという間に姿を消してしまったので、残された私とMさん、Aさんの3人で始めることにした。

Mさんがこんな感じ?どう?とおっかなびっくり気味で鍋を火にかけて鍋の中のとうきびの音をうかがうのを、最初なので私もAさんもじっと見守る。「さっきK先生はこんな感じで鍋振って(揺すって)たよねぇ」「K先生は鍋からちょっと煙が出てきたくらいでもまだ振ってたよね」「K先生はポップコーンがはじける音がやんだら火を止めていたよね」と素人3人衆は確認しあう。そして出来上がったポップコーンは……少しこげていたのだった。「初めて作ったんだしね」とお互い慰めあいながら、今度は私もAさんもチャレンジ。最初の作品はAさんはやっぱり焦げ目多く、反対に私はポップコーンになりきらないとうきび粒が多めに残ってしまう出来だった。

「難しいよね」「去年、Sさんは確かずっと鍋を振り続けていたわ」「そんなことやったら明日あさっては筋肉痛だよ」などと言いながら第2弾に挑戦。他の人が休み休み鍋を振るのを見ながら、試しに火加減と鍋の中の音に注意しながらずっと鍋を揺らし続けてみる。ずっと揺らしているせいか、なかなか鍋の中ではじける音がしない。しかし揺らさずにじっと火にかけていると焦げ臭い不吉な匂いがしてくる。やがて鍋の中でポンポンはじける音がしてほっとするが、私が使っていたカセットコンロの火力が弱いせいかなかなか全部はじけきらない感じ。しかも油断しているとまたもや不吉な匂いもしてくるし。こんなもんか?どうだ?と思いつつ火を止めて鍋のふたを開ける。おお、無事完成。こんどは焦げもなくはじけ残りもなくバッチリ。

「すごい、美しいですよ!」
「素晴らしい、ポップコーンのマエストロですね!」

と他の二人にも絶賛されたせいか、その後いい気になってずっとポップコーンを作り続けたのは言うまでもない。12時近く、やっと目標の量に達してなんとかポップコーン作りが終わったのだが、「これじゃ明日は筋肉痛ですよ」と言う声に、私は「私の場合は明後日(月曜日)かその後だよ」と返して帰宅したのだった。しかしこの話を同僚の練馬のS嬢とNさんに話したところ、「筋肉痛は木曜日あたりに出ると見たね」と言われたのだった。どんだけ~~??
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コメント
いやほんと、きれいなポップコーンだわ。ポップコーンと言えば、わたくしこの月、火曜日と、ネズミの国へ娘にせがまれて一泊で出かけてきまして、シーの方でもランドのほうでも、いやというほどポップコーンを見てまいりました。なんかもう、カレー味だのキャラメル味だの色々あって、しかもどの屋台(多分もっとしゃれた言い方があるんだろうな)も結構の人数が並んでたけど、日本人ってこんなにポップコーンが好きだったっけ?
まあでも縁日って言葉は子供だけじゃなく、大人でもちょっとわくわくするもんね。奥様、お疲れ様でした。来年以降も娘さんが卒業するまでポップコーン担当だな。
2007/10/24(Wed) 00:20 | URL | suika | 【編集
>日本人ってこんなにポップコーンが好きだったっけ?

そうだよなー、手軽に作れるからというのはあるというのと、食べている時にうるさい音がしない、値段の割にはかなりかさがあってお得感があるような気がするというのはあるにしても、ねずみーらんどはもちろんのこと、縁日でも映画館でも野球場でも必ずあるもんね。会社でもポップコーンの話をしたらやっぱりねずみーらんどのポップコーンの話になったけど、でもねずみーらんどのポップコーンの場合は入れているオリジナルカップ目当ての人もいるよね、きっと。

>来年以降も娘さんが卒業するまでポップコーン担当だな。

大丈夫、学童はだいたい3年生までだから。……子どもは来年も行くって言ってるが……。
2007/10/24(Wed) 07:00 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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