番線昨日花見の帰りに本屋に立ち寄って目にしたこの本、「番線―本にまつわるエトセトラ」(久世番子、UNPOCO ESSAY COMICS、672円)だが、そういや「暴れん坊本屋さん」の連載は終わったみたいだけどなんか似たような話は連載していたみたいだったよなあ、と思いつつ買ってみた。「暴れん坊本屋さん」は本屋さんネタの話だったが、今回のこの本はもっと幅広く「本にまつわるエトセトラ」っつーことで、本の貸し借り問題や漫画作品につくアオリ文句についてとか、保存図書の修復や書籍の校了係とか教科書ネタとか本当に幅広く色々なネタが詰まった1冊。まあ「暴れん坊本屋さん」ほどはじけてないような気もしなくはないけど(マジメなネタなんかちゃんと取材して描いているもんね)、久世番子のあのオバQみたいなキャラも健在で、楽しく読める1冊でした。

イカサマアシスタントへの道そして「番線」の隣に並んでいたのがこの「イカサマアシスタントへの道」(志々藤からり、UNPOCO COMICS、672円)だが、私はウンポコを読んでないのでどういう内容なんだかわからず(最近はどこもビニールパックがけしてあるから全然中身を確認できやしねぇ)、タイトルからちょっと冒険して買ってみた本。プロの漫画家のへっぽこアシスタントをやっている著者のエッセイコミックなのだが、メイン舞台は全面的に仕事場(つまり漫画家先生の家)なのでハードな裏舞台が描かれていて結構面白い。睡魔と戦う修羅場とか、先生がペン先を注文したらメーカー欠品でどうしても手に入らず実店舗行脚でも(田舎在住なので)数本しか手に入れられなかったために切羽詰まって有明で手に入れた話とか、先生がぶっ倒れた時にやってきた有能な臨時アシとチーフアシとの戦いとか、いやあ、アシさんって本当に大変。根性なしで人付き合いの苦手な私には絶対できない仕事だな。

ブンブン堂のグレちゃんそして一昨日買ったのがこれ、「ブンブン堂のグレちゃん 大阪古本屋バイト日記」(グレゴリ青山、イースト・プレス、1,100円)、こちらは10代の頃に古本屋でバイトしていたころの著者の経験を描いた漫画なのだが、……いやあ~、濃いわ~。私はこの手のガロっぽい雰囲気を漂わせた絵は本来非常に苦手なのだが、舞台が古本屋ということもあり、また主人公であるグレちゃんを始めとして出て来るキャラ達の濃さくどさからちょっと目がはなせない。しかし見れば見るほどうまいんだかヘタなんだかよくわからない絵だなあ。まあ、そこら辺は求められてないのかもしれないけど。

ああああ、今日は衣替えをする予定だったのに、また漫画を読んでしまったあ~~(そして衣替えはまったく進んでない。先々週クリーニング屋に出したダウンコートは引き取ってもまだしまうところが出来てないから、引き取りに行けないでいる有様だ)。ら、来週こそはなんとかしたい……。
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コメント
わたしとしては、「イカサマアシスタントへの道」が興味あり。著者がこの本以外にちゃんとした(?)本を出しているのかどうか知らないけど、本道で売れる前に、こういう内情ものでデビューということも、今の時代はありなのね。(昔は売れっ子作家が、過去を振り返って、アシスタント時代のものを書いてたような気がする。それでは時間的にリアルさに欠けるってことか)

>ああああ、今日は衣替えをする予定だったのに、また漫画を読んでしまったあ~~
ああ、もはやこれも季節の風物詩かも。

>来週こそはなんとかしたい……。
奥様、来週も新刊漫画は出てるよ。


2008/03/31(Mon) 08:32 | URL | suika | 【編集
>著者がこの本以外にちゃんとした(?)本を出しているのかどうか知らないけど

シリアスっぽい本が1冊出ているみたいだけど……Amazonの書評を見てもそのシリアスな話に描かれるカップルとやらがBLカップルなのかノーマルカップルなのか区別がつかない時点で私的にはダメダメかもしれん。

まあ、今はエッセイコミックっつージャンルが確立されちゃってるしな。

>奥様、来週も新刊漫画は出てるよ。

新ドラマも始まっちゃうんだよね(遠い目)。でもそれじゃあクリーニング屋に預けたダウンコートをいつまでたっても引き取りにいけないよっっ!
2008/03/31(Mon) 22:14 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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