今日はもう11月2日、何で今更映画版「HERO」という気がしないでもないが、今日は自宅に換気扇掃除の業者の人が来るので会社を休んで待機していたのだ。早めにきて早めに帰ってくれたのだったら午後から会社に行こうと思っていたのだが、残念ながら12時ちょい前にやっと換気扇掃除が終わったので会社に行く気もすっかり失せてしまい、どうせだったら映画を見に行こうということで。

公開からこんだけ時間が経ってしまうと、あちこちで悪評を散々目にしているので期待もせずに見て見たのだが、これが結構面白かったのよ。やっぱりねぇ、キャラが立っているドラマは面白いわ。アベちゃん(阿部寛)もいいし、大塚寧々もいいし、小日向(文世)さんも勝村政信や児玉清もそして「あるよ」の人(田中要次)もみんな懐かしく、そしてキャラが面白い。今回はゲストキャラ?の放火犯・郷田役の古田新太も憎めないキャラだったし、裁判官役で岸部一徳が出てきた時はつい「野口~~」とつぶやいちゃったし(←「医龍2」じゃありません)、東京地検特捜部・黛役の香川照之もよかったしね。

ドラマの展開も(少なくとも城西支部内でのやりとりは)リズミカルでテンポがよくって小気味いい。それに随所随所での小道具の使い方がうまいよなあ。もちろんね、テレビのドラマを見ている事を前提とした作りになっているから、1本の独立した映画としてはどうかと思うけど、今までのシリーズを見てきたファンには非常に楽しめる内容だったと思う(参照:2006年7月4日「HERO特別編」)。

ただそのファンにとっても、ファンサービスの一環としか思えないテレビ版スペシャルの登場人物(中井貴一、綾瀬はるかなど)のシーンは余計だと思う。1本の映画として、独立した作品として誰がいつ見てもそこそこ楽しめるものにするのだったら、ああいうあきらかに余計なシーンはすっぱり削除して、話がより一本筋が通った物にしておいた方がいいと思うなあ。あと、刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)対中卒の検事・久利生公平(木村拓哉)の対決シーンがなあ……、ぜーんぜん敏腕じゃないじゃーん、幸四郎。そりゃ色々「まっすぐ」な久利生の姿に若き日の自分を重ねて物思うところがあるにせよ、もっと突っ込むところはどんどん突っ込んで、それにビシバシ応戦して行った方がもっともっと面白く引き締まった作品になっただろうに。あれじゃ、だめだよ、幸四郎(←幸四郎のせいじゃありません)。

ただね、私はこの作品は完全なるファンタジーとして楽しんだので、あまり深くは突っ込まない事にいたしました。だってね、まず6年も経っているのに古巣(東京地検・城西支部)に戻ったら公務員?である前のメンバーが前の立場のままそのまま残っているなんて、まずあり得ないでしょ。それに検事はとにかく無茶苦茶忙しくてしかも事務仕事が90%だって聞いていたのに、久利生が担当している傷害致死事件の証拠集めのためにみんな(ほぼ全員!)外に出て、証拠集めに奔走だなんてありえないでしょ。タモリ(花岡練三郎役・森田一義)もイメージが何より大事な代議士役なのに法廷でもずっとサングラスかけっぱなしだなんてまずありえないでしょ。こんな感じでリアリティを求めたらあり得なさそうな事だらけなんだから、この際これはファンタジーなんだから、と細かい事は気にしないことにしないと。

まあそんなわけで私は楽しめたけど、でも映画館で観る必要があったのか?と聞かれたら、他の人には「DVDになってから見れば?」とオススメしておきます。でも私は映画は映画館で見たいし、それにテレビドラマだって余計な雑念なしに見ることができるなら、つまりテレビドラマみたいに途中でCMが入ったり、子どもに邪魔されたり、新聞屋の集金や宅配便のコールや、洗濯機の脱水が終了した音や、炊飯器の炊きあがったと言う合図の音や、隣の家のスポーツ中継を大声で応援している声などに邪魔される事なく見ることができるなら、やっぱりその方がいいと思うしね。

あ、そういえば。一番最後のシーンはどうかな?(余計なんじゃないかなー)と私は思ったけど、それよりも韓国パート(噂のイ・ビョンホンの出演時間、ほんとに短っっ!)で多分麻薬密売犯が顧客名簿と思われるデータをキムタクだか松たか子だかの服のポケットに入れたままそれがその後どうなったのか描かれなかったので、もしや映画版「HERO part2」を作るつもりか!?と思ったのだが……もちろん、それはないよな??
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ジャンル:日記
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