去年の10月に関連会社から私が今いる部署に戻ってきたM君には、ちょっとやそっとの変人ぶりには驚かない私でも色々驚きの連続だ(2007年10月1日「だったら顔がいいほうがいいに決まっているでしょ」)。体が弱そうにはまったく見えないのにしょっちゅう会社を休むとか、来たら来たで他の人の仕事の邪魔になるレベルの独り言がとにかくうるさいとか、机の上にどでかいリアルなヒトデの置物が置いてあるとかなんて、もちろん全然「変」のうちには入らないし、紫色とオレンジ色のコートを着ていることにも私は驚かないよ。まあ、派遣のOさん(オヤジあしらいのうまい25歳)なんかはそのコートを着たM君とすれ違った時に「あんな色の服を着ているなんて、もしかして風水にでも凝っているんですかねぇ?」と言っていたが。

でも先日、会社の真ん前まで来ておいて「社員証を忘れたから取りに戻ります」と言って帰ってしまった時は、わしら一同「?????」だった。社員証なんかビルの1Fの窓口で申請すれば代わりの入館証をすぐに出してくれるのである。
大お局様のK池さん「まさか、入館証がすぐにもらえることを知らないってことないよね?」
Y岡さん「あー、ずっと関連会社にいたから知らないってことですか?」
私「んな訳ないじゃん! M君がその社員証入館証の管理担当者なのに」
派遣のOさん「じゃ、何か他の理由でもあるんですかね?」
K池さん「会社に来たくないんじゃないの?」
私「だったら来なきゃいいのに」
Y岡さん「Mさん、本当に変わっていますよね……」

その後Mくんは帰宅して自分の社員証を持って再び出社したのだが、みんなに「なんで入館証を1Fで出してもらわなかったの?」と聞かれて、「だって1F(の人たち)嫌いなんだもーん」と答えて、わしら一同またもやビックラこいただよ。別に社員証を忘れたからと言って説教されるわけでもなし(もちろん何か重要な書類を忘れたとか、M君が極端な完璧主義というわけでもなく)、本当に単純な事務手続きだけなのにその3分の手間(我慢?)を惜しんで2時間かけて帰宅・再出社するヤツの気持ちはわからん。宿題忘れた小学生か?

Nさん「Mくんさ、いつも半袖着ているよね?」
私「え? そうだっけ?」
練馬のS嬢「え? 気がついてないの?」
私「そういえば半袖だったような気もするけど、私、基本的に興味ない人って(本当に、物理的に)視界に入ってこないからさあ、あんまり覚えてないわ」
S嬢「あんなにすぐ近くにいるのに!」
Nさん「でもいくら会社の空調が利いてるっていっても、今の季節に半袖ってちょっといないよね」
私「もしかするとアメリカ人なのかもよ」
S嬢「もしかして長袖を持ってないんじゃないの?」
私「えー、それってアリかなあ? 一応社会人なのに?」
Nさん「M君がスーツ着てるところって見たことある?」
私「……ないかも」
S嬢「じゃあ長袖のシャツもスーツも持ってないんじゃないの?」
私「……長袖はともかく、スーツは去年の10月にここに来た時には着ていたと思う」
Nさん「だいたいM君ってどこの出身なのかね?」
私「なんで?」
S嬢「あー、北海道出身の人は冬場は暖房をガンガンたいて室内では半袖でいるから?」
私「ぎゃーーー、ヤメテ! あんなのが北海道出身だなんて。……あ、でも年末年始休暇明けに「白い恋人」をお土産に持ってきていた……」
S嬢「じゃあ、やっぱり道産子かもよ」

まったくもう、不吉なことを。しかし半袖の謎はすぐに解けたのである。
派遣のOさん「この間聞いたら長袖を持ってないって言ってました」
私「えーー、本当に持ってないの?」
派遣のOさん「自宅にいるよりも会社の方が暖かいから半袖でかまわないそうです」
私「えー、そりゃ東京の普通の家って暖房が貧弱だから確かに会社の方が暖かいだろうけど、会社に来るまでが寒いじゃん。しかもM君の席って、昨日まで空調が壊れていて暖房が全くきいてなかった場所でしょ? なんだ、それ?」
派遣のOさん「わかりませんよねぇ。この間風邪ひいて体調悪いって言っていた時も半袖だったんですけど、さすがに寒かったらしく半袖のシャツの上にホカロンを貼っているのを見たって、K池さんが言ってました」
私「長袖、買え!」

さらに謎だった出身地をこっそりと調べてみたら、なんと熊本出身だったのでわしらは「南の出身だからもしかしたら生まれた時から長袖を着たことがないのかもしれない」「面の皮と一緒に腕の皮も厚くなっているからじゃないのか」とか言っている。そして、先週の雪の日にももちろん半袖を着ていましたよ。もしかして長袖アレルギーか?
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コメント
>「もしかするとアメリカ人なのかもよ」
いや、もしかすると「まいうー」の石ちゃんかも。寒くなった時のアイテムはマフラーだけ!それにしてもそこまで変わっていらっしゃるMさんを雇い続けているtsumireさんの会社、懐が深いねぇ。変わり者って、人の話を聞いてる分にはおもしろいけど、自分のまわりにはいて欲しくないわ。
2008/02/12(Tue) 22:49 | URL | suika | 【編集
>そこまで変わっていらっしゃるMさんを雇い続けているtsumireさんの会社、懐が深いねぇ。

だから私もクビにならずに仕事ができるってもんよ(え?)。
それにしてもM君ね、見た目30代の秋葉によくいるタイプの男子なんだけど(先日飲み会でつい、「2次元キャラを好きそう」とか「アニメキャラの抱き枕を使っていそう」って言っちゃったよ)、この間聞いたら今年48歳だというのにはもっと驚いたよ。しかも入社した時の履歴書の写真と全然変わってないの。彼の場合、もう「変人」じゃなくて「怪物」かも、と思ったよ。
2008/02/13(Wed) 06:45 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
会社って1人や2人必ず変わった人がいますよね。
うちの会社の採用権は社長が握っているんだけど(社長が書類選考から面接までやっているの)当然彼のタイプしか入社しないのでMさん系がゴロゴロ。
社長がMさんタイプだからしょうがないだけどね。
2008/02/13(Wed) 23:44 | URL | P子 | 【編集
>うちの会社の採用権は社長が握っているんだけど

そういえばうちの会社の関連会社の部長のTさん、人事総務部門担当なもんで採用の面接ではお気に入りのかわいい子を入社させ、結局その子と結婚してましたよ。まあ、今ではすっかり尻に敷かれているけど。

>Mさん系がゴロゴロ。

うわーーーん、あんなのが複数いるなんてー。
2008/02/14(Thu) 00:00 | URL | tsumire→P子さん | 【編集
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