昨日の夕方、会社で帰り支度をしてふと携帯を見て見たらメールが来ていたので見てみたら、あの母からだった。母は最近携帯メールの使い方を覚えたらしく、先週は本文が全くないメールをいきなり送ってきたのだが、今回はちゃんと言いたい事だけはよくわかるものだった。

私「うわぁ、うちの母親からきなりメールが来てて一体何事かと思ったら、漢字検定2級合格しました、だって」
大お局様のK池さん「あら、すごいじゃない」
Y岡さん「2級はすごいですよ!」
ここ数年、うちの母親は漢字の検定試験を受け続けていたのだ(2007年1月7日「平穏無事で無病息災で無芸大食な日々」)。
私「わざわざメールして来るなんて、よっぽど嬉しかったのかねぇ」
Y岡さん「そりゃそうですよ」
K池さん「いつまでも勉強しててお母さん、えらいわよ。私なんかもう基本的な漢字も出てきやしなくって」
私「それは私もだよ……」
Y岡さん「ホワイトボードに文字書く時に漢字が出てこないと本当に困りますよね」
K池さん「私、ホワイトボードに文字書くような仕事なんてしてないもーん!」
私「ホワイトボードに書かなくてもさー、伝言メモを残す時にすっごく簡単な漢字が全然出てこなくて、ひらがなばかりでメモ残したことあるよ」
K池さん「漢字って読む事は出来ても書く事出来ない字が多くなってきたわ。憂鬱って字、書けないよ」
Y岡さん「薔薇って字も書けないですね」
私「檸檬、なんて絶対無理」
そういや、私やK池さんのようなババァ事務職ばかりがいるこのフロアのことを、同僚のNさんは「魑魅魍魎地帯」と言ってた事があったっけな。「魑魅魍魎」だなんて、字が書けないどころか、この4文字の順番が入れ替わっていても気がつかないよ!

さてその後、帰宅してから母にお祝いの電話をすると、今度は準1級の試験をうけるかどうか迷っているのだと言う。「だって準1級になると、新聞にも出てこないようなすごく難しい漢字や知らない字ばかり出て来るんだもの。やるだけ無駄じゃないかっていう気もするんだよね」との事だ。でもまあ、限界まで挑戦してみるのもいいかもよとは言っておいたが、メールを出す時は、サブジェクトに本文を書くのはやめた方がいいよ、というのはまだ言っていない。また今回も本文が全くないメールだったのだが、もしかして出した本人はその事に気がついてなかったりするのか?? ちゃんと言ってあげないと「携帯メールって書ける文字数が少ないわね」とか思いこんだりしてしているかもしれないな……。
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テーマ:今日の出来事
ジャンル:日記
コメント
お母さん、えらいなぁ。
私は漢字、読むのも、書くのも弱くてねえ。職場で利用者に本のタイトル言うときに何度恥をかいた事やら。
先日も「四股(しこ)」を「よつまた」と読んで、目一杯軽蔑の眼差しで見られたよ・・・。
でもいいの。だってここはスポーツ振興都市F市!知性と教養には無縁は町だもんね!

「魑魅魍魎」だなんて、この4文字の順番が入れ替わっていても気がつかないよ!
    ↓
憂鬱や薔薇も含めて、それ以前に老眼で見えん。なんか黒っぽい字って感じなだけ!?
2008/02/28(Thu) 22:39 | URL | oha~ | 【編集
>職場で利用者に本のタイトル言うときに何度恥をかいた事やら。

まあ、図書館は特に文字が多い(しかも難しい文字の頻度が高い)職場だから仕方ないよねぇ。私なんか会社内だけで済んでいるからそれほどボロを出さないでいられるけど(と、私が思っているだけかもしれんが)、職場外の人と接する事が多い場所だと大変だよね。

>憂鬱や薔薇も含めて、それ以前に老眼で見えん。なんか黒っぽい字って感じなだけ!?

まいっちゃうよね。文庫本コミックや漫画評論本の中で引用されているコミック図版で読めない(判読できない)文字があったりするんだもん。とほほ。
2008/02/28(Thu) 23:50 | URL | tsumire→oha~さん | 【編集
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