半田健人については前にも書いたことがあるが(2007年9月8日「NHK、二つの阿久悠特集番組」)、今朝、半田健人が出演した先週分の「ストリーム/コニシ倶楽部・ビル見学編」を聞いて、もしかして半田健人の適性職業って俳優とか特殊分野のコメンテータではなく、宗教家じゃないのか?と思いましたよ。

「ストリーム/コニシ倶楽部・ビル見学編」ではメインの小西克哉と進行役の桐畑トールが西新宿高層ビル群を回ってビルマニアの半田健人に話を聞くというものだったのだが、半田健人(23歳)の解説に小西克哉(53歳)と桐畑トール(35歳)がいちいち「ほぉ~」と感心するほどのマニアっぷり。しかもすごくわかりやすい。例えば京王プラザビルがいかに優れた建物であるかということを解説していたのだが。

半田「いいビルの条件のうちに僕の一つに直方体、きわめて立方体であるということも(ある)」
小西「じゃあ国連ビルなんかはOK?」
半田「国連ビルなんかOKですよ」
小西「典型的なマッチ箱で直方体で」
半田「そうですね、だから逆にニューヨークで言うとエンパイヤーステートビルなんかはちょっと反則なんですよ」
小西・桐畑「反則!」
半田「反則。視覚的に高く見えちゃうんですよ、先が細くなっていると。実力がわからない」
小西「あれ、先がとんがっていないとキングコングがつかまれないんだよ」
桐畑「あのー、ちょっと待って、それはなんとなくわかるんですが、ビルの実力がよくわからないと言うのに僕ひっかかりまして。高さがやっぱり実力の一つ?」
半田「先っぽを細くするのはいわばドーピングです」
桐畑「なるほど! そりゃダメだ、ドーピングなら」
小西「出場停止だよ」
桐畑「そうですね!」

素直にまっすぐ伸びた四角いビルこそ優れたビル、でも先が細くなっていてちょっと背伸びしているようなビルはドーピングだって。なんとなくこれで納得させられちゃってるし。このあと住友ビル(三角ビル)に行くと、当時の新宿は今の六本木みたいなもんだったという半田の解説にまたもや感心する二人。

小西「これも古いよ」
半田「これも古いんですが、多分、一見古く見えない感じがしませんか?」
桐畑「見えないですね」
半田「これはある種、都庁が建ったことによりデトックス効果があった」
小西「へぇー?」
半田「アンチエイジングしちゃったんですね」
桐畑「ほぉ」
半田「あのー、色の系統が一緒なんで。これ、シルバーの色なんですね、住友三角ビルと言うのは。あれ(都庁)が建ったことにより調和しちゃったんですね、変に。変な調和があったために(古く見えない)」
桐畑「時代が全然違うのに? この建った」
(中略。ビルが建った当初、小西克哉がここがデートスポットだったというと)
半田「今は単純にもうビジネス街でしかないんですけど、当時は本当、六本木ヒルズぐらいの勢いはありましたよね」
小西「あったあった、副都心、開発だから」
半田「ましてやその、60年代末から70年代あたまは新宿が熱い時代だったんですね」
小西「はいはいはい、そうそうそう!」
半田「何かというと演劇にしても学生運動にしてもやっぱり新宿というのは拠点になっていた、ディスコにしても。だからそんな中、新宿をちょっと西に行くとこういう新しいランドマークが出来ていたという」
桐畑「へぇー」

ドーピングの次はデトックス効果でアンチエイジングときたよ。しかも自分が生まれてもいない70年代を語って53歳の小西克哉が深くうなづいているという。そしてこのあとに行った三井ビルでは階数がはっきりとわかる造りのビルになっていることを評価して、そうじゃないビルを「損している」とか言っちゃってるし。ビルとして損しているって、あなた。こうしてこのコーナーの終わりには小西克哉と桐畑トールの二人は半田健人の布教にすっかりビルマニア化してるし。

まあそんな訳で、この話しっぷり、わけわからないけど説得力ある(あるような気がする)内容、そして聞く人を感化させてしまうそのわかりやすさからこの人に一番あっている仕事はもしかして宗教家なんじゃないのか?とか思ってしまった次第だ。いやあ、半田健人といえば「仮面ライダー555」でデビューした平成イケメンライダーの一人で、他のイケメンライダーは要潤といいオダジョーといい葛山信吾といいごく普通に俳優としての道を行っているのに、半田健人は23歳にしてマニアのカリスマ。でも本当は「秘密」(東野圭吾)みたいに、若い子の体に年寄りの心が入ってたりするのかもしれない。
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コメント
へぇぇ、「秘密」って、そういう話なのか。
わたしが最近みた半田健人は、「めちゃイケ」の抜き打ちテストでよけいな薀蓄たれたので、正解だったにもかかわらず、岡村に回答を△にされてた。この人、なんでこんなに昭和が好きなんだろうね。こんな人と「ALWAYS 三丁目の夕日」とか一緒に見に行ったら、横でぐちゃぐちゃ説明されそうで(しかもこちとらその時代を生で生きてきてるのに)、いらつきそー。でもまぁ、確かに色んなことよく知ってるわ。オタクって、こ・わ・い。(あるいは日本のダライ・ラマか)
2008/04/22(Tue) 22:26 | URL | suika | 【編集
>へぇぇ、「秘密」って、そういう話なのか。

そういう話……うーむ、えっとー、最初にわかることだからネタバレでもないと思うけど、自動車事故にあった母娘のうち母親の方が死んだのに実は母親の心が同乗していた娘の体の方に入っていた、という話じゃなかったかな。ちなみに同じ著者の「スキップ」は自分の心が20年後にスキップしてしまう(20年間の記憶がないのに体は20歳年を取っていた)話、「ターン」は時間が止まる話だったかな??

半田健人は確かに横で蘊蓄たれられたらうざそうだけどねえ、まあ横で直接解説を聞くことなんざ絶対ないから安心してみていられるしな。
2008/04/23(Wed) 07:08 | URL | tsumire→suikaさん | 【編集
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2008/04/23(Wed) 23:18 | URL | インフォ | 【編集
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