羽衣ミシン今月のチャレンジ本(1月1日「忘備録:1月発売のコミック新刊ラインアップ」)第1弾として「羽衣ミシン」(小玉ユキ、フラワーコミックス)を買ってみた。確か「このマンガがすごい!2008」(宝島社、580円)のオンナ編ベストテンに入ってたはずと思って見て見たら14位だったよ。まあ、いいけど。

物語は橋の工事足場でひっかかっていた白鳥を助けた陽一の元に、その白鳥である(人間の女性の姿の)美羽が「今日から陽一さんの妻になりました」とやってくるというもの。話はまんま鶴の恩返しなので読者も最後はどうなるのかしょっぱなから想像できてしまうのだが、今時の少女漫画の絵柄ながら、懐かしい感じがする作品だと感じるのは、昔話がベースになっているからと言うだけじゃないと思う。

私が読んでいて思い出したのは、一条ゆかりのデビュー作「雪のセレナーデ」と太刀掛秀子のデビュー作「雪の朝」だ。どちらも確か雪の精の女の子と主人公の男の子のラブストーリー。この作品に懐かしさを感じるのは、こういう古典的な少女漫画の原点がここにあるからのような気がするな。まあ、それだけでなく、とても静かで美しい物語でございました。

ところで「このマンガがすごい!2008」のオンナ編第13位「テレプシコーラ」の解説を読んでいたら、「少女マンガとは、女子が思春期を乗り切るための舟のようなではないだろうか」と書いてありましたよ。うーんんん、と……。渡りきってもまーだ舟に乗っている場合はなんと言えばいいのか?
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テーマ:日記
ジャンル:アニメ・コミック
コメント
ええーーっっ、一条ゆかりのデビュー作、覚えてるの?すげぇー。わたしは「デザイナー」くらいからしか記憶がないなぁ。太刀掛秀子はなんか暗いってイメージがあって苦手だった。(多分「花ぶらんこゆれて」のイメージが強すぎたためと思われる)
まだ船に乗ってるってことは、思春期真っ最中ってことじゃないのぉ?で、そのまんま更年期にも突入すると。その船からは多分一生降りられないな。つか、もう船頭になってるんじゃ?
2008/01/14(Mon) 23:44 | URL | suika | 【編集
>一条ゆかりのデビュー作、覚えてるの?

覚えているよ~。確か昭和43年あたりの2月号か3月号のりぼんに載っていたよ。他にも山岸涼子のデビュー作(レフトアンドライト)とか和田慎二のデビュー作(パパ!)、美内すずえ(山の月と子だぬきと)とか、リアルタイムで見てあらかた覚えているな(本当に無駄知識……)。

>まだ船に乗ってるってことは、思春期真っ最中ってことじゃないのぉ?

渡っている川が思春期という名の川ならばな。多分、その川の下流か支流にもしかすると更年期という川があるのかなー。じゃあまだまだ舟に乗ってても仕方ないよね(開き直り?)。
2008/01/14(Mon) 23:56 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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